JP2004331707A - 制振性発泡体成形用樹脂組成物及び制振性発泡体 - Google Patents

制振性発泡体成形用樹脂組成物及び制振性発泡体 Download PDF

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Abstract

【課題】防音性、制振性が要求されるマンションなどの床材、運動靴、スポーツ用品のパッド等に使用される衝撃吸収性、制振性に優れる制振性発泡体が得られる制振性発泡体成形用樹脂組成物およびそれよりなる制振性発泡体を提供する。
【解決手段】スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなる合計量100重量部に対し、場合によっては発泡剤2〜20重量部及び架橋剤0.1〜3重量部からなる制振性発泡体成形用樹脂組成物及びそれよりなる制振性発泡体。
【選択図】 選択図なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防音性、制振性が要求されるマンションなどの床材、運動靴、スポーツ用品のパッド等に使用される衝撃吸収性、制振性に優れる制振性発泡体が得られる制振性発泡体成形用樹脂組成物およびそれよりなる制振性発泡体に関する。
【0002】
【従来の技術】
制振性発泡体は、柔軟でかつ振動をすばやく減衰させる性能(振動減衰能)の大きいことを利用して、防音、制振、衝撃吸収、振動吸収などの目的で運動靴、パッド等のスポーツ用品、床材やその他の建材、日曜品等へ使用されている。
【0003】
ポリマーの制振性は、ガラス転移温度近辺やその温度以下の二次転移温度付近で分子鎖の内部摩擦により外部から与えられたエネルギーを消費することにより、振動減衰能が大きくなる現象を利用したものである。従来からポリウレタンで製造された制振発泡材料が使用され、例えば軟質ポリウレタンフォームを製造する際の整泡剤を特定量用いてなる制振性能及び吸音性能を兼備した天井、床等に用いる制振材料(例えば、特許文献1参照。)、有機ポリイソシアネートと特定のポリオールとを、発泡剤、触媒、整泡剤及び可塑効果を有する流動体等の存在下に発泡させて得られる防音・制振発泡体(例えば、特許文献2参照。)等が提案されている。これらのポリウレタンからなる制振発泡材料は、制振性に優れているが、耐候性、特に加水分解に起因する低い耐水性に欠点があった。また、ゴム系の制振性発泡体も提案されており、例えば制振性能に優れ、復元速度が遅くて衝撃吸収性に優れ、かつ熱可塑性樹脂と相溶性が良い1,2−ポリブタジエン発泡体の製造方法(例えば、特許文献3参照。)、制振性を有する1,2−ポリブタジエンと制振性を有するビニル結合−ポリイソプレン−ポリスチレンブロック共重合体との混合物の成形体を架橋発泡させる制振性の樹脂発泡体(例えば、特許文献4参照。)が提案されている。しかしながら、上記従来技術の1,2−ポリブタジエン系発泡体は、1,2−ポリブタジエンの側鎖にビニル基の二重結合炭素を有するので、側鎖間や側鎖と主鎖間で結合して架橋が起こり易く、これにより急激に硬化して、伸びと柔軟性が不足することが欠点であった。
【0004】
この欠点を解決するために、ポリスチレンとビニル−ポリイソプレンが結合したトリブロック共重合体とポリエチレン系樹脂とを混合して加熱発泡させて制振性樹脂発泡体とすることが提案されている(例えば、特許文献5参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特公平05−008209号公報
【特許文献2】
特公平07−025863号公報
【特許文献3】
特開平07−062130号公報
【特許文献4】
特開平08−208869号公報
【特許文献5】
特開平11−349717号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献5に提案された制振性樹脂発泡体は、制振性能に優れるポリスチレンとビニル−ポリイソプレンが結合したトリブロック共重合体のスチレン含量が20wt%程度と多く、またポリエチレンと相溶しないポリイソプレン相からなっている。このため、高発泡体を得るために発泡剤を増量しても発泡体が発泡成形時に割れてしまい、高発泡倍率の製品が得られないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、前記したような課題を解消し、耐候性、耐水性、伸び及び柔軟性に優れ、かつ、高発泡倍率の製品が成形可能な制振性発泡体成形用樹脂組成物及びそれよりなる制振性発泡体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者は上記課題に関し鋭意検討した結果、スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体及びポリエチレン系樹脂をそれぞれ特定の割合で配合してなる組成物が、耐候性、耐水性、伸び、柔軟性に優れ、かつ、高発泡倍率を有する制振性発泡体を与えうることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0009】
