JP2004359441A - 用紙搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

用紙搬送装置および画像形成装置 Download PDF

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彰伸 中幡
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Abstract

【課題】本発明は、用紙を処理位置に再搬送する再搬送経路を含めて、1回の操作により用紙の搬送経路を開放するとともに滞留する用紙を視認可能にして、容易なジャム処理を行うことのできる用紙搬送装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】フロントカバー42の内面とガイド部材52により再搬送経路r2を画成するとともに、ガイド部材46、48により搬送経路f3、f4を画成する。ガイド部材52は下部の回動支点52aを回動可能にフロントカバー42が回動可能に支持する一方、ガイド部材48は下部の回動支点48aを装置本体側が回動可能に支持しており、ガイド部材52およびガイド部材48はフロントカバー42の開放動作に伴って回動するとともに、ガイド部材52はフロントカバー42の内面から離隔するように回動レバー63によりポップアップされる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙搬送装置および画像形成装置に関し、詳しくは、ジャムした搬送用紙を容易に回収・除去することができるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、用紙を搬送経路内に通紙して搬送する用紙搬送装置を搭載することにより、装置本体の処理位置に用紙を自動供給することが行われており、このような用紙搬送装置は、例えば、搬送用紙に文字等の画像形成を行う画像形成装置などに搭載されている。
【0003】
この種の画像形成装置に搭載されている用紙搬送装置としては、例えば、画像形成位置に用紙を搬送して搬出するメイン搬送経路を縦方向に画成し、外装カバーを回動させるだけでそのメイン搬送経路を開放可能にすることにより、ジャムなどして滞留する用紙をメイン搬送経路から容易に取り出して回収・除去することができるようにしたものがある。また、この用紙搬送装置には、一面側に画像形成済みの用紙を再度画像形成位置に再搬送する再搬送経路を画成された両面ユニットを、用紙の両面に画像形成するためにメイン搬送経路に隣接するように装着可能に設計されているものもある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−297440号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この文献1に記載の用紙搬送装置にあっては、両面ユニットを装置本体から離隔するように回動させた後に、メイン搬送経路を開放する操作を行う必要がある。要するに、用紙の両面への画像形成機能を備える場合には、2回の回動操作を行わなければジャムした用紙を回収・除去することができず、その作業性が悪くなってしまう、という問題があった。
【0006】
また、用紙がメイン搬送経路と再搬送経路のいずれでジャムしているのかを確認するには、これらの搬送経路をそれぞれ開放する作業が必要であったり、自動的に検知するためにはセンサを特別に配置しなければならない、という問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、用紙を処理位置に再搬送する再搬送経路を含めて、1回の操作により用紙の搬送経路を開放するとともに滞留する用紙を視認可能にして、容易なジャム処理を行うことのできる用紙搬送装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する用紙搬送装置の第1の発明は、装置外面の立面カバーと略平行な装置外部側の外側用紙搬送経路および装置内部側の内側用紙搬送経路を備え、当該用紙搬送経路に用紙を通紙して上下方向に搬送することにより装置本体による処理位置に該用紙を供給するとともに、立面カバーの下部を回動支点として当該立面カバーを回動させることにより用紙搬送経路を開放可能にした用紙搬送装置であって、装置外面の近傍に位置して外側用紙搬送経路の一面側を画成する外側ガイドと、該外側ガイドに対面するように装置内部側に位置して外側用紙搬送経路の他面側を画成する中外側ガイドと、該中外側ガイドに装置内部側で隣接して内側用紙搬送経路の一面側を画成する中内側ガイドと、該中内側ガイドに対面するように装置内部側に位置して内側用紙搬送経路の他面側を画成する内側ガイドとを有して、外側ガイド、中外側ガイドおよび中内側ガイドは立面カバーの開放動作に伴って回動するとともに、中外側ガイドには外側ガイドから離隔するようにポップアップ手段が取り付けられていることを特徴とするものである。
【0009】
ここで、前記中外側ガイドおよび中内側ガイドは、同一部材により一体に構成して、下部を回動支点として立面カバーまたは装置本体側に回動可能に支持させてもよい。また、この中外側ガイドおよび中内側ガイドは別部材により別体に構成して、中外側ガイドは下部を回動支点として立面カバーに回動可能に支持させる一方、中内側ガイドは下部を回動支点として装置本体側に回動可能に支持させてもよい。
【0010】
この発明では、外装カバーとして正面または側面に配設されている立面カバーから装置本体の内側に向かって、外側ガイド、中外側ガイド、中内側ガイドおよび内側ガイドが隣接するように略平行に取り付けられて、外側ガイドおよび中外側ガイドにより外側用紙搬送経路が画成されるとともに、中内側ガイドおよび内側ガイドにより内側用紙搬送経路が画成される。このうちの外側ガイド、中外側ガイドおよび中内側ガイドは立面カバーの開放動作に伴って回動して、中内側ガイドは内側ガイドから離隔することにより内側用紙搬送経路を開放することができるとともに、中外側ガイドは外側ガイドから離隔するようにポップアップされることにより外側用紙搬送経路を拡開(開放)することができる。したがって、立面カバーを回動させるだけで、中内側ガイドが内側ガイドから離隔することにより内側用紙搬送経路に滞留する用紙を容易に視認して回収・除去することができる一方、外側ガイドおよび中外側ガイドの間の外側用紙搬送経路に滞留する搬送用紙はポップアップ間で視認して回収・除去することができる。
【0011】
