JP2004501328A - ナット構造およびネジ/ボルト構造 - Google Patents
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Abstract
外側締付部分(20)と内側部分(30)とを含み、ここに内側締付部分(30)は、外側締付部分(20)の軸方向の対応の内側開口(26)に当接するように成された外側面(34)を有する。さらに外側ネジ/ボルト部分(20f)と内側締付部分(30f)を含み、ここにこの内側締付部分(30f)は外側ネジ/ボルト部分の軸方向の対応の内側開口に当接するように成された外側面を有する。本発明は、外側締付部分(20−20f)と内側部分(30−30f)のそれぞれの内側面および外側面(26,34)が相互にユニットとして連結され、これらの部分(20−20f、30−30f)の一方の部分が他方の部分に対して一定限度以上のトルクモーメントを受けた時にこれらの部分が相互に離脱するように構成される。
Description
【0001】
本発明は外側締付部分と内側部分とを含むナット構造において、前記内側部分が外側適合面を含み、この外側適合面が外側締付部分の対応の軸方向内側開口に当接するように成されたナット構造に関するものである。
【0002】
また本発明は外側ネジ/ボルト部分と内側締め付け部分とを有するネジ/ボルト構造において、ここに前記内側締め付け部分は前記外側ネジ/ボルト部分の対応の軸方向内側開口に当接するように成された外側面を含むネジ/ボルト構造に関するものである。
【0003】
先行技術において、ロッキングナットとして作用する種々のナット構造が公知である。例えばDE 3200863は、2部分からなり一方の部分が他方の部分の外側に同心的に配置されるように成されたナット構造を開示している。前記内側部分はネジの中にねじ込み固着されるネジ山を有する。前記内側部分は前記外側部分に対して固着されて、従来型のナットの形状を成す。またEP 130304も2部分からなるナット構造を記載している。内側部分はネジに固着するために内側にネジ山を備え、また外側部分に固着するために外側にネジ山を備える。外側部分は六角形の外周面を有し、またその内側にネジ山を備える。これら2つの部分がネジ山によって相互に保持される。EP 332194は2部分から成る他のナット構造を記載し、この場合には内側部分と外側部分は相互にロッキングナットによって保持される。US 4462.731は2部分から成るナット構造を記載し、この場合に両方の部分がそれぞれ2つに分割される。これらの外側部分はケーシングとして作用して、内側部分を相互に保持するので、これらの内側部分がナットとして作用する。内側ナットは外側ケーシングによってネジの回りに締付られ、このようにして摩擦作用によりその固着されるべきネジに当接して相互に保持される。
【0004】
各種出版物において開示されている公知テクノロジーの問題点は、これらがすべて比較的複雑な解決法を示すことにある。このナット構造は歪み作用を受ける構造に対して施用され時にナットが緩まないように保証し、また通常の工具によって除去しまたはネジ戻すことができる。従ってこのナット構造は窃盗に対してなんらの防護作用を生じるものではない。例えば、浮き桟橋に係留されたボートの船尾にバリヤを取付ける際に、このバリヤが先行技術のテクノロジーに対応するナット構造によって固着されていれば窃盗犯がこのバリヤを緩めることはきわめて容易である。自動車のホイールの窃盗はますます一般的な問題になっており、その結果として保険会社に大きな負担が掛けられる。本発明の構造と相違し、前述のナット構造のいずれもこのような窃盗を防止するために使用することができない。
【0005】
本発明の目的は、改良型の簡単なナット構造またはネジ/ボルト構造において、前述の問題点が避けられまた本発明によって基部に固着され通常の工具によって緩める事のできない製品を成すネジ/ボルト・ナット構造を提供するにある。これは窃盗に対する非常にすぐれた防護を成すものである。
【0006】
本発明は、外側締付部分と内側部分とを含み、ここに前記内側部分の外側面は前記外側締付部分の対応の軸方向内側開口に当接するように成されたナット構造において、前記外側締付部分と前記内側部分のそれぞれの内側面および外側面が相互にユニットとして連結され、この際に一方の部分が他方の部分に対して一定限度以上のトルクモーメントを受ける時に相互に離脱されるように構成されることを特徴とする。
【0007】
本発明によるナット構造の好ましい実施態様においては、前記内側面と外側面との間に例えば接着剤/硬化性物質または金属連結物質などの接触面形成連結手段が配置され、前記連結手段は前記外側締付部分に対してトルクモーメントを加えることによって分解または破断されて外側部分が内側部分から離脱されるように成される。前記内側部分がその一端または両端にフランジまたはカラーなどの突出ストッパ部材を含み、これらの突出部材が外側部分の一端または両端において対応の内側円錐形断面に当接するように成される。
【0008】
本発明のナット構造の他の好ましい実施態様においては、内側部分の外側面は軸方向において円錐形であり、また外側部分の内側面は軸方向において対応の円錐形を成し内側部分を受ける。
【0009】
本発明のナット構造の好ましい第2実施態様においては、内側部分は第1円錐形断面、第2中間断面および第3ネジ山断面を有する外側面を含み、ここに前記ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、また前記外側部分の内側面は内側部分を受けるために軸方向において対応の形状を有する。
【0010】
本発明のナット構造の第3実施態様においては、前記内側部分は第1平坦断面、第2中間凹形平坦断面および第3ネジ山断面を備えた外側面を含み、ここに前記ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、ここに前記外側部分の内側面は内側部分を受けるために軸方向において対応の形状を有する。
【0011】
本発明のナット構造の第4実施態様においては、前記内側部分はその第1端部において外側面に複数のグルーブを備えた円形断面を含み、ここに前記グルーブは外側部分の複数の対応のカムを受けるように構成され、またここに前記のカムは所定限度以上のトルクモーメントを加えた際に破断するように構成される。
