JP2005250521A - データ処理システム及びデータ処理装置及びデータ処理方法 - Google Patents

データ処理システム及びデータ処理装置及びデータ処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 分散した機器を多階層で構成するシステムにおいて、監視トラフィックを削減し、中間ノードの保持する情報を削減し、信頼性を向上し、情報を効率的に収集することを目的とする。
【解決手段】 各ノードは、直下の階層に属するノードの最終更新時間(以下LUT:LastUpdateTime)を記憶しており、所定のタイミングで直下のノードにLUTをポーリングし、LUTに変化があった場合に、当該ノードから前回のLUTから変化があった情報(差分情報)のみを収集し、また、上位のノードからLUTの問い合せがあった場合に、自ノードのLUTを通知するとともに、上位ノードから差分情報の問い合せがあった場合に上位ノードに差分情報を送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、分散した機器を多階層で構成するシステムにおいて、各機器の情報を収集する情報収集技術に関する。
従来の分散機器情報収集方式は、ポーリング方式、またはトラップ方式によって、機器の情報を収集していた。しかし、ポーリング方式では機器の台数が増加するとそれに伴いトラフィックやサーバ負荷が増加する、ポーリング間隔を長くすると情報遅延が増加したり情報漏れが発生する、という問題点があった。また、トラップ方式では定常的な負荷を低減することが可能であるが、トラップが消失する可能性や機器自体の停止を検出できないなど信頼性が低く、また非同期にトラップが発生するため、一斉に複数のトラップが発生した場合にサーバ負荷が高くなるという問題点があった。
また、管理対象数の増加に対応するために階層構造によって、管理する方法も提案されている(例えば、特許文献1、2)。しかし特許文献1では、各ノードが全ノードの状態のテーブルを保持する必要があり、台数の増加に伴い、各ノードが保持する情報量が膨大になってしまうという問題点があり、また管理する状態は動作しているかどうかといった状態情報のみであり、各機器が複数の情報を持つ場合に対応できない。特許文献2ではトラップ方式の信頼性の低さを解決するためにポーリング方式と組み合わせる方式が提案されているが、一斉に複数のトラップが発生した場合にサーバ負荷が高くなる問題には対応できず、また特許文献1と同様に管理する状態は動作しているかどうかといった状態情報のみであり、各機器が複数の情報を持つ場合に対応できない。
特許第3149924号公報 特開平4−178039号公報
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、多数の機器の構成を多階層化し、信頼性の高いポーリング方式をベースとし、機器の増加や各機器が複数の情報を持つ場合においても、監視トラフィックを削減し、中間ノードの保持する情報を削減し、信頼性を向上し、情報を効率的に収集することを目的とする。
本発明に係るデータ処理システムは、複数のデータ処理装置を有し、前記複数のデータ処理装置が論理的な階層構造を形成するデータ処理システムであって、
前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
それぞれのデータ処理装置よりも下位の特定のデータ処理装置について前記特定のデータ処理装置が情報の更新を行った更新時刻を記憶しており、
所定のタイミングで、前記特定のデータ処理装置に対して最新の更新時刻を問い合せ、前記特定のデータ処理装置から通知された最新の更新時刻が記憶している更新時刻よりも後の時刻である場合に、前記特定のデータ処理装置から最新の更新時刻に更新された情報を受信することを特徴とする。
本発明では、下位の特定のデータ処理装置に対して最新の更新時刻を問い合せ、特定のデータ処理装置から通知された最新の更新時刻が記憶している更新時刻よりも後の時刻である場合に、特定のデータ処理装置から最新の更新時刻に更新された情報を受信するため、データ処理装置間の通信量を削減することができる。また、各データ処理装置は下位の特定のデータ処理装置における更新時刻と最新の更新時刻に更新された情報のみを管理するため、各データ処理装置が管理する情報量を削減することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の全体のシステムを示す構成図である。
図1において、監視サーバ(0101)は各機器(0102)及び中間ノード(0103)の状態等を監視するサーバである。管理は多階層で行い、各中間ノード(0103aa〜0103mn)は監視対象となる複数の下位ノード(下位の中間ノード及び機器)と、自ノードおよびその下位ノードの状態等を監視する1つの上位ノードを持つ。各機器(0102a〜0102n)は状態、運転モード、性能値、負荷値などの各種情報(0105a〜n)を保持する。各中間ノード(0103aa〜mn)は下位ノード及び自ノードの状態、運転モード、性能値、負荷等の変化を示す情報(差分情報)を受信し、受信した差分情報を差分情報DB(0106aa〜mn)に保持する。監視サーバ(0101)は収集された各種情報を機器情報DB(0104)に保持する。また、監視サーバ(0101)、中間ノード(0103)、機器(0102)は、それぞれデータ処理装置の例である。
次に図2〜図4を用いて監視サーバ(0101)の構成について説明する。
図2において通信処理部(0201)は各下位ノードとの通信を制御する機構であり、状態取得処理部(0202)の指示に従い、各下位ノードの状態等を差分情報として収集する。状態取得処理部(0202)は各下位ノードの差分情報を効率的に収集するための機構である。LUT管理部(0203)は自ノードおよびその下位ノードの最終更新時間(以下LUT:Last Update Time)を管理するための機構であり、図3のように自ノードのLUTと各下位ノードの機器識別子とLUTを管理する。ここで機器識別子は各機器、各ノードを一意に決めるための識別子である。差分情報処理部(0204)は状態取得処理部(0202)により取得された差分情報を受け取り、機器情報DB管理部(0205)を通じて機器情報DB(0104)に登録する機構である。機器情報DB(0104)には、図4のように機器最新情報として機器識別子、情報識別子、情報値を、履歴情報として、タイムスタンプ、機器識別子、情報識別子、新情報値、旧情報値を管理する。なお、状態取得処理部(0202)は更新時刻問い合せ部及び更新情報受信部に相当し、LUT管理部(0203)は更新時刻記憶部に相当する。
なお、監視サーバ(0101)は、図示していないが、例えばマイクロプロセッサ等のCPU、半導体メモリ等や磁気ディスク等の記録手段、及び通信手段を有する計算機により実現することができる。記録手段には、監視サーバ(0101)に含まれる各構成要素の機能を実現するプログラムが記録されており、CPUがこれらのプログラムを読み込むことにより監視サーバ(0101)の動作を制御し、各構成要素の機能を実現することができる。
次に図5、6を用いて中間ノード(0103)の構成について説明する。