即ち、本発明は、スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなることを特徴とする制振性発泡体成形用樹脂組成物及び該制振性発泡体成形用樹脂組成物を発泡させてなる制振性発泡体に関するものである。
【0010】
以下に本発明を詳細に説明する。
【0011】
本発明の制振性発泡体成形用樹脂組成物は、スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなる樹脂組成物である。
【0012】
本発明において用いられるスチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体とは、ポリスチレン単位とポリイソプレン単位が結合したトリブロック共重合体であり、室温領域にガラス転移温度(Tg)及び/又は損失正接係数(tanδ)のピークを有し、室温領域において高い制振性能を発揮する共重合体である。このようなスチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体は、スチレン単量体とイソプレン単量体をイオン重合することにより製造することが可能であり、本発明においては市販のものを用いることも可能であり、その中でも特に制振性能に優れた制振性発泡体成形用樹脂組成物が得られることからポリスチレン単位を10〜40重量%含んでなるスチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体であることが好ましい。また、スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体としては、水添触媒を用い水素添加を行った水添スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体であってもよい。
【0013】
このようなスチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体は、例えば(株)クラレ製、商品名ハイブラーとして入手することができる。
【0014】
本発明において用いられる水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体は、スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体とポリエチレン系樹脂とのバインダーとして作用する共重合体であり、このような水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体は、スチレン単量体とブタジエン単量体をイオン重合することにより得られたスチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体を水添触媒を用いてポリブタジエン単位を水素添加することにより製造することが可能であり、本発明においては市販のものを用いることも可能である。
【0015】
本発明において用いられるポリエチレン系樹脂は、本発明の制振性発泡体成形用樹脂組成物の発泡特性を決定する樹脂成分であり、該ポリエチレン系樹脂としては、例えば高圧法低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン・α−オレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、メタロセン触媒を使用して重合されたポリエチレン系樹脂、バナジウム触媒を使用して重合されたポリエチレン系樹脂等が挙げられ、この中でも特に柔軟性に優れた制振性発泡体が得られることからメタロセン触媒、バナジウム触媒を使用して重合されたエチレン・α−オレフィン共重合体が好ましい。
【0016】
そして、その中でもエチレン・α−オレフィン共重合体とは、エチレンとα−オレフィンを共重合したものであり、その際のα−オレフィンとしては、α−オレフィンの範疇に属するものであればいかなるものでもよく、特に均一気泡、柔軟性、強靭性に優れる制振性発泡体を得ることが可能となる制振性発泡体成形用樹脂組成物が得られることから、例えばプロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、4−メチル−ペンテン−1等の炭素数3〜12のα−オレフィンであることが好ましい。このようなエチレン・α−オレフィン共重合体は、一般的には直鎖状低密度ポリエチレンと称され、例えばエチレン・ブテン−1共重合体、エチレン・ヘキセン−1共重合体、エチレン・オクテン−1共重合体等が挙げられる。
【0017】
また、このようなエチレン・α−オレフィン共重合体を製造する際の製造方法としては、例えば高圧法、溶液法、気相法等の各種製造方法を用いることができ、その製造の際に使用する触媒としては、例えばマグネシウムとチタンを含有する固体触媒成分及び有機アルミニウム化合物からなるチーグラー触媒、シクロペンタジエニル誘導体を含有する有機遷移金属化合物と、これと反応してイオン性錯体を形成する化合物及び/又は有機金属化合物からなるメタロセン触媒、バナジウム触媒等を挙げることができる。
