JP2004505390A - 可制御電源電圧発生手段を備える無接触データ担体 - Google Patents

可制御電源電圧発生手段を備える無接触データ担体 Download PDF

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Abstract

キャリア信号(TS)を電気回路(3)に供給することができるデータ担体(1)が、直流電源電圧(U)を発生するように構成された電源電圧発生手段(6)を有し、該電源電圧は上記キャリア信号(TS)が使用される際に、電源取り出し点(10)から取り出すことができる。本データ担体は、更に、前記キャリア信号(TS)を表すと共に制御手段回路点(20)に発生する被制御変数信号(CV)に基づいて上記直流電源電圧(U)を制御するような制御手段(11)を含んでいる。また、本データ担体は、上記制御手段回路点(20)と上記電源回路点(10)とが互いに減結合されるような減結合手段(49)も含んでいる。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気回路を有するデータ担体であって、該回路がキャリア信号を供給するための回路端子を有すると共に、該キャリア信号が使用される際に直流電源電圧を発生する電源電圧発生手段を含み、上記回路が上記直流電源電圧を取り出すことができる電源回路点を有し、上記回路が、制御手段回路点に発生すると共に上記キャリア信号を表すような被制御変数信号に従って上記直流電源電圧を制御する制御手段を含むようなデータ担体に関する。
【0002】
更に、本発明はデータ担体用の回路であって、該回路がキャリア信号を供給するための回路端子を有すると共に、該キャリア信号が使用される際に直流電源電圧を発生する電源電圧発生手段を含み、上記回路が上記直流電源電圧を取り出すことができる電源回路点を有し、上記回路が、制御手段回路点に発生すると共に上記キャリア信号を表すような被制御変数信号に従って上記直流電源電圧を制御する制御手段を含むような回路にも関する。
【0003】
【従来の技術】
冒頭の段落で述べた型式のデータ担体であって、第2段落で述べたような型式の回路を有するデータ担体は、出願人により販売されており、従って既知である。
【0004】
該既知のデータ担体によれば、通信装置の送信機手段により送信され、伝送手段により受信されるキャリア信号は、該データ担体の回路端子を介して上記回路に供給されると共に整流器手段により整流され、該整流された信号は蓄積コンデンサに供給される。上記整流器手段及びコンデンサは電源電圧発生手段を形成し、該手段は直流電源電圧を発生するように構成されると共に該直流電源電圧を取り出すことが可能な電源回路点を有し、該直流電源電圧は上記電源回路点に接続された第1の利用回路部品に電力を供給するために使用される。更に、前記制御手段も、この電源回路点に接続されている。該制御手段は上記直流電源電圧から、前記制御手段回路点に現れ且つ上記キャリア信号により導出された直流電源電圧を介して前記キャリア信号を表すような被制御変数信号を再生する。上記制御手段は、直流電源電圧を該被制御変数信号に基づいて制御するように構成され、その際、上記整流器手段には、当該制御が電界効果トランジスタにより実行される場合上記被制御変数信号に依存して負荷が掛けられる。また、上記キャリア信号には整流器手段の上記負荷を介して間接的に負荷が掛けられるか又は制御される。しかしながら、該既知のデータ担体は、例えばキャリア信号の負荷を変調するために設けられる負荷変調手段の場合のように、上記回路端子に直接接続されるべき第2の利用回路部品も含んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記既知のデータ担体は、上記制御手段が上記電源回路点に接続された蓄積コンデンサにより不利にも低下された制御動的特性を有し、かくして、キャリア信号の強度が急激に変化する場合に直流電源電圧の急速な制御又はキャリア信号の急速な間接制御が各々保証されなくなるという問題を有している。斯様な制御は、例えば、その時点では送信していなかったが、データ担体が存在する間にキャリア信号を送信するように活性化されるような通信局の送信機手段の近傍に当該データ担体が存在するようなアプリケーションの場合に必要となる。その場合、電源電圧制御の上記の低下された制御動的特性により、上記電源電圧回路点上に現れる直流電源電圧の値よりも著しく高い電圧値が回路端子上に存在することになる。結果として、これは、前記第2の利用回路部品が、電源電圧発生手段及び第1の利用回路部品と較べて、高い電圧安定性を有さなければならないことを意味する。しかしながら、集積回路が製造される場合、この事実は著しい技術上の不利益の原因となる。何故なら、上記第2の利用回路部品に対して、電源電圧発生手段及び第1の利用回路部品の第1製造工程とは相違するような第2の製造工程を用いなければならず、従ってデータ担体の製造が大幅に高価になるからである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、冒頭の段落で述べた型式のデータ担体及び第2段落で述べた型式の回路の上述した問題を解決し、改善されたデータ担体及び改善された回路を提供することにある。
