JP2005032139A - 介護支援用情報処理手段および看護支援用情報処理手段、ならびに介護または看護支援システム - Google Patents

介護支援用情報処理手段および看護支援用情報処理手段、ならびに介護または看護支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、介護人側コンピュータから送られた音声信号を聞いた被介護人が、情報処理手段に接続される被介護人側端末装置から音声信号を返信し、その音声信号および/または文字列データを記憶することにより、各種介護サービスが可能な介護支援用情報処理手段。
【解決手段】 自動選択手段は、予め設定された時間毎に、音声録音手段に録音されているメッセージおよび電話番号を順次選択する。第1の送受信手段は、前記メッセージを電話番号の被介護人に送信するとともに、被介護人のメッセージに対する返答を受信する。情報判定手段は、前記受信した個人別情報更新手段の新しい情報と、個人別情報記憶手段に記憶されている過去何回かの情報を比較し、判定する。介護人側コンピュータは、前記判定結果を抽出して、実際に、被介護人の所に介護に行く必要があるかどうかを判断することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、介護人側または看護人側コンピュータから送られた音声信号を聞いた被介護人または被看護人が、情報処理手段に接続される被介護人側または被看護人側端末装置から音声信号または音を返信し、その音声信号、音および/または文字列データを記憶することにより、各種介護または看護サービスが可能な介護支援用情報処理手段または看護支援用情報処理手段に関するものである。
また、本発明は、介護人側または看護人側コンピュータ、情報処理手段、および被介護人側または被看護人側端末装置からなる介護または看護支援システムに関するものである。
本発明は、直接またはウエブを介して接続できる介護(看護)人側コンピュータ、前記介護(看護)人側コンピュータと接続できる情報処理手段、あるいは前記情報処理手段に接続する被介護人(被看護人)側端末装置の3者が一体となって各種介護(看護)サービスが可能な介護または看護支援システムに関するものである。
本発明でいう「端末装置」とは、固定電話機、携帯電話機、コンピュータ機能を有する電話機、携帯情報端末(PDA)、移動無線機、コンピュータ等、その他音声や音を送受信することができる電気通信機械器具である。本発明でいう「音声信号」とは、文字列、数値データ、声紋、あるいはアナログ音声信号、デジタル化された音声信号、デジタル化により圧縮された音声信号等広い意味のものを含む。
介護(看護)人は、被介護(被看護)人に対して、常時面倒を見ることは労力や時間等の関係により実現が難しい。一般的に、一人の介護(看護)人が何人を担当できるかは、介護(看護)の質と大きく関係する。そこで、近年、携帯電話や無線通信技術を用いた介護支援用情報処理手段が考えられてきた。
特開2002−203287公報の移動体通信端末を利用した介護支援用情報処理手段および介護支援方法は、無線による通信技術を介護支援に応用することで、介護支援の効率化と迅速化を図るものである。
前記公報の発明は、建物内の要介護者の情報を検出する検出手段と、この検出手段による検出情報を文字情報や画像情報として処理し、管理サーバを経由して携帯電話機に送信するためのコントローラおよびパソコンとを備えて居り、情報を受信した携帯電話機において、住宅の要介護者の様子を把握可能とするものである。
特開2002−152334公報の介護用無線電話機は、被介護人に異常が生じたときのみ、自動的にその異常の発生を介護人へ通知する。前記公報の発明は、内蔵されているメモリに、音声メッセージを送出する時刻と、設定された時間毎に読み出される音声メッセージデータと、自動発呼が行われる際の着信先電話番号が蓄積される。
無線電話機の制御部は、設定された時間毎にメモリから音声メッセージデータを読み出して、読み出されたデータをスピーカから音声メッセージとして送出し、当該音声メッセージを送出後、音声メッセージに対応する応答信号を被介護人が当該無線電話機へ入力したか、否かを判定し、該応答信号の入力が無かったときにだけ、着信先電話番号に自動発呼を行う制御を実行する。
特開2002−203287 特開2002−152334
前記特許文献1および特許文献2に記載された発明は、携帯電話機あるいは移動無線機以外に、被介護人を監視する機器やその他の制御機器を必要とするものである。介護や看護を必要とする者にとって、無線電話機の操作が困難である。無線電話機を上手に操作できる者は、介護または看護が不要である場合が多い。介護または看護を必要とする者は、自動的にかっかて来た電話に対して応答するか、あるいは緊急ボタンのようなものを押して話をする程度の行動しかできない場合が多い。
以上のような課題を解決するために、本発明は、直接またはウエブに接続できる介護側または看護側コンピュータ、情報処理手段、前記情報処理手段に接続する被介護人または被看護人側端末装置から構成される介護または看護支援用情報処理手段、介護または看護支援システムであり、設定された時間毎に、被介護人または被看護人当てにメッセージを送り、そのメッセージに対応する返答の内容、言葉の強さ、話する内容等を前回の情報と比較することにより、緊急の介護または看護が必要であるか否かを知ることができる介護または看護支援用情報処理手段、および介護または看護支援システムを提供することを目的とする。
本発明は、前記被介護人または被看護人からの音声信号や音が音声認識された文字列データおよび/または前記音声信号を基にして、被介護人または被看護人の日々の状況を把握することができる介護または看護支援用情報処理手段、および介護または看護支援システムを提供することを目的とする。
