JP2004348089A - 顕微鏡 - Google Patents
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Abstract
【課題】観察者を疲労させることの少ない顕微鏡を提供する。
【解決手段】顕微鏡は、架台1に固定された円柱形状の支柱2と、支柱2に沿って移動可能な焦準部移動機構3と、鏡筒移動機構10と、焦準部移動機構3に設けられた焦準部5と、焦準部5にねじ込み固定された対物レンズ9とを有している。焦準部5は、それ自体を焦準部移動機構3に対して移動させるための焦準ハンドル6と、顕微鏡の倍率を変更するための倍率変換部7と、倍率変換部7の倍率を変更するための変倍ハンドル8とを有している。顕微鏡は更に、鏡筒移動機構10に着脱自在に取り付けられた接眼鏡筒13を有し、接眼鏡筒13は結像レンズ12と接眼レンズ14を有している。倍率変換部7と接眼鏡筒13は平行光束によって光学的に結合されている。
【選択図】 図1
【解決手段】顕微鏡は、架台1に固定された円柱形状の支柱2と、支柱2に沿って移動可能な焦準部移動機構3と、鏡筒移動機構10と、焦準部移動機構3に設けられた焦準部5と、焦準部5にねじ込み固定された対物レンズ9とを有している。焦準部5は、それ自体を焦準部移動機構3に対して移動させるための焦準ハンドル6と、顕微鏡の倍率を変更するための倍率変換部7と、倍率変換部7の倍率を変更するための変倍ハンドル8とを有している。顕微鏡は更に、鏡筒移動機構10に着脱自在に取り付けられた接眼鏡筒13を有し、接眼鏡筒13は結像レンズ12と接眼レンズ14を有している。倍率変換部7と接眼鏡筒13は平行光束によって光学的に結合されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、顕微鏡の接眼レンズを覗く位置(以下「アイポイント」という)を前後させたり、上下させたりする等、観察者が楽な姿勢で検鏡を行なえるようにするための工夫が様々と提案されている。
【0003】
例えば、特開平6−67080号公報は、顕微鏡鏡の接眼鏡筒と焦準部の間に配置される中間鏡筒を開示している。この中間鏡筒は、接眼鏡筒を焦準部に対して傾斜可能にする傾斜角度調整機構を有しており、観察者が観察角度すなわち接眼鏡筒に取り付けられた接眼レンズの向きを自由に変えることを可能にしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−67080号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
通常の顕微鏡においては接眼鏡筒と焦準部は中間鏡筒を介して機械的に連結されている。また、対物レンズは、焦準部に取り付けられ、ピント合わせやズーム操作の際に光軸に沿って移動される。このため、対物レンズの移動に伴ってアイポイントの位置も移動してしまう。
【0006】
このようなアイポイントの移動は観察者に観察姿勢の変更を強要する。このため、観察者はピント合わせやズーム操作の度に観察姿勢を変えなくてはならない。このような強要は、観察者を、特に長時間の観察時に、疲労させる。
【0007】
本発明は、この様な実状を考慮して成されたものであり、その目的は、観察者を疲労させることの少ない顕微鏡を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、顕微鏡に向けられており、以下の各項に列記する顕微鏡を含んでいる。
【0009】
1. 本発明の顕微鏡は、対物レンズと、対物レンズが取り付けられる焦準部と、接眼レンズを有する接眼鏡筒と、焦準部を観察光軸に沿って移動させるための焦準部移動機構と、接眼鏡筒を観察光軸に沿って移動させるための鏡筒移動機構とを備えており、焦準部と接眼鏡筒は平行光束によって光学的に結合されている、ことを特徴とする。
【0010】
この顕微鏡においては、ピント合わせやズーム操作の際、焦準部のみが観察光軸に沿って移動され、接眼鏡筒は移動されない。従って、ピント合わせやズーム操作の際にもアイポイントが一定の位置に保たれる。
【0011】
2. 本発明の別の顕微鏡は、第1項の顕微鏡において、焦準部移動機構は、観察光軸に垂直な面内で焦準部を移動可能である。
【0012】
この顕微鏡においては、必要に応じて、焦準部を観察光軸から容易に退避させることが可能となる。
