JP2004305601A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収性能や補助吸収具の配置容易性を犠牲にすることなく、着用者の股間部に配される部分、特に脚周りに配される部分のフィット性及び外観を向上させた使い捨ておむつを提供すること。
【解決手段】液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及びこれら両シート間に介在する液保持性の吸収体を具備する吸収性本体5と、レッグ部弾性部材が配設されている外装体6と、該外装体6の腹側部Aにおける両側縁部に連設されたウエストバンド部10,10とを備えたウエストバンドタイプの使い捨ておむつ1であって、外装体6は、股下部Cにおける左右両側に脚周り用の凹欠部51を有しており、吸収性本体5は、各凹欠部51の縁部からおむつ幅方向外方に張り出す張り出し部51,51を有している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸収性能や補助吸収具の配置容易性を犠牲にすることなく、着用者の股間部に配される部分、特に脚周りに配される部分のフィット性及び外観を向上させることのできる使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、展開型の使い捨ておむつとして、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、及びこれら両シート間に介在する液保持性の吸収体を具備し、使用時に着用者の腹側に位置する腹側部及び背側に位置する背側部を有するおむつが広く用いられており、展開型の使い捨ておむつの中でも大人が立ったまま装着可能なものとして、上記背側部の左右両側縁にそれぞれウェストバンド部が連設され、左右の該ウェストバンド部の少なくとも何れか一方における先端部にバンド止着部が設けられていると共に上記腹側部の両側部におむつ止着部が設けられており、前記バンド止着部により、左右の該ウエストバンド部を着用者の腹側において止着した後、前記おむつ止着部により、前記腹側部を前記ウエストバンド部に止着して着用するようになしてあるものが知られている(特許文献1,2参照)。
【0003】
しかし、従来のおむつにおいては、充分な吸収容量を確保するべく、着用者の股間部に配される部分がかなり幅広に形成されており、そのため、着用者の股間部に配された部分にしわやよれ等が多数且つ不規則に生じ易く、フィット性が充分ではなく、外観上もすっきりとした印象を与えるものではなかった。股間に配される部分の見栄えを向上させるためには、着用者の股間部に配される部分の幅を狭くすることが考えられるが、その場合には、吸収容量が不充分となったり、補助吸収具の併用が困難になる等の問題が生じる。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−184623号公報
【特許文献2】
特開平9−290002号公報
【0005】
従って、本発明の目的は、吸収性能や補助吸収具の配置容易性を犠牲にすることなく、着用者の股間部に配される部分のフィット性及び外観を向上させることのできる使い捨ておむつを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及びこれら両シート間に介在する液保持性の吸収体を具備する吸収性本体と、該吸収性本体の非肌当接面側に積層され、長手方向の両側部にレッグ部弾性部材が配設されている外装体と、該外装体の長手方向の一方の部位における両側縁部に連設されたウエストバンド部とを備え、左右の該ウエストバンド部の少なくとも何れか一方にバンド止着部が設けられていると共に、前記外装体の長手方向の他方の部位又は該部位に連設されたフラップ部におむつ止着部が設けられており、前記バンド止着部により、左右の前記ウエストバンド部を着用者の腹側又は背側において止着した後、前記おむつ止着部を、前記ウエストバンド部又はその隣接部位に止着して着用することができるようになしてある使い捨ておむつであって、前記外装体は、股下部における左右両側に脚周り用の凹欠部を有しており、前記吸収性本体は、前記各凹欠部の縁部からおむつ幅方向外方に張り出す張り出し部を有している使い捨ておむつを提供することにより、前記目的を達成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。本発明の一実施形態としての使い捨ておむつ1は、立ったままでも装着可能な成人用のおむつであり、図1〜図4に示されるように、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3、及びこれら両シート2,3間に介在する液保持性の吸収体4を具備する吸収性本体5と、該吸収性本体5の非肌当接面側に積層され、長手方向の両側部にレッグ部弾性部材61が配設されている外装体6と、該外装体6の長手方向の一方の部位Aにおける両側縁部に連設されたウエストバンド部10,10とを備えている。
