JP2004351031A - ヘアードライヤー - Google Patents

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Abstract

【課題】本体ケース内に設けられる送風通路の構造と、ヒーターの配置構造を改良することにより、ファンで生起されてヒーターと接触する空気の流れを整然と流動案内できようにする。以て、吹出口から吹き出される温風の温度むらを解消する。
【解決手段】筒状の本体ケース1の内部に、起風部E1と通風部E2とを隣接して設ける。起風部E1には、送風用のファン13を配置する。通風部E2には、ファン駆動用のモーター12、空気加熱用のヒーター16、およびヒーター16を支持するヒーターホルダー15を収容する。ヒーターホルダー15は、通風部E2の中心軸線に沿って配置される筒体20と、筒体20の周面に放射状に係合装着される絶縁板21とからなる。筒体20と本体ケース1との間に円筒状の送風通路Sを形成する。送風通路Sの内部にヒーター16を配置する。ヒーター16は筒体20の周面に臨む状態で絶縁板21の周囲に巻き掛け装着する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温風を生成するためのヒーターを備えているヘアードライヤーに関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明に関して、ヒーターを支持するための絶縁枠を、円筒状の絶縁筒とその周囲に張り出した十文字状の絶縁板とで構成し、絶縁筒の内部にモーターを収容することは公知である(特許文献1参照)。そこでは、ケース内の空間を十文字状に組んだ絶縁板で4個の送風通路に区分したうえで、絶縁板の周囲にヒーターを巻き掛けている。モーターに外嵌する絶縁筒は、モーターの前端面よりも吹出口の側へ向かって突設してあり、その内部空間を利用して電気部品を配置してある。
【0003】
イオン発生装置を備えたヘアードライヤーにおいて、十文字状に組んだヒーター用の絶縁枠の中央部分を切り欠いて収容空間を確保し、この空間にイオン発生装置のトランスや回路基板を収容することは公知である(特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
実用新案登録第2547775号公報(段落番号0012、図1)
【特許文献2】
特開2003−70526号公報(段落番号0023、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1のヘアードライヤーにおいては、ヒーターの大半部分が吹出口寄りの通路に臨んで絶縁板の周囲に巻き掛け配置されている。因みに、絶縁板で区分される4個の送風通路の断面形状は前後で大きく異なる。ファンに隣接する絶縁筒の周面の後送風通路では、断面形状が扇形であるが、絶縁筒の前端と吹出口との間の前送風通路では、断面形状が四分円状となって通路断面積が急に増加する。そのため、前送風通路においては、後送風通路を通過した空気流の一部が、各送風通路の中心側へ向かって流れる傾向にあり、先に説明したようにヒーターの大半部分が前送風通路に臨んで配置してあることから、前送風通路を流れる空気流はヒーターによって加熱されにくく、吹出口から吹き出る温風に温度むらを生じやすい。
【0006】
特許文献2のヘアードライヤーによれば、モーターに隣接する空間を利用して、イオン発生装置のトランスや回路基板を配置するので、本体ケースの内部空間を有効利用して、ヘアードライヤーが大形化するのを阻止できる。しかし、トランスや回路基板が、ヒーター用の絶縁枠で区分される送風通路に露出するので、送風通路を通過する空気の流れがトランスや回路基板で乱されるのを避けられず、その結果、各送風通路から吹き出る温風温度にばらつきを生じる。トランスや回路基板の収容部分において、交差する絶縁板に空気流が衝突するので、風切音が生じやすい不利もある。交差部分で絶縁板を位置決めするので、例えば落下衝撃を受けた場合に、絶縁板がずれ動くおそれがある。
