JP2004297069A - 露出されている集積回路ダイ表面の直接的対流冷却用のシステム及び方法 - Google Patents

露出されている集積回路ダイ表面の直接的対流冷却用のシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 集積回路ダイの露出部分を具備するタイプの集積回路から効率的に熱を除去する技術を提供する。
【解決手段】 本発明によれば、蓋を、集積回路ダイの露出表面を具備する集積回路と接触して配置させ且つそれに取付けることが可能である。該蓋は、それが集積回路と接触して配置される場合に、集積回路ダイの露出表面と蓋の一表面との間にキャビティを形成する部分を具備している。該蓋は、又、キャビティ内に流体を輸送する第一流体導管とキャビティから流体を輸送する第二流体導管とを形成する部分を具備している。集積回路ダイからの熱は直接的な対流により流体によって吸収され且つ該流体がキャビティから除去される場合に集積回路から除去される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、大略、集積回路に関するものであって、更に詳細には、集積回路から効率的に熱を抽出するシステム及び方法に関するものである。
集積回路の動作が熱を発生することは公知である。多くの適用例において、集積回路の動作によってかなりの量の熱が発生される場合がある。ある場合には、集積回路の動作からの熱が対流を介して周囲の大気雰囲気内へ散逸される場合がある。その他の場合においては、集積回路によって発生され除去されるべき熱の量は外部冷却メカニズムを使用することを必要とする場合がある。外部冷却メカニズムの1つの例は、熱を持ち去るために集積回路にわたって冷却空気を吹きつけるファンである。
ある場合においては、集積回路によって発生される熱の量が、発生された熱を散逸させるために比較的大量の冷却を必要とする場合がある。例えば、ハイパワー適用例における集積回路の持続型動作は、集積回路が適切に機能するために、増加されたレベルの冷却を必要とする場合がある。従って、集積回路が動作している間に集積回路を冷却するために効率的な熱除去処理に対する必要性が存在している。
集積回路パッケージングモールディング技術が開発されており、その場合に、モールディングプロセスが完了した後に集積回路ダイの一部が露出されたままとなる。発明者Kaldenbergの米国特許第5,897,338号は、集積回路ダイの一部が露出されたままとなる集積回路を製造する方法を記載している。
集積回路ダイは、電流が流れ且つ熱を発生する集積回路の活性区域である。従って、集積回路が動作している間に集積回路ダイから熱を除去するための効率的なシステムが当該技術分野において必要とされている。特に、集積回路ダイの露出部分を具備するタイプの集積回路から熱を効率的に除去することが可能な装置及び方法に対する必要性が存在している。
米国特許第5,897,338号
本発明の主要な目的とするところは、集積回路ダイの露出部分を具備するタイプの集積回路から効率的に熱を除去する装置及び方法を提供することである。
本発明の1実施例においては、本装置が、集積回路ダイの露出表面を具備する集積回路と接触して配置させ且つそれに取付けることが可能な蓋を有している。該蓋は、それが集積回路と接触して配置される場合に、集積回路ダイの露出表面と該蓋の一表面との間にキャビティを形成する部分を具備している。該蓋は、又、集積回路外部の位置から該キャビティ内に流体を輸送するための第一流体導管を該蓋内に形成する部分を具備している。該流体はガス又は液体とすることが可能である。該蓋は、又、該キャビティからの流体を集積回路外部の位置へ輸送するための第二流体導管を該蓋内に形成する部分を具備している。
流体は第一流体導管を介して該キャビティ内へ導入される。次いで該流体は集積回路ダイから熱を吸収する。次いで、加熱された流体は第二流体導管を介して該キャビティから除去される。このようにして、集積回路ダイから熱が効率的に除去される。該流体は、集積回路外部の位置において該流体内の熱が除去された後に、該キャビティへリサイクルさせることが可能である。
露出表面を具備する集積回路ダイを具備するタイプの集積回路を冷却する効率的なシステム及び方法を提供することが本発明の1つの目的である。
