JP2005025736A - ドキュメント管理方法、ドキュメント管理プログラム及びドキュメント管理システム - Google Patents

ドキュメント管理方法、ドキュメント管理プログラム及びドキュメント管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005025736A
JP2005025736A JP2004177196A JP2004177196A JP2005025736A JP 2005025736 A JP2005025736 A JP 2005025736A JP 2004177196 A JP2004177196 A JP 2004177196A JP 2004177196 A JP2004177196 A JP 2004177196A JP 2005025736 A JP2005025736 A JP 2005025736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
transition
identification code
related information
original
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004177196A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Fujiwara
彰彦 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Publication of JP2005025736A publication Critical patent/JP2005025736A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/93Document management systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

【課題】 順次変遷されるドキュメントの変遷前と変遷後を対応付けて、ネットワークによるドキュメントも含めて、関連するドキュメント全体を継続的に管理可能にして、ドキュメント管理の機能、性能及び信頼性の向上を図る。
【解決手段】 ドドキュメント管理システム10に登録するオリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントの全てに共通のIDを付与して、キュメント管理システム10のドキュメント管理データベース20には、操作履歴を含め、オリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントの管理に関する全ての情報を共通のIDと共に記録する。ドキュメントを変遷操作する時あるいはドキュメントに問い合わせをする時には、識別符号照合手段により共通のIDを元にドキュメントを対応付けて、関連情報も考慮しながら変遷操作の管理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明はオリジナルドキュメントを順次変遷して変遷ドキュメントを形成する場合に、ドキュメントに関するドキュメント関連情報を、継続的に管理するドキュメント管理方法、ドキュメント管理プログラム及びドキュメント管理システムに関する。
一般にドキュメント管理システムでは、例えばドキュメントプロパティや操作履歴のようなドキュメントの関連情報が、ドキュメントの保存方式やドキュメントの形態に依存するドキュメントのデータに付随して管理されている。
ここでドキュメントの関連情報が依存する保存法式としては、例えば記録装置やファイルシステム上の格納場所あるいはクライアント/サーバシステム上の保存形態がある。又、ドキュメントの関連情報が依存するドキュメントの形態としては、例えばドキュメントメディアの種類(紙の形態や電子的な形態のもの等)あるいは、ドキュメントフォーマット(ビットマップ、PDFやURL等)がある。
そして紙のドキュメント及び電子的形態のドキュメントのように、ドキュメントの形態が異なるものの間においても、ドキュメントの関連情報を共有したい場合に、従来は紙の形態のドキュメント上にバーコードや電子透かしを設けて、バーコードや電子透かしをスキャンして、関連情報を電子的データとして得る方法がある。(例えば特許文献1参照。)
特表2002−542538号公表公報
しかしながら(特許文献1)では、ドキュメントの形態の変遷に伴い、関連情報そのものは夫々のドキュメントに供給されるものの、ドキュメントの形態の変遷の様なドキュメントの操作履歴自身等を関連情報として、各形態間で共有する事が出来ない。このため変遷前のドキュメントと変遷後のドキュメントとを対応付けることが出来なかった。
一方近年ネットワークの活用により、例えばパソコンで作成したドキュメントをファイル移動/コピーしたり、シート紙にドキュメントをプリント後にスキャナで読み取ってドキュメントを電子化し、その後E−Mailに添付して送信する等、ドキュメントの格納方式やドキュメントの形態が多岐にわたっていて、順次変遷されるドキュメントの操作履歴等を関連情報として供給する必要を生じている。
このためドキュメントの形態を順次変遷する間に、操作履歴自身を含め、夫々のドキュメントが関連情報を共有して、ドキュメントの形態が異なる場合でもドキュメントを対応付けられるように、ドキュメントに関連する情報を継続的に管理して管理の機能、性能及び信頼性の向上図る事が望まれている。
そこで本発明は上記課題を解決するものであり、ドキュメントを各種形態に変遷した場合であっても関連情報の管理を継続的に可能とし、形態の異なるドキュメント同士を対応付けて管理出来るドキュメント管理方法、ドキュメント管理プログラム及びドキュメント管理システムを提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するための手段として、オリジナルドキュメントを保存するオリジナルドキュメント保存ステップと、前記オリジナルドキュメントの識別符号を登録する識別符号登録ステップと、前記オリジナルドキュメントを順次変遷して変遷ドキュメントを作成する毎に、前記識別符号と共通の識別符号により照合されるドキュメント関連情報を記録し、前記オリジナルドキュメントを順次変遷する間に、前記同一の識別符号により照合される前記オリジナルドキュメント及び前記変遷ドキュメントに関する前記ドキュメント関連情報を継続的に管理するドキュメント関連情報記録ステップとを実施する。
又本発明は上記課題を解決するための手段として、同一の識別符号を付してなるオリジナルドキュメント及び前記オリジナルドキュメントを順次変遷してなる変遷ドキュメント間のドキュメント管理システムにおいて、前記同一の識別符号を付して、前記オリジナルドキュメントに基づき順次変遷して変遷ドキュメントを形成するドキュメント変遷手段と、前記オリジナルドキュメントあるいは前記変遷ドキュメントの前記共通の識別符号を照合する識別符号照合手段と、前記同一の識別符号により特定され、前記オリジナルドキュメント及び前記変遷ドキュメントに関連するドキュメント関連情報を記録するドキュメント関連情報管理手段と、前記識別符号照合手段にて同一の識別符号と照合されるのを条件として、前記ドキュメント変遷手段を操作するドキュメント操作手段とを設け、前記同一の識別符号により照合される前記オリジナルドキュメント及び前記変遷ドキュメントに関する前記ドキュメント関連情報を継続的に管理するドキュメント管理システムを提供する。
本発明によれば、ドキュメントが変遷された場合には、その変遷操作に関するドキュメントの関連情報を収集/解析して、ドキュメントの変遷に追随して関連情報を管理出来る。従って形態の異なるドキュメントであってもドキュメントの関連情報を共有でき、ドキュメント同士を対応付けて管理する事によりドキュメント管理の機能・性能の向上を得られる。
本発明はドキュメントの全てに共通のIDを付与して、ドキュメントの変遷の伴いIDと共に操作履歴を含めた関連情報を記録し、ドキュメント操作時には共通のIDによりドキュメントを対応付けて様式の変遷に追従して管理し、システムの機能・性能向上を図る。
以下、本発明の実施例1について図1乃至図10を用いて説明する。図1は本発明のドキュメント管理システムを示すブロック図である。図1に示すように、ドキュメント管理システム10は、ドキュメント関連情報管理手段でありドキュメント関連情報を記録するドキュメント管理データベース20、ファイルサーバ30、ドキュメント操作手段である複数のワークステーション40、ドキュメント変遷手段である複数の複製装置50及びドキュメント保存手段60を有する。複数のワークステーション40及び複数の複製装置50はドキュメント変遷手段を構成する。
更にドキュメント管理システム10は、ファックス装置70、バーコード読み取り装置80、電子透かし読み取り装置85及びドキュメント読み取り装置90を有する。ファックス装置70及びドキュメント読み取り装置90はドキュメント変遷手段を構成し、バーコード読み取り装置80及び電子透かし読み取り装置85は、識別符号照合手段の入出力を行うための装置を構成する。識別符号照合手段は、例えば、バーコード読み取り装置80あるいは電子透かし読み取り装置85等から得られた画像データからバーコード等の識別符号を読み取り、あるいは電子的な画像データから識別符号を読み取って識別符号を認識するソフトウェア等である。これらの構成要素は夫々ネットワーク接続あるいは直接の直通接続により連結可能である。更に構成要素のあるものは多機能を有する。例えば、複製装置50は、ドキュメント読み取り装置90としてあるいはMFP(Multi−Function−Peripherals)として機能可能である。
