JP2004326696A - 省エネルギコンサルティング方法とその方法に使用する省エネルギコンサルティングシステム並びにエネルギ計算方法とその方法に使用するエネルギ計算リモコン - Google Patents

省エネルギコンサルティング方法とその方法に使用する省エネルギコンサルティングシステム並びにエネルギ計算方法とその方法に使用するエネルギ計算リモコン Download PDF

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Shintaro Kobayashi
信太郎 小林
Yuji Nakada
裕二 中田
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Abstract

【課題】電気機器の消費電力を把握することができる省エネルギコンサルティング方法とその方法に使用する省エネルギコンサルティングシステム並びにエネルギ計算方法とその方法に使用するエネルギ計算リモコンを提供する。
【解決手段】省エネルギコンサルティングシステム1はエネルギ計算リモコン4と、ユーザクライアント3と、省エネルギコンサルティングサーバ2とを備えている。エネルギ計算リモコン4は、消費電力情報入力手段4aと、時刻設定手段4cと、電気機器電源切換手段4fと、稼動時間計算手段4iと、消費電力量計算手段4hと、リモコン情報転送手段4nとを有する。ユーザクライアント3は、リモコン情報記録手段3aと、リモコン情報送信手段3bと、コンサルティング情報受信手段3cとを有する。省エネルギコンサルティングサーバ2は、リモコン情報受信手段2aと、コンサルティング情報送信手段とを有する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビやラジオ等の電気機器の稼動時間と消費電力とから消費電力量を求めることによる省エネルギコンサルティング方法とその方法に使用する省エネルギコンサルティングシステム並びにエネルギ計算方法とその方法に使用するエネルギ計算リモコンに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、エネルギ消費の低減、すなわち省エネルギ化の推進が望まれる。省エネルギ化すべき対象の1つとして電力消費量の削減が挙げられる。この電力消費量の削減は、企業のみならず一般家庭においても重要な課題となっている。
【0003】
そこで、従来、一般家庭において省エネルギ化を推進させるために、省エネルギシステムが提案される(例えば特許文献1参照)。
【0004】
従来の省エネルギシステムは、電力会社側にメッセージ出力手段を備えた電力監視部を設ける一方、一般家庭に備えられるブレーカに電力モニタを接続した構成である。この電力モニタには、各電気機器のオンオフを検出する電力変化検出部と、電力消費量を記憶するメモリが備えられ、ユーザは電力モニタにより現在の消費電力量、電力料金および各電気機器のオンオフ状態を知ることができる。
【0005】
そして、夏場等の電力消費量が多く節電が必要な場合には、電力監視部により電力契約値に近い電力を使用している一般家庭を検出し、検出した一般家庭に節約メッセージを送信する。
【0006】
これに伴い、一般家庭において各電気機器のオンオフ操作がなされると、電力モニタのメモリは消費電力の変化を記憶するとともにインターネットを介して電力会社側に送信され、電力会社側は、節電に協力した一般家庭と、その節電量を把握することができる。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−133568号公報(第1頁−第6頁、図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の省エネルギシステムにおいては、ユーザ側の電気機器、ブレーカあるいは配線の工事が必要となり多大なコストを要するのみならず、所要のスペースを確保するのが困難な場合には、敷設することができない。
【0009】
一方、電気機器を使用する際、消費電力量や電力料金を知るためには、電気機器から一旦離れてブレーカに接続された電力モニタを確認する必要があるため、ユーザの労力を要する。また、電気機器と電力モニタとが離れている場合には、電気機器の使用や操作を継続することができない。
【0010】
さらに、ユーザは電力料金や消費電力量を知ることはできるが、適切な電気機器の使用方法や消費電力量を削減するために必要な情報を得ることができない。
【0011】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、テレビやラジオ等の電気機器、ブレーカあるいは配線の工事をすることなく、各電気機器により消費された電力を把握することが可能であり、かつ消費電力を把握しつつ電気機器の操作をすることができる省エネルギコンサルティング方法とその方法に使用する省エネルギコンサルティングシステム並びにエネルギ計算方法とその方法に使用するエネルギ計算リモコンを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の目的を達成するために、次のように構成される。
【0013】
すなわち請求項1に係る発明は、ユーザ側に備えられる電気機器に使用されるエネルギ計算リモコンと、前記ユーザ側に備えられ、前記エネルギ計算リモコンから情報転送手段を介して所要の情報を入力可能に備えられるユーザクライアントと、省エネルギコンサルティング事業者側に備えられ、前記ユーザクライアントとインターネットを介して接続される省エネルギコンサルティングサーバと、前記省エネルギコンサルティング事業者側に備えられる第1のデータベースと、前記省エネルギコンサルティング事業者側に備えられ、前記電気機器についてのコンサルティング情報を保存する第2のデータベースと、を具備した省エネルギコンサルティングシステムであって、前記エネルギ計算リモコンは、前記電気機器の消費電力情報を保存する第3のデータベースと、前記第3のデータベースに前記消費電力情報を入力する消費電力情報入力手段と、時刻情報を算出する時刻設定手段と、前記電気機器の電源のオンオフ動作を切り換える旨の電源切換情報を前記電気機器に送信することにより、前記電気機器のオンオフ動作を切り換える電気機器電源切換手段と、前記電気機器電源切換手段から前記電源切換情報を受けるとともに前記時刻設定手段により算出された前記時刻情報を参照することにより、前記電気機器の稼動時間を計算する稼動時間計算手段と、前記電気機器の稼動時間を稼動時間情報として保存する第4のデータベースと、前記稼動時間計算手段により計算された前記電気機器の稼動時間と前記第3のデータベースに保存された前記消費電力情報とを参照することにより、前記電気機器の消費電力量を計算する消費電力量計算手段と、前記電気機器の消費電力量を消費電力量情報として保存する第5のデータベースと、前記第4のデータベースに保存された前記稼動時間情報および前記第5のデータベースに保存された消費電力量情報の少なくとも一方をリモコン情報として前記情報転送手段を介して前記ユーザクライアントに転送するリモコン情報転送手段とを具備している一方、前記ユーザクライアントは、前記リモコン情報転送手段により転送された前記リモコン情報を受けるリモコン情報記録手段と、前記リモコン情報を保存する第6のデータベースと、前記第6のデータベースに保存された前記リモコン情報をインターネットを介して前記省エネルギコンサルティングサーバに送信するリモコン情報送信手段と、前記省エネルギコンサルティングサーバから前記コンサルティング情報を受信するコンサルティング情報受信手段と、前記コンサルティング情報を保存する第7のデータベースと、を具備しており、さらに、前記省エネルギコンサルティングサーバは、前記リモコン情報送信手段により送信されたリモコン情報を受信して前記第1のデータベースに電気機器利用状況情報として入力するリモコン情報受信手段と、前記第1のデータベースに保存された前記電気機器利用状況情報を参照することにより、前記第2のデータベースから所要の前記コンサルティング情報を前記ユーザクライアントに送信するコンサルティング情報送信手段と、を具備していることを特徴とする省エネルギコンサルティングシステムことを特徴とする省エネルギコンサルティングシステムである。
【0014】
請求項2に係る発明は、前記コンサルティング情報は、前記電気機器の運転方法に関する電気機器運転情報を含み、前記コンサルティング情報送信手段は、前記電気機器運転情報を前記ユーザクライアントに送信する電気機器運転方法提示手段を有することを特徴とする請求項1記載の省エネルギコンサルティングシステムことを特徴とする省エネルギコンサルティングシステムである。
【0015】
請求項3に係る発明は、前記コンサルティング情報は、前記電気機器の設定値やパラメータの適切な値についての電気機器最適設定値を含み、前記コンサルティング情報送信手段は、前記電気機器最適設定値を前記ユーザクライアントに送信する電気機器最適設定値表示手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の省エネルギコンサルティングシステムである。
【0016】
請求項4に係る発明は、前記コンサルティング情報は、前記電気機器の販売情報や消費電力等の電気機器情報を含み、前記コンサルティング情報送信手段は、前記電気機器情報を前記ユーザクライアントに送信する電気機器情報送信手段を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステムである。
