JP2005018120A - ネットワーク管理システムにおける機器情報の収集方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】管理対象となるネットワーク機器の情報を、各機器の障害発生状況などの特定の管理要素の内容(データ量など)または変化(障害発生回数など)に応じて適切な周期で収集すること。
【解決手段】ネットワークに接続された管理対象のネットワーク機器の機器情報を収集周期テーブルに設定したネットワーク機器毎の機器情報収集周期情報で指定される周期で収集する方法において、収集したネットワーク機器毎の機器情報に基づき、各ネットワーク機器の予め定めた特定管理要素の内容または発生回数を検出するステップと、検出した内容に基づき、特定管理要素の内容または発生回数に応じた収集周期変更規則を設定した周期変更規則テーブルを参照し、収集周期テーブルに設定した機器情報収集周期の情報を変更するステップとを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】ネットワークに接続された管理対象のネットワーク機器の機器情報を収集周期テーブルに設定したネットワーク機器毎の機器情報収集周期情報で指定される周期で収集する方法において、収集したネットワーク機器毎の機器情報に基づき、各ネットワーク機器の予め定めた特定管理要素の内容または発生回数を検出するステップと、検出した内容に基づき、特定管理要素の内容または発生回数に応じた収集周期変更規則を設定した周期変更規則テーブルを参照し、収集周期テーブルに設定した機器情報収集周期の情報を変更するステップとを備える。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク管理システムと複数の管理対象機器とを備えたネットワークにおいて、ネットワーク管理システムが各管理対象機器から障害履歴や通信データ量などの機器データを収集する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ネットワーク管理システムと複数の管理対象機器から構成されるネットワークにおいては、ネットワーク管理システムが管理する収集周期をもとにルータやプリンタ等の管理対象機器から障害履歴や通信データ量などの機器情報を収集し、自らの持つハードディスクに格納することでネットワーク管理を実現する。
従来、この種のネットワーク管理方法として例えば次の特許文献1に開示されたものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−244828号
この公報に開示された技術は、管理対象機器の障害を検出し、障害の発生した管理対象機器を管理対象から除外することにより、状態管理の負荷を軽減しようとするものである。
【0004】
管理対象機器の障害等の状況を収集するネットワーク管理システムにあっては、管理対象機器から収集する機器情報のデータ量(サイズ)は機器の性能などによって異なり、ネットワーク管理システムのハードディスクに格納する機器情報量も異なるものとなる。そのため、全ての機器に同じ収集周期を割り当てるのは、一部の管理対象機器にとっては不要なトラフィックの発生の原因につながる。
この現象を回避するため、ネットワーク管理システムが管理対象機器の管理データ(機器の仕様、設置年月日など)をもとに機器固有の収集周期を設定し、その設定した周期で機器情報を収集する方法が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、機器固有の収集周期を設定し、その設定した周期で機器情報を収集するようにした場合、例えば障害の発生回数が少ない機器であっても、常に設定した周期で機器情報を収集することになるため、機器情報収集処理のために、常に一定の負荷がかかる。
すなわち、本来、ネットワーク管理システムにおいて管理の対象となる機器データを収集する間隔(情報収集周期)はネットワーク管理要件を考慮して調整されるべきものである。ここで言うネットワーク管理要件とは、ネットワーク管理システムによって管理対象として設定されている全ての要素の情報を指し、障害履歴、単位時間当りの通信データ量、単位時間当りのリクエスト処理数など、各機器の動作状況を把握し管理するうえで必要となる各種の管理要素の情報である。
【0006】