各ワークステーション40は、パーソナルコンピュータ、携帯電話、携帯端末、磁気カードあるいは夫々を組み合わせたものや、その他コンピュータ構造体等である。各ワークステーション40は、CPU、メインメモリ、ROM、および記憶装置を、全てバスにより共に接続する接続インターフェースを有することが好ましい。CPUは、単独のマイクロプロセッサとしてあるいはマルチプロセスシステム用のマルチプロセッサのいずれでも良い。メインメモリはRAMや小型のキャッシュメモリ等が好ましい。ROMは、不揮発性の記憶装置であり、例えばEPROMやNVRAM等が好ましい。記憶装置は、ハードディスク装置あるいは別のタイプの不揮発性の書き込み可能な記憶装置等可能である。
ワークステーション40のための接続インターフェースとしては、ネットワークのように双方向のデータ通信を提供する。例えば、接続インターフェースがISDN(Integrated−Services−Degital−Network)カードあるいはモデムの場合、接続インターフェースは、対応するタイプの電話回線にデータ通信接続を提供する。
接続インターフェースがLAN(Local−Area−Network)カードの場合、接続インターフェースは、互換性を有するLANにデータ通信接続を提供する。接続インターフェースは、ワイヤレスのリンクであっても良い。どのような実施形態であっても接続インターフェースは、各種タイプの情報を表わすデジタルデータを伝える、電気的信号、電磁気信号あるいは光学信号の送受信を行う。
ファイルサーバ30は、ワークステーション40と同様に、CPU、メインメモリ、ROM、および記憶装置を、全てバスにより共に接続する接続インターフェースを有することが好ましい。
ファイルサーバ30は、ハードディスク装置あるいはNVRAMの様な不揮発性の記憶装置領域にオリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントである複数のドキュメントを格納する。ドキュメント管理データベース20は、ファイルサーバ30に格納されたドキュメントの、ドキュメント及びユーザに関する情報を含む。更にドキュメント管理データベース20は、ユーザ及びドキュメントを識別する情報と共にファイルサーバ30に格納された夫々のドキュメントに対してユーザが有すべきアクセス権に関する情報を含む。ドキュメント管理データベース20に含まれる情報は、ハードディスク装置あるいはNVRAMの様な不揮発性の記憶装置領域に格納される。ドキュメント保存手段60は格納されたドキュメントを有していて、ファイルサーバ30の一部であっても良いし、あるいは図示するようにファイルサーバ30と別であっても良い。ドキュメント保存手段60に含まれるドキュメントは、ハードディスク装置あるいはNVRAMの様な不揮発性の記憶装置領域に格納される。
複製装置50は、複写機、プリンタあるいはファイルサーバ30に接続可能な他の装置等であって、シート紙上あるいは透明シートの様な記録媒体上にドキュメントの複製を形成可能であれば良い。
図1のワークステーション40、ドキュメント管理データベース20、ファイルサーバ30、複製装置50、ファックス装置70、バーコード読み取り装置80、電子透かし読み取り装置85及びドキュメント読み取り装置90は、同一のローカルネットワークの一部であっても良い。
図2はドキュメント保存手段60及びドキュメント管理データベース20の構造をより詳細に示す。ドキュメント保存手段60は、フォルダ110内に整理されるドキュメントファイル100を有する。図2に示すようにフォルダ110は、フォルダ内にドキュメントファイル100をサブフォルダとして有し、複数のフォルダ100、110が階層方式に整理されていて、任意のフォルダ110が任意のドキュメントファイル100を保持可能であり、フォルダ100、110の数は相当大きく出来る。
ドキュメント管理データベース20は、ドキュメントに関する情報を、識別情報テーブル120及び関連情報テーブル130の形で有している。これらのテーブル120、130は、互いに統合しても個別であっても良い。識別情報テーブル120は、ドキュメント及びドキュメントの名前に関連した、例えば数字からなる識別符号である識別情報(IDと略称する。)を有する。
図2に示す例では、識別情報テーブル120は、ドキュメント「XXX.doc」に関してはドキュメント名「XXX.doc」とID「1」を有する。同じく識別情報テーブル120は、第2のドキュメント「DocYYY」に関してはドキュメント名「DocYYY」とID「2」を有する。識別情報テーブル120にて、2つのドキュメントが夫々別のIDでリストされているので、「XXX.doc」と「DocYYY」は、互いに「関連しない」こととなる。
関連情報テーブル130は、識別情報テーブル120内の夫々のドキュメント「XXX.doc」、「DocYYY」に関する関連情報を有する。関連情報は、少なくともファイルが操作された日付及び時間等のドキュメントの操作履歴を有する。ファイルの操作は、ファイルの作成、編集、開く、閉じる、ファックスする、スキャンする、プリントする(あるいは他の画像処理)、あるいはE−Mailで送信する等を含む。又関連情報は、ドキュメントの名称を含む。関連情報テーブル130は、関連情報に加えて、ドキュメントのIDを有する。更に関連情報テーブル130は、ドキュメントの形態及び保存方法を有する。
ドキュメントの形態は、シート紙媒体あるいは電子的記憶装置の様な、ドキュメントが保存される媒体のタイプを含む。ドキュメントの形態は、PDF、ビットマップ、URLあるいは特定のソフトウェア保存フォーマットの様な、ドキュメントのフォーマットを含む。ドキュメントの保存方法は、OSのファイルシステム、ドキュメント管理システム、クライアント/サーバあるいはファイルサーバ情報内のフォルダ/ファイルシステム、等のドキュメントを保存や格納する方法を含む。本実施例では、ドキュメントのスタイルは、ドキュメントの形態と保存方法を含む。
上記構成において、次にドキュメントを管理する作用について述べる。図3は、本発明に沿うドキュメントの管理の方法を示すフローチャートである。図3に示すように、ユーザは先ずオリジナルドキュメントを作成し、ドキュメント保存手段60に格納する(ステップ302)。この時オリジナルドキュメントはドキュメント管理データベース20に登録される(ステップ304)。固有のIDがオリジナルドキュメントに付与される。識別情報テーブル120が提供される(ステップ306)。識別情報テーブル120は、少なくともオリジナルドキュメントの固有のIDを含み、オリジナルドキュメントの名称を含む。
関連情報テーブル130を提供される(ステップ308)。関連情報テーブル130は、オリジナルドキュメントの固有のID及びオリジナルドキュメントの関連情報を有する。オリジナルドキュメントのための関連情報は、少なくともオリジナルドキュメントの操作履歴を有する。
図4は、本発明に沿う更なるドキュメントの管理の方法を示すフローチャートである。オリジナルドキュメントは変遷ドキュメントである第2のドキュメントに変遷される(ステップ402)。本実施例では、最初のオリジナルドキュメントは、オリジナルドキュメントと異なるスタイルを有する他のドキュメントに変遷される。即ち、オリジナルドキュメントの保存方法が変換されるか、及び/又はオリジナルドキュメントの形態が変換される。
オリジナルドキュメントの変遷により第2のドキュメントを形成後、識別情報テーブル120は、オリジナルドキュメントの名称とは異なる第2のドキュメントの名称を含むように更新され、第2のドキュメントにIDが付与される(ステップ404)。このように、オリジナルドキュメントと第2のドキュメントはスタイルが異なるが、同じIDを有する。
関連情報テーブル130は、第2のドキュメントの関連情報を含めるように修正される。この修正情報は、少なくとも第2のドキュメントの操作履歴を含む。オリジナルドキュメントと第2のドキュメントの両方にIDを付与することにより、関連情報テーブル130内において、両方の関連情報が関連付けられる。従ってユーザは両方のドキュメントの関連情報を対応付けられる。
図5及び図6は、本発明に沿う更なるドキュメントの管理の方法を示すフローチャートである。図5に示すステップ502では、オリジナルドキュメントは、媒体上にオリジナルドキュメントをプリント出力してなる第2のドキュメントに変遷される。第2のドキュメントを作成するためにオリジナルドキュメントをプリント出力するのに、複製装置50の様な各種プリント装置が使用可能である。オリジナルドキュメントをプリントするのに加えて、ID識別子が媒体上にプリントされる(ステップ504)。
ID識別子は、第2のドキュメントにIDを付与する。ID識別子の形式は、例えば読み取り可能なバーコードあるいは電子透かし等が可能である。ID識別子は、オリジナルドキュメントのコピーと同時あるいは別のタイミングで媒体にプリント可能である。ID識別子は、プリント出力された第2のドキュメントをオリジナルドキュメントに関連付ける。
図6に示すステップ506ではドキュメント読み取り装置90等を使用して媒体をスキャンする。媒体のスキャンにより、第2のドキュメントは、ドキュメント保存手段60に格納される第3のドキュメントに変遷される。第3のドキュメントはビットマップやPDFの様な各種形態を取りうる。
第2のドキュメント上のID識別子は、バーコード読み取り装置80あるいは電子透かし読み取り装置85等により読み取られ、識別される(ステップ508)。識別情報テーブル120は、第3のドキュメントの名称及びIDを含むように更新され、第3のドキュメントにIDが付与される(ステップ510)。