本発明は、前記音声認識手段が設けられた情報処理手段を使用することにより、介護または看護が必要な被介護人または被看護人を優先的に介護または看護し、それ程介護または看護を必要としない被介護人または被看護人に対しては、メッセージを用いた会話によって元気付けることができる介護または看護支援用情報処理手段、および介護または看護支援システムを提供することを目的とする。
本発明は、介護人または看護人側コンピュータと音声認識手段等を含む情報処理手段を上手に使用することで、一人の介護人または看護人が多くの被介護人または被看護人を介護または看護することができるだけでなく、本当に介護または看護が必要な被介護人または被看護人に対する質を向上させることができる安価な介護または看護支援用情報処理手段、および介護または看護支援システムを提供することを目的とする。
本発明は、高価な音声認識手段等を設けた情報処理手段に多くの被介護人または被看護人側端末装置を接続することで共有できるため、質の高い介護または看護のみならず、安価な介護または看護支援用情報処理手段、および介護または看護支援システムを提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明の介護支援用情報処理手段は、予め決められたメッセージが録音されている音声録音手段と、複数の被介護人の電話番号が記憶されている電話番号記憶手段と、前記電話番号記憶手段に記憶されている電話番号を自動的に選択する自動選択手段と、前記自動選択手段によって選択された電話番号の被介護人側端末装置に前記音声録音手段に録音されている少なくとも一つのメッセージを送信し、被介護人の返答を受信する第1の送受信手段と、前記第1の送受信手段によって受信した音声信号および/または音の最新情報を記憶する個人別情報更新手段と、前記音声信号および/または音の過去の情報、または予め登録された情報を記憶する個人別情報記憶手段と、前記個人別情報更新手段と前記個人別情報記憶手段に記憶されている情報を比較・判定する情報判定手段と、前記情報判定手段で判定された情報を抽出し、介護人側コンピュータに送信する第2の送受信手段と、を少なくとも備えていることを特徴とする。
(第2発明)
第2発明の介護支援用情報処理手段は、予め決められた第1のメッセージが録音されている第1音声録音手段と、複数の被介護人の電話番号が記憶されている電話番号記憶手段と、前記電話番号記憶手段に記憶されている電話番号を自動的に選択する自動選択手段と、前記自動選択手段によって選択された電話番号の被介護人側端末装置に前記第1のメッセージを送信し、被介護人の返答を受信する第1の送受信手段と、前記第1の送受信手段によって受信した音声信号および/または音の最新情報を記憶する個人別情報更新手段と、前記音声信号および/または音の過去の情報、または予め登録された情報を記憶する個人別情報記憶手段と、前記個人別情報更新手段と前記個人別情報記憶手段に記憶されている情報を比較・判定する第1情報判定手段と、前記第1情報判定手段によって判定された情報に基づいて被介護人側端末装置に送る第2のメッセージが記憶されている第2音声録音手段と、前記第1の送受信手段によって受信した第2の音声信号および/または音の最新情報と、過去の情報または予め登録された情報とを比較・判定する第2情報判定手段と、前記第1情報判定手段または第2情報判定手段で判定された情報を抽出し、介護人側コンピュータに送信する第2の送受信手段と、を少なくとも備えていることを特徴とする。
(第3発明)
第3発明の介護支援用情報処理手段において、第1の送受信手段によって受信した音声信号は、音声認識手段によって文字列情報に変換されることを特徴とする。
(第4発明)
第4発明の介護支援用情報処理手段において、個人別情報を比較・判定する情報判定手段は、音声信号のパターンを比較することによって判定することを特徴とする。
(第5発明)
第5発明の介護支援用情報処理手段において、予め登録された情報は、介護にとって必要性の高い言葉および/または音からなる特定情報であることを特徴とする。
(第6発明)
第6発明の介護支援用情報処理手段において、第2の送受信手段は、情報判定手段によって、前記特定情報であると判断された場合、介護人側コンピュータにアラーム情報を送信することを特徴とする。
(第7発明)
第7発明の介護支援用情報処理手段において、被介護人側端末装置から送信された音声信号および/または音は、前記情報処理手段における被介護人別録音手段に記憶されることを特徴とする。
(第8発明)
第8発明の介護支援システムにおいて、介護人側コンピュータは、前記情報抽出手段から個人別情報を抽出して、データを処理するデータ処理手段を有することを特徴とする。
(第9発明)
第9発明の介護支援システムにおいて、介護人側コンピュータは、前記情報処理手段に設けられている個人別情報記憶手段に音声信号が記憶されているか否かを自動的に調べることができることを特徴とする。
(第10発明)
第10発明の介護支援システムにおいて、被介護人側端末装置は、常時前記情報処理手段に接続されていることを特徴とする。
(第11発明)
第11発明の介護支援システムにおいて、被介護人側端末装置および/または情報処理手段は、ウエブに接続されていることを特徴とする。
(第12発明)
第12発明の介護支援システムにおいて、被介護人側端末装置は、電話機能とウエブまたは電話に接続する単機能のみからなることを特徴とする。
(第13発明)
第13発明の介護支援システムにおいて、ウエブまたは電話に接続する単機能は、モジュールとして前記被介護人側端末装置に別体または一体として設けることができることを特徴とする。
(第14発明)
