JP2004312949A - スイッチング電源 - Google Patents

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Abstract

【課題】高力率で平滑コンデンサC1の電圧ストレスが小さいスイッチング電源を提供する。
【解決手段】交流電圧を整流する整流回路DB1と、整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサC1と、平滑コンデンサの両極間に接続する第1スイッチQ1と第2スイッチQ2とからなる直列スイッチ回路と、第1スイッチがオンオフし第2スイッチが第1スイッチと相補的にオンオフすることにより二次巻線に出力となる電圧を誘起するトランスと、第1スイッチと第2スイッチとの接続点と平滑コンデンサC1の一方の端子との間に接続されるトランスの一次巻線と共振コンデンサとからなる直列回路と、を備えるスイッチング電源において、正極と一次巻線の中間タップとの間に第1磁性素子L2を備えると共に、共振コンデンサC2は第1と第2スイッチとの接続点に接続し、一次巻線は平滑コンデンサの正極に接続することを特徴とするスイッチング電源。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交流電圧を入力し所定の出力に変換し、特に、高力率及び高効率で電力を変換するスイッチング電源に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスイッチング電源は、直流入力電源を備えるものであり、高力率を得ることが困難である(例えば、特許文献1参照。)。その詳細について図17を用いて説明する。図17は、従来のスイッチング電源を示す構成図である。
【0003】
同図において、共通電位COM及び共通電位GNDをスイッチング電源の共通電位とする。また、交流電圧Vacは整流回路DB1に接続する。そして、整流回路DB1は交流電圧Vacを整流する。
【0004】
さらに、整流回路DB1は平滑コンデンサC1に接続する。そして、平滑コンデンサC1は整流回路DB1の出力を平滑し、直流入力電源となる電圧VC1を生成する。
【0005】
また、平滑コンデンサC1の両極間に、第1スイッチQ1と第2スイッチQ2とからなる直列スイッチ回路を備える。さらに、第1スイッチQ1と第2スイッチQ2との接続点と平滑コンデンサC1の一方の端子(負極)との間に、インダクタL41とトランスT41の一次巻線N41と共振コンデンサC11とからなる直列回路を備える。
【0006】
トランスT41の二次巻線N42及び二次巻線N43は、ダイオードD1及びダイオードD2に接続し、さらにその後にインダクタL3及びコンデンサC3に接続し、さらにまたその後に負荷Loadに接続する。
【0007】
そして、第1スイッチQ1がオンオフし第2スイッチQ2が第1スイッチQ1と相補的にオンオフすることにより、トランスT41の二次巻線N42及び二次巻線N43に出力となる電圧が誘起する。そしてまた、その電圧はダイオードD1及びダイオードD2で整流され、さらにインダクタL3及びコンデンサC3で平滑され、出力電圧Voutとなり、負荷Loadへ電力を供給する。
【0008】
このようにして、図17の従来例は、交流電圧Vacから直流入力電源を生成し、直流入力電源を出力電圧Voutに変換する。
また、入力電流Iinには、パルス状の電流が流れる。
【0009】
さらに、従来のスイッチング電源は、平滑コンデンサC1とスイッチングレギュレータ回路(第1スイッチQ1、第2スイッチQ2、共振コンデンサC2、トランスT1、ダイオードD11、ダイオードD12及びコンデンサC3)との間に逆流阻止用ダイオードDaを備えるものである(例えば、特許文献2。)。
【0010】
その詳細について図18を用いて説明する。図18は、他の従来のスイッチング電源を示す構成図である。なお、図17の従来例と同等の要素には同等の符号を付し、説明を省略する。
【0011】
図18の従来例において、逆流阻止用ダイオードDaのアノードに平滑コンデンサC1の正極を接続する。また、逆流阻止用ダイオードDaのカソードに第1スイッチQ1と第2スイッチQ2とからなる直列スイッチ回路を接続する。
さらに、共振コンデンサC2の一端は第1スイッチQ1と第2スイッチQ2との接続点に接続する。
また、トランスT1の一次巻線N1aの一端は逆流阻止用ダイオードDaのカソード及び第2スイッチのドレインに接続する。即ち、トランスT1の一次巻線N1aの一端を直接に平滑コンデンサC1の正極に接続しない。
さらに、共振コンデンサC2の他端はトランスT1の一次巻線N1bの一端に接続する。
さらに、一次巻線N1aの他端は一次巻線N1bの他端に接続する。
【0012】
また、トランスT1の二次巻線N2及び二次巻線N3は、ダイオードD11及びダイオードD12に接続し、さらにその後にコンデンサC3及び負荷Loadに接続する。
【0013】
そして、第1スイッチQ1がオンオフし第2スイッチQ2が第1スイッチQ1と相補的にオンオフすることにより、トランスT1の二次巻線N2及び二次巻線N3に出力となる電圧が誘起する。そしてまた、その電圧はダイオードD11及びダイオードD12で整流され、さらにコンデンサC3で平滑され、出力電圧Voutとなり、負荷Loadへ電力を供給する。
【0014】
即ち、第1スイッチQ1、第2スイッチQ2、共振コンデンサC2、トランスT1、ダイオードD11、ダイオードD12及びコンデンサC3は、スイッチングレギュレータ回路(第1スイッチQ1、第2スイッチQ2、共振コンデンサC2、トランスT1、ダイオードD11、ダイオードD12及びコンデンサC3)を形成する。
【0015】
このような図18の従来例は、交流電圧Vacを出力電圧Voutに変換する。そして、入力電流Iinの高調波成分は抑制される。
【0016】
また、図19は、他の従来のスイッチング電源を示す構成図である。なお、図17の従来例及び図18の従来例と同等の要素には同等の符号を付し、説明を省略する。
【0017】
図19の従来例において、共振コンデンサC11の一端は、図17の従来例と同様に、平滑コンデンサC1の負極に接続する。
また、トランスT41の一次巻線N41の一端は、図17の従来例と同様に、第1スイッチQ1と第2スイッチQ2との接続点に接続する。
さらに共振コンデンサC11の他端は一次巻線N41の他端に接続する。
【0018】
このような図19の従来例は、図17の従来例及び図18の従来例と同様に、交流電圧Vacを出力電圧Voutに変換する。
