JP2005028494A - セーバソー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プランジャ20はセーバソー本体の長手方向に沿って、軸方向にのみ往復動作する。プランジャ20の先端にはブレード保持部25が段付きボルト27を介して回動可能に接続される。ブレード保持部25は、ブレード19の後端部が挿通するプランジャチップ26と、プランジャチップを被冠するブレードホルダ31を備え、ブレードホルダのブレード長手方向他側縁19b側には、軌道部31Aが突出して設けられる。セーバソー本体2側には、軌道部31Aに回転当接するローラ43が支持される。ブレードが後退するとき、軌道部の傾斜面とローラ43により、ブレード保持部とブレードは矢印B方向に回動する。
【選択図】 図9
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はセーバソーに関し、特にブレードのハウジング方向への後退ストローク時にブレード先端を被切断材方向に傾動させて、鋸刃を被切断材により食い込ませて切断能率を向上させるセーバソーに関する。
【0002】
【従来の技術】
セーバソーは住宅やビルの建築、設備、改装、解体工事等において、木材、鋼材、パイプ等を切断するために用いられ、電動モータにより駆動される往復動形式の切断工具である。セーバソーは、周知の如く、一般に直線のこ刃(以下ブレードという)を先端に装着した往復動軸(以下プランジャという)を往復駆動させブレードによって被切断材を切断する。
【0003】
セーバソーにおいては、プランジャを単純にプランジャ軸方向に往復駆動して切断するものと、プランジャを往復駆動すると同時に上下方向の揺動動作を付与し、ブレードの被切断材への食い込みを促進させることにより切断能率の向上を図るようにしたものとがある。このように往復運動及び揺動運動の複合動作によってブレードを駆動して切断する形態をオービタル切断という。
【0004】
図16はオービタル切断をする従来のセーバソー401を示す。モータの回転子に同軸に設けられた駆動歯車412の回転は、従動歯車414を介してセカンドシャフト413を減速回転させる。セカンドシャフト413には偏心円筒軸部413Aが一体に設けられ、またセカンドシャフト413には回転運動を往復運動に変換するレシプロプレート418が取付けられている。セーバソー本体402には、支点ピン422を中心にして揺動可能に長尺かつ断面異形のガイドスリーブ421が取付けられ、先端にブレード19が装着されたプランジャ420が、ガイドスリーブ421の内周面に摺動可能に取付けられる。プランジャ420は、揺動するレシプロプレート418の球状部418Bと接続されており、セカンドシャフト413の回転により、レシプロプレート418が前後方向に揺動することで、プランジャ420は軸方向に往復駆動される。ガイドスリーブ421の後方からは連結板423が延び、連結板423の先端は偏心円筒軸部413Aに接触可能に設けられる。
【0005】
切断時にブレード19に加えられる切断反力F1により、ガイドスリーブ421の後部は支点ピン422を中心として下降し、連結板423の下端が偏心円筒軸部413Aに押し付けられる。従って、セカンドシャフト413の回転に伴い偏心円筒軸部413Aが回転することにより、ガイドスリーブ421は連結板423によって押し上げられ、この結果プランジャ420は往復運動しながらガイドスリーブ421を介して上下方向に揺動する。
【0006】
このような往復及び揺動運動の複合動作によるブレード19の運動軌跡は、プランジャ420に対する偏心円筒軸部413Aの位相角の設定により、図17に示されるような楕円状の軌跡とすることができる。このようにブレード19を楕円状の軌跡で駆動して切断する形態をオービタル切断と呼び、ブレード19がセーバソー本体402側に引き込まれる時に、ブレード19が被切断材Wに食い込む方向に移動して、特に木材等の比較的柔らかい材料の切断作業において切断能率を著しく向上させることができる。以上のセーバソーは特許文献1乃至3に記載されている。
【特許文献1】
特開昭51−130983号公報
【特許文献2】
特開2000−263504号公報
【特許文献3】
特開2002−79417号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のセーバソー401では、プランジャ420に軸方向の往復運のみならず、揺動運動をも実行させるために、長尺で異形部品であるガイドスリーブ421が必要となっていた。長尺なるが故に重量物であり、異形部品であるたために製造が困難であり、セーバソー全体が重く、且つ製造コストがかかるという欠点がある。また、ガイドスリーブ421を揺動運動させるために、ガイドスリーブ421とセーバソー本体402の間には隙間が存在するが、切断作業中に被切断材の切粉または既設の例えば水道管を切断する際に水道管中に残存していた水等が隙間からセーバソー本体402内に侵入する恐れがあり、内部部品の摩耗・腐食による寿命低下の問題もあった。かかる隙間に、図16に示されるような特殊なゴム材料により構成される筒状のシール材421Aを装填することも提案されているが、シール材が特殊であり、製造コスト、組立コストがかかるばかりか、シール材がガイドスリーブ421の揺動により変形が繰り返されるので、耐久性の観点からも問題である。
【0008】
