JP2005022801A - エスカレーターの踏段装置 - Google Patents

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cleats
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Yutaka Hashioka
豊 橋丘
Manabu Ogura
学 小倉
Hideki Anshita
英樹 庵下
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Abstract

【課題】エスカレーターの踏板とライザの接続部を円弧状にしても、水平走行時に上記接続部にすき間を発生しないようにする。
【解決手段】踏板2の上面に第1クリート4と第2クリート5とを交互に形成し、ライザ3にはライザクリート6を形成する。第1クリート4のライザ側端部を円弧状部4aに形成し、第2クリート5の反ライザ側端部を第1クリート4の反ライザ側端部よりも長く形成する。そして、隣接する踏板2,2が同一平面を形成したとき、上記第2クリート5の延長部分を、第1クリート4の円弧状部間4a,4a間に位置する長さにする。これで、第2クリート5の延長部分は第1クリート4の円弧状部4aを遮へいする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の踏板が互いに隣接して連結されて移動するエスカレーターの踏段装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のエスカレーターの踏段装置においては、クリートをそれぞれ設けたステップとライザを備え、ライザに設けたクリートの下部に突出部を設ける構成にしている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−155573号公報(段落0007、図1〜図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のエスカレーターの踏段装置では、ライザのクリートの下部に突出部を設けることにより、隣接する踏板(ステップ)間で乗客の足が挟みこまれるのを防止するようにしているが、踏板のクリートとライザのクリートの接続部は鋭角を形成しており、乗客に対して接触時や転倒時に裂傷などを与える虞れがある。また、この部分を円弧状にすることも考えられるが、隣接する踏板が同一平面を形成したとき、両ステップ間にすき間が生じ、手足や衣服が巻き込まれる虞れがある等の問題点がある。
【0005】
この発明は上記問題点を解消するためになされたもので、踏板とライザの接続部にすき間を発生させることなく、かつ上記接続部を円弧状に形成できるようにしたエスカレーターの踏段装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエスカレーターの踏段装置は、踏板の上面に踏板の走行方向に沿う第1クリートと第2クリートを交互に形成し、第1クリートの一端を円弧状に形成し、第2クリートの両端部の内第1クリートの他端に対応する端部を隣接する踏板が同一平面を形成した状態で第1クリートの円弧状部間に位置する長さに形成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図4はこの発明の第1及び第2発明の一実施の形態を示す図で、図1は踏段部分を示す斜視図、図2は図1の部分平面図、図3踏段状走行時の踏段の側面図、図4は水平走行時の踏段の側面図であり、図中同一符号は同一部分を示す。
【0008】
図1及び図2において、エスカレーターの踏段1A,1Bは互いに隣接して無端状に連結されている。踏段1Aは水平に配置された踏板2と、この踏板2に接続されて湾曲下垂するライザ3とで構成され、ライザ3は隣接する踏段1Bの踏板2との間の段差部を形成している。踏板2には踏段1A,1Bの走行方向に沿う複数本の第1クリート4及び第2クリート5が交互に配置され、第1クリート4の一端(図1では左端)は円弧状部4aが形成され、他端(図1では右端)は垂直面となっている。
【0009】
第2クリート5の上面は第1クリート4の上面と一致し、その一端は第1クリート4の円弧終了部付近で垂直面となり、他端は第1クリート4の他端よりも突出して垂直面となっている。ライザ3には第1クリート4の円弧状部4aの下面から下方へ緩やかに湾曲して形成されたライザクリート6が形成されている。そして、踏段1Bの第1クリート4の他端はライザクリート6の前面に対応し、第2クリート5の他端はライザクリート6,6間に形成される溝内に挿入されてその溝底6aに対応している。なお、ライザクリート6,6間の溝の深さは、第1及び第2クリート4,5の溝の深さよりも深く形成されている。
【0010】
次に、踏段1A,1Bの走行中の各部の位置関係を図3及び図4を参照して説明する。
(1)段差走行時(図3)
踏段1A,1Bが上階と下階の中間部を段差走行するときは、図3に示すように踏段1A,1Bに設けられたローラ8が、踏段レール(図示しない)に案内されることによりその位置が変位し、踏板2,2は異なる水平面を保持している。
【0011】
(2)水平走行時(図4)
踏段1A,1Bが上階又は下階の降り口に接近すると、図4に示すようにローラ8が踏段レールに案内されることによりその位置が変位し、踏段1Bの踏板2は次第に上昇する。このとき,踏段1Bの第1クリート4の他端はライザクリート6の前面に沿って上昇し、第2クリート5の他端はライザクリート6,6間の溝底6aに沿って上昇し、踏段1Bの踏板2は踏段1Aの踏板2と同一平面となる。このとき、踏段1Aの第1クリート4の円弧状部4aは、踏段1Bの第2クリート5の他端によって遮へいされる。
【0012】
このようにして、第1クリート4のライザ3側の端部を円弧状に形成し、第2クリート5の反ライザ3側の端部を長く形成して、隣接する踏板2,2が同一平面を形成したとき、第1クリート4の円弧状部4a,4a間に位置するようにしたため、踏板2とライザ3の接続部が鋭角となることを避けることが可能となるとともに、踏板2,2間が同一平面を形成したとき、上記接続部に生じるすき間7を緩和することが可能となる。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したとおりこの発明では、踏板の上面に第1クリートと第2クリートを交互に形成し、第1クリートの一端を円弧状に形成し、第2クリートの両端部の内第1クリートの他端に対応する端部を隣接する踏板が同一平面を形成した状態で第1クリートの円弧状部間に位置する長さに形成したので、踏板とライザの接続部が鋭角となることを避けることができるとともに、踏板が同一平面を形成したとき、接続部に生じるすき間を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す踏段部分を示す斜視図。
【図2】図1の部分平面図。
【図3】この発明の実施の形態1を示す階段状走行時の踏段の側面図。
【図4】この発明の実施の形態1を示す水平走行時の踏段の側面図。
【符号の説明】
1A,1B 踏段、2踏板、3ライザ、4第1クリート、4a円弧状部、5第2クリート、6ライザクリート、6a溝底。

Claims (2)

  1. 水平に保持した複数の踏板が互いに隣接して連結されて移動する装置のおいて、上記踏板の上面に上記踏板の走行方向に沿う第1クリートと第2クリートとを交互に形成し、上記第1クリートの一端を円弧状に形成し、上記第2クリートの両端部の内上記第1クリートの他端に対応する端部を上記隣接する踏板が同一平面を形成した状態で上記第1クリートの円弧状部間に位置する長さに形成したことを特徴とするエスカレーターの踏板装置。
  2. 水平に保持された踏板と、この踏板の一端から湾曲下垂したライザとを有する複数の踏段が互いに隣接して連結され、上記各踏段は上記踏板が階段状に変位して移動した後上記踏板が互いに同一平面を形成して移動する装置において上記踏板の上面に上記踏段の走行方向に沿う第1クリートと第2クリートを交互に形成し、上記ライザには上記隣接する踏板が階段状に変位した状態で上記隣接する踏板の第2クリートの端部が挿入されるライザクリートを形成し、上記第1クリートの上記ライザ側端部を円弧状に形成し、上記第2クリートの反ライザ側端部を上記第1クリートの反ライザ側端部よりも延長して形成し、かつこの延長部を上記隣接する踏板が同一平面を形成した状態で上記隣接する踏板の第1クリートの円弧状部間に位置する長さに形成したことを特徴とするエスカレーターの踏段装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012091878A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Hitachi Ltd 乗客コンベアおよびその踏段
JP2016204112A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エスカレータの踏段装置

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