JP2005011049A - データベース統合装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】異なるシステムで使用される複数のデータベースを再構築して、1つのデータベースに統合できるデータベース統合装置を提供する。
【解決手段】名寄せ処理部110は、各データベース200に登録されている個人名及び住所を、統一した表記形式に変換し、個別名寄せ編集ファイル201を生成する。名寄せ編集ファイル統合部は、各個別名寄せ編集ファイル201に登録された個人情報をマージし、重複する個人情報を削除して、統合名寄せ編集ファイル202を生成する。地域JISコード変換部130は、統合名寄せ編集ファイル202の住所を、地域JISコードに変換して、統合データベース204を生成する。
【選択図】 図1
【解決手段】名寄せ処理部110は、各データベース200に登録されている個人名及び住所を、統一した表記形式に変換し、個別名寄せ編集ファイル201を生成する。名寄せ編集ファイル統合部は、各個別名寄せ編集ファイル201に登録された個人情報をマージし、重複する個人情報を削除して、統合名寄せ編集ファイル202を生成する。地域JISコード変換部130は、統合名寄せ編集ファイル202の住所を、地域JISコードに変換して、統合データベース204を生成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データベース統合装置に関し、特に、住所等の個人情報が登録される複数のデータベースを統合するためのデータベース統合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、行政機関や企業等では、住民や顧客等の個人情報をデータベースを用いて管理し、業務に利用している。例えば、行政機関は、データベースに登録された個人情報を利用して、住民に告知書などを送付している。データベースには、個人情報として、例えば、名前、住所、電話番号や、その他の情報が、個人ごとに登録される。この場合、同じデータベースに、同じ人についての個人情報が重複して登録されると、行政機関から、その人に同じ告知書が2通届くなどの無駄が生じることになる。
【0003】
上記したような無駄を防止するには、同一人の個人情報をまとめ、重複する個人情報の名寄せをするとよい。名寄せに関する技術としては、特開平11−191124号公報に記載された技術がある。この技術では、データベースに登録された顧客の個人情報を含む契約マスタから、個人名について名寄せした個人名寄せ情報ファイルを作成する。この技術において、個人名寄せ情報ファイルの作成では、住所の表記によって、本来同じ住所を意味する、例えば「○○町1丁目1番1号」と「○○町1−1−1」とが異なる住所として認識されないように、住所の一部について文字列の変換を行い、個人名及び変換後の住所が一致する個人情報を、重複する個人情報と認識している。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−191124号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば同じ行政機関内では、データの不整合を防ぐという観点からも、同じような個人情報を扱う各部署において、同じデータベースシステムを使用し、個人情報等を一元管理することが望ましい。しかし、実際には、システムの構築時期が異なる、或いは、ベンダが異なるといった諸事情により、各部署において、異なるデータベースシステムが使用されており、個人情報等が一元管理されていないことが多い。
【0006】
行政機関等において、住所などは、修正される機会が多いが、個人情報が一元管理されていないときには、住所の修正をシステムごとに行う必要があり、修正漏れ等によって、データに不整合が生じる。住所などは、告知書の送付などにおいては非常に重要なデータであり、これらのデータに不整合が生じた場合には、その影響も大きい。しかし、従来、異なるシステムで運用される複数のデータベースを統合し、異なるデータベースに登録された個人情報を一元管理するための装置は、知られていなかった。
【0007】
本発明は、異なるシステムで使用される複数のデータベースを再構築して、1つのデータベースに統合できるデータベース統合装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のデータベース統合装置は、名称及び住所情報を少なくとも含む個人情報が登録された複数の個別データベースのそれぞれを、前記個人情報が統一した表記方法で記述されたデータファイルに変換するデータ変換手段と、複数の前記データファイルに含まれる個人情報を相互に照合し、該複数のデータファイル間で重複した個人情報を1つの個人情報にまとめて1つの統合データベースとして出力するデータベース構築手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
本発明のデータベース統合装置は、例えば異なるシステムで使用された複数の個別データベースを、1つの統合データベースに統合し、その統合データベースを利用してデータベースシステムを運用できるため、システム間で個人情報が一致しない事態を回避することができる。
【0010】
本発明のデータベース統合装置では、前記統合データベースは、前記住所情報を3つの区分情報に分割して登録することが好ましい。
統合データベースは、統合元の個別データベースが住所情報を3つの区分情報に分割して登録していないときには、住所情報を3つの区分情報に分割して登録し、3つの区分情報に分割して登録しているときには、その3つの区分情報を、そのまま登録することができる。住所情報の3つの区分情報は、例えば、「都道府県名」「市区町村名」「都道府県名及び市区町村名を除く地番以下」の3項目とすることができる。
【0011】
本発明のデータベース統合装置では、前記統合データベースは、前記住所情報を地域JISコードに変換して、又は、地域JISコードと共に登録する。この場合、統合データベースのメンテナンス性が向上する。
【0012】
本発明のデータベース統合装置では、前記データベース構築手段は、少なくとも名称及び住所情報が相互に一致した2つの個人情報を重複した個人情報と判断する構成を採用することができる。