【0012】
また、前記内側部分の他端は縁部断面を含み、この縁部が折り込まれる。さらに前記内側部分の他端に対して円形ケーシングが配置され、ここに前記ケーシングは外側締め付け部分を包囲する。
【0013】
さらにネジ/ボルト構造の他の実施態様においては、前記内側面と外側面との間に例えば接着剤/硬化性物質または金属連結物質などの接触面形成連結手段が配置され、前記連結手段は前記外側締付部分に対してトルクモーメントを加えることによって分解または破断されて外側部分が内側部分から離脱されるように成される。さらに前記内側締付部分がその一端または両端にフランジまたはカラーなどの突出ストッパ部材を含み、これらの突出部材が外側部分の一端または両端において対応の内側円錐形断面に当接するように成される。
【0014】
本発明のナット構造の好ましい第2実施態様においては、前記内側締付部分の外側面は軸方向において円錐形を成し、また前記外側部分の内側面は軸方向において対応の円錐形を成して前記内側部分を受ける。
【0015】
本発明のネジ/ボルト構造の第3実施態様においては、内側締付部分は第1円錐形断面、第2中間平坦断面および第3ネジ山断面を有する外側面を含み、ここに前記ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、またここに前記外側部分の内側面は内側部分を受けるために軸方向において対応の形状を有する。
【0016】
本発明のナット構造の第4実施態様においては、前記内側部分は第1平坦断面、第2中間凹形平坦断面および第3ネジ山断面を備えた外側面を含み、ここに前記ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、またここに前記外側部分の内側面は内側部分を受けるために軸方向において対応の形状を有する。
【0017】
さらに本発明の第5実施態様においては、前記内側締付部分はその第1端部において、外側面に複数のグルーブを備えた断面を含み、ここにこれらのグルーブは前記外側部分の対応の複数のカムを受けるように構成され、またここに前記カムは一定限度以上のトルクモーメントを受けた時に破断する。
【0018】
前記内側部分の他端は縁部断面を含み、この縁部は下方に折り曲げられる。さらに前記内側部分はその第1端部において、工具を受けるためのグルーブまたは開口を備えることができる。
【0019】
さらに、本発明のナット構造および/またはネジ/ボルト構造の内側部分は軸方向に内側ネジ山開口を備え、または前記内側部分はネジまたはボルトに連結され、固着されまたは一体化されることができる。
【0020】
前述のように、本発明はナット構造において、外側締付部分と内側部分のそれぞれの内側面と外側面が固定ユニットとして相互に連結され、ここに一方の部分、すなわち外側締付部分が他方の部分に対する一定限度以上のトルクモーメントを受ける時にこれらの部分が相互に離脱されるように成されたナット構造を提供する。これに対応して、ネジ/ボルト構造が外側ネジ/ボルト部分と内側締付部分とを成し、ここに内側面と外側面がそれぞれ固定ユニットとして相互に連結され、ここに一方の部分、すなわち内側締付部分が他方の部分に対して一定限度以上のトルクモーメントを受ける時にこれらの部分が相互に緩むように構成される。
【0021】
本発明によるナット構造10の好ましい実施態様は図1に図示のように、外側ナット部分20と内側ナット部分30とを含む。外側ナット部分20は原則的にその外周面、好ましくは6または8にそって小平面または面22によって嵌合されるが、この外側ナット部分20は他の幾何学的実施形状を備えて工具のグリップを提供して外側ナット20を締付け、締付ナット構造と呼ばれるナット構造全体がボルトまたは類似物の上に固定的にネジ込まれるようにすることができる。
【0022】
さらに、外側ナット部分20は軸方向の長手方円形開口26を含む。この開口の一方または両方の末端において、円錐形断面24a,24bが形成されている。
【0023】
内側ナット部分30は、通常のナットのネジ山断面に対応して、軸方向の長手方円形開口の中に内側ネジ山断面32を備える。また内側ナット部分30はその一端または両端の外側に、フランジまたはカラーなどのストッパ部材36a,36bを備える。図4と図5に図示のように外側ナット部分と連結される前に、このフランジまたはカラー36a,36bはその一端において拡開されている。
【0024】
最初の使用段階において外側ナット部分と内側ナット部分を連結するため、連結手段40が使用され、この手段は内側ナット部分30の外側面34と外側ナット部分30の内側面26との間に配置される。この手段40は接着剤などの接触面形成連結手段から成る。またこの手段40は、乾燥状態において一定の破断強さを示す例えば硬化プラスチック、硬化フォーム、セメントまたは類似物などの硬化性物質から成る。さらに金属連結部材を前述のように、またはストッパ部材36a,36bと円錐形断面24a,24bとの間に配置する事もできる。この金属連結部材は例えばロウ付け断面または溶接断面(図示されていない)とすることができる。
【0025】
連結手段40は、例えば所定の力、すなわちトルクモーメントを加えた時に破断しまたは破裂するような所定の破断強さを有する連結部分から成る。所定の破断力は通常は例えばボルトまたは類似物に対してナット構造物を締付ることによって生じるモーメントとして、すなわち外側ナット部分20に対して加えられる捻りモーメントとして加えられる。連結手段40が崩壊した後に、外側ナット部分20は内側ナット部分30の回りを自由に回転することができる。そこでナット構造10は第2使用状態にあり、この場合には特殊工具を使用しなければネジ戻してゆるめることは不可能となる。
【0026】
前述のように、外側ナット部分20と内側ナット部分30が第1使用状態において連結される。これは例えば、フランジ36aまたは36bが図4に図示のように連結前に拡開された状態において実施される。連結手段40は、どのような手段が使用されるかに従って2つのナット部分20,30が連結される以前またはその後に施用される。フランジが折り畳まれ、部分20,30は1つのユニットとして機能し、このユニットが1つの品目を固定するため、ボルトまたは類似物に対して固定的にネジ込まれることができる。