ネットワーク管理要件の1つの管理要素の例として障害情報を挙げて説明する。障害情報とは障害の内容や場所、発生時間など多岐にわたるものを指すが、本発明ではその具体例として、「一定期間に発生した電源ダウンなどの障害の回数」とする。障害が多発する管理対象機器に対しては、情報収集周期を短く設定して、機器からの情報収集を頻繁に行なって機器が正常に動作しているかを確認する必要がある。また、障害が殆ど起こらない管理対象機器に対しては、情報収集を頻繁に行なう必要がないため、情報収集周期を長くして情報収集の機会を減らすべきである。
【0007】
ところが、従来手法では各管理対象機器に設定される収集周期は、管理対象機器がネットワーク管理システムの管理対象機器として登録された時点で決定されてしまい、それ以後変更されることがない。そのため、障害の発生回数が少ない機器であっても、常に設定した周期で機器情報を収集することになるため、機器情報収集処理のために、常に一定の負荷がかかるうえ、無駄なトラフィックが生じる。逆に、障害の発生回数が多い機器にあっては、障害発生の検出時期が遅れてしまい、発生した障害に迅速に対応できなくなるという問題が生じる。
【0008】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、管理対象となるネットワーク機器の情報を、各機器の障害発生状況などの特定の管理要素の内容(データ量など)または変化(障害発生回数など)に応じて適切な周期で収集することができるネットワーク管理システムにおける機器情報の収集方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る方法は、ネットワークに接続された管理対象のネットワーク機器の障害履歴、通信データ量等の管理要素から成る機器情報を、収集周期テーブルに設定したネットワーク機器毎の機器情報収集周期情報で指定される周期で収集する方法において、収集したネットワーク機器毎の機器情報に基づき、各ネットワーク機器の予め定めた特定管理要素の内容または発生回数を検出するステップと、検出した特定管理要素の内容または発生回数に基づき、特定管理要素の内容または発生回数に応じた収集周期変更規則を設定した周期変更規則テーブルを参照し、前記収集周期テーブルに設定した機器情報収集周期の情報を変更するステップとを備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示する実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したネットワーク管理システムの実施の形態を示すシステム構成図であり、ネットワーク管理システム1およびルータやプリンタ等の管理対象機器2−1〜2−nを備えている。
それぞれの管理対象機器2−1は、管理データ通知部21と機器データテーブル22とを備えている。
機器データテーブル22には、ネットワーク管理のための機器データが、各機器の動作状況を常時監視している監視手段(図示せず)によって書き込まれる。機器データとは、図3(b)に示すように、管理対象機器に発生した障害履歴311、単位時間当りの通信データ量312、リクエスト処理数313など、各機器の動作状況を把握し管理する上で必要となる各種の管理要素から成るものであり、機器の種別によってその構成要素は異なる。
例えば、ルータにおいては、電源ダウンなどの障害履歴の他に単位時間当りの通信データ量、インタフェース状態といった要素の機器データで構成される。また、ネットワークプリンタにおいては、単位時間当りのプリントリクエスト数、残用紙枚数といった要素の機器データで構成される。
【0011】
本発明では、各機器から収集する機器情報のうち予め定めた管理要素、例えば障害発生回数に応じて当該機器の機器情報収集周期を変更する。あるいは、通信データ量の内容(データ量そのもの)に応じて当該機器の機器情報収集周期を変更する。図1の実施形態では、障害発生回数に応じて当該機器の機器情報収集周期を変更する場合の構成を代表例として示している。
【0012】
管理データ通知部21は、ネットワーク管理システム1との最初の接続時に、機器IDや情報保存期間などの管理データをネットワーク管理システム1に通知する機能を有する。管理データとは、ネットワーク管理システム1が管理対象機器2−1〜2−nから情報を収集する際の収集周期を決定する際の目安となる情報を指しており、図3(a)に示すように、機器ID301、情報保存期間302、設置場所303、設置年月日304、機器データの収集周期の初期値305などのデータによって構成されている。
【0013】
ネットワーク管理システム1は、管理データ収集処理部11と、収集周期テーブル12と、機器データ収集処理部13と、機器データ収集タイマ部14と、機器データ格納処理部15と、ハードディスク16と、周期変更処理部17と、障害情報テーブル18と、周期変更規則テーブル19とを備える。