【0018】
本発明において、ポリエチレン系樹脂としてエチレン・α−オレフィン共重合体を用いる際には、特に柔軟性、クッション性に優れた制振性発泡体を生産効率良く製造することが可能となることから、JIS K 6760を準拠し測定した密度が0.94g/cm以下、190℃、2160g荷重により測定したメルトフローレートが0.1〜30g/10分間であるエチレン・α−オレフィン共重合体であることが好ましく、0.87〜0.90g/cm、0.1〜10g/10分間であるエチレン・α−オレフィン共重合体がより好ましく、0.87〜0.89g/cm、0.1〜10g/10分間であるエチレン・α−オレフィン共重合体が特に好ましい。さらに、本発明の制振性発泡体成形用樹脂組成物を制振性架橋発泡体とする際には、必要となる過酸化物の量、電離放射線の照射線量を低く抑えることが可能となることから、ゲル・パーミエイション・クロマトグラフィーにより1,2,4−トリクロロベンゼンを溶媒として用い直鎖ポリエチレン換算値として求められた重量平均分子量が60000以上のエチレン・α−オレフィン共重合体であることが好ましい。
【0019】
また、本発明におけるポリエチレン系樹脂としては、得られた制振性発泡体成形用樹脂組成物を制振性架橋発泡体とした際に、特に高発泡倍率を有する制振性架橋発泡体を得ることが可能となることから、エチレン・α−オレフィン共重合体100重量部に対し、粘度平均分子量10000以下のポリエチレン系ワックス0.1〜30重量部を配合したポリエチレン系樹脂であることが好ましい。
【0020】
本発明の制振性発泡体成形用樹脂組成物は、スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなるものである。ここで、スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体が50重量%未満である場合、得られる組成物の制振性が不足する。一方、スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体が80重量%を越える場合、得られた組成物を発泡成形に供した際に高発泡倍率を有する発泡体が得られない。また、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体が5重量%未満である場合、得られる組成物を構成するスチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体とポリエチレン系樹脂の相溶性が劣り、このような組成物を発泡成形に供しても高発泡倍率を有する発泡体が得られない。一方、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体が30重量%を越える場合、得られる組成物の制振性が不足する。ポリエチレン系樹脂が15重量%未満である場合、得られる組成物は架橋発泡性に劣り、このような組成物を架橋発泡成形に供しても高発泡倍率を有する発泡体が得られない。一方、ポリエチレン系樹脂が45重量%を越える場合、得られる組成物の制振性が不足する。
【0021】
また、本発明の制振性発泡体成形用樹脂組成物は、制振性発泡体とする際により高発泡倍率を有する架橋発泡体を効率良く製造することが可能となることから、スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなる合計量100重量部に対し、さらに発泡剤2〜20重量部及び架橋剤0.1〜3重量部を含んでなることが好ましい。
【0022】
本発明の制振性発泡体成形用樹脂組成物は、発泡成形に供することによりスチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなる制振性に優れる発泡体とすることができる。
【0023】
その際の制振性発泡体の製造方法としては、スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなる混合物を発泡することが可能であれば如何なる方法を用いることも可能であり、例えば1)スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなる混合物に発泡剤を添加し、加熱炉などにより発泡させ発泡体とする方法、2)スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなる混合物に発泡剤及び架橋剤を添加、混練して、両者の分解温度以下でシート状に成形したのちに、加熱炉などを利用して架橋剤と発泡剤の分解温度以上で加熱・発泡させ架橋発泡体とする方法、3)スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなる混合物に発泡剤を添加、混練して、電離放射線等を照射し架橋した後に、加熱炉などを利用して発泡剤の分解温度以上で加熱発泡させ架橋発泡体とする方法、等を挙げることができる。そして、本発明における制振性発泡体としては、特に高発泡倍率を有する制振性発泡体が容易に得られることからスチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなる制振性架橋発泡体であることが好ましい。
