JP2004522387A - 移動通信システムでの順方向チャネルの品質情報送受信方法および装置 - Google Patents

移動通信システムでの順方向チャネルの品質情報送受信方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004522387A
JP2004522387A JP2003524153A JP2003524153A JP2004522387A JP 2004522387 A JP2004522387 A JP 2004522387A JP 2003524153 A JP2003524153 A JP 2003524153A JP 2003524153 A JP2003524153 A JP 2003524153A JP 2004522387 A JP2004522387 A JP 2004522387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal strength
symbol
time slot
value symbol
absolute value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003524153A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3908734B2 (ja
Inventor
ヨン−スン・キム
チェ−スン・チャン
ホ−キュ・チョイ
ファン−ジュン・コン
ドン−ヒ・キム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2004522387A publication Critical patent/JP2004522387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3908734B2 publication Critical patent/JP3908734B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/22TPC being performed according to specific parameters taking into account previous information or commands
    • H04W52/226TPC being performed according to specific parameters taking into account previous information or commands using past references to control power, e.g. look-up-table
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/20Monitoring; Testing of receivers
    • H04B17/26Monitoring; Testing of receivers using historical data, averaging values or statistics
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/30Monitoring; Testing of propagation channels
    • H04B17/309Measuring or estimating channel quality parameters
    • H04B17/318Received signal strength
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/22TPC being performed according to specific parameters taking into account previous information or commands
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/22TPC being performed according to specific parameters taking into account previous information or commands
    • H04W52/228TPC being performed according to specific parameters taking into account previous information or commands using past power values or information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/10Scheduling measurement reports ; Arrangements for measurement reports
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/14Separate analysis of uplink or downlink
    • H04W52/146Uplink power control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/24TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/54Signalisation aspects of the TPC commands, e.g. frame structure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/02Selection of wireless resources by user or terminal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

端末機は順方向共通パイロットチャネルの複数のタイムスロットより選択されたタイムスロットで絶対値シンボルを伝送し、他のタイムスロットでは相対値シンボルを伝送する。前記絶対値シンボルは前記選択されたタイムスロットに対応するタイムスロットで測定された信号強さ値を表し、前記相対値シンボルは前記他のタイムスロットに対応するタイムスロットで測定された信号強さ値の、該当する以前のタイムスロットで測定された信号強さ値に対する変化を表す。前記絶対値シンボルは前記相対値シンボルに比べて2倍の伝送電力で伝送され、他の端末機から伝送される絶対値シンボルとの干渉を避けるように時間帯別に分散される。これによれば、順方向チャネルの品質情報を報告することから発生する逆方向リンク干渉を減らし、逆方向トラフィック容量を増加させることができる。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声およびデータサービスを含むマルチメディアサービスを支援する移動通信システムに係り、特に、順方向チャネルのデータの伝送率を指示する情報を端末機と基地局との間で送受信する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
典型的なデジタル移動通信システム、特に、同期式CDMA(Code Division Multiple Access)(IS−2000)および非同期式UMTS(Universal Mobile Telecommunication Service)(W(Wide)−CDMA)のようなCDMA方式の移動通信システムは、音声サービス、回線データ(Circuit Data)、および低速の(例えば、14.4kbps以下)パケットデータを統合的に支援する。しかし、インターネット接続など高速パケットデータ伝送を必要とするサービスに対する使用者の要求が増大するに伴い、移動通信システムも、高速のパケットデータサービスを支援する形に発展していきつつある。CDMA2000 1×EVDO(Evolution Data Only)のような移動通信システムは、音声サービスの資源をデータサービスに割り当てることによって2Mbps以上の高速パケットデータサービスを支援する。しかし、このようなIS−2000 1×EVDOシステムは、音声サービスとデータサービスを同時支援しないという短所がある。
【0003】
そこで、既存の音声サービスを支援すると同時に高速のパケットデータサービスも支援できる移動通信システムの具現への要求に応じて1×EV−DV(Evolution Data and Voice)と呼ばれるシステムが提案された。1×EV−DV移動通信システムにおいて、基地局は順方向チャネルの品質に基づいて、パケットデータの伝送をスケジューリングし、伝送パラメータ(transmission parameter)を決定することによって高速パケットデータサービスを実現する。すなわち、基地局は通信している複数の端末機のうち各スロットごとに最も良好な順方向チャネル品質を持つ一つの端末機を選択してパケットデータを伝送し、前記選択された端末機の順方向チャネル品質に基づいて伝送パラメータ(例えば、伝送速度(Data Rate)、符号化率(Code Rate)、変調方式(Modulation Order)など)を決定する。
【0004】
この時、順方向チャネルの品質を判断する上で必須となるのが、端末機から順方向共通パイロットチャネル(Common Pilot Channel:CPICH)に対して測定した受信搬送波対干渉比(Carrier−to−Interference Ratio:以下、“C/I”と称する)である。端末機が測定した搬送波対干渉比は、チャネル品質指示チャネル(Channel Quality Indicator Channel:以下、“CQICH”と称する)を通じて基地局に報告される。基地局は、複数の端末機からチャネル品質指示チャネルを通じて受信した搬送波対干渉比に基づき、パケットデータチャネル(Packet Data Channel:以下、“PDCH”と称する)を通じたパケットデータの伝送をスケジューリングし伝送パラメータを決定する。
【0005】
図1は、従来技術によって端末機が測定した順方向チャネルの品質情報を基地局に送信する送信器構造である。前記図1を参照すれば、1.25msタイムスロットごとに現在通信している基地局(セクター型基地局の場合はセクター)の順方向共通パイロットチャネルに対して測定された品質情報、つまり、受信搬送波対干渉比(C/I)は量子化された後、対応する5ビット2進形態のCQI(Channel Quality Indicator)シンボルに変換される。符号化器(Encoder)110は、前記CQIシンボルを5/12の符号化率(R=5/12)により符号化して12ビットの符号化シーケンス(Code Sequence)を出力する。また、ウォルシュカバーコード発生器(Walsh Cover Code Generator)120は、前記端末機が感知できる基地局のうち、最も良好な順方向チャネル品質を持つ基地局を指示する最適セクター指示子(Best Sector Indicator:BSI)により長さ8のウォルシュカバーコードW (i=0,...,7)を発生する。
【0006】
ウォルシュカバー(Walsh Cover)130は、前記符号化シーケンスに前記ウォルシュカバーコード W を乗算することによってウォルシュカバーリングされた96ビットシンボルを出力する。前記96ビットシンボルは信号点変換器(Signal Point Mapper)140により+1、−1形態のシンボルにマッピングされた後、チャネル品質指示チャネルに対して割り当てられたウォルシュコードW12 16にてウォルシュ拡散器(Walsh Spreader)150により拡散される。前記ウォルシュ拡散器150の出力は基地局に伝送される。
【0007】
図2は従来技術によって順方向チャネルの品質情報を送受信する基地局と端末機の動作を時間的に示す図である。前記図2において、端末機はチャネル品質指示チャネル(CQICH)の毎スロットを通じて順方向共通パイロットチャネルで測定した搬送波対干渉比値を表すCQIシンボルを伝送する。基地局は所定の伝送遅延(Propagation Delay)の後にチャネル品質指示チャネルを通じて前記CQIシンボルを受信し、前記受信されたCQIシンボルはパケットデータチャネルのスケジューリングおよび伝送パラメータの決定に適用される。ここで、前記伝送遅延とは、前記CQIシンボルが無線環境(air)を通過するのに必要な時間のことをいう。図2に示すように、チャネル品質指示チャネルのスロットnで受信されたCQIシンボルは、所定の処理遅延(Processing Delay)の後にパケットデータチャネルのスロットn+1に適用されることがわかる。ここで、前記処理遅延とは、前記受信されたCQIシンボルを利用して搬送波対干渉比を計算し、スケジューリングおよび伝送パラメータの決定を行うのに必要な時間のことをいう。
【0008】
上記のように動作する従来技術では、一つの基地局と通信している複数の端末機が各スロットごとにCQIシンボルを伝送するため、前記基地局の逆方向トラフィック容量が相当減少してしまう。しかも、複数の端末機から伝送するチャネル品質指示チャネルの信号が互いに干渉を起こし、結果としてシステムの全体的な干渉が増加してしまうという問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の一つの目的は、音声およびパケットデータサービスのための移動通信システムにおいて逆方向チャネルのオーバーヘッドを最小化しながら順方向チャネルの品質情報を伝送する方法および装置を提供することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、音声およびパケットデータサービスのための移動通信システムにおいて逆方向チャネルの伝送電力を最小化しながら順方向チャネルの品質情報を伝送する方法および装置を提供することにある。
【0011】
本発明のさらに他の目的は、音声およびパケットデータサービスのための移動通信システムにおいて逆方向チャネルの相互干渉を最小化しながら順方向チャネルの品質情報を伝送する方法および装置を提供することにある。
【0012】
本発明のさらに他の目的は、音声およびパケットデータサービスのための移動通信システムにおいて順方向チャネルの品質情報を絶対値(Absolute value)と相対値(Relative value)に区分して伝送する方法および装置を提供することにある。
【0013】
本発明のさらに他の目的は、音声およびパケットデータサービスのための移動通信システムにおいてパケットデータの伝送をスケジューリングし、伝送パラメータを決定するために順方向チャネルの品質情報を受信する方法および装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の好ましい実施例に係る方法は、移動端末機が基地局から受信される順方向チャネルの品質情報を測定して前記測定された品質情報を前記基地局に報告する方法において、複数のタイムスロットで前記順方向チャネルを通じて受信された信号の強さ値をそれぞれ測定する第1過程と、前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの選択されたタイムスロットで測定された信号強さ値を表す絶対値シンボルを、前記選択されたタイムスロットに対応する少なくとも一つのタイムスロットで伝送する第2過程と、前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの他のタイムスロットで測定された信号強さ値の、該当する以前のタイムスロットで測定された信号強さ値に対する相対値を表す相対値シンボルを、前記他のタイムスロットに対応する少なくとも一つのタイムスロットで伝送する第3過程と、を含む。