集積回路へ取付けることが可能な蓋であって、それを集積回路パッケージへ取付ける場合に集積回路の集積回路ダイに関してキャビティを形成する部分を有している蓋を提供することも本発明の目的である。
本発明の更に別の目的とするところは、集積回路へ取付けることが可能な蓋であって、それが集積回路へ取付けられる場合に集積回路の集積回路ダイに関して形成されるキャビティへのアクセスを有している第一流体導管及び第二流体導管を形成する部分を有している蓋を提供することである。
本発明の別の目的とするところは、集積回路における集積回路ダイの直接的な対流冷却を与えるための効率的なシステム及び方法を提供することである。
本明細書において本発明の原理について説明するために使用する図1乃至11及び種々の実施例は単に例示的なものであって本発明の技術的範囲を制限するような態様で解釈されるべきものではない。当業者によって理解されるように、本発明の原理は、任意の適宜構成した集積回路において実現することが可能である。
図1は例示的な集積回路100の断面図を示している。集積回路100は基板110、集積回路ダイ120、保護物質130、保護物質140を有している。保護物質130は集積回路ダイ120の第一端部を被覆しており且つ保護物質140は集積回路ダイ120の第二端部を被覆している。電気的リード(不図示)が集積回路ダイ120を基板110上に位置されている金属層(不図示)へ接続させる。集積回路ダイ120は保護物質130によって又は保護物質140によって被覆されることのない露出表面150を具備している。
保護物質130及び保護物質140はモールドしたプラスチック物質を有することが可能である。集積回路ダイ120の周りに保護パッケージを形成するためのプラスチックモールディング技術は当該技術分野において公知である。「集積回路」という用語及び「集積回路パッケージ」という用語は、時折、基板110、集積回路ダイ150、保護物質130、保護物質140、電気的リード(不図示)、基板110上に位置されている金属層(不図示)の結合した組立体のことを意味するために使用される。
図1は、又、集積回路100上にフィットすべく適合されている蓋200の断面図を示している。蓋200は内部表面210と外部表面220とを具備している。蓋200は、集積回路100の保護物質140上にフィットすべく適合されている内部表面210とほぼ平行な肩部230を形成する部分を具備している。蓋200は、又、集積回路100の保護物質130上にフィットすべく適合されている内部表面210とほぼ平行な肩部240を形成する部分を具備している。
蓋200が集積回路100上に嵌め合わされると、蓋200の内部表面210と集積回路ダイ120の露出表面150とがキャビティ300を形成する。図1に示されるように、キャビティ300の端部は保護物質130及び保護物質140によって取り囲まれる。保護物質130上に配置されている接着剤層160が肩部240に対して着座している。同様に、保護物質140上に配置されている接着剤層170が肩部230に対して着座している。接着剤層160及び接着剤層170は、蓋200が集積回路100上に配置される場合に、キャビティ300を大気雰囲気から封止する。
図1は集積回路100及び蓋200の断面を示している。理解されるように、キャビティ300は断面方向と平行な2つの付加的な側部上において取り囲まれている(図1においては不図示)。理解されるように、キャビティ300もこれら2つの付加的な側部上において大気雰囲気から封止されている。このことは、図4を参照してより良く理解することが可能である。
本発明の好適実施例においては、蓋200は、蓋200を貫通する第一流体導管250及び第二導管流体270を画定する部分を具備して形成されている。第一流体導管250は流体導管コネクタ260へ接続しており且つ第二流体導管270は流体導管コネクタ280へ接続している。流体導管コネクタ260は流体供給源(不図示)又は、流体シンク(不図示)へ接続させることが可能である。同様に、流体導管コネクタ280は流体供給源(不図示)又は流体シンク(不図示)へ接続させることが可能である。
