JP2005015954A - 柄糸経緯織込織機と織物 - Google Patents

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Shinichiro Konaka
進一朗 小仲
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Abstract

【課題】耐摩耗性に富む綴れ織調の柄糸経緯織込織物を効率的に得る。
【解決手段】経糸21・22と緯糸16・17によって構成される織物に柄糸39を織り込む。柄糸の一部分20を緯糸16・17に平行に織り込み、その柄糸の緯糸に平行に続く部分20によって織物の表面に図柄模様18を描出する。図柄模様に現れない柄糸の非柄部分30は、製織方向に経糸と同様に織り込み、緯糸によって織物に綴じ込む。製織には、綜目13・14を先端に有する桿状の第1綜絖11と第2綜絖12がそれぞれの先端を開口運動方向Pにおいて逆向きに向けて配置されており、第1綜絖の先端と第2綜絖の先端の間の中間位置O−Oから製織方向Rに離れた位置に柄糸ガイド15が配置されており、その柄糸ガイドを支持して織幅方向Qに移動させる柄糸移動手段を具備する織機を使用する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、経糸が連続する製織方向と、緯糸の連続する織幅方向との二つの何れかの方向に、柄糸を択一的に連続させて織り込んで、その柄糸による所要の図柄模様を織物の表面に描出するための織機と、それによって織成される織物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
それぞれ綜目を先端に有する桿状の第1綜絖と第2綜絖が、それらの先端を開口運動方向において逆向きににして配置された織機は、搦み織物用織機として公知であり(例えば、特許文献1参照)、又、三軸織物用織機として公知である(例えば、特許文献2参照)。地経糸に開口運動を伝える綜絖の他に、綜目を先端に有する桿状綜絖を筬に担持させ、それを織幅方向に移動して選択的に地経糸の開口に押し込む織機は、ラペット織機として公知である(例えば、特許文献3参照)。ラペット織機によると、桿状綜絖を操作し、その桿状綜絖の担持する柄糸を経糸と緯糸によって織成される織物に織り込み、その柄糸の一部分が緯糸に平行に続いて浮き出た図柄模様を織物の表面に描出することが出来る(例えば、特許文献4参照)。経糸の形成する開口に投入する緯糸の長さを織幅よりも長くして筬打ちすることによって、織物に織り込まれる緯糸の縮率を増やし、その織幅に比して長い緯糸によって経糸を包み込んだ織物は、綴れ織物として公知である(例えば、特許文献5参照)。自動織機において、図柄模様を織物の表面に描出するためにジャカードを用いることは周知である。
【0003】
【特許文献1】
実開昭54−158070号公報(第4〜6図)
【特許文献2】
特公昭52−003026号公報(第1図)
【特許文献3】
特開昭55−076137号公報(第1〜2図)
【特許文献4】
実開昭54−116670号公報(第2〜3図)
【特許文献5】
実公昭55−020785号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ラペット織機によって織成される柄糸経緯織込織物では、緯糸に平行に並んで図柄模様を構成している柄糸の描出部分は、その描出部分の両端で経糸によって織物に係止されるが、その描出部分の両端の間の中間部分は、経糸によって綴じ込まれることなく織物の表面に浮き出ており、図柄模様のサイズが大きくなるにつれて、その浮き出た柄糸の描出部分も長くなり、耐摩耗性を欠くものとなる。
