JP4021783B2 - 使い捨ての体液吸収性物品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、使い捨てのパンツ型おむつ等の着用物品と併せて着用するのに適した使い捨ての体液吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平5−200059号公報(特許文献1)には、おむつカバーや使い捨ておむつ、パンツ型の下着等とともに補助的に使用される吸収性物品が開示されている。この吸収性物品では、予め矩形に作られた吸収性物品の前方部分を吸収性物品の内側へ湾曲させるとともにその前方部分の両側縁を起立させることによって、物品着用者の排尿部位を覆うことができるカップ状の凹部が形成されている。起立した両側縁には、弾性部材が伸長状態で取り付けられており、この弾性部材の収縮作用によって、凹部の形状が保たれている。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−200059号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記吸収性物品は、それが折り畳まれていると凹部が扁平な状態になるから、着用しようとするときには、吸収性物品を広げたならば凹部に指先を入れてその凹部がカップ状を呈するように復元させなければならない。ただし、このように形を復元させる作業が必要になるのは、前記吸収性物品に限らない。使い捨ておむつ等と併せて着用する男性用吸尿袋もまた、それがいくつも重ね合わせられた状態で梱包されていると偏平なものになるから、それを着用するときには袋を指先でふくらませて立体的な形を復元させ、ペニスを挿入し易くしなければならない。
【0005】
この発明では、パンツ型の使い捨ておむつ等と併せて着用する前記公知のような使い捨て体液吸収性物品を、立体的な形状をとらせることが容易となるように改良することが課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためのこの発明が対象とするのは、パンツ型着用物品の内側に位置させて前記着用物品と併せて着用可能な使い捨ての体液吸収性物品である。
【0007】
前記体液吸収性物品において、この発明が特徴とするところは、次のとおりである。前記体液吸収性物品は、着用者の腹側部と背側部と股部とに位置する前部と後部と中間部とを有し、これら各部の幅を2等分する中心線を含む面に関して面対称を成して向かい合うパネル状の第1部位と第2部位とからなるものである。前記第1部位と第2部位とは、前記中心線の両側でほぼC字形と逆C字形とを画くように湾曲した形状のものであって、前記着用物品着用者の肌と向かい合う透液性の内面シートと前記着用物品と向かい合う不透液性の外面シートとこれら両シート間に介在する体液吸収性コアとを有する。前記第1部位と第2部位との周縁部が前記C字形と逆C字形との内側にあって小さな弧を画く内縁部と、前記C字形と逆C字形との外側にあって大きな弧を画く外縁部と、これら内外縁部を前記前部においてつなぐ前縁部と、これら内外縁部を前記後部においてつなぐ後縁部とからなる。前記第1部位と第2部位とは、互いの前記外縁部において一体となることによって、前記中心線の両側に向かって拡開可能に形成されている。
【0008】
かかるこの発明には、次のような好ましい実施態様がある。
(1)前記第1部位と第2部位とは、前記コアを二分するように互いに別個に形成された第1コアと第2コアとを有し、これら第1コアと第2コアそれぞれにおける周縁部の外側には前記外面シートを含むフラップが形成され、前記フラップのうちで前記外縁部に位置する部位どうしが一体になっている。
(2)前記第1部位と第2部位とが第1コアと第2コアとを有し、これら両コアが前記中心線上において連続した状態にあって前記コアを形成している。
(3)前記フラップどうしが一体になっている部位では、前記不透液性の外面シートどうしが合掌状に重なり合い接合している。
(4)前記コア、前記第1コアおよび前記第2コアは、いずれも一様な厚さのもので、その厚さが2〜10mmの範囲にある。
(5)前記コアは、前記第1コアおよび前記第2コアは、前記前縁部および後縁部の少なくとも一方の近傍で厚さが特に薄くなるように形成されている。
(6)前記コア、前記第1コアおよび前記第2コアの剛軟度が8〜800mN・cmの範囲にある。
【0009】
【発明の実施の形態】
添付の図面を参照して、この発明に係る使い捨ての体液吸収性物品の詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0010】