【0008】
本明細書において、吸収性本体の長手方向、外装体の長手方向、おむつの長手方向とは、それぞれ、着用者の腹側に配される部分から着用者の股下に配される部分を経て着用者の背側に配される部分に至る方向又はその逆の方向を意味する。
【0009】
吸収性本体5及び吸収体4は、図1に示すように、それぞれ平面視形状が長方形状であり、吸収体4の幅は、吸収性本体5の幅より僅かに小さい。吸収体4は、表面シート2及び裏面シート3により挟持・固定されている。表裏面シート2,3は、吸収体4の長手方向両端縁外方において接着され、吸収体4の両側部においては、該吸収体4の側縁部41を覆うように配された立体ガード7形成用の液不透過性ないし撥水性のシート材72にそれぞれ接合されている。
【0010】
本実施形態における吸収性本体5の長手方向左右両側には、それぞれ、弾性部材71を有する立体ガード形成用シート72を配されて立体ガード7が形成されている。立体ガード7は、おむつ長手方向両端部において起立不可能に固定されており、固定された前記両端部間においては、弾性部材71が配された一側縁側が起立可能になされている。立体ガード形成用シート72の立体ガード7を形成しない側は、吸収体4の両側部を覆って吸収体4の非肌当接面側に巻き込まれ、吸収体4の非肌当接面側において裏面シート3に接合されている。
本実施形態における吸収性本体5は、表面シート2、裏面シート3、吸収体4及び立体ガード7形成用シート72が一体化されたものである。
【0011】
外装体6は、図4に示すように、積層され互いに接合された内層シート62及び外層シート63並びにこれら両シート間に挟持固定されたレッグ部弾性部材61からなる。外装体6の内層シート62側が、吸収性本体5の幅方向中央領域に接着剤8を介して接合されている。
吸収性本体5の長手方向における、左右に前記張り出し部を有する部分52は、前記外装体6の左右両側の一対のレッグ部弾性部材61同士間の領域内においてのみ該外装体6と接合されていることが、着用者の股間部に配される部分のフィット性及び外観を向上の観点から好ましい。外装体の左右両側にそれぞれ複数本のレッグ部弾性部材61が配されている場合における一対のレッグ部弾性部材61同士間の領域内は、外装体6の最も幅方向中央側に位置するレッグ部弾性部材同士間の領域内を意味する。尚、吸収性本体5の前記部分52以外の部分、例えば後述する吸収性本体の長手方向の一方の部位及び他方の部位における外装体との接合は、該吸収性本体の全幅に亘っていても良い。
レッグ部弾性部材61は、外装体5の長手方向に沿って配されている。内層シート62及び外層シート63は、長手方向の中央部が括れた略砂時計状の形状を有している。レッグ部弾性部材61は、尿取りパッド(補助吸収具)を併用する場合の補助吸収具の配置容易性に影響を与えないように直線状に配されていることが好ましい(図1参照)。また、股下部には横方向に収縮する弾性部材を配置しないことが好ましい。
【0012】
外装体6は、実質的に縦長に形成されており、長手方向の一方の部位Aの左右両側縁部には、それぞれウェストバンド部10,10が連設されており、左右のウェストバンド部10,10の少なくとも何れか一方における先端部には、バンド止着部11が設けられている(以下、外装体6における、左右にウエストバンド部を有する側の前記長手方向の一方の部位Aを、便宜的に腹側部という)。また、長手方向の他方の部位(以下、便宜的に背側部という)Bの左右両側縁部には、それぞれフラップ部20,20が連設されており、各フラップ部20に、各々2つのおむつ止着部21がおむつ長手方向に離間させて設けられている。
外装体6の長手方向の一方の部位及び他方の部位は、概ね、外装体6の長手方向の両端縁それぞれから外装体6の全長の1/3位迄の領域である。股下部Cは、おむつの長手方向における、着用時に着用者の股下に配される部分である。
【0013】
本実施形態のおむつ1における各ウェストバンド部10は、ウエストバンド部形成用のシート材10Aを、外装体6の腹側部Aにおける左右両側縁部の外層シート63側の面に、接着剤、ヒートシール、超音波シール等の公知の接合方法により接合して形成されている(図2,図3参照)。