そして、入力電流Iinの高調波成分は抑制される。
【0019】
【特許文献1】
特許第2751961号明細書
【特許文献2】
特許第3367539号明細書
【特許文献3】
特開平8−182332号公報
【特許文献4】
特開平8−186981号公報
【特許文献5】
米国特許第5673184号明細書
【特許文献6】
米国特許第5790389号明細書
【特許文献7】
米国特許第6005780号明細書
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図17の従来例及び図18の従来例は重負荷で高い力率が得られないという課題がある。
【0021】
また、図19の従来例は、平滑コンデンサC1の電圧ストレスが大きいという課題がある。
【0022】
本発明の目的は、以上説明した課題を解決するものであり、高力率で平滑コンデンサC1の電圧ストレスが小さい交流/直流のスイッチング電源を提供することにある。
また、本発明の目的は、スイッチの電圧ストレスが小さく、低損失・小型化に好適なスイッチング電源を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成する本発明は、次の通りである。
(1)交流電圧を整流する整流回路と、前記整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの両極間に接続する第1スイッチと第2スイッチとからなる直列スイッチ回路と、前記第1スイッチがオンオフし前記第2スイッチが前記第1スイッチと相補的にオンオフすることにより二次巻線に出力となる電圧を誘起するトランスと、前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点と前記平滑コンデンサの一方の端子との間に接続される前記トランスの一次巻線と共振コンデンサとからなる直列回路と、を備えるスイッチング電源において、前記交流電圧を整流して得られる正極と前記一次巻線の中間タップとの間に接続する第1磁性素子を備えると共に、前記共振コンデンサは前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点に接続し、前記一次巻線は前記平滑コンデンサの正極に接続することを特徴とするスイッチング電源。
(2)前記整流回路から得られる正極と前記平滑コンデンサとを接続する第2磁性素子を備えることを特徴とする(1)記載のスイッチング電源。
(3)交流電圧を整流する整流回路と、前記整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの両極間に接続する第1スイッチと第2スイッチとからなる直列スイッチ回路と、前記第1スイッチがオンオフし前記第2スイッチが前記第1スイッチと相補的にオンオフすることにより二次巻線に出力となる電圧を誘起するトランスと、前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点と前記平滑コンデンサの一方の端子との間に接続される前記トランスの一次巻線と共振コンデンサとからなる直列回路と、を備えるスイッチング電源において、前記交流電圧を整流して得られる正極と、前記一次巻線と前記共振コンデンサとの接続点との間に接続する第1磁性素子を備えると共に、前記共振コンデンサは前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点に接続し、前記一次巻線は前記平滑コンデンサの正極に接続することを特徴とするスイッチング電源。
(4)交流電圧を整流する整流回路と、前記整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの両極間に接続する第1スイッチと第2スイッチとからなる直列スイッチ回路と、前記第1スイッチがオンオフし前記第2スイッチが前記第1スイッチと相補的にオンオフすることにより二次巻線に出力となる電圧を誘起するトランスと、前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点と前記平滑コンデンサの一方の端子との間に接続される前記トランスの一次巻線と共振コンデンサとからなる直列回路と、を備えるスイッチング電源において、前記交流電圧を整流して得られる正極と、前記スイッチング電源内の高周波交流電圧源との間に接続する第1磁性素子を備えると共に、前記共振コンデンサは前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点に接続し、前記一次巻線は前記平滑コンデンサの正極に接続することを特徴とするスイッチング電源。
(5)交流電圧を整流する整流回路と、前記整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの両極間に接続する第1スイッチと第2スイッチとからなる直列スイッチ回路と、前記第1スイッチがオンオフし前記第2スイッチが前記第1スイッチと相補的にオンオフすることにより二次巻線に出力となる電圧を誘起するトランスと、前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点と前記平滑コンデンサの一方の端子との間に接続される前記トランスの一次巻線と共振コンデンサとからなる直列回路と、を備えるスイッチング電源において、前記スイッチング電源内の高周波交流電圧源と、前記交流電圧を整流して得られる負極との間に接続する第1磁性素子を備えると共に、前記共振コンデンサは前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点に接続し、前記一次巻線は前記平滑コンデンサの負極に接続することを特徴とするスイッチング電源。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、図1に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係るスイッチング電源の一実施例を示す構成図である。なお、図17の従来例から図19の従来例と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
【0025】
図1の実施例の第1の特徴は、第1磁性素子であるインダクタL2を備える点にある。
【0026】
詳しくは、インダクタL2の一端は、整流回路DB1を介し、交流電圧Vacに接続する。
また、インダクタL2の他端はダイオードD3を介して、トランスT01の一次巻線N01a,N01bの中間タップに接続する。
