JP2005010545A - 透過型スクリーン及びそれを用いた背面投写型映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レンチキュラーレンズシート(20)と前面板(30)の入射側面との間に、光拡散材を分散させることにより光拡散機能を持たせた第1粘着層(35)を設け、これによりレンチキュラーレンズシート(20)と前面板(30)とを結合する。更に、該前面板(30)の出射側面とARフィルム(40)との間に、光拡散材を分散させることにより光拡散機能を持たせた第2粘着層(36)を配置し、これにより前面板(30)とARフィルム(40)と結合し一体化する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像表示素子の表示映像が拡大投写される透過型スクリーン、及びそれを用いた背面投写型映像表示装置(以下、単にPTVと呼ぶ)に関する。
【0002】
【従来の技術】
PTV用の透過型スクリーンにおいて、水平及び垂直方向に視野角を広げるために、粒子状の光拡散材が分散された光拡散層を設けることが一般的に知られている。映像表示素子として液晶パネルやマイクロミラーパネル等の固定画素デバイスを用いたPTVでは、投写瞳の径が小さい投写レンズが使用されるため、上記光拡散層内の拡散材と光との干渉によって生じる「ちらつき」であるシンチレーション妨害(スペックル妨害ともいう)、あるいはホットバー(レンチキュラーレンズの配列方向に縞状に明るく見える現象)が発生する。このような現象の発生、及びそれを低減するための構成に関しては、例えば下記特許文献1、2に記載されている。
【0003】
特許文献1の図1は、上記シンチレーション妨害或いはホットバーを低減するために、フレネルレンズが光出射面に形成されたフレネルレンズシートレンチに光拡散層を設け、かつキュラーレンズが光入射側に形成されたレンチキュラーレンズシートの光出射側に、前面板として透明樹脂基板を配置し、この透明樹脂基板の光射出側に光拡散材の分散濃度が異なる2層以上の光拡散層を積層することを開示している。また、特許文献2の図1は、レンチキュラーレンズシートの光出射側に配置される前面板である樹脂層の、光入射側と光出射側にそれぞれ光拡散層を積層することを開示している。
【0004】
【特許文献1】特開2002−236319号公報(図1)
【特許文献2】特開平10−301208号公報(図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
透過型スクリーンに表示される映像を高精細化するためには、レンチキュラーレンズのレンズピッチを小さくする必要がある。レンズピッチを小さくすると、レンチキュラーレンズシートの厚さを薄くする必要があるためその機械的強度が低下する。これを防止するため、レンチキュラーレンズシートと前面板と結合して一体化することによって機械的強度を向上することが行われている。特許文献1及び2では、レンチキュラーシートと前面板とを結合して一体化し、更に2つの光拡散層をその一体化シートに結合することによって、機械的強度を向上しつつ視野角を広げてシンチレーション妨害或いはホットバンド等を低減している。しかしながら、特許文献1及び2では、レンチキュラーレンズシート、前面板及び2つの光拡散層の、少なくとも4つのシートを接着剤などで互いに結合して一体化しているため、構造が複雑となり低コスト化が困難となる。
【0006】
また、上記4つのシートをそれぞれ接着剤等で結合しているため、その4つのシート相互間(境界)に接着層が新たに形成されることになる。従って、例えば特許文献2においては、レンチキュラーレンズシートと接着層、接着層と第1の光拡散層、第1の光拡散層と接着層、接着層と前面板(樹脂層)、前面板と接着層、接着層と第2の光拡散層の、6つの界面が存在する。このように界面の数が多くなると、その界面における光反射が総合的に大きくなるため、反射損失が大きくなり、更にはコントラストの低下にもつながる。接着層(接着剤)の屈折率がレンチキュラーレンズシート、前面板もしくは光拡散層の基材の屈折率との相違が大きい場合に上記問題が顕著となる。
【0007】
従って、視野角を向上しつつシンチレーション妨害等を低減するために、2以上の光拡散層を前面板とともにレンチキュラーシートと一体化する場合には、構造を簡単にし、かつ反射損失の増加やコントラストの低下を防止することが望ましい。
【0008】