そこで本発明は、部品点数を削減でき、装置全体の重量を低減でき、また構造が簡素化されると共に液体や粉塵の流入を防止して長寿命化が図れるセーバソーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ハウジングと、該ハウジングに内蔵されたモータと、該ハウジングに往復動可能に支持された長尺状のプランジャと、該ハウジング内の前側に位置し、該プランジャの先端側において直線状のブレードの後端部を保持するブレード保持部と、鋸刃がハウジング方向に後退する時に該ブレードの先端側を被切断材方向に傾動させる傾動機構と、該モータの回転運動を該プランジャの往復運動に変換するための運動変換機構とを有し、該ブレードはその長手方向に延びる一側縁及び他側縁を有し少なくとも一縁側に鋸刃が形成されたセーバソーにおいて、該ブランジャは、その軸方向に平行方向にのみ往復動作してハウジングに支持され、該ブレード保持部の後端側は、該プランジャの先端に回動可能に接続されて、該ブレード保持部を該プランジャに対して該ブレードが傾動する傾動方向に回動可能とし、該傾動機構は、第1傾動規制部と第2傾動規制部とを備え、該第1傾動規制部は該ブレード他側縁側に対向する該ハウジング前部の内周面側に設けられ、該第2傾動規制部はブレード保持部に設けられ、少なくとも該ブレードが該ハウジング方向に後退して被切断材からの切断反力を受けたときに、該第2傾動規制部は該第1傾動規制部に当接して該ブレード保持部の該プランジャに対する回動角を規定するセーバソーを提供している。
【0010】
ここで、該傾動機構には、該ブレード保持部を該ブレード他側縁側に回動付勢するための付勢部材が、該ブレード保持部と該プランジャの先端との間に介装されて設けられている。
【0011】
また、該第1傾動規制部は、該ハウジング前部の内周面側に回転可能に該ハウジングに支持されたローラにより構成され、該第2傾動規制部は、該ブレード保持部の該ブレード他端縁側から該ハウジングの内周面方向に突出すると共に該プランジャ軸方向に延びる第1軌道部により構成され、該第1軌道部の軌道面は該ローラに当接可能であり、該軌道面は該ブレードの前進方向側で高く該ブレードの後退方向で低く突出するように傾斜している構成であるのが望ましい。
【0012】
このとき、第1軌道部は、軌道面の傾斜角度を互いに異ならせて複数用意され、該ブレード保持部に対して選択的に着脱可能に設けられるのが好ましい。
【0013】
または、該ブレード保持部は、該ブレードの該一側縁及び該他側縁を互いに逆転して該ブレードを保持可能に設けられ、該ハウジングの前部には、該ブレードの該他側縁に対向する位置又は該ブレードの一側縁に対向する位置のいずれかに選択的に該ローラを取付可能に設けられている構成であるのが好ましい。
【0014】
また、該第1傾動規制部は更に、該ハウジングに対してローラを回転可能に支持し貫通穴が形成されたローラガイドと、該ローラガイドを該ハウジングに固定するために該貫通穴を貫通し該ハウジングに螺合固定される固定ネジを有し、該ハウジングには、該固定ネジと選択的に螺合する第1雌ネジ、第2雌ネジが該ブレードの肉厚方向に並んで形成され、該第1軌道部の突設位置は第1雌ネジの位置に対応しており、該ブレード保持部の該ブレード他端縁側には、該第1軌道部の延設方向と平行に延びる第2軌道部が、第2雌ネジ位置に対応した位置に設けられているのが好ましい。ここで、該ブレード保持部は、該ブレードの該一側縁及び該他側縁を互いに逆転して該ブレードを保持可能に設けられ、該ハウジングの前部には、該ブレードの該他側縁に対向する位置又は該ブレードの一側縁に対向する位置のいずれかに選択的に該ローラガイドを取付可能に設けられているのが好ましい。
【0015】
別の構成例として、 第1傾動規制部は該ハウジング前部の内周面に設けられたガイド面部により構成され、該ガイド面部は該ブレードの前進方向側で見たとき、該プランジャの軸心から徐々に離間する方向に傾斜しており、該第2傾動規制部は、該ブレード保持部に回転可能に支持され該ハウジングの内周面に当接するローラにより構成されているのが好ましい。
【0016】
ここで、該ガイド面部は、ガイド面の傾斜角を互いに異ならせて複数用意され、該ハウジングに対して選択的に着脱可能に設けられるのが好ましい。
【0017】
また、該ブレード保持部は、該ブレードの該一側縁及び該他側縁を互いに逆転して該ブレードを保持可能に設けられ、該ハウジングの前部には、該ブレードの該他側縁に対向する位置と該ブレードの一側縁に対向する位置の両方に、該ガイド面部が設けられているのが好ましい。
【0018】
他の構成例として、第1傾動規制部は該ハウジング前部の内周面に設けられたガイド面部により構成され、該ガイド面部は該ブレードの前進方向側で見たとき、該プランジャの軸心から徐々に離間する方向に傾斜しており、該第2傾動規制部は、該ブレード保持部の該ブレード他側縁側から該ハウジングの内周面方向に突出し、該ガイド面部に摺動する突起により構成されているのが好ましい。
【0019】
ここで、該ガイド面部は、ガイド面の傾斜角を互いに異ならせて複数用意され、該ハウジングに対して選択的に着脱可能に設けられるのが好ましい。
【0020】
また、該ブレード保持部は、該ブレードの該一側縁及び該他側縁を互いに逆転して該ブレードを保持可能に設けられ、該ハウジングの前部には、該ブレードの該他側縁に対向する位置と該ブレードの一側縁に対向する位置の両方に、該ガイド面部が設けられているのが好ましい。
【0021】
他の構成例として、該第1傾動規制部は、該ハウジング前部の内周面側に回転可能に該ハウジングに支持されたローラにより構成され、該第2傾動規制部は、該ブレード保持部の該ブレード他端縁側であって該ブレード保持部の軸方向にの延びる該ブレード保持部の外周面そのものであるのが好ましい。
【0022】