【0017】
請求項5に係る発明は、前記第2のデータベースには前記電気機器の販売情報や消費電力等の電気機器情報が保存され、前記コンサルティング情報送信手段は、前記第1のデータベースに保存された前記電気機器利用状況情報と前記第2のデータベースに保存された前記電気機器情報とを参照することにより、適切な前記電気機器の買替プランを設定し、設定した前記買替プランを前記コンサルティング情報として前記ユーザクライアントに送信する電気機器買替プラン提示手段を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステムである。
【0018】
請求項6に係る発明は、前記第2のデータベースには前記電気機器の販売情報や消費電力等の電気機器情報が保存され、前記コンサルティング情報送信手段は、前記第2のデータベースに保存された前記電気機器情報を参照することにより、総合的な複数の前記電気機器のシステム構築プランを設定し、設定した前記システム構築プランを前記コンサルティング情報として前記ユーザクライアントに送信する電気機器システム構築情報提供手段を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステムである。
【0019】
請求項7に係る発明は、前記ユーザクライアントから前記電気機器の購入要求情報を受信し、受信した前記電気機器の前記購入要求情報を前記電気機器のメーカ側に備えられるメーカクライアントに送信することにより、前記電気機器の売買契約を仲介する電気機器売買契約仲介手段を具備していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステムである。
【0020】
請求項8に係る発明は、前記第1のデータベースに保存された前記電気機器利用状況情報を前記電気機器のメーカ側に備えられるメーカクライアントに送信する電気機器利用状況提供手段を具備していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステムである。
【0021】
請求項9に係る発明は、前記電気機器のメーカ側に備えられるメーカクライアント5から受けた情報に基づいて前記第2のデータベースに保存されたコンサルティング情報を更新するコンサルティング情報更新手段を具備していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステムである。
【0022】
請求項10に係る発明は、前記エネルギ計算リモコンは、消費電力単価情報を設定する電力単価設定手段と、前記電力単価設定手段により設定された前記消費電力単価情報を保存する第8のデータベースと、この第8のデータベースから前記消費電力単価情報を入力し、入力した消費電力単価情報と、前記消費電力量計算手段により計算された前記消費電力量とに基づいて電力料金を計算する電力料金計算手段と、この電力料金計算手段により計算された前記電力料金を電力料金情報として保存する第9のデータベースと、を具備している一方、前記第2のデータベースには電力料金の計算に使用する最新の前記消費電力単価情報が保存され、前記コンサルティング情報送信手段は、前記第2のデータベースに保存された前記消費電力単価情報を前記コンサルティング情報として前記ユーザクライアントに送信する電力単価情報送信手段を具備していることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステムである。
【0023】
請求項11に係る発明は、前記ユーザクライアントは、前記第7のデータベースに保存された前記コンサルティング情報を前記エネルギ計算リモコンに転送するコンサルティング情報転送手段を備えている一方、前記エネルギ計算リモコンは、前記コンサルティング情報転送手段により転送された前記コンサルティング情報を前記エネルギ計算リモコンに入力するコンサルティング情報入力手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステムである。
【0024】
請求項12に係る発明は、ユーザ側に備えられる電気機器の消費電力情報を設定するステップと、時刻情報を算出するステップと、前記電気機器の電源のオンオフ動作を切り換える旨の電源切換情報を前記電気機器に送信することにより、前記電気機器のオンオフ動作を切り換えるステップと、前記電源切換情報を前記電気機器に送信した際の前記時刻情報を参照することにより、前記電気機器の稼動時間を計算するするステップと、前記電気機器の稼動時間と前記消費電力情報とを参照することにより、前記電気機器の消費電力量を計算するするステップと、前記電気機器の稼動時間および消費電力量の少なくとも一方をリモコン情報として前記ユーザ側に備えられるユーザクライアントに転送するステップと、前記ユーザクライアントにおいて前記リモコン情報を受けるステップと、前記ユーザクライアントから前記リモコン情報をインターネットを介して前記電気機器の省エネルギコンサルティング事業者側に備えられる省エネルギコンサルティングサーバに送信するステップと、前記省エネルギコンサルティングサーバにおいて、前記リモコン情報を受信して電気機器利用状況情報として保存するステップと、前記省エネルギコンサルティングサーバにおいて、保存された電気機器利用状況情報を参照することにより、前記電気機器についての所要のコンサルティング情報を前記ユーザクライアントに送信するステップと、前記ユーザクライアントにおいて前記コンサルティング情報を受信するステップと、を具備していることを特徴とする省エネルギコンサルティング方法である。
【0025】
請求項13に係る発明は、ユーザ側に備えられる電気機器の消費電力情報を保存する第3のデータベースと、前記第3のデータベースに前記消費電力情報を入力する消費電力情報入力手段と、時刻情報を算出する時刻設定手段と、前記電気機器の電源のオンオフ動作を切り換える旨の電源切換情報を前記電気機器に送信することにより、前記電気機器のオンオフ動作を切り換える電気機器電源切換手段と、前記電気機器電源切換手段から前記電源切換情報を受けるとともに前記時刻設定手段により算出された前記時刻情報を参照することにより、前記電気機器の稼動時間を計算する稼動時間計算手段と、前記電気機器の稼動時間を稼動時間情報として保存する第4のデータベースと、前記稼動時間計算手段により計算された前記電気機器の稼動時間と前記第3のデータベースに保存された前記消費電力情報とを参照することにより、前記電気機器の消費電力量を計算する消費電力量計算手段と、前記電気機器の消費電力量を消費電力量情報として保存する第5のデータベースと、を具備していることを特徴とするエネルギ計算リモコンである。
【0026】
請求項14に係る発明は、消費電力単価情報を設定する電力単価設定手段と、前記電力単価設定手段により設定された前記消費電力単価情報を保存する第8のデータベースと、この第8のデータベースから前記消費電力単価情報を入力し、入力した消費電力単価情報と、前記消費電力量計算手段により計算された前記消費電力量とに基づいて電力料金を計算する電力料金計算手段と、この電力料金計算手段により計算された前記電力料金を電力料金情報として保存する第9のデータベースと、を具備していることを特徴とする請求項13記載のエネルギ計算リモコンである。
【0027】
請求項15に係る発明は、前記電気機器に所要の信号を送信することにより前記電気機器を操作する電気機器操作手段を具備していることを特徴とする請求項13または14記載のエネルギ計算リモコンである。
【0028】
請求項16に係る発明は、前記ユーザが操作しようとする前記電気機器についての電気機器選択情報を前記電気機器電源切換手段に与えることにより信号を送信する前記電気機器を選択する電気機器選択手段を具備していることを特徴とする請求項13ないし15のいずれか1項に記載のエネルギ計算リモコンである。
【0029】
請求項17に係る発明は、前記電気機器の電源のオンオフ状態への切換情報等の運転スケジュール情報を設定するタイムスケジュール設定手段と、このタイムスケジュール設定手段により設定された運転スケジュール情報を保存する第10のデータベースとを備え、前記第10のデータベースに保存された前記運転スケジュール情報に基づいて所要の情報を前記電気機器に送信するように構成したことを特徴とする請求項13ないし16のいずれか1項に記載のエネルギ計算リモコンである。
【0030】
請求項18に係る発明は、前記ユーザ側に備えられるユーザクライアントに所要の情報を転送するための情報転送手段と、前記第4のデータベースに保存された前記稼動時間情報および前記第5のデータベースに保存された消費電力量情報の少なくとも一方をリモコン情報として前記情報転送手段に与えることにより前記ユーザクライアントに転送するリモコン情報転送手段と、を具備していることを特徴とする請求項13ないし17のいずれか1項に記載のエネルギ計算リモコンである。
【0031】
請求項19に係る発明は、ユーザ側に備えられる電気機器の消費電力情報を設定するステップと、時刻情報を算出するステップと、前記電気機器の電源のオンオフ動作を切り換える旨の電源切換情報を前記電気機器に送信することにより、前記電気機器のオンオフ動作を切り換えるステップと、前記電源切換情報を前記電気機器に送信した際の前記時刻情報を参照することにより、前記電気機器の稼動時間を計算するするステップと、前記電気機器の稼動時間と前記消費電力情報とを参照することにより、前記電気機器の消費電力量を計算するするステップと、を具備していることを特徴とするエネルギ計算方法である。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。尚、添付図面中、同一または相当部分には同一符号を付している。