第14発明の看護支援用情報処理手段は、看護を目的としたことを特徴とする第1発明ないし第7発明を引用する。
(第15発明)
第15発明の看護支援用情報処理手段において、第1発明および第2発明における介護人側コンピュータは、看護人側コンピュータであることを特徴とする。
(第16発明)
第16発明の看護支援用情報処理手段において、第1発明および第2発明における被介護人側端末装置は、入院患者または在宅患者の端末装置であることを特徴とする。
(第17発明)
第17発明の介護または看護支援システムにおいて、介護人側または看護人側コンピュータ、前記情報処理手段、および前記被介護人側または被看護人側端末装置は、同じ建物内または同じ敷地内の建物において使用されることを特徴とする。
本発明によれば、介護人側(看護人側)コンピュータ、情報処理手段、および被介護人側(被看護人側)端末装置により、契約された被介護人(被看護人)の状況および状態の把握が容易にできるとともに、介護(看護)が緊急であるか、後に行けばよいか、あるいは行く必要がないかを判断することができる。そして、介護人側(看護人側)および被介護人側(被看護人側)は、情報処理手段によって、高価なソフトウエアやデータを利用することができる。
本発明によれば、介護人側(看護人側)は、一人の介護人(看護人)が多くの被介護人(被看護人)を受け持つことが可能であり、必要なデータを容易に得ることができるため、質の高い介護(看護)を行うことができる。
本発明によれば、被介護人側(被看護人側)は、定期的に声を掛けられるため、元気になるとともに、緊急時や必要なメッセージを送ることができるため、被介護人(被看護人)の保護者も安心していられる。
本発明によれば、介護人側(看護人側)コンピュータは、被介護人(被看護人)別録音手段に録音された音声信号の中の単語を自動的に検索して、緊急を要する被介護人(被看護人)のメッセージにアクセスすることができる。
(第1発明)
第1発明の介護支援用情報処理手段は、デジタルデータおよびアナログデータを処理することができるものであり、第1の送受信手段によって、被介護人側端末装置に接続され、第2の送受信手段によって介護人側コンピュータに直接またはウエブを介して接続されている。前記第2の送受信手段は、不正なアクセスを防止する認証手段を設けておくことができる。
前記情報処理手段は、メッセージが録音されている音声録音手段と、被介護人それぞれの電話番号が記憶されている電話番号記憶手段と、前記電話番号を自動的に選択する自動選択手段と、被介護人に前記メッセージを送ると同時に、被介護人の返事を受信する第1の送受信手段と、前記文字列データおよび/または音声信号の最新情報を記憶する個人別情報更新手段と、過去の情報または予め登録された情報を記憶する個人別情報記憶手段と、更新された情報と過去の情報または予め登録された情報を比較・判定する情報判定手段と、前記情報判定手段の判定結果または個人別情報記憶手段に記憶されている情報を抽出する情報抽出手段とから少なくとも構成されている。
前記音声録音手段は、前記被介護人に送信する予め決められたメッセージが録音されている。前記メッセージは、複数録音することができ、必要に応じて、介護人側コンピュータから選択することもできる。電話番号記憶手段は、契約された複数の被介護人の電話番号が記憶されている。
自動選択手段は、たとえば、予め設定された時間毎に、前記音声録音手段に録音されているメッセージを選択すると同時に、前記電話番号記憶手段に記憶されている電話番号を順次選択する。第1の送受信手段は、前記選択されたメッセージを選択された電話番号の被介護人に送信するとともに、被介護人のメッセージに対する返答を受信する。
個人別情報更新手段は、音声データまたは音を前記第1の送受信手段によって受信した後、最新情報を常に記憶する。
個人別情報記憶手段は、前記文字列データおよび/または音声信号の過去の情報を次々と記憶し、不必要な過去の情報を順次オーバーフローさせる。情報判定手段は、前記個人別情報更新手段の新しい情報と、前記個人別情報記憶手段に記憶されている過去何回かの情報または予め登録された情報、たとえば、「頭痛」、「熱」等を比較・判定する。
また、前記個人別情報記憶手段の代わりに、標準の情報を予め記憶する情報記憶手段を設けておくと、前記情報判定手段は、被介護人の話の内容(文字列データ)、音声信号の高低、長さ、音圧(パターン)等と、前記標準のものとどの程度異なるか否かを判定することができる。情報抽出手段は、前記情報判定手段によって、いつもと異なった状態の情報を抽出することができる。介護人側コンピュータは、第2の送受信手段によって送信された前記情報抽出手段の情報を受信して、実際に、被介護人の所に介護に行く必要があるかどうかを判断することができる。
所定時間毎に接続される被介護人側端末装置は、前記第1の送受信手段によって予め録音されたメッセージが受信される。被介護人は、前記メッセージを聞いて、介護人との会話を行うことができる。また、介護人は、第2の送受信手段によって、被介護人の個人情報を抽出して、各種介護サービスに使用することができる。
前記情報処理手段から所定時間毎に、電話番号にしたがって、メッセージを被介護人宛に送ることができるので、介護人は、少ない人数で多くの被介護人の介護を行うことができ、本当に必要な被介護人にのみ、訪問による質の良い介護を行うことができる。
(第2発明)
第2発明の介護支援用情報処理手段は、第1のメッセージが録音されている第1音声録音手段と、第2のメッセージが録音されている第2音声録音手段と、前記第1のメッセージによる応答を判定する第1情報判定手段と、第2のメッセージによる応答を判定する第2情報判定手段を備えている点でのみ、第1発明と異なっている。
