JP2004321091A

JP2004321091A - Slit boiled fish meat attached to plate, and method for producing the same

Info

Publication number: JP2004321091A
Application number: JP2003121051A
Authority: JP
Inventors: Teruo Yajima; 輝夫矢島; Norikazu Nakagawa; 則和中川
Original assignee: Kibun Foods Inc
Current assignee: Kibun Foods Inc
Priority date: 2003-04-25
Filing date: 2003-04-25
Publication date: 2004-11-18
Anticipated expiration: 2023-04-25
Also published as: JP4342828B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a boiled fish meat attached to a plate, comprising associated fragments of the boiled fish meat separated by two or more slits so as to be separated one by one from the plate for the boiled fish meat; and to provide a method for producing the boiled fish meat. <P>SOLUTION: The slit boiled fish meat attached to the plate is obtained by forming the boiled fish meat 2 on the plate 10 for the boiled fish meat, having two or more grooves formed on the surface 12 of the plate, forming the slits 3 from the top surface of the boiled fish meat 2 into the grooves 11 so as to form the fragment-shaped boiled fish meat 4 separated by the two or more slits 3 and accumulated on the plate 10. Each of the fragment-shaped boiled fish meat separated by the two or more slits 3 is attached to the plate 10 for the boiled fish meat at the bottom surface 2b, and the fragment-shaped boiled fish meat is associated and kept in a state of being attached to the plate 10 for the boiled fish meat to enable the fragment-shaped boiled fish meat to be easily separated from the surface 12 of the plate 10. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数本の切れ目により切り離された片状蒲鉾が集合している切れ目を入れた板付き蒲鉾及びその製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来よりの蒲鉾に多数の切り込みを入れた板付き蒲鉾は、例えば特許文献１に示すように公知であり、図１７（ａ）に示すように、蒲鉾板１０に成形された蒲鉾２に、その上から蒲鉾板１０の近くまで下向に切り込み２３を入れたもので、図１７（ｂ）に示すように、蒲鉾板１０の面に沿って包丁４０を入れて、薄片の蒲鉾として食するものである。
【特許文献１】実公昭６０−１１８２５号公報
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
図１７（ａ）（ｂ）に示す従来の切り込み２３を入れた板付き蒲鉾２は、蒲鉾板１０の面に沿って包丁４０を入れて、一枚ずつの薄片２４にして食するものであった。これは蒲鉾板１０の近くまで下向に切り込み２３が入れられたものではあるが、完全に切り離されたものでないために、包丁を使わずには薄片２４を、一枚ずつ蒲鉾板から剥がすことはできなかった。
また、図１７（ａ）（ｂ）に示すように、包丁４０で蒲鉾２を切るときでも、包丁４０を入れる位置によっては、蒲鉾の薄片２４が一枚ずつに離されずに薄片２４同志が繋がったままとなることもあり、また薄片２４が繋がらないように、蒲鉾板１０の面より少し上に包丁４０を入れると、蒲鉾板１０に密着している部分２５が残ってしまうものであった。
【０００４】
蒲鉾２の入れる切り込み２３で蒲鉾２が完全に切断することについて検討したが、蒲鉾２が完全に切断するまで切り込み２３を入れると、切り込みを入れる刃の先端で蒲鉾板１０にキズをつけることとなり、その際の切り屑が蒲鉾に付着して異物混入の原因にもなる。また蒲鉾２に切り込み２３を入れる刃が蒲鉾板１０にあたると、刃の切れが悪くなって蒲鉾の綺麗な切り込みが得られず、さらに刃の切れが悪くなると切り込み２３を入れる刃を頻繁に換なければならず生産性が悪くなるという問題があった。
