JP4559164B2 - プリフォームの加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリフォームの加熱装置に関する。
合成樹脂製のボトルとして、ポリ・エチレン・テレフタレート製の容器いわゆるPETボトルが広く普及している。
このようなPETボトルは、射出成形されたプリフォームをブロー成形適温以上まで加熱し、延伸ブロー成形することで得ることができる。このようなPETボトルを成形するために、ブロー成形装置がある。ブロー成形装置としては、加熱ステーションとブロー成形ステーションのそれぞれにプリフォームを搬送する搬送路が配置され、さらにこれら2つの搬送路間でプリフォームを転送する転送部を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、プリフォームのネック部を加熱部の熱源の熱から遮断するシャッター部材を有するプリフォームの加熱装置がある(例えば、特許文献2参照)。このようなプリフォームの加熱装置は、熱源である赤外線ヒータとはプリフォームを挟んで反対側にシャッター部材を設け、進退駆動手段によってプリフォームに対して進退させていた。
しかしながら、このようなシャッター部材は、プリフォームの搬送路を挟んで赤外線ヒータとは反対側からプリフォームに対して進退させるため、プリフォームを受け入れる切り欠き部が赤外線ヒータ側で開口せざるを得ず、その開口部から赤外線ヒータの光がネック部側に漏れていた。また、プリフォームの搬送方向に対して片側からシャッター部材を進退させる移動距離が長くなり、したがって、間欠搬送後のプリフォーム停止期間を一定とした場合、赤外線ヒータの光からネック部を遮る時間が比較的短かった。
WO98/09795号公報 特開2000−62011号公報
本発明の目的は、熱源からプリフォームのネック部を効率的に保護するプリフォームの加熱装置を提供することにある。
本発明にかかるプリフォームの加熱装置は、
プリフォームを間欠搬送する搬送路と、
前記搬送路に沿って配置され、前記プリフォームを加熱する加熱部と、
を有するプリフォームの加熱装置において、
前記プリフォームは、ネック部と、該ネック部に連なる筒状の胴部と、該胴部を閉塞する底部と、を有し、
前記加熱部は、
前記胴部を加熱するための熱源と、
前記プリフォームを、前記熱源に対向させて直列搬送する搬送経路と、
前記ネック部に対し前記熱源からの熱を遮る第1のシャッター部材及び第2のシャッター部材と、
前記第1のシャッター部材及び前記第2のシャッター部材を、前記搬送経路に停止した前記プリフォームに対し近接及び離間移動させるシャッター駆動機構と、
を有し、
前記第1のシャッター部材及び前記第2のシャッター部材の少なくとも一方は、前記搬送経路に停止した前記プリフォームを受け入れる大きさの切り欠き部を有し、
前記第1のシャッター部材は、前記搬送経路を挟んで前記第2のシャッター部材と対向して配置されることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、プリフォームの両側にシャッター部材を配置したので、プリフォームに対しシャッター部材を近接・離間移動させる距離と時間が短縮でき、ネック部を熱源の熱から効果的に保護することができる。
本発明にかかるプリフォームの加熱装置において、
前記シャッター駆動機構は、
前記第1のシャッター部材に設けられた第1の回転軸と、
前記第2のシャッター部材に設けられた第2の回転軸と、
前記第1の回転軸及び前記第2の回転軸を回転させる回転手段と、を有することができる。
このような構成とすることで、従来のスライド型の進退駆動機構に比べてコンパクトとなる。そのため、例えば搬送路が複数列のプリフォームを搬送する構造の場合、隣の列のシャッター部材と干渉することなく配置させることができる。
本発明にかかるプリフォームの加熱装置において、
前記加熱部は、直列搬送されるN個のプリフォームを同時加熱し、
前記第1のシャッター部材及び前記第2のシャッター部材の少なくとも一方は、前記熱源と対向する位置で停止した前記N個のプリフォームを受け入れるN個の切り欠き部を有することができる。
このような構成とすることで、シャッター部材を回転させる構造であっても、短い回転移動距離で、加熱部内で熱源と対向したN個のプリフォームのネック部を同時に保護することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかるブロー成形装置の全体構成を示す平面図である。図2は、本発明の一実施の形態にかかる加熱部の側面図である。図3は、本発明の一実施の形態にかかるシャッター駆動機構の正面図である。図4は、本発明の一実施の形態にかかる加熱ボックスの図2のX−X’断面図である。図5は、本発明の一実施の形態にかかるシャッター部材の平面図である。
