JP2004334049A - カラオケシステム、カラオケ情報制御サーバ、カラオケ端末装置、カラオケに関する情報を供給する方法及びプログラム - Google Patents

カラオケシステム、カラオケ情報制御サーバ、カラオケ端末装置、カラオケに関する情報を供給する方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】カラオケに関する有益な情報を提供することにより、歌唱者の興趣の向上を図ることができるカラオケシステムを提供する。
【解決手段】カラオケシステム10は、歌唱者の画像及び音声、伴奏情報を含む歌唱情報を収集し、歌唱情報をカラオケ情報制御サーバ11に供給するカラオケ端末装置41Aと、カラオケ端末装置41Aから供給された歌唱情報を記憶し、一般の端末装置71Aからの要求に応じて、歌唱情報を一般の端末装置71Aに発生させるための信号を、一般の端末装置71Aに対して供給するカラオケ情報制御サーバ11と、を有する。
【選択図】 図21

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラオケシステム、カラオケ情報制御サーバ、カラオケ端末装置、カラオケに関する情報を供給する方法及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カラオケに関する伴奏音を含む伴奏情報を発生させることにより利用者に歌唱の機会を提供するカラオケ端末装置と、カラオケ端末装置に対して通信可能に接続されたカラオケ情報制御サーバと、を含むカラオケシステムが知られている。
【0003】
このようなカラオケ情報制御サーバとしては、カラオケ端末装置に対して通信回線を介して新譜楽曲を供給する機能を有するものが主流となっており(例えば、特許文献1参照。)、新譜楽曲を歌唱する機会を簡便に提供することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−76383号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したカラオケシステムにおいては、どの機種であっても機能等により著しく差別化できるわけでなく、ワンパターンとなってしまい、回数を重ねた場合には利用者を飽きさせてしまう。特に、主要利用層である青年層の利用率が低迷しており、青年層の利用者を取り込むことが望まれている。
【0006】
本発明は、上述したような課題に鑑みてなされたものであり、カラオケに関する有益な情報を提供することにより、歌唱者の興趣の向上を図ることができるカラオケシステム、カラオケ情報制御サーバ、カラオケ端末装置、カラオケに関する情報を供給する方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明のカラオケシステム、カラオケ情報制御サーバ、カラオケ端末装置、カラオケに関する情報を供給する方法及びプログラムは、カラオケ端末装置から供給され、当該カラオケ端末装置における歌唱者の画像及び音声、前記伴奏情報を含む歌唱情報を記憶し、一般の端末装置からの要求に応じて、記憶された歌唱情報を当該一般の端末装置に発生させることを特徴とする。
【0008】
より具体的には、本発明は、以下のようなものを提供する。
【0009】
(1) 少なくとも伴奏音を含む伴奏情報を発生する発生手段を有するカラオケ端末装置と、カラオケ端末装置と通信可能に接続され、カラオケに関する情報を制御するカラオケ情報制御サーバと、を備えたカラオケシステムであって、前記カラオケ端末装置は、当該カラオケ端末装置における歌唱者の画像及び音声、前記伴奏情報を含む歌唱情報を収集する収集手段と、前記歌唱情報を前記カラオケ情報制御サーバに供給する第1の通信手段と、を有し、前記カラオケ情報制御サーバは、前記カラオケ端末装置から供給された歌唱情報を記憶する歌唱情報記憶手段と、通信可能に接続された一般の端末装置からの要求に応じて、当該一般の端末装置に対して前記歌唱情報を供給する第2の通信手段と、を有することを特徴とするカラオケシステム。
【0010】
(2) (1)に記載のカラオケシステムにおいて、前記収集手段は、前記カラオケ端末装置を利用する利用者の画像及び/又は音声を収集する機能を有し、第1の通信手段は、他のカラオケ端末装置との間で、前記利用者の画像及び/又は音声を、逐次に供給し、逐次に受け取る機能を有することを特徴とするカラオケシステム。
【0011】
(3) (2)に記載のカラオケシステムにおいて、前記第1の通信手段が他のカラオケ端末装置との間で、前記利用者の画像及び/又は音声を、逐次に供給し、逐次に受け取る機能を、利用者の操作に応じて、有効とするか無効とするかを決定する選択手段を有することを特徴とするカラオケシステム。
【0012】
(4) (1)から(3)のいずれかに記載のカラオケシステムにおいて、前記カラオケ情報制御サーバは、通信可能に接続された一般の端末装置からの要求に応じて、前記歌唱情報記憶手段に記憶された歌唱情報に対する評価情報を記憶する評価情報記憶手段と、前記評価情報記憶手段により記憶された評価情報の順位情報を決定する順位決定手段と、を有し、前記第2の通信手段は、前記順位情報を前記一般の端末装置に表示させる信号を、当該一般の端末装置に対して供給する機能を有することを特徴とするカラオケシステム。
【0013】
(5) (1)から(4)のいずれかに記載のカラオケシステムにおいて、前記カラオケ情報制御サーバは、前記カラオケ端末装置を有するカラオケ店舗に関する店舗情報と当該店舗情報における課金に関する第1の課金情報とを対応付けて記憶する第1の課金情報記憶手段と、前記第1の課金情報記憶手段に記憶された第1の課金情報を、所定の課金条件を満たした場合に、カラオケ店舗におけるカラオケ端末装置の数に応じて更新する第1の更新手段と、を有することを特徴とするカラオケシステム。
【0014】
(6) (1)から(5)のいずれかに記載のカラオケシステムにおいて、前記カラオケ情報制御サーバは、前記カラオケ端末装置における歌唱者に関する歌唱者情報とその歌唱者情報における課金に関する第2の課金情報とを対応付けて記憶する第2の課金情報記憶手段と、前記カラオケ端末装置から前記歌唱情報を供給する毎に、前記第2の課金情報を更新する第2の更新手段と、を有することを特徴とするカラオケシステム。
【0015】
(7) 少なくとも伴奏音を含む伴奏情報を発生するカラオケ端末装置と通信可能に接続され、カラオケに関する情報を制御するカラオケ情報制御サーバであって、前記カラオケ端末装置から供給され、当該カラオケ端末装置における歌唱者の画像及び音声、前記伴奏情報を含む歌唱情報を記憶する歌唱情報記憶手段と、通信可能に接続された一般の端末装置からの要求に応じて、当該一般の端末装置に対して前記歌唱情報を供給する第2の通信手段と、を有することを特徴とするカラオケ情報制御サーバ。
【0016】
(8) 少なくとも伴奏音を含む伴奏情報を発生する発生手段を有し、カラオケに関する情報を制御するカラオケ情報制御サーバと通信可能に接続されたカラオケ端末装置であって、歌唱者の画像及び音声、前記伴奏情報を含む歌唱情報を収集する収集手段と、前記収集手段により収集され、前記カラオケ情報制御サーバに対して通信可能に接続された一般の端末装置に発生させる歌唱情報を当該カラオケ情報制御サーバに供給する第1の通信手段と、を有することを特徴とするカラオケ端末装置。
【0017】
(9) 少なくとも伴奏音を含む伴奏情報を発生するカラオケ端末装置と通信可能に接続されたカラオケ情報制御サーバに、カラオケに関する情報を制御する処理を実行させるカラオケに関する情報を供給する方法であって、前記カラオケ端末装置から供給され、当該カラオケ端末装置における歌唱者の画像及び音声、前記伴奏情報を含む歌唱情報を記憶する歌唱情報記憶ステップと、通信可能に接続された一般の端末装置からの要求に応じて、当該一般の端末装置に対して前記歌唱情報を供給する通信ステップと、を前記カラオケ情報制御サーバに実行させることを特徴とするカラオケに関する情報を供給する方法。
【0018】
(10) 少なくとも伴奏音を含む伴奏情報を発生するカラオケ端末装置と通信可能に接続されたカラオケ情報制御サーバに対して、カラオケに関する情報を制御するステップを実行させるためのプログラムであって、前記カラオケ端末装置から供給され、当該カラオケ端末装置における歌唱者の画像及び音声、前記伴奏情報を含む歌唱情報を記憶する歌唱情報記憶ステップと、通信可能に接続された一般の端末装置からの要求に応じて、当該一般の端末装置に対して前記歌唱情報を供給する通信ステップと、をカラオケ情報制御サーバに実行させることを特徴とするプログラム。
【0019】
(1)、(7)から(10)に記載の発明によれば、カラオケ端末装置における歌唱者の画像及び音声、伴奏情報を含む歌唱情報が記憶されるとともに、一般の端末装置からの要求に応じて、一般の端末装置に歌唱情報が発生されるので、カラオケ部屋という枠に限られることなく、実際に歌唱した結果である歌唱情報を一般に公開することができ、多くの人に聞いてもらう機会を意識させ、歌唱者の感性を触発することができる。これにより、従来にない新たな歌唱の楽しみを付加することができ、歌唱者の興趣向上を図ることができる。
【0020】
(2)に記載の発明によれば、他のカラオケ端末装置との間で、利用者の画像及び/又は音声を、逐次に受け取り、逐次に供給する機能を備えたので、カラオケ部屋という枠に限られることなく、他のカラオケ部屋における利用者とのコミュニケーションを図ることができる。これにより、新たな楽しみを付加することができ、利用者の興趣向上を図ることができる。
【0021】
(3)に記載の発明によれば、他のカラオケ端末装置との間で、前記利用者の画像及び/又は音声を、逐次に受け取り、逐次に供給する機能を、利用者の操作に応じて、有効とするか無効とするかが決定されるので、利用者によりコミュニケーションを図るか否かの選択ができ、利用者の意思に応じた機能を提供することができる。
【0022】
(4)に記載の発明によれば、一般の端末装置からの要求に応じて、歌唱情報に対する評価情報とその評価情報に対する順位情報とが決定されるので、より一層、多くの人に聞いてもらう機会を意識させ、歌唱者の感性を触発することができる。これにより、従来にない新たな歌唱の楽しみを付加することができ、歌唱者の興趣向上を図ることができる。
【0023】
(5)に記載の発明によれば、カラオケ店舗に関する店舗情報とその店舗情報における課金に関する第1の課金情報とが対応付けて記憶されるとともに、所定の課金条件を満たした場合に、記憶された第1の課金情報がカラオケ店舗におけるカラオケ端末装置の数に応じて更新されるので、有益なカラオケシステムの課金をカラオケ店舗に対して行うことができる。例えば、複数のカラオケ店舗からなるチェーン店系のカラオケ提供会社に対して本カラオケシステムを提供することにより、有益なカラオケシステムを効果的に提供することができ好適である。
【0024】
(6)に記載の発明によれば、歌唱情報を供給する歌唱者に関する歌唱者情報とその歌唱者情報における課金に関する第2の課金情報とが対応付けて記憶されるとともに、歌唱情報を供給する毎に、第2の課金情報が更新されるので、有益なカラオケシステムの課金を登録者に対して行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に好適な実施形態について図面に基づいて説明する。
【0026】
[カラオケシステムの構成]
本実施形態におけるカラオケシステム10について図1を用いて説明する。
【0027】
この図1に示すカラオケシステム10において、インターネット、専用回線、プロバイダ、音声通信局、及び、携帯電話機用基地局、衛星通信局等からなるネットワーク51には、カラオケに関する情報を管理するカラオケ情報制御サーバ11が接続されている。また、このネットワーク51には、各カラオケ店舗21A、21B、...におけるカラオケに関する情報の管理を行う店舗サーバ31A、31B、...が接続されている。更には、このネットワーク51には、一般の端末装置71A、71B、71C、...が接続されている。
【0028】
また、各カラオケ店舗21Aに備えられた店舗サーバ31Aには、一つ又は複数のカラオケ端末装置41A、41B、41C、...が接続されている。
【0029】
店舗サーバ31Aは、カラオケ情報制御サーバ11とカラオケ端末装置41A、41B、41C、...との間で通信可能に接続する機能を有するとともに、カラオケ情報制御サーバ11から供給されるカラオケ店舗に関する課金通知を受信する機能、カラオケ端末装置41A、41B、41C、...から供給される注文情報を受信する機能等を有する。尚、本実施形態においては、店舗サーバ31Aを備える構成としたが、本発明はこれに限らず、店舗サーバ31Aを省略するように構成してもよい。また、カラオケ情報制御サーバ11と複数のカラオケ端末装置の各々41A、41B、41C、...とを直接的に接続するように構成してもよい。尚、他の店舗サーバである店舗サーバ31Bにおいても、同じように構成されており、カラオケ端末装置41D、41E、41F、...が接続されている。
【0030】
カラオケ端末装置41Aは、店舗サーバ31A、ネットワーク51を介して、カラオケ情報制御サーバ11に通信可能に接続されている。一般の端末装置71A、71B、71C、...は、ネットワーク51を介して、カラオケ情報制御サーバ11に通信可能に接続されている。
【0031】
このように、カラオケ情報制御サーバ11は、複数の店舗サーバ31A、31B、...と、複数のカラオケ端末装置41A、41B、41C、41D、41E、41F、...と、複数の一般の端末装置71A、71B、71C、...と、に対して通信可能に接続されることとなる。
【0032】
尚、本実施形態においては、パーソナルコンピュータ71A、携帯電話71B、PDA(Personal Digital Assistant)71Cを一般の端末装置として用いているが、本発明はこれに限らず、ネットワーク51にアクセス可能な端末装置であればよい。
【0033】
また、アクセスの方法としては、TCP/IPプロトコル群で作成したパケットのやり取りをダイヤルアップPPP(Point−to−Point Protocol)接続を利用して行い、ネットワーク51(プロバイダのホストコンピュータとカラオケ情報制御サーバ11との間)では、TCP/IPプロトコルによる通信が行われる。
【0034】
尚、本実施形態においては、有線方式の装置を用いてネットワーク51を介してカラオケ情報制御サーバ11に対して通信可能に接続されるように構成したが、本発明はこれに限らず、通信可能であればよく、無線方式の装置を用いてネットワーク51をカラオケ情報制御サーバ11に対して通信可能に接続されるように構成してもよい。
【0035】
例えば、各装置とインターネット等のネットワーク51(プロバイダのホストコンピュータ)との間は、TDMA(Time Division Multiple Access)方式や、CDMA(Code Division Multiple Access)方式等、デジタル方式の電波を用いて音声データを供給してもよく、これらの電波は、各地に点在する基地局を介して、カラオケ情報制御サーバ11に接続される。
【0036】
尚、図1では、ネットワーク51に接続されているカラオケ情報制御サーバ11を、一つのサーバとして構成したが、本発明はこれに限らず、後述するカラオケ情報制御サーバ11の機能を分割させて複数のサーバにより構成してもよい。例えば、課金に関する制御を、カラオケ情報制御サーバ11とは異なる課金サーバにより行うように構成してもよい。
【0037】
[カラオケ端末装置の概略]
本実施形態におけるカラオケ端末装置の概略について図2を用いて説明する。尚、ここではカラオケ端末装置41Aについて説明するが、他のカラオケ端末装置41B、41C、41D、41E、41F、...も同じような構成を有するものとする。
