JP2004318500A - メモリ回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリ回路において、SRAMをDRAMに容易に置き換えることができるようにする。
【解決手段】リフレッシュサイクル、プリチャージサイクル、RASレイテンシ、CASレイテンシ、またはRAS to CASディレイが生じた場合、リフレッシュ/クロック制御回路2が、遅延に応じた時間、レジスタ21〜31に供給する内部クロックS10を停止する。レジスタ21〜31が停止している期間に、外部I/Fからメモリ回路100にデータが供給されないように、または、メモリ回路100から外部I/Fにデータ出力されないように、ハンドシェイク制御回路1が、ハンドシェイク信号により外部I/Fとやり取りを行う。
【選択図】 図1
【解決手段】リフレッシュサイクル、プリチャージサイクル、RASレイテンシ、CASレイテンシ、またはRAS to CASディレイが生じた場合、リフレッシュ/クロック制御回路2が、遅延に応じた時間、レジスタ21〜31に供給する内部クロックS10を停止する。レジスタ21〜31が停止している期間に、外部I/Fからメモリ回路100にデータが供給されないように、または、メモリ回路100から外部I/Fにデータ出力されないように、ハンドシェイク制御回路1が、ハンドシェイク信号により外部I/Fとやり取りを行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、メモリ回路に関し、特に、DRAMを有するメモリ回路に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、高速メモリアクセスを目的としたメモリ回路においては、SRAM(Static Random Access Memory)をメモリとして搭載することが一般的である。これは、SRAMはDRAM(Dynamic Random Access Memory)に比べ、高速メモリアクセスが可能であり、所望の回路スピードを得られるためである。
【0003】
図5に、SRAMを搭載したメモリ回路の構成を示す。図5に示すように、このメモリ回路は、ハンドシェイク制御回路101、SRAM102、コンビネーションロジック(組み合わせ論理)111〜119、レジスタ121〜131、入力端子141〜152、および出力端子161〜164を備える。
【0004】
コンビネーションロジック111、112および113は、入力端子141〜145から供給されるデータに対して、所定の論理処理を行い、レジスタ121、122および123に供給する。レジスタ121は、コンビネーションロジック111から供給されるデータを一時格納し、コンビネーションロジック116および118に供給する。レジスタ122および123は、コンビネーションロジック112および113から供給されデータを一時格納し、コンビネーションロジック116および117に供給する。
【0005】
コンビネーションロジック116および117は、レジスタ121、122および123から供給されるデータに対して、所定の論理処理を行い、レジスタ126および127に供給する。レジスタ126および127は、コンビネーションロジック116および117から供給されるデータを一時格納し、コンビネーションロジック118に供給する。コンビネーションロジック118は、レジスタ121、126および127から供給されるデータに対して所定の論理処理を行い、レジスタ130に供給する。レジスタ130は、コンビネーションロジック118から供給されるデータを一時格納し、出力端子162に供給する。
【0006】
コンビネーションロジック114は、入力端子146および147から供給されるデータに対して所定の論理処理を行い、レジスタ124に供給する。レジスタ124は、コンビネーションロジック114から供給されるデータを一時格納し、SRAM102に供給する。
【0007】
コンビネーションロジック115は、入力端子148および149から供給されるアドレスに対して所定の論理処理を行い、レジスタ125に供給する。レジスタ125は、コンビネーションロジック115から供給されるアドレスを一時格納し、SRAM102に供給する。
【0008】
レジスタ128および129は、SRAM102から供給されるデータを一時格納し、コンビネーションロジック119に供給する。コンビネーションロジック119は、レジスタ128および129から供給されるデータに対して、所定の論理処理を行い、レジスタ131に供給する。レジスタ131は、コンビネーションロジック119から供給されたデータを一時格納し、出力端子163に供給する。
【0009】
ハンドシェイク制御回路101は、ハンドシェイク信号により外部インタフェース(以下、I/F)とのやり取りを行う。ここで、ハンドシェイク信号は、READ READY信号S101、READ VALID信号S102、WRITE READY信号S103およびWRITE VALID信号S104である。
【0010】
READ READY信号S101は、メモリ回路から外部I/Fに対してデータの供給を要求するための信号である。また、READ VALID信号S102は、外部I/Fからメモリ回路に供給されるデータが有効なデータであるか否かを示す信号である。また、WRITE READY信号S103は、外部I/Fからメモリ回路に対してデータの読み出しを要求する信号である。また、WRITE VALID信号S104は、メモリ回路から外部I/Fに供給されるデータが有効であるか否かを示す信号である。
【0011】
SRAM102は、データ書き込み時には、レジスタ125から供給される行アドレスおよび列アドレスに基づき、レジスタ124から供給されるデータを適宜記憶する。また、データ読み出し時には、レジスタ125から供給される行アドレスおよび列アドレスに基づき、適宜データを読み出し、レジスタ128および129に供給する。
【0012】
図6に、SRAMを搭載したメモリ回路の動作を説明するためのタイミングチャートを示す。以下、図6を参照しながら、SRAMを搭載したメモリ回路のリード/ライト時の動作について説明する。
【0013】
ライト時の動作
クロックnにおいて、ハンドシェイク制御回路101が、出力端子161を介して外部I/Fに供給するREAD READY信号S101をアクティブにする。これにより、次のクロックn+1において、入力端子141〜147を介して外部I/Fからメモリ回路にREAD DATAが供給される。また、これに伴って、入力端子151を介して外部I/Fからハンドシェイク制御回路101に供給されるREAD VALID信号S102が有効になる。
【0014】
リード時の動作
クロックn+2において、入力端子152を介して外部I/Fからハンドシェイク制御回路101に供給されるWRITE READY信号S103がアクティブになったのに応じて、出力端子162および163を介してメモリ回路から外部I/FにWRITE DATAが供給される。また、これに伴って、ハンドシェイク制御回路101が、出力端子164を介して外部I/Fに供給するWRITE VALID信号S104をアクティブにする。
【0015】
したがって、SRAM102を搭載したメモリ回路では、DRAMにおけるようなリフレッシュサイクルがなく、READY信号やVALID信号などのハンドシェイク信号により外部I/Fとのやりとりが行われるため、メモリ回路をシンプルにすることができる、という利点を有する。その一方で、このメモリ回路では、SRAM102が1ビットの記録に6個のトランジスタを必要とするために、メモリ回路の面積が大きくなり、且つ、メモリ回路の価格上昇を招いてしまう、という問題を有している。
