JP2004334492A - 部品供給系の危機管理支援方法、装置及びプログラム - Google Patents

部品供給系の危機管理支援方法、装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来は、気象情報に基づいて災害の発生や災害が発生する地域を予測する技術はあったが、発生した災害が部品供給網や最終製品に及ぼす影響までをも算出するものではなかったため、部品供給系の危機管理を十分に支援できるものではなかった。
【解決手段】コンピュータを用いて行う部品供給系の危機管理支援方法を、災害発生該当地域情報を入力部より取得するステップと、前記部品供給拠点の立地情報を備えた地図情報を読み取り記憶部に格納するステップと、前記災害発生該当地域情報と地図情報とから災害の影響を受ける場所を演算部の演算により割り出すステップと、災害を被る部品供給拠点が供給する部品群の情報を記憶部より取得するステップと、災害を被る部品供給拠点から供給される部品を使用する製品群を演算部の演算により割り出すステップとで構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の部品供給拠点から部品供給を受けて製品を生産する系において災害が発生したとき、又は災害の発生が予測されるときに、コンピュータを用いて、部品供給拠点が被災した際の最終製品に与える影響の判断や被災した部品供給系への対応を迅速に行うための支援を行う部品供給系の危機管理支援方法、装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、複数の部品から構成される製品を生産する場合、複数の部品供給拠点から部品供給を受けるための部品供給系が存在する。この部品供給系は、例えば、自動車のような膨大な数の部品にて構成されている製品の場合、多岐、多段階、かつ広範囲に繋がっている。
このような部品供給系では、系の一部(系内の部品供給拠点やそれらを結ぶ経路の一部)が地震等の災害の影響を受けて機能を十分に発揮出来なかったり、機能を停止したりして、最終製品の生産等に影響を与えることがあるため、災害の発生を予測したり、発生した災害が最終製品に与える影響の判断や被災した部品供給系への対応を迅速に行ったりすることができれば、部品供給系の危機管理上好ましい。
【0003】
このようなことから、気象情報に基づいて災害の発生や災害が発生する地域を予測する技術が考案されている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−312533号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述の特許文献1に記載の技術は、災害が発生する地域を予測するものであるが、発生した災害が部品供給網や最終製品に及ぼす影響までをも算出するものではなかったため、部品供給系の危機管理を十分に支援できるものではなかった。
そこで、本発明においては、災害が部品供給網や最終製品に及ぼす影響の算出等をすることで、部品供給系の危機管理を支援可能とする部品供給系の危機管理支援方法、装置及びプログラムを提供するものである。
なお、本発明において、災害とは、台風や地震等の自然災害に加え、戦争やテロ等の人為的災害、あるいは生産拠点における事故やストライキ等をも含み、これらの災害により生産拠点や物流ネットワークの機能に支障が生じた際の、部品供給網や最終製品に及ぼす影響の算出を行うものである。
【0006】
【課題を解決する手段】
上記課題を解決する本発明の部品供給系の危機管理支援方法、装置及びプログラムは、以下の特徴を有する。
即ち、請求項1においては、部品供給系の危機管理支援方法は、複数の部品供給拠点から部品供給を受けて製品を生産する系において災害が発生したとき、又は災害の発生が予測されるときに、コンピュータを用いて部品供給系の危機管理を支援する方法であって、災害発生該当地域情報を入力部より取得するステップと、前記部品供給拠点の立地情報を備えた地図情報を読み取り記憶部に格納するステップと、前記災害発生該当地域情報と地図情報とから災害の影響を受ける場所を演算部の演算により割り出すステップと、災害を被る部品供給拠点が供給する部品群の情報を記憶部より取得するステップと、災害を被る部品供給拠点から供給される部品を使用する製品群を演算部の演算により割り出すステップとを有する。
これにより、このように、被災した部品供給拠点を迅速に特定することができるとともに、最終製品の生産に影響を及ぼさないようにするためには、例えば被災した部品供給拠点と同じ部品を生産している他の部品供給拠点からその部品を供給してもらうようにする等、どの部品をリカバリーしなければいけないかを、瞬時に判断することができ、部品供給系の危機管理を十分に支援することが可能となる。