ウエストバンド部形成用のシート材10Aは、少なくともウエストバンド部の基端側に弾性伸縮部を形成し得るものが好ましく、そのようなシート材10Aとしては、ウエストバンド部の基端側に配される端縁13の近傍に細幅の弾性伸縮部を有するシート材、ウエストバンド部の延出方向の中央付近より前記端縁13側の半分が弾性伸縮部であるシート材、その全体が弾性伸縮性を有するシート材等が挙げられる。
【0014】
本実施形態のおむつ1における各フラップ部20は、フラップ部形成用のシート材20Aを、外装体6の背側部Bにおける左右両側部の外層シート63側の面に、接着剤、ヒートシール、超音波シール等の公知の接合方法により接合して形成されている(図2,図4参照)。
フラップ部形成用のシート材20Aも、少なくともフラップ部の基端側に弾性伸縮部を形成し得るものが好ましく、そのようなシート材20Aとしては、フラップ部の基端側に配される端縁23の近傍に細幅の弾性伸縮部を有するシート材、フラップ部の延出方向の中央付近より前記端縁23側の半分が弾性伸縮部であるシート材、その全体が弾性伸縮性を有するシート材等が挙げられる。
【0015】
本実施形態のおむつ1に具体的に用いたシート材10A,20Aは、その全体が弾性伸縮性を有するシート材である。他の好ましい例としては、その全体が弾性伸縮部であるシートと、弾性伸縮性を有しないシート材とが連結された複合シートを挙げることができる。
【0016】
弾性伸縮性を有するシート材としては、例えば、エラストマー材料からなるシートの片面又は両面に、ウエストバンド部の長手方向(延出方向)に伸張可能な繊維集合体を積層して一体化してなる積層シートを用いることができる。
エラストマー材料としては、天然ゴム、ブタジエン、イソプレン等の合成ゴム等が好ましく用いられる。エラストマー材料からなるシートとしては、エラストマー材料をフィルム化して得られる弾性フィルム、エラストマー材料からなる弾性繊維を、ネット状に成形したり不織布化したシート等が好ましく用いられる。
ウエストバンド部又はフラップ部の長手方向(延出方向)に伸張可能な繊維集合体としては、スリットの形成等の2次的な加工を施さなくてもそれ自体伸張性を有する不織布、例えばスパンデックスからなる不織布等や、それ自体は伸張性を有しないものにスリットの形成等の2次的な加工により伸張性を付与したもの等を用いることができる。
【0017】
また、弾性伸縮性を有するシート材として、特許文献2に記載の、伸縮弾性を有するネット状シートと該ネット状シートの片面又は両面に積層された繊維集合体とからなる布帛や、特開平10−5278号、特開平9−285489号、特開平9−299404号の各公報記載のもの等を用いることもできる。
【0018】
ウエストバンド部10は、少なくとも裏面シート側の面が、機械的ファスナーの凸部材が直接係合可能な材料からなることが好ましい。
バンド止着部11及びおむつ止着部21,21は、その表面に多数の錨形や鉤形のオス型係合部材が配された機械的ファスナーの凸部材により形成されていることが好ましく、機械的ファスナーの凸部材としては、例えば「マジックテープ(登録商標)」(クラレ社製)、「クイックロン(登録商標)」(YKK社製)、「マジクロス(登録商標)」(カネボウベルタッチ社製)等の市販品を用いることができる。
【0019】
本実施形態の外装体6は、図1及び図2に示すように、股下部Cにおける左右両側に脚周り用の凹欠部64を有している。脚周り用の凹欠部64は、外装体の両側縁部を着用者の脚周りに沿う形状とするものである。本実施形態における凹欠部64の縁部65は、湾曲した曲線形状、より具体的には円弧状に形成されている。
外装体6における、左右両側に凹欠部64が形成された部分は、その幅が、該部分の長手方向中央部に向かって漸減している。
【0020】
そして、吸収性本体5は、図1及び図4に示すように、その左右両側に、外装体6の前記各凹欠部64の縁部65からおむつ幅方向外方に張り出す一対の張り出し部51,51を有している。
【0021】
着用者の股間部に配される部分、特に脚周りに配される部分のフィット性及び外観を向上させる観点から、前記張り出し部51の張り出し幅W1(図4参照)の最大値(最大張り出し幅)が、該最大張り出し幅を有する部位(図1のY−Y線上に位置する部位)における吸収性本体5の幅W(図4参照)の5〜30%、特に7.5〜25%であることが好ましい。
また、同様の観点から、吸収性本体5の長手方向における、張り出し部51を有する部分52の長さL1(図1参照)は、吸収性本体5の全長L(図1参照)の5〜65%、特に7〜55%であることが好ましい。
