JP2005021306A - 電動昇降吊戸棚 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動スイッチ類の操作性向上を図ると同時に誤動作の防止を確実に図り、かつキャビネット等と各種物品との接触防止等の安全性も十分に確保できる電動昇降吊戸棚を提供することを目的とする。
【解決手段】建物上部に電動式昇降機構によって昇降するキャビネット2を設け、このキャビネットの下方部位に電動式昇降機構を操作するための昇降操作部を配置し、キャビネットの下方にこのキャビネットと一体動作する左右方向に沿うバー51を設け、昇降操作部は、電源スイッチ56と操作パネル55とを有するものとし、バー51の上方位置に配置する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動式昇降機構によりキャビネットを昇降動作させ、建物上部空間の有効利用を図った電動昇降吊戸棚に係り、特にシステムキッチンの天井ユニットに組込まれる食器乾燥器、水切り棚、収納庫等において、キャビネットの昇降操作を容易かつ安全に行えるようにした電動昇降吊戸棚に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばシステムキッチンに食器乾燥器等として適用される電動昇降吊戸棚においては、乾燥用の熱源や温風供給用駆動部等の電源操作用スイッチ類、昇降するキャビネットの移動、停止、方向選択等の動作制御用操作部を必要とする。
【0003】
この場合、キャビネットは調理台やシンクの上方に配置され、キャビネットの下方には種々の道具や機材、食材が置かれたり、水等が使用される環境であるため、キャビネットまたはキャビネットに付属したハンドル等にスイッチ類や操作部が設けられることが多い(例えば特許文献1参照)。
【0004】
しかし、キャビネット自体が移動機器であるため、これと一体的に移動するスイッチ類は一般に操作し難く、それ自体が誤動作の要因となることに加え、利用者は能率上、片手操作を行うことが普通であり、スイッチ類の場所、配列等によっても誤操作の要因が含まれている。
【0005】
また、電動昇降吊戸棚の場合、食器籠から食器がはみ出した状態でキャビネットを上昇させて自動開閉扉と干渉し、食器等を破損すること等を想定し、一度の操作で全自動的にキャビネットを全ストローク昇降動作させることは好ましくないと考えられている。そのため、昇降レバー等を操作している間だけキャビネット等の昇降動作が行われ、手を離した場合には動作が停止する操作機構を採用することが一般的である。
【0006】
【特許文献1】
特開2003−9962号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した昇降レバーのみを操作する従来の装置では、昇降動作に対する利便性が得られず、またスピーディな昇降操作を得ることが困難である。
【0008】
また、上記特許文献1に記載された公知技術では、比較的短いハンドルの表面にスイッチ類を配し、使用者が片手で操作する場合には、ハンドルを握った手の指をハンドルと平行な方向に向けて操作するようになっている。
【0009】
この場合、ハンドルを握った状態でハンドルと平行な方向にスイッチ操作できるのは親指ぐらいであり、多種のスイッチ操作は困難であり、操作性に欠けるとともに、誤操作を生じ易い。
【0010】
一方、キャビネットを下降させる場合、下方の調理台等の上に配置されている各種物品に接触し、物品が破損する可能性がある。従来のハンドル類は左右方向に比較的短く、ハンドルが通過したとしても、その付近にある物品にキャビネットが接触する可能性はかなり高い。
【0011】
また、食器乾燥器に適用する場合には、キャビネットに水受皿を着脱可能に保持する構造が必要となる。この水受皿はキャビネットから出し入れすることから、スイッチ類に接近した配置であると、スイッチ類に水がかかる可能性がある。