図5において通信処理部(0501)は上位ノードおよび各下位ノードとの通信を制御する機構であり、上位ノードからの問い合わせを状態返信処理部(0502)に転送し、状態取得処理部(0503)からの問い合わせを下位ノードに送信する機構である。状態返信処理部(0502)は通信処理部(0501)からの問い合わせに対し、LUT管理部(0504)、および差分情報管理部(0505)を通じて差分情報DB(0106)の情報を参照し、問い合わせの結果を通信処理部(0501)を通じて上位ノードに返信する機構である。状態取得処理部(0503)は各下位ノードの差分情報を効率的に収集するための機構である。LUT管理部(0504)は自ノードおよびその下位ノードのLUTを管理するための機構であり、図3のように自ノードのLUTと各下位ノードの機器識別子とLUTを管理する。差分情報管理部(0505)は差分情報DBを管理する機構であり、状態返信処理部(0502)からの問い合わせに対し差分情報DB(0106)の情報を返信し、状態取得処理部(0503)からのリクエストに対し、差分情報DB(0106)の更新を行う。差分情報DB(0106)では図6のように差分情報としてタイムスタンプ、機器識別子、情報識別子、新情報値、旧情報値を管理する。ここで、状態返信処理部(0502)は更新情報送信部に相当し、状態取得処理部(0503)は更新時刻問い合せ部及び更新情報受信部に相当し、LUT管理部(0504)は更新時刻記憶部に相当し、差分情報管理部(0505)は更新管理部に相当し、差分情報DBは情報記憶部に相当する。
なお、中間ノード(0103)は、図示していないが、例えばマイクロプロセッサ等のCPU、半導体メモリ等や磁気ディスク等の記録手段、及び通信手段を有する計算機により実現することができる。記録手段には、中間ノード(0103)に含まれる各構成要素の機能を実現するプログラムが記録されており、CPUがこれらのプログラムを読み込むことにより中間ノード(0103)の動作を制御し、各構成要素の機能を実現することができる。
次に図7、8を用いて各機器(0102)の構成について説明する。
図7において通信処理部(0701)は上位ノードとの通信を制御する機構であり、上位ノードからの問い合わせを状態返信処理部(0702)に送る。状態返信処理部(0702)は通信処理部(0701)からの問い合わせに対し、情報管理部(0703)を通じて各種情報(0105)の情報を参照し、問い合わせの結果を通信処理部(0501)を通じて上位ノードに返信する機構である。情報管理部(0703)は各種情報(0105)を管理する機構であり、状態返信処理部(0702)からの問い合わせに対し各種情報(0105)の値を返信し、各種センサ、メータなど(0704)から収集された値や機器の状態、運転モードなどにより、各種情報(0105)の更新を行う。各種情報(0105)では図8のように情報識別子、情報値を管理する。ここで、情報識別子は各情報を一意に決めるためのものであり、SNMPにおけるMIBのOIDなどのようなものである。
なお、機器(0102)は、図示していないが、例えばマイクロプロセッサ等のCPU、半導体メモリ等や磁気ディスク等の記録手段、及び通信手段を有する計算機により実現することができる。記録手段には、機器(0102)に含まれる各構成要素の機能を実現するプログラムが記録されており、CPUがこれらのプログラムを読み込むことにより機器(0102)の動作を制御し、各構成要素の機能を実現することができる。
次に動作について図9、10を用いて説明する。
図9は上位ノードの下位ノードに対して問い合わせを行うフローチャートである。
ステップ0901において、全ての下位ノードに関しステップ0902〜0913の処理を行い、全ての下位ノードの処理が完了したらステップ0914に飛ぶ。
まず、ステップ0902において問い合わせを行う下位ノードがLUTに対応しているか調べ、対応していたらステップ0903に進み、対応していなかったらステップ0905に飛ぶ。ここで、下位ノードが中間ノード(0103)であれば、中間ノード(0103)はLUTを管理しているので、LUTに対応しているとしてステップ0903に移り、下位ノードが機器(0102)であれば、機器(0102)はLUTを管理していないので、LUTに対応していないとしてステップ0905に移る。
下位ノードがLUTに対応している場合は、ステップ0903において、下位ノードにLUTを問い合わせる。ステップ0904において、取得したLUTが保持しているLUTと異なるか(取得したLUTが保持しているLUTよりも後であるか)調べ、異なる場合はステップ0905に進み、同一の場合はステップ0901に戻り次の下位ノードの処理に移る。これらステップ0902〜0904は、状態取得処理部(0202)又は状態取得処理部(0503)により行われる。
ステップ0905では、問い合わせを行う下位ノードが差分情報に対応しているかを調べ、対応していたらステップ0906に進み、対応していなかったらステップ0909に飛ぶ。ここで、下位ノードが中間ノード(0103)であれば、中間ノード(0103)は差分情報を管理しているので、差分情報に対応しているとしてステップ0906に移り、下位ノードが機器(0102)であれば、機器(0102)は差分情報を管理していないので、差分情報に対応していないとしてステップ0909に移る。ステップ0906では、下位ノードに差分情報を問い合わせる。これらステップ0905、0906は状態取得処理部(0202)又は状態取得処理部(0503)により行われる。
ステップ0907では、取得した差分情報により、差分情報DBを更新する。この時、最上位ノード(監視サーバ)の場合は機器履歴情報に登録し、機器最新情報を更新する。次に、ステップ0908では、問い合わせを行った下位ノードのLUTおよび自ノードのLUTを更新し、ステップ0901に戻り次の下位ノードの処理に移る。これらステップ0907、0908は、機器情報DB管理部(0205)又は差分情報管理部(0505)により行われる。
ステップ0909以降は、最下位の中間ノードが下位ノードである機器(0102)に対して問い合わせを行う場合の処理を示している。
ステップ0909では、問い合わせる下位ノード(機器(0102))が保持する全ての情報識別子についてステップ0910〜0913の処理を行い、すべて完了したらステップ0901に戻り次の下位ノードの処理に移る。ステップ0910において下位ノードに情報を問い合わせる。このステップ0910は状態取得処理部(0503)により行われる。
ステップ0911では、取得した情報と保持している情報が異なるか調べ、異なればステップ0912に進み、同一であればステップ0909に戻り次の情報識別子の処理に移る。ステップ0912では、取得した情報、および保持している情報により差分情報DBを更新する。つまり、最下位の中間ノードは、下位ノードである機器(0102)の全ての情報項目(状態、運転モード、性能値、負荷値等)に関する現在値のテーブルを保持しており、このテーブルの現在値と機器から伝達される情報とを比較して、テーブルの値を更新するとともに、機器の状態等に変化があったときに差分情報を作成する。ステップ0913では、問い合わせを行った下位ノードのLUTおよび自ノードのLUTを更新し、ステップ0909に戻り次の情報識別子の処理に移る。これらステップ0911〜0913は機器情報DB管理部(0205)又は差分情報管理部(0505)により行われる。