【0015】
本発明の他の実施例は、移動端末機が基地局から受信される順方向チャネルの品質情報を測定し、前記測定された品質情報を前記基地局に報告する方法において、複数のタイムスロットで前記順方向チャネルを通じて受信された信号の強さ値をそれぞれ測定する第1過程と、前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの選択されたタイムスロットで測定された信号強さ値を表す絶対値シンボルを、前記選択されたタイムスロットに対応する少なくとも一つのタイムスロットで伝送し、前記測定された信号強さ値を格納する第2過程と、前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの他のタイムスロットで測定された信号強さ値の、該当する以前のタイムスロットで格納された信号強さ値に対する相対値を表す相対値シンボルを、前記他のタイムスロットに対応する少なくとも一つのタイムスロットで伝送し、前記相対値シンボルの意味に応じて前記該当する以前のタイムスロットで格納された信号強さ値を更新して格納する第3過程と、を含む。
【0016】
本発明のさらに他の実施例は、基地局が移動端末機から報告される順方向チャネルの品質情報を受信する方法において、複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの選択されたタイムスロットで絶対値シンボルを受信する第1過程と、前記絶対値シンボルにより前記選択されたタイムスロットの信号強さ値を計算する第2過程と、前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの他のタイムスロットで相対値シンボルを受信する第3過程と、該当する以前のタイムスロットで計算された信号強さ値を前記相対値シンボルの意味に応じて更新して前記他のタイムスロットの信号強さ値を計算する第4過程と、を含む。
【0017】
本発明のさらに他の実施例は、移動端末機が基地局から受信される順方向チャネルの品質情報を測定し、前記測定された品質情報を前記基地局に報告する装置において、前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの選択されたタイムスロットで絶対値シンボル(この絶対値シンボルは、前記選択されたタイムスロットで測定された信号強さ値を表す)を生成し、前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの他のタイムスロットで相対値シンボル(この相対値シンボルは、前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値の、該当する以前のタイムスロットで測定された信号強さ値に対する変化を表す)を生成するシンボル生成器と、前記絶対値シンボルおよび前記相対値シンボルを符号化する符号化部と、を含む。
【0018】
本発明のさらに他の実施例は、基地局が移動端末機から報告される順方向チャネルの品質情報を受信する装置において、複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの選択されたタイムスロットで受信された絶対値シンボルを受信し、前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの他のタイムスロットで相対値シンボルを受信する受信器と、前記絶対値シンボルにより前記選択されたタイムスロットの信号強さ値を計算し、該当する以前のタイムスロットで計算された信号強さ値を前記相対値シンボルの意味に応じて更新して前記他のタイムスロットの信号強さ値を計算するシンボル計算器と、を含む。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。図面中、同一の参照番号および構成要素には可能なかぎり同一の参照番号および符号を共通使用する。尚、周知技術については適宜説明を省略するものとする。
【0020】
後述する本発明は、端末機から順方向チャネルに対して測定した信号強さを基地局にに伝送するにあたり、あらかじめ定められたタイムスロットでは現在のタイムスロットで測定された信号強さの絶対値を伝送し、他のタイムスロットでは以前のタイムスロットで測定された信号強さに対する相対値を伝送する。この相対値は、順方向チャネルの信号強さを含む代わりに、現在のタイムスロットの信号強さが単に以前のタイムスロットの信号強さと比べ、増加したか、同一か、それとも減少したかに対する情報だけを表すので、絶対値に比べてより少ない情報量と電力だけで伝送可能である。
【0021】
下記の本発明に係る具体的な動作説明は、同期式符号分割多重接続(Code Division Multiple Access:CDMA)通信方式であるIS−2000 1×EV−DV(Evolution in data and voice)システムの下でなされたものである。しかし、本発明の基本目的である順方向チャネルの品質情報伝送技術は、本発明の範囲を大きく外れない限度内で様々に変形されて類似な技術的背景およびチャネル形態を持つ他の移動通信システムにも適用できることは、当分野で通常の知識を持つ者にとって自明である。
【0022】
図3は、本発明の一実施例によって端末機が測定した順方向チャネルの品質情報を基地局に送信する送信器構造である。ここで、端末機は順方向共通パイロットチャネル(Forward Common Pilot Channel)の特定スロットで測定された品質情報をチャネル品質指示チャネル(Channel Quality Indicator Channel)の対応するスロットで基地局へ送信する。
【0023】
前記図3を参照すれば、1.25msのタイムスロットごとに現在通信している基地局(セクター型基地局の場合はセクター)から伝送される順方向共通パイロットチャネルより測定された品質情報、すなわち、受信搬送波対干渉比(Carrier to Interference ratio:以下、“C/I”と称する。)はCQI(Channel Quality Indicator)シンボル生成器210に提供される。前記CQIシンボル生成器210は、前記測定された搬送波対干渉比を絶対値を表すCQIシンボル(以下、“絶対値シンボル”と称する)または相対値(つまり、増加、同一、減少)を表すCQIシンボル(以下、“相対値シンボル”と称する)に変換する。ここで、前記CQIシンボル生成器210は、呼設定時に基地局との間に約束された規則に基づいて、定められたスロットでは絶対値シンボルを生成し、他のスロットでは相対値シンボルを生成する。この時、前記CQIシンボル生成器210は、前記測定された搬送波対干渉比のレベルに対応する絶対値シンボルを生成する。図4に順方向共通パイロットチャネルに対して測定された搬送波対干渉比のレベルとそれにマッピングされる絶対値シンボルを格納するマッピングテーブルの例を示す。
【0024】
前記図4のマッピングテーブルによれば、絶対値シンボルは現在のスロットの搬送波対干渉比を1.4dBないし1.5dB単位(scale)を持つ16個のレベルで表す。前記図4ではCQIシンボルの最上位ビットa4が用意されるが、5ビットのCQIシンボルは搬送波対干渉比を最大2個のレベルで表すことができる。相対値シンボルは、前記図4を基準として以前のスロットの搬送波対干渉比に対する現在のスロットの搬送波対干渉比の相対的な変化(増加、同一、または減少)を表す。
【0025】
したがって、前記CQIシンボル生成器210は、前記図4のようなマッピングテーブルを格納しておき、各スロットごとに測定された搬送波対干渉比に対応する絶対値シンボルを前記テーブルから検索して出力する。また、前記CQIシンボル生成器210は各スロットごとに測定された搬送波対干渉比を格納し、現在のスロットで測定された搬送波対干渉比を既に格納された搬送波対干渉比と比較してその変化を表す相対値シンボルを生成する。
【0026】
符号化器(Encoder)220は、前記CQIシンボルを該当する符号化率により符号化して12ビットの符号化シーケンス(Code Sequence)を出力する。また、ウォルシュカバーコード発生器(Walsh Cover Code Generator)230は、前記端末機が感知できる基地局のうち、最も良好な順方向チャネル品質を持つ基地局を指示する最適セクター指示子(Best Sector Indicator:BSI)により長さ8のウォルシュカバーコードW (i=0,...,7)を発生する。
【0027】
ウォルシュカバー240は、前記符号化シーケンスに前記ウォルシュカバーコードW を乗算することによってウォルシュカバーリングされた96ビットシンボルを出力する。前記ウォルシュカバー240から出力された96ビットシンボルは、信号点変換器(Signal Mapper)250にて+1、−1形態のシンボルにマッピングされた後、チャネル品質指示チャネルに対して割り当てられたウォルシュコードW12 16によりウォルシュ拡散器(Walsh Spreader)260にて拡散される。前記ウォルシュ拡散器260の出力は電力増幅器(図示せず)にて適宜な伝送電力(transmission power)を持つように増幅された後、前記基地局に伝送される。
【0028】
このように構成される送信器において絶対値シンボルは、順方向共通パイロットチャネルの搬送波対干渉比を絶対単位で表すため、相対値シンボルに比べてより多くの情報量を必要とする。つまり、絶対値シンボルは相対値シンボルに比べてより高い(例えば、2倍)伝送電力で伝送されることが好ましい。これにより、絶対値シンボルを信頼度高く伝送しながら、相対値シンボルを伝送する区間では端末機の伝送電力を節減することができる。
【0029】
図5は、本発明の一実施例によって端末機が送信した順方向チャネルの品質情報を基地局で受信する受信器構造である。ここで、基地局はチャネル品質指示チャネルの特定スロットで受信された品質情報をパケットデータチャネル(Packet Data Channel)の対応するスロットに適用する。
【0030】
前記図5を参照すれば、各タイムスロットごとに端末機から受信された信号は、チャネル品質指示チャネルに対して割り当てられたウォルシュコードW12 16によりウォルシュ逆拡散器(Walsh Despreader)310にてウォルシュ逆拡散(Walsh despreading)された後、チャネル補償器(Channel Compensator)320にてチャネル補償される。ウォルシュデカバー(Walsh Decover)330は、前記チャネル補償された信号をウォルシュデカバーリングして最適セクター指示子(Best Sector Indicator:BSI)を復元する。また、符号器(Decoder)340は、前記チャネル補償された信号を該当する符号化率で復号してCQIシンボルを復元する。CQIシンボル計算器350は前記復元されたCQIシンボルを利用して順方向チャネルの搬送波対干渉比を計算する。
【0031】
前記搬送波対干渉比を計算する動作を詳細に説明すると、下記の通りとなる。
【0032】
前記CQIシンボル計算器350は、前記符号器340からCQIシンボルが出力される度に前記CQIシンボルが絶対値シンボルか、または相対値シンボルか判断する。この時、呼設定のさい端末機と基地局間に約束された規則に基づいて、定められたスロットではCQIシンボルを絶対値シンボルと判断し、他のスロットでは相対値シンボルと判断する。仮に、絶対値シンボルなら前記絶対値シンボルを利用して順方向共通パイロットチャネルの搬送波対干渉比を計算する。このため、前記CQIシンボル計算器350は前記図4のようなマッピングテーブルを格納しておき、前記絶対値シンボルに対応する搬送波対干渉比を前記マッピングテーブルより検索して出力する。一方、相対値シンボルなら前記相対値シンボルと以前のスロットで計算されて格納された搬送波対干渉比を利用して現在のスロットの搬送波対干渉比を計算する。
【0033】
図6は、本発明の一実施例によって絶対値シンボルの伝送区間(interval)が4スロットである場合、順方向チャネルの品質情報を送受信する基地局と端末機の動作を時間的に示す図である。
【0034】
前記図6において端末機は、チャネル品質指示チャネル(CQICH)の各スロットを通じて順方向共通パイロットチャネルから測定した搬送波対干渉比値を表すCQIシンボルを伝送する。基地局は、所定の伝送遅延(Propagation Delay)の後にチャネル品質指示チャネルを通じて前記CQIシンボルを受信し、前記受信されたCQIシンボルは所定の処理遅延(Processing Delay)の後にパケットデータチャネルのスケジューリング(Scheduling)および伝送パラメータ(transmission parameter)の決定に適用される。ここで、前記伝送遅延とは、前記CQIシンボルが無線環境(air)を通過するのにかかる時間のことをいい、前記処理遅延とは、前記受信されたCQIシンボルを利用して搬送波対干渉比を計算しスケジューリングおよび伝送パラメータの決定を行うのに必要な時間のことをいう。
【0035】
具体的に説明すれば、端末機はチャネル品質指示チャネルのn番目のスロットで絶対値シンボルを伝送し、n+1番目のスロット、n+2番目のスロット、n+3番目のスロットでそれぞれ相対値シンボルを伝送する。前記絶対値シンボルは、前記相対値シンボルに比べ2倍の伝送電力で伝送される。基地局はn番目のスロットで受信した絶対値シンボルを利用して順方向共通パイロットチャネルの搬送波対干渉比を計算し、これを利用してパケットデータチャネルのn+1番目のスロットを割り当てる端末機および前記端末機にパケットデータを伝送する上で使用される伝送パラメータ(例えば、伝送速度、符号化率、変調方式など)を決定する。前記計算されたn番目のスロットの搬送波対干渉比は、n+1番目のスロットで受信した相対値シンボルにより更新され、前記更新された搬送波対干渉比はパケットデータチャネルのn+2番目のスロットに適用される。
【0036】
例えば、前記図4のマッピングテーブルにおいて、n番目のスロットの絶対値シンボルが‘00100’であれば、基地局はn番目のスロットで順方向共通ハイロットチャネルの搬送波対干渉比が−10.2dBであると判断する。そして、n+1番目のスロットの相対値シンボルが増加を意味する内容(contents)を有する場合、基地局はn+1番目のスロットで順方向共通パイロットチャネルの搬送波対干渉比が−8.8dBであると判断する。
【0037】
チャネル品質指示チャネルで絶対値シンボルを伝送するスロットを決定する方法には様々なものがあり得る。その一つは、端末機別に固有に割り当てられる逆方向フレームオフセット(Reverse Frame Offset:以下、“RFO”と称する)値を利用する方法である。逆方向フレームオフセットを利用して絶対値シンボルを送信しなければならないスロットは、下記の数式1によって決定される。
[数式1]
