JP4634011B2 - 画像データベースの移管方法及びそのシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異なる画像データベース間で、必要な画像データを一の画像データベースシステムから他の画像データベースシステムに移管する画像データベースの移管方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
様々な画像が電子化され、データベースに登録されている。例えば、印影やサイン、各種の画像コンテンツが電子データベース化されている。このような電子画像データベースシステムは、様々なメーカーが提供している。このような画像データベースシステム間で画像データを移管する場合がある。
【0003】
例えば、様々なメーカーが、金融業務向けの電子印鑑データベースシステムを提供しているが、異なる金融機関の統合が相次いでおり、それまで電子管理していた顧客の印鑑データを、統合後に異なるシステム間で相互に受け渡して移管する必要がある。
【0004】
このようなシステム間のデータ移管は、画像データ及び管理情報がシステム間で共通のものを使用していれば、容易にコピーできる。しかし、印鑑の管理/運用においては、各メーカーならびに各ユーザーが独自の管理形式及び運用を用いていることが多い。そして、各メーカーともに自社独自の技術(イメージデータ圧縮方式など)を保護するために情報の開示が行なえない場合には、AシステムからBシステムへデータを単純にコピーすることができないためである。
【0005】
例えば、金融業務での印鑑データ管理方式は、店番単位にデータベース区画が構築され、その店番配下に管理される顧客の口座番号配下に、複数の印鑑データが管理されており、店番−口座番号の組合せをキーとすることでユニークとしているのが一般的である。
【0006】
このように金融業務において、店番−口座番号と顧客印鑑データの結びつきは、何れのユーザーならびにメーカーともに普遍的であるが、口座に付帯する情報や印鑑データに付帯する情報の管理形式については、異なるシステム間で相違することが度々ある。
【0007】
また、それまで個々のシステム内では、ユニークに存在していた口座番号が、金融機関が統合することにより重複する可能性があり、口座番号のユニーク性を喪失する可能性がある。
【0008】
このような場合に、小規模のデータベースの統合は容易であり、小規模金融機関の合併では、相互に導入済の電子印鑑データベースシステムを、一本のメーカーに統一することを行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、大規模金融機関の合併の場合は、互いに抱えるメーカーの電子印鑑データベースシステムを共存させる状態での導入が要求される。これは、金融機関が互いに独自実施していた印鑑業務の運用を統一するための労力と、互いに抱える膨大な顧客データを一括して一本化する労力に多大のものを必要とするためである。
【0010】
したがって、合併によって発生する店舗統廃合による、顧客データの整理が急務となり、店舗統廃合がひと段落したところで、システムを一本化する手順となる為、店舗統廃合に伴う顧客データの受渡しにおいて、まずは、競合メーカー間でのデータの受渡しが必要である。
【0011】
このため、ユーザーから改めて割り振られたユニークな口座番号と印鑑伝票を元に、個々のシステムで手作業による印鑑データの登録を行なう方法では、多大な労力及び時間を必要とし、データベースの移管に時間がかかるという問題もあり、且つ登録の誤りも生じる可能性があるという問題があった。
【0012】
従って、本発明の目的は、異なる画像データベースシステム間の画像ファイルの移管を自動化するための画像データベースの移管方法及びそのシステムを提供することにある。
【0013】
又、本発明の他の目的は、管理形式の異なる画像データベースシステム間の画像ファイルの移管を、管理形式を相互に開示されない場合でも、自動化するための画像データベースの移管方法及びそのシステムを提供することにある。
【0014】
更に、本発明の他の目的は、管理形式の異なる画像データベースシステム間の画像ファイルの移管を、管理形式を相互に開示されない場合でも、短時間で実行するための画像データベースの移管方法及びそのシステムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1のフォーマット形式で構成された第1の画像ファイルを格納する第1の画像データベースシステムから第2のフォーマット形式で構成された第2の画像ファイルを格納する第2の画像データベースシステムへ前記第1の画像ファイルを移管する画像データベースの移管方法において、前記第1の画像データベースシステムから移管対象となる前記第1の画像ファイルを抽出するステップと、前記抽出された画像ファイルを共通フォーマットの画像ファイルに変換する第1の変換ステップと、前記変換された画像ファイルを前記第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換する第2の変換ステップと、前記第2のフォーマット形式の画像ファイルを前記第2の画像データベースシステムに格納するステップとを有し、前記第1