【0016】
ところで、近年では、DRAMのプロセスなどの進歩により、DRAMにおいても、SRAMにおけるように高速アクセスが可能となっている。また、メモリ回路を小型化し、且つ、安価にする要求も高まっている。
【0017】
そこで、上述したSRAMを搭載したメモリ回路の問題点を解決するために、SRAMに換えてDRAMをメモリ回路に搭載することが提案されている。DRAMでは、1ビットの情報を記憶するメモリセルが、コンデンサとトランジスタ1つずつで構成されているため、同程度の製造技術を用いて、DRAMはSRAMの約4倍の記録密度を実現できる、すなわち、メモリ回路の面積を縮小し、且つ、単位容量あたりのコストもSRAMに比して安価にできる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、SRAMに換えてDRAMをメモリ回路に搭載した場合、SRAMにはない遅延が問題となる。この遅延として、(1)リフレッシュサイクル、(2)RAS、CASレイテンシ、(3)RAS to CASディレイ、(4)プリチャージ、を挙げることができる。
【0019】
(1)リフレッシュサイクル
DRAMでは、コンデンサに電荷を蓄積するか否かにより、「1」および「0」のデータが書き込まれる。このDRAM内部のコンデンサは、放置しておくと自然に放電してデータを失ってしまうという特性がある。そのため、完全に放電してしまう前にコンデンサを再充電する動作、所謂リフレッシュ動作を行う必要がある。DRAMには、必ず一定期間内にリフレッシュサイクルを必要なだけ与えなければならない。
【0020】
(2)RAS、CASレイテンシ
DRAMの制御信号として、RAS(row address strobe)信号とCAS(column address strobe)信号とがある。CAS信号は、DRAMに対して列アドレス(Column Address)を与えるタイミングを伝えるための信号である。一方、RAS信号は、行アドレス(Row Address)のタイミングを伝えるための信号である。
【0021】
一般的に、DRAMの記憶セルアレイは、その中の一意のセルを選択するのに、行アドレスと列アドレスという2種類のアドレスを必要とする構造になっている。従来、DRAMでは、この2種類のアドレスを、同一の信号ピン上で、時分割により与えるようになっている。このような構成にすることにより、パッケージのピン数を減らすことも可能となっている。そして、メモリコントローラは、アドレス信号ピンに行アドレスが与えられている時にはRAS信号をアクティブにし、一方、列アドレスが与えられている時にはCAS信号をアクティブにする、という具合にDRAMをコントロールする。
【0022】
図7に示すように、CASレイテンシ(Column Address Strobe Latency)は、CPU(Central Processing Unit)がデータの列アドレス指定を行ってからメモリが応答するまでの遅延をいう。一方、RASレイテンシ(Row Address Strobe Latency)は、CPUがデータの行アドレス指定を行ってからメモリが応答するまでの遅延をいう。
【0023】
(3)RAS to CASディレイ
図7に示すように、RAS(Row address strobe)信号が送信されたクロックからCAS信号が送信されたクロックまでのクロック差をRAS to CASディレイと称する。
【0024】
(4)プリチャージ
データを読み出すときに、コンデンサ内の電荷が失われる(破壊読み出しされる)ので、1回データを読み出した後にプリチャージ動作が必要となる。プリチャージ中やリフレッシュ動作中は、データの読み書きは行えない。
【0025】
したがって、SRAMをDRAMに置き換えた場合、リフレッシュサイクルなどの遅延が生じている間に処理できないデータを保持するためのFIFO(first in first out)などのバッファやパイプラインのイネーブル制御回路などが必要となり、大規模なシステムの変更を余儀なくされる。また、その変更による弊害がないことを確認するためのテストも、タイミングが変わるために全パターンテストを行う必要もある。
【0026】
すなわち、従来のメモリ回路に搭載されたメモリを、SRAMからDRAMに置き換えることは、メモリ回路を新規に作製するのと変わらないような作業が必要となってしまう。
【0027】
したがって、この発明の目的は、メモリ回路において、SRAMをDRAMに大幅なシステム変更なく置き換えることにより実現することができるメモリ回路を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明は、データを記憶するメモリと、
メモリに供給されるデータ、および/またはメモリから出力されるデータを少なくとも処理するデータ処理手段と、
メモリの動作に遅延が生じた場合、遅延に応じた時間、データ処理手段に供給されるクロックを停止するクロック制御手段と
を備えることを特徴とするメモリ回路である。
【0029】
この発明によれば、メモリの動作に遅延が生じた場合、この遅延に応じた時間、データ処理手段に提供するクロックが停止されるため、遅延に応じた時間、データ処理手段を停止することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に、この発明の一実施形態によるメモリ回路100の構成の一例を示す。図1に示すように、このメモリ回路100は、ハンドシェイク制御回路1と、リフレッシュ/クロック制御回路2と、メモリであるDRAM3と、コンビネーションロジック11〜19およびレジスタ21〜31からなるデータ処理手段と、入力端子41〜53と、出力端子61〜64とを備える。
【0031】
コンビネーションロジック11、12および13は、入力端子41〜45から供給されるデータに対して、所定の論理処理を行い、レジスタ21、22および23に供給する。レジスタ21は、コンビネーションロジック11から供給されるデータを一時格納し、コンビネーションロジック16および18に供給する。レジスタ22および23は、コンビネーションロジック12および13から供給されデータを一時格納し、コンビネーションロジック16および17に供給する。
【0032】
コンビネーションロジック16および17は、レジスタ21、22および23から供給されるデータに対して、所定の論理処理を行い、レジスタ26および27に供給する。レジスタ26および27は、コンビネーションロジック16および17から供給されるデータを一時格納し、コンビネーションロジック18に供給する。コンビネーションロジック18は、レジスタ21、26および27から供給されるデータに対して所定の論理処理を行い、レジスタ30に供給する。レジスタ30は、コンビネーションロジック18から供給されるデータを一時格納し、出力端子62に供給する。
【0033】
コンビネーションロジック14は、入力端子46および47から供給されるデータに対して所定の論理処理を行い、レジスタ24に供給する。レジスタ24は、コンビネーションロジック14から供給されるデータを一時格納し、DRAM3に供給する。
【0034】
コンビネーションロジック15は、入力端子48および49から供給されるアドレスに対して所定の論理処理を行い、レジスタ25に供給する。レジスタ25は、コンビネーションロジック15から供給されるアドレスを一時格納し、DRAM3に供給する。
【0035】
