JP2004512196A - ガス弁のピン機構 - Google Patents

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Abstract

ガス助勢プラスチック射出成型装置に使用する弁ゲート機構である。モールドの空所内へのプラスチック材料の射出を調整するために可動のピン機構がブッシュあるいは成形機ノズルに位置している。ピン機構は外側ピン部材と内側ピン部材とを有する。外側ピン部材に対して内側ピン部材が運動するとガスがモールドの空所内のプラスッチク中へ射出できるようにする。例えば、皿ばね座金のようなばね部材が内側ピン部材を外側ピン部材に対して閉鎖位置まで付勢する。ガス源からのガス圧がばね部材の力を上回るとガスがモールドの空所内に入りうるようにする。

Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、ガス助勢の射出成形装置に使用するピンタイプの弁ゲート・ブッシュとノズルとに関する。
【0002】
(発明の背景)
ガス助勢の射出成形に関しては今日多くの方法や技術が存在している。ガス助勢射出成形方法は、沈下マーク(シンクマーク)が最小で、歪性向が小さい、部分的に中空で、軽量で、剛性の部品を製造しうる可能性を備えたプラスチック部品の設計および製造に対する融通性を高めてきた。これらの方法は、材料に対する要求並びに設備費およびサイクル時間を低減することが可能であり、そのため従来の射出成形方法および技術に対して多くの用途において有利性を有する。
【0003】
一般に、ガス助勢射出成形装置は、モールド内のプラスチック材料を膨張させ、モールドの空所の細部に合致させるように加圧したガスを利用する。ガス状の流体が、例えばブッシュあるいは1つ以上の空所における成形機ノズルを介して、あるいは一箇所以上の箇所において、数種の方法でモールド内に導入することができる。従来のプラスチック成型方法においては、溶融したプラスチックは加熱あるいは非加熱のスプルーブッシュを介して中空のモールド内に射出される。共通のマニフォールドに装着された2つ、あるいはそれ以上のスプルーブッシュが使用されることが多い。湯道(ランナ)を通して射出成形機から出てくる溶融プラスチックは個々のスプルーブッシュまで、加熱された分配ブロック(すなわち、マニフォールド)によって分配される。溶融した流れを制御するために使用された従来の一方法は、弁ゲート・ブッシュとしても知られている1つ以上のピンあるいはニードル弁を使用している。
【0004】
これらの装置においては、ニードル弁がマニフォールドを介してスプルーブッシュ内へ挿入され、軸線方向運動が油圧、電気あるいは空気制御装置あるいは機構によって制御される。ニードル弁は細長いピン部材を有しており、該ピン部材が制御機構によって軸線方向に動かされ、スプルーブッシュからモールドの空所内への溶融プラスチックの通路を開閉するようにスプルーブッシュの端にあるオリフィス内に装嵌するようにされている。第2の運動可能なピン部材は細長いピン部材内に位置させることが可能で、2つのピン部材の端にある弁機構を介してガスがモールドの空所内のプラスチックへ進入しうるようにさせる。
【0005】
(発明の要約)
本発明の目的は、ガス助勢射出成形方法に使用する改良された弁ゲート・ブッシュあるいは成形機ノズルを提供することである。また、本発明の目的はその閉鎖位置まで付勢され、ガス圧を利用してガスオリフィスを開放し、ガスがモールドの空所にあるプラスチック中へ流入しうるようにさせる可動のゲートピンを備えた改良された弁ゲートブッシュあるいはノズルを提供することである。
【0006】
本発明は、ガス助勢装置に使用する改良された弁ゲートタイプのブッシュあるいはノズルを提供し、前述した目的を達成する。本発明は、所望通りにモールド内へのプラスチック材料の流れを容易に、かつ効果的に開閉し、また、モールドの空所内へのガス通路を容易に、かつ効果的に開閉するピンタイプの弁ゲート装置を提供する。
【0007】
特に、モールドの空所にあるプラスチック材料中へガスを通すためのガス通路を開閉するように外側のピン部材と協働する可動の内側のピン部材が設けられている。内側のピン部材はばね座金などによってその弁閉鎖位置まで付勢される。内側および外側ピン部材の間の環状流路内にガスが入ると、ガスは内側のピン部材の大きな面に作用し、ばね座金の付勢力を上回りガス通路を開放してガスがモールドの空所内に、そしてプラスチック材料中へ入りうるようにする。外側および内側のピン部材の端は相互に適合してガス材料がモールドの空所内に入るための弁、すなわち「ゲート」を形成する。
【0008】