の変換ステップは、前記抽出された移管元ファイル名の項目データと画像データとを有する第1の画像ファイルの第1の圧縮方式で圧縮された前記画像データを、共通の形式の画像データに変換して、前記移管元ファイル名と前記第2の画像データベースの移管先ファイル名とで定義された共通フォーマットに、変換し、前記移管元ファイル名と前記移管先ファイル名とを組み合わせたファイル名で前記共通フォーマットの画像ファイルを格納する受け渡しファイルと、前記移管元ファイル名と前記移管先ファイル名とを組み合わせたファイル名を格納するリストファイルを作成するステップを有し、前記第2の変換ステップは、前記リストファイルの前記ファイル名で、前記受け渡しファイルから、前記共通フォーマットの画像ファイルを抽出し、前記移管先の格納対象項目を定義した参照テーブルに従い、前記抽出した画像ファイルから、前記格納対象項目を抽出し、前記共通の形式の画像データを第2の圧縮方式の画像データに変換して、前記移管先ファイル名で定義された前記第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換するステップを有する。
【0016】
又、本発明は、第1のフォーマット形式で構成された第1の画像ファイルを格納する第1の画像データベースシステムから第2のフォーマット形式で構成された第2の画像ファイルを格納する第2の画像データベースシステムへ前記第1の画像ファイルを移管する画像データベースの移管システムにおいて、前記第1の画像データベースシステムから移管対象となる前記第1の画像ファイルを抽出し、前記抽出された画像ファイルを共通フォーマットの画像ファイルに変換する第1のサーバと、前記変換された画像ファイルを前記第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換し、前記第2のフォーマット形式の画像ファイルを前記第2の画像データベースシステムに格納する第2のサーバとを有し、前記第1のサーバは、前記抽出された移管元ファイル名の項目データと画像データとを有する第1の画像ファイルの第1の圧縮方式で圧縮された前記画像データを、共通の形式の画像データに変換して、前記移管元ファイル名と前記第2の画像データベースの移管先ファイル名とで定義された共通フォーマットに、変換し、前記移管元ファイル名と前記移管先ファイル名とを組み合わせたファイル名で前記共通フォーマットの画像ファイルを格納する受け渡しファイルと、前記移管元ファイル名と前記移管先ファイル名とを組み合わせたファイル名を格納するリストファイルを作成し、前記第2のサーバは、前記受け渡しファイルと前記リストファイルとを受領し、前記リストファイルの前記ファイル名で、前記受け渡しファイルから、前記共通フォーマットの画像ファイルを抽出し、前記移管先の格納対象項目を定義した参照テーブルに従い、前記抽出した画像ファイルから、前記格納対象項目を抽出し、前記共通の形式の画像データを第2の圧縮方式の画像データに変換して、前記移管先ファイル名で定義された前記第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換する。
【0017】
本発明では、システム間の画像ファイルの移管を、共通フォーマットとして定義する受渡しファイルを介在させ、移管先のシステムでは、移管先の格納対象項目を定義した参照テーブルに従い、抽出した画像ファイルから、格納対象項目を抽出し、移管先ファイル名で定義された第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換し、且つ移管元で、抽出された移管元ファイル名の第1の画像ファイルを、移管元ファイル名と前記第2の画像データベースの移管先ファイル名とで定義された共通フォーマットに変換し、移管元ファイル名と移管先ファイル名とを組み合わせたファイル名で共通フォーマットの画像ファイルを格納する受け渡しファイルと、移管元ファイル名と移管先ファイル名とを組み合わせたファイル名を格納するリストファイルとを作成するので、移管先では、リストファイルのファイル名で、受け渡しファイルから、共通フォーマットの画像ファイルを特定し、移管先ファイル名で定義された第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換することができ、移管先で、容易に対象データを抜き出すことができ、且つ改めてファイル名を割り振る必要なく、第2のデータベースに対象画像ファイルを格納できる
【0019】
又、組み合わせたファイル名を格納するリストファイル名で、対応画像ファイルを抽出し、移管先ファイル名で定義された第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換するので、異なるシステム間で必要な情報のみを互いに公開して、共通フォーマットの画像ファイルに変換し、移管しても、問題が生じた場合に、移管元、移管先で、変換後のファイルの検証が可能となる。更に、圧縮方式を独自に所有するシステム間での画像ファイルの移管が容易に実現できる。
【0020】
又、本発明では、好ましくは、前記第1の画像データベースの前記第1の画像ファイルは、前記第1の圧縮方式で圧縮された印鑑イメージを格納する印鑑ファイルであり、前記第2の画像データベースの前記第2の画像ファイルは、前記第2の圧縮方式で圧縮された印鑑イメージを格納する印鑑ファイルである。