【0013】
本発明のデータベース統合装置では、前記個人情報が更に電話番号情報を含むときには、上記に代えて、前記データベース構築手段は、少なくとも名称及び電話番号情報が相互に一致した2つの個人情報を重複した個人情報と判断する構成を採用することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態例に基づいて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態例のデータベース統合装置の構成を示している。このデータベース統合装置100は、名寄せ処理部110と、名寄せ編集ファイル統合部120と、地域JISコード変換部130とを備える。データベース統合装置100は、個人情報を管理するための複数のデータベース200(1)〜(m)(mは2以上の整数)を、複数のシステムで使用可能となるように、住所が地域JISコードにより管理される1つの統合データベース204に統合する。
【0015】
データベース200(1)〜(m)には、個人名、住所、電話番号、及び、その他の情報が含まれる個人情報が登録されている。名寄せ処理部110は、構築元となる各データベース200の登録データが、個人名及び住所について、統一的な表現で表された個別名寄せ編集ファイル201(1)〜(m)を生成する。名寄せ編集ファイル統合部120は、個別名寄せ編集ファイル201(1)〜(m)から統合名寄せ編集ファイル202を作成する。地域JISコード変換部130は、地域JISコード管理ファイル203を参照して、統合名寄せ編集ファイル202内の住所の都道府県及び市区町村を地域JISコードに変換し、統合データベース204を生成する。
【0016】
名寄せ処理部110は、データ変換手段であり、個人名変換部111と、住所変換部112とを備える。個人名変換部111は、各データベース200に個人名のデータとして登録されている文字列を所定の規則で変換し、変換後の文字列を、個別名寄せ編集ファイル201に個人名のデータとして登録する。住所変換部112は、各データベース200に住所のデータとして登録されている文字列を所定の規則で変換し、変換後の文字列を、「都道府県」、「市区町村」、及び、「地番以下」の3項目に区分して、個別名寄せ編集ファイル201に住所のデータとして登録する。
【0017】
図2は、個人名変換部111における文字列の変換規則の一例を示している。個人名変換部111は、各データベース200において、個人名として登録されている文字列に、図2に示す表の「変換対象」の文字列が含まれるときには、その変換対象の文字列を、対応する「変換後」の文字列で置換する。個人名変換部111は、例えば、個人名として登録されている文字列が、「(株)A商事」又は「株式会社 A商事」を含むときには、その文字列を「A商事」に変換し、個人名として登録されている文字列が、「代表取締役 B山 C雄」や「B山 C雄」を含むときには、その文字列を「B山C雄」に変換する。このようにして変換された文字列は、個別名寄せ編集ファイル201において、個人名のデータとして登録される。
【0018】
図3は、住所変換部112における文字列の変換規則の一例を示している。住所変換部112は、各データベース200において、住所として登録されている文字列に、図3に示す表の「変換対象」の文字列が含まれるときには、その変換対象の文字列を、対応する「変換後」の文字列で置換する。住所変換部112は、例えば、住所として登録されている文字列が、「丸の内 1丁目1番1号」又は「丸ノ内 1丁目1の1」を含むときには、その文字列を、「丸ノ内1−1−1」に置換する。ただし、例外として、例えば住所として登録される文字列に「n番」(nは任意の自然数)が含まれる場合であっても、その文字列が「n番館」等であれば、文字列の置換は行わない。変換された文字列は、個別名寄せ編集ファイル201において、住所のデータとして登録される。
【0019】
名寄せ編集ファイル結合部120と地域JISコード変換部130とはデータベース構築手段を構成する。名寄せ編集ファイル統合部120は、レコード結合部121と、重複削除部122とを備える。レコード結合部121は、個別名寄せ編集ファイル201(1)〜(m)をマージした統合名寄せ編集ファイル202を作成する。統合名寄せ編集ファイル202では、個別名寄せ編集ファイル201(1)〜(m)の各レコードが、個人名に対応する項目のデータをキーにしてソートされる。重複削除部122は、統合名寄せ編集ファイル202内に、同じ人についての個人情報が重複登録されていないかを調べ、重複している個人情報を削除する。重複削除部122は、統合名寄せ編集ファイル202のあるレコードと別のレコードとにおいて、例えば、項目「個人名」のデータと項目「電話番号」のデータとの双方が一致すると、それらは同一人物の個人情報であるとみなし、そのうちの一方のレコードを重複レコードとして削除する。
【0020】
地域JISコード変換部130は、コード変換部131と、識別コード付番部132とを備える。コード変換部131は、地域JISコード管理ファイル203を参照して、統合名寄せ編集ファイル202内の住所データを、地域JISコードに変換する。地域JISコード管理ファイル203には、5桁からなる地域JISコードと、都道府県及び市区町村との対応関係が記憶されている。なお、地域JISコードでは、都道府県に対応して2桁のコードが割り振られ、市区町村に対応して3桁のコードが割り当てられている。
【0021】
図4は、統合名寄せ編集ファイル202と、統合データベース204との対応関係を示している。上述のように、統合名寄せ編集ファイル202では、住所が、「都道府県」、「市区町村」、及び、「地番以下」の3項目に分割して登録されている。コード変換部131は、統合名寄せ編集ファイル202から、住所に関する情報のうち、「都道府県」及び「市区町村」の項目のデータを読み込み、それらのデータを対応する地域JISコードに変換して、その地域JISコードを統合データベース204に登録する。
【0022】
統合名寄せ編集ファイル202に登録される個人情報が、図4(a)に示す情報で構成されているとき、その個人情報は、統合データベース204では、同図(b)に示すように、都道府県名、及び、市区町村名が地域JISコードに変換されて登録される。識別コード付番部132は、同図(b)に示すように、統合データベース204に登録される個人情報に、識別コードを付与する。