このため、ラペット織機によっては、サイズの大きい図柄模様を描出することは出来ない。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、耐摩耗性に富む綴れ織調の柄糸経緯織込織物を効率的に得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る柄糸経緯織込織機は、(a) それぞれ綜目13・14を先端に有する桿状の第1綜絖11と第2綜絖12とが、それらの先端を開口運動方向Pにおいて互いに逆向きに向けて配置されており、(b) 第1綜絖11に経糸21を導く第1ガイド31が、綜目13を有する先端に対して反対側となる第1綜絖11の根元側23に、第2綜絖12へと経糸22を導く第2ガイド32が、綜目12を有する先端に対して反対側となる第2綜絖12の根元側24に配置されており、(c) 第1ガイド31と第2ガイド32によって、第1綜絖11に送られる経糸21と第2綜絖12に送られる経糸22が分け隔てられたスペースが、織前38とは逆方向になる綜絖11・綜絖12の後方に設けられており、(d) その分け隔てられた経糸21と経糸22の間のスペースに、第1綜絖11と第2綜絖12の間を通って織前38へと柄糸39を供給する柄糸ガイド15と、その柄糸ガイド15を織幅方向Qに移動させる柄糸ガイド駆動手段がセットになって3セット以上配置されていることを第1の特徴とする。
【0007】
本発明に係る柄糸経緯織込織機の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、(e) 綜絖11・12と柄糸ガイド15の間に、一対の仕切材46・46が向かい合って柄糸39の通路となるU字形溝27を形成している多数の柄糸押さえロット45が、そのU字形溝27の深さ方向を綜絖11・12の開口運動方向Pに平行に向けて、織幅方向Qに並べて配置されており、(f) その柄糸押さえロット45をU字形溝27の深さ方向に往復移動する柄糸押さえロット駆動手段を具備する点にある。
【0008】
本発明に係る柄糸経緯織込織機の第3の特徴は、上記第1と第2の何れかの特徴に加えて、綜絖11・12と織前38の間に、多数の桿状縮率付加桿55が、織幅方向Qに並べて配置されており、(h) その各桿状縮率付加桿55を個別に開口運動方向Pに平行に往復移動する駆動手段と製織方向Rに往復移動する駆動手段を具備する点にある。
【0009】
本発明に係る柄糸経緯織込織物は、経糸21・22と緯糸16・17によって構成された織物19に柄糸39が織り込まれており、その柄糸39の一部分20が緯糸16・17に平行に続いており、その柄糸39の緯糸16・17に平行に続いている部分20が織物19の表面が図柄模様18を描出しており、その織物19の表面に図柄模様18を描出している柄糸39の描出部分20の縮率が、その平行に続く緯糸16・17の縮率の1・3倍以上であることを第1の特徴とする。
【0010】
本発明に係る柄糸経緯織込織物の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、緯糸16・17に平行に続く柄糸39の描出部分20の両端25・26の間の中間部分27の少なくとも一部が経糸21・22によって織物19に綴じ込まれている点にある。
【0011】
【発明の実施の形態】
第1綜絖11と第2綜絖12(以下、これらを綜絖と言う。)の綜目13・14は、縫針の糸通孔のように糸条が外れないように周縁が連続しているもののほか、鈎先33がC字状に縁取られ、そのC字状を成す周縁の隙間28から糸条の出し入れが可能な鈎針のような形状を成すものでもよい。鈎針型の綜目13・14には、図1に図示する如く、糸条の出し入れを妨げる遮蔽軸29を付設しておくとよい。鈎針型綜絖(11・12)には、そのC字状鈎先33と遮蔽軸29の間に一旦挟み込んでから、C字状鈎先33の欠落した隙間28から綜目13・14へと押し込んで経糸を挿着する。綜絖11・12は、基板34に櫛歯状に植設してもよい。プラスチック製の綜絖11・12では、それを基板34と一体成形することが出来る。
【0012】
