JP2004299350A - ネック部結晶化装置及びネック部結晶化方法 - Google Patents

ネック部結晶化装置及びネック部結晶化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】生産性を向上させることのできるプリフォームのネック部結晶化装置を提供する。
【解決手段】ネック部結晶化装置18の冷却部64は、ネック部12を冷却コア96で保持したまま搬送部材30からプリフォーム10を抜き取り、取出部66までプリフォーム10を搬送する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、結晶化装置及び結晶化方法に関し、特に、耐熱性容器用プリフォームのネック部を結晶化するためのネック部結晶化装置及びネック部結晶化方法に関する。
【0002】
【背景技術】
耐熱性の樹脂製容器を成形するにあたり、そのプリフォームのネック部を白化結晶化するネック部結晶化装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。従来のネック部結晶化装置は、プリフォームを装置に供給する供給部と、プリフォームのネック部を近赤外線ヒータで熱処理を行う加熱部と、冷却コアをネック部に挿入してネック部を冷却する冷却部と、冷却されたプリフォームを装置から取り出す取出部とから構成されている。このようなネック部結晶化装置は、2つの直線搬送路と2つの半円弧状搬送路からなり、2つの直線搬送路に供給部、加熱部そして取出部を配置し、1つの半円弧状搬送路に冷却部を配置している。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−158040号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のネック部結晶化装置は、生産性向上のためプリフォームを2列同時に搬送しているが、さらなる生産性向上が望まれている。しかしながら、加熱されたネック部を取出し可能な温度まで冷却させるためには時間がかかり、成形サイクルを短縮しつつ十分な冷却時間を確保するためには、冷却部を長くして装置全体を大型化させなければならない。
【0005】
本発明の目的は、より多量のプリフォームのネック部結晶化を達成し、生産性を向上させることのできるプリフォームのネック部結晶化装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の一態様のネック部結晶化装置において、
前記ネック部を結晶化温度以上に加熱する加熱部と、
前記加熱部で加熱された前記ネック部に冷却コアを挿入し、前記ネック部を取出し可能な温度まで冷却する冷却部と、
前記冷却部で冷却された前記ネック部を有する前記プリフォームを冷却コアから離型する取出部と、を有し、
前記加熱部は、前記プリフォームの少なくとも前記ネック部以外の部分を保持する搬送部材で前記プリフォームを搬送し、
前記冷却部は、前記ネック部の内壁面と前記冷却コアの外壁面との接触による冷却で前記ネック部を収縮させ、
前記冷却コアは、前記ネック部の収縮によって前記プリフォームを保持し、かつ前記プリフォームを前記搬送部材から抜き取るとともに、前記冷却部から前記取出部まで前記プリフォームを搬送することを特徴とする。
【0007】
本発明の一態様によれば、冷却コアによってネック部を冷却したままプリフォームを取出部まで搬送することができるので、ネック部の冷却時間を長くとることが可能になる。また、冷却コアによってプリフォームを搬送することができるので、搬送部材の搬送路に制約されること無く冷却部及び取出部を設定することができる。したがって、プリフォームの搬送速度を上げてサイクルタイムを短縮しても冷却時間を十分に得ることができ、装置を大型化する必要がない。
【0008】
ここで、前記搬送部材は、前記プリフォームの胴部を覆う筒部材と、前記底部を保持する底部材と、を有し、
前記筒部材から結晶化する前記ネック部を露出させた状態で加熱することができる。
【0009】
このような構成とすることで、結晶化の必要な部分のみを露出させて加熱することができる。
【0010】
さらに、前記冷却部と前記取出部は、前記冷却コアを搬送する環状の搬送路に沿って設けられていることを特徴とすることができる。