ここで、該ブレード保持部は、該ブレードの該一側縁及び該他側縁を互いに逆転して該ブレードを保持可能に設けられ、該ハウジングの前部には、該ブレードの該他側縁に対向する位置と該ブレードの一側縁に対向する位置のいずれかに選択的に該ローラを回転可能に取付け可能に設けられているのが好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態によるセーバソーについて図1乃至図12に基づき説明する。図1において、セーバソー1はセーバソー本体2により外郭が規定され、セーバソー本体2は後方から樹脂製のハンドル3と、ハンドル3の前側の樹脂製の第1ハウジング4と、第1ハウジング4の前側に位置するアルミニウム又はアルミ合金製の第2ハウジング5と、第2ハウジング5の前側に位置するアルミニウム又はアルミ合金製の第3ハウジング6を有する。第1ハウジング4内には電動モータ7が収容され、モータ7の回転子8は軸受を介して第2ハウジング5に支持される。またハンドル3内には、電動モータ7への電力供給を制御するスイッチ9が内蔵されている。また第1ハウジング4の一部と、第2ハウジング5と、第3ハウジング6との外側には、摩擦係数の大きい絶縁断熱弾性材よりなるフロントカバー10が被冠されている。そして第3ハウジング6の先端部には切断作業時にセーバソー本体2を被切断材に対して押圧して安定させるベース11が固着されている。
【0024】
第2ハウジング5内において、回転子8には駆動歯車12が形成されるか固着され、また回転子8と平行に延びるセカンドシャフト13が、軸受を介して回転可能に第2ハウジング5に支承される。そしてセカンドシャフト13の後端側には駆動歯車12に噛合する大径の従動歯車14が同軸に取付けられ、駆動歯車12と従動歯車14とで、モータ7の回転をセカンドシャフト9に減速して伝達する減速歯車機構が提供される。セカンドシャフト13はその前方に従動歯車14の軸心に対し約14°の角度で傾斜した傾斜軸部15を有し、また傾斜軸部15の先端には、従動歯車14の軸心と同心のサブシャフト16が取付けられている。そしてサブシャフト16は軸受を介して第3ハウジング6に回転可能に支承される。よってセカンドシャフト13は後端を第2ハウジング5に、前端を第3ハウジング6に支承されてその軸心を中心に回転する。
【0025】
セカンドシャフト13の傾斜軸部15には、2個の軸受17を介して揺動軸部18Aを有するレシプロプレート18が取付けられている。揺動軸部18Aの自由端には球状部18Bが設けられている。レシプロプレート18の球状部18Bは、セーバーソー本体2の前側に取付けられるブレード19を往復動作させるための長尺のプランジャ20に接続される。
【0026】
第3ハウジング6の内周面の一部にはモータ7の回転子8の軸方向に延びる筒状の軸受メタル21が固着されており、プランジャ20は、軸受メタル21を貫通してその軸方向に往復動摺動可能に支持される。軸受メタル21の前方にはOリングによりなるシールリング21Aが第3ハウジング6の内周面とプランジャ20の外周面間に介装され、第2、第3ハウジング5、6内の機械部品を封入し、液体や塵の流入を阻止している。図2に示されるように、プランジャ20にはプランジャ20の直径方向に貫通するローラシャフト22が固定若しくは回転可能に保持され、ローラシャフト22の両端にはローラ23が回転可能に取付けられている。さらに、第3ハウジング6には、ローラ23の移動を案内するための1対の軌道部24がプランジャ20の軸方向に延びて固定され、それぞれの軌道部24は、対向する軌道面24a、24bを有する。軌道面24a、24bは互いに平行に延びその間隔はローラ23の外径より僅かに大きい。
【0027】
プランジャ20には凹部20a(図1)が形成され、レシプロプレート18の球状部18Bは凹部20aに係合する。従って、モータ7の回転によるレシプロプレート20の前後方向の揺動により、プランジャ20は軸方向に往復動作するが、このとき、プランジャ20に接続された一対のローラ23は一対の軌道部24により案内されるので、プランジャ20の軸心を中心としたプランジャ20の回転は阻止され、よって往復動作するブレード19の倒れが防止される。
【0028】
次に、ブレード保持部25について説明する。図3に示されるように、ブレード保持部25はプランジャ20の前端部に矢印AB方向に回動可能に接続される。図3乃至図5に示されるように、ブレード保持部25は、プランジャチップ26と、段付きボルト27と、ナット28と、捩りスプリング29と、ブレード着脱機構30とを備える。プランジャチップ26はその後端部に凹部26a(図5)が形成され、凹部26aにはプランジャ20の前端から突出する凸部20Aが係合している。そして段付きボルト27は、凹部26aと凸部20Aを貫通して延び、先端がナット28と螺合する。よって、プランジャチップ26は、プランジャ20に対して段付きボルト27の軸部を中心に回動可能に設けられる。捩りスプリング29は、段付きボルト27の軸部の回りに装着され一端がプランジャ20に、他端がプランジャチップ26に固定され、プランジャチップ26を常時矢印A方向に付勢している。ここでA方向とは、ブレード19の長手方向一側19a縁側にある鋸刃とは反対側の長手方向他側縁方向をいい、ブレード19の先端が被切断材から離れるように傾斜する方向をいう。
【0029】