(T−N−RFO) MOD INT
【0038】
ここで、前記Tはスロット単位のシステム時間(system time)を意味し、前記INTは絶対値シンボルを伝送する区間(Interval)、前記NはINT内で絶対値シンボルが伝送されるスロットの位置を決定するパラメータ、RFOは逆方向フレームオフセットをそれぞれ表す。また、MODはモジューロ(modulo)演算を意味する。前記数式1では逆方向フレームオフセットを利用したが、端末機別に固有に割り当てられる他のパラメータを利用しても上記の数式1は同一に適用されることができる。
【0039】
同期式移動通信システムにおいて端末機は基地局のシステム時間に同期されるので端末機と基地局において前記数式1の結果は同一になる。したがって、端末機は前記数式1の結果が‘0’のスロットで絶対値シンボルを伝送し、他のスロットで相対値シンボルを伝送する。基地局もまた、前記数式1により絶対値シンボルが受信されるスロットを検出する。
【0040】
一方、前記Nは、一つの基地局と通信する複数の端末機が絶対値シンボルをINT内で交互に伝送するように定められる。このように絶対値シンボルを伝送するスロットを分散させる理由は、比較的高い伝送電力を使用する絶対値シンボルの伝送によって発生する相互干渉を減少させるためである。
【0041】
図7は、本発明の一実施例によって一つの基地局と通信する複数の端末機が絶対値シンボルを交互に伝送する動作を時間的に示す図である。ここで、絶対値シンボルが伝送される区間(INT)を4スロットとすれば、“RFO mod 4(=N)”は0、1、2、3のうち一つとなる。ここで、システム時間は全ての端末機において同一となるので考慮しないこととする。こうすると、前記複数の端末機から絶対値シンボルを伝送するスロットは前記Nによって時間帯別に分散される。
【0042】
前記図7において、グループ1はNが0の端末機を、グループ2はNが1の端末機を、グループ3はNが2の端末機を、グループ4はNが3の端末機をそれぞれ含む。それぞれの端末機に対して割り当てられたNの値は、呼設定の際に基地局と該当端末機間のネゴシエーション(negotiation)により決定される。
【0043】
図8は、本発明の一実施例によって絶対値シンボルの伝送区間が8スロットである場合に端末機から伝送するCQIシンボルを表す図であって、図示のように、絶対値シンボルは8番目のスロットごとに伝送され、他のスロットでは相対値シンボルが伝送される。
【0044】
以上では端末機がCQIシンボルをチャネル品質指示チャネルの各スロットごとに伝送する場合の動作について説明したが、CQIシンボルが2スロット、4スロットまたはそれ以上のスロットごとに伝送される場合にも、前述した動作は同一に適用されることができる。例えば、CQIシンボルが2スロットごとに伝送され、絶対値シンボルを伝送する区間が16スロットである場合、端末機は16スロットのうち一つのスロットでは絶対値シンボルを伝送し、他の7個のスロットでは相対値シンボルを伝送する。
【0045】
一方、本発明によれば、端末機は絶対値シンボルを各スロットごとに伝送するのではなく、あらかじめ定められたスロットだけで伝送する。このため、絶対値シンボルが一度失われると基地局は次の絶対値シンボルが受信されるまで正確な順方向チャネルの搬送波対干渉比が確認できなくなる。これは、絶対値シンボルが相対値シンボルよりも高い伝送信頼性を要求することを意味する。しかし、絶対値シンボルを相対値シンボルより高い伝送電力で伝送することだけではこのような要求を十分に満足させるに足りないこともあり得る。そこで、本発明の他の実施例では絶対値シンボルを少なくとも2個のスロット区間で連続して伝送する。
【0046】
図9は、本発明の他の実施例によって絶対値シンボルを連続して伝送する動作を示す図である。つまり、端末機はあらかじめ定められる一つの区間(Interval)で絶対値シンボルを2回繰り返し伝送する。
【0047】
図9を参照すれば、端末機はチャネル品質指示チャネルのn番目のスロットとn+1番目のスロットでそれぞれ絶対値シンボルを伝送し、n+2番目のスロットとn+3番目のスロットでそれぞれ相対値シンボルを伝送する。ここで、前記n番目のスロットで伝送される絶対値シンボルは順方向共通パイロットチャネルのn番目のスロットで測定された搬送波対干渉比を表し、前記n+1番目のスロットで伝送される絶対値シンボルは順方向共通パイロットチャネルのn+1番目のスロットで測定された搬送波対干渉比を表す。この場合も、前記絶対値シンボルは前記相対値シンボルに比べて2倍の伝送電力で伝送される。
【0048】
図9において、絶対値シンボルが伝送される位置は前述したパラメータNによって定められるので、端末機には二つのN値が割り当てられる。例えば、端末機は“RFO mod 4(=N)”の値が‘0’または‘1’であるスロットで絶対値シンボルを伝送し、他のスロットで相対値シンボルを伝送する。基地局はn番目のスロットとn+1番目のスロットでそれぞれ受信した絶対値シンボルを用いて、順方向共通パイロットチャネルの搬送波対干渉比を計算する。このため、いずれか一つのスロットで絶対値シンボルが失われても基地局は正確に搬送波対干渉比を計算することができる。このように絶対値シンボルを2個のスロットにわたって伝送すると、絶対値シンボルをより信頼性高く伝送することができる。
【0049】
図10は、本発明によって絶対値シンボルを2個のスロットにわたって伝送する場合、一つの基地局と通信する複数の端末機が絶対値シンボルを交互に伝送する動作を時間的に示す図である。図示のように、絶対値シンボルを伝送するスロットは時間帯別に分散される。
【0050】
CQIシンボルの生成および解析
図11は、本発明によって端末機から順方向チャネルの品質情報を基地局に送信する第1実施例を示す流れ図である。ここで、後述される過程は、端末機内のCQIシンボル生成器(図3の210)によって各タイムスロットごとに繰り返し行われる。
【0051】
前記図11を参照すれば、過程400で端末機は、現在のスロットで順方向共通パイロットチャネルに対して信号強さ、つまり、搬送波対干渉比(C/I)を測定する。過程410で、前記測定された信号強さは次のスロットで測定された信号強さと比較され得るように格納される。過程420で、端末機は、現在のスロットで前記測定された信号強さの絶対値を伝送するか、或いは相対値を伝送するか判断する。ここで、前記判断は、上記の数式1を利用する。すなわち、現在のシステム時間により計算された前記数式1の結果が‘0’であれば絶対値を伝送すると判断し、そうでないと相対値を伝送すると判断する。
【0052】
前記過程420で現在のスロットが絶対値伝送スロットであると判断された場合、端末機は過程430で、前記測定された信号強さをあらかじめ格納されたマッピングテーブルに対応させて、前記測定された信号強さのレベルを表す絶対値シンボルを生成する。
【0053】
一方、前記過程420で現在のスロットが相対値伝送スロットであると判断された場合、端末機は過程450で、以前のスロットで測定した共通パイロットチャネルの信号強さと現在のスロットで測定した共通パイロットチャネルの信号強さとを比較する。過程460で、端末機はあらかじめ格納されたマッピングテーブルを参照して、前記過程450の比較結果、現在のスロットで測定した信号強さのレベルが以前のスロットで測定した信号強さのレベルに比べて高いか、同一か、それとも低いか判断する。
【0054】
もし、現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さに比べて高いレベルであれば、過程470で端末機は現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さより増加したことを示す相対値シンボルを生成する。例えば、増加を示す相対値シンボルの内容は‘11’である。現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さと同一レベルであれば、過程480で、端末機は、現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さと同一であることを示す相対値シンボルを生成する。例えば、同一を示す相対値シンボルの内容は‘00’である。現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さに比べて低いレベルであれば、過程490で、端末機は、現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さに比べて減少したことを示す相対値シンボルを生成する。例えば、減少を示す相対値シンボルの内容は‘01’または‘10’である。前記相対値シンボルのビット数および内容は、それが入力される符号化器の種類によって決定され、その詳細は後述するものとする。
【0055】
過程440で、前記過程430、前記過程470、前記過程480、および前記過程490のいずれか一過程で生成されたCQIシンボルは、チャネル品質指示チャネル(CQICH)を通じて伝送される。すなわち、前記生成されたCQIシンボルは図3の符号化器220に提供され、前述したような手続きを経て基地局に伝送される。
【0056】
図12は、本発明によって基地局で端末機から順方向チャネルの品質情報を受信する第1実施例を示す流れ図である。ここで、後述される過程は基地局内のCQIシンボル計算器(図5の350)によって各タイムスロットごとに繰り返し行われる。
【0057】
前記図12を参照すれば、基地局は、過程500で現在のスロットのCQIシンボルを受信し、過程510で、前記受信したCQIシンボルが絶対値シンボルか、または相対値シンボルか判断する。仮に、現在のスロットが絶対値を伝送するように定められたスロットであれば前記受信したCQIシンボルは絶対値シンボルであり、そうでないと、前記受信したCQIシンボルは相対値シンボルである。ここで、前記判断は、端末機で絶対値を伝送するスロットを決定する規則と同規則を適用する。すなわち、基地局は現在のシステム時間により計算された前記数式1の結果が‘0’であれば絶対値シンボルが受信されたと判断し、そうでないと相対値シンボルが受信されたと判断する。このため、基地局は、端末機と同一の数式1を有する。
【0058】
前記過程510で絶対値シンボルとして判断された場合、過程520で、基地局は前記絶対値シンボルをあらかじめ格納されたマッピングテーブルに対応させて順方向共通パイロットチャネルに対して測定された信号強さを計算する。過程530で、前記計算された信号強さは相対値シンボルの受信およびパケットデータの伝送時に使われることができるように格納される。
【0059】
前記過程510で相対値シンボルとして判断された場合、過程550で、基地局は、前記相対値シンボルが増加を意味するか、同一を意味するか、それとも減少を意味するか判断する。仮に、増加を意味すると、過程560で、既に格納された順方向共通パイロットチャネルの信号強さはあらかじめ格納されたマッピングテーブルに応じて1レベル増加するように更新される。一方、減少を意味すると、過程570で、既に格納された順方向共通パイロットチャネルの信号強さはあらかじめ格納されたマッピングテーブルに応じて1レベル減少するように更新される。同一を意味すると、既に格納された順方向共通パイロットチャネルの信号強さは変化しない。
【0060】
以上の過程により順方向共通パイロットチャネルの信号強さが決定されると、過程540で基地局は、前記順方向共通パイロットチャネルの信号強さを用いてパケットデータを伝送する。つまり、基地局は前記順方向共通パイロットチャネルの信号強さに基づいてパケットデータの伝送をスケジューリングし、伝送パラメータ(例えば、伝送速度、符号化率、変調方式など)を決定する。
【0061】
例えば、以前のスロットで絶対値シンボル‘00101’が受信され、現在のスロットで増加を示す相対値シンボルが受信された場合、基地局は前記二つの情報に基づいて現在のスロットの信号強さが前記図4の‘00110’に該当する−7.4dBであると判断する。一方、以前のスロットで絶対値シンボル‘00101’が受信され、現在のスロットで減少を示す相対値シンボルが受信された場合、基地局は前記二つの情報に基づいて現在のスロットの信号強さが前記図4の‘00100’に該当する−10.2dBであると判断する。また、以前のスロットで絶対値シンボル‘00101’が受信され、現在のスロットで同一を示す相対値シンボルが受信された場合、基地局は前記二つの情報に基づいて現在のスロットの信号強さが前記図4の‘00101’に該当する−8.8dBであると判断する。
【0062】
以上のように絶対値シンボルにより計算されて格納される信号強さは、相対値シンボルが受信される度に更新され、次の絶対値シンボルが受信されるとき新規に計算された信号強さに取り替えられる。
【0063】
前記図11および前記図12において相対値シンボルは、以前のスロットの信号強さと現在のスロットの信号強さの比較結果を三つの状態(増加、同一、減少)で示すので、少なくとも2ビットで構成されなければならない。しかし、相対値シンボルが単に二つの状態(増加、減少)で示されると、一つのビットだけで構成可能である。この場合、相対値シンボルを伝送するのに必要な電力が節減される。また、前記図11および図12において相対値シンボルは、以前のスロットの信号強さと現在のスロットの信号強さをあらかじめ格納されたマッピングテーブルに対応させてレベル単位に比較した結果を示すが、あらかじめ設定された所定の単位、例えば1dB単位に比較した結果を示すこともできる。これによれば、相対値シンボルを用いて信号強さをより正確に表すことができる。
【0064】
図13は、本発明によって端末機から順方向チャネルの品質情報を基地局に送信する第2実施例を示す流れ図である。ここで、後述される過程は、端末機内のCQIシンボル生成器(図3の210)によって各タイムスロットごとに繰り返し行われる。
【0065】
前記図13を参照すれば、過程600で、端末機は現在のスロットで順方向共通パイロットチャネルに対して信号強さ、つまり、搬送波対干渉比(C/I)を測定する。過程610で、前記測定された信号強さは次のスロットで測定された信号強さと比較され得るように格納される。過程620で端末機は、現在のスロットで前記測定された信号強さの絶対値を伝送するか否か判断する。仮に、現在のスロットが絶対値を伝送するように定められたスロットであれば絶対値を伝送すると判断し、そうでないと、相対値を伝送すると判断する。ここで、前記判断は、上記の数式1を利用する。つまり、現在のシステム時間により計算された前記数式1の結果が‘0’であれば絶対値を伝送すると判断し、そうでないと相対値を伝送すると判断する。
【0066】
前記過程620で現在のスロットが絶対値伝送スロットであると判断された場合、端末機は過程630で、前記測定された信号強さをあらかじめ格納されたマッピングテーブルに対応させて、前記測定された信号強さのレベルを表す絶対値シンボルを生成する。
【0067】
一方、前記過程620で現在のスロットが相対値伝送スロットであると判断された場合、端末機は過程650で、以前のスロットで測定した共通パイロットチャネルの信号強さと現在のスロットで測定した共通パイロットチャネルの信号強さを比較する。過程660で、端末機は前記過程650での比較結果、現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さに比べて小さいか判断する。
【0068】