【0033】
図1は本発明の一実施形態に係る省エネルギコンサルティングシステムの全体構成を示すシステム構成図である。
【0034】
図1に示すように省エネルギコンサルティングシステム1は、省エネルギコンサルティングサーバ2、ユーザクライアント3、エネルギ計算リモコン4およびメーカクライアント5を備えている。
【0035】
省エネルギコンサルティングサーバ2は、例えば省エネルギコンサルティング事業者側に設置されている。省エネルギコンサルティングサーバ2は、第1のデータベースの一例としての電気機器利用状況情報データベース6、第2のデータベースの一例としての最新電力単価データベース7、第2のデータベースの一例としての電気機器運転情報データベース8、第2のデータベースの一例としての電気機器最適設定値データベース9、第2のデータベースの一例としての電気機器情報データベース10を接続している。
【0036】
最新電力単価データベース7には、予め電力料金の計算に使用する最新の消費電力単価情報が保存されている。尚、電力料金が電力の使用時間帯によって異なる国あるいは地域においては、消費電力単価情報が電力の使用時間帯と関連付けられて最新電力単価データベース7に保存される。
【0037】
電気機器運転情報データベース8には、予め各種電気機器の操作方法やパラメータの設定方法等の運転方法に関する電気機器運転情報が保存されている。
【0038】
電気機器最適設定値データベース9には、予め各種電気機器の設定値やパラメータの適切な値についての電気機器最適設定値情報が保存されている。
【0039】
電気機器情報データベース10には、最新の家庭用あるいは業務用の電気機器の販売情報や消費電力等の電気機器情報が予め保存されている。
【0040】
一方、ユーザクライアント3およびエネルギ計算リモコン4はユーザ側に備えられている。ユーザ側には、単一あるいは複数の各種電気機器11が備えられている。
【0041】
エネルギ計算リモコン4は、ユーザ側に備えられる各電気機器11を操作する機能と、所要の情報を処理あるいは保存する一方、保存した情報を無線を介して送信する機能とを有する。
【0042】
一方、ユーザクライアント3は、情報転送手段の一例としての接続コネクタ12、情報転送手段の一例としての無線モジュール13、第6のデータベースの一例としてのリモコン情報データベース14および第7のデータベースの一例としてのコンサルティング情報データベース15を配設しており、エネルギ計算リモコン4から接続コネクタ12あるいは無線を介して情報を入出力することができるように構成される。
【0043】
さらに、ユーザクライアント3およびメーカクライアント5は、インターネット16を介して省エネルギコンサルティングシステム1に接続されている。
【0044】
図2は、図1で示すエネルギ計算リモコン4の構成図である。
【0045】
エネルギ計算リモコン4は、例えば、電気機器選択スイッチ20、電源切換スイッチ21、電気機器操作スイッチ22、設定スイッチ23、小型液晶24、赤外線送信部25、接続コネクタ26および無線モジュール27をリモコン本体28に設けた構成である。リモコン本体28は、CPU(Central Processing Unit)29、I/O(Input/Output)バス30、メモリ31を内蔵している。メモリ31には、第3のデータベースの一例としての消費電力情報データベース32、第8のデータベースの一例としての電力設定単価データベース33、第4のデータベースの一例としての稼動時間データベース34、第5のデータベースの一例としての消費電力量データベース35、第9のデータベースの一例としての電力料金データベース36および第10のデータベースの一例としてのタイムスケジュールデータベース37が格納されている。
【0046】
図3は、図1で示す省エネルギコンサルティングシステム1の機能ブロック図である。
【0047】
省エネルギコンサルティングサーバ2は、リモコン情報受信手段2a、電力単価情報送信手段2b、電気機器運転方法提示手段2c、電気機器最適設定値表示手段2d、電気機器買替プラン提示手段2e、電気機器システム構築情報提供手段2f、電気機器情報送信手段2g、電気機器売買契約仲介手段2h、電気機器利用状況提供手段2iおよびコンサルティング情報更新手段2jを具備している。
【0048】
そして、電力単価情報送信手段2b、電気機器運転方法提示手段2c、電気機器最適設定値表示手段2d、電気機器買替プラン提示手段2e、電気機器システム構築情報提供手段2fおよび電気機器情報送信手段2gがコンサルティング情報送信手段を構成している。
【0049】
また、ユーザクライアント3は、リモコン情報記録手段3a、リモコン情報素送信手段3b、コンサルティング情報受信手段3c、コンサルティング情報転送手段3dを具備している。
【0050】
一方、エネルギ計算リモコン4は、図2で示すCPU29とメモリ31に保存された各種実行プログラムとから構成される消費電力情報入力手段4a、電力単価設定手段4b、時刻設定手段4c、タイムスケジュール設定手段4d、電気機器選択手段4e、電気機器電源切換手段4f、電気機器操作手段4g、消費電力量計算手段4h、稼動時間計算手段4i、電力料金計算手段4j、消費電力量表示手段4k、電力料金表示手段4l、電器料金単価変更手段4m、リモコン情報転送手段4nおよびコンサルティング情報入力手段4oを備えている。
【0051】
エネルギ計算リモコン4の消費電力情報入力手段4aは、設定スイッチ23により設定されて入力されたユーザ側の各電気機器11の消費電力情報を消費電力情報データベース32に入力する機能を有する。消費電力情報には、少なくとも各電気機器11の識別情報が関連付けられる。
【0052】
電力単価設定手段4bは、設定スイッチ23により設定されて入力された消費電力単価情報を電力設定単価データベース33に入力する機能を有する。
【0053】
尚、電力料金が電力の使用時間帯によって異なる国あるいは地域においては、消費電力単価情報が電力の使用時間帯と関連付けられて電力設定単価データベース33に入力される。
【0054】
時刻設定手段4cは、設定スイッチ23により設定されて入力された時刻を保存する機能と、各時点における時刻を得る機能とを有する。
【0055】
タイムスケジュール設定手段4dは、設定スイッチ23により設定されて入力されたユーザ側の各電気機器11の運転スケジュール情報をタイムスケジュールデータベース37に入力する機能を有する。運転スケジュール情報には、所定の時刻において電気機器11の電源のオンオフ状態への切換情報や操作情報が含まれる。
【0056】
電気機器選択手段4eは、ユーザ側の各電気機器11のうち操作しようとする電気機器11についての選択情報である電気機器選択情報を電気機器選択スイッチ20から入力する機能と、この電気機器選択情報を電気機器選択情報に対応する消費電力情報データベース32の消費電力情報とともに電気機器電源切換手段4fに与える機能とを有する。
【0057】
電気機器電源切換手段4fは、各電気機器11の電源のオンオフ動作を切り換える旨の電源切換情報を電源切換スイッチ21から入力する機能と、入力した電源切換情報を電気機器選択手段4eから受けた電気機器選択情報とともに電気機器操作手段4g、消費電力量計算手段4hおよび稼動時間計算手段4iに与える機能とを有する。
【0058】
また、電気機器電源切換手段4fは、赤外線送信部25に電源切換情報を与えて、電気機器選択情報に対応する電気機器11に信号の一例としての赤外線を送信することにより、電気機器11のオンオフ動作を切り換える機能を有する。
【0059】
さらに、電気機器電源切換手段4fは、タイムスケジュールデータベース37の運転スケジュール情報を参照して、電気機器11のオンオフ動作の運転スケジュールがある場合には、時刻設定手段4cにより得られた現在の時刻を参照し、所定の時刻に電気機器11に赤外線を送信することにより、電気機器11のオンオフ動作を切り換える機能を有する。
【0060】
電気機器操作手段4gは、電気機器操作スイッチ22から入力された電気機器操作指令情報に基づいて、電気機器電源切換手段4fから受けた電気機器選択情報に対応する電気機器11に所要の赤外線を送信することにより、電気機器11を操作する機能を有する。
【0061】
また、電気機器操作手段4gは、タイムスケジュールデータベース37の運転スケジュール情報を参照して、電気機器11を操作するスケジュールが設定されている場合には、時刻設定手段4cにより得られた現在の時刻を参照し、所定の時刻に電気機器11に赤外線を送信することにより、電気機器11を操作する機能を有する。
【0062】
稼動時間計算手段4iは、電気機器電源切換手段4fから受けた電源切換情報と電気機器選択情報並びに時刻設定手段4cにより算出された時刻情報を参照することにより、各電気機器11の稼動開始時刻および稼動停止時刻あるいは現在の時刻を得て、各電気機器11の稼動時間を計算する機能と、計算して得られた各電気機器11の稼動時間を稼動時間データベース34に入力する機能を有する。さらに、稼動時間計算手段4iは、電気機器選択情報、各電気機器11の稼動時間および時刻情報を消費電力量計算手段4hに与える機能を有する。