【0007】
上述した目的は、冒頭の段落で述べた型式のデータ担体において、減結合手段が設けられ、該手段により前記電源回路点と前記制御手段回路点とが互いに減結合されることにより達成される。
【0008】
更に、上述した目的は、第2段落で述べた型式の回路において、減結合手段が設けられ、該手段により前記電源回路点と前記制御手段回路点とが互いに減結合されることにより達成される。
【0009】
本発明による特徴的フィーチャを設けることにより、有利にも、前記制御手段により、電源電圧発生手段により影響されることなく、且つ、第1の利用回路部品によっても影響されることなく、上記回路端子上に発生するキャリア信号及び上記電源回路点から取り出すことができる電源電圧を制御することができるようになる。更に、上記回路端子上には、上記電源回路点上に発生する直流電源電圧の電圧値よりも著しく高い電圧値は発生しないという利点も得られる。これは、第2の利用回路部品が第1の利用回路部品と同一の電圧安定性を有することができ、従って当該回路を製造するために単一の製造工程を使用することができるという利点を更に提供する。
【0010】
本発明によって請求項2又は請求項10に各々記載されたような特徴的フィーチャを設けることにより、上記電源回路点を上記制御手段回路点から有利にも高信頼度で減結合することが可能となる。更に、ダイオード接続を電源電圧発生手段のコンデンサに電力を供給する整流器としても使用することができ、該ダイオード接続は上記制御手段と較べて低い電力値に対してのみ設計すればよいという利点も得られる。これは、集積回路を製造する場合に、上記減結合手段の実現に対し大きな表面積の節約を可能にする。
【0011】
本発明によって請求項3又は請求項11に各々記載されたような特徴的フィーチャを設けることにより、有利にも、キャリア信号の負荷を変調する負荷変調手段を別々に構成することを省略することが可能となる。何故なら、負荷を変調するのに上記制御手段のみが使用されるからである。結果として、集積回路が製造される場合に表面面積が確実に節約される。何故なら、高電流値用に設計される負荷変調手段が、既に高電流用に設計された制御手段の一部により完全に形成されるからである。更に、制御手段に典型的な飽和動作をキャリア信号の負荷変調の強度を制限するために使用することができるという利点も得られる。これは、本データ担体によれば、その強度が受信キャリア信号の強度に応じて変化するような該キャリア信号の負荷変調を生じさせることができるという利点を更に提供する。結果として、当該データ担体による負荷変調されたキャリア信号を受信するような通信装置の受信手段を、過変調から防止することができるという利点が更に得られる。
【0012】
本発明により請求項4又は請求項12に記載されたような特徴的フィーチャを各々設けることにより、有利にも、制御手段の一部により形成される負荷変調手段によりキャリア信号の負荷を変調する目的のため、制御手段により入力される変調信号が被制御変数信号の値を制御するために使用され、これにより、該制御手段が制御に使用する被制御変数信号が、負荷変調手段が負荷を変調するために使用する変調信号を表すようになる。
【0013】
本発明により請求項5又は請求項13に記載された特徴的フィーチャを各々設けることにより、有利にも、被制御変数信号の第1の値及び該被制御変数信号の第2の値を高信頼度で且つ再現性をもって発生することができるようになる。
【0014】
本発明により請求項6又は請求項14に記載された特徴的フィーチャを各々設けることにより、有利にも、上記被制御変数信号を簡単且つ妨害の無い態様で発生することができるようになる。
【0015】
本発明によるデータ担体及び本発明によるデータ担体用の回路においては、前記引き出し手段を例えば電子的反転スイッチにより形成することができる。しかしながら、請求項7又は請求項15に各々記載したような特徴的フィーチャを設けることが有利であることが分かった。何故なら、この方法によれば完全な回路の集積化が可能であるからである。更に、上記引き出し手段を好ましくはデジタルの形で利用可能な変調信号により非常に簡単に駆動することが可能になるという利点も得られる。
【0016】