図2は、本発明の柄糸経緯織込織機の側面を図示し、図3と図4と図5は、その織前部分を図示している。柄糸ガイド15の糸通孔は、綜絖の綜目13・14と同じ形状にすることが出来る。柄糸ガイド15は、ガイドレール35に導かれて織幅方向Qに移動するキャリア36から製織方向Rに逆向きに突き出たアーム37の先端に設けられている。柄糸ガイド15とアーム37の先端の織幅方向Qにおける幅Tは、図5に図示する如く、隣合う綜絖11と綜絖12との間隔Vよりも小さくなっている。このため、柄糸ガイド15を綜絖11・12の開口運動位置、即ち、綜絖が開口運動して軌跡を描く位置に接近させても、その柄糸ガイド15やアーム37によって経糸21・22の開口運動が妨げられない。即ち、経糸が綜絖に操作されて開口運動するとき、柄糸ガイド15やアーム37の先端は、隣合う経糸21と経糸22の間に入り込み、そのとき経糸に擦れ合うとしても、経糸が柄糸ガイド15やアーム37に引っ掛かることはない。
【0013】
柄糸ガイド15は、ガイドレール35に導かれて織幅方向Qに移動するが、綜絖のように開口運動をする必要はなく、緯糸16・17を投入する開口を、柄糸ガイド15から織前38へと続く柄糸39の上側と下側とに上下2段に形成することが出来る。そのように開口を上下2段に形成する場合、その上側開口41と下側開口42の何れか一方にだけ緯糸を投入することが出来、又、その双方に同時に2本の緯糸16・17を別々に投入することも出来、或いは又、その双方に筬打ちを行う毎に交互に緯糸16・17を投入することも出来る。
【0014】
経糸21・22と緯糸16・17によって織物19が織成される過程において、柄糸ガイド15は、第1綜絖11と第2綜絖12が離れ、第1綜絖の綜目13と第2綜絖の綜目14の間に隙間が出来た時点で、ガイドレール35に導かれて織幅方向Qに移動する。その移動距離(W)に応じて柄糸ガイド15から開口(41・42)へと柄糸39が引き出され、筬打ちによって織前38へ織り込まれる。その柄糸39の織り込まれる部分は、柄糸ガイド15が移動して織前38に対して傾斜し、織前38から柄糸ガイド15へと続く部分であり、その織り込まれる部分の柄糸39の長さ(L)は、柄糸ガイド15の移動距離(W)の二乗(W )と、織前38から柄糸ガイド15までの距離(D)の二乗(D )の和(W +D )の平方根(W +D1/2 として算定される。一方、織り込まれて柄糸39に平行になる部分の緯糸16・17の長さは、柄糸ガイド15の移動距離(W)、即ち、織り込まれた柄糸39の織前における長さ、つまり、その部分の織幅(W)に等しくなる。その結果、柄糸39の織込長さ(W +D1/2 と緯糸16・17の織込長(W)に差が生じ、その差に応じて、その部分における柄糸39の縮率が緯糸16・17の縮率よりも大きくなる。つまり、柄糸39は、緯糸16・17に比してだぶついた状態で織り込まれることになると言う訳である。その柄糸39のだぶつき分が織物の表裏に***し、そのだぶつき分によって経糸21・22が緩く包み込まれる恰好になるので、柄糸ガイド15が移動して緯糸16・17に平行に柄糸39が織り込まれると、綴れ調織物が織成される。本発明において「縮率」とは、織物の一定の寸法内(W)に織り込まれている糸条を織物から取り出して測定したときの糸条の実寸法(長さL)と、その織物の一定の寸法(W)との比率を意味し、糸条の実寸法(長さL)を織物の一定の寸法(W)で除して算定される。
【0015】
柄糸ガイド15が移動しない静止状態では、柄糸39は、柄糸ガイド15から引き出されて経糸21・22に平行に続くことになり、綴れ調織物の綴糸のようには織り込まれない。その柄糸39が経糸21・22に平行に続く場合、上下2段に形成される上側開口41と下側開口42に交互に緯糸16・17を投入することによって、その柄糸39を経糸21・22と同様に緯糸16・17と接結させて織り込むことが出来る(図6)。従って、柄糸ガイド15を選択的に移動し、柄糸39を綴糸と同様に緯糸として織り込み、或いは、柄糸39を経糸21・22と同様に織り込むことによって、織物の表面に柄糸39による所要の図柄模様を描出することが出来る。又、異色数種類の柄糸39・39・39………を、それぞれ異なる柄糸ガイド15・15・15………によって選択的に綴糸と同様に緯糸として織り込むことによって、図柄模様を有する綴れ調織物を織成することも出来る。