ここで、機器情報の収集周期を変更する場合の基準となる特定管理要素として、データ通信量を定めた場合には、障害情報テーブル18はデータ通信量テーブルとなる。
管理データ収集処理部11は、各管理対象機器2−1〜2−nから送信される管理データである機器ID301などの管理データを収集周期テーブル12に保存する機能を有する。
収集周期テーブル12には、図2に示すように、各管理対象機器2−1〜2−nの機器ID121および各管理対象機器2−1〜2−nの情報収集周期122とが保存され、対応付けられている。
【0014】
機器データ収集処理部13は、機器データ収集タイマ部14から機器データ収集のタイミングになった事を通知されたならば、該当機器IDを持つ管理対象機器に対して機器データ取得要求を送信する機能を有する。
機器データ収集タイマ部14は、収集周期テーブル12を参照して、該当機器IDを持つ管理対象機器が情報収集のタイミングになっていたならば、その旨を機器データ収集処理部13に通知する機能を有する。
機器データ格納処理部15は、ネットワーク管理システム1からの機器データ取得要求に対する管理対象機器からの返信として受け取った機器データを、ハードディスク16に保存する機能を有する。
【0015】
ハードディスク16には、収集された管理対象機器の機器データが格納される。
障害情報テーブル18には、ネットワーク管理システム1によって収集された機器データのうち、情報収集周期を変更するために活用する特定管理要素として定めた障害情報が格納される。
ここで、情報収集周期を変更するために活用する特定管理要素とは、各管理対象機器から機器データ取得の周期を変更するにあたり、障害履歴や単位時間当りの通信データ量などの要素のうち、当該システムにとって最も効果的な情報を指し、例えばネットワークトラフィックの削減を目指す場合には、それに最も効果的な要素であるデータ通信量の情報が採用される。
本実施形態では、周期調整のために活用する情報の一例として障害情報を採用し、以下説明する。
【0016】
障害情報テーブル18には、例えば図4に示しているように、一定期間内に発生した障害の回数を数値であらわしたものが保存されている。
図4では、機器ID=aの管理対象機器については「0回」が、機器ID=bの管理対象機器については「10回」が保存されている。
周期変更規則テーブル19には、図5に示すように、障害回数に応じて収集周期をどの様に変更するかについて定められた規則の集合が保存されている。
図5の例では、周期変更規則の一例として「一定時間あたりの障害回数が5回以上であれば収集周期を10分短縮する」および「一定時間あたりの障害回数が5回以下であれば収集周期を5分延長する」という規則が保存されている。
なお、この規則に関しては任意の時間にシステム管理者による追加および削除が可能である。
【0017】
周期変更処理部17は、障害情報テーブル18と収集周期テーブル12とを参照し、周期変更規則テーブル19に格納されている規則を満たす様に該当する管理対象機器の機器データの収集周期を変更し、収集周期テーブル122に保存させる機能を有する。
【0018】
次に、ネットワーク管理システムの全体の処理の流れを、図6および図7のフローチャートを用いて説明する。
まず、管理対象機器2−1は、ネットワーク管理システム1に接続されたならば、機器ID=「a」および情報収集周期の初期値=「30分」の組を管理データとして、ネットワーク管理システム1に通知する。同様に、管理対象機器2−nは、機器ID=「b」および情報収集周期の初期値=「60分」の組を管理データとして、ネットワーク管理システム1に通知する(ステップ601)。
ネットワーク管理システム1の管理データ収集処理部11は、管理対象機器2−1および管理対象機器2−nから送られてきた管理データの初期値を収集周期テーブル12に登録する(ステップ602)。なお、図2で示した収集周期テーブル12は、管理データが格納された後の状態を表している。
【0019】
周期変更処理部17は、収集周期が保存されている収集周期テーブル12と、ハードディスク16内の機器データの一部である障害情報テーブル18とを参照しながら、管理対象機器2−1および2−nの機器データ収集周期が周期変更規則テーブル19に従って適切に設定されているかどうかを調べ、適切でない場合には管理対象機器2−1または2−nの周期を変更する(ステップ603)。この処理については後述する。
機器データ収集タイマ部14は、定期的に収集周期テーブル12を参照し、管理対象機器2−1および2−nが前回情報を収集してから収集周期に相当する時間が経過していた場合、管理対象機器2−1および2−nの機器データを再度収集するタイミングになった事を機器データ収集処理部13に通知する(ステップ604)。