【0013】
3. 本発明の別の顕微鏡は、第2項の顕微鏡において、焦準部移動機構は、対物レンズの光軸を観察光軸に一致させる位置決め機構を有している。
【0014】
この顕微鏡においては、対物レンズの光軸を観察光軸に容易に一致させることが可能となる。
【0015】
4. 本発明の別の顕微鏡は、第1項の顕微鏡において、鏡筒移動機構は、観察光軸に垂直な面内で接眼鏡筒を移動可能である。
【0016】
この顕微鏡においては、必要に応じて、接眼鏡筒を観察光軸から容易に退避させることが可能となる。
【0017】
5. 本発明の別の顕微鏡は、第4項の顕微鏡において、接眼鏡筒は焦準部からの観察光を結像させる結像レンズを含んでおり、鏡筒移動機構は、結像レンズの光軸を観察光軸に一致させる位置決め機構を有している。
【0018】
この顕微鏡においては、結像レンズの光軸を観察光軸に容易に一致させることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
第一実施形態
本実施形態は、変倍光学系を有する実体顕微鏡に向けられている。図1は、本発明の第一実施形態の顕微鏡を示している。
【0021】
図1に示されるように、顕微鏡は、標本27を保持する標本面28を有する架台1と、観察光軸と平行に架台1に固定された円柱形状の支柱2と、支柱2に沿って移動可能な焦準部移動機構3とを有し、さらに、支柱2に沿って移動可能な鏡筒移動機構10を有している。
【0022】
焦準部移動機構3と鏡筒移動機構10は共に支柱2にガイドされている。鏡筒移動機構10は焦準部移動機構3の上方に位置している。焦準部移動機構3と鏡筒移動機構10は、それぞれ、固定つまみ4と固定つまみ11により支柱2に固定されている。固定つまみ11を締めて固定つまみ4を緩めた状態では焦準部移動機構3のみが支柱2に沿って移動可能である。固定つまみ4と固定つまみ11を緩めた状態では、焦準部移動機構3と鏡筒移動機構10は共に支柱2に沿って移動可能である。
【0023】
顕微鏡は更に、焦準部移動機構3に設けられた焦準部5と、焦準部5にねじ込み固定された対物レンズ9とを有している。焦準部5は、それ自体を焦準部移動機構3に対して移動させるための焦準ハンドル6を有している。焦準部5は、焦準ハンドル6の回転操作により、観察光軸に沿って移動され得る。
【0024】
また、焦準部5は、顕微鏡の倍率を変更するための倍率変換部7と、倍率変換部7の倍率を変更するための変倍ハンドル8とを有している。倍率変換部7は、対物レンズ9の上方の空間に配置されており、観察光軸に沿って移動可能な少なくとも二つのレンズを含んでいる。変倍ハンドル8は、機械的手段を介して、倍率変換部7内のレンズと連結されており、その回転は倍率変換部7内のレンズを観察光軸に沿って移動させる。
【0025】
また、顕微鏡は更に、鏡筒移動機構10に着脱自在に取り付けられた接眼鏡筒13を有している。接眼鏡筒13は、対物レンズ9と倍率変換部7を介した標本27からの観察光を結像させるための結像レンズ12と、結像レンズ12で結像された像を目視観察するための接眼レンズ14とを有している。
【0026】
焦準部移動機構3と鏡筒移動機構10は同じ構造を有してもよい。以下では、代表的に、焦準部移動機構3の構造について説明する。図2は、図1に示されたII−II線に沿った焦準部移動機構の横断面を示している。また、図3は、図2に示されたIII−III線に沿った焦準部移動機構の縦断面を示している。
【0027】
図2に示されるように、焦準部移動機構3と焦準部5は、それぞれ、支柱2に沿って延びるオスアリ17とメスアリ18を有し、それらは互いに係合している。このため、焦準部移動機構3と焦準部5は、相対的に、支柱2すなわち光軸に沿って移動し得る。
【0028】
オスアリ17は、その前面、すなわち焦準部5に対する面に、ラック15を有している。また、焦準ハンドル6は、支柱2に対して対称の位置に一対で備えられてもよく、焦準部5に対して回動自在なピニオン軸16の両端部に固定されている。ピニオン軸16は、略中央部にピニオン16aを有している。ピニオン16aは焦準部移動機構3のオスアリ17のラック15と噛み合っている。
【0029】