【0063】
すなわち、稼動時間計算手段4iは、電気機器11の電源がオン状態である場合には、電気機器11の稼動開始時刻から現在の時刻までを電気機器11の稼動時間として計算する一方、電気機器11の電源がオフ状態である場合には、電気機器11の稼動開始時刻から稼動停止時刻までを電気機器11の稼動時間として計算する。
【0064】
消費電力量計算手段4hは、稼動時間計算手段4iから受けた電気機器選択情報、各電気機器11の稼動時間および時刻情報に基づいて、消費電力情報データベース32の消費電力情報を参照することにより、選択された電気機器11の消費電力量を計算する機能と、計算して得られた消費電力量を消費電力量情報として各電気機器11の稼動時間および時刻情報とともに電力料金計算手段4jおよび消費電力量表示手段4kに与える機能とを有する。
【0065】
すなわち、消費電力量計算手段4hは、各電気機器11の稼動時間に電気機器11の消費電力を乗じることにより、電気機器11の消費電力量情報を計算することができる。
【0066】
また、消費電力量計算手段4hは、計算して得られた消費電力量情報を消費電力量データベース35に入力する機能を有する。
【0067】
消費電力量表示手段4kは、消費電力量計算手段4hから受けた電気機器11の消費電力量情報を小型液晶24に与えることにより表示させる機能を有する。
【0068】
消費電力量表示手段4kが小型液晶24に表示させる消費電力量情報は、電気機器11ごとの消費電力量情報および全ての電気機器11の消費電力量情報の総和の双方とすることができるが、いずれか一方であっても良い。
【0069】
電力料金計算手段4jは、電力設定単価データベース33から消費電力単価情報を入力し、入力した消費電力単価情報と、消費電力量計算手段4hから受けた消費電力量情報、各電気機器11の稼動時間および時刻情報に基づいて電力料金を計算する機能を有する。すなわち、電力料金計算手段4jは、電気機器11の消費電力量に消費電力単価を乗じることにより電力料金を計算する機能を有する。
【0070】
尚、電力料金が電力の使用時間帯によって異なる国あるいは地域においては、消費電力量計算手段4hから受けた各電気機器11の稼動時間および時刻情報により適切な電力料金を割り当てて計算することができる。従って、電力料金が電力の使用時間帯によらず一定である国あるいは地域においては、各電気機器11の稼動時間および時刻情報を必ずしも電力料金計算手段4jが受けなくてもよい。
【0071】
電力料金計算手段4jが計算する電力料金は、電気機器11ごとの電力料金および全ての電気機器11の電力料金の総和の双方とすることができるが、いずれか一方であっても良い。
【0072】
また、電力料金計算手段4jは、計算して得られた電力料金を電力料金情報として電力料金表示手段4lに与えるとともに、電力料金データベース36に入力する機能を有する。
【0073】
電力料金表示手段4lは、電力料金計算手段4jから受けた電力料金情報を小型液晶24に与えることにより表示させる機能を有する。
【0074】
消費電力量表示手段4kが小型液晶24に表示させる電力料金情報は、電気機器11ごとの電力料金情報および全ての電気機器11の電力料金情報の総和の双方とすることができるが、いずれか一方であっても良い。
【0075】
電器料金単価変更手段4mは、電力設定単価データベース33に保存された消費電力単価情報を変更する機能を有する。
【0076】
リモコン情報転送手段4nは、消費電力情報データベース32、電力設定単価データベース33、稼動時間データベース34、消費電力量データベース35、電力料金データベース36およびタイムスケジュールデータベース37から所要の情報をリモコン情報として接続コネクタ26、12および無線モジュール27、13のうち任意の一方を介してユーザクライアント3に転送する機能を有する。
【0077】
コンサルティング情報入力手段4oは、ユーザクライアント3のコンサルティング情報転送手段3dからコンサルティング情報を接続コネクタ26、12および無線モジュール27、13のうち任意の一方を介して受信することにより、エネルギ計算リモコン4に入力する機能を有する。
【0078】
一方、ユーザクライアント3のリモコン情報記録手段3aは、リモコン情報転送手段4nにより転送されたリモコン情報を接続コネクタ26、12および無線モジュール27、13のうち任意の一方を介して受信する機能と、受信したリモコン情報をリモコン情報データベース14に入力する機能とを有する。
【0079】
リモコン情報送信手段3bは、リモコン情報データベース14に保存されたリモコン情報を、インターネット16を介してリモコン情報受信手段2aに送信する機能を有する。
【0080】
コンサルティング情報受信手段3cは、省エネルギコンサルティングサーバ2からインターネット16を介して送信された所要の情報を受信する機能と、受信したコンサルティング情報をコンサルティング情報データベース15に入力する機能を有する。
【0081】
コンサルティング情報転送手段3dは、ユーザクライアント3のコンサルティング情報データベース15に保存されたコンサルティング情報を接続コネクタ12、26および無線モジュール13、27のうち任意の一方を介してエネルギ計算リモコン4のコンサルティング情報入力手段4oに送信する機能を有する。
【0082】
一方、省エネルギコンサルティングサーバ2のリモコン情報受信手段2aは、リモコン情報送信手段3bから送信されたリモコン情報を受信して、電気機器利用状況情報として電気機器利用状況情報データベース6に入力する機能を有する。
【0083】
電気機器利用状況提供手段2iは、電気機器利用状況情報データベース6に保存された電気機器利用状況情報をメーカクライアント5に送信する機能を有する。
【0084】
コンサルティング情報更新手段2jは、メーカクライアント5から受けた情報に基づいて電気機器運転情報データベース8の電気機器運転情報、電気機器最適設定値データベース9の電気機器最適設定値情報および電気機器情報データベース10の電気機器情報を更新する機能を有する。
【0085】
電気機器情報送信手段2gは、電気機器情報データベース10に保存された電気機器情報をコンサルティング情報としてインターネット16を介してユーザクライアント3のコンサルティング情報受信手段3cに送信する機能を有する。
【0086】
電気機器運転方法提示手段2cは、電気機器運転情報データベース8に保存された電気機器運転情報をコンサルティング情報としてインターネット16を介してユーザクライアント3のコンサルティング情報受信手段3cに送信する機能を有する。
【0087】
電気機器最適設定値表示手段2dは、電気機器最適設定値データベース9に保存された電気機器最適設定値情報をコンサルティング情報としてインターネット16を介してユーザクライアント3のコンサルティング情報受信手段3cに送信する機能を有する。
【0088】
電気機器買替プラン提示手段2eは、電気機器利用状況情報データベース6に保存された電気機器利用状況情報および電気機器情報データベース10に保存された電気機器情報を参照することにより、適切な電気機器11の買替プランを設定する機能と、設定した買替プランをコンサルティング情報としてインターネット16を介してユーザクライアント3のコンサルティング情報受信手段3cに送信する機能を有する。
【0089】
電気機器システム構築情報提供手段2fは、電気機器情報データベース10に保存された電気機器情報を参照することにより、総合的な複数の電気機器11のシステム構築プランを設定する機能と、設定したシステム構築プランをコンサルティング情報としてインターネット16を介してユーザクライアント3のコンサルティング情報受信手段3cに送信する機能を有する。
【0090】
電気機器売買契約仲介手段2hは、ユーザクライアント3から電気機器11の購入要求情報を受信し、受信した電気機器11の購入要求情報をメーカクライアント5に送信することにより、電気機器11の売買契約を仲介する機能を有する。
【0091】
電力単価情報送信手段2bは、最新電力単価データベース7に保存された最新の消費電力単価情報をコンサルティング情報としてインターネット16を介してユーザクライアント3のコンサルティング情報受信手段3cに送信する機能を有する。
【0092】
次に、省エネルギコンサルティングシステム1の作用を図3に基づいて説明する。
【0093】
図4は、図1で示す省エネルギコンサルティングシステム1の作用を示すプロセスフローチャートであり、図中Sに数字を付した符号はフローチャートの各ステップを示す。
【0094】
まずS1において、ユーザは、ユーザ側の冷蔵庫、テレビ、ビデオデッキ等の各電気機器11の消費電力情報を各電気機器11の識別情報と関連付けて設定スイッチ23によりエネルギ計算リモコン4の消費電力情報入力手段4aに入力する。このため、消費電力情報入力手段4aは、設定スイッチ23から受けた電気機器11の消費電力情報を消費電力情報データベース32に入力し、消費電力情報データベース32は各電気機器11の消費電力情報を保存する。
【0095】
次にS2において、ユーザが、電力の使用時間帯ごとの消費電力単価情報を設定スイッチ23により設定してエネルギ計算リモコン4の電力単価設定手段4bに入力する。このため、電力単価設定手段4bは、設定スイッチ23に入力された消費電力単価情報を受けて電力設定単価データベース33に入力し、電力設定単価データベース33は、消費電力単価情報を保存する。