尚、成人用おむつの場合、吸収性本体5の張り出し部51を有する部分52の幅Wは、充分な吸収性能を確保する観点及び幅を抑えて装着感や装着性の悪化を防止する観点から、該部分52の長手方向に亘って16〜34cmの範囲内であることが好ましいが、この場合における、張り出し部51の前記最大張り出し幅は1〜8cmが好ましい。また、吸収性本体5の張り出し部51を有する部分52の長さL1(図1参照)は4〜65cmであることが好ましい。
【0022】
また、着用者の股間部に配される部分、特に脚周りに配される部分のフィット性及び外観を向上させる観点から、吸収性本体5が前記最大張り出し幅を有する部位(図1のY−Y線上に位置する部位)における外装体6の幅W2(図4参照)は、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおける該外装体の最大幅に対して25〜90%、特に30〜80%であることが好ましく、また、同様の観点から、吸収性本体5が前記最大張り出し幅を有する部位における外装体6の幅W2(図4参照)は、同部位における吸収性本体5の幅Wの50〜95%、特に55〜90%であることが好ましい。
【0023】
本実施形態のおむつ1は、図4に示すように、吸収性本体5の長手方向における、左右両側に張り出し部51を有する部分52における吸収体4に、該吸収体4の長手方向の各側縁41,41から離間させて一対の折曲補助手段44,44が設けられている。
折曲補助手段44は、吸収体4を予め決められた所定の部位で折れ曲がり易くする手段である。
【0024】
本実施形態における折曲補助手段44は、吸収体4に部分的に設けた吸収体形成材料が存在しない領域である。より詳細に説明すると、前記部位52における吸収体4は、図4に示すように、おむつ幅方向中央に位置する中央吸収体42と、該中央吸収体42の両側縁の外方に、各側縁から離間して位置する側部吸収体43,43とに分割されており、中央吸収体42と各側部吸収体43との間に、吸収体の形成材料が存在しない領域44が存在している。そして、この領域44が、本実施形態における折曲補助手段である。本実施形態においては、中央吸収体42、一対の側部吸収体43及び中央吸収体42と各側部吸収体との間の前記領域44によって吸収体4が構成されており、おむつ幅方向の最も外側に位置する側部吸収体43の外側縁が、吸収体の側縁41である。
【0025】
ここで、吸収体形成材料とは、吸収体4を構成する液保持性の材料であり、通常、繊維集合体又は該繊維集合体の全体又は一部に吸水性ポリマーを保持させたものである(以下、これらを繊維集合体等という)。繊維集合体等は、紙や透水性の不織布等で被覆されていることもあるが、これらは本明細書における吸収体の形成材料には含めない。
繊維集合体としては、パルプ繊維、コットン繊維、レーヨン繊維等のセルロース系繊維や、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成繊維、又はこれらの繊維の2種以上の混合物からなる繊維集合体が挙げられる。
繊維集合体の形態としては、カード法により得られる繊維ウエブ等が挙げられる。吸水性ポリマーとしては、自重の20倍以上の液体を吸収・保持でき且つゲル化し得るものが好ましく、例えば、デンプンや架橋カルボキシルメチル化セルロース、アクリル酸又はアクリル酸アルカリ金属塩の重合体又は共重合体等、ポリアクリル酸及びその塩並びにポリアクリル酸塩グラフト重合体を挙げることができる。繊維集合体にポリマーを保持させた形態としては、繊維集合体の繊維間隙にポリマーを保持させたもの、多層の繊維集合体の層間にポリマーをサンドイッチしたもの等が挙げられる。
【0026】
折曲補助手段による装着性向上効果は、適度な剛性を有する吸収体を用いた場合に特に顕著である。そのような吸収体の例としては、繊維集合体として、パルプ繊維、コットン繊維、レーヨン繊維、テンセル繊維等のセルロース系繊維からなる繊維集合体を用いており、その平均厚みが0.1〜3.0cmの吸収体を挙げることができる。
【0027】
本実施形態のように、吸収体の形成材料が存在しない領域44を折曲補助手段とする場合の該領域は、例えば、一体として製造した繊維集合体等を切断し、これを離間配置することにより形成することができ、また、元々離間した部位に複数の繊維集合体等を形成することにより形成することもできる。
本実施形態における折曲補助手段44は、吸収体4の長手方向の全長に亘って形成されており、おむつ止着部側を着用者の股間に沿って引き上げることが一層容易である。
【0028】