本発明は、食する時に包丁を使わず、一枚ずつ薄片の蒲鉾を蒲鉾板から剥がすことができる、複数本の切れ目により切り離された片状蒲鉾が集合している板付き蒲鉾及びその製造方法を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は、切れ目を入れた板付き蒲鉾において、蒲鉾板に複数本の溝を設け、前記板に付けられた蒲鉾に、その上面から溝に入り込む複数本の切れ目が入れられ、前記複数本の切れ目により切り離された片状蒲鉾が集合していることを特徴とする切れ目を入れた板付き蒲鉾である。
また、本発明は、切れ目を入れた板付き蒲鉾において、蒲鉾板に複数本の溝を設け、前記複数本の溝に詰め物をし、前記溝に詰め物をした板に付けられた蒲鉾に、その上面から溝の詰め物に入り込む複数本の切れ目が入れられ、前記複数本の切れ目により切り離された片状蒲鉾が集合していることを特徴とする切れ目を入れた板付き蒲鉾である。
【０００６】
また、本発明は、複数本の溝を設けた蒲鉾板の蒲鉾に刃の先端部が溝に入り込むようにその上面から切り込みを入れる工程を有し、複数本の切れ目により切り離された片状蒲鉾が集合しているものとすることを特徴とする切れ目を入れた板付き蒲鉾の製造方法である。
また、本発明の切れ目を入れた板付き蒲鉾の製造方法は、刃の先端部が溝に入り込むようにその上面から切り込みを入れる工程が、本加熱を行った後で、切り込みを入れた後に殺菌処理することを特徴とするものである。
さらに、本発明の切れ目を入れた板付き蒲鉾の製造方法は、刃の先端部が溝に入り込むようにその上面から切り込みを入れる工程が、坐りの後で本加熱の前であることを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】
本発明の切れ目を入れた板付き蒲鉾は、複数本の溝を設けた蒲鉾板に付けられた蒲鉾にその上面から溝に入り込む複数本の切れ目で切り離されており、切り離された片状蒲鉾の各々は蒲鉾板と接着して蒲鉾板に集合して付けられた状態に保持されているもので、全体としては模様のように切れ目が入った蒲鉾であり、食する時に包丁を使わず、片状蒲鉾の一枚を持ち上げる等により、その一枚を容易に蒲鉾板から剥がすことができるものある。
【０００８】
【発明の実施の形態】
本発明の切れ目を入れた板付き蒲鉾は、板面に複数本の溝を設けた蒲鉾板に、塩ずり身を蒲鉾になるように盛り付けて成形し、この板に付けられた蒲鉾の上面から蒲鉾板の溝に入り込む複数本の切れ目を入れ、複数本の切れ目により切り離された片状蒲鉾が集合しているものである。蒲鉾板に盛り付けられた塩ずり身は、蒲鉾板の溝に一部が入り込んでいるが、切れ目は蒲鉾板の溝に一部が入り込んでいる部分も切り込んでいるものであり、複数本の切れ目により切り離された片状蒲鉾の各々は、蒲鉾板の面に接着しており、片状蒲鉾が集合して蒲鉾板に付けられた状態に保持されるものである。
【０００９】
蒲鉾板に設ける溝は、例えば、幅０．５〜１．５ｍｍ、深さ０．１〜１ｍｍ、でそれらの間隔は５．０〜１５．０ｍｍである。また切れ目が入れられた薄片蒲鉾の厚さは５．０〜１５．０ｍｍである。
また、蒲鉾板に設けられる複数本の溝は、蒲鉾板の横方向に所定の間隔に設け、この板に付けられた蒲鉾の上面から溝に入り込む複数本の切れ目を入れるものである。
また、蒲鉾板に設けられる複数本の溝は、蒲鉾板に斜めに所定の間隔に設け、この板に付けられた蒲鉾の上面から溝に入り込む複数本の切れ目を蒲鉾に斜めに所定の間隔で入れるものである。
また、蒲鉾板に設けられる複数本の溝は、蒲鉾板にジクザクに所定の間隔に設け、この板に付けられた蒲鉾の上面からジクザクの溝に入り込む複数本の切れ目を蒲鉾にジクザクに所定の間隔で入れるものである。
【００１０】
また、本発明の切れ目を入れた板付き蒲鉾の製造方法において、刃の先端部が溝に入り込むように蒲鉾に切れ目を入れる工程は、複数本の溝を設けた蒲鉾板に塩ずり身を蒲鉾になるように盛り付けて成形し、坐りを行い次いで本加熱を行って蒲鉾とした後に切れ目を入れる。これは蒲鉾が綺麗に切れ、切れ目が模様のように出る。特に、本加熱を行い、放冷した後に、切れ目を入れると、綺麗な切れ目模様になる。この場合には、切れ目を入れた後に殺菌処理する。
また、複数本の溝を設けた蒲鉾板に塩ずり身を蒲鉾になるように盛り付けて成形し、坐り処理の後で、本加熱の前に切れ目を入れる。これは本加熱により蒲鉾の上部表面に切れ目が、溝のようになり切れ目が入っている蒲鉾であることが明瞭になる。また、この場合には、切れ目を入れた後の本加熱により切り込み部の加熱殺菌がされるので、新たに殺菌工程を設けなくてもよい。
【００１１】
【実施例１】
本発明の実施例１について、図１〜図７を参照して説明する。
図１は本発明の切り込みを入れた板付き蒲鉾の実施形態を示す斜視図、図２及び図３（ａ）（ｂ）は、図１の蒲鉾の剥がれる態様を示した図である。
図１に示すように、板面１２に複数本の溝１１を設けた蒲鉾板１０に蒲鉾２を成形し、蒲鉾２の上面から溝１１に入り込む切れ目３が入れられ、複数本の切れ目３により切り離された片状蒲鉾４が集合しているものである。
蒲鉾板１０の複数本の溝１１には蒲鉾２の一部２ａが入り込んでいるが、切れ目３は蒲鉾の一部２ａをも切り込んでいるものである。また、複数本の切れ目３により切り離された片状蒲鉾４の各々は、蒲鉾板１０の板面１２にその底面２ｂで接着しており、片状蒲鉾４は集合し、蒲鉾板１０に付けられた状態に保持されるものである。
蒲鉾板１０の溝１１は、例えば、幅０．５〜１．５ｍｍ、深さ０．１〜１ｍｍ、溝１１の間隔は５〜１５ｍｍであり、切れ目３が入れられた薄片蒲鉾４の厚さは５〜１５ｍｍである。なお、図には溝１１を大きく図示した。
【００１２】
