JP2004350108A - 無線通信端末、無線通信システム並びに動作制御プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

無線通信端末、無線通信システム並びに動作制御プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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宣宏 船迫
Kazuhiro Kimura
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純史 柴田
Kyoko Kawamura
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Abstract

【課題】待ち受け時間(消費電力)の悪化やユーザの能動的な行動を要求することなく、キャリア以外のローカルネットワークを確実に受信することができる無線通信端末、無線通信システム並びに動作制御プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供する。
【解決手段】携帯電話機10は、キャリア以外の電波を送受信して無線通信を行うBluetooth無線部29、及び自端末の現在位置情報を取得する位置情報取得部31を備え、キャリア1は、アクセスポイントAP6のローカルネットワーク使用可能エリアを蓄積するエリアデータベース(DB)84、及びエリアアクセスの履歴情報を蓄積する履歴データベース(DB)85を備え、主制御部21は、検出した位置情報に基づいて、自端末がキャリア以外のネットワークであるBluetooth通信エリア内に入ることを判別し、該エリアに入ったとき、Bluetooth無線部29を自動的に起動(Wake up)させ、該エリアから出たとき、Bluetooth無線部29の通電をOFFする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用場所を移動することが可能な無線通信端末、無線通信システム並びに動作制御プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体に関し、詳細には、キャリア以外の電波を送受信して無線通信を行う通信機能を備える携帯電話機等の無線通信端末、及び無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
セルラシステムの自動車電話、携帯電話に代表される移動体通信は、近年普及の一途にあり、PDA(Personal Digital Assistants)機能付き等の多機能携帯電話機もますます普及するものと考えられる。
【0003】
通常、携帯電話機は電源を入れておくと、基地局との交信状態などを使用者に明示的に知らせるために一定間隔で基地局との交信を行っており、電話による送話中、非送話中に関わらず電波が送信、受信されている。このため、電波が精密機器に影響を及ぼす可能性があるので病院はもちろんのこと、電車の中など携帯電話機の使用を禁止、制限されるような区域、状況が規定されている。一例を挙げると、満員状態の電車内で携帯電話機を使用することにより、密接する乗客の心臓ペースメーカーの誤作動の原因となる可能性がある。また、電磁波による悪影響ではないものの公演会などの会場にて着信音が鳴ることにより周囲の邪魔となることがある。
【0004】
このような問題があるために、病院内や航空機内などの携帯電話機の発信禁止区域においては、携帯電話機の電源をOFFにする方法が採られる。しかし、電源をOFFとすることにより携帯電話のすべての機能が使用不可能となる問題があった。すなわち、電話番号情報に代表される携帯電話機に登録されている情報の閲覧など電磁波の発射とは無関係な非電話機能さえ使用不可能となってしまう問題である。例えば、病院内で携帯電話の電源をOFFとしてるため、公衆電話を使用する場合に携帯電話機に登録してある電話番号情報を閲覧できない状況が生じてしまう。
【0005】
このような問題を解決するための方法として、例えば特許文献1には、携帯電話機に送受信停止/解除ボタンを設け、強い電磁波を出す送受信機能のみを停止又は解除できるようにした携帯電話機が開示されている。また、例えば特許文献2には、無線通信禁止区域において電波を送受信する機能を停止させる装置が開示されている。さらに、特許文献3には、無線通信禁止区域では自動的に電源供給を切断する装置が開示されている。
【0006】
一方、キャリア以外のローカルネットワークにアクセスできるシステムとして無線LANやBluetooth、UWB(Ultra Wideband)が使用される。無線LANは、無線LAN機能を持つ携帯ノート型パソコン、PDAなどの携帯情報端末に幅広く用いられている。より低消費電力が要求される携帯電話機では、Bluetooth,UWBなどの小電力近距離双方向無線通信方式が注目されている。Bluetoothは、マスタ(サーバ)とスレーブ(クライアント)との間で近距離の双方向無線通信を行うシステムであり、地球上のどこでも機器間の通信を可能にするため、全世界で使える2.4GHz周波数帯を使用する。現在の規格での通信速度は1Mbpsであり、将来的には10Mbpsへのバージョンアップを計画している。実質的なチャネルのレートは、3チャンネルまでの同期音声通信、または1チャンネルで音声とデータの同時通信が可能。非同期チャネルでは、721Kbpsの双方向接続と57.6Kbpsの戻り方向接続、または432.6Kbpsでの対称リンクをサポートしている。
【0007】
Bluetoothを搭載した携帯端末として、例えば特許文献4では、携帯端末から所望のコンテンツを伝送するようにBluetoothで情報ダウンロードサーバに要求し、情報ダウンロードサーバから暗号化を施した情報をBluetoothで携帯端末に送信する。また、特許文献5では、店舗毎に設置された情報発信機1と、前記店舗の近傍において前記情報発信機1が配信する情報を受信する携帯端末2とからなり、前記情報発信機1と前記携帯端末2との間でBluetoothにより情報コンテンツの配信を行う情報配信システムが開示されている。さらに、特許文献6では、サーバ側Bluetooth機器は、クライアント側Bluetooth機器とのコネクションが確立した際、配信情報データベースに記憶されている配信情報をクライアント側Bluetooth機器へ配信する情報配信システムが開示されている。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−284723号公報(図1)