もし、現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さに比べて大きいか等しい場合、過程670で端末機は、現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さに比べて増加したこと示す相対値シンボルを生成する。例えば、増加を示す相対値シンボルの内容は‘1’である。一方、現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さに比べて低いレベルであれば、過程680で、端末機は、現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さに比べて減少したことを示す相対値シンボルを生成する。例えば、減少を示す相対値シンボルの内容は‘0’である。前記相対値シンボルのビット数および内容は、それが入力される符号化器の種類によって決定され、その詳細は後述するものとする
【0069】
過程640で、前記過程630、前記過程670、前記過程680のうちいずれか一過程で生成されたCQIシンボルはチャネル品質指示チャネル(CQICH)を通じて伝送される。すなわち、前記生成されたCQIシンボルは図3の符号化器220に提供され、前述したような手続きを経て基地局に伝送される。
【0070】
図14は、本発明によって基地局で端末機から順方向チャネルの品質情報を受信する第2実施例を示す流れ図である。ここで、後述される過程は、基地局内のCQIシンボル計算器(図5の350)によって各タイムスロットごとに繰り返し行われる。
【0071】
前記図14を参照すれば、基地局は過程700で、現在のスロットのCQIシンボルを受信し、過程710で、前記受信したCQIシンボルが絶対値シンボルか、或いは相対値シンボルか判断する。もし、現在のスロットが絶対値を伝送するように定められたスロットなら前記受信したCQIシンボルは絶対値シンボルであり、そうでないと、前記受信したCQIシンボルは相対値シンボルである。ここで、前記判断は、端末機で絶対値を伝送するスロットを決定する規則と同規則を利用する。すなわち、基地局は現在のシステム時間により計算された前記数式1の結果が‘0’であれば絶対値シンボルが受信されたと判断し、そうでないと相対値シンボルが受信されたと判断する。このため、基地局は、端末機と同一の数式1を有する。
【0072】
前記過程710で絶対値シンボルとして判断された場合、過程720で、基地局は、前記絶対値シンボルをあらかじめ格納されたマッピングテーブルに対応させて順方向共通パイロットチャネルに対して測定された信号強さを計算する。過程730で、前記計算された信号強さは相対値シンボルの受信およびパケットデータの伝送時に使用され得るように格納される。
【0073】
前記過程710で相対値シンボルとして判断された場合、過程750で、基地局は、前記相対値シンボルが増加を意味するか、あるいは減少を意味するか判断する。もし、増加を意味すると、過程760で、既に格納された順方向共通パイロットチャネルの信号強さはあらかじめ定められる所定単位ほど増加するように更新される。一方、減少を意味すると、過程770で、既に格納された順方向共通パイロットチャネルの信号強さは前記所定単位ほど減少するように更新される。ここで、前記所定単位は、例えば1dBに定められることができる。
【0074】
以上の過程により順方向共通パイロットチャネルの信号強さが決定されると、過程740で、基地局は、前記順方向共通パイロットチャネルの信号強さを利用してパケットデータを伝送する。つまり、基地局は前記順方向共通パイロットチャネルの信号強さに基づいてパケットデータの伝送をスケジューリングし、伝送パラメータを決定する。
【0075】
例えば、以前のスロットで絶対値シンボル‘00101’が受信され、現在のスロットで増加を示す相対値シンボルが受信された場合、基地局は前記二つの情報に基づいて現在のスロットの信号強さが以前のスロットの−8.8dBから1dB増加した−7.8 dBであると判断する。また、以前のスロットで絶対値シンボル‘00101’が受信され、現在のスロットで減少を示す相対値シンボルが受信された場合、基地局は前記二つの情報に基づいて現在のスロットの信号強さが以前のスロットの−8.8dBから1dB減少した−9.8dBであると判断する。
【0076】
前記図14に示した第2実施例によれば、基地局は、端末機から受信した絶対値シンボルを利用して順方向共通パイロットチャネルの信号強さを計算した後、次の絶対値シンボルが受信されるまで、端末機から受信した相対値シンボルにより前記順方向共通パイロットチャネルの信号強さを所定単位ほど増加または減少させることによって各スロットの信号強さを推定する。この場合、基地局で推定した信号強さは端末機で実際に測定した信号強さと異なることもある。
【0077】
したがって、後述される図15に示した第3実施例では、端末機が相対値シンボルを生成するとき以前のスロットで実際に測定した信号強さを利用する代わりに、以前のスロットで推定した信号強さを利用する。このため、端末機は、各スロットごとに基地局で信号強さを推定するときに使用するアルゴリズムと同一のアルゴリズムに基づいて順方向チャネルの信号強さを推定し、それを格納する。前記格納された信号強さ推定値は、次のスロットで測定された信号強さと比較されて相対値シンボルを生成するときに利用される。
【0078】
図15は、本発明によって端末機から測定した順方向チャネルの品質情報を基地局に伝送する第3実施例を示す流れ図である。
【0079】
前記図15を参照すれば、過程800で、端末機は、現在のスロットで順方向共通パイロットチャネルに対して信号強さ、つまり、搬送波対干渉比(C/I)を測定する。過程810で端末機は、現在のスロットで前記測定された信号強さの絶対値を伝送するか、あるいは相対値を伝送するか判断する。ここで、前記判断は、上記の数式1を利用する。つまり、現在のシステム時間により計算された前記数式1の結果が‘0’であれば絶対値を伝送すると判断し、そうでないと相対値を伝送すると判断する。
【0080】
前記過程820で、現在のスロットが絶対値伝送スロットであると判断された場合、過程810で前記測定された信号強さは次のスロットのCQIシンボルを生成するときに利用され得るように格納される。その後、端末機は、過程830で、前記測定された信号強さをあらかじめ格納されたマッピングテーブルに対応させて、前記測定された信号強さのレベルを表す絶対値シンボルを生成する。
【0081】
一方、前記過程810で現在のスロットが相対値伝送スロットであると判断された場合、端末機は過程850で既に格納された共通パイロットチャネルの信号強さと現在のスロットで測定した共通パイロットチャネルの信号強さを比較する。ここで、前記既に格納された信号強さは、以前のスロットで絶対値シンボルが伝送された場合、前記絶対値シンボルに対応する信号強さであり、以前のスロットで相対値シンボルが伝送された場合、前記相対値シンボルにより更新された信号強さである。
【0082】
過程860で、端末機は、前記過程850での比較結果、現在のスロットで測定した信号強さが前記既に格納された信号強さに比べて小さいか判断する。もし、小さくないと、過程870で、端末機は、現在のスロットの信号強さが以前のスロットの推定された信号強さより増加したことを示す相対値シンボルを生成し、次いで、過程875で、前記既に格納された信号強さはあらかじめ定められる所定単位ほど増加するように更新される。一方、現在のスロットで測定した信号強さが前記既に格納された信号強さに比べて小さいと、過程880で、端末機は、現在のスロットの信号強さが以前のスロットの推定された信号強さより減少したことを示す相対値シンボルを生成し、次いで、過程885で、前記既に格納された信号強さはあらかじめ定められる所定単位ほど減少するように更新される。ここで、前記所定単位は、基地局と端末機間にあらかじめ約束され、例えば、1dBに定められることができる。また、前記相対値シンボルのビット数および内容は、それが入力される符号化器の種類によって決定され、その詳細は後述するものとする。
【0083】
過程840で、前記過程830、前記過程870、前記過程880のうちいずれか一過程で生成されたCQIシンボルは、チャネル品質指示チャネル(CQICH)を通じて伝送される。すなわち、前記生成されたCQIシンボルは、図3の符号化器220に提供され、前述したような手続きを経て基地局に伝送される。
【0084】
前記図15に対応するCQIシンボルの受信動作は、図14におけると同様な方法で行われるので、その詳細な説明は省略するものとする。但し、ここで、端末機と基地局において既に格納された信号強さを更新する所定単位は互いに一致しなくてはならない。
【0085】
前記図15に示した第3実施例によれば、端末機が測定した信号強さと基地局が計算した信号強さ間の相違を最小限に抑えることができる。仮に、n−1番目のスロットとn番目のスロットでいずれも相対値シンボルが伝送されるとすれば、n番目のスロットで伝送される相対値シンボルは、端末機がn番目のスロットで測定した信号強さとn−1番目のスロットで測定した信号強さを比較した結果を表す。しかし、基地局がn−1番目のスロットで計算した信号強さが、前記端末機がn−1番目のスロットで測定した信号強さと異なると、前記基地局がn番目のスロットで計算した信号強さも前記端末機がn番目のスロットで測定した信号強さと異なってくる。
【0086】
以下、具体的な例に上げて前記図13に示した第2実施例と前記図15に示した第3実施例とを比較する。ここで、スロットn、スロットn+1、スロットn+2、スロットn+3で端末機が測定した順方向共通パイロットチャネルの信号強さをそれぞれ1dB、1.1dB、1.2dB、1.3dBとし、スロットnで絶対値シンボルが伝送された後、スロットn+1、スロットn+2、スロットn+3でそれぞれ相対値シンボルが伝送されるとする。
【0087】
前記第2実施例では、スロットnで1dBを示す絶対値シンボルが伝送された後、スロットn+1、スロットn+2、スロットn+3でそれぞれ増加を示す相対値シンボルが伝送される。すると、基地局はスロットn+1、スロットn+2、スロットn+3で順方向共通パイロットチャネルの信号強さをそれぞれ2(=1+1)dB、3(=2+1)dB、4(=3+1)dBと算出する。これを下記の<表1>に示す。
【表1】
Figure 2004522387
【0088】
前記<表1>を参照すれば、時間の経過につれて信号強さの差が次第に大きくなり、スロットn+3では2.7dBといった極めて大きい差が出ることがわかる。
【0089】
前記第3実施例では、スロットnで1dBを表す絶対値シンボルが伝送された後、スロットn+1では増加を示す相対値シンボルが伝送され、端末機と基地局は順方向共通パイロットチャネルの信号強さを2dBと算出する。スロットn+2で端末機は信号強さ測定値1.2dBを前記算出した2dBと比較し、減少を示す相対値シンボルを伝送し、端末機と基地局は順方向共通パイロットチャネルの信号強さを1dBに算出する。スロットn+3で端末機は信号強さ測定値1.3dBを前記算出した1dBと比較し、増加を示す相対値シンボルを伝送し、端末機と基地局は順方向共通パイロットチャネルの信号強さを2dBと算出する。これを下記の<表2>に示す。
【表2】
Figure 2004522387
【0090】
前記<表2>を参照すれば、スロットn+3で0.7dBといった比較的少ない差が出たことがわかる。
【0091】
CQIシンボルの符号化
絶対値シンボルは、端末機で測定された順方向共通パイロットチャネルの信号強さを複数のレベルで表現するが、相対値シンボルはこれを単に二つ(または、三つ)の状態で表現すればいい。これは、絶対値シンボルの伝送時に比べて相対値シンボルの伝送時に伝送する情報量が減少するということを意味する。こういった点に着目すると、相対値シンボルを符号化する符号化器のブロックコード特性を改善することができる。
【0092】
以下では、相対値シンボルを伝送するときブロック符号性能を改善しながら相対値シンボルを符号化する三つの実施例を開示する。
【0093】
相対値シンボルを符号化する実施例を説明するに先立ち、図16に、符号化器に入力されるCQIシンボルと符号化器から出力される符号化シーケンスの一例を示す。ここで、符号化器は、周知のブロックコード化手法により5/12の符号化率を持つものとする。前記図16に示すように、符号化器は、5ビットのCQIシンボル(a4、a3、a2、a1、a0)を入力として12ビットの符号化シーケンスを出力する。下記では、本発明によって相対値シンボルを符号化する実施例を、前記図16のような入・出力特性を有する符号化器に適用する例を上げて説明するが、その他の符号化率を持つ符号化器をやや変形して適用してもいい。
【0094】
本発明によって相対値シンボルを符号化する第1実施例では、相対値シンボルは絶対値シンボルと同じビット数を持つ。これは、相対値シンボルと絶対値シンボルを同一の符号化器を用いて符号化するためである。この場合、相対値情報の意味(増加または減少)に応じて符号化器から出力される符号化シーケンスどうしの差を最大にする符号化器入力シンボルが相対値シンボルとして使用される。
【0095】
5/12の符号化率を持つ符号化器で相対値シンボルを符号化する場合、前記符号化器は、入力される相対値シンボルの意味(増加または減少)に応じて符号化シーケンスとして‘000000000000’と‘111111111111’を出力する。これは、前記符号化シーケンスどうしの差か最も大きいので、復号に際してその意味の区分が容易となるためである。前記図16を参照すれば、前記符号化シーケンスを出力するために前記符号化器に入力される相対値シンボルには‘00000’と‘10000’が使用される。
【0096】
この時、前記‘00000’は、現在のスロットで測定された順方向共通パイロットチャネルの信号強さが以前のスロットより大きいか等しい、つまり、増加を意味し、前記‘10000’は、現在のスロットで測定された順方向共通パイロットチャネルの信号強さが以前のスロットより小さい、つまり、減少を意味する。また、前記‘00000’は、現在のスロットで測定された順方向共通パイロットチャネルの信号強さが以前のスロットより小さい、つまり、減少を意味し、前記‘10000’は、現在のスロットで測定された順方向共通パイロットチャネルの信号強さが以前のスロットより大きいか等しい、つまり増加を意味することもできる。このような意味設定は端末機と基地局間にあらかじめ約束されていなければならない。
【0097】
上述した相対値の二つの意味に応じて5/12の符号化率を持つ符号化器の入力として使われる相対値シンボルを、下記の<表3>に示す。
【表3】
Figure 2004522387
【0098】
前記<表3>において、前記相対値情報に対応する入力シンボルの意味は、基地局と端末機間のネゴシエーションにより相互変わることができ、重要なのは、相対値シンボルの伝送のさい符号化シーケンスとして‘000000000000’と‘11111111111’が利用されるということである。
【0099】
上記の<表3>は、5ビットのCQIシンボル(a4、a3、a2、a1、a0)の最上位ビットa4が異なる用途に使用されない場合を考慮したものである。したがって、前記最上位ビットa4が異なる用途に使用される場合には、相対値情報の二つの意味に応じて5/12の符号化率を持つ符号化器の入力として使用される相対値シンボルは、下記の<表4>のように定められる。