本発明によるデータ担体及び本発明による回路によれば、本発明により請求項8又は請求項16に各々記載されたような特徴的フィーチャを設けることが有利であることが分かった。何故なら、結果として、多数での高度に価格有効的な製造が保証されるからである。
【0017】
本発明の上述した態様及び他の態様は、以下に述べる実施例から明らかとなり、これら実施例を参照して説明されるであろう。
【0018】
本発明の、これら及び他の特徴は以下に述べる実施例から明らかとなり、また斯かる実施例を参照して解説されるであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1はデータ担体1を示し、該データ担体は図1には示さない通信装置と無接触通信を行うように構成されている。データ担体1は伝送手段2と電気回路3とを有している。伝送手段2はコイルSにより形成され、該コイルは第1コイル端S1と第2コイル端S2とを有している。電気回路3は集積回路として構成され、第1回路端子4と第2回路端子5とを有している。第1回路端子4には第1コイル端S1が接続され、第2回路端子5には第2コイル端S2が接続されている。伝送手段2は、動作時において、キャリア信号TSを無接触受信するように構成され、この受信されたキャリア信号TSは第1回路端子4を介して電気回路3に供給することができる。第2回路端子5は当該電気回路の基準電位GNDに接続され、従って、キャリア信号TSは電気回路3の基準電位GNDに対して第1回路端子4から取り出すことができる。
【0020】
回路3は第1回路端子4に接続された電源電圧発生手段6を含み、従って上記キャリア信号TSを該手段6に供給することができる。電源電圧発生手段6は第1結合手段7とエネルギ蓄積手段8とを含んでいる。第1結合手段7は、エネルギ蓄積手段8を第1回路端子4に接続するために使用される。第1結合手段7は第1ダイオード接続9として構成され、該第1ダイオード接続は図1には示さない第1ブリッジ整流器回路により形成されている。第1ダイオード接続9により、キャリア信号TSは整流され、第1整流キャリア信号RTS1がエネルギ蓄積手段8に供給される。エネルギ蓄積手段8は図示せぬコンデンサにより実現され、該コンデンサは第1整流キャリア信号RTS1のリップルを平滑化すると共にエネルギを蓄積するために使用される。電源電圧発生手段6は更に電源回路点10を有し、該回路点から、整流され且つリップルが平滑化された第1整流キャリア信号RTS1を直流電源電圧Uとして取り出すことができる。従って、電源電圧発生手段6は、キャリア信号TSが利用される際に直流電源電圧Uを発生するように構成されている。電源電圧発生手段6は、更に、直流電源電圧Uを供給するように構成され、該電圧は電源回路点10から取り出すことができる。該電源電圧発生手段6に関しては、第1整流キャリア信号RTS1のリップルが平滑化された後に該第1整流平滑化キャリア信号RTS1の残留リップルを安定化させる縦続(longitudinal)コントローラを設けることができると共に、上記直流電源電圧Uを電源電圧発生手段6により該縦続コントローラを介して供給することができることも分かる。
【0021】
回路3は制御手段11を含み、該制御手段は被制御変数信号発生器12と、補正変数信号発生器13と、制御信号決定段14と、制御信号変換器段15とを含んでいる。被制御変数信号発生器12は発生器入力端16と発生器出力端17とを有している。回路3は、更に、第1回路端子4を発生器入力端16に結合する第2結合手段18を含んでいる。第2結合手段18は、図1には示さない第2ダイオード接続により形成されている。該第2ダイオード接続は本例では第2ブリッジ整流器回路として構成され、これにより、キャリア信号TSに従って第2整流キャリア信号TRS2を被制御変数信号発生器12に供給することができる。回路3は、更に、第1回路端子4を制御信号変換器段15に結合する第3結合手段19を含んでいる。該第3結合手段19は図1には示さない第3ダイオード接続により形成され、該第3ダイオード接続は本例では第3ブリッジ整流器回路により実現されており、これにより、キャリア信号TSに従って第3結合手段19は第3整流キャリア信号RTS3を制御手段11に供給することができる。
【0022】
被制御変数信号発生器12は被制御変数信号CVを発生するように構成され、該被制御変数信号CVは発生器出力端17を介して供給することができる。該発生器出力端17は制御手段回路点20を形成し、該回路点においては、動作時に、キャリア信号TSを表す被制御変数信号CVが発生する。
【0023】
補正変数信号発生器13は、補正変数信号CSを発生し、供給するように構成されている。
【0024】