このため、左右の焦準ハンドル6の一方または両方を回転させると、焦準ハンドル6の回転に応じてピニオン軸16が回転し、ピニオン16aはラック15に対して転がりながら相対的に移動する。その結果として、焦準部5が、アリ機構すなわち光軸に沿って、焦準部移動機構3に対して移動される。
【0030】
図2と図3に示されるように、焦準部移動機構3は支柱2を通す貫通孔20を有している。貫通孔20の内壁の一部には溝21が形成されており、溝21にはリングバネ22が挿入されている。焦準部移動機構3は側面から溝21内に延びるねじ穴を有しており、このねじ穴に固定ツマミ4が着脱可能に取り付けられている。固定ツマミ4を支柱2の中心方向に向かってねじ込むことにより、リングバネ22が締め付けられ、リングバネ22の摺動摩擦によって支柱2を傷付けることなく、焦準部移動機構3が固定される。
【0031】
このような構造のため、固定ツマミ4を緩めることにより、焦準部移動機構3を光軸に沿って移動させることが可能となる。また、固定ツマミ4を締め付けることにより、任意の位置に焦準部移動機構3を固定することが可能である。さらに、支柱2が円柱形状であるため、支柱2を中心に焦準部移動機構3を旋回させることも可能である。
【0032】
図3に示されるように、また、焦準部移動機構3は側面から貫通孔20に延びる孔54を有しており、この孔54の中にはボール51が入れらており、ボール51は段付ビス53によってスプリング52を介して支柱2の中心方向に付勢されている。また、支柱2には支柱2の軸方向に延びるV字型の溝部50を有している。孔54と溝部50は、観察光軸と対物レンズ9の光軸とが一致するときに、ボール51が溝部50に嵌まり込むように、位置決めされている。
【0033】
このため、焦準部移動機構3を移動させる際に、対物レンズ9の光軸が観察光軸から外れ難くなる。また、対物レンズ9の光軸が観察光軸から外れた場合には、焦準部移動機構3を支柱2の周りに回転させて、ボール51が溝部50に嵌まる位置を探すことにより、対物レンズ9の光軸を観察光軸に容易に一致させることが可能となる。
【0034】
これまでの説明は代表的に焦準部5に関するものであるが、焦準部移動機構3と鏡筒移動機構10は同じ構造を有してもよく、接眼鏡筒13に対しても同様のことが言える。例えば、鏡筒移動機構10は、支柱2を中心に接眼鏡筒13を旋回させることが可能である。鏡筒移動機構10は、接眼鏡筒13を移動させる際に、結像レンズ12の光軸が観察光軸から外れ難くすると共に、結像レンズ12の光軸が観察光軸から外れた場合に、結像レンズ12の光軸を観察光軸に容易に一致させることを可能にする。
【0035】
図1に示される顕微鏡においては、標本27は、光源と少なくとも一つのレンズとを含む(図示しない)照明光学系によって照明される。標本27からの光すなわち観察光は、対物レンズ9と倍率変換部7を経た後、接眼鏡筒13へ向かう。
【0036】
倍率変換部7と接眼鏡筒13は、平行光束によって光学的に結合されている。すなわち、観察光は、倍率変換部7と接眼鏡筒13の間では、平行光束となっている。倍率変換部7からの平行光束は、接眼鏡筒13内の結像レンズ12によって結像される。
【0037】
結像レンズ12によって結像された像は、接眼レンズ14を介して、観察者により目視観察され得る。
【0038】
ピント合わせは、焦準ハンドル6を回転させて、焦準部移動機構3に対して焦準部5を観察光軸に沿って移動させることにより完了する。つまり、対物レンズ9のピント面(前側焦点位置)が標本27に位置するように、焦準部5を観察光軸に沿った位置を調整することにより行なわれる。
【0039】
また、変倍ハンドル8を回転させて、倍率変換部7の内部の(図示しない)レンズを観察光軸に沿って移動させることにより、観察光学系の倍率を変更することが可能である。
【0040】
アイポイントPは、観察者の瞳が鮮明な標本像を結ぶのに最も適した位置のことであり、通常、接眼レンズ14の端面から光軸に沿って10mm程度離れた位置にある。
【0041】
このように、本実施形態の顕微鏡においては、ピント合わせや倍率変更の操作などにより、標本27に対する対物レンズ9を交換した場合や位置を変化させた場合であっても、接眼鏡筒13の位置は変わらない。従って、アイポイントPの位置は一定に保たれる。これにより、観察者の負担を軽減することが可能となる。
【0042】
本実施形態の顕微鏡は、もし望むのであれば、焦準部にTVカメラを容易に取り付けることも可能である。図4は、図1に示される顕微鏡において、焦準部にTVカメラが取り付けられた状態を示している。
【0043】
例えば、顕微鏡観察にTVカメラを使用する際には、図4に示されるように、固定ツマミ11を緩めて鏡筒移動機構10を支柱2を中心として回転させ、焦準部移動機構3上から回避させる。その後、焦準部5の接眼側端面に形成された図示しないネジ部に光学素子41を装着し、その上にカメラ40等を取り付ける。
【0044】
このように本実施形態の顕微鏡では、鏡筒移動機構10を支柱2を中心にして旋回させることにより、接眼鏡筒13を焦準部5の上方から退避させることが可能である。従って、顕微鏡観察時にTVカメラを使用する際に、従来のように、鏡筒部を顕微鏡から取り外す必要がない。これにより、カメラ等を使用する際の手間の削減と時間の短縮を図ることが可能となる。
【0045】
第二実施形態
本実施形態は、別の顕微鏡に向けられている。図5は、本発明の第二実施形態の顕微鏡を示している。図6は、図1に示されたVI−VI線に沿った焦準部移動機構の横断面を示している。図5と図6において、図1や図2に示された部材と同一の参照符号で指示された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。
【0046】
本実施形態の顕微鏡では、図5と図6に示されるように、架台1に立てられた支柱62は、略角柱形状をしており、その一側面に上下に延びるオスアリ61を有している。支柱62のオスアリ61には、焦準部5のメスアリ18が係合されている。焦準部5は、支柱62にガイドされており、支柱62に沿って移動し得る。
【0047】
オスアリ61は、その前面、すなわち焦準部5に対する面に、ラック60を有している。このラック60には、焦準部5の焦準ハンドル6が固定されているピニオン軸16に設けられたピニオン16aと係合している。
【0048】
このため、焦準ハンドル6の回転に応じてピニオン軸16が回転し、ピニオン16aはラック60に対して転がりながら相対的に移動する。その結果として、焦準部5が支柱62に沿って移動される。
【0049】
本実施形態の顕微鏡では、焦準部5を移動させるための機構が、第一実施形態と比較して少ない部品点数で構成されている。
【0050】
これまで、図面を参照しながら本発明の実施の形態を述べたが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において様々な変形や変更が施されてもよい。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、ピント合わせやズーム操作の際にもアイポイントが移動しない顕微鏡が提供される。これにより、観察時の観察者の疲労が軽減されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の顕微鏡を示している。
【図2】図1に示されたII−II線に沿った焦準部移動機構の横断面を示している。
【図3】図2に示されたIII−III線に沿った焦準部移動機構の縦断面を示している。
【図4】図1に示される顕微鏡において、焦準部にTVカメラが取り付けられた状態を示している。
【図5】本発明の第二実施形態の顕微鏡を示している。
【図6】図1に示されたVI−VI線に沿った焦準部移動機構の横断面を示している。
【符号の説明】
1…架台、2…支柱、3…焦準部移動機構、5…焦準部、6…焦準ハンドル、7…倍率変換部、8…変倍ハンドル、9…対物レンズ、10…鏡筒移動機構、12…結像レンズ、13…接眼鏡筒、14…接眼レンズ、15…ラック、16…ピニオン軸、16a…ピニオン、17…オスアリ、18…メスアリ、20…貫通孔、21…溝、22…リングバネ、50…溝部、51…ボール、52…スプリング、53…段付ビス、54…孔、60…ラック、61…オスアリ、62…支柱。
【発明の属する技術分野】
本発明は、顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、顕微鏡の接眼レンズを覗く位置(以下「アイポイント」という)を前後させたり、上下させたりする等、観察者が楽な姿勢で検鏡を行なえるようにするための工夫が様々と提案されている。
【0003】
例えば、特開平6−67080号公報は、顕微鏡鏡の接眼鏡筒と焦準部の間に配置される中間鏡筒を開示している。この中間鏡筒は、接眼鏡筒を焦準部に対して傾斜可能にする傾斜角度調整機構を有しており、観察者が観察角度すなわち接眼鏡筒に取り付けられた接眼レンズの向きを自由に変えることを可能にしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−67080号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
通常の顕微鏡においては接眼鏡筒と焦準部は中間鏡筒を介して機械的に連結されている。また、対物レンズは、焦準部に取り付けられ、ピント合わせやズーム操作の際に光軸に沿って移動される。このため、対物レンズの移動に伴ってアイポイントの位置も移動してしまう。
【0006】
このようなアイポイントの移動は観察者に観察姿勢の変更を強要する。このため、観察者はピント合わせやズーム操作の度に観察姿勢を変えなくてはならない。このような強要は、観察者を、特に長時間の観察時に、疲労させる。
【0007】
本発明は、この様な実状を考慮して成されたものであり、その目的は、観察者を疲労させることの少ない顕微鏡を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、顕微鏡に向けられており、以下の各項に列記する顕微鏡を含んでいる。
【0009】
1. 本発明の顕微鏡は、対物レンズと、対物レンズが取り付けられる焦準部と、接眼レンズを有する接眼鏡筒と、焦準部を観察光軸に沿って移動させるための焦準部移動機構と、接眼鏡筒を観察光軸に沿って移動させるための鏡筒移動機構とを備えており、焦準部と接眼鏡筒は平行光束によって光学的に結合されている、ことを特徴とする。
【0010】
この顕微鏡においては、ピント合わせやズーム操作の際、焦準部のみが観察光軸に沿って移動され、接眼鏡筒は移動されない。従って、ピント合わせやズーム操作の際にもアイポイントが一定の位置に保たれる。
【0011】
2. 本発明の別の顕微鏡は、第1項の顕微鏡において、焦準部移動機構は、観察光軸に垂直な面内で焦準部を移動可能である。
【0012】
この顕微鏡においては、必要に応じて、焦準部を観察光軸から容易に退避させることが可能となる。
【0013】
3. 本発明の別の顕微鏡は、第2項の顕微鏡において、焦準部移動機構は、対物レンズの光軸を観察光軸に一致させる位置決め機構を有している。
【0014】
この顕微鏡においては、対物レンズの光軸を観察光軸に容易に一致させることが可能となる。
【0015】
4. 本発明の別の顕微鏡は、第1項の顕微鏡において、鏡筒移動機構は、観察光軸に垂直な面内で接眼鏡筒を移動可能である。
【0016】
この顕微鏡においては、必要に応じて、接眼鏡筒を観察光軸から容易に退避させることが可能となる。
【0017】
5. 本発明の別の顕微鏡は、第4項の顕微鏡において、接眼鏡筒は焦準部からの観察光を結像させる結像レンズを含んでおり、鏡筒移動機構は、結像レンズの光軸を観察光軸に一致させる位置決め機構を有している。
【0018】
この顕微鏡においては、結像レンズの光軸を観察光軸に容易に一致させることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
第一実施形態
本実施形態は、変倍光学系を有する実体顕微鏡に向けられている。図1は、本発明の第一実施形態の顕微鏡を示している。
【0021】
図1に示されるように、顕微鏡は、標本27を保持する標本面28を有する架台1と、観察光軸と平行に架台1に固定された円柱形状の支柱2と、支柱2に沿って移動可能な焦準部移動機構3とを有し、さらに、支柱2に沿って移動可能な鏡筒移動機構10を有している。
【0022】
焦準部移動機構3と鏡筒移動機構10は共に支柱2にガイドされている。鏡筒移動機構10は焦準部移動機構3の上方に位置している。焦準部移動機構3と鏡筒移動機構10は、それぞれ、固定つまみ4と固定つまみ11により支柱2に固定されている。固定つまみ11を締めて固定つまみ4を緩めた状態では焦準部移動機構3のみが支柱2に沿って移動可能である。固定つまみ4と固定つまみ11を緩めた状態では、焦準部移動機構3と鏡筒移動機構10は共に支柱2に沿って移動可能である。
【0023】
顕微鏡は更に、焦準部移動機構3に設けられた焦準部5と、焦準部5にねじ込み固定された対物レンズ9とを有している。焦準部5は、それ自体を焦準部移動機構3に対して移動させるための焦準ハンドル6を有している。焦準部5は、焦準ハンドル6の回転操作により、観察光軸に沿って移動され得る。
【0024】
また、焦準部5は、顕微鏡の倍率を変更するための倍率変換部7と、倍率変換部7の倍率を変更するための変倍ハンドル8とを有している。倍率変換部7は、対物レンズ9の上方の空間に配置されており、観察光軸に沿って移動可能な少なくとも二つのレンズを含んでいる。変倍ハンドル8は、機械的手段を介して、倍率変換部7内のレンズと連結されており、その回転は倍率変換部7内のレンズを観察光軸に沿って移動させる。
【0025】
また、顕微鏡は更に、鏡筒移動機構10に着脱自在に取り付けられた接眼鏡筒13を有している。接眼鏡筒13は、対物レンズ9と倍率変換部7を介した標本27からの観察光を結像させるための結像レンズ12と、結像レンズ12で結像された像を目視観察するための接眼レンズ14とを有している。
【0026】
焦準部移動機構3と鏡筒移動機構10は同じ構造を有してもよい。以下では、代表的に、焦準部移動機構3の構造について説明する。図2は、図1に示されたII−II線に沿った焦準部移動機構の横断面を示している。また、図3は、図2に示されたIII−III線に沿った焦準部移動機構の縦断面を示している。
【0027】
図2に示されるように、焦準部移動機構3と焦準部5は、それぞれ、支柱2に沿って延びるオスアリ17とメスアリ18を有し、それらは互いに係合している。このため、焦準部移動機構3と焦準部5は、相対的に、支柱2すなわち光軸に沿って移動し得る。
【0028】
オスアリ17は、その前面、すなわち焦準部5に対する面に、ラック15を有している。また、焦準ハンドル6は、支柱2に対して対称の位置に一対で備えられてもよく、焦準部5に対して回動自在なピニオン軸16の両端部に固定されている。ピニオン軸16は、略中央部にピニオン16aを有している。ピニオン16aは焦準部移動機構3のオスアリ17のラック15と噛み合っている。
【0029】
このため、左右の焦準ハンドル6の一方または両方を回転させると、焦準ハンドル6の回転に応じてピニオン軸16が回転し、ピニオン16aはラック15に対して転がりながら相対的に移動する。その結果として、焦準部5が、アリ機構すなわち光軸に沿って、焦準部移動機構3に対して移動される。
【0030】
図2と図3に示されるように、焦準部移動機構3は支柱2を通す貫通孔20を有している。貫通孔20の内壁の一部には溝21が形成されており、溝21にはリングバネ22が挿入されている。焦準部移動機構3は側面から溝21内に延びるねじ穴を有しており、このねじ穴に固定ツマミ4が着脱可能に取り付けられている。固定ツマミ4を支柱2の中心方向に向かってねじ込むことにより、リングバネ22が締め付けられ、リングバネ22の摺動摩擦によって支柱2を傷付けることなく、焦準部移動機構3が固定される。
【0031】
このような構造のため、固定ツマミ4を緩めることにより、焦準部移動機構3を光軸に沿って移動させることが可能となる。また、固定ツマミ4を締め付けることにより、任意の位置に焦準部移動機構3を固定することが可能である。さらに、支柱2が円柱形状であるため、支柱2を中心に焦準部移動機構3を旋回させることも可能である。
【0032】
図3に示されるように、また、焦準部移動機構3は側面から貫通孔20に延びる孔54を有しており、この孔54の中にはボール51が入れらており、ボール51は段付ビス53によってスプリング52を介して支柱2の中心方向に付勢されている。また、支柱2には支柱2の軸方向に延びるV字型の溝部50を有している。孔54と溝部50は、観察光軸と対物レンズ9の光軸とが一致するときに、ボール51が溝部50に嵌まり込むように、位置決めされている。
【0033】
このため、焦準部移動機構3を移動させる際に、対物レンズ9の光軸が観察光軸から外れ難くなる。また、対物レンズ9の光軸が観察光軸から外れた場合には、焦準部移動機構3を支柱2の周りに回転させて、ボール51が溝部50に嵌まる位置を探すことにより、対物レンズ9の光軸を観察光軸に容易に一致させることが可能となる。
【0034】
これまでの説明は代表的に焦準部5に関するものであるが、焦準部移動機構3と鏡筒移動機構10は同じ構造を有してもよく、接眼鏡筒13に対しても同様のことが言える。例えば、鏡筒移動機構10は、支柱2を中心に接眼鏡筒13を旋回させることが可能である。鏡筒移動機構10は、接眼鏡筒13を移動させる際に、結像レンズ12の光軸が観察光軸から外れ難くすると共に、結像レンズ12の光軸が観察光軸から外れた場合に、結像レンズ12の光軸を観察光軸に容易に一致させることを可能にする。
【0035】
図1に示される顕微鏡においては、標本27は、光源と少なくとも一つのレンズとを含む(図示しない)照明光学系によって照明される。標本27からの光すなわち観察光は、対物レンズ9と倍率変換部7を経た後、接眼鏡筒13へ向かう。
【0036】
倍率変換部7と接眼鏡筒13は、平行光束によって光学的に結合されている。すなわち、観察光は、倍率変換部7と接眼鏡筒13の間では、平行光束となっている。倍率変換部7からの平行光束は、接眼鏡筒13内の結像レンズ12によって結像される。
【0037】
結像レンズ12によって結像された像は、接眼レンズ14を介して、観察者により目視観察され得る。
【0038】
ピント合わせは、焦準ハンドル6を回転させて、焦準部移動機構3に対して焦準部5を観察光軸に沿って移動させることにより完了する。つまり、対物レンズ9のピント面(前側焦点位置)が標本27に位置するように、焦準部5を観察光軸に沿った位置を調整することにより行なわれる。
【0039】
また、変倍ハンドル8を回転させて、倍率変換部7の内部の(図示しない)レンズを観察光軸に沿って移動させることにより、観察光学系の倍率を変更することが可能である。
【0040】
アイポイントPは、観察者の瞳が鮮明な標本像を結ぶのに最も適した位置のことであり、通常、接眼レンズ14の端面から光軸に沿って10mm程度離れた位置にある。
【0041】
このように、本実施形態の顕微鏡においては、ピント合わせや倍率変更の操作などにより、標本27に対する対物レンズ9を交換した場合や位置を変化させた場合であっても、接眼鏡筒13の位置は変わらない。従って、アイポイントPの位置は一定に保たれる。これにより、観察者の負担を軽減することが可能となる。
【0042】
本実施形態の顕微鏡は、もし望むのであれば、焦準部にTVカメラを容易に取り付けることも可能である。図4は、図1に示される顕微鏡において、焦準部にTVカメラが取り付けられた状態を示している。
【0043】
例えば、顕微鏡観察にTVカメラを使用する際には、図4に示されるように、固定ツマミ11を緩めて鏡筒移動機構10を支柱2を中心として回転させ、焦準部移動機構3上から回避させる。その後、焦準部5の接眼側端面に形成された図示しないネジ部に光学素子41を装着し、その上にカメラ40等を取り付ける。
【0044】
このように本実施形態の顕微鏡では、鏡筒移動機構10を支柱2を中心にして旋回させることにより、接眼鏡筒13を焦準部5の上方から退避させることが可能である。従って、顕微鏡観察時にTVカメラを使用する際に、従来のように、鏡筒部を顕微鏡から取り外す必要がない。これにより、カメラ等を使用する際の手間の削減と時間の短縮を図ることが可能となる。
【0045】
第二実施形態
本実施形態は、別の顕微鏡に向けられている。図5は、本発明の第二実施形態の顕微鏡を示している。図6は、図1に示されたVI−VI線に沿った焦準部移動機構の横断面を示している。図5と図6において、図1や図2に示された部材と同一の参照符号で指示された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。
【0046】
本実施形態の顕微鏡では、図5と図6に示されるように、架台1に立てられた支柱62は、略角柱形状をしており、その一側面に上下に延びるオスアリ61を有している。支柱62のオスアリ61には、焦準部5のメスアリ18が係合されている。焦準部5は、支柱62にガイドされており、支柱62に沿って移動し得る。
【0047】
オスアリ61は、その前面、すなわち焦準部5に対する面に、ラック60を有している。このラック60には、焦準部5の焦準ハンドル6が固定されているピニオン軸16に設けられたピニオン16aと係合している。
【0048】