【0027】
そして、インダクタL2と整流回路DB1との接続点の電圧は電圧VCfであり、交流電圧Vacを整流して得られる正極である。そしてまた、一次巻線N01a,N01bの中間タップの電圧は電圧VNBである。
よって、インダクタL2の一端は電圧VCfであり、交流電圧Vacを整流して得られる正極に接続される。
【0028】
また、図1の実施例のインダクタL2とダイオードD3との配置を逆に変形する場合、即ちインダクタL2の一端がダイオードD3を介して整流回路DB1に接続する場合では、整流回路DB1及びダイオードD3とインダクタL2との接続点は、交流電圧Vacを整流して得られる正極となる。
【0029】
さらにまた、前述とは別に、交流電圧Vacを整流して得られる正極は、整流回路DB1以外のダイオードの出力から得ることも可能である。詳しくは、後述の図15の実施例で説明する。
【0030】
また、一次巻線N01a,N01bの中間タップは、一次巻線N01aと一次巻線N01bとの接続点であり、高周波交流電圧源でもある。
【0031】
さらに、図1の実施例の第2の特徴は、共振コンデンサC2及びトランスT01の配置にある。
【0032】
詳しくは、共振コンデンサC2の一端は第1スイッチQ1と第2スイッチQ2との接続点に接続する。
また、共振コンデンサC2の他端は、インダクタL01Bを介して、トランスT01の一次巻線N01bの一端に接続する。
【0033】
さらに、トランスT01の一次巻線N01aの一端は、インダクタL01Aを介して、平滑コンデンサC1の正極に接続する。
また、一次巻線N01aの他端は一次巻線N01bの他端に接続する。
【0034】
さらに、共振コンデンサC2と第1スイッチQ1と第2スイッチQ2との接続点の電圧を電圧VQ1とする。また、共振コンデンサC2の電圧を電圧VC2とし、平滑コンデンサC1の電圧を電圧VC1とする。
【0035】
さらに、インダクタL01A及びインダクタL01BはトランスT01の漏れインダクタンスであってもよい。また、外付けの素子であってもよい。さらにまた、インダクタL01AまたはインダクタL01Bを省略してもよい。
また、インダクタL2はトランスT01の漏れインダクタンスであってもよい。
【0036】
さらに、図1の実施例において、平滑コンデンサC1は、インダクタL2、ダイオードD3、トランスT01、インダクタL01Aを介して、整流回路DB1に接続され、整流回路DB1の出力を平滑する。
【0037】
また、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2は直列に接続され、直列スイッチ回路を形成する。そして、平滑コンデンサC1の両極間に直接に直列スイッチ回路を接続する。
【0038】
即ち、平滑コンデンサC1の正極と第2スイッチQ2の一端(ドレイン)とを接続し、平滑コンデンサC1の負極と第1スイッチQ1の一端(ソース)とを接続し、第2スイッチQ2の他端(ソース)と第1スイッチQ1の他端(ドレイン)とを接続する。
【0039】
そして、第1スイッチQ1がオンオフし、第2スイッチQ2が第1スイッチQ1と相補的にオンオフすることにより、トランスT01の二次巻線に出力となる電圧が誘起する。
【0040】
さらに、トランスT01の二次巻線及び整流平滑回路である出力回路30がスイッチング電源の二次側に配置される。また、出力回路30には、コンデンサC3及び負荷Loadが接続される。
【0041】
ここで、出力回路30について説明する。図2は出力回路30の一実施例を示す構成図である。同図において、(a)はフォワード型であり、(b)はフライバック型であり、(c)はZeta型であり、(d)はフライ・フォワード型であり、(e)はセンタタップ型であり、(f)はブリッジ型であり、(g)はインダクタレスセンタタップ型であり、(h)はカレントダブラ型である。また、これら等を組み合わせた変形も可能である。
【0042】
そして、出力回路30は、トランスT01の二次巻線に誘起する電圧を整流し、平滑し、出力電圧Voutを生成し、負荷Loadへ電力を供給する。
【0043】
このような図1の実施例の特性について図3を用いて説明する。図3は図1の実施例における、第1スイッチQ1がオン,第2スイッチQ2がオフのときの等価回路である。なお、図1の実施例と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
【0044】
図3の等価回路において、電圧VCfは電圧源VCfとなり、平滑コンデンサC1は直流電圧源VC1となり、コンデンサC2は直流電圧源VC2となり、第1スイッチQ1はショートとなり、第2スイッチQ2はオープンとなる。
【0045】
このとき、インダクタL2は、ダイオードD3,一次巻線N01b,インダクタL01B,直流電圧源VC2(コンデンサC2)並びに電圧源VCf(交流電圧Vac及び整流回路DB1)の回路と、ダイオードD3,一次巻線N01a,インダクタL01A,直流電圧源VC1(平滑コンデンサC1)並びに電圧源VCf(交流電圧Vac及び整流回路DB1)の回路とで励磁される。
そして、直流電圧源VC2(コンデンサC2)は、インダクタL2の励磁を抑制する極性となっている。
【0046】
また、インダクタL2で励磁され、蓄積されたエネルギーは、第1スイッチQ1がオフ,第2スイッチQ2がオンのとき(図示せず)に、ダイオードD3,一次巻線N01a,インダクタL01A,平滑コンデンサC1(直流電圧源VC1)並びに電圧源VCf(交流電圧Vac及び整流回路DB1)の回路で放電し、平滑コンデンサC1を充電する。
【0047】
したがって、インダクタL2の励磁を抑制すれば平滑コンデンサC1の電圧ストレスを抑制できる。よって、図1の実施例はコンデンサC2(直流電圧源VC2)により、平滑コンデンサC1の電圧ストレスが抑制される。
【0048】
具体的には、図3の等価回路において、インダクタL2に印加される電圧VL2は以下の式となる。
Figure 2004312949
【0049】
また、上述の効果について図4を用いて説明する。図4は図1の実施例の効果を説明する参考例を示す構成図である。なお、図1の実施例と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
【0050】
図4の参考例の特徴は、共振コンデンサC10及びトランスT01の配置が異なる点にある。
【0051】
詳しくは、共振コンデンサC10の一端は平滑コンデンサC1の正極及び第2スイッチの一端に接続する。