【0027】
このナット構造がネジ込まれる際に、モーメントが徐々に増大するので、連結手段40が破断しまたは崩壊する。その後、外側ナット部分20が内側ナット部材30の回りに自由に回転するので、このナット構造10は第2使用状態にある。第2使用状態において、ナット構造は特殊工具を使用しなければ、緩めることができない。従って、盗難防止のために固定された品目を緩めることはきわめて困難となる。
【0028】
もちろん、連結手段40の破断力は品目が適正に固着される程度に大でなければならないが、同時にナット構造が適正に固着された後に通常の工具をもって破断することができないほどに連結手段40の破断力が高くあってはならない。
【0029】
外側ナット部分20は硬化された実施態様とすることができる。これは外側ナット部分がナットカッターなどの工具によって破断または破壊されないようにするためである。陥没した施設面におけるナット構造の取付けに際しては、非硬化実施態様を使用することができる。
【0030】
従って外側ナット部分と内側ナット部分とから成るナット構造において、ナット部分の相互連結手段が使用される場合、すなわち第1使用状態と、外側ナット部分に対してモーメントを加えることによって前記の相互連結手段が破断しまたは崩壊して、外側ナット部分が内側ナット部分の回りに自由に回転することのできる場合、すなわち第2使用状態とが存在する。
【0031】
本発明のナット構造の他の実施態様においては、内側部分30aの外側面34aが軸方向において円錐形を成し、また外側部分20aの内側面26aが内側部分30aを受けるために、これに対応して軸方向において円錐形を成す。内側部分と外側部分は円錐形連結面において相互に圧着される。与えられたモーメントにおいてこの連結が緩められる時、外側部分20aと内側部分30aの間の連結が破断される。この実施態様においては、モーメントが加えられた後に外側締付部分20aが内側部分30aから完全に除去され、または外側部分20aが内側部分30a回りに回転することができるように内側部分の他方の末端59にフランジまたは縁部を配置することができる。この実施例においては、外側締付部分は円錐形内側部分から「落下」することができなければならない。
【0032】
ナット構造10の他の実施態様においては、本発明のナット構造の他の実施態様において、内側部分30bは円錐形の第1断面44aと、第2中間断面44bと、第3ネジ山断面44cとを備えた外側面とを有し、この際に、ネジ山断面44cは軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、また両側部分20bの内側面26bは内側部分30bを受けるために軸方向において対応の形状を有する。例えば中間断面44bが円錐形断面44aの最少直径と同一の直径を有することができる。ネジ山44cは円錐形断面44aの直径まで延在することができる。与えられたモーメントにおいて円錐形連結面とネジ山連結が破断する。
【0033】
本発明のナット構造10の第3実施態様において、内側部分30cは外側面54aを有し、この外側面54aは第1断面と、小直径の中間の凹形第2断面54bと、第3ネジ山断面54cとを有し、ここに前記ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、また外側部分20cの内側面26cは内側部分30cを受けるためにこれに対応して軸方向において形成されている。
【0034】
本発明のナット構造の他の第4実施態様においては、その第1末端58における内側部分30dは円形断面を有し、この断面は外側面34d上に複数のグルーブ46または凹部を備え、またこれらのグルーブは外側部分20dの中に備えられた複数の対応のカム48、ノブまたは類似物を受けるように構成され、またこれらのカム48は所定限界以上のモーメントを加える事によって破断する。これらのグルーブ/カムは製造工程中において取り付けられ、この際に両方の部分が相互に嵌着され、またはカムが外側部分20dの中に押し込まれ、この外側部分はこれによって内側部分30dの中に転送される。前述のように、カム48、ノブまたは類似物は前記のモーメントとを加える際に破断する。
【0035】
さらに内側部分の他端は縁断面を含み、これを折り返すことができる。そのほか、円錐形ケーシング56を内側部分の他端に対して嵌合させることができ、この場合、ケーシング56は外側締付部分20−20dを包囲する。
【0036】
前記の実施態様の組合せも実施することができる。例えば、前記の他の実施態様のいずれかと共に接着剤または硬化性連結面を使用することができる。他の実施態様においてはグルーブ/カムを使用することができ、グルーブ/カム、接着剤−硬化接続面などと共に円錐形接続面を使用することができる。原則として前記の全ての実施態様およびその他本発明の主旨の範囲内におけるその他の実施態様を、ナット構造およびネジ/ボルト構造のいずれにおいても組み合わせることができる。
【0037】
本発明の他の実施態様においては、付図12に示すようなネジ/ボルト構造10aにおいて内側面と外側面との間に連結手段40が配置され、この手段は例えば接着剤/硬化性物質または金属接続などの接触面形成連結をなし、この連結面が内側締付部分30fに対してトルクモーメントを加える事によって崩壊または破断されるので、内側部分が外側部分20fから離脱させられる。さらに内側締付部分30fは第1末端においてフランジまたはカラーなどのナット構造10の部材に対応する突出したストッパー部材を含み、このストッパー部材は外側部分20fの中に配置された対応の内側円錐形面の中に嵌合するようになされれる。
【0038】
ネジ/ボルト構造10aの外側部分20fは第1テーパ断面または円錐形断面64を含み、この断面からネジ山断面62が延在し、またはネジ山断面は外側部分の他端にのみ存在することができる。
【0039】
ネジ/ボルト構造10aの他の実施態様においては、内側締付部分30fの外側面は軸方向に円錐形を成し、また外側部分20fの内側面は内側部分30fを受けるために軸方向において対応の円錐形を有する。