【0007】
本発明の目的は、本体ケース内に設けられる送風通路の構造、およびヒーターの配置構造を改良することにより、ファンで生起されてヒーターと接触する空気の流れを整然と流動案内し、従って吹出口から吹き出る温風の温度むらを解消して、髪などの乾燥を効果的に行えるヘアードライヤーを提供することにある。
【0008】
本発明の目的は、本体ケースの通風部の中心軸線に沿って配置される筒体と本体ケースとによって筒状の送風通路を形成し、この送風通路内にヒーターを配置することにより、空気流をヒーターに対して常に安定した状態で接触させることができ、従って吹出口から吹き出る温風の温度むらを確実に解消できるヘアードライヤーを提供することにある。
【0009】
本発明の目的は、本体ケースの通風部の中心軸線に沿って配置される筒体を利用して、その内部空間にモーターやイオン発生装置の構成部品を配置することにより、送風路を通過する空気の流れが先の部品で乱されるのを解消できるうえ、全体をコンパクトにまとめて小形化できるヘアードライヤーを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のヘアードライヤーは、筒状の本体ケース1の内部に、起風部E1と通風部E2とが隣接して設けてある。起風部E1には送風用のファン13が収容されており、通風部E2には、ファン駆動用のモーター12、空気加熱用のヒーター16、およびヒーター16を支持するヒーターホルダー15がそれぞれ収容されている。ヒーターホルダー15は、通風部E2の中心軸線に沿って配置される筒体20と、筒体20の周面に放射状に係合装着されて、筒体20と本体ケース1との間の送風通路Sを周方向へ区分する絶縁板21とからなる。ヒーター16は、筒体20の周面に臨む状態で絶縁板21の周囲に巻き掛け装着されている(請求項1)。
【0011】
具体的には、前記送風通路Sが、通風部E2の前後長さの大半を占める状態で設けられており、絶縁板21が筒体20の周面から吹出グリル6の近傍にわたって設けられている(請求項2)。
【0012】
筒体20の周面に沿って、絶縁板21を差し込み装着するための装着溝22が一定間隔おきに形成されており、装着溝22と係合する絶縁板21の装着縁29の前後に、第1爪片30と第2爪片31とが設けられており、絶縁板21の装着縁29を装着溝22に装着した状態において、第1爪片30が筒体20の開口縁に係合し、同時に第2爪片31が筒体20の周面に突設した爪受穴23と係合している(請求項3)。
【0013】
筒体20と、モーター12を支持するモーターホルダー11とは隣接配置し、筒体20の内部にモーター12を収容する。爪受穴23と係合する第2爪片31の突端を、モーターホルダー11に設けた掛止部76と係合させて、絶縁板21および筒体20を本体ケース1に対して回転不能に固定する(請求項4)。
【0014】
イオン発生装置の電極ユニット36は、本体ケース1に固定した電極ホルダー51で支持し、電極ホルダー51の内面側に設けた保持片57で、絶縁板21の前端を係合保持する(請求項5)。
【0015】
本体ケース1の内部に、電極ユニット36、トランス35およびイオン発生回路38を含むイオン発生装置が配置されている。電極ユニット36は、筒体20と吹出グリル6との間に配置され、トランス35およびイオン発生回路38のうち、少なくともトランス35が、モーター12に隣接する状態で筒体20の内部に収容されている(請求項6)。
【0016】
電極ユニット36と筒体20との間には、送風通路Sに沿って移動する空気流の一部を電極ユニット36へ向かって流動案内する案内空間Lが形成されている(請求項7)。
【0017】
イオン発生装置のトランス35およびイオン発生回路38は、樹脂モールド39に封入して1個のユニット部品と化する。その樹脂モールド39は筒体20の内部に収容することができる(請求項8)。
【0018】
【発明の作用効果】