制御信号決定段14は、第1決定段入力端21と、第2決定段入力端22と、決定段出力端23とを有している。第1決定段入力端21において、該制御信号決定段14には被制御変数信号CVを供給することができる。第2制御段入力端22において、該制御信号決定段14には補正変数信号CSを供給することができる。制御信号決定段14は、被制御変数信号CVと補正変数信号CSとの間の差を表す制御信号Cを決定するように構成され、該制御信号Cは決定段出力端23から制御信号変換器段15に供給することができる。制御信号決定段14は、通常、差動増幅器として構成することができる。しかしながら、本例においては制御信号決定段14は図1には示さない演算増幅器により形成され、第1決定段入力端21は該演算増幅器の非反転入力端により形成される一方、第2決定段入力端22は該演算増幅器の反転入力端により形成される。該演算増幅器の出力端は上記決定段出力端23を形成する。制御信号決定段14、又は該制御信号決定段14を形成する演算増幅器には、各々、動作時において直流電源電圧Uが供給される。
【0025】
制御信号変換器段15は、第1変換器段入力端24と、第2変換器段入力端25と、変換器段出力端26とを有している。制御信号変換器段15には、第1変換器段入力端24を介して制御信号Cを供給することができる。変換器段出力端26は前記基準電位GNDに接続されている。第2変換器段入力端25は第3結合手段19に接続されている。制御信号変換器段15は、第2変換器段入力端25と変換器段出力端26との間に、図1には示されていないが制御信号Cにより可変な抵抗を有している。かくして、制御信号変換器段15は、第1回路端子4と基準電位GNDに接続された変換器段出力端26との間に制御信号Cに従い可変な制御電流CCを発生するように構成され、該制御電流CCは第3結合手段19及び該第1抵抗を介して流れる。制御信号変換器段15により発生される可変制御電流CCは、第3結合手段19を介して、印加されたキャリア信号TSの可変平滑化が制御信号Cに従って生じるようにする。
【0026】
第2結合手段18、制御手段11及び第3結合手段19は、制御ループを形成している。第1回路端子4上に発生するキャリア信号TSは、制御手段11により直接制御することができる。第1結合手段7が第1回路端子4を電源回路点10に結合しているので、上記制御手段は、制御手段回路点20に発生し且つキャリア信号TSを表す被制御変数信号CVに従って直流電源電圧Uも制御することになる。従って、第1結合手段7により、直流電源電圧Uは間接的に制御することができる。第1結合手段7及び第2結合手段18は、電源回路点10と制御手段回路点20とを互いに減結合させる減結合手段49を形成することになる。これは、キャリア信号TSを、直流電源電圧Uにより影響されない制御手段回路点20に発生する被制御変数信号CVに従って制御手段11により直接制御することができるという利点を提供する。
【0027】
制御信号変換器段15、又は変換器段入力端25と変換器段出力端26との間の前記可変第1抵抗は、各々、本例では図1には示さない第1電界効果トランジスタにより形成され、該トランジスタの制御電極(ゲート)は第1変換器段入力端24を形成し、第1主電極(ドレイン)は第2変換器段入力端25を形成し、第2主電極(ソース)は変換器段出力端26を形成する。第3結合手段19及び制御信号変換器段15は第1高電流ループを形成する。何故なら、動作時に第3結合手段19を介すると共に制御信号変換器段15を介して基準電位GNDの方向に流れる制御電流CCは、動作中の第2結合手段18又は動作中の第1結合手段7に流れる電流よりも大幅に大きいからである。
【0028】
回路3は、更に、データ処理手段27と、負荷変調手段28と、第4結合手段29とを含んでいる。データ処理手段27は、一方では電源ラインLを介して電源回路点10に接続され、他方においては基準電位GNDに接続されている。従って、動作時に該データ処理手段27には直流電源電圧Uを供給することができる。データ処理手段27は、結線された論理回路及び記憶手段により実現される。上記記憶手段は、例えば、EEPROMとすることができる。しかしながら、この点に関していうと、データ処理手段27をマイクロプロセッサにより実現し、該マイクロプロセッサが記憶手段も含むようにすることもできることが分かる。データ処理手段27は、変調信号MSを発生すると共に負荷変調手段28に供給するように構成されており、該変調信号MSは安定状態と変調状態とを有することができる。
【0029】
第4結合手段29は第1回路端子4を負荷変調手段28に結合するために設けられている。該第4結合手段は図1には示さない第4ダイオード接続により形成され、該ダイオード接続は本例では第4ブリッジ整流器回路として構成され、これにより、該第4結合手段29によってキャリア信号TSに従い第4整流キャリア信号RTS4を負荷変調手段28に供給することができる。