レジスタ28および29は、DRAM3から供給されるデータを一時格納し、コンビネーションロジック19に供給する。コンビネーションロジック19は、レジスタ31から供給されるデータに対して、所定の論理処理を行い、レジスタ31に供給する。レジスタ31は、コンビネーションロジック19から供給されたデータを一時格納し、出力端子63に供給する。
【0036】
ハンドシェイク制御回路1は、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるハンドシェイク制御信号S7に基づき、ハンドシェイク信号により外部I/Fとのやり取りを行う。ここで、ハンドシェイク信号は、READ READY信号S3、READ VALID信号S4、WRITE READY信号S5およびWRITE VALID信号S6である。
【0037】
READ READY信号S3は、メモリ回路100から外部I/Fに対してデータの供給を要求するための信号である。また、READ VALID信号S4は、外部I/Fからメモリ回路100に供給されるデータが有効なデータであるか否かを示す信号である。また、WRITE READY信号S5は、外部I/Fからメモリ回路100に対してデータの読み出しを要求する信号である。また、WRITE VALID信号S6は、メモリ回路100から外部I/Fに供給されるデータが有効であるか否かを示す信号である。
【0038】
例えば、メモリ回路100から外部I/Fに対してデータの供給を要求する場合には、ハンドシェイク制御回路1は、出力端子61を介して外部I/Fに供給するREAD READY信号S3をアクティブにする。これにより、外部I/Fからメモリ回路100に入力端子41〜47を介してREAD DATAが供給される。この際、外部I/Fからハンドシェイク制御回路1に入力端子52を介して供給されるREAD VALID信号S4は、入力端子41〜47を介して外部I/Fからメモリ回路100に供給されるREAD DATAが有効であることを示すアクティブになる。
【0039】
また、メモリ回路100から外部I/Fに対してデータの供給を停止するように要求する場合には、ハンドシェイク制御回路1は、出力端子61を介して外部I/Fに供給するREAD READY信号S3を非アクティブにする。これにより、入力端子41〜47を介して、外部I/Fからメモリ回路100に供給されるREAD DATAが停止される。この際、外部I/Fからハンドシェイク制御回路1に入力端子52を介して供給されるREAD VALID信号S4は、入力端子41〜47を介して外部I/Fからメモリ回路100に供給されるREAD DATAが無効であることを示す非アクティブになる。
【0040】
リフレッシュ/クロック制御回路2は、入力端子51を介して外部I/Fからリフレッシュ/クロック制御回路2に供給される制御信号S2に応じて、DRAM3に対してタイミング信号S9を供給する。ここで、タイミング信号S9は、例えばリフレッシュパルス、RAS信号またはCAS信号などである。
【0041】
例えば、リフレッシュ/クロック制御回路2は、入力端子51を介して外部I/Fから供給される制御信号S2に応じて、DRAMリテンションを満たすために必要な回数分リフレッシュパルスを生成し、DRAM3に供給する。また、リフレッシュ/クロック制御回路2は、入力端子51を介して外部I/Fから供給される制御信号S2に基づき、RAS信号およびCAS信号などを生成し、DRAM3に供給する。
【0042】
また、リフレッシュ/クロック制御回路2は、入力端子50を介して外部I/Fから供給されるクロックS1をレジスタ21〜31およびDRAM3に分配する。以下、リフレッシュ/クロック制御回路2からレジスタ21〜31に供給されるクロックを内部クロックS10と称し、リフレッシュ/クロック制御回路2からDRAM3に供給されるクロックをDRAMクロックS8と称する。
【0043】
また、リフレッシュ/クロック制御回路2は、DRAM3の動作に遅延が生じた場合には、遅延に応じた時間、レジスタ21〜31に供給する内部クロックS10を停止する。ここで、遅延は、例えば、データの書き込みに関する遅延であるリフレッシュサイクルおよびプリチャージサイクル、読み出しを要求してからデータが出力されるまでに必要な時間、すなわちデータの読み出しに関する遅延であるCASレイテンシ、または、行アドレスを指定して列アドレスを指定するまでに要する時間、すなわちアドレスの指定に関する遅延であるRAS to CASディレイを示す。
【0044】
DRAM3は、例えば同期DRAMであるSDRAM(Synchronous DRAM)である。データ書き込み時には、レジスタ25から供給される行アドレスおよび列アドレスに基づき、レジスタ24から供給されるデータを適宜記憶する。また、データ読み出し時には、レジスタ25から供給される行アドレスおよび列アドレスに基づき、適宜データを読み出し、レジスタ28および29に供給する。また、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるリフレッシュパルスS9に応じて、DRAM3は、リフレッシュ動作を行う。なお、DRAM3における処理は、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるDRAMクロックS8に同期して行われる。
【0045】
図2に、リフレッシュに1サイクルを必要とするメモリ回路のリード/ライト時の動作を説明するためのタイミングチャートを示す。図3に、リフレッシュに2サイクルを必要とするメモリ回路のリード/ライト時の動作を説明するためのタイミングチャートを示す。
【0046】
以下、図2を用いて、リフレッシュに1サイクルを必要とするメモリ回路のリード/ライト時の動作の一例について説明する。
【0047】
1.ライト時の動作
まず、クロックnにおいて、ハンドシェイク制御回路1が、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるハンドシェイク制御信号S7に基づき、出力端子61を介してハンドシェイク制御回路1から外部I/Fに供給するREAD READY信号S3を非アクティブにする。これにより、次にクロックn+1において、入力端子41〜47を介して外部I/Fからメモリ回路100に供給されるREAD DATAが停止される。また、これに伴って、入力端子52を介して外部I/Fからハンドシェイク制御回路1に供給されるREAD VALID信号S4が非アクティブとなる。
【0048】
次のクロックn+1において、リフレッシュ/クロック制御回路2が、リフレッシュパルスをDRAM3に供給する。また、このクロックn+1において、ハンドシェイク制御回路1が、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるハンドシェイク制御信号S7に基づき、出力端子61を介して外部I/Fに供給するREAD READY信号S3をアクティブにする。これにより、次のクロックn+2において、入力端子41〜47を介して外部I/Fからメモリ回路100に有効なREAD DATAが供給される。また、これに伴って、入力端子52を介して外部I/Fからハンドシェイク制御回路1に供給されるREAD VALID信号S4がアクティブになる。
【0049】
次のクロックn+2において、DRAM3が、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるリフレッシュパルスに応じてリフレッシュを行う。このリフレッシュが行われている間、すなわち1クロックの間、リフレッシュ/クロック制御回路2が、レジスタ21〜31に供給する内部クロックS10を停止する。
【0050】
2.リード時の動作