本発明のこれら、およびその他の目的、特徴および利点については添付図面と特許請求の範囲とを併せ検討すれば、本発明の以下の説明から明らかとなる。
【0009】
(発明を実施するための最良の態様)
図3と図4とは本発明の好適実施例10を示し、一方図1、図2および図5から図7まではガス助勢射出成形装置における本発明の代表的な使用例を示す。この点に関して、本発明は特にガス助勢射出成形方法、あるいは装置において使用するようにされており、本明細書ではこの態様を参照する。しかしながら、ガスの代わりにその他の流体も使用してもよいので、本明細書における「ガス」という用語は本発明に対して限定的な意味でないことを理解すべきである。
【0010】
また、本発明は特にスプルーブッシュ、あるいは成形機ノズルに使用するようにされている。この点に関して、本発明は一タイプのスプルーブッシュ80(図1参照)と成形機ノズルの一実施例(図6および図7参照)に使用することについて本明細書において説明する。本発明に対して、その他のサイズ、形状およびタイプのスプルーブッシュ、成形機ノズルなどを使用することが可能であり、それらは本発明の精神と範囲内に入ることは勿論である。
【0011】
図中、弁ゲートピン機構は、全体として符号10で示されている。特に、図3、図4に示すように、ピン機構は細長い通路13を有する外側ピン部材12と前記細長い中空の通路13内に位置する内側ピン部材14とを含む。外側の中空ピン部材12は細長い本体部分16と大きな頭部分17とを有する。前記頭部分は中央空所18を有する。内側ピン部材14も同様に、細長い本体部分20と大きな頭部分22とを有する。前記頭部分22は、空所18内に位置している。前記の2つの頭部分17と22を互いにシールし、ガスあるいはその他の流体が通過するのを阻止するために、シール部材24が、頭部分22にある環状の空所、すなわち溝25内に位置している。同じ目的に対して、代替的に、シール部材と溝とは空所18の壁に位置させてもよいことを理解すべきである。
【0012】
キャップ部材30が頭部分17に位置され、空所18内に装嵌する挿入部分32を有する。キャップ部材30は、例えばボルト、あるいはその他の装具により、あるいは相合するねじ機構34によるようないずれかの従来の方法によって頭部分17に固定することができる。
【0013】
挿入部分32と内側ピン部材の頭部分22との間にばね部材36が位置している。詳しくは、ばね部材36はキャップ部材30の下面30Aと頭部分22の上面22Aとの間に位置している。
【0014】
前記ばね部材は、例えば皿ばね座金であることが好ましい。ばね座金部材の代わりに、例えば小さいコイルばね部材などのようなその他の付勢ばね部材を利用してもよく、また所望する付勢力の大きさに応じて1つ以上のばね部材を利用してもよいこと勿論理解される。
【0015】
ピン機構の下面10Aはモールド部材42(あるいは以下説明するスプルーブッシュ80、あるいは成形機ノズル200)のオリフィス40と適合するようにされている。オリフィス40は相手側のモールド部材46の空所44内へ開放している。前記下面10Aはオリフィス40と適合し、プラスチック通路48からのプラスチック材料のモールド空所44内への流量を制御する弁機構を形成する。プラスチックはプラスチック射出成形機(「IM」)から導管49を介して前記通路48内に導入される。
【0016】
ガス源52(「GAS」)からの加圧されたガスは外側ピン部材12の通路13に導入される。外側ピン部材12に対する内側ピン部材14の相対運動によってガスがモールド空所44へ入るのを制御する。この点に関して、前記通路14の下端13Aはテーパがつけられ、内側ピン部材14のテーパの付いた下端14Aとで弁機構56を形成する。
【0017】
ばね部材36が内側ピン部材14を図3に示す弁閉鎖位置に向かって付勢する。このような状態において、弁機構56は閉鎖されており、通路13内のガスがモールドの空所44内に入るのを阻止する。弁機構56を図4に示す弁開放位置まで開放するために、ガス源52からの加圧されたガスが通路13内に導入され、そこで内側ピン部材14の頭部分22の面22Bに対して作用する。図4において矢印60で示すガスの力が矢印62で示すばね部材36の力を上回ると、ばね部材が撓み、平たくされて、内側ピン部材14が軸線方向上方へ運動し、弁機構56を開放できるようにする。
【0018】
ガス圧が加えられない場合、モールドの空所、すなわち湯道系におけるプラスチックの若干の圧力もまた、内側ピン部材14の端の面64に作用する。しかしながら、前記面64の面積はばね部材36の力を上回るに十分な力を提供するには不十分である。
【0019】