【0016】
本発明では、第1綜絖11へと経糸21を導く第1ガイド31と、第2綜絖12へと経糸22を導く第2ガイド32が、それぞれ柄糸ガイド15の配置位置を間に挟んで互いに向き合う位置において、第1ガイド31は綜目13を有する先端に対して反対側となる第1綜絖11の根元側23に、第2ガイド32は綜目12を有する先端に対して反対側となる第2綜絖12の根元側24に設けたので、第1綜絖11と第2綜絖12の後方に、異色数種類の柄糸39・39・39………を供給する柄糸ガイド15・15・15………を個別に織幅方向Qに駆動するガイドレール35やキャリア36等の多数の柄糸移動手段を設置することが出来、又、綜絖11・12の開口運動位置から柄糸ガイド15までの距離Sを20mm以内に設定することが出来、移動した柄糸ガイド15から引き出される柄糸39を隣合う綜絖11・12の間に確実に位置合わせすることが出来るようになる。そのためには、柄糸ガイド15が綜絖11・12の開口運動位置に触れる程度に、その距離Sを5mmに設定し、又、柄糸ガイド15に振動によって触れ合わないように、綜絖11・12を金属又は硬質プラスチックによって形成するとよい。
【0017】
本発明において、「柄糸の描出部分」とは、柄糸ガイド15が移動して綴糸と同様に緯糸として織り込まれた柄糸の部分を意味し、「柄糸の非柄部分」とは、柄糸ガイド15が静止して経糸と同様に織り込まれて柄糸の製織方向に連続する部分を意味する。
【0018】
柄糸39と緯糸16・17は別々に筬打ちするとよい。即ち、柄糸ガイド15が移動して織前38に対して傾斜した柄糸39を筬打ちし、次の開口に緯糸16(17)を投入して筬打ちする。そうすると、柄糸39と緯糸16・17が交互する平織組織が構成され、そのとき、緯糸16・17が越える経糸21を細くし、柄糸39が越える経糸22を太くすると、柄糸39が***して製織方向Rに続く畝織織物が得られる。図5と図6は、それぞれ異なる開口に緯糸16、柄糸39、緯糸17、柄糸39の順に織り込んで織成された織物を図示し、そこでは柄糸39と緯糸16(17)が交互する平織組織が構成されている。しかし、同じ開口に柄糸39と緯糸を織り込み、交互に織り込まれて平織組織を構成する2本の緯糸16・17の何れか一方の1本の緯糸17によって、織幅方向において隣合う異なる柄糸の描出部分20の端部25と端部26の間の繋ぎ目を補強することも出来る。そのように、それぞれ異なる開口に交互に織り込まれる2本の緯糸16と緯糸17が平織組織を構成する織物に、異色数種類の柄糸39・39・39………によって図柄模様を描出する場合に生じる柄糸の非柄部分30は、経糸21・22と同様に、それら2本の緯糸16と緯糸17と接結して平織組織を構成することになる。つまり、柄糸の非柄部分30と経糸21・22が引き揃えられる恰好になる。そのように柄糸の非柄部分30が緯糸16・17と接結して平織組織を構成することになるので、その部分では、その引き揃えられる恰好になる経糸21・22を、緯糸16・17と接結させず、織物の裏面に浮き出し、織物の表面に現れないようにすることも出来、そうすることによって、柄糸の非柄部分30と緯糸16・17が構成する平織組織によって、柄糸が綴糸と同様に緯糸として織り込まれて構成する図柄模様とは別の図柄模様を織物に描出することが出来る。又、そのように、柄糸の非柄部分30と緯糸16・17が構成する平織組織によって図柄模様を描出する場合、それぞれ第1綜絖11と第2綜絖12を構成する個々の綜絖をジャカードによって選択的に開口運動方向Pに出没駆動し、その柄糸の非柄部分30と緯糸16・17が図柄模様を構成する箇所において、その柄糸の非柄部分30と引き揃え状態になる余剰の経糸21・22を緯糸16・17と接結させずに織物の裏面に浮き出させる。