【0023】
図5は、名寄せ処理部110における個別名寄せ編集ファイル201の生成手順の一例を示し、図6は、名寄せ編集ファイル統合部120における統合名寄せ編集ファイル202の生成手順の一例を示し、図7は、地域JISコード変換部130における統合データベース204の生成手順の一例を示している。以下、図5〜図7を参照して、データベース統合装置100によるデータベース200(1)〜(m)の統合処理について、詳細に説明する。
【0024】
名寄せ処理部110は、各データベース200から個々の個人情報を読み込む(図5のステップS51)。個人名変換部111は、各データベース200から読み込んだ個人情報の個人名に対応する項目の文字列を抽出して、その文字列を、個人名の表現形式が統一化されるように、上述の規則(図2)に従って変換する(ステップS52)。住所変換部112は、各データベース200から読み込んだ個人情報の住所に対応する項目のデータを抽出し、そのデータが、「都道府県」、「市区町村」、及び、「地番以下」の3項目に区分されているか否かを判断する(ステップ53)。住所に対応するデータが上記した3項目に区分されているときにはステップS55へ進み、住所変換部112は、それぞれの項目のデータについて、文字列の変換処理を行う。
【0025】
住所に対応するデータが上記した3項目に区分されていないときには、住所変換部112は、住所を構成する文字列から、都道府県名、及び、市区町村名を切り出し、住所データを、「都道府県」、「市区町村」、及び、「地番以下」の3項目に分割する(ステップS54)。この3項目への分割では、住所変換部112は、まず、先頭から、「都」「道」「府」又は「県」の文字が現れるまでの文字列を都道府県名として切り出し、その文字列を項目「都道府県」のデータとする。ついで、住所を構成する文字列から都道府県名を除いた残りの文字列から市区町村名を切り出して、その文字列を項目「市区町村」のデータとし、住所を構成する文字列から都道府県名及び市区町村名を除いた残りの文字列を、項目「地番以下」のデータとする。
【0026】
ここで、市区町村名の切り出しにおいて、都道府県名の切り出しと同様に、「市」「区」「群」「町」又は「村」が現れるまでの文字列を市区町村名を切り出すと、例えば、市区町村の名称自体にそれらに文字を含む、「八日市場市」や「羽村市」といった市区町村名がうまく切り出せない。また、政令指定都市では、例えば、都道府県名を除いた文字列に「横浜市港北区」が含まれるときであれば、「横浜市」ではなく、「横浜市港北区」までを市区町村名として切り出したい。そこで、特定の市区町村名については、例外として例外住所管理ファイルに登録しておく。住所変換部112は、その例外住所管理ファイルを参照し、都道府県名を除いた文字列に例外住所ファイルに登録されている特定の市区町村名が含まれているか否かを判断する。
【0027】
図8は、例外住所管理ファイルに登録される市区町村名の一部を示している。例外住所管理ファイルには、東京23区の名称、横浜市港北区や札幌市中央区といった政令指定都市の区の名称、及び、図8の表に示すような市区町村の名称自体に「市」「区」「群」「町」又は「村」の文字を含む市区町村の名称が登録される。住所変換部112は、都道府県名を除いた文字列に、例外住所管理ファイルに登録される市区町村名が含まれるときには、その市区町村名を、項目「市区町村」として認識し、残りの文字列を、項目「地番以下」として認識する。
【0028】
住所変換部112は、都道府県名を除いた文字列に例外住所管理ファイルに登録される市区町村名が含まれないときには、「市」が現れるまでの文字列、又は、「群」が現れてから更に「町」若しくは「村」が現れるまでの文字列を、項目「市区町村」のデータとして認識し、残りの文字列を、項目「地番以下」のデータとして認識する。住所変換部112は、住所を構成するデータから、都道府県名及び市区町村名を切り出せなかったものについては、あらかじめ用意された住所変換不能ファイルに、切り出し不能であった住所データを書き込む。
【0029】
住所変換部112は、住所を構成する3項目のデータそれぞれを、住所の表現形式が統一化されるように、上述の規則(図3)に従って変換する(ステップS55)。名寄せ処理部110は、生成する各個別名寄せ編集ファイル201において、ステップS52で変換された個人名を構成する文字列を、個人名のデータとして登録し、ステップS55で変換された住所を構成する文字列を、上記した3項目に分割された住所のデータとして登録する(ステップS56)。
【0030】
名寄せ編集ファイル統合部120は、名寄せ処理部110によって生成された個別名寄せ編集ファイル201を全て読み込み(図6のステップS61)、レコード結合部121によって、各個別名寄せ編集ファイル201の登録内容をマージした統合名寄せ編集ファイル202を生成する(ステップS62)。レコード結合部121は、統合名寄せ編集ファイル202に登録された個人名のデータをキーにして、登録データを名前順にソートする(ステップS63)。
【0031】
重複削除部122は、個人名順にソートされた統合名寄せ編集ファイル202から1レコードずつ登録データを読み込み(ステップS64)、今回読み込んだ登録データと、読み込み済みの登録データとを比較して、同じ人についてのデータが重複登録されているか否かをチェックする(ステップS65)。重複削除部122は、例えば今回読み込んだ登録データの「個人名」及び「電話番号」と、読み込み済みの各登録データの「個人名」及び「電話番号」とを比較し、データが一致するものがあるときには、同じ人についてのデータが重複登録されていると判断する。重複削除部122は、項目「電話番号」にデータが登録されていない場合には、電話番号に代えて、住所のデータを使用して、データが重複登録されているか否かを判断してもよい。
【0032】
重複削除部122は、データが重複登録されていると判断すると、重複レコードの一方を削除する(ステップS66)。または、これに代えて、重複データを、あらかじめ用意しておいた別のファイルに待避する。重複削除部122は、ステップS64〜ステップS66を、統合名寄せ編集ファイル内の全てのレコードについて行い(ステップS67)、統合名寄せ編集ファイル202内で重複するデータを削除する。
