JP2004327244A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】伝達経路が増加し、優れた電気性能を有するコネクタを提供すること。
【解決手段】第1コンタクト10、第2コンタクト20、インシュレータ40を覆うシェル60を含み、前記第2コンタクト20は連結部21,22と、第2コンタクト接触部24,25と、シェル接触部32,33と、端子部26とを有し、前記第2コンタクト接触部24,25と前記シェル接触部32,33とは、前記連結部21,22から延設されており、前記端子部26は前記第2コンタクト接触部24,25と前記シェル接触部32,33と異なる方向で前記連結部21,22から延設されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、相手側コネクタと嵌合して接続するコネクタに属し、特に、機器本体からの電気信号をLCDパネルへ伝達するために使用するコネクタに属する。
【0002】
【従来の技術】
図17乃至図19は、先行技術におけるコネクタを示している。図17は、コネクタと相手側コネクタとの未嵌合状態を示している。図18は、コネクタと相手側コネクタとの嵌合途中の状態を示している。図19は、コネクタと相手側コネクタとが嵌合している状態を示している。
【0003】
図17乃至図19を参照して、コネクタ301は、コンタクト310、グランドプレート320、インシュレータ340、シェル360から組み立てられている。コンタクト310とシェル360とは、これらが同一な金属部材によって一体に形成されている。
【0004】
インシュレータ340の内部には、コンタクト310のバネ片312と、グランドプレート320のバネ片324とを備えており、バネ片312,324が互いに対向している。コンタクト310のバネ片312の先端部には、接触部313が形成されている。グランドプレート320のバネ片324の先端部には接触部325が形成されている。
【0005】
シェル360は、コネクタ301の外周を囲むように配置されている。シェル360には、グランドプレート320側に窓孔377が開けられている。インシュレータ340の外部には、グランドプレート320の端子部326及びコンタクト310の端子部(図示せず)が延びている。
【0006】
相手側コネクタ401は相手コンタクト410、グランドシェル415、相手インシュレータ420から構成されている。コンタクト310は、嵌合時に相手コンタクト410と接触し、グランドシェル415はグランドプレート320と接触する。
【0007】
コネクタ301及び相手側コネクタ401を嵌合すると、コンタクト310のバネ片312及びグランドプレート320のバネ片324は相手側コネクタ401により変位させられる。
【0008】
バネ片312,324の変位の固定端は、当初は各バネ片312,324の根元部分であるが、図18の状態になると、グランドプレート320のバネ片324の裏面がシェル360の窓孔377の一辺378と接触するため、グランドプレート320の変位の固定端は一辺378の部分となる(例えば、特許文献1を参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開平11−283710号公報(第5−7頁、図23)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、先行技術におけるコネクタでは、グランドプレート320のバネ片324のバネ長さは、当初は図17に示したように、長さ寸法がL1であるが、一辺378の部分でシェル360と接触した後には、図19に示したように、長さ寸法がL2へと変化するのでバネ長さ寸法が短くなる(L1>L2)。
【0011】
その結果、相手側コネクタ401の嵌合途中でバネ定数が高くなるため、相手側コネクタ401の挿入力が途中から高くなってしまうという問題がある。
【0012】
また、グランドプレート320のバネ片324のバネ定数が高くなるのを防止するために、バネ片324をシェル360に同じ金属部材により一体に形成した場合には、バネ片324の周囲にはスリットを作る必要があり、このスリット部分へのノイズの侵入が防止できないため、電気的性能が劣るという問題がある。
【0013】