すなわち、第2発明の介護支援用情報処理手段は、第1のメッセージでは充分でない対話を第2のメッセージによって行うことにより、被介護人の状態あるいは状況を正確に把握することができる。第2のメッセージは、第1のメッセージによる返答によって異なるメッセージが自動的に選択されることにより、幅の広い介護を行うことができる。また、被介護人は、録音されたメッセージでありながら、介護人本人と会話をした気持ちになり、元気が出る。
さらに、第1のメッセージおよび第2のメッセージは、一つではなく、複数のメッセージを録音しておき、介護人側コンピュータにより、その日や被介護人に適したメッセージを選択することもできる。
(第3発明)
第3発明の介護支援用情報処理手段は、第1発明および第2発明において、音声認識手段を必須として設けている。前記第1の送受信手段によって受信された音声信号は、音声認識手段によって文字列データに変換されるため、前回の文字列データと比較して、被介護人の状態を正確に把握することができる。
(第4発明)
第4発明の介護支援用情報処理手段は、情報判定手段によって、最新情報と過去の情報とを比較・判定する際に、音声信号のパターンを用いて比較することができる。たとえば、被介護人の体調は、前記音声信号のパターンを見れば、縦軸方向の高さが低く、横軸方向の長さが前回より長くなっている場合等で見分けが付く。
異なった数種のメッセージに対する応答は、さらに、前記音声信号のパターンの変化を複数から見ることができるため、被介護人の体調や気持ちを理解することができる。介護人は、被介護人の落ち込みを早く知り、訪問して慰めることができる。
さらに、最新情報と予め登録された音声信号とを比較・判定することができる。たとえば、被介護人の体調が悪かったときの音声信号を登録しておくことにより、最新の音声信号が登録された音声信号とパターンが類似している場合等で被介護人の体調が悪いことを把握することもできる。
体調が悪いときの音声信号は、不明瞭な発音のことが多く、音声認識手段によって文字列データに変換すると正しく変換されないことも考えられるが、第4発明の方法では文字列に変換される前の音声信号どうしの類似を判定するため、不明瞭な発音にも対応することができる。
(第5発明)
第5発明は、予め登録された情報として、介護の必要性が高いと思われる用語、たとえば、「呼吸」が「苦しい」、手足が「しびれる」、頭が「痛い」、「ああっ」、「ううっ」がある。これらの用語は、情報判定手段によって、判定され、情報抽出手段および第2の送受信手段によって、介護人側コンピュータで受信することができ、介護を直ちに行うようにする。
音声信号が不明瞭な発音の場合には、音声信号を文字列に変換せずに、予め登録された用語の音との類似を判定することができる。たとえば、文字列に変換すると「偉大」と変換されてしまう音声信号に対して、「痛い」と音が類似であると判定することもできる。
(第6発明)
第6発明の介護支援用情報処理手段は、前記情報判定手段によって、被介護人が前記用語を発声していると判断した場合、第2の送受信手段からアラーム等を自動的に発生させるようにして、被介護人の緊急事態を介護人側に早く伝えることができる。
(第7発明)
第7発明の介護支援用情報処理手段は、介護人側コンピュータが、情報処理手段に設けられた被介護人別録音手段に記憶された個人別情報を抽出することができる。前記介護人側コンピュータは、そのデータ処理手段によって、前記個人別情報をデータ処理し、個人の介護の方針、あるいは契約している被介護人の介護方法等を効率良く、かつ質を向上させることができる。
(第8発明)
第8発明の介護支援システムは、情報処理手段に設けられた個人別情報記憶手段に被介護人の音声信号が記憶されている。介護人側コンピュータは、前記被介護人の音声信号等を抽出して、データ処理手段によってデータを処理することができる。前記データは、介護人が被介護人の状態をいつもの状態と異なることをいち早く把握することができる。
前記介護人側コンピュータは、前記情報処理手段に設けられている個人別情報記憶手段に被介護人の音声信号が記憶されているか否かを所定の時間間隔で自動的に調べることができるようになっている。すなわち、前記介護人側コンピュータは、設定された一定の時間間隔で、前記個人別情報記憶手段を走査することにより、被介護人のメッセージが録音されているか否かを調べる。そして、前記メッセージが緊急のものであると判断した場合、介護人は、被介護人をすぐに訪問することにより介護を行う。
前記個人別情報記憶手段に記憶された音声信号は、介護人側に設けられた介護人側コンピュータの検索機能により、所定の単語のみを抽出することにより、当該被介護人の介護の必要性を早く知ることができる。たとえば、前記単語は、「気持ちが悪い」、「・・・が痛い」、「助けて」等であり、被介護人に対する緊急の訪問が必要であることを知らせていることになる。
(第9発明)
第9発明の介護支援システムは、被介護人側端末装置が常時情報処理手段に接続できる状態になっている。すなわち、被介護人は、自動的に介護人からのメッセージがあり、単に応答するだけである。また、家族や親戚からの電話は、常時接続されている被介護人側端末装置にも接続することができるようにする。
(第10発明)
第10発明の介護支援システムは、被介護人からメッセージを送る場合、たとえば、緊急ボタン等を押すことにより、情報処理手段に接続され、前記情報処理手段に設けられた個人別情報記憶手段にメッセージが録音される。また、被介護人側端末装置と情報処理手段が常時接続されている場合、被介護人側の端末装置から一方行に送られたメッセージは、前記情報処理手段に設けられた被介護人別録音手段に録音されることにする。
(第11発明)
第11発明の介護支援システムは、被介護人側端末装置および/または情報処理手段がウエブに接続されている。たとえば、被介護人側端末装置および情報処理手段は、インターネットプロトコルを使用した、いわゆるIP電話、あるいはADSL等の使用により常時両者間を通信可能状態にすることもできる。