【0021】
これにより、機密性の高い印鑑イメージを、互いの圧縮方式を公開することなく、システム間で印鑑イメージの移管が可能となる。
【0022】
又、本発明では、好ましくは、前記共通フォーマットに変換された画像ファイルを、前記第1の画像データベースシステムから中間サーバに転送するステップと、前記中間サーバの前記共通フォーマットに変換された画像ファイルを第2の画像データベースシステムが読み出すステップとを更に有する。
【0023】
これにより、中間サーバを介するため、データ移管を自動化でき、又他に漏れることを防止できる。
【0024】
又、本発明では、好ましくは、前記抽出ステップは、移管対象とされた画像ファイル名のリストを読み込むステップと、読み込んだ画像ファイル名で、前記第1の画像データベースシステムを検索して、前記対象となる画像ファイルを抽出するステップとからなる。これにより、対象画像ファイルを特定して、移管できる。
【0025】
又、本発明では、好ましくは、前記第2の画像データベースシステムに格納された前記第2のフォーマット形式の画像ファイルを前記共通フォーマットの画像ファイルに逆変換するステップと、前記逆変換された画像ファイルと、前記第1の画像データベースシステムの前記共通フォーマットの画像ファイルと照合するステップとを更に有する。これにより、フォーマット変換によるデータ移管が正確に行われたかを検証できる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、画像データベース移管システム、画像ファイル移出処理、画像ファイル移入処理、移管後の整合性チエック処理、他の実施の形態の順で説明する。
【0027】
[画像データベース移管システム]
図1は、本発明の一実施の形態の画像データベース移管システムの構成図、図2は、本発明の一実施の形態の画像データベース移管処理の説明図、図3は、図1及び図2の移管元の画像データベースの構成図、図4は、図2における番号データファイルの構成図、図5は、図2のリストファイルの構成図、図6は、図2の受渡しファイルの構成図である。
【0028】
図1は、Aシステム1の顧客印鑑データをBシステム2へ移管するシステムを示す。図1に示すように、移管元電子印鑑システム1は、システムサーバ3と、これにネットワーク100で接続された多数のクライアント10〜1nとで構成されている。システムサーバ3は、顧客印鑑データを格納する印鑑データベースファイル6と、移出処理する移出アプリケーションプログラム5とを有する。
【0029】
多数のクライアント10〜1nは、例えば、A金融機関の各店舗に設けられ、店番号と口座番号をキーにし、印鑑データベースファイル6の印鑑データを参照し、照合する。
【0030】
一方、移管先電子印鑑システム2は、システムサーバ4と、これにネットワーク102で接続された多数のクライアント20〜2nとで構成されている。システムサーバ4は、顧客印鑑データを格納する印鑑データベースファイル8と、移入処理する移入アプリケーションプログラム7とを有する。
【0031】
多数のクライアント20〜2nは、例えば、B金融機関の各店舗に設けられ、店番号と口座番号をキーにし、印鑑データベースファイル8の印鑑データを参照し、照合する。
【0032】
移管のため、移管元サーバ3と、移管先サーバ4とが、ネットワーク104を介し中間サーバ9に接続される。又、移管元サーバ3には、移管対象番号データを格納した媒体を読み取る媒体読取装置110が接続される。
【0033】
次に、移管処理の概要を説明する。図2は、移管処理の説明図である。図2の電子印鑑データベース6は、図3に示すように、店番毎に区画されたデータベースを所有する。この店番毎の区画内部は、口座番号を示す口座番号部と、口座番号に示す口座の付帯情報(例えば、口座の有効/無効)を格納する口座付帯情報部と、その口座番号の印鑑イメージを独自の圧縮形式で格納する印鑑データ部と、印鑑の付帯情報(例えば、印鑑の有効/無効)を格納する印鑑付帯情報部とで構成される。
【0034】
図2の移出アプリケーションプログラム5は、図4に示す、予め用意した移管元口座番号と移管先口座番号を1セットの1レコードとした番号データファイルを、図1の媒体読取装置110から読み込み、その番号データをもとに、電子印鑑データベース6から対象となる移管元口座の顧客印鑑データを抽出して、対象データファイル60を作成する。
【0035】
次に、対象データファイル60の対象口座の顧客印鑑データを、オープンな共通フォーマット形式の受渡しファイル62に変換する。図6は、共通フォーマット形式の受渡しファイル62の構成図であり、ファイル名を、移管元店番−移管先店番.拡張子で定義し、各口座に対し、口座情報部と、各印鑑の印鑑情報部と格納する。
【0036】
口座情報部は、移管元口座番号、移管先口座番号、印鑑情報格納件数、口座付帯情報1〜4で構成される。又、印鑑情報部は、印鑑番号と、印鑑番号内での印鑑の世代と、印鑑の付帯情報1〜4、印鑑のイメージデータで構成される。この印鑑のイメージデータとして、前述の変換で、独自の圧縮形式から汎用形式(TIFF等)に変換されたものが格納される。