【0030】
負荷変調手段28は、第1中央変調入力端30と、第2中央変調入力端31と、中央変調出力端32とを有している。第2中央変調入力端31は第4結合手段29に接続されている。中央出力端32は基準電位GNDに接続されている。第1中央変調入力端30は、データ処理手段27に接続されて、変調信号MSを入力するように構成されている。負荷変調手段28は第2中央変調入力端31と中央変調出力端32との間に第2抵抗を含み、該第2抵抗は図1には示さないが変調信号MSに従って変化することができ、これにより、負荷変調手段28は変調信号MSに従って変化することが可能な変調電流MCを発生するように構成される。該負荷変調手段28により発生された可変変調電流MCは、第4結合手段29を介して、供給されるキャリア信号TSの変調信号MSに従うような負荷を形成する。このように、負荷変調手段28は、変調信号MSを入力すると共に、印加されるキャリア信号TSの負荷を変調信号MSに従って変調するように構成されている。第2中央変調入力端31と中央変調出力端32との間の上記可変第2抵抗は第2電界効果トランジスタにより実現され、該トランジスタの第1制御電極(ゲート)は第1中央変調入力端30を形成し、第1主電極(ドレイン)は第2中央変調入力端31を形成し、第2主電極(ソース)は中央変調出力端32を形成する。
【0031】
第4結合手段29及び負荷変調手段28は、第2の高電流ループを形成する。何故なら、変調電流MCは第2結合手段18及び第1結合手段7に流れる電流と較べて比較的大きな値をとることができるからである。
【0032】
本例においては、伝送手段2は前記通信装置と誘導的に結合するように構成されている。しかしながら、容量結合に適した伝送手段2を使用することも可能である。更に、伝送手段2の部品が電気回路3の部品を形成することもできることが分かる。更に、電気回路3が図示せぬ受信手段も含み、該受信手段がデータ信号を受信するように形成され、その際に該データ信号を当該データ担体1に対してキャリア信号TSを介して送信することができるようにすることもできることが分かる。上記受信手段は復調手段を含み、受信されたデータ信号をデータ処理手段27に供給するように構成される。
【0033】
図2に示すデータ担体1においては、図1に示すデータ担体1とは異なり、エネルギ蓄積手段8はコンデンサCにより実現され、該コンデンサは電源回路点10と基準電位GNDとの間に接続されている。更に、電気回路3は単一の高電流ループ、即ち第2高電流ループを冗長にした第1電流ループ、のみを有している。更に、第4結合手段29は第3結合手段19により形成されている。
【0034】
更に、図2に示すデータ担体1の場合、変調手段28は制御手段11の一部により、即ち制御信号変換器段15により形成されている。この例の場合、制御手段11は変調信号MSを入力すると共に、キャリア信号TSの負荷を該変調信号MSに従って変調するように構成されている。この目的のために、被制御変数信号発生器12は変調信号MSを入力する制御手段33を有している。更に、被制御変数信号発生器12は、第3抵抗35、第4抵抗36及び第5抵抗37により形成された分圧器34を含んでいる。第3抵抗35は発生器入力端16と第4抵抗36とに接続されている。第4抵抗36は第5抵抗37に接続され、該第5抵抗37は基準電位GNDに接続されている。更に、分圧器34は、第3抵抗35と第4抵抗36との間の第1引き出し点P、及び第4抵抗36と第5抵抗37との間の第2引き出し点Qを有している。
【0035】
制御手段33は、発生器出力端17上に発生する被制御変数信号CVを制御するように構成され、この目的のために引き出し手段38を有している。引き出し手段38は、変調信号MSに応じて、第1引き出し点Pか又は第2引き出し点Qから被制御変数信号CVを各々引き出すように構成されている。引き出し手段38はトランジスタ接続39により形成され、該トランジスタ接続は第3電界効果トランジスタ40と第4電界効果トランジスタ41とを有している。第3電界効果トランジスタ40は、変調信号MSを直接供給することができる制御電極42と、第1引き出し点Pに接続された第1主電極(ドレイン)43と、発生器出力端17に接続された第2主電極(ソース)44とを有している。第4電界効果トランジスタ41は、制御電極(ゲート)45と、第2引き出し点Qに接続された第2主電極(ドレイン)46と、発生器出力端17に接続された第2主電極(ソース)47とを有している。
【0036】