【0012】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、操作部から一旦自動昇降動作指令を出力すればその後はレバー等を押し続ける必要なく、キャビネットの昇降動作が自動的に全ストローク分継続できるようにし、レバー等を連続的に押し続ける煩わしさをなくし、これにより操作の容易化が図れる一方、その自動連続動作に対する誤操作による自動連続動作の指令を行うことを未然に防止し、常に操作を安全に行うことができる電動昇降吊戸棚を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明では、手動操作用の操作部を有する電動式昇降機構によって昇降するキャビネットを建物上部に設けた電動昇降吊戸棚において、前記電動式昇降機構の操作部は、前記キャビネットの動作を全昇降ストロークに亘る連続動作として設定する第1段入力操作用のオートスイッチと、このオートスイッチに追随する入力操作のみにより前記キャビネットの実動作指令を出力し得る第2段操作用の昇降レバーとを有する自動昇降手段を備えたことを特徴とする電動昇降吊戸棚を提供する。
【0014】
請求項2に係る発明では、前記自動昇降手段は、前記オートスイッチおよび前記昇降レバーを順次に入力操作した後に、前記オートスイッチ、前記昇降レバーまたは前記操作部に設けられた他のスイッチ類のいずれかの入力操作があった場合に、前記キャビネットの昇降動作を停止させる停止手段を備えた請求項1記載の電動昇降吊戸棚を提供する。
【0015】
請求項3に係る発明では、前記自動昇降手段または前記停止手段は、前記キャビネットの上昇時のみ機能する請求項1または2記載の電動昇降吊戸棚を提供する。
【0016】
請求項4に係る発明では、前記キャビネットの下降限を定める位置センサ、および前記キャビネットの下降時に当該キャビネットの下方に存在する障害物を検知し、前記電動式昇降機構に停止指令を出力する障害物検知手段の少なくともいずれかを備えた請求項1記載の電動昇降吊戸棚を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電動昇降吊戸棚の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態は、一例として、システムキッチンにおける天井設置式の昇降式食器乾燥機として適用する場合について説明する。ただし、その他の電動昇降吊戸棚、例えば乾燥庫、水切り棚等、種々の吊戸棚に適用することができる。
【0018】
まず、図4により、昇降式食器乾燥機の全体構成について説明する。本実施形態の昇降式食器乾燥機は、基本的に、天井またはその付近に設置される外箱1と、この外箱1に昇降可能に設けられたキャビネットとしての内箱2とを有し、外箱1の前面には扉3が設けられている。
【0019】
外箱1は、天板1a、前垂板1b、両側板1c、背板1d等により構成され、下端全面および前面の前垂板1b以外の部分が開口している。この外箱1の両側板1cの内面に、内箱2を昇降ガイドするための縦長なガイドレール4がそれぞれ設けられ、天板1aの内面(下面)には部品支持用のフレーム5が設けられている。この外箱1の前垂板1bに、扉3がその上端縁部の例えば3個所に設けたヒンジ6を介して連結され、これにより扉3は上端縁部を支点として下端側を前後方向に回動し得る構成となっている。
【0020】
内箱2は食器乾燥機本体を構成するもので、上板2a、下板2b、両側板2cおよび背板2dにより前面が開口する形状とされ、内部に上下2段の食器籠7を有している。この内箱2の両側板2cの外面間の寸法が、外箱1の両側板1cの内面間の寸法よりも僅かに小さく設定され、これら各側板1c,2c間にそれぞれ縦長な幅狭い側方空間8が形成されている。なお、内箱2の高さは外箱1より十分小さく、内箱2上方に機器スペースが形成されるようになっている。
【0021】
内箱2は外箱1に昇降機構9により昇降可能に支持されている。この昇降機構9は例えばベルト式昇降機構であり、外箱1のフレーム5に取付けたモータ10と、このモータ10にギア等の動力伝達機構11を介して連結された巻取りドラム12と、このドラムに巻装されるベルト13と、ベルト13を下方に案内するベルトローラ14と、内箱2の天板2aにブラケット15を介して支持された内箱吊上げ用の吊上げローラ16と、ベルト13の端部をフレーム5部位で止着する止着具17とを有する。