関連情報テーブル130は、第3のドキュメントの関連情報及び付与されたIDを含めるように修正される(ステップ512)。第3のドキュメントの関連情報は、少なくとも操作履歴を含む。オリジナルドキュメント、第2のドキュメント及び第3のドキュメントが共通のIDを有することにより、関連情報テーブル130内において、オリジナルドキュメント、第2のドキュメント及び第3のドキュメントの関連情報が関連付けられる。従ってユーザはこれら全てのドキュメントの関連情報を対応付けられる。
図5及び図6において、オリジナルドキュメントをドキュメント管理データベース20に登録する場合、URL等いかなる参照も可能である。従ってオリジナルドキュメントをプリント出力して第2のドキュメントを作成する時に、IDのプリントに加えて、参照されるURL(あるいは他の低ランクのセキュリティ情報)等をシート紙上にプリントすることも可能であり、コピー時に、参照されたURL(あるいは他の低ランクのセキュリティ情報)を、コピーと一緒に媒体上にプリント可能である。
図7は、本発明に沿う更なるドキュメントの管理の方法を示すフローチャートである。図7では、オリジナルドキュメントに基づく第2のドキュメントが、その作成後に修正され、修正後に第3のドキュメントに変遷され、更に第3のドキュメントがオリジナルドキュメントと比較されるものである。
先ず図5のステップ502及び504が実施され第2のドキュメントが形成される。第2のドキュメントは、媒体上に修正を書き込まれたり貼り付けによって修正される。修正された媒体は、ステップ606でスキャンされ、第2のドキュメントから第3のドキュメントに変遷される。更に第3のドキュメントはドキュメント保存手段60に格納される。第3のドキュメントはビットマップやPDFの様な各種形態を取りうる。
第2のドキュメント上のID識別子は、読み取られ、識別される(ステップ608)。そして識別情報テーブル120は、第3のドキュメントの名称及びIDを含むように変更され、第3のドキュメントにIDが付与される(ステップ610)。
関連情報テーブル130は、第3のドキュメントの関連情報及び付与されたIDを含めるように修正される(ステップ612)。第3のドキュメントの関連情報は、少なくとも操作履歴を含む。オリジナルドキュメント、第2のドキュメント及び第3のドキュメントが共通のIDを有することにより、関連情報テーブル130内において、オリジナルドキュメント、第2のドキュメント及び第3のドキュメントの関連情報が関連付けられる。従ってユーザはこれら全てのドキュメントの関連情報を対応付けられる。
第3のドキュメントがオリジナルドキュメントの修正であるかどうかを確定するために、オリジナルドキュメントと第3のドキュメントは比較される(ステップ614)。比較は、例えばファイルサーバ30に保存される比較ソフトウェアを用いて成される。比較は、比較操作をより簡単にするため、オリジナルドキュメント及び/又は第3のドキュメントを同じ形態に変換する操作を含む。例えば、第3のドキュメントがビットマップフォーマットで格納される場合、比較のためオリジナルドキュメントはビットマップフォーマットに変換される。
このような場合、第3のドキュメントがオリジナルドキュメントの修正版であることを表示するために、関連情報テーブル130は更新される。
更に第3のドキュメントの修正された部分は、オリジナルドキュメントと第3のドキュメントの比較に基づき抽出される(ステップ616)。修正された部分は、ワークステーション40の表示部上に明示される等して表示される(ステップ618)。従ってユーザは容易に違いを見分けられる。
図8は、本発明に沿う更なるドキュメントの管理の方法を示すフローチャートである。図8では、オリジナルドキュメントが削除要求される時、関連情報テーブル130中の操作履歴はそれに従って更新される。もし削除要求されたオリジナルドキュメントと共通のIDを備えた関連ドキュメントを作成すると、ユーザは、オリジナルドキュメントが削除要求されている旨を警告され、適切な処理を講じることとなる。
例えば、図5のステップ502及び504と同様にして、媒体上にオリジナルドキュメントをプリント出力することにより、第2のドキュメントは、オリジナルドキュメントから変遷される。更に第2のドキュメントをオリジナルドキュメントに関連付けるID識別子が媒体上にプリントされる。又図6に示すステップ506と508と同様にして、媒体がスキャンされ第3のドキュメントに変遷される。またID識別子が読み取られ識別される。
図8では、オリジナルドキュメントは削除要求される(ステップ710)。これは、オリジナルドキュメントが第2のドキュメントに変換された後であれば、いつでも可能である。オリジナルドキュメントが削除要求されている場合、オリジナルドキュメントが削除要求されていることを含めるよう、関連情報テーブル130の操作履歴は更新される(ステップ712)。オリジナルドキュメントが削除要求されていることに基づき、電子的処置が講じられる(ステップ714)。
例えば、オリジナルドキュメントが削除要求されている旨を表わすメッセージが表示される。このメッセージは、例えば第2のドキュメントが第3のドキュメントに変遷される時に表示される。メッセージは、ユーザにオリジナルドキュメントが削除要求されたことを通知し、ユーザに第3のドキュメントをオリジナルドキュメントに置き換えるかどうかを問い合わせる。あるいは、オリジナルドキュメントが削除要求されていた場合、第3のドキュメントは自動的にオリジナルドキュメントに置き換えられても良い。
図9は、本発明に沿う更なるドキュメントの管理の方法を示すフローチャートである。図9では、オリジナルドキュメントに基づいて次のドキュメントを作成するユーザによる、オリジナルドキュメントのアクセスを制限する、セキュリティに関する。
オリジナルドキュメント及び第2のドキュメントは、図3及び図4のステップに従い作成される。第2のドキュメントは以下に述べるように、オリジナルドキュメントから直接変遷されるかあるいは、オリジナルドキュメントから変遷される中間ドキュメントを介して間接的に変遷される。
第1及び第2の権限のレベルは、オリジナルドキュメントを作成する第1のユーザと結び付く(ステップ810)。第1及び第2の権限のレベルは、オリジナルドキュメント及びそれから変遷されて継続的に繋がる変遷ドキュメントへのアクセス可能レベルを規定する。権限のレベルは、関連情報の一部として関連情報テーブル130に格納される。
オリジナルドキュメントは、第2のドキュメントに変遷される。この変遷は、オリジナルドキュメントから直接為されるかあるいは、第2のドキュメントが中間ドキュメントの変遷でありさらに中間ドキュメントがオリジナルドキュメントの変遷であるというように、中間ドキュメントを介して間接的になされる。例えば中間ドキュメントは、シート紙や透明シートの様なプリントされた媒体の形態をしていて、プリントされた媒体は、オリジナルドキュメントのIDに関連するID識別子を含む。更に第2のドキュメントは、プリントされた媒体をスキャンして、中間ドキュメントから変遷される。
第1の権限レベルは、第2のドキュメントを作成する第2のユーザと結び付く(ステップ812)。第1の権限レベルは、関連情報テーブル130中のオリジナルドキュメントの関連情報ではなく、第2のドキュメントの関連情報に対する、第2のユーザのアクセスを許可する。第1及び第2の権限のレベルは、関連情報テーブル130中の第1のオリジナルドキュメントと第2のドキュメントの両方の関連情報に対する、第1のユーザのアクセスを許可する。
従って、オリジナルドキュメントに基づいたドキュメントは作成するが、オリジナルドキュメントを作成していないユーザに対しては、オリジナルドキュメントへのアクセスが禁止される。これに対して、オリジナルドキュメントを作成するユーザは、オリジナルドキュメントから派生しドキュメント保存手段60に格納される、全てのドキュメントへのアクセスを許可される。
図10は、本発明に沿う更なるドキュメントの管理の方法を示すフローチャートである。権限レベルがドキュメントを作成するユーザに基づく代わりに、ドキュメントが作成されるドメインに基づいてドキュメントへのアクセスを制限するという点を除けば、図10の方法は図9の方法と同様である。図10の方法が作動するシステムは、複数のドメインを有する。例えばシステムは、異なるドメインをサーブ出来る単独のサーバを有することが出来る。又システムは、複数のサーバを有するネットワークであり、ネットワークが複数のドメインに分割される場合がある。
オリジナルドキュメント及び第2のドキュメントは、図3及び図4のステップに従い作成される。第2のドキュメントは、オリジナルドキュメントから直接変遷されるかあるいは、オリジナルドキュメントから変遷される中間ドキュメントを介して間接的に変遷される。
第1及び第2の権限のレベルは、オリジナルドキュメントが作成されるドメインと結び付く(ステップ910)。第1及び第2の権限のレベルは、オリジナルドキュメント及びそれから変遷されて派生される継続的に繋がる変遷ドキュメントへのアクセス可能レベルを規定する。更に同一のIDを有するオリジナルドキュメントと第2のドキュメントに加えて、最終的にオリジナルドキュメントから由来して全て同一のIDを有する追加のドキュメントがある場合、これら関連する追加のドキュメントのあるものは、第1のドメインで作成され、あるものは第2のドメインで作成される可能性がある。権限のレベルは、関連情報テーブル130に格納される。
第1の権限のレベルは、第2のドキュメントが作成されたドメインと結び付く(ステップ912)。第1及び第2の権限のレベルは、第1のドメインから、オリジナルドキュメント及び第2のドキュメント更に、関連情報テーブル130内で共通のIDを有する他のいかなるドキュメントの、いずれの関連情報にもアクセスするのを許可する。第1の権限のレベルは、第2のドメインから、第1のドキュメントあるいは第1のドメインで作成される他のドキュメントの関連情報にではなく、第2のドキュメント及び第2のドメインで同一のIDと共に作成される他のいかなるドキュメントの関連情報にアクセスするのを許可する。