制御手段33は更に反転段48を含み、該反転段には変調信号MSを供給することができると共に、該反転段は相補変調信号CMSを発生して供給するように構成されている。第4電界効果トランジスタ41の制御電極45は該反転段48に接続されている。かくして、制御手段33は、変調信号MSが変調モードである場合に、第3電界効果トランジスタ40がオンする一方、第4電界効果トランジスタ41がオフし、変調信号MSが休止状態の場合に、第3電界効果トランジスタ40がオフする一方、第4電界効果トランジスタ41がオンするようにさせる。従って、変調信号MSに従って、発生器出力端17は第1引き出し点Pか又は第2引き出し点Qの何れかに接続される。
【0037】
下記においては、データ担体1の動作の態様を、図2に示すデータ担体1に関する実施例の第1の例を参照して説明する。
【0038】
該実施例の第1の例によれば、休止状態であるような変調信号が生じている際に直流電源電圧Uがどの様に制御されるかを説明する。ここで、補正変数信号CSは電圧値UCSを有し、該電圧値は本例では約1.22ボルトであると仮定する。更に、分圧器34の全体の抵抗は、第3抵抗37により形成される引き出し抵抗の2倍であると仮定する。変調信号MSの休止状態により、被制御変数信号CVは引き出し手段38により第2引き出し点Qから引き出される。更に、当該データ担体1はキャリア信号TSを送出する通信装置の通信範囲内にあり、該通信装置に対する最小距離から該通信装置に対する最大距離へと移動されると仮定する。上記最小距離とは、データ担体1の伝送手段2が上記通信装置に極接近して位置されていることであると定義される。当該通信装置に対する上記最大距離とは、データ担体1の伝送手段2が、UCSの約2倍の公称値(従って、2*UCS)を持つ直流電源電圧Uの信頼性のある発生が依然として可能である程度に上記通信装置から離れていることであると定義される。
【0039】
データ担体1が最小距離から最大距離へと移動する際に、第1回路端子4から取り出すことができるキャリア信号TSの値は最大値から最小値へと変化する。この場合、制御手段11は該第1回路点4に発生するキャリア信号TSを、2*UCSなる電圧値が発生器入力端16から取り出され得るように制御する。該制御動作の間では、制御信号Cは、受信されたキャリア信号TSの最大値に対して最大の値をとり、これに応じて最大値の制御電流CCが制御信号変換器段15により発生される。結果として、印加されるキャリア信号TSは最大の平滑化を受ける。当該制御動作の間では、受信された最小値のキャリア信号TSに対して最小値の制御信号Cが生じ、これに対して、最小値の制御電流CCが制御信号変換器段15により発生される。結果として、印加されるキャリア信号TSは最小の平滑化を受ける。
【0040】
この点に関していうと、制御手段(従って、分圧器34、補正変数信号発生器13、制御信号決定段14、及び該制御信号決定段14により発生することができる制御信号Cに整合された制御信号変換器段15)は、上記通信装置の通信範囲内における当該データ担体1と該通信装置との間の如何なる距離に対しても、被制御変数信号CVが当該制御の結果として補正変数信号CSの電圧値VCSをとることが保証されるように、設計されていることが分かる。
【0041】
第2結合手段18における電圧降下と第1結合手段7における電圧降下とが等しいと仮定した場合、直流電源電圧Uの2*UCSなる値への間接制御が結果として得られる。
【0042】
減結合手段49を設けたことにより、有利にも、印加されたキャリア信号TSを、制御手段11により又は上記制御ループにより電源電圧発生手段6により影響を受けることなく制御することができるようになる。これは、当該データ担体1が非送信中の通信装置の極近傍に位置すると共に、該通信装置が当該データ担体1の上記位置において送信を開始したと仮定した場合に特に重要である。このような場合、印加されるキャリア信号TSは回路3の少なくとも一部に対しては高過ぎる値を取り得、斯かる値は回路3の一部又は回路3全体の損傷に繋がり得る。しかしながら、上記減結合手段49を設けることにより、制御手段11の無平滑化制御が可能となり、これにより、印加されるキャリア信号TSは回路3が見込んだ最大値を決して超えることがない。このことは、更に、制御信号変換器段15及び変調手段28を形成するトランジスタが同一の最大電圧値を有することができると共に、これらトランジスタを他の回路3の製造工程と同一の製造工程において製造することができるという利点も提供する。
【0043】
以下においては、データ担体1の動作を、図2に示すデータ担体1の実施例の第2の例に関して説明する。
【0044】
該実施例の第2の例によれば、データ担体1が前記最大距離から前記最小距離へと前記通信装置に向かって移動されると仮定する。更に、データ担体1が上記通信装置に向かって移動される際に、変調信号MSが任意の時点において休止モードから変調モードへと変化すると共に、休止モードに戻ると仮定する。
【0045】
