JP2005026559A - クリームハンダ印刷用マスク装置およびクリームハンダ印刷機 - Google Patents

クリームハンダ印刷用マスク装置およびクリームハンダ印刷機 Download PDF

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信行 高橋
Masaaki Endo
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Abstract

【課題】マスクの製作枚数およびマスクの交換回数を減らすことができるクリームハンダ印刷用マスク装置およびクリームハンダ印刷機を提供する。
【解決手段】複合マスク282には、基板1の表面(a面)の印刷パターンが設けられたa面貫通孔群283aと、基板1の裏面(b面)の印刷パターンが設けられたb面貫通孔群283bとが設けられている。基板1のa面にクリームハンダを印刷する場合、図8(a)に示すように、使用しないb面貫通孔群283bを覆い隠すように遮蔽板285を複合マスク282の上面に配置する。スキージ253を複合マスク282および遮蔽板285の上面で往復動させることで、基板1のa面にクリームハンダを印刷できる。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クリームハンダを基板に塗布するクリームハンダ印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】
クリームハンダを塗布した基板に電子部品を搭載してリフロー炉でハンダ付けをする表面実装工法が知られている。この工法では主に、クリームハンダを塗布する印刷機と、電子部品を基板に搭載するマウンタと、ハンダ付けをするリフロー炉とによって生産ラインを構成している。クリームハンダ印刷機では、印刷するパターンに応じた貫通孔が多数設けられたマスクに基板を密着させて基板にクリームハンダを印刷する(非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
松下電器産業株式会社 表面実装システム総合カタログ2001
10〜11頁
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のクリームハンダ印刷機では、1枚のマスクに1種類の印刷パターンに応じた貫通孔が設けられている。このため、マスクの製作枚数が多くなり、印刷対象の基板面の変更の度にマスクを交換する必要がある。
【0005】
本発明は、マスクの製作枚数およびマスクの交換回数を減らすことができるクリームハンダ印刷用マスク装置およびクリームハンダ印刷機を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1の発明によるクリームハンダ印刷用マスク装置は、マスク枠と少なくとも第1の印刷パターンおよび第2の印刷パターンとが設けられて、マスク枠に取り付けられるマスクとを備えることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載のクリームハンダ印刷用マスク装置において、マスクには、第1の印刷パターンと第2の印刷パターンとを隔てる突条をさらに備えることを特徴とする。
(3) 請求項3の発明によるクリームハンダ印刷用マスク装置は、マスク枠と、マスク枠の内側に挿入される少なくとも第1のマスク小枠と第2のマスク小枠と、第1のマスク小枠に取り付けられる、第1の印刷パターンが設けられた第1のマスクと、第2のマスク小枠に取り付けられる、第2の印刷パターンが設けられた第2のマスクとを備えることを特徴とする。
(4) 請求項4の発明によるクリームハンダ印刷機は、請求項1に記載のクリームハンダ印刷用マスク装置と、マスクにクリームハンダを塗布して基板にクリームハンダを印刷するスキージと、第1の印刷パターンおよび第2の印刷パターンのうち、スキージによって印刷されるパターンを選択する選択手段とを備えることを特徴とする。
(5) 請求項5の発明は、請求項4に記載のクリームハンダ印刷機において、選択手段は、第1または第2の印刷パターンを覆い隠してスキージによってクリームハンダが塗布されるのを防止する遮蔽板であることを特徴とする。
(6) 請求項6の発明は、請求項4に記載のクリームハンダ印刷機において、スキージは、第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダの塗布が可能な幅を有し、選択手段は、スキージが第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダを塗布できる角度位置にスキージを回動させる回動手段であることを特徴とする。
(7) 請求項7の発明は、請求項4に記載のクリームハンダ印刷機において、スキージは、第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダの塗布が可能な幅を有し、選択手段は、スキージが第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダを塗布できる位置にスキージを水平移動させる移動手段であることを特徴とする。
(8) 請求項8の発明によるクリームハンダ印刷機は、請求項2に記載のクリームハンダ印刷用マスク装置と、第1および第2の印刷パターンの双方に渡る幅を有し、突条との干渉を防ぐように切り欠きが設けられ、突条の延在する方向に移動することでマスクにクリームハンダを塗布して基板にクリームハンダを印刷するスキージとを備えることを特徴とする。