このように、オリジナルドキュメントに基づいて次のドキュメントが作成された異なるドメインから、第1のドメイン内のオリジナルドキュメント及び関連ドキュメントにアクセスする事は禁止される。これに対して、オリジナルドキュメントが作成されたドメインからは、オリジナルドキュメントに由来してドキュメント保存手段60に格納される全てのドキュメントにアクセスを許可される。
他の代案として、第1のレベルのアクセスは、第2のドメインで、関連ドキュメントが低レベルのセキュリティであれば、ユーザが、第1のドメイン内でのみ作成される関連ドキュメントの関連情報にアクセスするのを許可する。例えば、ドキュメントがオリジナルドキュメントから由来されていて、又第1のドメインで作成されたものであるが、URLドキュメントのように公文書であると表示される場合、第1のレベルのアクセスは、第2のドメインユーザが、URLドキュメント及びドキュメント用の関連情報にアクセスするのを許可する。
あるいは第1の権限のレベルは、(全てでは無く)第1のドメインで作成された関連情報へのアクセスを部分的に制限しても良い。例えば、第1の権限のレベルは、第2のドメインから、第1のドメインで作成された関連ドキュメントの関連情報の内の幾つかは見ることが出来るが、関連情報をデータベース内にコピーするのは許可されない等であっても良い。
このように構成される本実施例にあっては、ドキュメントの変遷に関わらず、オリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントに共通のIDを付与する事によりオリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントを対応付けることが出来、ドキュメントが変遷された時に、その変遷操作に関するドキュメントの関連情報を収集/解析して、ドキュメントの変遷に伴う関連情報を得られる。従って共通のIDにより各種変遷によりスタイルが異なるオリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントが関連情報を共有出来、オリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントを、ネットワークを含めて全体を対応付けて管理する事により、ドキュメント管理の機能、性能及び信頼性の向上を得られる。
以下、本発明の実施例2について図11乃至図17を用いて説明する。この実施例2は、その作用が実施例1と異なるものの、その他は前述の実施例1と同様であり、実施例1のドキュメント管理システム10を用いるものである。従って実施例1で説明した構成と同一部分については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施例におけるドキュメントを管理する作用について述べる。図11は、ワークステーション40にてワープロアプリケーションなどを用いてオリジナルドキュメントあるいは変遷ドキュメントを作成する間のドキュメントの管理の過程を示すフローチャートである。ドキュメント管理システム10のシステム操作を開始する(ステップ311)。ワークステーション40等に設けられる図示しないドキュメント操作状況管理手段(例えば、ドキュメントの入出力、ドキュメントの操作履歴等の収集、あるいは収集された情報を関連情報として解析するソフトウェア)により、ドキュメントに対する操作発生の監視を開始する(ステップ312)。
ドキュメントに対する操作が発生したかを比較する(ステップ313)。オリジナルドキュメントが新規に作成されると、識別符号照合手段(例えば、バーコード読み取り装置80あるいは電子透かし読み取り装置85等ドキュメントの入出力を行う装置から得られた画像データ、あるいは電子的な画像データからバーコードを読み取りIDを認識するソフトウェア)によりIDを読み取り(ステップ314)、IDが抽出されたら(ステップ315)、ドキュメント管理データベース20にIDを照合する(ステップ316)。
この時オリジナルドキュメントが新規に作成されたものであるため、ステップ317にて、ドキュメント管理データベース20にはこのオリジナルドキュメントに関するデータは未登録である旨を判断される。従って、オリジナルドキュメントに対して新規のIDが与えられ、ドキュメント管理データベース20の識別情報テーブル120に登録される(ステップ318)。
ステップ319で、ドキュメント管理操作が実施されると、オリジナルドキュメントのプロパティや、「新規に作成された」という操作情報等の関連情報を、ドキュメント管理データベース20の関連情報テーブル130に格納する(ステップ320)。この間に、ワープロアプリケーション等で新規に電子的なオリジナルドキュメントが作成されているので、ドキュメント保存手段60に、電子的なオリジナルドキュメントの実態データをステップ319にて保存する。ステップ321で、ドキュメント管理システム10のシステム操作終了が指示されていれば、ステップ322でドキュメントに対する操作発生の監視を終了し、システムの管理操作を終了する(ステップ323)。
次に図12のフローチャートを用いて、新規作成後の電子的なオリジナルドキュメントをシート紙上にプリント出力して変遷ドキュメントを作成する過程を述べる。図12は、図11のドキュメント管理のフローチャートに更にプリント出力時のID付与に関する拡張部分を加えたものである。ステップ317を終了後、ステップ331で、ワークステーション40から複製装置50に、ドキュメントの変遷作業である、オリジナルドキュメントのプリント出力が指示すされた場合、変遷後の媒体にIDを付与するかどうかを選択する(ステップ332)。
IDの付与は、複製装置50に対応してプリンタドライバ等の付属のツール(図示せず)を使用して行う。実際にオリジナルドキュメントのプリント出力が行われると、IDが機械読み取り可能コードとして付与され(ステップ333)、オリジナルドキュメントの内容と共にシート紙にプリントされる(ステップ319)。ユーザが、IDを付与されていることを容易に分かるようにするには、バーコードをシート紙にプリントする。逆にユーザが見ただけではIDを付与されているかどうか判らないようにするには、電子透かしをシート紙にプリントする。
次にシート紙にプリント出力された変遷ドキュメントをスキャンして、オリジナルドキュメントに基づく電子的な変遷ドキュメントを作成する場合の、ドキュメント管理について述べる。ドキュメント読み取り装置90により、シート紙をスキャンすると、ドキュメント操作状況管理手段(図示せず)においては、図11のステップ313にて、「シート紙上の変遷ドキュメントがスキャンされた」という情報が収集される。オリジナルドキュメントあるいは変遷ドキュメントに対し何らかの操作が発生した場合には、識別符号照合手段により、ドキュメントのID読み取りが為されることから、ステップ314にて、バーコード読み取り装置80あるいは電子透かし読み取り装置85によりシート紙上のIDを読み取り、ステップ315でIDが抽出されたら、ドキュメント管理データベース20にIDを照合する(ステップ316)。
この時スキャンされた変遷ドキュメントは、オリジナルドキュメントに基づき、図12のステップ333でIDを付与された状態でシート紙にプリントされたものであり、ドキュメント管理データベース20の識別情報テーブル120にはオリジナルドキュメントに関するデータが登録済みである。従ってドキュメントに対して既に格納されている関連情報を、ドキュメント管理データベース20の関連情報テーブル130より取得可能となる(ステップ319)。また、「スキャンされた」という操作情報等の関連情報をIDと共に、ドキュメント管理データベース20の関連情報テーブル130に追加格納して、関連情報テーブル130を更新する(ステップ320)。この間に、電子的な変遷ドキュメントデータが作成されているので、ドキュメント保存手段60に、電子的な変遷ドキュメントの実態データでありスキャンにより読み取られた画像データをステップ319にて保存する。
このように、スキャンされた電子的な変遷ドキュメントの関連情報には、オリジナルドキュメントと共通のIDが付与されるので、オリジナルドキュメントとスキャンされた変遷ドキュメントとは対応付けられることとなる。
ここで、図11あるいは図12に従い、オリジナルドキュメントが、その後の変遷に追従して管理される間に、変遷作業に関する情報を検索する過程について述べる。この時システム内では図2に示すように情報が管理されている。ドキュメント管理データベース20の識別情報テーブル120では、IDを登録されたドキュメントの名前、その他登録日付、作成された手段、作成を行った人の情報、登録要求あるいは削除要求等のステータス情報等が管理される。ドキュメント管理データベース20の関連情報テーブル130では、IDが与えられたドキュメントに対する関連情報である操作内容、操作日時、操作対象、その他操作者、操作場所、データの実態が存在するならはその保存場所等が管理される。ドキュメント保存手段60は、ドキュメント管理データベース20の構造従いデータが階層的に管理されている。
ドキュメントの変遷の状況を調査する場合、オリジナルドキュメントを作成したユーザは、予め与えられている検索キーを用いて、ワークステーション40から、ドキュメント管理システム10内のドキュメント検索手段(図示せず)に問い合わせ、ドキュメントのIDを特定する。特定されたIDをキーにして関連情報テーブル130の関連情報を検索してオリジナルドキュメントの変遷状況を得る。