まず、クロックn−1において、入力端子53を介して外部I/Fからハンドシェイク制御回路1に供給されるWRITE READY信号S5がアクティブになったのに応じて、次のクロックnにおいて、メモリ回路100から外部I/Fに出力端子62および63を介してWRITE DATAが供給される。また、これに伴って、ハンドシェイク制御回路1が、出力端子64を介して外部I/Fに供給するWRITE VALID信号をアクティブにする。
【0051】
そして、クロックn+1において、リフレッシュ/クロック制御回路2が、リフレッシュパルスをDRAM3に供給する。また、このクロックn+1において、出力端子62および63を介してメモリ回路100から外部I/Fに供給されるWRITE DATAが停止される。また、これに伴って、ハンドシェイク制御回路1が、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるハンドシェイク制御信号S7に基づき、出力端子64を介して外部I/Fに供給するWRITE
VALID信号を非アクティブにする。
【0052】
次のクロックn+2において、DRAM3が、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるリフレッシュパルスに応じてリフレッシュを行う。このリフレッシュが行われている間、すなわち1クロックの間、リフレッシュ/クロック制御回路2が、レジスタ21〜31に供給する内部クロックS10を停止する。また、このクロックn+2において、ハンドシェイク制御回路1が、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるハンドシェイク制御信号S7に基づき、出力端子64を介して外部I/Fに供給するWRITE VALID信号をアクティブにする。
【0053】
次のクロックn+3において、出力端子62および63を介してメモリ回路100から外部I/FにWRITE DATAが供給される。
【0054】
なお、リフレッシュに2サイクルを必要とするメモリ回路の動作は、リフレッシュに1サイクルを必要とする、上述のメモリ回路の動作と略同様であるので、説明を省略する。
【0055】
図4は、RAS信号およびCAS信号に応じたメモリ回路のリード/ライト時の動作の一例を示すタイミングチャートである。以下、図4を用いて、RAS信号およびCAS信号に応じたメモリ回路の動作として、リード動作を一例として説明する。
【0056】
まず、クロックnにおいて、リフレッシュ/クロック制御回路2が、DRAM3に供給するRAS信号を非アクティブにし、CAS信号をアクティブにすることにより、DRAM3に対して行アドレスを指定する。
【0057】
次のクロックn+1において、リフレッシュ/クロック制御回路2が、DRAM3に供給するRAS信号をアクティブにする。
【0058】
次のクロックn+2において、リフレッシュ/クロック制御回路2が、DRAM3に供給するCAS信号を非アクティブにすることにより、DRAM3に対して列アドレスを指定する。
【0059】
また、クロックn+2において、リフレッシュ/クロック制御回路2が、レジスタ21〜31に供給する内部クロックS10を、RAS to CASディレイに応じた時間、例えば1クロックの間停止する。
【0060】
次のクロックn+3において、リフレッシュ/クロック制御回路2が、DRAM3に供給するCAS信号をアクティブにする。
【0061】
次のクロックn+4において、DRAM3が、指定された列アドレスおよび行アドレスに基づき、データ(DATA)を読み出す。
【0062】
また、クロックn+4において、リフレッシュ/クロック制御回路2が、レジスタ21〜31に供給する内部クロックS10を、CASレイテンシに応じた時間、例えば1クロックの間停止する。
【0063】
この発明の一実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
リフレッシュサイクル、プリチャージサイクル、RASレイテンシ、CASレイテンシ、またはRAS to CASディレイが生じた場合、リフレッシュ/クロック制御回路2が、遅延に応じた時間、レジスタ21〜31に供給する内部クロックS10を停止する。レジスタ21〜31が停止している期間に、外部I/Fからメモリ回路100にデータが供給されないように、または、メモリ回路100から外部I/Fにデータ出力されないように、ハンドシェイク制御回路1が、ハンドシェイク信号により外部I/Fとやり取りを行う。これにより、メモリ回路において、SRAMをDRAMに容易に置き換えることができる。
【0064】
また、DRAM3の動作に遅延が発生する期間に応じて、ロジック側の全クロックが停止されるため、ロジック側からは遅延を見えないようにすることができる。したがって、SRAMとDRAMとのアクセスタイミングを擬似的に同等にできる。すなわち、タイミングの変更によるシステムへの弊害をなくし、その確認のためのテスト時間も大幅に削減することができ、また、従来のメモリ回路に備えられたメモリを、大規模SRAMから面積の小さいDRAMに容易に変更することができる。
【0065】
また、システム変更に伴う論理処理の変更をなくすことができる。すなわち、システム変更後に、新たにシステムのテストをする必要をなくし、更に、テストコストも削減することができる。
【0066】
以上、この発明の一実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の一実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
【0067】
例えば、上述の一実施形態において挙げた数値、メモリ回路の構成などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値、メモリ回路の構成などを用いてもよい。
【0068】
また、この発明は、DR DRAM(Direct Rambus DRAM)またはDDR SDRAM(Double Data Rate SDRAM)を備えるメモリ回路に対して適用可能であることは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、メモリの動作に遅延が生じた場合、この遅延に応じた時間、データ処理手段に提供されるクロックが停止されるため、遅延に応じた時間、データ処理手段を停止することができる。よって、メモリ回路のメモリを容易に置き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるメモリ回路の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態によるメモリ回路の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】この発明の一実施形態によるメモリ回路の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】この発明の一実施形態によるメモリ回路の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。
【図5】従来のメモリ回路の構成を示すブロック図である。
【図6】従来のメモリ回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】従来のメモリ回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1・・・ハンドシェイク制御回路、2・・・リフレッシュ/クロック制御回路、3・・・DRAM、11〜19・・・コンビネーションロジック、21〜31・・・レジスタ、41〜53・・・入力端子、61〜64・・・出力端子