ブレード着脱機構30は、プランジャチップ26の前側にあり、プランジャチップ26の前端にはブレード19の後端部を挿通させるスリット26bが形成されている。ブレード着脱機構30は、プランジャチップ26の前端部を被冠するとともに、ブレード19後端部の長手方向縁部を上下から(図6、図7)保持してブレード19をプランジャチップ26に固定させるブレードホルダ31と、スリット26b内に挿通されたブレード19の後端に形成された丸穴19c(図11)に係止する係止ピン32と、係止ピン32をスリット26bから離脱する方向に付勢するための圧縮コイルスプリング33と、プランジャチップ26を貫通しブレードホルダ31をプランジャチップ26に固定する締結ボルト34と、締結ボルト34に回動可能に支持され、回動操作時に圧縮コイルスプリング33の付勢力に抗して係止ピン32の頭部を押圧して係止ピン32を丸穴19cに係合させる押圧レバー35と、押圧レバー35を係止ピン32押圧方向に回動付勢する捩りバネ36と、押圧レバー35の自由端に設けられた操作ノブ37とを有する。なお、押圧レバー35の係止ピン32に当接する面は傾斜面に形成され、押圧レバー35の回動角に応じて徐々に係止ピン32をスリット26b方向に移動させる。また、ブレードホルダ31にはスロット31aが形成され、スロット31a内に操作ノブ37が位置して操作ノブ37の回動角を規制している。なお、ブレード着脱機構30については、同一出願人による特願2002−5495号に記載されている。
【0030】
プランジャチップ26を被冠しているブレードホルダ31のブレード他端縁側には、プランジャチップ26の軸方向(ブレード19の長手方向)に延びる第1軌道部31A及び第2軌道部31Bが互いに平行に設けられる。第1軌道部31Aは、第3ハウジング6の内周面方向に突出すると共にその突出高さがプランジャチップ26先端側で高く、後端に向かって低くなるように傾斜している(図3)。一方第2軌道部31Bは、平坦面に形成される。
【0031】
図6、図7に示されるように、第3ハウジング6の先端開口端側には、1対の雌ネジ38、39がブレードの19の肉厚方向に並んで形成され、ローラシャフト40がブレード19の肉厚方向に延びて第3ハウジング6先端開口端を跨いて第3ハウジング6に圧入により固着されている。ローラシャフト40にはローラホルダ41のローラ規制部41A、41Bが摺動可能に設けられ、ローラホルダ41は雄ネジ42が貫通して雌ネジ38又は39のいずれかに選択的に螺合可能に設けられる。ローラ規制部41A、41B間にはローラ43が配置され、ローラ43はローラシャフト40に対して回転可能に支持されるとともに、第3ハウジング6の先端側内面に位置する。ローラ43の自由回転を確保するため、ローラ規制部41A、41Bの互いに対向する内面間の距離は、ローラ43の軸方向の長さよりわずかに大きい。
【0032】
上述した雌ネジ38の位置は、雄ネジ42を螺合してローラホルダ41を第3ハウジング6に固定したとき(図7)、ローラ43のローラ面が第1軌道部31Aの軌道面に当接可能な位置であり、雌ネジ39の位置は、雄ネジ42を螺合してローラホルダ41を第3ハウジング6に固定したとき(図6)、ローラ43のローラ面が第2軌道部31Bの軌道面に当接する位置にある。上述した第1、第2軌道部31A、31B、ローラホルダ41、ローラ43及び捩りスプリング29は傾動機構を構成し、ローラホルダ41、ローラ43は第1傾動規制部を構成し、第1、第2軌道部31A、32Bは第2傾動規制部を構成する。
【0033】
以上の構成において、図12に示されるような矢印C、D方向のブレード19先端の軌跡、即ちブレード19の長手方向の往復駆動と、ブレード19後退時のブレード19の被切断材W方向への揺動動作を実行するためには、図7、図9、図10に示されるように、ローラ43が第1軌道部31Aに対向するようにローラホルダ41をローラシャフト40に沿って移動して、雄ネジ42を雌ネジ38に螺合する。
【0034】
この状態でスイッチ9をオン操作すると、モータ7が回転し、駆動歯車12、従動歯車14を介してセカンドシャフト13が減速回転し、レシプロプレート18がセーバソー本体2の前後方向に揺動する。すると、レシプロプレート18の球状部18Bと係合するプランジャ20が軸受メタル21に沿ってプランジャ軸方向にのみ往復移動する。このプランジャ20の往復動作中はプランジャ20はローラシャフト22、ローラ23を介して軌道部24(図2)に案内されているので、プランジャ20の軸心を中心とした回転が阻止され、ブレード19の倒れが防止できる。
【0035】
かかるプランジャ20の往復動作において、プランジャ20自体の揺動運動はなされず、プランジャ20はセーバソー本体2の長手方向に平行に往復動作するのみであるので、プランジャ20をセーバソー本体2に支持する構成が単純化でき、プランジャ20と第3ハウジング6との間の隙間を公知のOリング21Aでシールするのみで、セーバソー本体2内への液体や塵の侵入を防止でき、単純な構成によって内部部品の粉塵による摩耗や液体による腐食の問題を解決し、セーバソーの長寿命化を実現できる。また、従来装置のようなプランジャ20の往復・回動動作を案内するためのガイドスリーブを必要としないので、その分質量が低減でき、セーバソー全体の重量を低減できると共に部品点数を削減できる。
【0036】
ブレード19が前進するときは、捩りスプリング29の付勢力により、ブレード19先端が被切断材Wから離間するA方向(図3)に回動付勢された状態で被切断材W上を通過する。よってブレード19の被切断材Wへの食い込みを防止するとともに、ブレード19の後退時におけるブレード19先端の被切断材W方向への回動ストロークを確保することができる。図10はレシプロプレート18が最も左側に傾動した状態を示しており、ブレード19は第3ハウジング6から最も突出した状態にある。
【0037】