また、共振コンデンサC10の他端はインダクタL01Aを介してトランスT01の一次巻線N01aの一端に接続する。
【0052】
さらにまた、トランスT01の一次巻線N01bの一端は、インダクタL01Bを介して、第1スイッチQ1と第2スイッチQ2との接続点に接続する。
また、一次巻線N01aの他端は一次巻線N01bの他端及びダイオードD3に接続する。
【0053】
このような図4の参考例の特性について図5を用いて説明する。図5は図4の実施例における、第1スイッチQ1がオン,第2スイッチQ2がオフのときの等価回路である。なお、図4の実施例及び図3の等価回路と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
【0054】
このとき、インダクタL2は、ダイオードD3,一次巻線N01b,インダクタL01B並びに電圧源VCf(交流電圧Vac及び整流回路DB1)の回路と、ダイオードD3,一次巻線N01a,インダクタL01A,直流電圧源VC1(平滑コンデンサC1)並びに電圧源VCf(交流電圧Vac及び整流回路DB1)の回路とで励磁される。
そして、直流電圧源VC2(コンデンサC2)は、インダクタL2の励磁を抑制する極性とはなっていない。
【0055】
具体的には、図5の等価回路において、インダクタL2に印加される電圧VL2’は以下の式となる。
Figure 2004312949
【0056】
したがって、電圧VL2<電圧VL2’であり、図4の参考例のインダクタL2の励磁の程度は、図1の実施例のインダクタL2の励磁の程度よりも大きい。
よって、図4の参考例における平滑コンデンサC1の電圧ストレスは、図1の実施例における平滑コンデンサC1の電圧ストレスよりも大きくなる。
【0057】
このような、図1の実施例の特性と図4の参考例の特性との違いは、交流電圧を整流して得られる正極とトランスT01の一次巻線の中間タップとの間に接続するインダクタL2(第1磁性素子)に起因している。
即ち、交流/直流のスイッチング電源に特有の意外性のある特徴である。
【0058】
例えば、図17の従来例の場合(共振コンデンサC11の一端が平滑コンデンサC1の負極及び第1スイッチQ1の一端(ソース)に接続し、一次巻線N41の一端が第1スイッチQ1と第2スイッチQ2との接続点に接続し、共振コンデンサC11の他端が一次巻線N41の他端に接続する場合)と、図17の従来例の変形において、共振コンデンサC11の一端が第1スイッチQ1と第2スイッチQ2との接続点に接続し、一次巻線N41の一端が平滑コンデンサC1の負極に接続し、共振コンデンサC11の他端が一次巻線N41の他端に接続する場合(図示せず)とは等価であり、特性は等しい。
【0059】
また、図6は本発明に係るスイッチング電源の第2の実施例を示す構成図である。図1と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。そして、図6の実施例は図1の実施例をより具体化した一例である。
【0060】
図6の実施例の構成を説明する。
交流電圧Vacと整流回路DB1との間にフィルタ回路40を備える。また、整流回路DB1の出力にコンデンサCfを備える。さらに、整流回路DB1と平滑コンデンサC1とを接続するブロッキングダイオードD4を備える。また、第1スイッチQ1の一端(ソース端)と平滑コンデンサC1の負極及び共通電位COMとの間に抵抗Rsenを備える。
【0061】
そして、ブロッキングダイオードD4のアノードは、整流回路DB1から得られる正極に接続され、ブロッキングダイオードD4のカソードは平滑コンデンサC1の正極に接続される。
【0062】
さらに、制御回路20は、出力電圧Vout及び抵抗Rsenに発生する電圧ISを入力し、第1主スイッチQ1の駆動信号Vg1、第2主スイッチQ2の駆動信号(Vg2−VQ1)を出力する。
【0063】
また、駆動信号Vg1は第1主スイッチQ1のゲート・ソース間に印加し、駆動信号(Vg2−VQ1)は第2主スイッチQ2のゲート・ソース間に印加する。
【0064】
このような制御回路20の内部の構成を説明する。
出力電圧Voutは誤差信号検出増幅回路10に入力される。さらに、誤差信号検出増幅回路10の出力の信号Bと、抵抗Rsenに発生する電圧の信号ISと、クロック回路12の出力の信号AとはカレントモードPWM制御回路11に入力される。
【0065】
また、カレントモードPWM制御回路11の出力の信号Cは、遅延回路13、アンド回路14及びノア回路15に入力される。さらに、遅延回路13の出力の信号Dは、アンド回路14及びノア回路15に入力される。
【0066】
また、アンド回路14の出力の信号Eはドライブ回路16に入力され、ノア回路15の出力の信号Fはドライブ回路17に入力される。そして、ドライブ回路16は駆動信号Vg1を出力し、ドライブ回路17は駆動信号(Vg2−VQ1)を出力する。
【0067】
したがって、駆動信号Vg1と、駆動信号(Vg2−VQ1)とは相補的であり、第1主スイッチQ1と第2主スイッチQ2とは相補的にオンオフする。
【0068】
さらに、第1主スイッチQ1と第2主スイッチQ2とは共にオフとなる期間を介して相補的にオンオフする。詳しくは、本願出願人による特願2003−014284等の記載と同様であるため、説明を省略する。
【0069】
また、図6の実施例のインダクタL1A、インダクタL1B、一次巻線N1a及び一次巻線N1bは、図1の実施例のインダクタL01A、インダクタL01B、一次巻線N01a及び一次巻線N01bと等価であり、同様の構成である。
【0070】
さらに、トランスT1の二次巻線N2及び二次巻線N3は、図17の従来例のトランスT41の二次巻線N42及び二次巻線N43と同様に、ダイオードD1及びダイオードD2に接続し、さらにその後にインダクタL3及びコンデンサC3に接続し、さらにまたその後に負荷Loadに接続する。
【0071】
このような、図6の実施例における、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2のオンオフの周波数領域での動作を図7から図9を用いて説明する。図7は図6の実施例の各期間の動作模式図である。同図において、動作状態は期間1から期間5まで順に遷移した後、再び期間1となる動作を繰り返す。また、図8から図9は、図6の実施例の各部の動作波形である。
【0072】
図8(a)において、電流IL2はインダクタL2の電流である。同図より、電流IL2は不連続になっている。即ち、スイッチング電源はインダクタ電流不連続モード(DCM)で動作する。
