JP2004323114A - 包装値付装置 - Google Patents

包装値付装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004323114A
JP2004323114A JP2004163194A JP2004163194A JP2004323114A JP 2004323114 A JP2004323114 A JP 2004323114A JP 2004163194 A JP2004163194 A JP 2004163194A JP 2004163194 A JP2004163194 A JP 2004163194A JP 2004323114 A JP2004323114 A JP 2004323114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
film
pricing
packaging
tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004163194A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Yamashita
智宏 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Co Ltd filed Critical Ishida Co Ltd
Priority to JP2004163194A priority Critical patent/JP2004323114A/ja
Publication of JP2004323114A publication Critical patent/JP2004323114A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

【課題】 1つのトレーに対して2枚のラベルを貼り付けることが可能な包装値付装置を提供する。
【解決手段】 包装値付装置101は、計量搬入機構102と、包装ステーション103と、ロール支持機構104と、フィルム送り出し機構105と、フィルム搬送機構106と、折り込み機構107と、シール機構108と、並列に配置された2つの値付機110,111とを備えている。値付機110,111は、包装された被包装物の上面、あるいは包装済み品の上面に商品の重量や価格等が印字されたラベルを貼付する機構であって、それぞれ折り込み機構107及びシール機構108の上方に配置されているラベルプリンター110a,111a及び貼付機110b,111bから構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、包装した商品にラベルを貼り付けるための包装値付装置に関する。
自動値付装置は、スーパーマーケット等のバックヤードにおいて、商品名や価格、賞味期限等が印字されたラベルを包装済みの商品に対して自動的に貼り付ける装置である。この自動値付装置は、商品が収納されたトレーを搬送する搬送機構と、計量データ等に基づいた情報をラベルに印字するラベルプリンタと、印字されたラベルをトレーに貼り付けるためのラベル貼付機構とを有している。
しかしながら、上記従来の自動貼付機構では、1つのトレーに対して複数のラベルを貼り付ける場合には、ラベル貼付機構を複数並べて配置することになる。
本発明の課題は、1つのトレーに対して2枚のラベルを貼り付けることが可能な包装値付装置を提供することにある。
請求項1に係る包装値付装置は、包装した商品にラベルを貼り付ける包装値付装置であって、複数のラベル供給機構と、複数のラベル貼付機構と、複数の横方向移動機構と、を備えている。ラベル供給機構は、ラベル貼付機構に対してラベルを供給する。ラベル貼付機構は、所定のラベル貼付位置まで搬送されてきた包装した商品の個々に対してラベル供給機構から供給された複数のラベルを貼り付ける。横方向移動機構は、複数のラベル貼付機構の個々を包装した商品の搬送面に対して平面的に移動させる。
請求項2に係る包装値付装置は、請求項1の包装値付装置において、横方向移動機構は、ラベル貼付機構をラベルの貼り付け位置まで移動させる。
請求項3に係る包装値付装置は、請求項1又は2の包装値付装置において、ラベル供給機構は、ラベルを印刷するプリンタをさらに備えている。
請求項4に係る包装値付装置は、請求項1から3のいずれかに記載の包装値付装置において、ラベル供給機構は、宣伝用メッセージが印刷されたラベルを供給する。
請求項5に係る包装値付装置は、請求項3に記載の包装値付装置において、ラベル貼付機構は、プリンタと一体で移動する。
請求項6に係る包装値付装置は、請求項1から5のいずれかに記載の包装値付装置において、複数のラベル貼付機は、商品に対して連続してラベルを貼り付ける。
請求項7に係る包装値付装置は、請求項1から6のいずれかに記載の包装値付装置において、複数のラベル貼付機構は、互いに同期して移動可能である。
