JP2004333124A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Hidetomo Takanishi
英知 高西
Tsukasa Takushima
司 宅島
Tsuyoshi Otsu
強 大津
Kimihiro Nishiyama
仁啓 西山
Yuji Natsuhara
雄司 夏原
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Abstract

【課題】真空断熱材を適用した冷蔵庫に関し、真空断熱材を貼り付けた外表面の外観上の見栄えが良い冷蔵庫を提供するものである。
【解決手段】細孔78を真空断熱材65の配設部に対応して、外箱62に直線的に複数個設けることにより、真空断熱材65の表面の凹凸、そり等により外箱変形要因となる真空断熱材65と外箱62との空隙部の気体がスムーズに細孔78を通り庫外に排出されるので、周囲温度の変化による前記空隙部の膨張、収縮が生じず、真空断熱材65配設部の外箱62外表面の変形を防止できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、真空断熱材を利用した冷蔵庫に関するものである。
近年、冷蔵庫の省エネルギー化や省スペース化を狙いに、冷蔵庫の断熱性能を高める一手段として、高断熱性能を有する真空断熱材を利用する方法があり、省エネルギーの要請が益々高まる今日では、硬質ウレタンフォームと比較して数倍から10倍程度の断熱性能を有する真空断熱材を適切な範囲内で最大限に利用することにより断熱性能を向上させていくことが急務であるといえる。一方、真空断熱材を冷蔵庫の断熱箱体に硬質ウレタンフォームと複層して適用した場合、硬質ウレタンフォームと真空断熱材の収縮率の違いにより、断熱箱体の外観に変形が生じるという課題を有していた。そして、上記課題を解決する手段としては、特許文献1に記載されたものが知られている。
以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵庫を説明する。
図24は、従来の冷蔵庫の前面開口部に配置される扉の断面図、図25は、図24のA部拡大図である。
図5,6において、1は金属製の外板、2は合成樹脂製の扉枠、3は合成樹脂製の内箱、4は発泡断熱材、5は真空断熱材である。6は真空断熱材5と外板1との間に介挿される離型紙で、真空断熱材5より大きく形成されている。したがって、外板1の内面に離型紙6を介して真空断熱材5が位置しているので、発泡断熱材4の発泡後に発泡断熱材4が収縮するが、離型紙6の作用により外板1と離型紙6との間に隙間xを生じさせることで外板1の変形を防止するものである。
実開昭61−141690号公報
しかしながら、上記従来例に記載されている冷蔵庫では、外板の外見上の変形は防止できるものの、外板と発泡断熱材との間に隙間が生じてしまうので使用者が手に触れたりした場合の外板のべこつき等による触感が悪くなるという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑み、真空断熱材を使用しても、外観上の見栄えが良くかつ触感も損ねない冷蔵庫を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明の冷蔵庫は、外箱と内箱の間に硬質ウレタンフォームと真空断熱材とを備えた冷蔵庫において、前記真空断熱材を外箱に配設し、前記真空断熱材と前記外箱との間に生じる空隙部の温度変化により膨張、収縮して外観変形要因となる気体を庫外に放出する細孔を前記真空断熱材の配設部にのみ対応して前記外箱外表面に設けたものである。
本発明によれば、真空断熱材と外箱との空隙部の気体がスムーズに細孔を通り庫外に排出されるので、周囲温度の変化による前記空隙部の膨張、収縮が生じず、真空断熱材配設部の外箱外表面の変形を防止できる。
本発明の冷蔵庫によれば、周囲温度の変化による真空断熱材の配設部と外箱との間隙に滞留する発泡ガスの膨張、収縮が生じず、真空断熱材配設部の外箱外表面の変形を防止できる。
本発明の請求項1に記載の発明は、外箱と内箱の間に硬質ウレタンフォームと真空断熱材とを備えた冷蔵庫において、前記真空断熱材を外箱に配設し、前記真空断熱材と前記外箱との間に生じる空隙部の温度変化により膨張、収縮して外観変形要因となる気体を庫外に放出する細孔を前記真空断熱材の配設部にのみ対応して前記外箱外表面に設けたものである。
本発明によれば、真空断熱材と外箱との空隙部の気体がスムーズに細孔を通り庫外に排出されるので、周囲温度の変化による前記空隙部の膨張、収縮が生じず、真空断熱材配設部の外箱外表面の変形を防止できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。また、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の冷蔵庫の正面図、図2は同実施の形態の冷蔵庫の側面断面図、図3は同実施の形態の冷蔵庫の正面断面図、図4は、同実施の形態の冷蔵庫の要部拡大断面図である。
図において、10は冷蔵庫本体であり、ABSなどの合成樹脂からなる内箱11と鉄板などの金属からなる外箱12とから形成される空間に硬質ウレタンフォーム13が充填されている。14は断熱区画壁で、断熱区画壁14の上部に冷蔵室15、野菜室16を、下部に切替室17、製氷室18、冷凍室19を形成している。20は、冷蔵庫本体10の後部下方に配置した機械室で、内部に圧縮機21を配設している。22は冷蔵用冷却器、23は冷蔵用送風機、24は冷凍用冷却器、25は冷凍用送風機で、26は、冷蔵庫本体10の底面部に配設した凝縮器である。