吸収体4に設ける折曲補助手段は、本実施形態におけるように吸収体の一部に吸収体形成材料が存在しない領域44を形成するのに代えて、前記吸収体4にスリットを形成し、該スリットを折曲補助手段とすることもでき、また、吸収体4に部分的に吸収体形成材料の坪量が他の部分よりも低い領域を形成し、該領域を折曲補助手段とすることもできる。吸収体に部分的に低坪量領域を形成する場合、該領域の吸収体形成材料の坪量は、その両側それぞれの部位における吸収体形成材料の坪量の1/2以下、特に1/3であることが好ましい。
【0029】
また、図5に示すように、吸収体4にエンボス処理により連続又は非連続のエンボス線44’を形成し、該エンボス線を折曲補助手段とすることもできる。図5に示す形態においては、エンボス線44’が吸収体4のおむつ長手方向に対応する方向に延びており、該吸収体4は、該エンボス線44’を境に一方の側がおむつ幅方向の中央側に位置し、他方の側がおむつ幅方向外方側側に位置するように、表裏面シート間に配されている。エンボス線44’は、エンボス処理を施した部分の吸収体坪量が減少するように形成することが好ましい。また、エンボス線44’は、吸収体4に部分的に吸収体形成材料の坪量が他の部分よりも低い領域を形成し、該領域に設けることもできる。尚、エンボス処理は、ヒートシール、超音波シール等の熱が加わるエンボス処理であることが好ましいが、加圧のみのエンボスであっても良い。
【0030】
また、本実施形態における折曲補助手段は、おむつ長手方向に延びる中央線と平行に形成されているが、折曲補助手段は、前記中央線に対して角度を有するように形成したり、幅方向中央側又は幅方向外方側に凹となるように湾曲させて形成することもでき、更には、サインカーブ状等に形成しても良い。
【0031】
また、本実施形態における折曲補助手段は、吸収体の全長に亘って形成されているが、吸収性本体5の張り出し部51を有する部分52のみ、或いは該部分52から腹側部A又は背側部Bの何れか一方の側の端に亘るように形成することもできる。但し、おむつ止着部側の引き出し操作を容易にする観点から、前記部分52を含めて、吸収体の全長の20%以上、特に30%以上の長さに亘って形成されていることが好ましい。
【0032】
以下、本実施形態のおむつ1の好ましい使用方法について説明する。
本実施形態のおむつ1は、左右のウエストバンド部を、着用者の腹側において止着して装着する方法(以下、腹側装着ともいう)及び着用者の背側において止着して装着する方法(以下、背側装着ともいう)の何れの方法でも装着することができるが、背側装着で装着する場合に本発明の効果がより顕著であるため、背側装着する場合を例にして説明する。
使い捨ておむつ1を装着するには、先ず、図6に示すように、着用者30の腹側に腹側部Aを当接させ、両ウエストバンド部10a,10bを着用者30の背側にもってくる。そして、一方のウエストバンド部10aを、他方のウエストバンド部10bに重ねるようにして、一方のウエストパンド部10aの先端部に設けられたバンド止着部11を、他方のウエストバンド部10bの裏面シート側に係合止着する。そして、背側部Bを着用者30の背側に引き出し、着用者30の股間に沿って引き上げる。そして、図6に示すように、おむつ止着部21,21を、互いに連結された状態の両ウエストバンド部10,10に係合止着する。このとき、フラップ部20が弾性伸縮部22を有する場合には、弾性伸縮部22を伸長させながら止着することが好ましい。
このようにして、おむつの装着が完了する。
【0033】
本実施形態のおむつによれば、股下部Cにおける外装体6が凹欠部64を有し且つ吸収性本体5が該凹欠部64に張り出した張り出し部51を有するため、着用者の股間部に配される部分、特に脚周りに配される部分のフィット性及び外観を向上させることができる。
即ち、装着状態において、張り出し部51が矢印P方向に折れ曲がると、その先端部の位置51aが安定的に股の付根にあたり、優れたフィット性が得られ、外観も良好となる。
【0034】
しかも、吸収性本体は実質幅が小さくなるように折れ曲がっているものの、本来の幅は広いので、吸収性及び尿取りパッド(補助吸収具)との併用性が良好である。
即ち、本実施形態のおむつによれば、吸収性本体5及び吸収体4の幅を広く維持できるため、吸収性能や補助吸収具をおむつ内面に載置して併用する場合の該補助吸収具の配置容易性等を犠牲にすることもない。
【0035】
また、本実施形態のおむつによれば、吸収体4に一対の折曲補助手段44が設けられているため、背側部Bを、着用者30の股間部を通して背側に引き出す際に、吸収体4の両側部が容易に下方に屈曲するため、おむつと着用者の大腿部との接触圧ないし摩擦が大きく低減する。そのため、背側部Bの引き出し操作をスムーズに行うことができる。
【0036】