請求項8に係る包装値付装置は、請求項1から6のいずれかに記載の包装値付装置において、複数のラベル貼付機構は、互いに独立して移動可能である。
本発明の包装値付装置によれば、1つのトレーに対して2枚のラベルを貼り付けることが可能になる。
−第1実施形態−
本発明の第1実施形態に係るフィルム横送り型の包装値付装置を図1に示す。この包装値付装置1は、緊張保持させたストレッチフィルムFに対してトレーに載せた生鮮食料品等の商品、あるいは青果等のトレーに載せない商品を押し上げ、フィルムFの周辺部をトレーの底面側に折り込むことによってフィルム包装を行う装置である。また、この包装値付装置1は、フィルム包装機能に加えて、計量機能やラベル貼付による値付機能を兼ね備えたものである。
[装置の全体概略]
図1及び図2に示すように、包装値付装置101は、計量搬入機構102と、包装ステーション103と、ロール支持機構104と、フィルム送り出し機構105と、フィルム搬送機構106と、折り込み機構(包装機構)107と、シール機構108と、並列に配置された2つの値付機110,111とを備えている。
計量搬入機構102は本体101aの正面中央部に設けられている。包装ステーション103は本体101a内に形成される空間である。ロール支持機構104は、本体101aの両側部に配設されており、それぞれフィルムロールRを保持する。フィルム送り出し機構105はフィルムロールRから引き出されたフィルムFを上方に送り出す。フィルム搬送機構106は、フィルム送り出し機構105からフィルムFを受け取り、包装ステーション103へとフィルムFを搬送する。折り込み機構107は、包装ステーション103に搬送されたフィルムFによって、被包装物を包装する。シール機構108は、折り込み機構107により被包装物の底面側に折り込まれたフィルムFに対して、熱シールを施す。値付機110,111は、包装された被包装物の上面、あるいは包装済み品の上面に商品の重量や価格等が印字されたラベルを貼付する機構であって、それぞれ折り込み機構107及びシール機構108の上方に配置されているラベルプリンター110a,111a及び貼付機110b,111bから構成されている。
また、本体101aの上部には、表示パネル109a及び操作キー109bを備えた制御装置(制御部)109が配置されている。この制御装置109は、上記の各機構102,105,106,107,108の作動を制御するとともに、計量搬入機構102により計量された商品の重量に基づいて商品の価格の算出等を行い、商品の重量や価格等をラベルに印字するラベルプリンター110a,111aや貼付機110b,111bの作動を制御している。
[計量搬入機構]
計量搬入機構102は、図3に示すように、トレーTに収納された食品等の商品Gの重量を計量する計量台121及び計量器本体122と、4つのプーリ間に張設された複数の搬入コンベア125及びこれらを動かすモータとを有している。それぞれの搬入コンベア125には搬送用の突起126が設けられており、計量台121上にトレーTを図3に示すように載置すれば、商品Gの重量が計量器本体122により計量された後、トレーTが搬入コンベア125の突起126に押されて、包装ステーション103(装置内部)のリフター機構130(後述)の支持部材133上に送られる(図4及び図5参照)。
なお、計量台121の上面は搬入コンベア125の上面より高くなっており、突起126に押されてリフター機構130側に搬送されるトレーTは、計量台121上を滑りながら移動することになる。
[包装ステーション]
包装ステーション103は、本体101a内にあって、計量が終わった商品G及びトレーTに一連のフィルム包装処理を施す空間である。この包装ステーション103では、フィルム搬送機構106によってストレッチフィルムFが張られ(図5参照)、張られたフィルムFに対してリフター機構130がトレーT及び商品Gを突き上げる(図6参照)。そして、折り込み機構107が、フィルムFを突き上げた状態のトレーTの底面側に、フィルムFの周囲の部分を折り込む。これによって、トレーT及び商品GがフィルムFで覆われた状態となる。
この包装ステーション103の下部には、トレーTの底面を保持してトレーT及び商品Gを上方に移動させるためのリフター機構130が設けられている。
リフター機構130は、図3に示すように、支持ベース131と、支持ベース131上に固定された複数の支持バー132と、各支持バー132の上端部にそれぞれ回動自在に支持されトレーTの底面を受ける支持部材133とを有している。また、リフター機構130は、支持ベース131を上下移動させる電動ボールネジ機構134を下部に備えている。
なお、各支持バー132は、その中央部分に前後左右に折れ曲がるヒンジを備えており、後述する左右折り込み板176,177や後折り込み板178がトレーTの下部に入ってくるときに一時的に転倒するようにされている。
[ロール支持機構]