【0038】
カラオケ端末装置41Aの正面には、表示部210が備えられている。この表示部210は、複数の表示領域210a、210b、210c、210d、210eを有している。メイン表示領域である表示領域210aには、後述するように、選択された画像が表示される。表示領域210b、表示領域210cには、伴奏情報に含まれる画像が表示される。表示領域210dには、歌唱者の画像が表示される。この歌唱者の画像は、カラオケの伴奏情報に対する歌唱者の画像であり、後述する歌唱情報に含まれている。また、この歌唱情報は、歌唱者の画像及び音声、伴奏情報を含むものである。表示領域210eには、通信回線を用いた各種の機能に関するWeb画像が表示される。
【0039】
尚、本実施形態においては、表示部210を1つの表示装置として構成したが、本発明はこれに限らず、複数の表示装置として構成してもよい。
【0040】
表示部210の下方には、カラオケ演奏装置102と、クロマキシステム104と、が備えられている。
【0041】
カラオケ演奏装置102は、既存の伴奏情報を選択、再生させる機能を有する。既存の伴奏情報には、画像、伴奏音が含まれている。尚、伴奏情報には少なくとも伴奏音を含むものであればよい。カラオケ演奏装置102は、既存の伴奏情報が選択された結果に応じて、伴奏情報に含まれる画像を表示させ、伴奏情報に含まれる伴奏音を発生させる機能を有する。カラオケ演奏装置102は、発生手段の一部に相当する。
【0042】
クロマキシステム104は、特殊合成画像を生成する機能、CD−ROM、DVD−ROM等の記憶媒体に動画像を記憶する機能、集音マイクから周辺の音声を収集する機能、を有する。クロマキシステム104は、収集手段の一部に相当する。また、クロマキシステム104は、収集された歌唱情報を編集する編集手段の一部に相当する。
【0043】
クロマキシステム104の側方には、メイン画面切換スイッチ106が備えられている。このメイン画面切換スイッチ106は、メイン表示領域である表示領域210aに表示させる画面を操作に応じて切り換える機能を有する。
【0044】
また、このカラオケ端末装置41Aには、リモコン108、無線キーボード110が備えられている。リモコン108、無線キーボード110の操作に応じて、各種の機能が実行される。リモコン108、無線キーボード110は、後述する操作部212(図3参照)の一部に相当する。
【0045】
更には、このカラオケ端末装置41Aには、チャット用カメラ112が備えられている。チャット用カメラ112は、カラオケ部屋に備えられており、カラオケ部屋全体の画像を撮影するためのものである。また、チャット用カメラ112は、カラオケ部屋に備えられたビデオカメラ232(図3参照)の一つとして採用されている。
【0046】
尚、本実施形態においては、カラオケ演奏装置102と、クロマキシステム104と、を備える構成としたが、本発明はこれに限らず、カラオケ演奏装置102と、クロマキシステム104等の各種の装置を省略してもよく、この場合には、それらの有している機能を他の装置に備える構成とすることが好適である。もちろん、このカラオケ演奏装置102は、一体であっても別体であってもよい。
【0047】
[カラオケ端末装置の電気的構成]
本実施形態におけるカラオケ端末装置41Aの機能構成について図3を用いて説明する。尚、ここではカラオケ端末装置41Aについて説明するが、他のカラオケ端末装置41B、41C、41D、41E、41F、...も同じような構成を有するものとする。
【0048】
図3に示すように、カラオケ端末装置41Aにおいては、データBUSに、制御部であるCPU202、メモリ204、通信インターフェイス(以降、通信I/Fと称する。)206、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)等で構成された記憶部208、液晶表示パネルやCRT等で構成された表示部210、リモコンやキーボード等からなる操作部212、音声データから音声を発生させるためのシンセサイザー216、音声を編集し、増幅させるためのミキシングアンプ218、画像及び音声を編集するためのAVデータ処理部220、カラオケ端末装置41Aに対して着脱可能なCD−ROM、DVD−ROM等の記憶媒体に動画像、音声を記憶する磁気情報記憶部222等が接続されている。
【0049】
また、制御手段としてのミキシングアンプ218には、歌唱者の発する音声を収集するマイク224、カラオケ部屋周辺における利用者の音声を収集する集音マイク226、音声を発生するスピーカ214等が接続されている。この歌唱者とは、カラオケの伴奏情報に対して歌唱する者を示す。また、利用者とは、カラオケの伴奏情報に対する歌唱者のみならず、歌唱をしていなくても、カラオケ部屋においてカラオケ端末装置41Aを利用する者を示す。
【0050】
ミキシングアンプ218は、CPU202から供給されるコマンドに応じて、接続されているマイク224、集音マイク226、スピーカ214の制御を行う機能を有する。ミキシングアンプ218は、CPU202から供給されるコマンドに応じて、マイク224から入力された歌唱者の音声を収集する機能を有する。ミキシングアンプ218は、CPU202から供給されるコマンドに応じて、集音マイク226から入力された利用者の音声を収集する機能を有する。ミキシングアンプ218は、CPU202から供給されるコマンドに応じて、収集された音声をスピーカ214から発生させる機能を有する。ミキシングアンプ218は、CPU202から供給されるコマンドに応じて、収集された音声をAVデータ処理部220に供給する機能を有する。このため、CPU202は、ミキシングアンプ218に対して、各種のコマンドを送信することにより、各種の機能を実行させることとなる。
【0051】
また、制御手段としてのAVデータ処理部220には、ビデオカメラ232A、232B、...等が接続されている。複数のビデオカメラ232A、232B、...は、カラオケ部屋の各所に備えられており、利用者の動画像を撮影するチャット用カメラ112(図2参照)、歌唱者の動画像を撮影するビデオカメラ(図示せず)を含む。
【0052】
AVデータ処理部220は、CPU202から供給されるコマンドに応じて、ビデオカメラ232A、232B、...から供給される利用者の画像及び歌唱者の画像を収集する機能を有する。AVデータ処理部220は、CPU202から供給されるコマンドに応じて、ミキシングアンプ218から供給される音声を記憶する機能を有する。AVデータ処理部220は、CPU202から供給されるコマンドに応じて、収集した画像及び供給された音声を編集する機能、予め記憶されている特殊合成画像を用いて、画像を編集する機能を有する。また、AVデータ処理部220は、収集手段の一部に相当する。更には、AVデータ処理部220は、収集された歌唱情報を編集する編集手段の一部に相当する。このため、CPU202は、AVデータ処理部220に対して、各種のコマンドを送信することにより、各種の機能を実行させることとなる。
【0053】
CPU202は、記憶部208に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。また、CPU202は、プログラムに従って、後述する各種の手段として機能することとなる。
【0054】
また、記憶部208には、伴奏音及び画像を含む伴奏情報、CPU202によりカラオケ情報制御サーバ11の動作を制御するためのプログラム等が記憶されている。伴奏情報とは、カラオケの伴奏音とその伴奏音に対して同期して表示部210に表示される画像を含むものであり、選曲番号を含む選曲情報と対応付けられている。具体的なプログラム、テーブルについては後述する。
【0055】
尚、本実施形態においては、プログラム等を記憶する媒体として記憶部208を用いるように構成したが、本発明はこれに限らず、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ROM、CD−ROM及びDVD等の記憶媒体に記録されていてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にメモリ204等に記録されるものでもよい。更にまた、プログラムの各々が別々の記憶媒体に記録されていてもよい。
【0056】
メモリ204は、CPU202の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。メモリ204に記憶されるデータの具体例としては、以下のようなものがある。
【0057】
伴奏発生中であるか否かを判定するための伴奏中フラグ、選曲した曲情報を示す選曲情報、歌唱者の画像及び音声を収集するか否かを判定するための歌唱記憶フラグ、歌唱者の画像及び音声の編集態様を示す編集変数、一般にカラオケ歌唱情報を公開するため、そのカラオケ歌唱情報をカラオケ情報制御サーバ11に送信するか否かを判定するための歌唱情報送信フラグ、収集したカラオケ歌唱情報をCD−ROMやDVD−ROM等の記憶媒体に記憶するか否かを判定するための記憶媒体フラグ、カラオケ端末装置の稼動状態に異常があるか否かを判定するための稼動フラグ、コミュニケーション機能の有効及び無効を判定するためのコミュニケーションフラグ、コミュニケーション機能が有効である場合に、コミュニケーション先を所定のタイミングで切り換えるか否かを判定するためのコミュニケーション変動フラグ等がメモリ204に記憶されている。また、選曲情報は、実行中である選曲情報と実行待機中である選曲情報とを含む。
【0058】
尚、本実施形態においては、CPU202の一時記憶領域としてメモリ204を用いているが、本発明はこれに限らず、読み書き可能な記憶媒体であればよい。
【0059】
通信I/F206は、店舗サーバ31を介して、カラオケ情報制御サーバ11等、各種の装置と通信するためのものである。
【0060】
上述したような電気的に構成したカラオケ端末装置41Aにおける記憶部208に記憶されたプログラムについて詳しく説明する。
【0061】
本実施形態において記憶部208に記憶されているプログラムは、具体的には以下のような処理(ステップ)をコンピュータに実行させるためのものである。
【0062】
(A1) 少なくとも伴奏音を含む伴奏情報を発生する発生処理。
【0063】
(A2) カラオケ端末装置おける歌唱者の画像及び音声、伴奏情報を含む歌唱情報を収集する収集処理。
【0064】
(A3) 歌唱情報をカラオケ情報制御サーバに供給する第1の通信処理。
【0065】
(A4) (A2)の処理においては、カラオケ端末装置を利用する利用者の画像及び/又は音声を収集する処理。
【0066】
(A5) (A3)の処理においては、他のカラオケ端末装置との間で、前記利用者の画像及び/又は音声を、逐次に受け取り、逐次に供給する処理。
【0067】
(A6) (A3)のステップにおいて、他のカラオケ端末装置との間で、利用者の画像及び/又は音声を、逐次に受け取り、逐次に供給する機能を、利用者の操作に応じて、有効とするか無効とするかを決定する選択処理。
【0068】
(A7) (A2)のステップにより収集された歌唱情報を編集する編集処理。
【0069】
[カラオケ情報制御サーバの電気的構成]
本実施形態におけるカラオケ情報制御サーバ11の電気的構成について図4を用いて説明する。
【0070】
図4に示すように、カラオケ情報制御サーバ11においては、データBUSに、制御部であるCPU252、メモリ254、通信インターフェイス(以降、通信I/Fと称する。)256、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)等で構成された記憶部258等が接続されている。
【0071】
CPU252は、記憶部258に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。また、CPU252は、プログラムに従って、後述する各種の手段として機能することとなる。
【0072】
また、記憶部258には、CPU252によりカラオケ情報制御サーバ11の動作を制御するためのプログラム、各種のテーブルが記憶されている。具体的なプログラム、テーブルについては後述する。
【0073】
尚、本実施形態においては、プログラム、テーブル等を記憶する媒体として記憶部258を用いるように構成したが、本発明はこれに限らず、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ROM、CD−ROM及びDVD等の記憶媒体に記録されていてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にメモリ254等に記録されるものでもよい。更にまた、プログラムの各々が別々の記憶媒体に記録されていてもよい。
【0074】
メモリ254は、CPU252の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。メモリ254に記憶されるデータの具体例としては、後述するカラオケ端末装置データベースの稼動フラグとコミュニケーション変動フラグとが所定の値であるカラオケ端末装置の端末番号、コミュニケーションの組合せ、が一時的に記憶される。
【0075】
通信I/F256は、店舗サーバ31、カラオケ端末装置41、一般の端末装置71等、各種の装置と通信するためのものである。
【0076】
上述したような電気的に構成したカラオケ情報制御サーバ11において、記憶部258に記憶されたプログラム及びデータベースについて詳しく説明する。
【0077】
本実施形態のカラオケ情報制御サーバ11における記憶部258に記憶されているプログラムは、具体的には以下のような処理(ステップ)をコンピュータに実行させるためのものである。
【0078】
(B) カラオケに関する情報を制御する処理。
【0079】
また、(B)の処理においては、以下の処理(ステップ)をコンピュータに実行させる。
【0080】
(B1) カラオケ端末装置から供給された歌唱情報を記憶する歌唱情報記憶処理。
【0081】
(B2) 通信可能に接続された一般の端末装置からの要求に応じて、一般の端末装置に対して歌唱情報を供給する第2の通信処理。
【0082】
(B3) 通信可能に接続された一般の端末装置からの要求に応じて、記憶された歌唱情報に対する評価情報を記憶する評価情報記憶処理。
【0083】
(B4) (B3)の処理により記憶された評価情報の順位情報を決定する順位決定処理。
【0084】
(B5) (B2)の処理において、順位情報を一般の端末装置に表示させる信号を、一般の端末装置に対して供給する処理。
【0085】
(B6) カラオケ店舗に関する店舗情報における課金に関する第1の課金情報を、所定の課金条件を満たした場合に、カラオケ店舗におけるカラオケ端末装置の数に応じて更新する第1の更新処理。
【0086】
(B7) 歌唱情報を供給する毎に、歌唱者情報における課金に関する第2の課金情報を更新する第2の更新処理。
【0087】
また、カラオケ情報制御サーバ11における記憶部258に記憶されている各種のデータベースについて図5から図11を用いて説明する。尚、図5から図11においては、カラオケ端末装置、一般の端末装置等の概念に関する説明であり、具体的なカラオケ端末装置、一般の端末装置についての符号を付さず説明する。
【0088】
尚、本実施形態における「データベース」とは、データの入力、更新、検索などの手順を提供し、情報の集中管理を実現するものであり、あるテーブルのあるレコードと、他のテーブルのあるレコードと、を関連づけつつ処理を行うリレーショナルデータベースを含むものである。
【0089】
記憶部258には、図5に示すように、カラオケ端末装置データベースが記憶されている。
【0090】