【0096】
次にS3において、ユーザが、時刻を設定スイッチ23により設定してエネルギ計算リモコン4の時刻設定手段4cに入力する。このため、時刻設定手段4cは設定スイッチ23に入力された時刻を保存するとともに入力された時刻に基づいて最新の時刻を算出する。
【0097】
次にS4において、ユーザが、各電気機器11の運転スケジュールを設定し、運転スケジュール情報として設定スイッチ23によりエネルギ計算リモコン4のタイムスケジュール設定手段4dに入力する。このため、タイムスケジュール設定手段4dは、設定スイッチ23に入力された運転スケジュール情報を受けてタイムスケジュールデータベース37に入力し、タイムスケジュールデータベース37は運転スケジュール情報を保存する。
【0098】
次にS5において、ユーザが設定した各電気機器11の消費電力情報、消費電力単価情報、時刻、運転スケジュール情報に基づいてエネルギ計算リモコン4は、その各機能により各電気機器11において消費された電力量とともに電力料金を計算し、エネルギ計算リモコン4は計算した電力量および電力料金並びに付随する所要の情報をユーザクライアント3に送信する。
【0099】
図5は、図1で示すエネルギ計算リモコン4により各電気機器11において消費された電力量とともに電力料金を計算する際の流れを示すプロセスフローチャートであり、図中Sに数字を付した符号はフローチャートの各ステップを示す。
【0100】
まず、S6において、ユーザは操作しようとする電気機器Aの選択情報である電気機器選択情報を電気機器選択スイッチ20からエネルギ計算リモコン4の電気機器選択手段4eに入力する。このため、電気機器選択手段4eは、電気機器選択スイッチ20から入力された電気機器選択情報を受けて、電気機器選択情報に基づいて消費電力情報データベース32に保存された電気機器選択情報を抽出するとともに電気機器電源切換手段4fに与える。
【0101】
次に、S7において、ユーザは選択した電気機器Aの電源をオン状態とするために、電源切換スイッチ21に電源切換情報を入力する。このため、電気機器電源切換手段4fが、赤外線送信部25に電源切換情報を与えて、電気機器選択情報に対応する電気機器Aに赤外線を送信することにより、電気機器Aの電源をオン状態に切り換える。
【0102】
また、電気機器電源切換手段4fは、電気機器Aの電源切換情報を電源切換スイッチ21から入力し、入力した電源切換情報を電気機器選択手段4eから受けた電気機器選択情報とともに電気機器操作手段4g、消費電力量計算手段4hおよび稼動時間計算手段4iに与える。
【0103】
次に、S8において、ユーザは選択した電気機器Aを操作する際には、適宜電気機器Aの電気機器操作指令情報を電気機器操作スイッチ22に入力する。このため、電気機器操作手段4gは、電気機器操作スイッチ22から入力された電気機器操作指令情報に基づいて、電気機器電源切換手段4fから受けた電気機器選択情報に対応する電気機器Aに所要の赤外線を送信し、ユーザは電気機器Aを操作することができる。
【0104】
一方、S9において、ユーザは、他の電気機器Bを操作するために、電気機器Bを電気機器選択スイッチ20および電気機器選択手段4eにより選択し、選択した電気機器Bの電源をオン状態とするために、電源切換スイッチ21に電源切換情報を入力して電気機器Bの電源をオン状態に切り換える。
【0105】
また、電気機器電源切換手段4fは、電気機器Bの電源切換情報を電源切換スイッチ21から入力し、入力した電源切換情報を電気機器選択手段4eから受けた電気機器選択情報とともに電気機器操作手段4g、消費電力量計算手段4hおよび稼動時間計算手段4iに与える。
【0106】
次に、S10において、ユーザは選択した電気機器Bを操作する際には、電気機器Bの電気機器操作指令情報を電気機器操作スイッチ22に入力することにより、電気機器B操作することができる。
【0107】
一方、S11において、タイムスケジュールデータベース37に電気機器Cの運転スケジュール情報がある場合には、電気機器選択手段4eが運転スケジュール情報に基づいて所定の時刻に電気機器Cの電気機器選択情報を自動的に電気機器電源切換手段4fに与え、電気機器電源切換手段4fが、赤外線送信部25に電気機器Cの電源切換情報を与えて電気機器Cに赤外線を送信することにより、電気機器Cの電源をオン状態に切り換える。
【0108】
また、電気機器電源切換手段4fは、電気機器Cの電源切換情報を電気機器選択情報とともに電気機器操作手段4g、消費電力量計算手段4hおよび稼動時間計算手段4iに与える。
【0109】
次に、S12において、タイムスケジュールデータベース37に電気機器Cの運転操作についての運転スケジュール情報がある場合には、運転スケジュール情報に基づいて電気機器操作手段4gが、電気機器Cに所要の赤外線を自動的に送信することにより電気機器Cを操作する。
【0110】
このようにして、ユーザによるエネルギ計算リモコン4の電気機器選択スイッチ20、電気機器操作スイッチ22および電気機器電源切替スイッチの操作あるいはタイムスケジュールデータベース37の運転スケジュール情報により複数の、例えば3つの電気機器A、B、Cの電源が運転状態となり必要に応じて操作される。
【0111】
次に、S13において、稼動時間計算手段4iは、時刻設定手段4cにより算出された現在の時刻情報を参照し、電気機器電源切換手段4fから受けた電気機器Aの電気機器選択情報と電源切換情報とから電気機器Aの電源がオン状態となった時刻を得る。さらに、電気機器Aの電源がオン状態となった時刻と現在の時刻とから電気機器Aの電源がオン状態となった時刻から現在までの稼動時間を計算する。
【0112】
稼動時間計算手段4iは、計算して得られた電気機器Aの稼動時間を稼動時間データベース34に入力するとともに、電気機器Aの電気機器選択情報、稼動時間および時刻情報を消費電力量計算手段4hに与える。
【0113】
次に、S14において、消費電力量計算手段4hが、稼動時間計算手段4iから受けた電気機器Aの電気機器選択情報、稼動時間および時刻情報に基づいて、消費電力情報データベース32の消費電力情報を参照することにより、電気機器Aの消費電力量を計算する。すなわち、消費電力量計算手段4hは、電気機器Aの稼動時間に電気機器Aの消費電力を乗じることにより、電気機器Aの消費電力量情報を計算する。
【0114】
消費電力量計算手段4hは、計算して得られた電気機器Aの消費電力量を電気機器Aの稼動時間および時刻情報とともに電力料金計算手段4jおよび消費電力量表示手段4kに与える。また、消費電力量計算手段4hは、電気機器Aの消費電力量を消費電力量情報として消費電力量データベース35に入力する。
【0115】
一方、S15において、ユーザが例えば電源切換スイッチ21から電気機器Bの電源を切る旨の電源切換情報を入力すると、電気機器選択手段4eが入力された電気機器Bの電源切換情報を赤外線送信部25に与え、電気機器Bに赤外線を送信することにより電気機器Bの電源をオフ状態に切り換える。
【0116】
次に、S16において、稼動時間計算手段4iは、時刻設定手段4cにより算出された時刻情報を参照し、電気機器電源切換手段4fから受けた電気機器Bの電源切換情報に基づいて電気機器Bの電源がオン状態となった時刻である電気機器Bの稼動開始時刻並びに電気機器Bの電源がオフ状態となった時刻である電気機器Bの稼動停止時刻を得る。さらに、電気機器Bの稼動開始時刻と稼動停止時刻とから電気機器Bの稼動時間を計算する。
【0117】
稼動時間計算手段4iは、計算して得られた電気機器Bの稼動時間を稼動時間データベース34に入力するとともに、電気機器Bの電気機器選択情報、稼動時間および時刻情報を消費電力量計算手段4hに与える。
【0118】
次に、S17において、消費電力量計算手段4hが、稼動時間計算手段4iから受けた電気機器Bの電気機器選択情報、稼動時間および時刻情報に基づいて、電気機器Bの消費電力量を計算し、消費電力量データベース35に入力する。また、消費電力量計算手段4hは、計算して得られた電気機器Bの消費電力量を電気機器Bの稼動時間および時刻情報とともに電力料金計算手段4jおよび消費電力量表示手段4kに与える。
【0119】
一方、S18において、稼動時間計算手段4iは、電気機器Aの場合と同様に電気機器Cの稼動時間を計算し、稼動時間データベース34に入力するとともに、電気機器Cの電気機器選択情報、稼動時間および時刻情報を消費電力量計算手段4hに与える。
【0120】
次に、S19において、消費電力量計算手段4hは、電気機器Aの場合と同様に電気機器Cの消費電力量を計算し、消費電力量データベース35に入力する。また、消費電力量計算手段4hは、計算して得られた電気機器Cの消費電力量を電気機器Cの稼動時間および時刻情報とともに電力料金計算手段4jおよび消費電力量表示手段4kに与える。
【0121】
次に、S20において、電力料金計算手段4jは、電力設定単価データベース33から消費電力単価情報を入力し、入力した消費電力単価情報と消費電力量計算手段4hから受けた各電気機器A,B、Cの消費電力量情報と稼動時間および時刻情報に基づいて電力料金を計算する。すなわち、電力料金計算手段4jは、各電気機器A,B、Cの消費電力量に消費電力単価を乗じることにより電力料金を計算する。
【0122】
尚、電力料金が電力の使用時間帯によって異なる国あるいは地域である場合には、消費電力量計算手段4hから受けた各電気機器A、B、Cの稼動時間および時刻情報により適切な電力料金を割り当てて計算する。
