JP2003108159A - カラオケ映像作品のコンテスト方法、カラオケ映像作品のコンテストを実施するカラオケシステム、カラオケ演奏装置 - Google Patents

カラオケ映像作品のコンテスト方法、カラオケ映像作品のコンテストを実施するカラオケシステム、カラオケ演奏装置

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JP2003108159A
JP2003108159A JP2001304099A JP2001304099A JP2003108159A JP 2003108159 A JP2003108159 A JP 2003108159A JP 2001304099 A JP2001304099 A JP 2001304099A JP 2001304099 A JP2001304099 A JP 2001304099A JP 2003108159 A JP2003108159 A JP 2003108159A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラオケ伴奏音楽に同期して表示されるカラ
オケ映像作品のコンテスト方法を提供する。 【解決手段】 カラオケ演奏装置がアクセス可能な映像
データベースに個々の楽曲に専用のカラオケ映像作品を
蓄積するとともに、同一の楽曲について複数のカラオケ
映像作品を登録しておき、カラオケ演奏装置は、個々の
カラオケ映像作品の作品記述を含む映像データベースの
索引情報を読み取り、ある楽曲Aのカラオケ伴奏音楽を
演奏する際、その楽曲専用のカラオケ映像作品群が存在
する場合、作品記述に基づいてその複数のカラオケ映像
作品の存在を利用者に知らせ、利用者が複数のカラオケ
映像作品から選択したカラオケ映像作品を映像データベ
ースから取り出して楽曲Aの演奏時に表示し、映像デー
タベースの管理システムは、前記カラオケ演奏装置がカ
ラオケ映像作品を利用する毎に作品別の利用実績を記録
し、その作品利用実績を適宜な情報形態で出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケ映像作品
のコンテスト方法に関し、具体的には、カラオケ演奏装
置が、あるカラオケ楽曲を演奏する際、その楽曲専用の
複数のカラオケ映像作品から利用者が指定した映像作品
をカラオケ伴奏音楽に合わせて表示するとともに、各カ
ラオケ映像作品の利用実績に基づいてカラオケ映像作品
のコンテストを実施するための方法に関する。また、カ
ラオケ映像作品のコンテストを実施するカラオケシステ
ムおよびカラオケ演奏装置にも関する。
【0002】
【発明の背景】カラオケ演奏装置はカラオケ伴奏音楽と
歌詞画像とを同期して音響映像出力する装置であり、普
通、歌詞画像は動画映像を背景にして表示される。現在
主流の通信カラオケシステム用のカラオケ演奏装置は、
カラオケ楽曲の伴奏音楽と歌詞画像の生成起源となる多
数曲分のカラオケデータと、背景映像の生成起源となる
長時間分の動画データとを個別に管理・蓄積している。
そして、カラオケ楽曲の演奏時には、長時間分の映像デ
ータから取り出した短時間分の映像データを再生しなが
らつなぎ合わせて一連の背景映像に編集している。すな
わち、カラオケ楽曲毎に専用の背景映像があるわけでは
なく、長時間分の映像を使い回している。現在では、長
時間分の映像の中からどの部分の映像を取り出してつな
ぎ合わせるのかがカラオケ楽曲毎に指定されているの
で、伴奏音楽や歌詞の内容とかけ離れた背景映像が表示
されないように一応は工夫されている。
【0003】また通信カラオケシステムの出現以前は、
伴奏音楽と歌詞画像と背景映像とを光ビデオディスクに
一体的に収録した「パッケージソフト」を再生するカラ
オケ演奏装置が主流であった。このカラオケ演奏装置が
表示する背景映像は、楽曲毎に専用に制作されたもので
あり、伴奏音楽や歌詞の内容に適合するように制作され
た無声の超短編映画であり、その制作は楽曲に合わせた
シナリオ作りから始められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように背景映
像の編成方式としては、長時間分の映像データを使い回
す方式(共用映像方式)と、楽曲専用に作成された映像
を再生する方式(専用映像方式)とがある。共用映像方
式は、新譜のカラオケ楽曲の発表に合わせてその楽曲専
用の映像データを作成する必要がないので、映像データ
の作成コストを抑えることができ、新譜のリリースにも
素早く対応することができるという利点がある。しか
し、専用映像方式のような楽曲の内容に適合した楽しめ
るカラオケ映像は望めないし、長時間カラオケを続けて
いると、同じ映像が何度も出てきて飽きてしまう。特
に、歌をきいている人にとってはカラオケ映像を見るこ
とも大きな楽しみであるのにそれが満たされない。
【0005】専用映像方式は、楽曲の内容と背景映像と
を一致させることができ、中には、その映像自体で一つ