【特許文献2】
特開平11−225378号公報(図1)
【特許文献3】
特開平10−304443号公報(図1)
【特許文献4】
特開2002−77130号公報(図1)
【特許文献5】
特開2002−84570号公報(図1)
【特許文献6】
特開2001−339408号公報(図1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
携帯電話を使ってキャリア以外のローカルネットワークを使った情報配信サービスを考えるときに一番の問題になる点は待ち受け時間(消費電力)である。
【0010】
従来の方法では、キャリア以外のローカルネットワークに対して常時待ち受けを行うことで、配信を行うエリア内に入った場合に配信された情報の入手が可能になる。あるいは、サインボード(掲示板)等によってその場所がキャリア以外のローカルネットワークの配信可能エリアであることをユーザが認識し、認識後にユーザが能動的にローカルネットワーク受信のためにモードをONにする手法が採用されている。
【0011】
しかしながら、常時待ち受けによる場合には、エリア外でも受信状態にする必要があるため、消費電力の増大により待ち受け時間が無くなるという欠点があった。
また、ユーザがローカルネットワーク使用可能エリアであるサインボード等を認識してモードをONにする場合には、能動的な行動を要求するため情報提供の機会損失が発生する可能性があるという欠点があった。
【0012】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、待ち受け時間(消費電力)の悪化やユーザの能動的な行動を要求することなく、かつハード的な追加を行うことなくキャリア以外のローカルネットワークを確実に受信することができる無線通信端末、無線通信システム並びに動作制御プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の無線通信端末は、キャリア以外の電波を送受信して無線通信を行う通信手段を備える無線通信端末において、自端末の位置情報を検出する位置検出手段と、前記検出した位置情報に基づいて、自端末が前記通信手段による通信が可能なエリア内に入ることを判別する判別手段と、自端末が前記エリア内に入るとき、前記通信手段を使用可能状態にする制御を行う制御手段とを備えることを特徴としている。
【0014】
前記通信手段は、小電力近距離双方向無線通信であってもよい。
また、より好ましい具体的な態様として、前記通信手段は、Bluetooth、UWB、又は無線LANである。
さらに、前記判別手段は、自端末が前記エリア内から出ることを判別し、前記制御手段は、自端末が前記エリア内から出るとき、前記通信手段を使用不能状態にするものであることが好ましい。
【0015】
前記制御手段は、前記通信手段に通電して使用可能状態にし、前記通信手段への通電を停止して使用不能状態にするものであってもよい。
さらに、前記通信手段と通信を行う複数のアクセスポイントの位置をデータベース化して記憶するエリア記憶手段を備え、前記判別手段は、前記エリア内の前記アクセスポイントを判別し、前記制御手段は、前記アクセスポイントを判別したとき、前記通信手段を前記キャリア以外のネットワークに接続するものであってもよい。
【0016】
前記位置検出手段は、基地局IDを用いて位置情報を検出する、GPSを利用して位置情報を検出する、又は、前記無線通信端末が利用される場所にあらかじめ設置された位置送信に特化した装置を用いて位置情報を検出する、若しくはこれらの組み合わせであってもよい。
また、より好ましい具体的な態様として、前記無線通信装置は、携帯電話機、PHS、携帯情報端末、又はFWA端末である。
【0017】
本発明の無線通信システムは、キャリア以外のネットワークに接続される無線通信端末と、前記無線通信端末と前記キャリア以外のネットワークを介して接続され、情報配信サービスを行うサービスサーバとを備える無線通信システムにおいて、前記無線通信端末は、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の無線通信端末であることを特徴としている。
【0018】
また、本発明は、キャリア以外の電波を送受信して無線通信を行う通信手段を備える無線通信端末において、自端末の位置情報を検出し、前記検出した位置情報に基づいて、自端末が前記通信手段による通信が可能なエリア内に入ることを判別し、自端末が前記エリア内に入るとき、前記通信手段を使用可能状態にする制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0019】
さらに、本発明は、キャリア以外の電波を送受信して無線通信を行う通信手段を備える無線通信端末において、自端末の位置情報を検出し、前記検出した位置情報に基づいて、自端末が前記通信手段による通信が可能なエリア内に入ることを判別し、自端末が前記エリア内に入るとき、前記通信手段を使用可能状態にする制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な無線通信端末及び無線通信システムの実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態の無線通信システムの基本構成を示す図である。無線通信システムとして、無線通信端末とネットワークを介して接続されるサービスサーバとからなる無線通信システムに適用した例である。
図1において、10は無線通信を行う携帯電話機/PHS(Personal Handy−Phone System)や携帯情報端末(以下、PDA(Personal Digital Assistants)という)などの無線通信端末であり、無線通信端末10はキャリア以外のネットワークを使った情報配信サービスとしてBluetoothサービスを受信可能なBluetooth送受信機能を備える。図1では、無線通信端末10として携帯電話機を例に採っている。
【0021】
無線通信システムは、キャリアサーバ1と、キャリアサーバ1に接続される専用回線からなるキャリア網2と、キャリア網2に接続される携帯電話機の複数の基地局3、基地局3と無線通信を行うとともにBluetooth送受信機能を備える複数の携帯電話機10(無線通信端末)と、情報配信サービスのためのサーバ4(情報提供装置)、高速専用通信回線5を通して情報配信サービスサーバ4に接続されるBluetooth送受信のための複数のアクセスポイントAP(Access#Point)6と、情報配信サービスサーバ4とキャリアサーバ1とを接続するインターネット又は専用回線からなるネットワーク網7とを備えて構成される。