また、図8(b)において、電流IN1aは一次巻線N1aの電流であり、電流IN1bは一次巻線N1bの電流である。
【0073】
同図より、電流IL2は緩やかに変化するため、ダイオードD3はソフトスイッチング動作となり、リカバリ及びサージが発生しない。したがって、低ノイズ・低損失となる。
【0074】
さらに、図8(c)において、電圧VNBは一次巻線N1aと一次巻線N1bとダイオードD3との接続点の電圧であり、電圧VCfは整流回路DB1とインダクタL2とブロッキングダイオードD4との接続点の電圧であり、電圧VC1は平滑コンデンサC1の電圧である。
【0075】
同図より、電圧VNBは高周波交流電圧源となっている。
【0076】
また、図8(d)において、電圧VQ1は第1スイッチQ1と第2スイッチQ2と共振コンデンサC2との接続点の電圧であり、電圧VC2は共振コンデンサC2とインダクタL1Bとの接続点の電圧であり、電圧Vt2はインダクタL1Bと一次巻線N1bとの接続点の電圧である。
【0077】
さらに、図9(a)において、電圧Vg1は第1スイッチQ1の駆動信号であり、電圧(Vg2−VQ1)は第2スイッチQ2の駆動信号である。
また、図9(b)において、電圧(Vt2−Vt1)は一次巻線N1aの電圧と一次巻線N1bの電圧との和の電圧である。
【0078】
さらに、図9(c)において、電流IQ2は第2スイッチQ2の電流である。
また、図9(d)において、電流IQ1は第1スイッチQ1の電流である。
さらに、図9(e)において、電流IN2は二次巻線N2の電流であり、電流IN3は二次巻線N3の電流である。
【0079】
以下に、期間1から期間7について、順に説明する。
期間1では図7(a)のようになり、第1スイッチQ1はオン、第2スイッチQ2はオフとし、ダイオードD1はオン、ダイオードD2はオフ、ダイオードD3はオンとなる。
【0080】
このとき、インダクタL2、トランスT1、インダクタL3は励磁する。そして、第1スイッチQ1をオフとすると期間1が終了し期間2へ遷移する。
【0081】
期間2では図7(b)のようになり、第1スイッチQ1はオフとし、第2スイッチQ2はそのボディーダイオードが順方向にバイアスされオンとなり、ダイオードD1及びダイオードD2はオン、ダイオードD3はオンとなる。
【0082】
このとき、電流IN1b、電流IQ2の逆方向電流及び電流IN2は減少する。また、インダクタL2に蓄積されたエネルギーは平滑コンデンサC1を充電する。そして、電流IN1b、電流IQ2の逆方向電流及び電流IN2がゼロとなると期間2が終了し期間3へ遷移する。
【0083】
さらに、期間2の間に、駆動電圧(Vg2−VQ2)をハイレベルとすれば、第2スイッチQ2は低ノイズ・低損失でターンオンする。
【0084】
期間3では図7(c)のようになり、第1スイッチQ1はオフ、第2スイッチQ2はオンとし、ダイオードD1はオフ、ダイオードD2はオン、ダイオードD3はオンとなる。
【0085】
このとき、電流IL2は減少する。また、インダクタL2に蓄積されたエネルギーは平滑コンデンサC1を充電する。そして、電流IL2がゼロとなると期間3が終了し期間4へ遷移する。
【0086】
期間4では図7(d)のようになり、第1スイッチQ1はオフ、第2スイッチQ2はオンとし、ダイオードD1はオフ、ダイオードD2はオン、ダイオードD3はオフとなる。
【0087】
このとき、電流IN1bは第1スイッチQ1と第2スイッチQ2と共振コンデンサC2との接続点から共振コンデンサC2とインダクタL1Bとの接続点(インダクタL1Bと一次巻線N1bとの接続点)の方向に流れる。そして、第2スイッチQ2をオフとすると期間4が終了し期間5へ遷移する。
【0088】
期間5では図7(e)のようになり、第2スイッチQ2はオフとし、第1スイッチQ1はそのボディーダイオードが順方向にバイアスされオンとなり、ダイオードD1及びダイオードD2はオン、ダイオードD3はオフとなる。
【0089】
このとき、第1スイッチQ1には逆方向の電流が流れ、電流IN3は減少する。そして、電流IN3がゼロとなると期間5が終了し期間1へ遷移する。
【0090】
さらに、期間5の間に、駆動電圧Vg1をハイレベルとすれば、第1スイッチQ1は低ノイズ・低損失でターンオンする。
【0091】
また、トランスT1の二次巻線N2及び二次巻線N3に誘起する電圧は、ダイオードD1及びダイオードD2で整流され、さらにインダクタL3及びコンデンサC3で平滑され、出力電圧Voutとなる。
【0092】
このようにして、図6の実施例は交流電圧Vacを出力電圧Voutに変換する。
【0093】
このような、図6の実施例における、交流電圧Vacの周波数領域の動作について図10を用いて説明する。図10は図6の実施例の各部の動作波形である。
【0094】
図10(a)において、電圧VCfはコンデンサCfの電圧であり、電圧VC1はコンデンサVC1の電圧である。
また、図10(b)において、電流IL2はインダクタL2の電流である。
さらに、図10(c)において、電流Iinは入力電流Iinであり、電圧Vacは交流電圧Vacである。
【0095】
同図より、電流Iinの波形により、図6の実施例は高い力率で電力を変換する。また、電流IL2より、スイッチング電源はインダクタ電流不連続モード(DCM)で動作する。
そして、電圧VC1は、過大に昇圧されることなく、好適な特性となる。
【0096】
このようにして、図6の実施例は、平滑コンデンサC1の電圧ストレスが小さく、低損失・小型化に好適となる。
【0097】
また、ブロッキングダイオードD4は、スイッチング電源の起動のとき及び過渡変動のときに平滑コンデンサC1の充電を促進する作用がある。
【0098】
さらに、図11は本発明に係るスイッチング電源の第3の実施例を示す構成図である。図6と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
【0099】
図11の実施例の特徴は、トランスT2を備える点にある。
【0100】
トランスT2の構成を詳しく説明する。
トランスT2の巻線Nsetの一端とトランスT2の巻線Nresetの一端とは、共に整流回路DB1及びフィルタ回路40を介し、交流電圧Vacに接続する。
また、巻線Nsetの他端は、ダイオードD3を介し、トランスT1の一次巻線N1a,N1bの中間タップに接続する。
さらに、巻線Nresetの他端は、ブロッキングダイオードD4を介し、平滑コンデンサC1の正極に接続する。
【0101】
即ち、図11の実施例において、トランスT2の巻線Nsetは、交流電圧Vacを整流して得られる正極と一次巻線N1a,N1bの中間タップとの間に接続する第1磁性素子に相当する。