【0011】
このような構成とすることで、プリフォームが、搬送部材の搬送路とは別の冷却コアの環状搬送路を搬送できるので、搬送部材の搬送経路に制約されない。また、冷却コアによってネック部が冷却される搬送路を長く形成することができる。さらに、搬送部材の搬送路に取出部がないので、プリフォームの供給部を冷却部に隣接して配置することができる。
【0012】
ここで、前記加熱部は、前記搬送部材を搬送する少なくとも2つの直線状の搬送路に沿って設けられ、
前記冷却部は、前記搬送部材を搬送する半円の円弧状搬送路を有することができる。
【0013】
このような構成とすることで、円弧状搬送路から直線状の搬送路に搬送された空の搬送部材に対し、すぐにプリフォームを供給することができるので、加熱のための搬送路を長く取ることができる。また、加熱部が直線状の搬送路に配置されることで、高価な曲線状の加熱ヒータ例えば近赤外線ヒータを使用することもない。
【0014】
ここで、前記冷却コアは、前記ネック部に所望の形状を付与する整形部と、前記ネック部を外側へ付勢して保持する弾性変形部と、を有し、
前記冷却コアを前記ネック部に挿入する位置に、前記冷却コアの前記整形部と前記弾性変形部とを選択して前記冷却コアを挿入できる冷却コア挿入機構を有することを特徴とすることができる。
【0015】
このような構成とすることで、加熱不良でネック部が所望の温度に達していなくても冷却コアの弾性変形部によって内側から外側に向かって付勢しているので、ネック部の収縮によらずにプリフォームを保持することができる。
【0016】
本発明の一態様のネック部結晶化方法において、
前記プリフォームは搬送部材によって搬送されるとともに、前記ネック部を加熱する加熱工程と、
加熱された前記ネック部内に冷却コアを挿入して冷却する冷却工程と、
冷却された前記ネック部を有するプリフォームを前記冷却コアから離型する取出工程と、を有し、
前記冷却工程は、前記搬送部材で搬送される前記プリフォームのネック部に前記冷却コアを挿入する工程と、
前記冷却コアによって前記ネック部を冷却し、かつ収縮させる工程と、
前記ネック部の収縮によって前記プリフォームを前記冷却コアに保持して前記搬送部材から抜き出す工程と、を有し、
前記取出工程は、前記プリフォームから前記冷却コアを離型する工程を有することを特徴とする。
【0017】
本発明の一態様によれば、冷却コアによってネック部を冷却したままプリフォームを取出部まで搬送することができるので、ネック部の冷却時間を長くとることが可能になる。また、冷却コアによってプリフォームを搬送することができるので、搬送部材の搬送路に制約されること無く冷却部及び取出部を設定することができる。したがって、プリフォームの搬送速度を上げてサイクルタイムを短縮しても冷却時間を十分に得ることができ、装置を大型化する必要がない。
【0018】
ここで、前記加熱工程と前記冷却工程の間で前記ネック部の温度を検出し、
検出された前記ネック部の温度があらかじめ設定された温度以下である場合には、前記ネック部の収縮によらない保持手段によって前記プリフォームを前記冷却コアに保持することができる。
【0019】
このような構成とすることで、ネック部の温度が低く冷却コアに保持されるほど収縮しない場合であっても、加熱工程と冷却工程の間で、ネック部の温度を検出し、ネック部の収縮によらない保持手段で確実にプリフォームを保持することができる。
【0020】
ここで、前記加熱工程と前記冷却工程の間で前記ネック部の温度を検出し、
前記ネック部の温度があらかじめ設定された温度以下である場合には、前記冷却コアを挿入する工程における前記冷却コアの挿入力を小さくすることができる。
【0021】
このような構成とすることで、収縮した状態で冷えたネック部に冷却コアを挿入する場合でも、冷却コアを挿入する力を小さくすることで、収縮したネック部の破損を防止し、装置の破損も防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明の一実施の形態に係るネック部結晶化装置を示す平面図である。図2は、冷却部の平面図である。図3は、冷却コアをネック部に挿入する工程を説明する図である。図4は、冷却部の断面図である。図5は、プリフォームを筒部材から抜き出す工程を説明する図である。図6は、プリフォームの取出し工程を説明する図である。図7と図8は、冷却コアをネック部に挿入する正常時の工程と、低温のネック部に挿入する異常時の工程とを説明する図である。