図1,2,3は、使い捨て体液吸収性物品1が拡開した状態にある部分破断斜視図と、図1の吸収性物品1がパンツ型着用物品2と併せて着用される状態を示す図と、図1の吸収性物品1が畳まれた状態にあるときの斜視図である。吸収性物品1は、その幅を2等分して湾曲しながら延びる中心線Aを含む仮想の面Mに関して面対称をなす一対のほぼC字形および逆C字形の第1パネル部材3と第2パネル部材4とからなる(図6を併せて参照)。一対の第1、第2パネル部材3,4は、図1において中心線Aの両側に向かって拡開した状態にあり、図3においては重なり合い閉じた状態にある。第1、第2パネル部材3,4が拡開した状態の吸収性物品1は、図2に示されるようにパンツ型着用物品2の内側に位置させて着用し、物品2の着用者の股部にフィットさせて***された尿等を吸収させることができる。図1において、吸収性物品1は舟形に湾曲しており、着用物品2の腹側部31(図2参照)に位置させる前部6と、背側部32に位置させる後部7と、股下部33に位置させる中間部8とを有し、前部6と後部7とが中間部8よりも幅広く広がっている。一対を成す第1パネル部材3と第2パネル部材4とは、この発明において第1部位と第2部位と呼ばれるもので、形状が面対称を成すということにおいて互いに形状が異なるものではあるが、構造と使用材料とが実質的に同じであるから、以下では主として第1パネル部材3について説明する。また、第2パネル部材4では、第1パネル部材3の各部位に対応する第2パネル部材4の各部位が第1パネル部材3の参照符号に100を加えて示されている。
【0011】
第1パネル部材3は、着用者の肌と向かい合う内面シート11と、内面シート11の反対側にあって着用物品2と向かい合う外面シート12と、これら両シート11,12の間に介在する体液吸収性のコア16とを有し、コア16がティシュペーパ16tによって被覆されている。内面シート11は、少なくともコア16を覆う部分が透液性であり、外面シート12はその全体が不透液性、より好ましくは撥水性かつ不透液性である。内面シート11と外面シート12とは、コア16の周縁から延出して重なり合い、互いに接合してフラップ17を形成している。フラップ17のうちで、中心線Aに沿う部分18は、第2パネル部材4に形成されているフラップ117のうちで中心線Aに沿う部分118と合掌状に重なり合って互いに接合し一体化している。第1パネル部材3の前部6と後部7とには、外面シート12の外表面にメカニカルファスナのフック部材や粘着剤などからなる止着域21が形成されており、吸収性物品1はこの止着域21において図2の如く着用物品2の内面に取り外し可能に固定される。
【0012】
着用物品2に固定された吸収性物品1は、前部6と後部7とが着用物品2の胴周り方向ヘ大きく広がる一方、中間部8は着用物品2の股下部33から外へ出ることがない程度に広がっている。着用物品2は、吸収性物品1を着用者の身体にフィットさせるためのもので、パンツ型を呈する図示例のものは、腹側部31、背側部32、股下部33の他に、胴周り開口部34と一対の脚周り開口部36とを有している。この着用物品2は、胴周り方向とその方向に直交する上下方向とに弾性的に伸長可能なシート材料で形成されており、必要に応じて胴周り開口部34や脚周り開口部36の周縁部分に弾性部材を伸長状態または非伸長状態で追加的に取り付けることができる。着用物品2はまた、図示例に代えて非弾性的なシート材料で形成されていて、開口部34,36に弾性部材が伸長状態で取り付けられているものであってもよい。さらにはまた、着用物品2として、パンツ型や開放型の使い捨ておむつ、トレーニングパンツ、失禁者用パンツ、生理用パンツなどを使用することもできる。
【0013】
図1の吸収性物品1は、図3に示されているように、第1パネル部材3の内面シート11と第2パネル部材4の内面シート111とを対向させるようにして重ね合わせることができる。かように重ね合わせた吸収性物品1は、第1、第2パネル部材3,4と同様な外形を有する平坦なパネル状のものとなる。
【0014】
図4,5は、図1のIV−IV線およびV−V線に沿う切断面を示す図である。第1パネル部材3と4とは、フラップの部分18,118が互いに接合するところを基端にして、中間部8においては開角αでV字形に拡開し、後部7においては開角αよりもやや大きい開角βでV字形に拡開し、図示されてはいないが前部6は後部7と同様に拡開している。中間部8では、第1、第2パネル部材3と4のフラップ17と117とが仮想線で示す着用者の鼠蹊部36に下方からフィット可能であり、フィットしたときには、第1、第2パネル部材3,4間が凹部37を形成する。フラップ17,117において、外面シート12,112はそれに重なる内面シート11,111よりもさらに外方へ延出している。第1、第2パネル部材3,4は、フラップ17,117のうちで中心線Aに沿う部分18,118における外面シート12と112とが合掌状に重なり合い、溶着または接着により水密状態で接合し一体化している。図4,5のように着用される体液吸収性物品1は、前部6と後部7とが比較的大きく拡開することによって、着用者の胴周りによくフィットする。中間部8では、尿が***されると、それがコア16,116に吸収されるまで凹部37に滞留させておくことができる。第1、第2パネル部材3,4の一番外側に不透液性、より好ましくは撥水性で不透液性の外面シート12,112が位置しているから、尿は第1、第2パネル部材3,4に吸収されたり、凹部37に滞溜したりしても、体液吸収性物品1の外へ滲み出ることがない。