先ず、データ担体1は上記最大距離に近いと仮定する。変調信号MSが変調状態になる場合、被制御変数信号CVは該変調信号MSが休止状態にある場合とは対照的に第1引き出し点Pから引き出され、従って、制御手段回路点20には安定した電圧値UCSよりも高い瞬時電圧値が存在する。結果として、制御信号Cは制御信号決定段14により被制御変数信号CVと補正変数信号CSとの間の差に基づいて形成される。かくして、制御電流CCは変調信号MSの変調期間の間は増加され、結果として、上記変調状態の期間における発生器入力端16上の電圧値は、制御手段回路点20においてUCSなる電圧値が再び得られるように約2*UCSなる電圧値をとる。変化された制御電流CCにより、変調期間の間には第1回路端子4上における印加キャリア信号TSの休止状態の減衰を越えるような実効的な負荷が生じ、該負荷は前記通信装置内においてキャリア信号TSの負荷の変調として検出することができる。更に、変調信号MSの変調状態は短い期間の間だけで発生し、エネルギ蓄積手段8の蓄積効果による直流電源電圧Uの長引く変化は防止されることが分かる。更に、減結合手段49は、電源電圧点10におけるエネルギ蓄積手段8の減衰された効果が制御手段回路点20に対して影響を有さないので、エラーのない負荷の変調が可能となるという利点を提供する。
【0046】
以下においては、データ担体1が最大距離から最小距離へと移動されると仮定する。通信装置が近づくにつれて上昇する受信キャリア信号TSの値の結果、変調信号MSが休止状態である場合、制御信号Cの値も上昇する。従って、制御信号Cの値は、データ担体1が上記通信装置に向かって移動し、且つ、変調信号MSが変調状態となる場合には、理想的には2*UCSに一致する最大値に向かって一層増加される。制御信号Cの該最大値には、前記最小距離と最大距離との間に位置するような、当該データ担体1と上記通信装置との間の公称距離でもって正確に到達する。従って、データ担体1が上記公称距離と最大距離との間に位置する場合には、回路端子4上では一定の電圧のずれが存在する。何故なら、この範囲内では、変調信号MSの休止状態から変調状態への変化があった場合、制御信号Cは、常に、制御手段回路点20に発生する電圧値をUCSなる値へと制御するような制御信号のずれをなし得るからである。公称距離である場合、これは、制御電流CCと変調電流MCとの間の差としての最大の電流のずれを必要とする。
【0047】
しかしながら、データ担体1が上記公称距離から最小距離へと上記通信装置に向かって近づく場合、変調信号MSの休止状態が生じると、制御信号Cは、公称距離において発生する制御信号Cの公称値よりも高い値を有するので、変調信号MSが変調状態である場合、上記の必要な最大の制御信号のずれは最早なされない。この場合、変調信号MSが変調状態である場合に発生される制御信号Cは飽和され、その際の制御信号Cの飽和値は約2*UCSなる値により与えられる。
【0048】
データ担体1が上記通信装置に向かって移動される場合、利用可能な制御信号のずれは連続的に減少する。従って、前記最大の電流のずれと比較すると、制御電流CCと変調電流MCとの間の差としての減少された電流のずれが存在し、その結果、公称距離と最大距離との間の領域で生じるキャリア信号TSの負荷と比較して、第1回路端子4においては、より小さなキャリア信号TSの負荷が生じる。公称距離から開始して最小距離へと、データ担体1が通信装置に一層近づくと、キャリア信号TSの負荷は連続的に減少するので、データ担体1は上記通信装置に一層近づくが、制御信号Cの飽和の結果として負荷変調されるキャリア信号TSの負荷の強度の制限(斯かる制限は上記通信装置により確かめることができる)がなされる。従って、上記通信装置に対する最小距離と最大距離との間におけるデータ担体1の各位置に対して、該通信装置の負荷変調検出手段の可能性のある過変調は高信頼度で防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、本発明の第1実施例によるデータ担体及び該データ担体用の回路をブロック図により概念的に示す。
【図2】
図2は、本発明の第2実施例によるデータ担体及び該データ担体用の回路を図1と同様の態様で示す。

Claims (16)

  1. 電気回路を有するデータ担体であって、前記電気回路はキャリア信号を供給するための回路端子を有すると共に、前記キャリア信号が使用される際に直流電源電圧を発生する電源電圧発生手段を含み、前記電気回路は前記直流電源電圧を取り出すことができる電源回路点を有すると共に、前記直流電源電圧を制御手段回路点に発生し且つ前記キャリア信号を表すような被制御変数信号に基づいて制御する制御手段を含んでいるようなデータ担体において、