【0020】
機器データ収集処理部13は、管理対象機器2−1および2−nが情報収集を行なうタイミングになった旨の通知を受けたならば、管理対象機器2−1および2−nに対して、機器データ取得要求を送信する(ステップ605)。
管理対象機器2−1および2−nは、機器データ取得要求を受信したならば、自身で検出しておいた障害履歴や通信データ量等の機器データをネットワーク管理システム1に送る(ステップ606)。
ネットワーク管理システム1の機器データ格納処理部15は、管理対象機器2−1および2−nから送られてきたら機器データをハードディスク16に格納する。障害情報については、障害情報テーブル18に格納する。
【0021】
次に、機器データの取得周期を変更する処理について図7を用いて詳細に説明する。
まず、管理対象機器の機器IDに相当する変数をXとして定義する(ステップ701)。例えば、機器ID=aの管理対象機器2−1を対象とする場合には、X=aが代入される。
次に、管理対象機器一台ずつについて収集周期の変更処理を終了したかどうかを判定し(ステップ702)、全ての管理対象機器に対する収集周期の変更処理が終了した場合には、処理を終了する。
終了していない場合には、収集周期テーブル12を参照し、機器IDがXである機器の収集周期を取得する(ステップ703)。この場合、機器IDが「a」である管理対象機器2−1の収集周期として、例えば初期値=「30分」が取り出される。
【0022】
次に、障害情報テーブル18を参照し、機器IDがXである機器の障害情報を取得する(ステップ704)。この場合、機器IDが「a」である管理対象機器の障害情報として、一定時間あたりに起こった障害回数として例えば「0回」が取り出される。
次に、障害情報テーブル18から取得した障害情報と周期変更規則テーブル19の規則とを照らし合わせ(ステップ705)、周期を変更する必要がある規則に該当した場合には、管理対象機器の収集周期を変更した後、収集周期テーブル12に保存する(ステップ706)。この場合、機器IDが「a」である管理対象機器2−1の一定時間あたりの障害回数は「0回」である場合、規則の「障害回数が5以下である場合には収集周期を5分延長する」に該当するため、この機器の収集周期は「30分」から「25分」に変更され、収集周期テーブル12に保存される。
【0023】
次に、変数Xに次の管理対象機器の機器IDを代入し、処理を続ける(ステップ707)。
なお、変更した後の収集周期の内容を時系列で表示することにより、各機器の情報収集周期の変遷を把握し、それによって稼動状況や障害状況を間接的に推測することができる。
【0024】
以上の実施形態によれば、ネットワーク管理システムのハードウェアに蓄えられた機器情報を用いる事により、収集周期を管理対象機器に最適な値へ調整する事が可能となる。例えば今回は障害情報に着目して、“障害の多い管理対象機器に対しては情報収集を頻繁に行なうべきである”というポリシーのもとに一定時間に発生した障害の回数を基準にして収集周期を変動させたが、同様に統計情報(一定時間に回線使用率)に着目して、“回線使用率の高い管理対象機器に対しては、回線ダウンの危険性があるため、情報収集を頻繁に行なうべきである”とのポリシーを規則として登録し、収集周期を変動させる事もできる。
この様に、ネットワーク管理システムが管理対象機器へ情報収集を行なう間隔を、ユーザのニーズを盛り込んで調整することができる様になる。
また、機器情報の収集周期を自動調整することになるため、機器情報の収集周期をどうのような値に設定するかについて検討する作業を軽減することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、管理対象となるネットワーク機器の情報を、各機器の障害発生状況などの特定の管理要素の内容(データ量など)または変化(障害発生回数など)に応じて適切な周期で収集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すシステム構成図である。
【図2】収集周期テーブルの内容の例を示す図である。
【図3】管理データおよび機器データの例を示す図である。
【図4】障害情報テーブルの内容の例を示す図である。
【図5】周期変更規則テーブルの規則例を示す図である。
【図6】機器情報収集処理の概要を示すフローチャートである。