【0007】
また、請求項2においては、部品供給系の危機管理支援装置は、複数の部品供給拠点から部品供給を受けて製品を生産する系において災害が発生したとき、又は災害の発生が予測されるときに、部品供給系の危機管理を支援する装置であって、災害発生該当地域情報、各部品供給拠点の立地情報を備えた地図情報、各部品供給拠点から供給される部品の情報、及び前記部品を使用する製品の情報を記憶する記憶手段と、記憶手段から災害発生該当地域情報及び部品供給拠点の立地情報を備えた地図情報を取得して、災害の影響を受ける場所を割り出す被災場所算出手段と、割り出された被災部品供給拠点が供給する部品群の情報を記憶手段から取得して、該部品を使用する商品群を割り出す被災製品群算出手段と、取得・算出した災害発生該当地域情報、部品供給拠点の立地情報を含む地図情報、災害の影響を受ける場所の情報、災害の影響を受ける場所の部品供給拠点が供給する部品群の情報、及び被災部品供給拠点が供給する部品を使用する製品群の情報を表示する表示手段とを有する。
これにより、被災した場所の地理的な位置の把握をすることができるとともに、最終製品の生産に影響を及ぼさないようにするためには、例えば被災した場所に属する部品供給拠点と同じ部品を生産している他の部品供給拠点からその部品を供給してもらうようにする等、どの部品をリカバリーしなければいけないかを、瞬時に判断することができ、
さらに、被災場所の部品供給拠点で生産している部品が関わっている、最終製品の生産工程の対応を迅速に立案することができる。
そして、部品供給系の危機管理支援を十分に行うことが可能となる。
【0008】
また、請求項3においては、前記被災場所算出手段による災害の影響を受ける場所の割り出しは、部品供給拠点単位で行われる。
これにより、災害が発生した場合等に、被災場所を簡単かつ明確に、被災部品供給拠点として特定して表示することができる。また、例えば、ある部品供給拠点が火事等で部品の生産が不可能になるという事態が発生した場合に、最終製品にどのような影響が発生するのかを迅速に把握することができ、部品供給系のどの部品供給拠点を他の部品供給拠点に変更すればよいか等を、一見して把握することができるため、部品供給系の危機管理支援を十分に行うことが可能となる。
【0009】
また、請求項4においては、前記被災場所算出手段による災害の影響を受ける場所の割り出しは、所定の範囲を指定して行われる。
これにより、災害が発生した場合等に、ある範囲を指定するだけで、指定範囲内に含まれる複数の部品供給拠点を一括して、被災場所として特定して表示することができる。また、例えば、広範囲の地域にわたる地震発生により、その地域に所在する部品供給拠点での部品の生産ができなくなる事態が発生した場合に、最終製品にどのような影響が発生するのかを迅速に把握することができる。また、部品供給系のどの部品供給拠点を他の部品供給拠点に変更すればよいかを、一見して把握することができる。
【0010】
また、請求項5においては、前記被災場所算出手段により割り出される災害の影響を受ける場所には、各部品供給拠点間を結ぶ輸送ルートが含まれる。
これにより、部品供給拠点だけでなく、指定範囲内に含まれる部品の輸送経路も、被災場所として特定して表示することができる。例えば、広範囲の地域にわたる地震が発生した場合、その地域内の被災部品供給拠点のみならず、その地域を経由して輸送される部品が輸送不可能となった経路等の、被災経路を迅速に把握することができる。
従って、最終製品にどのような影響が発生するのかをより迅速かつ確実に把握することができるとともに、部品供給拠点の変更対応に加えて、部品の輸送ルートをどのルートに変更すればよいかを一見して把握することができ、部品供給系の危機管理支援を十分に行うことが可能となる。
【0011】
また、請求項6においては、部品供給系の危機管理支援プログラムは、複数の部品供給拠点から部品供給を受けて製品を生産する系において災害が発生したとき、又は災害の発生が予測されるときに、部品供給系の危機管理を支援するためのプログラムであって、
記憶手段に記憶される災害発生該当地域情報及び部品供給拠点の立地情報を備えた地図情報を取得して、災害の影響を受ける場所を割り出す手順と、割り出された被災部品供給拠点が供給する部品群の情報を記憶手段から取得して、該部品を使用する商品群を割り出す手順と、取得及び割り出しがなされた、災害発生該当地域情報、部品供給拠点の立地情報を含む地図情報、災害の影響を受ける場所の情報、災害の影響を受ける場所の部品供給拠点が供給する部品群の情報、及び被災部品供給拠点が供給する部品を使用する製品群の情報を表示手段に表示させる手順とをコンピュータに実行させる。