次に図13のフローチャートを用いて、オリジナルドキュメントあるいは変遷ドキュメントに対して何らかの操作が発生した際に、ドキュメントの関連情報を自動的に問い合わせ、ユーザにその結果を通知する過程について述べる。前述の図11、図12に従い、オリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントは共通のIDにより関連情報をドキュメント管理システム10により管理されている状態とする。オリジナルドキュメント作成時に、例えばWebブラウザを使用して、Webページを参照していた場合、関連情報テーブル130には、作成時にWebページを参照していたことが関連情報として保管される。
このオリジナルドキュメントに対してワークステーション40から複製装置50にプリント指示がなされた場合、ステップ317を終了後、IDを用いて関連情報の問い合わせを行う(ステップ341)。これによりオリジナルドキュメント作成時にWebページを参照していたことが分かる(ステップ342)。次いでその関連情報をユーザに通知するか否かを比較する(ステップ343)。ユーザにとり、Webページの情報は重要である可能性が高いので、プリンタドライバ等の付属のツール(図示せず)を使用して、関連情報も一緒にユーザに通知する(ステップ344)。ユーザは通知に基づき関連情報のプリントを行うなど操作する(ステップ319)。
これによりユーザは、プリント等のドキュメントの変遷時にIDを元にオリジナルドキュメントの関連情報を問い合わせ、関連情報の内容に対してもプリント作業の様な操作を行うことが出来る。
次に図14のフローチャートを用いて、複数の変遷を経た変遷ドキュメントに加筆等のデータ補正がなされている場合に、補正箇所を抽出する過程について述べる。オリジナルドキュメントが変遷ドキュメントとしてシート紙上にプリントされ、前述の図11、図12に従い、オリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントは共通のIDにより関連情報をドキュメント管理システム10により管理されている状態とする。
シート紙上の変遷ドキュメントに加筆が為された後シート紙をスキャンすると、ドキュメント管理システム10は、ステップ317を終了後、共通のIDから変遷前のオリジナルドキュメントと、スキャンした変遷ドキュメントとの間の補正箇所である差分情報を検出するか否かをユーザに質問する(ステップ351)。これは複製装置50のコントロールパネル(図示せず)上に表示する等してユーザに提示され、ドキュメント管理システム10はユーザからの指示を待つよう制御される。
ユーザが差分情報の検出を指示すると、ドキュメント保存手段60にアクセスしてオリジナルドキュメントの画像データを問い合わせて、補正前の画像データを得る(ステップ352)。オリジナルドキュメントの画像データとスキャンした変遷データのフォーマットを合わせて比較して、両ドキュメント間の差分を検出し(ステップ353)、コントロールパネル(図示せず)を用いてユーザに提示する(ステップ354)。
ドキュメント管理システム10は、検出された差分情報を、スキャン操作により得た変遷ドキュメントに関する関連情報として、IDや操作履歴と共に関連情報テーブル130に保存するかどうかをユーザに質問し、ユーザからの指示を待つ(ステップ355)。ユーザが差分情報の保存を指示すると関連情報テーブル130の、スキャン操作による変遷ドキュメントに関する関連情報中に差分情報を追記する(ステップ356)。これによりユーザは、ドキュメントを変遷する間に必要を生じた場合、共通のIDを元に差分情報を得ることが可能となる。
次に図15のフローチャートを用いて、複数の変遷を経る間に行われた差分である補正内容を取捨選択しながら変遷ドキュメントに適用する過程について述べる。例えば、オリジナルあるいは変遷ドキュメント→プリント→加筆→スキャンを繰返した変遷ドキュメントのオリジナルドキュメントを指定して、必要とする画像データをプリントする場合について説明する。前述の図11、図12に従い、オリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントは共通のIDにより関連情報をドキュメント管理システム10により管理されている状態とする。
スキャン操作による再入力により、ドキュメント管理システム10では、関連情報テーブル130に操作履歴を追記する(ステップ320)。この時、差分情報も関連情報として保存される。これにより複数の変遷を経る間の作業内容が操作履歴の内容として管理可能となる。このように管理された変遷ドキュメントに対して再度プリントしようとする場合、共通のIDを元に操作履歴を参照し、複数の差分情報の一覧を提示し、一覧から差分情報を取捨選択して、差分情報を反映させたプリントが可能となる。
ユーザが任意の変遷ドキュメントのプリントを指示すると、ステップ317を終了後、プリンタドライバ等の付属のツール(図示せず)を使用して、変遷ドキュメントの関連情報テーブル130の関連情報から過去の操作の差分内容を問い合わせて取得するかどうかを比較する(ステップ361)。ユーザが問い合わせを指示すると、共通のIDを有するオリジナルドキュメントあるいは変遷ドキュメントの関連情報に差分内容を問い合わせる(ステップ362)。今回のプリント操作に適用可能な加筆操作等による差分内容が関連情報にあるか否かを比較し、あれば差分内容を抽出し(ステップ363)、複製装置50のコントロールパネル(図示せず)上に表示する等して一覧をユーザに提示する(ステップ364)。ユーザはプリント操作に適用したい差分内容を選択し(ステップ365)、差分内容と共に、変遷ドキュメントをプリントする(ステップ319)。
ドキュメント管理システム10は、ステップ365にてユーザが差分内容を選択指示すると、関連情報テーブル130の、プリント操作による変遷ドキュメントに関する関連情報中に選択された差分内容を追記する(ステップ366)。これによりユーザは、ドキュメントを変遷する間に、共通のIDを元に差分内容を取捨選択可能となる。
次に図16のフローチャートを参照して、ドキュメント管理システム10内で管理されているドキュメント全体に対して、任意のステータスの制御を及ぼしたい場合、例えば、ドキュメントの削除要求が成され、削除要求のステータスを与えられた場合の過程について述べる。ステータスは、共通のIDで認識されるドキュメント全てに影響を及ぼすものである。ユーザによる削除要求のステータスは、ドキュメント管理アプリケーション(図示せず)等のドキュメント管理システム10に付属のツールを使用して、該当ドキュメントを指定し削除を指示することにより成される。削除要求は、ドキュメント管理システム10の、ドキュメント保存手段60内に保存される画像データ自体や、ドキュメント管理データベース20内の関連情報等も削除するよう要求する事となる。
従って削除要求が為されると、ステップ317を終了後、先ずステータス変更を必要とするか否かを判断する(ステップ371)。ステータス変更を必要とすると判断されると、該当ドキュメントに対して、ステータス変更により影響を及ぼされ得る情報を収集する(ステップ372)。収集された情報を解析して、ステータス変更の影響を及ぼされる情報が存在するか否かを比較する(ステップ373)。影響を及ぼされる情報が存在する場合は、ユーザに情報を提示し、更にどのように扱うか(削除要求された事だけをステータスに反映しデータを不活性状態にして残すか、保存された画像データ自体ごと削除するか、操作履歴等の関連情報も削除するか等)質問する(ステップ374)。ユーザからの指示に従い処理し(ステップ375)、完了後当該ドキュメントに対してのステータスを変更する(ステップ376)。
このような削除要求の処理を完了後であっても、シート紙にIDを付与されてプリントされた変遷ドキュメントが存在している場合が有る。削除要求の処理を完了後に、シート紙上の変遷ドキュメントがスキャンされると、ドキュメント管理システム10にあっては、削除要求のステータスとスキャン操作との整合性が得られなくなる。次に図17のフローチャートを参照して、ステータス処理に整合するためのドキュメント操作の過程について述べる。
シート紙上の変遷ドキュメントのスキャンがおこなわれ、IDの照合が成されると、当該ドキュメントのステータスも照合され、削除要求が出されていると判定され、スキャン操作との整合性が確認される(ステップ381)。スキャン操作は、ドキュメント管理システム10内で削除要求されたドキュメントに対して、未削除であったシート紙が操作されることとなり、整合性が保てないと確認されると、ドキュメント管理システム10は、ユーザに対して整合性を保つための対処の一覧を提示する(ステップ382)。ユーザは、一覧から対処法を選択出来、あるいはスキャン操作自体のキャンセルができる。
一覧としては、例えば、不活性状態に成っていた画像データ自体や関連情報を活性化させる、ドキュメント管理システム10に既に登録されたIDを使用し関連情報を新たに追記してゆく、新規にIDを発行し新ドキュメントとして登録する、ドキュメント管理システム10内での操作を禁止するためスキャン操作を中断する等が提示される。ステップ383で現操作の中断を指示されると、ドキュメント管理システム10のシステム操作を終了する(ステップ321)。
ステップ383で操作が継続され、新規にIDを発行する場合は(ステップ384)、スキャンしたドキュメントに新規のIDが与えられ、ドキュメント管理データベース20の識別情報テーブル120に登録される(ステップ385)。ステップ383で操作が継続されるものの、新規のID発行の指示が無い場合は(ステップ384)、削除要求により不活性化したドキュメントや関連情報を活性化し(ステップ386)、ドキュメントのステータス変更(ステップ387)をしても良い。又、ステップ386で活性化せずにIDのみ流用し、操作情報を記録する(ステップ319)等しても良い。