【図7】機器情報収集周期変更処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ネットワーク管理システム、11…管理データ収集処理部、12…収集周期テーブル、13…機器データ収集処理部、14…機器データ収集タイマ部、15…機器データ格納処理部、16…ハードディスク、2−1〜2−n…管理対象機器、21…管理データ通知部、22…機器データテーブル、17…周期変更処理部、18…障害情報テーブル、19…周期変更規則テーブル。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク管理システムと複数の管理対象機器とを備えたネットワークにおいて、ネットワーク管理システムが各管理対象機器から障害履歴や通信データ量などの機器データを収集する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ネットワーク管理システムと複数の管理対象機器から構成されるネットワークにおいては、ネットワーク管理システムが管理する収集周期をもとにルータやプリンタ等の管理対象機器から障害履歴や通信データ量などの機器情報を収集し、自らの持つハードディスクに格納することでネットワーク管理を実現する。
従来、この種のネットワーク管理方法として例えば次の特許文献1に開示されたものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−244828号
この公報に開示された技術は、管理対象機器の障害を検出し、障害の発生した管理対象機器を管理対象から除外することにより、状態管理の負荷を軽減しようとするものである。
【0004】
管理対象機器の障害等の状況を収集するネットワーク管理システムにあっては、管理対象機器から収集する機器情報のデータ量(サイズ)は機器の性能などによって異なり、ネットワーク管理システムのハードディスクに格納する機器情報量も異なるものとなる。そのため、全ての機器に同じ収集周期を割り当てるのは、一部の管理対象機器にとっては不要なトラフィックの発生の原因につながる。
この現象を回避するため、ネットワーク管理システムが管理対象機器の管理データ(機器の仕様、設置年月日など)をもとに機器固有の収集周期を設定し、その設定した周期で機器情報を収集する方法が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、機器固有の収集周期を設定し、その設定した周期で機器情報を収集するようにした場合、例えば障害の発生回数が少ない機器であっても、常に設定した周期で機器情報を収集することになるため、機器情報収集処理のために、常に一定の負荷がかかる。
すなわち、本来、ネットワーク管理システムにおいて管理の対象となる機器データを収集する間隔(情報収集周期)はネットワーク管理要件を考慮して調整されるべきものである。ここで言うネットワーク管理要件とは、ネットワーク管理システムによって管理対象として設定されている全ての要素の情報を指し、障害履歴、単位時間当りの通信データ量、単位時間当りのリクエスト処理数など、各機器の動作状況を把握し管理するうえで必要となる各種の管理要素の情報である。
【0006】
ネットワーク管理要件の1つの管理要素の例として障害情報を挙げて説明する。障害情報とは障害の内容や場所、発生時間など多岐にわたるものを指すが、本発明ではその具体例として、「一定期間に発生した電源ダウンなどの障害の回数」とする。障害が多発する管理対象機器に対しては、情報収集周期を短く設定して、機器からの情報収集を頻繁に行なって機器が正常に動作しているかを確認する必要がある。また、障害が殆ど起こらない管理対象機器に対しては、情報収集を頻繁に行なう必要がないため、情報収集周期を長くして情報収集の機会を減らすべきである。
【0007】
ところが、従来手法では各管理対象機器に設定される収集周期は、管理対象機器がネットワーク管理システムの管理対象機器として登録された時点で決定されてしまい、それ以後変更されることがない。そのため、障害の発生回数が少ない機器であっても、常に設定した周期で機器情報を収集することになるため、機器情報収集処理のために、常に一定の負荷がかかるうえ、無駄なトラフィックが生じる。逆に、障害の発生回数が多い機器にあっては、障害発生の検出時期が遅れてしまい、発生した障害に迅速に対応できなくなるという問題が生じる。