また、特許文献1では、フレネルレンズシートとレンチキュラーレンズシートのそれぞれに光拡散層を設けている。このレンチキュラーレンズシートとフレネルレンズシートは、スクリーン枠体に保持固定される。この場合において、周囲の温度・湿度変化に対する各構成部材の伸び縮みの大きさが異なることなどに起因して、各シート間に隙間が生じることがある。この隙間が生じると、フレネルレンズシートもしくはレンチキュラーレンズシートの面の各位置における光拡散材の距離が変わり、スクリーン画面内で解像度低下(ボケ)が生じる恐れがある。
【0009】
本発明は、上記課題を鑑みて成されたものである。そして本発明の第1の目的は、視野角を広げつつ簡単な構成でレンチキュラーシートの強度を向上可能にすることにある。また本発明の第2の目的は、反射損失の増加やコントラストの低下を防止しつつ、簡単な構成でレンチキュラーシートの強度を向上するとともにシンチレーション妨害を低減可能にすることにある。また本発明の第3の目的は、周囲の温度・湿度変化に対する各構成部材の伸縮に起因して生じる解像度低下を低減可能にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するための、本発明に係る透過型スクリーンは、レンチキュラーレンズシートと該前面板とを互いに結合するための結合層(粘着層)を設け、この粘着層の内部に光を拡散するための光拡散材を分散することによって、当該粘着層を光拡散層として構成したことを特徴とするものである。
【0011】
このような構成によれば、粘着層を、光拡散作用を有する光拡散層として用いることが可能となる(つまり、本発明は、レンチキュラーシートと前面板とを一体化するための粘着層と、光を拡散するための光拡散層とを兼用している)。このため、光拡散層とは別に接着剤などの結合部材を用いて、レンチキュラーレンズシート、全面板及び光拡散層を結合する必要が無いので、視野角を広げつつ一体化の構成を簡単にすることができ、コストダウンが図れる。また、一体化の際に光拡散層とは別の接着剤等を使用しないため、レンチキュラーレンズシート、前面板及び光拡散層の間に接着層が形成されない。従って、新たに接着層が形成されることによって発生する界面反射の増大を防ぐことができる。
【0012】
また上記第2の目的を達成するための、本発明に係る透過型スクリーンは、レンチキュラーレンズシートと前面板との間に光拡散機能を持つ第1の粘着層を、前面板の光出射側に光拡散機能を持つ第2の粘着層をそれぞれ配置し、少なくとも第1の粘着層でレンチキュラーレンズシートと前面板とを互いに結合したことを特徴とするものである。
【0013】
このよう構成によれば、拡散機能を有する第1及び第2の粘着層とが、前面板を介して距離をおいて配設されているために、拡散範囲が広がって拡散効果が大きくなり、前記したシンチレーション妨害を低減することができる。また、本発明では、上記第1及び第2の粘着層を、それぞれ第1及び第2の拡散層として使用しているため、レンチキュラーレンズシートと前面板、更には反射防止フィルムを結合して一体化する際に、新たに接着剤などを使用する必要が無い。よって、一体化にかかる構成が簡単となりコストダウンを図ることができる。更に、上述したように、シートの一体化の際に新たに接着剤等を使用する必要が無いため、レンチキュラーレンズシート、前面板、第1及び第2の光拡散層の相互間に接着層が形成されない。従って、一体化されたシートにおける界面の数を低減できる(特許文献1では界面が6枚であるのに対し、本発明では界面が3枚)ので、界面反射を低減して反射損失の増加やコントラストの低下を防止できる。
【0014】
更にまた、本発明では、2つの光拡散層が前面板を介してその両面に配設されている。このため、周囲の温度・湿度変化に伴う各シートの伸縮に起因して、各構成部材の間に隙間が生じても、第1の光拡散層と該第2の光拡散層は前面板と同様に変形する。よって、上記シートの伸縮が発生した場合でも、第1の光拡散層と第2の光拡散層との間の距離は、スクリーン面の各点において略同じであるため、解像度低下を低減することができる。従って、この構成によれば、上記第3の目的をも達成することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、全図において、同一機能を有する部分には同一符号を付し、一度説明したものについては、煩雑さを避けるために、その繰り返した説明を省略する。
【0016】
図1は本発明にかかる透過型スクリーンの一実施形態を示す模式図で、水平方向断面を垂直方向から見た図であり、図2はその分解斜視図である。図1,図2において、本発明の透過型スクリーンは投写光側、すなわち光学像の進行方向に従って順に、フレネルレンズシート10、レンチキュラーレンズシート20、第1粘着層(第1の光拡散層)35、前面板30、第2粘着層(第2の光拡散層)36、そしてARフィルム40が配置されている。