それ故に本発明の課題は、電気的特性に優れ、挿入・抜去力の低いコネクタを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、導電性の相手コンタクトが配設された相手嵌合部を備えている相手側コネクタの、前記相手嵌合部を挟み込む第1の方向に対向配置される導電性の第1コンタクト及び第2コンタクトと、該第1及び第2コンタクトを保持しているインシュレータと、前記第1コンタクト、前記第2コンタクト、前記インシュレータを覆うシェルとを含むコネクタにおいて、前記第2コンタクトは、前記第1の方向を交差する第2の方向に延在している連結部と、前記相手コンタクトと接続する第2コンタクト接触部の複数と、前記シェルと接続する少なくとも1つのシェル接触部と、端子部とを有し、前記第2コンタクト接触部と前記シェル接触部とは、前記連結部から同一方向に延設されており、前記端子部は、前記第2コンタクト接触部と前記シェル接触部と異なる方向で前記連結部から延設されていることを特徴とするコネクタが得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係るコネクタの第1実施の形態例を説明する。図1は、本発明に係るコネクタの第1実施の形態例と、このコネクタに接続する相手側コネクタを示している。図2は、図1に示したコネクタの分解して示している。図3は、図2に示したコネクタを逆向きにした状態で見た状態を示している。図4は、図2に示したコネクタを反転した状態で見た状態を示している。
【0016】
この実施の形態例におけるコネクタは、LCDパネル等の背面に実装され、機器本体からの配線と接続された相手側コネクタと嵌合し、機器本体からの電気信号をLCDパネルへ伝達するために使用されるものである。
【0017】
図1乃至図4を参照して、第1実施の形態例におけるコネクタ1は、導電性のコンタクト(第1コンタクト)10と、導電性のグランドプレート(第2コンタクト)20と、複数のコンタクト10及びグランドプレート20を保持するインシュレータ40と、導電性のシェル60とを有している。
【0018】
以下、コネクタ1の各構成部品を、図5及び図6をも参照して説明する。図5は、図2に示したコネクタの要部を拡大して示している。図6は、図3に示したコネクタの要部を拡大して示している。
【0019】
図1乃至図6を参照して、コンタクト10は、金属板をプレス加工した後に曲げ加工を施すことによって作られており、圧入部11と、圧入部11から一方へ延びているバネ部12と、バネ部12の自由端部で湾曲するように曲げ形成されている接触部13と、圧入部11から他方へ延びている半田付け用の端子部14とを有している。
【0020】
複数のコンタクト10は、コネクタ1の長手方向(第1の方向)で互いに所定間隔をもって配置されている。ここで、バネ部12と接触部13とは、これらを第1コンタクト接触部と呼ぶことにする。
【0021】
グランドプレート20は、コネクタ1の長手方向に長い寸法で板状の第1連結部(垂直部分)21と、第1連結部21に連接されて第1連結部21に対して略直角に曲げられている第2連結部(水平部分)22と、第2連結部22から一方へ延びているグランド圧入部23と、グランド圧入部23から一方へ延びているグランドバネ部24と、グランドバネ部24の自由端部でコンタクト10側へ向かって湾曲するように曲げ形成されているグランド接触部25とを有している。
【0022】
グランド圧入部23、グランドバネ部24及びグランド接触部25は、第2連結部22に複数が連接されており、コネクタ1の長手方向(第1の方向)で互いに所定間隔をもって配置されている。第1及び第2連結部21,22は、コネクタ1の長手方向である第1の方向を交差する幅方向である第2の方向へ延在している。
【0023】
また、グランドプレート20は、長手方向の両側近傍において第1連結部21からグランドバネ部24とは反対方向へ延びているグランド端子部26と、長手方向の両側に形成されているクリップ部27とを有している。グリップ部27は、上側バネ部28と、上側バネ部28に対向している下側バネ部30とを有し、上側バネ部28及び下側バネ部30がグランドバネ部24と同一方向へ延びている。グランドバネ部24の自由端部には、接触部13とはが逆向きに湾曲された形状のグランド接触部25が形成されている。ここで、グランドバネ部24とグランド接触部25とは、これらを第2コンタクト接触部と呼ぶことにする。
【0024】
クリップ部27の上側バネ部28には、図5及び図6に拡大して示したように、穴部29が形成されており、下側バネ部には切欠き31が形成されている。
【0025】