【表4】
Figure 2004522387
【0100】
前記<表4>に表すように、最上位ビットa4が異なる用途のために使用される場合、5ビット入力シンボルは、相対値情報および前記異なる用途の意味をすべて含む。前記<表4>で入力シンボルとして‘000000’、‘001000’、‘010000’、‘01100’を利用するのは、該当する符号化シーケンス間の差が大きいことから、復号化性能を最適化できるためである。前記入力CQI情報の意味は、既に言及した通り、基地局と移動端末機のネゴシエーションにより相互変わることができ、重要なのは、相対値シンボルの伝送に際して符号化シーケンスとして‘000000000000’、‘011100001111’、‘000011111111’、‘011111110000’が利用されるということである。
【0101】
上記の図3を参照して、本発明によって5/12の符号化率を持つ符号化器を用いて絶対値シンボルおよび相対値シンボルを符号化する動作について述べる。つまり、図3の符号化器220は5/12の符号化率を持つ。
【0102】
前記図3を参照すれば、CQIシンボル生成器210は、現在のスロットで測定された順方向共通パイロットチャネルの信号強さを受信し、現在のスロットで相対値シンボルを送信するか、または絶対値シンボルを送信するか決定する。すなわち、現在のスロットが相対値シンボル伝送スロットか、あるいは絶対値シンボル伝送スロットか判断する。ここで、前記判断は、上記の数式1を利用する。すなわち、現在のシステム時間により計算された前記数式1の結果が‘0’であれば絶対値伝送スロットとして判断し、そうでないと相対値伝送スロットとして判断する。
【0103】
前記判断結果に基づいて、前記CQIシンボル生成器210は前記現在のスロットの信号強さを表す絶対値シンボルを生成するか、あるいは、前記現在のスロットの信号強さを以前のスロットの信号強さと比較した結果を表す相対値を生成する。
【0104】
ここで、前記相対値シンボルは、現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さに比べて大きいか等しい場合と、小さい場合を表してもよく、或いは、現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さに比べて大きい場合、同一の場合、小さい場合を表してもいい。このように前記相対値シンボルは二つの状態または三つの状態を表す。また、前記最上位ビットa4が異なる用途に使われる場合、前記相対値シンボルは前記最上位ビットa4の意味を含まなければならない。
【0105】
絶対値シンボル伝送スロットの場合、前記CQIシンボル生成器210は、前記現在のスロットの信号強さを表す5ビットの絶対値シンボルを5/12の符号化率を持つ符号化器220に出力する。
【0106】
相対値シンボル伝送スロットであり、最上位ビットa4が異なる用途に使用されない場合、前記CQIシンボル生成器210は、前記<表3>に表した5ビットCQIシンボル(‘00000’、‘10000’)のうち該当するCQIシンボルを前記符号化器220に出力する。仮に、前記現在のスロットの信号強さが前記以前のスロットの信号強さに比べて大きいか等しいと増加を意味するCQIシンボル‘00000’が出力され、前記現在のスロットの信号強さが前記以前のスロットの信号強さより小さいと減少を意味するCQIシンボル‘10000’が出力される。
【0107】
相対値シンボル伝送スロットであり、最上位ビットa4が異なる用途に使用される場合、前記CQIシンボル生成器210は、前記<表4>に表した5ビットCQIシンボル(‘00000’、‘00100’、‘01000’‘01100’)のうち該当するCQIシンボルを前記符号化器220に出力する。仮に、前記現在のスロットの信号強さが前記以前のスロットの信号強さに比べて大きいか等しいと増加を意味するCQIシンボル‘00000’または‘01000’が出力され、前記現在のスロットの信号強さが前記以前のスロットの信号強さより小さいと減少を意味するCQIシンボル‘00100’または‘01100’が出力される。
【0108】
前記符号化器220は、前記CQIシンボル生成器210から出力されたCQIシンボルを前記図16に表したマッピング規則に基づいて該当するバイナリ符号化シーケンスにマッピングして出力する。前記バイナリ符号化シーケンスは、前記図3のウォルシュカバー240に提供され、その後、変調過程などを経て基地局に伝送される。
【0109】
前記基地局はチャネル品質指示チャネルを通じて移動端末機からCQIシンボルを受信して解析する。前記受信されたCQIシンボルが相対値シンボルであり、最上位ビットa4が異なる用途に使用されていないと、基地局は前記受信された相対値シンボルを前記<表3>に対応させて解析する。一方、前記受信されたCQIシンボルが相対値シンボルであり、最上位ビットa4が異なる用途に使用されていると、基地局は、前記受信された相対値シンボルを前記<表4>に対応させて解析する。ここで、前記基地局が前記受信されたCQIシンボルを解析する過程は、前述の図12または図14による。
【0110】
本発明によって相対値シンボルを符号化する第2実施例では、絶対値シンボルと異なるビット数を持つ相対値シンボルの伝送のために、異なる符号化率を持つ2個の符号化器を利用する。この場合、絶対値シンボルは5/12の符号化率を持つ符号化器により符号化され、相対値シンボルはn/12(ここで、nは5でない)の符号化率を持つ符号化器により符号化される。
【0111】
例えば、相対値シンボルのためには1/12の符号化率を持つ符号化器が使用される。前記符号化器は入力される1ビットの相対値シンボルにより12ビットの符号化シーケンス‘000000000000’と‘111111111111’を出力する。上記の相対値情報の二つの意味(増加または減少)に応じて1/12の符号化率を持つ符号化器の入力シンボルおよび出力符号化シーケンス間の関係を、下記の<表5>に示す。
【表5】
Figure 2004522387
【0112】
一方、最上位ビットa4が異なる用途に使用される場合、相対値シンボルのためには2/12の符号化率を持つ符号化器が使用されなければならなく、前記符号化器は既に言及した<表4>に示した入出力特性を有する。
【0113】
図17は、本発明によって絶対値シンボルと相対値シンボルをそれぞれ別の符号化器を使用して符号化する装置を示す図である。前記図17では、図3のシンボル生成器210と符号化器220がさらに具体的に示されている。前記図17では、前記図3と違い、絶対値シンボルと相対値シンボルをそれぞれ符号化するために、相異なる符号化率を持つ2個の符号化器920、930が使用された。ここで、符号化器920は5/12の符号率を有するが、この符号率は絶対値シンボルが何ビットかによって可変される。
【0114】
前記図17を参照すれば、CQIシンボル生成器910は、現在のスロットで測定された順方向共通パイロットチャネルの信号強さを受信し、現在のスロットで絶対値シンボルを送信するか、または相対値シンボルを送信するか決定する。すなわち、現在のスロットが相対値シンボル伝送スロットか、それとも絶対値シンボル伝送スロットか判断する。ここで、前記判断は、上記の数式1を利用する。すなわち、現在のシステム時間により計算された前記数式1の結果が‘0’であれば絶対値伝送スロットとして判断し、そうでないと相対値伝送スロットとして判断する。
【0115】
前記判断結果に基づいて、前記CQIシンボル生成器910は、前記現在のスロットの信号強さを表す絶対値シンボルを生成するか、または前記現在のスロットの信号強さを以前のスロットの信号強さと比較した結果を表す相対値シンボルを生成する。
【0116】
ここで、前記相対値シンボルは現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さに比べて大きいか等しい場合と、小さい場合を表してもよく、あるいは、現在のスロットの信号強さが以前のスロットの信号強さに比べて大きい場合、同一の場合、小さい場合を表してもいい。このように前記相対値シンボルは二つの状態または三つの状態を表す任意のnビット(ここで、nは5でない)となる。また、前記最上位ビットa4が異なる用途に使われる場合、前記相対値シンボルは前記最上位ビットa4の意味を含まなければならない。
【0117】
現在のスロットが絶対値シンボル伝送スロットの場合、前記CQIシンボル生成器910は前記現在のスロットの信号強さを表す5ビットの絶対値シンボルを5/12の符号化率を持つ第1符号化器920に出力する。
【0118】
相対値シンボル伝送スロットの場合、前記CQIシンボル生成器910は、nビット(1ビットまたは2ビット)の相対値シンボルを生成してn/12の符号化率を持つ第2符号化器930に出力する。ここで、前記相対値シンボルが1ビットの場合、前記第2符号化器930の符号化率は1/12であり、前記相対値シンボルが2ビットの場合、前記第2符号化器930の符号化率は2/12である。
【0119】
相対値伝送スロットで最上位ビットa4が異なる用途に使用されない場合、前記CQIシンボル生成器910は前記<表5>に表した1ビットCQIシンボル(‘0’、‘1’)のうち該当するCQIシンボルを1/12の符号化率を有する前記第2符号化器930に出力する。仮に、前記現在のスロットの信号強さが前記以前のスロットの信号強さに比べて大きいか等しいと増加を意味するCQIシンボル‘0’が出力され、前記現在のスロットの信号強さが前記以前のスロットの信号強さより小さいと減少を意味するCQIシンボル‘1’が出力される。
【0120】
相対値伝送スロットで最上位ビットa4が異なる用途に使用される場合、前記CQIシンボル生成器910は前記<表4>に表した2ビットCQIシンボル(‘00’、‘10’、‘01’、‘11’)のうち該当する CQIシンボルを2/12の符号化率を有する前記符号化器930に出力する。仮に、前記現在のスロットの信号強さが前記以前のスロットの信号強さに比べて大きいか等しいと増加を意味するCQIシンボル‘00’または‘01’が出力され、前記現在のスロットの信号強さが前記以前のスロットの信号強さより小さいと減少を意味するCQIシンボル‘10’または‘11’が出力される。
【0121】
前記第2符号化器930は、前記CQIシンボル生成器910から出力されたnビットの相対値シンボルを受信して前記図16に表したマッピング規則に基づいて該当するバイナリ符号化シーケンスにマッピングして出力する。また、前記第1符号化器920は前記CQIシンボル生成器910から出力された絶対値シンボルを前記図16に表したマッピング規則に基づいて該当するバイナリ符号化シーケンスを出力する。前記バイナリ符号化シーケンスは前記図3のウォルシュカバー240に提供され、その後、変調過程などを経て基地局に伝送される。
【0122】
一方、前記図17に示すように、端末機では絶対値シンボルのための符号化器と相対値シンボルのための符号化器が異なっているが、基地局ではCQIシンボルを復号するときに使用する符号器を単一のものを使用することができる。これは、絶対値シンボルや相対値シンボルによらずそれに対応して出力される符号化シーケンスのビット数が同一なためである。上記の図5を参照すれば、符号器340は、12ビット符号化シーケンスを入力として5ビットCQIシンボルを出力する。仮に、現在のスロットが絶対値伝送スロットなら前記CQIシンボルは信号強さのレベルを表し、現在のスロットが相対値伝送スロットなら前記CQIシンボルは増加または減少を表す。したがって、CQIシンボル計算器350は現在のスロットが絶対値伝送スロットか、あるいは相対値伝送スロットかによって前記CQIシンボルを解析する。
【0123】
前記受信されたCQIシンボルが相対値シンボルであり、最上位ビットa4が異なる用途に使用されていないと、前記CQIシンボル計算器350は、前記受信された相対値シンボルを前記<表5>に対応させて解析する。一方、前記受信されたCQIシンボルが相対値シンボルであり、最上位ビットa4が異なる用途に使用されていると、前記CQIシンボル計算器350は前記受信されたCQIシンボルを前記<表4>に対応させて解析する。ここで、前記受信されたCQIシンボルを解析する過程は、上記の図12または図14による。
【0124】
本発明によって相対値シンボルを符号化する第3実施例では、相対値シンボルと絶対値シンボルを同一の符号化率を持つ符号化器を使用して符号化し、相対値シンボル伝送のさい前記符号化器に入力される特定ビットをオフ(off)状態に設定する。ここで、オフ(off)状態に設定する理由は、符号化器の入力端に一切の信号も入力させないことによって、該当入力端が符号化シーケンスの生成に何の影響も及ぼさないようにするためである。このように相対値シンボルを伝送する場合、5/12の符号化率を持つ符号化器の入力シンボルおよび出力符号化シーケンス間の関係を、下記の<表6>に示す。
【表6】
Figure 2004522387
【0125】
前記<表6>は最上位ビットa4が使用されない場合、相対値シンボルの意味(増加または減少)を示すものである。すなわち、相対値シンボルの意味は、5ビットCQIシンボルのうち最上位ビットa4を用いて表示する。
【0126】
一方、最上位ビットa4が異なる用途に使用される場合、5/12の符号化率を持つ符号化器の入力シンボルおよび出力符号化シーケンス間の関係を、下記の<表7>に示す。
【表7】
Figure 2004522387
【0127】
前記<表7>において、5ビット入力CQIシンボルのa3は、相対値シンボルの意味(増加または減少)を表し、a2は異なる用途の意味を表す。前記<表6>および前記<表7>のような入力CQIシンボルを使用するのは、対応する出力符号化シーケンス間の差を最大化するためである。これは、復号性能を最適化するためである。
【0128】
ここで、前記<表6>および<表7>に表した入力CQIシンボル(a4、a3、a2、a1、a0)マッピング関係およびその意味は、基地局と端末機間のネゴシエーションによりあらかじめ約束されている。
【0129】
一方、本発明の詳細な説明では具体的な実施例に上げて説明したが、本発明の範囲を外れない限度内でさまざまな変形が可能なことはいうまでもない。したがって、本発明の範囲は、前述の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲とそれに均等なものによって定められるべきである。
【0130】
【発明の効果】
以上の如く、本発明によれば、順方向チャネルの品質指示情報を伝送するにあたり、あらかじめ定められた少なくとも一つのスロットでは絶対値シンボルを伝送し、他のスロットでは相対値シンボルを伝送することによって、逆方向リンクで発生するオーバーヘッドと干渉を減少させることができ、これにより、逆方向トラフィック容量を増加させることができる。また、本発明は、符号化シンボルに比べて相対的に少ない情報量を伝達する相対値シンボルを符号化する方法を提供することによって復号性能を最適化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によって端末機が測定した順方向チャネルの品質情報を基地局に送信する送信器構造を示す図。
【図2】従来技術によって順方向チャネルの品質情報を送受信する基地局と端末機の動作を時間的に示す図。
【図3】本発明の一実施例によって端末機が測定した順方向チャネルの品質情報を基地局に送信する送信器構造を示す図。