(9) 請求項9の発明によるクリームハンダ印刷機は、請求項3に記載のクリームハンダ印刷用マスク装置と、第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダの塗布が可能な幅を有するスキージと、スキージが第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダを塗布できる角度位置にスキージを回動させる回動手段とを備えることを特徴とする。
(10) 請求項10の発明によるクリームハンダ印刷機は、請求項3に記載のクリームハンダ印刷用マスク装置と、第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダの塗布が可能な幅を有するスキージと、スキージが第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダを塗布できる位置にスキージを水平移動させる移動手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
―――全体構成―――
図1〜9を参照して、本発明によるクリームハンダ印刷用マスク装置およびクリームハンダ印刷機の第1の実施の形態を説明する。図1は、クリームハンダを塗布した基板に電子部品を搭載してリフロー炉でハンダ付けをする表面実装工法のライン構成の一例を示す図である。表面実装工法の生産ラインは、ローダ11と、ハンダ印刷機12と、接着剤塗布機13と、高速マウンタ14と、異形マウンタ15と、リフロー炉16と、外観検査機17と、アンローダ18とがそれぞれ搬送コンベア19で接続されている。
【0008】
電子部品が実装されていない基板もしくは片面にのみ電子部品が実装された基板は、ローダ11に投入されると、搬送コンベア19によってハンダ印刷機12へ搬送される。ハンダ印刷機12は、クリームハンダの印刷パターンに対応する貫通孔群が設けられたスクリーン(メタルマスク)を用いて、搬送された基板の所定箇所に対してクリームハンダを印刷する。
【0009】
そして基板は接着剤塗布機13へ搬送されて、所定箇所に接着剤が塗布される。次いで基板には、高速マウンタ14でチップ部品などの小型の電子部品が搭載され、異形マウンタ15でICやコネクタなどの大型部品が搭載される。部品が搭載された基板は、リフロー炉16で搭載部品がハンダ付けされる。部品が実装された基板は搬送コンベア19で外観検査機17に搬送されて外観の検査が行われた後、アンローダ18のラックへ収納される。
【0010】
図2(a)〜(c)は、ハンダ印刷機12の概略構造を示す図であり、図2(a),(b)は主要構成部分をハンダ印刷機12の正面から見た図、(c)は(a)のc−c面から見た平面図である。ハンダ印刷機12は、搬送装置201と、基板昇降装置210と、ハンダ塗布装置250とを有する。搬送装置201は、平行に配設された2機の小型ベルトコンベアを有する。搬送装置201の小型ベルトコンベアは、正面から見たハンダ印刷機12の内部に左右方向に延在するよう配設されている。搬送装置201は、平行に配設された小型ベルトコンベア同士の所定間隔を保ったまま、ハンダ印刷機12を正面から見て奥行き方向、すなわち、コンベアベルトの進行方向(搬送方向)と直交する水平方向(矢印30)に移動可能に構成されている。これにより、搬送装置201に搭載された基板1は、ハンダ印刷機12の内部で水平面内に移動可能となる。
【0011】
搬送装置201の下方には基板昇降装置210が配設され、搬送装置201の上方にはハンダ塗布装置250が配設されている。図2(a),(b)に示すように、基板昇降装置210は、搬送装置201の2機の小型ベルトコンベアの間で上下に昇降可能である。
【0012】
図3は、基板昇降装置210の構造を示す断面図である。基板昇降装置210は、外枠211と、外枠211の内面に挿入される内枠212と、外枠211と内枠212とで囲まれた空間内に配設されるエアマット213と、内枠212の上面に載置されたクッション214とを有する。外枠211は、アルミや鉄などの金属からなり、上面が開口した箱型形状を有する。外枠211の下面にはロッド215が接続されており、昇降機構220によってロッド215が昇降されることで外枠211、すなわち基板昇降装置210の全体が昇降される。また、外枠211の下面(底面)の開口部分には、短管216が接続されている。
【0013】
内枠212は、外枠211と同様にアルミや鉄などの金属からなり、下面が開口した箱型形状を有する。内枠212は、開口面を下にして、外枠211の内周面に挿入されている。なお、外枠211の内周面および内枠212の外周面は、内枠212が外枠211の内面で傾くことなく、かつ、スムーズに上下方向に摺動できるように適度な公差を有する寸法で製作されている。
【0014】
エアマット213は、供給される空気圧によって膨張/収縮する袋状の弾性体(たとえばゴム)である。上述のように、エアマット213は、外枠211と内枠212とで囲まれた空間内に配設され、圧縮空気の供給口が外枠211の底面に設けられた短管216の上部に接続されている。短管216から圧縮空気が供給されると、エアマット213は膨張して内枠212を上方に押し上げる。エアマット213に供給された圧縮空気が短管216から外部に放出されると、エアマット213が縮んで内枠213は自重で下降する。