その後、ステップ0914において次のポーリング時間まで待機し、ステップ0901に戻る。
図10は下位ノードの上位ノードからの問い合わせに対して返信を行うフローチャートである。
ステップ1001において上位ノードからの問い合わせ待ちを行い、問い合わせを受信したらステップ1002に進む。
ステップ1002では、問い合わせの種類を判別し、LUTの問い合わせであればステップ1003に進み、差分情報問い合わせであればステップ1004に進み、情報問い合わせであればステップ1007に進む。通常、中間ノード(0103)の場合は、上位ノードからの問い合せはLUTの問い合わせ及び差分情報問い合わせであり、機器(0102)の場合は、上位ノードからの問い合わせは情報問い合わせである。
ステップ1003では、自ノードのLUTを参照し、LUTを上位ノードに返信し、ステップ1001に戻る。このステップ1003は状態返信処理部(0502)により行われる。
ステップ1004では、差分情報DBから問い合わせLUT以降の差分情報を取得し、返信用データを作成する。その後、ステップ1005において、作成したデータを上位ノードに返信する。これらステップ1004〜1005は、状態返信処理部(0502)により行われる。また、ステップ1006では、送信した差分情報を削除し、ステップ1001に戻る。このステップ1006は、差分情報管理部(0505)により行われる。
ステップ1007では、問い合わせられた情報の値を取得し返信用データを作成する。また、ステップ1008では、作成したデータを上位ノードに返信し、ステップ1001に戻る。これらステップ1007及び1008は、状態返信処理部(0702)及び情報管理部(703)により行われる。
また、本フローチャートでは各処理をシーケンシャルに実行するように記述しているが、各下位ノードに対する問い合わせなど並列に処理可能な部分については、並列に実行しても良い。
また、以上の図9及び図10の処理は、各ノードで独立に行われ、必ずしもノード間で同期をとる必要はない。
次に、各ノードにおける情報の流れを図20を参照して説明する。図20では、説明の便宜のため、各ノード間の関係が1対1であるシステムとしている。
それぞれのノードにおいて図9に示した動作が行われた結果、監視サーバ(0100)〜機器(0102a)において、それぞれ独立に、下位ノードに対するLUTの問い合せ、下位ノードに対する差分情報の問い合せ又は情報の問い合せが行われる。また、それぞれのノードにおいて図10に示した動作が行われた結果、機器(0102a)〜監視サーバ(0101)において、それぞれ独立に、上位ノードへのLUTの送信、上位ノードへの情報の送信又は差分情報の送信が行われる。情報の送信又は差分情報の送信は、具体的には、機器(0102a)から中間ノード(0103ma)に対して機器(0102a)の最新の状態(状態、運転モード、性能値、負荷値等、以下、状態とは状態、運転モード、性能値、負荷値等を意味する)を示した情報が送信される。中間ノード(0103ma)からは、一つ上位の階層の中間ノード(0103la)(図示せず)に対して機器(0102a)の状態の変化と中間ノード(0103ma)の状態の変化を示す差分情報が送信され、以降、同様にして各中間ノードでそれぞれの中間ノードの状態の変化を追加した差分情報を上位ノードに送信する。この結果、中間ノード(0103ba)は、下位ノードである機器(0102a)の状態及び中間ノード(0103ca)〜中間ノード(0103ma)のそれぞれの状態の変化を示す差分情報を中間ノード(0103ca)から受信する。中間ノード(0103ba)は、中間ノード(0103ba)自身の状態の変化を追加して機器(0102a)の状態及び中間ノード(0103ba)〜中間ノード(0103ma)のそれぞれの状態の変化を示す差分情報を中間ノード(0103aa)に送信する。中間ノード(0103aa)でも同様に中間ノード(0103aa)自身の状態の変化を追加して機器(0102a)の状態及び中間ノード(0103aa)〜中間ノード(0103ma)のそれぞれの状態の変化を示す差分情報を監視サーバ(0101)に送信し、監視サーバ(0101)は収集された各種情報を機器情報DBに保持する。
このように、本実施の形態に示したデータ処理システムは、複数のノード(データ処理装置)を有し、複数のノード(データ処理装置)が論理的な階層構造を形成するデータ処理システムであって、複数のノード(データ処理装置)のそれぞれは、それぞれのノード(データ処理装置)よりも下位の特定のノード(データ処理装置)について特定のノード(データ処理装置)が情報の更新を行った更新時刻を記憶しており、所定のタイミングで、特定のノード(データ処理装置)に対して最新の更新時刻を問い合せ、特定のノード(データ処理装置)から通知された最新の更新時刻が記憶している更新時刻よりも後の時刻である場合に、特定のノード(データ処理装置)から最新の更新時刻に更新された情報を受信することを特徴とする。
また、複数のノード(データ処理装置)のそれぞれは、それぞれのノード(データ処理装置)の直下の階層に位置するノード(データ処理装置)の更新時刻を記憶しており、所定のタイミングで、直下ノード(データ処理装置)に対して最新の更新時刻を問い合せ、直下ノード(データ処理装置)から通知された最新の更新時刻が記憶している更新時刻よりも後の時刻である場合に、直下ノード(データ処理装置)から最新の更新時刻に更新された情報を受信することを特徴とする。
また、複数のノード(データ処理装置)のそれぞれは、直下ノード(データ処理装置)から通知された最新の更新時刻が記憶している更新時刻よりも後の時刻である場合に、最新の更新時刻に更新された直下ノード(データ処理装置)及び直下ノード(データ処理装置)よりも下位のノード(データ処理装置)に関する情報を直下ノード(データ処理装置)から受信することを特徴とする。
また、複数のノード(データ処理装置)のそれぞれは、直下ノード(データ処理装置)及び直下ノード(データ処理装置)よりも下位のノード(データ処理装置)に関する情報であって、最新の更新時刻に前回の更新時刻から変化した情報のみを直下ノード(データ処理装置)から受信することを特徴とする。
また、複数のノード(データ処理装置)のそれぞれは、所定のタイミングで、それぞれのノード(データ処理装置)及びそれぞれのノード(データ処理装置)よりも下位のノード(データ処理装置)に関する情報を更新し、それぞれのノード(データ処理装置)よりも上位の特定のノード(データ処理装置)からそれぞれのノード(データ処理装置)及びそれぞれのノード(データ処理装置)よりも下位のノード(データ処理装置)に関する更新後の情報の送信を要求された場合に、上位の特定のノード(データ処理装置)にそれぞれのノード(データ処理装置)及びそれぞれのノード(データ処理装置)よりも下位のノード(データ処理装置)に関する更新後の情報を送信することを特徴とする。