また、トランスT2の巻線Nresetは、整流回路DB1から得られる正極と平滑コンデンサC1の正極とを接続する第2磁性素子に相当する。
【0102】
そして、図11の実施例は、巻線Nset(第1磁性素子)と巻線Nreset(第2磁性素子)とが磁気結合を有する場合に相当する。
【0103】
また、図11の実施例は、図18の従来例と同様に、トランスT1の二次巻線N2及び二次巻線N3は、ダイオードD11及びダイオードD12に接続し、さらにその後にコンデンサC3及び負荷Loadに接続する。
【0104】
そして、第1スイッチQ1がオンオフし第2スイッチQ2が第1スイッチQ1と相補的にオンオフすることにより、トランスT1の二次巻線N2及び二次巻線N3に出力となる電圧が誘起する。そしてまた、その電圧はダイオードD11及びダイオードD12で整流され、さらにコンデンサC3で平滑され、出力電圧Voutとなり、負荷Loadへ電力を供給する。
【0105】
このような図11の実施例は、巻線Nsetと巻線Nresetとが疎結合のときに、インダクタ電流不連続モード(DCM)のみならず、インダクタ電流連続モード(CCM)においても好適な特性を示す。その詳細の説明は米国特許第6282103号に記載があるため、省略する。
【0106】
さらに、トランスT2は、エネルギーを蓄積できるため、平滑コンデンサC1のストレスを低減できる。具体的には、平滑コンデンサC1の容量を小さくできる。
【0107】
このような、図11の実施例における、交流電圧Vacの周波数領域の動作について図12を用いて説明する。図12は図11の実施例の各部の動作波形である。
【0108】
図12(a)において、電圧VCfはコンデンサCfの電圧であり、電圧VC1はコンデンサVC1の電圧である。
また、図12(b)において、電流(Iset+Ireset)はトランスT2の巻線Nsetの電流とトランスT2の巻線Nresetの電流の和である。
さらに、図12(c)において、電流Iinは入力電流Iinであり、電圧Vacは交流電圧Vacである。
【0109】
同図より、電流Iinの波形により、図11の実施例は高い力率で電力を変換する。また、電流IL2より、スイッチング電源はインダクタ電流連続モード(CCM)で動作する。
そして、電圧VC1は過大に昇圧されることないため、平滑コンデンサC1の電圧ストレスが小さく、低損失・小型化に好適となる。
【0110】
また、インダクタ電流連続モード(CCM)は、フィルタ回路40のストレスが小さい。したがって、図11の実施例は低損失・小型化に好適となる。
【0111】
また、図13は本発明に係るスイッチング電源の第4の実施例を示す構成図である。図6と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
【0112】
図13の実施例の特徴は、トランスT11の構成にある。
【0113】
図13の実施例の構成を詳しく説明する。
トランスT11は補助巻線N11cを備える。
また、共振コンデンサC2の一端は第1スイッチQ1と第2スイッチQ2との接続点に接続する。
さらに、一次巻線N11dの一端はインダクタL11Aを介して平滑コンデンサC1の正極に接続する。
また、共振コンデンサC2の他端はインダクタL11Bを介して一次巻線N11dの他端及び補助巻線N11cに接続する。
【0114】
そして、一次巻線N11dとインダクタL11B(共振コンデンサC2)と補助巻線N11cとの接続点は、高周波交流電圧源となる。また、ダイオードD3と補助巻線N11cとの接続点も高周波交流電圧源となる。
【0115】
なお、インダクタL11A及びインダクタL11Bは、図1の実施例と同様に、トランスT11の漏れインダクタンスであってもよい。また、外付けの素子であってもよい。さらにまた、インダクタL11AまたはインダクタL11Bを省略してもよい。
【0116】
また、インダクタL2の一端は整流回路DB1及びフィルタ回路40を介して交流電圧Vacに接続する。
さらに、インダクタL2の他端は、ダイオードD3及びトランスT11の補助巻線N11cを介して、トランスT11の一次巻線N11dとインダクタL11B(共振コンデンサC2)との接続点に接続する。
さらにまた、インダクタL2の他端は、インダクタL3及びブロッキングダイオードD4を介して平滑コンデンサC1に接続する。
【0117】
そして、図13の実施例において、インダクタL2は、交流電圧Vacを整流して得られる正極と一次巻線N11dとインダクタL11B(共振コンデンサC2)と補助巻線N11cとの接続点との間に接続する第1磁性素子に相当する。
また、インダクタL2及びインダクタL3は、整流回路DB1から得られる正極と平滑コンデンサC1の正極とを接続する第2磁性素子に相当する。
【0118】
さらに、図13の実施例は、トランスT11の二次巻線N12及び二次巻線N13は、図11の実施例と同様に、ダイオードD11及びダイオードD12に接続し、さらにその後にコンデンサC3及び負荷Loadに接続する。
【0119】
このような図13の実施例は、図11の実施例と同様に、インダクタ電流不連続モード(DCM)のみならず、インダクタ電流連続モード(CCM)においても好適な特性を示す。
【0120】
このような、図13の実施例における、交流電圧Vacの周波数領域の動作について図14を用いて説明する。図14は図13の実施例の各部の動作波形である。
【0121】
図14(a)において、電圧VCfはコンデンサCfの電圧であり、電圧VC1はコンデンサVC1の電圧である。
また、図14(b)において、電流IL2はインダクタL2の電流である。
さらに、図14(c)において、電流Iinは入力電流Iinであり、電圧Vacは交流電圧Vacである。
【0122】
同図より、電流Iinの波形により、図13の実施例は高い力率で電力を変換する。また、電流IL2より、スイッチング電源はインダクタ電流連続モード(CCM)で動作する。
そして、電圧VC1は、過大に昇圧されることなく、好適な特性となる。
【0123】
そして、図13の実施例は、図11の実施例と同様に、平滑コンデンサC1の電圧ストレスが小さく、低損失・小型化に好適となる。
【0124】
さらに、図13の実施例は、図11の実施例と同様に、インダクタ電流連続モード(CCM)において、フィルタ回路40のストレスが小さくできる。また、図13の実施例は、インダクタL2およびインダクタL3がエネルギーを蓄積できるため、平滑コンデンサC1の容量を小さくできる。