これにより、被災した場所の地理的な位置の把握をすることができるとともに、最終製品の生産に影響を及ぼさないようにするためには、例えば被災した場所に属する部品供給拠点と同じ部品を生産している他の部品供給拠点からその部品を供給してもらうようにする等、どの部品をリカバリーしなければいけないかを、瞬時に判断することができ、
さらに、被災場所の部品供給拠点で生産している部品が関わっている、最終製品の生産工程の対応を迅速に立案することができる。
そして、部品供給系の危機管理支援を十分に行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を添付の図面を用いて説明する。
図1に示すように、本発明にかかる部品供給系の危機管理支援装置は、演算、入力、出力、記憶、制御の機能を有するコンピュータであり、災害発生該当地域情報、部品展開情報、部品情報、製品情報、及び地図データや道路ネットワーク情報や部品供給拠点の立地情報等を含む地図情報等を記憶しているデータベース1a、及び危機管理支援装置の各種処理を実行させるためのプログラムが格納されるプログラム格納部1bを備える記憶手段1と、該データベース1aにこれらの情報を入力するための入力手段2と、データベース1aの情報を基に被災場所を割り出す被災場所算出部3a及びデータベース1aの情報を基に被災製品を割り出す被災製品算出部3bを備える演算手段3と、データベース1aに記憶されている災害発生該当地域情報、部品展開情報、地図情報、部品情報、及び製品情報等や、算出された被災場所、及び被災製品等を出力・表示する出力手段5を備えている。
【0013】
部品供給系の危機管理支援を受ける製品が、例えば自動車のように膨大な数の部品にて構成されている製品であった場合、最終製品は多くの部品から構成され、その部品はさらに複数の部品から構成され、といったように、製品と部品との関係は多段階かつ広範囲に連鎖している。
例えば図2に示すように、最終製品Aは、第一次部品B1・B2・・・から構成されており、第一次部品B1は第二次部品C1・C2から構成され、第二次部品C1は第三次部品D1・D2から構成され、第三次部品D1は第四次部品E1・E2・E3・E4から構成されている、というように最終製品を構成する各部品が多階層に展開している。
【0014】
この、図2に示すような部品展開情報が前記データベース1aに記憶されており、さらに該部品展開情報に含まれる各部品A・B1・C1・・・に対応する部品供給情報が、データベース1aに記憶されている。
例えば、図2に示すように、部品供給情報として、最終製品Aについては部品供給情報aが対応付けられ、第1次部品B1については部品供給情報b1が対応付けられ、第1次部品B1を展開した第2次部品C1・C2については部品供給情報c1・c2がそれぞれ対応付けられている。
【0015】
図3に示すように、部品供給情報a・b1・c1・・・は、最終製品A及び部品B1・C1・・・の部品供給に関する情報の1種である。
部品供給に関する情報とは、具体的には、当該部品の構成部品、部品の生産工程(複数存在することもある)、部品を構成する直近低次の部品(例えば部品B1を構成する直近低次の部品はC1及び部品C2となる)の点数、部品を構成する直近低次の部品の属性(例えば専用部品なのか汎用部品なのかの別)、部品を構成する直近低次の部品の種類数、部品の物流情報(例えば倉庫に在庫しておいてから納入されるのかあるいは生産工程から直接に納入されるのか、商社を経由して納入されるのかあるいは直接に納入されるのかの別)、部品の移動距離、部品の生産時の不良率、部品のコスト、部品のリードタイムに関する情報である。
【0016】
さらに、図3に基づいて説明すると、例えば部品供給情報aの製品領域209には、生産拠点A自体の工程で生産される製品が表示される。ここでは名称「A」で表示されているが、品番等で表示してもよい。また、部品供給情報b1では、部品B1が生産される製品として表示される。
構成部品領域211には、製品領域209の製品を構成する直近低次の部品群が表示される。部品供給情報aでは、製品Aを構成する部品として部品B1・B2が表示されている。
【0017】
構成部品生産工程領域213には、直近低次の部品を生産する生産工程を示す表示がなされる。例えば部品供給情報aでは、部品「B1」は、「岡崎にある工程2Aa」と「岡崎にある工程3Bb」を意味する「岡崎2Aa」と「岡崎3Bb」で生産されることを例示している。