【0033】
地域JISコード変換部130は、重複データが削除された統合名寄せ編集ファイル202を読み込む(図7のステップS71)。コード変換部131は、レコードごとに、都道府県名及び市区町村名を取得する(ステップS72)。コード変換部131は、地域JISコード管理ファイルを参照して(ステップS73)、ステップS72で取得した都道府県名を2桁のコードに変換し、市区町村名を3桁のコードに変換する(ステップS74)。
【0034】
コード変換部131は、ステップS72〜ステップS74を、統合名寄せ編集ファイル内の全てのレコードについて行い(ステップS75)、住所データの都道府県名及び市区町村名を地域JISコードに変換する。識別コード付番部132は、各レコードに識別番号を付与する。以上のような手順により、複数のデータベース200(1)〜(m)から、個人情報が一元管理され、住所が地域JISコードで管理される統合データベース204が得られる。
【0035】
図9は、データベース統合前のデータベースシステムの運用例を示している。この運用例では、個人情報が、システムごとのデータベース200によって管理されている。例えば、ある人についての個人情報が、システムAで使用されるデータベース200(1)、システムBで使用されるデータベース200(2)の双方に登録されているとき、その個人情報の住所を更新する際には、データベース200(1)での更新と、データベース200(2)での更新とを独立に行う必要がある。この場合、一方のデータベース200では住所が更新されたが、他方のデータベース200では住所が更新されていないと、同じ人についての個人情報に不整合が生じることになる。
【0036】
図10は、データベース統合後のデータベースステムの運用例を示している。図9に示すように運用されていた複数のデータベース200を、本実施形態例のデータベース統合装置100を用いて統合データベース204に統合し、これをシステム間で共有して利用すると、図10に示すように、異なるシステム間で個人情報を一元管理できる。この場合には、個人情報の更新が頻繁に行われる場合であっても、例えば、システムAでの利用される個人情報と、システムBで使用される個人情報とで、データの不整合が生じなくなって、個人情報の信頼性が向上する。また、統合データベース204では、住所が、地域JISコードを用いて管理されるため、住所データ更新作業時のオペレータの負担を軽減でき、データベースのメンテナンス性が向上する。
【0037】
図9に示す例では、システムA及びシステムBのデータベース200(1)、(2)に登録される個人情報では、住所が、都道府県名、市区町村名、及び、地番以下の3項目に分かれて登録されているが、システムCのデータベース200(3)に登録される個人情報では、住所が、特に分割されることなく登録されている。データベース統合装置100は、住所が、上記3項目に分割されていないデータベース200については、住所データを構成する文字列から、前述の規則により、上記3項目に対応するデータを切り出し、住所データを上記3項目に分割して、統合データベース204に登録する。このようにして、住所データを統合データベース204に登録することにより、統合元のデータベース200に、住所データの登録形式が異なるものが含まれる場合であっても、地域JISコード変換部130は、住所データを地域JISコードへ正しく変換できる。
【0038】
なお、上記実施形態例では、個人名及び住所を、統一的な表現形式に文字列変換して個別名寄せ編集ファイル201に登録する例について説明したが、これに代えて、個人名及び住所の項目の文字列をそのまま個別名寄せ編集ファイル201に登録し、個別名寄せ編集ファイル201に項目を新たに追加して、その追加した項目に変換後の文字列を登録するようにしてもよい。この場合、統合データベース204には、例えば、データベース200に登録された個人名「代表取締役 B山 C雄」と、これを変換した「B山C雄」との双方が登録される。また、住所については、地域JISコードと、「都道府県名」及び「市区町村名」との双方を、統合データベース204に登録してもよい。
【0039】
以上、本発明をその好適な実施形態例に基づいて説明したが、本発明のデータベース統合装置は、上記実施形態例にのみ限定されるものではなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のデータベース統合装置は、例えば異なるシステムで使用された複数の個別データベースに登録される個人情報を、データ変換手段で統一した表記形式に変換し、かつ、重複する個人情報をまとめて、1つの統合データベースに統合でき、このような統合データベースを利用してデータベースシステムを運用することで、異なるシステム間での個人情報の不整合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例のデータベース統合装置の構成を示すブロック図。
【図2】個人名変換部111における文字列の変換規則の一例を示す表。
【図3】住所変換部112における文字列の変換規則の一例を示す表。
【図4】統合名寄せ編集ファイル202と、統合データベース204との対応関係を示すブロック図。
【図5】名寄せ処理部110における個別名寄せ編集ファイル201の生成手順の一例を示すフローチャート。
【図6】名寄せ編集ファイル統合部120における統合名寄せ編集ファイル202の生成手順の一例を示すフローチャート。
【図7】地域JISコード変換部130における統合データベース204の生成手順の一例を示すフローチャート。
【図8】例外住所管理ファイルに登録される市区町村名の一部を示す表。
【図9】データベース統合前のデータベースシステムの運用例を示すブロック図。
【図10】データベース統合後のデータベースステムの運用例を示すブロック図。
【符号の説明】
100:データベース統合装置
110:名寄せ処理部
111:個人名変換部
112:住所変換部
120:名寄せ編集ファイル統合部
121:レコード結合部
122:重複削除部
130:地域JISコード変換部
131:コード変換部
132:識別コード付番部
200:データベース
201:個別名寄せ編集ファイル
202:統合名寄せ編集ファイル
203:地域JISコード管理ファイル