冷蔵庫本体10の前面開口部には、一端を支点として回動するヒンジ式の冷蔵室用扉27、それぞれ引出し式の野菜室用扉28、切替室用扉29、製氷室用扉30、冷凍室用扉31が設けられている。32、33、34、35、36、37、38、39、40、41は真空断熱材で、硬質ウレタンフォーム13とともに冷蔵庫本体10を構成している。
ここで、真空断熱材32、33、34、36は、外箱11のそれぞれ天面、背面、側面、機械室構成面の内側に接して貼り付けられている。また、真空断熱材35は、内箱12の底面に接して貼り付けられている。また、真空断熱材37は、断熱区画壁14内に配設されている。
また、冷蔵庫本体10の前面開口部に配置するヒンジ式の冷蔵室用扉27の内部には内箱に接するように真空断熱材38が、引出し式の野菜室用扉28、切替室用扉29、冷凍室用扉31の内部にはそれぞれ真空断熱材39、40、41が、各扉の外側鉄板と内箱の中間部に位置するように配設されている。
また、冷凍領域の冷凍室19、切替室17を囲む硬質ウレタンフォーム13と真空断熱材33、34、35、36で形成される断熱箱体の断熱壁厚は、扉を除き、開口部の壁厚の薄い部分を含めて25〜50mmの分布に、冷蔵領域の冷蔵室15,野菜室16を囲む硬質ウレタンフォーム13と真空断熱材32、33、34、で形成される断熱箱体の断熱壁厚は、扉を除き、開口部の壁厚の薄い部分を含めて25〜40mmの分布としている。
上記のように、真空断熱材を冷蔵庫本体10の両側面、天面、背面、底面、および前面の各面に配置した構成により、外箱の表面積に対して真空断熱材の被覆率が50%を超え80%以下としている。
真空断熱材の被覆率を50%を超え80%以下としているのは、真空断熱材を多量に配設し被覆率を極限まで高めようとする場合、冷蔵庫本体10の図示しない構成部品や特別な構造がある部分(凹凸形状や配管,排水管の設置部など)では特殊な形態の真空断熱材が必要となったり、真空断熱材の貼り付け作業性が非常に悪くなる。
このため、概ね外箱11の表面積の80%を超えて真空断熱材を配設しようとしても、上述の使用効率が悪く利用価値が飽和する箇所にまで及ぶことになり、真空断熱材の投入に対する断熱性能の向上効果が著しく低下する。
したがって、本実施の形態のように、真空断熱材の外箱11の表面積に対する被覆率を80%にとどめることによって、真空断熱材を多量に使用していくことによる効果が飽和せず、利用価値が高い状態で吸熱負荷量を効果的に抑えることができ、省エネルギー効果を高めることができる。
また、80%の被覆率は断熱箱体の両側面,天面,背面,底面,および前面の各表面を概ね覆うことができる大きなサイズの真空断熱材を配設することで、貼り付け作業性も良く実現できる。
このため、標準外の形態の真空断熱材の使用や作業効率の悪い部分への配設作業を強いられて投資効果が著しく低下することなく、この断熱箱体を適用することによる冷蔵庫本体10のイニシャルコスト増加と省エネルギー化によるランニングコストの低減とのバランスが崩れることなく、ライフサイクルコストとしての価値を高めることができる。
また、断熱箱体内外の通過熱勾配の大きい箇所から配設して被覆率が外箱12の表面積が概ね50%を超える程度になれば断熱箱体の吸熱負荷量を効果的に抑えることができ、省エネルギー効果を高めることができる。
また、図4において、78は外箱62外表面にあらかじめプレス等で配設した細孔で、細孔78は真空断熱材65の配設部に対応して、外箱62に直線的に複数個設けている。
上記構成において、真空断熱材65の表面の凹凸、そり等により外箱変形要因となる真空断熱材65と外箱62との空隙部の気体がスムーズに細孔78を通り庫外に排出されるので、周囲温度の変化による前記空隙部の膨張、収縮が生じず、真空断熱材65配設部の外箱62外表面の変形を防止できる。
なお、細孔78の配置は直線的に限らず、曲線的、多角形的でもよい。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、外箱表面の外観変形を視覚的に低減することができ、真空断熱材を用いた断熱箱体を有する機器の外観品位維持に有効である。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 同実施の形態の冷蔵庫の側面断面図 同実施の形態の冷蔵庫の正面断面図 同実施の形態の冷蔵庫の要部拡大断面図 従来の冷蔵庫の前面開口部に配置される扉の断面図 図5のA部拡大図
符号の説明
10 冷蔵庫
11 内箱
12、62 外箱
13、75 硬質ウレタンフォーム
27 冷蔵室用扉
28 野菜室用扉
29 切替室用扉
30 製氷室用扉
31 冷凍室用扉
32、33、34、35、36、37、38、38a、38b、39、40、41、65 真空断熱材
78 細孔

Claims (1)

  1. 外箱と内箱の間に硬質ウレタンフォームと真空断熱材とを備えた冷蔵庫において、前記真空断熱材を外箱に配設し、前記真空断熱材と前記外箱との間に生じる空隙部の温度変化により膨張、収縮して外観変形要因となる気体を庫外に放出する細孔を前記真空断熱材の配設部にのみ対応して前記外箱外表面に設けたことを特徴とする冷蔵庫。
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