【0125】
また、図15は本発明に係るスイッチング電源の第5の実施例を示す構成図である。図6と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
【0126】
図7の実施例の特徴は、ダイオードD5及びダイオードD6を備える点にある。
【0127】
詳しくは、インダクタL4(第1磁性素子)の一端は、ダイオードD5及びダイオードD6を介して、交流電圧Vacに接続する。
そして、インダクタL4とダイオードD5及びダイオードD6との接続点は交流電圧Vacを整流して得られる正極となる。
【0128】
また、インダクタL4の他端は、共振コンデンサC2とトランスT21の一次巻線N21との接続点に接続する。
そして、共振コンデンサC2と一次巻線N21との接続点は高周波交流電圧源となる。
【0129】
さらに、インダクタL5(第2磁性素子)の一端は整流回路DB1から得られる正極に接続する。また、インダクタL5の他端は平滑コンデンサC1の正極に接続する。
即ち、図15の実施例の整流回路DB1内のダイオードは、図6の実施例のブロッキングダイオードD4の作用を代用する。
【0130】
また、共振コンデンサC2の一端は第1スイッチQ1と第2スイッチQ2との接続点に接続する。
さらに、トランスT21の一次巻線N21の一端は平滑コンデンサC1の正極に接続する。
また、共振コンデンサC2の他端は一次巻線N21の他端及びインダクタL4に接続する。
【0131】
また、図15の実施例は、トランスT21の二次巻線N25は、スイッチQ3及びスイッチQ4に接続し、さらにその後にインダクタL3及びコンデンサC3に接続し、さらにまたその後に負荷Loadに接続する。
【0132】
また、トランスT21の補助巻線N26は制御回路31を介してスイッチQ3の制御端子(ゲート)に接続し、トランスT21の補助巻線N27は制御回路32を介してスイッチQ4の制御端子(ゲート)に接続する。
【0133】
このような図15の実施例は、図6の実施例及び図13の実施例と同様に、平滑コンデンサC1の電圧ストレスが小さく、低損失・小型化に好適となる。
【0134】
また、ダイオードD5及びダイオードD6の電流は整流回路DB1を流れないため、順方向電圧降下による損失が小さく高い変換効率が得られる。
【0135】
さらに、スイッチQ3及びスイッチQ4は順方向電圧降下が小さい整流器として動作する。そして、補助巻線26及び補助巻線27には好適な駆動信号が発生する。したがって、図15の実施例は好適な整流ができるため、損失が少なく高い変換効率が得られる。
【0136】
また、図16は本発明に係るスイッチング電源の第6の実施例を示す構成図である。図6と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
【0137】
図7の実施例の特徴は、インダクタL6(第1磁性素子)の配置と、コンデンサC5を備える点にある。
【0138】
詳しくは、インダクタL6の一端は整流回路DB1に接続し、他端はコンデンサC5を介して、トランスT31の一次巻線N31a,N31bの中間タップに接続する。
【0139】
そして、インダクタL6と整流回路DB1との接続点の電圧は交流電圧Vacを整流して得られる負極である。そしてまた、一次巻線N1aと一次巻線N1bとの接続点は高周波交流電圧源であり、インダクタL6とコンデンサC5との接続点も高周波交流電圧源である。
【0140】
即ち、図16の実施例におけるインダクタL6と図6の実施例におけるインダクタL2とは正極と負極とを置換した関係である。
【0141】
また、共振コンデンサC2の一端は第1スイッチQ1と第2スイッチQ2との接続点に接続する。
さらに、トランスT31の一次巻線N31bの一端はインダクタL31Aを介して平滑コンデンサC1の負極に接続する。
一次巻線N31bの他端はトランスT31の一次巻線N31aの一端及びコンデンサC5に接続する。
一次巻線N31aの他端はインダクタL31Bを介してコンデンサC2の他端に接続する。
【0142】
さらに、インダクタL31A及びインダクタL31Bは、図6の実施例のインダクタL01A及びインダクタL1Bと同様に、トランスT13の漏れインダクタンスであってもよい。また、外付けの素子であってもよい。さらにまた、インダクタL01AまたはインダクタL1Bを省略してもよい。
また、インダクタL6は、図6の実施例のインダクタL2と同様に、トランスT31の漏れインダクタンスであってもよい。
【0143】
さらにまた、トランスT31の二次巻線N34は、ダイオードD13に接続し、さらにその後にコンデンサC3及び負荷Loadに接続する。
【0144】
そして、第1スイッチQ1がオンオフし第2スイッチQ2が第1スイッチQ1と相補的にオンオフすることにより、トランスT31の二次巻線N34に出力となる電圧が誘起する。そしてまた、その電圧はダイオードD13で整流され、さらにコンデンサC3で平滑され、出力電圧Voutとなり、負荷Loadへ電力を供給する。
【0145】
さらに、平滑コンデンサC1の正極と第2スイッチQ2のドレインとの間に電流検出回路21を備える。そして、電流検出回路21は第2スイッチQ2の電流に基づく電圧ISを出力する。
【0146】
このような、図16の実施例は、図6の実施例と同様に、平滑コンデンサC1の電圧ストレスが小さく、低損失・小型化に好適となる。
【0147】
【発明の効果】
以上のことにより、本発明によれば、高力率で平滑コンデンサの電圧ストレスが小さい交流/直流のスイッチング電源を提供できる。
【0148】
また、本発明によれば、スイッチの電圧ストレスが小さく、低損失・小型化に好適なスイッチング電源を提供できる。
【0149】
さらに、第1スイッチ及び第2スイッチは低ノイズ・低損失でターンオンできる。
【0150】
また、図6の実施例等において、インダクタ不連続モード(DCM)で動作する場合は、交流電圧と高周波交流電圧源との間のダイオードのリカバリ及びサージを抑制できるため、低ノイズ・低損失となる。
【0151】
さらに、図11の実施例、図13の実施例及び図15の実施例等において、インダクタ電流連続モード(CCM)で動作する場合は、フィルタ回路のストレス及び平滑コンデンサのストレスを低減できるため、小形化に好適となる。
【0152】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】出力回路の実施例を示す構成図である。
【図3】図1の実施例における、第1スイッチQ1がオン,第2スイッチQ2がオフのときの等価回路である。