上記課題を解決する用紙搬送装置の第2の発明は、上記第1の発明の特定事項に加え、前記立面カバーの閉止状態を維持するロック機構と、該立面カバー側を開放方向に付勢する付勢機構と、完全開放位置までの回動途中で当該立面カバー側の回動位置を保持する保持機構とを備えて、ロック機構によるロック解除に伴って、付勢機構が立面カバーを開放する回動方向に付勢するとともに、保持機構が回動途中で当該立面カバーを保持することを特徴とするものである。
【0012】
この発明では、立面カバーのロック解除に伴って、立面カバー側を途中まで自動的に回動させて保持することができ、この後に保持機構による保持を解除するように立面カバーを手動で完全開放位置まで回動させることができる。したがって、立面カバーのロック解除に伴って、完全開放する前に、立面カバーに支持された中外側ガイドと外側ガイドによる外側用紙搬送経路を回動させて内側用紙搬送経路からの連結部分を開放して露出させることができ、その連結部分に滞留する搬送用紙を容易に視認して回収・除去することができる。
【0013】
上記課題を解決する用紙搬送装置の第3の発明は、上記第1または第2の発明の特定事項に加え、前記中外側ガイドには、用紙の外側用紙搬送経路の範囲内に、対面する外側ガイドを視認可能に開口する開口穴が形成されていることを特徴とするものである。
【0014】
この発明では、中外側ガイドと外側ガイドによる外側用紙搬送経路内は、その中外側ガイドの外側から開口穴を介して視認することができる。したがって、その外側用紙搬送経路内に滞留する搬送用紙は容易に視認して回収・除去することができる。
【0015】
上記課題を解決する用紙搬送装置の第4の発明は、上記第1から第3の発明の特定事項に加え、前記中外側ガイドは、ポップアップ手段によるポップアップ位置からさらに外側ガイドから離隔する方向に回動可能に立面カバーに支持されていることを特徴とするものである。
【0016】
この発明では、中外側ガイドは、外側ガイドから離隔するようにポップアップした位置からさらに外側ガイドから離隔させるように回動させることができる。したがって、外側ガイドおよび中外側ガイドの間の外側用紙搬送経路内に滞留する搬送用紙は容易に回収・除去することができる。
【0017】
上記課題を解決する用紙搬送装置の第5の発明は、上記第1から第4のいずれかの発明の特定事項に加え、前記用紙搬送経路内の用紙を挟持して搬送するローラ対を備え、当該ローラ対は立面カバーの開放動作に伴う外側ガイド、中外側ガイドおよび中内側ガイドの回動により搬送用紙を挟持するニップ圧を開放することを特徴とするものである。
【0018】
この発明では、外側ガイドと中外側ガイドによる外側用紙搬送経路や中内側ガイドと内側ガイドによる内側用紙搬送経路に用紙が残留してローラ対に挟持されている場合でも、立面カバーを回動させるだけでその用紙を挟持するニップ圧を開放することができる。したがって、用紙搬送経路内に滞留する用紙を無理に取り出そうとしてローラ対などを破損してしまったり、用紙が破れて用紙搬送経路内に残留させてしまうことを回避することができる。
【0019】
上記課題を解決する画像形成装置の第6の発明は、上記第1から第5のいずれかの発明の用紙搬送装置と、該用紙搬送装置により搬送されてきた用紙を転写ローラで挟持搬送しつつ作像した画像を該用紙に転写して画像形成する転写部と、画像を転写形成された用紙を定着ローラで挟持搬送しつつ加熱圧接して該画像を用紙に定着させる定着部とを備えた画像形成装置であって、前記内側用紙搬送経路は転写部の画像形成位置に用紙を搬送して供給するとともに該転写部から画像形成済みの用紙を定着部に搬出する搬送経路を画成する一方、前記外側用紙搬送経路は定着部から搬出されてきた画像形成済みの用紙を転写部に再搬送して供給する再搬送経路を画成することを特徴とするものである。
【0020】
この発明では、上記発明による作用効果を得ることができ、立面カバーを回動させることにより中内側ガイドを内側ガイドから離隔させて転写部と定着部間の内側用紙搬送経路を開放することができるとともに、中外側ガイドを外側ガイドから離隔するようにポップアップさせて画像形成済みの用紙を転写部に再搬送供給する再搬送経路の外側用紙搬送経路を拡開(開放)することができる。したがって、立面カバーを回動させるだけで、メインの搬送経路と再搬送経路の内部に滞留する用紙を視認して容易に回収・除去することができる。
【0021】
上記課題を解決する画像形成装置の第7の発明は、上記第6の発明の特定事項に加え、前記中内側ガイドは、転写部の転写ローラを回転自在に軸支するとともに該転写部から定着部付近の内側用紙搬送経路の一面側を画成することにより、立面カバーの開放動作に伴う回動により用紙を挟持するニップ圧を開放することを特徴とするものである。
【0022】
この発明では、中内側ガイドが立面カバーの回動に伴って内側ガイドから離隔して転写ローラの用紙を挟持するニップ圧も開放される。したがって、立面カバーを回動させて転写部に滞留する用紙を回収する際に、その用紙を無理に除去しようとして転写部を破損してしまったり、用紙が破れて転写部内に残留させてしまうことを回避することができる。
【0023】
上記課題を解決する画像形成装置の第8の発明は、上記第6または第7の発明の特定事項に加え、前記定着部は、用紙を挟持する定着ローラが立面カバーを開閉する回動に連動して互いに離隔または近接して該用紙を挟持するニップ圧を開放または発生させていることを特徴とするものである。
【0024】
この発明では、立面カバーを回動させるだけで定着ローラ対のニップ圧を開放することができる。したがって、定着部に滞留する用紙を無理に除去しようとしてその定着ローラ対を破損してしまったり、用紙が破れて定着部内に残留させてしまうことを回避することができる。
【0025】
上記課題を解決する画像形成装置の第9の発明は、上記第6から第8のいずれかの発明の特定事項に加え、前記内側用紙搬送経路は、装置本体下部にセットされて上方に引き出されてきた用紙を搬送する上流側が、一面側を立面カバーの下部により画成されて該立面カバーの回動に伴って開閉可能であることを特徴とするものである。
【0026】
この発明では、立面カバーを回動させることにより内側用紙搬送経路の上流側をも開放することができる。したがって、内側用紙搬送経路の装置本体下部に滞留する用紙も立面カバーを回動させるだけで容易に視認して回収・除去することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づいて説明する。図1〜図12は本発明に係る用紙搬送装置を搭載する画像形成装置の第1実施形態を示す図である。
【0028】