本発明に係るヘアードライヤーでは、図1に示すように、ヒーターホルダー15が、通風部E2の中心軸線に沿って配置される筒体20と、筒体20の周面に放射状に係合装着される絶縁板21とで構成されているので、従来の交差配置される絶縁板に比べて、絶縁板21を無駄のない状態で形成できる。本体ケース1と筒体20との間に円筒状の送風通路Sを形成し、絶縁板21によって送風通路Sを周方向へ区分したうえで、ヒーター16を筒体20の周面に臨む状態で絶縁板21の周囲に巻き掛け装着するので、送風通路Sを通過する安定した空気流をヒーター16に接触させて加熱することができ、常に一定温度の温風を吹き出し供給して、髪などの乾燥を効果的に行うことができる(請求項1)。
【0019】
通風部E2の前後長さの大半を占める状態で送風通路Sを設けたうえで、筒体20の周面から吹出グリル6の近傍にわたって絶縁板21を設けてあると、送風通路Sが長い分だけ空気流をさらに安定化できる。従って、空気流をヒーター16に対してさらに安定した状態で接触させて、吹出グリル6から吹き出る温風の温度むらをさらに確実に解消できる(請求項2)。
【0020】
絶縁板21を筒体20の周面に設けた装着溝22に差し込み係合したうえで、絶縁板21の装着縁29の前後に設けた第1爪片30と第2爪片31とを、筒体20の開口縁と爪受穴23とにそれぞれ係合装着する絶縁板21の固定構造によれば、絶縁板21の装着縁29を装着溝22に単に差し込み係合する場合に比べて、絶縁板21が装着溝22から抜け出ようとするのを両爪片30・31で規制し、さらに前または後方向、および径方向の遊動を規制できる。従って、絶縁板21を筒体20に対してより強固に装着固定でき、例えば落下衝撃を受けるような場合に、絶縁板21が装着溝22から抜け出るのを確実に阻止して、ヒーターユニットの信頼性が向上する。絶縁板21は筒体20に対して差し込み係合することで筒体20に装着固定できるので、絶縁板21をより少ない手間で簡便に組み立てることができる(請求項3)。
【0021】
筒体20とモーターホルダー11とを隣接配置して、筒体20の内部にモーター12を収容すると、ヒーター16の輻射熱を筒体20で遮ることができるので、モーター12が過熱し、回転効率が低下するのを確実に防止できる。また、第2爪片31の突端をモーターホルダー11の掛止部76に係合し、絶縁板21および筒体20が、モーターホルダー11を利用して本体ケース1に対して回転不能に固定されていると、ヒーターホルダー15と本体ケース1との間に回り止め構造を設ける必要がなく、その分だけヒーターホルダー15および本体ケース1の構造の簡素化を図れる(請求項4)。
【0022】
電極ユニット36を支持する電極ホルダー51に保持片57を設け、保持片57で絶縁板21の前端を係合保持すると、絶縁板21をさらに強固に固定して、その起立姿勢を適正化でき、落下衝撃や衝突衝撃を受けるような場合の絶縁板21の姿勢変化を防止できる。従って、ヒーター16の支持形状を常に適正な状態に維持して、発熱むらを防止できる(請求項5)。
【0023】
本体ケース1の内部に、電極ユニット36、トランス35およびイオン発生回路38からなるイオン発生装置を配置し、トランス35およびイオン発生回路38のうち、少なくともトランス35が、モーター12に隣接する状態で筒体20の内部に収容されていると、トランス35がヒーター16の輻射熱によって過熱されるのを防止できるうえ、送風通路S内の空気の流れがトランス35によって乱されるのを防止でき、送風通路Sを通過する空気流が整然としたものになる(請求項6)。
【0024】
電極ユニット36と筒体20との間に案内空間Lが形成されていると、送風通路Sに沿って移動する空気流の一部を、案内空間Lを介して電極ユニット36へ向かって流動案内し、電極ユニット36の周辺部分に新規空気を確実に供給できるので、マイナスイオンが効果的に生成され、電極ユニット36の周辺に浮遊するマイナスイオンを空気流とともに確実に吹き出し供給できる(請求項7)。