【0018】
部品点数領域215には、部品点数が数字で表示されている。ここで部品点数とは、一つの製品(第1次部品以下では各工程で生産する部品)を製造するのに使用される直近低次部品の総個数のことをいう。
【0019】
部品種類数・部品属性領域217には、部品の種類数と属性が表示される。ここで、部品の種類数として、同じ部品について何ヴァージョンが製造されているのかが、数字で表示されている。
また、部品の属性として、専用品か、共通品か、汎用品かが区別されて表示されるようになっている。例えば部品供給情報aでは、「岡崎2Aa」で生産されている「B1」という部品には2ヴァージョンあり、部品種類として「2」という数字が表示されている。また、「B1」は専用品であるため、剖品属性の「専用品」の欄に表示されている。
【0020】
物流情報領域219には、部品の生産工程から納入工程までの物流情報が記憶されている。在庫から出庫されたものが納入される場合は「在庫」、商社を経由して納入される場合には「商社」、納入サービスに対して対価が必要とされる条件で納入される場合は「要対価」という表示がなされている。
【0021】
移動距離領域221には、各部品の生産工程から次工程までの移動距離が、長さに対応して横方向の棒軸で表示されている。
例えば、第1次部品B1に対応して、生産工程である「岡崎にある工程2Aa」から自工程(製品Aが生産される工程)までの距離が記憶されている。
【0022】
不良率領域223には、部品生産時に不良品が発生する確率がパーセンテージの大きさに対応して横方向の棒軸で表示されている。
【0023】
コスト領域225には、部品のコストが、値段の高さに対応して横方向の棒軸で表示されている。
【0024】
リードタイム領域227には、部品の発注から納入までにかかるリードタイムが、時間の長さに対応して横方向の棒軸で表示されている。ここでリードタイムは、発注から納入までの各段階までのリードタイムに分割して表示され、低次生産工程(部品B1の場合、その構成部品である部品C1・C2を生産する工程)で受注してから生産完了までに要する仕掛リードタイム、生産完了した部品が出荷されるまでに保管されている在庫リードタイム、低次生産工程と高次生産工程との間での運搬にかかる時間を表す運搬リードタイムのいずれか、又はこれらの和で表示される。
【0025】
部品供給情報b1や部品供給情報c1等でも、上述した部品供給情報aと同じ構造のデータベースが作成されている。
このように、部品供給情報a・b1・c1・・・は、少なくとも、生産される部品の構成部品、及び部品の生産工程に関する情報を含んでいる。
そして、これらの部品供給情報a・b1・c1・・・は、データベース1aに記憶されている製品情報及び部品情報に含まれている。
【0026】
部品供給情報a・b1・c1・・・は、各部品の構成部品がどの生産工程で、即ちどの部品供給拠点で生産されているかを示す情報を含んでいるが、この情報に関連して、各部品供給拠点の位置を特定するための部品供給拠点情報(例えば、当該部品供給拠点の所在地の郵便番号や住所)をも備えている。
【0027】
さらに、前記データベース1aには、必要な地域の地図データや道路網を表す道路ネットワークデータが記憶されている。地図データや道路ネットワークデータは、国内における一部の地域の情報や、国内全域にわたる情報に限らず、世界の一部の地域や、世界全域にわたる情報でもよい。
【0028】
図4に示すように、前述の部品展開情報、製品情報、部品情報、及び部品供給拠点情報、並びに地図データや道路ネットワークデータ等は、モニター等の前記出力手段5に表示することが可能である。
出力手段5には、所望の地域の地形を示す地図データ11が表示され、該地図データ11上には、前述の部品展開情報や部品供給拠点情報に基づいて、それぞれの所在地に応じた位置に部品供給拠点12・13a・14a・・・が表示されている。
【0029】
地図データ11上に「0」の数字で示されている拠点は、最終製品Aが生産される生産拠点12であり、「1」の数字で示されている拠点は、第一次部品B1・B2・・・を生産して最終製品Aの生産拠点12へ供給するための第一次部品供給拠点13a・13bであり、「2」の数字で示されている拠点は、第二次部品C1・C2・・・を生産して第一次部品B1・B2・・・の生産拠点である第一次部品供給拠点13a・13bへ供給するための第二次部品供給拠点14a・14b・14c・14dであり、「3」の数字で示されている拠点は、第三次部品D1・D2・・・を生産して第二次部品C1・C2・・・の生産拠点である第二次部品供給拠点14a・14b・・・へ供給するための第三次部品供給拠点15a・15b・15cであり、「4」の数字で示されている拠点は、第四次部品E1・E2・・・を生産して第三次部品D1・D2・・・の生産拠点である第三次部品供給拠点15a・15b・15cへ供給するための第四次部品供給拠点16aである。