さらに、グランド端子部26とクリップ部27との間には、付加グランドバネ部32がグランドバネ部24と同一方向へ延びている。ここで、付加グランドバネ部32の自由端部には、付加グランド接触部33が、グランド接触部25とは反対向で湾曲した形状に形成されている。付加グランドバネ部32と付加グランド接触部33とは、これらの構成をシェル接触部と呼ぶことにする。
【0026】
インシュレータ40は、樹脂等の非導電性材料で作られている。インシュレータ40の上面部41と下面部42との間には、嵌合孔43が開けられており、嵌合孔43の上面側で上面部41の内面にはコンタクト収容溝44が形成されており、下面側にはグランドプレート収容溝46が形成されている。
【0027】
コンタクト収容溝44の奥部には、図3及び図6に示すように、コンタクト収容孔45が形成されており、グランドプレート収容溝46の奥部には、図3及び図6に示すように、グランドプレート収容孔47が形成されている。
【0028】
インシュレータ40の長手方向の両端部には、凹部48が形成されており、凹部48の上面内側には溝49が形成されており、下面内側には溝50が形成されており、奥部にはシェル穴51が開けられている。溝49の奥部は、裏面から孔52が開けられており、溝50の奥部は裏面から孔53が開けられている。
【0029】
上面部41にはシェル保持用溝54が形成されており、下面部42にはシェル保持用溝56が形成されている。それぞれのシェル保持用溝54,56の奥部には、シェル係合用孔55,57が開けられている。また、下面部42には、インシュレータ40の長手方向の両端側に、図4に示すような一対のスリット58が切られている。
【0030】
シェル60は、コンタクト10、グランドプレート20及びインシュレータ40を覆っている。シェル60は、長手方向を直交する断面から見ると、略コの字状に作られているプレス部品であり、前面にはシェル嵌合孔61が開けられており、その下側にはガイド面62が形成されている。
【0031】
図5及び図6によって最も良くわかるように、シェル嵌合孔61の両外側は、シェル60の互いに平行な上面板72及び下面板74間へ入り込むように曲げられている折込部63となっている。折込部63には、長手方向の中央付近に凸部64,65が形成されており、先端側にはエッジ部66,67が形成されており、凸部64,65及びエッジ部66,67に凹部68,69が形成されている。さらに、折込部63には、ロック孔70及びリブ71が形成されている。
【0032】
シェル60の上面板72には、シェル圧入部73が形成されており、下面板74にはシェル圧入部75が形成されている。下面板74の長手方向の両側は、延長されて半田付け用のシェル端子部76となっている。
【0033】
次に、コネクタ1の組み立てについて説明する。コネクタ1は、複数のコンタクト10をコンタクト孔45に圧入し、長手方向である第1の方向へ並んだ状態で固定される。グランドプレート20はインシュレータ40の後側から組み込まれ、グランドプレート20のグランド圧入部23がインシュレータ40のグランドプレート孔47に圧入され固定される。この時、インシュレータ40の孔52には、クリップ部27の上側バネ部28が入り込み、、インシュレータ40の孔53には下側バネ部30が入り込み、スリット58には付加グランドバネ部32が入り込む。このとき、図7に示すように、付加グランドバネ部32の頂点はインシュレータ40の下面部42上へ突出する。
【0034】
シェル60はインシュレータ40の前方から組み込まれ、シェル60の圧入部73,75が、インシュレータ40のシェル保持用溝54,56を通過して、シェル穴55,57に圧入され固定される。
【0035】
シェル60のインシュレータ40へ組み込む際には、凸部64は溝49に、凸部65は溝50に入り込むことで、折込部63は左右方向に位置決めされ、折込部63の先端部はシェル穴51を通過する。折込部63がシェル穴51を通過すると、エッジ部66はグランドプレート20のクリップ部27の上側バネ部28を通過した後にクリップ部27の穴部29に入り込み、上側バネ部28は凹部68に接触する。また、エッジ部67は下側バネ部30を通過した後の切欠き31に入り込み、下側バネ部30は凹部69に接触する。
【0036】
このシェル60の組立時に、グランドプレート20の付加グランド接触部33は、インシュレータ40の下面部42から突出しているため、付加グランド接触部33はシェル60の下面74の内側に接触して、グランドプレート20とシェル60が導通状態となる。
【0037】