更に、本実施形態の使い捨ておむつによれば、おむつ止着部21を有するフラップ部20にも弾性伸縮部22が形成されており、そのため、おむつ止着部21を、背側に止着した状態のウエストバンド部10又はその近傍部に極めて容易に止め付けることができる。しかも、弾性伸縮部22の存在によって、立ったり座ったりする動作や背中の曲げ伸ばし動作等に伴う背中の伸び縮みの影響が緩和され、着用中における、おむつのズレ落ち、特に着用者の背中が露出するようなズレが生じにくい。
本実施形態のおむつ1は、自分で装着できない老人等に対してその背側から装着して問題なく使用することができ、それにより、介護者の労力的負担及び着用者の労力的・精神的負担を軽減することができる。
本実施形態のおむつ1は、着用者30の背側に腹側部Aを当接させ、両ウエストバンド部10,10を着用者30の腹側において止着して装着することもでき、その場合にも、背側部B(おむつ止着部側)の腹側への引き出し操作を極めてスムーズに行うことができる。
【0037】
尚、表面シート2、裏面シート3、立体ガード7、内層シート62、外層シート63、各部の弾性部材等の構成材料としては、使い捨ておむつに従来用いられている各種公知のものを特に制限なく用いることができる。また、弾性部材61の形成素材としては、天然ゴム、合成ゴム、スパンデックス等の各種のものを用いることができ、それぞれの形態としては糸状、帯状、フィルム状等の各種のものを用いることができ、特に糸ゴム又は平ゴムが好ましく、これらは複数本(例えば2本〜5本)を平行に配置することが好ましく、それぞれ補助吸収具の長手方向に沿って配置することが好ましい。
【0038】
本発明の使い捨ておむつは、上述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
例えば、上記実施形態におけるウエストバンド部10は、ウエストバンド部形成用のシート材10Aを、外装体の両側縁部に接着剤により脱着不可能に固定して形成されていたが、図7に示すように、ウエストバンド部10は、ウエストバンド部形成用のシート材10Aを、外装体6に、上述した機械的ファスナーの凸部材等の、剥離及び再接合可能な接合手段81により脱着自在に固定して形成することもできる。図7に示す例においては、フラップ部20も同様に、フラップ部形成用のシート材20Aを、剥離及び再接合可能な接合手段82により着脱自在に固定して形成されている。
【0039】
このようにしてウエストバンド部10及び/又はフラップ部20を形成することにより、比較的高価な弾性伸縮部を有するシート材10A,20Aを用いてウエストバンド部を形成する場合であっても、外装体6や吸収性本体5のみを交換し、該シート材10A,20Aを再利用することで、おむつ交換に伴う経済的な負担を軽減することができる。
【0040】
尚、外装体6と吸収性本体5との間の接合にも剥離及び再接合可能な接合手段を用い、おむつ交換時に外装体6と吸収性本体5とを分離して吸収性本体5のみを交換できるようにすれば、おむつ交換に伴う経済的な負担を一層軽減することができる。おむつの一部を再利用することは、省資源の観点からも好ましい。
【0041】
また、ウエストバンド部形成用のシート材10Aを、外装体6に着脱自在に固定してウエストバンド部を形成する場合の該シート材10Aとしては、図8(a)に示すように、各ウエストバンド部用のシート材が左右に連続したシート材10A’や、図8(b)に示すように、ウエストバンド部用のシート材10Aとフラップ部形成用のシート材20Aとが連続した構成のシート材を用いることもできる。但し、吸収性本体5を幅方向に過度に収縮させない観点から、左右のウエストバンド部は、互いに別体のシート材で形成されていることが好ましい。
【0042】
また、上記実施形態のおむつ1における、ウエスト部弾性伸縮部材、レッグ弾性伸縮部材61及び立体ガード7は、それぞれ一部又は全部を省略することができる。
【0043】
また、上記実施形態においては、外装体の腹側部Bに別体のシート材20Aを接合してフラップ部20を形成してあったが、図9に示すおむつのように、外装体自体を構成するシート(例えば内層シート及び/又は外層シート)によりフラップ20(吸収性本体5の側縁から外方に延出する部分)を形成し、該フラップ20におむつ止着部21を設けることもできる。
【0044】
また、おむつ止着部21は、背側部におけるおむつ本体部分(ウエストバンド部を除く部分)の、ウエストバンド部の隣接部位に止着されるように設計されていても良く、あるいは、胴囲が特に小さい場合等、特定の着用者に装着する場合に限って、ウエストバンド部の隣接部位に止着されるようなものであっても良い。本発明のおむつは、補助吸収具を併用するものに限られない。