【0024】
プリフォーム10は、図6に示すように、開口を有するネック部12と、このネック部12に続く筒状の胴部14と、胴部14を下端で閉塞する底部15と、ネック部12の下端に形成されたフランジ部16とを有し、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂により射出成形されている。ネック部12は、高温の内容物例えば果汁飲料などを充填した後、金属製若しくはプラスチック製のキャップによって密封される。この高温内容物の充填時の熱による変形を防止するため、フランジ部16を含むネック部12は、本実施の形態に係るネック部結晶化装置18によってあらかじめ白化結晶化され、耐熱性を付与される。
【0025】
このネック部結晶化装置18は、図1に示すように、横長の機台1上に、プリフォーム10を搬送する搬送路20が設けられている。搬送路20は平行で長い2本の第1、第3直線搬送路22、24と、短い第2直線搬送路23及び円弧状搬送路28を有している。搬送路20は、プリフォームを2個ずつ保持する多数の搬送部材30が固定された無端状の搬送チェーン32が張り渡されている。ネック部結晶化装置18は、図1に示すように、搬送路20に沿って各処理部が配置されている。第1直線搬送路22には、供給部と第1加熱部60aが配置され、第2直線搬送路23には保温部62が配置されている。第3直線搬送路24には第2加熱部60bが配置され、円弧状搬送路28には冷却部64と取出部66が配置されている。
【0026】
円弧状搬送路28の中心には、図2及び図4に示すように、機台1上には、機台1内に配置された図示せぬモータの駆動により回転するギア88と、機台1に固定された支軸80が配置されている。ギア88上には、スプロケット34aと回転板104が回転し、スプロケット34aと噛合する搬送チェーン32に固定した搬送部材30が、搬送路20に沿って連続的に循環搬送駆動される。搬送部材30は、図4に示すように、搬送ブロック36と、搬送ブロック36上にプリフォーム10の胴部14の外周を覆う筒部材42を有する。筒部材42は、図3に示すように、筒部材42内にプリフォーム10の底部15を保持する底部材44が配置されている。
【0027】
供給部58は、内部に収納されたプリフォーム10を回転攪拌して供給する図示せぬプリフォームフィーダを有し、図示せぬ供給用シュータの出口端には、プリフォーム供給機構72が設けられている。このプリフォーム供給機構72については、詳細は図示しないが、公知のネック部結晶化装置のプリフォーム供給機構を採用することができる。例えば、2列のスクリューコンベアと、略長円形の供給用搬送路に沿って2列の保持用コア160を連続循環移動させながら、2列のプリフォーム10を搬送路20上の搬送部材30に受渡し機構と、を有している。
【0028】
第1、第2加熱部60a、60bは、第1、第2直線搬送路22、24に沿って配設された第1、第2加熱ボックス69a、69bを有する。これら加熱ボックス69a、69b内には、プリフォーム10の搬送路を挟んだネック部12対応位置の両側に、例えば、図示せぬ近赤外線ヒータが配設され、ネック部12及びフランジ部16を結晶化温度まで加熱できるようになっている。第1及び第2加熱部60a,60bにおいては、プリフォーム10は、底部材44に保持され、ネック部12を筒部材42上に露出させ、かつ、フランジ部16の下面を筒部材42上面に接触させること無く近赤外線ヒータで加熱する。また、この第1、第2加熱部60a、60bには、プリフォーム10を自転させるための機構が設けられている。
【0029】
保温部62は、第2直線搬送路23を保温カバー94にて覆い、第1加熱部60aで加熱されたプリフォーム10が第2加熱部60bに至るまでの間に亘って、プリフォーム10の保温を行うようにしている。
【0030】
冷却部64は、第1、第2加熱部60a、60bで加熱されたプリフォーム10が、第2加熱部60aから取出部66まで円弧状搬送路28を搬送される間に、プリフォーム10の冷却と整形を行うようにしている。冷却部64は、図7に示すように、円弧状搬送路28を搬送されるプリフォーム10のネック部12内に2列の冷却コア96を挿入して、ネック部12を内面から冷却すると共にネック部12の内面を整形する。