【0008】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、管理対象となるネットワーク機器の情報を、各機器の障害発生状況などの特定の管理要素の内容(データ量など)または変化(障害発生回数など)に応じて適切な周期で収集することができるネットワーク管理システムにおける機器情報の収集方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る方法は、ネットワークに接続された管理対象のネットワーク機器の障害履歴、通信データ量等の管理要素から成る機器情報を、収集周期テーブルに設定したネットワーク機器毎の機器情報収集周期情報で指定される周期で収集する方法において、収集したネットワーク機器毎の機器情報に基づき、各ネットワーク機器の予め定めた特定管理要素の内容または発生回数を検出するステップと、検出した特定管理要素の内容または発生回数に基づき、特定管理要素の内容または発生回数に応じた収集周期変更規則を設定した周期変更規則テーブルを参照し、前記収集周期テーブルに設定した機器情報収集周期の情報を変更するステップとを備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示する実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したネットワーク管理システムの実施の形態を示すシステム構成図であり、ネットワーク管理システム1およびルータやプリンタ等の管理対象機器2−1〜2−nを備えている。
それぞれの管理対象機器2−1は、管理データ通知部21と機器データテーブル22とを備えている。
機器データテーブル22には、ネットワーク管理のための機器データが、各機器の動作状況を常時監視している監視手段(図示せず)によって書き込まれる。機器データとは、図3(b)に示すように、管理対象機器に発生した障害履歴311、単位時間当りの通信データ量312、リクエスト処理数313など、各機器の動作状況を把握し管理する上で必要となる各種の管理要素から成るものであり、機器の種別によってその構成要素は異なる。
例えば、ルータにおいては、電源ダウンなどの障害履歴の他に単位時間当りの通信データ量、インタフェース状態といった要素の機器データで構成される。また、ネットワークプリンタにおいては、単位時間当りのプリントリクエスト数、残用紙枚数といった要素の機器データで構成される。
【0011】
本発明では、各機器から収集する機器情報のうち予め定めた管理要素、例えば障害発生回数に応じて当該機器の機器情報収集周期を変更する。あるいは、通信データ量の内容(データ量そのもの)に応じて当該機器の機器情報収集周期を変更する。図1の実施形態では、障害発生回数に応じて当該機器の機器情報収集周期を変更する場合の構成を代表例として示している。
【0012】
管理データ通知部21は、ネットワーク管理システム1との最初の接続時に、機器IDや情報保存期間などの管理データをネットワーク管理システム1に通知する機能を有する。管理データとは、ネットワーク管理システム1が管理対象機器2−1〜2−nから情報を収集する際の収集周期を決定する際の目安となる情報を指しており、図3(a)に示すように、機器ID301、情報保存期間302、設置場所303、設置年月日304、機器データの収集周期の初期値305などのデータによって構成されている。
【0013】
ネットワーク管理システム1は、管理データ収集処理部11と、収集周期テーブル12と、機器データ収集処理部13と、機器データ収集タイマ部14と、機器データ格納処理部15と、ハードディスク16と、周期変更処理部17と、障害情報テーブル18と、周期変更規則テーブル19とを備える。
ここで、機器情報の収集周期を変更する場合の基準となる特定管理要素として、データ通信量を定めた場合には、障害情報テーブル18はデータ通信量テーブルとなる。
管理データ収集処理部11は、各管理対象機器2−1〜2−nから送信される管理データである機器ID301などの管理データを収集周期テーブル12に保存する機能を有する。
収集周期テーブル12には、図2に示すように、各管理対象機器2−1〜2−nの機器ID121および各管理対象機器2−1〜2−nの情報収集周期122とが保存され、対応付けられている。
【0014】
機器データ収集処理部13は、機器データ収集タイマ部14から機器データ収集のタイミングになった事を通知されたならば、該当機器IDを持つ管理対象機器に対して機器データ取得要求を送信する機能を有する。
機器データ収集タイマ部14は、収集周期テーブル12を参照して、該当機器IDを持つ管理対象機器が情報収集のタイミングになっていたならば、その旨を機器データ収集処理部13に通知する機能を有する。
機器データ格納処理部15は、ネットワーク管理システム1からの機器データ取得要求に対する管理対象機器からの返信として受け取った機器データを、ハードディスク16に保存する機能を有する。
【0015】