図1において、画像形成装置100は、文字等の画像を作成・出力するパーソナルコンピュータなどの外部装置に接続して利用するものであり、この画像形成装置100は、記録用紙(搬送用紙)の一面側または両面側に受け取った文字等の画像データを電子写真方式により記録形成する画像記録装置10と、積載する複数枚の記録用紙(カット紙)をこの画像記録装置10に搬送するとともに画像を記録形成されたその記録用紙を装置外に搬出して積載する用紙搬送装置20とを備えている。
【0029】
画像記録装置10は、画像データに基づいてレーザ光を走査するレーザ光走査装置11と、このレーザ走査装置11からのレーザ光を照射・走査されて画像データに基づく静電潜像を表面に形成される感光体ドラム12と、この感光体ドラム12上の静電潜像をイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、ブラック(K)のトナーにより現像する各色毎の現像器を収容された現像ロータリーユニット13と、感光体ドラム12上に残留するトナーを回収して貯留する廃トナータンク14と、感光体ドラム12上に作像されたトナー像を受け取って記録用紙上に転写記録可能なトナー画像(モノクロ画像あるいはカラー画像)を形成する転写ベルト15と、この転写ベルト15との間で挟むように圧接(ニップ)して挟持搬送する記録用紙にそのトナー画像を転写させる転写ローラ16と、トナー画像を転写されて搬送されてきた記録用紙を加熱圧接することによりそのトナー画像を定着させるとともにその記録用紙をさらに下流側へと挟持搬送する定着ローラ対17a、17bと、を備えている。すなわち、転写ベルト15および転写ローラ16は転写部を、定着ローラ対17a、17bは定着部を構成し、これら転写ベルト15、転写ローラ16および定着ローラ対17a、17bは用紙搬送装置20における搬送手段をも構成している。
【0030】
この画像記録装置10は、転写ベルト15と転写ローラ16による画像の記録形成位置に記録用紙を挟持搬送して供給されることにより、その記録用紙の一面側や両面側に受け取った画像データを記録形成する。
【0031】
用紙搬送装置20は、画像を記録形成する複数枚の記録用紙をセットして1枚づつ搬送経路f(後述するf1〜f6)に分離給送する給送部21と、給送されてきた記録用紙を搬送経路fに通紙して画像記録装置10に搬送する搬送部22と、画像記録装置10による画像の記録形成済みの記録用紙を装置外に排紙する排紙部23と、一面側に画像を記録形成された記録用紙を反転再搬送する再搬送経路r(後述するr1、r2)に通紙して画像記録装置10の上流側の搬送経路fに再度通紙する反転部24とを備えている。
【0032】
給送部21は、複数枚の記録用紙を積載セットする昇降板25aを備えて装置本体下部に着脱可能に取り付けられている用紙カセット25と、昇降板25aにより上昇された記録用紙束に圧接して回転することにより記録用紙を引き出すピックアップローラ26と、このピックアップローラ26を一定の圧力で押圧しつつ引き出されてきた記録用紙に摺接してその記録用紙が下流へと送り出されるのを制限する分離パッド27とを有している。
【0033】
この給送部21は、用紙カセット25内から引き出される最上位の記録用紙にはピックアップローラ26が圧接する一方、下位に位置する記録用紙にはさらに下位に位置する記録用紙や分離パッド27が摺接することにより、これらのピックアップローラ26、分離パッド27および記録用紙の互いの摩擦係数の差を利用して、ピップアップローラ26が圧接する最上の記録用紙のみをその回転に伴って引き出すことができ、その1枚の記録用紙を分離して搬送部22の搬送経路fに通紙し下流へと給送することができる。
【0034】
搬送部22は、画像記録装置10の転写ベルト15、転写ローラ16および定着ローラ対17a、17bに加えて、給送部21のピックアップローラ26が搬送経路f内に給送する記録用紙を受け取ってさらに下流へと挟持搬送する中継ローラ対28a、28bと、この中継ローラ対28a、28bが搬送経路f内を搬送する記録用紙を受け取って画像記録装置10の転写ベルト15および転写ローラ16による画像の記録形成位置に挟持搬送するレジストローラ対29a、29bと、画像記録装置10の定着ローラ対17a、17bから送り出される搬送経路f内の画像形成済みの記録用紙を受け取ってさらに下流へと挟持搬送する中継ローラ対30a、30bと、を有している。
【0035】
この搬送部22は、給送部21から送られてきて搬送経路f内に通紙する記録用紙を、レジストローラ対29a、29bが画像記録装置10の駆動に同期するように、転写ベルト15および転写ローラ16による画像の記録形成位置に挟持搬送して、この後には、定着ローラ対17a、17bによる定着位置を経由するように挟持搬送する。これにより、記録用紙は、一面側を画像の記録形成面として、画像記録装置10による画像の記録形成位置に供給される。
【0036】
排紙部23は、搬送部22の中継ローラ対30a、30bが搬送経路f内を搬送する記録用紙を受け取って排紙テーブル23a上に搬出して積載する排紙ローラ対31a、31bを有しており、この排紙部23は、搬送部22から送られてきた画像の記録形成済みの記録用紙を受け取って装置外に排紙する。
【0037】
この排紙部23の排紙ローラ対31a、31bは、排紙テーブル23a上に記録用紙を排紙する回転駆動(排紙機能)に加えて、処理する画像の記録形成モードに従って逆方向に回転駆動可能に構成されており、画像を記録用紙の両面に記録形成する両面モードが指示されている場合に、排紙テーブル23a上に搬出した記録用紙の後端部を挟持する位置で一時停止した後に逆転駆動することにより、一面側に画像の記録形成済みの記録用紙を再搬送経路rに送り出す。すなわち、この排紙ローラ対31a、31bは、反転部24にも兼用される。
【0038】
反転部24は、排紙部23の排紙ローラ対31a、31bに加えて、この排紙ローラ対31a、31bと搬送部22の中継ローラ対30a、30bとの間に配設されて記録用紙を通紙可能な経路を搬送経路fまたは再搬送経路rのいずれかに切り換える切換ガイド32と、その排紙ローラ対31a、31bが再搬送経路rに通紙する記録用紙を受け取ってさらに下流へと挟持搬送する中継ローラ対30a、30c、34a、34bと、この中継ローラ対34a、34bが再搬送経路r内を搬送する記録用紙を受け取って搬送部22のレジストローラ対29a、29bの上流側の搬送経路f内に送り出す中継ローラ対35a、35bとを有している。なお、切換ガイド32は、図2(a)に示すように、自重により記録用紙の通紙経路として再搬送経路rを開口するように設計されており、定着ローラ対17a、17bを経由して中継ローラ対30a、30bが挟持搬送する記録紙は、図2(b)に示すように、その切換ガイド32を押し上げるようにして排紙部23の排紙ローラ対31a、31bに受け渡される。また、中継ローラ対30a、30bと中継ローラ対30a、30cは、駆動側の中継ローラ30aを共通に従動側の中継ローラ30b、30cを圧接させて構成されており、中継ローラ対30a、30bは搬送経路f内の記録用紙を挟持搬送する一方、中継ローラ対30a、30cは再搬送経路r内の記録用紙を挟持搬送する。