【0015】
図6は、吸収性物品1を第1、第2パネル部材3と4とに分解した平面図であって、第1、第2パネル部材3と4とは中心線Aに関して線対称となるように並べられている。ただし、第1パネル部材3は、一部分が破断して示されている。これらのうちで第1パネル部材3について説明すると、次のとおりである。第1パネル部材3は、ほぼC字形を呈するように弧を画いて図の上下方向へ延びており、部材3の周縁部は、C字形の内側に位置して小さな弧を画く内縁部41と、C字形の外側に位置して大きな弧を画く外縁部42と、内縁部41と外縁部42とを図の下方、すなわち第1パネル部材3の前部6においてつなぐ前縁部43と、内縁部41と外縁部42とを図の上方、すなわち第1パネル部材3の後部7においてつなぐ後縁部44とからなる。第2パネル部材4の周縁部は、第1パネル部材3と同様な内縁部141と、外縁部142と、前縁部143と、後縁部144とからなる。第1パネル部材3の外縁部42は、図1においてフラップ17の一部分18となり、第2パネル部材4の外縁部142は、図1においてフラップ117の一部分118となる。
【0016】
図6の第1、第2パネル部材3と4とは、内面シート11と111とが内側になるように重ね合わせられ、それぞれの外縁部42,142であるフラップの一部分18と118とが合掌状に重なり合って互いに接合されて、図3の状態の吸収性物品1となる。この吸収性物品1は、第1、第2パネル部材3と4とを互いの内面シート11と111とが中心線Aの両側へ離間するように拡開すれば、図1の状態となる。第1、第2パネル部材3と4とは、弧を画く可撓性の外縁部42と142とで一体になっていることによって、体液吸収性物品1は拡開したときに図1の如き舟形を呈し、幅方向切断面が図4,5の如きV字形を呈する。
【0017】
かような吸収性物品1では、内面シート11,111に透液性の不織布や開孔プラスチックフィルムを使用することができる。外面シート12,112には、不透液性の不織布やプラスチックフィルム、不織布とプラスチックフィルムとのラミネートシートを使用することができる。コア16,116には、粉砕パルプ、粉砕パルプと高吸収性ポリマー粒子との混合物などの吸収性材料をティシュペーパ16tで被覆し圧縮して、厚さが2〜10mmで、JIS P 8125に基づく剛軟度が8〜800mN・cmとなるように調整したものを使うことが好ましい。かかる剛軟度を有するコア16,116を使用した体液吸収性物品1は、図4の如く鼠蹊部にフィットして、断面がV字形を呈する凹部37を形成することが容易である。コア16,116は、これに熱可塑性合成繊維やプラスチックフィルムの短冊片を20重量%を限度に混合して加熱圧縮すると、形状が崩れにくいものになると同時に、コア16,116の内部に体液の拡散を容易にする空間を作ることができる。
【0018】
図7は、この発明の実施態様の一例を示す図1と同様な図面である。この吸収性物品1の第1、第2パネル部材3,4には、それらの内縁部41,141にバリアカフ51,151が設けられている。これらバリアカフ51,151のうち、例えばバリアカフ51は、内縁部41の前方部分と後方部分(図6参照)との間に弾性部材52を伸長状態で設けるとともに、この弾性部材52と内縁部41との間を不織布、好ましくは不透液性の不織布、さらに好ましくは不透液性にして撥水性の不織布53で塞げばよい。このような吸収性物品1は、図4の鼠蹊部36に対して弾性的にフィットすることが可能になる。
【0019】
図8は、この発明の実施態様の他の一例を示す図6と同様な図面である。この例では図6の第1パネル部材3と第2パネル部材4とに対応する第1部位3aと第2部位4aとのコア16aと116aとが中心線A上においてつながり、図においてほぼX字状を成す一体的なコア5を形成している。第1、第2部位3a,4aの内面シート11a,111a、外面シート12a,112aも中心線A上においてつながり、それぞれが1枚のシートでできている。第1部位3aと第2部位4aとは、内面シート11a,111aが内側となるように中心線Aに沿って折り重ね、図示された湾曲している外縁部18aと118aとを合掌状に重ねて接合すると、図1とほぼ同様な形状を有する体液吸収性物品1となる。
【0020】