204:統合データベース
【発明の属する技術分野】
本発明は、データベース統合装置に関し、特に、住所等の個人情報が登録される複数のデータベースを統合するためのデータベース統合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、行政機関や企業等では、住民や顧客等の個人情報をデータベースを用いて管理し、業務に利用している。例えば、行政機関は、データベースに登録された個人情報を利用して、住民に告知書などを送付している。データベースには、個人情報として、例えば、名前、住所、電話番号や、その他の情報が、個人ごとに登録される。この場合、同じデータベースに、同じ人についての個人情報が重複して登録されると、行政機関から、その人に同じ告知書が2通届くなどの無駄が生じることになる。
【0003】
上記したような無駄を防止するには、同一人の個人情報をまとめ、重複する個人情報の名寄せをするとよい。名寄せに関する技術としては、特開平11−191124号公報に記載された技術がある。この技術では、データベースに登録された顧客の個人情報を含む契約マスタから、個人名について名寄せした個人名寄せ情報ファイルを作成する。この技術において、個人名寄せ情報ファイルの作成では、住所の表記によって、本来同じ住所を意味する、例えば「○○町1丁目1番1号」と「○○町1−1−1」とが異なる住所として認識されないように、住所の一部について文字列の変換を行い、個人名及び変換後の住所が一致する個人情報を、重複する個人情報と認識している。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−191124号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば同じ行政機関内では、データの不整合を防ぐという観点からも、同じような個人情報を扱う各部署において、同じデータベースシステムを使用し、個人情報等を一元管理することが望ましい。しかし、実際には、システムの構築時期が異なる、或いは、ベンダが異なるといった諸事情により、各部署において、異なるデータベースシステムが使用されており、個人情報等が一元管理されていないことが多い。
【0006】
行政機関等において、住所などは、修正される機会が多いが、個人情報が一元管理されていないときには、住所の修正をシステムごとに行う必要があり、修正漏れ等によって、データに不整合が生じる。住所などは、告知書の送付などにおいては非常に重要なデータであり、これらのデータに不整合が生じた場合には、その影響も大きい。しかし、従来、異なるシステムで運用される複数のデータベースを統合し、異なるデータベースに登録された個人情報を一元管理するための装置は、知られていなかった。
【0007】
本発明は、異なるシステムで使用される複数のデータベースを再構築して、1つのデータベースに統合できるデータベース統合装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のデータベース統合装置は、名称及び住所情報を少なくとも含む個人情報が登録された複数の個別データベースのそれぞれを、前記個人情報が統一した表記方法で記述されたデータファイルに変換するデータ変換手段と、複数の前記データファイルに含まれる個人情報を相互に照合し、該複数のデータファイル間で重複した個人情報を1つの個人情報にまとめて1つの統合データベースとして出力するデータベース構築手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
本発明のデータベース統合装置は、例えば異なるシステムで使用された複数の個別データベースを、1つの統合データベースに統合し、その統合データベースを利用してデータベースシステムを運用できるため、システム間で個人情報が一致しない事態を回避することができる。
【0010】
本発明のデータベース統合装置では、前記統合データベースは、前記住所情報を3つの区分情報に分割して登録することが好ましい。
統合データベースは、統合元の個別データベースが住所情報を3つの区分情報に分割して登録していないときには、住所情報を3つの区分情報に分割して登録し、3つの区分情報に分割して登録しているときには、その3つの区分情報を、そのまま登録することができる。住所情報の3つの区分情報は、例えば、「都道府県名」「市区町村名」「都道府県名及び市区町村名を除く地番以下」の3項目とすることができる。
【0011】
本発明のデータベース統合装置では、前記統合データベースは、前記住所情報を地域JISコードに変換して、又は、地域JISコードと共に登録する。この場合、統合データベースのメンテナンス性が向上する。
【0012】
本発明のデータベース統合装置では、前記データベース構築手段は、少なくとも名称及び住所情報が相互に一致した2つの個人情報を重複した個人情報と判断する構成を採用することができる。
【0013】
本発明のデータベース統合装置では、前記個人情報が更に電話番号情報を含むときには、上記に代えて、前記データベース構築手段は、少なくとも名称及び電話番号情報が相互に一致した2つの個人情報を重複した個人情報と判断する構成を採用することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態例に基づいて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態例のデータベース統合装置の構成を示している。このデータベース統合装置100は、名寄せ処理部110と、名寄せ編集ファイル統合部120と、地域JISコード変換部130とを備える。データベース統合装置100は、個人情報を管理するための複数のデータベース200(1)〜(m)(mは2以上の整数)を、複数のシステムで使用可能となるように、住所が地域JISコードにより管理される1つの統合データベース204に統合する。
【0015】
データベース200(1)〜(m)には、個人名、住所、電話番号、及び、その他の情報が含まれる個人情報が登録されている。名寄せ処理部110は、構築元となる各データベース200の登録データが、個人名及び住所について、統一的な表現で表された個別名寄せ編集ファイル201(1)〜(m)を生成する。名寄せ編集ファイル統合部120は、個別名寄せ編集ファイル201(1)〜(m)から統合名寄せ編集ファイル202を作成する。地域JISコード変換部130は、地域JISコード管理ファイル203を参照して、統合名寄せ編集ファイル202内の住所の都道府県及び市区町村を地域JISコードに変換し、統合データベース204を生成する。