    減結合手段が設けられ、該減結合手段により前記電源回路点と前記制御手段回路点とを互いに減結合することができることを特徴とするデータ担体。
  2. 請求項1に記載のデータ担体において、前記減結合手段がダイオード接続により形成されることを特徴とするデータ担体。
  3. 請求項1に記載のデータ担体において、
    変調信号を入力すると共に、前記キャリア信号の負荷を該変調信号に基づいて変調する負荷変調手段が設けられ、
    前記負荷変調手段が前記制御手段の一部により形成され、
    前記制御手段が、前記変調信号を入力すると共に、該変調信号に基づいて前記キャリア信号の負荷を変調するように構成されている、
    ことを特徴とするデータ担体。
  4. 請求項3に記載のデータ担体において、
    前記被制御変数信号を発生するために被制御変数信号発生器が設けられ、
    前記被制御変数信号発生器は前記回路端子に接続された発生器入力端を有し、
    前記被制御変数信号発生器は、前記被制御変数信号を出力すると共に前記制御手段回路点を形成するような発生器出力端を有し、
    前記被制御変数信号発生器に、前記変調信号を入力すると共に該変調信号に基づいて前記被制御変数信号を制御する制御手段が含まれている、
    ことを特徴とするデータ担体。
  5. 請求項4に記載のデータ担体において、
    前記被制御変数信号発生器が分圧器により形成され、
    前記分圧器が少なくとも第1引き出し点と第2引き出し点とを有している、
    ことを特徴とするデータ担体。
  6. 請求項5に記載のデータ担体において、前記制御手段が、前記被制御変数信号を前記変調信号に基づいて前記分圧器の前記第1引き出し点から、又は該分圧器の前記第2引き出し点から引き出す引き出し手段により形成されていることを特徴とするデータ担体。
  7. 請求項6に記載のデータ担体において、前記引き出し手段がトランジスタ接続により形成されていることを特徴とするデータ担体。
  8. 請求項1に記載のデータ担体において、該データ担体の前記電気回路が集積回路として構成されていることを特徴とするデータ担体。
  9. データ担体用の回路であって、該回路はキャリア信号を供給するための回路端子を有すると共に、前記キャリア信号が使用される際に直流電源電圧を発生する電源電圧発生手段を含み、前記回路は前記直流電源電圧を取り出すことができる電源回路点を含むと共に、前記直流電源電圧を制御手段回路点に発生し且つ前記キャリア信号を表すような被制御変数信号に基づいて制御する制御手段を含んでいるような回路において、
    減結合手段が設けられ、該減結合手段により前記電源回路点と前記制御手段回路点とを互いに減結合することができることを特徴とするデータ担体用の回路。
  10. 請求項9に記載の回路において、前記減結合手段がダイオード接続により形成されることを特徴とする回路。
  11. 請求項9に記載の回路において、
    変調信号を入力すると共に、前記キャリア信号の負荷を該変調信号に基づいて変調する負荷変調手段が設けられ、
    前記負荷変調手段が前記制御手段の一部により形成され、
    前記制御手段が、前記変調信号を入力すると共に、該変調信号に基づいて前記キャリア信号の負荷を変調するように構成されている、
    ことを特徴とする回路。
  12. 請求項11に記載の回路において、
    前記被制御変数信号を発生するために被制御変数信号発生器が設けられ、
    前記被制御変数信号発生器は前記回路端子に接続された発生器入力端を有し、
    前記被制御変数信号発生器は、前記被制御変数信号を出力すると共に前記制御手段回路点を形成するような発生器出力端を有し、
    前記被制御変数信号発生器に、前記変調信号を入力すると共に該変調信号に基づいて前記被制御変数信号を制御する制御手段が含まれている、
    ことを特徴とする回路。
  13. 請求項12に記載の回路において、
    前記被制御変数信号発生器が分圧器により形成され、
    前記分圧器が少なくとも第1引き出し点と第2引き出し点とを有している、
    ことを特徴とする回路。
  14. 請求項13に記載の回路において、前記制御手段が、前記被制御変数信号を前記変調信号に基づいて前記分圧器の前記第1引き出し点から、又は該分圧器の前記第2引き出し点から引き出すような引き出し手段により形成されていることを特徴とする回路。
  15. 請求項14に記載の回路において、前記引き出し手段がトランジスタ接続により形成されていることを特徴とする回路。
  16. 請求項9に記載の回路において、該回路が集積回路として構成されていることを特徴とする回路。
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