(第12発明)
第12発明の介護支援システムは、被介護人側端末装置がコンピュータを介することなく、電話機能とウエブまたは電話に接続できる単機能の接続手段を備えている。前記被介護人側端末装置は、特別なメモリや情報処理手段が必要ないため、安価なものとなる。
(第13発明)
第13発明の介護支援システムは、被介護人側端末装置がウエブに接続できるでけの単機能を有するモジュールを別体または一体として設けられている。したがって、前記被介護人側端末装置は、前記モジュールを別体または一体として、組み込むことにより、従来の電話機とほぼ同じ大きさのものとなり、被介護人にとって使用し易くすることができる。
(第14発明)
第14発明の看護支援用情報処理手段は、第1発明ないし第7発明における介護を看護に置き換えるものである。介護と看護とは、サービスにおいて、共通する場合が多くあるため、ほぼ同じような構成のもので済む。
(第15発明)
第15発明の看護支援用情報処理手段は、第1発明および第2発明における介護人側コンピュータを看護人側コンピュータと置き換えることができる。
(第16発明)
第16発明の看護支援用情報処理手段は、第1発明および第2発明における被介護人側端末装置を入院患者または在宅患者の端末装置に置き換えることができる。
(第17発明)
第17発明の介護(看護)支援システムは、インターネットを介することなく、コンピュータ、情報処理手段、および被介護人側(被看護人側)端末装置が、同じ建物内または同じ敷地内の建物内で使用できるようになっている。介護人(看護人)は、被介護人(看護護人)の一人一人の所に行って、話かける代わりに、録音された音声信号を送ることにより、実際に行って介護(看護)を行う必要のあるものと、必ずしも必要でない被介護人(被看護人)とを区別することにより、質の高い介護(看護)を期待することができる。
前記被介護人(被看護人)は、電話番号の代わりに部屋番号とベット番号により、識別できる。第17発明は、介護人側(看護人側)コンピュータおよび情報処理手段によって、介護(看護)を行う手間の多くの部分を賄なえるため、介護人(看護人)と被介護人(被看護人)との対話を多くすることができる。
図1は本発明の第一実施例で、介護人側コンピュータ、情報処理手段、および被介護人側端末装置による介護システムを説明するためのブロック構成図である。図1において、介護支援用情報処理手段は、直接またはウエブを介して接続できる介護人側に設けられた介護人側コンピュータ11と、被介護人にメッセージを送るとともに、被介護人の返答した音または音声信号を処理できる情報処理手段13と、前記情報処理手段13に接続できる被介護人側端末装置12とから構成されている。
前記情報処理手段13は、介護人のメッセージが録音されている音声録音手段131と、複数の被介護人の電話番号が記憶されている電話番号記憶手段134と、前記介護人のメッセージおよび被介護人の電話番号を自動的に選択する自動選択手段132と、音声録音手段131の録音を抽出する音声録音抽出手段133と、被介護人に前記メッセージを送信し、返事を受信する第1の送受信手段135と、前記第1の送受信手段135によって受信した音声信号を録音する受信音声録音手段136と、被介護人の返事である音声信号を認識する音声認識手段137と、前記音声認識による文字列データおよび/または前記返事である音声信号の最新情報を記憶する個人別情報更新手段138と、過去の情報または予め登録された情報を記憶する個人別情報記憶手段139と、更新された最新の情報と、前回の返事である過去の情報または前記予め登録された情報を比較・判定する情報判定手段140と、前記情報判定手段140による判定結果、個人別情報記憶手段139の情報等を抽出することができる情報抽出手段141と、介護人側コンピュータ11の認証を行うこともできる第2の送受信手段142とから構成される。
前記被介護人側端末装置12は、固定電話機、携帯電話機(操作の点で最適ではない)、コンピュータ、携帯情報端末(PDA)、移動無線機、その他音声を送受信することができる電気通信機械器具である。介護人側コンピュータ11は、ウエブに接続できる一般に使用されているものである。
前記音声録音手段131は、被介護人に対して予め予想される少なくとも一つのメッセージが録音されている。前記録音は、被介護人がメッセージを聞いた時に、誰のメッセージであるか判るような品質のものが望ましい。自動選択手段132は、介護人側コンピュータ11から予め決められた時間に、前記音声録音手段131のメッセージと、前記電話番号記憶手段134から被介護人の電話番号を選択して、第1の送受信手段135に送る。
たとえば、前記音声録音抽出手段133には、前記自動選択手段132から一つのメッセージが抽出されて記憶されている。前記自動選択手段132は、電話番号記憶手段134から契約されている一人一人の被介護人の電話番号を選択し、前記音声録音抽出手段133に抽出されたメッセージとともに被介護人に送信される。
第1の送受信手段135から送信されたメッセージは、被介護人側端末装置12によって被介護人が聞く。被介護人は、前記メッセージに対する返答を行う。前記メッセージに対する返答は、第1の送受信手段135に受信され、受信音声録音手段136に録音される。前記録音された音声信号は、個人別情報更新手段138に記憶されるとともに、必要に応じて、音声認識手段137によって文字列データとして個人別情報更新手段138に記憶される。