【0015】
クッション214は、内枠212の上面に載置された、直方体形状の弾性体であり、導電性を有するスポンジなどからなる。このため、クッション214は内枠212、外枠211を介してハンダ印刷機12に接地されている。クッション214は交換可能である。基板昇降装置210の全体および内枠212が上昇すると、クッション214の上面は、基板1の下面に当接して基板1を押し上げる。
【0016】
図3に示すように、外枠211に設けられた短管216の下部には圧縮空気を供給するエアポンプ231と、圧縮空気の供給圧力を検出する圧力センサ232と、エアマット213に供給された圧縮空気を大気に逃がす排気バルブ233とが接続されている。エアポンプ231、圧力センサ232および排気バルブ233は、制御回路234に接続されている。制御回路234は、圧力センサ232からの信号を基に、エアポンプ231および排気バルブ233を制御して、エアマット213へ供給される圧縮空気の供給圧力を制御する。
【0017】
図4(a)、(b)は、ハンダ塗布装置250の構造を示す断面図であり、図4(a)は、ハンダ印刷機12の正面から見た断面図であり、(b)は、ハンダ印刷機12の側面から見た断面図である。ハンダ塗布装置250は、昇降シリンダ251と、昇降シリンダ251のロッドの先端に取り付けられたスキージホルダ252と、スキージホルダ252に取り付けられたスキージ253と、マスク枠271と、マスク枠271に取り付けられたメタルマスク272とを有する。
【0018】
昇降シリンダ251は、ロッドの先端に取り付けられたスキージホルダ252と、スキージホルダ252に取り付けられたスキージ253とを昇降させる。これにより、スキージ253の先端はメタルマスク272に対して離接する。スキージホルダ252は、スキージ253を固定するための保持部材である。スキージ253は、樹脂などの材料からなる板状部材であって、メタルマスク272の上に載せられたクリームハンダをメタルマスク272に塗布するためのものである。
【0019】
図4(b)に示すように、昇降シリンダ251、および、これに取り付けられたスキージホルダ252とスキージ253は、不図示の駆動機構により、ハンダ印刷機12を正面から見て奥行き方向(矢印31)に往復動される。この往復動によって、メタルマスク272の上に塊状に載せられたクリームハンダがメタルマスク272に塗布される。
【0020】
図5(a),(b)に示すように、マスク枠271は、長方形または正方形形状の枠であって、一方の面にメタルマスク272が取り付けられている。メタルマスク272は、金属製の薄板であり、基板1にクリームハンダを印刷するパターンに対応する貫通孔が多数設けられたもの(貫通孔群273)である。表面実装工法の生産ラインで生産される基板の種類を変更する際、メタルマスク272はマスク枠271ごと交換される。
【0021】
上記構成のハンダ印刷機12では、次のように、基板1にクリームハンダを印刷できる。電子部品が実装されていない基板もしくは片面にのみ電子部品が実装された基板がローダ11から搬送コンベア19によってハンダ印刷機12へ搬送される。ハンダ印刷機12の搬送装置201に載置された基板1は、搬送装置201の動作によって所定の位置に移動される(図2(a))。
【0022】
基板昇降装置210のエアマット213にはエアポンプ231から圧縮空気が供給されて、適度に予圧されている。そして、昇降機構220によってロッド215が上昇されることで基板昇降装置210の全体が所定位置まで上昇される。上昇する基板昇降装置210によって、搬送装置201に搭載された基板1の上面、すなわちクリームハンダ印刷面は、図2(b)、図6に示すように、メタルマスク272の下面に押圧される。
【0023】
このとき、基板昇降装置210は、内枠212の上面に配設されたクッション214を介して基板1の上面をメタルマスク272の下面に押圧している。基板1の下面に電子部品101が既に実装されている場合、クッション214の上面は、当接する電子部品101の形状に合わせて変形する。したがって、基板1から突出している電子部品101があっても、これを損壊することはない。また、クッション214は導電性を有しているので、静電気による電子部品101の破損の心配はない。
【0024】
エアマット213に供給される圧縮空気の供給圧力は、圧力センサ232によって検出され、所定の圧力となるよう、エアポンプ231および排気バルブ233が制御回路234により制御される。基板昇降装置210によって、基板1の上面がメタルマスク272の下面に押圧されると、昇降シリンダ251、および、これに取り付けられたスキージホルダ252とスキージ253は、不図示の駆動機構により駆動される。これにより、メタルマスク272を介してクリームハンダが基板1に印刷される。
【0025】
クリームハンダが基板1に印刷されると、エアマット213に供給される圧縮空気の供給圧力および基板昇降装置210の高さ位置をクリームハンダ印刷前の状態に戻して、基板1を搬送装置201に載置させる。そして基板1は、基板搬送装置201によって次工程へ乗り継ぐ搬送コンベア19へ搬送される。
【0026】
―――1枚のマスクに複数のパターンを設ける場合―――