要約すれば、ガス圧がピン機構10の内部に加えられると、弁ピンを離座させ、ばね座金36を圧縮させる力が発生する。前記座金が圧縮されると、内側ピンが後退して、ガス通路がピンの端で逃げうるようにする。
【0020】
外側ピン部材12の端12Aには環状の溝66が設けられている。前記溝はモールド空所44内に射出されたプラスチック材料が、前記空所内に導入されたガスが前記モールドの空所において形成されつつあるプラスチック部品の外面の周りを通過しないようにするシールを形成できるようにする。前記シールは中空の空所を形成し、プラスチックをモールドの空所の壁に対して膨張させるようプラスチック材料の塊中へガスを導き易くする。前記溝66のサイズはプラスチックか固まり始めるにつれて、ガスによって前記溝の壁に対して押圧されると満足なシールを形成するプラスチックの薄い突縁、すなわちフラッシュを形成しうるに十分小さいものである。
【0021】
本発明の好適な使用例が図1、図2に示されている。図示のように、ピン機構10はピストン部材70に接続され、スプルーブッシュ80と組み合わされて使用される。
【0022】
スプルーブッシュ80は本体部分82と、頭部分84と、環状の加熱部材86とを含む。加熱要素86は環状のコイル、あるいは抵抗型の加熱要素であることが好ましく、導管88を介して電気によって作動する。加熱部材86からの熱はプラスチック材料を中央の通路90において溶融状態に保つ。
【0023】
スプルーブッシュ80はマニフォールド92に装着されている。マニフォールド92は1つ以上の通路94を有し、該通路94は射出成形機(「IM」)に接続され、該射出成形機は溶融したプラスチック材料を従来の要領で前記通路まで供給する。前記通路94におけるプラスチック材料はマニフォールド92内、あるいはその上に位置された1つ以上の加熱要素(図示せず)によって溶融状態に保持される。
【0024】
モールド部材46に位置するモールド空所44内に射出成形機からプラスチック材料が流れうるように、通路94はスプルーブッシュの通路90と整合する開口96を有する。スプルーブッシュ80はモールド部材100の空所98に位置している。
【0025】
先端部材102が、スプルーブッシュ80の本体部材82の端にねじで固定されている。先端部材102の外面104はモールド部材100の開口106と適合し、その中に位置している。また、先端部材102は、外側ピン部材12の下端すなわち先端12Aと適合した中央オリフィス40を有する。
【0026】
ピストン部材70は、ブロック部材112の空所110に位置している。ピストン部材70は空所すなわちチャンバ110内を軸線方向、すなわち長手方向に摺動するようにされ、ピン機構10に取り付けられている。特に、ピン機構10のキャップ部材30はピストン部材70のねじを切った開口、すなわち通路120にねじ係合して位置している。ピン機構10とピストン部材70との間のねじ係合によってこれら2つの要素の間のしっかりした接続を提供し、同時にオリフィス40内でピン機構10の下端を所望通り適合させるために、希望に応じてピン部材をピストン部材に対して調整できるようにする。この点に関して、ピストン部材70に対してピン機構10を軸線方向に調整するには中央開口120を通して器具あるいは工具を挿入することによって達成することができる。この目的に対して、従来のレンチ用ソケットあるいはスクリュードライバ用スロットがキャップ部材30に設けられている。
【0027】
キャップ部材130がブロック部材112の頂部に固定され、ピストン部材70を空所110内でしっかりと保持する。流体圧源(「FPS」)132からの流体圧の導入および排出によってチャンバ110内でピストン部材70を運動させる。流体圧源132は導管134および136によってそれぞれ開口135および137に接続されており、該開口は空所110と流体連通し、ピストン部材70の両側に位置している。
【0028】
複数のシールすなわちシール部材が空所110内の流体圧を保持する。これらは、キャップ部材130とブロック部材112との間のシール140と、キャップ部材130とピストン部材70との間のシール142と、ピストン170とチャンバ110の壁との間に位置する一対のシール144と、ブロック部材112とピストン部材70との間に位置するシール146とを含む。シールは環状の溝すなわち空所に位置し、流体圧源からの油圧流体あるいは空気流体の漏洩を阻止する。
【0029】
作動時、ピストン部材70は開口135および137を介してFPSからの流体圧を適当に加えることによってチャンバ110内で軸線方向に運動する。この点に関して、導管134および開口135を介して導入される圧力はピストン部材70をチャンバ110の面110Aに向かって押圧し、それによってピン機構10をオリフィス40と相互に係合するように降下させる。同様に、導管134を介してチャンバ110から解放され、流体圧が導管136を介して付勢されると、ピストン部材70はキャップ部材130の面130Aに向かってチャンバ110内で運動することによって、ピン機構10を上昇させ、オリフィス40を開放させる。