カラオケ端末装置データベースは、カラオケ端末装置に関する情報が関連付けられている。詳しくは、図5に示すように、「端末番号」、「店舗番号」、「通信識別情報」、「稼動フラグ」、「コミュニケーション変動フラグ」等、各種の情報が関連付けられている。「通信識別情報」は、カラオケ端末装置に対して通信可能に接続するための識別情報である。「稼動フラグ」は、そのカラオケ端末装置が稼動中であるか否かを示すフラグである。「コミュニケーション変動フラグ」は、後述するようなコミュニケーション機能を有効とするか否か、コミュニケーションの組合せを変動させるか固定させるかを示すフラグである。カラオケ端末装置データベースは、一般の端末装置に公開することないように設定されている。
【0091】
記憶部258には、図6に示すように、店舗データベースが記憶されている。
【0092】
店舗データベースは、カラオケ端末装置を備えたカラオケ店舗に関する情報が関連付けられている。詳しくは、図6に示すように、「店舗番号」、「住所情報」、「電話情報」、「通信識別情報」等、各種の情報が関連付けられている。「通信識別情報」は、店舗サーバに対して通信可能に接続するための識別情報である。「店舗番号」は、図5のカラオケ端末装置データベースと図6の店舗データベースとを関連付ける。店舗データベースは一般の端末装置に公開することないように設定されている。
【0093】
記憶部258には、図7に示すように、店舗課金データベースが記憶されている。
【0094】
店舗課金データベースは、カラオケ端末装置を備えたカラオケ店舗の課金に関する情報が関連付けられている。詳しくは、図7に示すように、「店舗番号」、「コース番号」、「課金情報」等、各種の情報が関連付けられている。「コース番号」は、後述する課金コースデータベースの選択番号を示すものである。「課金情報」は、店舗の課金に関するものであり、例えば、残高に関する情報が更新可能に記憶されている。「店舗番号」は、図5のカラオケ端末装置データベースと図6の店舗データベースと図7の店舗課金データベースとを関連付ける。また、店舗課金データベースは、カラオケ店舗に関する店舗情報とその店舗情報における課金に関する第1の課金情報とを対応付けて記憶する第1の課金情報記憶手段の一部に相当する。
【0095】
記憶部258には、図8に示すように、登録者データベースが記憶されている。
【0096】
登録者データベースは、カラオケ端末装置から歌唱情報を記憶可能な登録者に関する情報が関連付けられている。詳しくは、図8に示すように、「登録者番号」、「住所情報」、「電話情報」、「年齢情報」、「性別情報」、「通信識別情報」等、各種の情報が関連付けられている。「通信識別情報」は、登録者に対して通信可能に接続するための識別情報である。登録者データベースは、一般の端末装置に公開することないように設定されている。
【0097】
記憶部258には、図9に示すように、登録曲データベースが記憶されている。
【0098】
登録曲データベースは、カラオケ端末装置から供給され、記憶された歌唱情報に関する情報が関連付けられている。詳しくは、図9に示すように、「登録曲番号」、「登録者番号」、「曲名情報」、「点数情報」、「評価情報」、「順位情報」等、各種の情報が関連付けられている。「点数情報」は、カラオケ端末装置において採点されたものである。「評価情報」は、一般の端末装置から供給される評価に関するものである。「順位情報」は、「評価情報」に基づいて決定されるものである。「登録者番号」は、図8の登録者データベースと図9の登録曲データベースとを関連付ける。登録曲データベースは、後述するように、一般の端末装置に歌唱情報を公開するためのものであり、一般の端末装置からの要求信号に応じて、「登録曲番号」等の歌唱情報の検索が行われ、一般の端末装置に対して歌唱情報を発生させることとなる。
【0099】
記憶部258には、図10に示すように、登録者課金データベースが記憶されている。
【0100】
登録者課金データベースは、歌唱情報をカラオケ端末装置から供給し、その歌唱情報を記憶可能な登録者の課金に関する情報が関連付けられている。詳しくは、図10に示すように、「登録者番号」、「コース番号」、「課金情報」等、各種の情報が関連付けられている。「登録者番号」は、図8の登録者データベースと図9の登録曲データベースと図10の登録者課金データベースとを関連付ける。登録者課金データベースにより、カラオケシステムを利用する登録者の課金に関する情報が制御されることとなる。また、登録者課金データベースは、歌唱情報を供給する歌唱者に関する歌唱者情報とその歌唱者情報における課金に関する第2の課金情報とを対応付けて記憶する第2の課金情報記憶手段の一部に相当する。
【0101】
記憶部258には、図11に示すように、課金コースデータベースが記憶されている。
【0102】
課金コースデータベースは、店舗及び登録者の課金条件を示すものであり、課金コースに関する情報が関連付けられている。詳しくは、図11に示すように、「コース番号」、「課金条件」等、各種の情報が関連付けられている。「コース番号」は、図7の店舗課金データベースと図10の登録者課金データベースと図11の課金コースデータベースとを関連付ける。また、この課金コースデータベースは、第1の課金情報記憶手段の一部に相当する。更には、この課金コースデータベースは、第2の課金情報記憶手段の一部に相当する。
【0103】
尚、ここではカラオケ情報制御サーバ11について説明したが、店舗サーバ31においても、プログラム、データベース等のソフトウェアに関する事項を除いて、同じような電気的構成を有する。また、店舗サーバ31A、31B、...は、カラオケ情報制御サーバ11とカラオケ端末装置41A、41B、41C、41D、41E、41F、...との間で通信可能に接続する機能を有するとともに、カラオケ情報制御サーバ11から供給されるカラオケ店舗に関する課金通知を受信する機能、カラオケ端末装置41A、41B、41C、41D、41E、41F、...から供給される注文情報を受信する機能等を有する。
【0104】
[一般の端末装置の電気的構成]
本実施形態における一般の端末装置の電気的構成について図12を用いて説明する。尚、ここでは一般の端末装置71Aについて説明するが、他の一般の端末装置71B、71C、...も同じような構成を有するものとする。
【0105】
図12に示すように、一般の端末装置71Aにおいては、データBUSに、制御部であるCPU272、メモリ274、信号の送受信を行う通信インターフェイス(以降、通信I/Fと称する。)276、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等で構成された記憶部278、液晶表示パネルやCRT等で構成された表示部280、キーボードやジョグダイヤル等からなる操作部282、音声を発生するスピーカ284等が接続されている。
【0106】
CPU272は、記憶部278に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。また、CPU272は、プログラムに従って、後述する各種の手段として機能することとなる。
【0107】
また、記憶部278には、CPU272により一般の端末装置71Aの動作を制御するためのプログラムが記憶されている。具体的なプログラムについては後述する。
【0108】
尚、本実施形態においては、プログラム等を記憶する媒体として記憶部278を用いるように構成したが、本発明はこれに限らず、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ROM、CD−ROM及びDVD等の記憶媒体に記録されていてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にメモリ274等に記録されるものでもよい。更にまた、プログラムの各々が別々の記憶媒体に記録されていてもよい。
【0109】
メモリ274は、CPU272の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。
【0110】
通信I/F276は、カラオケ情報制御サーバ11等、各種の装置と通信するためのものである。表示部280は、画像を表示するためのものである。スピーカ284は、音声を発生するためのものである。特に、表示部280、スピーカ284の少なくとも一つは、歌唱情報を発生する「第2の発生手段」の一部として採用される。操作部282は、ユーザが所望の情報を入力するためのものである。
【0111】
上述したような電気的に構成した一般の端末装置71Aにおける記憶部278に記憶されたプログラムについて詳しく説明する。
【0112】
本実施形態において記憶部278に記憶されているプログラムは、具体的には以下のような処理(ステップ)をコンピュータに実行させるためのものである。
【0113】
(C1) 歌唱情報、歌唱情報に対する評価情報、歌唱情報に対する順位情報等を要求する処理。
【0114】
(C2) 歌唱情報に対する評価情報をカラオケ情報制御サーバ11に対して供給する処理。
【0115】
(C3) 歌唱情報に対するメッセージをカラオケ情報制御サーバ11に対して供給する処理。
【0116】
(C4) 歌唱情報、歌唱情報に対する評価情報、歌唱情報に対する順位情報等を発生する処理。
【0117】
[カラオケシステムの動作]
以下に、カラオケシステム10で実行される処理を図13から図28に示す。
【0118】
[カラオケ端末装置のメイン処理]
最初に、カラオケシステム10のカラオケ端末装置41A、41B、41C、41D、41E、41F、...で実行される処理を図13から図20を用いて説明する。尚、ここではカラオケ端末装置41Aについて説明するが、他のカラオケ端末装置41B、41C、41D、41E、41F、...も同じような処理を実行する。また、他のカラオケ端末装置を符号41Dとして、一般の端末装置を符号71Aとして記載する。
【0119】
図13に示すように、ステップS11においては、入力検知処理を実行する。この処理において、CPU202は、各種の入力操作等に応じて、フラグ、変数等の更新を行うこととなる。詳しくは、図16から図19を用いて後述する。この処理が終了した場合には、ステップS12に処理を移す。
【0120】
ステップS12においては、伴奏終了中であるか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、伴奏中フラグを読み出し、その伴奏中フラグが伴奏終了中である値であるか否かにより、伴奏終了中であるか否かを判断することとなる。CPU202は、伴奏終了中であると判別した場合には、ステップS13に処理を移す。一方、CPU202は、伴奏終了中であるとは判別しなかった場合には、ステップS17に処理を移す。
【0121】
ステップS12の処理により伴奏終了中であると判別された場合には、選曲情報があるか否かの判断を行う(ステップS13)。この処理において、CPU202は、実行待機中である選曲情報を読み出し、実行待機中である選曲情報が全て空情報であるか否かを判定することにより、選曲情報があるか否かを判断することとなる。CPU202は、選曲情報があると判別した場合には、ステップS14に処理を移す。一方、CPU202は、選曲情報があるとは判別しなかった場合には、ステップS17に処理を移す。
【0122】
ステップS13の処理により選曲情報があると判別された場合には、選曲情報に基づく選曲処理を実行する(ステップS14)。この処理において、CPU202は、実行順序に従って、実行待機中である選曲情報の一つを実行中である選曲情報として記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS15に処理を移す。
【0123】
ステップS15においては、選曲情報シフト処理を実行する。この処理において、CPU202は、実行待機中である選曲情報の実行順序を変更するために、実行待機中である選曲情報を更新する。このように、ステップS13及びステップS14の処理により、カラオケ端末装置41Aの利用者の操作に応じて、選曲された曲情報を選曲順序に従って順次に発生させることとなる。この処理が終了した場合には、ステップS16に処理を移す。
【0124】
ステップS16においては、伴奏中フラグの有効記憶処理を実行する。この処理において、CPU202は、伴奏発生中である値として伴奏中フラグを記憶する。このように、ステップS12からステップS16の処理により、曲情報の選曲等の伴奏情報の発生準備を行うこととなる。この処理が終了した場合には、ステップS17に処理を移す。
【0125】
ステップS17においては、伴奏発生中であるか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、伴奏中フラグを読み出し、その伴奏中フラグが伴奏発生中である値であるか否かにより、伴奏発生中であるか否かを判断することとなる。CPU202は、伴奏発生中であると判別した場合には、ステップS18に処理を移す。一方、CPU202は、伴奏発生中であるとは判別しなかった場合には、ステップS19に処理を移す。
【0126】
ステップS17の処理により伴奏発生中であるとは判別されなかった場合には、デモ発生処理を実行する(ステップS19)。この処理において、CPU202は、デモ情報を読み出し、表示部210にデモ画像を表示し、スピーカ214からデモ音声を発生させる。この処理においては、CPU202は、一又は複数コマの画像を表示させるとともに、所定時間の音声を発生させることとなり、図13から図15の処理を繰り返し実行することにより、デモ情報に含まれる画像を連続的に表示させ、デモ情報に含まれる音声を連続的に発生させることとなる。この処理が終了した場合には、図14のステップS25に処理を移す。
【0127】
ステップS17の処理により伴奏発生中であると判別された場合には、伴奏発生処理を実行する(ステップS18)。この処理において、CPU202は、実行中の選曲情報に基づく伴奏情報を読み出し、表示部210に選曲情報に基づく画像を表示し、スピーカ214から選曲情報に基づく音声を発生させる。この処理においては、CPU202は、一又は複数コマの画像を表示させるとともに、所定時間の音声を発生させることとなり、図13から図15の処理を繰り返し実行することにより、伴奏情報に含まれる画像を連続的に表示させ、伴奏情報に含まれる伴奏音を連続的に発生させることとなる。尚、本ステップは、CPU202を発生手段として機能させるためのものである。また、ステップS18及びステップS19の処理を実行させることにより、伴奏情報及びデモ情報の発生を実行することとなる。この処理が終了した場合には、図14のステップS21に処理を移す。
【0128】
図14のステップS21においては、歌唱記憶フラグが有効であるか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、歌唱記憶フラグを読み出し、その歌唱記憶フラグが記憶する値であるか否かにより、歌唱記憶フラグが有効であるか否かを判断することとなる。CPU202は、歌唱記憶フラグが有効であると判別した場合には、ステップS22に処理を移す。一方、CPU202は、歌唱記憶フラグが有効であるとは判別しなかった場合には、ステップS25に処理を移す。
【0129】
ステップS21の処理により歌唱記憶フラグが有効であると判別された場合には、歌唱情報収集処理を実行する(ステップS22)。この処理において、CPU202は、ミキシングアンプ218及びAVデータ処理部220に対して、コマンドを送信することにより、ビデオカメラ232から歌唱者の画像を録画させるとともに、マイク224から歌唱者の音声を収集させる。また、CPU202は、ミキシングアンプ218及びAVデータ処理部220に対して、伴奏情報に含まれる伴奏音を収集させる。この処理においては、CPU202は、一又は複数コマの画像を収集させるとともに、所定時間の音声を収集させることとなり、図13から図15の処理を繰り返し実行することにより、歌唱者の画像及び音声、伴奏情報を連続的に収集させることとなる。本ステップは、CPU202を収集手段として機能させるためのものである。この処理が終了した場合には、ステップS23に処理を移す。