この状態からプランジャ20が後退して被切断材Wに切断力が作用すると、図9に示されるように、第1軌道部31Aの後端側からローラ43が傾斜軌道面に乗り上がるとともに、切断反力F(図12)によりブレード19が上方に付勢され、第1軌道部31Aの傾斜軌道面のローラ43への当接が確保される。ブレード19の更なる後退により、ローラ43は回転しながら傾斜軌道部43の先端面側に徐々に相対移動してゆくので、プランジャチップ24は捩りスプリング29の付勢力に抗して、矢印B方向に回動付勢され、図12のブレード19先端のD方向への移動が確保され、切断時の鋸刃の被切断材Wへの食い込みが促進される。
【0038】
図11に示されるような矢印E、F方向のブレード19先端の軌跡、即ちブレード19の長手方向の往復駆動のみを実行するためには、図6、図8、図10に示されるように、ローラ43が第2軌道部31Bに対向するようにローラホルダ41をローラシャフト40に沿って移動して、雄ネジ42を雌ネジ39に螺合させる。この状態でスイッチ9をオン操作すると、第2軌道部31Bの軌道面がローラ43に当接するが、第2軌道部31Bの軌道面は傾斜しておらず平坦であるので、ブレード19後退時におけるブレード19先端の被切断材W方向への回動は生じない。
【0039】
このように、ローラ43の位置を2段階に変えることによって、ブレード19の移動軌跡を2段階に変えることが出来、被切断材Wの性質に合わせた効率の良い切断が可能となる。またローラ43が回転しながら第1軌道部31A又は第2軌道部31Bのいずれかに当接する構成なので、ローラ43が及ぼすプランジャチップ26の移動に対する抵抗は小さく、円滑な動作が得られる。
【0040】
本発明の第2の実施の形態によるセーバソー101について図13に基づき説明する。図13において、第1の実施の形態と同一の部材は同一の参照番号を付し、説明を省略する。本実施の形態では、第1傾動規制部は第3ハウジング106前部の内周面に設けられた傾斜ガイド面部143により構成され、ガイド面部143はブレード19の前進方向側でみたとき徐々にプランジャ20の軸心から離間する方向に傾斜している。該第2傾動規制部は、ブレードホルダ131に回転可能に支持され、第3ハウジング106の内周面に当接するローラ131Aにより構成されている。
【0041】
図13はブレード19が最も第3ハウジング106内に後退している状態を示しており、この状態からプランジャ20が前進すると、ローラ131Aは回転しながら傾斜ガイド面143に至り、捩りスプリング29の付勢力により、プランジャチップ126は段付きボルト27の軸心を中心として図13の矢印A方向に回動する。この状態でプランジャ20が後退すると、ローラ131Aが傾斜ガイド面143に沿って走行し、プランジャチップ126は捩りスプリング29の付勢力に抗して矢印B方向に回動する。よって、鋸刃が被切断材に食い込み切断が促進される。
【0042】
このように、第2の実施の形態によるセーバソー101においても、ブレード保持部125側のローラ131Aが第3ハウジング106側のガイド面143に当接して回転するので、ブレード保持部125の移動抵抗をローラ131Aの回転によって低減することができる。
【0043】
図14は、本発明の第3の実施の形態によるセーバソー201を示す。本実施の形態では、第1傾動規制部は第2の実施の形態と同様に、第3ハウジング106前部の内周面に設けられた傾斜ガイド面部143により構成され、ガイド面部143はブレード19の前進方向側でみたとき徐々にプランジャ20の軸心から離間する方向に傾斜している。一方第2傾動規制部は、ブレード保持部225のブレードホルダ231のブレード他側縁19b側から第3ハウジング106の内周面方向に突出しガイド面部143に摺動する突起231Aにより構成されている。
【0044】
図14はブレード19が最も第3ハウジング106内に後退している状態を示しており、この状態からプランジャ20が前進すると、突起231Aは第3ハウジング106の内周面を摺動しながら傾斜ガイド面143に至り、捩りスプリング29の付勢力により、プランジャチップ226は段付きボルト27の軸心を中心として図14の矢印A方向に回動する。この状態でプランジャ20が後退すると、突起231Aが傾斜ガイド面143に沿って摺動し、プランジャチップ226は捩りスプリング29の付勢力に抗して矢印B方向に回動する。よって、一側縁19a側の鋸刃が被切断材に食い込み、切断が促進される。
【0045】
このように、第3の実施の形態によるセーバソー201では、ブレード保持部225側に突起231Aを設け、突起231Aが第3ハウジング106側のガイド面143に当接しつつ摺動する構成なので、構成をより簡単にすることができる。
【0046】
本発明の第4の実施の形態によるセーバソー301について図15に基づき説明する。本実施の形態では、第1傾動規制部は、第1の実施の形態と同様に、第3ハウジング6の前部の内周面側に懸架するように固定されたローラホルダ40と、ローラホルダ40を第3ハウジング6に固定する雄ネジ42と、ローラホルダ40に回転可能に支持されたローラ43とにより構成される。ただし、第1の実施の形態とは異なり、ローラホルダ43の取付位置は1カ所に限定されている。一方第2傾動規制部は、ブレード保持部325のブレードホルダ331のブレード他端縁19b側であってプランジャ20の軸方向に延びるブレードホルダ331の外周面そのものである。なお、ブレード19が第3ハウジング6内に最も後退した状態において、ブレードホルダ331が段付きボルト27の軸心を中心にして、わずかにA方向に回動傾斜する位置で姿勢保持できるように(図15でブレードホルダ331がやや左上がりに傾斜するように)、ローラホルダ40の形状やローラ43の直径が設定されている。
【0047】