【0025】
トランス35およびイオン発生回路38を樹脂モールド39に封入して1個のユニット部品化し、これを筒体20の内部に収容すると、送風通路S内の空気の流れがトランス35やイオン発生回路38によって乱されるのを防止できるうえ、イオン発生回路38を構成する電気部品が、ヒーター16の輻射熱によって加熱されて過熱状態に陥るのを防止できる。電極ユニット36と筒体20との間に設けた案内空間Lの空気の流れがトランス35やイオン発生回路38によって阻害されることもないうえ、筒体20の内部空間を利用する分だけヘアードライヤーを小形化できる(請求項8)。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1ないし図10は本発明に係るヘアードライヤーの実施例を示す。図2においてヘアードライヤーは、横長筒状の本体ケース1と、その前端に着脱可能に装着されるノズル2と、本体ケース1の下面後ろ側に設けたグリップ3とを有する。
【0027】
グリップ3の前面には、上下スライド可能なスイッチノブ4を設けてある。スイッチノブ4を切り換え操作することにより、風量およびヒーター温度を制御でき、イオン発生装置への通電状態をオン・オフできる。グリップ3の内部には、先のスイッチノブ4で切り換え操作されるスイッチ5などを収容してある。図1の想像線で示すように、グリップ3は軸8を中心にして本体ケース1に対して折り畳み可能に連結されている。
【0028】
本体ケース1は、その殆どを占める円筒状の導風ケース1Aと、導風ケース1Aの後端開口に圧嵌装着される円筒状のファンケース1Bとで構成する。導風ケース1Aの開口前面の吹出口には吹出グリル6を設けてあり、ファンケース1Bの後面の吸込口には吸込グリル7を設けてある。
【0029】
図1において本体ケース1の内部には、ケース後部側の起風部E1と、これより前側の通風部E2とが隣接して設けられている。起風部E1には、後述するファン13が収容され、通風部E2には、後述するモーター12、ヒーター16、ヒーターホルダー15、およびイオン発生装置などが収容される。
【0030】
本体ケース1の内部には、送風ユニットとヒーターユニットとイオン発生装置とを配設する。送風ユニットは、モーターホルダー11に組み付けられるモーター12と、モーター12の出力軸に固定されるファン13とを含む。モーターホルダー11を後面側から導風ケース1Aの内部に嵌め込んだのち、ファンケース1Bを導風ケース1Aに圧嵌装着することにより、本体ケース1と一体化する。この装着状態において、ファン13が起風部E1に収容されている。
【0031】
図3および図4においてモーターホルダー11は、モーター12に外嵌するホルダー基部70と、本体ケース1に内嵌するリング部71と、基部70およびリング部71を接続する6個の整流翼72とを一体に形成したプラスチック成形品からなり、本体ケース1に対して相対回転不能に組み込まれる。そのために、リング部71の周面3箇所には、本体ケース1の係合凹部73と係合する係合部74を設け(図5参照)、下面に設けた係合部74に左右一対の規制リブ75が突設されている。各整流翼72の前縁基部には、後述する第2爪片31を係合保持する掛止部76が形成されている。
【0032】
図6においてヒーターユニットは、ヒーターホルダー15とその周囲に巻き付け装着されるヒーター16と、これら両者15・16の外面を覆う円筒状の絶縁カバー17、および金属板製の円筒状のヒーターカバー18などで1個のユニット部品化されている。ヒーターホルダー15は、モーターホルダー11の前端に隣接してモーター12に外嵌装着される筒体20と、筒体20の周面に沿って放射状に係合装着される6個の絶縁板21とで構成する。
【0033】