【0030】
外側ピン部材12と内側ピン部材14との間の環状通路13内に、ガスあるいはその他の所望の流体が導管53を介して導入される。この点に関して、ピン機構10をガス源52からのガスをモールドの空所44におけるプラスチック材料P中へ導入できるように作動させることについては図3および図5を参照して前述したものと同じである。このように、ガスが供給源52からピン部材12および14の間の環状通路13内に供給されると、ばね部材36が圧縮され、内側ピン部材14が外側ピン部材12に対して軸線方向に上方へ運動することによってガスがプラスチック材料P中へ流入しうるようにする。ガスがピン機構10に供給されていない休止すなわち閉鎖位置において、ばね部材36は内側ピン部材14に対して付勢力を加え、ガスが環状通路を通してプラスチック材料中へ流れないようにする。
【0031】
図1、図2に示す射出成形装置の作動時において、ピストン部材70はブロック部材112内で長手方向に運動し、オリフィス40を開閉して射出成形機50からプラスチック材料をモールド空所44内に導入できるようにする。この点に関して、ピストン部材70が図1に示す位置にあると、ピン機構10の下端10Aがオリフィス40の上方に持ち上げられ、通路90におけるプラスチックがモールドの空所44内に流入しうるようにする。所望量のプラスチック材料がモールドの空所内に射出されると、流体圧源が付勢され、ピストン部材70が図2に示す位置まで運動する。このことによって、ピン機構10の下端10Aがオリフィス40と適合し、プラスチック材料がそれ以上モールドの空所内に流れないようにする。この点に関して、ピン機構10の下端10Aとオリフィス40の壁とは弁機構56を形成する。
【0032】
モールドの空所におけるプラスチック材料中へガスあるいは別の流体を噴射したい場合、ガスが供給源52からピン機構10の通路内に導入され、それによって内側ピン部材14を外側ピン部材12に対して運動させ、図3および図4を参照して前述したようにガスがプラスチック材料Pへ入りうるようにする。
【0033】
成形部品に張りをもたせるためにガス圧は保持され、これはまた内側ピンを後退状態に保つ。ガス圧が解放され、すなわち通気されると、圧縮された座金の力がガスによって発生した力を上回るようにするに十分成形装置における残りの圧力が低減するまで内側ピンは後退状態に留まる。内側ピンが再び閉鎖されると、モールドから排出される時に部品に傷をつけないようにするに十分該部品における残りのガス圧は低くなっている。
【0034】
ブロック部材112は複数のスペーサ、すなわち立ち上がり部材99によって分離、すなわち離隔されている。ブロック部材112、スペーサ部材99、マニフォールド92およびモールド部材100は、例えばボルト、その他の固定具、クランプ機構などのような従来の方法で相互に接続されている。
【0035】
本発明の使用を示す別の実施例が図5に示されている。この実施例においては、ガス弁ピンが単一の弁ゲートの適用例において使用されている。
【0036】
図5において、本発明によるピン機構10は射出成形モールドの空所内へのプラスチック材料の流量を制御する装置あるいは機構に使用される。この点に関して、プラスチック材料はスプルーブッシュ152に装着されたアダプタ機構150内に直接射出成形機(「IM」)50から射出される。射出成形機50からのプラスチックはアダプタ部材150の通路176を通してスプルーブッシュ152の通路162内に挿入される。スプル−ブッシュ152は図1を参照して前述したスプルーブッシュ80と類似である。スプルーブッシュ152は中央の本体部分154と、頭部材156と、環状の加熱要素158と、先端部材160とを有する。本体部材154は中央の通路162を有し、該通路を通してプラスチックはモールドの空所174内に流れうるようにされる。スプルーブッシュ152はモールド部材166の空所164に位置している。モールド部材166は開口170を有し、その中に先端部材160が位置している。モールド部材172はモールド部材166と接触して位置しており、その内部にプラスチック材料が噴射される空所174を含んでいる。
【0037】