片状の蒲鉾の剥がれる態様は、図２に示すように、薄片蒲鉾４を矢印Ａのように持ち上げて、片状蒲鉾４の４ａ側から４ｂ側に渡って板面１２から底面２ｂを離し、蒲鉾板１０から片状蒲鉾４を簡便に剥がすことができるものであり、また図３（ａ）の斜視図、（ｂ）の側面図に示すように、片状蒲鉾４を矢印Ｂのように倒すように引っ張って、蒲鉾板１０の板面１２から片状蒲鉾４を簡便に剥がすものである。
片状の蒲鉾４は集合して蒲鉾板１０に付けられているときには、片状の蒲鉾４の各々は、その底面２ｂが板面１２に接着して蒲鉾板１０に付けられた状態に保持されており、全体としてはしっかりと蒲鉾板１０に蒲鉾が付けられているものであるが、一枚の片状蒲鉾４の底面２ｂと板面１２が接着している面積は小さいので接着している力は小さく、一枚では片状蒲鉾４を板面１２から容易に剥がすことができるものである。
【００１３】
図１に示した板付き蒲鉾について、その製造工程を図４〜図７に示す。
図４は、板面１２に横方向に複数本の溝１１が設けられている蒲鉾板１０で、、図５（ａ）の斜視図、（ｂ）の側面図に示すように、溝１１が設けらている蒲鉾板１０に、塩ずり身を蒲鉾２になるように盛り付け成形する。この成形工程は例えば、成型機により行なうもので、蒲鉾板１０を供給する部分と、ホッパー（図示省略）に入れた塩ずり身を口金の先から押し送りだして蒲鉾板１０の溝１１を設けた板面１２に盛りつける部分とからなる成型機で行うものである。図５（ｂ）及びその拡大図に示すように、蒲鉾板１０に蒲鉾２になるように盛り付けられた塩ずり身は、溝１１にその一部２ａが多少入り込み、また蒲鉾板１０の板面１２にその底面２ｂが接着している。しかし、このことで蒲鉾２の上面への影響はない。
【００１４】
図５（ａ）（ｂ）に示すように、蒲鉾板１０に蒲鉾２になるように塩ずり身を盛りつけて、５０℃以下の低温で坐りを行い、次いで８０〜９０℃で本加熱を行い蒲鉾とし、これを放冷する。
次いで、図６の斜視図に示すように、切断具２０で切り込み、蒲鉾板１０に付けられた蒲鉾２に切れ目を入れる。切断具２０は、保持部２１に複数の刃２２を蒲鉾板１０の溝１１と同じ間隔で設けたものであり、刃２２を下降させて蒲鉾２に切れ目を入れる。
【００１５】
図７は、切断具２０の刃２２を下降させて蒲鉾２に切れ目を入れた状態の側面図と一部の拡大図である。刃２２で蒲鉾２に切れ目を入れるときは、刃２２の先端部２２ａが蒲鉾板１０の溝１１に入るまで切断具２０を下降させる。蒲鉾板１０に塩ずり身を盛りつけ成形するときに、蒲鉾板１０の溝１１にその一部２ａが入っているが、刃２２の先端部２２ａを溝１１に入るまで下降させて切り込むことにより、片状蒲鉾４は隣と切り離され、また溝１１に入り込んでいる一部２ａも切り離される。次いで、これを加熱殺菌し包装、又は包装し加熱殺菌する。
【００１６】
切断具２０の刃２２を下降させて蒲鉾２に切れ目を入れるとき、刃２２の先端部２２ａは、溝１１の底にキズを付けないようにすることが好ましい。なお、図７には、蒲鉾板１０の溝１１に入っている蒲鉾の一部２ａを完全に切断した場合を示したが、溝１１の底まで蒲鉾の一部２ａが入り込み、刃２２の先端部２２ａが溝１１の底まで達しないで、蒲鉾の一部２ａに、切り残し部分が生じることもある。しかし刃２２の先端部２２ａを溝１１に入るまで下降させて切り込むことにより、溝１１に入っている蒲鉾の一部２ａの大部分が切られているので、図２または図３に示したように片状の蒲鉾４を剥がすときに、少しの切り残し部分があっても、蒲鉾板１０から容易に剥がすことができる。
【００１７】
切断具２０で切り込み蒲鉾板１０に付けられた蒲鉾２に切れ目を入れる工程について、蒲鉾板１０に塩ずり身を盛りつけ、坐り及び本加熱を行い蒲鉾とした後に、切れ目を入れる場合を示した。こらは蒲鉾２が綺麗に切れ、切れ目が模様のようにでるものである。特に、本加熱を行い、それを放冷した後に、切れ目を入れることが、綺麗な切れ目模様にするという点では好ましい。
切れ目を入れる工程が、蒲鉾板１０に塩ずり身を盛りつけ坐り処理の後では、その後の本加熱により蒲鉾２の上部表面に切れ目が溝のようになり切れ目が入っている蒲鉾であることが明瞭になる。また、切り込み後に本加熱が行われて切り込み部の殺菌がなされるので、新たに殺菌工程を設けなくてもよい。
【００１８】
【実施例２】
本発明の実施例２について、図８（ａ）（ｂ）、図９（ｃ）（ｄ）を参照して説明する。
図８（ａ）は蒲鉾板の側面図で、蒲鉾板１０とその板面１２に横方向に複数本の溝１１が設けられている。（図には溝１１を大きく描いている）
次いで、図８（ｂ）に示すように、蒲鉾板１０の複数本の溝１１に詰め物１４を詰める。
詰め物１４としては、加熱により凝固し、再加熱で融解しないもので、例えば卵白、アルギン酸ナトリウム等を用いる。
次いで、図９（ｃ）に示すように、複数本の溝１１に詰め物１４を詰めた蒲鉾板１０に、塩ずり身を蒲鉾２になるように盛りつける。蒲鉾板１０に蒲鉾２になるように盛り付けられた塩ずり身は、溝１１では詰め物１４の上に、また蒲鉾板１０の板面１２では底面２ｂと接している。
ここで、５０℃以下の低温で坐りを行い、次いで８０〜９０℃で本加熱を行い蒲鉾とし、これを放冷する。
【００１９】
次いで、図９（ｄ）に示すように、刃２２を下降させて蒲鉾２に切れ目を入れる。なお、刃２２は図６のような切断具２０である。
刃２２の先端部２２ａは溝１１に入り詰め物１４を切るように下降させ、図９（ｄ）の拡大図に示すように蒲鉾２の底面まで切り込みを入れ、切れ目により切り離された片状蒲鉾４の各々が蒲鉾板１０に底面で接着し集合して蒲鉾板１０に付けられた状態に保持されるものである。これを加熱殺菌し包装、又は包装し加熱殺菌する。
蒲鉾２は、刃２２の先端部２２ａが溝１１まで入り詰め物１４を切り、片状蒲鉾４に完全に切断しているので、図２または図３に示したように、片状蒲鉾４を容易に蒲鉾板１０から剥がすことができる。