【0037】
そして、図5に示す、作成された受渡しファイル62のファイル名を格納するリストファイル63を作成する。更に、移出アプリケーションプログラム5は、作成された受渡しファイル62とリストファイル63を、中間サーバ9に転送する。
【0038】
次に、移管先サーバ4は、移入アプリケーションプログラム7を実行して、受渡しファイル62をもとに、自己の電子印鑑データベース8に、顧客データを移入する。移入アプリケーションプログラム7は、図3と同様に、店番毎に区画されたデータベースを所有する電子印鑑データベースシステム8に、図5及び図6に記述した構造を有する受渡しファイル62及びリストファイル63をもとに、顧客印鑑データを格納する移入作業を実施する。
【0039】
即ち、中間サーバ9からリストファイル63と受渡しファイル62を集信し、リストファイル63を参照して、受渡しファイル62のファイル名を認識する。そして、その認識したファイル名に付与された移管先店番で、データを移入する移管先店番区画を判断し、且つ受渡しファイル62の共通フォーマット形式を自己のフォーマット形式に変換したファイル80を作成する。そして、自己の電子印鑑データベース8のその移管先店番区画に、移入対象の変換された顧客データを格納する。ここで、後述するように、ファイルのフォーマットは、自己のフォーマット形式に、印鑑イメージデータは、汎用形式から自己の圧縮形式に変換される。
【0040】
次に、前述の画像ファイル(印鑑ファイル)の移出処理と移入処理を詳細に説明する。
【0041】
[画像ファイル移出処理]
先ず、図3に示すような一般的な既存の電子印鑑データベースを所有する電子印鑑データベースシステムを例に、対象データの抽出を行なう移出処理を説明する。図7は、図2の移出処理プログラムの処理フロー図、図8及び図9は、その動作説明図、図10は、図7の格納対象項目定義テーブルの構成図である。
【0042】
図8、図9、図10を参照して、図7の移出処理を説明する。
【0043】
(S10)移管元のシステムから対象データの抽出を行なうために、その対象データを特定する鍵となる口座番号が記述された番号データファイル(図4)が、予めフロッピーデイスク等の記憶媒体112に用意され、媒体読取装置110を介し番号データファイル(図4)を読み込む(図8参照)。その番号データを、移管元口座で、昇順ソートする。
【0044】
(S12)ソート結果から移管元対象となる店番を特定し、当該店番区画ごとに、印鑑データベース6から抽出し、移管元店番区画ファイル68を作成する。そして、この移管元店番区画ファイル68を、口座番号順にソートする。
【0045】
(S14)この後、対象データの共通フォーマット作成を行う。即ち、番号データファイル(図4)の1つ移管元口座番号を取り出し、口座番号順にソートされた移管元店番区画ファイル68の移管元口座番号と比較する。一致したものがない場合には、ステップS22に進む。
【0046】
(S16)一致した口座番号があると、図3の移管元口座番号の印鑑データを、図6の共通フォーマット形式の口座単位のファイルに変換する。そして、そのファイル名(図6の移管元店番―移管先店番)を作成し、図5のリストファイル63を参照する。
【0047】
(S18)リストファイル63に、そのファイル名が存在する場合には、その共通フォーマットファイル(図6)に追記する。一方、リストファイル63に、そのファイル名が存在しない場合には、そのファイル名の共通フォーマットファイル(図6)を新規に作成する。
【0048】
(S20)次に、図10の格納対象項目定義テーブルを参照する。この格納対象項目参照テーブルは、移管元で出力(格納)すべき(してよい)項目を、ON/OFFのフラグで定義する。共通フォーマットのファイルから格納対象項目定義テーブルで定義された対象項目を抽出し、受渡し形式ファイル62に出力する。
この受渡し形式ファイル62に出力する際には、一致した番号データファイル(図4)の移管元口座番号と対になる移管先口座番号を付与して格納する。
【0049】
(S22)番号データファイル(図4)の全ての移管元口座番号について、共通フォーマット作成を終了したかを判定する。終了していないと、ステップS14に戻り、次の移管元口座番号の共通フォーマット作成を行う。一方、終了していると、共通フォーマット作成を終了する。
【0050】
そして、図8に示すように、作成した受渡しファイル62とリストファイル63を、中間サーバ9に転送する。中間サーバ9は、この受渡しファイル62とリストファイル63を格納する。
【0051】
このように、移出処理により、印鑑データベース6の対象印鑑データが、抽出され、移管元口座番号と移管先口座番号で定義されたフォーマット(項目形式及び汎用形式の印鑑イメージ、署名イメージ)に変換される。また、番号データファイル内のレコードが示す店番を元に、移管元店番区画を取り出すため、移管元店番単位の受渡しファイルを容易に作成できる。
【0052】
更に、移管元店番区画を口座番号順にソートし、移管元口座番号と比較するため、高速に対象口座番号データを抽出でき、共通フォーマットファイルを高速に作成できる。
【0053】
[画像ファイル移入処理]