【発明の属する技術分野】
この発明は、メモリ回路に関し、特に、DRAMを有するメモリ回路に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、高速メモリアクセスを目的としたメモリ回路においては、SRAM(Static Random Access Memory)をメモリとして搭載することが一般的である。これは、SRAMはDRAM(Dynamic Random Access Memory)に比べ、高速メモリアクセスが可能であり、所望の回路スピードを得られるためである。
【0003】
図5に、SRAMを搭載したメモリ回路の構成を示す。図5に示すように、このメモリ回路は、ハンドシェイク制御回路101、SRAM102、コンビネーションロジック(組み合わせ論理)111〜119、レジスタ121〜131、入力端子141〜152、および出力端子161〜164を備える。
【0004】
コンビネーションロジック111、112および113は、入力端子141〜145から供給されるデータに対して、所定の論理処理を行い、レジスタ121、122および123に供給する。レジスタ121は、コンビネーションロジック111から供給されるデータを一時格納し、コンビネーションロジック116および118に供給する。レジスタ122および123は、コンビネーションロジック112および113から供給されデータを一時格納し、コンビネーションロジック116および117に供給する。
【0005】
コンビネーションロジック116および117は、レジスタ121、122および123から供給されるデータに対して、所定の論理処理を行い、レジスタ126および127に供給する。レジスタ126および127は、コンビネーションロジック116および117から供給されるデータを一時格納し、コンビネーションロジック118に供給する。コンビネーションロジック118は、レジスタ121、126および127から供給されるデータに対して所定の論理処理を行い、レジスタ130に供給する。レジスタ130は、コンビネーションロジック118から供給されるデータを一時格納し、出力端子162に供給する。
【0006】
コンビネーションロジック114は、入力端子146および147から供給されるデータに対して所定の論理処理を行い、レジスタ124に供給する。レジスタ124は、コンビネーションロジック114から供給されるデータを一時格納し、SRAM102に供給する。
【0007】
コンビネーションロジック115は、入力端子148および149から供給されるアドレスに対して所定の論理処理を行い、レジスタ125に供給する。レジスタ125は、コンビネーションロジック115から供給されるアドレスを一時格納し、SRAM102に供給する。
【0008】
レジスタ128および129は、SRAM102から供給されるデータを一時格納し、コンビネーションロジック119に供給する。コンビネーションロジック119は、レジスタ128および129から供給されるデータに対して、所定の論理処理を行い、レジスタ131に供給する。レジスタ131は、コンビネーションロジック119から供給されたデータを一時格納し、出力端子163に供給する。
【0009】
ハンドシェイク制御回路101は、ハンドシェイク信号により外部インタフェース(以下、I/F)とのやり取りを行う。ここで、ハンドシェイク信号は、READ READY信号S101、READ VALID信号S102、WRITE READY信号S103およびWRITE VALID信号S104である。
【0010】
READ READY信号S101は、メモリ回路から外部I/Fに対してデータの供給を要求するための信号である。また、READ VALID信号S102は、外部I/Fからメモリ回路に供給されるデータが有効なデータであるか否かを示す信号である。また、WRITE READY信号S103は、外部I/Fからメモリ回路に対してデータの読み出しを要求する信号である。また、WRITE VALID信号S104は、メモリ回路から外部I/Fに供給されるデータが有効であるか否かを示す信号である。
【0011】
SRAM102は、データ書き込み時には、レジスタ125から供給される行アドレスおよび列アドレスに基づき、レジスタ124から供給されるデータを適宜記憶する。また、データ読み出し時には、レジスタ125から供給される行アドレスおよび列アドレスに基づき、適宜データを読み出し、レジスタ128および129に供給する。
【0012】
図6に、SRAMを搭載したメモリ回路の動作を説明するためのタイミングチャートを示す。以下、図6を参照しながら、SRAMを搭載したメモリ回路のリード/ライト時の動作について説明する。
【0013】
ライト時の動作
クロックnにおいて、ハンドシェイク制御回路101が、出力端子161を介して外部I/Fに供給するREAD READY信号S101をアクティブにする。これにより、次のクロックn+1において、入力端子141〜147を介して外部I/Fからメモリ回路にREAD DATAが供給される。また、これに伴って、入力端子151を介して外部I/Fからハンドシェイク制御回路101に供給されるREAD VALID信号S102が有効になる。
【0014】
リード時の動作
クロックn+2において、入力端子152を介して外部I/Fからハンドシェイク制御回路101に供給されるWRITE READY信号S103がアクティブになったのに応じて、出力端子162および163を介してメモリ回路から外部I/FにWRITE DATAが供給される。また、これに伴って、ハンドシェイク制御回路101が、出力端子164を介して外部I/Fに供給するWRITE VALID信号S104をアクティブにする。
【0015】
したがって、SRAM102を搭載したメモリ回路では、DRAMにおけるようなリフレッシュサイクルがなく、READY信号やVALID信号などのハンドシェイク信号により外部I/Fとのやりとりが行われるため、メモリ回路をシンプルにすることができる、という利点を有する。その一方で、このメモリ回路では、SRAM102が1ビットの記録に6個のトランジスタを必要とするために、メモリ回路の面積が大きくなり、且つ、メモリ回路の価格上昇を招いてしまう、という問題を有している。
【0016】
ところで、近年では、DRAMのプロセスなどの進歩により、DRAMにおいても、SRAMにおけるように高速アクセスが可能となっている。また、メモリ回路を小型化し、且つ、安価にする要求も高まっている。
【0017】
そこで、上述したSRAMを搭載したメモリ回路の問題点を解決するために、SRAMに換えてDRAMをメモリ回路に搭載することが提案されている。DRAMでは、1ビットの情報を記憶するメモリセルが、コンデンサとトランジスタ1つずつで構成されているため、同程度の製造技術を用いて、DRAMはSRAMの約4倍の記録密度を実現できる、すなわち、メモリ回路の面積を縮小し、且つ、単位容量あたりのコストもSRAMに比して安価にできる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、SRAMに換えてDRAMをメモリ回路に搭載した場合、SRAMにはない遅延が問題となる。この遅延として、(1)リフレッシュサイクル、(2)RAS、CASレイテンシ、(3)RAS to CASディレイ、(4)プリチャージ、を挙げることができる。
【0019】
(1)リフレッシュサイクル