このため、焦準ハンドル6の回転に応じてピニオン軸16が回転し、ピニオン16aはラック60に対して転がりながら相対的に移動する。その結果として、焦準部5が支柱62に沿って移動される。
【0049】
本実施形態の顕微鏡では、焦準部5を移動させるための機構が、第一実施形態と比較して少ない部品点数で構成されている。
【0050】
これまで、図面を参照しながら本発明の実施の形態を述べたが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において様々な変形や変更が施されてもよい。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、ピント合わせやズーム操作の際にもアイポイントが移動しない顕微鏡が提供される。これにより、観察時の観察者の疲労が軽減されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の顕微鏡を示している。
【図2】図1に示されたII−II線に沿った焦準部移動機構の横断面を示している。
【図3】図2に示されたIII−III線に沿った焦準部移動機構の縦断面を示している。
【図4】図1に示される顕微鏡において、焦準部にTVカメラが取り付けられた状態を示している。
【図5】本発明の第二実施形態の顕微鏡を示している。
【図6】図1に示されたVI−VI線に沿った焦準部移動機構の横断面を示している。
【符号の説明】
1…架台、2…支柱、3…焦準部移動機構、5…焦準部、6…焦準ハンドル、7…倍率変換部、8…変倍ハンドル、9…対物レンズ、10…鏡筒移動機構、12…結像レンズ、13…接眼鏡筒、14…接眼レンズ、15…ラック、16…ピニオン軸、16a…ピニオン、17…オスアリ、18…メスアリ、20…貫通孔、21…溝、22…リングバネ、50…溝部、51…ボール、52…スプリング、53…段付ビス、54…孔、60…ラック、61…オスアリ、62…支柱。
Claims (6)
- 対物レンズと、
対物レンズが取り付けられる焦準部と、
接眼レンズを有する接眼鏡筒と、
焦準部を接眼鏡筒とは独立に観察光軸に沿って移動させる焦準部移動機構とを備えており、
焦準部と接眼鏡筒は平行光束によって光学的に結合されていることを特徴とする顕微鏡。 - さらに、接眼鏡筒を観察光軸に沿って移動させる鏡筒移動機構を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の顕微鏡。
- 焦準部移動機構は、観察光軸に垂直な面内で焦準部を移動可能である、請求項1に記載の顕微鏡。
- 焦準部移動機構は、対物レンズの光軸を観察光軸に一致させる位置決め機構を有している、請求項3に記載の顕微鏡。
- 鏡筒移動機構は、観察光軸に垂直な面内で接眼鏡筒を移動可能である、請求項1に記載の顕微鏡。
- 接眼鏡筒は焦準部からの観察光を結像させる結像レンズを含んでおり、鏡筒移動機構は、結像レンズの光軸を観察光軸に一致させる位置決め機構を有している、請求項5に記載の顕微鏡。
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Cited By (2)
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JP5815831B1 (ja) * | 2014-07-18 | 2015-11-17 | 承奕科技股▲ふん▼有限公司 | 組立可動式顕微鏡基台及び該基台を備えた顕微鏡 |
-
2003
- 2003-05-26 JP JP2003148204A patent/JP2004348089A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
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US8289383B2 (en) | 2009-04-30 | 2012-10-16 | Olympus Corporation | Microscope with supporting unit that fixedly supports the imaging unit and movably supports the objective lens |
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