次に、図5及び図6に示すようなリストファイル63と、受渡しファイル62を例に、対象データを電子印鑑データベースに格納する移入処理を説明する。図11は、図2の移入処理プログラムの処理フロー図、図12及び図13は、その動作説明図、図14は、受渡しファイルから自社データベース構造への変換例の説明図である。
【0054】
図12、図13、図14を参照して、図11の移入処理を説明する。
【0055】
(S30)移管元から提供されたリストファイル63と受渡しファイル62とを中間サーバ9から読み出し、格納する(図12参照)。リストファイル63を参照して、移入する顧客データが格納された受渡しファイルのファイル名を獲得し、獲得したファイル名により受渡しファイル62を読み込む。そして、受渡しファイル62を、移管先口座番号順にソートする。
【0056】
(S32)次に、中間ファイルの作成を行う。移管先口座番号順にソートされた受渡しファイルの共通フォーマット形式の各口座番号のデータを抽出する。
【0057】
(S34)抽出した口座番号に対し、図10の格納対象項目定義テーブルを参照する。この格納対象項目参照テーブルは、移管先で格納すべき項目を、ON/OFFのフラグで定義する。この共通フォーマットのファイルから格納対象項目定義テーブルで定義された対象項目を抽出し、中間ファイル84に出力する。この時、読込んだイメージデータ等を自社形式に変換して、中間ファイル84を作成する(図12、図13参照)。図14は、その変換例であり、例えば、SJISコード系の受渡しファイルを、EUCコード系に変換し、且つ西暦を和暦に変換し、汎用圧縮形式(TIFF)の印鑑イメージ等を、独自圧縮形式の印鑑イメージに変換する。更に、自社データベースに必要な項目を格納する。
【0058】
(S36)全ての移管先口座番号について、中間ファイル84の作成を終了したかを判定する。終了していないと、ステップS32に戻り、次の移管先口座番号の中間ファイルの作成を行う。一方、終了していると、中間ファイル38の作成を終了する。
【0059】
(S38)受渡しファイル62のファイル名に付与される移管先店番により移管先店番区画をダイレクトに特定し、印鑑データベース8から移管先の店番区画82を吸い上げ、その移管先店番区画82のデータ+中間ファイル84のデータである合成ファイル86を作成する。
【0060】
(S40)この合成ファイル86を、印鑑データベース8の移管先店番区画に格納する。
【0061】
(S42)全ての受渡しファイル62の移入処理を終了したかを判定する。終了していない場合には、ステップS30に戻り、終了している場合には、移入処理を終了する。
【0062】
このように、移入処理により、共通フォーマット形式の受渡しファイルの対象印鑑データが、抽出され、移管先口座番号で定義されたフォーマット(項目形式及び汎用形式の印鑑イメージ、署名イメージ)に変換される。また、受渡しファイル名から移管先店番区画を取り出すため、移管先店番単位の処理を行うことができる。
【0063】
更に、移管先口座番号順にソートし、移管先口座番号と比較するため、高速に共通フォーマットファイルから中間ファイルを高速に作成できる。異なる電子印鑑データベースシステム間の顧客データの移管が可能となる。
【0064】
このように、共通フォーマットとして定義するリストファイル及び受渡しファイルを介在させた移管処理方式を対応することにより、移管元で自己のデータベースより対象データを抜出して共通フォーマット形式に出力するので、移管先のシステムでは異なる相手のデータベース構造を意識する必要が無くなる。
【0065】
又、移管元で抽出した対象データに移管先の口座番号を付与するので移管先のシステムにて改めて口座番号を割り振る必要がない。更に、移管元で作成した受渡しファイル名に移管元店番及び移管先店番が付与されるため、移管先のシステムでは、ファイル名を参照するだけで印鑑データベース内の移管先店番区画を認識できる。
【0066】
更に、移管元で作成した受渡しファイル名に移管元店番及び移管先店番が付与されるため、移管する顧客データが何れの店番内のデータから何れの店番に移管するデータかが明瞭である。これにより、移管先の移入処理が全体的に簡素化される。
【0067】
[移管後の整合性チエック処理]
次に、相互に受渡されたデータを格納後に、特に格納したイメージデータの妥当性をチエックする方法を説明する。即ち、イメージデータにおいては、各メーカーともに独自の圧縮方式をもちいて管理している場合が多々あり、その技術については各メーカーとも独自技術として保護すべきものと認識している。したがって、同業他社に対してこれらの技術を開示しあう傾向はなく、生データを提供することはまず有り得ない。
【0068】
そのため、前述のように、共通フォーマット形式に格納するイメージデータを汎用的な圧縮方式に変換して格納する方法を提案した。この方式により、メーカーの独自技術を保護した上でのデータ受渡しが可能となるが、イメージの生データを汎用的な圧縮形式に一旦変換して受渡し、さらに移入側にて独自形式に変換して格納するため、データの変換が2回介在することになる。
【0069】
この点で、データの劣化が発生していないかを検証する手段を求められると予測されるため、異なるメーカー間でデータの移管を実施後、移管結果の妥当性を検証する方式を、図15及び図16で説明する。