【0040】
ネジ/ボルト構造10aの第3実施態様においては、内側締付部分30fはナット構造として、円錐形の第1断面を有する外側面と、第2中間断面と、第3ネジ山断面とを有し、この場合にネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、またこの場合に外側部分の内側面は内側部分を受けるために軸方向に対応の形状を有する。
【0041】
ネジ/ボルト構造10aの第4実施態様においては、内側締付部分30fは第1断面と、例えば第1断面より小さい直径を有する第2中間凹形断面と、第3ネジ山断面とを有し、この場合、ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、またこの場合、外側部分20fの内側面は内側部分を受けるために軸方向において対応の形状を有する。
【0042】
さらに、ネジ/ボルト構造10aの第5実施態様においては、内側締付部分30fはその第1端部において、外側面上に複数のグルーブを備えた断面を有し、この場合、これらのグルーブは外側部分の対応の複数カムを受けるように配置され、またこの場合にこれらのカムは一定限度以上のトルクモーメントを加えることによって破断する。
【0043】
内側締付部分30fの他端は折り込まれる縁部断面を有することができる。さらに内側締付部分30fの第1端部は例えばアンブラコ・キー、ネジ・ドライバなどの工具を受けるように成されたグルーブまたは開口66を含むことができる。ネジ/ボルト構造10aの内側面と外側面の形状は原則的にナット構造10と同一形状とすることができ、唯一の相違点はネジ/ボルト構造に関連して言えば、構造をベースに固着するために締付部分として作用するのが内側締付部分であることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるナット構造の好ましい実施態様の斜視図。
【図2】
図1による本発明の好ましい構造の断面図。
【図3】
組立て前の本発明のナット構造のそれぞれ外側ナット部分と内側ナット部分を示す断面図。
【図4】
組立て前の本発明のナット構造のそれぞれ外側ナット部分と内側ナット部分を示す断面図。
【図5】
組立て中の外側ナット部分と内側ナット部分の断面図。
【図6】
本発明によるナット構造の他の好ましい実施態様を示す図。
【図7】
本発明によるナット構造の他の好ましい実施態様を示す図。
【図8】
本発明によるナット構造の他の好ましい実施態様を示す図。
【図9】
本発明によるナット構造の他の好ましい実施態様を示す図。
【図10】
本発明によるナット構造の他の好ましい実施態様を示す図。
【図11】
本発明によるナット構造の他の好ましい実施態様を示す図。
【図12】
本発明の1つの実施態様によるネジ/ボルト構造のそれぞれ側面図、断面図および斜視図。
【符号の説明】
20 外側締付部分
26 軸方向開口
30 内側部分
34 内側部分の外側面
36a,36b ストッパ部材
40 接触面形成連結手段
44a 円錐形断面
44b 中間断面
44c ネジ山断面
46 グルーブ
48 カム
56 円形ケーシング
60 ネジまたはボルト
66 グルーブまたは開口
本発明は外側締付部分と内側部分とを含むナット構造において、前記内側部分が外側適合面を含み、この外側適合面が外側締付部分の対応の軸方向内側開口に当接するように成されたナット構造に関するものである。
【0002】
また本発明は外側ネジ/ボルト部分と内側締め付け部分とを有するネジ/ボルト構造において、ここに前記内側締め付け部分は前記外側ネジ/ボルト部分の対応の軸方向内側開口に当接するように成された外側面を含むネジ/ボルト構造に関するものである。
【0003】
先行技術において、ロッキングナットとして作用する種々のナット構造が公知である。例えばDE 3200863は、2部分からなり一方の部分が他方の部分の外側に同心的に配置されるように成されたナット構造を開示している。前記内側部分はネジの中にねじ込み固着されるネジ山を有する。前記内側部分は前記外側部分に対して固着されて、従来型のナットの形状を成す。またEP 130304も2部分からなるナット構造を記載している。内側部分はネジに固着するために内側にネジ山を備え、また外側部分に固着するために外側にネジ山を備える。外側部分は六角形の外周面を有し、またその内側にネジ山を備える。これら2つの部分がネジ山によって相互に保持される。EP 332194は2部分から成る他のナット構造を記載し、この場合には内側部分と外側部分は相互にロッキングナットによって保持される。US 4462.731は2部分から成るナット構造を記載し、この場合に両方の部分がそれぞれ2つに分割される。これらの外側部分はケーシングとして作用して、内側部分を相互に保持するので、これらの内側部分がナットとして作用する。内側ナットは外側ケーシングによってネジの回りに締付られ、このようにして摩擦作用によりその固着されるべきネジに当接して相互に保持される。
【0004】
各種出版物において開示されている公知テクノロジーの問題点は、これらがすべて比較的複雑な解決法を示すことにある。このナット構造は歪み作用を受ける構造に対して施用され時にナットが緩まないように保証し、また通常の工具によって除去しまたはネジ戻すことができる。従ってこのナット構造は窃盗に対してなんらの防護作用を生じるものではない。例えば、浮き桟橋に係留されたボートの船尾にバリヤを取付ける際に、このバリヤが先行技術のテクノロジーに対応するナット構造によって固着されていれば窃盗犯がこのバリヤを緩めることはきわめて容易である。自動車のホイールの窃盗はますます一般的な問題になっており、その結果として保険会社に大きな負担が掛けられる。本発明の構造と相違し、前述のナット構造のいずれもこのような窃盗を防止するために使用することができない。
【0005】
本発明の目的は、改良型の簡単なナット構造またはネジ/ボルト構造において、前述の問題点が避けられまた本発明によって基部に固着され通常の工具によって緩める事のできない製品を成すネジ/ボルト・ナット構造を提供するにある。これは窃盗に対する非常にすぐれた防護を成すものである。
【0006】