図1に示したように、第一流体導管250及び第二流体導管270はキャビティ300へのアクセスを有している。従って、流体導管コネクタ260を介し、第一流体導管250を介し、キャビティ300を介し、第二流体導管270を介し、流体導管コネクタ280を介して流体供給源(不図示)から流体シンク(不図示)へ流体を輸送させることが可能である。上述した流体の流れ方向を逆にすることも可能である。即ち、流体導管コネクタ280を介し、第二流体導管270を介し、キャビティ300を介し、第一流体導管250を介し、流体導管コネクタ260を介して流体供給源(不図示)から流体シンク(不図示)へ流体を輸送させることも可能である。
図2は、流体が第一流体導管250を介し、キャビティ300を介し、第二流体導管270を介して輸送させる場合を例示している。流体がキャビティ300を介して通過する場合に、集積回路ダイ120によって発生される熱が流体内に通過する。即ち、流体が集積回路ダイ120の露出表面150から直接的対流によって熱を吸収する。この熱の伝達は平行に並んだ矢印として図2に示してある。
該流体が第二流体導管270及び流体導管コネクタ280を介してキャビティ300から流体シンク(不図示)へ熱を除去させる。キャビティ300からの流体における熱は、集積回路100と蓋200の結合体外部の位置(不図示)におけるその後の冷却により除去することが可能である。次いで、冷却された流体は流体導管コネクタ260へ戻され且つ第一流体導管250を介してキャビティ300へ通過させて再度集積回路ダイ120から熱を除去するためにキャビティ300内において再使用することが可能である。
図面に示した本発明の好適実施例においては、第一流体導管250及び第二流体導管270は円形断面を有する円筒形状の導管である。然しながら、本発明は円筒形状の導管に制限されるものではなく、且つ該導管は正方形断面、矩形断面、楕円断面、不規則断面、又はその他の幾何学的形状の断面を有することが可能である。該導管の長さ部分は曲線形状を有することが可能であり又は任意の不規則的な形状を有することが可能である。
本発明は、冷却流体が集積回路ダイ120の露出表面150と直接的に接触することを可能とさせることにより集積回路100の活性区域(即ち、集積回路ダイ120)の直接的対流冷却を可能とさせる。冷却用の流体はガス又は液体のいずれかとすることが可能である。集積回路ダイ120の露出表面150は1つ又はそれ以上の化学的に不活性な無機パッシベーション層によって流体の化学的作用から保護することが可能である。一方、集積回路ダイ120を該流体の化学的作用から保護するために露出表面150を有機コーティングで被覆することが可能である。該有機コーティングは化学的に不活性な無機パッシベーション層を置換させるか又は補充することが可能である。
「集積回路」という用語及び「集積回路パッケージ」という用語は、又、蓋200、基板110、集積回路ダイ150、保護物質130、保護物質140、電気的リード(不図示)、基板110上に位置されている金属層(不図示)の結合した組立体のことを意味するために使用する場合がある。
集積回路においては、保護物質130及び保護物質140が集積回路ダイ120との電気的接続を形成する電気的リードを包囲し且つ保護する。本発明においては、保護物質130及び保護物質140は、電気的リードを冷却流体の何等かの有害な影響から保護する。保護物質130及び保護物質140は3つの態様で電気的リードを保護する。第一に、電気的リードは、冷却流体において存在する場合のある乱流運動の影響から機械的に保護される。第二に、電気的リードは、冷却流体に存在する場合のある導電性特性から電気的に保護される。第三に、電気的リードは、冷却流体中に存在することのある化学物質又は汚染物の化学的作用から化学的に保護される。
キャビティ300から熱を除去するための付加的なメカニズムは、キャビティ300における流体から蓋200への対流熱伝達である。蓋200がキャビティ300内の流体から熱を受取る場合に、蓋200はその熱を外部表面220を介して大気雰囲気へ伝達させる。キャビティ300から熱を除去するためのこの付加的なメカニズムは、熱伝導性物質から構成されている蓋200を使用することにより向上させることが可能である。熱伝導性物質は、金属、ポリマー、セラミック、又はその他の同様の熱伝導性物質を包含することが可能である。