ハードディスク16には、収集された管理対象機器の機器データが格納される。
障害情報テーブル18には、ネットワーク管理システム1によって収集された機器データのうち、情報収集周期を変更するために活用する特定管理要素として定めた障害情報が格納される。
ここで、情報収集周期を変更するために活用する特定管理要素とは、各管理対象機器から機器データ取得の周期を変更するにあたり、障害履歴や単位時間当りの通信データ量などの要素のうち、当該システムにとって最も効果的な情報を指し、例えばネットワークトラフィックの削減を目指す場合には、それに最も効果的な要素であるデータ通信量の情報が採用される。
本実施形態では、周期調整のために活用する情報の一例として障害情報を採用し、以下説明する。
【0016】
障害情報テーブル18には、例えば図4に示しているように、一定期間内に発生した障害の回数を数値であらわしたものが保存されている。
図4では、機器ID=aの管理対象機器については「0回」が、機器ID=bの管理対象機器については「10回」が保存されている。
周期変更規則テーブル19には、図5に示すように、障害回数に応じて収集周期をどの様に変更するかについて定められた規則の集合が保存されている。
図5の例では、周期変更規則の一例として「一定時間あたりの障害回数が5回以上であれば収集周期を10分短縮する」および「一定時間あたりの障害回数が5回以下であれば収集周期を5分延長する」という規則が保存されている。
なお、この規則に関しては任意の時間にシステム管理者による追加および削除が可能である。
【0017】
周期変更処理部17は、障害情報テーブル18と収集周期テーブル12とを参照し、周期変更規則テーブル19に格納されている規則を満たす様に該当する管理対象機器の機器データの収集周期を変更し、収集周期テーブル122に保存させる機能を有する。
【0018】
次に、ネットワーク管理システムの全体の処理の流れを、図6および図7のフローチャートを用いて説明する。
まず、管理対象機器2−1は、ネットワーク管理システム1に接続されたならば、機器ID=「a」および情報収集周期の初期値=「30分」の組を管理データとして、ネットワーク管理システム1に通知する。同様に、管理対象機器2−nは、機器ID=「b」および情報収集周期の初期値=「60分」の組を管理データとして、ネットワーク管理システム1に通知する(ステップ601)。
ネットワーク管理システム1の管理データ収集処理部11は、管理対象機器2−1および管理対象機器2−nから送られてきた管理データの初期値を収集周期テーブル12に登録する(ステップ602)。なお、図2で示した収集周期テーブル12は、管理データが格納された後の状態を表している。
【0019】
周期変更処理部17は、収集周期が保存されている収集周期テーブル12と、ハードディスク16内の機器データの一部である障害情報テーブル18とを参照しながら、管理対象機器2−1および2−nの機器データ収集周期が周期変更規則テーブル19に従って適切に設定されているかどうかを調べ、適切でない場合には管理対象機器2−1または2−nの周期を変更する(ステップ603)。この処理については後述する。
機器データ収集タイマ部14は、定期的に収集周期テーブル12を参照し、管理対象機器2−1および2−nが前回情報を収集してから収集周期に相当する時間が経過していた場合、管理対象機器2−1および2−nの機器データを再度収集するタイミングになった事を機器データ収集処理部13に通知する(ステップ604)。
【0020】
機器データ収集処理部13は、管理対象機器2−1および2−nが情報収集を行なうタイミングになった旨の通知を受けたならば、管理対象機器2−1および2−nに対して、機器データ取得要求を送信する(ステップ605)。
管理対象機器2−1および2−nは、機器データ取得要求を受信したならば、自身で検出しておいた障害履歴や通信データ量等の機器データをネットワーク管理システム1に送る(ステップ606)。
ネットワーク管理システム1の機器データ格納処理部15は、管理対象機器2−1および2−nから送られてきたら機器データをハードディスク16に格納する。障害情報については、障害情報テーブル18に格納する。
【0021】
次に、機器データの取得周期を変更する処理について図7を用いて詳細に説明する。
まず、管理対象機器の機器IDに相当する変数をXとして定義する(ステップ701)。例えば、機器ID=aの管理対象機器2−1を対象とする場合には、X=aが代入される。
次に、管理対象機器一台ずつについて収集周期の変更処理を終了したかどうかを判定し(ステップ702)、全ての管理対象機器に対する収集周期の変更処理が終了した場合には、処理を終了する。