【0039】
この反転部24は、中継ローラ対30a、30bにより搬送経路fを挟持搬送されてきた記録用紙が、切換ガイド32を押し上げて排紙部23の排紙ローラ対31a、31bに受け渡されて切換ガイド32の下面から抜けた後に、両面モードが指示されている場合に、排紙部23の排紙ローラ対31a、31bが逆転駆動する。このとき、切換ガイド32は自重により記録用紙の通紙経路として再搬送経路rを開口しているので、排紙ローラ対31a、31bは一面側に画像を記録形成された記録用紙をその再搬送経路rに通紙して中継ローラ対30a、30c、34a、34b、35a、35bに挟持搬送させることにより、表裏を反転させた記録用紙を搬送経路fに再度通紙して搬送部22のレジストローラ対29a、29bに受け渡す。これにより、記録用紙は、他面側(画像の記録形成されていない一面側)を画像の記録形成面として、画像記録装置10による画像の記録形成位置に再度搬送されて供給される。
【0040】
そして、この用紙搬送装置20は、装置本体(画像形成装置100)を操作する正面側(図中左側)の外装カバーとして、装置本体下部のカセットカバー41と、このカセットカバー41の上部に取り付けられたフロントカバー(立面カバー)42と、このフロントカバー42に連続する装置本体上面に取り付けられた上面カバー43とが開閉可能に取り付けられており、フロントカバー42は上部に配設されている位置決めロック機構44の係合・解除により上面カバー43を位置決めしつつ開閉するようになっている。これらカバー41〜43の内部には、記録用紙を搬送する搬送経路f1〜f6や再搬送経路r1、r2などを画成する各種ガイド部材が収納されており、これらカバー41〜43の開閉動作に連動させてガイド部材を回動などさせることにより搬送経路f1〜f6や再搬送経路r1、r2などを開閉(開放・画成)するように構築されている。なお、この画像形成装置100は、フロントカバー42が側面側になるように設置してもよいことはいうまでもない。
【0041】
カセットカバー41は、用紙カセット25を手前にスライドさせて引き出すことができるように、把持する引出用フック41aを形成されてその用紙カセット25の前面に取り付けられている。このカセットカバー41内には、用紙カセット25の上部に位置するようにガイド部材45が装置本体側に取り付けられており、このカセットカバー41の上部とガイド部材45の下部が互いに対面したときに、ピックアップローラ26が用紙カセット25内から上方に引き出した記録用紙を通紙して搬送経路f1に供給する供給経路sを画成する。そして、ガイド部材45(装置本体)側にはピックアップローラ26が回転自在に軸支されているとともに駆動側の中継ローラ28aが軸支されており、カセットカバー41(用紙カセット25)側には分離パッド27が取り付けられるとともに従動側の中継ローラ28bが軸支されている。
【0042】
これにより、カセットカバー41を開放したときには、用紙カセット25を装置本体下部から引き出した状態になって、供給経路sを開放するとともに、ピックアップローラ26から分離パッド27を、また、駆動中継ローラ28aから従動中継ローラ28bを離隔させることができ、供給途中の記録用紙が挟持されていた場合には、そのままその記録用紙を回収・除去することができる。なお、この供給経路sは用紙カセット25とカセットカバー41の下部との間にも連続して形成されており、この用紙カセット25を図9などに示すように多段に積載することができるようになっている。
【0043】
ここで、中継ローラ対28a、28bは、用紙カセット25やそのスライド機構などの複数の部材を介して位置決めされて互いに圧接するように構成されており、中継ローラ対28a、28bの記録用紙への圧接力は、他のローラ対などとは異なって、ローラ28a、28b間に複数の位置決め部材が介在することにより加工精度や組付け精度が大きく影響する機構になっている。このことから、中継ローラ対28a、28bは、短尺のコロ形状に分割形成されてそれぞれ別個のローラ軸に軸支されているとともに、従動側の中継ローラ28bを駆動側の中継ローラ28aに圧接させる圧縮バネもそれぞれ別個に配設されている。この圧縮バネには、バネ定数の小さいストローク長の長いものが選択されており、圧接時に大きく変位させることにより互いの圧接状態を形成するように設計されている。このため、中継ローラ対28a、28bは、圧縮バネの変位による弾性力の変動が小さくなるように設計されており、複数の位置決め部材が介在して圧縮バネの変位量がばらついても安定した圧接力を得ることができ、確実かつ高精度に記録用紙を挟持搬送して下流側へと受け渡すことができる。
【0044】
フロントカバー42は、カセットカバー41の上部に近接する位置(装置本体下部)を回動支点42aとして、装置本体から離隔する方向に回動可能に支持されており、その回動支点42aよりも装置本体の内部側のガイド面42bをガイド部材45の上部に対面させて、カセットカバー41と同様に、中継ローラ対28a、28bが挟持搬送して供給経路sから送り出す記録用紙を通紙する搬送経路f1を画成している。
【0045】
これにより、フロントカバー42は、図3に示すように、回動支点42aを中心に回動させることにより搬送経路f1を開放することができ、用紙カセット25からの供給途中の記録用紙が覗いている場合にはカセットカバー41を多少引き出して中継ローラ対28a、28b間のニップ圧を開放して、回収・除去することができる。したがって、滞留する記録用紙を無理に引っ張って中継ローラ対28a、28bを損傷させたり、記録用紙を破いて残留させてしまうことなく、その記録用紙を回収・除去することができる。
【0046】
また、フロントカバー42内には、装置本体内の内側に配置されてそのフロントカバー42と略平行な搬送経路(内側用紙搬送経路)f1〜f5と、装置本体内の外側に配置されてそのフロントカバー42と略平行な再搬送経路(外側用紙搬送経路)r2とがガイド部材46〜52により画成されている。すなわち、用紙搬送装置20は、記録用紙をこれら搬送経路f1〜f5や再搬送経路r2内に通紙して上下方向に挟持搬送するように縦型に構築されている。
【0047】