図3および図4において筒体20は、前後面が開口する円筒状のプラスチック成形品からなり、断熱性と電気絶縁性に優れたプラスチック材、例えばポリフェニレンサルファイドで形成してある。筒体20の周面の前端から後端にわたって、絶縁板21を装着するための装着溝22が突出形成され、装着溝22の後端に絶縁板21を係合支持するための爪受穴23が門形に突出形成されている。筒体20の前端内面には、絶縁板21を係合支持するための段部24が周回状に形成されており、筒内面の中途部にリング状の仕切壁25が膨出形成されている(図3参照)。
【0034】
絶縁板21は、粉状の雲母を板状に固めたうえで所定形状に打ち抜き形成してあり、その外縁にヒーター16を巻き掛けるための掛止凹部28を切り欠き形成し、内縁に先の装着溝22に差し込み装着される装着縁29を設けてなる。装着縁29の前後には、段部24と係合する第1爪片30と、爪受穴23に係合する第2爪片31とが形成されている。絶縁板21の前後長さは筒体20の前後長さに比べて大きく形成してある。その理由は後述する。
【0035】
図3に示すように、絶縁板21の装着縁29は、筒体20の装着溝22に前端側から差し込むことにより、装着縁29が装着溝22に圧入係合された状態で、第2爪片31を爪受穴23に圧入係合させ、さらに第1爪片30を段部24に圧入係合することができる。このように、筒体20に組み付けた絶縁板21が、装着溝22、爪受穴23、段部24の3者で係合保持されていると、絶縁板21を確りと起立固定でき、絶縁板21の隣接間隔を一定にできる。さらに絶縁板21を筒体20に対して少ない手間で簡単に組み付けることができる。
【0036】
筒体20に組み付けた絶縁板21の前部は、筒体20の前端より前方へ突出しており、ヒーターホルダー15を本体ケース1内に組み込んだ状態において、絶縁板21の前端が吹出グリル6の近傍にまで達している。また、第2爪片31は爪受穴23をくぐり抜けて、筒体20の後端から僅かに突出している。
【0037】
ファン13で生起した空気流と共に、マイナスイオンを毛髪に吹き付けるために、本体ケース1の内部にイオン発生装置を備えている。図7においてイオン発生装置は、商用電源(100V)から供給される電流を半波整流する整流回路33と、整流された電流をパルス電流に変換するパルス発生回路34と、パルス電流を例えば4kVの高電圧に昇圧するトランス35と、電極ユニット36と、トランス35と電極ユニット36との間に設けられるダイオード37などで構成する。整流回路33とパルス発生回路34とは同じ回路基板上に組み込まれてイオン発生回路38を構成している。
【0038】
上記の電気部品のうち、トランス35、イオン発生回路38およびダイオード37は、円柱状の樹脂モールド39の内部に封入されて1個のユニット部品として構成してあり、後述するように筒体20の前側の内部空間を利用して、筒体20内に嵌め込み装着してある。
【0039】
図7および図8において電極ユニット36は、プラスチック製のホルダー41と、ホルダー41に固定される中央電極(放電電極)42と、中央電極42の周りを囲むリング状の周囲電極(グランド電極)43と、両電極42・43間を絶縁遮断する誘電筒44などで構成する。ホルダー41は、中央のボス45と、ボス45の外周に設けた保持リング46とを一体に備えている。ボス45の外面に周囲電極43を外嵌固定し、ボス45の前部内面に誘電筒44を内嵌して固定することにより、中央電極42と、誘電筒44と、周囲電極43との三者を同心円状に配置する。保持リング46には扇形の通風穴47をいくつも形成してある。
【0040】
電極ユニット36をファン13で生起した空気流の中央に位置させるために、電極ユニット36を電極ホルダー51に装着したうえで、電極ホルダー51は、吹出グリル6とともに導風ケース1Aに組み込んである。吹出グリル6は、図9に示すごとく同心円状のリング枠6aと、放射枠6bとを一体に打ち抜き形成した鋼板製のプレス金具からなり、全体にクロムメッキを施してある。最外周のリング枠6aの左右には位置決め部49を凹み形成してある。
【0041】