ピン機構10が軸線方向に運動するとスプルーブッシュにおける弁部材56を開閉し、モールド空所内へのプラスチック材料の噴射を可能とするか、あるいはそれ以上の噴射を阻止する。ピン機構10の運動は作動機構180によって起動される。作動部材180は枢動アーム部材182とピストン機構184とを含む。ピストン機構184はハウジング190のチャンバ188に位置するピストン部材186を含む。流体圧源132からの流体は空所188におけるピストン部材186を作動させ、その作動を制御する。ピストン部材186が作動することによって矢印194の方向にロッド部材192を運動させる。ロッド部材192の運動はアーム部材182を枢動部材183の周りで枢動させる。アーム部材182の一端182Aはピン機構10の上端10Bに装着され、一方アーム部材の他端182Bはロッド部材192に接続されている。アーム部材182を枢動させるとピン機構10をスプルーブッシュ152に対して軸線方向、すなわち長手方向に運動させるよう作用する。このことによって、弁部材56を開閉させ、モールドの空所内へのプラスチック材料の噴射を制御する。
【0038】
作動時、ピストン部材186とロッド部材192とが運動することによって、アーム部材182の端部182Bを運動させ、該アーム部材の端部182Bの方はアーム部材の端部182Aを反対方向に運動させて、ピン機構10が弁機構56を開閉するようにさせる。弁機構56を形成する際のピン機構10の位置調整はピストン部材186に対するロッド部材192の長さを調整することによって達成される。ロッド部材192はこの目的に対して、ねじ193によってピストン部材186にねじ係合により固定されている。
【0039】
図6、図7は成形機ノズルにおいて本発明を使用した例を示している。成形機ノズルは射出成形機の標準的な部品である。図6において、射出成形機は全体的に参照番号202で指示されている。射出成形機202は典型的には、プラスチック成型部品を形成するためにモールド210を保持するのに使用される一対のプレート部材206および208と共に共通の基部204に位置されている。射出成形機202は典型的に、成形機ノズルと共に、本体部212と、ホッパ214と、バレル部材216とを含む。図示のように、成形機ノズル200はバレル216の前端に位置している。この点に関して、成形機ノズル200は典型的にバレル部材216の端にねじ込まれ、図7に示すように、複数のねじ218によって保持されている。
【0040】
射出成形方法において、プラスチックのペレットがホッパ部材214を通して中央の空所、すなわちチャンバ(図示せず)内へと射出成形機202に送入される。回転スクリュー部材(図示せず)が前記チャンバに位置されて、バレルおよび成形機ノズルを介してモールドの空所220内にプラスチック材料を運び込むために使用される。バレル部材216の外側で、かつ射出成形機202のその他の重要な位置に位置している複数の加熱部材222がプラスチック材料を溶融し、成形機ノズルを介してモールドの空所内に射出できるように溶融状態に保持する。この点に関して、加熱部材224も、図7に示すように、典型的に成形機ノズル200の外端の周りに位置している。加熱部材224は典型的にはコイルあるいは抵抗型ヒータであって、この場合リード線あるいはコネクタ226を介して付勢、すなわち給電される。
【0041】
プレート部材206は固定のプレート部材208に対して運動可能である。2つのプレート部材は接続され、ロッド部材230に沿って運動可能である。この点について、典型的には4つのロッド部材230が提供される。
【0042】
モールド210は典型的に芯部材232と空所部材234とを含む。2つのモールド部材(232および234)は、それぞれ2つのプレート部材206および208に接続されている、このように、モールド210はプレート部材206の固定プレート部材208の相対運動に応じて開閉しうる。
【0043】
成形機ノズル200はプレート部材208の開口240を通して挿入され、溶融プラスチック材料を直接モールドの空所220内に射出するように直接「スプルーブッシュ」242などに対して押圧される。この目的に対して、成形機ノズル200は「スプルーブッシュ」などに対して適合する相方の球形面246を有する先端部材244をその外端、すなわち指状の端において有する。前記先端部材244は典型的にはねじ機構248によって成形機ノズル200の端部にねじ係合により固定されている。
【0044】
成形機ノズル200へ入る溶融プラスチック材料は端部252において通路250内に注入され、その後先端部材244のオリフィス254を介してモールドの空所内に射出される。前記通路250は第1の部分250Aと、第2の部分250Bと、第3の部分250Cとを含む。通路部分250Aと250Bとは以下詳細に説明する作動機構260のための空間を提供するために、図7に示すように角度がつけられている。通路部分250Cは成形機ノズル200の中央に位置され、プラスチック材料がピン機構10の周りで先端部材244内に流入しうるようにする。