また、複数のノード(データ処理装置)のそれぞれは、それぞれのノード(データ処理装置)及びそれぞれのノード(データ処理装置)よりも下位のノード(データ処理装置)に関する情報を更新する度に更新時刻を記憶し、上位の特定のノード(データ処理装置)から最新の更新時刻の通知を要求された場合に、記憶している最新の更新時刻を上位の特定のノード(データ処理装置)に通知し、最新の更新時刻を通知した後に上位の特定のノード(データ処理装置)からそれぞれのノード(データ処理装置)及びそれぞれのノード(データ処理装置)よりも下位のノード(データ処理装置)に関する更新後の情報の送信を要求された場合に、上位の特定のノード(データ処理装置)にそれぞれのノード(データ処理装置)及びそれぞれのノード(データ処理装置)よりも下位のノード(データ処理装置)に関する更新後の情報を送信することを特徴とする。
また、複数のノード(データ処理装置)のそれぞれは、それぞれのノード(データ処理装置)及びそれぞれのノード(データ処理装置)よりも下位のノード(データ処理装置)に関する情報であって、最新の更新時刻に前回の更新時刻から変化した情報のみを上位の特定のノード(データ処理装置)に送信することを特徴とする。
また、本実施の形態に示したデータ処理システムは、下位のノード(データ処理装置)における更新内容を下位のノード(データ処理装置)から上位のノード(データ処理装置)に通知し、上位のノード(データ処理装置)において下位のノード(データ処理装置)から通知された更新内容に当該上位のノード(データ処理装置)における更新内容を追加して当該上位のノード(データ処理装置)及び下位のノード(データ処理装置)における更新内容をより上位のノード(データ処理装置)に通知することを特徴とする。
以上のように上位ノードは各下位ノードのLUTについてポーリングを行い、変更があったもののみ情報を取得するため、ネットワークトラフィックを削減することができる。また、各中間ノードはLUTと差分情報のみを管理するため、各中間ノードの管理する情報量を削減することができる。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、各中間ノードを1つの上位ノードにより監視するようにしたものであるが、次に信頼性を向上するために複数の上位ノードによる監視を可能とする実施形態を示す。
図11を用いて実施の形態2のシステムの構成を説明する。図11の各構成要素は図1の各構成要素と同様なものであるが、各中間ノードは複数の上位ノードによる監視に対応できるように拡張されている。以下に実施の形態1との構成要素、および動作の差異を記述する。
図5の各中間ノードのLUT管理部(0504)は図3に記載の情報のほかに新たに図12のような機器識別子と上位ノードLUTを管理する。また、動作について、図9の上位ノードから下位ノードへの問い合わせのフローチャートにおいて、ステップ0907およびステップ0912の差分情報DBを更新する時に同一の差分情報がある場合はその情報を削除するように変更する。また、図10の下位ノードの上位ノードからの問い合わせに対するフローチャートにおいて、ステップ1006の差分情報削除において、送信した差分情報を削除するのではなく、上位ノードLUT内の最も古い時間以前の差分情報を削除するように変更する。
以下、図21を用いて実施の形態2に係る動作例を説明する。なお、図21では、説明の便宜のため、図11と異なる構成にしている。
まず、中間ノード(0103ca)は、自ノード以下のノードの差分情報(0103ca〜)を上位ノードである中間ノード(0103ba)及び中間ノード(0103bb)に送信する。同様に、中間ノード(0103cb)も、自ノード以下のノードの差分情報(0103cb〜)を上位ノードである中間ノード(0103ba)及び中間ノード(0103bb)に送信する。
中間ノード(0103ba)は、受信した差分情報(0103ca〜)と差分情報(0103cb〜)を比較し、両者に重複がないため、差分情報(0103ca〜)と差分情報(0103cb〜)に自ノードの変化を追加して差分情報(0103ba、0103ca〜、0103cb〜)として上位ノードである中間ノード(0103aa)及び中間ノード(0103ab)に送信する。同様に、中間ノード(0103bb)も、受信した差分情報(0103ca〜)と差分情報(0103cb〜)を比較し、両者に重複がないため、差分情報(0103ca〜)と差分情報(0103cb〜)に自ノードの変化を追加して差分情報(0103bb、0103ca〜、0103cb〜)として上位ノードである中間ノード(0103aa)及び中間ノード(0103ab)に送信する。
中間ノード(0103aa)は、受信した差分情報(0103ba、0103ca〜、0103cb〜)と差分情報(0103bb、0103ca〜、0103cb〜)を比較し、差分情報のうち0103ca〜、0103cb〜の部分に重複があるため、重複部分のいずれか一方を削除するとともに自ノードの変化を追加して差分情報(0103aa、0103ba、0103bb、0103ca〜、0103cb〜)として上位ノードである監視サーバ(0101)に送信する。同様に、中間ノード(0103ab)も、受信した差分情報(0103ba、0103ca〜、0103cb〜)と差分情報(0103bb、0103ca〜、0103cb〜)を比較し、差分情報のうち0103ca〜、0103cb〜の部分に重複があるため、重複部分のいずれか一方を削除するとともに自ノードの変化を追加して差分情報(0103ab、0103ba、0103bb、0103ca〜、0103cb〜)として上位ノードである監視サーバ(0101)に送信する。
監視サーバ(0101)では、受信した差分情報(0103aa、0103ba、0103bb、0103ca〜、0103cb〜)と差分情報(0103ab、0103ba、0103bb、0103ca〜、0103cb〜)を比較し、差分情報のうち0103ba、0103bb、0103ca〜、0103cb〜の部分に重複があるため、重複部分のいずれか一方を削除し、差分情報(0103aa、0103ab、0103ba、0103bb、0103ca〜、0103cb〜)を機器情報として機器情報DBに格納する。
このように、本実施の形態では、複数のノード(データ処理装置)のそれぞれは、複数の直下ノード(データ処理装置)を有し、複数の直下ノード(データ処理装置)のそれぞれから、最新の更新時刻に更新された直下ノード(データ処理装置)及び直下ノード(データ処理装置)よりも下位のノード(データ処理装置)に関する情報を受信し、
複数の直下ノード(データ処理装置)から受信した情報を分析し、同一のノード(データ処理装置)に関する情報を重複して受信していた場合に、重複情報のいずれかを選択するとともに、選択しなかった重複情報を削除することを特徴とする。
また、複数のノード(データ処理装置)のそれぞれは、それぞれのノード(データ処理装置)よりも上位の複数のノード(データ処理装置)から、それぞれのノード(データ処理装置)及びそれぞれのノード(データ処理装置)よりも下位のノード(データ処理装置)に関する更新後の情報の送信を要求され、上位の複数のノード(データ処理装置)のそれぞれにそれぞれのノード(データ処理装置)及びそれぞれのノード(データ処理装置)よりも下位のノード(データ処理装置)に関する更新後の情報を送信することを特徴とする。
以上のように構成することにより、各中間ノードに障害が発生した場合においても情報が途切れることがなく監視を継続することが可能となり、信頼性が向上する。
実施の形態3.