【0130】
ステップS23においては、歌唱情報編集処理を実行する。この処理において、CPU202は、編集変数を読み出す。CPU202は、AVデータ処理部220に対して、ステップS22により収集された歌唱者の画像及び音声を、編集変数に基づく編集をさせる。AVデータ処理部220は、その編集変数に応じて、特殊合成画像を生成させることにより、歌唱者の背景に画像を装飾する等の処理を実行する。例えば、カラオケ部屋という環境ではなく、プロモーションビデオのような画像編集を行うことが可能であり、視覚的に優れた画像を表示可能に記憶することができる。
【0131】
尚、この編集処理においては、歌唱者の背景に画像を装飾するだけでなく、歌唱者に重ねて画像を装飾するように構成してもよい。また、画像のみならず、音声に関しても実行してもよく、例えば、編集変数に応じて、所定の音域を強調する音声成分とすることができ、更には、エコー、リバーブといわれる音声の共鳴に関することを編集することもできる。
【0132】
CPU202は、AVデータ処理部220に対して、歌唱者の画像及び音声と同期をとるように、編集された歌唱者の画像及び音声と伴奏情報に含まれる伴奏音とを合成する。これにより、CPU202は、ミキシングアンプ218及びAVデータ処理部220に対して、歌唱情報を編集させることとなる。この処理においては、CPU202は、一又は複数コマの画像を編集させるとともに、所定時間の音声を編集させることとなり、図13から図15の処理を繰り返し実行することにより、歌唱者の画像及び音声、歌唱情報を連続的に編集させることとなる。この処理が終了した場合には、ステップS24に処理を移す。
【0133】
ステップS24においては、歌唱情報記憶処理を実行する。この処理において、CPU202は、AVデータ処理部220に対して、編集させた歌唱情報を記憶させる。また、CPU202は、AVデータ処理部220に対して、このように記憶された歌唱情報に含まれる画像を表示部210に表示させるとともに、歌唱情報に含まれる音声をスピーカ214から発生させる。このようにステップS22からステップS24の処理を実行することにより、一般の端末装置71Aに発生させるための歌唱情報を収集、記憶することとなる。この処理が終了した場合には、ステップS25に処理を移す。
【0134】
ステップS25においては、伴奏終了であるか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、図13のステップS18の処理により発生させた伴奏情報が終了であるか否かを判断する。CPU202は、伴奏終了であると判別した場合には、ステップS26に処理を移す。一方、CPU202は、伴奏終了であるとは判別しなかった場合には、図15のステップS33に処理を移す。
【0135】
ステップS25の処理により伴奏終了であると判別された場合には、伴奏中フラグ無効記憶処理を実行する(ステップS26)。この処理において、CPU202は、伴奏中フラグを伴奏終了中である値として記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS27に処理を移す。
【0136】
ステップS27においては、歌唱情報送信フラグが有効であるか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、歌唱情報送信フラグを読み出し、その歌唱情報送信フラグが送信する値であるか否かにより、歌唱情報送信フラグが有効であるか否かを判断することとなる。CPU202は、歌唱情報送信フラグが有効であると判別した場合には、ステップS28に処理を移す。一方、CPU202は、歌唱情報送信フラグが有効であるとは判別しなかった場合には、図15のステップS31に処理を移す。
【0137】
ステップS27の処理により歌唱情報送信フラグが有効であると判別された場合には、歌唱情報送信処理を実行する(ステップS28)。この処理において、CPU202は、ステップS24の処理により記憶された歌唱情報をカラオケ情報制御サーバ11に送信する。また、CPU202は、この歌唱情報の他にも、登録者番号、登録曲番号等の各種の情報を送信する。本ステップは、CPU202を第1の通信手段として機能させるためのものである。この処理が終了した場合には、図15のステップS31に処理を移す。
【0138】
図15のステップS31においては、記憶媒体フラグが有効であるか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、記憶媒体フラグを読み出し、記憶する値であるか否かにより、記憶媒体フラグが有効であるか否かを判断することとなる。CPU202は、記憶媒体フラグが有効であると判別した場合には、ステップS32に処理を移す。一方、CPU202は、記憶媒体フラグが有効であるとは判別しなかった場合には、ステップS33に処理を移す。
【0139】
ステップS31の処理により記憶媒体フラグが有効であると判別された場合には、記憶媒体に対して歌唱情報の記憶処理を実行する(ステップS32)。この処理において、CPU202は、AVデータ処理部220に記憶された歌唱情報を読み出し、磁気情報記憶部222に供給する。磁気情報記憶部222は、受け取った歌唱情報を記憶媒体に記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS33に処理を移す。
【0140】
ステップS33においては、コミュニケーション処理を実行する。この処理において、CPU202は、他のカラオケ端末装置41Dの利用者とのコミュニケーションを実現させるための処理を実行する。詳しくは、図20を用いて後述する。この処理が終了した場合には、図13のステップS11に再度処理を移す。
【0141】
[入力検知処理]
図13のステップS11において実行されるサブルーチンについて図16から図19を用いて説明する。
【0142】
最初に、図16のステップS51においては、稼動中であるか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、異常なく稼動しているか否かにより、稼動中であるか否かを判断することとなる。CPU202は、稼動中であると判別した場合には、ステップS52に処理を移す。一方、CPU202は、稼動中であるとは判別しなかった場合には、ステップS53に処理を移す。
【0143】
ステップS51の処理により稼動中であると判別された場合には、稼動フラグの有効記憶処理を実行する(ステップS52)。この処理において、CPU202は、稼動フラグを正常である値として記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS54に処理を移す。
【0144】
ステップS51の処理により稼動中であるとは判別されなかった場合には、稼動フラグの無効記憶処理を実行する(ステップS53)。この処理において、CPU202は、稼動フラグを異常である値として記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS54に処理を移す。
【0145】
ステップS54においては、曲番号入力操作があったか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、リモコン108、無線キーボード110等の操作部212の操作に応じて、曲番号入力操作があったか否かを判断することとなる。CPU202は、曲番号入力操作があったと判別した場合には、ステップS55に処理を移す。一方、CPU202は、曲番号入力操作があったとは判別しなかった場合には、ステップS56に処理を移す。
【0146】
ステップS54の処理により曲番号入力操作があったと判別された場合には、選曲情報記憶処理を実行する(ステップS55)。この処理において、CPU202は、入力操作に応じた選曲情報を実行待機中の選曲情報として記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS56に処理を移す。
【0147】
ステップS56においては、注文情報の入力操作があったか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、操作部212の操作に応じて、注文情報の入力操作があったか否かを判断することとなる。CPU202は、注文情報の入力操作があったと判別した場合には、ステップS57に処理を移す。一方、CPU202は、注文情報の入力操作があったとは判別しなかった場合には、図17のステップS61に処理を移す。
【0148】
ステップS56の処理により注文情報の入力操作があったと判別された場合には、注文情報送信処理を実行する(ステップS57)。この処理において、CPU202は、入力操作に応じた注文情報を店舗サーバ31に供給する。これにより、カラオケ店舗21Aにおける各種の注文が行われる。この処理が終了した場合には、図17のステップS61に処理を移す。
【0149】
図17のステップS61においては、コミュニケーション無効の入力操作があったか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、操作部212の操作に応じて、コミュニケーション無効の入力操作があったか否かを判断することとなる。CPU202は、コミュニケーション無効の入力操作があったと判別した場合には、ステップS62に処理を移す。一方、CPU202は、コミュニケーション無効の入力操作があったとは判別しなかった場合には、ステップS63に処理を移す。
【0150】
ステップS61の処理によりコミュニケーション無効の入力操作があったと判別された場合には、コミュニケーションフラグの無効記憶処理を実行する(ステップS62)。この処理において、CPU202は、入力操作に応じて、無効である値としてコミュニケーションフラグを記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS63に処理を移す。
【0151】
ステップS63においては、コミュニケーション有効の入力操作があったか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、操作部212の操作に応じて、コミュニケーション有効の入力操作があったか否かを判断することとなる。CPU202は、コミュニケーション有効の入力操作があったと判別した場合には、ステップS64に処理を移す。一方、CPU202は、コミュニケーション有効の入力操作があったとは判別しなかった場合には、ステップS65に処理を移す。
【0152】
ステップS63の処理によりコミュニケーション有効の入力操作があったと判別された場合には、コミュニケーションフラグの有効記憶処理を実行する(ステップS64)。この処理において、CPU202は、入力操作に応じて、有効である値としてコミュニケーションフラグを記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS65に処理を移す。
【0153】
上述したステップS61からステップS64の処理は、他のカラオケ端末装置41Dとの間で、利用者の画像及び/又は音声を、逐次に受け取り、逐次に供給する機能を、利用者の操作に応じて、有効とするか無効とするかを決定する選択手段としてCPU202を機能させるためのものである。
【0154】
ステップS65においては、コミュニケーション変動無効の入力操作があったか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、操作部212の操作に応じて、コミュニケーション変動無効の入力操作があったか否かを判断することとなる。CPU202は、コミュニケーション変動無効の入力操作があったと判別した場合には、ステップS66に処理を移す。一方、CPU202は、コミュニケーション変動無効の入力操作があったとは判別しなかった場合には、ステップS67に処理を移す。
【0155】
ステップS65の処理によりコミュニケーション変動無効の入力操作があったと判別された場合には、コミュニケーション変動フラグの無効記憶処理を実行する(ステップS66)。この処理において、CPU202は、入力操作に応じて、無効である値としてコミュニケーション変動フラグを記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS67に処理を移す。
【0156】
ステップS67においては、コミュニケーション変動有効の入力操作があったか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、操作部212の操作に応じて、コミュニケーション変動有効の入力操作があったか否かを判断することとなる。CPU202は、コミュニケーション変動有効の入力操作があったと判別した場合には、ステップS68に処理を移す。一方、CPU202は、コミュニケーション変動有効の入力操作があったとは判別しなかった場合には、図18のステップS71に処理を移す。
【0157】
ステップS67の処理によりコミュニケーション変動有効の入力操作があったと判別された場合には、コミュニケーション変動フラグの有効記憶処理を実行する(ステップS68)。この処理において、CPU202は、入力操作に応じて、有効である値としてコミュニケーション変動フラグを記憶する。この処理が終了した場合には、図18のステップS71に処理を移す。
【0158】
上述したステップS65からステップS68の処理は、利用者の画像及び/又は音声を、逐次に受け取り、逐次に供給する他のカラオケ端末装置41Dを変更するか否かを決定する変更決定手段としてCPU202を機能させるためのものである。
【0159】
図18のステップS71においては、歌唱情報を記憶するか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、操作部212の操作に応じて、歌唱情報を記憶するか否かを判断することとなる。CPU202は、歌唱情報を記憶すると判別した場合には、ステップS72に処理を移す。一方、CPU202は、歌唱情報を記憶するとは判別しなかった場合には、ステップS80に処理を移す。
【0160】
ステップS71の処理により歌唱情報を記憶するとは判別されなかった場合には、歌唱記憶フラグの無効記憶処理を実行する(ステップS80)。この処理において、CPU202は、入力操作に応じて、無効である値として歌唱記憶フラグを記憶する。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
【0161】
ステップS71の処理により歌唱情報を記憶すると判別された場合には、歌唱記憶フラグの有効記憶処理を実行する(ステップS72)。この処理において、CPU202は、入力操作に応じて、有効である値として歌唱記憶フラグを記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS73に処理を移す。
【0162】
上述したステップS71、ステップS72、ステップS80の処理は、歌唱者の歌唱情報を記憶するか否かを決定する記憶決定手段としてCPU202を機能させるためのものである。
【0163】
ステップS73においては、編集選択の入力操作があったか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、操作部212の操作に応じて、編集選択の入力操作があったか否かを判断することとなる。CPU202は、編集選択の入力操作があったと判別した場合には、ステップS74に処理を移す。一方、CPU202は、編集選択の入力操作があったとは判別しなかった場合には、ステップS75に処理を移す。