【0022】
アクセスポイントAP(Access#Point)6は、例えばコンビニエンスストア,ファミリーレストラン,レコード店,ガソリンスタンドなど各種店舗のレジスタ(金銭登録機)に設置され、高速専用通信回線5を通して情報配信サービスサーバ4に接続される。本実施の形態では、アクセスポイントAP6をレジスタに設置した例であるが、これは一例にすぎず、レジスタ以外のアクセスポイントAPでもよいことは言うまでもない。ここでは、アクセスポイントAP6aは、コンビニエンスストアに設置されたレジスタであり、エリアAがそのBluetoothによるローカルネットワーク使用可能エリアである。同様に、アクセスポイントAP6bは、ファミリーレストランに設置されたレジスタによるローカルネットワーク使用可能エリアBを、アクセスポイントAP6cは、レコード店に設置されたレジスタによるローカルネットワーク使用可能エリアCを、アクセスポイントAP6dは、ガソリンスタンドに設置されたレジスタによるローカルネットワーク使用可能エリアDをそれぞれ形成する。
【0023】
キャリアサーバ1は、基地局3をキャリア網2で結ぶキャリアのネットワーク上のサーバである。キャリアサーバ1は、キャリアのサーバとしての機能のほかに、携帯電話機10の発する情報から現在位置の情報に変換して基地局3を介して携帯電話機10に送信する機能を有する。さらに、キャリアサーバ1は、各アクセスポイントAP6のローカルネットワーク使用可能エリアを蓄積するエリアデータベース84(図6により後述する)を備え、ネットワーク網7を通して情報配信サービスサーバ4からアクセスポイントAP6のローカルネットワーク使用可能エリア情報を取得し、エリアデータベース84に蓄積する。
【0024】
キャリア網2及び/又はネットワーク網7は、移動体通信網、公衆電話網、LANやインターネットなどから構成するネットワークであり、有線系又は無線系などネットワークの種類とプロトコルの種類は特に問わない。また、キャリア網2のアクセス回線としてはFTTH(Fiber To The Home)、HFC(Hybrid Fiber Coax:光同軸ケーブル)、及びADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)/VDSL(Very high data rate Digital Subscriber Line)等の大容量回線が利用可能である。
【0025】
基地局3は、複数の携帯電話機10からの電波をアンテナを経由して送受信し、キャリア網2を通じてキャリアサーバ1に接続される。キャリア網2及び基地局3は、携帯電話機10において情報の送受信を行う際に、自端末と相手端末を接続する。
【0026】
情報配信サービスサーバ4は、携帯電話機10からの要求に従い、コンテンツデータベース63(図4により後述する)に蓄積されたデータを、高速専用通信回線5及びアクセスポイントAP(Access#Point)6通して携帯電話機10に配信する。
【0027】
図1では、1つの携帯電話機10と2つの基地局3、4つのアクセスポイントAP6を図示しているが、任意の数の携帯通信端末と基地局及びアクセスポイントAPで構成することが可能であり、また、携帯電話機10の種類はどのようなものでもよい。
【0028】
携帯電話機10は、キャリア以外のネットワークに接続可能な携帯端末であればよく、上記携帯電話機に限らず、PHSやPDAなどの携帯情報端末でもよい。また、PCMCIAカード,CFカード形状のBluetooth接続装置など、形態は限定されない。さらに、キャリア以外のローカルネットワークにアクセスできるシステムとしてBluetoothには限定されず、UWBや無線LANでもよい。また、FWA(Fixed Wireless Access)端末のような、使用場所を移動することが可能な無線通信端末も含まれる。
【0029】
図2は、上記携帯電話機10の構成を示すブロック図であり、カメラ付き携帯電話機の無線通信端末に適用した例である。
図2において、カメラ付き携帯電話機10(無線通信端末)は、本装置全体を制御するCPUからなる主制御部21(判別手段,制御手段)、制御プログラムや固定データ等を記憶するROM,CPUの作業用記憶領域であるRAM等の半導体メモリ及びハードディスクなどからなり受信又は入力された文字情報、画像情報、音声信号を記憶する記憶部22、キャリア用無線通信を行うためのアンテナ23、電波を送受信して無線通信を行うRF無線部24、RF無線部24を制御する通信制御部25、RF無線部24及び各モジュールに電源を供給する電源部26、電源部26を制御する電源制御部27、Bluetooth用無線通信を行うためのアンテナ28、電波を送受信して無線通信を行うBluetooth無線部29(通信手段)、Bluetooth無線部29を制御するBluetooth通信制御部30、自端末の現在位置情報を取得する位置情報取得部31(位置検出手段)、音声を入力するためのマイク32、着信音や受話,キープッシュ音等を鳴らすスピーカ33、受信信号及びマイク32からの入力音声信号をデジタル信号処理する音声コーデックを備える通話制御部34、操作のためのガイダンスや受信情報をカラー表示する液晶パネルからなる表示部35、表示部35を駆動制御する表示制御部36、ユーザからのキー操作情報を入力生成する操作部37、対象となる画像情報を入力するカメラからなる撮像部38、及び撮像部38を制御する撮像制御部39を備えて構成される。
【0030】
主制御部21は、マイクロコンピュータ等により構成され、装置全体の制御を行うとともに、RF無線部24の動作状態を制御する通信制御部25、Bluetooth無線部29の動作状態を制御するBluetooth通信制御部30、RF無線部24及び/又はBluetooth無線部29の通電を制御する電源制御部27、記憶部22、位置情報取得部31、通話制御部34、表示制御部36、操作部37、及び撮像制御部39の動作を制御する。
【0031】
特に、主制御部21は、Access#Pointが存在するセルに位置することを判定し、キャリア以外のネットワークであるBluetooth通信エリアに入ったとき、Bluetooth無線部29を自動的に通電(Wake up)させ、該エリアから出たとき、Bluetooth無線部29の通電をOFFする制御を行う。具体的な動作については図7のフローにより後述する。
【0032】