図1に戻り、相手側コネクタ100は、相手コンタクト110と、相手インシュレータ120と、ピン130、レバー140、グランドシェル(図示せず)からなり、相手コンタクト110には電線160が結線されている。
【0038】
相手インシュレータ120には、板状の相手嵌合部121、本体部122、ガイドポスト部123,124が形成されている。相手嵌合部121の裏面には、導電性のグランドシェル(図示せず)が組み込まれている。相手嵌合部121は、コネクタ1及び相手側コネクタ100が嵌合したときに、第1の方向に対向配置されるコンタクト10及びグランドプレート20とによって挟み込まれる。
【0039】
コネクタ1には、相手側コネクタ100の相手嵌合部121を受容するための嵌合孔2aと、相手側コネクタ100のガイドポスト部123,124を受容するためのポスト孔3a,4aを備える。相手インシュレータ120の本体部122の両端側には、レバー140がピン130を中心として回動可能に固定されている。
【0040】
レバー140は、金属板をプレス加工することによって作られている。レバー140の両側面部が操作部141となり、上面部142と下面部143で相手インシュレータ120の本体部122を挟み込むように組み込まれている。
【0041】
操作部141からは、板バネ部144が延びており、板バネ部144は相手インシュレータ120の本体部122に対して反発力を発生させる。この反発力によりレバー140の操作部141は、図1の矢印150方向の力を受けるため相手インシュレータ120から常に離れるように作用する。
【0042】
コネクタ1と相手側コネクタ100とが嵌合するときには、相手嵌合部121が嵌合孔2aに挿入されることによってコンタクト10と相手コンタクト110は接触し、ガイドポスト部123,124がポスト孔3a,4aにそれぞれ挿入される。さらに、相手側コネクタ100を挿入すると、レバー140の矢尻部(図示せず)がシェル60のロック孔70に入り込み、ロック状態となる。
【0043】
ロック状態を解除するには、レバー140の操作部141を押込むことにより、板バネ部144の反発力に反してレバー140が回転し、突出状態の矢尻部は、図1の矢印151方向へ回転してガイドポスト部123,124から引っ込み、シェル60との係止状態は解除される。なお、操作部141を押込んだまま相手側コネクタ100を抜去すると、相手側コネクタ100も抜去できる。
【0044】
上述したコンタクト10は、相手側コネクタ100の相手コンタクト110と接触して、電気信号を伝達する目的で使用される。グランドプレート20は、相手側コネクタ100のグランドシェルと接触して、機器本体のグランド信号を伝達するために使用される。シェル60は、コネクタ1が使用される機器内外のノイズから信号コンタクトを保護する目的で使用される。コンタクト10の端子部14と、グランドプレート20のグランド端子部26と、シェル60のシェル端子部76とは、例えば、LCDパネルのような基板に半田付けされることによって固定される。
【0045】
コネクタ1と相手側コネクタ100の嵌合時には相手嵌合部121が嵌合孔2aに、ガイドポスト部123,124がポスト孔3a,4aにそれぞれ挿入される。このとき、コンタクト10と相手コンタクト110、グランドプレート20とグランドシェルとは接続するため、電線160からの電気信号は相手コンタクト110およびコンタクト10を通じてLCDパネル等の基板に伝送される。また、グランド信号はグランドシェルからグランドプレート20を通じてLCDパネル等の基板に伝送される。
【0046】
図8は、コネクタの第2実施の形態例と、コネクタに接続する相手側コネクタを示している。図9は、図8に示したコネクタを分解して示している。図10は、図9に示したコネクタを逆向きにした状態で見た状態を示している。図11は、図10に示したコネクタを反転した状態で見た状態を示している。図12は、図8に示したコネクタのうち、シェルを除く部品を組み立てた状態を示している。
【0047】
図8乃至図12を参照して、コネクタ1′は、導電性のコンタクト(第1コンタクト)10′と、導電性のグランドプレート(第2コンタクト)20′と、複数のコンタクト10′及びグランドプレート20′を保持するインシュレータ40′と、導電性のシェル60′とを有している。コネクタ1′は、図8に示した相手側コネクタ100′に嵌合することによって接続される。
【0048】