第1の実施の形態のハンダ印刷機12では、複数の印刷パターンが設けられた1枚のメタルマスクで、各パターンに対応する基板の印刷ができる。その一例として、1枚のメタルマスクに1つの基板の表面および裏面の印刷パターンを設けた場合について説明する。図7(a),(b)は、1つの基板の表面および裏面の印刷パターンを1枚のメタルマスクに設けた複合マスク282が取り付けられたマスク枠271を示す図である。複合マスク282には、基板1の表面(a面)の印刷パターンが設けられたa面貫通孔群283aと、基板1の裏面(b面)の印刷パターンが設けられたb面貫通孔群283bとが設けられている。
【0027】
基板1のa面にクリームハンダを印刷する場合、図8(a)に示すように、使用しないb面貫通孔群283bを覆い隠すように遮蔽板285を複合マスク282の上面に配置する。印刷の際には、図8(b)に示すように、a面貫通孔群283aの下部に基板1が位置するよう、搬送装置201によってその位置が調整される。
【0028】
同様に、基板1のb面にクリームハンダを印刷する場合、図8(c)に示すように、使用しないa面貫通孔群283aを覆い隠すように遮蔽板285を複合マスク282の上面に配置する。印刷の際には、図8(d)に示すように、b面貫通孔群283bの下部に基板1が位置するよう、搬送装置201によってその位置が調整される。
【0029】
図9は、基板1のa面にクリームハンダを印刷する状態を示す断面図である。基板1は、a面貫通孔群283aの下部で、基板昇降装置210によって、複合マスク282の下面に押圧されている。使用しないb面貫通孔群283bの上部には遮蔽板285が配置されている。スキージ253は複合マスク282および遮蔽板285の上面で往復動する。
【0030】
上述した第1の実施の形態のハンダ印刷機12では、次の作用効果を奏する。(1) 基板1にクリームハンダを印刷する際、内枠212の上面に載置されたクッション214を介して基板1の上面をメタルマスク272の下面に押圧するように基板昇降装置210を構成した。これにより、基板1から突出している電子部品があっても、これを損壊することなく押圧可能である。したがって、従来の押圧冶具のように、基板1に実装された電子部品を避けるように押圧ピンの位置調節をしたり、押圧冶具の入れ替えをする必要がなく、作業効率が高い。
【0031】
(2) 外枠211の内面で傾くことなく、かつ、スムーズに上下方向に摺動できる内枠212を設け、これをエアマット213で上方に押し上げるよう構成した。また、圧力センサ232や排気バルブ233などによって、エアマット213への圧縮空気の供給圧力が制御されるよう構成した。これにより、基板1をメタルマスク272の下面に適切に押圧できるので、印刷の不良率を低減できる。
【0032】
(3) エアマット213を圧縮空気で膨張させているので、供給量(供給圧力)によって内枠212の上昇量やメタルマスク272に対する基板1の押し付け力を容易に変更でき、基板1の厚みなどに応じて柔軟に対応できる。また、圧縮空気自身もクッション性を有するので、基板1や基板1に実装された電子部品を破損する恐れがない。
【0033】
(4) エアマット213に圧縮空気を供給して内枠212を昇降させるよう構成したので、内枠212と外枠211とによって圧縮空気を閉じこめる密閉空間を構成する必要がない。これにより、内枠212と外枠211の摺動部分の寸法精度をあまり高める必要がなく、製作コストを抑制できる。
【0034】
(5) 導電性を有するスポンジなどでクッション214を構成した。そして、クッション214は内枠212、外枠211を介してハンダ印刷機12にアースされている。これにより、クッション214に接触する電子部品を静電気によって破損させる心配はない。
(6) 内枠212の上面に載置されたクッション214は、簡単に交換ができるので、作業効率が高い。
【0035】
(7) 印刷に使用しない印刷パターンを遮蔽板285で覆い隠すことで、複数の印刷パターンが設けられた1枚のメタルマスクを用いて、各パターンに対応する基板の印刷ができる。これにより、メタルマスクの入れ替え回数を減らすことができるとともに、メタルマスクに盛られたハンダペーストの移し替え作業やメタルマスクの洗浄作業といった、メタルマスク交換に伴う各種作業を減らすことができるので、作業効率が高い。
【0036】
(8) 遮蔽板285で印刷に使用しない印刷パターンを覆い隠すので、使用しない印刷パターンの貫通孔からハンダペーストがハンダ印刷機12の内部に漏れない。そして、迅速かつ簡便に印刷パターンの切換ができるので、生産性が高い。
(9) 1枚のメタルマスクに複数の印刷パターンを設けることができるので、メタルマスクの製造コストが低減できる。遮蔽板285も安価に作成できるので、ハンダ印刷工程のコストダウンが図れる。
【0037】
―――第2の実施の形態―――
図10,11を参照して、本発明によるクリームハンダ印刷用マスク装置およびクリームハンダ印刷機の第2の実施の形態を説明する。図10は、ハンダ塗布装置の構造を示す断面図であり、ハンダ印刷機12の正面からハンダ塗布装置を見たものである。図11(a)、(b)は、マスク枠と、マスク枠に取り付けられた複合マスクとを示す図である。第2の実施の形態のハンダ塗布装置は、スキージの幅方向中央に切り欠きが設けられている点と、複合マスクにセンターガイドが設けられている点とが、第1の実施の形態のハンダ塗布装置と異なる。したがって、以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。