(ブロー成形装置の概要)
まず、図1を用いて、本発明の一実施の形態にかかるブロー成形装置の概要について説明する。ブロー成形装置100は、機台450上に、加熱ステーション112と、転送部114と、ブロー成形ステーション116とがプリフォーム118の搬送方向Aに沿って直線状に配設されている。さらに、加熱ステーション112は、供給部110と、プリフォームの搬送方向Aに沿って配置された第1の搬送路200と、を有し、第1搬送路200上に、加熱部111を有している。ブロー成形ステーション116は、略矩形状の第2搬送路400上に、受取部402と、ブロー成形部404と、取出部406と、を有している。したがって、ブロー成形装置100に供給されたプリフォーム118は、供給部110から倒立状態で加熱ステーション112の第1搬送路200へ搬送され、加熱部111でブロー成形適温以上に加熱された後、転送部114によってブロー成形ステーション116の第2搬送路400(受取部402)へと転送され、ブロー成形部404で容器428にブロー成形され、取出部406からブロー成形装置100外へ排出される。
また、本実施の形態に用いられるプリフォーム118は、例えば射出成形によって成形された有底筒状の成形品であって、図2に示すように、開口部を含むネック部120と、円筒状の胴部121と、胴部121を閉塞する底部122と、を有する。そして、ブロー成形ステーション116のブロー成形部404において、プリフォーム118の胴部121及び底部122をブロー成形することで、延伸されて薄肉の容器428(例えば、PETボトルなど)を成形することができる。
(プリフォームの加熱装置)
本発明の一実施の形態にかかるプリフォームの加熱装置300は、ブロー成形装置100の加熱ステーション112である。
加熱ステーション112は、プリフォーム118を間欠搬送する第1搬送路200と、第1搬送路200に沿って配置され、プリフォーム118を加熱する加熱部111と、を有し、プリフォーム118は、ネック部120と、該ネック部120に連なる筒状の胴部121と、該胴部121を閉塞する底部122と、を有し、加熱部111は、胴部121を加熱するための熱源と、プリフォーム118を、熱源に対向させて直列搬送する搬送経路201と、ネック部120に対し熱源からの熱を遮る第1のシャッター部材306及び第2のシャッター部材308と、第1のシャッター部材306及び第2のシャッター部材308を搬送経路201に停止したプリフォーム118に対し近接及び離間移動させるシャッター駆動機構340と、有し、第1のシャッター部材306及び第2のシャッター部材308の少なくとも一方は、搬送経路201に停止したプリフォーム118を受け入れる大きさの切り欠き部314を有し、第1のシャッター部材306は、搬送経路201を挟んで第2のシャッター部材308と対向して配置される。
加熱ステーション112は、供給部110から供給された例えば1列4個のプリフォーム118をプリフォームの搬送方向Aに搬送する第1搬送路200と、熱源としての複数の例えば赤外線ヒータ304を備えた加熱ボックス302を有する加熱部111と、図示せぬ自転駆動機構と、を有する。
図2〜図4に示すように、第1搬送路200は、例えば4個のプリフォーム118を倒立状態で保持する複数の第1搬送部材206と、第1搬送部材206をプリフォームの搬送方向Aに搬送する往路220と、第1搬送部材206を往路220と逆方向に搬送する図示せぬ復路と、第1搬送部材206をプリフォーム118の搬送方向Aに沿って間欠搬送する図示せぬ第1搬送機構と、を備える。往路220は第1搬送路200の上面側にあって、プリフォーム118を加熱ボックス302内を通過させ、復路は往路220の下方にあって、第1搬送部材206を供給部110へと戻し搬送する。図示せぬ第1搬送機構は、往路220と復路を結ぶ2組の第1搬送スプロケットと、サーボモータからなる第1搬送駆動手段と、を備える。第1搬送部材206は、第1搬送スプロケットを第1搬送駆動手段によって間欠回転駆動することによって、例えば往路220においては、1ピッチL分だけプリフォームの搬送方向A(復路222は逆方向)に移動する。