フィルムロールRを支持するロール支持機構104は、本体101aの両側部に概ね対称に設けられている(図2参照)。ロール支持機構104は、主としてロールバーから構成されている。ロールバーは、フィルムロールRを挿通させ、ホルダー等でフィルムロールRを保持することができるものである。また、ロールバーは、フィルムロール駆動モータ104dの回転に従って駆動されるようになっている。
[フィルム送り出し機構]
フィルム送り出し機構105は、フィルムロールRから引き出されたフィルムFを後述するフィルム搬送機構106の1対のフィーダユニット161,162に受け渡すための機構である。このフィルム送り出し機構105は、図2に示すように、主として、繰り出しローラ151と、フィルム差し込み板ユニット153とから構成されている。繰り出しローラ151は、繰り出しモータ152の作動によって回転する。フィルム差し込み板ユニット153は、1対の板部材とワンウェイローラによってフィルムFを保持し、上下動することによってフィルムFをフィルム搬送機構106に受け渡す。
[フィルム搬送機構]
フィルム搬送機構106は、フィルムロールRからフィルム送り出し機構105によって繰り出されたフィルムFを受け取って、包装ステーション103の中央部分に搬送し、さらにフィルムFを緊張保持する。このフィルム搬送機構106は、図4及び図5に示すように、主として、第1フィーダユニット161と、第2フィーダユニット162とから構成されている。
第1フィーダユニット161は装置101の正面から見て手前側に、第2フィーダユニット162は装置101の正面から見て奥側に配置されている(図4参照)。これらの第1及び第2フィーダユニット161,162は、横送りされるフィルムFの両側部(手前側及び奥側の側部)を上下のベルトで挟み、ベルト駆動によってフィルムFを搬送する。
また、第1フィーダユニット161及び第2フィーダユニット162は、それぞれフィルム幅方向(図4の左右方向)に移動するように構成されている。
図2に示すように、フィルム搬送機構106のフィルム搬送方向前側には、カッター機構169が配備されている。カッター機構169は、フィルム送り出し機構105からフィルム搬送機構106へと受け渡されたフィルムFがフィルム搬送機構106で所定量だけ搬送された後に、両機構105,106間においてフィルムFを切断するために設けられている。カッター機構169は、フィルム幅よりも長い切断刃を有し、この切断刃をアクチュエータで移動させることによりフィルムFを切断する。
[折り込み機構]
折り込み機構107は、図2及び図4に示すように、主として、左右折り込み板176,177と、後折り込み板178と、前折り込み棒179とから構成されている。
左右折り込み板176,177は、フィルムFのフィルム搬送方向両端部をトレーTの底面側に折り込むもので、図示しないモータ及びタイミングベルトによって水平移動が可能である。
後折り込み板178は、フィルムFの第2フィーダユニット162側の側部をトレーTの底面側に折り込むもので、図示しないモータ及びタイミングベルトによって水平移動が可能である。
前折り込み棒179は、トレーTをシール機構108側に向けて押し出す排出プッシャー179aによるトレーTの排出時に、フィルムFの第1フィーダユニット161側の側部がトレーTの底面側に折り込まれるように配置されている。
[シール機構]
シール機構108は、排出プッシャー179aによって押し出されたトレーTの底面を熱してシールする役割を果たすとともに、正面側の部分は排出された商品を受ける台の役目も兼ねている。このシール機構108は、表側(上側)にヒータを内蔵した排出台181が配置されている。また、裏側には、下方の計量台121上に置かれたトレーTの寸法を計測するためのCCDカメラ182が設置されている。このCCDカメラ182は、トレーTの縦寸法や横寸法を計測して、そのデータを制御装置109へと送る。
[値付機]
値付機110,111は、前述のように、左右方向に並べて配置されており、図1及びその平面図である図17に示すように、それらの上端部の一部が、本体101aの上端部に設けられたベース部材90に対して移動自在に装着されている。また、各値付機110,111は、それぞれラベルプリンタ110a,111aと、貼付機110b,111bとを有しており、各値付機110,111のラベルプリンタと貼付機とは一体的に構成されている。そして、各値付機110,111は、ベース部材90に設けられた2つの移動機構91,92によって、それぞれ前後方向に移動自在であり、トレーにラベルを貼り付けるラベル貼付位置(図7実線位置及び図8参照)と、装置の手前側に移動したラベル交換位置(図7一点鎖線位置)とを取り得る。
なお、ラベルプリンタ110a,111a及び貼付機110b,111bと移動機構91,92とは、
それぞれ第1実施形態と全く同様の構成であるので、ここでは詳細の説明は省略する。