緯糸17が、柄糸39と同じ開口に織り込まれる場合は、交互に織り込まれる2本の緯糸16・17と2本の経糸21・22による平織組織によって織成される織物に、柄糸の描出部分20による図柄模様が描出されることになる。その場合には、その柄糸39を一旦筬打ちして織前38に移動させて再び同じ開口を形成するとき、その柄糸の描出部分20と平織組織を形成している経糸21・22の挿通されている個々の綜絖11・12をジャカードによって開口運動方向Pに出没駆動し、その柄糸の描出部分20と平織組織を形成している経糸21・22が緯糸17と平織組織を構成しないようにすることも出来る。即ち、柄糸39と同じ開口に織り込まれ、柄糸の描出部分20と一緒になって経糸21・22と平織組織を構成することが予定されている緯糸17を、その柄糸の描出部分20が経糸21・22と構成する図柄模様の裏側(柄糸の描出部分20の裏側)に浮き出させることも出来る。柄糸ガイド15に柄糸39を供給する柄糸フィーダー40は、キャリア36に搭載してもよいし、織機等に固定してもよい。筬43は、織前38から柄糸ガイド15に続く柄糸39の移動を妨げることがないように、経糸21・22の開口41・42の下側から綜絖11・12に沿って平行に経糸間21・22に押し上げ、次いで織前38へと移動させる。そのためには、図5に図示する如く、両梃子平行クランク機構44によって筬43を駆動するとよい。しかし、筬43は必ずしも必要ではなく、手織機では、櫛歯を筬43に代用し、それを手動操作することも出来る。
【0019】
織り出される図柄模様を多彩且つ繊細にするには、柄糸ガイド15の数を増して柄糸39の数を増すと共に、綜絖密度を緻密にして経糸密度を緻密にする必要がある。しかし、柄糸ガイド15の数を増す場合には、多数の柄糸ガイド15・15・15………が互いに触れ合わずに織幅方向Qに移動し得るようにしなければならず、そのためには、それら多数の柄糸ガイド15・15・15………を積み重ねるように多層に配置することになる。そうすると、それらの柄糸ガイドから織前38へと続く柄糸39・39・39………によって開口41・42が塞がれてしまい、それでは開口41・42に緯糸16・17を投入することが出来ず製織不能になる。柄糸押さえロット45は、そのような不都合を解消するために適用される。
【0020】
即ち、柄糸押さえロット45は、一対の仕切材46・46が向かい合って柄糸39の通路となるU字形溝27を形成しており、そのU字形溝27の深さ方向を綜絖11・12の開口運動方向Pに平行に向けて織幅方向Qに並べて配置され、そのU字形溝27の深さ方向に往復駆動され、そのときU字形溝27に柄糸39が嵌まり込むように、その溝口48、即ち、一対の仕切材46・46の先端49と先端49の間の隙間を経糸21と経糸22の間の隙間に合わせて配置される。
従って、柄糸39が柄糸ガイド15に導かれて移動し所定の位置に設定されてから柄糸押さえロット45を、U字形溝27の深さ方向に駆動すると、柄糸39は、U字形溝47に嵌まり込み、その溝底50に押圧されて開口41・42を構成する上下一方の経糸22(21)へと押し寄せられることになり、それまで柄糸39に塞がれていた開口41・42が開かれ、そこに緯糸16(17)を投入(緯糸打込み)して製織することが可能になる(図10)。
【0021】
そのように柄糸39が経糸22(21)へと押し寄せられて開口41が開かれても、多数の柄糸ガイド15・15・15………を設ける場合には、その設置スペースとの関係で柄糸ガイド15・15・15………と綜絖11・12との距離が広がり、柄糸39を所定の綜絖間11・12の間に位置合わせし難くなる。柄糸ガイド15に導かれて移動して織前38へと続く柄糸39が、綜絖11・12の並んでいる織幅方向Qに直交せず傾斜して交差するからである。
【0022】