【0045】
ピン機構10は、図1〜図5について説明したピン機構10と概ね同じである。この点に関して、ピン機構10は細長い通路13を有する外側ピン部材12と前記通路13内に位置する内側ピン部材14とを含む。中空の外側ピン部材12は細長い本体部分16と大きな頭部分17とを有する。前記頭部分は中央の空所18を有する。内側ピン部材14も同様に、細長い本体部分20と前記空所18内に位置している大きな頭部分22とを有する。
【0046】
キャップ部材30が前記頭部分17に位置しており、ばね部材36が前記キャップ部材と頭部分22との間に位置している。ばね部材36は皿ばね座金のようなばね座金部材であることが好ましい。もっとも、前述のように、その他の均等な付勢ばね部材を使用することも可能である。
【0047】
ピン機構の下端10Aはノズル部材200の先端部材244のオリフィス254と適合するようにつくられている。前記下端10Aとオリフィス254とはプラスチック用通路250から最終的にはモールドの空所220内へのプラスチック材料の流量を制御する弁機構を形成する。
【0048】
加圧ガス供給源52(GAS)からの加圧されたガスは導管53を介して外側ピン部材12の通路13へ導入される。外側ピン部材12に対する内側ピン部材14の運動によってモールドの空所220へのガスの流入を制御する。この点に関して、通路13の下端はテーパがつけられ、(前述したように)内側ピン部材14の対応してテーパがつけられた端部と共に弁機構を形成する。
【0049】
ピン機構10は前述したのと同じ要領で作動する。要約すれば、ガス圧がピン機構10の内側に加えられると、弁のピンを離座させ、ばね座金36を圧縮する力が発生する。このことによって、ガスがピン機構からプラスチック材料およびモールドの空所内に流れうるようにする。座金が圧縮すると、内側ピンが後退し、ピンの端でガスが流れるようにする通路を提供する。
【0050】
ピン機構10の運動は作動機構260によって起動する。作動部材260は枢動アーム部材262とピストン機構264とを含む。ピストン機構264はハウジング290のチャンバ268に位置するピン部材266を含む。流体圧源(「FPS」)からの流体は空所268においてピストン部材266を作動させ、かつその作動を制御する。ピストン部材266の作動によってロッド部材294を矢印296の方向に作動させる。ロッド部材294の運動によってアーム部材262を枢動部材263の周りで枢動させる。枢動アーム部材262の一端262Aはピン機構10の上端10Bに取りつけられ、一方アーム部材262の他端262Bはロッド部材294に接続されている。アーム部材262が枢動することによってピン機構10を成形機ノズル200に対して軸線方向、すなわち長手方向に運動させる。このことによって、オリフィス254を開閉し、モールドの空所内へのプラスチック材料の射出を制御する。
【0051】
枢動部材262の作動は、図5について説明した枢動アーム部材182の作動と概ね同じである。作動時、ピストン部材266およびロッド部材294が運動するとアーム部材262の端部262Bを運動させ、これがアーム部材262の端部262Aを反対方向に運動させ、ピン機構10がオリフィス254における弁機構を開閉させるようにする。弁機構を形成する上でのピン機構10の位置調整はピストン部材266に対してロッド部材294の長さを調整することによって達成される。ロッド部材294はこの目的のためにねじ295によってピストン部材266にねじ係合により固定されている。
【0052】
本発明を一つ以上の実施例に関連して説明してきたが、前述してきた特定の機構や技術は単に本発明の原理を例示したものであることを理解すべきである。特許請求の範囲によって定義される本発明の精神や範囲から逸脱することなく、前述した方法や装置に対して多数の修正が実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明を利用しうる代表的な弁タイプのブッシュ機構を示す。
【図2】
ブッシュ機構とは別に図1に示すピストンとピン機構との個別の図である。
【図3】
閉鎖位置における本発明によるピン機構の拡大図である。
【図4】
図3に示すピン機構を示すが、但しガスがモールドの空所内に入りうるようにさせる開放位置にガス弁部材がある状態を示す図である。
【図5】
本発明の提案された代替的な使用例を示す。
【図6】
成形機ノズルにおける本発明の使用例を示す。
【図7】
成形機ノズルにおける本発明の使用例を示す。

Claims (36)