【0017】
フレネルレンズシート10は、その光出射側に同心円状のフレネルレンズ11が形成されている。レンチキュラーレンズシート20は、その投写光(光入射)側に、水平方向に視野角を広げるための、画面垂直方向に延びる縦長のシリンドルカルレンズであるレンチキュラーレンズ21が、画面水平方向に連続して複数配列されている。一方、レンチキュラーレンズシート20の光出射側には、複数のレンチキュラーレンズ21それぞれの焦点位置(集光部)に、平面状の光透過部が形成される。更に、複数のレンチキュラーレンズ21同士の境界部に対応する位置(非集光部)に、外光を吸収してコントラストを向上するための、黒色の遮光層(ブラックストライプ)22が形成されている。上記光透過部と遮光層は、レンチキュラーレンズ20の光出射面において、画面水平方向に交互に配列されている。前面板30は、レンチキュラーレンズシート20を保護する厚さ2〜3mmの透光性樹脂で構成される保護板である。ARフィルム40は観察者側からの外光の映り込みを防止する反射防止膜を施したフィルムである。第1粘着層(第1の拡散層と呼ぶ場合もある)35は、レンチキュラーレンズシート20と前面板30を接着固定して両者を結合するためのものであり、粘着性を有する材質により構成される。一方、第2粘着層(第2の拡散層と呼ぶ場合もある)36は、前面板30とARフィルム40とを接着固定して両者を結合するためのものであり、これも同様に、粘着性を有する材質により構成される。レンチキュラーレンズシート20と前面板30、及び前面板30とARフィルム40とは、それぞれ第1粘着層35及び第2粘着層36よって当該境界面において空気が排除されるように結合される。尚、第1及び第2粘着層の各々の層厚は、本実施形態においては、100μm以下としている。
【0018】
レンチキュラーレンズシート20と前面板30との間に位置する第1粘着層35、および前面板30とARフィルム40の間に位置する第2粘着層36は、それぞれ、光拡散材である微粒子がその全体にわたって分散されており、入射した投写光を水平、垂直方向に拡散する光拡散機能を有している。このように、本実施形態では、光拡散機能を有する第1粘着層35と第2粘着層によって、レンチキュラーレンズシート20、前面板30及びARフィルム40とを接着固定して一体化している(このように一体化されたシートを、以下一体化シートと呼ぶ)。第1粘着層35と第2粘着層36との間の距離は前面板30の厚さ(約2〜3mm)に等しい。
【0019】
透過型スクリーン上の表示映像を高精細度化する場合、レンチキュラーレンズのレンズピッチは小さくなるとともに、レンチキュラーレンズシートの厚さも薄くなってその機械的強度が低下する。薄型レンチキュラーレンズシートの機械的強度を向上するために、レンチキュラーシートと前面板とを接着剤などで結合して一体化することが行われている。本実施形態では、光拡散機能を有する第1粘着層35及び第2粘着層を用いて一体化シートを構成することにより、レンチキュラーレンズシート20の機械的強度を向上させている。すなわち、本実施形態では、一体化シートを構成するための粘着層と、光を拡散するための光拡散層とを兼用する構成としている。このため、一体化シートを構成する際に、従来のように接着剤等を使用する必要が無く、光拡散層等を積層の必要がないため、一体化のための構造が簡単となりコストダウンを図れる。更に、本実施形態では、光拡散機能を有する第1及び第2粘着層35及び36とは別に、新たに接着剤等を使用する必要はがないため、レンチキュラーレンズシート20、前面板30、第1及び第2粘着層35及び36の相互間に接着層が形成されない。よって、一体化シートにおける界面の数を低減でき、界面反射を低減して反射損失の増加やコントラストの低下を防止できる。
【0020】
上記各粘着層に分散されている光拡散材の微粒子としては、例えば、酸化けい素,酸化アルミニウム,ガラス粉,炭酸カルシウム,雲母,方解石などの無機系材料や、アクリル樹脂,ポリカーボネート樹脂,フッ素樹脂などの有機系材料が挙げられる。所望の拡散特性に応じて、これら微粒子のうち1つまたは2以上を組み合わせて用いることができる。また、前面板の透光性樹脂としては、アクリル樹脂(PMMA),アクリル−スチレン共重合樹脂(MS樹脂),ポリカーボネート樹脂などの剛性があり、光線透過率の優れた樹脂板が使用できる。
【0021】