の映像作品として通用するくらい優れたものもある。そ
の反面、映像の作成にコストと時間が掛かるという欠点
がある。また、同じ楽曲の演奏時には同じ背景映像が表
示されることになり、カラオケ利用者もいずれはその映
像に飽きてしまう。
【0006】ところで、最近のデジタルビデオカメラの
普及とパーソナルコンピュータの高性能化・低価格化
は、高額で大規模な機器を必要としていた映像の編集・
加工という行為を一般家庭でも十分に行えるようにし
た。中には「映像作品」と呼べるほど完成度の高い映像
を創作する人たちもいる。
【0007】そこで本願発明者らは、これら優れた映像
作品を創作する「自称」映像作家なる人たちに注目し
た。映像作家を自称する人たちは、自身の作品をより多
くの人に見てもらったり、他の映像作家たちと競い合っ
て自身の実力を試したりしたいと思うはずであり、映像
作品の発表や競合の場を提供する代わりに、カラオケ楽
曲専用の映像作品を制作してもらおうと考えたのであ
る。
【0008】我が国では何万台もの通信カラオケシステ
ム用の演奏装置が各地に散在しており、多くの人々がカ
ラオケを日常的に楽しんでいる。この環境を活用し、カ
ラオケを楽しんでいる多くの人々に自作のカラオケ映像
を見てもらえるとなれば、自称映像作家の創作意欲も満
足させられるはずである。さらに、提供してもらったカ
ラオケ映像作品のコンテストを実施すれば映像作家同士
の競争心をあおり、より優れた映像作品を制作してくれ
るのではないかと考えた。
【0009】その一方で、カラオケ事業者にとってはコ
ストを掛けることなく楽曲専用の映像作品を得ることが
でき、カラオケ利用者にとっては、楽曲の内容にあった
いろいろな映像作品を伴奏音楽に合わせて見ることがで
きるという利点もある。
【0010】そこで本発明は、カラオケ映像作品のコン
テスト方法と、この方法を実施するカラオケシステムお
よびカラオケ演奏装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、カラオケ映像作品のコンテスト方法で
あって、つぎの事項(1)〜(5)により特定されるも
のとする。 (1)カラオケ演奏装置がアクセス可能な映像データベ
ースを用意し、カラオケ伴奏音楽の演奏時に音楽に合わ
せて表示するために創作されたカラオケ映像作品をこの
映像データベースに蓄積しておく。 (2)カラオケ映像作品は個々の楽曲に専用の作品であ
って、前記映像データベースには同一の楽曲について複
数の異なるカラオケ映像作品を登録しておく。 (3)個々のカラオケ映像作品には作者あるいはタイト
ルなどの作品記述を付けておき、この作品記述を含む前
記映像データベースの索引情報を前記カラオケ演奏装置
が読み取れるようにする。 (4)前記カラオケ演奏装置は、ある楽曲Aのカラオケ
伴奏音楽を演奏するのに先立って、その楽曲専用の前記
カラオケ映像作品群が前記映像データベースに存在する
場合、前記作品記述に基づいてその楽曲専用の複数のカ
ラオケ映像作品が存在することを利用者に知らせるとと
もに、利用者が見たいカラオケ映像作品を選択してもら
い、楽曲Aのカラオケ伴奏音楽を演奏するときに、前記
映像データベースから取り出した利用者指定のカラオケ
映像作品を同期して表示する。 (5)前記映像データベースの管理システムは、前記カ
ラオケ演奏装置がカラオケ映像作品を利用する毎に作品
別の利用実績を記録し、その作品利用実績を適宜な情報
形態で出力する。
【0012】第2の発明は、第1の発明に記載のカラオ
ケ映像作品のコンテスト方法において、前記カラオケ演
奏装置は、前記作品利用実績を取得し、前記「楽曲専用
の複数のカラオケ映像作品が存在することを利用者に知
らせる」プロセスにてそれら各カラオケ映像作品の利用
実績も同時に提示することとしている。
【0013】第3の発明は、第1または第2の発明に記
載のカラオケ映像作品のコンテスト方法において、前記
カラオケ装置にて実行される前記「楽曲Aのカラオケ伴
奏音楽を演奏するときに、前記映像データベースから取
り出した利用者指定のカラオケ映像作品を同期して表示
する」プロセスをあらかじめ設定されている期間内にの
み有効にすることとした。
【0014】第4の発明は、カラオケ映像作品のコンテ
ストを実施するカラオケシステムであって、つぎの事項
(41)〜(45)によって特定されるものとする。 (41)情報通信ネットワークに結合されたカラオケ演奏
装置と映像サーバーとを含んで構成されている。 (42)前記映像サーバーは、カラオケ伴奏音楽の演奏時
に音楽に合わせて表示するために創作された個々の楽曲
に専用のカラオケ映像作品を多数蓄積した映像データベ
ースを備え、当該映像データベースに同一の楽曲につい
て複数の異なるカラオケ映像作品を登録しておく。 (43)個々の前記カラオケ映像作品には作者あるいはタ
イトルなどの作品記述が付加されており、前記映像サー
バーは、この作品記述を含む前記映像データベースの索