なお、第2実施の形態例におけるコネクタ1′及び相手側コネクタ100′は、第1実施の形態例によって説明したコネクタ1及び相手側コネクタ100に対して形状が若干異なるが、同じ機能を果たすものである。よって、コンタクト10′、グランドプレート20′、インシュレータ40′及びシェル60′の各構成要素及び相手側コネクタ100′の各構成要素については、第1実施の形態例におけるコネクタ1及び相手側コネクタ100と同じ符号を付して説明を省略する。
【0049】
コネクタ1′は、シェル60′をインシュレータ40′の後側から組み込むように構成されているものであり、このコネクタ1′においても第1実施の形態例によって説明したコネクタ1の構造を適応することが可能である。このコネクタ1′の場合、グランドプレート20′には、第1実施の形態例におけるグランドプレート20の第1連結部21を形成しなくても実施することが可能である。
【0050】
なお、上述した実施の形態例において、第1及び第2連結部21,22は、略L字状と嵌合方向に平面を有する場合であるが、嵌合方向と交差する第2の方向に平面があっても良い。
【0051】
図13は、コネクタの第3実施の形態例と、コネクタに接続する相手側コネクタを示している。図14は、図13に示したコネクタを分解して示している。図15は、図13に示したコネクタの一部分を拡大して示している。図16は、図13に示したコネクタを上から見た状態を拡大して示している。
【0052】
図16乃至図19を参照して、コネクタ1′′は、導電性のコンタクト(第1コンタクト)10′′と、導電性のグランドプレート(第2コンタクト)20′′と、複数のコンタクト10′′及びグランドプレート20′′を保持するインシュレータ40′′と、導電性のシェル60′′とを有している。コネクタ1′′は、相手側コネクタ100′′に嵌合することによって接続される。
【0053】
なお、第3実施の形態例におけるコネクタ1′′及び相手側コネクタ100′′は、第1実施の形態例によって説明したコネクタ1及び相手側コネクタ100に対して形状が若干異なるが、同じ機能を果たすものである。よって、コンタクト10′′、グランドプレート20′′、インシュレータ40′′及びシェル60′′の各構成要素、及び相手側コネクタ100′′の各構成要素については、第1実施の形態例におけるコネクタ1及び相手側コネクタ100と同じ符号を付して説明を省略する。
【0054】
コネクタ1′′は、相手側コネクタコンタクト100′′の挿入方向とは反対側から、コンタクト10′′とグランドプレート20′′とをインシュレータ40′′に組み込み、その後、相手側コネクタ100′′の層乳方向と同一方向からシェル60′′をインシュレータ40′′に組み込む。これは、第1実施の形態例によるコネクタ1と同じ組立方向である。
【0055】
以上に述べた組立時に、グランドプレート20の両端部分に形成されている差込部34は、インシュレータ40′′のシェル穴51へ後方から組み込まれ、一方、シェル60′′は、折込部63が前方からシェル穴51へ組み込まれる。
【0056】
グランドプレート20′′の差込部34には、ダボ35が形成されている。このダボ35は、折込部63に接触し、グランドプレート20′′とシェル60′′とが導通状態となる。このように、グランドプレート20′′とシェル60′′との接触部が弾性を持たずに接触する構造であってもよい。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、グランドプレートに相手側コネクタのグランドシェルに接触するための第2コンタクト接触部と、シェルに接触するためのシェル接触部とを別々に設けたことにより、グランド信号がグランドプレート及びシェルにも伝達可能であり、電気的性能に優れ、グランドプレートとシェルとの接触が相手側コネクタの挿入力に影響を与えないコネクタを提供することができる。
【0058】
また、本発明によれば、相手側コネクタのグランドシェルと接触して導通するグランドプレートに、シェルへ接触する付加グランド接触部を付加することにより、電気的特性に優れたまま、挿入・抜去力の低いコネクタを提供することが可能となる。
【0059】
また、本発明によれば、グランドプレートの第2コンタクト接触部とは異なる部分で、グランドプレートとシェルとの導通を得ることができ、グランドプレートを流れるグランド信号をシェルに伝えることができる。
【0060】
さらに、シェルの凹部とグランドプレートの上側バネ部、下側バネ部が接触するため、シェルとグランドプレートが導通し、グランド信号の伝達経路が増加し、優れた電気性能を有したコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの第1実施の形態例と、コネクタに接続する相手側コネクタを示す斜視図である。