【図4】順方向共通パイロットチャネルに対して測定された搬送波対干渉比のレベルとそれにマッピングされる絶対値シンボルを格納するマッピングテーブルの例を示す図。
【図5】本発明の一実施例によって端末機で測定した順方向チャネルの品質情報を基地局で受信する受信器構造を示す図。
【図6】本発明の一実施例によって絶対値シンボルの伝送区間(interval)が4スロットである場合、順方向チャネルの品質情報を送受信する基地局と端末機の動作を時間的に示す図。
【図7】本発明の一実施例によって一つの基地局と通信する複数の端末機が絶対値シンボルを交互に伝送する動作を時間的に示す図。
【図8】本発明の一実施例によって絶対値シンボルの伝送区間が8スロットである場合、端末機から伝送するCQIシンボルを示す図。
【図9】本発明の他の実施例によって絶対値シンボルを繰り返し伝送する動作を示す図。
【図10】本発明によって絶対値シンボルを二つのスロットにわたって伝送する場合、一つの基地局と通信する複数の端末機が絶対値シンボルを交互に伝送する動作を時間的に示す図。
【図11】本発明によって端末機から順方向チャネルの品質情報を基地局に送信する第1実施例を示す流れ図。
【図12】本発明によって基地局で端末機から順方向チャネルの品質情報を受信する第1実施例を示す流れ図。
【図13】本発明によって端末機から順方向チャネルの品質情報を基地局に送信する第2実施例を示す流れ図。
【図14】本発明によって基地局で端末機から順方向チャネルの品質情報を受信する第2実施例を示す流れ図。
【図15】本発明によって端末機が測定した順方向チャネルの品質情報を基地局に伝送する第3実施例を示す流れ図。
【図16】5/12の符号化率を持つ符号化器に入力されるCQIシンボルと符号化器から出力される符号化シーケンスの一例を示す図。
【図17】本発明によって絶対値シンボルと相対値シンボルをそれぞれ別の符号化器を使用して符号化する装置の構造を示す図。
【符号の説明】
210 CQIシンボル生成器
220 符号化器
230 ウォルシュカバーコード発生器
240 ウォルシュカバー
250 信号点変換器
260 ウォルシュ拡散器

Claims (56)

  1. 移動端末機が基地局から受信される順方向チャネルの品質情報を測定し、前記測定された品質情報を前記基地局に報告する方法において、
    複数のタイムスロットで前記順方向チャネルを通じて受信された信号の強さ値をそれぞれ測定する第1過程と、
    前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの選択されたタイムスロットで測定された信号強さ値を表す絶対値シンボルを、前記選択されたタイムスロットに対応する少なくとも一つのタイムスロットで伝送する第2過程と、
    前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの他のタイムスロットで測定された信号強さ値の、該当する以前のタイムスロットで測定された信号強さ値に対する相対値を表す相対値シンボルを、前記他のタイムスロットに対応する少なくとも一つのタイムスロットで伝送する第3過程と、を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記相対値シンボルは、前記絶対値シンボルより少ない伝送電力で伝送されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記相対値シンボルは前記絶対値シンボルより少ないビット数を有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記相対値シンボルは、前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値を前記該当する以前のタイムスロットで測定された信号強さ値と比較した結果に基づいて増加または減少を表すことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記相対値シンボルは、前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値を前記該当する以前のタイムスロットで測定された信号強さ値と比較した結果に基づいて増加、同一、または、減少を表すことを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 前記選択されたタイムスロットは、他の端末機に対して選択されたタイムスロットと重複しないように時間帯別に分散されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 前記選択されたタイムスロットは、下記の数式を満足するタイムスロットであることを特徴とする請求項1記載の方法。
    (T−N−X) MOD INT = 0
    ただし、上記式中の、Tはスロット単位のシステム時間であり、INTは絶対値シンボルが伝送される区間であり、NはINT内で絶対値シンボルが伝送される位置であり、Xは移動端末機に固有に割り当てられるパラメータである。
  8. 前記絶対値シンボルは、連続する2個のタイムスロットにわたって伝送されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 前記第3過程は、
    あらかじめ定められた複数の信号強さレベルと所定ビットのシンボルをマッピングさせるマッピングテーブルより前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値のレベルを検索する段階と、
    前記該当する以前のタイムスロットで測定された信号強さ値のレベルを前記測定された信号強さ値のレベルと比較した結果を表す前記相対値シンボルを生成する段階と、
    前記生成された相対値シンボルを符号化して伝送する段階と、を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  10. 前記第3過程は、
    前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値を前記該当する以前のタイムスロットで測定された信号強さ値と比較した結果を表す前記相対値シンボルを生成する段階と、
    前記生成された相対値シンボルを符号化する段階と、を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  11. 前記符号化する段階は、前記生成された相対値シンボルを符号化し、相互間に最も大きい差を持つようにあらかじめ定められた符号化シーケンスのうち一つの符号化シーケンスを出力することを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 前記符号化シーケンスはいずれも‘0’か、いずれも‘1’であることを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 前記第2過程は、
    あらかじめ定められた複数の信号強さレベルと所定ビットのシンボルをマッピングさせるマッピングテーブルを利用して前記測定された信号強さ値のレベルに対応する前記絶対値シンボルを生成する段階と、
    前記生成された絶対値シンボルを符号化して伝送する段階と、を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  14. 移動端末機が基地局から受信される順方向チャネルの品質情報を測定して前記測定された品質情報を前記基地局に報告する方法において、
    複数のタイムスロットで前記順方向チャネルを通じて受信された信号の強さ値をそれぞれ測定する第1過程と、
    前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの選択されたタイムスロットで測定された信号強さ値を表す絶対値シンボルを、前記選択されたタイムスロットに対応する少なくとも一つのタイムスロットで伝送し、前記測定された信号強さ値を格納する第2過程と、
    前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの他のタイムスロットで測定された信号強さ値の、該当する以前のタイムスロットで格納された信号強さ値に対する相対値を表す相対値シンボルを、前記他のタイムスロットに対応する少なくとも一つのタイムスロットで伝送し、前記相対値シンボルの意味に応じて前記該当する以前のタイムスロットで格納された信号強さ値を更新して格納する第3過程と、を含むことを特徴とする方法。
  15. 前記相対値シンボルは、前記絶対値シンボルより少ない伝送電力で伝送されることを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 前記相対値シンボルは、前記絶対値シンボルより少ないビット数を有することを特徴とする請求項14記載の方法。
  17. 前記相対値シンボルは、前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値が前記該当する以前のタイムスロットで格納された信号強さ値より増加したか、あるいは減少したかを表すことを特徴とする請求項14記載の方法。
  18. 前記相対値シンボルは、前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値が前記該当する以前のタイムスロットで格納された信号強さ値より増加したか、同一か、または減少したかを表すことを特徴とする請求項14記載の方法。
  19. 前記選択されたタイムスロットは、他の端末機に対して選択されたタイムスロットと重複しないように時間帯別に分散されることを特徴とする請求項14記載の方法。
  20. 前記選択されたタイムスロットは下記の数式を満足するタイムスロットであることを特徴とする請求項14記載の方法。
    (T−N−X) MOD INT = 0
    ただし、上記式中の、Tはスロット単位のシステム時間であり、INTは絶対値シンボルが伝送される区間であり、NはINT内で絶対値シンボルが伝送される位置であり、Xは移動端末機に固有に割り当てられるパラメータである。
  21. 前記絶対値シンボルは連続する2個のタイムスロットにわたって伝送されることを特徴とする請求項14記載の方法。
  22. 前記第3過程は、
    前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値を前記該当する以前のタイムスロットで格納された信号強さ値と比較した結果を表す前記相対値シンボルを生成する段階と、
    前記生成された相対値シンボルを符号化する段階と、
    前記相対値シンボルの意味に応じて前記該当する以前のタイムスロットで格納された信号強さ値をあらかじめ定められた所定単位ほど増加または減少させる段階と、を含むことを特徴とする請求項14記載の方法。
  23. 前記所定単位は、前記基地局と移動端末機間にあらかじめ約束されることを特徴とする請求項22記載の方法。
  24. 前記符号化する段階は、前記生成された相対値シンボルを符号化し、相互間に最も大きい差を持つようにあらかじめ定められた符号化シーケンスのうち一つの符号化シーケンスを出力することを特徴とする請求項22記載の方法。
  25. 前記符号化シーケンスはいずれも‘0’か、いずれも‘1’であることを特徴とする請求項24記載の方法。
  26. 前記第2過程は、
    あらかじめ定められた複数の信号強さレベルと所定ビットのシンボルをマッピングさせるマッピングテーブルを利用して前記測定された信号強さ値のレベルに対応する前記絶対値シンボルを生成する段階と、
    前記生成された絶対値シンボルを符号化して伝送する段階と、
    前記絶対値シンボルに対応する信号強さ値を格納する段階と、を含むことを特徴とする請求項14記載の方法。
  27. 基地局が移動端末機から報告される順方向チャネルの品質情報を受信する方法において、
    複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの選択されたタイムスロットで絶対値シンボルを受信する第1過程と、
    前記絶対値シンボルにより前記選択されたタイムスロットの信号強さ値を計算する第2過程と、
    前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの他のタイムスロットで相対値シンボルを受信する第3過程と、
    該当する以前のタイムスロットで計算された信号強さ値を前記相対値シンボルの意味に応じて更新して前記他のタイムスロットの信号強さ値を計算する第4過程と、を含むことを特徴とする方法。
  28. 前記選択されたタイムスロットは、下記の数式を満足するタイムスロットであることを特徴とする請求項26記載の方法。
    (T−N−X) MOD INT = 0
    ただし、上記式中の、Tはスロット単位のシステム時間であり、INTは絶対値シンボルが伝送される区間であり、NはINT内で絶対値シンボルが伝送される位置であり、Xは移動端末機に固有に割り当てられるパラメータである。
  29. 前記第2過程は、あらかじめ定められた複数の信号強さレベルと所定ビットのシンボルをマッピングさせるマッピングテーブルより、前記絶対値シンボルに対応する信号強さレベルを検索する段階を含むことを特徴とする請求項27記載の方法。
  30. 前記第4過程は、
    あらかじめ定められた複数の信号強さレベルと所定ビットのシンボルをマッピングさせるマッピングテーブルを参考して、該当する以前のタイムスロットで計算された信号強さ値を前記相対値シンボルの意味に応じて1レベル単位ほど増加させるか、または、減少させる段階を含むことを特徴とする請求項27記載の方法。
  31. 前記第4過程は、
    該当する以前のタイムスロットで計算された信号強さ値を前記相対値シンボルの意味に応じてあらかじめ定められた所定単位ほど増加させるか、または、減少させる段階を含むことを特徴とする請求項27記載の方法。
  32. 前記所定単位は、前記移動端末機と基地局間にあらかじめ約束されることを特徴とする請求項31記載の方法。
  33. 移動端末機が基地局から受信される順方向チャネルの品質情報を測定して前記測定された品質情報を前記基地局に報告する装置において、
    複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの選択されたタイムスロットで、前記選択されたタイムスロットで測定された信号強さ値を表す絶対値シンボルを生成し、前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの他のタイムスロットで、前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値の、該当する以前のタイムスロットで測定された信号強さ値に対する変化を表す相対値シンボルを生成するシンボル生成器と、
    前記絶対値シンボルおよび前記相対値シンボルを符号化する符号化部と、を含むことを特徴とする装置。
  34. 前記符号化された相対値シンボルを、前記符号化された絶対値シンボルより少ない伝送電力で伝送する送信器をさらに含むことを特徴とする請求項33記載の装置。
  35. 前記選択されたタイムスロットは、他の端末機に対して選択されたタイムスロットと重複しないように時間帯別に分散されることを特徴とする請求項33記載の装置。