ガイド部材46は、ガイド部材45の上側に連続するように装置本体の内部側に取り付けられており、このガイド部材46に対面するようにガイド部材47、48が装置本体内の外側に取り付けられている。また、ガイド部材46は、従動側のレジストローラ29bを軸支しており、この従動レジストローラ29bに圧接する駆動側のレジストローラ29aは装置本体に取り付けられて、この駆動レジストローラ29aの上下にガイド部材47、48が配置されている。すなわち、ガイド部材46、47とガイド部材46、48のそれぞれの間には、搬送経路f1に連続する搬送経路f2、f3が画成されており、中継ローラ対28a、28bが挟持搬送してレジストローラ対29a、29bに受け渡す記録用紙は、搬送経路f1から搬送経路f2、f3に通紙される。
【0048】
また、ガイド部材48は、フロントカバー42と同様に、駆動レジストローラ29aに近接する下部側を回動支点48aとして、装置本体から離隔する方向に回動可能に支持されている。このガイド部材48は、装置本体の内部側の中間部(ガイド部材46の上側)に、転写ベルト15に圧接させる転写ローラ16を軸支しており、その転写ローラ16の下側をガイド部材46に対面させて搬送経路f3を画成している。また、このガイド部材48は、装置本体の内部側の中間部(転写ローラ16)の上側では、記録用紙をさらに下流の定着ローラ対17a、17bに案内する片側開放の搬送経路f4を画成しており、転写ベルト15と転写ローラ16により一面側に画像を転写した定着前の記録用紙の他面側に接触して、その画像品質を低下させないように定着ローラ対17a、17bへと案内する。すなわち、ガイド部材46が内側ガイドを構成して、ガイド部材48が中内側ガイドを構成している。
【0049】
これにより、ガイド部材48は、図3に示すように、回動支点48aを中心に回動させることにより搬送経路f3、f4を開放することができ、転写ベルト15に圧接する転写ローラ16を離隔させて記録用紙を挟持するニップ圧を開放することができる。したがって、搬送途中の記録用紙が覗いている場合には、その記録用紙を無理に引っ張って転写ベルト15や転写ローラ16を損傷させたり、記録用紙を破いて残留させてしまうことなく、その記録用紙を回収・除去することができる。
【0050】
ガイド部材49〜51は、装置本体に固定されており、ガイド部材49はフロントカバー42を閉止している際にガイド部材48に連続して搬送経路f4を画成する一方、ガイド部材50、51は定着ローラ対17a、17bと中継ローラ対30a、30bの間の搬送経路f5を画成する。これにより、画像を転写形成された記録用紙を定着ローラ対17a、17bを経由させて定着させた後に中継ローラ対30a、30bに受け渡してさらに下流側へと搬送することができる。
【0051】
ガイド部材52は、フロントカバー42のガイド面42bの上部に近接する側を回動支点52aとして、そのフロントカバー42に回動可能に支持されており、
ガイド部材48とフロントカバー42本体の間に位置して、フロントカバー42と共に装置本体から離隔する方向に回動するのと同時にそのフロントカバー42から離隔する方向にも回動することができる。このガイド部材52は、フロントカバー42の内面に対面して、中継ローラ対34a、34b、35a、35bが挟持搬送する記録用紙の再搬送経路r2を画成するようになっており、ガイド部材52側には駆動側の中継ローラ34a、35aが軸支される一方、フロントカバー42側には従動側の中継ローラ34b、35bが軸支されている。すなわち、ガイド部材52が中外側ガイドを構成して、フロントカバー42の内面が外側ガイドを構成している。
【0052】
また、このガイド部材52には、ガイド部材48に対面する位置に付勢機構61が取り付けられており、この付勢機構61は、ガイド部材48を伸長方向に付勢して、そのガイド部材48を位置決めするとともに転写ローラ16を転写ベルト15に圧接させている。
【0053】
さらに、ガイド部材52の上部には、回動レバー63が回動可能に取り付けられており、この回動レバー63は、ねじりバネ62がフロントカバー42方向に回動させるように付勢している。このため、ガイド部材52は、図3に示すように、フロントカバー42の開放時にはその回動レバー63の回動によりそのフロントカバー42の内面から離隔するようにポップアップされる。すなわち、ねじりバネ62と回動レバー63がポップアップ手段を構成している。
【0054】
これにより、ガイド部材52は、図3に示すように、フロントカバー42の回動に伴って、そのフロントカバー42の内面から離隔する方向に回動レバー63によりポップアップされて再搬送経路r2を拡開・開放することができるとともに、中継ローラ対34a、34b、35a、35bのニップ圧を開放することができる。したがって、搬送途中の記録用紙が覗いている場合には、その記録用紙を無理に引っ張って中継ローラ対34a〜35bを損傷させたり、記録用紙を破いて残留させてしまうことなく、その記録用紙を回収・除去することができる。また、このガイド部材52は、図4に示すように、フロントカバー42の内面から離隔するように手動で回動させることもできるので、搬送途中の記録用紙をより容易に回収・除去することができる。このとき、ガイド部材48は、ガイド部材52の回動(フロントカバー42の回動)に伴って、付勢機構61による付勢が解除されて回動支点48aを中心に回動するので、開放した搬送経路f3、f4からも記録用紙を容易に回収・除去することができる。
【0055】
上面カバー43は、装置本体上面の内側を回動支点43aとして、前面側がフロントカバー42上部から離隔する方向に回動可能に支持されており、この上面カバー43内には、装置本体内内側の搬送経路f1〜f5からの記録用紙を通紙する搬送経路f6と、その搬送経路f6から画像の記録形成位置に反転再搬送する記録用紙を通紙する再搬送経路r1とがガイド部材53、54により画成されている。
【0056】
ガイド部材53は、定着ローラ17aの下流側の搬送経路f5を画成するガイド部材50に連続するように装置本体側に取り付けられて、上面カバー43の内面に対面することにより搬送経路f6を画成しており、このガイド部材53には、従動側の中継ローラ30bおよび排紙ローラ31bが軸支されている。ガイド部材54は、再搬送経路r2を画成するガイド部材52の上部に連続するように上面カバー43側に取り付けられて、その上面カバー43の内面に対面することにより再搬送経路r1を画成しており、このガイド部材54には、駆動側の中継ローラ30aおよび排紙ローラ31aが軸支されるとともに、その中継ローラ30aに圧接させる従動側の中継ローラ30cも軸支されている。また、このガイド部材54は、切換ガイド32を揺動可能に取り付けられている。
【0057】