【図4】図1の実施例の効果を説明する参考例を示す構成図である。
【図5】図4の参考例における、第1スイッチQ1がオン,第2スイッチQ2がオフのときの等価回路である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図7】図6の実施例の各期間の動作模式図である。
【図8】図6の実施例の各部の動作波形である。
【図9】図6の実施例の各部の動作波形である。
【図10】図6の実施例の各部の動作波形である。
【図11】本発明の第3の実施例を示す構成図である。
【図12】図11の実施例の各部の動作波形である。
【図13】本発明の第4の実施例を示す構成図である。
【図14】図13の実施例の各部の動作波形である。
【図15】本発明の第5の実施例を示す構成図である。
【図16】本発明の第6の実施例を示す構成図である。
【図17】従来のスイッチング電源を示す構成図である。
【図18】他の従来のスイッチング電源を示す構成図である。
【図19】他の従来のスイッチング電源を示す構成図である。
【符号の説明】
T1,T01,T11,T21,T31 トランス
C1 平滑コンデンサ
DB1 整流回路
Q1 第1スイッチ
Q2 第2スイッチ
C2 共振コンデンサ
L2,L4,L6 インダクタンス(第1磁性素子)
L5 インダクタンス(第2磁性素子)
L3 インダクタンス
T2 トランス
C5 コンデンサ
D3,D5,D6 ダイオード
D4 ブロッキングダイオード
L1A,L1b,L01A,L01B,L11a,L11b,L31A,L31B インダクタンス
Vac 交流電圧
Iin 入力電流
Vout 出力電圧
COM,GND 共通電位

Claims (5)

  1. 交流電圧を整流する整流回路と、前記整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの両極間に接続する第1スイッチと第2スイッチとからなる直列スイッチ回路と、前記第1スイッチがオンオフし前記第2スイッチが前記第1スイッチと相補的にオンオフすることにより二次巻線に出力となる電圧を誘起するトランスと、前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点と前記平滑コンデンサの一方の端子との間に接続される前記トランスの一次巻線と共振コンデンサとからなる直列回路と、を備えるスイッチング電源において、
    前記交流電圧を整流して得られる正極と前記一次巻線の中間タップとの間に接続する第1磁性素子を備えると共に、
    前記共振コンデンサは前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点に接続し、前記一次巻線は前記平滑コンデンサの正極に接続することを特徴とするスイッチング電源。
  2. 前記整流回路から得られる正極と前記平滑コンデンサとを接続する第2磁性素子を備えることを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源。
  3. 交流電圧を整流する整流回路と、前記整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの両極間に接続する第1スイッチと第2スイッチとからなる直列スイッチ回路と、前記第1スイッチがオンオフし前記第2スイッチが前記第1スイッチと相補的にオンオフすることにより二次巻線に出力となる電圧を誘起するトランスと、前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点と前記平滑コンデンサの一方の端子との間に接続される前記トランスの一次巻線と共振コンデンサとからなる直列回路と、を備えるスイッチング電源において、
    前記交流電圧を整流して得られる正極と、前記一次巻線と前記共振コンデンサとの接続点との間に接続する第1磁性素子を備えると共に、
    前記共振コンデンサは前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点に接続し、前記一次巻線は前記平滑コンデンサの正極に接続することを特徴とするスイッチング電源。
  4. 交流電圧を整流する整流回路と、前記整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの両極間に接続する第1スイッチと第2スイッチとからなる直列スイッチ回路と、前記第1スイッチがオンオフし前記第2スイッチが前記第1スイッチと相補的にオンオフすることにより二次巻線に出力となる電圧を誘起するトランスと、前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点と前記平滑コンデンサの一方の端子との間に接続される前記トランスの一次巻線と共振コンデンサとからなる直列回路と、を備えるスイッチング電源において、
    前記交流電圧を整流して得られる正極と、前記スイッチング電源内の高周波交流電圧源との間に接続する第1磁性素子を備えると共に、
    前記共振コンデンサは前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点に接続し、前記一次巻線は前記平滑コンデンサの正極に接続することを特徴とするスイッチング電源。
  5. 交流電圧を整流する整流回路と、前記整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの両極間に接続する第1スイッチと第2スイッチとからなる直列スイッチ回路と、前記第1スイッチがオンオフし前記第2スイッチが前記第1スイッチと相補的にオンオフすることにより二次巻線に出力となる電圧を誘起するトランスと、前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点と前記平滑コンデンサの一方の端子との間に接続される前記トランスの一次巻線と共振コンデンサとからなる直列回路と、を備えるスイッチング電源において、
    前記スイッチング電源内の高周波交流電圧源と、前記交流電圧を整流して得られる負極との間に接続する第1磁性素子を備えると共に、
    前記共振コンデンサは前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点に接続し、前記一次巻線は前記平滑コンデンサの負極に接続することを特徴とするスイッチング電源。
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