【0016】
名寄せ処理部110は、データ変換手段であり、個人名変換部111と、住所変換部112とを備える。個人名変換部111は、各データベース200に個人名のデータとして登録されている文字列を所定の規則で変換し、変換後の文字列を、個別名寄せ編集ファイル201に個人名のデータとして登録する。住所変換部112は、各データベース200に住所のデータとして登録されている文字列を所定の規則で変換し、変換後の文字列を、「都道府県」、「市区町村」、及び、「地番以下」の3項目に区分して、個別名寄せ編集ファイル201に住所のデータとして登録する。
【0017】
図2は、個人名変換部111における文字列の変換規則の一例を示している。個人名変換部111は、各データベース200において、個人名として登録されている文字列に、図2に示す表の「変換対象」の文字列が含まれるときには、その変換対象の文字列を、対応する「変換後」の文字列で置換する。個人名変換部111は、例えば、個人名として登録されている文字列が、「(株)A商事」又は「株式会社 A商事」を含むときには、その文字列を「A商事」に変換し、個人名として登録されている文字列が、「代表取締役 B山 C雄」や「B山 C雄」を含むときには、その文字列を「B山C雄」に変換する。このようにして変換された文字列は、個別名寄せ編集ファイル201において、個人名のデータとして登録される。
【0018】
図3は、住所変換部112における文字列の変換規則の一例を示している。住所変換部112は、各データベース200において、住所として登録されている文字列に、図3に示す表の「変換対象」の文字列が含まれるときには、その変換対象の文字列を、対応する「変換後」の文字列で置換する。住所変換部112は、例えば、住所として登録されている文字列が、「丸の内 1丁目1番1号」又は「丸ノ内 1丁目1の1」を含むときには、その文字列を、「丸ノ内1−1−1」に置換する。ただし、例外として、例えば住所として登録される文字列に「n番」(nは任意の自然数)が含まれる場合であっても、その文字列が「n番館」等であれば、文字列の置換は行わない。変換された文字列は、個別名寄せ編集ファイル201において、住所のデータとして登録される。
【0019】
名寄せ編集ファイル結合部120と地域JISコード変換部130とはデータベース構築手段を構成する。名寄せ編集ファイル統合部120は、レコード結合部121と、重複削除部122とを備える。レコード結合部121は、個別名寄せ編集ファイル201(1)〜(m)をマージした統合名寄せ編集ファイル202を作成する。統合名寄せ編集ファイル202では、個別名寄せ編集ファイル201(1)〜(m)の各レコードが、個人名に対応する項目のデータをキーにしてソートされる。重複削除部122は、統合名寄せ編集ファイル202内に、同じ人についての個人情報が重複登録されていないかを調べ、重複している個人情報を削除する。重複削除部122は、統合名寄せ編集ファイル202のあるレコードと別のレコードとにおいて、例えば、項目「個人名」のデータと項目「電話番号」のデータとの双方が一致すると、それらは同一人物の個人情報であるとみなし、そのうちの一方のレコードを重複レコードとして削除する。
【0020】
地域JISコード変換部130は、コード変換部131と、識別コード付番部132とを備える。コード変換部131は、地域JISコード管理ファイル203を参照して、統合名寄せ編集ファイル202内の住所データを、地域JISコードに変換する。地域JISコード管理ファイル203には、5桁からなる地域JISコードと、都道府県及び市区町村との対応関係が記憶されている。なお、地域JISコードでは、都道府県に対応して2桁のコードが割り振られ、市区町村に対応して3桁のコードが割り当てられている。
【0021】
図4は、統合名寄せ編集ファイル202と、統合データベース204との対応関係を示している。上述のように、統合名寄せ編集ファイル202では、住所が、「都道府県」、「市区町村」、及び、「地番以下」の3項目に分割して登録されている。コード変換部131は、統合名寄せ編集ファイル202から、住所に関する情報のうち、「都道府県」及び「市区町村」の項目のデータを読み込み、それらのデータを対応する地域JISコードに変換して、その地域JISコードを統合データベース204に登録する。
【0022】
統合名寄せ編集ファイル202に登録される個人情報が、図4(a)に示す情報で構成されているとき、その個人情報は、統合データベース204では、同図(b)に示すように、都道府県名、及び、市区町村名が地域JISコードに変換されて登録される。識別コード付番部132は、同図(b)に示すように、統合データベース204に登録される個人情報に、識別コードを付与する。
【0023】
図5は、名寄せ処理部110における個別名寄せ編集ファイル201の生成手順の一例を示し、図6は、名寄せ編集ファイル統合部120における統合名寄せ編集ファイル202の生成手順の一例を示し、図7は、地域JISコード変換部130における統合データベース204の生成手順の一例を示している。以下、図5〜図7を参照して、データベース統合装置100によるデータベース200(1)〜(m)の統合処理について、詳細に説明する。
【0024】
名寄せ処理部110は、各データベース200から個々の個人情報を読み込む(図5のステップS51)。個人名変換部111は、各データベース200から読み込んだ個人情報の個人名に対応する項目の文字列を抽出して、その文字列を、個人名の表現形式が統一化されるように、上述の規則(図2)に従って変換する(ステップS52)。住所変換部112は、各データベース200から読み込んだ個人情報の住所に対応する項目のデータを抽出し、そのデータが、「都道府県」、「市区町村」、及び、「地番以下」の3項目に区分されているか否かを判断する(ステップ53)。住所に対応するデータが上記した3項目に区分されているときにはステップS55へ進み、住所変換部112は、それぞれの項目のデータについて、文字列の変換処理を行う。