引情報を前記情報通信ネットワークを介してカラオケ演
奏装置に配信し、当該カラオケ演奏装置がこれを記憶す
る。 (44)前記カラオケ演奏装置は、ある楽曲Aのカラオケ
伴奏音楽を演奏するのに先立って、自身が記憶している
前記索引情報に基づいてその楽曲専用の前記カラオケ映
像作品群が前記映像データベースに存在するか否かを調
査する作品検索手段と、当該検索手段により該当のカラ
オケ映像作品が存在する場合にはその楽曲専用の複数の
カラオケ映像作品が存在することを当該複数のカラオケ
映像作品についての前記作品記述とともに利用者に知ら
せる作品紹介手段と、この紹介手段により提示された前
記複数のカラオケ映像作品から利用者入力により選択さ
れたカラオケ映像作品を前記楽曲Aのカラオケ伴奏音楽
の演奏時に前記映像サーバーより取り寄せる映像作品取
得手段と、当該取り寄せたカラオケ映像作品を前記楽曲
Aのカラオケ伴奏音楽に同期して表示する作品上映手段
とを備える。 (45)前記映像サーバーは、前記カラオケ演奏装置がカ
ラオケ映像作品を取り寄せる毎に作品別の利用実績を記
録する手段と、その作品利用実績を適宜な情報形態で出
力する手段とを備える。
【0015】第5の発明は、第1の発明に記載のカラオ
ケ映像作品のコンテスト方法に適用される前記カラオケ
演奏装置であって、前記映像データベースにアクセスす
る手段と、前記データベースの索引情報を取得する手段
と、ある楽曲Aのカラオケ伴奏音楽を演奏するのに先立
って前記取得した索引情報に基づいてその楽曲専用の前
記カラオケ映像作品群が前記映像データベースに存在す
るか否かを調査する作品検索手段と、当該検索手段によ
り該当のカラオケ映像作品が存在する場合にはその楽曲
専用の複数のカラオケ映像作品が存在することを当該複
数のカラオケ映像作品についての前記作品記述とともに
利用者に知らせる作品紹介手段と、当該紹介手段により
提示された前記複数のカラオケ映像作品から利用者入力
により選択されたカラオケ映像作品を楽曲Aのカラオケ
伴奏音楽の演奏時に前記映像データベースから取り寄せ
る映像作品取得手段と、当該取り寄せたカラオケ映像作
品を前記楽曲Aのカラオケ伴奏音楽に同期して表示する
作品上映手段とを備えている。
【0016】第6の発明は、第5の発明において、前記
映像データベースの管理システムが記録する利用実績を
取得する手段と、当該利用実績を適時に利用者に提示す
る利用実績提示手段とを備えている。
【0017】第7の発明は、第5の発明に記載のカラオ
ケ演奏装置であって、前記映像データベースを備えたカ
ラオケ演奏装置とした。また第8の発明は、第5の発明
において、前記映像データベースに加え、前記カラオケ
映像作品が上映される毎に作品別の利用実績を記録する
手段と、当該利用実績を適宜に出力する手段とを備えた
カラオケ演奏装置とした。
【0018】
【発明の実施の形態】===ネットワーク構成=== 図1は本発明の実施例における方法が適用されるネット
ワーク構成図を示している。各地に散在するカラオケ演
奏装置1は周知の通信カラオケシステムにおける演奏端
末であり、公衆電話網2を介してカラオケホスト装置3
と結合されている。カラオケホスト装置3は多数のカラ
オケ楽曲についてのカラオケデータを楽曲番号に対応付
けして蓄積し、新譜楽曲のカラオケデータを各カラオケ
演奏装置1に配信するとともに、各カラオケ演奏装置1
から稼働状況やカラオケ楽曲の演奏状況などを集信す
る。
【0019】カラオケ演奏装置1は通信カラオケシステ
ムの一部として公衆電話網2に結合されている一方で、
インターネット4にも接続できるようになっている。イ
ンターネット4には、パーソナルコンピュータ(PC)
など不特定多数の利用者が使用するコンピュータ5やそ
の利用者コンピュータ5に各種サービスを提供するサー
バーコンピュータ6が接続されている。カラオケ事業者
が運営管理し、本発明の要件でもある映像サーバー6a
もサーバーコンピュータの一つとしてインターネットに
接続されている。
【0020】===カラオケ映像作品のコンテスト==
= 本発明はカラオケ映像作品のコンテスト実施方法であ
り、本実施例では映像サーバー6aが管理する映像デー
タベースにカラオケ楽曲毎に専用の映像作品(カラオケ
映像作品)を複数登録しておき、カラオケ演奏装置1
は、ある楽曲を演奏する際にその楽曲用の複数のカラオ
ケ映像作品を利用者に提示する。そして、利用者が選択
したカラオケ映像作品を伴奏音楽に合わせて上映する。
映像サーバー6aは、各地に散在するカラオケ演奏装置
1におけるカラオケ映像作品の利用実績を集信するとと
もにその利用実績の集計結果をコンテスト結果として適
宜に出力する。また、カラオケ映像作品は、カラオケ事
業者が一般の人からの投稿作品としている。そのため
に、映像サーバー6aは、映像作品の投稿を受け付ける
ための機能と、受け付けた映像作品をカラオケ装置1に
送達するための機能とを備えている。
【0021】===映像作品の作成・投稿=== 映像サーバー6aは、カラオケ映像作品の投稿者が操作