実施の形態3は実施の形態1および実施の形態2の差分情報に役割を付加し、管理方法を変更することにより、より効率的に情報を収集することを可能とした実施形態である。
つまり、本実施の形態の内容を概説すると、上位ノードは、実際に差分情報の問い合わせを行う前に、優先度、情報数、情報サイズが示された差分リストを複数の下位ノードから受信し、複数の下位ノードから収集した差分リストを優先度順に並べた問い合わせリストを生成し、問い合わせリストに示された順に下位ノードに差分情報の問い合わせを行う。そして、下位ノードから差分情報を取得したら、情報の役割(状態情報、性能情報、ログ情報)に応じて差分情報に優先度を設定する。また、各ノードは、自己の上位ノードから差分リストの問い合わせがあった場合には、設定した優先度に従って差分リストを作成して送信する。
本実施の形態では、監視サーバ、中間ノード、機器の各構成要素は実施の形態1および実施の形態2と同様のものであるが、中間ノードの管理する差分情報DBの内容を図13〜15のように変更する。図13のように差分情報には新しく役割を示すデータを付加する。役割は「状態情報」、「性能情報」、「ログ情報」といった差分情報が管理している情報の役割を示すためのものである。また、図14のように差分情報テーブルを優先度毎に複数保持し、優先度テーブルにより管理する。また、優先度テーブルの最下位に圧縮用の領域を設ける。図15は上位ノードからの問い合わせにより作成する差分リストであり、優先度テーブルと差分情報から問い合わせLUT以降の情報を検索し、優先度、情報数、情報サイズをまとめたものである。優先度は「差分テーブルの優先度」、情報数は「その優先度の差分テーブルに含まれる問い合わせLUT以降の情報(テーブルの行)の数」、情報サイズは「その優先度の差分テーブルに含まれる問い合わせLUT以降の情報の合計サイズ」となる。
次に図16〜19を用いて本実施の形態における動作を説明する。
図16は上位ノードの下位ノードへの問い合わせを行うフローチャートである。
ステップ1601において、全ての下位ノードに関しステップ1602〜1607の処理を行い、全ての下位ノードの処理が完了したらステップ1608へ飛ぶ。なお、ステップ1601〜1605は図9のステップ0901〜0905と同じである。
ステップ1602では、問い合わせを行う下位ノードがLUTに対応しているか調べ、対応していたらステップ1603に進み、対応していなかったらステップ1605に飛ぶ。
ステップ1603では、下位ノードにLUTを問い合わせる。ステップ1604では、取得したLUTが保持しているLUTと異なるか調べ、異なる場合はステップ1605に進み、同一の場合はステップ1601に戻り次の下位ノードの処理に移る。
ステップ1605では、問い合わせを行う下位ノードが差分情報に対応しているかを調べ、対応していたらステップ1606に進み、対応していなかったらステップ1608に飛ぶ。
ステップ1606では、下位ノードに差分リストを問い合わせる。
ステップ1607では、取得した差分リストを、問い合わせリストに追加しステップ1601に戻る。問い合わせリストの構成は図17の通りであり、種類に「差分情報」を、機器識別子に問い合わせを行う機器の識別子を、優先度、情報数、情報サイズは取得した差分リストを用いて追加を行う。具体的には、機器識別子は「問い合わせ先のノード、機器(差分リストを回答したノード、機器)の機器識別子」、情報識別子は「空」となり、優先度、情報数、情報サイズは差分リストの内容となる。また、各ノードの動作としては、下位ノードから取得した差分情報テーブルの内容(機器識別子、情報識別子が含まれる)をそのまま自ノードの指定した優先度の差分情報テーブルに追加する。
また、ステップ1608では、情報問い合わせを問い合わせリストに追加し、ステップ1601に戻る。追加する問い合わせは、種類に「情報」を、機器識別子に問い合わせを行う機器の識別子を、情報識別子に問い合わせを行う情報の識別子を情報サイズにその情報識別子の型のサイズを用いて追加を行う。具体的には、各中間ノードは、「中間ノード内の情報」として、問い合わせを行うノード、機器(機器識別子)、問い合わせを行う情報(情報識別子)、その情報識別子で管理される情報のサイズ、情報数、優先度を管理しており、情報識別子と情報サイズは機器が対応している仕様(SNMP(Simple Network Management Protocol)のMIB(Management Information Base) やDMI(Desktop Management Interface)のMIF(Management Information Format)、CIM(Common Information Model)のMOF(Managed Object Format)など)の情報を用い、情報数は機器がその情報を保持している数、優先順位はシステム管理者が設定する。そして、問い合せリストは、上記「中間ノード内の情報」を用いて作成する。各ノードの動作としては、下位ノードから取得した「情報の値」と「中間ノード内の情報」から差分情報を作成し、自ノードの指定した優先度の差分情報テーブルに追加する。
次に、全ての下位ノードについてステップ1602〜1607(又は1608)が完了した後に、ステップ1609において、問い合わせリストを優先度順に並べ替える。この時、情報サイズの総量がポーリング時間内で取得可能なサイズを超えていた場合はその分の問い合わせリストは削除する。
ステップ1610において、全ての問い合わせリストの問い合わせについてステップ1611〜1612までの処理を行い、全ての処理が完了したら、ステップ1613へ飛ぶ。
ステップ1611において、差分情報もしくは情報の問い合わせを行う。ステップ1612において、差分情報DBを更新し、ステップ1610に戻り次の問い合わせについての処理を行う。この時、最上位ノード(監視サーバ)の場合は機器履歴情報に登録し、機器最新情報を更新する。なお、ステップ1611の差分情報DBの更新についての詳細は図18を用いて後述する。ステップ1613において、全下位ノードのLUTを更新する。ステップ1614において、次のポーリングまで待機し、ステップ1601に戻る。
次に、図18を用いて、差分情報DBの更新のフローチャートを説明する。
ステップ1801において、下位ノードから取得した情報の役割を確認し、役割が「状態情報」であればステップ1802に、「ログ情報」であればステップ1808に、「性能情報」であればステップ1811に飛ぶ。
ステップ1802では、差分情報DB内の同一機器識別子、同一情報識別子の差分情報(下位ノードから取得した差分情報と同一の機器識別子及び同一の情報識別子を有する差分情報)を検索する。ステップ1803において、検索の結果、当該差分情報が検出されていればステップ1804に進み、検出されなければステップ1806に飛ぶ。ステップ1804では、差分情報DB内の情報と取得した差分情報のどちらが新しいかを確認し、取得した差分情報が新しければステップ1805に進み、古ければステップ1808に飛ぶ。ステップ1805では、検出された古い差分情報をプライオリティ最低のテーブルに移動する。ステップ1806では、取得した状態情報の値、もしくは性能情報の閾値によりプライオリティに変換する。プライオリティへの変換は、例えば、「1」は正常で優先度低、「2」は警告で優先度中、「3」は異常で優先度高といった形が考えられる。ステップ1807では、取得した情報を変換したプライオリティの差分情報テーブルに登録する。
一方、ステップ1808では、取得した差分情報をプライオリティ最低のテーブルに登録する。ステップ1809において、プライオリティ最低の差分情報テーブルが一定量を超えた、もしくは一定時間が経過した場合はステップ1810に進み、それ以外の場合は次のステップ(ステップ1610)に進む。ステップ1810においてプライオリティ最低の差分情報テーブルに圧縮をかけ、圧縮領域に追加し、次のステップ(ステップ1610)に進む。
ステップ1811において、性能情報があらかじめ設定されていた閾値を超えているかを確認し、超えていたらステップ1802に飛び、超えていなければステップ1808に飛ぶ。
図19は下位ノードの上位ノードからの問い合わせに対して返信を行うフローチャートである。
図19におけるステップ1001〜1008は図10におけるステップと同様である。ステップ1901において、問い合わせの種類を判別し、問い合わせの種類が「LUT問い合わせ」であればステップ1003に、「差分リスト問い合わせ」であればステップ1902に、「差分情報問い合わせ」であればステップ1004に、「情報問い合わせ」であればステップ1007に飛ぶ。
ステップ1902において、優先度テーブルと差分情報から問い合わせLUT以降の情報を検索し、優先度、情報数、情報サイズをまとめた差分リストを作成し、返信用のデータを作成する。ステップ1903において作成した返信用データを上位ノードに返信し、ステップ1001に戻る。