【0123】
電力料金計算手段4jは、さらに各電気機器A,B、Cの電力料金を加算することにより、各電気機器A,B、Cの電力料金の総和を計算する。電力料金計算手段4jは、計算して得られた電力料金を電力料金情報として電力料金表示手段4lに与えるとともに、電力料金データベース36に入力する。
【0124】
一方、S21において、消費電力量計算手段4hが各電気機器A、B、Cの消費電力量を加算することにより各電気機器A、B、Cの消費電力量の総和を計算して消費電力量表示手段4kに与え、消費電力量表示手段4kは、消費電力量計算手段4hから受けた各電気機器A、B、Cの消費電力量情報および各電気機器A、B、Cの消費電力量の総和を小型液晶24に与えることにより表示させる。
【0125】
また、電力料金表示手段4lが電力料金計算手段4jから受けた各電気機器A、B、Cの電力料金情報と各電気機器A、B、Cの消費電力量の総和情報とを小型液晶24に与えることにより表示させる。
【0126】
このため、ユーザはモニタにより各電気機器A、B、Cの消費電力量と電力料金並びにその総和を確認することができる。
【0127】
次に、S22において、リモコン情報転送手段4nが、消費電力情報データベース32、電力設定単価データベース33、稼動時間データベース34、消費電力量データベース35、電力料金データベース36、単価データベースおよびタイムスケジュールデータベース37から所要の情報をリモコン情報として接続コネクタ26、12および無線モジュール27、13のうち任意の一方を介してユーザクライアント3に転送する。
【0128】
このため、図4のS23において、ユーザクライアント3のリモコン情報記録手段3aは、リモコン情報転送手段4nにより転送された電気機器の消費電力量情報や電力料金情報を含むリモコン情報を接続コネクタ26、12および無線モジュール27、13のうち任意の一方を介して受信し、受信したリモコン情報をリモコン情報データベース14に入力する。
【0129】
次に、S24において、リモコン情報送信手段3bは、リモコン情報データベース14に保存された電気機器の消費電力量情報や電力料金情報等のリモコン情報を、インターネット16を介して省エネルギコンサルティングサーバ2のリモコン情報受信手段2aに送信する。
【0130】
このため、S25において、省エネルギコンサルティングサーバ2のリモコン情報受信手段2aが、リモコン情報送信手段3bから送信されたリモコン情報を受信して、電気機器利用状況情報として電気機器利用状況情報データベース6に入力する。
【0131】
次に、S26において、電気機器利用状況提供手段2iが、電気機器利用状況情報データベース6に保存された電気機器利用状況情報をメーカクライアント5に送信する。
【0132】
このため、S27において、電気機器メーカは、メーカクライアント5により電気機器利用状況情報を保存するとともに確認し、各電気機器ユーザが使用する電気機器の種類、消費電力、実際に消費した電力量、電力料金を把握することができる。また、電気機器利用状況情報を参考として、電気機器の開発、設計および販売計画を立案することができる。
【0133】
次に、S28において、電気機器メーカは、メーカクライアント5により最新の家庭用あるいは業務用の電気機器の販売情報等の電気機器情報、各種電気機器の操作方法やパラメータの設定方法等の運転方法に関する電気機器運転情報、各種電気機器の設定値やパラメータの適切な値についての電気機器最適設定値情報を、インターネット16を介して省エネルギコンサルティングサーバ2に送信する。
【0134】
このため、S29において、コンサルティング情報更新手段2jは、メーカクライアント5から電気機器情報、電気機器運転情報および電気機器最適設定値情報を受信し、電気機器運転情報データベース8の電気機器運転情報、電気機器最適設定値データベース9の電気機器最適設定値情報および電気機器情報データベース10の電気機器情報を更新する。
【0135】
次に、S30において、電気機器情報送信手段2gが、電気機器情報データベース10に保存された電気機器情報をコンサルティング情報としてインターネット16を介してコンサルティング情報受信手段3cに送信する。
【0136】
この際、電気機器買替プラン提示手段2eは、電気機器利用状況情報データベース6に保存された電気機器利用状況情報および電気機器情報データベース10に保存された電気機器情報を参照することにより、ユーザの電気機器11のうち買い替えが望ましい電気機器11がある場合には、電気機器11の買替プランを設定する。そして、電気機器買替プラン提示手段2eは、設定した買替プランをコンサルティング情報としてインターネット16を介してコンサルティング情報受信手段3cに送信する。
【0137】
さらに、電気機器システム構築情報提供手段2fは、電気機器情報データベース10に保存された電気機器情報を参照し、ユーザが現在使用していない電気機器がある場合には、総合的な複数の電気機器11のシステム構築プランを設定し、設定したシステム構築プランをコンサルティング情報としてインターネット16を介してコンサルティング情報受信手段3cに送信する。
【0138】
次に、S31において、ユーザクライアント3のコンサルティング情報受信手段3cは、電気機器情報送信手段2g、電気機器買替プラン提示手段2eおよび電気機器システム構築情報提供手段2fが送信した各コンサルティング情報を受信してコンサルティング情報データベース15に入力する。
【0139】
このためユーザは、最新の電気機器の情報とともに、交換すべき電気機器および新規に購入を検討すべき電気機器についての情報を得ることができる。また、各電気機器11の消費電力も併せて知ることができる。
【0140】
そして、S32において、ユーザクライアント3からユーザは購入しようとする電気機器についての情報を購入要求情報として省エネルギコンサルティングサーバ2の電気機器売買契約仲介手段2hに送信する。
【0141】
このため、S33において、電気機器売買契約仲介手段2hが、ユーザクライアント3から電気機器の購入要求情報を受信し、受信した電気機器の購入要求情報をメーカクライアント5に送信することにより電気機器の売買契約を仲介する。このため、ユーザは電気機器のメーカから購入を希望する電気機器を購入することができる。
【0142】
一方、S34において、電気機器運転方法提示手段2cが、電気機器運転情報データベース8に保存された電気機器運転情報をコンサルティング情報としてインターネット16を介してコンサルティング情報受信手段3cに送信し、電気機器最適設定値表示手段2dが、電気機器最適設定値データベース9に保存された電気機器最適設定値情報をコンサルティング情報としてインターネット16を介してコンサルティング情報受信手段3cに送信する。
【0143】
また、電力単価が変更された場合には、電力単価情報送信手段2bが、最新電力単価データベース7に保存された最新の電力単価情報をコンサルティング情報としてインターネット16を介してコンサルティング情報受信手段3cに送信する。
【0144】
次に、S35において、ユーザクライアント3のコンサルティング情報受信手段3cは、電気機器運転方法提示手段2c、電気機器最適設定値表示手段2dおよび電力単価情報送信手段2bが送信したコンサルティング情報を受信してコンサルティング情報データベース15に入力する。
【0145】
このため、ユーザは新規に購入した電気機器のみならず、既存の電気機器11の適切な運転方法が不明な場合において、電気機器11の運転方法を知ることができる。また、電気機器11のパラメータの最適な設定値および最新の電力単価情報を入手することができる。
【0146】
次に、S36において、コンサルティング情報転送手段3dは、ユーザクライアント3のコンサルティング情報データベース15に保存された最新の電力単価情報や各電気機器11の消費電力情報等のコンサルティング情報を接続コネクタ12、26および無線モジュール13、27のうち任意の一方を介してエネルギ計算リモコン4のコンサルティング情報入力手段4oに送信する。
【0147】
次に、S37において、コンサルティング情報入力手段4oが、ユーザクライアント3のコンサルティング情報転送手段3dからコンサルティング情報を接続コネクタ12、26および無線モジュール13、27のうち任意の一方を介して受信することにより、エネルギ計算リモコン4に入力する。
【0148】
このため、コンサルティング情報に含まれる最新の消費電力単価情報を参照して、電器料金単価変更手段4mにより、電力設定単価データベース33に保存された消費電力単価情報を最新の消費電力単価情報に変更することができる。さらに、各電気機器11の消費電力情報が不明であっても、コンサルティング情報に含まれる各電気機器11の消費電力情報を参照して、消費電力情報入力手段4aにより、消費電力情報データベース32に入力することができる。
【0149】
すなわち、省エネルギコンサルティングシステム1は、ユーザ側において、複数の電気機器11を操作するための統一型のエネルギ計算リモコン4に消費電力量計算機能等の諸機能を備えるとともに、エネルギ計算リモコン4により計算して得られた消費電力量等の情報を省エネルギコンサルティング事業者に送信し、消費電力量の削減について適切なコンサルティング情報をユーザに提供するシステムである。
【0150】