  1. 内部通路を有する外側ピン部材であって、第1の本体部分と、第1の頭部分とを有し、前記頭部分が内部に空所を有する外側ピン部材と、
    前記内部通路に位置する内側ピン部材であって、第2の本体部分と、第2の頭部分とを有し、前記第2の頭部分が前記空所に位置されている内側ピン部材と、
    前記第1の頭部分に固定され、前記空所を密閉するキャップ部材と、
    前記第2の頭部分と前記キャップ部材との間に位置されたばね部材であって、前記内側ピン部材を前記外側ピン部材に対して付勢するばね部材とを含むことを特徴とするガスピン機構。
  2. 前記ばね部材がばね座金から成る請求項1に記載されたガスピン機構。
  3. 前記ばね部材が皿ばね座金から成る請求項2に記載されたガスピン機構。
  4. 前記キャップ部材が前記第1の頭部分にねじ係合により固定されている請求項1に記載されたガスピン機構。
  5. 前記第1の本体部分が第1の弁部材を有し、前記第2の本体部分が第2の弁部材を有し、前記第1と第2の弁部材がそこを通して流れる流体材料の流量を制御する弁機構を形成している請求項1に記載されたガスピン機構。
  6. 前記ばね部材は、流体が流れないようにする閉鎖位置に向かって前記弁機構を付勢するようになっている請求項5に記載されたガスピン機構。
  7. 前記内側および外側ピン部材の間の空間内にガスが流れうるようにするための前記ピン機構内へのガス入口を更に含む請求項5に記載されたガスピン機構。
  8. 前記ピン機構内へのガスの噴射が前記ばね部材の力を上回り、前記弁機構を開放するようになっている請求項5に記載されたガスピン機構。
  9. 弁ゲートブッシュを更に含み、前記ピン機構がそこを流れるプラスチック材料の流量を制御するために前記ブッシュ内に位置している請求項1に記載されたガスピン機構。
  10. 前記ブッシュ機構における前記ピン機構の運動を制御するために前記ピン機構に取り付けられた可動のピストン部材を更に含む請求項9に記載されたガスピン機構。
  11. 前記第2の頭部分が、前記ガス入口を通して導入されるガス圧に露出される大きな面を有する請求項7に記載されたガスピン機構。
  12. ブッシュと、そこを通って流れるプラスチック材料の流量を制御するために前記ブッシュ内に位置するガスピン機構とを有する弁ゲート・ブッシュ機構であり、
    前記ガスピン機構が、
    内部通路を有する外側ピン部材であって、第1の本体部分と、第1の頭部分とを有し、前記頭部分が内部に空所を有する外側ピン部材と、
    前記内部通路に位置する内側ピン部材であって、第2の本体部分と、第2の頭部分とを有し、前記第2の頭部分が前記空所に位置している内側ピン部材と、
    前記第1の頭部分に固定され、前記空所を密閉するキャップ部材と、
    前記第2の頭部分と前記キャップ部材との間に位置するばね部材であって、前記内側ピン部材を前記外側ピン部材に対して付勢するばね部材とを含む弁ゲート・ブッシュ機構。
  13. 前記ブッシュ機構における前記ピン機構の運動を制御するために前記ピン機構に取り付けられた可動のピストン部材を更に含む請求項12に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  14. 前記ばね部材がばね座金から成る請求項12に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  15. 前記ばね部材が皿ばね座金部材から成る請求項14に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  16. 前記キャップ部材が前記第1の頭部分にねじ係合により固定されている請求項12に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  17. 前記第1の本体部分が第1の弁部材を有し、前記第2の本体部分が第2の弁部材を有し、前記第1と第2の弁部材がそこを通して流れる流体材料の流量を制御する弁機構を形成している請求項12に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  18. 前記ばね部材が流体が流れないようにする閉鎖位置まで前記弁機構を付勢するようになっている請求項17に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  19. 前記内側と外側ピン部材との間の空間へガスが流れうるようにするために前記ピン機構へのガス入口を更に含む請求項17に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  20. 