【００２０】
【実施例３】
本発明の実施例３について、図１０〜図１３を参照して説明する。
図１０（ａ）に示すように、蒲鉾板３０は、その板面１２に斜めに複数本の溝３１が設けられている。
図１０（ｂ）に示すように、板面１２に斜めに複数本の溝３１が設けられている蒲鉾板３０に、塩ずり身を蒲鉾２になるように盛り付ける。蒲鉾板３０に蒲鉾２になるように盛り付けられた塩ずり身は、溝３１にその一部２ａが入り込み、また蒲鉾板３０の板面１２にその底面２ｂが接着している。ここで、５０℃以下の低温で坐りを行い、次いで８０〜９０℃で本加熱を行い蒲鉾とし、これを放冷する。
【００２１】
次いで、図１１に示すように、保持部３４に複数の刃３５を蒲鉾板３０の溝３１と同じように斜めに、同じ間隔で設けた切断具３３を用い、これを下降させて蒲鉾２に切れ目を入れる。刃３５で蒲鉾２に切れ目を入れるときは、刃３５の先端部３５ａが蒲鉾板３０の斜めの溝３１に入るまで、切断具３３を下降させる。
【００２２】
図１２（ａ）の斜視図及び（ｂ）の平面図に示すように、斜めの切れ目３７が入れられた片状の蒲鉾３６は集合して、板３０に付けられている。蒲鉾板３０に塩ずり身を盛りつけ成形するときに蒲鉾板３０の溝３１にその一部２ａが入いるが、刃３５の先端部３５ａを溝３１に入いるまで下降させて切り込むことにより、集合している薄片蒲鉾３６は切れ目３７で隣と切り離され、また溝３１に入いり込んでいる一部２ａも切り離される。
【００２３】
また、蒲鉾板３０に斜めに複数本の溝３１を設け、蒲鉾２に斜めの切れ目３７を入れることにより、片状蒲鉾３６は、蒲鉾板３０の幅より大きい片状のものとすることができる。
図１３（ａ）の斜視図に示すように、蒲鉾２に斜めに切れ目３７が入れられ集合している片状蒲鉾３６を矢印Ｃの方向に倒すように引っ張ることにより、蒲鉾板３０の板面１２から、図１３（ｂ）に示すような一枚の片状蒲鉾３６に容易に剥がすことができるものである。
【００２４】
【実施例４】
本発明の実施例４について、図１４〜図１６を参照して説明する。
図１４（ａ）に示すように、蒲鉾板４０は、その板面１２にジグザグの溝４１が複数本設けられている。この板面１２にジグザグの複数本の溝４１が設けられている蒲鉾板４０に、塩ずり身を蒲鉾２になるように盛り付ける。蒲鉾板４０に蒲鉾２になるように盛り付けられた塩ずり身は、溝４１にその一部２ａが入り込み、また蒲鉾板４０の板面１２にその底面２ｂが接着している。ここで、５０℃以下の低温で坐りを行い、次いで８０〜９０℃で本加熱を行い蒲鉾とし、これを放冷する。
【００２５】
次いで、蒲鉾板４０のジグザグの溝４１と同一のジグザグになっている刃を設けた切断具を用い、下降させて蒲鉾２にジグザグの切れ目４７を入れる。
溝４１と同一のジグザグになっている刃の先端部をジグザグの溝４１に入るまで下降させて切り込むことにより、図１４（ｂ）に示すように、ジグザグの切れ目４７が入れられ、ジグザグの面を有する片状の蒲鉾４６が集合している板付きの蒲鉾が得られ、溝４１に入り込んでいる一部２ａも切れ目４７で切り離されている。
また、蒲鉾板４０にジグザグの複数本の溝４１を設け、蒲鉾２にジグザグの切れ目を入れることにより、表面積が多くなり、調味料の付きが良いものである。次いで、これを加熱殺菌し包装、又は包装し加熱殺菌する。
【００２６】
図１５は、図１４（ｂ）に示したジグザグの切れ目４７が入れられ、ジグザグの面を有する薄片蒲鉾４６が集合して板４０に付けられた蒲鉾の剥がれる様子を示したものである。ジグザグの面を有する片状蒲鉾４６を矢印Ｄのように持ち上げて、薄片蒲鉾４６の４６ａ側から板面１２と底面２ｂを離なして容易に引き剥がすことができるものである。また、図１６に示すように、薄片蒲鉾４６を矢印Ｅのように倒すように引っ張って、板４０の板面１２から薄片蒲鉾４７を容易に剥がすものである。
【００２７】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、複数本の溝を設けた蒲鉾板を用い、複数本の溝を設けた蒲鉾板に成形した蒲鉾を、その上面から溝に入り込むまで複数本の切れ目を入れて切り離し、また切り離された片状蒲鉾の各々は蒲鉾板と接着して蒲鉾板に集合して付けられた状態に保持されいるので、全体としては模様のように切れ目が入った蒲鉾であり、食する時に包丁を使わず、片状蒲鉾を一枚づつ容易に蒲鉾板から剥がすことができるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例１を示した図
【図２】本発明の実施例１を示した図
【図３】本発明の実施例１を示した図
【図４】本発明の実施例１を示した図
【図５】本発明の実施例１を示した図
【図６】本発明の実施例１を示した図
【図７】本発明の実施例１を示した図
【図８】本発明の実施例２を示した図
【図９】本発明の実施例２を示した図
【図１０】本発明の実施例３を示した図
【図１１】本発明の実施例３を示した図
【図１２】本発明の実施例３を示した図
【図１３】本発明の実施例３を示した図
【図１４】本発明の実施例４を示した図
【図１５】本発明の実施例４を示した図
【図１６】本発明の実施例４を示した図
【図１７】従来例を示した図
【符号の説明】
２蒲鉾
３切れ目
４片状蒲鉾
１０蒲鉾板
１１溝
１２蒲鉾板面
２０切断具
２２刃[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a cut-out kamaboko with cuts formed by gathering flaky kamaboko separated by a plurality of cuts, and a method of manufacturing the same.