前記個人別情報更新手段138に記憶された情報は、同じ被介護人の情報が入って来た場合、個人別情報記憶手段139に移動する。前記個人別情報記憶手段139は、個人別情報が何回か分記憶でき、その後、順次オーバーフローするようにする。情報判定手段140は、前記個人別情報更新手段138の情報と個人別情報記憶手段139の情報とを比較した後、最新の情報と前回の情報とが異なっているか否かを判定する。
情報抽出手段141は、情報判定手段140の判定および前記個人別情報記憶手段139の情報を抽出することができる。第2の送受信手段142は、必要に応じて認証手段(図示されていない)を設けることができる。また、前記第2の送受信手段142は、情報抽出手段141から抽出された情報を介護人側コンピュータ11に送信する。また、前記介護人側コンピュータ11と前記情報処理手段13を一体に設けることも可能である。
図2は本発明の第一実施例で、被介護人側端末装置と情報処理手段を接続した場合のフローチャートである。図1および図2において、予め決められた時間に介護人側コンピュータ11は、情報処理手段13を介して被介護人側端末装置12に電話をかける(ステップ211)。前記電話は、必要に応じて、第2の送受信手段142における認証手段(図示されていない)によって、正しい契約者からのアクセスであるか否かが確かめられる。
前記第2の送受信手段142によって、前記アクセスが認証された場合、介護人側コンピュータ11は、前記情報処理手段13に接続される(ステップ212)。前記介護人側コンピュータ11は、自動選択手段132を動作させて、所望のメッセージを音声録音抽出手段133に抽出する(ステップ213)。
その際に、前記抽出されたメッセージは、電話番号記憶手段134に記憶されている被介護人の電話番号とともに、第1の送受信手段135に送られ、その後、各被介護人側端末装置12に送信される(ステップ214)。前記第1の送受信手段135は、被介護人側端末装置12から返事があるか否かを調べる(ステップ215)。
被介護人から返事があった場合、前記音声信号は、受信音声録音手段136に録音される(ステップ216)。前記情報処理手段13は、必要に応じて、前記音声信号を音声認識手段137によって、文字列データとして認識できるか否かを調べる(ステップ217)。前記情報処理手段13は、前記音声信号を音声認識手段137により認識できない場合、文字列データとして認識できないままの情報を個人情報として、情報抽出手段141に抽出する(ステップ220)。
音声信号が文字列データとして認識された場合、個人別情報更新手段138に記憶される今回の文字列データと、個人別情報記憶手段139に記憶されている前回の文字列データとを情報判定手段140によって判定する(ステップ218)。前記情報処理手段13は、前記文字列データに変化があったと判断(ステップ219)した場合、前記文字列データを個人情報として、情報抽出手段141に抽出する(ステップ220)。
前記情報処理手段13は、前記文字列データに変化がないと判断した場合、その情報を介護人側コンピュータ11に知らせる。また、前記情報処理手段13は、ステップ215において、何も音声信号が受信されないと判断した場合、介護人側コンピュータ11に知らせる(ステップ221)。
図3は本発明の第二実施例で、介護人側コンピュータ、情報処理手段、および被介護人側端末装置による介護システムを説明するためのブロック構成図で、#と#、*と*は、接続されている。図3において、第一実施例と異なるところは、音声録音手段が第1音声録音手段131と、第2音声録音手段152とからなり、情報判定手段が第1情報判定手段140と第2情報判定手段151とからなっている点である。
第二実施例は、第1音声録音手段131のメッセージを被介護人側端末装置12に送り、その返事を聞いて、第2音声録音手段152のメッセージを決めることができるようになっている。すなわち、第二実施例は、介護人側と被介護人側との会話を多様化させることができ、被介護人に対する状態や状況を正確に把握できるだけでなく、被介護人に対する介護を的確に行うことができる。
図4は本発明の第二実施例で、介護人側コンピュータおよび情報処理手段を説明するためのフローチャートである。図3および図4において、ステップ219までは図2と同じであるため説明を省略する。前記情報処理手段13は、第1情報判定手段140の判断により、第2音声録音手段152に録音されている録音を音声録音抽出手段133に抽出する(ステップ411)。
前記同様に、前記情報処理手段13は、前記音声録音抽出手段133に抽出された第2音声録音手段152の録音を第1の送受信手段135を介して、被介護人側端末装置12に送信する(ステップ412)。前記情報処理手段13は、第1の送受信手段135によって受信があるか否かを調べる(ステップ413)。第2情報判定手段151は、第2音声録音手段152に録音されたメッセージによる被介護人の返事を判断して、その結果を情報抽出手段153に抽出する。
図5は本発明の具体例で、(イ)は介護人側の第1音声録音で、(ロ)は被介護人側の受信音声である。第1音声録音は、たとえば、「○○さんお早うございます。介護師の□□です。」と被介護人に挨拶を行う。これを聞いた被介護人は、「○○です。お早うございます。」と返事を行う。
次に、第1音声録音は、「体の調子はいかがですか、ご飯は美味しくたべましたか?」と被介護人に問い合わす。これに対して、被介護人は、「調子は、まあまあです。お肉は、硬くて美味しくなかった。」と返事を行う。さらに、介護人側の第1音声録音は、「楽しみはなんですか?」と問い合わす。これに対して、被介護人は、「プロ野球の放映を楽しみにしています。」と返事を行う。
前記第1情報判定手段140は、前記音声信号を認識した文字列データを最新のものと前回のものとを比較する。介護人側コンピュータ11は、前記文字列データを情報抽出手段153から抽出することにより、前記会話を行った被介護人の介護が不要であると判断することができる。