【0164】
ステップS73の処理により編集選択の入力操作があったと判別された場合には、編集結果記憶処理を実行する(ステップS74)。この処理において、CPU202は、入力操作に応じた編集変数を記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS76に処理を移す。
【0165】
ステップS73の処理により編集選択の入力操作があったとは判別されなかった場合には、ランダム編集の記憶処理を実行する(ステップS75)。この処理において、CPU202は、ランダム編集を行う値として編集変数を記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS76に処理を移す。
【0166】
上述したステップS73からステップS75の処理は、歌唱者の歌唱情報を記憶するか否かを決定する記憶決定手段としてCPU202を機能させるためのものである。
【0167】
ステップS76においては、記憶媒体フラグ有効の入力操作があったか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、操作部212の操作に応じて、記憶媒体フラグ有効の入力操作があったか否かを判断することとなる。CPU202は、記憶媒体フラグ有効の入力操作があったと判別した場合には、ステップS77に処理を移す。一方、CPU202は、記憶媒体フラグ有効の入力操作があったとは判別しなかった場合には、ステップS78に処理を移す。
【0168】
ステップS76の処理により記憶媒体フラグ有効の入力操作があったと判別された場合には、記憶媒体フラグの有効記憶処理を実行する(ステップS77)。この処理において、CPU202は、入力操作に応じて、有効である値として記憶媒体フラグを記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS78に処理を移す。
【0169】
ステップS78においては、記憶媒体フラグ無効の入力操作があったか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、操作部212の操作に応じて、記憶媒体フラグ無効の入力操作があったか否かを判断することとなる。CPU202は、記憶媒体フラグ無効の入力操作があったと判別した場合には、ステップS79に処理を移す。一方、CPU202は、記憶媒体フラグ無効の入力操作があったとは判別しなかった場合には、図19のステップS81に処理を移す。
【0170】
ステップS78の処理により記憶媒体フラグ無効の入力操作があったと判別された場合には、記憶媒体フラグの無効記憶処理を実行する(ステップS79)。この処理において、CPU202は、入力操作に応じて、無効である値として記憶媒体フラグを記憶する。この処理が終了した場合には、図19のステップS81に処理を移す。
【0171】
上述したステップS76からステップS79の処理は、カラオケ端末装置41Aに対して着脱可能なCD−ROM、DVD−ROM等の記憶媒体に歌唱情報を記憶するか否かを決定する記憶媒体決定手段としてCPU202を機能させるためのものである。
【0172】
図19のステップS81においては、送信有効の入力操作があったか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、操作部212の操作に応じて、送信有効の入力操作があったか否かを判断することとなる。CPU202は、送信有効の入力操作があったと判別した場合には、ステップS82に処理を移す。一方、CPU202は、送信有効の入力操作があったとは判別しなかった場合には、ステップS83に処理を移す。
【0173】
ステップS81の処理により送信有効の入力操作があったと判別された場合には、歌唱情報送信フラグの有効記憶処理を実行する(ステップS82)。この処理において、CPU202は、入力操作に応じて、有効である値として歌唱情報送信フラグを記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS83に処理を移す。
【0174】
ステップS83においては、送信無効の入力操作があったか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、操作部212の操作に応じて、送信無効の入力操作があったか否かを判断することとなる。CPU202は、送信無効の入力操作があったと判別した場合には、ステップS84に処理を移す。一方、CPU202は、送信無効の入力操作があったとは判別しなかった場合には、本サブルーチンを終了する。
【0175】
ステップS83の処理により送信無効の入力操作があったと判別された場合には、歌唱情報送信フラグの無効記憶処理を実行する(ステップS84)。この処理において、CPU202は、入力操作に応じて、無効である値として歌唱情報送信フラグを記憶する。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
【0176】
上述したステップS81からステップS84の処理は、端末装置を介して一般に対して歌唱情報を公開するために、カラオケ情報制御サーバ11に供給するか否かを決定する歌唱情報送信決定手段としてCPU202を機能させるためのものである。
【0177】
[コミュニケーション処理]
図15のステップS33において実行されるサブルーチンについて図20を用いて説明する。
【0178】
図20のステップS91においては、コミュニケーションフラグが有効であるか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、コミュニケーションフラグを読み出し、有効であるか否かを判断することとなる。CPU202は、コミュニケーションフラグが有効であると判別した場合には、ステップS92に処理を移す。一方、CPU202は、コミュニケーションフラグが有効であるとは判別しなかった場合には、ステップS95に処理を移す。
【0179】
ステップS91の処理によりコミュニケーションフラグが有効であるとは判別されなかった場合には、コミュニケーション無効信号送信処理を実行する(ステップS95)。この処理において、CPU202は、カラオケ情報制御サーバ11に対して、コミュニケーション無効信号を送信する。この処理が終了した場合には、ステップS98に処理を移す。
【0180】
ステップS91の処理によりコミュニケーションフラグが有効であると判別された場合には、コミュニケーション変動フラグが有効であるか否かの判断を行う(ステップS92)。この処理において、CPU202は、コミュニケーション変動フラグを読み出し、コミュニケーション変動フラグが有効であるか否かを判断することとなる。CPU202は、コミュニケーション変動フラグが有効であると判別した場合には、ステップS93に処理を移す。一方、CPU202は、コミュニケーション変動フラグが有効であるとは判別しなかった場合には、ステップS94に処理を移す。
【0181】
ステップS92の処理によりコミュニケーション変動フラグが有効であると判別された場合には、コミュニケーション変動信号送信処理を実行する(ステップS93)。この処理において、CPU202は、コミュニケーション変動信号を送信する。この処理が終了した場合には、ステップS96に処理を移す。
【0182】
ステップS92の処理によりコミュニケーション変動フラグが有効であるとは判別されなかった場合には、コミュニケーション不変信号送信処理を実行する(ステップS94)。この処理において、CPU202は、コミュニケーション不変信号を送信する。この処理が終了した場合には、ステップS96に処理を移す。
【0183】
ステップS96においては、コミュニケーション用の画像及び音声の収集処理を実行する。この処理において、CPU202は、ミキシングアンプ218及びAVデータ処理部220に対して、チャット用カメラ112、集音マイク226等から利用者の画像及び音声を収集させる。このコミュニケーション用の画像及び音声は、カラオケ情報制御サーバ11を介して、他のカラオケ端末装置41Dに対して供給するためのものである。このようにステップS96の処理を実行することにより、他のカラオケ端末装置41Dに発生させるための利用者の画像及び音声を記憶することとなる。この処理が終了した場合には、ステップS97に処理を移す。
【0184】
ステップS97においては、コミュニケーション用の画像及び音声の送信処理を実行する。この処理において、CPU202は、ステップS96により収集されたコミュニケーション用の画像及び音声をカラオケ情報制御サーバ11に対して供給する。これにより、後述するように、カラオケ情報制御サーバ11を介して、他のカラオケ端末装置41Dに対して利用者の画像及び音声を発生させることができる。本ステップは、第1の通信手段としてCPU202を機能させるためのものである。
【0185】
尚、このコミュニケーションに関する利用者の画像及び音声の収集タイミングは、伴奏情報が発生されているときと、発生されていないときと、を問わず、伴奏情報が発生されているときには、他のカラオケ端末装置41Dにおける歌唱者と同時に歌唱する(デュエットやハモリを行う)ことができる。また、無線キーボード110等の操作部212の操作に応じて、他のカラオケ端末装置41Dに対して文字情報を送信するように構成してもよい。この処理が終了した場合には、ステップS98に処理を移す。
【0186】
ステップS98においては、稼動フラグ送信処理を実行する。この処理において、CPU202は、稼動フラグを読み出し、カラオケ情報制御サーバ11に対して稼動フラグを送信する。この処理が終了した場合には、ステップS99に処理を移す。
【0187】
ステップS99においては、コミュニケーション情報を受信したか否かの判断を行う。この処理において、CPU202は、カラオケ情報制御サーバ11から供給されるコミュニケーション用の画像及び音声を受け取ったか否かにより、コミュニケーション情報を受信したか否かを判断することとなる。CPU202は、コミュニケーション情報を受信したと判別した場合には、ステップS100に処理を移す。一方、CPU202は、コミュニケーション情報を受信したとは判別しなかった場合には、本サブルーチンを終了する。
【0188】
ステップS99の処理によりコミュニケーション情報を受信したと判別された場合には、コミュニケーション情報の発生処理を実行する(ステップS100)。この処理において、CPU202は、カラオケ情報制御サーバ11から受け取ったコミュニケーション用の画像及び音声を発生させる。つまり、CPU202は、コミュニケーション用の画像を表示部210に表示するとともに、コミュニケーション用の音声をスピーカ214から発生させる。この処理により発生されるコミュニケーション用の画像及び音声は、後述するように、他のカラオケ端末装置41Dを利用している利用者の画像及び音声であり、カラオケ情報制御サーバ11を介して他のカラオケ端末装置41Dから供給されるものである。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
【0189】
[カラオケシステムとしての処理]
図14のステップS28、図20のステップS93、ステップS94、ステップS95、ステップS97、ステップS98の処理が行われた場合に、カラオケ情報制御サーバ11及びカラオケ端末装置41Aにおいて実行される処理について図21から図23を用いて説明する。
【0190】
図21に示すように、カラオケ端末装置41AにおいてステップS28の歌唱情報送信処理が実行された場合に、カラオケ情報制御サーバ11において、CPU252は、歌唱情報受信処理を実行し(ステップS101)、歌唱情報を受信したか否かの判断を行う(ステップS102)。この処理において、CPU252は、歌唱情報を受信したと判別した場合には、ステップS103に処理を移す。一方、CPU252は、歌唱情報を受信したとは判別しなかった場合には、ステップS106に処理を移す。
【0191】
ステップS102の処理により歌唱情報を受信したと判別された場合には、歌唱情報記憶処理を実行する(ステップS103)。この処理において、CPU252は、ステップS101の処理により受信された歌唱情報を記憶部258に記憶する。また、CPU252は、この歌唱情報の他にも、登録者番号を含む登録者に関する情報、登録曲番号、曲に対する点数を含む曲に関する情報、カラオケ端末装置41Aの通信識別情報等を受信し、受信した歌唱情報に関する情報を登録曲データベース(図9参照)に記憶する。CPU252は、この登録曲データベースに歌唱情報に関する情報を記憶することにより、一般の端末装置71Aから閲覧可能な状態とすることとなる。本ステップの処理は、カラオケ端末装置41Aから供給された歌唱情報を記憶する歌唱情報記憶手段としてCPU252を機能させるためのものである。
【0192】
尚、本実施形態においては、受信された歌唱情報に関する情報を直ちに閲覧可能領域に記憶するように構成したが、本発明はこれに限らず、一度閲覧不可能領域に記憶させた後、所定のタイミングで閲覧可能領域に記憶させるように構成してもよい。もちろん、所定の操作タイミングで閲覧可能領域に記憶させるように構成してもよい。この処理が終了した場合には、ステップS104に処理を移す。
【0193】
ステップS104においては、登録者に対する課金処理を実行する。この処理において、CPU252は、登録者番号、登録者課金データベース(図10参照)、課金コースデータベース(図11参照)に基づいて、課金料金を算出する。具体的には、CPU252は、登録者課金データベースから登録者番号を検索し、その登録者番号に対応するコース番号を算出する。CPU252は、算出されたコース番号を課金コースデータベースから検索し、そのコース番号に対応する課金条件を算出する。CPU252は、課金条件に基づいて課金料金を算出する。CPU252は、算出された課金料金に基づいて、登録者課金データベースの課金情報を更新する。これによって、登録者からの課金を実現することとなる。本ステップの処理は、歌唱情報を供給する毎に、第2の課金情報を更新する第2の更新手段としてCPU252を機能させるためのものである。
【0194】
また、CPU252は、課金処理が実行された場合には、カラオケ端末装置41Aや登録者の一般の端末装置71Aに対して、課金が行われた旨を示す課金通知メッセージを送信する。尚、コースによっては定量制となることがあり、この場合には本ステップにおいては課金を行わず、図24のステップS136及びステップS137のような処理において課金を実現することとなる。この処理が終了した場合には、ステップS106に処理を移す。
【0195】
また、カラオケ端末装置41AにおいてステップS93のコミュニケーション変動信号送信処理が実行された場合に、カラオケ情報制御サーバ11において、CPU252は、コミュニケーション変動信号受信処理を実行し(ステップS106)、コミュニケーション変動信号を受信したか否かの判断を行う(ステップS107)。この処理において、CPU252は、コミュニケーション変動信号を受信したと判別した場合には、ステップS108に処理を移す。一方、CPU252は、歌唱情報を受信したとは判別しなかった場合には、図22のステップS111に処理を移す。
【0196】
ステップS107の処理によりコミュニケーション変動信号を受信したと判別された場合には、カラオケ端末装置データベース(図5参照)のコミュニケーション変動フラグの更新処理を実行する(ステップS108)。この処理において、CPU252は、コミュニケーション変動信号に含まれる通信識別情報を読み出し、コミュニケーション変動信号が送信されたカラオケ端末装置41Aを判別する。CPU252は、カラオケ端末装置データベースにおいて、読み出された通信識別情報に対応するコミュニケーション変動フラグを変動可能である値として記憶する。この処理が終了した場合には、図22のステップS111に処理を移す。