記憶部22は、ROM、RAM及び電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(electrically erasable programmable ROM)であり、主制御部21のプログラム、通信制御データ、さらにカメラ付き携帯電話機10の撮像データ等の種々のデータを記憶する。
【0033】
ROMは、主制御部21が動作する際に必要なプログラム、通信制御データ等の固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリである。RAMは、通信に関するデータ、演算に使用するデータ及び演算結果等を一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリとして使用される。携帯電話機10で処理されるプログラムは、このRAMに展開されて実行される。また、RAMの一部は、電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(electrically erasable programmable ROM)からなり、EEPROMに書き込むプログラムを変えることによって、特に携帯電話機10における各種の仕様を変更することができる。すなわち、最近ではシステム開発のデバッグごとにマスクROMを変更する時間損失を回避するため、プログラムROMを不揮発性メモリ、例えばEPROM,EEPROMとし、プログラム開発・修正時間の短縮の大幅な短縮を図っている。また、プログラムをダウンロードしてEEPROMのプログラム内容を書き換えるようにすれば機能のアップグレードや機能の変更を容易に行うことが可能になる。
【0034】
通信制御部25は、無線移動通信網との通信を行うための機能部であり、マイク32から入力された音声信号を送受信無線周波数(RF)に変調してアンテナ23から輻射する送信機、アンテナ23からの送受信無線周波数(RF)帯の信号を受信する受信機、多重化された信号を変調し、変調された信号を送受信機に出力するとともに、送受信機により無線受信された信号を復調する変復調部、パワーアンプ等からなる。RF無線部24は、上記送受信機を構成する。
アンテナ28は、Bluetooth通信制御部30により変換した信号を送信したり、外部から電波を受信する。本アンテナ28もBluetooth通信用である。
【0035】
Bluetooth通信制御部30は、信号の拡散や変調、フィルタリング等の処理を行うもので、主に極超短波(SHF)によるスペクトル拡散方式を使用し、低出力での半径数十mの範囲での通信を行う。例えば、2.4GHz帯の周波数を使いスペクトル拡散を用いた多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)通信方式を使用する。
【0036】
Bluetooth無線部29は、ユーザデータ又はユーザプロファイルを極超短波(SHF)に変調してアンテナ28から輻射する送信機、アンテナ28からの送受信極超短波(SHF)の信号を受信する受信機等からなる無線部と、多重化された信号を変調し、変調された信号を無線部に出力するとともに、無線部により無線受信された信号を復調する変復調部とから構成される。
【0037】
上記Bluetooth無線部29及びBluetooth通信制御部30は、キャリア用の通信制御部25とは使用周波数帯や変調方式等が異なるため別個の無線制御部を設ける必要がある。Bluetooth通信制御部30は、携帯電話機用であるが汎用的な無線通信システムにすることも可能である。
【0038】
位置情報取得部31は、基地局3及びネットワークを介してキャリアサーバ1と情報の送受信を行い、接近確認から自端末の現在位置情報を取得する。あるいは、位置情報取得部31は、例えば位置情報の電波をGPS(Global Positioning System)衛星等から受信するGPSアンテナを備え、GPSアンテナを介して受信した情報より、現在位置情報を、緯度/経度の2つのパラメータとして算出するGPS機能により位置情報を取得する。
【0039】
通話制御部34は、内部の音声コーデックにより受信信号及びマイク32からの入力音声信号をデジタル信号処理する。マイク32からの入力音声信号は、図示しない増幅器で必要に応じて入力音声信号の増幅処理が行われる。この音声コーデックは、デジタル信号処理された受信信号をこの増幅器で必要に応じて増幅処理を行ってスピーカ33によって音声出力する。また、通話制御部34は、通話回線からのエコーを消去するためのエコーキャンセラを備えている。
【0040】
表示部35は、ドットマトリクス構成のカラー表示可能なLCDディスプレイ,バックライトであるPDP,EL及び各ドライバ等で構成される。例えば、待機時には時刻が表示され、また通話時には通話相手の電話番号や通話時間が表示される。また、必要に応じて表示用照明(バックライト)が点灯又は点滅する。
【0041】
操作部37は、着信,発信,電話機能切り替え,動作決定等を行う電話機能キー、各種機能を切り替えるためのモードキー、上下左右の方向に選択対象を移動させるカーソルキー、カメラの入力を決定するシャッターボタンであるシャッターキー、及び電話番号の入力等ダイヤルするためのメンブレンキー(Membrane key)からなるダイヤルキーから構成される。
【0042】
撮像部38は、携帯電話機10に内蔵された例えば34万画素のCCD(Charge Coupled Device)(エリア型固体撮像素子)カメラである。撮像部38は、単焦点レンズを有し、通常撮影時とマクロ撮影時とで焦点深度が切換えられる。
【0043】
図3は、上記アクセスポイントAP6が設置されるレジスタ(金銭登録機)の通信部の構成を示すブロック図である。
図3において、レジスタ40は、本装置全体及びドロア等を制御するCPUからなる主制御部41、制御プログラムや固定データ等を記憶するROM,CPUの作業用記憶領域であるRAM等の半導体メモリなどからなり売上データ,演算に使用するデータ及び演算結果を記憶する記憶部42、キャリア用無線通信を行うためのアンテナ43、電波を送受信して無線通信を行うRF無線部44、RF無線部44を制御する通信制御部45、各モジュールに電源を供給する電源部46、電源部46を制御する電源制御部47、Bluetooth用無線通信を行うためのアンテナ48、電波を送受信して無線通信を行うBluetooth無線部49、Bluetooth無線部49を制御するBluetooth通信制御部50、高速専用通信回線5を通して情報配信サービスサーバ4に接続するための回線インタフェース51、受信情報をカラー表示する液晶パネルからなる表示部52、表示部52を駆動制御する表示制御部53、及びキー操作情報を入力生成する操作部54を備えて構成される。