するPC(投稿者PC)5aとインターネット4を介し
て通信してカラオケ映像作品の投稿を受け付ける。な
お、カラオケ映像作品の投稿はあらかじめ設定されてい
る期間に限り受け付けることとしている。そして、カラ
オケ映像作品を構成する動画データや各種データを投稿
者が指定したカラオケ楽曲の楽曲番号に対応付けして映
像データベースに登録する。楽曲番号はカラオケ演奏装
置1でリクエスト曲を指定する際に使用する楽曲識別子
であり、カラオケデータに対応付けされているものと同
じである。カラオケ映像作品は、動画データと、投稿者
についての個人情報(氏名・年齢・性別など)・作品の
タイトル・投稿者自身による作品に対するコメントなど
を記述した情報(作品記述)とをセットにしたものであ
る。
【0022】また本実施例では、大容量の動画データを
インターネット4を介してやりとりすることから、カラ
オケ演奏装置1は光ファイバ・DSL(デジタル加入者
線)・CATVなど広帯域の通信回線を介してインター
ネット4に接続するための環境を備えている。また、投
稿者PC5aにおいても、この広帯域インターネット接
続環境を備えていることが望ましい。
【0023】投稿者は、あらかじめどの楽曲をカラオケ
映像作品の対象とするのかを決定し、その楽曲の内容に
合った映像を制作する。そして、制作したカラオケ映像
作品を映像サーバー6aにアップロードすることにな
る。本実施例の映像サーバー6aは、Webサーバーと
しての基本機能を有し、投稿者PC5aのブラウザとH
TTP通信を行い、カラオケ映像作品についての投稿要
項などを案内するWebページ(投稿案内ページ)や投
稿を受け付けるためのWebページ(投稿受付ページ)
を投稿者PC5aに送達し、投稿者はこのHTTP通信
を通じてカラオケ映像作品の投稿手続きを行う。
【0024】図2に投稿要項の案内ページの概略を示し
た。この投稿案内ページ30を閲覧した人がカラオケ映
像作品を投稿したければ、この人は、まず、これから制
作するカラオケ映像作品の対象楽曲を選択することにな
る。本実施例では、カラオケ事業者側で多数のカラオケ
楽曲から各ジャンル毎に数曲をピックアップしてその楽
曲をコンテスト対象曲としてカラオケ映像作品の投稿を
受け付けることとし、投稿要項のWebページにはコン
テスト対象楽曲とその演奏時間とが一覧表示されてい
る。また、楽曲の歌詞を入手したいと思うのであれば、
その一覧31中にある「歌詞」ボタン32を指示する
と、その歌詞のテキストファイルが投稿者PC5aにダ
ウンロードされるようになっている。もちろん、歌詞の
他にMIDIデータなどによって記述された伴奏音楽も
ダウンロード可能にしておくことも可能である。
【0025】つぎに投稿者は、自身が選択したコンテス
ト対象曲の演奏時間に合わせて所定のファイル形式の動
画データを作成し、この動画データと作品記述とをカラ
オケ映像作品として映像サーバー6aに登録する。本実
施例では、動画データとしてMPEG1形式の動画ファ
イルを登録することとしている。
【0026】図3(A)(B)はカラオケ映像作品の登
録手続きを行う投稿受付ページの概略図を示している。
このページ40には、コンテスト対象曲を選択・投稿者
PC5aの外部記憶(ハードディスク装置など)に格納
されている映像作品の動画データに相当するファイルの
格納場所とそのファイル名・作品記述などについての情
報を入力するための各種フォームが配設されている。こ
の例では、コンテスト対象曲を一覧から選択するための
リストダウンボックス41・動画ファイルの格納場所と
ファイル名を入力するためのテキストボックス42・作
品記述に関する情報を入力するための各種フォーム43
を含んでいる。なお、作品記述に関する情報としては、
作品名・投稿者のプロフィール(年齢・性別・名前・住
所など)・投稿者のコメントをそれぞれ入力することと
している。また、外部記憶におけるファイル格納構造を
表示して動画ファイルを検索して指定するための「参
照」ボタン44もこのページに配設されている。そし
て、所要事項を選択/入力して「送信」ボタン45を指
示すると、投稿者PC5aのブラウザは、どのカラオケ
楽曲が選択されたのかを示すデータと、動画ファイル
と、プロフィールとして記入/指示された各事項と、作
品名やコメントとして記入された文字列とを映像サーバ
ー6aに送達する。なお(B)にコンテスト対象楽曲選
択時の画面概略図を示した。
【0027】映像サーバー6aには、投稿受付ページに
てどのカラオケ楽曲が選択されたのかを示すデータと楽
曲番号とを対応付けした対照表があり、投稿者PC5a
にて選択された楽曲に対応する楽曲番号を特定するとと
もに、その番号に送達された動画ファイルと投稿者プロ
フィールとして記入された各事項と作品名・コメントの
テキストデータとを対応付けして映像データベースに登
録する。また、映像サーバー6aは、映像データベース
に登録されたカラオケ映像作品についての索引情報とし