省エネルギコンサルティングシステム1においては、近年、電気機器メーカが提供する複数の電気機器11を操作することが可能な統一型のリモコンに消費電力量計算機能等の諸機能を備えるのみで、各電気機器11の消費電力量や電力料金を知ることができるのみならず、省エネルギに必要なコンサルティング情報を得て適切に消費電力量および電力料金を削減することができる。
【0151】
このため、ユーザ側の電気機器11、ブレーカあるいは配線の工事が不要となり、より簡易に省エネルギコンサルティングシステム1をユーザ側に設けることができる。また、従来の省エネルギシステムにような電力モニタ等の機器を別途配設する必要がないため、企業のみならず一般家庭等の比較的狭い空間であっても省エネルギコンサルティングシステム1を設けることができる。
【0152】
また、省エネルギコンサルティングシステム1のエネルギ計算リモコン4によれば、各電気機器11の消費電力量を確認しつつ、並行して各電気機器11の操作を実施できるため、ユーザの労力を低減させるとともに、電気機器11の使用や操作への支障を回避させることができる。
【0153】
また、ユーザは各電気機器の電力料金や消費電力量を知ることができるのみならず、消費電力量を削減するために必要な適切な電気機器11の使用方法やパラメータの設定値、電気機器11の買換プラン等のコンサルティング情報を得ることができるため、専門知識を有さないユーザであっても、より容易に消費電力量を削減することができる。
【0154】
尚、省エネルギコンサルティングシステム1において、エネルギ計算リモコン4を電気機器11ごとに複数個備え、エネルギ計算リモコン4には電気機器11の選択機能を設けなくてもよい。
【0155】
また、エネルギ計算リモコン4は、消費電力量および電力料金の一方のみを計算するように構成してもよい。
【0156】
また、エネルギ計算リモコン4にコネクタ等の情報入出力手段を設けずに、計算した消費電力量や電力料金をエネルギ計算リモコン4に保存するのみとしてもよい。
【0157】
また、エネルギ計算リモコン4に消費電力量や電力料金を表示させずに、ユーザクライアント3において表示させるように構成してもよい。
【0158】
【発明の効果】
以上説明したように、省エネルギコンサルティング方法とその方法に使用する省エネルギコンサルティングシステム並びにエネルギ計算方法とその方法に使用するエネルギ計算リモコンによれば、テレビやラジオ等の電気機器、ブレーカあるいは配線の工事をすることなく、各電気機器により消費された電力を把握することが可能であり、かつ消費電力を把握しつつ電気機器の操作をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る省エネルギコンサルティングシステムの全体構成を示すシステム構成図。
【図2】図1で示すエネルギ計算リモコンの構成図。
【図3】図1で示す省エネルギコンサルティングシステムの機能ブロック図。
【図4】図1で示す省エネルギコンサルティングシステムの作用を示すプロセスフローチャート。
【図5】図1で示すエネルギ計算リモコンにより各電気機器において消費された電力量とともに電力料金を計算する際の流れを示すプロセスフローチャート。
【符号の説明】
1 省エネルギコンサルティングシステム
2 省エネルギコンサルティングサーバ
2a リモコン情報受信手段
2b 電力単価情報送信手段
2c 電気機器運転方法提示手段
2d 電気機器最適設定値表示手段
2e 電気機器買替プラン提示手段
2f 電気機器システム構築情報提供手段
2g 電気機器情報送信手段
2h 電気機器売買契約仲介手段
2i 電気機器利用状況提供手段
2j コンサルティング情報更新手段
3 ユーザクライアント
3a リモコン情報記録手段
3b リモコン情報送信手段
3c コンサルティング情報受信手段
3d コンサルティング情報転送手段
4 エネルギ計算リモコン
4a 消費電力情報入力手段
4b 電力単価設定手段
4c 時刻設定手段
4d タイムスケジュール設定手段
4e 電気機器選択手段
4f 電気機器電源切換手段
4g 電気機器操作手段
4h 消費電力量計算手段
4i 稼動時間計算手段
4j 電力料金計算手段
4k 消費電力量表示手段
4l 電力料金表示手段
4m 電器料金単価変更手段
4n リモコン情報転送手段
4o コンサルティング情報入力手段
5 メーカクライアント
6 電気機器利用状況情報データベース
7 最新電力単価データベース
8 電気機器運転情報データベース
9 電気機器最適設定値データベース
10 電気機器情報データベース
11 電気機器
12 接続コネクタ
13 無線モジュール
14 リモコン情報データベース
15 コンサルティング情報データベース
16 インターネット
20 電気機器選択スイッチ
21 電源切換スイッチ
22 電気機器操作スイッチ
23 設定スイッチ
24 小型液晶
25 赤外線送信部
26 接続コネクタ
27 無線モジュール
28 リモコン本体
29 CPU
30 I/Oバス
31 メモリ
32 消費電力情報データベース
33 電力設定単価データベース
34 稼動時間データベース
35 消費電力量データベース
36 電力料金データベース
37 タイムスケジュールデータベース

Claims (19)

  1. ユーザ側に備えられる電気機器に使用されるエネルギ計算リモコンと、
    前記ユーザ側に備えられ、前記エネルギ計算リモコンから情報転送手段を介して所要の情報を入力可能に備えられるユーザクライアントと、
    省エネルギコンサルティング事業者側に備えられ、前記ユーザクライアントとインターネットを介して接続される省エネルギコンサルティングサーバと、
    前記省エネルギコンサルティング事業者側に備えられる第1のデータベースと、
    前記省エネルギコンサルティング事業者側に備えられ、前記電気機器についてのコンサルティング情報を保存する第2のデータベースと、
    を具備した省エネルギコンサルティングシステムであって、
    前記エネルギ計算リモコンは、
    前記電気機器の消費電力情報を保存する第3のデータベースと、
    前記第3のデータベースに前記消費電力情報を入力する消費電力情報入力手段と、
    時刻情報を算出する時刻設定手段と、
    前記電気機器の電源のオンオフ動作を切り換える旨の電源切換情報を前記電気機器に送信することにより、前記電気機器のオンオフ動作を切り換える電気機器電源切換手段と、
    前記電気機器電源切換手段から前記電源切換情報を受けるとともに前記時刻設定手段により算出された前記時刻情報を参照することにより、前記電気機器の稼動時間を計算する稼動時間計算手段と、
    前記電気機器の稼動時間を稼動時間情報として保存する第4のデータベースと、
    前記稼動時間計算手段により計算された前記電気機器の稼動時間と前記第3のデータベースに保存された前記消費電力情報とを参照することにより、前記電気機器の消費電力量を計算する消費電力量計算手段と、
    前記電気機器の消費電力量を消費電力量情報として保存する第5のデータベースと、
    前記第4のデータベースに保存された前記稼動時間情報および前記第5のデータベースに保存された消費電力量情報の少なくとも一方をリモコン情報として前記情報転送手段を介して前記ユーザクライアントに転送するリモコン情報転送手段と
    を具備している一方、
    前記ユーザクライアントは、
    前記リモコン情報転送手段により転送された前記リモコン情報を受けるリモコン情報記録手段と、
    前記リモコン情報を保存する第6のデータベースと、
    前記第6のデータベースに保存された前記リモコン情報をインターネットを介して前記省エネルギコンサルティングサーバに送信するリモコン情報送信手段と、
    前記省エネルギコンサルティングサーバから前記コンサルティング情報を受信するコンサルティング情報受信手段と、
    前記コンサルティング情報を保存する第7のデータベースと、
    を具備しており、
    さらに、前記省エネルギコンサルティングサーバは、
    前記リモコン情報送信手段により送信されたリモコン情報を受信して前記第1のデータベースに電気機器利用状況情報として入力するリモコン情報受信手段と、
    前記第1のデータベースに保存された前記電気機器利用状況情報を参照することにより、前記第2のデータベースから所要の前記コンサルティング情報を前記ユーザクライアントに送信するコンサルティング情報送信手段と、
    を具備していることを特徴とする省エネルギコンサルティングシステム。
  2. 前記コンサルティング情報は、前記電気機器の運転方法に関する電気機器運転情報を含み、前記コンサルティング情報送信手段は、前記電気機器運転情報を前記ユーザクライアントに送信する電気機器運転方法提示手段を有することを特徴とする請求項1記載の省エネルギコンサルティングシステム。
  3. 前記コンサルティング情報は、前記電気機器の設定値やパラメータの適切な値についての電気機器最適設定値を含み、前記コンサルティング情報送信手段は、前記電気機器最適設定値を前記ユーザクライアントに送信する電気機器最適設定値表示手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の省エネルギコンサルティングシステム。
  4. 前記コンサルティング情報は、前記電気機器の販売情報や消費電力等の電気機器情報を含み、前記コンサルティング情報送信手段は、前記電気機器情報を前記ユーザクライアントに送信する電気機器情報送信手段を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステム。