【0197】
図22に示すように、カラオケ端末装置41AにおいてステップS94のコミュニケーション不変信号送信処理が実行された場合に、カラオケ情報制御サーバ11において、CPU252は、コミュニケーション不変信号受信処理を実行し(ステップS111)、コミュニケーション不変信号を受信したか否かの判断を行う(ステップS112)。この処理において、CPU252は、コミュニケーション不変信号を受信したと判別した場合には、ステップS113に処理を移す。一方、CPU252は、コミュニケーション不変信号を受信したとは判別しなかった場合には、ステップS114に処理を移す。
【0198】
ステップS112の処理によりコミュニケーション不変信号を受信したと判別された場合には、カラオケ端末装置データベースのコミュニケーション変動フラグの更新処理を実行する(ステップS113)。この処理において、CPU252は、コミュニケーション不変信号に含まれる通信識別情報を読み出し、コミュニケーション不変信号が送信されたカラオケ端末装置41Aを判別する。CPU252は、カラオケ端末装置データベースにおいて、読み出された通信識別情報に対応するコミュニケーション変動フラグを変動不可能である値として記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS114に処理を移す。
【0199】
カラオケ端末装置41AにおいてステップS95のコミュニケーション無効信号送信処理が実行された場合に、カラオケ情報制御サーバ11において、CPU252は、コミュニケーション無効信号受信処理を実行し(ステップS114)、コミュニケーション無効信号を受信したか否かの判断を行う(ステップS115)。この処理において、CPU252は、コミュニケーション無効信号を受信したと判別した場合には、ステップS116に処理を移す。一方、CPU252は、コミュニケーション無効信号を受信したとは判別しなかった場合には、図23のステップS121に処理を移す。
【0200】
ステップS115の処理によりコミュニケーション無効信号を受信したと判別された場合には、カラオケ端末装置データベースのコミュニケーション変更フラグの更新処理を実行する(ステップS116)。この処理において、CPU252は、コミュニケーション無効信号に含まれる通信識別情報を読み出し、コミュニケーション無効信号が送信されたカラオケ端末装置41Aを判別する。CPU252は、カラオケ端末装置データベースにおいて、読み出された通信識別情報に対応するコミュニケーション変動フラグを無効である値として記憶する。この処理が終了した場合には、図23のステップS121に処理を移す。
【0201】
図23に示すように、上述したステップS98の稼動フラグ送信処理が実行された場合に、カラオケ情報制御サーバ11において、CPU252は、稼動フラグ受信処理を実行し(ステップS121)、稼動フラグを受信したか否かの判断を行う(ステップS122)。この処理において、CPU252は、稼動フラグを受信したと判別した場合には、ステップS123に処理を移す。一方、CPU252は、稼動フラグを受信したとは判別しなかった場合には、ステップS124に処理を移す。
【0202】
ステップS122の処理により稼動フラグを受信したと判別された場合には、カラオケ端末装置データベースの稼動フラグの更新処理を実行する(ステップS123)。この処理において、CPU252は、稼動フラグに含まれる通信識別情報を読み出し、稼動フラグが送信されたカラオケ端末装置41Aを判別する。CPU252は、カラオケ端末装置データベースにおいて、読み出された通信識別情報に対応する稼動フラグを正常である値として記憶する。尚、所定のタイミングで稼動フラグを受信しない場合、又は、稼動フラグが無効である場合には、CPU252は、カラオケ端末装置データベースにおいて、読み出された通信識別情報に対応する稼動フラグを異常である値として記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS124に処理を移す。
【0203】
カラオケ端末装置41AにおいてステップS97のコミュニケーション用の画像及び音声送信処理が実行された場合に、カラオケ情報制御サーバ11において、CPU252は、コミュニケーション用の画像及び音声の受信処理を実行し(ステップS124)、コミュニケーション用の画像及び音声を受信したか否かの判断を行う(ステップS125)。この処理において、CPU252は、コミュニケーション用の画像及び音声を受信したと判別した場合には、ステップS126に処理を移す。一方、CPU252は、コミュニケーション用の画像及び音声を受信したとは判別しなかった場合には、図24のステップS131に処理を移す。
【0204】
ステップS125の処理によりコミュニケーション用の画像及び音声を受信したと判別された場合には、コミュニケーション用の画像及び音声の記憶処理を実行する(ステップS126)。この処理において、CPU252は、受信したコミュニケーション用の画像及び音声を記憶部258に記憶する。尚、CPU252は、そのコミュニケーション用の画像及び音声に付加されているカラオケ端末装置41Aの識別情報ととともに、コミュニケーション用の画像及び音声を記憶部258に記憶する。この処理が終了した場合には、図24のステップS131に処理を移す。
【0205】
また、カラオケ情報制御サーバ11において所定の条件を満たした場合に、カラオケ情報制御サーバ11、カラオケ端末装置41A、店舗サーバ31Aにより実行される処理について図24を用いて説明する。
【0206】
図24に示すように、カラオケ情報制御サーバ11のステップS131においては、所定の更新条件を満たしたか否かの判断を行う。この処理において、CPU252は、計測している時間が所定時間を経過したか否かにより、所定の更新条件を満たしたか否かを判断することとなる。CPU252は、所定の更新条件を満たしたと判別した場合には、ステップS132に処理を移す。一方、CPU252は、所定の更新条件を満たしたとは判別しなかった場合には、ステップS135に処理を移す。
【0207】
尚、本実施形態においては、所定の時間を経過したか否かにより、更新条件を満たしたか否かを判断するように構成したが、本発明はこれに限らず、コミュニケーションをとる組合せを変更可能であれば別のタイミングであってもよく、例えば、カラオケ端末装置41Aの操作部212の操作に応じて、コミュニケーションをとる組合せを変更するように構成してもよい。
【0208】
ステップS131の処理により所定の更新条件を満たしたと判別された場合には、カラオケ端末装置データベースの参照処理を実行する(ステップS132)。この処理において、CPU252は、カラオケ端末装置データベースの稼動フラグ、コミュニケーション変動フラグを参照し、カラオケ端末装置41Aが正常に稼動しており、コミュニケーションを有効としており、コミュニケーションの組合せを変動可能としているカラオケ端末装置41Aを検索することとなる。この処理が終了した場合には、ステップS133に処理を移す。
【0209】
ステップS133においては、コミュニケーション組合せの決定処理を実行する。この処理において、CPU252は、ステップS132の処理により参照、検索された結果に基づいて、カラオケ端末装置毎にコミュニケーションの組合せを決定する。具体的には、CPU252は、カラオケ端末装置データベースの稼動フラグとコミュニケーション変動フラグとが所定の値である場合に、そのカラオケ端末装置41Aの端末番号をメモリ254に記憶する。CPU252は、メモリ254に記憶された端末番号を組合せることにより、カラオケ端末装置毎にコミュニケーションの組合せを決定する。CPU252は、決定されたコミュニケーションの組合せを記憶部258に記憶する。本ステップの処理は、利用者の画像及び/又は音声を、逐次に受け取り、逐次に供給する他のカラオケ端末装置を変更する変更手段としてCPU252を機能させるためのものである。この処理が終了した場合には、ステップS134に処理を移す。
【0210】
ステップS134においては、コミュニケーション用の画像及び音声の送信処理を実行する。この処理において、CPU252は、ステップS133の処理により決定されたコミュニケーションの組合せに基づいて、その組合せ先の利用者の画像及び音声を互いに送信する。また、本ステップは、第2の通信手段としてCPU252を機能させるためのものである。この処理が終了した場合には、ステップS135に処理を移す。尚、本実施形態においては、コミュニケーションの組合せをカラオケ端末装置41Aとカラオケ端末装置41Dとして記載する。
【0211】
カラオケ情報制御サーバ11によりステップS134のコミュニケーション用の画像及び音声の送信処理が実行された場合に、カラオケ端末装置41Aにおいて、コミュニケーション用の画像及び音声の受信処理を実行する(ステップS201)。この処理において、カラオケ端末装置41AのCPU202は、コミュニケーション用の画像及び音声を受け取り、記憶部208に記憶する。このコミュニケーション用の画像及び音声は、通信先であるカラオケ端末装置41Dの利用者の画像及び音声である。この処理が終了した場合には、ステップS202に処理を移す。
【0212】
また、ステップS201と同じように、カラオケ端末装置41Dにおいても、コミュニケーション用の画像及び音声の受信処理を実行する(ステップS211)。この処理において、カラオケ端末装置41DのCPU202は、コミュニケーション用の画像及び音声を受け取り、記憶部208に記憶する。このコミュニケーション用の画像及び音声は、通信先であるカラオケ端末装置41Aの利用者の画像及び音声である。この処理が終了した場合には、ステップS212に処理を移す。
【0213】
ステップS202、ステップS212においては、コミュニケーション用の画像及び音声の発生処理を実行する。この処理において、カラオケ端末装置41AのCPU202は、図20のステップS100と同じように、ステップS201の処理により受信されたコミュニケーション用の画像を表示部210に表示するとともに、受信されたコミュニケーション用の音声をスピーカ214から発生させる。同じように、カラオケ端末装置41Dにおいても、カラオケ端末装置41DのCPU202は、ステップS211の処理により受信されたコミュニケーション用の画像を表示部210に表示するとともに、受信されたコミュニケーション用の音声をスピーカ214から発生させる。これにより、カラオケ端末装置41Aとカラオケ端末装置41Dとの間で利用者の画像及び音声を相互に送受信することができる。この処理が終了した場合には、ステップS11にそれぞれ処理を移す。
【0214】
カラオケ情報制御サーバ11のステップS135においては、所定の課金条件を満たしたか否かの判断を行う。この処理において、CPU252は、所定の期日(例えば月契約である場合には月末日)であるか否かにより、所定の課金条件を満たしたか否かを判断することとなる。CPU252は、所定の課金条件を満たしたと判別した場合には、ステップS136に処理を移す。一方、CPU252は、所定の課金条件を満たしたとは判別しなかった場合には、図25のステップS141に処理を移す。
【0215】
尚、本実施形態においては、所定の期日であるか否かにより、所定の課金条件を満たしたか否かを判断するように構成したが、本発明はこれに限らず、他の課金条件であってもよい。例えば、週末日、月末日、年末日等の期日であってもよいが、歌唱情報の登録回数等、各種の態様が該当する。
【0216】
ステップS135の処理により所定の課金条件を満たしたと判別された場合には、課金更新処理を実行する(ステップS136)。この処理において、CPU252は、店舗データベース(図6参照)、店舗課金データベース(図7参照)、課金コースデータベース(図11参照)に基づいて、課金料金を算出する。CPU252は、算出された課金料金に基づいて、店舗課金データベースの課金情報を更新する。本ステップの処理は、記憶された第1の課金情報を、所定の課金条件を満たした場合に、カラオケ店舗におけるカラオケ端末装置の数に応じて更新する第1の更新手段としてCPU252を機能させるためのものである。
【0217】
具体的には、CPU252は、所定の期日となる場合には、店舗データベースに記憶されている店舗番号を読み出し、その店舗番号に対応するコース番号を店舗課金データベースから検索する。CPU252は、検索されたコース番号に対応する課金条件を課金コースデータベースから検索し、課金料金を算出する。尚、課金条件を満たさない場合には、課金は行わない。CPU252は、店舗番号に対応する端末番号をカラオケ端末装置データベースから検索し、そのカラオケ店舗に設置されているカラオケ端末装置の台数を算出する。CPU252は、店舗課金データベースにおいて店舗番号に対応する課金情報を、算出された課金料金及びカラオケ端末装置に基づいて更新する。CPU252は、このような処理を店舗データベースに記憶されている全ての店舗番号に対して実行することにより、全ての店舗における課金を実現することとなる。尚、登録者に関する課金において、コースによっては定量制となることがあり、この場合には本ステップにおいて課金を行うこととなる。この処理が終了した場合には、ステップS137に処理を移す。
【0218】
ステップS137においては、課金通知送信処理を実行する。この処理において、CPUは、課金がされた旨を示す課金通知メールを店舗サーバ31に対して送信する。この処理が終了した場合には、図25のステップS141に処理を移す。
【0219】
カラオケ情報制御サーバ11によりステップS137の課金通知送信処理が実行された場合に、店舗サーバ31の各々において、課金通知受信処理を実行する(ステップS206、ステップS216)。この処理において、店舗サーバ31のCPUは、課金通知メールを表示可能に受け取る。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
【0220】
更には、一般の端末装置71Aからの要求に応じて、一般の端末装置71A、71B、71C、...及びカラオケ情報制御サーバ11により実行される処理について図25から図28を用いて説明する。尚、本実施形態においては、一般の端末装置71Aを代表として記載し、メッセージを送信する一般の端末装置を符号71A、メッセージを受信する一般の端末装置を符号71Cとして記載する。
【0221】
図25に示すように、一般の端末装置71AのステップS301においては、歌唱情報要求操作があったか否かの判断を行う。この処理において、CPU272は、操作部282の操作に応じて、歌唱情報要求操作があったか否かを判断することとなる。CPU272は、歌唱情報要求操作があったと判別した場合には、ステップS302に処理を移す。一方、CPU272は、歌唱情報要求操作があったとは判別しなかった場合には、図26のステップS311に処理を移す。
【0222】
ステップS301の処理により歌唱情報要求操作があったと判別された場合には、歌唱情報要求信号送信処理を実行する(ステップS302)。この処理において、CPU272は、歌唱情報要求操作に応じて、カラオケ情報制御サーバ11に対して歌唱情報要求信号を送信する。この処理が終了した場合には、ステップS303に処理を移す。
【0223】
一般の端末装置71AによりステップS302の歌唱情報要求信号送信処理が実行された場合に、カラオケ情報制御サーバ11において、CPU252は、歌唱情報要求信号受信処理を実行し(ステップS141)、歌唱情報要求信号を受信したか否かの判断を行う(ステップS142)。この処理において、CPU252は、歌唱情報要求信号を受信したと判別した場合には、ステップS143に処理を移す。一方、CPU252は、歌唱情報要求信号を受信したとは判別しなかった場合には、図26のステップS151に処理を移す。