て、楽曲番号・作品記述・動画ファイル名を対応付けし
て管理する。そして、新しいカラオケ映像作品を登録す
る毎にその索引情報を更新していき、投稿期限が経過す
ると投稿の受付処理を無効にして、それまでに登録され
た索引情報を各カラオケ演奏装置1に配信する。
【0028】===カラオケ演奏装置における映像作品
の利用=== 本実施例では、映像サーバー6aに登録されたカラオケ
映像作品は、カラオケ演奏装置1におけるカラオケ演奏
時に歌詞の背景映像として使用することができる。図4
は本実施例のカラオケ演奏装置1の機能ブロック図を示
している。このカラオケ演奏装置1は、公衆電話網2を
介してカラオケホスト装置3と通信するためのモデム2
1を備えている。また、カラオケ演奏装置1は映像サー
バー6aから大容量の動画データを転送してもらうこと
から、広帯域の通信回線を介してインターネット4と接
続するためのブロードバンド対応モデム22も備えてい
る。そして、映像サーバー6aと適時に通信し、映像デ
ータベースの索引情報を受け取り、ハードディスク装置
12に格納する。また、ハードディスク装置12には、
多数曲分のカラオケ楽曲について、MIDI形式によっ
て記述されたカラオケ伴奏音楽の起源となる音楽生成デ
ータと歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データとがカ
ラオケデータとして楽曲番号に対応付けされて格納され
ている。また、従来のカラオケ演奏装置と同様に、カラ
オケ映像作品を使わないときに、すなわち通常のカラオ
ケ演奏時に歌詞画像の背景映像として表示される共用映
像データも格納されている。また、カラオケ楽曲毎にそ
の楽曲を演奏する際に、どのタイミングで・どのデータ
記録位置から・どれだけの時間分の映像データを復号す
るのかを指定した映像台本データが各カラオケデータに
含まれている。
【0029】このカラオケ演奏装置1を統括制御する中
央制御部11は、リモコン送信器14から楽曲番号が転
送されると、その番号を転送順に内部のRAMに格納
し、楽曲番号を演奏処理の待ち行列として管理する。そ
して、待ち行列中の楽曲番号を順番にピックアップす
る。そして、ピックアップした楽曲番号を索引情報に照
会する。当該楽曲番号が存在すると、索引情報中にある
その楽曲番号に対応付けされているカラオケ映像作品に
ついての作品記述一覧に相当する文字画像を映像制御部
21のビデオRAM22にビットマップ展開してその文
字画像をディスプレイ25に表示させる。図5にこの作
品記述一覧の表示画面を概略図として示した。複数のカ
ラオケ映像作品のそれぞれには作品番号が振られてい
る。
【0030】カラオケ利用者は、作品記述を見て興味の
あるカラオケ映像作品があれば、その作品番号をリモコ
ン送信器14などを使用して入力する。興味がなければ
その旨を指示するための番号を入力する。中央制御部1
1は、利用者が入力した作品番号を受け取ると、作品番
号に該当する動画ファイル名を索引情報を参照して取得
し、このファイル名を映像サーバー6aに送達する。映
像サーバー6aは、指定された動画ファイルをカラオケ
演奏装置1にダウンロードする。
【0031】中央制御部11は、動画ファイルのダウン
ロードが終了すると、リクエスト曲の音楽生成データを
シンセサイザ17に順次転送し、伴奏音楽の音声信号を
生成させる。伴奏音楽の音声信号は、マイクロホン20
から入力された音声信号とともにミキシングアンプ18
に入力され、その混合音声信号がスピーカ19より音響
出力される。また歌詞描出データを処理して伴奏音楽に
同期した歌詞文字列を含んだ歌詞画像を逐次生成してビ
デオRAM22に順次ビットマップ展開するとともに、
映像サーバー6aから取り寄せた動画データを映像制御
部21に転送する。
【0032】映像制御部21は、グラフィック処理を専
用に行うためのハードウエアであり、ビデオRAM22
とともに、MPEG1動画データの復号部23とスーパ
ーインポーズ処理部24とを含み、中央制御部11から
転送されてくる動画データを背景映像の映像信号に復号
するとともに、ビデオRAM22に順次ビットマップ展
開される歌詞画像をこの背景映像にスーパーインポーズ
してディスプレイ25に表示出力する。なお、カラオケ
映像作品を指定しない場合やリクエスト曲に映像作品が
対応付けされていない場合、中央制御部11は、そのリ
クエスト曲を演奏処理する際に対応の映像台本データに
基づいて適宜な共用映像データを適宜な記録位置から取
り出して映像制御部21に転送していく。映像制御部2
1は、そのカラオケ映像データを復号して背景映像を表
示出力する。
【0033】===コンテストの実施=== 映像サーバー6aは、各カラオケ映像作品のそれぞれに
ついて、カラオケ演奏装置1によって取り寄せられた回
数(利用回数)を対応付けし、このカラオケ映像作品毎
の利用回数を利用実績として管理している。そして、カ
ラオケ演奏装置1へあるカラオケ映像作品の動画データ