各第1搬送部材206は、プリフォームの搬送方向Aと直交する方向に例えば4個のプリフォーム118を保持することができ、したがってプリフォームの搬送方向Aと直交する方向に4列でプリフォームが搬送される。第1搬送部材206は、プリフォームの搬送方向Aに沿って隣合う第1搬送部材206同士が接触した状態で複数配置され、加熱ボックス302内に8個配置される。各第1搬送部材206は、プリフォームの搬送方向Aと直交する方向に延びる板状のブラケット212と、ブラケット212に対し回転可能に取り付けられると共に、ブラケット212の上面から突出したプリフォーム支持部214と、プリフォーム支持部214を自転させるための自転機構35と、を有している。自転機構35は、プリフォーム支持部214に固定された自転用スプロケット38及び自転用プーリ216と、を含む。各第1搬送部材206は、自転用スプロケット38を第1搬送路200の両端にあるプリフォーム支持部214に設け、全てのプリフォーム支持部214の下端に設けられた自転用プーリ216同士を自転用ベルト217で連結して設けられている。そして、このプリフォーム支持部214にプリフォーム118のネック部120を挿入して、プリフォーム118を倒立状態で支持し得るようになっている。
加熱ボックス302は、第1搬送路200の往路220の途中にある加熱部111に配置され、第1搬送部材206に支持されたプリフォーム118をブロー成形適温以上に加熱するものである。加熱ボックス302は、プリフォーム118の搬送方向Aに沿って供給部110側と転送部114側に2組設けられている。図2においては、説明のため断熱材320の一部を切り欠いて、プリフォーム118の搬送状態を示している。各加熱ボックス302は、プリフォームの搬送方向Aに沿って延びる赤外線ヒータ304がプリフォーム118の軸方向に複数段例えば8段設けられ、赤外線ヒータ304に対してプリフォーム118を挟んだ対向側には板状の断熱材320を備える。したがって、加熱部111は、プリフォーム118を、赤外線ヒータ304に対向させて直列搬送する複数の搬送経路201を有する。本実施の形態においては、図4に示すように、図の左側から断熱材320、プリフォーム118、赤外線ヒータ304、赤外線ヒータ304、プリフォーム118、断熱材320、プリフォーム118、赤外線ヒータ304、赤外線ヒータ304、プリフォーム118、断熱材320の順に配置され、4列の搬送経路201のプリフォーム118を同時に加熱することができる。各加熱ボックス302内には、例えばプリフォームの搬送方向A(各搬送経路201)に沿って8本のプリフォームが直列に並び、したがって各加熱ボックス302内に32本(8本×4列)のプリフォームが一時的に停止して加熱される。加熱ボックス302内に配置されたプリフォーム118は、図示せぬ自転駆動機構によって自転用スプロケット38を回転させ、自転用プーリ216及び自転用ベルト217によって自転しながら赤外線ヒータ304の光(輻射熱)を当てることにより、プリフォーム118を周方向で均一に加熱することができる。
プリフォーム支持部214は、プリフォーム118のネック部120内に挿入される第1の支持部と、第1の支持部の下方であってネック部120の外径とほぼ同じ径を有する円筒状の第2の支持部と、ブラケット212に対し回転自在に取り付けられる第3の支持部と、を有している。プリフォーム118は、ネック部120を第1の支持部に差し込み、第2の支持部上に載置されて倒立状態で支持される。第3の支持部には、自転用スプロケット38や自転用プーリ216が固定されている。なお、プリフォーム118は、第1の支持部をネック部120内に差し込んだ状態で、第2の支持部上に保持され、プリフォーム支持部214の回転に伴って回転可能にされている。
図5に示すように、第1のシャッター部材306及び第2のシャッター部材308は、薄い金属板で形成され、搬送経路201に沿って並ぶプリフォーム118を挟んで対向して配置される。両シャッター部材306,308は、それぞれ対向する側に、プリフォームのサポートリング120bよりも多少大きな径の半円弧状の切り欠き部314をN個有する。切り欠き部314は、図5の1列だけプリフォームを省略して示す。両シャッター部材306,308がプリフォーム118に対して近接すると、対向する切り欠き部314同士が円弧状の孔315を形成し、その孔315にプリフォーム118を受け入れる。この状態で、両シャッター部材306,308は、ネック部120のサポートリング120bの高さ位置にあり、加熱ボックス302内に搬入されたプリフォーム118のネック部120を赤外線ヒータ304の光(輻射熱)から遮ることができる。