以上の各ノードの処理を図22を用いて説明する。
まず、上位の中間ノード(0103aa)は、下位の中間ノード(0103ba、0103bb、0103ca)にLUT問い合わせを行う。なお、図22では、作図上の便宜のため、中間ノード(0103aa)と中間ノード(0103ba)間の通信のみを示しているが、他の中間ノードにおいても同様の通信が行われる。
下位の中間ノード(0103ba)は、上位の中間ノード(0103aa)からのLUTの問い合せに対してLUTを応答する。
更に、上位の中間ノード(0103aa)は応答のあったLUTが記憶しているLUTよりも新しい場合に、下位の中間ノード(0103ba)に差分リストの問い合わせを行い、下位の中間ノード(0103ba)は差分リストを送信する。
上位の中間ノード(0103aa)では、下位の中間ノード(0103ba、0103bb、0103ca)のそれぞれから受信した差分リストに基づき問い合わせリストを作成するとともに、問い合せリストの順に従って、下位の中間ノード(0103ba)に対して差分情報の問い合わせを行う。下位の中間ノード(0103ba)では、上位の中間ノード(0103aa)からの問い合わせに応答して差分情報を送信する。
この後、上位の中間ノード(0103aa)では、下位の中間ノード(0103ba、0103bb、0103ca)のそれぞれから受信した差分情報に対して優先度を設定するとともに、更に上位の中間ノード(図示せず)から差分リストの問い合わせがあった場合には、差分情報の情報サイズを算出するとともに優先度に従って差分リストを生成し、更に上位の中間ノードに差分リストを送信する。
なお、本実施の形態では、ステップ1609において問い合わせリストを優先度順に並べ替えたが、その他に機器識別子や情報識別子毎の優先度やサイズなどを考慮した並べ替えを行っても良い。
このように、本実施の形態に示したデータ処理システムでは、複数のノード(データ処理装置)のそれぞれは、それぞれのノード(データ処理装置)よりも下位の複数のノード(データ処理装置)に対して最新の更新時刻を問い合せ、最新の更新時刻が記憶している更新時刻よりも後の時刻であるノード(データ処理装置)に対して最新の更新時刻に更新された情報の優先度及び情報サイズを問い合せ、問い合せに応答して各ノード(データ処理装置)から送信された優先度及び情報サイズに基づいて各ノード(データ処理装置)から最新の更新時刻に更新された情報を受信する際の順序を決定し、決定した順序に従って各ノード(データ処理装置)から最新の更新時刻に更新された情報を受信することを特徴とする。
また、複数のノード(データ処理装置)のそれぞれは、受信可能な情報サイズの範囲内で優先度の高い情報から順に受信することを特徴とする。
また、複数のノード(データ処理装置)のそれぞれは、それぞれのノード(データ処理装置)及びそれぞれのノード(データ処理装置)よりも下位のノード(データ処理装置)に関する情報を更新するとともに、更新後の情報に優先度を設定し、それぞれのノード(データ処理装置)よりも上位の特定のノード(データ処理装置)から要求された場合に、更新後の情報の情報サイズを算出するとともに、更新後の情報の優先度及び情報サイズを上位の特定のノード(データ処理装置)に送信することを特徴とする。
また、複数のノード(データ処理装置)のそれぞれは、更新後の情報の情報種別、更新後の情報の値、及び更新時刻の少なくともいずれかに基づいて、更新後の情報の優先度を決定することを特徴とする。
また、複数のノード(データ処理装置)のそれぞれは、所定の場合に、優先度が一定レベル以下の情報に対して圧縮処理を行い、圧縮処理後の情報を保持することを特徴とする。
以上のように構成することにより、ポーリング時間内に全ての差分情報を取得できないような場合においても優先度の高いものから順に収集されるため、重要な障害がその他の情報により遅延が大きくなるといったことが起きなくなる。また優先度の低いものは圧縮されて転送を行うことができるため、効率的に情報を収集することが可能となる。また、ポーリング間隔をより短くすることができるため、情報の遅延も削減することが可能となる。
ここで、以上の実施の形態で説明した分散機器情報収集方式の特徴を以下に示す。
以上の実施の形態で説明した分散機器情報収集方式は、分散した機器を多階層で構成するシステムにおいて、中間ノードが下位ノードの最終更新時間(LUT:LastUpdateTime)をポーリングし、LUTに変化があった機器の情報のみを収集することを特徴とする。
また、各中間ノードは各下位ノードの情報の変化を変化時間と共に差分情報として管理し、上位ノードからの問い合わせに対し、前回の問い合わせ時間からの差分情報のみを返信することを特徴とする。
また、最上位ノードを監視サーバとすることにより、システムの監視を行うことを特徴とする。
また、各中間ノードは複数の上位ノードからの問い合わせに対して対応可能なことを特徴とする。
また、各中間ノードの管理する差分情報に役割を付加し、各中間ノードは差分情報を優先度毎に管理する優先度テーブルを保持し、役割毎に差分情報の管理方法を変えることを特徴とする。
また、役割が「状態情報」であり、同一機器識別子、同一情報識別子であった場合に、時間の新しいものの優先度を高く、古いものを優先度を低くすることにより、最新の情報を優先的に最上位ノードに収集することを特徴とする。
また、役割が「ログ情報」であった場合に優先度を低く設定し、優先度の低い情報が一定時間、もしくは一定量溜まった場合に圧縮し、通信量を削減することを特徴とする。
また、役割が「性能情報」であった場合にあらかじめ設定した閾値を超えた場合には優先度を高く設定し、それ以外の場合は優先度を低く設定することを特徴とする。
実施の形態1に係るシステム構成例を示す図。 実施の形態1に係る監視サーバの構成例を示す図。 実施の形態1に係るLUT管理部の管理する情報の例を示す図。 実施の形態1に係る機器最新情報の例を示す図。 実施の形態1に係る中間ノードの構成例を示す図。 実施の形態1に係る差分情報テーブルの例を示す図。 実施の形態1に係る機器の構成例を示す図。 実施の形態1に係る情報テーブルの例を示す図。 実施の形態1に係る各ノードの動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る各ノードの動作例を示すフローチャート図。 実施の形態2に係るシステム構成例を示す図。 実施の形態3に係るLUT管理部の管理する情報の例を示す図。 実施の形態3に係る差分情報テーブルの例を示す図。 実施の形態3に係る優先度テーブルの例を示す図。 実施の形態3に係る差分リストの例を示す図。 実施の形態3に係る各ノードの動作例を示すフローチャート図。 実施の形態3に係る問い合せリストの例を示す図。 実施の形態3に係る各ノードの動作例を示すフローチャート図。 実施の形態3に係る各ノードの動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る各ノードの動作例を示す図。 実施の形態2に係る各ノードの動作例を示す図。 実施の形態3に係る各ノードの動作例を示す図。
符号の説明
0101 監視サーバ、0102 機器、0103 中間ノード、0104 機器情報DB、0105 各種情報、0106 差分情報DB、0201 通信処理部、0202 状態取得処理部、0203 LUT管理部、0204 差分情報処理部、0205 機器情報DB管理部、0501 通信処理部、0502 状態返信処理部、0503 状態取得処理部、0504 LUT管理部、0505 差分情報管理部、0701 通信処理部、0702 状態返信処理部、0703 情報管理部、0704 各種センサ、メータなど。

Claims (30)

  1. 複数のデータ処理装置を有し、前記複数のデータ処理装置が論理的な階層構造を形成するデータ処理システムであって、
    前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
    それぞれのデータ処理装置よりも下位の特定のデータ処理装置について前記特定のデータ処理装置が情報の更新を行った更新時刻を記憶しており、
    所定のタイミングで、前記特定のデータ処理装置に対して最新の更新時刻を問い合せ、前記特定のデータ処理装置から通知された最新の更新時刻が記憶している更新時刻よりも後の時刻である場合に、前記特定のデータ処理装置から最新の更新時刻に更新された情報を受信することを特徴とするデータ処理システム。
  2. 前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
    それぞれのデータ処理装置の直下の階層に位置する直下データ処理装置の更新時刻を記憶しており、