【0038】
スキージ254には、幅方向中央で複合マスク282に接する側の端面に切り欠き部254cが設けられている。このため、スキージ254で複合マスク282にクリームハンダを塗布する場合、切り欠き部254cを挟んで左右両側に位置するスキージ端部254a,254bによってクリームハンダを塗布する。スキージ端部254aは、複合マスク282のa面貫通孔群283aに対してクリームハンダを塗布できる。スキージ端部254bは、複合マスク282のb面貫通孔群283bに対してクリームハンダを塗布できる。スキージ254の切り欠き部254cは、後述するセンターガイド286を避けるように設けられているので、スキージ254はセンターガイド286に干渉しない。なお、スキージ254がセンターガイド286に軽く接触するように切り欠き部254cを設けてもよい。
【0039】
複合マスク282には、2つの印刷パターンを隔てる位置に、すなわち、a面貫通孔群283aとb面貫通孔群283bとの間に、センターガイド286が設けられている。センターガイド286は、スキージ254でクリームハンダを塗布した際に、センターガイド286で隔てられた他面の貫通孔群283a、bへクリームハンダが流れることを防止する。
【0040】
第2の実施の形態のハンダ印刷機12では、次のようにして、基板1にクリームハンダを印刷できる。基板1の表面(a面)にクリームハンダを印刷する場合、塊状のクリームハンダを複合マスク282のa面貫通孔群283aの上に載せる。図11(b)に示すように、基板1がa面貫通孔群283aの下に位置するように搬送装置201を制御することで、第1の実施の形態と同様にクリームハンダを印刷できる。このとき、スキージ端部254aによって塗布されたクリームハンダは、センターガイド286でせき止められるため、b面貫通孔群283bの方へ流れることはない。基板1の裏面(b面)にクリームハンダを印刷する場合、a面貫通孔群283aの上に載せられているクリームハンダをb面貫通孔群283bの上に移して、a面と同様に印刷すればよい。
【0041】
上述した第2の実施の形態のハンダ印刷機12では、第1の実施の形態の作用効果に加えて、次の作用効果を奏する。
(1) 複合マスク282にセンターガイド286を設け、センターガイド286で隔てられた他面の貫通孔群283a、bへクリームハンダが流れることを防止した。これにより、クリームハンダを移し替えて、搬送装置201の制御を変更するだけで各パターンに対応する基板の印刷ができ、作業効率が高い。
【0042】
―――第3の実施の形態―――
図12を参照して、本発明によるクリームハンダ印刷用マスク装置およびクリームハンダ印刷機の第3の実施の形態を説明する。図12は、ハンダ塗布装置の構造を示す断面図であり、ハンダ印刷機12の正面からハンダ塗布装置を見たものである。第3の実施の形態のハンダ塗布装置は、昇降シリンダの上部に設けられた回転機構とスキージとが、第2の実施の形態のハンダ塗布装置と異なる。したがって、以下の説明では、第1および第2の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。
【0043】
昇降シリンダ251の上部に設けられた回転機構290は、昇降シリンダ251、および、これに取り付けられたスキージホルダ252とスキージ255を水平面内で略180度回転可能としている。図12に示すように、スキージ255のスキージ長Lsは、複合マスク282のa面貫通孔群283aもしくはb面貫通孔群283bのいずれか一方だけを塗布できる長さであり、マスク枠271の内側からセンターガイド286までの距離Lより短い。
【0044】
第3の実施の形態のハンダ印刷機12では、次のようにして、基板1にクリームハンダを印刷できる。基板1の表面(a面)にクリームハンダを印刷する場合、塊状のクリームハンダを複合マスク282のa面貫通孔群283aの上に載せる。スキージ255がa面貫通孔群283aの上に位置するように回転機構290によって昇降シリンダ251およびスキージホルダ252ごとスキージ255を回転させて固定する。図11(b)に示すように、基板1がa面貫通孔群283aの下に位置するように搬送装置201を制御することで、第2の実施の形態同様にクリームハンダを基板1のa面に印刷できる。b面についても同様である。
【0045】
上述した第3の実施の形態のハンダ印刷機12では、第1および第2の実施の形態の作用効果に加えて、次の作用効果を奏する。
(1) 昇降シリンダ251の上部に設けられた回転機構290によって、昇降シリンダ251、および、これに取り付けられたスキージホルダ252とスキージ255を水平面内で略180度回転可能としている。これにより、印刷しない各面の貫通孔群283a,bの上でスキージが不要な摺動をしないので、スキージの寿命を短くすることがなく、コストダウンが図れる。
【0046】
―――第4の実施の形態―――
図13を参照して、本発明によるクリームハンダ印刷用マスク装置およびクリームハンダ印刷機の第4の実施の形態を説明する。図13は、ハンダ塗布装置の構造を示す断面図であり、ハンダ印刷機12の正面からハンダ塗布装置を見たものである。第4の実施の形態のハンダ塗布装置は、2つの印刷パターンに対応するように昇降シリンダ、スキージホルダ、およびスキージをそれぞれ2組設けた点で、第2および第3の実施の形態のハンダ塗布装置と異なる。したがって、以下の説明では、第1〜第3の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。