本発明による透過型スクリーンは上記のように構成されており、フレネルレンズシート10に入射した投写光はフレネルレンズ11で略平行光にされて、レンチキュラーレンズ21でレンチキュラーレンズシート20の出射側の略平坦部近傍に集光されて水平方向に拡散される。この拡散光は前面板30とARフィルム40を通って観察者側に出射されるが、この際、レンチキュラーレンズ21の集光部に近接する光拡散材が分散された第1粘着層で水平方向とともに垂直方向にも光拡散される。さらに、前面板30の厚さだけ離れた位置に設けられ、光拡散材が分散された第2粘着層で同様に光拡散されて、水平方向および垂直方向の視野角を広くしている。
【0022】
即ち、前記特許文献1の公知例と異なり、光拡散材が分散された第1粘着層35と第2粘着層36が距離をおいて配設されているために、拡散範囲が広がって拡散効果が大きくなり、前記したシンチレーション妨害(詳細は後述)を低減することができる。また、本発明では、フレネルレンズシート10に光拡散層を設けてないので、遮光層22における光のケラレ損失を無くすことができる効果も有する。
【0023】
さらに、この実施形態では、光拡散材が前面板30の両面にある粘着層35,36に分かれている。このため、スクリーン枠体に保持固定された、フレネルレンズシート10と一体化シートが周囲の温度・湿度変化に伴って伸縮する場合でも、解像度低下(ボケ)を防止できる。すなわち、上記周囲環境による伸縮量がフレネルレンズシート10と一体化シートとで異なることに起因して、各シート間に隙間が生じても、第1粘着層35と第2粘着層36は前面板30と同様に変形する。すなわち、上記のような伸縮が発生しても、スクリーン面の各点における第1粘着層35と第2粘着層36との間の距離は維持される。従って、第1粘着層35と第2粘着層36とにそれぞれ最適に分散されている光拡散材の距離は、上記伸縮が発生しても殆ど変化しないので、スクリーン画面内で解像度低下が生じる可能性を低減することができる。また、本実施形態の一体化シートは、従来のように光拡散材を含まない透光性樹脂基板上に光拡散材を含む樹脂層を積層して構成するものではないので、透光性樹脂基板をそのまま前面板として用いることができ、コストダウンを図ることができる。
【0024】
次にシンチレーション妨害について述べる。本出願人は、先に提案した特開平11−24169号公報の図12において、スクリーン(拡散面)から投写レンズの瞳を見込む角度をθ、シンチレーション妨害が生じる干渉範囲をD、光の波長をλ、Mを投写レンズの倍率、F値をFとすると、次式が成立することを述べている。
【0025】
θ=1/(FM) …(数1)
D≒λFM …(数2)
そして、このシンチレーション妨害の干渉範囲Dを、光拡散要素を付加して拡大することによって、シンチレーション妨害を平均化(空間フィルタ作用)してシンチレーション妨害を低減できること同公報において示した。
【0026】
この技術は、本発明にも同様に適用可能である。図3は第2粘着層による発散効果の説明図である。図3において、θ2は第2粘着層に分散されている光拡散材による発散半値角、tDは前面板30の厚さ、TDは第2粘着層による光拡散半値幅である。図3から明らかなように、光拡散半値幅TDは次式となる。
【0027】
TD=2tD・Tan(θ2/2)≒tDθ2 …(数3)
この光拡散半値幅TDが数2に示す干渉範囲Dより大きくなるようにすれば、すなわち下記数4を満足するようにすれば、シンチレーション妨害を低減することが可能となる。
【0028】
TD=tDθ2 > D=λFM …(数4)
本発明では、数4を満足するように、第2粘着層36の光拡散材の分散量、即ち発散半値角θ2を調整もしくは設定し、さらに前面板30の厚さtDを調整もしくは設定して、シンチレーション妨害を低減している。
【0029】
図4は、本発明による透過型スクリーンを用いた背面投写型映像表示装置を示す図である。図4において、背面投写型映像表示装置は、光源(図示せず)から照射される光を映像信号に応じて画素毎に光の濃淡に変える光強度変調を行い、光学像を形成する映像表示素子(図示せず)を含む投写装置200を備えている。この映像表示素子としては、例えば透過型、反射型の液晶パネルやマイクロミラーパネル等の固定画素表示デバイスが用いられる。投写装置200の映像表示素子の光学像は、投写レンズ201にて拡大投写され、背面ミラー300により透過型スクリーン100の方向に折り返される。この背面ミラー300により折り返された光学像は、透過型スクリーン100の背面に投写され、透過型スクリーン100の観視側に映像負が表示される。筐体400は、投写装置200、投写レンズ201及び背面ミラー300を収納し、その前面に透過型スクリーン100が嵌め込まれる。