電極ホルダー51は、中央のガード枠52と、外周のリング枠53とを6個の区分壁54で接続したプラスチック成形品からなり、区分壁54の内端に電極ユニット36を装着するための段部55が形成されている。段部55に保持リング46を嵌め込んで、両者を接着することにより、電極ユニット36が電極ホルダー51と一体化される。この組み付け状態において、電極ユニット36の誘電筒44の前端は、電極ホルダー51のガード枠52の内面と小さな隙間を介して対向している。リング枠53の左右には、吹出グリル6と同様の位置決め部56を凹み形成してあり、さらにリング枠53の内面側に先の絶縁板21を挟み保持する保持片57が、各絶縁板21に対応して突設されている。
【0042】
上記構成の吹出グリル6と電極ホルダー51とを導風ケース1Aに装填し、吹出グリル6および電極ホルダー51に設けた位置決め部49・56を、導風ケース1Aの内面前部に設けた位置決め突起50(図9参照)に係合することにより、吹出グリル6および電極ホルダー51のそれぞれを、導風ケース1Aに対して相対回転不能に固定できる。
【0043】
上記のように構成したイオン発生装置によれば、トランス35で昇圧した高電圧のうち、ダイオード22を通過したマイナス電圧のみを中央電極26に印加することにより、中央電極26から周囲電極27に向けて電子を放出しイオン風を発生させ、空気中の酸素をマイナスに帯電させてマイナスイオン化できる。マイナスに帯電した酸素に微小な水分が結合して成るマイナスイオンは、毛髪の内部深くまで水分を浸透でき、その水分率を高めて乾燥しながらでも毛髪の状態を好適化する。生成されたマイナスイオンは、導風ケース1Aを通過する空気とともに吹出グリル6から前方へ吹き出る。後述する空気流の一部は、通風穴47を通り抜けるので、電極ユニット36の周辺に浮遊するマイナスイオンを強制的に送給できる。
【0044】
吹出グリル6や電極ホルダー51の表面にマイナスイオンが接触してマイナスに帯電すると、帯電したマイナス電荷とマイナスイオンとが反発し合うため、ヘアードライヤーのマイナスイオンの放出量が減少する。こうしたマイナス電荷の帯電を解消するために、図2に示すように、グリップ3の外面に導電性を有するアース片60を設け、吹出グリル6とアース片60とを導電路を介して導通することにより、吹出グリル6や電極ホルダー51に帯電したマイナス電荷を、アース片60と人体を介してグランドアースできるようにしている。なお、人体に帯電したマイナス電荷は、床や壁などを介して逃がすことができる。
【0045】
アース片60は、上下に長い木の葉形のプラスチック成形品からなり、導電性を付与するためにその表面全体にメッキ層を被覆してある。アース片60は、グリップ3に対して分離可能に係合装着される装飾カバー61に固定してある。アース片60と吹出グリル6とは、吹出グリル6に接触するヒーターカバー18と、ヒーターカバー18とアース片60を接続するリード線62とを介して電気的に接続してある。そのために、図8に示すように、ヒーターカバー18の前端下縁にL字状の導通端子63を突設して、導通端子63の突端を吹出グリル6の内面下部に密着させて電気的に接続している。
【0046】
ヒーターカバー18を利用して、吹出グリル6がアース片60に接続されていると、導風ケース1A内でリード線62を配線する必要がない分だけ、リード線62の引き回し長さを短くできるので、ヘアードライヤーの組立の手間を省くことができる。
【0047】
イオン発生装置とヒーターユニットと送風ユニットとを本体ケース1に組み付けた状態においては、筒体20が通風部E2の中心軸に沿って支持されて、筒体20と本体ケース1との間、より詳しくは筒体20と絶縁カバー17との間に円筒状の送風通路Sが区画される。
【0048】
この送風通路Sは、筒体20の後端から前端にわたって、通風部E2の過半部以上を占める状態で形成してあり、ヒーター16の殆どの部分が筒体20の周面に臨む状態で絶縁板21に巻き掛けてある。つまり、ファン13から送給される空気流を絶縁カバー17、筒体20、絶縁板21で流動案内して、送風通路S内でのヒーター16による空気流の加熱を安定化できるようにしている。