【0070】
図15に示すように、移管元サーバ3では、作成した受渡しファイル62−1及びリストファイル63−1をバックアップしておく。一方、移管先サーバ4では、受け渡されたファイル62を元に自システムに移管データを格納する。その格納が完了後に、差し戻し口座番号を抽出し、印鑑データベース8から移管先データベース6から格納したデータの差し戻し抽出を実施して、受渡しファイル(以降、差し戻しファイル88と記す)を作成する。作成した差し戻しファイル88を中間サーバ9に転送し、移管先サーバ4の作業を終了する。
【0071】
この差し戻しファイル88には、前述の図14で説明した自社データベース形式から共通フォーマット形式に変換した口座データを含む。
【0072】
次に、検証作業を実施するため、図16に示すように、移管元サーバ3が、中間サーバ9から差し戻しファイル88を獲得し、獲得した差し戻しファイル88とバックアップデータ(受渡しファイル62−1及びリストファイル63−1)とを比較して、整合性をチエックする。
【0073】
これにより、フォーマット形式が異なっても、且つ互いのフォーマットを開示することなく、移管の結果を検証することが可能となる。
【0074】
[他の実施の形態]
画像データベースとして、前述の実施の形態では、図1のような印鑑データベース例に、説明したが、署名データベースや他の画像コンテンツのデータベースに適用できる。
【0075】
又、中間サーバを介在しているが、これを光デイスク、磁気デイスク、磁気テープ等の可搬性のある記憶媒体を使用しても良い。
【0076】
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、本発明は、種々の変形が可能であり、本発明の範囲からこれらを排除するものではない。
【0077】
(付記1)第1のフォーマット形式で構成された第1の画像ファイルを格納する第1の画像データベースシステムから第2のフォーマット形式で構成された第2の画像ファイルを格納する第2の画像データベースシステムへ前記第1の画像ファイルを移管する画像データベースの移管方法において、前記第1の画像データベースシステムから移管対象となる前記第1の画像ファイルを抽出するステップと、前記抽出された画像ファイルを共通フォーマットの画像ファイルに変換するステップと、前記変換された画像ファイルを前記第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換するステップと、前記第2のフォーマット形式の画像ファイルを前記第2の画像データベースシステムに格納するステップとを有することを特徴とする画像データベースの移管方法。
【0078】
(付記2)前記共通フォーマットの画像ファイルに変換するステップは、第1の圧縮方式で圧縮された画像ファイルを、共通の形式の画像ファイルに変換するステップからなり、前記第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換するステップは、前記共通の形式の画像ファイルを第2の圧縮方式の画像ファイルに変換するステップからなることを特徴とする付記1の画像データベースの移管方法。
【0079】
(付記3)前記第1の画像データベースの前記第1の画像ファイルは、前記第1の圧縮方式で圧縮された印鑑イメージを格納する印鑑ファイルであり、前記第2の画像データベースの前記第2の画像ファイルは、前記第2の圧縮方式で圧縮された印鑑イメージを格納する印鑑ファイルであることを特徴とする付記2の画像データベースの移管方法。
【0080】
(付記4)前記共通フォーマットに変換された画像ファイルを、前記第1の画像データベースシステムから中間サーバに転送するステップと、前記中間サーバの前記共通フォーマットに変換された画像ファイルを第2の画像データベースシステムが読み出すステップとを更に有することを特徴とする付記1の画像データベースの移管方法。
【0081】
(付記5)前記抽出ステップは、移管対象とされた画像ファイル名のリストを読み込むステップと、読み込んだ画像ファイル名で、前記第1の画像データベースシステムを検索して、前記対象となる画像ファイルを抽出するステップとからなることを特徴とする付記1の画像データベースの移管方法。
【0082】
(付記6)前記第2の画像データベースシステムに格納された前記第2のフォーマット形式の画像ファイルを前記共通フォーマットの画像ファイルに逆変換するステップと、前記逆変換された画像ファイルと、前記第1の画像データベースシステムの前記共通フォーマットの画像ファイルと照合するステップとを更に有することを特徴とする付記1の画像データベースの移管方法。
【0083】
(付記7)第1のフォーマット形式で構成された第1の画像ファイルを格納する第1の画像データベースシステムから第2のフォーマット形式で構成された第2の画像ファイルを格納する第2の画像データベースシステムへ前記第1の画像ファイルを移管する画像データベースの移管システムにおいて、前記第1の画像データベースシステムから移管対象となる前記第1の画像ファイルを抽出し、前記抽出された画像ファイルを共通フォーマットの画像ファイルに変換する第1のサーバと、前記変換された画像ファイルを前記第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換し、前記第2のフォーマット形式の画像ファイルを前記第2の画像データベースシステムに格納する第2のサーバとを有することを特徴とする画像データベースの移管システム。