図6は本発明の具体例で、(イ)は介護人側の第1音声録音で、(ロ)は被介護人側の受信音声で、(ハ)は介護人側の第2音声録音である。第1音声録音は、図5(イ)と同じであるが、被介護人の受信音声が曖昧であり、前回の受信音声と明らかに異なっている。前記情報処理手段13は、前記相違が第1情報判定手段140により判定され、第2音声録音として、たとえば、図6の(ハ)を選択する。
第2音声録音は、たとえば、「○○さんお早うございます。元気よく挨拶しましょう。体のどこが悪いのですか?・・・・」と質問を行う。これに対して、被介護人は、前回と同じように、元気がなく、聞き取り難い場合、いつもこの調子であれば、問題がないと判断するが、元気であった者が急に元気がなく、話の内容も不明瞭である場合、介護人を、直ちに派遣する必要があると判断する。
図7は本発明の他の具体例で、(イ)は被介護人側の第2受信音声信号その1で、(ロ)は被介護人側の第2受信音声信号その2である。図8は本発明の他の具体例で、(イ)は介護人側の第2音声録音その1で、(ロ)は介護人側の第2音声録音その2である。図7(イ)に示されたように、介護人側コンピュータ11は、被介護人が挨拶を上手にできず、頭痛を訴えているようであることが判る。
前記介護人側コンピュータ11は、介護人の第2音声録音として、図8(イ)に示すように、訪問する時間等を告げて、被介護人に安心させることもできる。図7(ロ)の第2受信音声は、元気のよい被介護人の場合で、図8(ロ)に示す第2音声録音を選択して、被介護人側端末装置12に送信する。
図9は本発明の第三実施例で、介護人側コンピュータ、情報処理手段、および被介護人側端末装置による介護システムを説明するためのブロック構成図である。第三実施例は、情報処理手段13に被介護人別録音手段911が設けられている点で第一実施例と異なっている。
第一実施例におけるメッセージは、予め決められた時間に介護人側コンピュータ11の指令により一方的に情報処理手段13を介して送られて来るものである。被介護人は、前記メッセージに対する返事を行うことができるが、緊急時の連絡、希望等を言うことができないという欠点を有した。
そこで、前記被介護人別録音手段911は、被介護人が緊急ボタンを押した場合、あるいは介護人側コンピュータ11からのメッセージがない場合、被介護人のメッセージを録音できるようになっている。前記被介護人別録音手段911に録音されたメッセージは、介護人側コンピュータ11によって、所定時間毎に走査され、抽出される。介護人側コンピュータ11は、前記被介護人のメッセージを聞くことにより、直ぐに被介護人の所へ行くか、あるいは後に他の被介護人と一緒に巡回するかの判断ができる。
以上の実施例は、介護について記載されているが、看護に関しても同様に行うことができる。看護の場合、予め登録されている情報が介護と多少違う場合がある。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。本発明の電話機、コンピュータ、および情報処理手段におけるブロック構成図の具体的技術は、周知または公知の技術を使用することができるため、詳細が省略されている。なお、明細書において、詳述していない技術は、周知の技術によって達成できる。
本発明の第一実施例で、介護人側コンピュータ、情報処理手段、および被介護人側端末装置による介護システムを説明するためのブロック構成図である。 本発明の第一実施例で、被介護人側端末装置と情報処理手段を接続した場合のフローチャートである。 本発明の第二実施例で、介護人側コンピュータ、情報処理手段、および被介護人側端末装置による介護システムを説明するためのブロック構成図で、#と#、*と*は、接続されている。 本発明の第二実施例で、介護人側コンピュータおよび情報処理手段を説明するためのフローチャートである。 本発明の具体例で、(イ)は介護人側の第1音声録音で、(ロ)は被介護人側の受信音声である。 本発明の具体例で、(イ)は介護人側の第1音声録音で、(ロ)は被介護人側の受信音声で、(ハ)は介護人側の第2音声録音である。 本発明の他の具体例で、(イ)は被介護人側の第2受信音声信号その1で、(ロ)は被介護人側の第2受信音声信号その2である。 本発明の他の具体例で、(イ)は介護人側の第2音声録音その1で、(ロ)は介護人側の第2音声録音その2である。 本発明の第三実施例で、介護人側コンピュータ、情報処理手段、および被介護人側端末装置による介護システムを説明するためのブロック構成図である。
符号の説明
11・・・介護人側コンピュータ
12・・・被介護人側端末装置
13・・・情報処理手段
131・・音声録音手段(第1音声録音手段)
132・・自動選択手段
133・・音声録音抽出手段
134・・電話番号記憶手段
135・・第1の送受信手段
136・・受信音声録音手段
137・・音声認識手段
138・・個人別情報更新手段
139・・個人別情報記憶手段
140・・情報判定手段(第1情報判定手段)
141・・情報抽出手段
142(154)・・第2の送受信手段
151・・第2情報判定手段
152・・第2音声録音手段
153・・情報抽出手段
911・・被介護人別録音手段

Claims (17)

  1. 予め決められたメッセージが録音されている音声録音手段と、
    複数の被介護人の電話番号が記憶されている電話番号記憶手段と、
    前記電話番号記憶手段に記憶されている電話番号を自動的に選択する自動選択手段と、
    前記自動選択手段によって選択された電話番号の被介護人側端末装置に前記音声録音手段に録音されている少なくとも一つのメッセージを送信し、被介護人の返答を受信する第1の送受信手段と、
    前記第1の送受信手段によって受信した音声信号および/または音の最新情報を記憶する個人別情報更新手段と、