【0024】
ここで、発泡剤としては、発泡剤の範疇に属するものであればいかなるものでも用いることが可能であり、その中でも特に高発泡倍率を有する制振性発泡体、特に制振性架橋発泡体が効率よく得られることから、ポリエチレン系樹脂の溶融温度以上の分解温度を有する化学発泡剤が好ましく、例えばアゾジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、p,p’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド等が挙げられる。さらに、発泡助剤を用いてもよく、該発泡助剤としては、例えば尿素を主成分とした化合物;酸化亜鉛、酸化鉛等の金属酸化物;サリチル酸、ステアリン酸等を主成分とする化合物、即ち高級脂肪酸あるいは高級脂肪酸の金属化合物などを挙げることができる。
【0025】
また、制振性発泡体を高発泡倍率となる制振性架橋発泡体とする際の架橋法には架橋剤の添加、加熱処理による化学架橋、電子線照射による架橋等の方法があり、いずれの方法を用いることも可能であり、その中でも制振性架橋発泡体の架橋が均質に生じ、製品外観に優れる制振性架橋発泡体が得られることから架橋剤による架橋が好ましい。その際の架橋剤としては、加熱により分解され、遊離ラジカルを発生し樹脂分子間もしくは分子内に架橋結合を生じせしめるラジカル発生剤であるところの有機過酸化物が好ましく、例えばジクミルパーオキサイド、1,1−ジターシャリーブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジターシャリーブチルパーオキシヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジターシャリーブチルパーオキシヘキシン、α,α−ジターシャリーブチルパーオキシイソプロピルベンゼン、ターシャリーブチルパーオキシケトン、ターシャリーブチルパーオキシベンゾエート等が挙げられる。
【0026】
本発明の制振性発泡体成形用樹脂組成物は、スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体、ポリエチレン系樹脂、必要に応じて発泡剤、架橋剤、その他添加剤等を添加し、樹脂又はゴムの混練機として知られている例えば単軸押出機、2軸押出機、バンバリーミキサー、ニーダーミキサー、ロール、ミキシングロール、加圧式ニーダー等により加熱・混練することにより製造することが可能である。
【0027】
また、本発明の制振性発泡体成形用樹脂組成物、制振性発泡体は、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて物性の改良又は価格の低下を目的として、配合剤(充填剤)として、例えば酸化亜鉛、酸化チタン、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化ケイ素等の金属酸化物;炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等の炭酸塩;パルプ等の繊維物質;各種染料;顔料;蛍光物質;その他常用のゴム配合剤等を必要に応じて添加することができる。また、制振性の更なる向上を目的として、例えばポリイソプレン、イソプレン−スチレン共重合体、ポリイソブチレン、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、可塑化ポリ酢酸ビニル等を配合したものであってもよい。
【0028】
また、本発明の制振性発泡体は、特にクッション性、柔軟性、防音性、制振性能に優れた発泡体となり、かつ連続したシート状の製品が得られることから常圧架橋発泡法で製造された発泡倍率10〜50倍を有する制振性架橋発泡体であることが好ましい。
【0029】
【実施例】
以下に実施例を示し本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例により何等制限されるものではない。
【0030】
〜反発弾性率の測定〜
実施例により得られた制振性発泡体の反ぱつ弾性は、JIS K 6401に規定された試験方法により測定した。
【0031】
5/8in並球を用い、460mmの高さから制振性発泡体に自然落下させた際の反発距離を測定し、該反発距離を落下距離で除した値を百分率で表わし、反発弾性率とした。
【0032】
実施例1
スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体(株式会社クラレ製、商品名ハイブラー5125、ポリスチレン単位含有量20重量%、ビニル結合量55%、ガラス転移温度−13℃)70重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体(クレイトンポリマー社製、商品名クレイトンG1657、ポリスチレン単位含有量13重量%)10重量%、直鎖状低密度ポリエチレン(デュポンダウエラストマー社製、商品名エンゲージ8200、MFR5.0g/10分、密度0.870g/cm、重量平均分子量76000)20重量%からなる合計量100重量部に対し、発泡剤としてアゾジカルボンアミド10.0重量部、架橋剤としてジクミルパーオキサイド0.8重量部を配合し、130℃に設定したミキシングロールにて混練し、制振性発泡体成形用樹脂組成物を得た。
【0033】
得られた制振性発泡体成形用樹脂組成物を160℃に加熱されたプレス内の金型(200mm×200mm×2mm)に充填し、20分間加圧下で加熱した後除圧し制振性発泡性シートを作成した。該シートを210℃のオーブン中に静置して20分間加熱して、制振性発泡体を得た。
【0034】
得られた制振性発泡体は、発泡倍率20倍、みかけ密度0.045g/cm、反発弾性率20%を有し、制振性に優れるものであった。
【0035】
実施例2
水添スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体(株式会社クラレ製、商品名ハイブラー7125、ポリスチレン単位含有量20重量%、ガラス転移温度−15℃)70重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体(クレイトンポリマー社製、商品名クレイトンG1657、ポリスチレン単位含有量13重量%)10重量%、直鎖状低密度ポリエチレン(デュポンダウエラストマー社製、商品名エンゲージ8200、MFR5.0g/10分、密度0.870g/cm、重量平均分子量76000)20重量%からなる合計量100重量部に対し、発泡剤としてアゾジカルボンアミド10.0重量部、架橋剤としてジクミルパーオキサイド0.8重量部を配合し、130℃に調整したミキシングロールにて混練し、制振性発泡体成形用樹脂組成物を得た。
【0036】
得られた制振性発泡体成形用樹脂組成物を160℃に加熱されたプレス内の金型(200mm×200mm×2mm)に充填し、20分間加圧下で加熱した後除圧し、制振性発泡性シートを作成した。該シートを210℃のオーブン中に静置して20分間加熱して、制振性発泡体を得た。
【0037】
得られた制振性発泡体は、発泡倍率20倍、みかけ密度0.045g/cm、反発弾性率18%を有し、制振性に優れるものであった。
【0038】
実施例3
スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体(株式会社クラレ製、商品名ハイブラー5127、ポリスチレン単位含有量20重量%、ビニル結合量55%、ガラス転移温度8℃)70重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体(クレイトンポリマー社製、商品名クレイトンG1657、ポリスチレン単位含有量13重量%)10重量%、直鎖状低密度ポリエチレン(デュポンダウエラストマー社製、商品名エンゲージ8200、MFR5.0g/10分、密度0.870g/cm、重量平均分子量76000)20重量%からなる合計量100重量部に対し、発泡剤としてアゾジカルボンアミド10.0重量部、架橋剤としてジクミルパーオキサイド0.8重量部を配合し、130℃に調整したミキシングロールにて混練し、制振性発泡体成形用樹脂組成物を得た。
【0039】
得られた制振性発泡体成形用樹脂組成物を160℃に加熱されたプレス内の金型(200mm×200mm×2mm)に充填し、20分間加圧下で加熱した後除圧し、制振性発泡性シートを作成した。該シートを210℃のオーブン中に静置して20分間加熱して、制振性発泡体を得た。
【0040】
得られた制振性発泡体は、発泡倍率20倍、みかけ密度0.045g/cm、反発弾性率10%を有し、制振性に優れるものであった。
【0041】
実施例4
水添スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体(株式会社クラレ製、商品名ハイブラー7125、ポリスチレン単位含有量20重量%、ガラス転移温度−15℃)70重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体(クレイトンポリマー社製、商品名クレイトンG1657、ポリスチレン単位含有量13重量%)10重量%、直鎖状低密度ポリエチレン(デュポンダウエラストマー社製、商品名エンゲージ8200、MFR5.0g/10分、密度0.870g/cm、重量平均分子量76000)20重量%からなる合計量100重量部に対し、発泡剤としてアゾジカルボンアミド20.0重量部、架橋剤としてジクミルパーオキサイド1.0重量部、さらに直鎖状低密度ポリエチレン100重量部に対しポリエチレンワックス(三井化学製、商品名ハイワックスNL500、粘土平均分子量4300)10重量部を配合し、130℃に調整したミキシングロールにて混練し、制振性発泡体成形用樹脂組成物を得た。