【0030】
また、地図データ11上には、生産拠点12と第一次部品供給拠点13a・13bとの間、第一次部品供給拠点13a・13bと第二次部品供給拠点14a・14b・14c・14dとの間、第二次部品供給拠点14a・14b・14c・14dと第三次部品供給拠点15a・15b・15cとの間、第三次部品供給拠点15a・15b・15cと第四次部品供給拠点16aとの間を繋ぐ、道路ネットワーク17・17・・・が表示されている。
【0031】
この道路ネットワーク17・17・・・は、第四次部品供給拠点16aにて生産された第四次部品E1・E2・・・を第三次部品供給拠点15a・15b・15cへ供給するためのルート、第三次部品供給拠点15a・15b・15cにて生産された第三次部品D1・D2・・・を第二次部品供給拠点14a・14b・14c・14dへ供給するためのルート、第二次部品供給拠点14a・14b・14c・14dにて生産された第二次部品C1・C2・・・を第一次部品供給拠点13a・13bへ供給するためのルート、及び第一次部品供給拠点13a・13bにて生産された第一次部品B1・B2・・・を最終製品Aの生産拠点12へ供給するためのルートを、それぞれ示している。
また、道路ネットワークは、部品供給が海路を用いて行われる場合は港を経由して設定され、空路を用いて行われる場合は空港を経由して設定される。
【0032】
尚、データベース1aに記憶されている、部品展開情報、製品情報、部品情報、及び部品供給拠点情報、並びに地図データや道路ネットワークデータ等の内容は、入力手段2を通じて、追加、変更、削除等を行うことが可能である。
【0033】
また、データベース1aには、入力手段2を通じて、地震等の災害が発生したとき又は災害の発生が予測されるときに、発生した災害の該当地域に関する、災害発生該当地域情報が入力される。
ここで、災害発生該当地域情報とは、災害の影響を受けたことにより、平常時の機能を十分に発揮出来なかったり機能を停止したりした箇所の位置情報等をいい、例えば、地震や台風等により建物や道路の損壊や浸水が発生した箇所の位置情報である。
【0034】
災害発生該当地域情報の入力は、データベース1aに記憶されている生産拠点12及び各部品供給拠点13a・14a・・・の所在位置単位での入力と、地図データ11上のある範囲を指定しての入力とを行うことができる。ある範囲を指定しての入力の場合、その範囲内には、複数の部品供給拠点12・13a・14a・・・や道路ネットワーク17・17・・・が含まれることがある。
この災害発生該当地域情報がデータベース1aに入力されることにより、危機管理支援情報を出力手段5に表示することが可能となる。
【0035】
次に、危機管理支援装置にて危機管理支援情報を表示する際のフローを説明する。なお、以下の手順は、前記プログラム記憶部1bに記憶されているプログラムにより実行される。
図5に示すように、まず、データベース1aに記憶する各次部品供給拠点に関する各種データを入力手段2から入力する等して、データベース1aのデータ収集及び整備を行う(S201)。このデータベース1aのデータ収集及び整備は、データベース1a内のデータに追加・変更等があった際に、適宜行われる。
また、図3に示すような構成部品生産工程や部品点数等の各部品B1・C1・・・に関する情報は、入力装置2から直接入力するほか、当該部品の部品供給拠点13a・14a・・・と危機管理支援装置とをネットワークにて接続して、該部品供給拠点13a・14a・・・に設置される端末装置を用いて入力することも可能である。
【0036】
このように、データベース1aの整備が行われた状態の危機管理支援装置には、災害が発生したとき又は災害の発生が予測されるときに、発生した災害の該当地域に関する災害発生該当地域情報の入力が行われるが、この入力は、前述の如く、部品供給拠点の所在位置単位又はある範囲を指定しての入力とを適宜選択して行うことができる。
【0037】
本危機管理支援装置では、災害発生該当地域情報の入力を行うのに先立って、発生した災害が拠点単位で発生した災害であるか、又はある所定の範囲で発生した災害であるかの判断を行い、災害発生該当地域情報の入力を、部品供給拠点単位で入力を行うのか、又は地図データ11上のある範囲を指定して行うかの選択をする(S202)。
【0038】