また、各値付機110,111が装着されたベース部材90は、横移動機構93によって左右方向に所定の範囲で移動自在である。横移動機構93は、左右方向に延びて設けられたボールネジ94と、ボールネジ94を回転駆動するためのモータ95とを有している。ボールネジ94は本体101aに回転自在に支持されており、ベース部材90に固定されたナット部材90aがこのボールネジ94に螺合している。
このような構成によって、各値付機110,111は、共に同期して左右方向に移動可能であり、しかもそれぞれ独立して前後方向に移動可能である。
[制御装置]
本体101aの上部に配される制御装置109は、図9に示すように各部と連結されており、各機構102,105,106,130,107,108,110,111の各動作を制御する。そして、オペレータによる操作は、操作キー109bの他、各スイッチやダイヤル116,117,118,119によっても受け付けられる。
[動作]
オペレータが商品Gを収容したトレーT(以下、未包装品という。)を計量搬入機構102の計量台121上に載置すると、計量値が安定して計量が完了するのを待って、搬入コンベア125が動き出す。この搬入コンベア125の動きに従って突起126が移動し、未包装品はリフター機構130の支持部材133上に押し出される(図4及び図5参照)。
一方、フィルムロールRからフィルム送り出し機構105によりフィルム搬送機構106へと受け渡されたフィルムFは、カッター機構169により切断され、1枚の長方形状のフィルムFの形で、リフター機構130の上方まで両フィーダユニット161,162によって運ばれている。そして、リフター機構130の上方において、各フィーダユニット161,162に設けられたクランプの作動によりフィルムFの両側部が強く保持された状態となっている(図5参照)。
そして、このように両側部が強く保持されたフィルムFに対して、リフター機構130が未包装品を押し上げる(図6参照)。すると、強く保持されているフィルムFは、未包装品の上部を覆うように伸張する。
この状態において、後折り込み板178及び左右折り込み板176,177がトレーTの底面側に水平移動すると、フィーダユニット161,162のクランプがフィルムFの保持を解除して、フィルムFの周囲3辺がトレーTの下側に折り込まれる。そして、排出プッシャー179aがトレーTをシール機構108側に押し出すと、折り込まれていなかった正面側のフィルムFの1辺が前折り込み棒179に当たり、シール機構108側へのトレーTの移動にしたがってトレーTの下側に折り込まれていく。この移動中に、トレーTの下側に折り込まれたフィルムFが熱シールされ、図8に示す位置に排出されたときには、商品G及びトレーT全体をフィルムFが覆った包装完了の状態となる。
一方、各ラベルプリンタ110a,111aでは、ラベルロールから繰り出されたラベルに対して、計量データに基づく各種の情報や宣伝用のメッセージ等が印字される。そして、印字されたラベルは、台紙から剥離されて貼付機110b,111b側に送り出され、各貼付機110b,111bによってトレー上に貼り付けられる。
なお、1つのトレー上に2枚のラベルを貼り付ける場合は、まず例えば一方の値付機110で1枚目のラベルをトレーの所定位置に貼り付ける。次に、両値付機110,111を横移動機構93によって移動させ、他方の値付機111をラベル貼付位置に移動させる。そして、この値付機111によって2枚目のラベルをトレーに貼り付ける。
[ラベル交換処理]
以上のようにしてラベルの貼付処理が繰り返し実行されると、ラベルロールが消費されてラベルロールの交換時期になる。
以下、ラベルロールの交換について簡単に説明すると、ラベル交換時期検出センサによってラベル交換時期になったことが検出された場合は、システムの作動が一時停止され、表示パネル109aにラベルプリンタ110a,111aのいずれかあるいは両方が交換時期になったことが表示される。作業者によってラベル交換指示キーが押された場合は、ラベル交換時期にきたラベルプリンタがラベル交換位置に移動させられる。例えば、第1ラベルプリンタ110aがラベル交換時期にきた場合は、第1ラベルプリンタ110aを手前側のラベル交換位置まで移動させる。ここで、第2ラベルプリンタ111aはラベル貼付位置に位置しているので、ラベル交換位置に移動させられた第1ラベルプリンタ110aの側方には、交換作業用のスペースが確保される。また、装置の手前側に移動してくるので、作業が容易になる。
該当するラベルプリンタのラベル交換作業が終了し、作業者によってラベル交換終了キーが押されると、ラベル交換の終了したラベルプリンタはラベル貼付位置に移動する。
このようにしてラベル交換処理を終了した後は、通常の処理に戻る。
なお、各値付機をラベル交換位置に移動させるための形態はこの実施形態に限定されない。
−第2実施形態−
本発明の第2実施形態に係るフィルム横送り型の包装値付装置を図10に示す。この包装値付装置101は、値付機に関する構成を除いて前記第1実施形態と全く同様である。以下では、値付機に関する構成及び動作のみを説明する。