第1のシャッター部材306及び第2のシャッター部材308は、各加熱ボックス302に対応して4組配置され、加熱ボックス302内に一時的に停止する4列×8本のプリフォーム118のネック部120を赤外線ヒータ304からの光(輻射熱)から保護する。なお、切り欠き部314は、第1のシャッター部材306及び第2のシャッター部材308の少なくとも一方に形成されていればよく、本実施の形態のように両シャッター部材306,308に形成されている場合にはネック部120を確実に保護することができる。また、切り欠き部314は、少なくとも熱源(赤外線ヒータ)と対向する位置で停止したN個のプリフォーム118を受け入れるN個の切り欠き部314が形成されていることが望ましい。
シャッター駆動機構340は、第1のシャッター部材306及び第2のシャッター部材308を搬送経路201に停止したプリフォーム118に対し近接及び離間移動させるものである。シャッター駆動機構340は、第1のシャッター部材306に設けられた円柱状の第1の回転軸310と、第2のシャッター部材308に設けられた第2の回転軸312と、第1の回転軸310及び第2の回転軸312を回転させる回転手段314と、を有する。図2及び図3に示すように、回転手段341は、各加熱ボックス302のプリフォーム搬入側に固定されたエアシリンダ342と、第1の昇降板344と、第2の昇降板346と、第1の昇降ロッド348と、第2の昇降ロッド350と、ラック部材352と、ピニオン部材354と、を備える。エアシリンダ342は、ロータリー式のエアシリンダであって、上方に突出したシリンダロッド360と下方に突出したシリンダロッド362を同時に進退駆動させることができる。第1の昇降板344はエアシリンダ342のシリンダロッド360の上端に固定され、第2の昇降板346はシリンダロッド362の下端に固定されている。第1の昇降ロッド348及び第2の昇降ロッド350は、それぞれ第1の昇降板344及び第2の昇降板346に上端を固定されて垂下され、その下端にはそれぞれラック部材352が固定されている。第1の回転軸310と第2の回転軸312は、それぞれ両端を加熱ボックス302に回転自在に保持されている。第1の回転軸310及び第2の回転軸312の先端にはピニオン部材354が固定され、ラック部材352と噛合していわゆるラック&ピニオン機構を構成する。
(転送部)
転送部114は、図1に示すように、加熱ステーション112で加熱された4個のプリフォーム118をブロー成形ステーション116に転送する。転送部114には、倒立状態のプリフォーム118を保持して倒立状態のままブロー成形ステーション116に受け渡す図示せぬ転送機構を備える。
(ブロー成形ステーション)
ブロー成形ステーション116は、第2搬送路400に沿って、受取部402と、ブロー成形部404と、取出部406と、を備える。第2搬送路400は、ほぼ矩形状で、その受取部402が配置された一辺を転送部114と対向させて配置され、第2搬送機構410を備える。第2搬送機構410は、複数の第2搬送部材408を第2搬送路400に沿って間欠循環搬送するもので、第2搬送路400の搬送経路角部に配置した4つのスプロケット416と、これらスプロケット416に掛け渡された第2搬送チェーン418と、第2搬送チェーン418の外周に配置された図示せぬ第2搬送レールと、第2搬送チェーン418に所定間隔で固定された第2搬送部材408と、4つのスプロケット416のうちの何れかに接続された図示せぬモータと、を含む。この図示せぬモータの駆動によって第2搬送チェーン418が第2搬送路に沿って間欠回転し、4個の第2搬送部材408毎に1成形サイクル分ずつ間欠搬送される。
第2搬送部材408は、プリフォーム118を倒立状態で支持搬送するもので、プリフォームを1個ずつ支持する。
(成形方法の説明)
次に、前述のブロー成形装置100を用いたブロー成形方法について説明する。
まず、第1搬送工程について説明する。第1搬送工程は、供給工程と、プリフォーム118を自転させながら加熱する加熱工程と、を含む。
供給工程では、図1に示すように、供給部110において、プリフォーム118が正立状態で4個一列にブロー成形ピッチに整列される。そして、図示せぬ反転受渡し機構によって、整列した4個のプリフォーム118を反転させて倒立状態とすると共に、加熱ステーション112の第1搬送部材206へプリフォーム118を受け渡す。