【0031】
取出部66は、プリフォーム10のネック部12の上面に2列の離型用筒部材98aを接触させて、ネック部12から冷却コア96を離型させ、プリフォーム10をネック部結晶化装置18外へ搬出する。
【0032】
次に、円弧状搬送路28における冷却部64と取出部66の構造について、図2〜図6を用いて詳細に説明する。
【0033】
円弧状搬送路28は、円弧状搬送路28を搬送される複数の搬送部材30に対応して複数の昇降機構102(図2においては一部省略)が円弧状搬送路28に沿って配置されている。昇降機構102は、回転板104に固定され、図示せぬモータの駆動により円弧状搬送路28の上方に形成される環状搬送路200に沿って回転移動する。したがって、回転板104と連結されたスプロケット34aは、スプロケット34aに噛合された搬送チェーン32及び搬送チェーン32に固定された搬送部材30と同期して回転移動することになる。
【0034】
昇降機構102は、図4に示すように、2つの冷却コア96を固定する冷却コア固定板118と、2つの離型用筒部材98を固定する離型用筒部材固定板120とを、回転板104に下端を固定されたガイド軸108、108に沿って昇降自在に支持している。各昇降機構102の冷却コア96は、円弧状搬送路28の中心に設けられた冷却水分配器114から冷却ホース122によって冷却水を循環されて所望の冷却温度を維持している。冷却コア固定板118と離型用筒部材固定板120は、環状搬送路200の半径方向に長い直方体であり、その長手方向の両端には、それぞれ冷却用カムフォロア128と離型用カムフォロア130を有している。
【0035】
回転板104の上方であって、環状搬送路200の内周側には第1カム固定板124が配置され、環状搬送路200の外周側には第2カム固定板132が配置されている。昇降機構102の冷却用カムフォロア128と離型用カムフォロア130は、これら第1カム固定板124と第2カム固定板132に固定された複数のカムにころがり接触することで、環状搬送路200を搬送される間、冷却コア固定板118と離型用筒部材固定板120を昇降させている。
【0036】
環状搬送路200は、図2に示すように、昇降機構102の状態によって、冷却部64を構成する第1ブロックA、第2ブロックB、第3ブロックC、第4ブロックD、第5ブロックEからなる5つのブロックと、取出部66を構成する第6ブロックF、第7ブロックGからなる2つのブロックと、第7ブロックGと第1ブロックAの間にある第8ブロックHに分けて説明することができる。
【0037】
第1ブロックAは、図1に示すように、環状搬送路200の外側と内側の第1及び第2カム固定板126、132にカム126A、132Aが形成され、第3直線搬送路24から円弧状搬送路28に搬送されたプリフォーム10に対し、冷却コア96をネック部12内へ挿入する工程が行われる。図3に示すように、ネック部12が加熱され結晶化されたプリフォーム10が搬送部材30に保持されて第1ブロックAに搬送されると、昇降機構102の離型用カムフォロア130は、第2カム固定板132上に形成されたカム132A2に沿って下降し、ネック部12内へ冷却コア96を挿入する。冷却コア96の外径は、ネック部12の所望の内径に設定されており、加熱によって収縮したネック部12よりも大きい。そこで、離型用カムフォロア130が下限である第2カム固定板132上に達しても、さらに冷却用カムフォロア128の上方に配置したカム132A1にころがり接触することで冷却コア固定板118だけを下降させ、ネック部12内へ強制的に冷却コア96を挿入する。なお、図3では、環状搬送路200の内側は図示されていないが、外側とほぼ同様のカム126Aが環状搬送路200の内側にも形成されている。
【0038】
第2ブロックBは、図3に示すように、第2カム固定板132上を離型用カムフォロア130がころがり接触し、冷却コア96をネック部12内に挿入され、整形されたまま冷却を継続する。なお、冷却用カムフォロア128は、カムに接触することなく搬送される。
【0039】