[値付機]
この第2実施形態における値付機構は、図10及びその平面図である図11に示すように、左右方向に並べて配置された2つのラベルプリンタ201,202と、これらのラベルプリンタ201,202からラベルを受けてトレー上に貼り付ける1つの貼付機203とを有している。各ラベルプリンタ201,202の構成及びこれらのラベルプリンタ201,202を前後方向及び横方向に移動させるための機構は、前記実施形態と全く同様である。
また、この第2実施形態では、1つの貼付機203を2つのラベルプリンタ201,202に対応する位置に移動させるための貼付機移動機構204(図11では二点鎖線で示している)を有している。貼付機移動機構204は、各ラベルプリンタ201,202を前後方向に移動させるための機構91,92及び横移動機構93のさらに上方に配置されており、貼付機203の上端部がこの貼付機移動機構204に装着されている。
貼付機移動機構204は、その平面図である図12に示すように、ベース部材210と、ベース部材210に支持された駆動機構211とを有している。
駆動機構211は、貼付機203を、第1ラベルプリンタ201の手前側においてこの第1ラベルプリンタ201に対向する位置と、第2ラベルプリンタ202の手前側においてこの第2ラベルプリンタ202に対向する位置とに移動させるための機構である。そして、この駆動機構211は、ベース部材210に固定された支持プレート215と、モータ216及び駆動プーリ217と、従動プーリ218と、両プーリ217,218間に設けられたベルト219とを有している。支持プレート215は、第1及び第2ラベルプリンタ201,202の上方に横方向に延びており、この支持プレート215の一端側にモータ216及び駆動プーリ217が支持され、他端側に従動プーリ218が支持されている。そして、貼付機203において前後方向に延びて設けられた移動支持部材220の一端が、ベルト219に固定されている。
また、図12に示すように、貼付機203には、前後移動機構212と、昇降機構213とが設けられている。
前後移動機構212は、吸着ヘッド45を前後方向に所定の範囲で移動させるための機構であり、移動支持部材220の一端側に支持されたモータ221及び駆動プーリ222と、他端側に支持された従動プーリ223と、両プーリ222,223間に設けられたベルト224と、ガイドプレート225とを有している。ガイドプレート225は、移動支持部材220の下端部に固定されており、その下面には図示しない2つのガイド突起が前後方向に間隔をあけて設けられている。この2つのガイド突起はベース部材210に形成された横方向に延びる1対のガイド溝210a,210bに係合している。
また、昇降機構213は、吸着ヘッド45を昇降させるための機構であり、ベルト224の循環に伴って前後方向に移動可能である。そして、この昇降機構213は、基本的には前述の前後移動機構212と同様の構成であり、モータ230と、1対のプーリと、ベルトとを有している。
このような構成によって、貼付機203は、各ラベルプリンタ201,202におけるラベル貼付位置に移動可能である。また、貼付機203を第1ラベルプリンタ201側に移動させることによって、第2ラベルプリンタ202を手前側のラベル交換位置に移動させることが可能であり、逆に貼付機203を第2ラベルプリンタ202側に移動させることによって、第1ラベルプリンタ202をラベル交換位置に移動させることが可能である。
このことから明らかなように、貼付機203においては、第1ラベルプリンタ201に対応するラベル貼付位置が、第2ラベルプリンタ202のラベル交換を行う際のラベル交換位置となり、第2ラベルプリンタ202に対応するラベル貼付位置が、第1ラベルプリンタ201のラベル交換を行う際のラベル交換位置となる。
[ラベル貼付処理]
各ラベルプリンタ201,202では、前記同様に、ラベルロールから繰り出されたラベルに対して情報が印字され、印字されたラベルは、台紙から剥離されて貼付機203側に送り出される。
1つのトレー上に2枚のラベルを貼り付ける場合は、2つのラベルプリンタ201,202を横移動機構93によって移動させ、例えば第1ラベルプリンタ201をラベル貼付位置に位置させる。このとき、貼付機203も貼付機移動機構204によってラベル貼付位置に移動させておく。そして、第1ラベルプリンタ201から供給されてくる1枚目のラベルをトレーの所定位置に貼り付ける。
次に、2つのラベルプリンタ201,202を、前記同様に横移動機構93によって移動させ、第2ラベルプリンタ202をラベル貼付位置に位置させる。また、貼付機203もラベル貼付位置に移動させておく。そして、第2ラベルプリンタ202から供給されてくる2枚目のラベルをトレーに貼り付ける。
[ラベル交換処理]