【0044】
また、図示は省略するが、レジスタ40は、記憶部42に記憶された一登録分メモリ、小計メモリ等の各種データをジャーナル用紙及びレシート用紙に印字する印字部、現金を収納し現金/預かり金キー等が操作された際に開放されるドロアがそれそれ接続されている。
【0045】
また、操作部54には、そのキーボード上に置数キー、PLUキー、現金キー、その他のファンクションキー等の操作キーが設けられているほか、「設定(P)」、「登録(REG)」、「電源オフ(OFF)」、「点検(X)」、「精算(Z)」の各モードに指定するモードスイッチMSが設けられている。
【0046】
上記アンテナ43、RF無線部44、通信制御部45、電源部46、電源制御部47、アンテナ48、Bluetooth無線部49及びBluetooth通信制御部50は、図2で説明した携帯電話機10の対応する各部と同様の構成であるため説明を省略する。
また、上記アンテナ43、RF無線部44及び通信制御部45は、キャリアにアクセスしない場合には省略が可能である。
【0047】
図4は、情報配信サービスサーバ4の構成を示すブロック図である。
図4において、情報配信サービスサーバ4は、サーバ全体の制御及び情報配信機能、携帯電話機10ユーザからの要望を把握して提供情報を作成し、該情報を提供するサービス提供処理を実現するコンピュータからなる主制御部61と、高速専用通信回線5を通してアクセスポイントAP6(AP6a,AP6b,AP6c,AP6d)に接続しデータの送受信を行うための回線インターフェース62と、音楽情報や画像情報などの各種提供コンテンツを蓄積するコンテンツデータベース63、情報を表示する液晶パネルからなる表示部64と、表示部64を駆動制御する表示制御部65、及びキーボードやマウス等のポインティングデバイスからなり操作情報を入力生成する操作部66を備えて構成される。
【0048】
コンテンツデータベース63は、キャリア以外のネットワークを使った情報配信サービスを実現するための各種コンテンツを蓄積するデータベースであり、アクセスポイントAP6からの管理情報を蓄積する管理データベースから独立して構成し、データリンクにより連携するものでもよい。
【0049】
図5は、キャリアサーバ1の構成を示すブロック図である。
図5において、キャリアサーバ1は、キャリア又はその手続を代行する事業者であり、キャリア網2に接続され、キャリア網全般を制御するメインサーバ70と、インターネット又は専用回線からなるネットワーク網7に接続され、各種サービス(ここではエリア告知サービス)機能を有するサービスサーバ80とを備え、メインサーバ70とサービスサーバ80とはデータを授受して連携動作が可能である。
【0050】
メインサーバ70は、キャリア全体の制御及び位置送信処理を実現するコンピュータからなる主制御部71、キャリア網2に接続するための回線インターフェース72、サービスサーバ80との間でデータを送受信するデータ送受信部73、加入者の電話番号や属性、関連情報等の顧客管理情報を蓄積する管理データベース(DB)74、位置情報提供を行うための位置情報データベース75を備えて構成される。この管理データベース74は、キャリアサービスを実現するための各種パラメータを蓄積する設定データベースと、顧客管理情報を蓄積する管理データベースとを独立して構成し、データリンクにより連携するものでもよい。また、位置情報データベース75は、メインサーバ70の外部にあってデータリンクにより連携するものでもよい。位置情報データベース75は、携帯電話機10の位置情報取得部31と共に、携帯電話機10の現在位置情報を検出する位置位置検出手段の一部を構成する。
【0051】
サービスサーバ80は、サーバ全体を制御するコンピュータからなる制御部81、ネットワーク網7に接続され、例えばインターネット上のURL(Uniform Resource Locators)にアクセスされたデータを送受信する通信インタフェース82、メインサーバ70との間でデータを送受信するデータ送受信部83、各アクセスポイントAP6のローカルネットワーク使用可能エリアを蓄積するエリアデータベース(DB)84(エリア記憶手段)、及びエリアアクセスの履歴情報を蓄積する履歴データベース(DB)85(エリア記憶手段)を備えて構成される。
【0052】
エリアデータベース(DB)84は、携帯電話機10のキャリアネットワークを構成する複数の小さなセルそれぞれに対して、アクセスポイントAP(Access#Point)6と呼ぶ情報発信基地局が位置する場所との関係をデータベース(DB)化して記憶する。
【0053】
図6は、上記エリアデータベース(DB)84の構成を示す図である。エリアデータベース(DB)84は、携帯電話機10のキャリアネットワークを構成する複数の小さなセルそれぞれに対して、Access#Pointと呼ぶ情報発信基地局が位置する場所との関係をリンクしたデータベースである。
【0054】
図6において、エリアデータベース84は、データ受信可能なエリア名91、エリア位置(東経,北緯,有効半径)92、エリア内アクセスポイント93、ネットワーク種別94の情報をデータベース化して記憶する。この例では、データ受信可能なエリアAは、エリア位置(東経139°33′41.0156″,北緯35°40′46.2953″,有効半径:50m)にあり、そのエリア内アクセスポイントにはAP1,AP2があり、そのネットワーク種別はBluetooth=1である情報が蓄積されている。また、データ受信可能なエリアBは、エリア位置(東経139°33′41.0227″、北緯35°40′46.2953″,有効半径:50m)にあり、そのエリア内アクセスポイントにはAP1,AP3があり、そのネットワーク種別はBluetooth=1である情報が蓄積されている。以上は、エリアデータベース(DB)の構築の一例であり、これに限定されるものではない。例えばネットワーク種別94は省略される構成でもよく、このエリアデータベース84にデータ種別やアクセス可能端末の種別情報をリンクさせる構成でもよい。
【0055】
以下、上述のように構成された無線通信端末の動作を説明する。
図7及び図8は、Bluetoothサービス受信可能エリアを告知する無線通信端末の動作を示すフローチャートであり、図2の主制御部21により実行される。図中、Sはフローの各ステップを示す。
【0056】
この例では、無線通信端末として携帯電話機10を想定し、サービス受信可能エリアとしてBluetoothアクセスポイントとなるレジスタ、位置情報として基地局3及びネットワークを介してキャリアサーバ1と基地局ID等の情報の送受信を行い、接近確認から自端末の現在位置情報を取得する。