加熱工程では、プリフォーム118が、プリフォーム118の搬送方向Aに沿って設けられた第1搬送路200の第1搬送部材206に4個ずつ保持されたまま加熱ステーション112を間欠搬送される。プリフォーム118は、加熱ボックス302内の搬送経路201を図示せぬ自転駆動機構によって自転しながら間欠搬送され、ブロー成形適温以上に加熱される。
以下、加熱工程を図3及び図4を用いてさらに詳細に説明する。
図3及び図4は、右半分がプリフォームの停止状態を示し、左半分がプリフォームの搬送状態を示す。まず、プリフォーム118が第1搬送路200の搬送経路201を搬送される際には、図3及び図4の左半分に示すように、回転手段341のエアシリンダ342によって、シリンダロッド360を上昇させると共に、シリンダロッド362を下降させる。シリンダロッド360が上昇すると、これに連結された第1の昇降板344と、第1の昇降ロッド348と、第1の昇降ロッド348の先端に固定されたラック部材352と、が上昇し、これらのラック部材352と噛合したピニオン部材354が回転し、赤外線ヒータ304の下方に配置された第2の回転軸312を回転させる。第2の回転軸312の回転によって、サポートリング120bの周りに配置されていた第2のシャッター部材308は、90度下側に回転し、赤外線ヒータ304の下方に退避する。また、シリンダロッド362が下降すると、これに連結された第2の昇降板346と、第2の昇降ロッド350と、第1の昇降ロッド350の先端に固定されたラック部材352と、が下降し、これらのラック部材352と噛合したピニオン部材354が回転し、断熱材320側に配置された第1の回転軸310を回転させる。第1の回転軸310の回転によって、サポートリング120bの周りに配置されていた第1のシャッター部材306は、90度上側に回転し、プリフォーム118の胴部121の側方に退避する。このように、第1のシャッター部材306と第2のシャッター部材308が回転することで、プリフォーム118の搬送方向に障害物がなくなり、プリフォーム118を搬送することができる。
次に、プリフォーム118が第1搬送路200の搬送経路201で停止して加熱される際には、図3及び図4の右半分に示すように、回転手段341のエアシリンダ342によって、シリンダロッド360を下降させると共に、シリンダロッド362を上昇させる。シリンダロッド360が下降すると、これに連結された第1の昇降板344と、第1の昇降ロッド348と、第1の昇降ロッド348の先端に固定されたラック部材352と、が下降し、これらのラック部材352と噛合したピニオン部材354が回転し、赤外線ヒータ304の下方に配置された第2の回転軸312を回転させる。第2の回転軸312の回転によって、第2のシャッター部材308は、90度上側に回転し、サポートリング120bの周りに再度配置される。また、シリンダロッド362が上昇すると、これに連結された第2の昇降板346と、第2の昇降ロッド350と、第1の昇降ロッド350の先端に固定されたラック部材352と、が上昇し、これらのラック部材352と噛合したピニオン部材354が回転し、断熱材320側に配置された第1の回転軸310を回転させる。第1の回転軸310の回転によって、第1のシャッター部材306は、90度下側に回転し、サポートリング120bの周りに配置される。このように、第1のシャッター部材306と第2のシャッター部材308がサポートリング120bの周りに配置されることで、赤外線ヒータ304の光が遮断され、プリフォーム118のネック部120が加熱されることを防止する。特に、図5に示すように、両シャッター部材がプリフォーム118に近接することで切り欠き部314によって形成される孔315は、その内径がサポートリング120bよりもわずかに大きい程度であるため、ネック部120を赤外線ヒータ304の光から効率よく保護することができる。また、両シャッター部材306,308のプリフォーム搬入側及び搬出側の両端に形成された切り欠き部314は、1/4円弧状に形成され、サポートリング120bの全周を囲まないが、この両端位置のプリフォーム118の横には赤外線ヒータ304の取付部が配置されるだけなので、ネック部120に熱の影響はない。しかし、このように赤外線ヒータ304の長さを超えて両シャッター部材306,308が延在し、その両端に1/4円弧状の切り欠き部314を設けることは、赤外線ヒータ304の光の拡散を考慮すれば望ましい。
なお、このように、第2の回転軸312が赤外線ヒータ304の下方に配置され、第2の回転軸312を赤外線ヒータ304側に回転すると、第2のシャッタ部材306が赤外線ヒータの下方に退避するため、両シャッター部材306、308は、常に熱源である赤外線ヒータ304とプリフォームの胴部120との間に配置されることはない。