【0047】
ハンダ塗布装置250は、昇降シリンダ351a,bと、昇降シリンダ351a,bのそれぞれのロッドの先端に取り付けられたスキージホルダ352a,bと、それぞれのスキージホルダ352a,bに取り付けられたスキージ353a,bと、マスク枠271と、マスク枠271に取り付けられた複合マスク282とを有する。昇降シリンダ351aとスキージホルダ352aとスキージ353aとによって構成されるa面塗布装置350aと、昇降シリンダ351bとスキージホルダ352bとスキージ353bとによって構成されるb面塗布装置350bとは、それぞれ異なる不図示の駆動機構により、ハンダ印刷機12を正面から見て奥行き方向、すなわち図13の紙面に対して垂直な方向に往復動される。
【0048】
すなわち、a面塗布装置350aは複合マスク282のa面貫通孔群283aに対してクリームハンダを塗布し、b面塗布装置350bは複合マスク282のb面貫通孔群283bに対してクリームハンダを塗布する。印刷対象パターンがa面であるか、b面であるかによって、塗布装置350a,bのいずれかを動作させることで、第1〜第3の実施の形態と同様に、基板1にクリームハンダを印刷できる。
【0049】
上述した第4の実施の形態のハンダ印刷機12では、第1〜第3の実施の形態の作用効果に加えて、次の作用効果を奏する。
(1) a面塗布装置350aは複合マスク282のa面貫通孔群283aに対してクリームハンダを塗布し、b面塗布装置350bは複合マスク282のb面貫通孔群283bに対してクリームハンダを塗布するよう構成した。これにより、印刷パターンに応じて最適なスキージを選択して使用できるので、印刷の不良率を低減できる。
【0050】
―――第5の実施の形態―――
図14(a),(b)を参照して、本発明によるクリームハンダ印刷用マスク装置およびクリームハンダ印刷機の第5の実施の形態を説明する。第5の実施の形態のハンダ塗布装置は、図14(a),(b)に示すように、マスク枠の内側にさらに複数のマスク枠を設けた点で、第1〜第4の実施の形態のハンダ塗布装置と異なる。したがって、以下の説明では、第1〜第4の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。
【0051】
本実施の形態のマスク枠271には、さらに内側マスク枠371が2組挿入されている。内側マスク枠371は、マスク枠271の内周に嵌合するように作成された枠であり、フランジ部371aを有する。フランジ部371aは、その下面がマスク枠271の上面に当接するとともに、上面が固定金具375によって固定されている。これにより、内側マスク枠371は、マスク枠271に固定される。また、固定金具375による固定を解除することで、内側マスク枠371は、マスク枠271に対して容易に挿脱できる。2組の内側マスク枠371には、それぞれ、a面貫通孔群373aおよびb面貫通孔群373aが設けられたメタルマスク372a,bが取り付けられている。
【0052】
本実施の形態のマスク枠271、および内側マスク枠371は、上述した第2〜第4に実施の形態のいずれかのハンダ塗布装置250に適用できる。そして、上述した第2〜第4に実施の形態のハンダ印刷機12と同様に基板1に対してクリームハンダを印刷できる。
【0053】
上述した第5の実施の形態のハンダ印刷機12では、第1〜第4の実施の形態の作用効果に加えて、次の作用効果を奏する。
(1) マスク枠271の内側に設けた複数のマスク枠371は、マスク枠271に挿入して固定金具375によって固定されている。これにより内側マスク枠371に取り付けたメタルマスクの入れ替えが容易であり、作業性が高い。
【0054】
―――変形例―――
(1) 上述の説明では、エアマット213に圧縮空気を供給して内枠212を昇降させるよう構成したが、本発明はこれに限定されない。たとえば圧油をエアマット213に供給することで、内枠212を昇降させてもよい。またエアマット213をバネやゴムなどの弾性体に置き換えてもよい。
【0055】
(2) 上述の説明では、印刷対象の基板を下方から押し上げてメタルマスクに基板の印刷面を密着させていたが、本発明はこれに限らない。ハンダ塗布装置250を下降させて、ハンダ塗布装置250に取り付けられたメタルマスクを基板1に密着させてもよい。
【0056】
(3) 上述の説明では、クッション214の上面に電子部品の逃げとなる空間(穴)を特に設けていなかったが、本発明はこれに限定されない。大型の部品が実装された基板の裏面にハンダペーストを印刷する場合、この部品の形状に合わせて穴をあけたクッションを用いてもよい。クッションは内枠212の上面に載置されているだけなので交換が容易であり、印刷対象基板に合わせてクッションを交換すればよい。なお、クッション214を内枠212の上面に両面テープや接着剤などで固定してもよい。
【0057】
(4) 上述の説明では、複数の印刷パターンが設けられた1枚のメタルマスクの一例として、1つの基板の表面および裏面の印刷パターンを設けた場合について説明したが、本発明はこれに限らない。異なる基板の印刷パターンを設けてもよく、設ける印刷パターンの数も2に限らず、3以上であってもよい。
【0058】