本発明は、外側締付部分と内側部分とを含み、ここに前記内側部分の外側面は前記外側締付部分の対応の軸方向内側開口に当接するように成されたナット構造において、前記外側締付部分と前記内側部分のそれぞれの内側面および外側面が相互にユニットとして連結され、この際に一方の部分が他方の部分に対して一定限度以上のトルクモーメントを受ける時に相互に離脱されるように構成されることを特徴とする。
【0007】
本発明によるナット構造の好ましい実施態様においては、前記内側面と外側面との間に例えば接着剤/硬化性物質または金属連結物質などの接触面形成連結手段が配置され、前記連結手段は前記外側締付部分に対してトルクモーメントを加えることによって分解または破断されて外側部分が内側部分から離脱されるように成される。前記内側部分がその一端または両端にフランジまたはカラーなどの突出ストッパ部材を含み、これらの突出部材が外側部分の一端または両端において対応の内側円錐形断面に当接するように成される。
【0008】
本発明のナット構造の他の好ましい実施態様においては、内側部分の外側面は軸方向において円錐形であり、また外側部分の内側面は軸方向において対応の円錐形を成し内側部分を受ける。
【0009】
本発明のナット構造の好ましい第2実施態様においては、内側部分は第1円錐形断面、第2中間断面および第3ネジ山断面を有する外側面を含み、ここに前記ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、また前記外側部分の内側面は内側部分を受けるために軸方向において対応の形状を有する。
【0010】
本発明のナット構造の第3実施態様においては、前記内側部分は第1平坦断面、第2中間凹形平坦断面および第3ネジ山断面を備えた外側面を含み、ここに前記ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、ここに前記外側部分の内側面は内側部分を受けるために軸方向において対応の形状を有する。
【0011】
本発明のナット構造の第4実施態様においては、前記内側部分はその第1端部において外側面に複数のグルーブを備えた円形断面を含み、ここに前記グルーブは外側部分の複数の対応のカムを受けるように構成され、またここに前記のカムは所定限度以上のトルクモーメントを加えた際に破断するように構成される。
【0012】
また、前記内側部分の他端は縁部断面を含み、この縁部が折り込まれる。さらに前記内側部分の他端に対して円形ケーシングが配置され、ここに前記ケーシングは外側締め付け部分を包囲する。
【0013】
さらにネジ/ボルト構造の他の実施態様においては、前記内側面と外側面との間に例えば接着剤/硬化性物質または金属連結物質などの接触面形成連結手段が配置され、前記連結手段は前記外側締付部分に対してトルクモーメントを加えることによって分解または破断されて外側部分が内側部分から離脱されるように成される。さらに前記内側締付部分がその一端または両端にフランジまたはカラーなどの突出ストッパ部材を含み、これらの突出部材が外側部分の一端または両端において対応の内側円錐形断面に当接するように成される。
【0014】
本発明のナット構造の好ましい第2実施態様においては、前記内側締付部分の外側面は軸方向において円錐形を成し、また前記外側部分の内側面は軸方向において対応の円錐形を成して前記内側部分を受ける。
【0015】
本発明のネジ/ボルト構造の第3実施態様においては、内側締付部分は第1円錐形断面、第2中間平坦断面および第3ネジ山断面を有する外側面を含み、ここに前記ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、またここに前記外側部分の内側面は内側部分を受けるために軸方向において対応の形状を有する。
【0016】
本発明のナット構造の第4実施態様においては、前記内側部分は第1平坦断面、第2中間凹形平坦断面および第3ネジ山断面を備えた外側面を含み、ここに前記ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、またここに前記外側部分の内側面は内側部分を受けるために軸方向において対応の形状を有する。
【0017】
さらに本発明の第5実施態様においては、前記内側締付部分はその第1端部において、外側面に複数のグルーブを備えた断面を含み、ここにこれらのグルーブは前記外側部分の対応の複数のカムを受けるように構成され、またここに前記カムは一定限度以上のトルクモーメントを受けた時に破断する。
【0018】
前記内側部分の他端は縁部断面を含み、この縁部は下方に折り曲げられる。さらに前記内側部分はその第1端部において、工具を受けるためのグルーブまたは開口を備えることができる。
【0019】
さらに、本発明のナット構造および/またはネジ/ボルト構造の内側部分は軸方向に内側ネジ山開口を備え、または前記内側部分はネジまたはボルトに連結され、固着されまたは一体化されることができる。
【0020】
前述のように、本発明はナット構造において、外側締付部分と内側部分のそれぞれの内側面と外側面が固定ユニットとして相互に連結され、ここに一方の部分、すなわち外側締付部分が他方の部分に対する一定限度以上のトルクモーメントを受ける時にこれらの部分が相互に離脱されるように成されたナット構造を提供する。これに対応して、ネジ/ボルト構造が外側ネジ/ボルト部分と内側締付部分とを成し、ここに内側面と外側面がそれぞれ固定ユニットとして相互に連結され、ここに一方の部分、すなわち内側締付部分が他方の部分に対して一定限度以上のトルクモーメントを受ける時にこれらの部分が相互に緩むように構成される。
【0021】
本発明によるナット構造10の好ましい実施態様は図1に図示のように、外側ナット部分20と内側ナット部分30とを含む。外側ナット部分20は原則的にその外周面、好ましくは6または8にそって小平面または面22によって嵌合されるが、この外側ナット部分20は他の幾何学的実施形状を備えて工具のグリップを提供して外側ナット20を締付け、締付ナット構造と呼ばれるナット構造全体がボルトまたは類似物の上に固定的にネジ込まれるようにすることができる。
【0022】
さらに、外側ナット部分20は軸方向の長手方円形開口26を含む。この開口の一方または両方の末端において、円錐形断面24a,24bが形成されている。