第3ブロックCは、図2に示すように、環状搬送路200の外側と内側の第1及び第2カム固定板126、132にカム126C、132Cが形成され、筒部材42からプリフォーム10を抜き出す工程が行われる。図5に示すように、プリフォーム10が搬送部材30に保持されて第3ブロックCに搬送されると、昇降機構102の離型用カムフォロア130は、第2カム固定板132上に形成されたカム132Cに沿って上昇する。ネック部12は、冷却コア96によって冷却されて収縮しているので、冷却コア96はネック部12を保持したまま離型用カムフォロア130の上昇に伴って上昇し、筒部材42からプリフォーム10を抜き出す。なお、図5では、環状搬送路200の内側にも、外側とほぼ同様のカム126Cが形成されている。
【0040】
第4ブロックDは、上昇機構102はプリフォーム10を上昇させたまま搬送することで、筒部材42と干渉することなく取出部66へとプリフォームを搬送する。なお、空になった筒部材42は、第1直線搬送路22へと搬送され、供給部58のプリフォーム供給機構72によって新たなプリフォーム10を供給される。
【0041】
第5ブロックEは、筒部材42が円弧状搬送路28を離れ、第1直線搬送路22へ搬送されたので、プリフォーム10を冷却コア96に保持されたまま下降する。図5に示すように、昇降機構102の離型用カムフォロア130が、第2カム固定板132上に形成されたカム132Eに沿って下降することでプリフォーム10も下降する。
【0042】
第6ブロックFは、取出部66の一部を構成し、プリフォーム10のネック部12から冷却コア96を離型する。第6ブロックFには、図2に示すように、環状搬送路200の外側と内側の第1及び第2カム固定板126、132にカム126F、132Fが形成されている。カム132Fは、図6に示すように、冷却用カムフォロア128と接触するカム132F1と、離型用カムフォロア130と接触するカム132F2が形成されている。冷却コア96に保持されたプリフォーム10は、第6ブロックFに搬送されてくると、環状搬送路200の下方に形成された取出レール67の間に導かれる。離型用カムフォロア130はカム132F2によって上方への移動を規制され、冷却用カムフォロア128はカム132F1によって緩やかに上昇させる。冷却用筒部材98は、冷却用筒部材固定板120と共に一定の高さを維持するため、プリフォーム10のネック部12の天面が冷却用筒部材98によって上方への移動を制限され、冷却コア96のみが上昇することになり、ネック部12は冷却コア96から離型される。ネック部12が離型されたプリフォーム10は、取出しレール67の間へ落下し、傾斜した取出しレール67にフランジ部16を支持されたまま滑り降り、装置外へと排出される。
【0043】
第7ブロックGは、図6に示すように、離型用カムフォロア130はカム132G2によって上昇させられて、昇降機構102を上昇させる。
【0044】
第8ブロックHは、図6に示すように、昇降機構102の上昇位置を維持したまま第1ブロックAまで昇降機構102を搬送する。昇降機構102が上昇位置にあるため、第3直線搬送路24から搬送されてくるプリフォーム10と干渉することなく冷却コア96の挿入位置に昇降機構102を配置することができる。
【0045】
このように、冷却コア96によってプリフォーム10を取出部66まで搬送することで、冷却部64における冷却時間を長く取ることができ、プリフォーム10を機外へ排出可能な温度まで冷却することができる。一方で、プリフォーム10の搬送をネック部12の熱収縮に頼るため、ネック部12が冷却コア96に保持されるのに十分なだけ収縮されないときの保持機構が必要である。このようにネック部12が十分に収縮しない状態としては、例えば二つのケースが考えられる。一つは、例えば成形開始直後などでネック部12が所定の温度まで昇温されなかった場合である。他の一つは、例えば成形途中においてトラブルで装置が停止し、加熱されたネック部12がそのまま放置され、収縮した状態で固化してしまった場合である。
【0046】