【0025】
住所に対応するデータが上記した3項目に区分されていないときには、住所変換部112は、住所を構成する文字列から、都道府県名、及び、市区町村名を切り出し、住所データを、「都道府県」、「市区町村」、及び、「地番以下」の3項目に分割する(ステップS54)。この3項目への分割では、住所変換部112は、まず、先頭から、「都」「道」「府」又は「県」の文字が現れるまでの文字列を都道府県名として切り出し、その文字列を項目「都道府県」のデータとする。ついで、住所を構成する文字列から都道府県名を除いた残りの文字列から市区町村名を切り出して、その文字列を項目「市区町村」のデータとし、住所を構成する文字列から都道府県名及び市区町村名を除いた残りの文字列を、項目「地番以下」のデータとする。
【0026】
ここで、市区町村名の切り出しにおいて、都道府県名の切り出しと同様に、「市」「区」「群」「町」又は「村」が現れるまでの文字列を市区町村名を切り出すと、例えば、市区町村の名称自体にそれらに文字を含む、「八日市場市」や「羽村市」といった市区町村名がうまく切り出せない。また、政令指定都市では、例えば、都道府県名を除いた文字列に「横浜市港北区」が含まれるときであれば、「横浜市」ではなく、「横浜市港北区」までを市区町村名として切り出したい。そこで、特定の市区町村名については、例外として例外住所管理ファイルに登録しておく。住所変換部112は、その例外住所管理ファイルを参照し、都道府県名を除いた文字列に例外住所ファイルに登録されている特定の市区町村名が含まれているか否かを判断する。
【0027】
図8は、例外住所管理ファイルに登録される市区町村名の一部を示している。例外住所管理ファイルには、東京23区の名称、横浜市港北区や札幌市中央区といった政令指定都市の区の名称、及び、図8の表に示すような市区町村の名称自体に「市」「区」「群」「町」又は「村」の文字を含む市区町村の名称が登録される。住所変換部112は、都道府県名を除いた文字列に、例外住所管理ファイルに登録される市区町村名が含まれるときには、その市区町村名を、項目「市区町村」として認識し、残りの文字列を、項目「地番以下」として認識する。
【0028】
住所変換部112は、都道府県名を除いた文字列に例外住所管理ファイルに登録される市区町村名が含まれないときには、「市」が現れるまでの文字列、又は、「群」が現れてから更に「町」若しくは「村」が現れるまでの文字列を、項目「市区町村」のデータとして認識し、残りの文字列を、項目「地番以下」のデータとして認識する。住所変換部112は、住所を構成するデータから、都道府県名及び市区町村名を切り出せなかったものについては、あらかじめ用意された住所変換不能ファイルに、切り出し不能であった住所データを書き込む。
【0029】
住所変換部112は、住所を構成する3項目のデータそれぞれを、住所の表現形式が統一化されるように、上述の規則(図3)に従って変換する(ステップS55)。名寄せ処理部110は、生成する各個別名寄せ編集ファイル201において、ステップS52で変換された個人名を構成する文字列を、個人名のデータとして登録し、ステップS55で変換された住所を構成する文字列を、上記した3項目に分割された住所のデータとして登録する(ステップS56)。
【0030】
名寄せ編集ファイル統合部120は、名寄せ処理部110によって生成された個別名寄せ編集ファイル201を全て読み込み(図6のステップS61)、レコード結合部121によって、各個別名寄せ編集ファイル201の登録内容をマージした統合名寄せ編集ファイル202を生成する(ステップS62)。レコード結合部121は、統合名寄せ編集ファイル202に登録された個人名のデータをキーにして、登録データを名前順にソートする(ステップS63)。
【0031】
重複削除部122は、個人名順にソートされた統合名寄せ編集ファイル202から1レコードずつ登録データを読み込み(ステップS64)、今回読み込んだ登録データと、読み込み済みの登録データとを比較して、同じ人についてのデータが重複登録されているか否かをチェックする(ステップS65)。重複削除部122は、例えば今回読み込んだ登録データの「個人名」及び「電話番号」と、読み込み済みの各登録データの「個人名」及び「電話番号」とを比較し、データが一致するものがあるときには、同じ人についてのデータが重複登録されていると判断する。重複削除部122は、項目「電話番号」にデータが登録されていない場合には、電話番号に代えて、住所のデータを使用して、データが重複登録されているか否かを判断してもよい。
【0032】
重複削除部122は、データが重複登録されていると判断すると、重複レコードの一方を削除する(ステップS66)。または、これに代えて、重複データを、あらかじめ用意しておいた別のファイルに待避する。重複削除部122は、ステップS64〜ステップS66を、統合名寄せ編集ファイル内の全てのレコードについて行い(ステップS67)、統合名寄せ編集ファイル202内で重複するデータを削除する。
【0033】
地域JISコード変換部130は、重複データが削除された統合名寄せ編集ファイル202を読み込む(図7のステップS71)。コード変換部131は、レコードごとに、都道府県名及び市区町村名を取得する(ステップS72)。コード変換部131は、地域JISコード管理ファイルを参照して(ステップS73)、ステップS72で取得した都道府県名を2桁のコードに変換し、市区町村名を3桁のコードに変換する(ステップS74)。
【0034】
コード変換部131は、ステップS72〜ステップS74を、統合名寄せ編集ファイル内の全てのレコードについて行い(ステップS75)、住所データの都道府県名及び市区町村名を地域JISコードに変換する。識別コード付番部132は、各レコードに識別番号を付与する。以上のような手順により、複数のデータベース200(1)〜(m)から、個人情報が一元管理され、住所が地域JISコードで管理される統合データベース204が得られる。
【0035】
図9は、データベース統合前のデータベースシステムの運用例を示している。この運用例では、個人情報が、システムごとのデータベース200によって管理されている。例えば、ある人についての個人情報が、システムAで使用されるデータベース200(1)、システムBで使用されるデータベース200(2)の双方に登録されているとき、その個人情報の住所を更新する際には、データベース200(1)での更新と、データベース200(2)での更新とを独立に行う必要がある。この場合、一方のデータベース200では住所が更新されたが、他方のデータベース200では住所が更新されていないと、同じ人についての個人情報に不整合が生じることになる。