【0022】
この昇降機構9のベルト13は例えば2本構成であり、その各ベルト13により内箱2の左右2箇所が吊上げられる方式となっている。各ベルト13は、一つの巻取りドラム12に同時に巻上げられ、それにより内箱2が常時一定姿勢で昇降することができる。内箱2の両側板2cの外面部にはそれぞれスライダ4aが設けられ、このスライダ4aが外箱1のガイドレール4に案内されることにより、確実に内箱2の昇降時の姿勢が安定する。
【0023】
内箱2の天板2a上には送風機18、ヒータ19およびダクト20が設けられ、送風口21を介して内箱2に温風が供給されるようになっている。なお、内箱2の内底部には傾斜したドレン受け用の集水部22が設けられ、この集水部で集められるドレンは排水口23を介して、底板2bの前方側に着脱可能に設けた水受皿50に貯留されるようになっている。すなわち、内箱2の下端位置に設けられた集水部22と、この集水部22の下方に配置され、内箱2の前方への抜き差しにより着脱可能とされた水受皿50とにより水受部が形成され、水受皿50は、内箱2の前面に設けられた扉3の閉塞時に当該扉3の下端部によって塞がれる配置とされている。また、この水受皿50は、内箱2の左右いずれか一方の端部側、例えば図面に向って左側(以下、この位置を「左側」といい、図面に向って右側を「右側」という。)に配置されている。
【0024】
操作部のスイッチを介しての下降指令の出力により巻取りドラム12が回転して内箱2が下降し、また上昇指令の出力により、内箱2が上昇する。
【0025】
本実施形態では、内箱2と扉3とが、外箱1と内箱2との各側板1c,2c間に形成される側方空間8に配設したリンク機構33によって連結されている。各リンク機構33は、各2本ずつのアーム34,35により構成され、内箱2の昇降に伴って扉3を開閉させるようになっている。また、扉3の上端側支点近傍位置と外箱1とは、引張りコイルばね36によって接続され、これにより扉3には常閉方向の付勢力が常時付与されている。
【0026】
次に、図1〜図3、図7、図8等により、キャビネットとしての内箱2の下方部位に電動式昇降機構を操作するための昇降操作部を配置した電動昇降吊戸棚について、電動スイッチ類の操作性向上、誤動作防止、安全性確保等のための構成について説明する。
【0027】
図1、図7および図8は、昇降式食器乾燥機の外観を全体的に示している。これらの図に示すように、キャビネットとしての内箱2の下方部位に、この内箱2と一体動作する左右方向に沿う水平なバー51が設けられている。このバー51は、少なくとも内箱2の左右方向の幅寸法の70%以上に亘る長さ、例えば図示の例では90%以上の長さを有し、内箱2の下端部の左右方向各端部近傍に前傾下向きに突出した1対の脚部52,53の下端部に接続されている。すなわち、バー51は、各脚部52,53よりも下方に配置されている。換言すれば、水平なバー51の上面の後部側から、後傾形状の斜面を有する脚部52,53が左右に分かれて立上り、それらの上端が内箱2の下端部前縁に連結されている。なお、バー51は図6に示すように、内箱2の前面よりも前方に出っ張らない配置とされており、内箱2が下降する際には、内箱2の前縁の下方において、常にバー51が先行して同一縦鉛直断面上で下降することになる。
【0028】
このバー51は、径方向断面を円形、長円、楕円、または多角形の把持容易な形状とされている。
【0029】
内箱2を昇降駆動する上記モータ10等の電動式昇降機構を操作するための昇降操作部は、少なくとも操作パネル55と、電源スイッチとを有するものとされ、これらは水受皿50が配置されている左側と逆の端部側、すなわち内箱2の右側の脚部53の傾斜した上面に設けられている。なお、本実施形態では、電源スイッチは操作パネル55の一部として組込まれている。すなわち、昇降操作部はバー51の左右方向のいずれかの部位(本実施形態では、水受皿50の逆である右側)に配置され、かつバー51の上方位置に配置されている。なお、昇降操作部は脚部52,53のいずれか一方に設けられていればよく、仮に水受皿50が右側にある場合には昇降操作部は左側配置となる。なお、このことは、内箱2の下部に、食器籠7に収納される食器類からの水を受ける水受部が設けられ、操作パネル55は、水受部に対して内箱2の左右方向における逆側に配置されていることを意味する。
