JP2005022215A - 筆記具 - Google Patents

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JP2005022215A
JP2005022215A JP2003189834A JP2003189834A JP2005022215A JP 2005022215 A JP2005022215 A JP 2005022215A JP 2003189834 A JP2003189834 A JP 2003189834A JP 2003189834 A JP2003189834 A JP 2003189834A JP 2005022215 A JP2005022215 A JP 2005022215A
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伸生 横内
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Abstract

【課題】バッテリーから照明装置へ通電するためのスイッチボタンは、筆記操作のための機構とは別に単独で設けられており、その操作を煩雑にするものであった。即ち、軸からペン先を突出させる操作と、照明装置を発光させる操作を、各々別々に行わなければならなかった。
【解決手段】筆記部を有し、使用者が把持又は筆記している状態を検出する検出部と、該検出部で検出した前記把持又は筆記している状態を前記使用者に通知する通知手段を設けた筆記具であって、前記検出部、並びに、通知手段への電源の印加を筆記操作に連動させたことを特徴とする筆記具。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、筆記部を有し、使用者が把持又は筆記している状態を検出する検出部と、該検出部で検出した前記把持又は筆記している状態を前記使用者に通知する通知手段を設けた筆記具に関する。
【0002】
【従来技術】
光源(LED)や振動体を用いて筆記状態を良好にする筆記具が知られている。1例として、軸の下端部にペン先の照明装置を取付けると共に、軸の内部に照明装置の電源用バッテリーを収納し、軸の頂端部に一方の側面を押圧することにより径方向へ変位して上記のバッテリーから照明装置へ通電するための回路を閉じて照明装置を発光させ、他方の側面を押圧することにより径方向の反対側へ変位して上記の回路を開いて照明装置を消光させるスイッチボタンを設けたペンがある(特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−138690号(請求項1、図2、図7など)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、バッテリーから照明装置へ通電するためのスイッチボタンは、筆記操作のための機構とは別に単独で設けられており、その操作を煩雑にするものであった。即ち、軸からペン先を突出させる操作と、照明装置を発光させる操作を、各々別々に行わなければならなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、筆記部を有し、使用者が把持又は筆記している状態を検出する検出部と、該検出部で検出した前記把持又は筆記している状態を前記使用者に通知する通知手段を設けた筆記具であって、前記検出部、並びに、通知手段への電源の印加を筆記操作に連動させたことを要旨とする。
【0006】
【実施例】
以下、第1実施例の詳細を、添付図面を参照して説明する。図1は本実施例による筆記具の正面図、図2は図1の縦断面図である。
本実施例による筆記具は、図2に示す要素からなる。透明、或いは、着色半透明な材料からなる軸本体1の前方(図中下端;以下、前方と言う)には、先部材2が螺着などの手段によって着脱自在に固定されていおり、その先部材2の前端には、ペン先が出没する先穴3が形成されている。その先穴3の後方(図中上方;以下、後方と言う)には、コイルスプリングなどの弾撥部材4によって後方に付勢され、且つ、軸本体1内を前後動可能な筆記部材5が配置されており、その筆記部材5の前端には前記ペン先6が圧入・固定されている。又、筆記部材5の後端には、中子キャップ7が配置されているが、その中子キャップ7の前端には、前記筆記部材5の後方部が嵌入する筒部8が形成されている。又、中子キャップ7の後方部は、後方に向けて開放された半円弧状のカップ部9となっており、そのカップ部9には光源(LED)10が挿着されている。この中子キャップ7は、前記軸本体1と同様に、透明、或いは、着色半透明な材料から形成されており、前記光源(LED)10の視認性を向上させていると共に、より効果的に使用者に認識させている。又、中子キャップ7の筒部8の下端内面には、面取り加工(面取り部11)が施されており、前記筆記部材5の挿着性を向上させていると共に、光源10の光が面取り部11で乱反射することによって興趣性を持たせている。
【0007】