DRAMでは、コンデンサに電荷を蓄積するか否かにより、「1」および「0」のデータが書き込まれる。このDRAM内部のコンデンサは、放置しておくと自然に放電してデータを失ってしまうという特性がある。そのため、完全に放電してしまう前にコンデンサを再充電する動作、所謂リフレッシュ動作を行う必要がある。DRAMには、必ず一定期間内にリフレッシュサイクルを必要なだけ与えなければならない。
【0020】
(2)RAS、CASレイテンシ
DRAMの制御信号として、RAS(row address strobe)信号とCAS(column address strobe)信号とがある。CAS信号は、DRAMに対して列アドレス(Column Address)を与えるタイミングを伝えるための信号である。一方、RAS信号は、行アドレス(Row Address)のタイミングを伝えるための信号である。
【0021】
一般的に、DRAMの記憶セルアレイは、その中の一意のセルを選択するのに、行アドレスと列アドレスという2種類のアドレスを必要とする構造になっている。従来、DRAMでは、この2種類のアドレスを、同一の信号ピン上で、時分割により与えるようになっている。このような構成にすることにより、パッケージのピン数を減らすことも可能となっている。そして、メモリコントローラは、アドレス信号ピンに行アドレスが与えられている時にはRAS信号をアクティブにし、一方、列アドレスが与えられている時にはCAS信号をアクティブにする、という具合にDRAMをコントロールする。
【0022】
図7に示すように、CASレイテンシ(Column Address Strobe Latency)は、CPU(Central Processing Unit)がデータの列アドレス指定を行ってからメモリが応答するまでの遅延をいう。一方、RASレイテンシ(Row Address Strobe Latency)は、CPUがデータの行アドレス指定を行ってからメモリが応答するまでの遅延をいう。
【0023】
(3)RAS to CASディレイ
図7に示すように、RAS(Row address strobe)信号が送信されたクロックからCAS信号が送信されたクロックまでのクロック差をRAS to CASディレイと称する。
【0024】
(4)プリチャージ
データを読み出すときに、コンデンサ内の電荷が失われる(破壊読み出しされる)ので、1回データを読み出した後にプリチャージ動作が必要となる。プリチャージ中やリフレッシュ動作中は、データの読み書きは行えない。
【0025】
したがって、SRAMをDRAMに置き換えた場合、リフレッシュサイクルなどの遅延が生じている間に処理できないデータを保持するためのFIFO(first in first out)などのバッファやパイプラインのイネーブル制御回路などが必要となり、大規模なシステムの変更を余儀なくされる。また、その変更による弊害がないことを確認するためのテストも、タイミングが変わるために全パターンテストを行う必要もある。
【0026】
すなわち、従来のメモリ回路に搭載されたメモリを、SRAMからDRAMに置き換えることは、メモリ回路を新規に作製するのと変わらないような作業が必要となってしまう。
【0027】
したがって、この発明の目的は、メモリ回路において、SRAMをDRAMに大幅なシステム変更なく置き換えることにより実現することができるメモリ回路を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明は、データを記憶するメモリと、
メモリに供給されるデータ、および/またはメモリから出力されるデータを少なくとも処理するデータ処理手段と、
メモリの動作に遅延が生じた場合、遅延に応じた時間、データ処理手段に供給されるクロックを停止するクロック制御手段と
を備えることを特徴とするメモリ回路である。
【0029】
この発明によれば、メモリの動作に遅延が生じた場合、この遅延に応じた時間、データ処理手段に提供するクロックが停止されるため、遅延に応じた時間、データ処理手段を停止することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に、この発明の一実施形態によるメモリ回路100の構成の一例を示す。図1に示すように、このメモリ回路100は、ハンドシェイク制御回路1と、リフレッシュ/クロック制御回路2と、メモリであるDRAM3と、コンビネーションロジック11〜19およびレジスタ21〜31からなるデータ処理手段と、入力端子41〜53と、出力端子61〜64とを備える。
【0031】
コンビネーションロジック11、12および13は、入力端子41〜45から供給されるデータに対して、所定の論理処理を行い、レジスタ21、22および23に供給する。レジスタ21は、コンビネーションロジック11から供給されるデータを一時格納し、コンビネーションロジック16および18に供給する。レジスタ22および23は、コンビネーションロジック12および13から供給されデータを一時格納し、コンビネーションロジック16および17に供給する。
【0032】
コンビネーションロジック16および17は、レジスタ21、22および23から供給されるデータに対して、所定の論理処理を行い、レジスタ26および27に供給する。レジスタ26および27は、コンビネーションロジック16および17から供給されるデータを一時格納し、コンビネーションロジック18に供給する。コンビネーションロジック18は、レジスタ21、26および27から供給されるデータに対して所定の論理処理を行い、レジスタ30に供給する。レジスタ30は、コンビネーションロジック18から供給されるデータを一時格納し、出力端子62に供給する。
【0033】
コンビネーションロジック14は、入力端子46および47から供給されるデータに対して所定の論理処理を行い、レジスタ24に供給する。レジスタ24は、コンビネーションロジック14から供給されるデータを一時格納し、DRAM3に供給する。
【0034】
コンビネーションロジック15は、入力端子48および49から供給されるアドレスに対して所定の論理処理を行い、レジスタ25に供給する。レジスタ25は、コンビネーションロジック15から供給されるアドレスを一時格納し、DRAM3に供給する。
【0035】
レジスタ28および29は、DRAM3から供給されるデータを一時格納し、コンビネーションロジック19に供給する。コンビネーションロジック19は、レジスタ31から供給されるデータに対して、所定の論理処理を行い、レジスタ31に供給する。レジスタ31は、コンビネーションロジック19から供給されたデータを一時格納し、出力端子63に供給する。
【0036】
ハンドシェイク制御回路1は、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるハンドシェイク制御信号S7に基づき、ハンドシェイク信号により外部I/Fとのやり取りを行う。ここで、ハンドシェイク信号は、READ READY信号S3、READ VALID信号S4、WRITE READY信号S5およびWRITE VALID信号S6である。
【0037】
READ READY信号S3は、メモリ回路100から外部I/Fに対してデータの供給を要求するための信号である。また、READ VALID信号S4は、外部I/Fからメモリ回路100に供給されるデータが有効なデータであるか否かを示す信号である。また、WRITE READY信号S5は、外部I/Fからメモリ回路100に対してデータの読み出しを要求する信号である。また、WRITE VALID信号S6は、メモリ回路100から外部I/Fに供給されるデータが有効であるか否かを示す信号である。
【0038】