これにより、上面カバー43は、図5に示すように、回動支点43aを中心に回動させることにより搬送経路f6や再搬送経路r1、r2の連結部分を開放することができるとともに、中継ローラ対30a、30bや排紙ローラ対31a、31bのニップ圧を開放することができる。したがって、搬送途中の記録用紙が覗いている場合には、その記録用紙を無理に引っ張って中継ローラ対30a、30bや排紙ローラ対31a、31bを損傷させたり、記録用紙を破いて残留させてしまうことなく、その記録用紙を回収・除去することができる。
【0058】
さらに、この用紙搬送装置20は、図6に示すように、フロントカバー42の回動支点42a上部の紙幅方向両側方に、連結板72、73と回動レバー74、75からなるリンク機構71が取り付けられており、フロントカバー42が無制限に回動落下してしまうことを制限するとともに、その回動を調整可能にしている。
【0059】
リンク機構71は、連結板72の基端部72aが装置本体側に回動可能に取り付けられているとともに、フロントカバー42側には連結板73の基端部73aが回動可能に取り付けられており、これら連結板72、73の回動先端部72b、73bが互いに相対回動可能に連結されることにより、装置本体側がフロントカバー42を吊り下げ支持することができる。これにより、フロントカバー42は、連結板72、73を折り畳んだ状態で閉止することができ、開放する際には、図7に示すように、連結板72、73が基端部72a、73aを離隔させるように回動することにより、設定されている開放(回動)角度に保持される。
【0060】
このリンク機構71は、図6に戻って、連結板72の基端部72aの外周面がカム面72cに形成されており、このカム面72cに回動レバー列74、75を連結させて連結板72、73の回動を制限することによりフロントカバー42の回動(開放)を調整している。
【0061】
詳細には、回動レバー74は、定着ローラ17bの回転軸17cを軸支するとともに、その回転軸17cの上部を回動支点74aとして、回動可能に装置本体に取り付けられており、その回動支点74aから回転軸17cよりも下方に離隔する先端部に、その定着ローラ17bを定着ローラ17aに近接させる方向に付勢して圧接力を与える引っ張りバネ76が取り付けられている。回動レバー75は、中間部を回動支点75aとして、回動可能に装置本体に取り付けられており、この回動レバー75の一端部75bが引っ張りバネ76により牽引されている回動レバー74先端部のピン74bに当接しているとともに、その他端部75cは連結板72のカム面72cに摺接している。
【0062】
そして、この連結板72のカム面72cは、連結板72の回動に伴って、回動レバー75の他端部75cが摺接する位置と回動支点の基端部72aとの間隔を変化させて、その回動レバー75を回動させるように形成されており、フロントカバー42の閉止時には、引っ張りバネ76が定着ローラ17bを定着ローラ17aに圧接させる方向に回動レバー74を回動することを許容する一方、フロントカバー42を開放する際には、引っ張りバネ76の付勢力(弾性力)に抗して定着ローラ17bを定着ローラ17aから離隔させる方向に回動レバー74を回動させて、その定着ローラ対17a、17bの圧接状態を解除して記録用紙を挟持するニップ圧を開放する。なお、フロントカバー42は、引っ張りバネ76の付勢力が自重による回動力に勝って開放状態から閉止方向に自然に戻ってしまうことはない。
【0063】
これにより、フロントカバー42は、図8に示すように、位置決めロック機構44によるロック解除時には、ガイド部材48を押さえる付勢機構61の付勢力(反力)によりガイド部材52と共に開放方向に押されて回動されるが、図6に戻って、連結板72のカム面72cに連結されるとともに引っ張りバネ76により牽引されている回動レバー74、75によって、その連結板72、73が回動しようとするのが制限されて、その回動位置で保持される。したがって、フロントカバー42は、上部を多少開放する位置まで自動回動した状態で保持され、急激に図7に示す完全開放状態まで回動落下してリンク機構71を損傷してしまったり、衝突音を発生させてしまうことを防止することができる。すなわち、リンク機構71は保持機構をも構成している。
【0064】
このように構成することにより、用紙搬送装置20は、図9(a)に示すように、接続されている不図示のパーソナルコンピュータや操作パネル101に紙詰まりエラーが通知されて表示されたときに、フロントカバー42上部のロック機構44のツマミ44aを摘まんで位置決めロックを解除することにより、上面カバー43の端辺部から離隔するようにフロントカバー42が自動的に回動して、再搬送経路r1、r2の間を拡開させて露出させる(図8参照)。これにより、一面側に画像記録済みの記録用紙がその再搬送経路r1、r2の間で滞留している際には、そのまま回収・除去することができる。
【0065】
そして、フロントカバー42をその位置からリンク機構71の引っ張りバネ76の弾性力に抗して手動で開放方向にさらに回動させることにより、図9(b)に示すように、フロントカバー42の開放に伴ってガイド部材52と共にガイド部材48が回動して、再搬送経路r1、r2の連結部分をさらに離隔させて搬送経路f3などを開放するのと同時に、転写ベルト15と転写ローラ16の圧接状態を解除するとともに定着ローラ対17a、17bなどのニップ圧も開放する(図3参照)。これにより、記録用紙Pが再搬送経路r1側や搬送経路f3などに滞留している際にはそのまま回収・除去することができる。
【0066】
このとき、ガイド部材52は、フロントカバー42の開放に伴って、そのフロントカバー42の内面から離隔するようにポップアップしているので(図3参照)、再搬送経路r2に滞留する記録用紙を容易に視認することができ、図10(c)に示すように、そのガイド部材52を手動でフロントカバー42から離隔するようにさらに持ち上げて回動させることにより(図4参照)、図10(d)に示すように、その再搬送経路r2に滞留する記録用紙Pを容易に回収・除去することができる。また、この状態では、レジストローラ対29a、29bよりも上流側の搬送経路f1も開放されているので、その搬送経路f1や搬送経路f2などに滞留する記録用紙も容易に視認して回収・除去することができる。
【0067】
また、上面カバー43も、図11(e)に示すように、開放方向に回動させることにより、上部の搬送経路f6を開放することができる(図5参照)。これにより、図11(f)に示すように、記録用紙Pが搬送経路f6や再搬送経路r1、r2の間で滞留している際には、そのまま回収・除去することができる。なお、このとき、上面カバー43は、自重により中継ローラ対30a、30bなどを圧接させている状態になって搬送経路f6内の記録用紙を挟持するニップ圧を開放している。