この発明の体液吸収性物品1は、例えば第1、第2パネル部材3と4とを重ね合わせれば、物品1も平坦なパネル状のものになるので梱包や持ち運びが容易である。この物品1はまた、第1、第2パネル部材3と4との内面シート11,111が互いに離間するように拡開すれば、中間部8に尿などを一時的に滞留させることができる凹部37が自動的に形成されるので、この種の凹部を有する従来技術の物品と比較して着用するのに手間がかからない。第1、第2パネル部材3,4のコア16とコア116とは、厚さを一様にすることができる他に、前部6および/または後部7における厚さを中間部8における厚さよりも薄くして、着用者の胴周りに対する物品1のフィット性を向上させることもできる。
【0021】
【発明の効果】
この発明に係る体液吸収性物品は、面対称を成すように互いに向かい合ったパネル状の部位を有するもので、これらの部位を重ね合わせれば物品全体が平坦なパネル状のものになって梱包や持ち運びが容易になる。パネル状の部位どうしは拡開することが容易で、拡開したときには尿を一時的に滞留させることができる凹部が自ずと形成されるので着用に手間がかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】使い捨て体液吸収性物品の部分破断斜視図。
【図2】体液吸収性物品の使用状態を示す図。
【図3】畳まれた体液吸収性物品の斜視図。
【図4】図1のIV−IV線切断面を示す図。
【図5】図1のV−V線切断面を示す図。
【図6】体液吸収性物品の分解平面図。
【図7】実施態様の一例を示す図1と同様な図。
【図8】実施態様の一例を示す図6と同様な図。
【符号の説明】
1 吸収性物品
2 着用物品
3 第1部位(第1パネル部材)
3a 第1部位
4 第2部位(第2パネル部材)
4a 第2部位
5 コア
6 前部
7 後部
8 中間部
11 内面シート
11a 内面シート
12 外面シート
12a 外面シート
16 コア(第1コア)
16a コア
18 フラップ
18a フラップ
41 内縁部
42 外縁部
43 前縁部
44 後縁部
111 内面シート
111a 内面シート
112 外面シート
112a 外面シート
116 コア(第2コア)
116a コア
118 フラップ
118a フラップ
141 内縁部
142 外縁部
143 前縁部
144 後縁部
A 中心線

Claims (7)

  1. パンツ型着用物品の内側に位置させて前記着用物品と併せて着用可能な使い捨ての体液吸収性物品であって、
    前記体液吸収性物品が着用者の腹側部と背側部と股部とに位置する前部と後部と中間部とを有し、これら各部の幅を2等分する中心線を含む面に関して面対称を成して向かい合うパネル状の第1部位と第2部位とからなるものであり、前記第1部位と第2部位とは前記中心線の両側でほぼC字形と逆C字形とを画くように湾曲した形状のものであって前記着用物品着用者の肌と向かい合う透液性の内面シートと前記着用物品と向かい合う不透液性の外面シートとこれら両シート間に介在する体液吸収性コアとを有し、前記第1部位と第2部位との周縁部が前記C字形と逆C字形との内側にあって小さな弧を画く内縁部と、前記C字形と逆C字形との外側にあって大きな弧を画く外縁部と、これら内外縁部を前記前部においてつなぐ前縁部と、これら内外縁部を前記後部においてつなぐ後縁部とからなり、前記第1部位と第2部位とが互いの前記外縁部において一体となることによって前記中心線の両側に向かって拡開可能に形成されていることを特徴とする前記体液吸収性物品。
  2. 前記第1部位と第2部位とは、前記コアを二分するように互いに別個に形成された第1コアと第2コアとを有し、これら第1コアと第2コアそれぞれにおける周縁部の外側には前記外面シートを含むフラップが形成され、前記フラップのうちで前記外縁部に位置する部位どうしが一体になっている請求項1記載の体液吸収性物品。
  3. 前記第1部位と第2部位とが第1コアと第2コアとを有し、これら両コアが前記中心線上において連続した状態にあって前記コアを形成している請求項1記載の体液吸収性物品。
  4. 前記フラップどうしが一体になっている部位では、前記不透液性の外面シートどうしが合掌状に重なり合い接合している請求項2記載の体液吸収性物品。
  5. 前記コア、前記第1コアおよび前記第2コアは、いずれも一様な厚さのもので、その厚さが2〜10mmの範囲にある請求項1〜4記載の体液吸収性物品。
  6. 前記コア、前記第1コアおよび前記第2コアは、前記前縁部および後縁部の少なくとも一方の近傍で厚さが特に薄くなるように形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の体液吸収性物品。
  7. 前記コア、前記第1コアおよび前記第2コアの剛軟度が8〜800mN・cmの範囲にある請求項1〜6のいずれかに記載の体液吸収性物品。
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