【0057】
すなわち、キャリアサーバ1より通知される位置情報は、携帯電話機10のRF無線部24により受信され、位置情報取得部31に渡される。このとき、位置情報取得部31が受け取った位置情報が、前回受信時のものと同じならば、特別な処理は行われない。しかし、受け取った位置情報が前回受信時のものと異なる場合には、位置情報取得部31は携帯電話機10が移動したと判断し、以降で説明するエリア判定処理を行う。
【0058】
まず、ステップS1でキャリア以外のネットワークについてのモード確認を行う。モード確認では、携帯電話機10がBluetooth ON状態、Bluetooth OFF状態、又はウェイクアップ(Wake up)モードにあるかを確認する。Wake upモードは、ユーザによりあらかじめ設定/解除される。また、このモード設定ではBluetooth機能の常時ON、Bluetooth機能の常時OFFが設定可能である。上記ステップS1のモード確認でBluetooth ON又はBluetooth OFFのときは以降のステップに進まずにBluetooth ON状態又はBluetooth OFF状態を継続する。Wake upモードのときは、ステップS2でWake upモードをONにし、ステップS3で履歴データベース(DB)85を解析する。履歴データベース(DB)85は、携帯電話機10とキャリアネットワークを構成する複数の小さなセル又は各アクセスポイントAPとのアクセス状況を蓄積しており、履歴データベース(DB)85を解析することによって、具体的にはステップS3Aに示すように携帯電話機10が高速移動されるエリア、長時間移動のないエリア、アクセスポイントAPを発見しないエリアなどを判定することができる。
【0059】
ステップS4では、上記履歴データベース(DB)85解析結果を基に、対象外エリアを設定する。ここで、エリアとは、携帯電話機10がキャリア以外のネットワークと通信可能なエリアであり、対象外エリアとは、通信可能であるがユーザがアクセスポイントに近づかないことが過去履歴から推察されるエリアである。
【0060】
次いで、ステップS5で携帯電話機10のエリア移動をチェックし、エリア移動であればステップS6で携帯電話機10が対象外エリアか否かを判別する。対象外エリアでなければ、ステップS7でエリアデータベース(DB)84を参照し、ステップS8でエリア内にアクセスポイントAPがあるか否かを判別する。例えば、図6に示すエリアデータベース(DB)84が構築されている場合、携帯電話機10が対象外エリアであるエリアAにあるときは、エリA内にアクセスポイントAP1,AP2があることが判別される。上記ステップS5でエリア移動でないとき、上記ステップS6で対象外エリアにあるとき、あるいは、上記ステップS8でエリア内にアクセスポイントAPがないときは上記ステップS5に戻って上述した処理を繰り返す。
【0061】
上記ステップS8でエリア内にアクセスポイントAPがあるときは、ステップS9で携帯電話機10のBluetooth ONとし、ステップS10でこのアクセスポイントAPのアクセス履歴を履歴データベース85に登録する。Bluetooth ONとは、具体的には図2に示すBluetooth無線部29に通電し、Bluetooth待ち受け状態にすることである。これにより、Access#Pointが存在するセルに位置するときに、ユーザの手を煩わすことなく自動的にBluetoothが待ち受け状態になる。例えば、図1に示すように、ユーザが携帯する携帯電話機10がアクセスポイントAP6aがあるコンビニエンスストアがあるエリアAに近づくと、エリアAに入ったことが判定され、Bluetooth ONとなってWake upし、Bluetooth待ち受け状態となる。
【0062】
図8のフローに戻って、ステップS11でエリア内のアクセスポイントAPを発見したか否かを判別し、アクセスポイントAPを発見しなかったときはステップS12で携帯電話機10のエリア移動をチェックし、エリア移動であればステップS13で携帯電話機10が対象外エリアか否かを判別する。対象外エリアでなければ、ステップS14でエリアデータベース(DB)84を参照し、ステップS15でエリア内にアクセスポイントAPがあるか否かを判別する。
【0063】
上記ステップS13で対象外エリアであるときは、スタート(ステップS1)に戻る。上記ステップS12でエリア移動でないとき、又は上記ステップS15でエリア内にアクセスポイントAPがあるときは上記ステップS11に戻り、エリア内のアクセスポイントAPを発見するまで上述した処理を繰り返す。なお、所定回数繰り返してもエリア内のアクセスポイントAPを発見できないときはタイムアウトとして本フローを終了するステップを設けてもよい。
【0064】
上記ステップS11でエリア内のアクセスポイントAPを発見したときは、Bluetoothによるキャリア以外のネットワークを使った情報配信サービスにアクセス可能であると判断してステップS16でBluetooth無線部29がBluetoothアクセスポイントAP及び高速専用通信回線5を通して情報配信サービスサーバ4との間でPUSH情報受信を開始する。PUSH情報受信開始は、アクセス要求送信とその応答受信、ID認証後のデータ受信などである。データ受信が適切に行われるとステップS17でPUSH情報受信を終了する。また、図示は省略しているが、エリアに入り自動で配信された情報を受信した場合には、表示部35によるメッセージ表示、スピーカ33による音又は音声による報知、さらには図示しないLEDによる発光等によって、ユーザに情報配信サービスを受信した旨を知らせる態様が好ましい。
【0065】
ステップS18では、エリアデータベース(DB)84の更新のバージョン(Version)をチェックし、エリアデータベース(DB)84が旧バージョンであればステップS19でリアデータベース(DB)84を更新してスタート(ステップS1)に戻る。エリアデータベース(DB)84が最新バージョンであればそのままスタート(ステップS1)に戻る。
【0066】