【0068】
この後には、図12(g)に示すように、上面カバー43を閉止する方向に回動させた後に、フロントカバー42を閉止する方向に持ち上げてガイド部材52とガイド部材48と共に回動させて押し付けることにより、付勢機構61を圧縮して付勢力を発生させつつ位置決めロック機構44を係合させて閉止状態にすることができる。
【0069】
このように本実施形態においては、フロントカバー42のロックを解除して回動させるだけで、装置本体内の内側の搬送経路f1、f3、f4を開放することができるとともに、ガイド部材52をポップアップさせて外側の再搬送経路r2を拡開・開放することができる。すなわち、この画像形成装置100では、フロントカバー42を開放する1回の操作で、再搬送経路r2だけでなく、転写部の上流側や定着部までの下流側をも開放することができる。また、このときには、ガイド部材52は、ポップアップ状態から再搬送経路r2をさらに開放するように手動で回動させることもでき、同時に、転写ベルト15と転写ローラ16、定着ローラ対17a、17b、中継ローラ対30a、30b、34a、34b、35a、35b、および、排紙ローラ対31a、31bの記録用紙を挟持するニップ圧は開放されている。したがって、装置内に滞留する記録用紙を容易に視認して破損させることなく回収・除去することができ、容易にジャム処理を行うことができる。
【0070】
また、フロントカバー42は、ロックを解除したときには再搬送経路r1、r2の連結部分を開放・露出させる程度に自動的に拡開して、その状態に保持される。したがって、ロック解除の後には、必要に応じてフロントカバー42を手動で回動させればよく、フロントカバー42がロック解除と同時に急激に開放方向に回動して破損などしてしまうことを未然に回避することができる。
【0071】
次に、図13および図14は本発明に係る用紙搬送装置を搭載する画像形成装置の第2実施形態を示す図である。なお、本実施形態では、上述実施形態と略同様に構成されているので、同様な構成には同一の符号を付して特徴部分を説明する。
【0072】
図13において、ガイド部材52は、回動支点52aの反対側の回動先端側に開口穴52bが複数形成されており、この開口穴52bは再搬送経路r2の記録用紙の搬送範囲内に位置するように形成されている。
【0073】
したがって、図14に示すように、再搬送経路r2内で滞留する記録用紙Pは、ガイド部材52の開口穴52bを通して視認することができ、ガイド部材52がフロントカバー42からポップアップして拡開する再搬送経路r2を覗くようにして記録用紙Pの有無を確認する必要がない。
【0074】
このように本実施形態においては、上述実施形態による作用効果に加えて、装置内に滞留する記録用紙をより容易に視認して回収・除去することができ、作業性を向上させることができる。
【0075】
ここで、上述する実施形態においては、転写ローラ16を高精度に位置決めして装置本体側の転写ベルト15に圧接させるために、その転写ローラ16を同様に装置本体側のガイド部材48に軸支させて付勢機構61により付勢させる構成を採用している。すなわち、上述実施形態では、中内側ガイドおよび中外側ガイドをガイド部材48、52の別部材として別体に構成し、中内側ガイドのガイド部材48は下部側の回動支点48aを装置本体側に回動可能に支持させる一方、中外側ガイドのガイド部材52は下部側の回動支点52aをフロントカバー(立面カバー)42に回動可能に支持させている。しかしながら、この中内側ガイドおよび中外側ガイドの構成は、これに限るものではないことはいうまでもなく、同一部材により一体に構成して転写ローラ16を軸支させるとともに、フロントカバー42の開閉動作に伴って回動可能にそのフロントカバー42または装置本体側に支持させてもよい。なお、この場合、一体の中内側ガイドおよび中外側ガイドは、転写ベルト15の装置本体側に回動可能に支持させるのが転写ローラ16の位置決め精度の点からは有利である。
【0076】
【発明の効果】
本発明によれば、装置本体の外装カバーである立面カバーを回動させるだけで、中内側ガイドおよび内側ガイドにより画成される内側用紙搬送経路を開放するとともに、中外側ガイドを外側ガイドからポップアップさせて画成する外側用紙搬送経路を拡開・開放することができるので、内側用紙搬送経路や外側用紙搬送経路に滞留する搬送用紙を視認して容易に回収・除去することができる。
【0077】
例えば、画像形成装置に搭載される場合には、転写部と定着部間を開放するとともに画像形成済みの用紙を転写部に再搬送供給する再搬送経路を同時に拡開・開放して滞留する用紙を容易に視認して回収・除去することができる。また、画像形成装置に搭載される場合には、加えて、装置本体下部にセットされた用紙を引き出す内側用紙搬送経路の上流側をも立面カバーの回動により開放可能にして、装置本体下部に滞留する用紙も立面カバーを回動させるだけで容易に視認して回収・除去可能にすることができる。
【0078】
したがって、装置本体の内側と外側に配置された用紙の搬送経路の双方を、立面カバーを回動させる1回の操作で視認可能に開放して、滞留する用紙を容易に回収して除去することができ、容易にジャム処理を行うことができる。
【0079】
また、立面カバーを完全開放させる前に内側用紙搬送経路からの外側用紙搬送経路の連結部分を開放・露出させて滞留する搬送用紙を視認可能にしたり、中外側ガイドに開口穴を形成して滞留する用紙を視認可能にしたり、この中外側ガイドを外側ガイドから離隔方向にさらに回動可能にすることにより、滞留する搬送用紙を容易に視認して回収・除去可能にすることができる。
【0080】
さらに、立面カバーの回動に伴って搬送経路内の用紙を挟持するニップ圧を開放可能にすることにより、例えば、転写ローラや定着ローラ対や搬送ローラ対などを破損してしまったり、用紙を破ってその搬送経路内に残留させてしまうことを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る用紙搬送装置を搭載する画像形成装置の第1実施形態を示す図であり、その概略全体構成を示す透視側面図である。
【図2】その要部構成を示す一部拡大状態図である。
【図3】そのカバーの開放状態を示す透視側面図である。
【図4】そのカバーの開放状態を示す透視側面図である。
【図5】そのカバーの開放状態を示す透視側面図である。
【図6】そのカバーの開放機構の要部を示す透視側面図である。
【図7】そのカバーの開放状態を示す透視側面図である。
【図8】そのカバーの開放状態を示す透視側面図である。
【図9】そのカバーの開閉操作を説明する斜視図である。
【図10】そのカバーの開閉操作を説明する斜視図である。