前記ピン機構へのガスの噴射が前記ばね部材の付勢力を上回り、前記弁機構を開放するようになっている請求項17に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  21. 前記第2の頭部分が前記ガス入口を通して導入されるガス圧に露出される大きな面を有する請求項19に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  22. 前記ブッシュ機構における前記ピン機構の運動を制御するよう前記ガスピン機構に接続された作動機構を更に含む請求項12に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  23. 前記作動機構が枢動アーム部材とピストン機構とから成る請求項22に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  24. 前記枢動アーム部材が前記ピン機構に接続された第1の端部と、前記ピストン機構に接続された第2の端部とを有する請求項23に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  25. 成形機ノズルと、前記成形機ノズルに位置し、そこを通って流れるプラスチック材料の流量を制御するガスピン機構とを有する弁ゲート・成形機ノズル機構であり、前記ガスピン機構が、
    内部通路を有する外側ピン部材であって、第1の本体部分と第1の頭部分とを有し、前記頭部分が内部に空所を有する外側ピン部材と、
    前記内部通路に位置する内側ピン部材であって、第2の本体部分と第2の頭部分とを有し、前記第2の頭部分が前記空所内に位置している内側ピン部材と、
    前記第1の頭部分に固定され、前記空所を密閉するキャップ部材と、
    前記第2の頭部分と前記キャップ部材との間に位置され、前記内側ピン部材を前記外側ピン部材に対して付勢するばね部材とを含む弁ゲート・成形機ノズル機構。
  26. 前記ばね部材がばね座金から成る請求項25に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  27. 前記ばね部材が皿ばね座金部材から成る請求項26に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  28. 前記キャップ部材が前記第1の頭部分にねじ係合により固定されている請求項25に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  29. 前記第1の本体部分が第1の弁部材を有し、前記第2の本体部分が第2の弁部材を有し、前記第1と第2の弁部材とがそこを通して流れる流体材料の流量を制御する弁機構を形成する請求項25に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  30. 前記ばね部材が流体が流れないようにする閉鎖位置まで前記弁機構を付勢するようになっている請求項29に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  31. 前記内側と外側ピン部材との間の空間内へガスが流入しうるようにするために前記ピン機構内へのガス入口を更に含む請求項29に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  32. 前記ピン機構内へのガスの噴射が前記ばね部材の付勢力を上回り、前記弁機構を開放するようになっている請求項29に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  33. 前記第2の頭部分が前記ガス入口を通して導入されるガス圧に露出される大きな面を有する請求項31に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  34. 前記ブッシュ機構における前記ピンの運動を制御するために前記ガスピン機構に接続された作動機構を更に含む請求項25に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  35. 前記作動機構が枢動アーム部材とピストン機構とから成る請求項34に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
  36. 前記枢動アーム部材が前記ピン機構に接続された第1の端部と、前記ピストン機構に接続された第2の端部とを有する請求項35に記載された弁ゲート・ブッシュ機構。
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