【0023】
内側ナット部分30は、通常のナットのネジ山断面に対応して、軸方向の長手方円形開口の中に内側ネジ山断面32を備える。また内側ナット部分30はその一端または両端の外側に、フランジまたはカラーなどのストッパ部材36a,36bを備える。図4と図5に図示のように外側ナット部分と連結される前に、このフランジまたはカラー36a,36bはその一端において拡開されている。
【0024】
最初の使用段階において外側ナット部分と内側ナット部分を連結するため、連結手段40が使用され、この手段は内側ナット部分30の外側面34と外側ナット部分30の内側面26との間に配置される。この手段40は接着剤などの接触面形成連結手段から成る。またこの手段40は、乾燥状態において一定の破断強さを示す例えば硬化プラスチック、硬化フォーム、セメントまたは類似物などの硬化性物質から成る。さらに金属連結部材を前述のように、またはストッパ部材36a,36bと円錐形断面24a,24bとの間に配置する事もできる。この金属連結部材は例えばロウ付け断面または溶接断面(図示されていない)とすることができる。
【0025】
連結手段40は、例えば所定の力、すなわちトルクモーメントを加えた時に破断しまたは破裂するような所定の破断強さを有する連結部分から成る。所定の破断力は通常は例えばボルトまたは類似物に対してナット構造物を締付ることによって生じるモーメントとして、すなわち外側ナット部分20に対して加えられる捻りモーメントとして加えられる。連結手段40が崩壊した後に、外側ナット部分20は内側ナット部分30の回りを自由に回転することができる。そこでナット構造10は第2使用状態にあり、この場合には特殊工具を使用しなければネジ戻してゆるめることは不可能となる。
【0026】
前述のように、外側ナット部分20と内側ナット部分30が第1使用状態において連結される。これは例えば、フランジ36aまたは36bが図4に図示のように連結前に拡開された状態において実施される。連結手段40は、どのような手段が使用されるかに従って2つのナット部分20,30が連結される以前またはその後に施用される。フランジが折り畳まれ、部分20,30は1つのユニットとして機能し、このユニットが1つの品目を固定するため、ボルトまたは類似物に対して固定的にネジ込まれることができる。
【0027】
このナット構造がネジ込まれる際に、モーメントが徐々に増大するので、連結手段40が破断しまたは崩壊する。その後、外側ナット部分20が内側ナット部材30の回りに自由に回転するので、このナット構造10は第2使用状態にある。第2使用状態において、ナット構造は特殊工具を使用しなければ、緩めることができない。従って、盗難防止のために固定された品目を緩めることはきわめて困難となる。
【0028】
もちろん、連結手段40の破断力は品目が適正に固着される程度に大でなければならないが、同時にナット構造が適正に固着された後に通常の工具をもって破断することができないほどに連結手段40の破断力が高くあってはならない。
【0029】
外側ナット部分20は硬化された実施態様とすることができる。これは外側ナット部分がナットカッターなどの工具によって破断または破壊されないようにするためである。陥没した施設面におけるナット構造の取付けに際しては、非硬化実施態様を使用することができる。
【0030】
従って外側ナット部分と内側ナット部分とから成るナット構造において、ナット部分の相互連結手段が使用される場合、すなわち第1使用状態と、外側ナット部分に対してモーメントを加えることによって前記の相互連結手段が破断しまたは崩壊して、外側ナット部分が内側ナット部分の回りに自由に回転することのできる場合、すなわち第2使用状態とが存在する。
【0031】
本発明のナット構造の他の実施態様においては、内側部分30aの外側面34aが軸方向において円錐形を成し、また外側部分20aの内側面26aが内側部分30aを受けるために、これに対応して軸方向において円錐形を成す。内側部分と外側部分は円錐形連結面において相互に圧着される。与えられたモーメントにおいてこの連結が緩められる時、外側部分20aと内側部分30aの間の連結が破断される。この実施態様においては、モーメントが加えられた後に外側締付部分20aが内側部分30aから完全に除去され、または外側部分20aが内側部分30a回りに回転することができるように内側部分の他方の末端59にフランジまたは縁部を配置することができる。この実施例においては、外側締付部分は円錐形内側部分から「落下」することができなければならない。
【0032】
ナット構造10の他の実施態様においては、本発明のナット構造の他の実施態様において、内側部分30bは円錐形の第1断面44aと、第2中間断面44bと、第3ネジ山断面44cとを備えた外側面とを有し、この際に、ネジ山断面44cは軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、また両側部分20bの内側面26bは内側部分30bを受けるために軸方向において対応の形状を有する。例えば中間断面44bが円錐形断面44aの最少直径と同一の直径を有することができる。ネジ山44cは円錐形断面44aの直径まで延在することができる。与えられたモーメントにおいて円錐形連結面とネジ山連結が破断する。
【0033】
本発明のナット構造10の第3実施態様において、内側部分30cは外側面54aを有し、この外側面54aは第1断面と、小直径の中間の凹形第2断面54bと、第3ネジ山断面54cとを有し、ここに前記ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、また外側部分20cの内側面26cは内側部分30cを受けるためにこれに対応して軸方向において形成されている。
【0034】
本発明のナット構造の他の第4実施態様においては、その第1末端58における内側部分30dは円形断面を有し、この断面は外側面34d上に複数のグルーブ46または凹部を備え、またこれらのグルーブは外側部分20dの中に備えられた複数の対応のカム48、ノブまたは類似物を受けるように構成され、またこれらのカム48は所定限界以上のモーメントを加える事によって破断する。これらのグルーブ/カムは製造工程中において取り付けられ、この際に両方の部分が相互に嵌着され、またはカムが外側部分20dの中に押し込まれ、この外側部分はこれによって内側部分30dの中に転送される。前述のように、カム48、ノブまたは類似物は前記のモーメントとを加える際に破断する。