【図11】そのカバーの開閉操作を説明する斜視図である。
【図12】そのカバーの開閉操作を説明する斜視図である。
【図13】本発明に係る用紙搬送装置を搭載する画像形成装置の第2実施形態を示す図であり、その要部構成を示す平面図である。
【図14】その作用効果を説明する平面図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置
11 レーザ光走査装置
12 感光体ドラム
13 現像ロータリーユニット
14 廃トナータンク
15 転写ベルト
16 転写ローラ
17a、17b 定着ローラ
17c 回転軸
20 用紙搬送装置
21 給送部
22 搬送部
23 排紙部
24 反転部
25 用紙カセット
26 ピックアップローラ
27 分離パッド
28a、28b、30a〜30c、34a〜35b 中継ローラ
29a、29b レジストローラ
31a、31b 排紙ローラ
32 切換ガイド
41 カセットカバー
42 フロントカバー
42a、43a、48a、52a 回動支点
43 上面カバー
44 ロック機構
46〜54 ガイド部材
52b 開口穴
61 付勢機構
62 ねじりバネ
63 回動レバー
71 リンク機構
72、73 連結板
72c カム面
74、75 回動レバー
74a、75a 回動支点
76 引っ張りバネ
100 画像形成装置
f1〜f6 搬送経路
P 記録用紙
r1、r2 再搬送経路

Claims (11)

  1. 装置外面の立面カバーと略平行な装置外部側の外側用紙搬送経路および装置内部側の内側用紙搬送経路を備え、当該用紙搬送経路に用紙を通紙して上下方向に搬送することにより装置本体による処理位置に該用紙を供給するとともに、立面カバーの下部を回動支点として当該立面カバーを回動させることにより用紙搬送経路を開放可能にした用紙搬送装置であって、
    装置外面の近傍に位置して外側用紙搬送経路の一面側を画成する外側ガイドと、該外側ガイドに対面するように装置内部側に位置して外側用紙搬送経路の他面側を画成する中外側ガイドと、該中外側ガイドに装置内部側で隣接して内側用紙搬送経路の一面側を画成する中内側ガイドと、該中内側ガイドに対面するように装置内部側に位置して内側用紙搬送経路の他面側を画成する内側ガイドとを有して、
    外側ガイド、中外側ガイドおよび中内側ガイドは立面カバーの開放動作に伴って回動するとともに、中外側ガイドには外側ガイドから離隔するようにポップアップ手段が取り付けられていることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記中外側ガイドおよび中内側ガイドは、同一部材により一体に構成されて、下部を回動支点として立面カバーまたは装置本体側に回動可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  3. 前記中外側ガイドおよび中内側ガイドは別部材により別体に構成されて、中外側ガイドは下部を回動支点として立面カバーに回動可能に支持される一方、中内側ガイドは下部を回動支点として装置本体側に回動可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  4. 前記立面カバーの閉止状態を維持するロック機構と、該立面カバー側を開放方向に付勢する付勢機構と、完全開放位置までの回動途中で当該立面カバー側の回動位置を保持する保持機構とを備えて、
    ロック機構によるロック解除に伴って、付勢機構が立面カバーを開放する回動方向に付勢するとともに、保持機構が回動途中で当該立面カバーを保持することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の用紙搬送装置。
  5. 前記中外側ガイドには、用紙の外側用紙搬送経路の範囲内に、対面する外側ガイドを視認可能に開口する開口穴が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の用紙搬送装置。
  6. 前記中外側ガイドは、ポップアップ手段によるポップアップ位置からさらに外側ガイドから離隔する方向に回動可能に立面カバーに支持されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の用紙搬送装置。
  7. 前記用紙搬送経路内の用紙を挟持して搬送するローラ対を備え、
    当該ローラ対は立面カバーの開放動作に伴う外側ガイド、中外側ガイドおよび中内側ガイドの回動により搬送用紙を挟持するニップ圧を開放することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の用紙搬送装置。
  8. 上記請求項1から7のいずれかに記載の用紙搬送装置と、該用紙搬送装置により搬送されてきた用紙を転写ローラで挟持搬送しつつ作像した画像を該用紙に転写して画像形成する転写部と、画像を転写形成された用紙を定着ローラで挟持搬送しつつ加熱圧接して該画像を用紙に定着させる定着部とを備えた画像形成装置であって、
    前記内側用紙搬送経路は転写部の画像形成位置に用紙を搬送して供給するとともに該転写部から画像形成済みの用紙を定着部に搬出する搬送経路を画成する一方、
    前記外側用紙搬送経路は定着部から搬出されてきた画像形成済みの用紙を転写部に再搬送して供給する再搬送経路を画成することを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記中内側ガイドは、転写部の転写ローラを回転自在に軸支するとともに該転写部から定着部付近の内側用紙搬送経路の一面側を画成することにより、立面カバーの開放動作に伴う回動により用紙を挟持するニップ圧を開放することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記定着部は、用紙を挟持する定着ローラが立面カバーを開閉する回動に連動して互いに離隔または近接して該用紙を挟持するニップ圧を開放または発生させていることを特徴とする請求項8または9に記載の画像形成装置。
  11. 前記内側用紙搬送経路は、装置本体下部にセットされて上方に引き出されてきた用紙を搬送する上流側が、一面側を立面カバーの下部により画成されて該立面カバーの回動に伴って開閉可能であることを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2003162345A 2003-06-06 2003-06-06 用紙搬送装置および画像形成装置 Withdrawn JP2004359441A (ja)

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