このような状態は、冷却コア96を挿入する前のネック部12の温度を検出し、予め設定された温度に達しているか否かで判断することができる。図2に示すように第3直線搬送路24の終端、つまり第2加熱部60bから搬出されたプリフォーム10のネック部12に対向する位置に、非接触式の温度センサ145、145を配置させている。温度センサ145によって検出されたネック部12の温度は、図示せぬ制御部において、あらかじめ設定された温度範囲と比較され、正常か異常かを判断される。制御部で正常と判断された場合には、上述した通常のネック部を結晶化する工程が継続される。また、制御部で設定範囲温度以下であり、異常と判断された場合には、第1ブロックAにおいて、冷却コア96の挿入工程を異常モードで実施することになる。異常モードについて、以下説明する。
【0047】
第1ブロックAの環状搬送路200の内側と外側に配置されたカム126A、132Aは、カム昇降シリンダ137、137を有している。カム昇降シリンダ137は、図7の正常モードにおける冷却コア96の挿入工程を示す断面図と、図8の異常モードにおける冷却コア96の挿入工程を示す断面図とを比較すると明らかなように、カム132A1を正常モードよりも下降量Xだけ余分に冷却コア96を下降させることができる。冷却コア96は、正常モードでネック部12に挿入される整形部146と、整形部146よりも上方に異常モードでネック部12に挿入される弾性変形部147とを有している。弾性変形部147は、整形部146の外径と整形部146よりも大きな外径に弾性変形することのできる割りリング状の部材で構成されている。したがって、昇温不足で収縮が少ないネック部12の場合、カム昇降シリンダ137を駆動させて冷却コア96を正常モードよりも長く下降させ、弾性変形部147がネック部12内に十分挿入されると、弾性変形部147がネック部12を内側から付勢して保持することができる。
【0048】
このようにして、弾性変形部147まで挿入されたプリフォーム10は、第3ブロックC以降において、冷却コア96に保持されたまま取出部66まで搬送することができる。
【0049】
また、ネック部12の温度が制御部における設定温度より低い温度を検出する場合には、例えば成形途中のトラブルでネック部結晶化装置18が停止したような場合も考えられる。このような場合、ネック部12は、ネック部結晶化装置18内で加熱された後、装置の停止により冷却され、収縮した状態で固化していることも考えられる。収縮したネック部12に冷却コア96を無理やり挿入すると、ネック部12が破損してその破片が装置内に飛散する可能性や装置18の一部が破損することが考えられる。そこで、温度センサ145の検出温度が制御部の設定温度以下である場合には、カム昇降シリンダ137へ供給される加圧流体、例えばエアシリンダの場合にはエアの圧力を低圧に切り替えて冷却コア96をネック部12に挿入させる。この低圧エア圧力は、プリフォーム10のネック部12が破損しない程度であって、取出部66などにおいて冷却コア96でプリフォーム10を保持したまま搬送可能な程度に嵌合する圧力に設定される。このように冷却コア96をネック部12に挿入する力を小さくすることで、収縮したネック部12の破損を防止し、装置18の破損も防止することが可能となる。
【0050】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の形態に変形可能である。
【0051】
例えば、前記実施の形態では、搬送路において2列のプリフォームを並行して搬送するようにしているが、1列あるいは3列以上のプリフォームを搬送することも可能である。
【0052】
また、例えば、前記実施の形態では、異常時にプリフォームを保持するために弾性変形部を冷却コアに設けているが、これに限らず他の保持手段、例えば把持機構などを用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るネック部結晶化装置を示す平面図である。
【図2】冷却部の平面図である。
【図3】冷却コアをネック部に挿入する工程を説明する図である。
【図4】冷却部の断面図である。
【図5】プリフォームを筒部材から抜き出す工程を説明する図である。
【図6】プリフォームの取出し工程を説明する図である。
【図7】冷却コアをネック部に挿入する正常時の工程を説明する図である。
【図8】冷却コアを低温のネック部に挿入する異常時の工程を説明する図である。
【符号の説明】
10 プリフォーム
12 ネック部
14 胴部
15 底部
16 フランジ部
18 結晶化装置
20 搬送路
22 第1直線搬送路
23 第2直線搬送路
24 第3直線搬送路