【0035】
さらに内側部分の他端は縁断面を含み、これを折り返すことができる。そのほか、円錐形ケーシング56を内側部分の他端に対して嵌合させることができ、この場合、ケーシング56は外側締付部分20−20dを包囲する。
【0036】
前記の実施態様の組合せも実施することができる。例えば、前記の他の実施態様のいずれかと共に接着剤または硬化性連結面を使用することができる。他の実施態様においてはグルーブ/カムを使用することができ、グルーブ/カム、接着剤−硬化接続面などと共に円錐形接続面を使用することができる。原則として前記の全ての実施態様およびその他本発明の主旨の範囲内におけるその他の実施態様を、ナット構造およびネジ/ボルト構造のいずれにおいても組み合わせることができる。
【0037】
本発明の他の実施態様においては、付図12に示すようなネジ/ボルト構造10aにおいて内側面と外側面との間に連結手段40が配置され、この手段は例えば接着剤/硬化性物質または金属接続などの接触面形成連結をなし、この連結面が内側締付部分30fに対してトルクモーメントを加える事によって崩壊または破断されるので、内側部分が外側部分20fから離脱させられる。さらに内側締付部分30fは第1末端においてフランジまたはカラーなどのナット構造10の部材に対応する突出したストッパー部材を含み、このストッパー部材は外側部分20fの中に配置された対応の内側円錐形面の中に嵌合するようになされれる。
【0038】
ネジ/ボルト構造10aの外側部分20fは第1テーパ断面または円錐形断面64を含み、この断面からネジ山断面62が延在し、またはネジ山断面は外側部分の他端にのみ存在することができる。
【0039】
ネジ/ボルト構造10aの他の実施態様においては、内側締付部分30fの外側面は軸方向に円錐形を成し、また外側部分20fの内側面は内側部分30fを受けるために軸方向において対応の円錐形を有する。
【0040】
ネジ/ボルト構造10aの第3実施態様においては、内側締付部分30fはナット構造として、円錐形の第1断面を有する外側面と、第2中間断面と、第3ネジ山断面とを有し、この場合にネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、またこの場合に外側部分の内側面は内側部分を受けるために軸方向に対応の形状を有する。
【0041】
ネジ/ボルト構造10aの第4実施態様においては、内側締付部分30fは第1断面と、例えば第1断面より小さい直径を有する第2中間凹形断面と、第3ネジ山断面とを有し、この場合、ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、またこの場合、外側部分20fの内側面は内側部分を受けるために軸方向において対応の形状を有する。
【0042】
さらに、ネジ/ボルト構造10aの第5実施態様においては、内側締付部分30fはその第1端部において、外側面上に複数のグルーブを備えた断面を有し、この場合、これらのグルーブは外側部分の対応の複数カムを受けるように配置され、またこの場合にこれらのカムは一定限度以上のトルクモーメントを加えることによって破断する。
【0043】
内側締付部分30fの他端は折り込まれる縁部断面を有することができる。さらに内側締付部分30fの第1端部は例えばアンブラコ・キー、ネジ・ドライバなどの工具を受けるように成されたグルーブまたは開口66を含むことができる。ネジ/ボルト構造10aの内側面と外側面の形状は原則的にナット構造10と同一形状とすることができ、唯一の相違点はネジ/ボルト構造に関連して言えば、構造をベースに固着するために締付部分として作用するのが内側締付部分であることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるナット構造の好ましい実施態様の斜視図。
【図2】
図1による本発明の好ましい構造の断面図。
【図3】
組立て前の本発明のナット構造のそれぞれ外側ナット部分と内側ナット部分を示す断面図。
【図4】
組立て前の本発明のナット構造のそれぞれ外側ナット部分と内側ナット部分を示す断面図。
【図5】
組立て中の外側ナット部分と内側ナット部分の断面図。
【図6】
本発明によるナット構造の他の好ましい実施態様を示す図。
【図7】
本発明によるナット構造の他の好ましい実施態様を示す図。
【図8】
本発明によるナット構造の他の好ましい実施態様を示す図。
【図9】
本発明によるナット構造の他の好ましい実施態様を示す図。
【図10】
本発明によるナット構造の他の好ましい実施態様を示す図。
【図11】
本発明によるナット構造の他の好ましい実施態様を示す図。
【図12】
本発明の1つの実施態様によるネジ/ボルト構造のそれぞれ側面図、断面図および斜視図。
【符号の説明】
20 外側締付部分
26 軸方向開口
30 内側部分
34 内側部分の外側面
36a,36b ストッパ部材
40 接触面形成連結手段
44a 円錐形断面
44b 中間断面
44c ネジ山断面
46 グルーブ
48 カム
56 円形ケーシング
60 ネジまたはボルト
66 グルーブまたは開口
Claims (20)
- 外側締付部分(20)と内側部分(30)とを含み、ここに前記内側部分(30)の外側面(34)は前記外側締付部分(20)の対応の軸方向内側開口(26)に当接するように成されたナット構造において、前記外側締付部分(20)と前記内側部分(30)のそれぞれの内側面および外側面(26,34)が相互に一体的に連結され、この際に一方の部分が他方の部分に対して一定限度以上のトルクモーメントを受ける時に相互に離脱されるように構成されていることを特徴とするナット構造。
- 前記内側面と外側面(26,34)との間に例えば接着剤/硬化性物質または金属連結物質などの接触面形成連結手段(40)が配置され、前記連結手段(40)は前記外側締付部分に対してトルクモーメントを加えることによって分解または破断されて外側部分(20)が内側部分(30)から離脱されるように成されたことを特徴とする請求項1に記載のナット構造(10)。