中子キャップ7の後方には、ノック体12が固定されており、そのノック体12の後端部は、前記軸本体1の後端開口部から露出している。そのノック体12には、把持及び/又は筆記している状態を検出する検出部を有する基板13と、それを通知する振動モータ14が取り付けられている。その振動モータ14は軸本体1に直接取り付けても良いが、本実施例では基板13に取り付けている。基板13と震動モータ14とをユニット化することによって組み立ての容易性を図っている。又、ノック体12の後方には、筒状部15が形成されており、その筒状部15には、電池16が複数個内蔵されている。その電池16の脱落は、筒状部15の後端に螺着によって着脱自在に取り付けられた金属製のキャップ17によってなされている。ノック体12の後方、即ち、軸本体1の後方に電池16を配置したのは、使用者が電池交換を容易に行える様にするためである。
尚、前記キャップ17の天面は、前方に向けて凹陥部18となっているが、その凹陥部18の頂部には凸部19が形成されている。凹陥部18を形成することによって、前記電池16のプラス極との接触を良好なものとすると共に、凹陥部18の内側に若干の凸部19を形成することによって、押厚した際の指への感触を良好なものとしている。
符号20は、電池16のマイナス極に接触するコイルスプリングであって、電池16を凹陥部18の方向へ付勢している。
【0008】
ノック体12の側面であって、前記軸本体1の後方側面には、スイッチ部材21が配置されている。スイッチ部材21は、軸本体1の側面に形成されている2つの突起22の間に位置しており、ピン23によって回転自在に枢着されている。回転自在と言っても、その回転角度は、1〜3度程度である。又、スイッチ部材21の内側には、金属材質からなる後部に円弧が形成された板バネ状の端子24が固着されている。その板バネ24は、自らの弾性力によって前記ノック体12に圧接している。更に、板バネ24の前方には導電線25が接続されており、他方が基板13に接続している。尚、その基板13からは、別の導電線26が接続されており、他方が端子27を介して前記コイルスプリング20に接続されている。
又、スイッチ部材21の内側には、係合突部28が形成されており、前記ノック体12の凹部12aに形成されている第1係合段部29、第2係合段部30に係合し得るようになっている。即ち、筆記部材5が軸本体1に没入している状態においては、前記係合突部28が第1係合段部29に当接しており、筆記部材5が軸本体1から突出している状態においては、係合突部28が第2係合段部30に当接している。
【0009】
前記軸本体1の後方外周には、内部を隠蔽する塗装が施されており、筆記部材5が没入している状態においては、光源10がその塗装部分に位置している。即ち、見えない位置となっている。しかし、筆記部材5の突出操作を行うと、光源10は、光りながら前記塗装部分から露出する。一種の興趣性を図っているのである。
又、前記光源10や震動モータ14は、軸本体1のほぼ重心であって、親指と人差し指が連続する指間部が接触する部分に配置されている。即ち、震動モータ14に寄る震動を直接、指に伝えるのではなく、指間部に伝えることによって、心地よさの向上を図ると共に、震動による筆記への影響を防止しているのである。更に、本実施例における筆記具の重量は、一般的な筆記具が10〜30gfに対し、35gf〜40gfとなっている。重量を増すことによって、軸本体1を指間部に潜り込ませ、震動の伝達を向上させている。
【0010】
次に、使用例、動作について説明する。使用者がキャップ17の後端を前方に押し込むと、ノック体12が前方に移動する。勿論、軸本体1内の筆記部材5も連動して前方に移動し、ペン先6が軸本体の先穴3から突出する。又、ノック体12の凹部12aは、スイッチ体21の係合突起28を摺動し、やがて、第2係合段部30が係合突起28に係合する。この係合によって、ノック体12の後退が阻止され、ペン先6の突出状態が維持される。更にこの時、キャップ17の外周面がスイッチ部材21に取り付けられた板バネ24に接触し、ここで、使用者の把持動作および筆記動作を検出する検出部や通知手段に電源が印可され、光源10や振動モータ14が作動可能な状態となる。
尚、スイッチ部材21の後方を軸本体1方向にピン23を中心とし回転させると、スイッチ部材の係合突起28がノック体12の第2係合段部30から離れ、筆記部材5が弾撥部材4の付勢力によって没入すると共に、板バネ24とキャップ17との接触が解除され検出部や通知手段への電源が断たれる。
【0011】
次ぎに、前記検出部や通知手段に電源が印可された後の作動例を説明する。筆記動作によって生じると考えられる加速度よりも大きな加速度を検出部が検出すると、使用者が本装置を把持したものと見なし、光源10や震動モータ14を一回乃至複数回点滅、震動させ、休止状態から起動したことを通知する。その後、加速度検出を継続し、加速度が小さい場合は把持されているが筆記されていないと見なして、光源10の明るさを緩やかに変化させたり、震動モータ14の震動を緩やかに変化させる。加速度が大きい場合は筆記状態にある可能性があると見なし、加速度の大きさもしくは変化などに応じて、光源を点滅させる。加速度が小さい状態が一定時間、少なくとも数秒程度以上継続した場合は、筆記動作および把持状態が終了したと見なし、光源10を一回乃至複数回点滅させ、休止状態に移行することを通知する。
【0012】
次に第2実施例について説明する。図7は角度検出用のスイッチ部材31を示す。使用者が筆記具を筆記状態に保つと(通常、筆記角度は50〜70゜である。)、軸本体1の内部に、軸本体1とほぼ平行に設置された角度検出スイッチ31の軸筒32内部の金属球33が、ペン先6の方向に移動する。角度検出スイッチ31の軸筒32の前方には基板13の回路の一部(2つの端子34)が非接触状態で平行して配列されている。