このように共通のIDが付与されることから、ドキュメント全体にステータスを反映可能であり、又、ステータス処理完了後の変遷ドキュメントの作成操作がステータスと整合性を得られるよう管理する事も可能となる。
更に本実施例においても前述の実施例1と同様に、ドキュメント管理システム10は、ユーザの権限に基づくセキュリティレベルでの情報管理や、ドキュメントが作成されるドメインに基づくセキュリティレベルでの情報管理も可能である。ユーザの権限に基づくセキュリティレベルでの情報管理のために、ドキュメント管理システム10は、ユーザ構成メンバーの情報と役割・権限を管理するテーブルを備えるデータベースシステムからなるユーザ情報管理手段(図示せず)を有していて、メンバーの役割や権限に応じてどのセキュリティレベルでのアクセスが可能であるかを、オリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントに共通に付与されるIDと対応付けて管理している。
これによりドキュメント管理システム10は、ユーザ情報と対応付けられるセキュリティ的なアクセス制御情報により、図11のステップ313のドキュメントに対する操作の発生に関して制限をかけたり、図13のステップ343の関連情報のユーザへの通知に関して制限をかけたり出来る。更にドキュメント管理システム10は、図14のステップ354のドキュメントの差分の提示に関して制限をかけたり、図17のステップ382、384、386の各種判断や指示に関して制限をかけたり出来る。
又例えばドキュメント管理システム10は、複数のネットワークドメイン間で、どのセキュリティレベルでドキュメント媒体に情報を付与出来るか、あるいは複数のネットワークドメイン間で、ユーザのセキュリティレベルによって相互に関連情報を参照可能に出来るかを、オリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントに共通に付与されるIDと対応付けて管理する。このドメインに基づくセキュリティレベルの管理をするため、ドキュメント管理システム10は、ユーザ構成メンバーの情報と役割・権限を管理するテーブルを備えるデータベースシステムからなるユーザ情報管理手段(図示せず)及び、ドキュメント管理システム10が設置されているネットワークの情報を管理するテーブルを備えるデータベースシステムやドメインコントローラ等からなるネットワーク情報管理手段を備える。
これにより例えばドキュメント管理システム10は、オリジナルドキュメントが、別のドキュメントを参照していた場合であって、この参照されるドキュメントが、一定の権限を持ったネットワークドメインからでしかアクセス出来ない場合には、オリジナルドキュメントの変遷時に、参照されるドキュメント情報の記述を除くよう制限を掛けられる。
更に例えばドキュメント管理システム10は、地理的に離れている同じ企業の支店同士の場合であって、共通のIDを元に相互に認証が可能なドメインであれば、相互に関連情報や画像データを参照可能とする。この時各ネットワークドメインは、夫々必要とする部分の関連情報や画像データを保有したり、あるいは全ての情報を所定のドメインが管理する等、関連情報の活用法に応じて任意である。
このように構成される本実施例にあっては、オリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントに共通のIDを付与する事により、実施例1と同様、ドキュメントの変遷に関わらず、オリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントを対応付ける関連情報を得られる。従って共通のIDにより各種変遷によりスタイルが異なるオリジナルドキュメント及び変遷ドキュメントを、ネットワークを含めて全体を対応付けて管理する事により、ドキュメント管理の機能、性能及び信頼性の向上を得られる。
尚本発明は上記実施例に限定されず、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であって、例えばドキュメント管理システムの構成は限定されず、ドキュメント変遷手段は、スキャナ、プリンタあるいはLANインターフェース等を有するMFPあるいはスキャナ、プリンタ、ファクシミリ、キーボード等の単体である等任意であるし、ネットワーク接続も社内LANや社外WAN等限定されない。又、ドキュメント関連情報管理手段に記録されるドキュメント関連情報も、システムの管理に必要なあらゆる情報が可能である。更にドキュメントの管理内容も、ドキュメントを変遷する間に夫々のドキュメントを対応付けるのに必要とされるものであれば限定されない。
更に本実施例では、装置内部に本発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしても良い。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、且つ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態はいずれの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協動してその機能を実現させるものであっても良い。
本発明の実施例1のドキュメント管理システムを示すブロック図である。 本発明の実施例1の図1に示すドキュメント保存手段及びドキュメント管理データベースの詳細を示す説明図である。 本発明の実施例1のオリジナルドキュメントの登録時の管理操作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1のドキュメントの変遷による識別情報テーブルの更新操作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1のプリント出力時の管理操作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1のスキャン時の管理操作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1のドキュメントの変遷による修正箇所抽出時の管理操作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1のドキュメントの削除要求時の管理操作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1のドキュメントのユーザのアクセス制限時の管理操作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1のドキュメントのドメインのアクセス制限時の管理操作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2のドキュメントの変遷に伴うドキュメント管理操作全体を示すフローチャートである。 本発明の実施例2のドキュメントのプリント出力時の管理操作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2のドキュメントの関連情報を問い合わせる時の管理操作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2のドキュメントの補正箇所を抽出する時の管理操作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2のドキュメントを変遷する間のデータの差分を管理する時の操作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2のドキュメントにステータスを与えた時の操作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2のステータス処理と他の処理との整合性を取る時の操作を示すフローチャートである。
符号の説明
10…ドキュメント管理システム
20…ドキュメント管理データベース
30…ファイルサーバ
40…ワークステーション
50…複製装置
60…ドキュメント保存手段
70…ファックス装置
80…バーコード読み取り装置
85…電子透かし読み取り装置
90…ドキュメント読み取り装置
100…ドキュメントファイル
110…フォルダ
120…識別情報テーブル
130…関連情報テーブル

Claims (17)

  1. オリジナルドキュメントを保存するオリジナルドキュメント保存ステップと、
    前記オリジナルドキュメントの識別符号を登録する識別符号登録ステップと、
    前記オリジナルドキュメントを順次変遷して変遷ドキュメントを作成する毎に、前記識別符号と共通の識別符号により照合されるドキュメント関連情報を記録し、前記オリジナルドキュメントを順次変遷する間に、前記同一の識別符号により照合される前記オリジナルドキュメント及び前記変遷ドキュメントに関する前記ドキュメント関連情報を継続的に管理するドキュメント関連情報記録ステップとを具備することを特徴とするドキュメント管理方法。
  2. 前記変遷ドキュメントを作成する毎の前記ドキュメント関連情報は、夫々前記変遷の内容または前記同一の識別符号を含むことを特徴とする請求項1記載のドキュメント管理方法。
  3. 前記変遷ドキュメントを記録媒体に作成する場合、前記記録媒体に前記共通の識別符号を記録する識別符号記録ステップを更に具備することを特徴とする請求項1記載のドキュメント管理方法。
  4. 前記識別符号記録ステップは、前記記録媒体に機械読み取り可能コードからなる前記共通の識別符号を記録することを特徴とする請求項3記載のドキュメント管理方法。
  5. 前記識別符号との照合を条件として、前記ドキュメント関連情報を問い合わせるドキュメント関連情報問い合わせステップを更に具備することを特徴とする請求項1記載のドキュメント管理方法。