28 円弧状搬送路
30 搬送部材
58 供給部
60a 第1加熱部
60b 第2加熱部
64 冷却部
66 取出部
67 取出レール
72 プリフォーム供給機構
96 冷却コア
98 離型用筒部材
102 昇降機構
124 第1カム固定板
132 第2カム固定板
137 カム昇降シリンダ
200 環状搬送路

Claims (8)

  1. ネック部と、該ネック部に続く筒状の胴部と、該胴部を閉塞する底部とを有するプリフォームの前記ネック部を結晶化するネック部結晶化装置において、
    前記ネック部を結晶化温度以上に加熱する加熱部と、
    前記加熱部で加熱された前記ネック部に冷却コアを挿入し、前記ネック部を取出し可能な温度まで冷却する冷却部と、
    前記冷却部で冷却された前記ネック部を有する前記プリフォームを冷却コアから離型する取出部と、を有し、
    前記加熱部は、前記プリフォームの少なくとも前記ネック部以外の部分を保持する搬送部材で前記プリフォームを搬送し、
    前記冷却部は、前記ネック部の内壁面と前記冷却コアの外壁面との接触による冷却で前記ネック部を収縮させ、
    前記冷却コアは、前記ネック部の収縮によって前記プリフォームを保持し、かつ前記プリフォームを前記搬送部材から抜き取るとともに、前記冷却部から前記取出部まで前記プリフォームを搬送することを特徴とするネック部結晶化装置。
  2. 請求項1において、
    前記搬送部材は、前記プリフォームの胴部を覆う筒部材と、前記底部を保持する底部材と、を有し、
    前記筒部材から結晶化する前記ネック部を露出させた状態で加熱することを特徴とするネック部結晶化装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記冷却部と前記取出部は、前記冷却コアを搬送する環状の搬送路に沿って設けられていることを特徴とするネック部結晶化装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記加熱部は、前記搬送部材を搬送する少なくとも2つの直線状の搬送路に沿って設けられ、
    前記冷却部は、前記搬送部材を搬送する半円の円弧状搬送路を有していることを特徴とするネック部結晶化装置。
  5. 請求項1において、
    前記冷却コアは、前記ネック部に所望の形状を付与する整形部と、前記ネック部を外側へ付勢して保持する弾性変形部と、を有し、
    前記冷却コアを前記ネック部に挿入する位置に、前記冷却コアの前記整形部と前記弾性変形部とを選択して前記冷却コアを挿入できる冷却コア挿入機構を有することを特徴とするネック部結晶化装置。
  6. プリフォームのネック部を結晶化するネック部結晶化方法において、
    前記プリフォームは搬送部材によって搬送されるとともに、前記ネック部を加熱する加熱工程と、
    加熱された前記ネック部内に冷却コアを挿入して冷却する冷却工程と、
    冷却された前記ネック部を有するプリフォームを前記冷却コアから離型する取出工程と、を有し、
    前記冷却工程は、前記搬送部材で搬送される前記プリフォームのネック部に前記冷却コアを挿入する工程と、
    前記冷却コアによって前記ネック部を冷却し、かつ収縮させる工程と、
    前記ネック部の収縮によって前記プリフォームを前記冷却コアに保持して前記搬送部材から抜き出す工程と、を有し、
    前記取出工程は、前記プリフォームから前記冷却コアを離型する工程を有することを特徴とするネック部結晶化方法。
  7. 請求項6において、
    前記加熱工程と前記冷却工程の間で前記ネック部の温度を検出し、
    前記ネック部の温度があらかじめ設定された温度以下である場合には、前記ネック部の収縮によらない保持手段によって前記プリフォームを前記冷却コアに保持することを特徴としたネック部結晶化方法。
  8. 請求項6において、
    前記加熱工程と前記冷却工程の間で前記ネック部の温度を検出し、
    前記ネック部の温度があらかじめ設定された温度以下である場合には、前記冷却コアを挿入する工程における前記冷却コアの挿入力を小さくすることを特徴としたネック部結晶化方法。
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