【0224】
ステップS142の処理により歌唱情報要求信号が受信されたと判別された場合には、歌唱情報送信処理を実行する(ステップS143)。この処理において、CPU252は、歌唱情報要求信号に含まれる登録曲番号と登録曲データベース(図9参照)とに基づいて、登録曲番号に基づく歌唱情報を読み出し、一般の端末装置71Aに送信する。この処理が終了した場合には、図26のステップS151に処理を移す。
【0225】
カラオケ情報制御サーバ11によりステップS143の歌唱情報送信処理が実行された場合に、一般の端末装置71Aにおいて、CPU272は、歌唱情報受信処理を実行し(ステップS303)、歌唱情報を受信したか否かの判断を行う(ステップS304)。この処理において、CPU272は、歌唱情報を受信したと判別した場合には、ステップS305に処理を移す。一方、CPU272は、歌唱情報を受信したとは判別しなかった場合には、図26のステップS311に処理を移す。
【0226】
ステップS304の処理により歌唱情報を受信したと判別された場合には、歌唱情報発生処理を実行する(ステップS305)。この処理において、CPU272は、歌唱情報に含まれる画像を表示部280に表示し、歌唱情報に含まれる音声をスピーカ284から発生させる。このように、一般の端末装置71Aの要求に応じて、歌唱情報を供給し、発生させることができる。この処理が終了した場合には、図26のステップS311に処理を移す。
【0227】
図26に示すように、一般の端末装置71AのステップS311においては、評価情報要求操作があったか否かの判断を行う。この処理において、CPU272は、操作部282の操作に応じて、評価情報要求操作があったか否かを判断することとなる。CPU272は、評価情報要求操作があったと判別した場合には、ステップS312に処理を移す。一方、CPU272は、評価情報要求操作があったとは判別しなかった場合には、図27のステップS321に処理を移す。
【0228】
ステップS311の処理により評価情報要求操作があったと判別された場合には、評価情報要求信号送信処理を実行する(ステップS312)。この処理において、CPU272は、評価情報要求信号をカラオケ情報制御サーバ11に対して送信する。この処理が終了した場合には、ステップS313に処理を移す。
【0229】
一般の端末装置71AによりステップS312の評価情報要求信号送信処理が実行された場合に、カラオケ情報制御サーバ11において、CPU252は、評価情報要求信号受信処理を実行し(ステップS151)、評価情報要求信号を受信したか否かの判断を行う(ステップS152)。この処理において、CPU252は、評価情報要求信号を受信したと判別した場合には、ステップS153に処理を移す。一方、CPU252は、評価情報要求信号を受信したとは判別しなかった場合には、図27のステップS161に処理を移す。
【0230】
ステップS152の処理により評価情報要求信号が受信されたと判別された場合には、評価情報送信処理を実行する(ステップS153)。この処理において、CPU252は、評価情報要求信号に基づいて、登録曲データベースの評価情報及び順位情報を読み出し、評価情報及び順位情報に関する情報を一般の端末装置71Aに送信する。この処理が終了した場合には、図27のステップS161に処理を移す。
【0231】
カラオケ情報制御サーバ11によりステップS153の評価情報送信処理が実行された場合に、一般の端末装置71Aにおいて、CPU272は、評価情報受信処理を実行し(ステップS313)、評価情報を受信したか否かの判断を行う(ステップS314)。この処理において、CPU272は、評価情報を受信したと判別した場合には、ステップS315に処理を移す。一方、CPU272は、評価情報を受信したとは判別しなかった場合には、図27のステップS321に処理を移す。
【0232】
ステップS314の処理により評価情報を受信したと判別された場合には、評価情報表示処理を実行する(ステップS315)。この処理において、CPU272は、受信した評価情報及び順位情報に関する情報に含まれる画像情報を表示部280に表示する。このように、一般の端末装置71Aの要求に応じて、評価情報を供給し、発生させることができる。この処理が終了した場合には、図27のステップS321に処理を移す。
【0233】
図27に示すように、一般の端末装置71AのステップS321においては、評価情報送信操作があったか否かの判断を行う。この処理において、CPU272は、操作部282の操作に応じて、評価情報送信操作があったか否かを判断することとなる。CPU272は、評価情報送信操作があったと判別した場合には、ステップS322に処理を移す。一方、CPU272は、評価情報送信操作があったとは判別しなかった場合には、図28のステップS331に処理を移す。
【0234】
ステップS321の処理により評価情報送信操作があったと判別された場合には、評価情報送信処理を実行する(ステップS322)。この処理において、CPU272は、評価情報をカラオケ情報制御サーバ11に対して送信する。この処理が終了した場合には、図28のステップS331に処理を移す。
【0235】
一般の端末装置71AによりステップS322の評価情報送信処理が実行された場合に、カラオケ情報制御サーバ11において、CPU252は、評価情報受信処理を実行し(ステップS161)、評価情報を受信したか否かの判断を行う(ステップS162)。この処理において、CPU252は、評価情報を受信したと判別した場合には、ステップS163に処理を移す。一方、CPU252は、評価情報を受信したとは判別しなかった場合には、図28のステップS171に処理を移す。
【0236】
ステップS162の処理により評価情報が受信されたと判別された場合には、評価情報更新処理を実行する(ステップS163)。この処理において、CPU252は、登録曲データベースにおける評価情報を更新するとともに、登録曲データベースにおける順位情報を更新する。このような処理を実行することにより、一般の端末装置71Aからの評価情報を反映させることが可能となり、順位情報も逐次更新されることとなる。本ステップの処理は、一般の端末装置71Aからの要求に応じて、歌唱情報に対する評価情報を記憶する評価情報記憶手段としてCPU252を機能させるためのものである。また、本ステップの処理は、記憶された評価情報の順位情報を決定する順位決定手段としてCPU252を機能させるためのものである。この処理が終了した場合には、図28のステップS171に処理を移す。
【0237】
図28に示すように、一般の端末装置71AのステップS331においては、メッセージ送信操作があったか否かの判断を行う。この処理において、一般の端末装置71AのCPU272は、操作部282の操作に応じて、メッセージ送信操作があったと判別した場合には、ステップS332に処理を移す。一方、CPU272は、メッセージ送信操作があったとは判別しなかった場合には、図25のステップS301に処理を移す。
【0238】
ステップS331の処理によりメッセージ送信操作があったと判別された場合には、メッセージ送信処理を実行する(ステップS332)。この処理において、一般の端末装置71AのCPU272は、カラオケ情報制御サーバ11に対してメッセージを送信する。このメッセージは、どのようなものであってもよいが、例えば、芸能プロダクションからスカウトに関するメッセージを送信することも可能である。この処理が終了した場合には、図25のステップS301に処理を移す。
【0239】
一般の端末装置71AによりステップS332のメッセージ送信処理が実行された場合に、カラオケ情報制御サーバ11において、CPU252は、メッセージ受信処理を実行し(ステップS171)、メッセージを受信したか否かの判断を行う(ステップS172)。この処理において、CPU252は、メッセージを受信したと判別した場合には、ステップS173に処理を移す。一方、CPU252は、を受信したとは判別しなかった場合には、図21のステップS101に処理を移す。
【0240】
ステップS172の処理によりメッセージが受信されたと判別された場合には、登録者データベース(図8参照)の参照処理を実行する(ステップS173)。この処理において、CPU252は、受信したメッセージに含まれる登録曲番号と登録曲データベースとに基づいて登録者番号を算出する。CPU252は、算出された登録者番号と登録者データベースとに基づいて、登録者の通信識別情報を算出する。例えばメッセージの送信先が一般の端末装置71Cである場合には、CPU252は、この一般の端末装置71Cの通信識別情報を算出することとなる。この処理が終了した場合には、ステップS174に処理を移す。
【0241】
ステップS174においては、メッセージの送信処理を実行する。この処理において、CPU252は、ステップS173の処理により算出された登録者に対して受信したメッセージを送信する。この処理が終了した場合には、図21のステップS101に処理を移す。
【0242】
カラオケ情報制御サーバ11によりステップS174のメッセージ送信処理が実行された場合に、一般の端末装置71Cにおいては、メッセージ受信処理を実行する(ステップS431)。一般の端末装置71CのCPU272は、カラオケ情報制御サーバ11から供給されたメッセージを表示可能に受信する。このように、一般の端末装置71Aから一般の端末装置71Cに対して、歌唱情報に対するメッセージを供給することができる。この処理が終了した場合には、図25のステップS301に処理を移す。尚、本実施形態においては、送信のみを記載したが、その後、返信を行うことももちろんできる。
【0243】
また、単にメッセージを供給するのみならず、芸能プロダクション等からのスカウトメッセージを供給することもできる。例えば、ある芸能プロダクションの端末装置からカラオケ情報制御サーバ11を介して、歌唱情報に対応する歌唱者の端末装置に対してスカウトメッセージを供給する。これにより、スカウトの打診を通知することができる。また、カラオケ情報制御サーバ11を介して歌唱者の端末装置から芸能プロダクションの端末装置に返信を行うことにより、スカウトの打診に対する返信を行うことができる。また、これらのメッセージの供給毎に課金を行うようにしてもよい。
【0244】
また、本実施形態においては、カラオケ端末装置41Aにより収集された歌唱情報を、カラオケ情報管理サーバ11に対して供給し、カラオケ情報管理サーバ11により、一般の端末装置全てに歌唱情報が発生可能に供給されるように構成したが、本発明はこれに限らず、一般の端末装置の一部に対してのみ発生可能に供給するように構成してもよい。また、上述したカラオケ情報管理サーバ11における記憶部258に、一般の端末装置71A、71B、71C、...のすべてに対して発生可能に供給する歌唱情報と、一般の端末装置71A、71B、71C、...の一部に対してのみ発生可能に供給する歌唱情報と、を判別可能に記憶するように構成してもよい。また、一般の端末装置71A、71B、71C、...の一部とは、登録が行われた閲覧者における一般の端末装置であってもよい。この場合には、カラオケ情報管理サーバ11に歌唱情報を供給する者の操作に応じて、一般の端末装置71A、71B、71C、...のすべてに対して発生可能に供給する歌唱情報として記憶するか、登録が行われた閲覧者における一般の端末装置に対してのみ発生可能に供給する歌唱情報として記憶するか、を決定するように構成してもよい。
【0245】
つまり、カラオケ情報管理サーバ11は、「カラオケ端末装置における操作に応じて、供給された歌唱情報を、一般の端末装置のすべてに対して発生可能に供給する歌唱情報として記憶するか、登録が行われた閲覧者における一般の端末装置に対してのみ発生可能に供給する歌唱情報として記憶するか、を決定する公開決定手段」を備えるように構成してもよい。
【0246】
具体的には、カラオケ情報制御サーバ11の記憶部258における登録曲データベース(図9参照)に「公開種別情報」項目を追加した登録曲データベースとして記憶するように構成とする。この「公開種別情報」は、公開する一般の端末装置を識別するためのものである。また、カラオケ情報制御サーバ11の記憶部258に、図8に示すように、「閲覧者番号」、「住所情報」、「電話情報」、「年齢情報」、「性別情報」、「通信識別情報」、「公開種別情報」等、各種の情報が関連付けられている閲覧者データベース(図示せず)を備えた構成とする。閲覧者データベースにおける「公開種別情報」は、登録曲データベースにおける「公開種別情報」に応じて、閲覧者の端末装置に対して歌唱情報を供給可能か否かを判断するためのものである。
【0247】
カラオケ情報制御サーバ11におけるCPU252は、カラオケ端末装置41Aにおける歌唱者の操作に応じて、公開種別情報を登録曲情報等とともに記憶する。一般の端末装置71Aが閲覧者データベースに閲覧者として登録されている場合には、CPU252は、一般の端末装置71Aからの要求に応じて、その一般の端末装置71Aに対して歌唱情報を供給する。一方、一般の端末装置71Bが閲覧者データベースに閲覧者として登録されていない場合には、CPU252は、一般の端末装置71Bからの要求に応ずることなく、その一般の端末装置71Bに対して歌唱情報を供給しない。もちろん、カラオケ端末装置41Aにおける歌唱者の操作に応じて一般の端末装置71A、71B、71C、...の全てに対して歌唱情報を供給可能とする場合には、閲覧者データベースに閲覧者として登録されていない一般の端末装置71Bの要求に応じて、その一般の端末装置71Bに対して歌唱情報を供給する。
【0248】
このように構成することにより、歌唱情報をカラオケ情報制御サーバ11に供給する者の操作に応じて、歌唱情報を供給する端末装置を限定することができ、その者の意図に応じたサービスを提供することができる。また、閲覧者に対して、閲覧者の登録に応じてサービスを提供することができる。
【0249】
また、複数種類の登録分野に亘り閲覧者の閲覧登録を行うことができるように構成してもよい。例えば、ポップスコース、R&Bコース、演歌コース等のジャンルに応じた登録、芸能プロダクション等の種類に応じた登録等、複数種類の登録分野において閲覧者の閲覧登録を行うことができる。
【0250】
また、これらの閲覧者に対して、「閲覧者番号」、「コース」、「課金情報」等を関連付けた閲覧者課金データベース(図示せず)をカラオケ情報制御サーバ11の記憶部258に記憶するように構成し、CPU252は、一般の端末装置からの要求に応じて、閲覧者として登録される場合、歌唱情報の供給回数に応じて、又は、所定の期間毎に、閲覧者課金データベースの課金情報を更新することにより、閲覧者に対する課金を実現することが可能となる。もちろん、閲覧者の閲覧登録の数に応じて閲覧者に対する課金の更新を異なるように構成してもよい。
【0251】
また、本実施形態においては、カラオケ端末装置41Aから歌唱情報を供給する毎に、又は、所定の期間を経過する毎に、登録者に対する課金を行っているが、本発明はこれに限らず、他の課金態様であってもよい。
【0252】
例えば、カラオケ端末装置41Aにおける選曲毎に、カラオケ端末装置41Aの使用時間に応じて、又は、カラオケ端末端末41Aが設置されたカラオケ部屋の使用時間に応じて、使用料金としての課金を行うように構成してもよい。もちろん、カラオケ部屋の利用人数に応じて、その課金情報の更新を異なるように構成してもよい。また、カラオケ端末装置41Aから店舗サーバ31Aに対する注文情報に応じて、注文情報に対する課金を行うように構成してもよい。更には、CD−ROM、DVD−ROM等の記憶媒体に歌唱情報を記憶する場合に、課金を行ってもよく、この場合には、記憶媒体料金、手数料等として、利用者に対して課金が行われる。更にまた、コミュニケーション機能を有効とすることにより、利用者に対して課金を行うように構成してもよく、そのコミュニケーション機能を利用した時間に応じて、又は、コミュニケーション機能を利用した人数に応じて、課金を行うように構成してもよい。また、このようなサービスを受ける登録者として、カラオケ情報制御サーバ11に登録される場合に、登録料金として登録者に対して課金を行うように構成してもよい。尚、これらの課金条件は、図11の課金条件に記憶されており、CPU252は、課金条件を満たした場合に、課金情報を更新することとなる。