ラベル交換時期検出センサによってラベル交換時期になったことが検出された場合は、システムの作動が一時停止され、表示パネル109aにラベルプリンタ110a,111aのいずれかあるいは両方が交換時期になったことが表示される。
例えば第1ラベルプリンタ201がラベル交換時期になった場合は、作業者によってラベル交換指示キーが押されると、貼付機203が第2ラベルプリンタ202側に移動させられる。この状態で、第1ラベルプリンタ201がラベル交換位置に移動させられる。ここでは、第2ラベルプリンタ202はラベル貼付位置に位置しているので、ラベル交換位置に移動させられた第1ラベルプリンタ201の側方には、交換作業用のスペースが確保される。
ラベル交換作業が終了し、作業者によってラベル交換終了キーが押されると、ラベル交換の終了したラベルプリンタはラベル貼付位置に移動する。
逆の場合も同様である。
また、両方のラベルプリンタ201,202がラベル交換時期になった場合は、前述の処理を順に実行し、2つのラベルプリンタ201,202のラベル交換処理を終了した後は、通常の処理に戻る。
なお、値付機をラベル交換位置に移動させるための形態はこの実施形態に限定されない。
[他の実施形態]
(a)
前記各実施形態では、ラベル交換に際して、ラベル交換指示キーが押されることによって、ラベル交換すべきラベルプリンタを自動的にラベル交換位置に移動させるようにしたが、作業者が、ラベル交換すべきラベルプリンタを指示し、さらにその移動を指示することによって、ラベル交換位置に移動させるようにしてもよい。
(b)
前記実施形態では、2つのラベルプリンタが並べて配置された場合について本発明を適用したが、3つ以上のラベルプリンタが同様に配置された場合についても、本発明を同様に適用することができる。
(c)
貼付機の構成については前記各実施形態の構成に限定されない。例えば、ラベルをエアによって吹き付けてトレー上に貼り付けるタイプのものにも本発明を同様に適用できる。
(d)
前記各実施形態では、すべてのラベルプリンタをラベル交換位置に移動可能にしたが、例えば2つのラベルプリンタが配置されている場合は、そのうちの一方のみをラベル交換位置に移動させるようにしてもよい。一方をラベル交換位置に移動させれば、他方のラベルプリンタの側方に作業用のスペースが確保できる場合があるからである。
以上のように本発明では、複数のラベル供給機構が並べて配置された装置において、少なくともいずれかのラベル供給機構をラベル交換位置に移動できるようにしたので、隣接するラベル供給機構を比較的近づけて配置しても、ラベル補給作業のためのスペースを確保でき、装置全体を小型化できる。また、ラベル補給のための作業が容易になる。
また、複数のラベル供給機構に対して1つのラベル貼付機構を設けた場合は、装置の構成が簡単になり、小型、軽量化が図れる。
本発明の第1実施形態である包装値付装置の外観斜視図。 前記包装値付装置内部の正面概略図。 計量搬入機構周辺の側面概略図。 前記装置の動作説明図。 前記装置の動作説明図。 前記装置の動作説明図。 前記装置の概略平面図。 前記装置の動作説明図。 第1実施形態の包装値付装置のブロック構成図。 本発明の第2実施形態である包装値付装置の外観斜視図。 前記装置の概略平面図。 貼付機の横移動機構の平面図。
符号の説明
91,92 移動機構
93 横方向移動機構
101 包装値付装置
103 包装ステーション
109 制御装置
110 値付機
110a,111a ラベルプリンタ(プリンタ)
110b,111b 貼付機
201,202 ラベルプリンタ(プリンタ)
203 貼付機
204 貼付機移動機構
212 前後移動機構
T トレー

Claims (8)

  1. 包装した商品にラベルを貼り付ける包装値付装置であって、
    ラベルを供給するための複数のラベル供給機構と、
    所定のラベル貼付位置まで搬送されてきた前記包装した商品の個々に対して前記ラベル供給機構から供給された複数のラベルを貼り付ける複数のラベル貼付機構と、
    前記複数のラベル貼付機構の個々を前記包装した商品の搬送面に対して平面的に移動させる複数の横方向移動機構と、
    を備えている、
    包装値付装置。
  2. 前記横方向移動機構は、前記ラベル貼付機構を前記ラベルの貼り付け位置まで移動させる、
    請求項1に記載の包装値付装置。
  3. 前記ラベル供給機構は、前記ラベルを印刷するプリンタを備えている、
    請求項1または2に記載の包装値付装置。
  4. 前記ラベル供給機構は、宣伝用メッセージが印刷されたラベルを供給する、
    請求項1から3のいずれかに記載の包装値付装置。
  5. 前記ラベル貼付機構は、前記プリンタと一体で移動する、
    請求項3に記載の包装値付装置。
  6. 前記複数のラベル貼付機は、前記商品に対して連続して前記ラベルを貼り付ける、
    請求項1から5のいずれかに記載の包装値付装置。
  7. 前記複数のラベル貼付機構は、互いに同期して移動可能である、