使い捨ておむつの各部の形状や寸法等は適宜に変更することができる。例えば、吸収体の形状は、略砂時計状(長手方向が細幅に括れた形状)であっても良い。
【0045】
尚、上述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
【0046】
【発明の効果】
本発明の使い捨ておむつによれば、吸収性能や補助吸収具の配置容易性を犠牲にすることなく、着用者の股間部に配される部分、特に脚周りに配される部分のフィット性及び外観を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態としての使い捨ておむつを平面状に拡げた状態を示す平面図である。
【図2】図2は、図1の使い捨ておむつの分解斜視図である。
【図3】図3は、図1のX−X線模式断面図である。
【図4】図4は、図1のY−Y線模式断面図である。
【図5】図5は、本発明の他の実施形態における折曲補助手段及びその付近の構成を示す斜視図である。
【図6】図6は、図1の使い捨ておむつを装着する途中の状態を着用者の背側から見た状態を示す図である。
【図7】図7は、外装体にシート材を着脱自在に固定してウエストバンド部を形成する形態を示す要部斜視図である。
【図8】図8(a)及び(b)は、それぞれ、ウエストバンド部形成用のシート材の例を示す図である。
【図9】図9は、本発明の他の実施形態としての使い捨ておむつを示す平面図(図1相当図)である。
【符号の説明】
1 使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 吸収性本体
6 外装体
7 立体ガード
10 ウエストバンド部
10A ウエストバンド部形成用のシート材
11 バンド止着部
20 フラップ部
20A フラップ部形成用のシート材
21 おむつ止着部
30 着用者
A 腹側部(外装体の長手方向の一方の部位)
B 背側部(外装体の長手方向の他方の部位)
C 股下部

Claims (7)

  1. 液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及びこれら両シート間に介在する液保持性の吸収体を具備する吸収性本体と、該吸収性本体の非肌当接面側に積層され、長手方向の両側部にレッグ部弾性部材が配設されている外装体と、該外装体の長手方向の一方の部位における両側縁部に連設されたウエストバンド部とを備え、左右の該ウエストバンド部の少なくとも何れか一方にバンド止着部が設けられていると共に、前記外装体の長手方向の他方の部位又は該部位に連設されたフラップ部におむつ止着部が設けられており、前記バンド止着部により、左右の前記ウエストバンド部を着用者の腹側又は背側において止着した後、前記おむつ止着部を、前記ウエストバンド部又はその隣接部位に止着して着用することができるようになしてある使い捨ておむつであって、
    前記外装体は、股下部における左右両側に脚周り用の凹欠部を有しており、前記吸収性本体は、前記各凹欠部の縁部からおむつ幅方向外方に張り出す張り出し部を有している使い捨ておむつ。
  2. 前記吸収性本体の長手方向における、左右に前記張り出し部を有する部分は、前記外装体の左右両側の一対のレッグ部弾性部材同士間の領域内においてのみ該外装体と接合されている請求項1記載の使い捨ておむつ
  3. 前記張り出し部の最大張り出し幅が、該最大張り出し幅を有する部位における前記吸収性本体の幅の5〜30%である請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記吸収性本体の長手方向における、少なくとも左右に前記張り出し部を有する部分における前記吸収体に、一対の折曲補助手段が設けられている請求項1〜3の何れか記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記折曲補助手段が、前記吸収体に形成したスリット、前記吸収体に部分的に設けた吸収体形成材料が存在しない領域、又は前記吸収体に部分的に設けた吸収体形成材料の坪量が他の部分よりも低い領域である請求項1〜4の何れか記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記折曲補助手段が、前記吸収体にエンボス処理を施して形成した連続又は非連続のエンボス線である請求項1〜5の何れか記載の使い捨ておむつ。
  7. 前記ウエストバンド部は、少なくとも一部に弾性伸縮性を有するウエストバンド部形成用のシート材を、前記外装体に脱着自在に固定して形成されている請求項1〜6の何れか記載の使い捨ておむつ。
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