をダウンロードすると、その映像作品についての利用回
数を加算し利用実績を更新する。なお、あらかじめコン
テストの実施期間が設定されており、映像サーバー6a
はこの期間が経過すると、利用実績の更新処理とともに
ダウンロード処理を無効化する。また、映像サーバー6
aは、コンテストの実施期間中に利用実績を逐次カラオ
ケ演奏装置1に送達し、カラオケ演奏装置1は、映像サ
ーバー6aから送達された利用実績をコンテストの途中
経過として適時に表示出力する。この例では、図5に示
した作品記述一覧の画面が表示されているときに利用者
がリモコン送信器14などを使用して所定の操作を行う
と、映像サーバー6aから最新の利用実績を取り寄せ
る。そして、この利用実績から作品記述の一覧画面中の
カラオケ映像作品についての利用回数を取得し、その利
用回数に応じた点数をグラフにして表示する。図6にそ
の利用実績の表示画面を概略図として示した。
【0034】コンテスト期間が経過すると、映像サーバ
ー6aは、それまでに記録した利用実績を最終結果とし
てカラオケ演奏装置1に配信する。カラオケ演奏装置1
は、その最終利用実績に基づいてコンテスト結果を報告
する画面を適時に表示する。図7〜図10は、コンテス
ト終了後に表示されるコンテスト結果の画面概略を示し
ている。コンテスト対象曲の演奏時に、この楽曲用のカ
ラオケ映像作品についての作品記述一覧とコンテストが
終了した旨をディスプレイ25に表示する(図7)。こ
の作品記述一覧画面の表示中に所定の利用者入力を受け
取ると、この楽曲用のカラオケ映像作品についてのコン
テスト結果が表示される(図8)。また、作品記述一覧
画面の表示中に所定の利用者入力を行うと、コンテスト
対象楽曲の一覧画面が表示される(図9)。各コンテス
ト対象曲には番号が振られており、コンテスト対象曲の
一覧画面の表示中にいずれかの番号を入力すると、その
楽曲に対応するカラオケ映像作品についての作品記述が
コンテスト結果とともに一覧表示される(図10)。も
ちろん、コンテスト対象曲の演奏時に限らず、所定の利
用者入力によってコンテスト結果を表示することとして
もよい。
【0035】==その他の実施形態=== 上記実施例では、映像データベースが映像サーバーにあ
り、映像サーバーが映像データベースの管理システムと
して機能していた。そして、カラオケ演奏装置は、映像
サーバーとインターネットを介して通信することで映像
データベースにアクセスしていた。この構成に限らず、
映像サーバーが投稿されたカラオケ映像作品をカラオケ
演奏装置にあらかじめ配信しておき、カラオケ演奏装置
側の外部記憶に映像データベースを構築してもよい。あ
るいはカラオケ演奏装置にDVD−ROMなどの媒体駆
動装置を備えさせ、カラオケ事業者側でその記録媒体に
カラオケ映像作品を収録し、事前にカラオケ演奏装置の
媒体駆動装置に装填しておいてもよい。映像データベー
スをカラオケ演奏装置側に構築する場合、映像サーバー
は、カラオケ演奏装置におけるカラオケ映像作品の利用
実績を集信したり、利用実績の集計結果を配信したりす
る機能に特化したコンピュータシステムであってもよ
い。
【0036】また、カラオケ映像作品のコンテストは、
各地に散在するカラオケ演奏装置での利用実績に基づい
て実施されなくてもよい。すなわち、カラオケ演奏装置
側に映像データベースとその管理システムとしての機能
と利用実績の集計機能とを集約し、このカラオケ演奏装
置における利用実績に基づいてコンテストを実施するこ
ととしてもよい。
【0037】利用実績の提示タイミングや提示方式とし
ては、例えば、楽曲演奏の合間など適時に利用回数が多
い上位の作品を一覧表示するなど適宜な方式が採用でき
る。また、コンテストが実施されている旨を適時に表示
してもよい。
【0038】上記実施例では動画データのダウンロード
処理を無効にするなどしてコンテスト期間の期限管理を
していた。この方式に限らず、映像サーバーがカラオケ
演奏装置にコンテスト期間を通知するなどして、あらか
じめカラオケ演奏装置にコンテスト期間に関する情報を
持たせておけば、コンテスト期間が過ぎると作品記述を
一覧表しないようにしたり、利用者からのカラオケ映像
作品の指定入力を受け付けないようにしたりして期限管
理をすることができる。
【0039】カラオケ映像作品は歌詞の背景映像として
表示されなくてもよい。背景映像とは別のディスプレイ
に表示してもよい。
【0040】上記実施例では、カラオケ映像作品を投稿
者から募っていたが、カラオケ事業者が制作して映像デ
ータベースに用意しておいてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、カラオケ楽曲専用のカ
ラオケ映像作品を映像データベースに蓄積し、その映像
作品をカラオケ演奏装置で該当のカラオケ楽曲の演奏と
ともに表示することができる。カラオケ利用者にとって
はカラオケ伴奏音楽に合わせていつもとは異なる映像を