  36. 前記選択されたタイムスロットは、下記の数式を満足するタイムスロットであることを特徴とする請求項33記載の装置。
    (T−N−X) MOD INT = 0
    ただし、上記式中の、Tはスロット単位のシステム時間であり、INTは絶対値シンボルが伝送される区間であり、NはINT内で絶対値シンボルが伝送される位置であり、Xは移動端末機に固有に割り当てられるパラメータである。
  37. 前記絶対値シンボルは連続する2個のタイムスロットにわたって伝送されることを特徴とする請求項33記載の装置。
  38. 前記シンボル生成器は、
    あらかじめ定められた複数の信号強さレベルと所定ビットのシンボルをマッピングさせるマッピングテーブルより、前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値のレベルを検索し、前記該当する以前のタイムスロットで測定された信号強さ値のレベルを前記測定された信号強さ値のレベルと比較した結果を表す前記相対値シンボルを生成することを特徴とする請求項33記載の装置。
  39. 前記シンボル生成器は、
    前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値を前記該当する以前のタイムスロットで測定された信号強さ値と比較した結果を表す前記相対値シンボルを生成することを特徴とする請求項33記載の装置。
  40. 前記相対値シンボルは、前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値を前記該当する以前のタイムスロットで測定された信号強さ値と比較した結果に基づいて増加または減少を表すことを特徴とする請求項33記載の装置。
  41. 前記相対値シンボルは、前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値が前記該当する以前のタイムスロットで格納された信号強さ値より増加したか、同一か、または、減少したかを表すことを特徴とする請求項33記載の装置。
  42. 前記シンボル生成器は、
    あらかじめ定められた複数の信号強さレベルと所定ビットのシンボルをマッピングさせるマッピングテーブルを利用して前記測定された信号強さ値のレベルに対応する前記絶対値シンボルを生成することを特徴とする請求項33記載の装置。
  43. 前記シンボル生成器は、
    前記選択されたタイムスロットで測定された信号強さ値を表す絶対値シンボルを生成し、前記測定された信号強さ値を格納する第1装置と、
    前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値の、該当する以前のタイムスロットで格納された信号強さに対する相対値を表す相対値シンボルを生成し、前記相対値シンボルの意味に応じて前記該当する以前のタイムスロットで格納された信号強さ値を更新して格納する第2装置と、を含むことを特徴とする請求項33記載の装置。
  44. 前記第1装置は、
    あらかじめ定められた複数の信号強さレベルと所定ビットのシンボルをマッピングさせるマッピングテーブルを利用して前記測定された信号強さ値のレベルに対応する前記絶対値シンボルを生成し、前記絶対値シンボルに対応する信号強さ値を格納することを特徴とする請求項43記載の装置。
  45. 前記第2装置は、
    前記他のタイムスロットで測定された信号強さ値を前記該当する以前のタイムスロットで格納された信号強さ値と比較した結果を表す前記相対値シンボルを生成し、前記相対値シンボルの意味に応じて前記該当する以前のタイムスロットで格納された信号強さ値をあらかじめ定められた所定単位ほど増加または減少させることを特徴とする請求項43記載の装置。
  46. 前記符号化部は、
    前記絶対値シンボルおよび前記相対値シンボルを同一の符号化率により符号化する符号化器から構成されることを特徴とする請求項33記載の装置。
  47. 前記符号化器は、
    前記相対値シンボルを符号化し、相互間に最も大きい差を持つようにあらかじめ定められた符号化シーケンスのうち一つの符号化シーケンスを出力することを特徴とする請求項46記載の装置。
  48. 前記符号化シーケンスは、いずれも‘0’か、いずれも‘1’であることを特徴とする請求項47記載の方法。
  49. 前記符号化部は、
    前記絶対値シンボルを、前記絶対値シンボルのビット数による第1符号化率で符号化する第1符号化器と、
    前記相対値シンボルを、前記相対値シンボルのビット数による第2符号化率で符号化する第2符号化器と、から構成されることを特徴とする請求項33記載の装置。
  50. 前記相対値シンボルは、前記絶対値シンボルより少ないビット数を有することを特徴とする請求項49記載の装置。
  51. 基地局が移動端末機から報告される順方向チャネルの品質情報を受信する装置において、
    複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの選択されたタイムスロットで絶対値シンボルを受信し、前記複数のタイムスロットのうち少なくとも一つの他のタイムスロットで相対値シンボルを受信する受信器と、
    前記絶対値シンボルにより前記選択されたタイムスロットの信号強さ値を計算し、該当する以前のタイムスロットで計算された信号強さ値を前記相対値シンボルの意味に応じて更新して前記他のタイムスロットの信号強さ値を計算するシンボル計算器と、を含むことを特徴とする装置。
  52. 前記選択されたタイムスロットは、下記の数式を満足するタイムスロットであることを特徴とする請求項51記載の装置。
    (T−N−X) MOD INT = 0
    ただし、上記式中の、Tはスロット単位のシステム時間であり、INTは絶対値シンボルが伝送される区間であり、NはINT内で絶対値シンボルが伝送される位置であり、Xは移動端末機に固有に割り当てられるパラメータである。
  53. 前記シンボル計算器は、
    あらかじめ定められた複数の信号強さレベルと所定ビットのシンボルをマッピングさせるマッピングテーブルより、前記絶対値シンボルに対応する信号強さレベルを検索することを特徴とする請求項51記載の装置。
  54. 前記シンボル計算器は、
    あらかじめ定められた複数の信号強さレベルと所定ビットのシンボルをマッピングさせるマッピングテーブルを参考して、該当する以前のタイムスロットで計算された信号強さ値を前記相対値シンボルの意味に応じて1レベル単位ほど増加させるか、または、減少させることを特徴とする請求項51記載の装置。
  55. 前記シンボル計算器は、
    該当する以前のタイムスロットで計算された信号強さ値を前記相対値シンボルの意味に応じてあらかじめ定められた所定単位ほど増加させるか、または減少させることを特徴とする請求項51記載の装置。
  56. 前記所定単位は、前記移動端末機と基地局間にあらかじめ約束されることを特徴とする請求項55記載の装置。
JP2003524153A 2001-08-31 2002-08-29 移動通信システムでの順方向チャネルの品質情報送受信方法および装置 Expired - Fee Related JP3908734B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20010053348 2001-08-31
KR20010066105 2001-10-25
KR20010075534 2001-11-30
PCT/KR2002/001625 WO2003019820A1 (en) 2001-08-31 2002-08-29 Apparatus and method for transmitting and receiving forward channel quality information in a mobile communication system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004522387A true JP2004522387A (ja) 2004-07-22
JP3908734B2 JP3908734B2 (ja) 2007-04-25

Family

ID=27350517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003524153A Expired - Fee Related JP3908734B2 (ja) 2001-08-31 2002-08-29 移動通信システムでの順方向チャネルの品質情報送受信方法および装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US7499721B2 (ja)
EP (1) EP1289167B1 (ja)
JP (1) JP3908734B2 (ja)
KR (1) KR100498922B1 (ja)
CN (1) CN1264378C (ja)
AU (1) AU2002329076B2 (ja)
BR (1) BRPI0205958B1 (ja)
CA (1) CA2427315C (ja)
DE (2) DE60202569T2 (ja)
GB (1) GB2382002B (ja)
WO (1) WO2003019820A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007122727A1 (ja) * 2006-04-21 2007-11-01 Panasonic Corporation Mimo受信装置およびmimo送信装置
JP2009529252A (ja) * 2006-02-08 2009-08-13 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 移動通信システムでチャネル品質情報を伝送する方法
JP4750843B2 (ja) * 2005-04-28 2011-08-17 クゥアルコム・インコーポレイテッド データ伝送システムにおけるマルチキャリア動作

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100493079B1 (ko) * 2001-11-02 2005-06-02 삼성전자주식회사 고속 순방향 패킷 접속 방식을 사용하는 광대역 부호 분할다중 접속 통신 시스템에서 순방향 채널 품질을 보고하는장치 및 방법
KR100879942B1 (ko) * 2002-02-16 2009-01-22 엘지전자 주식회사 채널품질지시자 코딩을 위한 기저수열 생성방법
KR100547882B1 (ko) * 2002-02-26 2006-02-01 삼성전자주식회사 안테나 선택 다이버시티를 지원하는 이동통신시스템에서순방향 채널 상태 정보를 송수신하는 방법 및 장치
US7209712B2 (en) * 2002-09-23 2007-04-24 Qualcomm, Incorporated Mean square estimation of channel quality measure
DK1568185T3 (da) 2002-12-04 2011-07-11 Interdigital Tech Corp Pålidelighedsdetektering af kanalkvalitetsindikator (CQI) og anvendelse af effektstyring i ydre sløjfe
US20040179493A1 (en) * 2003-03-14 2004-09-16 Khan Farooq Ullah Methods of transmitting channel quality information and power allocation in wireless communication systems
RU2366087C2 (ru) 2003-08-06 2009-08-27 Панасоник Корпорэйшн Устройство беспроводной связи и способ беспроводной связи
EP1509011A3 (en) * 2003-08-16 2011-01-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for assigning scheduling for uplink packet transmission in a mobile communication system
WO2005060132A1 (en) * 2003-12-18 2005-06-30 Electronics And Telecommunications Research Institute Method and apparatus for requesting and reporting channel quality information in mobile communication system
KR100600673B1 (ko) * 2003-12-18 2006-07-18 한국전자통신연구원 이동 통신 시스템에서의 채널 품질 정보 요청 및 보고방법, 그리고 그 장치
KR100612655B1 (ko) * 2004-01-02 2006-08-16 한국전자통신연구원 수면모드 단말에 대한 트래픽 공지와 채널 적응 방법 및장치
WO2005089004A1 (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha チャネル品質情報の送信タイミング調整方法、オフセット情報生成方法、端末、基地局および無線ネットワーク制御装置
US20050207367A1 (en) * 2004-03-22 2005-09-22 Onggosanusi Eko N Method for channel quality indicator computation and feedback in a multi-carrier communications system
KR100625143B1 (ko) 2004-05-14 2006-09-20 에스케이 텔레콤주식회사 휴대 인터넷 시스템에서 채널 품질에 기반하여 채널 상태정보를 보고하는 방법 및 시스템
KR100589680B1 (ko) 2004-07-26 2006-06-19 한국전자통신연구원 이동통신 시스템의 신호 전송 방법 및 그 장치와, 수신방법 및 그 장치
US7317702B2 (en) * 2004-07-30 2008-01-08 Lucent Technologies Inc. Method and apparatus for enhancing performance of channel quality indicator (CQI) channel in wireless communications system
US7492722B2 (en) 2004-11-04 2009-02-17 Interdigital Technology Corporation Wireless communication method and apparatus for adaptively biasing channel quality indicators to maintain a desired block error rate