以上のように、本実施の形態の携帯電話機10は、主制御部21、キャリア以外の電波を送受信して無線通信を行うBluetooth無線部29、Bluetooth無線部29を制御するBluetooth通信制御部30、及び自端末の現在位置情報を取得する位置情報取得部31を備え、キャリア1は、アクセスポイントAP6のローカルネットワーク使用可能エリアを蓄積するエリアデータベース(DB)84、及びエリアアクセスの履歴情報を蓄積する履歴データベース(DB)85を備え、主制御部21は、検出した位置情報に基づいて、自端末がキャリア以外のネットワークであるBluetooth通信エリア内に入ることを判別し、該エリアに入ったとき、Bluetooth無線部29を自動的に起動(Wake up)させ、さらにエリア内でアクセスポイントAP6を発見すると、情報配信サービスサーバ4に接続してコンテンツを受信し、また該エリアから出たとき、Bluetooth無線部29の通電をOFFする制御を行うので、アクセスポイントAP(Access#Point)が存在するセルに位置するときBluetoothが待ち受け状態になり、Access#Pointがあるエリアに入ったら自動で配信された情報を受信し、かつユーザにその旨を知らす携帯電話機10側のアクションを発生させることができる。また、Access#Pointがあるエリアから出た場合には、自動でBluetooth無線部29の通電をOFFすることができる。
【0067】
これにより、常時待ち受けによる待ち受け消費電力の増大を防ぐことができるとともに、配信を行うエリア内に入った場合にはBluetoothが自動的に起動(Wake up)するので情報提供の機会損失を未然に防ぐことができる。また、ユーザが能動的にBluetooth無線部29の通電をON/OFF必要がなくなるためユーザの手を煩わすことなく、使い勝手を大幅に向上させることができる。
【0068】
例えば、Access#Pointが無い地域に住んである地域で働く(学ぶ)生活パターンを持つユーザに対して、エリア内のAccess#Pointに自動的に接続できるので消費電力を気にすることなく情報配信の利点を享受することが可能となる。
【0069】
特に、本実施の形態では、エリアに入ったとき、BluetoothをWake upさせた後、エリア内でAccess#Pointを見つけ出し、情報配信サービスサーバ4に接続してコンテンツを受信するので、より効率よく情報配信サービスを享受することができる。
【0070】
さらに、本実施の形態では、携帯電話機がもつキャリアのネットワークのメカニズムを利用することで、ハード的な追加無しで、コストアップを招くことなく容易に実施できる効果がある。
【0071】
ここで、上述した実施の形態では、キャリアサーバ1にエリアデータベース84を設置する構成を示したが、これには限定されず、キャリアサーバ1と独立してエリアデータベース84を設置する態様でもよい。一般に、キャリア事業者と異なる事業主体が、本制御を実施する場合にはキャリアサーバ1とは独立した場所にエリアデータベース84及び履歴データベース85が設置される。
【0072】
また、本実施の形態では、キャリアサーバ1側にエリアデータベース84を設置しているが、エリアデータベース84のデータ内容を携帯電話機10の記憶部22に記憶する構成でもよい。このように構成すれば、キャリアサーバ1と送受信することなくエリアを判定することができる。特に、位置検出手段としてGPSを用いる場合にはキャリアサーバ1側とのアクセスが不要になる。エリアデータベースのデータを携帯電話機の記憶部22に記憶する場合には、必要とされる領域のエリアデータを予め入力しておく必要がある。この場合、登録処理により必要とされる領域のエリアデータをダウンロードして記憶部22に保存する態様が好ましい。
【0073】
なお、本発明の無線通信端末及び無線通信システムは、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、無線移動端末として携帯電話機等の移動端末としているが、携帯電話機に限らず情報機器機能を持った又はその融合された装置に適用可能である。また、データ送受信のできる装置として、パソコンに代表される情報機器機能に融合された装置であってもよく、全てのシステムに適用可能である。また、送受信データの内容はどのようなものであってもよい。
【0074】
また、上記無線通信端末及び無線通信システムを構成する各処理部等の種類、設定情報の種類・形式などは前述した実施形態に限られない。
また、本実施の形態では無線通信端末及び無線通信システムという名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、移動端末、通信端末装置等であってもよい。同様に、ネットワークサーバは、商用のコンテンツ情報を配信するサーバであってもよい。
【0075】
さらに、上記サーバ、クライアントを構成するシステムの制御装置、記憶装置等の種類、データベースに記憶されるデータの種類などは前述した実施の形態に限られない。無線通信端末に用いられる移動通信方式は、TDMA方式、CDMA方式等どのような方式でもよく、位置情報取得機能は、PHS・携帯電話の基地局等ユーザ端末に対して現在位置情報を与え、相手端末と接近確認から位置を検出する方法のほか、GPSを用いたものでもよい。
【0076】
以上説明した無線通信端末及び無線通信システムは、この無線通信端末及び無線通信システムを機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。本発明では、この記録媒体として、メインメモリそのものがプログラムメディアであってもよいし、また外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであってもよい。いずれの場合においても、格納されているプログラムはCPUがアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
【0077】
ここで、上記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0078】
さらに、図示されていないが、外部の通信ネットワークとの接続が可能な手段を備えている場合には、その通信接続手段を介して通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように、流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。なお、記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0079】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、待ち受け時間(消費電力)の悪化やユーザの能動的な行動を要求することなく、かつハード的な追加を行うことなくキャリア以外のローカルネットワークを確実に受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の無線通信システムの基本構成を示す図である。