終了していない場合には、収集周期テーブル12を参照し、機器IDがXである機器の収集周期を取得する(ステップ703)。この場合、機器IDが「a」である管理対象機器2−1の収集周期として、例えば初期値=「30分」が取り出される。
【0022】
次に、障害情報テーブル18を参照し、機器IDがXである機器の障害情報を取得する(ステップ704)。この場合、機器IDが「a」である管理対象機器の障害情報として、一定時間あたりに起こった障害回数として例えば「0回」が取り出される。
次に、障害情報テーブル18から取得した障害情報と周期変更規則テーブル19の規則とを照らし合わせ(ステップ705)、周期を変更する必要がある規則に該当した場合には、管理対象機器の収集周期を変更した後、収集周期テーブル12に保存する(ステップ706)。この場合、機器IDが「a」である管理対象機器2−1の一定時間あたりの障害回数は「0回」である場合、規則の「障害回数が5以下である場合には収集周期を5分延長する」に該当するため、この機器の収集周期は「30分」から「25分」に変更され、収集周期テーブル12に保存される。
【0023】
次に、変数Xに次の管理対象機器の機器IDを代入し、処理を続ける(ステップ707)。
なお、変更した後の収集周期の内容を時系列で表示することにより、各機器の情報収集周期の変遷を把握し、それによって稼動状況や障害状況を間接的に推測することができる。
【0024】
以上の実施形態によれば、ネットワーク管理システムのハードウェアに蓄えられた機器情報を用いる事により、収集周期を管理対象機器に最適な値へ調整する事が可能となる。例えば今回は障害情報に着目して、“障害の多い管理対象機器に対しては情報収集を頻繁に行なうべきである”というポリシーのもとに一定時間に発生した障害の回数を基準にして収集周期を変動させたが、同様に統計情報(一定時間に回線使用率)に着目して、“回線使用率の高い管理対象機器に対しては、回線ダウンの危険性があるため、情報収集を頻繁に行なうべきである”とのポリシーを規則として登録し、収集周期を変動させる事もできる。
この様に、ネットワーク管理システムが管理対象機器へ情報収集を行なう間隔を、ユーザのニーズを盛り込んで調整することができる様になる。
また、機器情報の収集周期を自動調整することになるため、機器情報の収集周期をどうのような値に設定するかについて検討する作業を軽減することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、管理対象となるネットワーク機器の情報を、各機器の障害発生状況などの特定の管理要素の内容(データ量など)または変化(障害発生回数など)に応じて適切な周期で収集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すシステム構成図である。
【図2】収集周期テーブルの内容の例を示す図である。
【図3】管理データおよび機器データの例を示す図である。
【図4】障害情報テーブルの内容の例を示す図である。
【図5】周期変更規則テーブルの規則例を示す図である。
【図6】機器情報収集処理の概要を示すフローチャートである。
【図7】機器情報収集周期変更処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ネットワーク管理システム、11…管理データ収集処理部、12…収集周期テーブル、13…機器データ収集処理部、14…機器データ収集タイマ部、15…機器データ格納処理部、16…ハードディスク、2−1〜2−n…管理対象機器、21…管理データ通知部、22…機器データテーブル、17…周期変更処理部、18…障害情報テーブル、19…周期変更規則テーブル。
Claims (1)
- ネットワークに接続された管理対象のネットワーク機器の障害履歴、通信データ量等の管理要素から成る機器情報を、収集周期テーブルに設定したネットワーク機器毎の機器情報収集周期情報で指定される周期で収集する方法であって、
収集したネットワーク機器毎の機器情報に基づき、各ネットワーク機器の予め定めた特定管理要素の内容または発生回数を検出するステップと、
検出した特定管理要素の内容または発生回数に基づき、特定管理要素の内容または発生回数に応じた収集周期変更規則を設定した周期変更規則テーブルを参照し、前記収集周期テーブルに設定した機器情報収集周期の情報を変更するステップと
を備えることを特徴とするネットワーク管理システムにおける機器情報の収集方法。
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