【0049】
上記の組み付け状態において、モーターホルダー11の整流翼72と、絶縁板21と、電極ホルダー51の区分壁54とは、前後方向へ連続して、通風部E2の内部を6個の区画に区分する。従って、各区画を流れる空気流の殆どは、吹出グリル6を通過して吹き出され、隣接する区画に流れ込む余地はない。このように、ファン12から送給される空気流を吹出グリル6の近傍まで案内するために、絶縁板21の前後長さを筒体20の前後長さより充分に大きく寸法設定してある。
【0050】
上記の組み付け状態において、絶縁板21の突端前縁は電極ホルダー51に設けた保持片57で挟み保持される(図8、図10参照)。さらに、絶縁板21の後端に設けた第2爪片31が、モーターホルダー11に設けた掛止部76で係合捕捉されている(図5参照)。従って、ヒーターユニットは本体ケース1に対して相対回転不能に固定される。また、絶縁板21の前後が保持片57と掛止部76とで傾動不能に保持固定されるので、落下衝撃を受けるような場合でも、絶縁板21がずれ動くことはなく、絶縁板21の隣接間隔を常に適正な状態に維持できる。
【0051】
図1に示すように、電極ユニット36の保持リング46と筒体20との間には、符号Lで示す案内空間が確保されている。この案内空間Lを設けることにより、送風通路Sを流れる空気流の一部を電極ユニット36の後面側へ流動案内して、保持リング46に設けた通風穴47から前方へと流動させ、電極ユニット36の周辺部に新規な空気を常時送給できるようにし、さらに電極ユニット36で生成したマイナスイオンを、ガード枠52から吹き出し供給できるようにしている。
【0052】
先に説明したように、電極ユニット36は電極ホルダー51で支持されて、通風部E1の中央に位置させてある。そのため、送風通路Sから回り込んだ空気流が均等に電極ユニット36に流れ込んで、電極ユニット36の周辺に浮遊するマイナスイオンをガード枠52から吹き出す。このとき、マイナスイオンを含む空気流が、円筒状の送風通路Sを直進して吹き出された空気流によって包み込まれる。換言すると、送風通路Sを直進した空気流がエアーカーテンを形成して、マイナスイオンを含む空気流が拡散するのを規制した状態の許に乾燥風を送給できる。従って、髪に効率よくマイナスイオンを作用させながらその乾燥を行うことができる。
【0053】
図2に示すように、本体ケース1の吹出口にノズル2を装着した状態で髪の乾燥を行う場合には、マイナスイオンを含む空気流はノズル2の内筒2aへ向かって送出される。また、送風通路Sを直進した空気流は、ノズル2の内筒2aの外を直進しながら断面楕円状に収束され、加速される。そのため、マイナスイオンを含む空気流は、内筒2aの外を直進する流速の大きな空気流よって囲まれた状態で送給される。つまり、収束されて加速された空気流によってさらに効果的にエアーカーテン作用を発揮できるので、マイナスイオンを含む空気流が拡散するのを確実に阻止して、髪に到達するマイナスイオンの量をさらに増加できる。
【0054】
上記の実施例以外に、モーターホルダー11と筒体20とは一体に成形することができる。ヒーターホルダー15は、筒体20と、4個以上の任意個数の絶縁板21とで構成することができる。絶縁板21は筒体20に対して後方側から前方へ向かって差し込み係合することができる。ホルダー41と電極ホルダー51は一体に成形することができる。筒体20を吹出グリル6の近傍にまで延長して、その内部に電極ユニット36を収容することができる。その場合には、筒体20の周壁に新規空気を導入するための穴を形成して、電極ユニット36に新規空気を送給できるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本体ケースの縦断側面図である。
【図2】ヘアードライヤーの縦断側面図である。
【図3】ヒーターホルダーと送風ユニットの分解断面図である。
【図4】ヒーターホルダーとモーターホルダーの分解斜視図である。
【図5】図1におけるA−A線断面図である。