【0030】
次に、図2および図3により、操作パネル55上のスイッチ類およびバー51に設けた昇降レバー54等について説明する。
【0031】
これらの図に示すように、操作パネル55上には、電源操作用の電源スイッチ56、内箱2の上昇動作を次の1回の操作により全ストロークの上昇を自動的に行うためのオートスイッチ57、食器乾燥用ヒータを起動する乾燥スイッチ58、図示省略の内箱下端に配置した照明ランプをオン・オフするための照明スイッチ、ならびにランプ類として電源オン・オフを知らせる電源ランプ60、オートスイッチオンを知らせるオートスイッチランプ61、設定する乾燥時間を表示する乾燥時間表示ランプ63、乾燥時間を自動制御とする自動制御表示ランプ62等が配置されている。
【0032】
昇降レバー54は、バー51に組込まれ、操作パネル55と左右方向略同一位置に配置されている。この昇降レバー54は回動式のものであり、図3に示すように、手動操作によりバー51の周方向に回動され、上向きに回動されると内箱2の上昇、下向に回動されると内箱2の下降を指令する。オートスイッチ57がオンの状態で昇降レバー54を上向きに一旦操作すると、後は放置状態としてもオート操作として内箱2が最大上昇位置(上述した扉全閉位置)まで連続的に上昇する。なお、オート上昇中、緊急停止機能が付与されている。この緊急停止機能は、オート操作中、いずれかのスイッチ,レバーを方向を問わず操作した場合に上昇動作が緊急停止するものである。
【0033】
オート操作でない場合には、昇降レバー54を上向きまたは下向押している間だけ上昇または下降する。すなわち、内箱2の上昇のみオート操作が利き、下降についてはオート操作が利かない設定である。
【0034】
図5は、上述した機能を得るためのシステム構成を示し、図6は動システムに基づく制御手順を示している。
【0035】
図5に示したように、本実施形態のシステムでは、昇降レバー54電源スイッチ56およびオートスイッチ57の他に、内箱2の移動距離、移動限等を検出する複数のセンサ64、および下降時等に機能する障害物検知手段65等が入力手段として備えられている。
【0036】
これら入力手段からの入力情報はコントローラ66に入力され、モータ67
電源ランプ60およびオートスイッチランプ61等に指令信号が出力される。なお、モータ67からは電流の検知信号がコントローラ66に入力される。
【0037】
そして、例えばオートスイッチ56の操作の後に昇降レバー54の操作が行われ、自動運転モードに入った場合には、図6に示すように、昇降レバー54により停止信号が入力されないか監視され(S101,S102)、さらに電源スイッチ56,オートスイッチ57等から停止信号が入力されないか監視され(S103)自動運転継続、停止が行われる。
【0038】
以上の本実施形態によると、内箱2の下方にこの内箱2と一体動作する左右方向に沿うバー21を設け、昇降操作部は、電源スイッチ56と操作パネル55とを有するものとして、バー51の上方位置に配置したことにより、図3に示すように、バー51を把持した状態で、電源スイッチ56および操作パネル55上の操作が極めて容易に、かつ確実に行える。したがって、良好な作業性の確保と動じに誤操作防止が確実に図れるようになる。
【0039】
また、昇降操作部は、バー51の左右方向のいずれかの部位に配置されているので、操作すべき位置が明確であり、かつ脚部52,53等を利用して、効率よい構成として実施することができる。
【0040】
また、バー51は、内箱2の左右方向の幅寸法の70%以上に亘る長さを有し、同一鉛直断面上で常に先行して下降するので、内箱2のいわばバンパーとして有効に機能する。すなわち、例えば大型重量物である内箱2が下降時に接触する前に、バー51が予備接触するので、損傷等が最少限度に抑制される。
【0041】
また、バー51は内箱2に脚部52、53を介して接続され、この脚部52、53のいずれか一方に昇降操作部が設けられているので、操作が容易であり、かつ確実である。