そのように柄糸39が織幅方向Qに斜めに交差して生じる不都合を解消するには、第1の方法として、柄糸押さえロット45の幅Xを広くし、そのU字形溝47によって柄糸ガイド15から綜絖間11・12の隙間へと続く通路を形成すると共に、その仕切材45の下縁51に傾斜を付け(図9)、その尖った先端49を柄糸ガイド側(15)に向けて柄糸押さえロット45を配置する(図10)。
そうすると、柄糸押さえロット45が柄糸ガイド15に向けて駆動され、柄糸39が、先ず尖端形の先端49と先端49の間に嵌まり、それからU字形溝47に深く嵌まり込む過程において、傾斜した仕切材45の下縁51が柄糸39をU字形溝47に引き寄せるカム作用をなし、その仕切材45の下縁51のカム作用によって柄糸39がU字形溝47に深く嵌まり込み、そのU字形溝47に規制されて柄糸39が織幅方向Qに直角に向けられ、U字形溝47が向き合う所定の綜絖間11・12の隙間へと柄糸39が導かれることになる(図7と図8)。
【0023】
柄糸39が織幅方向Qに斜めに交差して生じる不都合を解消する第2の方法は、柄糸39がU字形溝47に嵌まり込んでから柄糸押さえロット45を柄糸ガイド側から綜絖側へと製織方向Rに平行に移動させ、U字形溝47が向き合う所定の綜絖間11・12の隙間へと柄糸39の位置合わせをすることである(図11)。図11において、52は、柄糸ガイド15に向けて柄糸押さえロット45を往復駆動するエアーシリンダーであり、53は、柄糸ガイド側から綜絖側に向けて柄糸押さえロット45を往復駆動するスクリューボルトである。エアーシリンダー52は、スクリューボルト53に螺合するキャリア54に搭載されており、スクリューボルト53が回転すると、エアーシリンダー52と共に柄糸押さえロット45が柄糸ガイド側と綜絖側の間で往復移動するようになっている。
【0024】
柄糸39の縮率は、前記の通り、開口41に引き出された柄糸39の実寸法(L)と柄糸39の織り込まれる織幅(W)との比率として算定される。その柄糸39の織り込まれる織幅(W)は、柄糸ガイド15の移動距離によって定まる。
従って、柄糸ガイド15の移動距離が短ければ柄糸39の縮率は大きくなり、柄糸39は織物の表面に盛り上がった***を形成することになる。それとは逆に、柄糸ガイド15の移動距離が長ければ、柄糸39が織前に平行になり、柄糸39の縮率は少なく緯糸16・17の縮率と同等の略1.0になり、それでは綴調の織物は得られなくなる。縮率付加桿55は、そのような柄糸39の縮率の不揃いを解消するものである。
【0025】
即ち、縮率付加桿55は、柄糸ガイド15が移動して柄糸39が開口41(42)に引き出された時点で柄糸に向けて経糸間21・22の隙間から開口内41へと突出される。そのとき、織前38において折り返された柄糸の端部25に最も接近している縮率付加桿55から柄糸ガイド15に最も接近している縮率付加桿55へと順次作動し始める。その最初の縮率付加桿55が開口内41へと突出され、次いで製織方向Rに移動し、次いで、その隣の二番目の縮率付加桿55が開口内41へと突出され、次いで最初の縮率付加桿55とは逆方向に製織方向Rに移動し、次いで、その隣の三番目の縮率付加桿55が開口内41へと突出され、次いで二番目の縮率付加桿55とは逆方向に製織方向Rに移動する。そのように隣合う一方の縮率付加桿55から始めて順次製織方向Rに向けて交互に逆方向に移動し、そのときそれぞれの縮率付加桿55が柄糸39を引っ掛けてジグザグに折り曲げて柄糸ガイド15から引き出すことになるので、開口内(41・42)に引き出される柄糸39の実寸法が長くなる(図8)。このように縮率付加桿55が作動するので、柄糸ガイド15の移動距離が長くなって柄糸39が織前38に平行になるときでも、柄糸39の縮率が略一定に保たれる。その隣合う縮率付加桿15と縮率付加桿15の配置間隔Yは2〜4cm程度でよく、その製織方向Rにおける移動距離Zは配置間隔Yよりも長くする。
【0026】