例えば、メモリ回路100から外部I/Fに対してデータの供給を要求する場合には、ハンドシェイク制御回路1は、出力端子61を介して外部I/Fに供給するREAD READY信号S3をアクティブにする。これにより、外部I/Fからメモリ回路100に入力端子41〜47を介してREAD DATAが供給される。この際、外部I/Fからハンドシェイク制御回路1に入力端子52を介して供給されるREAD VALID信号S4は、入力端子41〜47を介して外部I/Fからメモリ回路100に供給されるREAD DATAが有効であることを示すアクティブになる。
【0039】
また、メモリ回路100から外部I/Fに対してデータの供給を停止するように要求する場合には、ハンドシェイク制御回路1は、出力端子61を介して外部I/Fに供給するREAD READY信号S3を非アクティブにする。これにより、入力端子41〜47を介して、外部I/Fからメモリ回路100に供給されるREAD DATAが停止される。この際、外部I/Fからハンドシェイク制御回路1に入力端子52を介して供給されるREAD VALID信号S4は、入力端子41〜47を介して外部I/Fからメモリ回路100に供給されるREAD DATAが無効であることを示す非アクティブになる。
【0040】
リフレッシュ/クロック制御回路2は、入力端子51を介して外部I/Fからリフレッシュ/クロック制御回路2に供給される制御信号S2に応じて、DRAM3に対してタイミング信号S9を供給する。ここで、タイミング信号S9は、例えばリフレッシュパルス、RAS信号またはCAS信号などである。
【0041】
例えば、リフレッシュ/クロック制御回路2は、入力端子51を介して外部I/Fから供給される制御信号S2に応じて、DRAMリテンションを満たすために必要な回数分リフレッシュパルスを生成し、DRAM3に供給する。また、リフレッシュ/クロック制御回路2は、入力端子51を介して外部I/Fから供給される制御信号S2に基づき、RAS信号およびCAS信号などを生成し、DRAM3に供給する。
【0042】
また、リフレッシュ/クロック制御回路2は、入力端子50を介して外部I/Fから供給されるクロックS1をレジスタ21〜31およびDRAM3に分配する。以下、リフレッシュ/クロック制御回路2からレジスタ21〜31に供給されるクロックを内部クロックS10と称し、リフレッシュ/クロック制御回路2からDRAM3に供給されるクロックをDRAMクロックS8と称する。
【0043】
また、リフレッシュ/クロック制御回路2は、DRAM3の動作に遅延が生じた場合には、遅延に応じた時間、レジスタ21〜31に供給する内部クロックS10を停止する。ここで、遅延は、例えば、データの書き込みに関する遅延であるリフレッシュサイクルおよびプリチャージサイクル、読み出しを要求してからデータが出力されるまでに必要な時間、すなわちデータの読み出しに関する遅延であるCASレイテンシ、または、行アドレスを指定して列アドレスを指定するまでに要する時間、すなわちアドレスの指定に関する遅延であるRAS to CASディレイを示す。
【0044】
DRAM3は、例えば同期DRAMであるSDRAM(Synchronous DRAM)である。データ書き込み時には、レジスタ25から供給される行アドレスおよび列アドレスに基づき、レジスタ24から供給されるデータを適宜記憶する。また、データ読み出し時には、レジスタ25から供給される行アドレスおよび列アドレスに基づき、適宜データを読み出し、レジスタ28および29に供給する。また、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるリフレッシュパルスS9に応じて、DRAM3は、リフレッシュ動作を行う。なお、DRAM3における処理は、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるDRAMクロックS8に同期して行われる。
【0045】
図2に、リフレッシュに1サイクルを必要とするメモリ回路のリード/ライト時の動作を説明するためのタイミングチャートを示す。図3に、リフレッシュに2サイクルを必要とするメモリ回路のリード/ライト時の動作を説明するためのタイミングチャートを示す。
【0046】
以下、図2を用いて、リフレッシュに1サイクルを必要とするメモリ回路のリード/ライト時の動作の一例について説明する。
【0047】
1.ライト時の動作
まず、クロックnにおいて、ハンドシェイク制御回路1が、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるハンドシェイク制御信号S7に基づき、出力端子61を介してハンドシェイク制御回路1から外部I/Fに供給するREAD READY信号S3を非アクティブにする。これにより、次にクロックn+1において、入力端子41〜47を介して外部I/Fからメモリ回路100に供給されるREAD DATAが停止される。また、これに伴って、入力端子52を介して外部I/Fからハンドシェイク制御回路1に供給されるREAD VALID信号S4が非アクティブとなる。
【0048】
次のクロックn+1において、リフレッシュ/クロック制御回路2が、リフレッシュパルスをDRAM3に供給する。また、このクロックn+1において、ハンドシェイク制御回路1が、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるハンドシェイク制御信号S7に基づき、出力端子61を介して外部I/Fに供給するREAD READY信号S3をアクティブにする。これにより、次のクロックn+2において、入力端子41〜47を介して外部I/Fからメモリ回路100に有効なREAD DATAが供給される。また、これに伴って、入力端子52を介して外部I/Fからハンドシェイク制御回路1に供給されるREAD VALID信号S4がアクティブになる。
【0049】
次のクロックn+2において、DRAM3が、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるリフレッシュパルスに応じてリフレッシュを行う。このリフレッシュが行われている間、すなわち1クロックの間、リフレッシュ/クロック制御回路2が、レジスタ21〜31に供給する内部クロックS10を停止する。
【0050】
2.リード時の動作
まず、クロックn−1において、入力端子53を介して外部I/Fからハンドシェイク制御回路1に供給されるWRITE READY信号S5がアクティブになったのに応じて、次のクロックnにおいて、メモリ回路100から外部I/Fに出力端子62および63を介してWRITE DATAが供給される。また、これに伴って、ハンドシェイク制御回路1が、出力端子64を介して外部I/Fに供給するWRITE VALID信号をアクティブにする。
【0051】
そして、クロックn+1において、リフレッシュ/クロック制御回路2が、リフレッシュパルスをDRAM3に供給する。また、このクロックn+1において、出力端子62および63を介してメモリ回路100から外部I/Fに供給されるWRITE DATAが停止される。また、これに伴って、ハンドシェイク制御回路1が、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるハンドシェイク制御信号S7に基づき、出力端子64を介して外部I/Fに供給するWRITE
VALID信号を非アクティブにする。
【0052】