  6. 前記変遷ドキュメントを作成する毎の前記ドキュメント関連情報は、夫々前記変遷の内容を含み、前記ドキュメント関連情報問い合わせステップは、前記オリジナルドキュメントあるいは前記変遷の内容の差分を抽出することを特徴とする請求項5記載のドキュメント管理方法。
  7. 前記ドキュメント関連情報問い合わせステップは、前記同一の識別符号で照合される前記オリジナルドキュメント及び前記変遷ドキュメントのステータスを問い合わせて、前記オリジナルドキュメント及び前記変遷ドキュメントを特定な状態に設定することを特徴とする請求項5記載のドキュメント管理方法。
  8. 前記識別符号との照合を条件として、アクセスレベルに応じて前記ドキュメント関連情報問い合わせステップを制限する第1のセキュリティステップを更に具備することを特徴とする請求項5記載のドキュメント管理方法。
  9. 前記識別符号との照合を条件として、アクセスレベルに応じて前記オリジナルドキュメントあるいは前記変遷ドキュメントの変遷を制限する第2のセキュリティステップを更に具備することを特徴とする請求項1記載のドキュメント管理方法。
  10. オリジナルドキュメントを保存するオリジナルドキュメント保存ステップと、
    前記オリジナルドキュメントの識別符号を登録する識別符号登録ステップと、
    前記オリジナルドキュメントを順次変遷して変遷ドキュメントを作成する毎に、前記識別符号と共通の識別符号により照合されるドキュメント関連情報を記録し、前記オリジナルドキュメントを順次変遷する間に、前記同一の識別符号により照合される前記オリジナルドキュメント及び前記変遷ドキュメントに関する前記ドキュメント関連情報を継続的に管理するドキュメント関連情報記録ステップとをドキュメント管理のハードウェアに実行させるためのドキュメント管理プログラム。
  11. 前記変遷ドキュメントを作成する毎の前記ドキュメント関連情報は、夫々前記変遷の内容または前記同一の識別符号を含むことを特徴とする請求項10記載のドキュメント管理プログラム。
  12. 前記変遷ドキュメントを記録媒体に作成する場合、前記記録媒体に前記共通の識別符号を記録する識別符号記録ステップを更に具備することを特徴とする請求項10記載のドキュメント管理プログラム。
  13. 前記識別符号との照合を条件として、前記ドキュメント関連情報を問い合わせるドキュメント関連情報問い合わせステップを更に具備することを特徴とする請求項10記載のドキュメント管理プログラム。
  14. 前記識別符号との照合を条件として、アクセスレベルに応じて前記ドキュメント関連情報問い合わせステップを制限する第1のセキュリティステップを更に具備することを特徴とする請求項13記載のドキュメント管理プログラム。
  15. 前記識別符号との照合を条件として、アクセスレベルに応じて前記オリジナルドキュメントあるいは前記変遷ドキュメントの変遷を制限する第2のセキュリティステップを更に具備することを特徴とする請求項10記載のドキュメント管理プログラム。
  16. 同一の識別符号を付してなるオリジナルドキュメント及び前記オリジナルドキュメントを順次変遷してなる変遷ドキュメント間のドキュメント管理システムにおいて、
    前記同一の識別符号を付して、前記オリジナルドキュメントに基づき順次変遷して変遷ドキュメントを形成するドキュメント変遷手段と、
    前記オリジナルドキュメントあるいは前記変遷ドキュメントの前記共通の識別符号を照合する識別符号照合手段と、
    前記同一の識別符号により特定され、前記オリジナルドキュメント及び前記変遷ドキュメントに関連するドキュメント関連情報を記録するドキュメント関連情報管理手段と、
    前記識別符号照合手段にて同一の識別符号と照合されるのを条件として、前記ドキュメント変遷手段を操作するドキュメント操作手段とを具備し、
    前記同一の識別符号により照合される前記オリジナルドキュメント及び前記変遷ドキュメントに関する前記ドキュメント関連情報を継続的に管理することを特徴とするドキュメント管理システム。
  17. 前記ドキュメント操作手段は、前記識別符号との照合を条件として、アクセスレベルに応じて前記オリジナルドキュメントあるいは前記変遷ドキュメントの変遷を制限することを特徴とする請求項16記載のドキュメント管理システム。
JP2004177196A 2003-06-30 2004-06-15 ドキュメント管理方法、ドキュメント管理プログラム及びドキュメント管理システム Pending JP2005025736A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/608,041 US7047492B2 (en) 2003-06-30 2003-06-30 Document management system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005025736A true JP2005025736A (ja) 2005-01-27

Family

ID=33540461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004177196A Pending JP2005025736A (ja) 2003-06-30 2004-06-15 ドキュメント管理方法、ドキュメント管理プログラム及びドキュメント管理システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7047492B2 (ja)
JP (1) JP2005025736A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097420A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 情報管理システムおよび情報管理方法
JP2009020802A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理システム、文書入出力装置、文書入出力プログラム
JP2009265836A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Mitsubishi Electric Corp 依存関係推定装置及び依存関係推定プログラム及び記録媒体
JP2011170449A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Fuji Xerox Co Ltd 文書管理装置及び文書管理プログラム

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7069443B2 (en) * 2000-06-06 2006-06-27 Ingeo Systems, Inc. Creating and verifying electronic documents
EP1535444B1 (en) 2002-08-19 2013-04-17 Research In Motion Limited System and method for secure control of resources of wireless mobile communication devices
US7523315B2 (en) * 2003-12-22 2009-04-21 Ingeo Systems, Llc Method and process for creating an electronically signed document
EP1551146B1 (en) * 2004-01-05 2011-08-24 Ricoh Company, Ltd. Document security management for repeatedly reproduced hardcopy and electronic documents
US20060206529A1 (en) * 2005-03-10 2006-09-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Document managing apparatus
JP2006338627A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 文書管理装置、文書管理方法、および文書管理プログラム
JP4042768B2 (ja) * 2005-06-21 2008-02-06 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 文書ファイル取得方法、文書処理装置、文書ファイル取得プログラム
US7855805B2 (en) 2005-09-19 2010-12-21 Silverbrook Research Pty Ltd Printing a competition entry form using a mobile device
US7621442B2 (en) 2005-09-19 2009-11-24 Silverbrook Research Pty Ltd Printing a subscription using a mobile device
US7558597B2 (en) * 2005-09-19 2009-07-07 Silverbrook Research Pty Ltd. Retrieving a ringtone via a coded surface
US7924450B2 (en) * 2005-09-19 2011-04-12 Silverbrook Research Pty Ltd Reprint card on a mobile device