図15は、ブレード19が最も第3ハウジング6内に後退している状態を示しており、この状態からプランジャ20が前進すると、段付きボルト27の回動軸心がローラ43に徐々に近づくので、捩りスプリング29の付勢力により、プランジャチップ326の段付きボルト27の軸心を中心とする図15の矢印A方向の回動角が増加する。この後プランジャ20が後退すると、段付きボルト27の回動軸心はローラ43から徐々に離間してゆくので、プランジャチップ226は捩りスプリング29の付勢力に抗して矢印B方向に回動する。よって、一側縁19a側の鋸刃が被切断材に食い込み、切断が促進される。
【0048】
このように第3の実施の形態によるセーバソー301においては、第2傾動規制部は、ブレードホルダ331のブレード他端縁19b側であってプランジャ20の軸方向に延びるブレードホルダ331の外周面そのものであるので、第2傾動規制部を特別な形状とすることなく、簡易な傾動機構を提供できる。また第1傾動規制部は、ローラ43により構成されて、ローラ43がブレードホルダ331の外周面に直接当接しているので、プランジャ20の軸方向の往復動作によりローラ43は回転しながらブレードホルダ331に当接する。よってブレードホルダ331の移動抵抗をローラ43の回転によって低減することができる。
【0049】
本発明によるセーバソーは上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、上述した実施の形態においては、プランジャ20前方のブレード保持部25、125、225、325には、押圧レバー35の回動操作によりブレード19の着脱を行っているが、ボルトを用いてブレードを固定する方式でもよい。
【0050】
また、第1乃至第4の実施の形態において、ブレード19の一側縁19a及び他側縁19bを互いに逆転した場合でも、ブレード19をブレード保持部に保持できる構成としてもよい。その場合に、第1及び第4の実施の形態では、第3ハウジング6の前部において、ブレード19の他側縁19bに対向する位置と、ブレード19の一側縁19aに対向する位置の両方にローラホルダを取付可能とし、ブレード9の向きに応じていずれか一方に選択的にローラホルダを取付けるようにすればよい。また第2及び第3の実施の形態では、ガイド面部143をブレード19の他側縁19bに対向する位置と、ブレード19の一側縁19aに対向する位置の両方に形成すればよい。かかる構成により、鋸刃を下向きにした作業のみならず、鋸刃を上向きにした作業が可能であり、いずれの場合も鋸刃がハウジング方向に後退する時に、鋸刃の先端を被切断材方向に回動させることができる。 また、ブレード19の他側縁19bにも鋸刃を形成してもよい。
【0051】
また第1の実施の形態において、第2軌道部31Bは、プランジャ20の軸心と平行な平坦面にて形成されているが、第1軌道部31Aとは傾斜角の異なる傾斜面としてもよい。
【0052】
また第1の実施の形態において、第1軌道部と第2軌道部のいずれか一方又は両方をブレードホルダに対して着脱可能にかつそれぞれ複数設け、第1軌道部や第2軌道部の軌道面の傾斜角度を互いに異ならせて複数用意し、被切断材に応じて最適のブレード回動角を提供するようにしてもよい。
【0053】
同様に第2、第3の実施の形態において、ガイド面部143を第3ハウジング106とは別体に着脱可能に設け、別体のガイド面部143を複数用意し、それぞれのガイド面部の傾斜角を互いに異ならせ、被切断材に応じて最適のブレード回動角を提供するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】
請求項1記載のセーバソーによれば、プランジャ自体の揺動運動はなされず、プランジャはハウジングの長手方向に平行に往復動作するのみであるので、プランジャをハウジングに支持する構成が単純化でき、プランジャとハウジングとの間の隙間を公知のOリング等でシールするのみで、ハウジング内への液体や塵の侵入を防止でき、単純な構成によってハウジング内部部品の粉塵による摩耗や液体による腐食の問題を解決し、セーバソーの長寿命化を実現できる。また、従来装置のようなプランジャの往復動作と回動動作を案内するためのガイドスリーブを必要としないので、その分質量が低でき、セーバソー全体の重量を低減でき、部品点数を削減できる。
【0055】
請求項2記載のセーバソーによれば、ブレード保持部をブレード他側縁側に回動付勢するための付勢部材が、ブレード保持部とプランジャの先端との間に介装されているので、ブレードが前進するときは、ブレード先端は被切断材から離間するように回動付勢された状態で被切断材上を通過し、ブレードの後退時におけるブレード先端の被切断材方向への回動ストロークを確保することができる。
【0056】
請求項3記載のセーバソーによれば、第1傾動規制部は、ハウジング前部の内周面側に回転可能にハウジングに支持されたローラにより構成されて、ローラがブレード保持部側の軌道面に当接しているので、プランジャの軸方向の往復動作によりローラは回転しながら軌道面に当接する。よってハウジングに対するブレード保持部の移動抵抗をローラの回転によって低減することができる。
【0057】
請求項4記載のセーバソーによれば、第1軌道部は、傾斜面の角度が互いに異ならせて複数用意され、ブレード保持部に対して選択的に着脱可能に設けられるので、被切断材に応じてブレードの切り込み角度を最適な角度にすることができる。
【0058】
請求項5、7、10、13、15記載のセーバソーによれば、鋸刃を下向きにした作業のみならず、鋸刃を上向きにした作業が可能であり、いずれの場合も鋸刃がハウジング方向に後退する時に、鋸刃の先端を被切断材方向に回動させることができる。
【0059】