【0042】
得られた制振性発泡体成形用樹脂組成物を160℃に加熱されたプレス内の金型(200mm×200mm×2mm)に充填し、20分間加圧下で加熱した後除圧し、制振性発泡性シートを作成した。該シートを210℃のオーブン中に静置して20分間加熱して、制振性発泡体を得た。
【0043】
得られた制振性発泡体は、発泡倍率38倍、みかけ密度0.023g/cm、反発弾性率24%を有し、制振性に優れるものであった。
【0044】
比較例1
実施例2において、直鎖状低密度ポリエチレン20重量%を直鎖状低密度ポリエチレン30重量%とし、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体を用いなかった以外は、実施例2と同様の方法により制振性発泡体の成形を試みたが、得られた発泡体は割れが発生し制振性発泡体とはならなかった。
【0045】
比較例2
実施例2において、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体10重量%を70重量%、直鎖状低密度ポリエチレン20重量%を直鎖状低密度ポリエチレン30重量%とし、水添スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体を用いなかった以外は、実施例2と同様の方法により発泡体を得た。
【0046】
得られた発泡体は、発泡倍率20倍、みかけ密度0.046g/cm、反発弾性率50%を有し、制振性に劣るものであった。
【0047】
比較例3
実施例2において、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体10重量%を30重量%とし、直鎖状低密度ポリエチレンを用いなかった以外は、実施例2と同様の方法により発泡体の成形を試みたが、得られた発泡体は割れが発生し発泡体とはならなかった。
【0048】
比較例4
実施例2において、水添スチレン−イソプレンースチレン共重合体70重量%を水添スチレン−イソプレン−スチレン共重合体30重量%とし、直鎖状低密度ポリエチレン20重量%を直鎖状低密度ポリエチレン60重量%とした以外は、実施例2と同様の方法により発泡体を得た。
【0049】
得られた発泡体は、発泡倍率22倍、みかけ密度0.043g/cm、反発弾性率60%を有し、制振性に劣るものであった。
【0050】
【発明の効果】
本発明の制振性発泡体成形用樹脂組成物及びそれよりなる制振性発泡体は、室温領域において高い制振性能を有し、高発泡倍率を有する発泡体となることから制振性、伸び、柔軟性、耐候性、耐水性、遮音性に優れ、運動靴等のスポーツ用品、床材等に有用である。

Claims (7)

  1. スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなることを特徴とする制振性発泡体成形用樹脂組成物。
  2. スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなる合計量100重量部に対し、さらに発泡剤2〜20重量部及び架橋剤0.1〜3重量部からなることを特徴とする請求項1に記載の制振性発泡体成形用樹脂組成物。
  3. ポリエチレン系樹脂が、エチレン・α−オレフィン共重合体100重量部に対し、粘度平均分子量10000以下のポリエチレン系ワックス0.1〜30重量部を配合してなるポリエチレン系樹脂であることを特徴とする請求項1又は2に記載の制振性発泡体成形用樹脂組成物。
  4. スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなる組成物を発泡させることを特徴とする制振性発泡体。
  5. スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体50〜80重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体5〜30重量%及びポリエチレン系樹脂15〜45重量%からなる組成物を架橋発泡させることを特徴とする制振性架橋発泡体。
  6. 発泡倍率10〜50倍を有することを特徴とする請求項5に記載の制振性架橋発泡体。
  7. スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体、水添スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体及びポリエチレン系樹脂からなる混合物に発泡剤及び架橋剤を添加、混練し制振性発泡体成形用樹脂組成物を調製し、該制振性発泡体成形用樹脂組成物を加熱して架橋・発泡することを特徴とする制振性架橋発泡体の製造方法。
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