見ることができ、新たなカラオケの楽しみ方が得られ
る。カラオケ事業者にとっては、映像作品の鑑賞希望者
もカラオケ利用者として取り込むことで収益の向上が期
待できる。
【0042】さらに、映像作品の利用実績を記録するこ
とでカラオケ映像作品のコンテストを実施することがで
きる。例えば、カラオケ映像作品を一般の映像作家から
の投稿作品として募れば、映像作家は自身の作品をコン
テストに出品することになり創作意欲も向上する。カラ
オケ事業者側にとっても利用実績の記録はカラオケ利用
者の嗜好などを知るための貴重な資料となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における方法が適用されるネッ
トワーク構成図を示している。
【図2】上記実施例における映像サーバーが提供するW
ebページの概略図であり、カラオケ映像作品の投稿を
案内するためのページを示している。
【図3】上記実施例における映像サーバーが提供するW
ebページの概略図であり、カラオケ映像作品の投稿受
け付けるためのページを示している。
【図4】上記実施例におけるカラオケ演奏装置の機能ブ
ロック図を示している。
【図5】上記カラオケ演奏装置のディスプレイにカラオ
ケ映像作品の索引記述を表示する際の画面略図を示して
いる。
【図6】上記カラオケ演奏装置のディスプレイにある楽
曲用のカラオケ演奏作品群についてのコンテスト途中経
過を表示する際の画面概略図を示している。
【図7】本実施例の方法でカラオケ映像作品のコンテス
トが実施された後に、上記カラオケ演奏装置にてある楽
曲用のカラオケ映像作品群を一覧表示する際の画面概略
図を示している。
【図8】本実施例の方法でカラオケ映像作品のコンテス
トが実施された後に、上記カラオケ演奏装置にてある楽
曲の演奏時にその楽曲用のカラオケ映像作品群について
のコンテスト最終結果を表示する際の画面概略図を示し
ている。
【図9】本実施例の方法でカラオケ映像作品のコンテス
トが実施された後に、上記カラオケ演奏装置にて全コン
テスト対象曲を一覧表示する際の画面概略図を示してい
る。
【図10】本実施例の方法でカラオケ映像作品のコンテ
ストが実施された後に、上記カラオケ演奏装置にてある
楽曲用のカラオケ映像作品群についてのコンテスト最終
結果を表示する際の画面概略図を示している。
【符号の説明】
1 カラオケ演奏装置 5a 投稿者PC 6a 映像サーバー 11 中央制御部 12 ハードディスク装置 21 映像制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 BA01 BA07 BB10 BC18 BC23 BD02 BD08 5D108 BA36 BA39 BE07 BF11 BF20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの事項(1)〜(5)により特定さ
    れるカラオケ映像作品のコンテスト方法。 (1)カラオケ演奏装置がアクセス可能な映像データベ
    ースを用意し、カラオケ伴奏音楽の演奏時に音楽に合わ
    せて表示するために創作されたカラオケ映像作品をこの
    映像データベースに蓄積しておく。 (2)カラオケ映像作品は個々の楽曲に専用の作品であ
    って、前記映像データベースには同一の楽曲について複
    数の異なるカラオケ映像作品を登録しておく。 (3)個々のカラオケ映像作品には作者あるいはタイト
    ルなどの作品記述を付けておき、この作品記述を含む前
    記映像データベースの索引情報を前記カラオケ演奏装置
    が読み取れるようにする。 (4)前記カラオケ演奏装置は、ある楽曲Aのカラオケ
    伴奏音楽を演奏するのに先立って、その楽曲専用の前記
    カラオケ映像作品群が前記映像データベースに存在する
    場合、前記作品記述に基づいてその楽曲専用のカラオケ
    映像作品が存在することを利用者に知らせるとともに、
    利用者が見たいカラオケ映像作品を選択してもらい、楽
    曲Aのカラオケ伴奏音楽を演奏するときに、前記映像デ
    ータベースから取り出した利用者指定のカラオケ映像作
    品を同期して表示する。 (5)前記映像データベースの管理システムは、前記カ
    ラオケ演奏装置がカラオケ映像作品を利用する毎に作品
    別の利用実績を記録し、その作品利用実績を適宜な情報
    形態で出力する。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラオケ映像作品のコ
    ンテスト方法において、前記カラオケ演奏装置は、前記
    作品利用実績を取得し、前記「楽曲専用の複数のカラオ
    ケ映像作品が存在することを利用者に知らせる」プロセ
    スにてそれら各カラオケ映像作品の利用実績も同時に提
    示することを特徴とするカラオケ映像作品のコンテスト