【図2】図1に示したコネクタの分解して示した斜視図である。
【図3】図2に示したコネクタを逆向きにした状態で見た状態の斜視図である。
【図4】図2に示したコネクタを反転した状態で見た状態の斜視図である。
【図5】図2に示したコネクタのシェルの一部を削除し要部を拡大して示した斜視図である。
【図6】図3に示したコネクタの要部を拡大して示した斜視図である。
【図7】図2に示したコネクタのうち、シェルを除く部品を組み立てた状態を示す斜視図である。
【図8】本発明に係るコネクタの第2実施の形態例と、コネクタに接続する相手側コネクタを示す斜視図である。
【図9】図8に示したコネクタを分解して示した斜視図である。
【図10】図9に示したコネクタを逆向きにした状態で見た状態の斜視図である。
【図11】図10に示したコネクタを反転した状態で見た状態の斜視図である。
【図12】図8に示したコネクタのうち、シェルを除く部品を組み立てた状態を示す斜視図である。
【図13】本発明に係るコネクタの第3実施の形態例と、コネクタに接続する相手側コネクタを示す斜視図である。
【図14】図13に示したコネクタを分解して示した斜視図である。
【図15】図14に示したコネクタの要部を拡大して示した斜視図である。
【図16】図13に示したコネクタを要部を上から見た状態で拡大して示した平面断面図である。
【図17】先行技術におけるコネクタと相手側コネクタとが未嵌合である状態を示す断面図である。
【図18】図17に示したコネクタと相手側コネクタとの嵌合途中の状態を示す断面図である。
【図19】図18に示したコネクタと相手側コネクタとの嵌合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1′,1′′,301 コネクタ
3a,4a ポスト孔
10,10′,10′′,310 コンタクト
11 圧入部
12 バネ部
13 接触部
14,326 端子部
20,20′,20′′,320 グランドプレート
21 第1連結部
22 第2連結部
23 グランド圧入部
24 グランドバネ部
25 グランド接触部
26 グランド端子部
27 クリップ部
28 上側バネ部
29 穴部
30 下側バネ部
31 切欠き
32 付加グランドバネ部
33 付加グランド接触部
40,40′,40′′,340 インシュレータ
43 嵌合孔
44 コンタクト収容溝
46 グランドプレート収容溝
45 コンタクト収容孔
47 グランドプレート収容孔
48,68,69 凹部
49,50 溝
51 シェル穴
52,53 孔
54,56 シェル保持用溝
55,57 シェル係合用孔
58 スリット
60,60′,60′′,360 シェル
61 シェル嵌合孔
62 ガイド面
63 折込部
64,65 凸部
66,67 エッジ部
70 ロック孔
71 リブ
73,75 シェル圧入部
76 シェル端子部
100,100′,100′′,401 相手側コネクタ
121 相手嵌合部
122 本体部
123,124 ガイドポスト部
140 レバー
141 操作部
312,324 バネ片
377 窓孔
378 一辺

Claims (2)

  1. 導電性の相手コンタクトが配設された相手嵌合部を備えている相手側コネクタの、前記相手嵌合部を挟み込む第1の方向に対向配置される導電性の第1コンタクト及び第2コンタクトと、該第1及び第2コンタクトを保持しているインシュレータと、前記第1コンタクト、前記第2コンタクト、前記インシュレータを覆うシェルとを含むコネクタにおいて、
    前記第2コンタクトは、前記第1の方向を交差する第2の方向に延在している連結部と、前記相手コンタクトと接続する第2コンタクト接触部の複数と、前記シェルと接続する少なくとも1つのシェル接触部と、端子部とを有し、
    前記第2コンタクト接触部と前記シェル接触部とは、前記連結部から同一方向に延設されており、前記端子部は、前記第2コンタクト接触部と前記シェル接触部と異なる方向で前記連結部から延設されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記シェル接触部は、前記シェルに接続していることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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