【0030】
透過型スクリーン100に入射した投写映像光は、図1で示したように、フレネルレンズシート10で略平行光にされ、レンチキュラーレンズシート20で水平視野角を広げるために水平方向に発散される。さらに、前面板30の両面にそれぞれ配設された、第1粘着層35と第2粘着層36内に分散された光拡散材(微粒子)でランダムな方向に拡散されて、水平方向とともに垂直方向の視野角が広げられ、観察者側に出射される。
【0031】
透過型スクリーン100における視野角を広げる作用の拡散材が、透過型スクリーンの保護を行う前面板30の両側の粘着層35,36に分散されているので、従来のように前面板に拡散層を積層した構成と比べ、コストダウンを図ることができ、結果として背面投写型映像表示装置のコストダウンにつなげることができる。
【0032】
以上のように、本発明によれば、一体化シートを構成するための粘着層に光拡散機能を持たせているため、光拡散層とレンチキュラーレンズシート及び前面板とを一体化する際に、これらとは別の接着剤などを用いる必要が無い。従って、光拡散層を備えた一体化シートを構成することが簡単となり、コストダウンが図れる。また、上記一体化シートを、接着剤等による界面を増加させること無く構成できる。このため、界面反射の増大を防ぎ、コントラストの低下や反射損失の増加を防止して高画質にすることができる。このような効果は、シンチレーション妨害を低減するために2以上の光拡散層を用いる場合に、特に顕著となる。また、本発明によれば、周囲の温度・湿度変化によって発生する解像度低下が防止されるので、周囲環境が変化しても高画質を維持することが可能となる。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、低コスト化が可能なスクリーンを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る透過型スクリーンの位置実施形態を示す模式図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】第2粘着層による発散効果の説明図。
【図4】本発明に係る透過型スクリーンを用いた背面投写型映像表示装置を示す図。
【符号の説明】
10…フレネルレンズシート、11…フレネルレンズ、
20…レンチキュラーレンズシート、21…レンチキュラーレンズ、22…遮光層、
30…前面板、35…第1粘着層、36…第2粘着層、
40…ARフィルム、
100…透過型スクリーン、200…投写装置、201…投写レンズ、
300…背面ミラー、400…筐体
Claims (12)
- 背面投写型映像表示装置に用いられる透過型スクリーンにおいて、
光入射面に、画面垂直方向に延びるレンチキュラーレンズが画面水平方向に複数配列されたレンチキュラーレンズシートと、該レンチキュラーレンズの光出射側に配置された前面板と、前記レンチキュラーレンズシートと前記前面板との間に位置し、該レンチキュラーレンズシートと該前面板とを互いに結合するための結合層とを備え、
前記結合層は、その内部に光を拡散するための光拡散材を含んでなることを特徴とする透過型スクリーン。 - 前記レンチキュラーレンズシートの光出射面は、前記複数のレンチキュラーレンズそれぞれの焦点位置に配置された光透過部と、前記複数のレンチキュラーレンズ同士の境界部に対応する位置に配置され、光を吸収するための遮光層とが、画面水平方向に交互に配列されることを特徴とする請求項1に記載の透過型スクリーン。
- 映像表示素子の映像が拡大投写される透過型スクリーンにおいて、
光入射面に、画面垂直方向に延びるレンチキュラーレンズが画面水平方向に複数配列されたレンチキュラーレンズシートと、該レンチキュラーレンズの光出射側に配置された前面板と、前記レンチキュラーレンズシートと前記前面板との間に位置し、該レンチキュラーレンズシートと該前面板とを互いに結合するための第1の粘着層と、前記前面板の光出射側に位置し、該前面板と結合する第2の粘着層とを備え、
前記第1及び第2の粘着層のそれぞれに、光を拡散するための光拡散材を分散させることによって光拡散作用を持たせたことを特徴とする透過型スクリーン。 - 前記第2の粘着層の光出射側に、更に反射防止フィルムが配置され、前記第2の粘着層が前記前面板と前記反射防止フィルムとを互いに結合することを特徴とする請求項3に記載の透過型スクリーン。
- 前記映像表示素子は、光源からの光を映像信号に応じて画素毎に光の濃淡に変える光強度変調を行って光学像を形成するものであり、