- 前記内側部分(30)がその一端または両端にフランジまたはカラーなどの突出ストッパ部材(36a,36b)を含み、これらの突出部材が外側部分(20)の一端または両端において対応の内側円錐形断面(24a,24b)に当接するように成されたことを特徴とする請求項2に記載のナット構造(10)。
- 内側部分(30a)の外側面(34a)は軸方向において円錐形であり、また外側部分(20a)の内側面(26a)は軸方向において対応の円錐形を成し内側部分(30a)を受けることを特徴とする請求項1に記載のナット構造(10)。
- 内側部分(30b)は第1円錐形断面(44a)、第2中間断面(44b)および第3ネジ山断面(44c)を有する外側面(34b)を含み、ここに前記ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、また前記外側部分(20b)の内側面(26b)は内側部分(30b)を受けるために軸方向において対応の形状を有することを特徴とする請求項1に記載のナット構造(10)。
- 前記内側部分(30c)は第1平坦断面(54a)、第2中間凹形平坦断面(54b)および第3ネジ山断面(54c)を備えた外側面(34c)を含み、ここに前記ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、ここに前記外側部分(24)の内側面(26c)は内側部分(30c)を受けるために軸方向において対応の形状を有する事を特徴とする請求項1に記載のナット構造(10)。
- 前記内側部分(30d)はその第1端部(58)において外側面(34d)に複数のグルーブ(46)を備えた円形断面を含み、ここに前記グルーブは外側部分(20d)の複数の対応のカム(48)を受けるように構成され、またここに前記のカムは所定限度以上のトルクモーメントを加えた際に破断するように構成される事を特徴とする請求項1に記載のナット構造(10)。
- 前記内側部分(30−30d)の他端(59)は縁部断面を含み、この縁部が折り込まれることができる事を特徴とする前項1乃至7のいずれかに記載のナット構造(10)。
- 前記内側部分(30−30d)の他端(59)に対して円形ケーシング(56)が配置され、ここに前記ケーシングは外側締め付け部分(20−20d)を包囲する事を特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のナット構造(10)。
- 前記内側部分(30−30d)は軸方向に内側ネジ山開口(32)を備える事を特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のナット構造(10)。
- 前記内側部分(30e)はネジ(60)またはボルトに連結され、固着され、またはその中に一体化される事を特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のナット構造化10)。
- 外側ネジ/ボルト部分(20f)と内側締め付け部分(30f)とを含み、ここに前記内側締め付け部分は前記外側ネジ/ボルト部分(20f)の軸方向の対応の内側開口に当接するようになされた外側面を含むネジ/ボルト構造(10a)において、前記外側ネジ/ボルト部分(30f)と前記内側締め付け部分(20f)の内側面と外側面はそれぞれ相互にユニットとして連結され、この際に前記部分(20f、30f)はその一方の部分が他方の部分に対して、所定限度以上のトルクモーメントを受けた時に相互に離脱されるように構成される事を特徴とするネジ/ボルト構造(10a)。
- 前記内側面と外側面との間に、例えば接着剤/硬化性物質または金属接続などの接触面形成連結をなす手段(40)が配置され、前記手段(40)は外側部分(20f)から離脱されるよに前記内側締め付け部分(30f)に対してトルクモーメントが加えられた時に分解しまたは破断するように成された事を特徴とする請求項12に記載のネジ/ボルト構造(10a)。
- 前記内側締め付け部分(30f)はその第1末端に、フランジまたはカラーなどの突出ストッパー部材を備え、このストッパー部材が外側部分(20f)の対応の第1末端の対応の内側円錐形断面に当接するように成された事を特徴とする請求項12に記載のネジ/ボルト構造(10a)。
- 前記内側締め付け部分(30f)の外側面は軸方向に円錐形をなし、また前記外側部分(20f)の内側面は前記内側締め付け部分(30f)を受けるために軸方向において対応の円錐形状を有する事を特徴とする請求項12に記載のネジ/ボルト構造(10a)。
- 前記内側締め付け部分(30f)は、円錐形の第1断面、第2中間断面および第3ネジ山断面を備えた外側面を含み、ここに前記ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、前記外側部分(20f)の内側面は内側締め付け部分(30f)を受けるために軸方向において対応の形状を備える事を特徴とする請求項12に記載のネジ/ボルト構造(10a)。
- 前記内側締め付け部分(30f)は第1断面、第2中間凹形断面および第3ネジ山断面を有し、ここに前記ネジ山断面は軸方向において逆時計方向ネジ山を有し、前記外側部分(20f)の内側面は内側締め付け部分(30f)を受けるために軸方向において対応の形状を備える事を特徴とする請求項12に記載のネジ/ボルト構造(10a)。
- 前記内側締め付け部分(30f)はその第1端部において外側面に複数のグルーブを有する断面を含み、ここに前記グルーブは前記外側部分の複数の対応のカムを受けるように構成され、またここに前記カムは所定限度以上のトルクモーメントを加えた時に破断するように構成される事を特徴とする請求項12に記載のネジ/ボルト構造(10a)。
- 内側締め付け部分(30f)の他端は下方に折り曲げられる縁断面を含む事を特徴とする請求項12乃至18のいずれかに記載のネジ/ボルト構造(10a)。
- 内側締め付け部分(30f)の第1端部は後部を受けるように成されたグルーブまたは開口(66)を含む事を特徴とする請求項12乃至19のいずれかに記載のネジ/ボルト構造(10a)。
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