(5) 上述の説明では、複数の印刷パターン(メタルマスク)は、ハンダ印刷機12を正面から見て左右方向に並べていたが、本発明はこれに限定されない。異なる印刷パターンを、ハンダ印刷機12を正面から見て奥行き方向、すなわち上述の説明によるものから90度回転させた角度位置に並べてもよい。このとき、スキージの往復動する方向は、ハンダ印刷機12を正面から見て左右方向とすればよい。但し、スキージが往復動する全ストロークのうち一部分だけを往復動するよう設定できれば、スキージの往復動する方向は、上述の説明によるものから90度回転させた方向であってもよい。
【0059】
(6) 上述した第4の実施の形態では、塗布装置350a,bを2組設けたが、本発明はこれに限定されない。第4の実施の形態において説明した塗布装置350a,bのいずれか一方のみを用い、これをa面貫通孔群283aおよびb面塗布装置350bのいずれに対してもクリームハンダを塗布できるよう、移動可能に構成することで、塗布装置を1組とすることができる。
【0060】
(7) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
【0061】
以上の実施の形態およびその変形例において、突条はセンターガイド286に、第1および第2のマスク小枠は内側マスク枠371に、回動手段は回転機構290にそれぞれ対応する。さらに、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における機器構成に何ら限定されない。
【0062】
【発明の効果】
(1) 請求項1の発明によるクリームハンダ印刷用マスク装置は、少なくとも第1の印刷パターンおよび第2の印刷パターンとが設けられたマスクをマスク枠に取り付けるよう構成した。これにより、マスクの製作枚数を減らすことができるので、コストダウンが図れる。
(2) 請求項3の発明によるクリームハンダ印刷用マスク装置は、マスク枠の内側に挿入される少なくとも第1のマスク小枠と第2のマスク小枠とを設け、各マスク小枠にそれぞれ異なるパターンのマスクを取り付けるよう構成した。これにより、マスク小枠に取り付けたマスクの入れ替えが容易であり、作業性が高い。
(3) 請求項4の発明によるクリームハンダ印刷機は、第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンで基板にクリームハンダが印刷できるよう構成した。これにより、マスクの交換回数を減らすことができるので、作業効率が高い。
(4) 請求項8の発明によるクリームハンダ印刷機は、第1の印刷パターンと第2の印刷パターンとを隔てる突条を設けたマスクを使用し、突条との干渉を防ぐように切り欠きが設けられたスキージによってクリームハンダを塗布するよう構成した。これにより、マスク上のクリームハンダを移し替えるだけで印刷パターンの変更ができるので、作業効率が高い。
(5) 請求項9の発明によるクリームハンダ印刷機は、マスク枠の内側に挿入される少なくとも第1のマスク小枠と第2のマスク小枠とを設け、各マスク小枠にそれぞれ異なるパターンのマスクを取り付け、第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダを塗布できる角度位置にスキージを回動させるよう構成した。これにより、印刷しないマスクの上でスキージが不要な摺動をしないので、スキージの寿命を短くすることがなく、コストダウンが図れる。
(6) 請求項10の発明によるクリームハンダ印刷機は、マスク枠の内側に挿入される少なくとも第1のマスク小枠と第2のマスク小枠とを設け、各マスク小枠にそれぞれ異なるパターンのマスクを取り付け、第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダを塗布できる位置にスキージを水平移動させるよう構成した。これにより、印刷しないマスクの上でスキージが不要な摺動をしないので、スキージの寿命を短くすることがなく、コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表面実装工法のライン構成の一例を示す図である。
【図2】ハンダ印刷機12の概略構造を示す図であり、(a),(b)は主要構成部分をハンダ印刷機12の正面から見た図、(c)は(a)のc−c面から見た平面図である。
【図3】基板昇降装置210の構造を示す断面図である。
【図4】ハンダ塗布装置250の構造を示す断面図であり、(a)は、ハンダ印刷機12の正面から見た断面図であり、(b)は、ハンダ印刷機12の側面から見た断面図である。
【図5】マスク枠271およびメタルマスク272を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面から見た断面図である。
【図6】基板1にクリームハンダを印刷する様子を側面から見た断面図である。
【図7】マスク枠271および複合マスク282を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面から見た断面図である。
【図8】複合マスク282に遮蔽板285を被せた状態を示す図であり、(a)はb面貫通孔群283bに遮蔽板285を被せた平面図であり、(b)は(a)を側面から見た断面図であり、(c)はa面貫通孔群283aに遮蔽板285を被せた平面図であり、(d)は(c)を側面から見た断面図である。
【図9】基板1のa面にクリームハンダを印刷する状態を示す断面図である。
【図10】第2の実施の形態のハンダ塗布装置の構造を示す断面図である。