[0002]
[Prior art]
A conventional kamaboko with a plurality of cuts in a kamaboko is known, for example, as shown in Patent Literature 1, and as shown in FIG. A cut 23 is made downward from the top to the vicinity of the Kamaboko board 10, and as shown in FIG. 17 (b), a kitchen knife 40 is inserted along the surface of the Kamaboko board 10 and eats as a thin piece of Kamaboko It is.
[Patent Document 1] Japanese Utility Model Publication No. Sho 60-11825
[Problems to be solved by the invention]
17 (a) and 17 (b) show a conventional kamaboko 2 with a cut 23 in which a kitchen knife 40 is inserted along the surface of the kamaboko board 10 and eaten into thin pieces 24 one by one. Was. This is a cut-out 23 is made downward to the vicinity of the Kamaboko board 10, but since it is not completely cut off, the thin pieces 24 are peeled off from the Kamaboko board one by one without using a kitchen knife. Could not.
Also, as shown in FIGS. 17A and 17B, even when cutting the kamaboko 2 with the kitchen knife 40, depending on the position where the kitchen knife 40 is to be inserted, the slices 24 of the kamaboko are not separated one by one but are connected to each other. In some cases, if the kitchen knife 40 is inserted slightly above the surface of the Kamaboko board 10 so that the slices 24 are not connected, the portion 25 closely attached to the Kamaboko board 10 remains. .
[0004]
We examined that the kamaboko 2 was completely cut at the notch 23 where the kamaboko 2 was to be cut. However, when the kamaboko 2 was cut until the kamaboko 2 was completely cut, the kamaboko board 10 would be scratched with the tip of the notch blade. At that time, chips are attached to the kamaboko, which may cause foreign matter to be mixed. Also, if the blade for inserting the cut 23 in the kamaboko 2 hits the kamaboko board 10, the blade will be cut poorly and a beautiful cut of the kamaboko will not be obtained. There is a problem that productivity must be lowered.
The present invention does not use a kitchen knife at the time of eating, it is possible to peel a thin piece of kamaboko from a kamaboko board one by one, a kamaboko with a plate in which flaky kamaboko separated by a plurality of cuts are assembled, and a method for producing the same Is provided.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, in a kamaboko with a cut plate, a plurality of grooves are provided in the kamaboko plate, and in the kamaboko attached to the plate, a plurality of cuts entering the groove from the upper surface thereof are formed, and the plurality of grooves are provided. This is a cut-out kamaboko with cuts, wherein flake-shaped kamaboko separated by cuts are gathered.
In addition, the present invention, in a plate with cuts, a plurality of grooves are provided in the kamaboko plate, filling is performed in the plurality of grooves, and in a kamaboko attached to a plate filled with the grooves, A cut-and-cut kamaboko with cuts, wherein a plurality of cuts that enter the filling of the groove from the upper surface are formed, and the piece-shaped kamaboko separated by the plurality of cuts are gathered.
[0006]
Further, the present invention has a step of making a cut from the upper surface so that the tip of the blade enters the groove in the kamaboko of the kamaboko plate provided with a plurality of grooves, and a flaky kamaboko separated by a plurality of cuts Is a method for producing a kamaboko with a plate having a cut.
Further, in the method for producing a cut-out plate with a cut of the present invention, the step of cutting from the upper surface so that the tip of the blade enters the groove is performed after the main heating, and the sterilization is performed after the cut is made. It is characterized by processing.
Furthermore, the method for manufacturing a cut-out boarded kamaboko of the present invention is characterized in that the step of making a cut from the upper surface so that the tip of the blade enters the groove is before sitting and before main heating. Is what you do.
[0007]
[Action]
The cut-out kamaboko with a cut of the present invention is separated by a plurality of cuts entering the groove from the upper surface into the kamaboko attached to the kamaboko plate provided with the plurality of grooves, and the cut piece-shaped kamaboko Each one is glued to the Kamaboko board and held in a state attached to the Kamaboko board, and as a whole it is a Kamaboko with cuts like a pattern, it does not use a kitchen knife when eating, In some cases, one of the pieces can be easily peeled off from the board by lifting one of the pieces.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The kamaboko with a plate with a cut of the present invention, on a kamaboko board provided with a plurality of grooves on the board surface, is formed by placing salted meat in a kamaboko form, and from the top of the kamaboko attached to this board A plurality of cuts are cut into the grooves of the Kamaboko board, and flakes separated by the cuts are assembled. The salted meat on the kamaboko board is partially cut into the groove of the kamaboko board, but the cuts are also cut off at the part where the part is in the groove of the kamaboko board. Each of the flake-shaped pieces separated from each other is adhered to the surface of the flake-shaped board, and the flake-shaped pieces are held together so as to be attached to the piece.
[0009]
The grooves provided in the Kamaboko board are, for example, 0.5 to 1.5 mm in width and 0.1 to 1 mm in depth, and the interval between them is 5.0 to 15.0 mm. Further, the thickness of the cut piece-shaped kamaboko is 5.0 to 15.0 mm.
The plurality of grooves provided on the kamaboko board are provided at predetermined intervals in the lateral direction of the kamaboko board, and are provided with a plurality of cuts that enter the grooves from the upper surface of the kamaboko board attached to the board.
Also, the plurality of grooves provided on the kamaboko board are provided at predetermined intervals diagonally on the kamaboko board, and a plurality of cuts entering the grooves from the upper surface of the kamaboko attached to this board are provided at predetermined intervals diagonally on the kamaboko board. It is something to put.
In addition, a plurality of grooves provided in the kamaboko board are provided at predetermined intervals in a zigzag pattern on the kamaboko board, and a plurality of cuts that enter the zigzag grooves from the upper surface of the kamaboko attached to this board are predetermined in a zigzag form. It is put at intervals.