    請求項1から6のいずれかに記載の包装値付装置。
  8. 前記複数のラベル貼付機構は、互いに独立して移動可能である、
    請求項1から6のいずれかに記載の包装値付装置。

JP2004163194A 1999-05-18 2004-06-01 包装値付装置 Pending JP2004323114A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004163194A JP2004323114A (ja) 1999-05-18 2004-06-01 包装値付装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13702399 1999-05-18
JP2004163194A JP2004323114A (ja) 1999-05-18 2004-06-01 包装値付装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11266568A Division JP2001031038A (ja) 1999-05-18 1999-09-21 自動値付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004323114A true JP2004323114A (ja) 2004-11-18

Family

ID=33512737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004163194A Pending JP2004323114A (ja) 1999-05-18 2004-06-01 包装値付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004323114A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3205590A1 (en) 2016-02-09 2017-08-16 Ishida Co., Ltd. Label attaching apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3205590A1 (en) 2016-02-09 2017-08-16 Ishida Co., Ltd. Label attaching apparatus
US9908657B2 (en) 2016-02-09 2018-03-06 Ishida Co., Ltd. Label attaching apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0124803B1 (en) Label applicator
JP4483325B2 (ja) 包装装置
US4390390A (en) Label applicator device
EP3251957B1 (en) Packaging apparatus
JP6689617B2 (ja) ラベル貼付装置
EP0120333B1 (en) Apparatus for packaging, weighing and labeling merchandise
JP2004323114A (ja) 包装値付装置
EP0564288B1 (en) Packaging machine with thermal imprinter
JP2001114234A (ja) ラベル貼付方法およびその装置
JP2009161224A (ja) ラベル貼付装置
JP2001031038A (ja) 自動値付装置
JP2001010616A (ja) ラベル貼付装置
JP3281625B2 (ja) 包装装置
JP2003095208A (ja) 包装装置
JP2842372B2 (ja) 包装値付装置
JP2001097332A (ja) 包装値付装置及び包装ラベル貼付装置
JP2973284B2 (ja) ストレッチ包装機
JP3926647B2 (ja) 下貼システム、ラベル貼付システムおよび包装貼付システム
JPH0525741B2 (ja)
JP4604504B2 (ja) 包装装置
JP2004217229A (ja) ラベル発行貼付装置
JP2002321721A (ja) ラベル貼付機
JP3958072B2 (ja) 包装貼付システム
JP2542353B2 (ja) 計量包装値付装置
JPH06270907A (ja) 包装装置の処理能力制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060905

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20061013

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070306