【0084】
(付記8)前記第1のサーバは、第1の圧縮方式で圧縮された画像ファイルを、共通の形式の画像ファイルに変換し、前記第2のサーバは、前記共通の形式の画像ファイルを第2の圧縮方式の画像ファイルに変換することを特徴とする付記7の画像データベースの移管システム。
【0085】
(付記9)前記第1の画像データベースの前記第1の画像ファイルは、前記第1の圧縮方式で圧縮された印鑑イメージを格納する印鑑ファイルであり、前記第2の画像データベースの前記第2の画像ファイルは、前記第2の圧縮方式で圧縮された印鑑イメージを格納する印鑑ファイルであることを特徴とする付記8の画像データベースの移管システム。
【0086】
(付記10)前記第1のサーバから転送された前記共通フォーマットに変換された画像ファイルを格納し、前記格納した共通フォーマットに変換された画像ファイルを第2の画像データベースシステムに転送する中間サーバを更に有することを特徴とする付記7の画像データベースの移管システム。
【0087】
(付記11)前記第1のサーバは、移管対象とされた画像ファイル名のリストを読み込み、読み込んだ画像ファイル名で、前記第1の画像データベースシステムを検索して、前記対象となる画像ファイルを抽出することを特徴とする付記7の画像データベースの移管システム。
【0088】
(付記12)前記第2のサーバが、前記第2の画像データベースシステムに格納された前記第2のフォーマット形式の画像ファイルを前記共通フォーマットの画像ファイルに逆変換し、前記第1のサーバが、前記逆変換された画像ファイルと、前記第1の画像データベースシステムの前記共通フォーマットの画像ファイルと照合することを特徴とする付記7の画像データベースの移管システム。
【0089】
【発明の効果】
このように、本発明では、システム間の画像ファイルの移管を、共通フォーマットとして定義する受渡しファイルを介在させ共通フォーマット形式に出力し、移管先のシステムでは、移管先の格納対象項目を定義した参照テーブルに従い、抽出した画像ファイルから、格納対象項目を抽出し、移管先ファイル名で定義された第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換するので、異なる相手のデータベース構造を意識する必要が無く、移管を実行できる。又、移管元で、抽出された移管元ファイル名の項目データと画像データとを有する第1の画像ファイルを、前記移管元ファイル名と前記第2の画像データベースの移管先ファイル名とで定義された共通フォーマットに変換し、移管元ファイル名と移管先ファイル名とを組み合わせたファイル名で共通フォーマットの画像ファイルを格納する受け渡しファイルと、移管元ファイル名と移管先ファイル名とを組み合わせたファイル名を格納するリストファイルとを作成するので、移管先では、リストファイルのファイル名で、受け渡しファイルから、共通フォーマットの画像ファイルを特定し、移管先ファイル名で定義された第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換することができ、移管先で、容易に対象データを抜き出すことができ、且つ改めてファイル名を割り振る必要なく、第2のデータベースに対象画像ファイルを格納できる。更に、移管元ファイル名と移管先ファイル名とを組み合わせたファイル名を割り振るため、異なるシステム間で必要な情報のみを互いに公開して、共通フォーマットの画像ファイルに変換し、移管しても、問題が生じた場合に、移管元、移管先で、変換後のファイルの検証が可能となる。更に、圧縮方式を独自に所有するシステム間での画像ファイルの移管が容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子画像データベース移管システムの構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態の電子画像データベース移管処理の説明図である。
【図3】図2の電子画像データベースの構成図である。
【図4】図2の移管番号ファイルの構成図である。
【図5】図2のリストファイルの構成図である。
【図6】図2の受渡しファイルの構成図である。
【図7】本発明の一実施の形態の移出処理フロー図である。
【図8】図7の移出処理の動作説明図である。
【図9】図7の移出処理のファイルの関係図である。
【図10】図7の格納対象項目定義テーブルの構成図である。
【図11】本発明の一実施の形態の移入処理フロー図である。
【図12】図11の移入処理の動作説明図である。
【図13】図11の移入処理のファイルの関係図である。
【図14】図11の移入処理のフォーマット変換例の説明図である。
【図15】本発明の一実施の形態の移管検証処理の説明図である。
【図16】図15の検証処理の説明図である。
【符号の説明】
1 第1の電子印鑑データベースシステム
2 第2の電子印鑑データベースシステム
3、4 システムサーバ
5 移出アプリケーションプログラム
6 第1の印鑑データベース