[0010]
Further, in the method for producing a cut-and-cut plate of the present invention, the step of cutting the cut-out so that the tip of the blade enters the groove is performed by adding salted meat to the cut-out plate provided with a plurality of grooves. After shaping, the main heating is performed to make a kamaboko, and then a cut is made. In this, the kamaboko is cut cleanly, and the cuts appear like patterns. In particular, when a cut is made after the main heating and cooling, a beautiful cut pattern is formed. In this case, sterilization is performed after the cut.
In addition, salted meat is formed on a kamaboko plate provided with a plurality of grooves so as to form a kamaboko, and a cut is made after the sitting treatment and before the main heating. This makes it clear that the upper surface of the kamaboko is a kamaboko with a cut like a groove formed by the main heating. In this case, since the cut portion is heat-sterilized by the main heating after the cut, a new sterilization step does not need to be provided.
[0011]
Embodiment 1
First Embodiment A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a cut-out kamaboko of the present invention, and FIGS. 2 and 3 (a) and 3 (b) are views showing a manner in which the kamaboko of FIG. 1 is peeled off.
As shown in FIG. 1, a kamaboko 2 is formed on a kamaboko board 10 in which a plurality of grooves 11 are provided on a plate surface 12, and a cut 3 that enters the groove 11 from the upper surface of the kamaboko 2 is formed. This is a collection of separated piece-shaped kamaboko 4.
A part 2a of the kamaboko 2 enters the plurality of grooves 11 of the kamaboko board 10, but a cut 3 also cuts a part 2a of the kamaboko. In addition, each of the flake-shaped pieces 4 separated by the plurality of cuts 3 is adhered to the plate surface 12 of the flake-shaped board 10 at its bottom surface 2b, and the flake-shaped pieces 4 are assembled and attached to the piece 10 It is kept in the state where it was set.
The groove 11 of the kamaboko board 10 has, for example, a width of 0.5 to 1.5 mm, a depth of 0.1 to 1 mm, and an interval between the grooves 11 of 5 to 15 mm. Is 5 to 15 mm. In the drawing, the groove 11 is illustrated in a large scale.
[0012]
As shown in FIG. 2, the manner in which the flaky Kamaboko peels off is as shown in FIG. The scallops 4 can be easily peeled off from the scallops 10 and, as shown in the perspective view of FIG. 3A and the side view of FIG. The flaky kamaboko 4 is simply peeled off from the plate surface 12 of the kamaboko board 10 by pulling it down.
When the flakes 4 are assembled and attached to the mash board 10, each of the flakes 4 is held in a state where the bottom surface 2b is adhered to the board surface 12 and attached to the mash board 10. Although the whole is firmly attached to the kamaboko board 10 as a whole, the bottom 2b of one piece of the shingle 4 and the plate surface 12 are bonded together because the area is small. The force is small, and the flake-shaped kamaboko 4 can be easily peeled off from the plate surface 12 by itself.
[0013]
4 to 7 show the manufacturing process of the kamaboko with a plate shown in FIG.
FIG. 4 shows a kamaboko board 10 in which a plurality of grooves 11 are provided on a plate surface 12 in a lateral direction. As shown in a perspective view of FIG. 5A and a side view of FIG. The salted meat is formed on the provided kamaboko plate 10 so as to form the kamaboko 2 and molded. This molding step is performed by, for example, a molding machine, and a portion for supplying the kamaboko plate 10 and a groove 11 of the kamaboko plate 10 are provided by pushing out salted meat put in a hopper (not shown) from the tip of a die. This is performed by a molding machine including a portion to be provided on the plate surface 12. As shown in FIG. 5 (b) and its enlarged view, the salted surimi placed on the kamaboko board 10 so as to form the kamaboko 2 has a part 2 a partially entering the groove 11, and the plate surface of the kamaboko board 10. 12 has its bottom surface 2b adhered thereto. However, this does not affect the upper surface of the Kamaboko 2.
[0014]
As shown in FIGS. 5 (a) and 5 (b), salted meat is placed on the kamaboko board 10 so as to form a kamaboko 2, and the person sits at a low temperature of 50 ° C. or lower, and then performs main heating at 80 to 90 ° C. Make a kamaboko and let it cool.
Next, as shown in the perspective view of FIG. 6, a cut is made with the cutting tool 20, and a cut is made in the kamaboko 2 attached to the kamaboko board 10. The cutting tool 20 has a plurality of blades 22 provided at the same interval as the grooves 11 of the kamaboko board 10 in the holding portion 21, and the blades 22 are lowered to cut the kamaboko 2.
[0015]
FIG. 7 is a side view and a partially enlarged view of a state in which the blade 22 of the cutting tool 20 is lowered to cut the kamaboko 2. When cutting the kamaboko 2 with the blade 22, the cutting tool 20 is lowered until the tip 22 a of the blade 22 enters the groove 11 of the kamaboko board 10. When the salted meat is put on the kamaboko board 10 and formed, the groove 2 of the kamaboko board 10 has a part 2a therein, but the tip 22a of the blade 22 is lowered and cut into the groove 11 to cut it. The flaky kamaboko 4 is cut off from its neighbor, and the part 2a that has entered the groove 11 is also cut off. Then, it is heat sterilized and packaged, or packaged and heat sterilized.
[0016]
When cutting the kamaboko 2 by lowering the blade 22 of the cutting tool 20, it is preferable that the tip end portion 22 a of the blade 22 does not scratch the bottom of the groove 11. FIG. 7 shows a case where a part 2a of the kamaboko in the groove 11 of the kamaboko board 10 is completely cut, but the part 2a of the kamaboko enters the bottom of the groove 11 and the tip of the blade 22 The portion 22a may not reach the bottom of the groove 11 and an uncut portion may be formed in a part 2a of the kamaboko. However, the tip 22a of the blade 22 is lowered and cut until it enters the groove 11, so that most of the part 2a of the kamaboko in the groove 11 is cut off, as shown in FIG. 2 or FIG. When the piece-shaped Kamaboko 4 is peeled off, even if there is a small uncut portion, it can be easily peeled off from the Kamaboko board 10.