【0253】
また、本実施形態においては、単に、カラオケ端末装置41A、41B、41C、41D、...が設置されたカラオケ店舗21Aに店舗サーバ31Aを備え、その店舗サーバ31Aとカラオケ情報制御サーバ11とを通信可能に接続したが、本発明はこれに限らず、他の装置を介して、店舗サーバとカラオケ情報制御サーバとを通信可能に接続するように構成してもよく、例えば、複数のカラオケ店舗毎に備えられた複数の店舗サーバと、カラオケ情報制御サーバと、に対して、ネットワーク51を介して、通信可能に接続されたフランチャイズ店舗管理サーバを通信可能に接続してもよい。
【0254】
フランチャイズ店舗管理サーバを備えたカラオケシステムのにおけるシステム構成について図29を用いて説明する。
【0255】
図29に示すように、カラオケシステム12におけるネットワーク51には、フランチャイズ店舗管理サーバ91A、91B、...が接続されている。フランチャイズ店舗管理サーバ91A、91B、...は、それぞれのフランチャイズ店舗における店舗サーバに対して通信可能に接続されている。また、フランチャイズ店舗管理サーバ91A、91B、...は、カラオケ情報制御サーバ11に対しても、通信可能に接続されている。尚、本実施形態においては、カラオケ店舗21Aをフランチャイズ店舗管理サーバ91Aのフランチャイズ店舗とし、カラオケ店舗21Bをフランチャイズ店舗管理サーバ91Bのフランチャイズ店舗として説明する。フランチャイズ店舗管理サーバ91Aは、ネットワーク51を介して、店舗サーバ31Aをはじめとする複数の店舗サーバを管理する。また、フランチャイズ店舗管理サーバ91Bは、ネットワーク51を介して、店舗サーバ31Bをはじめとする複数の店舗サーバを管理する。フランチャイズ店舗管理サーバ91A、91B、...は、図4に示すように、カラオケ情報制御サーバ11と同じような電気的構成である。
【0256】
カラオケ情報制御サーバ11の記憶部252には、図6に示す店舗データベースと同じような店舗データベース(図示せず)が記憶されている。本実施形態における店舗データベースは、「店舗種類」項目(図示せず)が追加されて記憶される。
【0257】
また、カラオケ情報制御サーバ11の記憶部252には、図7に示す店舗課金データベースのような店舗課金データベースが記憶されている。この店舗課金データベースは、カラオケ店舗に関する情報のみならず、フランチャイズ店舗管理サーバに対する課金に関する情報をも記憶している。尚、上述した店舗データベースにおける「店舗種類」項目に基づいて、店舗サーバであるかフランチャイズサーバであるかを判定するとともに、店舗サーバが加盟しているフランチャイズの種類を判定する。
【0258】
カラオケ情報制御サーバ11において、CPU252は、記憶部258に記憶されているプログラムに従って、カラオケ端末装置自体、カラオケ端末装置における電子機器等からなるオプション品、CD−ROM、DVD−ROM等の記憶媒体が供給されている期間に応じて、カラオケ情報制御サーバ11のCPU252は、フランチャイズサーバの課金に関する課金情報を更新する。また、CPU252は、記憶部258に記憶されているプログラムに従って、フランチャイズ自体の登録がなされた場合に、その加盟料金として、フランチャイズに対応する課金情報を更新する。
【0259】
このように、カラオケ情報制御サーバ11を制御することにより、各種の課金が可能となり、有益なカラオケ端末装置の利用に対する課金を行うことができる。
【0260】
尚、本実施形態においては、カラオケ情報制御サーバ11において、フランチャイズ店舗管理サーバ91A、91B、...に関する課金を行ったが、本発明はこれに限らず、他の課金態様であってもよく、例えば、カラオケ端末装置自体、カラオケ端末装置における電子機器等からなるオプション品、CD−ROM、DVD−ROM等の記憶媒体が供給されている期間に応じて、フランチャイズ店舗管理サーバ91A、91B、...により店舗サーバ31に対して課金を行うように構成してもよく、更には、フランチャイズ店舗に加盟するためにフランチャイズ登録がなされた場合に、その加盟料金として、フランチャイズ店舗における店舗サーバに対応する課金情報を更新するように構成してもよい。
【0261】
更にまた、本明細書に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本明細書に記載されたものに限定されるものではない。
【0262】
【発明の効果】
本発明によれば、カラオケ端末装置における歌唱者の画像及び音声、伴奏情報を含む歌唱情報が記憶されるとともに、一般の端末装置からの要求に応じて、一般の端末装置に歌唱情報が発生されるので、カラオケ部屋という枠に限られることなく、実際に歌唱した結果である歌唱情報を一般に公開することができ、多くの人に聞いてもらう機会を意識させ、歌唱者の感性を触発することができる。これにより、従来にない新たな歌唱の楽しみを付加することができ、歌唱者の興趣向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるシステム構成を示す概略図である。
【図2】本発明の一実施形態のカラオケ端末装置を示す概略図である。
【図3】本発明の一実施形態のカラオケ端末装置を示す機能ブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態のカラオケ情報制御サーバにおける電気的構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態のカラオケ情報制御サーバにおけるデータベースを示す説明図である。
【図6】本発明の一実施形態のカラオケ情報制御サーバにおけるデータベースを示す説明図である。
【図7】本発明の一実施形態のカラオケ情報制御サーバにおけるデータベースを示す説明図である。
【図8】本発明の一実施形態のカラオケ情報制御サーバにおけるデータベースを示す説明図である。
【図9】本発明の一実施形態のカラオケ情報制御サーバにおけるデータベースを示す説明図である。
【図10】本発明の一実施形態のカラオケ情報制御サーバにおけるデータベースを示す説明図である。
【図11】本発明の一実施形態のカラオケ情報制御サーバにおけるデータベースを示す説明図である。
【図12】本発明の一実施形態の一般の端末装置における電気的構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図15】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図16】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図17】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図18】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図19】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図20】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図21】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図22】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図23】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図24】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図25】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図26】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図27】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図28】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図29】本発明の一実施形態のカラオケシステムにおけるシステム構成を示す概略図である。
【符号の説明】
10 カラオケシステム
11 カラオケ情報制御サーバ
21 カラオケ店舗
31 店舗サーバ
41 カラオケ端末装置
51 ネットワーク
71 一般の端末装置
102 カラオケ演奏装置
104 クロマキシステム
106 メイン画面切換スイッチ
108 リモコン
110 無線キーボード
112 チャット用カメラ
202、252、272 CPU
204、254、274 メモリ
206、256、276 通信インターフェイス
208、258、278 記憶部
210、280 表示部
212、282 操作部
214、284 スピーカ
216 シンセサイザー
218 ミキシングアンプ
220 AVデータ処理部
222 磁気情報記憶部
224 マイク
226 集音マイク
232 ビデオカメラ

Claims (10)

  1. 少なくとも伴奏音を含む伴奏情報を発生する発生手段を有するカラオケ端末装置と、カラオケ端末装置と通信可能に接続され、カラオケに関する情報を制御するカラオケ情報制御サーバと、を備えたカラオケシステムであって、
    前記カラオケ端末装置は、当該カラオケ端末装置における歌唱者の画像及び音声、前記伴奏情報を含む歌唱情報を収集する収集手段と、前記歌唱情報を前記カラオケ情報制御サーバに供給する第1の通信手段と、を有し、
    前記カラオケ情報制御サーバは、前記カラオケ端末装置から供給された歌唱情報を記憶する歌唱情報記憶手段と、通信可能に接続された一般の端末装置からの要求に応じて、当該一般の端末装置に対して前記歌唱情報を供給する第2の通信手段と、を有することを特徴とするカラオケシステム。
  2. 請求項1に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記収集手段は、前記カラオケ端末装置を利用する利用者の画像及び/又は音声を収集する機能を有し、
    第1の通信手段は、他のカラオケ端末装置との間で、前記利用者の画像及び/又は音声を、逐次に供給し、逐次に受け取る機能を有することを特徴とするカラオケシステム。
  3. 請求項2に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記第1の通信手段が他のカラオケ端末装置との間で、前記利用者の画像及び/又は音声を、逐次に供給し、逐次に受け取る機能を、利用者の操作に応じて、有効とするか無効とするかを決定する選択手段を有することを特徴とするカラオケシステム。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のカラオケシステムにおいて、
    前記カラオケ情報制御サーバは、通信可能に接続された一般の端末装置からの要求に応じて、前記歌唱情報記憶手段に記憶された歌唱情報に対する評価情報を記憶する評価情報記憶手段と、前記評価情報記憶手段により記憶された評価情報の順位情報を決定する順位決定手段と、を有し、
    前記第2の通信手段は、前記順位情報を前記一般の端末装置に表示させる信号を、当該一般の端末装置に対して供給する機能を有することを特徴とするカラオケシステム。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のカラオケシステムにおいて、
    前記カラオケ情報制御サーバは、前記カラオケ端末装置を有するカラオケ店舗に関する店舗情報と当該店舗情報における課金に関する第1の課金情報とを対応付けて記憶する第1の課金情報記憶手段と、前記第1の課金情報記憶手段に記憶された第1の課金情報を、所定の課金条件を満たした場合に、カラオケ店舗におけるカラオケ端末装置の数に応じて更新する第1の更新手段と、を有することを特徴とするカラオケシステム。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のカラオケシステムにおいて、
    前記カラオケ情報制御サーバは、前記カラオケ端末装置における歌唱者に関する歌唱者情報とその歌唱者情報における課金に関する第2の課金情報とを対応付けて記憶する第2の課金情報記憶手段と、前記カラオケ端末装置から前記歌唱情報を供給する毎に、前記第2の課金情報を更新する第2の更新手段と、を有することを特徴とするカラオケシステム。
  7. 少なくとも伴奏音を含む伴奏情報を発生するカラオケ端末装置と通信可能に接続され、カラオケに関する情報を制御するカラオケ情報制御サーバであって、
    前記カラオケ端末装置から供給され、当該カラオケ端末装置における歌唱者の画像及び音声、前記伴奏情報を含む歌唱情報を記憶する歌唱情報記憶手段と、通信可能に接続された一般の端末装置からの要求に応じて、当該一般の端末装置に対して前記歌唱情報を供給する第2の通信手段と、を有することを特徴とするカラオケ情報制御サーバ。
  8. 少なくとも伴奏音を含む伴奏情報を発生する発生手段を有し、カラオケに関する情報を制御するカラオケ情報制御サーバと通信可能に接続されたカラオケ端末装置であって、
    歌唱者の画像及び音声、前記伴奏情報を含む歌唱情報を収集する収集手段と、前記収集手段により収集され、前記カラオケ情報制御サーバに対して通信可能に接続された一般の端末装置に発生させる歌唱情報を当該カラオケ情報制御サーバに供給する第1の通信手段と、を有することを特徴とするカラオケ端末装置。
  9. 少なくとも伴奏音を含む伴奏情報を発生するカラオケ端末装置と通信可能に接続されたカラオケ情報制御サーバに、カラオケに関する情報を制御する処理を実行させるカラオケに関する情報を供給する方法であって、
    前記カラオケ端末装置から供給され、当該カラオケ端末装置における歌唱者の画像及び音声、前記伴奏情報を含む歌唱情報を記憶する歌唱情報記憶ステップと、通信可能に接続された一般の端末装置からの要求に応じて、当該一般の端末装置に対して前記歌唱情報を供給する通信ステップと、を前記カラオケ情報制御サーバに実行させることを特徴とするカラオケに関する情報を供給する方法。
  10. 少なくとも伴奏音を含む伴奏情報を発生するカラオケ端末装置と通信可能に接続されたカラオケ情報制御サーバに対して、カラオケに関する情報を制御するステップを実行させるためのプログラムであって、
    前記カラオケ端末装置から供給され、当該カラオケ端末装置における歌唱者の画像及び音声、前記伴奏情報を含む歌唱情報を記憶する歌唱情報記憶ステップと、通信可能に接続された一般の端末装置からの要求に応じて、当該一般の端末装置に対して前記歌唱情報を供給する通信ステップと、をカラオケ情報制御サーバに実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2007233025A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Xing Inc カラオケシステムと音楽情報配信システムとの連携システム

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