図10と図11は、縮率付加桿55を個別に開口運動方向Pに平行に往復移動する駆動手段と製織方向Rに往復移動する駆動手段の具体例を図示するものである。縮率付加桿55は、ソレノイド56によって開口41へと出没駆動され、且つ、ソレノイド56と共にスクリューボルト57によって製織方向Rに往復駆動されるようになっている。ソレノイド56とスクリューボルト57による各縮率付加桿55の作動は、柄糸ガイド15の作動に合わせてコンピーターによって制禦される。図10と図11において、58は、スクリューボルト57を回転するモーターであり、58は、それらのモーター58とスクリューボルト57を支持する支持フレームである。
【0027】
【発明の効果】
本発明によると、多数の柄糸ガイド15・15・15………を個別に選択的に移動し、それらの柄糸ガイド15・15・15………から供給される柄糸39・39・39………の縮率を緯糸16・17の縮率の1.3倍以上にして綴糸と同様に緯糸として織り込み、或いは、そのとき選択されない柄糸39を経糸21・22と同様に織り込むことによって、ジャカードを用いることなく織物の表面に柄糸39・39・39………による多彩な図柄模様を描出することが出来、又、緯糸16・17が越える経糸21を細くし、柄糸39が越える経糸22を太くすることによって、柄糸39が***して製織方向Rに続く畝織織物を織成することも出来る。従って、柄糸39が、織幅方向に移動する柄糸ガイド15から供給され、経糸21・22によって織物19に綴じ付けられるとしても、ラペット織機によって織り込まれる柄糸とは異なり、緯糸16・17に平行に織り込まれる柄糸39の図柄模様の描出部分20の両端25・26の間の中間部分27では、緯糸16・17と同様に経糸21・22と接結して織物19に綴じ込まれるので、その図柄模様の描出部分20が解れ出すことがない。又、従来、異色数種類の柄糸を綴糸と同様に緯糸としてジャカードによって選択的に織り込んで図柄模様を描出する場合、選択される異色数種類の全ての柄糸の描出部分(20)が織幅方向Qに配置されるまで、その選択される異色数種類の柄糸1本毎に開口と筬打ちを繰り返して図柄模様の緯糸1本分の織段が形成され、その緯糸1本分の織段分だけ織前(38)を移動(巻取)して次の織段の開口に移る方法が採られているが、本発明では、選択される全て(異色数種類)の柄糸の描出部分20が同じ1つの開口において織幅方向Qに配置され、その選択される異色数種類の柄糸の本数に応じて開口と筬打ちを繰り返す必要がなく、1回の開口と筬打ちによって図柄模様の緯糸1本分の織段が形成されて織前38が移動(巻取)することになるので、効率的に図柄模様を描出することが出来る。このように本発明によると、柄糸39を選択的に緯糸と同様に、或いは経糸と同様に織り込んで、耐摩耗性に富む綴れ織調の柄糸経緯織込織物を効率的に得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る綜絖の要部斜視図である。
【図2】本発明に係る柄糸経緯織込織機の要部側面図である。
【図3】本発明に係る柄糸経緯織込織機の織前での要部斜視図である。
【図4】本発明に係る柄糸経緯織込織機の織前での要部斜視図である。
【図5】本発明に係る柄糸経緯織込織機の織前での要部平面図である。
【図6】本発明に係る柄糸経緯織込織物の側面断面図である。
【図7】本発明に係る柄糸経緯織込織機の織前での要部斜視図である。
【図8】本発明に係る柄糸経緯織込織機の織前での要部平面図である。
【図9】本発明に係る柄糸押さえロットの要部斜視図である。
【図10】本発明に係る柄糸経緯織込織機の要部側面図である。
【図11】本発明に係る柄糸経緯織込織機の要部側面図である。
【図12】本発明に係る柄糸経緯織込織物の要部平面図である。
【符号の説明】
11・12 綜絖
13・14 綜目
15 柄糸ガイド
16・17 緯糸
18 図柄模様
19 織物
20 描出部分
21・22 経糸
23・24 綜絖の根元
25・26 描出部分の端部
27 描出部分の中間部分
28 隙間
29 遮蔽軸
30 非柄部分
31 第1ガイド