[0017]
Regarding the step of making a cut in the kamaboko 2 attached to the incision kamaboko board 10 with the cutting tool 20, a case is shown in which salted meat is put on the kamaboko board 10, sitting and main heating are performed to make the kamaboko, and then the cut is made. In these, the kamaboko 2 is cut cleanly, and the cuts appear like patterns. In particular, it is preferable to make a cut after performing the main heating and allowing it to cool, in order to form a beautiful cut pattern.
It is clear that the step of making a cut is a kamaboko with a cut like a groove on the upper surface of the kamaboko 2 after the main heating after the salting is put on the kamaboko board 10 and the sitting processing is completed. become. Further, since the main heating is performed after the cut and the cut portion is sterilized, it is not necessary to newly provide a sterilization step.
[0018]
Embodiment 2
Second Embodiment A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 8 (a) and 8 (b) and FIGS. 9 (c) and 9 (d).
FIG. 8A is a side view of the kamaboko board, in which a plurality of grooves 11 are provided in the kamaboko board 10 and its board surface 12 in the lateral direction. (The groove 11 is drawn large in the figure)
Next, as shown in FIG. 8B, the padding 14 is packed in the plurality of grooves 11 of the kamaboko board 10.
The filling material 14 is solidified by heating and does not melt by reheating. For example, egg white, sodium alginate, or the like is used.
Next, as shown in FIG. 9C, salted meat is put on the kamaboko board 10 in which the plurality of grooves 11 are filled with the stuffing 14 so as to form the kamaboko 2. The salted meat that is put on the kamaboko board 10 so as to form the kamaboko 2 is in contact with the padding 14 in the groove 11 and in contact with the bottom surface 2 b in the board surface 12 of the kamaboko board 10.
Here, the person sits at a low temperature of 50 ° C. or lower, and then performs main heating at 80 to 90 ° C. to form a kamaboko, which is allowed to cool.
[0019]
Next, as shown in FIG. 9D, the blade 22 is lowered to make a cut in the kamaboko 2. The blade 22 is a cutting tool 20 as shown in FIG.
The tip portion 22a of the blade 22 is lowered into the groove 11 so as to cut the stuffing material 14 and cut into the bottom of the kamaboko 2 as shown in the enlarged view of FIG. Are adhered to the Kamaboko board 10 at the bottom surface and assembled to be held in a state attached to the Kamaboko board 10. This is heat-sterilized and packaged, or packaged and heat-sterilized.
Since the tip 22a of the blade 22 enters the groove 11 and cuts the filling 14 and cuts the filling 14 completely, the kamaboko 2 can be easily cut as shown in FIG. 2 or FIG. Can be peeled off from the kamaboko board 10.
[0020]
Embodiment 3
Third Embodiment A third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 10A, the kamaboko board 30 has a plurality of grooves 31 provided diagonally on the board surface 12.
As shown in FIG. 10 (b), salted meat is put on a kamaboko plate 30 in which a plurality of grooves 31 are provided diagonally on the plate surface 12 so as to form the kamaboko 2. A portion 2a of the salted meat that is placed on the kamaboko board 30 so as to form the kamaboko 2 has a part 2a penetrating into the groove 31 and the bottom surface 2b is adhered to the plate surface 12 of the kamaboko board 30. Here, the person sits at a low temperature of 50 ° C. or lower, and then performs main heating at 80 to 90 ° C. to form a kamaboko, which is allowed to cool.
[0021]
Next, as shown in FIG. 11, using a cutting tool 33 in which a plurality of blades 35 are diagonally provided in the holding portion 34 at the same interval as the groove 31 of the kamaboko 30, Make a cut. When making a cut in the kamaboko 2 with the blade 35, the cutting tool 33 is lowered until the tip 35 a of the blade 35 enters the oblique groove 31 of the kamaboko board 30.
[0022]
As shown in the perspective view of FIG. 12 (a) and the plan view of FIG. 12 (b), the piece-shaped kamaboko 36 having oblique cuts 37 are assembled and attached to the plate 30. When the salted meat is put on the kamaboko board 30 and formed, the groove 2 of the kamaboko board 30 has a part 2a in the groove 31. However, the tip 35a of the blade 35 is lowered and cut into the groove 31 to assemble. The thin flake 36 is cut off from its neighbor by a cut 37, and the part 2a that has entered the groove 31 is also cut off.
[0023]
Further, by providing a plurality of grooves 31 diagonally in the kamaboko board 30 and making diagonal cuts 37 in the kamaboko 2, the flaky kabama 36 can be made into a flake shape larger than the width of the kamaboko board 30. .
As shown in the perspective view of FIG. 13A, the plate-like surface of the kamaboko board 30 is pulled by pulling the piece-like kamaboko 36 having the cuts 37 formed diagonally in the kamaboko 2 and falling in the direction of arrow C. 12 can be easily peeled off into a single piece of shingle 36 as shown in FIG. 13 (b).
[0024]
Embodiment 4
Fourth Embodiment A fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 14A, the kamaboko board 40 is provided with a plurality of zigzag grooves 41 on the board surface 12 thereof. The salted meat is placed on the plate surface 12 in which a plurality of zigzag grooves 41 are provided on the plate surface 12 so as to form the rice cake 2. A portion 2a of the salted meat put on the kamaboko board 40 so as to form the kamaboko 2 is inserted into the groove 41, and the bottom surface 2b is adhered to the plate surface 12 of the kamaboko board 40. Here, the person sits at a low temperature of 50 ° C. or lower, and then performs main heating at 80 to 90 ° C. to form a kamaboko, which is allowed to cool.