    所定のタイミングで、前記直下データ処理装置に対して最新の更新時刻を問い合せ、前記直下データ処理装置から通知された最新の更新時刻が記憶している更新時刻よりも後の時刻である場合に、前記直下データ処理装置から最新の更新時刻に更新された情報を受信することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  3. 前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
    前記直下データ処理装置から通知された最新の更新時刻が記憶している更新時刻よりも後の時刻である場合に、最新の更新時刻に更新された前記直下データ処理装置及び前記直下データ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する情報を前記直下データ処理装置から受信することを特徴とする請求項2に記載のデータ処理システム。
  4. 前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
    前記直下データ処理装置及び前記直下データ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する情報であって、最新の更新時刻に前回の更新時刻から変化した情報のみを前記直下データ処理装置から受信することを特徴とする請求項3に記載のデータ処理システム。
  5. 前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
    所定のタイミングで、それぞれのデータ処理装置及びそれぞれのデータ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する情報を更新し、
    それぞれのデータ処理装置よりも上位の特定のデータ処理装置からそれぞれのデータ処理装置及びそれぞれのデータ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する更新後の情報の送信を要求された場合に、前記特定のデータ処理装置にそれぞれのデータ処理装置及びそれぞれのデータ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する更新後の情報を送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  6. 前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
    それぞれのデータ処理装置及びそれぞれのデータ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する情報を更新する度に更新時刻を記憶し、
    前記特定のデータ処理装置から最新の更新時刻の通知を要求された場合に、記憶している最新の更新時刻を前記特定のデータ処理装置に通知し、
    最新の更新時刻を通知した後に前記特定のデータ処理装置からそれぞれのデータ処理装置及びそれぞれのデータ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する更新後の情報の送信を要求された場合に、前記特定のデータ処理装置にそれぞれのデータ処理装置及びそれぞれのデータ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する更新後の情報を送信することを特徴とする請求項5に記載のデータ処理システム。
  7. 前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
    それぞれのデータ処理装置及びそれぞれのデータ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する情報であって、最新の更新時刻に前回の更新時刻から変化した情報のみを前記特定のデータ処理装置に送信することを特徴とする請求項5に記載のデータ処理システム。
  8. 前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
    複数の直下データ処理装置を有し、
    複数の直下データ処理装置のそれぞれから、最新の更新時刻に更新された直下データ処理装置及び直下データ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する情報を受信し、
    複数の直下データ処理装置から受信した情報を分析し、同一のデータ処理装置に関する情報を重複して受信していた場合に、重複情報のいずれかを選択するとともに、選択しなかった重複情報を削除することを特徴とする請求項3に記載のデータ処理システム。
  9. 前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
    それぞれのデータ処理装置よりも上位の複数のデータ処理装置から、それぞれのデータ処理装置及びそれぞれのデータ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する更新後の情報の送信を要求され、
    上位の複数のデータ処理装置のそれぞれにそれぞれのデータ処理装置及びそれぞれのデータ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する更新後の情報を送信することを特徴とする請求項5に記載のデータ処理システム。
  10. 前記データ処理システムは、
    下位のデータ処理装置における更新内容を下位のデータ処理装置から上位のデータ処理装置に通知し、上位のデータ処理装置において下位のデータ処理装置から通知された更新内容に当該上位のデータ処理装置における更新内容を追加して当該上位のデータ処理装置及び下位のデータ処理装置における更新内容をより上位のデータ処理装置に通知することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  11. 前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
    それぞれのデータ処理装置よりも下位の複数のデータ処理装置に対して最新の更新時刻を問い合せ、最新の更新時刻が記憶している更新時刻よりも後の時刻であるデータ処理装置に対して最新の更新時刻に更新された情報の優先度及び情報サイズを問い合せ、
    問い合せに応答して各データ処理装置から送信された優先度及び情報サイズに基づいて各データ処理装置から最新の更新時刻に更新された情報を受信する際の順序を決定し、決定した順序に従って各データ処理装置から最新の更新時刻に更新された情報を受信することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  12. 前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
    受信可能な情報サイズの範囲内で優先度の高い情報から順に受信することを特徴とする請求項11に記載のデータ処理システム。
  13. 前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
    それぞれのデータ処理装置及びそれぞれのデータ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する情報を更新するとともに、更新後の情報に優先度を設定し、
    それぞれのデータ処理装置よりも上位の特定のデータ処理装置から要求された場合に、更新後の情報の情報サイズを算出するとともに、更新後の情報の優先度及び情報サイズを上位の特定のデータ処理装置に送信することを特徴とする請求項5に記載のデータ処理システム。
  14. 前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
    更新後の情報の情報種別、更新後の情報の値、及び更新時刻の少なくともいずれかに基づいて、更新後の情報の優先度を決定することを特徴とする請求項13に記載のデータ処理システム。
  15. 前記複数のデータ処理装置のそれぞれは、
    所定の場合に、優先度が一定レベル以下の情報に対して圧縮処理を行い、圧縮処理後の情報を保持することを特徴とする請求項13に記載のデータ処理システム。
  16. 複数のデータ処理装置が論理的な階層構造を形成するデータ処理システムに含まれるデータ処理装置であって、
    自データ処理装置よりも下位の特定のデータ処理装置について前記特定のデータ処理装置が情報の更新を行った更新時刻を記憶する更新時刻記憶部と、
    所定のタイミングで、前記特定のデータ処理装置に対して最新の更新時刻を問い合せるとともに、前記特定のデータ処理装置から最新の更新時刻を示す応答を受信する更新時刻問い合せ部と、
    前記特定のデータ処理装置からの応答に示された最新の更新時刻が前記更新時刻記憶部に記憶されている更新時刻よりも後の時刻である場合に、前記特定のデータ処理装置から最新の更新時刻に更新された情報を受信する更新情報受信部とを有することを特徴とするデータ処理装置。