前記レンチキュラーレンズシートの光出射面は、前記複数のレンチキュラーレンズそれぞれの焦点位置に配置された平面状の光透過部と、前記複数のレンチキュラーレンズ同士の境界部に対応する位置に配置され、光を吸収するための遮光層とが、画面水平方向に交互に配列されることを特徴とする請求項3に記載の透過型スクリーン。 - 光源と、該光源からの光を映像信号に応じて画素毎に光の濃淡に変える光強度変調を行って光学像を形成する映像表示素子と、該映像表示素子で形成された該光学像を拡大する投写レンズとを含む背面投写型映像表示装置に用いられ、前記投写レンズによって拡大された光学像がその背面から投写される透過型スクリーンにおいて、前記光学像の進行方向に沿って、順に、
(a)光出射面に同心円状のフレネルレンズが形成されたフレネルレンズシート、
(b)光入射面に、画面垂直方向に延びるレンチキュラーレンズが画面水平方向に複数配列され、光出射面に、前記複数のレンチキュラーレンズそれぞれの焦点位置に配置された平面状の光透過部と、前記複数のレンチキュラーレンズ同士の境界部に対応する位置に配置された遮光層とが、画面水平方向に交互に配列されたレンチキュラーレンズシート、
(c)内部に光を拡散するための光拡散材が分散された第1の粘着層、
(d)前面板、
(e)内部に光を拡散するための光拡散材が分散された第2の粘着層、
が配置されることを特徴とする透過型スクリーン。 - 前記第2の光拡散層の光出射側に、外光の反射を低減するための反射防止フィルムを更に配置し、前記第1の粘着層は、前記レンチキュラーレンズシートと前記前面板とを互いに結合し、第2の粘着層は、前記前面板と前記反射防止フィルムとを互いに結合することにより、前記レンチキュラーレンズシート、前面板、及び前記反射防止フィルムとを一体化することを特徴とする請求項6に記載の透過型スクリーン。
- 前記第1の粘着層と前記レンチキュラーレンズシートの光出射面、前記第1の粘着層と前記前面板、前記第2の粘着層と前記前面板、前記第2の粘着層と前記反射防止フィルムとの、それぞれの結合面において空気を排除するようにしたことを特徴とする請求項7に記載の透過型スクリーン。
- 前記第2の粘着層の光発散半値角θ2と前記前面板の厚みtDとの積:tD・θ2で与えられる光拡がり幅をTDとし、前記投写レンズのF値と倍率Mと光の波長λとの積:λ・F・Mで与えられる干渉範囲をDとしたとき、数4を満足するように形成されていることを特徴とする請求項6に記載の透過型スクリーン。
TD=tDθ2 > D=λFM …(数4) - 請求項1乃至9のいずれかに記載の透過型スクリーンを用いた背面投写型映像表示装置。
- 背面投写型映像表示装置において、
光源と、該光源からの光を映像信号に応じて画素毎に光の濃淡に変える光強度変調を行って光学像を形成する映像表示素子と、該映像表示素子で形成された該光学像を拡大投写する投写レンズと、該投写レンズからの光学像を折り返すミラーと、該ミラーにより折り返された光学像がその背面から投写されるで透過型スクリーンとを備え、前記透過型スクリーンは、前記光学像の進行方向に沿って順に、
(a)光出射面に同心円状のフレネルレンズが形成されたフレネルレンズシート、
(b)光入射面に、画面垂直方向に延びるレンチキュラーレンズが画面水平方向に複数配列され、光出射面に、前記複数のレンチキュラーレンズそれぞれの焦点位置に配置された平面状の光透過部と、前記複数のレンチキュラーレンズ同士の境界部に対応する位置に配置された遮光層とが、画面水平方向に交互に配列されたレンチキュラーレンズシート、
(c)内部に光を拡散するための光拡散材が分散された第1の光拡散層、
(d)前面板、
(e)内部に光を拡散するための光拡散材が分散された第2の光拡散層、
(f)外光の反射を低減するための反射防止フィルム、
が配置され、前記レンチキュラーレンズシート、前記第1の拡散層、前記前面板、前記第2の拡散層及び前記反射防止フィルムが互いに結合されて一体的に構成されることを特徴とする背面投写型映像表示装置。 - 前記第1及び第2の光拡散層は、その基材として粘着作用を有する材質で構成され、前記第1の光拡散層は、前記レンチキュラーレンズシートと前記前面板とを互いに結合するための第1の粘着層として構成され、かつ前記第2の光拡散層は、前記前面板と前記反射防止フィルムとを互いに結合するための第2の粘着層として構成されることを特徴とする請求項11に記載の背面投写型映像表示装置。
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