次のクロックn+2において、DRAM3が、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるリフレッシュパルスに応じてリフレッシュを行う。このリフレッシュが行われている間、すなわち1クロックの間、リフレッシュ/クロック制御回路2が、レジスタ21〜31に供給する内部クロックS10を停止する。また、このクロックn+2において、ハンドシェイク制御回路1が、リフレッシュ/クロック制御回路2から供給されるハンドシェイク制御信号S7に基づき、出力端子64を介して外部I/Fに供給するWRITE VALID信号をアクティブにする。
【0053】
次のクロックn+3において、出力端子62および63を介してメモリ回路100から外部I/FにWRITE DATAが供給される。
【0054】
なお、リフレッシュに2サイクルを必要とするメモリ回路の動作は、リフレッシュに1サイクルを必要とする、上述のメモリ回路の動作と略同様であるので、説明を省略する。
【0055】
図4は、RAS信号およびCAS信号に応じたメモリ回路のリード/ライト時の動作の一例を示すタイミングチャートである。以下、図4を用いて、RAS信号およびCAS信号に応じたメモリ回路の動作として、リード動作を一例として説明する。
【0056】
まず、クロックnにおいて、リフレッシュ/クロック制御回路2が、DRAM3に供給するRAS信号を非アクティブにし、CAS信号をアクティブにすることにより、DRAM3に対して行アドレスを指定する。
【0057】
次のクロックn+1において、リフレッシュ/クロック制御回路2が、DRAM3に供給するRAS信号をアクティブにする。
【0058】
次のクロックn+2において、リフレッシュ/クロック制御回路2が、DRAM3に供給するCAS信号を非アクティブにすることにより、DRAM3に対して列アドレスを指定する。
【0059】
また、クロックn+2において、リフレッシュ/クロック制御回路2が、レジスタ21〜31に供給する内部クロックS10を、RAS to CASディレイに応じた時間、例えば1クロックの間停止する。
【0060】
次のクロックn+3において、リフレッシュ/クロック制御回路2が、DRAM3に供給するCAS信号をアクティブにする。
【0061】
次のクロックn+4において、DRAM3が、指定された列アドレスおよび行アドレスに基づき、データ(DATA)を読み出す。
【0062】
また、クロックn+4において、リフレッシュ/クロック制御回路2が、レジスタ21〜31に供給する内部クロックS10を、CASレイテンシに応じた時間、例えば1クロックの間停止する。
【0063】
この発明の一実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
リフレッシュサイクル、プリチャージサイクル、RASレイテンシ、CASレイテンシ、またはRAS to CASディレイが生じた場合、リフレッシュ/クロック制御回路2が、遅延に応じた時間、レジスタ21〜31に供給する内部クロックS10を停止する。レジスタ21〜31が停止している期間に、外部I/Fからメモリ回路100にデータが供給されないように、または、メモリ回路100から外部I/Fにデータ出力されないように、ハンドシェイク制御回路1が、ハンドシェイク信号により外部I/Fとやり取りを行う。これにより、メモリ回路において、SRAMをDRAMに容易に置き換えることができる。
【0064】
また、DRAM3の動作に遅延が発生する期間に応じて、ロジック側の全クロックが停止されるため、ロジック側からは遅延を見えないようにすることができる。したがって、SRAMとDRAMとのアクセスタイミングを擬似的に同等にできる。すなわち、タイミングの変更によるシステムへの弊害をなくし、その確認のためのテスト時間も大幅に削減することができ、また、従来のメモリ回路に備えられたメモリを、大規模SRAMから面積の小さいDRAMに容易に変更することができる。
【0065】
また、システム変更に伴う論理処理の変更をなくすことができる。すなわち、システム変更後に、新たにシステムのテストをする必要をなくし、更に、テストコストも削減することができる。
【0066】
以上、この発明の一実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の一実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
【0067】
例えば、上述の一実施形態において挙げた数値、メモリ回路の構成などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値、メモリ回路の構成などを用いてもよい。
【0068】
また、この発明は、DR DRAM(Direct Rambus DRAM)またはDDR SDRAM(Double Data Rate SDRAM)を備えるメモリ回路に対して適用可能であることは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、メモリの動作に遅延が生じた場合、この遅延に応じた時間、データ処理手段に提供されるクロックが停止されるため、遅延に応じた時間、データ処理手段を停止することができる。よって、メモリ回路のメモリを容易に置き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるメモリ回路の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態によるメモリ回路の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】この発明の一実施形態によるメモリ回路の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】この発明の一実施形態によるメモリ回路の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。
【図5】従来のメモリ回路の構成を示すブロック図である。
【図6】従来のメモリ回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】従来のメモリ回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1・・・ハンドシェイク制御回路、2・・・リフレッシュ/クロック制御回路、3・・・DRAM、11〜19・・・コンビネーションロジック、21〜31・・・レジスタ、41〜53・・・入力端子、61〜64・・・出力端子
Claims (4)
- データを記憶するメモリと、
上記メモリに供給されるデータ、および/または上記メモリから出力されるデータを少なくとも処理するデータ処理手段と、
上記メモリの動作に遅延が生じた場合、上記遅延に応じた時間、上記データ処理手段に供給されるクロックを停止するクロック制御手段と
を備えることを特徴とするメモリ回路。 - 上記遅延が、アドレスの指定、データ書き込み、またはデータ読み出しに関する遅延であることを特徴とする請求項1記載のメモリ回路。
- 上記メモリがDRAMであることを特徴とする請求項1記載のメモリ回路。
- 上記遅延が、リフレッシュサイクル、プリチャージサイクル、RASレイテンシ、CASレイテンシ、またはRAS to CASディレイであることを特徴とする請求項3記載のメモリ回路。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060323 |
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A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20070615 |