請求項6記載のセーバソーによれば、固定ネジが第1雌ネジと螺合したときは、ローラは第1軌道部に対向し、固定ネジが第2雌ネジに螺合したときは、ローラは第2軌道部に対向する。よって、被切断材に応じてブレードの回動角度を2段階に設定できる。例えば第2軌道部を平坦面とすれば、ブレードの動作をプランジャ軸方向の往復動作のみとすることができる。
【0060】
請求項8記載のセーバソーによれば、ブレード保持部側のローラがハウジング側のガイド面に当接しているので、プランジャの軸方向の往復動作によりローラは回転しながらガイド面に当接する。よってハウジングに対するブレード保持部の移動抵抗をローラの回転によって低減することができる。
【0061】
請求項9、12記載のセーバソーによれば、ガイド面部は、ガイド面の傾斜角を互いに異ならせて複数用意され、ハウジングに対して選択的に着脱可能に設けられるので、被切断材に応じてブレードの切り込み角度を最適な角度にすることができる。
【0062】
請求項11記載のセーバソーによれば、第2傾動規制部は、ブレード保持部のブレード他側縁側からハウジングの内周面方向に突出し、ガイド面部に摺動する突起により構成されているので、ブレードの回動をより簡単な構造で達成できる。
【0063】
請求項14記載のセーバソーによれば、第1傾動規制部は、ハウジング前部の内周面側に回転可能に該ハウジングに支持されたローラにより構成され、第2傾動規制部は、ブレード保持部のブレード他端縁側であってブレード保持部の軸方向に延びるブレード保持部の外周面そのものであるので、第2傾動規制部を特別な形状とすることなく、簡易な傾動機構を提供できる。ブレードが前進するとき、該ブレード保持部の回動支点がローラに近づくにつれて、付勢部材の付勢力によるブレード保持部の傾動角が増大するので、ブレードの後退時におけるブレード先端の被切断材方向への回動ストロークを確保することができる。また第1傾動規制部は、ローラにより構成されて、ローラがブレード保持部外周面に直接当接しているので、プランジャの軸方向の往復動作によりローラは回転しながらブレード保持部に当接する。よってハウジングに対するブレード保持部の移動抵抗をローラの回転によって低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるセーバソー全体を示す一部断面側面図。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図。
【図3】第1の実施の形態によるセーバソーの要部を示す側面図。
【図4】図3に示されるセーバソーの平面図。
【図5】第1の実施の形態によるセーバソーのブレード保持部を示す図3のV−V線に沿った断面図。
【図6】第1の実施の形態によるセーバソーのブレード傾動機構の要部を示す正面図であり、ローラが第2軌道部の軌道面に当接している状態を示す。
【図7】第1の実施の形態によるセーバソーのブレード傾動機構の要部を示す正面図であり、ローラが第1軌道部の軌道面に当接している状態を示す。
【図8】第1の実施の形態によるセーバソーの断面図であり、ブレードの後退時においてローラが第2軌道部の軌道面に当接している状態を示す。
【図9】第1の実施の形態によるセーバソーの断面図であり、ブレードの後退時においてローラが第1軌道部の軌道面に当接している状態を示す。
【図10】第1の実施の形態によるセーバソーの断面図であり、ブレードが最も前進した状態を示す。
【図11】第1の実施の形態によるセーバソーの切断状態を示す説明図であり、ブレードのプランジャ軸方向の往復動作のみを実行している状態を示す。
【図12】第1の実施の形態によるセーバソーの切断状態を示す説明図であり、ブレードのプランジャ軸方向の往復動作とブレード後退時にブレード先端が被切断材方向に回動する複合動作を実行している状態を示す。
【図13】本発明の第2の実施の形態によるブレード傾動機構を示す要部断面図。
【図14】本発明の第3の実施の形態によるブレード傾動機構を示す要部断面図。
【図15】本発明の第4の実施の形態によるブレード傾動機構を示す要部断面図。
【図16】従来のセーバソーを示す要部断面側面図。
【図17】従来のセーバソーのブレードの移動軌跡を示す説明図。
【符号の説明】
1、101、201、301:セーバソー、 2:セーバソー本体、 4:第1ハウジング、 5:第2ハウジング、 6、106:第3ハウジング、 7:モータ、 8:回転子、 12:駆動歯車、 13:セカンドシャフト、 14:従動歯車、 15:傾斜軸部、 18:レシプロプレート、 19:ブレード、 19a:ブレード長手方向一側縁、 19b:ブレード長手方向他側縁、 20:プランジャ、 21:軸受メタル、 21A:Oリング、 25、125、225、325:ブレード保持部、 26、126、226、326:プランジャチップ、 27:段付きボルト、 28:ナット、 29:捩りスプリング、 30:ブレード着脱機構、 31、131、231、331:ブレードホルダ、 31A:第1軌道部、 31B:第2軌道部、 38、39:雌ネジ、 40:ローラシャフト、 42:ローラホルダ、 42:雄ネジ、 43:ローラ、131A:ローラ、 143:ガイド面部、231A:突起
Claims (15)
- ハウジングと、
該ハウジングに内蔵されたモータと、
該ハウジングに往復動可能に支持された長尺状のプランジャと、
該ハウジング内の前側に位置し、該プランジャの先端側において直線状のブレードの後端部を保持するブレード保持部と、
鋸刃がハウジング方向に後退する時に該ブレードの先端側を被切断材方向に傾動させる傾動機構と、
該モータの回転運動を該プランジャの往復運動に変換するための運動変換機構とを有し、該ブレードはその長手方向に延びる一側縁及び他側縁を有し少なくとも一縁側に鋸刃が形成されたセーバソーにおいて、