    前記音声信号および/または音の過去の情報、または予め登録された情報を記憶する個人別情報記憶手段と、
    前記個人別情報更新手段と前記個人別情報記憶手段に記憶されている情報を比較・判定する情報判定手段と、
    前記情報判定手段で判定された情報を抽出し、介護人側コンピュータに送信する第2の送受信手段と、
    を少なくとも備えていることを特徴とする介護支援用情報処理手段。
  2. 予め決められた第1のメッセージが録音されている第1音声録音手段と、
    複数の被介護人の電話番号が記憶されている電話番号記憶手段と、
    前記電話番号記憶手段に記憶されている電話番号を自動的に選択する自動選択手段と、
    前記自動選択手段によって選択された電話番号の被介護人側端末装置に前記第1のメッセージを送信し、被介護人の返答を受信する第1の送受信手段と、
    前記第1の送受信手段によって受信した音声信号および/または音の最新情報を記憶する個人別情報更新手段と、
    前記音声信号および/または音の過去の情報、または予め登録された情報を記憶する個人別情報記憶手段と、
    前記個人別情報更新手段と前記個人別情報記憶手段に記憶されている情報を比較・判定する第1情報判定手段と、
    前記第1情報判定手段によって判定された情報に基づいて被介護人側端末装置に送る第2のメッセージが記憶されている第2音声録音手段と、
    前記第1の送受信手段によって受信した第2の音声信号および/または音の最新情報と、過去の情報または予め登録された情報とを比較・判定する第2情報判定手段と、
    前記第1情報判定手段または第2情報判定手段で判定された情報を抽出し、介護人側コンピュータに送信する第2の送受信手段と、
    を少なくとも備えていることを特徴とする介護支援用情報処理手段。
  3. 前記第1の送受信手段によって受信した音声信号は、音声認識手段によって文字列情報に変換されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された介護支援用情報処理手段。
  4. 個人別情報を比較・判定する情報判定手段は、音声信号のパターンを比較することによって判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載された介護支援用情報処理手段。
  5. 前記予め登録された情報は、介護にとって必要性の高い言葉および/または音からなる特定情報であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された介護支援用情報処理手段。
  6. 前記第2の送受信手段は、情報判定手段によって、前記特定情報であると判断された場合、介護人側コンピュータにアラーム情報を送信することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載された介護支援用情報処理手段。
  7. 前記被介護人側端末装置から送信された音声信号および/または音は、前記情報処理手段における被介護人別録音手段に記憶されることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載された介護支援用情報処理手段。
  8. 前記介護人側コンピュータは、前記情報抽出手段から個人別情報を抽出して、データを処理するデータ処理手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載された介護支援システム。
  9. 前記介護人側コンピュータは、前記情報処理手段に設けられている個人別情報記憶手段に音声信号が記憶されているか否かを自動的に調べることができることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載された介護支援システム。
  10. 前記被介護人側端末装置は、常時前記情報処理手段に接続されていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載された介護支援システム。
  11. 前記被介護人側端末装置および/または情報処理手段は、ウエブに接続されていることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載された介護支援システム。
  12. 前記被介護人側端末装置は、電話機能とウエブまたは電話に接続する単機能のみからなることを特徴とする請求項11に記載された介護支援システム。
  13. 前記ウエブまたは電話に接続する単機能は、モジュールとして前記被介護人側端末装置に別体または一体として設けることができることを特徴とする請求項11または請求項12に記載された介護支援システム。
  14. 看護を目的としたことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載された看護支援用情報処理手段。
  15. 請求項1および請求項2における介護人側コンピュータは、看護人側コンピュータであることを特徴とする看護支援用情報処理手段。
  16. 請求項1および請求項2における被介護人側端末装置は、入院患者または在宅患者の端末装置であることを特徴とする看護支援用情報処理手段。
  17. 前記介護人側または看護人側コンピュータ、前記情報処理手段、および前記被介護人側または被看護人側端末装置は、同じ建物内または同じ敷地内の建物において使用されることを特徴とする請求項1または請求項2、請求項15または請求項16のいずれか1項に記載された介護または看護支援システム。
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