その2つの端子34に、前記金属球33が接触することによって、多大の端子34が導電し、前記検出部や通知手段に印加される。
尚、前記第1実施例のノック体をメインのスイッチとし、本第2実施例の角度検出スイッチをサブのスイッチとしても良い。
【0013】
第3実施例を図8に示し説明する。筆記具の把持検出スイッチの例であり、筆記具の把持部35接触検出部36を配置したものである。その接触検出部36は、互いに接触していない二つの導電体36a、36bからなり、使用者が把持部35を把持した際に、使用者の皮膚が二つの導電体36a、36bに接触することによって、使用者が筆記具を把持したことを検出することができる。具体的には、円柱の帯状をした二つの導電体を狭い間隔で把持部35に被せているが、筆記具の把持部35に二つの導電体を二重螺旋状に巻き付けたりしても良い。
【0014】
第4実施例を図9に示し説明する。筆記具のペン先6が筆記面に接触した状態を検出するスイッチである。筆記部材5は、前記第1実施例と同様に、常時弾撥部材4によって後端が中子キャップ7の筒部8の内穴後端面37に付勢されているが、ごく弱い付勢力によって当接している程度である。その中子キャップ7の内穴後端面37には感圧センサ38が取り付けられており、前記筆記部材5の後端と面接触により当接している。使用者が筆記状態に入ると、ペン先6の筆記圧(通常200〜800gf)は筆記部材5の後端に伝達される。そして、前記感圧センサ38に設定された加重以上の圧力が加わると、光源10や振動モータ14の作動が可能となる。尚、前記感圧センサ38の圧力設定は、ワンチップ・マイクロコントローラ等に書き込みしておけば良い。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、筆記部を有し、使用者が把持又は筆記している状態を検出する検出部と、該検出部で検出した前記把持又は筆記している状態を前記使用者に通知する通知手段を設けた筆記具であって、前記検出部、並びに、通知手段への電源の印加を筆記操作に連動させたので、煩わしい印加操作から開放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す正面図。
【図2】図1のA−A線縦断面図。
【図3】図2のB部拡大図。
【図4】図3の外観図。
【図5】要部分解斜視図。
【図6】動作例を示す要部縦断面図。
【図7】第2実施例を示す模式図。
【図8】第3実施例を示す模式図。
【図9】第4実施例を示す模式図。
【符号の説明】
1 軸本体
2 先部材
3 先穴
4 弾撥部材
5 筆記部材
6 ペン先
7 中子キャップ
8 筒部
9 カップ部
10 光源
11 面取り部
12 ノック体
13 基板
14 震動モータ
15 筒状部
16 電池
17 キャップ
18 凹陥部
19 凸部
20 コイルスプリング
21 スイッチ部材
22 突起
23 ピン
24 板バネ
25 導電線
26 導電線
27 端子
28 係合突部
29 第1係合段部
30 第2係合段部
31 スイッチ部材
32 軸筒
33 金属球
34 端子
35 把持部
36 導電体
37 内穴後端面
38 感圧センサ

Claims (5)

  1. 筆記部を有し、使用者が把持又は筆記している状態を検出する検出部と、該検出部で検出した前記把持又は筆記している状態を前記使用者に通知する通知手段を設けた筆記具であって、前記検出部、並びに、通知手段への電源の印加を筆記操作に連動させたことを特徴とする筆記具。
  2. 前記筆記部を軸本体に出没可能に配置すると共に、前記筆記操作を筆記部の突出操作としたことを特徴とする請求項1記載の筆記具。
  3. 前記筆記操作を軸本体の傾斜操作としたことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の筆記具。
  4. 前記筆記操作を軸本体への把持操作としたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の筆記具。
  5. 前記筆記操作を筆記部の筆記面への接触操作としたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の筆記具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009012194A (ja) * 2007-06-29 2009-01-22 Pentel Corp 両頭リフィールを内蔵した筆記具
CN105216486A (zh) * 2015-10-08 2016-01-06 常州市江浪铸造有限公司 会鸣叫的自动笔
JP2017120500A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 富士ゼロックス株式会社 電子ペン
DE102022001641B3 (de) 2022-05-10 2023-06-22 Stabilo International Gmbh Stift

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