[0025]
Next, using a cutting tool provided with the same zigzag blade 41 as the zigzag groove 41 of the kamaboko board 40, the zigzag cut 47 is made in the kamaboko 2 by lowering.
The zigzag cut 47 is formed as shown in FIG. 14B by cutting the tip of the blade, which is in the same zigzag as the groove 41, by lowering the tip until it enters the zigzag groove 41, thereby cutting the zigzag. A plate-shaped kamaboko having a set of flake-like kamaboko 46 having the shape is obtained, and a part 2 a entering the groove 41 is also separated by a cut 47.
Further, by providing a plurality of zigzag grooves 41 in the kamaboko plate 40 and making zigzag cuts in the kamaboko 2, the surface area is increased and the seasoning is attached well. Then, it is heat sterilized and packaged, or packaged and heat sterilized.
[0026]
FIG. 15 shows a state in which the zigzag cuts 47 shown in FIG. 14B are formed, the thin kamaboko 46 having a zigzag surface are gathered, and the kamaboko attached to the plate 40 is peeled off. The zigzag scallops 46 having a zigzag surface are lifted up as shown by the arrow D, so that the plate surface 12 and the bottom surface 2b can be easily peeled off by separating the plate surface 12 and the bottom surface 2b from the 46a side of the thin scallops 46. In addition, as shown in FIG. 16, the lamella 46 is pulled down as shown by an arrow E, and the lamella 47 is easily peeled off from the plate surface 12 of the plate 40.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, using a kamaboko plate provided with a plurality of grooves, a kamaboko molded into a kamaboko plate provided with a plurality of grooves, a plurality of cuts until the groove enters the groove from the upper surface. Each piece of flakes is cut and put together, and each of the flakes is glued to the shingle board and held in a state of being assembled on the shingle board, so that it is a kamaboko with cuts like a pattern as a whole In addition, it is possible to easily remove the piece-shaped Kamaboko one by one from the Kamaboko board without using a kitchen knife when eating.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram showing a first embodiment of the present invention. FIG. 3 is a diagram showing a first embodiment of the present invention. FIG. 5 is a diagram showing Example 1 of the present invention. FIG. 6 is a diagram showing Embodiment 1 of the present invention. FIG. 7 is a diagram showing Embodiment 1 of the present invention. 8 shows a second embodiment of the present invention. FIG. 9 shows a second embodiment of the present invention. FIG. 10 shows a third embodiment of the present invention. FIG. 11 shows a third embodiment of the present invention. FIG. 12 shows a third embodiment of the present invention. FIG. 13 shows a third embodiment of the present invention. FIG. 14 shows a fourth embodiment of the present invention. FIG. 16 shows a fourth embodiment of the present invention. FIG. 16 shows a fourth embodiment of the present invention. FIG. 17 shows a conventional example.
2 Kamaboko 3 Break 4 Sliced kamaboko 10 Kamaboko board 11 Groove 12 Kamaboko board surface 20 Cutting tool 22 Blade

Claims

切れ目を入れた板付き蒲鉾において、蒲鉾板に複数本の溝を設け、前記板に付けられた蒲鉾に、その上面から溝に入り込む複数本の切れ目が入れられ、前記複数本の切れ目により切り離された片状蒲鉾が集合していることを特徴とする切れ目を入れた板付き蒲鉾。In a kamaboko with a cut plate, a plurality of grooves are provided in the kamaboko plate, and a plurality of cuts that enter the groove from the upper surface of the kamaboko attached to the plate are cut and separated by the plurality of cuts. Kamaboko with plates with cuts, characterized by a collection of flaky kamaboko.

切れ目を入れた板付き蒲鉾において、蒲鉾板に複数本の溝を設け、前記複数本の溝に詰め物をし、前記溝に詰め物をした板に付けられた蒲鉾に、その上面から溝の詰め物に入り込む複数本の切れ目が入れられ、前記複数本の切れ目により切り離された片状蒲鉾が集合していることを特徴とする切れ目を入れた板付き蒲鉾。In a kamaboko with cuts, a plurality of grooves are provided on the kamaboko board, the plurality of grooves are filled, and the kamaboko attached to the board filled with the grooves is filled with grooves from the upper surface. A kamaboko with a plate having cuts, wherein a plurality of cuts to enter are formed, and flakes separated by the plurality of cuts are assembled.

複数本の溝を設けた蒲鉾板の蒲鉾に刃の先端部が溝に入り込むようにその上面から切り込みを入れる工程を有し、複数本の切れ目により切り離された片状蒲鉾が集合しているものとすることを特徴とする請求項１または２に記載の切れ目を入れた板付き蒲鉾の製造方法。A process in which a notch is cut from the upper surface so that the tip of the blade enters the groove in a kamaboko plate provided with a plurality of grooves, and flakes separated by a plurality of cuts are assembled The method for producing a cut kamaboko with a cut according to claim 1 or 2, characterized in that:

刃の先端部が溝に入り込むようにその上面から切り込みを入れる工程が、本加熱を行った後で、切り込みを入れた後に殺菌処理することを特徴とする請求項３に記載の切れ目を入れた板付き蒲鉾の製造方法。The step of making a cut from the upper surface of the blade so that the tip of the blade enters the groove is performed after the main heating, and then a sterilization treatment is performed after the cut is made. Manufacturing method of Kamaboko with plate.

刃の先端部が溝に入り込むようにその上面から切り込みを入れる工程が、坐りの後で本加熱の前であることを特徴とする請求項３に記載の切れ目を入れた板付き蒲鉾の製造方法。4. The method for producing a cut-out plate-shaped kamaboko according to claim 3, wherein the step of making a cut from the upper surface so that the tip of the blade enters the groove is after sitting and before main heating. .