転送工程では、転送部114に搬送されてきたプリフォーム118をブロー成形ステーションの第2搬送路400へ転送する。
次に、第2搬送工程について説明する。
第2搬送工程は、転送されたプリフォーム118をブロー成形するブロー成形工程と、取出工程と、を含む。
ブロー成形工程では、ブロー成形ステーション116の受け取り部402に停止した4個の第2搬送部材408がそれぞれ1個ずつプリフォーム118を受け取ると、第2搬送機構410によってブロー成形部404に間欠搬送される。ブロー成形部404で停止したプリフォーム118に対して、図示せぬ型締め機構によりブローキャビティ型を型締めし、延伸ブロー成形して容器428を成形する。
そして、容器428を取出部406へと間欠搬送し、取出工程では、第2搬送部材408から容器428を抜き取り、ブロー成形装置100から排出する。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の実施の形態に変更可能である。
例えば、前記実施の形態において熱源は赤外線ヒータであったが、熱風発生器やマイクロ波発生器など公知の熱源を採用することができる。その場合、本発明における熱源からの熱は、熱風やマイクロ波に相当する。
本発明の一実施の形態にかかるブロー成形装置の全体構成を示す平面図である。 本発明の一実施の形態にかかる加熱部の側面図である。 本発明の一実施の形態にかかるシャッター駆動機構の正面図である。 本発明の一実施の形態にかかる加熱ボックスの図2のX−X’断面図である。 本発明の一実施の形態にかかるシャッター部材の平面図である。
符号の説明
35 自転機構
100 ブロー成形装置
111 加熱部
112 加熱ステーション(300 プリフォームの加熱装置)
114 転送部
116 ブロー成形ステーション
118 プリフォーム
200 第1搬送路
206 第1搬送部材
302 加熱ボックス
306 第1のシャッター部材
308 第2のシャッター部材
340 シャッター駆動機構
341 回転手段
400 第2搬送路
408 第2搬送部材

Claims (3)

  1. ック部と、該ネック部に連なる筒状の胴部と、該胴部を閉塞する底部と、をそれぞれする複数のプリフォームの各々を、前記ネック部を下方にした倒立状態で間欠搬送する搬送経路と、
    倒立搬送された前記複数のプリフォームの胴部を同時に加熱するための熱源と、
    前記搬送経路を挟んで対向配置され、前記ネック部に対し前記熱源からの熱を遮る第1のシャッター部材及び第2のシャッター部材と、
    前記第1のシャッター部材及び前記第2のシャッター部材を、前記搬送経路に停止した前記複数のプリフォームに対し近接及び離間移動させるシャッター駆動機構と、
    を有し、
    前記第1のシャッター部材及び前記第2のシャッター部材の少なくとも一方は、前記搬送経路に停止した前記複数のプリフォームを受け入れる大きさの複数の切り欠き部を有し、
    前記シャッター駆動機構は、
    前記第1のシャッター部材に設けられ、前記搬送経路を挟んだ両側のうちの一方の領域にて前記搬送経路に沿って延びる第1の回転軸と、
    前記第2のシャッター部材に設けられ、前記搬送経路を挟んで前記第1の回転軸と対向する他方の領域にて、前記搬送経路に沿って延びる第2の回転軸と、
    前記第1の回転軸及び前記第2の回転軸を単一駆動源により回転させる回転手段と、
    を有し、
    前記熱源は、前記第2の回転軸の上方の領域にて、前記搬送経路に沿って延びる複数段の赤外線ヒータを含み、
    前記複数のプリフォームの移動時には、前記第2のシャッター部材が前記第2の回転軸の駆動により前記複数段の赤外線ヒータの下方に退避されるプリフォームの加熱装置。
  2. 請求項1において、
    前記第2のシャッター部材の回転軌跡範囲は、前記搬送経路と直交する横断面内にて、前記第2の回転軸を中心とする円弧のうち、前記第2の回転軸を通る水平線よりも下側の四分の一円弧領域であるプリフォームの加熱装置。
  3. 請求項2において、
    前記第1のシャッター部材の回転軌跡範囲は、前記搬送経路と直交する横断面内にて、前記第1の回転軸を中心とする円弧のうち、前記第1の回転軸を通る水平線よりも上側の四分の一円弧領域であるプリフォームの加熱装置。
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