KR100657511B1 (ko) 2004-12-11 2006-12-20 한국전자통신연구원 직교주파수 분할 다중 접속 방식의 기지국 복조 장치
KR100946878B1 (ko) * 2005-01-10 2010-03-09 삼성전자주식회사 통신 시스템에서 채널 품질 정보 채널 할당 시스템 및 방법
CN101129085B (zh) * 2005-02-28 2011-04-27 诺基亚公司 由网络发起的从语音到多媒体的服务变化
US7974253B2 (en) * 2005-03-08 2011-07-05 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for implementing and using a rate indicator
WO2007015305A1 (ja) * 2005-08-04 2007-02-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 移動局装置
KR101297950B1 (ko) 2005-08-24 2013-08-19 인터디지탈 테크날러지 코포레이션 업링크 용량을 증가시키기 위해 채널 품질 표시자 피드백 주기를 조정하는 방법 및 장치
KR101216072B1 (ko) 2006-01-03 2012-12-26 엘지전자 주식회사 이동통신 시스템에서의 인터-프리퀀시 측정 지원 방법
FR2905045B1 (fr) * 2006-08-17 2011-09-02 Cit Alcatel Dispositif de traitement pour la transmission de mesures effectuees par des terminaux radio
FR2905044B1 (fr) * 2006-08-17 2012-10-26 Cit Alcatel Dispositif d'adaptation de schema(s) de modulation et d'encodage de donnees destinees a etre diffusees vers des terminaux de communication radio
US8797889B2 (en) * 2007-04-13 2014-08-05 Telefonaktiebolaget LML Ericsson (Publ) Multi-carrier CQI feedback method and apparatus
JP5019966B2 (ja) * 2007-06-19 2012-09-05 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ ユーザ装置、基地局装置及びチャネル状態情報通信方法
KR101505831B1 (ko) * 2007-10-30 2015-03-26 삼성전자주식회사 멀티 채널 신호의 부호화/복호화 방법 및 장치
EP2073419B1 (en) 2007-12-20 2011-10-26 Panasonic Corporation Control channel signaling using a common signaling field for transport format and redundancy version
US8917598B2 (en) * 2007-12-21 2014-12-23 Qualcomm Incorporated Downlink flow control
US8666752B2 (en) * 2009-03-18 2014-03-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for encoding and decoding multi-channel signal
JP5678420B2 (ja) * 2009-09-01 2015-03-04 富士通株式会社 中継方法及び中継装置
CN102215556B (zh) * 2010-04-01 2016-04-20 中兴通讯股份有限公司 一种收发信单元、无线接收***自动增益控制方法及装置
US10142846B2 (en) * 2012-11-14 2018-11-27 Infineon Technologies Ag Relay attack prevention
US9558607B2 (en) * 2012-11-14 2017-01-31 Infineon Technologies Ag Relay attack prevention using RSSIPPLX
WO2015020577A1 (en) * 2013-08-08 2015-02-12 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method for transmitting data to a wireless device in a communications network which applies a combined cell deployment

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05300039A (ja) * 1992-04-24 1993-11-12 Toshiba Corp 受信装置
US5465398A (en) 1993-10-07 1995-11-07 Metricom, Inc. Automatic power level control of a packet communication link
JP2974274B2 (ja) 1994-05-12 1999-11-10 エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社 送信電力制御方法および送信電力制御装置
JP3205252B2 (ja) * 1996-04-24 2001-09-04 シャープ株式会社 移動無線端末
US6574211B2 (en) * 1997-11-03 2003-06-03 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for high rate packet data transmission
DE19821519C2 (de) 1998-05-13 2001-08-09 Siemens Ag Verfahren zum insbesondere Indoor-Betreiben einer drahtlosen Telekommunikationseinrichtung
GB2339514A (en) 1998-07-11 2000-01-26 Motorola Ltd Cellular communication system with reduced power variation
JP3150129B2 (ja) 1999-03-12 2001-03-26 日本電気移動通信株式会社 Cdma移動体通信受信装置
CA2333954A1 (en) 1999-04-02 2000-10-12 Ntt Docomo, Inc. Channel estimation device and method, demodulation device and method, and fading frequency decision device and method
US6985453B2 (en) * 2001-02-15 2006-01-10 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for link quality feedback in a wireless communication system

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4750843B2 (ja) * 2005-04-28 2011-08-17 クゥアルコム・インコーポレイテッド データ伝送システムにおけるマルチキャリア動作
JP2009529252A (ja) * 2006-02-08 2009-08-13 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 移動通信システムでチャネル品質情報を伝送する方法
US8041308B2 (en) 2006-02-08 2011-10-18 Lg Electronics Inc. Method of transmitting channel quality information in mobile communication system
WO2007122727A1 (ja) * 2006-04-21 2007-11-01 Panasonic Corporation Mimo受信装置およびmimo送信装置
US7940851B2 (en) 2006-04-21 2011-05-10 Panasonic Corporation Radio communication apparatus and radio communication method
US8130861B2 (en) 2006-04-21 2012-03-06 Panasonic Corporation Radio communication apparatus and radio communication method
CN101421941B (zh) * 2006-04-21 2013-01-02 松下电器产业株式会社 多输入多输出接收装置和多输入多输出发送装置
US8526527B2 (en) 2006-04-21 2013-09-03 Panasonic Corporation Radio communication apparatus and radio communication method

Also Published As

Publication number Publication date
US20030054847A1 (en) 2003-03-20
BR0205958A (pt) 2005-02-01
EP1289167A1 (en) 2003-03-05
AU2002329076B2 (en) 2004-04-22
CA2427315C (en) 2008-10-14
GB0220143D0 (en) 2002-10-09
KR100498922B1 (ko) 2005-07-04
WO2003019820A1 (en) 2003-03-06
JP3908734B2 (ja) 2007-04-25
CN1264378C (zh) 2006-07-12
GB2382002B (en) 2004-04-14
US7499721B2 (en) 2009-03-03
DE60202569T2 (de) 2006-02-16
EP1289167B1 (en) 2005-01-12
CA2427315A1 (en) 2003-03-06
CN1476689A (zh) 2004-02-18
BRPI0205958B1 (pt) 2016-10-25
GB2382002A (en) 2003-05-14
DE60202569D1 (de) 2005-02-17
DE20213392U1 (de) 2003-02-20
KR20030019210A (ko) 2003-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3908734B2 (ja) 移動通信システムでの順方向チャネルの品質情報送受信方法および装置
AU2002329076A1 (en) Apparatus and method for transmitting and receiving forward channel quality information in a mobile communication system
US6480521B1 (en) Method and apparatus for transmitting high speed data in a spread spectrum communications system
JP4463561B2 (ja) チャネル品質フィードバック用システムおよび方法
JP5329736B2 (ja) ワイヤレス通信システムにおけるチャネル品質表示(cqi)チャネルの性能を向上するための方法及び装置
JP5685544B2 (ja) マルチセルhsdpaを支援する移動通信システムのためのチャネル品質認識子伝送電力制御方法及び装置
JP4720838B2 (ja) 通信装置および方法、情報処理装置および方法
US7107021B2 (en) Method and apparatus for transmitting and receiving status information of forward channel in a mobile communication system supporting selective transmit diversity
EP1418682A2 (en) Apparatus and method for transmitting TFCI bits for a hard split mode in a CDMA mobile communication system
JP2003508964A (ja) 直交送信ダイバーシティ信号の品質を測定し調整するための方法とシステム
JPWO2003034677A1 (ja) 送信装置および送信制御方法、並びに受信装置および受信制御方法
US20040121788A1 (en) Mobile communication system, mobile communication method, and radio station suitably used for the same
KR100429526B1 (ko) 이동 통신시스템의 데이터 전송률 지시 정보 송수신 방법및 장치
KR100698199B1 (ko) 전송 안테나 다이버시티 방법
KR20020012595A (ko) 레이트 판정을 향상시키기 위해 프레임 에너지 메트릭을사용하는 방법 및 장치
CN1747352B (zh) 无线电通信设备、无线电基站、无线电网络控制器及传输功率控制方法
JPWO2004004163A1 (ja) 移動局装置および振幅基準決定方法
RU2259634C2 (ru) Устройство и способ передачи и приема информации о качестве прямого канала в системе мобильной связи
MXPA99004050A (en) Method and apparatus for performing data rate determination
KR20040016760A (ko) 패킷 데이터 이동통신시스템에서 상태표시채널 정보송/수신장치 및 방법
KR20060127835A (ko) 이동통신 시스템에서 이동국의 상태 정보 제공 방법과 그시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060815

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees