JP2004344594A - 洗濯機 - Google Patents

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Sukehito Ozeki
祐仁 尾関
Harumi Takeuchi
晴美 竹内
Masakazu Sano
正和 佐野
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】洗濯槽からの排水経路内にリント回収装置を設けた洗濯機において、リント回収装置の目詰まり検知精度を向上させること。
【解決手段】外槽10内の水位が第1規定水位に達したと判定すると、時間カウントを開始し、第2規定水位に達したと判定すると、時間カウントを停止する。最初の排水行程であれば、基準カウント時間T1としてEEPROM74に記憶する。一方、最初の排水行程でない場合、今回検知したカウント時間Tと基準カウント時間T1との差が10秒未満であれば、目詰まりがないと判断し洗濯運転を継続する。10秒より大きく20秒未満であれば、目詰まり表示器5lを点灯して目詰まり報知を行うとともに、洗濯運転を継続する。T−T1が20秒より大きければ、目詰まり報知を行うとともに、洗濯運転を一時停止する。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドラム式洗濯機などの洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ドラム式洗濯機において、洗濯槽からの排水経路内にリントフィルタを設けて、排水中のリントを回収するとともに、排水時の所定時間当りの洗濯槽内の水位変化量を検知し、水位変化量が所定の基準値以下になるとリントフィルタが目詰まりしたと判断してこれを報知するようにしたものがある。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−262595号公報、0048段落から0056段落
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなドラム式洗濯機においては、リントフィルタの目詰まりを正確に判定することができないという問題がある。即ち、洗濯機の排水能力は、洗濯機の設置状況によって異なってくる。例えば、洗濯機から家屋の排水口まで距離が長いために排水ホースが長くなった場合、流路抵抗が大きくなるので排水能力は低くなる。また、排水ホースが少し持ち上げられた後に排水口に接続されるような設置形態となった場合も、排水能力は低くなる。このように、洗濯機の設置状況によって、フィルタに目詰まりがない使用開始初期の排水能力が変わってくるため、従来のように基準値が一定である場合には、洗濯機の設置状況によらず正確な目詰まり検知ができないのである。
【0005】
本発明は、洗濯機に関し、このような課題を解決することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】
上記課題を解決するため、本発明は、洗濯槽からの排水経路中にリント回収装置を設け、排水中のリントを回収するようにした洗濯機において、
洗濯機の使用初期の洗濯運転の排水時に、前記洗濯槽からの排水能力を検知する第1検知手段と、この第1検知手段によって検知された排水能力を基準排水能力として記憶する記憶手段と、この記憶手段に基準排水能力を記憶した後の排水時に、前記洗濯槽からの排水能力を検知する第2検知手段と、前記リント回収装置内が目詰まりしたことを報知するための報知手段と、前記第2検知手段によって検知した排水能力が前記基準排水能力に対して所定の量や割合より低下していると判定すると、前記リント回収装置内が目詰まりしたと判断して前記報知手段に目詰まりを報知させる運転制御手段と、を備えたものである。
【0007】
この構成では、洗濯機の使用初期の洗濯運転の排水時、好ましくは、洗濯機が設置されてから最初の洗濯運転における最初の排水時(洗いの後の排水時)に、洗濯槽からの排水能力を検知する。これはフィルタ回収装置内に全く目詰まりがない時の排水能力であり、これを基準排水能力として記憶手段に記憶する。例えば、排水能力は、洗濯槽内の単位時間当たりの水位低下量から求めることができる。また、記憶手段は、洗濯機への電源が遮断されても基準排水能力を保持できるよう不揮発性メモリとすることが好ましい。
【0008】
基準排水能力が記憶されると、その後、例えば、毎回あるいは所定サイクルで排水時に排水能力が検知される。洗濯運転が繰り返されると、リント回収装置内にリントが溜まってくる。これによって、徐々に洗濯槽内の排水能力が低下してくる。こうして、リント回収装置内がリント除去を要する状態、即ち目詰まり状態になると、このとき検知した排水能力が基準排水能力に対して所定の量や割合より低下している判定され、目詰まり報知がなされる。
【0009】
このように、上記の構成によれば、洗濯機の使用初期に排水能力の検知して、この排水能力を加味して、その後のリント回収装置内の目詰まりを判定するようにしているので、洗濯機の設置状況によって排水能力が変わってきてもこれに影響されることがなく、目詰まり検知精度が向上する。
【0010】
また、本発明においては、上記の構成に加え、前記所定の量や割合として、第1所定値と第2所定値とを設け、前記運転制御手段は、前記第2検知手段によって検知した排水能力が前記基準排水能力に対して第1所定値の量や割合より低下していると判定すると、前記報知手段に目詰まり報知をさせて洗濯運転を継続し、第2所定値の量や割合より低下していると判定すると、前記報知手段に目詰まり報知をさせて洗濯運転を停止する構成とすることが好ましい。
【0011】
この構成では、リント回収装置内の目詰まりが、洗濯運転の継続はできるがリントの除去が必要である警報レベルに達したことを判定するための第1所定値と、洗濯運転の継続ができない異常レベルに達したことを判定するための第2所定値とを設けている。そして、リント回収装置内の目詰まりが警報レベルに達したと判断すると、洗濯運転を継続したまま目詰まり報知を行う。この報知によって使用者が洗濯運転の終了後にリントを除去すれば、その後、洗濯運転が中断するようなことがなくなる。一方、使用者がリントを除去せずに洗濯運転を続けると目詰まりがさらに進む。これによって異常レベルに達したと判断すると、このときには目詰まり報知を行うとともに洗濯運転を停止する。したがって、洗濯槽内から排水されないまま脱水や給水が行われるようなことがなく、洗濯槽内からの水漏れが防止される。
【0012】
この構成によれば、目詰まりが比較的軽い段階から洗濯運転を継続させたまま目詰まり報知を行うので、不要な洗濯運転の中断を防止できるとともに、目詰まりがひどくなると、洗濯運転を停止するようにしているので、洗濯槽内からの水漏れなどを確実に防止できる。
【0013】
さらに、本発明においては、上記の構成に加え、前記基準排水能力の検知のやり直しを指示するための操作手段を備え、前記第1検知手段は、この操作手段によりやり直し指示がなされると、洗濯槽からの排水能力を検知し、前記記憶手段は、こうして検知された排水能力を基準排水能力として記憶し直す、構成とすることが好ましい。
【0014】
洗濯機の設置場所が途中で変わる場合には、リント回収装置内に目詰まりがない状態での排水能力が変わってくるので、基準排水能力を変更する必要が生じる。
【0015】
この構成では、基準排水能力の検知のやり直し指示の操作がなされると、例えば、この操作がされた後の最初の排水時に排水能力が検知され、これが新たな基準排水能力として記憶される。したがって、洗濯機の設置場所が途中で変わっても、その後、リント回収装置内の目詰まりを正確に判定できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る洗濯機の一実施例であるドラム式洗濯機について、図面を参照して説明する。
【0017】
図1は本実施例のドラム式洗濯機の外観斜視図、図2は本ドラム式洗濯機内部の要部の正面縦断面図、図3は同じく内部の要部の右側面縦断面図、図4は給水部を中心に描いた構成図、図5は右側面図、図6は操作パネルの外観平面図である。
【0018】
図1に示すように、このドラム式洗濯機において、外箱1は、上面1aの前側が前下がりに傾斜しており、この傾斜部1bからその後方にかけて縦長の大きな洗濯物投入口3が開口している。この洗濯物投入口3を開閉するために上蓋2が設けられている。この上蓋2は、左右方向に略水平に延伸する中間の回転軸2dを中心に蝶動自在の第1蓋部材2aと第2蓋部材2bとからなり、第2蓋部材2bの後端は上面1a後方にあって左右方向に略水平に延伸する後方の回転軸2cに軸着されている。これにより、上蓋2の開放時には、二つ折れ状態で洗濯物投入口3の後方に起立する(図3参照)。
【0019】
上蓋2の左側には前方に引き出し自在の洗剤容器4が、右側には前後方向に延伸して操作パネル5が設けられている。この操作パネル5はそのほぼ全体が斜め上方を指向しているため、使用者が本洗濯機の前方に立った姿勢で斜め下方を見下ろしたとき、操作パネル5面はその視線に対して垂直に近い状態となり、表示が見易く且つ操作キーも押し易いという配慮がなされている。
【0020】
図6に示すように、操作パネル5には、操作キーとして、電源キー5a、洗濯行程の開始及び一時停止を指示するためのスタートキー5b、電解水を利用した除菌すすぎの実行を設定するための除菌プラス選択キー5c、風呂水の使用の設定を行うための風呂水選択キー5d、通常の洗剤を使用した洗濯における運転コースを選択するためのコース選択キー5e、電解水を利用した洗濯を実行する洗剤ゼロコースを選択するための洗剤ゼロコース選択キー5f、全洗濯乾燥行程の連続動作ではなく特定の行程のみの実行を使用者自身が指定するための複数の各行程選択キー5gなどが備えられている。表示器として、指定された特定行程での洗い時間やすすぎ回数などの数値を表示するための数値表示器群5h、残り時間や予約時間を表示するための数値表示器5j、自動的に検知された負荷量に応じた洗剤量の目安が表示される洗剤量目安表示器5k、後述するリント回収装置内のフィルタが目詰まりしたことを報知するための目詰まり表示器5l(本発明の報知手段に相当)が備えられているほか、上記運転コースの設定などに応じて点灯したり、洗濯行程の進捗状況を報知したりするための各種の表示器が適宜に分散して配置されている。
【0021】
次に、図2〜図5により内部構成について概略的に述べる。外箱1の内部にあっては、周面が略円筒形状で両端面がほぼ閉塞された外槽10(本発明の洗濯槽に相当)が、外箱1の左右側面にそれぞれ端面が対向する状態で、左右両側上方から吊支する二本のばね11と、前後方向に外槽10の下部を支持する三本のダンパ12とにより適度に揺動自在に保持されている。この外槽10の内部には、洗濯物を内部に収容するための内槽として、多数の通水穴13aが穿孔された略円筒形状の周面とほぼ閉塞された両端面とを有する横型のドラム13が、左右方向に延伸する水平軸線Cを中心に回転自在に設けられている。このドラム13の内周面には、回転に伴って洗濯物を掻き上げるためのバッフル13bが、水平軸線Cの周りに略120°の角度間隔で設けられている。
【0022】
ドラム13の左端面中央に固着された主軸14は、外槽10の左端面に固定されている第1軸受ケース16に保持された軸受17により支承されている。他方、ドラム13の右端面中央に固着された補助軸15は、外槽10の右端面に固定されている第2軸受ケース18に保持された軸受19により支承されている。この主軸14及び補助軸15により上記水平軸線Cが形成される。外槽10の左端面から側方へと突出した主軸14の先端には、アウタロータ型のドラムモータ20のロータ20bが固定され、一方、モータ台を兼ねる第1軸受ケース16にはモータ20のステータ20aが固定されている。図示しない制御回路からステータ20aに駆動電流が供給されるとそれによってロータ20bが回転し、主軸14を介してロータ20bと同一の回転速度でドラム13が回転駆動される。
【0023】
外槽10の周面の上部から斜め前方にかけて、外箱1の洗濯物投入口3と一致する位置に、洗濯物を出し入れするための外槽開口100が設けられ、外槽開口100は左右水平方向に延伸する軸を中心に回動自在に設けられた外槽扉101により開閉自在となっている。また、ドラム13の周面(胴部)にも洗濯物を出し入れするためのドラム開口130が設けられ、ドラム開口130は、前後方向に観音開き構造を有する二枚の扉体131a,131bから成るドラム扉131により開閉自在となっている。但し、ドラム13は回転可能であるため、ドラム開口130が外槽開口100と径方向に一致した位置でドラム13が停止状態を維持するように、ステータ20aの下方にはドラムロック装置21が設けられており、ドラム13停止時にはドラムロック装置21から突出するピンとロータ20bに形成されている係合凹部とが噛み合い、ドラム13の停止位置が決まるように構成されている。
【0024】
外槽10の右側底部には排水口22が設けられ、排水口22はトルクモータの動作により開閉する排水バルブ23を介し、排水ホース40を通して外部の排水溝へと接続されている。また、外槽10の最底部には一段窪んだ凹陥部10aが形成されており、そこにはほぼ水平に延在する水加熱ヒータ24が配設されており、外槽10内に貯留された水を適度な温度に加熱することができるようになっている。
【0025】
その凹陥部10aよりも前方側の外槽10底部には、外槽10内に貯留された水を電気分解するために複数枚の板状の電解用電極25aを電解室25b内部に備えた電解水生成部25が、外槽10に対して着脱可能に配設されている。電解水生成部25の電解室25bと外槽10とは、上下にそれぞれ略水平に延びる二本の連通管25c,25dで連結されている。電解用電極25aは耐腐食性を有するべくチタンの表面に白金をコーティングしたものであり、この電解用電極25aが水中に没する状態で電解用電極25a間に所定電圧を印加すると、後述するように次亜塩素酸などの含塩素物質と活性酸素種とを含む電解水が生成され、これによって洗い性能を高めることができるとともに除菌作用を発揮することができる。
【0026】
図1に示したように、外箱1の上面後部には、一端が水道栓に接続される水道水給水ホースの他端が接続される水道水給水口6と、一端が例えば風呂の浴槽内に貯留された水に浸漬される風呂水ホースの他端が接続される風呂水給水口7とが設けられている。図4に示すように、水道水給水口6は給水バルブ30の水導入口に接続され、風呂水給水口7は風呂水ポンプ31の吸入口に接続されている。給水バルブ30の複数の水導出口には大別して洗剤給水路32と柔軟仕上剤給水路33とが接続され、それぞれ洗剤投入器35に引き出し自在に内装される洗剤容器4の洗剤収容部4aと柔軟仕上げ剤収容部4bとに水を吐き出すように構成されている。また、洗剤給水路32は分岐され、風呂水ポンプ31に呼び水を供給する呼び水配管34となっている。風呂水ポンプ31の吐出口に接続された風呂水給水路36も洗剤容器4の洗剤収容部4aに水を吐き出すように構成されている。なお、図示していないが、給水バルブ30からは乾燥運転時の除湿用の冷却水を流す除湿水路も設けられている。
【0027】
洗剤容器4に吐き出された水はいずれも、最終的には洗剤投入器35から給水管37を通り、外槽10の後部側の注水口から外槽10内に流れ込む。而して、水道水は給水バルブ30におけるバルブ開閉制御に応じて、風呂水は風呂水ポンプ31の動作に応じて、いずれも洗剤投入器35を介して給水管37から外槽10へと供給される。
【0028】
外槽10の凹陥部10a後方側には、外槽10の左右方向の略中央付近に設けられた開口10bから右端面側に延伸する筒状の管路10cが外槽10と一体に形成されており、該管路10cは乾燥運転の際に外槽10内に加熱空気を循環的に供給するための乾燥循環風路の一部となっている。図示しないが、乾燥循環風路の他の主要部分は外槽10の右端面及び第2軸受ケース18の外側及び後方に配設され、乾燥循環風路内には、外槽10内から上記開口10bを介して取り出された湿った空気を除湿するための除湿器、除湿された空気を加熱するための乾燥用ヒータ、外槽→除湿器→ヒータ→外槽という循環的な空気流を発生させる送風ファンなどが設けられている。
【0029】
さて、機外に引き出された排水ホース40の途中にはリント回収装置41が設けられている。このリント回収装置41内には、使用者によって取り出し可能にフィルタ(図示せず)が内蔵されており、このフィルタによって外槽10からの排水とともに流れてきたリントが回収される。なお、このリント回収装置41は外箱1の側面下部に固定される。
【0030】
図7は本実施例のドラム式洗濯機の要部の電気系構成図である。制御部70(本発明の第1検知手段、第2検知手段、及び運転制御手段に相当)は、CPU、ROM、RAM、タイマなどを含むマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROMに格納されている制御プログラムに基づいて、洗い、すすぎ、脱水及び乾燥の各行程の運転動作を行うための各種の制御を実行する。制御部70には、操作パネル5に設けられた各種操作キーからキー入力信号が与えられるとともに、外槽10内に貯留された水の水位を検知する水位センサ71、洗いやすすぎ行程時には水温を、乾燥行程時にはドラム出口側の温度を検出するドラム出口温度センサ72、乾燥行程時に冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ73、ドラムモータ20に付設され該モータ20の回転位置を検出するためのホール素子等から成る回転センサ20cからそれぞれ検出信号が入力される。
【0031】
また、制御部70には負荷駆動部76が接続されており、この負荷駆動部76を介してドラムモータ20、ファンモータ77、水加熱ヒータ24、乾燥用ヒータ78、給水バルブ30、排水バルブ23、ドラムロック装置21のトルクモータ211などの動作を制御する。
【0032】
さらに、制御部70には、不揮発性メモリであるEEPROM74(本発明の記憶手段に相当)が接続されている。
【0033】
本ドラム式洗濯機は、洗いやすすぎの後の排水時に、リント回収装置41内の目詰まりを自動的に検知し、使用者に目詰まりを報知する機能を有することを特徴としており、この制御動作について、図8のフローチャートに従って説明する。
【0034】
まず、排水行程において、排水バルブ23を開いて排水を開始すると、制御部70は、水位センサ71からの信号により外槽10内の水位が第1規定水位に達したか否かを判定する(ステップS1)。この第1規定水位は、所定の洗濯水位よりも少し低い位置に設定された水位である。そして、第1規定水位に達したと判定すると、時間カウントを開始する(ステップS2)。制御部70は、外槽10内の水位が第1規定水位のより低い第2規定水位に達したか否かを判定し(ステップS3)、第2規定水位に達したと判定すると、時間カウントを停止する(ステップS4)。
【0035】
一方、排水開始から制限時間、例えば8分を経過しても第1規定水位に到達しないと判定した場合には、制御部70は、排水異常であるとして、数値表示器5jに排水異常の番号を表示するなどの異常報知を行う(ステップS14〜S16)。
【0036】
さて、ステップS4で時間カウントを停止すると、次に、今回の排水行程が、洗濯機の使用してから最初の排水行程であるか否かを判定する(ステップS5)。そして、最初の排水行程と判定すれば、このときの時間カウント値を、リント回収装置41内のフィルタが全く目詰まりしていないときの排水能力(基準排水能力)を示す基準カウント時間T1としてEEPROM74に記憶する(ステップS6)。
【0037】
一方、最初の排水行程ではないと判定すると、既に基準カウント時間T1が設定されているので、制御部70は、これを用いてリント回収装置41内の目詰まり判定を行う。即ち、まず、今回検知したカウント時間T(現時点での排水能力を示す)と基準カウント時間T1との差「T−T1」を予め設定された第1所定値、例えば10秒と比較する(ステップS7)。そして、10秒未満であれば、リント回収装置41内に目詰まりがないと判断して、洗濯運転を継続する(ステップS8)。一方、T−T1が10秒より大きければ、次に第2所定値、例えば20秒と比較する(ステップS9)。そして、20秒未満であれば、洗濯運転は継続できるがフィルタのリント除去が必要である警報レベルであると判断して、目詰まり表示器5lを点灯して目詰まり報知を行うとともに、洗濯運転を継続する(ステップS10、S11)。T−T1が20秒より大きければ、排水能力が極めて低いため洗濯運転の継続ができない異常レベルであると判断して、目詰まり表示器5lを点灯して目詰まり報知を行うとともに、洗濯運転を一時停止する(ステップS12、S13)。このとき、排水バルブ23を開放したままであると、使用者がリント回収装置41からフィルタを外したときに、外槽10内に残っている水が一気に排出されてしまい、リント回収装置41から漏れ出してしまう虞があるので、排水バルブ23は閉鎖する。
【0038】
なお、ステップS9において、警告レベルであると判定して目詰まり報知した場合には、次の排水工程において、目詰まりがないと判定されるまで目詰まり報知を継続することが好ましい。また、ステップS9において、異常レベルであると判定して目詰まり報知し、洗濯運転を停止した場合には、次のようにして、リントの除去が行われたかを確認し上で、洗濯運転が再開できるようにすることが好ましい。即ち、使用者によって異常解除のための操作キー(例えば、スタートキー)が押されると、再び排水能力を検知して、目詰まりの判定を実行する。具体的には、再び第1規定水位まで給水した後、ステップS1からステップS7の処理を行う。そして、ステップS7で目詰まりがないと判定した場合に、洗濯運転を再開するとともに目詰まり報知を停止するようにする。こうすれば、確実に目詰まりのない状態で洗濯運転を再開することができる。なお、この構成においては、第1規定水位まで給水するのに変えて、第2規定水位以下で且つ第1規定水位と第2規定水位との間の水量と等しくなる第3規定水位と第4規定水位とを設定し、この水位間のカウント時間T(排水能力)と基準カウント時間T1(基準排水能力)との差から目詰まりを判定するようにしても良い。
【0039】
このように、本ドラム式洗濯機においては、単位時間当たりの水位低下量を検知することにより排水能力を求め、この排水能力の低下具合によってリント回収装置41内が目詰まりしたか否かを判定し、目詰まり報知を行うようにしているので、使用者に対しリント回収装置41内からのリント除去の時期を知らせることができる。これにより、目詰まり状態のまま洗濯運転が行なわれるのを防止でき、外槽10からの水漏れや不要な洗濯運転の中断を防止できる。
【0040】
しかも、洗濯機を使用してから最初の排水行程であって、リント回収装置41内に全く目詰まりがない状態で排水能力の検知し、この排水能力を加味して、その後のリント回収装置41内の目詰まりを判定するようにしているので、洗濯機の設置状況によって排水能力が変わってきても、これに影響されず正確な目詰まり検知を行うことができる。
【0041】
さらに、目詰まりが比較的軽い段階から洗濯運転を継続させたまま目詰まり報知を行うようにしたので、不要な洗濯運転の中断を防止できるとともに、目詰まりがひどくなると、洗濯運転を停止するようにしたので、外槽10内からの水漏れなどを確実に防止できる。
【0042】
ところで、使用者が引越を行った場合など、洗濯機の設置場所が途中で変わる場合が生じる虞がある。この場合、リント回収装置41内に目詰まりがない状態での排水能力が変わってくるので、基準排水能力(基準カウント時間)を変更する必要が生じる。
【0043】
このような事態に対処すべく、本ドラム式洗濯機においては、例えば、2つの操作キー(本発明の操作手段に相当)を同時に所定時間だけ押し続ける特殊操作などを行うことにより、基準排水能力の検知のやり直し指示が出されると、この操作がされた後の最初の排水行程において、ステップS1からステップS6の動作を行い、新たな基準カウント時間T1をEEPROMに記憶することが好ましい。このようにすれば、洗濯機の設置場所が途中で変わっても、その後、リント回収装置41内の目詰まりを正確に判定できる。
【0044】
また、少なくとも第1規定水位をドラム13内に水が達する水位に設定すると、排水時の水位低下速度は、ドラム3内の洗濯物の量によっても変わってくることになる。よって、この場合、洗濯物の量(負荷量)を予め検知し、この負荷量に応じ、負荷量が多いほど長くなるよう基準カウント時間Tやカウント時間T1を補正することが好ましい。また、かなり低い水位まで検知可能な水位センサ71を採用した場合には、第1規定水位及び第2規定水位をドラム13内まで水が達しない水位に設定すると、洗濯物の量に影響されないので、好ましい。
【0045】
以上、本発明の洗濯機の一実施例について説明したが、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更や修正を行える。
【0046】
例えば、上記実施例はドラム式洗濯機であるが、縦軸型の洗濯脱水槽を有する全自動洗濯機であっても良い。
【0047】
また、上記実施例では、現時点の排水能力が基準排水能力に対して所定の量より低下しているかを判定するやり方として、今回検知したカウント時間Tと基準カウント時間T1との差を求め、これを基準値である第1所定値や第2所定値と比較している。しかし、本発明はこれに限らず、基準カウント時間T1に第1所定値や第2所定値を加えたものを基準値として設定するようにし、検知したカウント時間Tをこうして設定した基準値と比較するようにしても良い。
【0048】
さらに、上記実施例では、現時点の排水能力が基準排水能力に対して所定の量より低下しているかを判定しているが、現時点の排水能力が基準排水能力に対して所定の割合より低下しているかを判定するようにしても良い。この場合、例えば、カウント時間T/基準カウント時間T1を所定の基準値と比較することになる。
【0049】
上記実施例のリントフィルタ−の目詰まり検知に関し、他の実施例を図9乃至図11に基づいて説明する。
【0050】
まず、図9は概略の洗濯コースの動作を説明するフローチャートである。ステップS20は、水道水給水口6または風呂水給水口7から洗剤収容部4aを介して外槽10内に洗剤を含ませながら給水する給水ルーチンである。該給水ルーチンはドラム13内に収納された洗濯物の量に応じた水量が給水される、すなわち水位センサ71で洗濯物の量に応じた水位を検出したとき、給水バルブ30を閉塞または風呂水ポンプ31を停止して給水動作を停止する。ステップS21は、外槽10内への所定水量の供給後、ドラムモータ20の駆動を開始して洗濯物の攪拌による洗濯を開始する。この洗濯ルーチンでは、例えば洗濯物の攪拌時間が所定時間を経過すれば終了させている。
【0051】
次にステップS22に移行し、排水バルブ23を開放して、外槽10内の洗剤を含んだ洗濯水を排水する排水1ルーチンを実行する。ステップS23は、すすぎ時間を短縮するために、ドラムモータ20を高速回転させて、洗濯物に含まれた洗剤を含んだ洗濯水を脱水する脱水ルーチンである。ステップS24は、排水バルブ23を閉塞した後、水道水給水口6または風呂水給水口7を介して洗剤を含まないすすぎ水を給水する給水ルーチンである。該給水ルーチンはステップS20と同様に洗濯物の量に応じた所定水量に達したとき、動作を停止している。ステップS25は、ドラムモータ20を駆動して洗濯物を攪拌し、洗濯物内に含まれた洗剤成分を抽出するすすぎ1ルーチンである。
【0052】
すすぎ1ルーチン終了後、ステップS26に移行し、2回目のすすぎを実行する。ステップS26は、排水バルブ23を開放して、外槽10内の洗剤を含んだすすぎ水を排水する排水2ルーチンを実行する。該排水2ルーチンは、排水バルブ23を所定時間開放して外槽10内の水を排水するルーチンである。
【0053】
ステップS27は、すすぎ時間を短縮するために、ドラムモータ20を高速回転させて、洗濯物に含まれた洗剤を含んだ洗濯水を脱水する脱水ルーチンである。ステップS28は、排水バルブ23を閉塞した後、水道水給水口6または風呂水給水口7を介して洗剤を含まないすすぎ水を給水する給水ルーチンである。該給水ルーチンはステップS24と同様に洗濯物の量に応じた所定水量に達したとき、動作を停止している。ステップS29は、ドラムモータ20を駆動して洗濯物を攪拌し、洗濯物内に含まれた洗剤成分を抽出するすすぎ2ルーチンである。前述のすすぎ1ルーチン及びすすぎ2ルーチンは、例えば所定時間実行することで動作を終了している。
【0054】
ステップS29の動作終了後、ステップS30に移行し、排水バルブ23を開放して、外槽10内の洗剤を含んだすすぎ水を排水する排水2ルーチンを実行する。ステップS31は、ドラムモータ20を高速回転させて洗濯物に含まれたすすぎ水を脱水する脱水ルーチンである。
【0055】
以上の各ルーチンを順次実行することにより洗濯コースを完了するのである。
【0056】
なお、ステップS20及びS21は洗濯工程、ステップS22からS25はすすぎ1工程、ステップS26からS29はすすぎ2工程、ステップS30及びS31は最終脱水工程と呼んでいる。
【0057】
斯かる各ルーチンのうちステップS22の排水1ルーチンの詳細な動作を図10に基づいて説明する。
【0058】
まず、ステップS50で、排水バルブ23を開いて排水を開始すると、制御部70は、水位センサ71からの信号により外槽10内の水位が第1規定水位に達したか否かを判定する。この第1規定水位は、所定の洗濯水位よりも少し低い位置に設定された水位である。該ステップS51で第1規定水位に達したと判定すると、ステップS52に移行して、時間カウントを開始する。ステップS52では、制御部70が外槽10内の水位が第1規定水位のより低い第2規定水位に達したか否かを判定し、第2規定水位に達したと判定すると、ステップS53に移行して時間カウントを停止する。
【0059】
一方、ステップS61で排水開始から制限時間、例えば8分を経過しても第1規定水位に到達しないと判定した場合には、ステップS62に移行して、制御部70は、排水異常であると判断して、数値表示器5jに排水異常の番号を表示するなどの異常報知を行い、ステップS63で洗濯コースの運転を一時停止する。
【0060】
さて、ステップS53で時間カウントを停止すると、ステップS54に移行し、今回の排水行程が、ドラム式洗濯機を購入してから最初の排水行程であるか否かを判定する。該ステップS54で最初の排水行程と判定すれば、ステップS55に移行して、ステップS53で停止した時の時間カウント値を、リント回収装置41内のフィルタが全く目詰まりしていないときの排水能力(基準排水能力)を示す基準カウント時間T1としてEEPROM74に記憶する。
【0061】
また、ステップS54で最初の排水行程ではないと判定すると、ステップS56に移行する。ステップS56では、既に基準カウント時間T1が設定されているので、制御部70が、これを用いてリント回収装置41内の目詰まり判定を行う。即ち、まず、今回検知したカウント時間T(現時点での排水能力を示す)と基準カウント時間T1との差「T−T1」を予め設定された第1所定値、例えば10秒と比較する。ステップS56での比較の結果、10秒未満であると判定すれば、リント回収装置41内に目詰まりがないと判断して、ステップS57へ移行して目詰まりフラグに1をセットする。目詰まりフラグは、制御部70のRAM内に設けられた記憶部である。そして、ステップS58で、例えば所定排水時間を終了するまで、排水ルーチンの動作を継続させ、例えば時間が経過すれば終了させて、排水ルーチンを終了させる。
【0062】
またステップS56でT−T1が10秒より大きいと判定すれば、ステップS59に移行し、第2所定値、例えば20秒より小さいかどうか判定する。斯かるステップS59で20秒未満であると判定すると、洗濯運転は継続できるがフィルタのリント除去が必要である警報レベルであると判断してステップS60へ移行し、目詰まりフラグに1をセットする。また、ステップS59で20秒以上であると判定すると、排水能力が極めて低いため洗濯運転の継続ができない異常レベルであると判断してステップS61へ移行し、目詰まりフラグに0をセットする。ステップS60及びステップS61のいずれを実行しても、その後、ステップS58に移行し、排水ルーチンの動作を継続させるのである。
【0063】
次に、脱水ルーチンについて図11に基づいて詳細に説明する。
まず、排水バルブ23を開いてドラムモータ20を高速回転を開始させる。ステップS100では脱水時間より短い予め決めた規定時間経過するまで待機する。ステップS101では、図示しないドラム13の回転数をる回転数センサで検知すると共に、この検知した回転数が、規定回転数に到達しているかどうか判定する。該ステップS101で規定回転数に到達していると判断すると、ステップS102に移行し、継続してドラムモータ20を高速回転させ、脱水ルーチンを実行する。
【0064】
また、ステップS101で規定回転数に到達していないと判定すると、ステップS103に移行する。ステップS103では、まず脱水起動エラーと判断して、ドラムモータ20を停止させる。この脱水起動エラーには、ドラム13のアンバランス検知エラー、ドラム13内の洗剤成分の泡立ちが多すぎることによるエラー、またはリントフィルタ−の目詰まりエラーとが含まれている。ステップS104では脱水起動エラーの発生回数をカウントし、通算5回に到達したかどうか判定する。
【0065】
斯かるステップS104で5回に到達していないと判定すると、ステップS105に移行し、消泡すすぎ工程を実行する。具体的には、水を給水して短時間のすすぎを実行する工程で、発泡した泡を消す工程である。その後、ステップS100に戻り、再度脱水動作を再開させる。
【0066】
また、ステップS104で脱水起動エラーの発生回数が5回に到達したと判断すると、ステップS106に移行する。ステップS106では、前述の図10に基づく排水ルーチンのステップS59またはステップS60でセットされた目詰まりフラグの内容を判定し、リントフィルターが目詰まり状態かどうか判断する。該ステップS106で目詰まりフラグが0と判定すれば、ステップS107に移行し、リントフィルターが詰まっておらず、アンバランスなどの脱水起動エラーと判断して、操作パネル5の表示部にその旨表示し、洗濯コースを一時停止させる。
【0067】
また、ステップS106で目詰まりフラグが0でないと判断すると、ステップS108に移行し、リントフィルタ−の目詰まり状態であると判断して、操作パネル5の表示部にその旨表示し、洗濯コースを一時停止する。
【0068】
前述の洗濯コースの一時停止状態は、使用者が、エラー原因を解除して再開操作するまで停止状態が継続されるのである。
【0069】
斯かる構成を採用することにより、従来、脱水起動エラー表示という大まかなエラー表示しか行えなかったが、特に、リントフィルター詰まりのエラーが選別して表示でき、使用者に適格な内容のエラー表示でき、使い勝手が向上できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるドラム式洗濯機の外観斜視図。
【図2】本実施例のドラム式洗濯機の内部の要部の正面縦断面図。
【図3】本実施例のドラム式洗濯機の内部の要部の右側面縦断面図。
【図4】本実施例のドラム式洗濯機の給水部を中心に描いた構成図。
【図5】本実施例のドラム式洗濯機の右側面図。
【図6】本実施例のドラム式洗濯機の操作パネルの外観平面図。
【図7】本実施例のドラム式洗濯機における要部の電気系構成図。
【図8】本実施例のドラム式洗濯機におけるリント回収装置内の目詰まり検知のための制御動作を示すフローチャート。
【図9】ドラム式洗濯機の洗濯コースの概略な動作フローチャートを示す図である。
【図10】図9中の排水1ルーチンの詳細な動作フローチャートを示す図である。
【図11】図9中の脱水ルーチンの詳細な動作フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10 外槽(洗濯槽)
5l 目詰まり表示器(報知手段)
41 リント回収装置
70 制御部(第1検知手段、第2検知手段、運転制御手段)
74 EEPROM(記憶手段)

Claims (3)

  1. 洗濯槽からの排水経路中にリント回収装置を設け、排水中のリントを回収するようにした洗濯機において、
    洗濯機の使用初期の洗濯運転の排水時に、前記洗濯槽からの排水能力を検知する第1検知手段と、この第1検知手段によって検知された排水能力を基準排水能力として記憶する記憶手段と、この記憶手段に基準排水能力を記憶した後の排水時に、前記洗濯槽からの排水能力を検知する第2検知手段と、前記リント回収装置内が目詰まりしたことを報知するための報知手段と、前記第2検知手段によって検知した排水能力が前記基準排水能力に対して所定の量や割合より低下していると判定すると、前記リント回収装置内が目詰まりしたと判断して前記報知手段に目詰まりを報知させる運転制御手段と、を備えたことを特徴とする洗濯機。
  2. 前記所定の量や割合として、第1所定値と第2所定値とを設け、前記運転制御手段は、前記第2検知手段によって検知した排水能力が前記基準排水能力に対して第1所定値の量や割合より低下していると判定すると、前記報知手段に目詰まり報知をさせて洗濯運転を継続し、第2所定値の量や割合より低下していると判定すると、前記報知手段に目詰まり報知をさせて洗濯運転を停止することを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記基準排水能力の検知のやり直しを指示するための操作手段を備え、前記第1検知手段は、この操作手段によりやり直し指示がなされると、洗濯槽からの排水能力を検知し、前記記憶手段は、こうして検知された排水能力を基準排水能力として記憶し直す、ことを特徴とする請求項1または2に記載の洗濯機。
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