【0036】
図10は、データベース統合後のデータベースステムの運用例を示している。図9に示すように運用されていた複数のデータベース200を、本実施形態例のデータベース統合装置100を用いて統合データベース204に統合し、これをシステム間で共有して利用すると、図10に示すように、異なるシステム間で個人情報を一元管理できる。この場合には、個人情報の更新が頻繁に行われる場合であっても、例えば、システムAでの利用される個人情報と、システムBで使用される個人情報とで、データの不整合が生じなくなって、個人情報の信頼性が向上する。また、統合データベース204では、住所が、地域JISコードを用いて管理されるため、住所データ更新作業時のオペレータの負担を軽減でき、データベースのメンテナンス性が向上する。
【0037】
図9に示す例では、システムA及びシステムBのデータベース200(1)、(2)に登録される個人情報では、住所が、都道府県名、市区町村名、及び、地番以下の3項目に分かれて登録されているが、システムCのデータベース200(3)に登録される個人情報では、住所が、特に分割されることなく登録されている。データベース統合装置100は、住所が、上記3項目に分割されていないデータベース200については、住所データを構成する文字列から、前述の規則により、上記3項目に対応するデータを切り出し、住所データを上記3項目に分割して、統合データベース204に登録する。このようにして、住所データを統合データベース204に登録することにより、統合元のデータベース200に、住所データの登録形式が異なるものが含まれる場合であっても、地域JISコード変換部130は、住所データを地域JISコードへ正しく変換できる。
【0038】
なお、上記実施形態例では、個人名及び住所を、統一的な表現形式に文字列変換して個別名寄せ編集ファイル201に登録する例について説明したが、これに代えて、個人名及び住所の項目の文字列をそのまま個別名寄せ編集ファイル201に登録し、個別名寄せ編集ファイル201に項目を新たに追加して、その追加した項目に変換後の文字列を登録するようにしてもよい。この場合、統合データベース204には、例えば、データベース200に登録された個人名「代表取締役 B山 C雄」と、これを変換した「B山C雄」との双方が登録される。また、住所については、地域JISコードと、「都道府県名」及び「市区町村名」との双方を、統合データベース204に登録してもよい。
【0039】
以上、本発明をその好適な実施形態例に基づいて説明したが、本発明のデータベース統合装置は、上記実施形態例にのみ限定されるものではなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のデータベース統合装置は、例えば異なるシステムで使用された複数の個別データベースに登録される個人情報を、データ変換手段で統一した表記形式に変換し、かつ、重複する個人情報をまとめて、1つの統合データベースに統合でき、このような統合データベースを利用してデータベースシステムを運用することで、異なるシステム間での個人情報の不整合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例のデータベース統合装置の構成を示すブロック図。
【図2】個人名変換部111における文字列の変換規則の一例を示す表。
【図3】住所変換部112における文字列の変換規則の一例を示す表。
【図4】統合名寄せ編集ファイル202と、統合データベース204との対応関係を示すブロック図。
【図5】名寄せ処理部110における個別名寄せ編集ファイル201の生成手順の一例を示すフローチャート。
【図6】名寄せ編集ファイル統合部120における統合名寄せ編集ファイル202の生成手順の一例を示すフローチャート。
【図7】地域JISコード変換部130における統合データベース204の生成手順の一例を示すフローチャート。
【図8】例外住所管理ファイルに登録される市区町村名の一部を示す表。
【図9】データベース統合前のデータベースシステムの運用例を示すブロック図。
【図10】データベース統合後のデータベースステムの運用例を示すブロック図。
【符号の説明】
100:データベース統合装置
110:名寄せ処理部
111:個人名変換部
112:住所変換部
120:名寄せ編集ファイル統合部
121:レコード結合部
122:重複削除部
130:地域JISコード変換部
131:コード変換部
132:識別コード付番部
200:データベース
201:個別名寄せ編集ファイル
202:統合名寄せ編集ファイル
203:地域JISコード管理ファイル
204:統合データベース
Claims (5)
- 名称及び住所情報を少なくとも含む個人情報が登録された複数の個別データベースのそれぞれを、前記個人情報が統一した表記方法で記述されたデータファイルに変換するデータ変換手段と、
複数の前記データファイルに含まれる個人情報を相互に照合し、該複数のデータファイル間で重複した個人情報を1つの個人情報にまとめて1つの統合データベースとして出力するデータベース構築手段とを備えることを特徴とするデータベース統合装置。 - 前記統合データベースは、前記住所情報を3つの区分情報に分割して登録する、請求項1に記載のデータベース統合装置。
- 前記統合データベースは、前記住所情報を地域JISコードに変換して、又は、地域JISコードと共に登録する、請求項1又は2に記載のデータベース統合装置。
- 前記データベース構築手段は、少なくとも名称及び住所情報が相互に一致した2つの個人情報を重複した個人情報と判断する、請求項1から3の何れかに記載のデータベース統合装置。
- 前記個人情報が更に電話番号情報を含み、前記データベース構築手段は、少なくとも名称及び電話番号情報が相互に一致した2つの個人情報を重複した個人情報と判断する、請求項1から3の何れかに記載のデータベース統合装置。
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