JP2004536744A5

JP2004536744A5 -

Info

Publication number: JP2004536744A5
Application number: JP2003517485A
Authority: JP
Filing date: 2002-07-15
Publication date: 2005-12-22

Claims

車両液圧ブレーキシステム用作動流体容器（１０）であって、少なくとも１つの接続スリーブ（１４）を有しており、該接続スリーブ（１４）の中には弁部材（２０）が変位可能に案内されており、前記弁部材（２０）は、ばねで偏倚された第１の位置にて前記接続スリーブ（１４）を閉鎖し、第２の位置にて前記接続スリーブ（１４）を開通せしめるようになされている、車両液圧ブレーキシステム用作動流体容器（１０）において、
前記弁部材（２０）の周囲面上に、少なくとも１つの半径方向に突出する弾性回り止め要素（３２、３２’）が設けられ、
前記接続スリーブ（１４）がその内側の側壁（３６）に少なくとも１つの凹部を備え、前記弁部材（２０）を前記接続スリーブ（１４）内へ導入する際に前記回り止め要素（３２、３２’）が前記凹部内に掛止めされるようになされており、前記凹部が、前記弁部材（２０）の変位の方向に関するストッパを形成し、該ストッパが前記弁部材（２０）の前記第１の位置を画定することを特徴とする、作動流体容器。
前記接続スリーブ（１４）が、前記作動流体容器（１０）内に延びており、前記作動流体容器（１０）内に位置する前記接続スリーブ（１４）の一部分（１６）が、前記作動流体容器（１０）から突き出た前記接続スリーブ（１４）の一部分（１８）と実質的に同じ内径を有しており、前記少なくとも１つの回り止め要素（３２、３２’）のための前記少なくとも１つの凹部が、前記作動流体容器（１０）内に位置する前記接続スリーブ（１４）の前記一部分（１６）内に形成されていることを特徴とする、請求項１に記載の作動流体容器。
前記弁部材（２０）が、前記少なくとも１つの回り止め要素（３２、３２’）が配設されている第１の部分（２６）と、前記接続スリーブ（１４）の開口（３０）の方向に向かって延び、前記弁部材（２０）用の作動タペットとして働く第２の部分（２８）とを備えることを特徴とする、請求項２に記載の作動流体容器。
前記弁部材（２０）の前記第１の部分（２６）が、中空円筒形であり、且つ、前記弁部材（２０）を偏倚させるばね（２２）の一端を受けるようになされており、前記ばね（２２）は、前記作動流体容器（１０）内に位置する前記接続スリーブ（１４）の前記一部分（１６）によって他方の端部を支持されることを特徴とする、請求項３に記載の作動流体容器。
前記ばね（２２）が、部分的に破られた端壁（２４）によって支持され、該端壁（２４）が、前記作動流体容器（１０）内に位置する前記接続スリーブ（１４）の前記一部分（１６）の一端を形成していることを特徴とする、請求項４に記載の作動流体容器。
前記ばね（２２）が端壁（２４）によって支持されており、該端壁（２４）が、前記作動流体容器（１０）内に位置する前記接続スリーブ（１４）の前記一部分（１６）を閉鎖しており、前記回り止め要素（３２、３２’）と相互作用する、前記接続スリーブ（１４）の前記内側壁（３６）における前記凹部が、破口（３４）であることを特徴とする、請求項４に記載の作動流体容器。
前記弁部材（２０）が自身の外側に環状のシールカラー（３８）を備え、該シールカラー（３８）が、半径方向にわずかに突出し、且つ、前記弁部材（２０）が前記第１の位置にあるときに前記環状のシール座（４０）と相互作用するようになされており、前記シール座（４０）が、前記接続スリーブ（１４）の前記内面（４２）に設けられ、且つ、半径方向内側にわずかに突出していることを特徴とする、請求項１ないし６のいずれかに記載の作動流体容器。
前記環状シールカラー（３８）および前記弁部材（２０）が一様の同じ材料から作成されており、前記環状シール座（４０）および前記接続スリーブ（１４）が一様の同じ材料から作成されていることを特徴とする、請求項７に記載の作動流体容器。
前記弁部材（２０）が自身の外側に環状シールカラーを備えており、該シールカラーが、半径方向にわずかに突出して前記接続スリーブ（１４）の前記内面（４２）と接触状態にあり、前記環状シールカラーがＯリングシール（４６）によって形成されていることを特徴とする、請求項１ないし６のいずれかに記載の作動流体容器。
前記環状シールカラー（３８、４６）が、前記弁部材（２０）の前記第１の部分（２６）と前記第２の部分（２８）との間に配設されていることを特徴とする、請求項７ないし９のいずれかに記載の作動流体容器。
一つまたはそれ以上の前記弾性回り止め要素（３２）の各々が、舌状部で形成されており、該舌状部が、前記弁部材（２０）に締結されており、且つ、前記弁部材（２０）の中心線（Ｍ）に平行な軸の周りで回動可能であることを特徴とする、請求項１ないし１０のいずれかに記載の作動流体容器。
一つまたはそれ以上の前記弾性回り止め要素（３２）の各々が、舌状部で形成されており、該舌状部が、前記弁部材（２０）に締結されており、且つ、前記弁部材（２０）の周方向に対して正接して延びる軸の周りで回動可能であることを特徴とする、請求項１から１０のいずれかに記載の作動流体容器。
前記弁部材（２０）が、一体型プラスチック射出成形部品であることを特徴とする、請求項１ないし１２のいずれかに記載の作動流体容器。