入力タイプの選択で、災害発生該当地域情報の入力を各部品供給拠点単位で行うと選択した場合、災害発生該当地域情報を各部品供給拠点単位で入力する(S203)。災害発生該当地域情報の入力は、表示される地図データ11上の各拠点を指定したり、表示手段5に拠点の一覧表を表示してその一覧表から選択して指定したりすることができる。この場合、複数の部品供給拠点単位を同時に選択することも可能である。
これにより、危機管理支援装置は災害発生該当地域情報を取得することができる。
【0039】
災害発生該当地域情報が入力されると、演算手段3はデータベース1aから、前記地図データ11や部品展開情報や部品供給拠点情報等を含む地図情報を読み取って取得する(S204)。
次に、演算手段3の被災場所算出部3aは、災害発生該当地域情報として入力された被災部品供給拠点と、取得した地図情報に含まれる部品供給拠点とを対比して、被災部品供給拠点に該当する部品供給拠点の前記部品展開情報を検索して割り出す(S205)。
被災した部品供給拠点の部品展開情報には、当該部品供給拠点に関連する部品情報としての部品供給情報が対応付けられており(例えば部品展開情報における第一次部品B1については、部品供給情報b1が対応付けられている)、演算手段3は当該部品供給拠点が供給する部品群に関する情報を取得する(S206)。
被災した部品供給拠点が供給する部品群に関する情報を取得すると、演算手段3の被災製品算出部3bは、その部品群を使用して組み立てられる製品群に関する情報をデータベース1a内から検索して取得する(S207)。
【0040】
これらの情報を取得した後、地図データ11上に、各部品供給拠点12・13a・14a・・・及び道路ネットワーク17・17・・・が、部品展開情報、部品供給拠点情報、及び災害発生該当地域情報に基き、被災により影響を受けた部品供給拠点を特定しつつ表示される(S208)。
同時に、被災により影響を受けた部品供給拠点が生産する部品の一覧や、これらの部品を使用する最終製品の一覧も合わせて表示する。
【0041】
例えば、図6に示すように、表示手段5には、地図データ11上に、生産拠点12、第一次部品供給拠点13a・13b、第二次部品供給拠点14a・14b・14c・14d、第三次部品供給拠点15a・15b・15c、第四次部品供給拠点16a、及び道路ネットワーク17・17・・・が表示されている。
さらに、災害の影響を受けると入力された第二次部品供給拠点14a、該第二次部品供給拠点14aから展開される直接の低次の部品供給拠点である第三部品供給拠点15a、及び生産拠点12を強調表示して、これらの拠点12・14a・15aが災害により影響を受けることを示している。
【0042】
また、地図情報とは別に、災害の影響を受ける拠点名(この場合は第二次部品供給拠点14a)、災害の影響を受ける拠点が供給する部品名(例えばピストンxa・xb)、その部品の供給を受ける最終製品名(例えばエンジンXa・Xb)が、文字情報として表示される。
【0043】
このように、地図データ11上に各部品供給拠点の展開情報を、被災部品供給拠点を特定する表示とともに画像表示することで、被災した部品供給拠点の地理的な位置の把握をすることができる。
また、被災した部品供給拠点名やその部品供給拠点で生産している部品の一覧表示を行うことで、最終製品Aの生産に影響を及ぼさないようにするためには、どの部品をリカバリー(例えば同じ部品を生産している他の部品供給拠点からその部品を供給してもらうようにする)しなければいけないかを、瞬時に判断することができる。
さらに、被災した部品供給拠点で生産している部品が関わっている最終製品の一覧表示を行うことで、災害時における最終製品の生産工程の対応を迅速に立案することができる。
【0044】
一方、S202における入力タイプの選択で、災害発生該当地域情報の入力を範囲指定するとした場合、災害発生該当地域情報を県、市、町、村といった住所単位で指定したり、地図データ11上で所望の範囲を指定したりといったように、所定の範囲を入力する(S213)。この場合、複数の範囲を同時に選択することも可能である。
これにより、危機管理支援装置は災害発生該当地域情報を取得することができる。
災害発生該当地域情報が入力されると、演算手段3はデータベース1aから、前記地図データ11や部品展開情報や部品供給拠点情報等を含む地図情報を読み取って取得する(S214)。
次に、演算手段3の被災場所算出部3aは、災害発生該当地域情報として入力された被災範囲と、取得した地図情報に含まれる部品供給拠点や道路ネットワークとを対比して、被災範囲に含まれる部品供給拠点の前記部品展開情報、及び被災経路(被災した道路ネットワーク)の低次に位置する部品供給拠点の部品展開情報を検索して割り出す(S215)。