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のカラオケ映像
    作品のコンテスト方法において、前記カラオケ演奏装置
    にて実行される前記「楽曲Aのカラオケ伴奏音楽を演奏
    するときに、前記映像データベースから取り出した利用
    者指定のカラオケ映像作品を同期して表示する」プロセ
    スをあらかじめ設定されている期間中にだけ有効にする
    ことを特徴とするカラオケ映像作品のコンテスト方法。
  4. 【請求項4】 カラオケ映像作品のコンテストを実施す
    るカラオケシステムであって、つぎの事項(41)〜(4
    5)によって特定される。 (41)情報通信ネットワークに結合されたカラオケ演奏
    装置と映像サーバーとを含んで構成されている。 (42)前記映像サーバーは、カラオケ伴奏音楽の演奏時
    に音楽に合わせて表示するために創作された個々の楽曲
    に専用のカラオケ映像作品を多数蓄積した映像データベ
    ースを備え、当該映像データベースに同一の楽曲につい
    て複数の異なるカラオケ映像作品を登録しておく。 (43)個々の前記カラオケ映像作品には作者あるいはタ
    イトルなどの作品記述が付加されており、前記映像サー
    バーは、この作品記述を含む前記映像データベースの索
    引情報を前記情報通信ネットワークを介してカラオケ演
    奏装置に配信し、当該カラオケ演奏装置がこれを記憶す
    る。 (44)前記カラオケ演奏装置は、ある楽曲Aのカラオケ
    伴奏音楽を演奏するのに先立って、自身が記憶している
    前記索引情報に基づいてその楽曲専用の前記カラオケ映
    像作品群が前記映像データベースに存在するか否かを調
    査する作品検索手段と、当該検索手段により該当のカラ
    オケ映像作品が存在する場合にはその楽曲専用の複数の
    カラオケ映像作品が存在することを当該複数のカラオケ
    映像作品についての前記作品記述とともに利用者に知ら
    せる作品紹介手段と、この紹介手段により提示された前
    記複数のカラオケ映像作品から利用者入力により選択さ
    れたカラオケ映像作品を前記楽曲Aのカラオケ伴奏音楽
    の演奏時に前記映像サーバーより取り寄せる映像作品取
    得手段と、当該取り寄せたカラオケ映像作品を前記楽曲
    Aのカラオケ伴奏音楽に同期して表示する作品上映手段
    とを備える。 (45)前記映像サーバーは、前記カラオケ演奏装置がカ
    ラオケ映像作品を取り寄せる毎に作品別の利用実績を記
    録する手段と、その作品利用実績を適宜な情報形態で出
    力する手段とを備える。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のカラオケ映像作品のコ
    ンテスト方法に適用される前記カラオケ演奏装置であっ
    て、前記映像データベースにアクセスする手段と、前記
    データベースの索引情報を取得する手段と、ある楽曲A
    のカラオケ伴奏音楽を演奏するのに先立って前記取得し
    た索引情報に基づいてその楽曲専用の前記カラオケ映像
    作品群が前記映像データベースに存在するか否かを調査
    する作品検索手段と、当該検索手段により該当のカラオ
    ケ映像作品が存在する場合にはその楽曲専用の複数のカ
    ラオケ映像作品が存在することを当該複数のカラオケ映
    像作品についての前記作品記述とともに利用者に知らせ
    る作品紹介手段と、当該紹介手段により提示された前記
    複数のカラオケ映像作品から利用者入力により選択され
    たカラオケ映像作品を楽曲Aのカラオケ伴奏音楽の演奏
    時に前記映像データベースから取り寄せる映像作品取得
    手段と、当該取り寄せたカラオケ映像作品を前記楽曲A
    のカラオケ伴奏音楽に同期して表示する作品上映手段と
    を備えたことを特徴とするカラオケ演奏装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記映像データベー
    スの管理システムが記録する利用実績を取得する手段
    と、当該利用実績を適時に利用者に提示する利用実績提
    示手段とを備えたことを特徴とするカラオケ演奏装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のカラオケ演奏装置であ
    って、前記映像データベースを備えたことを特徴とする
    カラオケ演奏装置。
  8. 【請求項8】 請求項5において、前記映像データベー
    スと、前記カラオケ映像作品が上映される毎に作品別の
    利用実績を記録する手段と、当該利用実績を適宜に出力
    する手段とを備えたことを特徴とするカラオケ演奏装
    置。
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