【0042】
また、内箱2の内部に食器籠7が設けられるとともに、内箱2の下部に食器籠7に収納される食器類からの水を受ける水受部が設けられ、操作パネル55は、水受部に対し、内箱2の左右方向における逆側に配置されているので、スイッチ類と水との接触防止も有効に図れ安全性向上に寄与するものとなる。
【0043】
また、バー51は、径方向断面を円形、長円、楕円、または多角形の把持容易な形状とされているので、操作が容易である。
【0044】
さらに、水受部は、内箱2の下端位置に設けられた集水部と、この集水部の下方に配置され、内箱2の前方への抜き差しにより着脱可能とされた水受皿50とを備え、水受皿50は、キャビネットの前面に設けられた扉3の閉塞時に当該扉3の下端部によって塞がれる配置とされているので、内箱上昇時には、水受皿50が確実に扉3によって内箱2の内方に押動され、水漏れ等が確実に防止される。
【0045】
【発明の効果】
以上で詳述したように、本発明によれば、電動スイッチ類の操作性向上が図れると同時に、誤動作の防止も確実に図れ、しかもキャビネット等と各種物品との接触防止対策も可能となり、安全性も十分に確保できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動昇降吊戸棚の一実施形態を示す概略斜視図。
【図2】図1における操作部を示す拡大図。
【図3】図2におけるスイッチ操作用のパネルを示す拡大図。
【図4】本発明の一実施形態におけるキャビネットの駆動機構等を示す斜視図。
【図5】本発明の一実施形態におけるシステム構成図。
【図6】本発明の制御手順を示すフローチャート。
【図7】本発明に係る電動昇降吊戸棚の一実施形態を示す概略平面図。
【図8】本発明に係る電動昇降吊戸棚の一実施形態を示す概略側面図。
【符号の説明】
1 外箱
2 内箱
3 扉
4 ガイドレール
4a スライダ
5 フレーム
6 ヒンジ
7 受具
8 側方空間
9 昇降機構
10 モータ
11 動力伝達機構
12 巻取りドラム
13 ベルト
14 ベルトローラ
15 ブラケット
16 吊上げローラ
17 止着具
18 送風機
19 ヒータ
20 ダクト
21 送風口
22 ドレン受け
23 排水口
24 ドレン貯め
25 ランプ、入力スイッチ等
26 パネル
27 操作レバー
28 支点ピン
29 アクチュエータ
30,31 リミットスイッチ
32 制御装置
33 リンク
バー 51
52,53 脚部
55 操作パネル
50 水受皿
56 昇降レバー電源スイッチ
57 オートスイッチ
58 乾燥スイッチ
60 電源ランプ電源ランプ
61 オートスイッチランプ
63 乾燥時間表示ランプ
62 自動制御表示ランプ

Claims (4)

  1. 手動操作用の操作部を有する電動式昇降機構によって昇降するキャビネットを建物上部に設けた電動昇降吊戸棚において、前記電動式昇降機構の操作部は、前記キャビネットの動作を全昇降ストロークに亘る連続動作として設定する第1段入力操作用のオートスイッチと、このオートスイッチに追随する入力操作のみにより前記キャビネットの実動作指令を出力し得る第2段操作用の昇降レバーとを有する自動昇降手段を備えたことを特徴とする電動昇降吊戸棚。
  2. 前記自動昇降手段は、前記オートスイッチおよび前記昇降レバーを順次に入力操作した後に、前記オートスイッチ、前記昇降レバーまたは前記操作部に設けられた他のスイッチ類のいずれかの入力操作があった場合に、前記キャビネットの昇降動作を停止させる停止手段を備えた請求項1記載の電動昇降吊戸棚。
  3. 前記自動昇降手段または前記停止手段は、前記キャビネットの上昇時のみ機能する請求項1または2記載の電動昇降吊戸棚。
  4. 前記キャビネットの下降限を定める位置センサ、および前記キャビネットの下降時に当該キャビネットの下方に存在する障害物を検知し、前記電動式昇降機構に停止指令を出力する障害物検知手段の少なくともいずれかを備えた請求項1記載の電動昇降吊戸棚。
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