  17. 前記更新時刻記憶部は、
    自データ処理装置の直下の階層に位置する直下データ処理装置の更新時刻を記憶しており、
    前記更新時刻問い合せ部は、
    所定のタイミングで、前記直下データ処理装置に対して最新の更新時刻を問い合せるとともに、前記直下データ処理装置から最新の更新時刻を示す応答を受信し、
    前記更新情報受信部は、
    前記直下データ処理装置からの応答に示された最新の更新時刻が前記更新時刻記憶部に記憶されている更新時刻よりも後の時刻である場合に、前記直下データ処理装置から最新の更新時刻に更新された情報を受信することを特徴とする請求項16に記載のデータ処理装置。
  18. 前記更新情報受信部は、
    前記直下データ処理装置からの応答に示された最新の更新時刻が前記更新時刻記憶部に記憶されている更新時刻よりも後の時刻である場合に、最新の更新時刻に更新された前記直下データ処理装置及び前記直下データ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する情報を前記直下データ処理装置から受信することを特徴とする請求項17に記載のデータ処理装置。
  19. 前記更新情報受信部は、
    前記直下データ処理装置及び前記直下データ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する情報であって、最新の更新時刻に前回の更新時刻から変化した情報のみを前記直下データ処理装置から受信することを特徴とする請求項18に記載のデータ処理装置。
  20. 前記データ処理装置は、更に、
    自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報を記憶する情報記憶部と、
    所定のタイミングで、前記情報記憶部に記憶された自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報を更新する更新管理部と、
    前記更新管理部により更新された後の自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報の送信要求を上位の特定のデータ処理装置から受信するとともに、更新後の自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報を前記情報記憶部から取得して更新後の自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報を前記特定のデータ処理装置に対して送信する更新情報送信部とを有することを特徴とする請求項16に記載のデータ処理装置。
  21. 前記更新時刻記憶部は、
    前記更新管理部により自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報が更新される度に更新時刻を記憶し、
    前記更新情報送信部は、
    前記特定のデータ処理装置から最新の更新時刻の通知を要求された場合に、前記更新時刻記憶部に記憶されている最新の更新時刻を前記特定のデータ処理装置に通知し、
    最新の更新時刻を通知した後に前記特定のデータ処理装置から更新後の自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報の送信要求を受信した場合に、更新後の自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報を前記特定のデータ処理装置に対して送信することを特徴とする請求項20に記載のデータ処理装置。
  22. 前記更新情報送信部は、
    更新後の自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報であって、最新の更新時刻に前回の更新時刻から変化した情報のみを前記特定のデータ処理装置に送信することを特徴とする請求項20に記載のデータ処理装置。
  23. 前記データ処理装置は、
    複数の直下データ処理装置を有し、
    前記更新情報受信部は、
    複数の直下データ処理装置のそれぞれから、最新の更新時刻に更新された直下データ処理装置及び直下データ処理装置よりも下位のデータ処理装置に関する情報を受信し、
    複数の直下データ処理装置から受信した情報を分析し、同一のデータ処理装置に関する情報を重複して受信していた場合に、重複情報のいずれかを選択するとともに、選択しなかった重複情報を削除することを特徴とする請求項18に記載のデータ処理装置。
  24. 前記更新情報送信部は、
    上位の複数のデータ処理装置から更新後の自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報の送信要求を受信し、上位の複数のデータ処理装置のそれぞれに対して更新後の自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報を送信することを特徴とする請求項20に記載のデータ処理装置。
  25. 前記更新時刻問い合せ部は、
    下位の複数のデータ処理装置に対して最新の更新時刻を問い合せ、
    前記更新情報受信部は、
    応答に示された最新の更新時刻が前記更新時刻記憶部に記憶されている更新時刻よりも後の時刻であるデータ処理装置に対して最新の更新時刻に更新された情報の優先度及び情報サイズを問い合せ、
    問い合せに応答して各データ処理装置から送信された優先度及び情報サイズに基づいて各データ処理装置から最新の更新時刻に更新された情報を受信する際の順序を決定し、決定した順序に従って各データ処理装置から最新の更新時刻に更新された情報を受信することを特徴とする請求項16に記載のデータ処理装置。
  26. 前記更新情報受信部は、
    受信可能な情報サイズの範囲内で優先度の高い情報から順に受信することを特徴とする請求項25に記載のデータ処理装置。
  27. 前記更新管理部は、
    前記情報記憶部に記憶された自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報を更新するとともに、更新後の情報に優先度を設定し、
    前記情報記憶部は、
    前記更新管理部により自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報が更新された場合に、更新後の自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報とともに優先度を記憶し、
    前記更新情報送信部は、
    上位の特定のデータ処理装置から要求された場合に、更新後の自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報の情報サイズを算出するとともに、更新後の自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報の優先度及び情報サイズを上位の特定のデータ処理装置に送信することを特徴とする請求項20に記載のデータ処理装置。
  28. 前記更新管理部は、
    更新後の自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報の情報種別、更新後の自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報の値、及び更新時刻の少なくともいずれかに基づいて、更新後の自データ処理装置及び下位のデータ処理装置に関する情報の優先度を決定することを特徴とする請求項27に記載のデータ処理装置。
  29. 前記更新管理部は、
    所定の場合に、優先度が一定レベル以下の情報に対して圧縮処理を行い、
    前記情報記憶部は、
    圧縮処理後の情報を記憶することを特徴とする請求項28に記載のデータ処理装置。
  30. 論理的な階層構造を形成するデータ処理システムにおいてデータ処理を行うデータ処理方法であって、
    特定の下位の階層において情報の更新が行われた更新時刻を記憶する更新時刻記憶ステップと、
    所定のタイミングで、前記特定の下位の階層に対して最新の更新時刻を問い合せるとともに、前記特定の下位の階層から最新の更新時刻を示す応答を受信する更新時刻問い合せステップと、
    前記特定の下位の階層からの応答に示された最新の更新時刻が前記更新時刻記憶ステップにおいて記憶した更新時刻よりも後の時刻である場合に、前記特定の下位の階層から最新の更新時刻に更新された情報を受信する更新情報受信ステップとを有することを特徴とするデータ処理方法。
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