US7756526B2 (en) * 2005-09-19 2010-07-13 Silverbrook Research Pty Ltd Retrieving a web page via a coded surface
US7761090B2 (en) * 2005-09-19 2010-07-20 Silverbrook Research Pty Ltd Print remotely to a mobile device
US7913161B2 (en) * 2006-05-08 2011-03-22 Enwisen, Inc. Computer-implemented methods and systems for electronic document inheritance
US20080059543A1 (en) * 2006-08-31 2008-03-06 Andreas Engel ESA enablement of records management for application integration
US20080086463A1 (en) * 2006-10-10 2008-04-10 Filenet Corporation Leveraging related content objects in a records management system
JP5200374B2 (ja) * 2006-12-18 2013-06-05 富士ゼロックス株式会社 文書管理システム、文書処理クライアント装置及びプログラム
KR100933175B1 (ko) * 2009-02-05 2009-12-21 이영범 보안문서 관제시스템 및 관제방법
JP5560691B2 (ja) * 2009-12-16 2014-07-30 富士ゼロックス株式会社 文書利用管理システム、文書処理装置、操作権限管理装置、文書管理装置及びプログラム
JP5398869B2 (ja) * 2012-03-28 2014-01-29 株式会社東芝 複合メディア管理システム、情報管理サーバ装置、複合利用制約作成装置及びプログラム
US9361464B2 (en) * 2012-04-24 2016-06-07 Jianqing Wu Versatile log system
CN104471588B (zh) * 2012-07-20 2018-11-20 微软技术许可有限责任公司 对流格式文档中的布局结构元素进行色彩编码
US9026078B2 (en) 2013-09-18 2015-05-05 At&T Intellectual Property I, Lp Method and apparatus for policy management in a communication system

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3584540B2 (ja) * 1995-04-20 2004-11-04 富士ゼロックス株式会社 文書複写関係管理システム
US6314457B1 (en) 1999-04-21 2001-11-06 Airclic, Inc. Method for managing printed medium activated revenue sharing domain name system schemas
JP3892626B2 (ja) * 1999-08-25 2007-03-14 富士通株式会社 文書処理装置及び記憶媒体
JP2001222525A (ja) * 1999-11-30 2001-08-17 Canon Inc 文書管理装置、文書管理システム、文書管理方法及び記憶媒体
US7142690B2 (en) * 2001-02-20 2006-11-28 Ricoh Company, Ltd. System, computer program product and method for managing documents

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097420A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 情報管理システムおよび情報管理方法
JP4731443B2 (ja) * 2006-10-13 2011-07-27 中国電力株式会社 情報管理システムおよび情報管理方法
JP2009020802A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理システム、文書入出力装置、文書入出力プログラム
JP2009265836A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Mitsubishi Electric Corp 依存関係推定装置及び依存関係推定プログラム及び記録媒体
JP2011170449A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Fuji Xerox Co Ltd 文書管理装置及び文書管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20040268254A1 (en) 2004-12-30
US7047492B2 (en) 2006-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005025736A (ja) ドキュメント管理方法、ドキュメント管理プログラム及びドキュメント管理システム
US8014039B2 (en) Document management system, a document management method, and a document management program
US8508769B2 (en) System and method for saving and restoring a setting from an interrupted process
JP5163035B2 (ja) 文書管理システム、装置、及び方法
US7734834B2 (en) Multi-function peripheral and information acquisition system including a plurality of the multi-function peripherals
US20090319480A1 (en) Security policy management device, security policy management system, and storage medium
US20070174896A1 (en) Security policy assignment apparatus and method and storage medium stored with security policy assignment program
US20080030800A1 (en) Electronic document management system
JP2006229670A (ja) 画像形成装置およびプログラム
JP5660100B2 (ja) 文書管理サーバ、文書管理サーバの制御方法、およびそのプログラム、文書管理システム、文書管理システムの制御方法、およびそのプログラム
US8370384B2 (en) Information processing apparatus, file management method, program, and storage medium
JP2008234203A (ja) 画像処理装置
JP2004265140A (ja) 電子文書管理システム、電子文書管理方法、電子文書管理プログラム、及び記録媒体
JP4172478B2 (ja) 文書管理装置及び文書管理方法
JP2006126941A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理制御プログラム、及び記憶媒体
JP2017135561A (ja) 受信した画像データを扱う画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP4725483B2 (ja) 電子文書と印鑑データとを管理する方法および文書処理装置
JP2005295151A (ja) 文書管理装置及びその制御方法、プログラム
JP4852915B2 (ja) タイムスタンプ取得プログラム、画像形成装置及びデジタルデータ管理システム
JP2007201639A (ja) 画像処理装置及びその制御方法、画像処理システム、プログラム、記録媒体
JP4235628B2 (ja) 文書管理装置、文書管理システム、情報管理装置、情報処理装置および文書管理装置の制御方法
JP4779719B2 (ja) 文書管理装置、文書管理方法および文書管理プログラム
US20060221389A1 (en) Image output device, image output method and image output program
JP2015035705A (ja) 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム
JP5309664B2 (ja) 文書管理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090615

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091222