該ブランジャは、その軸方向に平行方向にのみ往復動作してハウジングに支持され、
該ブレード保持部の後端側は、該プランジャの先端に回動可能に接続されて、該ブレード保持部を該プランジャに対して該ブレードが傾動する傾動方向に回動可能とし、
該傾動機構は、第1傾動規制部と第2傾動規制部とを備え、
該第1傾動規制部は該ブレード他側縁側に対向する該ハウジング前部の内周面側に設けられ、
該第2傾動規制部はブレード保持部に設けられ、少なくとも該ブレードが該ハウジング方向に後退して被切断材からの切断反力を受けたときに、該第2傾動規制部は該第1傾動規制部に当接して該ブレード保持部の該プランジャに対する回動角を規定することを特徴とするセーバソー。 - 該傾動機構には、該ブレード保持部を該ブレード他側縁側に回動付勢するための付勢部材が、該ブレード保持部と該プランジャの先端との間に介装されて設けられていることを特徴とする請求項1記載のセーバソー。
- 該第1傾動規制部は、該ハウジング前部の内周面側に回転可能に該ハウジングに支持されたローラにより構成され、
該第2傾動規制部は、該ブレード保持部の該ブレード他端縁側から該ハウジングの内周面方向に突出すると共に該プランジャ軸方向に延びる第1軌道部により構成され、該第1軌道部の軌道面は該ローラに当接可能であり、該軌道面は該ブレードの前進方向側で高く該ブレードの後退方向で低く突出するように傾斜していることを特徴とする請求項1乃至2記載のセーバソー。 - 第1軌道部は、軌道面の傾斜角度を互いに異ならせて複数用意され、該ブレード保持部に対して選択的に着脱可能に設けられることを特徴とする請求項3記載のセーバソー。
- 該ブレード保持部は、該ブレードの該一側縁及び該他側縁を互いに逆転して該ブレードを保持可能に設けられ、該ハウジングの前部には、該ブレードの該他側縁に対向する位置又は該ブレードの一側縁に対向する位置のいずれかに選択的に該ローラを取付可能に設けられていることを特徴とする請求項3記載のセーバソー。
- 該第1傾動規制部は更に、該ハウジングに対してローラを回転可能に支持し貫通穴が形成されたローラガイドと、該ローラガイドを該ハウジングに固定するために該貫通穴を貫通し該ハウジングに螺合固定される固定ネジを有し、該ハウジングには、該固定ネジと選択的に螺合する第1雌ネジ、第2雌ネジが該ブレードの肉厚方向に並んで形成され、該第1軌道部の突設位置は第1雌ネジの位置に対応しており、該ブレード保持部の該ブレード他端縁側には、該第1軌道部の延設方向と平行に延びる第2軌道部が、第2雌ネジ位置に対応した位置に設けられていることを特徴とする請求項3記載のセーバソー。
- 該ブレード保持部は、該ブレードの該一側縁及び該他側縁を互いに逆転して該ブレードを保持可能に設けられ、該ハウジングの前部には、該ブレードの該他側縁に対向する位置又は該ブレードの一側縁に対向する位置のいずれかに選択的に該ローラガイドを取付可能に設けられていることを特徴とする請求項6記載のセーバソー。
- 第1傾動規制部は該ハウジング前部の内周面に設けられたガイド面部により構成され、該ガイド面部は該ブレードの前進方向側で見たとき、該プランジャの軸心から徐々に離間する方向に傾斜しており、該第2傾動規制部は、該ブレード保持部に回転可能に支持され該ハウジングの内周面に当接するローラにより構成されていることを特徴とする請求項1記載のセーバソー。
- 該ガイド面部は、ガイド面の傾斜角を互いに異ならせて複数用意され、該ハウジングに対して選択的に着脱可能に設けられることを特徴とする請求項8記載のセーバソー。
- 該ブレード保持部は、該ブレードの該一側縁及び該他側縁を互いに逆転して該ブレードを保持可能に設けられ、該ハウジングの前部には、該ブレードの該他側縁に対向する位置と該ブレードの一側縁に対向する位置の両方に、該ガイド面部が設けられていることを特徴とする請求項8記載のセーバソー。
- 第1傾動規制部は該ハウジング前部の内周面に設けられたガイド面部により構成され、該ガイド面部は該ブレードの前進方向側で見たとき、該プランジャの軸心から徐々に離間する方向に傾斜しており、該第2傾動規制部は、該ブレード保持部の該ブレード他側縁側から該ハウジングの内周面方向に突出し、該ガイド面部に摺動する突起により構成されていることを特徴とする請求項1記載のセーバソー。
- 該ガイド面部は、ガイド面の傾斜角を互いに異ならせて複数用意され、該ハウジングに対して選択的に着脱可能に設けられることを特徴とする請求項11記載のセーバソー。
- 該ブレード保持部は、該ブレードの該一側縁及び該他側縁を互いに逆転して該ブレードを保持可能に設けられ、該ハウジングの前部には、該ブレードの該他側縁に対向する位置と該ブレードの一側縁に対向する位置の両方に、該ガイド面部が設けられていることを特徴とする請求項11記載のセーバソー。
- 該第1傾動規制部は、該ハウジング前部の内周面側に回転可能に該ハウジングに支持されたローラにより構成され、該第2傾動規制部は、該ブレード保持部の該ブレード他端縁側であって該ブレード保持部の軸方向にの延びる該ブレード保持部の外周面そのものであることを特徴とする請求項1記載のセーバソー。
- 該ブレード保持部は、該ブレードの該一側縁及び該他側縁を互いに逆転して該ブレードを保持可能に設けられ、該ハウジングの前部には、該ブレードの該他側縁に対向する位置と該ブレードの一側縁に対向する位置のいずれかに選択的に該ローラを回転可能に取付け可能に設けられていることを特徴とする請求項14記載のセーバソー。
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