【図2】本実施の形態の携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態の無線通信システムのアクセスポイントAPが設置されるレジスタの通信部の構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態の無線通信システムの情報配信サービスサーバの構成を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態の無線通信システムのキャリアサーバの構成を示すブロック図である。
【図6】本実施の形態の無線通信システムのエリアデータベース(DB)の構成を示す図である。
【図7】本実施の形態の無線通信システムのBluetoothサービス受信可能エリアを告知する無線通信端末の動作を示すフローチャートである。
【図8】本実施の形態の無線通信システムのBluetoothサービス受信可能エリアを告知する無線通信端末の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 キャリアサーバ
2 キャリア網
3 基地局
4 情報配信サービスサーバ(情報提供装置)
5 高速専用通信回線
6 アクセスポイントAP(Access#Point)
7 ネットワーク網
10 カメラ付き携帯電話機(無線通信端末)
21,41,61,71 主制御部(判別手段,制御手段)
22,42 記憶部
23,28,43 アンテナ
24,44 RF無線部
25,45 通信制御部
26,46 電源部
27,47 電源制御部
29,49 Bluetooth無線部(通信手段)
30,50 Bluetooth通信制御部
31 位置情報取得部(位置検出手段)
32 マイク
33 スピーカ
34 通話制御部
35,52,64 表示部
36,53,65 表示制御部
37,54,66 操作部
38 撮像部
39 撮像制御部
40 レジスタ(金銭登録機)
41 主制御部
51,62,72 回線インタフェース
63 コンテンツデータベース
70 メインサーバ
73,83 データ送受信部
74 管理データベース(DB)
75 位置情報データベース
80 サービスサーバ
81 制御部
82 通信インタフェース
84 エリアデータベース(DB)(エリア記憶手段)
85 履歴データベース(DB)(エリア記憶手段)
91 データ受信可能なエリア名
92 エリア位置(東経,北緯,有効半径)
93 エリア内アクセスポイント
94 ネットワーク種別

Claims (11)

  1. キャリア以外の電波を送受信して無線通信を行う通信手段を備える無線通信端末において、
    自端末の位置情報を検出する位置検出手段と、
    前記検出した位置情報に基づいて、自端末が前記通信手段による通信が可能なエリア内に入ることを判別する判別手段と、
    自端末が前記エリア内に入るとき、前記通信手段を使用可能状態にする制御を行う制御手段と
    を備えることを特徴とする無線通信端末。
  2. 前記通信手段は、小電力近距離双方向無線通信であることを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  3. 前記通信手段は、Bluetooth、UWB、又は無線LANであることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信端末。
  4. さらに、前記判別手段は、自端末が前記エリア内から出ることを判別し、
    前記制御手段は、自端末が前記エリア内から出るとき、前記通信手段を使用不能状態にすることを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  5. 前記制御手段は、前記通信手段に通電して使用可能状態にし、前記通信手段への通電を停止して使用不能状態にすることを特徴とする請求項1又は4に記載の無線通信端末。
  6. さらに、前記通信手段と通信を行う複数のアクセスポイントの位置をデータベース化して記憶するエリア記憶手段を備え、
    前記判別手段は、前記エリア内の前記アクセスポイントを判別し、
    前記制御手段は、前記アクセスポイントを判別したとき、前記通信手段を前記キャリア以外のネットワークに接続することを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  7. 前記位置検出手段は、基地局IDを用いて位置情報を検出する、GPSを利用して位置情報を検出する、又は、前記無線通信端末が利用される場所にあらかじめ設置された位置送信に特化した装置を用いて位置情報を検出する、若しくはこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  8. 前記無線通信装置は、携帯電話機、PHS、携帯情報端末、又はFWA端末であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の無線通信端末。
  9. キャリア以外のネットワークに接続される無線通信端末と、前記無線通信端末と前記キャリア以外のネットワークを介して接続され、情報配信サービスを行うサービスサーバとを備える無線通信システムにおいて、
    前記無線通信端末は、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の無線通信端末であることを特徴とする無線通信システム。
  10. キャリア以外の電波を送受信して無線通信を行う通信手段を備える無線通信端末において、自端末の位置情報を検出し、前記検出した位置情報に基づいて、自端末が前記通信手段による通信が可能なエリア内に入ることを判別し、自端末が前記エリア内に入るとき、前記通信手段を使用可能状態にする制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. キャリア以外の電波を送受信して無線通信を行う通信手段を備える無線通信端末において、自端末の位置情報を検出し、前記検出した位置情報に基づいて、自端末が前記通信手段による通信が可能なエリア内に入ることを判別し、自端末が前記エリア内に入るとき、前記通信手段を使用可能状態にする制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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