32 第2ガイド
33 鈎先
34 基板
35 ガイドレール
36 キャリア
37 アーム
38 織前
39 柄糸
40 柄糸フィーダー
41・42 開口
43 筬
44 両梃子クランク機構
45 柄糸押さえロット
46 仕切材
47 U字形溝
48 溝口
49 仕切材の先端
50 溝底
51 仕切材の下縁
52 エアーシリンダー
53 スクリューボルト
54 キャリア
55 縮率付加桿
56 ソレノイド
57 スクリューボルト
58 モーター
59 支持フレーム
D 織前から柄糸ガイドまでの距離
L 柄糸の織り込まれる部分の長さ
O−O 中間位置
P 開口運動方向
Q 織幅方向
R 製織方向
S 距離
T 柄糸ガイド幅
V 綜絖間隔
W 柄糸ガイドの移動距離
X 柄糸押さえロットの幅
Y 縮率付加桿の配置間隔
Z 縮率付加桿の移動距離

Claims (5)

  1. (a) それぞれ綜目(13・14)を先端に有する桿状の第1綜絖(11)と第2綜絖(12)とが、それらの先端を開口運動方向(P)において互いに逆向きに向けて配置されており、(b) 第1綜絖(11)に経糸(21)を導く第1ガイド(31)が、綜目(13)を有する先端に対して反対側となる第1綜絖(11)の根元側(23)に、第2綜絖(12)へと経糸(22)を導く第2ガイド(32)が、綜目(12)を有する先端に対して反対側となる第2綜絖(12)の根元側(24)に配置されており、(c) 第1ガイド(31)と第2ガイド(32)によって、第1綜絖(11)に送られる経糸(21)と第2綜絖(12)に送られる経糸(22)が分け隔てられたスペースが、織前(38)とは逆方向になる綜絖(11)・綜絖(12)の後方に設けられており、(d) その分け隔てられた経糸(21)と経糸(22)の間のスペースに、第1綜絖(11)と第2綜絖(12)の間を通って織前(38)へと柄糸(39)を供給する柄糸ガイド(15)と、その柄糸ガイド(15)を織幅方向(Q)に移動させる柄糸ガイド駆動手段がセットになって3セット以上配置されている柄糸経緯織込織機。
  2. (e) 前掲請求項1に記載の綜絖(11・12)と柄糸ガイド(15)の間に、一対の仕切材(46・46)が向かい合って柄糸(39)の通路となるU字形溝(27)を形成している多数の柄糸押さえロット(45)が、そのU字形溝(27)の深さ方向を綜絖(11・12)の開口運動方向(P)に平行に向けて、織幅方向(Q)に並べて配置されており、(f) その柄糸押さえロット(45)をU字形溝(27)の深さ方向に往復移動する柄糸押さえロット駆動手段を具備する前掲請求項1に記載の柄糸経緯織込織機。
  3. (g) 前掲請求項1に記載の綜絖(11・12)と織前(38)の間に、多数の桿状縮率付加桿(55)が、織幅方向(Q)に並べて配置されており、(h) その各桿状縮率付加桿(55)を個別に開口運動方向(P)に平行に往復移動する駆動手段と製織方向(R)に往復移動する駆動手段を具備する前掲請求項1に記載の柄糸経緯織込織機。
  4. (i) 経糸(21・22)と緯糸(16・17)によって構成された織物(19)に柄糸(39)が織り込まれており、(j) その柄糸(39)の一部分(20)が、緯糸(16・17)に平行に続いており、その柄糸(39)の緯糸(16・17)に平行に続いている部分(20)が、織物(19)の表面に図柄模様(18)を描出しており、(k) その織物(19)の表面に図柄模様(18)を描出している柄糸(39)の描出部分(20)の縮率が、その平行に続く緯糸の縮率の1・3倍以上である柄糸経緯織込織物。
  5. (l) 前掲請求項4に記載の緯糸(16・17)に平行に続く柄糸(39)の描出部分(20)の両端(25・26)の間の中間部分(27)の少なくとも一部が経糸(21・22)によって織物(19)に綴じ込まれている前掲請求項4に記載の柄糸経緯織込織物。
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