被災した部品供給拠点、及び被災経路の低次に位置する部品供給拠点の部品展開情報には、当該部品供給拠点に関連する部品情報としての部品供給情報が対応付けられており(例えば部品展開情報における第一次部品B1については、部品供給情報b1が対応付けられている)、演算手段3は当該部品供給拠点が供給する部品群に関する情報を取得する(S216)。
演算手段3の被災場所算出部3aは、被災した部品供給拠点、及び被災経路の低位の部品供給拠点が供給する部品群に関する情報を取得すると、その部品群を使用して組み立てられる製品群に関する情報をデータベース1a内から検索して取得する(S217)。
【0045】
これらの情報を取得した後、地図データ11上に、各部品供給拠点12・13a・14a・・・及び道路ネットワーク17・17・・・が、部品展開情報、部品供給拠点情報、及び災害発生該当地域情報に基き、被災により影響を受けた範囲を特定しつつ表示される(S218)。
同時に、被災により影響を受けた範囲に含まれる部品供給拠点、及び被災経路の低次に位置する部品供給拠点が生産する部品の一覧や、これらの部品を使用する最終製品の一覧も合わせて表示する。
【0046】
例えば、図7に示すように、表示手段5には、地図データ11上に、生産拠点12、第一次部品供給拠点13a・13b、第二次部品供給拠点14a・14b・14c・14d、第三次部品供給拠点15a・15b・15c、第四次部品供給拠点16a、及び道路ネットワーク17・17・・・が表示されている。
さらに、災害発生該当地域情報として入力された範囲R、範囲Rに含まれる第二次部品供給拠点14b及び道路ネットワーク17a、道路ネットワーク17aより低次に位置する第二次部品供給拠点14a及び第三部品供給拠点15a、並びに生産拠点12を強調表示して、これらの拠点12・14a・14b・15a及び道路ネットワーク17aが災害により影響を受けることを示している。
【0047】
また、地図情報とは別に、災害発生範囲Rに含まれる拠点名(この場合は第二次部品供給拠点14b)、災害発生範囲Rに含まれる供給経路(この場合は道路ネットワーク17a)、及び範囲Rに含まれる供給経路の直近低次に存在する拠点名(この場合は第二次部品供給拠点14a)が、文字情報として表示される。
なお、ここで表示手段5に表示される道路ネットワーク17は、地図データ11上の2拠点間を繋いだ直線としたり、2拠点間を結ぶ実際の道路のルートとしたりすることもできる。
【0048】
このように、地図データ11上に各部品供給拠点の展開情報を、被災範囲及び被災経路を特定する表示とともに画像表示することで、被災した部品供給拠点の地理的な位置の把握をすることができる。また、経路については、被災経路を迂回する経路の検討を行うことも可能となる。
また、被災した部品供給拠点名やその部品供給拠点で生産している部品、及び被災経路やその経路の直近低次の部品供給拠点で生産している部品の一覧表示を行うことで、最終製品Aの生産に影響を及ぼさないようにするためには、どの部品をリカバリー(例えば同じ部品を生産している他の部品供給拠点からその部品を供給してもらうようにする)しなければいけないかを、瞬時に判断することができる。
さらに、被災した範囲に関連する部品供給拠点で生産している部品が関わっている最終製品の一覧表示を行うことで、災害時における最終製品の生産工程の対応を迅速に立案することができる。
【0049】
このように、部品供給拠点単位又は所定の範囲を指定して、災害の影響を受ける場所を表示することで、例えば、ある部品供給拠点が火事等で部品の生産が不可能になるという事態や、広範囲の地域にわたる地震発生により、その地域に所在する部品供給拠点での部品の生産ができなくなる、又はその地域を経由して輸送していた部品が輸送不可能となる事態が発生した場合に、最終製品にどのような影響が発生するのかを迅速に把握することができる。また、部品供給系のどの部品供給拠点を他の部品供給拠点に変更すればよいか、部品の輸送ルートをどのルートに変更すればよいかを、一見して把握することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、
部品供給拠点や供給経路等の被災した場所の地理的な位置の把握を迅速にして、最終製品の生産に影響を及ぼさないようにするためには、どの部品をリカバリーしなければいけないかを、瞬時に判断することが可能となる。