  5. 前記第2のデータベースには前記電気機器の販売情報や消費電力等の電気機器情報が保存され、前記コンサルティング情報送信手段は、前記第1のデータベースに保存された前記電気機器利用状況情報と前記第2のデータベースに保存された前記電気機器情報とを参照することにより、適切な前記電気機器の買替プランを設定し、設定した前記買替プランを前記コンサルティング情報として前記ユーザクライアントに送信する電気機器買替プラン提示手段を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステム。
  6. 前記第2のデータベースには前記電気機器の販売情報や消費電力等の電気機器情報が保存され、前記コンサルティング情報送信手段は、前記第2のデータベースに保存された前記電気機器情報を参照することにより、総合的な複数の前記電気機器のシステム構築プランを設定し、設定した前記システム構築プランを前記コンサルティング情報として前記ユーザクライアントに送信する電気機器システム構築情報提供手段を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステム。
  7. 前記ユーザクライアントから前記電気機器の購入要求情報を受信し、受信した前記電気機器の前記購入要求情報を前記電気機器のメーカ側に備えられるメーカクライアントに送信することにより、前記電気機器の売買契約を仲介する電気機器売買契約仲介手段を具備していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステム。
  8. 前記第1のデータベースに保存された前記電気機器利用状況情報を前記電気機器のメーカ側に備えられるメーカクライアントに送信する電気機器利用状況提供手段を具備していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステム。
  9. 前記電気機器のメーカ側に備えられるメーカクライアント5から受けた情報に基づいて前記第2のデータベースに保存されたコンサルティング情報を更新するコンサルティング情報更新手段を具備していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステム。
  10. 前記エネルギ計算リモコンは、消費電力単価情報を設定する電力単価設定手段と、前記電力単価設定手段により設定された前記消費電力単価情報を保存する第8のデータベースと、この第8のデータベースから前記消費電力単価情報を入力し、入力した消費電力単価情報と、前記消費電力量計算手段により計算された前記消費電力量とに基づいて電力料金を計算する電力料金計算手段と、この電力料金計算手段により計算された前記電力料金を電力料金情報として保存する第9のデータベースと、を具備している一方、前記第2のデータベースには電力料金の計算に使用する最新の前記消費電力単価情報が保存され、前記コンサルティング情報送信手段は、前記第2のデータベースに保存された前記消費電力単価情報を前記コンサルティング情報として前記ユーザクライアントに送信する電力単価情報送信手段を具備していることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステム。
  11. 前記ユーザクライアントは、前記第7のデータベースに保存された前記コンサルティング情報を前記エネルギ計算リモコンに転送するコンサルティング情報転送手段を備えている一方、前記エネルギ計算リモコンは、前記コンサルティング情報転送手段により転送された前記コンサルティング情報を前記エネルギ計算リモコンに入力するコンサルティング情報入力手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の省エネルギコンサルティングシステム。
  12. ユーザ側に備えられる電気機器の消費電力情報を設定するステップと、
    時刻情報を算出するステップと、
    前記電気機器の電源のオンオフ動作を切り換える旨の電源切換情報を前記電気機器に送信することにより、前記電気機器のオンオフ動作を切り換えるステップと、
    前記電源切換情報を前記電気機器に送信した際の前記時刻情報を参照することにより、前記電気機器の稼動時間を計算するするステップと、
    前記電気機器の稼動時間と前記消費電力情報とを参照することにより、前記電気機器の消費電力量を計算するするステップと、
    前記電気機器の稼動時間および消費電力量の少なくとも一方をリモコン情報として前記ユーザ側に備えられるユーザクライアントに転送するステップと、
    前記ユーザクライアントにおいて前記リモコン情報を受けるステップと、
    前記ユーザクライアントから前記リモコン情報をインターネットを介して前記電気機器の省エネルギコンサルティング事業者側に備えられる省エネルギコンサルティングサーバに送信するステップと、
    前記省エネルギコンサルティングサーバにおいて、前記リモコン情報を受信して電気機器利用状況情報として保存するステップと、
    前記省エネルギコンサルティングサーバにおいて、保存された電気機器利用状況情報を参照することにより、前記電気機器についての所要のコンサルティング情報を前記ユーザクライアントに送信するステップと、
    前記ユーザクライアントにおいて前記コンサルティング情報を受信するステップと、
    を具備していることを特徴とする省エネルギコンサルティング方法。
  13. ユーザ側に備えられる電気機器の消費電力情報を保存する第3のデータベースと、
    前記第3のデータベースに前記消費電力情報を入力する消費電力情報入力手段と、
    時刻情報を算出する時刻設定手段と、
    前記電気機器の電源のオンオフ動作を切り換える旨の電源切換情報を前記電気機器に送信することにより、前記電気機器のオンオフ動作を切り換える電気機器電源切換手段と、
    前記電気機器電源切換手段から前記電源切換情報を受けるとともに前記時刻設定手段により算出された前記時刻情報を参照することにより、前記電気機器の稼動時間を計算する稼動時間計算手段と、
    前記電気機器の稼動時間を稼動時間情報として保存する第4のデータベースと、
    前記稼動時間計算手段により計算された前記電気機器の稼動時間と前記第3のデータベースに保存された前記消費電力情報とを参照することにより、前記電気機器の消費電力量を計算する消費電力量計算手段と、
    前記電気機器の消費電力量を消費電力量情報として保存する第5のデータベースと、
    を具備していることを特徴とするエネルギ計算リモコン。
  14. 消費電力単価情報を設定する電力単価設定手段と、前記電力単価設定手段により設定された前記消費電力単価情報を保存する第8のデータベースと、この第8のデータベースから前記消費電力単価情報を入力し、入力した消費電力単価情報と、前記消費電力量計算手段により計算された前記消費電力量とに基づいて電力料金を計算する電力料金計算手段と、この電力料金計算手段により計算された前記電力料金を電力料金情報として保存する第9のデータベースと、を具備していることを特徴とする請求項13記載のエネルギ計算リモコン。
  15. 前記電気機器に所要の信号を送信することにより前記電気機器を操作する電気機器操作手段を具備していることを特徴とする請求項13または14記載のエネルギ計算リモコン。
  16. 前記ユーザが操作しようとする前記電気機器についての電気機器選択情報を前記電気機器電源切換手段に与えることにより信号を送信する前記電気機器を選択する電気機器選択手段を具備していることを特徴とする請求項13ないし15のいずれか1項に記載のエネルギ計算リモコン。
  17. 前記電気機器の電源のオンオフ状態への切換情報等の運転スケジュール情報を設定するタイムスケジュール設定手段と、このタイムスケジュール設定手段により設定された運転スケジュール情報を保存する第10のデータベースとを備え、前記第10のデータベースに保存された前記運転スケジュール情報に基づいて所要の情報を前記電気機器に送信するように構成したことを特徴とする請求項13ないし16のいずれか1項に記載のエネルギ計算リモコン。
  18. 前記ユーザ側に備えられるユーザクライアントに所要の情報を転送するための情報転送手段と、前記第4のデータベースに保存された前記稼動時間情報および前記第5のデータベースに保存された消費電力量情報の少なくとも一方をリモコン情報として前記情報転送手段に与えることにより前記ユーザクライアントに転送するリモコン情報転送手段と、を具備していることを特徴とする請求項13ないし17のいずれか1項に記載のエネルギ計算リモコン。
  19. ユーザ側に備えられる電気機器の消費電力情報を設定するステップと、
    時刻情報を算出するステップと、
    前記電気機器の電源のオンオフ動作を切り換える旨の電源切換情報を前記電気機器に送信することにより、前記電気機器のオンオフ動作を切り換えるステップと、
    前記電源切換情報を前記電気機器に送信した際の前記時刻情報を参照することにより、前記電気機器の稼動時間を計算するするステップと、
    前記電気機器の稼動時間と前記消費電力情報とを参照することにより、前記電気機器の消費電力量を計算するするステップと、
    を具備していることを特徴とするエネルギ計算方法。
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