【図11】第2の実施の形態のマスク枠271および複合マスク282を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面から見た断面図である。
【図12】第3の実施の形態のハンダ塗布装置の構造を示す断面図である。
【図13】第4の実施の形態のハンダ塗布装置の構造を示す断面図である。
【図14】第5の実施の形態のマスク枠271および内側マスク枠371を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面から見た断面図である。
【符号の説明】
1 基板 12 ハンダ印刷機
201 基板搬送装置 210 基板昇降装置
211 外枠 212 内枠
213 エアマット 214 クッション
215 ロッド 220 昇降機構
231 エアポンプ 250 ハンダ塗布装置
251 昇降シリンダ 252 スキージホルダ
253,254,255,353a,b スキージ
254c 切り欠き部 271 マスク枠
272,372a,b メタルマスク
273 貫通孔群 282 複合マスク
283a,373a a面貫通孔群 283b,373b b面貫通孔群
285 遮蔽板 286 センターガイド
350a a面塗布装置 350b b面塗布装置
371 内側マスク枠

Claims (10)

  1. マスク枠と
    少なくとも第1の印刷パターンおよび第2の印刷パターンとが設けられて、前記マスク枠に取り付けられるマスクとを備えることを特徴とするクリームハンダ印刷用マスク装置。
  2. 請求項1に記載のクリームハンダ印刷用マスク装置において、
    前記マスクには、前記第1の印刷パターンと前記第2の印刷パターンとを隔てる突条をさらに備えることを特徴とするクリームハンダ印刷用マスク装置。
  3. マスク枠と、
    前記マスク枠の内側に挿入される少なくとも第1のマスク小枠と第2のマスク小枠と、
    前記第1のマスク小枠に取り付けられる、第1の印刷パターンが設けられた第1のマスクと、
    前記第2のマスク小枠に取り付けられる、前記第2の印刷パターンが設けられた第2のマスクとを備えることを特徴とするクリームハンダ印刷用マスク装置。
  4. 請求項1に記載のクリームハンダ印刷用マスク装置と、
    前記マスクにクリームハンダを塗布して基板にクリームハンダを印刷するスキージと、
    前記第1の印刷パターンおよび第2の印刷パターンのうち、スキージによって印刷されるパターンを選択する選択手段とを備えることを特徴とするクリームハンダ印刷機。
  5. 請求項4に記載のクリームハンダ印刷機において、
    前記選択手段は、前記第1または第2の印刷パターンを覆い隠して前記スキージによってクリームハンダが塗布されるのを防止する遮蔽板であることを特徴とするクリームハンダ印刷機。
  6. 請求項4に記載のクリームハンダ印刷機において、
    前記スキージは、前記第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダの塗布が可能な幅を有し、
    前記選択手段は、前記スキージが前記第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダを塗布できる角度位置に前記スキージを回動させる回動手段であることを特徴とするクリームハンダ印刷機。
  7. 請求項4に記載のクリームハンダ印刷機において、
    前記スキージは、前記第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダの塗布が可能な幅を有し、
    前記選択手段は、前記スキージが前記第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダを塗布できる位置に前記スキージを水平移動させる移動手段であることを特徴とするクリームハンダ印刷機。
  8. 請求項2に記載のクリームハンダ印刷用マスク装置と、
    前記第1および第2の印刷パターンの双方に渡る幅を有し、前記突条との干渉を防ぐように切り欠きが設けられ、前記突条の延在する方向に移動することで前記マスクにクリームハンダを塗布して基板にクリームハンダを印刷するスキージとを備えることを特徴とするクリームハンダ印刷機。
  9. 請求項3に記載のクリームハンダ印刷用マスク装置と、
    前記第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダの塗布が可能な幅を有するスキージと、
    前記スキージが前記第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダを塗布できる角度位置に前記スキージを回動させる回動手段とを備えることを特徴とするクリームハンダ印刷機。
  10. 請求項3に記載のクリームハンダ印刷用マスク装置と、
    前記第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダの塗布が可能な幅を有するスキージと、
    前記スキージが前記第1の印刷パターンまたは第2の印刷パターンのいずれか一方のパターンにのみクリームハンダを塗布できる位置に前記スキージを水平移動させる移動手段とを備えることを特徴とするクリームハンダ印刷機。
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