7 移入アプリケーションプログラム
8 第2の印鑑データベース
9 中間サーバ
10〜1n,20〜2n クライアント

Claims (4)

  1. 第1のフォーマット形式で構成された第1の画像ファイルを格納する第1の画像データベースシステムから第2のフォーマット形式で構成された第2の画像ファイルを格納する第2の画像データベースシステムへ前記第1の画像ファイルを移管する画像データベースの移管方法において、
    前記第1の画像データベースシステムから移管対象となる前記第1の画像ファイルを抽出するステップと、
    前記抽出された画像ファイルを共通フォーマットの画像ファイルに変換する第1の変換ステップと、
    前記変換された画像ファイルを前記第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換する第2の変換ステップと、
    前記第2のフォーマット形式の画像ファイルを前記第2の画像データベースシステムに格納するステップとを有し、
    前記第1の変換ステップは、
    前記抽出された移管元ファイル名の項目データと画像データとを有する第1の画像ファイルの第1の圧縮方式で圧縮された前記画像データを、共通の形式の画像データに変換して、前記移管元ファイル名と前記第2の画像データベースの移管先ファイル名とで定義された共通フォーマットに、変換し、前記移管元ファイル名と前記移管先ファイル名とを組み合わせたファイル名で前記共通フォーマットの画像ファイルを格納する受け渡しファイルと、前記移管元ファイル名と前記移管先ファイル名とを組み合わせたファイル名を格納するリストファイルを作成するステップを有し、
    前記第2の変換ステップは、
    前記リストファイルの前記ファイル名で、前記受け渡しファイルから、前記共通フォーマットの画像ファイルを抽出し、前記移管先の格納対象項目を定義した参照テーブルに従い、前記抽出した画像ファイルから、前記格納対象項目を抽出し、前記共通の形式の画像データを第2の圧縮方式の画像データに変換して、前記移管先ファイル名で定義された前記第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換するステップを有する
    ことを特徴とする画像データベースの移管方法。
  2. 前記第1の画像データベースの前記第1の画像ファイルは、
    前記第1の圧縮方式で圧縮された印鑑イメージを格納する印鑑ファイルであり、
    前記第2の画像データベースの前記第2の画像ファイルは、
    前記第2の圧縮方式で圧縮された印鑑イメージを格納する印鑑ファイルである
    ことを特徴とする請求項の画像データベースの移管方法。
  3. 前記第2の画像データベースシステムに格納された前記第2のフォーマット形式の画像ファイルを前記共通フォーマットの画像ファイルに逆変換するステップと、
    前記逆変換された画像ファイルと、前記第1の画像データベースシステムの前記共通フォーマットの画像ファイルと照合するステップとを更に有する
    ことを特徴とする請求項1の画像データベースの移管方法。
  4. 第1のフォーマット形式で構成された第1の画像ファイルを格納する第1の画像データベースシステムから第2のフォーマット形式で構成された第2の画像ファイルを格納する第2の画像データベースシステムへ前記第1の画像ファイルを移管する画像データベースの移管システムにおいて、
    前記第1の画像データベースシステムから移管対象となる前記第1の画像ファイルを抽出し、前記抽出された画像ファイルを共通フォーマットの画像ファイルに変換する第1のサーバと、
    前記変換された画像ファイルを前記第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換し、前記第2のフォーマット形式の画像ファイルを前記第2の画像データベースシステムに格納する第2のサーバとを有し、
    前記第1のサーバは、前記抽出された移管元ファイル名の項目データと画像データとを有する第1の画像ファイルの第1の圧縮方式で圧縮された前記画像データを、共通の形式の画像データに変換して、前記移管元ファイル名と前記第2の画像データベースの移管先ファイル名とで定義された共通フォーマットに、変換し、前記移管元ファイル名と前記移管先ファイル名とを組み合わせたファイル名で前記共通フォーマットの画像ファイルを格納する受け渡しファイルと、前記移管元ファイル名と前記移管先ファイル名とを組み合わせたファイル名を格納するリストファイルを作成し、
    前記第2のサーバは、前記受け渡しファイルと前記リストファイルとを受領し、前記リストファイルの前記ファイル名で、前記受け渡しファイルから、前記共通フォーマットの画像ファイルを抽出し、前記移管先の格納対象項目を定義した参照テーブルに従い、前記抽出した画像ファイルから、前記格納対象項目を抽出し、前記共通の形式の画像データを第2の圧縮方式の画像データに変換して、前記移管先ファイル名で定義された前記第2のフォーマット形式の画像ファイルに変換する
    ことを特徴とする画像データベースの移管システム。
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