【図6】ヒーターユニットの分解断面図である。
【図7】アース構造の概略を示す説明図である。
【図8】イオン発生装置の断面図である。
【図9】電極ホルダーおよび吹出グリルの分解斜視図である。
【図10】図1におけるB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
6 吹出グリル
11 モーターホルダー
12 モーター
13 ファン
15 ヒーターホルダー
16 ヒーター
20 筒体
21 絶縁板
22 装着溝
23 爪受穴
29 絶縁板の装着縁
30 第1爪片
31 第2爪片
35 トランス
36 電極ユニット
38 イオン発生回路
39 樹脂モールド
51 電極ホルダー
57 保持片
76 掛止部
E1 起風部
E2 通風部
S 送風通路
L 案内空間

Claims (8)

  1. 筒状の本体ケース1の内部に、起風部E1と通風部E2とが隣接して設けられており、
    起風部E1には、送風用のファン13が収容されており、
    通風部E2には、ファン駆動用のモーター12、空気加熱用のヒーター16、およびヒーター16を支持するヒーターホルダー15がそれぞれ収容されており、
    ヒーターホルダー15は、通風部E2の中心軸線に沿って配置される筒体20と、筒体20の周面に放射状に係合装着されて、筒体20と本体ケース1との間の送風通路Sを周方向へ区分する絶縁板21とからなり、
    ヒーター16が、筒体20の周面に臨む状態で絶縁板21の周囲に巻き掛け装着されているヘアードライヤー。
  2. 送風通路Sが、通風部E2の前後長さの大半を占める状態で設けられており、
    絶縁板21が、筒体20の周面から吹出グリル6の近傍にわたって設けられている請求項1記載のヘアードライヤー。
  3. 筒体20の周面に沿って、絶縁板21を差し込み装着するための装着溝22が一定間隔おきに形成されており、
    装着溝22と係合する絶縁板21の装着縁29の前後に、第1爪片30と第2爪片31とが設けられており、
    絶縁板21の装着縁29を装着溝22に装着した状態において、第1爪片30が筒体20の開口縁に係合し、同時に第2爪片31が筒体20の周面に突設した爪受穴23と係合している請求項1または2記載のヘアードライヤー。
  4. 筒体20と、モーター12を支持するモーターホルダー11とが隣接配置されて、筒体20の内部にモーター12が収容されており、
    爪受穴23と係合する第2爪片31の突端が、モーターホルダー11に設けた掛止部76と係合して、絶縁板21および筒体20が本体ケース1に対して回転不能に固定してある請求項3記載のヘアードライヤー。
  5. イオン発生装置の電極ユニット36が、本体ケース1に固定した電極ホルダー51で支持されており、
    電極ホルダー51の内面側に設けた保持片57で、絶縁板21の前端が係合保持されている請求項3または4記載のヘアードライヤー。
  6. 本体ケース1の内部に、電極ユニット36、トランス35およびイオン発生回路38を含むイオン発生装置が配置されており、
    電極ユニット36が、筒体20と吹出グリル6との間に配置されており、
    トランス35およびイオン発生回路38のうち、少なくともトランス35が、モーター12に隣接する状態で筒体20の内部に収容されている請求項4または5記載のヘアードライヤー。
  7. 電極ユニット36と筒体20との間に、送風通路Sに沿って移動する空気流の一部を電極ユニット36へ向かって流動案内する案内空間Lが形成されている請求項6記載のヘアードライヤー。
  8. イオン発生装置のトランス35およびイオン発生回路38が、樹脂モールド39に封入されて1個のユニット部品化されており、
    樹脂モールド39が、筒体20の内部に収容されている請求項6記載のヘアードライヤー。
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