また、被災場所の部品供給拠点や供給経路で生産している部品が関わっている、最終製品の生産工程の対応を迅速に立案することができて、部品供給系の危機管理支援を十分に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品供給系の危機管理支援装置を示すブロック図である。
【図2】部品供給系の部品展開情報を示す図である。
【図3】部品供給情報を示す図である。
【図4】部品展開情報、及び地図データや道路ネットワークデータ等を表示した状態の出力手段を示す図である。
【図5】危機管理支援装置にて危機管理支援情報を表示する際のフローを示す図である。
【図6】災害発生該当地域情報の入力を、各部品供給拠点単位で行うと選択した場合の表示手段の表示例を示す図である。
【図7】災害発生該当地域情報の入力を、範囲指定するとした場合の表示手段の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 記憶装置
1a データベース
2 入力手段
3 演算手段
3a 被災場所算出部
3b 被災製品算出部
5 出力手段

Claims (6)

  1. 複数の部品供給拠点から部品供給を受けて製品を生産する系において災害が発生したとき、又は災害の発生が予測されるときに、コンピュータを用いて部品供給系の危機管理を支援する方法であって、
    災害発生該当地域情報を入力部より取得するステップと、
    前記部品供給拠点の立地情報を備えた地図情報を読み取り記憶部に格納するステップと、
    前記災害発生該当地域情報と地図情報とから災害の影響を受ける場所を演算部の演算により割り出すステップと、
    災害を被る部品供給拠点が供給する部品群の情報を記憶部より取得するステップと、
    災害を被る部品供給拠点から供給される部品を使用する製品群を演算部の演算により割り出すステップと、
    を有することを特徴とする部品供給系の危機管理支援方法。
  2. 複数の部品供給拠点から部品供給を受けて製品を生産する系において災害が発生したとき、又は災害の発生が予測されるときに、部品供給系の危機管理を支援する装置であって、
    災害発生該当地域情報、各部品供給拠点の立地情報を備えた地図情報、各部品供給拠点から供給される部品の情報、及び前記部品を使用する製品の情報を記憶する記憶手段と、
    記憶手段から災害発生該当地域情報及び部品供給拠点の立地情報を備えた地図情報を取得して、災害の影響を受ける場所を割り出す被災場所算出手段と、
    割り出された被災部品供給拠点が供給する部品群の情報を記憶手段から取得して、該部品を使用する商品群を割り出す被災製品群算出手段と、
    取得・算出した災害発生該当地域情報、部品供給拠点の立地情報を含む地図情報、災害の影響を受ける場所の情報、災害の影響を受ける場所の部品供給拠点が供給する部品群の情報、及び被災部品供給拠点が供給する部品を使用する製品群の情報を表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする部品供給系の危機管理支援装置。
  3. 前記被災場所算出手段による災害の影響を受ける場所の割り出しは、部品供給拠点単位で行われることを特徴とする請求項2に記載の部品供給系の危機管理支援装置。
  4. 前記被災場所算出手段による災害の影響を受ける場所の割り出しは、所定の範囲を指定して行われることを特徴とする請求項2に記載の部品供給系の危機管理支援装置。
  5. 前記被災場所算出手段により割り出される災害の影響を受ける場所には、各部品供給拠点間を結ぶ輸送ルートが含まれることを特徴とする請求項4に記載の部品供給系の危機管理支援装置。
  6. 複数の部品供給拠点から部品供給を受けて製品を生産する系において災害が発生したとき、又は災害の発生が予測されるときに、部品供給系の危機管理を支援するためのプログラムであって、
    記憶手段に記憶される災害発生該当地域情報及び部品供給拠点の立地情報を備えた地図情報を取得して、災害の影響を受ける場所を割り出す手順と、
    割り出された被災部品供給拠点が供給する部品群の情報を記憶手段から取得して、該部品を使用する商品群を割り出す手順と、
    取得及び割り出しがなされた、災害発生該当地域情報、部品供給拠点の立地情報を含む地図情報、災害の影響を受ける場所の情報、災害の影響を受ける場所の部品供給拠点が供給する部品群の情報、及び被災部品供給拠点が供給する部品を使用する製品群の情報を表示手段に表示させる手順とを、
    コンピュータに実行させることを特徴とする部品供給系の危機管理支援プログラム。
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