図3は本発明の第一変形実施例の断面図を示しており、その場合に、集積回路100の保護物質130及び保護物質140は、Oリング310を受取るべく適合されている部分を具備している。Oリング310は蓋200と集積回路100の保護物質130及び保護物質140との間の接合部を封止することが可能である。Oリング310は、蓋200が集積回路100上に配置される場合に、キャビティ300を大気雰囲気から封止する。この本発明の第一変形実施例においては、蓋200は1個又はそれ以上の機械的コネクタ(不図示)で集積回路100へ取付けることが可能である。該機械的コネクタは、ネジ、支柱、クリップ、又はその他の同様な機械的な装置とすることが可能である。
図4は、図2に示した集積回路100及び蓋200の平面図を示している。図4は、蓋200内における第一流体導管250の例示的な位置及び第二流体導管270の例示的な位置を示している。図4における正方形でハッチングした区域は、キャビティ300の底部における集積回路ダイ120の露出表面150を表わしている。
図5は本発明の第二変形実施例の断面図を示しており、その場合に、第一流体導管250及び第二流体導管270が蓋200内に垂直方向に配設されている。図1−4に示した第一流体導管250及び第二流体導管270は蓋200内において横方向即ち水平方向に配設されていた。図5に示した構造は、第一流体導管250と第二流体導管270とが複数個の方向に配設させることが可能であることを示している。
図5は、又、本発明の3番目の変形実施例の断面図を示しており、その場合に、第一流体導管250が集積回路100の保護物質130内に位置されており且つ第二流体導管270が集積回路100の保護物質140内に位置されている。この実施例においては、流体が保護物質130を貫通する第一流体導管250を介してキャビティ300へ導入される。該流体は保護物質140を貫通する第二流体導管270を介してキャビティ300から除去される。この実施例においては、蓋200は中実であり且つ蓋200を貫通する導管は存在しない。
図5における保護物質140を貫通する第二流体導管270を蓋200を貫通する第二流体導管270で置換させることが可能である。即ち、流体を保護物質140を貫通する第一流体導管を介してキャビティ300へ導入させ且つ蓋200を貫通する第二流体導管を介して除去することが可能である。
同様に、図5における保護物質130を貫通する第一流体導管250を蓋200を貫通する第一流体導管250で置換させることが可能である。即ち、流体を蓋200を貫通する第一流体導管を介してキャビティ300へ導入させ且つ保護物質140を貫通する第二流体導管を介して除去することが可能である。その他の構成とすることも可能である。
図6は本発明の4番目の変形実施例の断面図を示しており、その場合には、蓋200の内部表面210が、複数個の羽根610,620,630を画定する部分を具備している。流体の流れが集積回路ダイ120の露出表面150を完全にカバーすることを確保するために、キャビティ300を介しての流体の流れを指向付けさせるために羽根610,620,630を使用することが可能である。本発明の1実施例においては、羽根610,620,630は、露出表面150の全てにわたって流体の流れの主要な部分を偏向させるためにキャビティ300内へ充分遠くに延在している。3個の羽根が1例として示されている。3個を超える羽根又は3個より少ない数の羽根を使用することも可能である。
図6は、更に、蓋200の外部表面220が複数個の冷却フィン640,650,660,670を画定する部分を具備していることを示している。冷却フィン640,650,660,670は蓋200から大気雰囲気へ熱を伝達させる。1例として4個の冷却フィンが示されている。4個を超える数の冷却フィン又は4個より少ない数の冷却フィンを使用することも可能である。
図7は本発明の5番目の変形実施例の断面図を示しており、この場合には、蓋700は流体導管250の第一部分710を画定する部分を具備して形成されており、且つ集積回路100の保護物質130は流体導管250の第二部分720を画定する部分を具備して形成されている。流体導管250は、蓋700が集積回路100と接触している場合に、蓋700と集積回路100の保護物質130との間に形成されている。即ち、流体導管250の半分は蓋700の部分によって形成されており且つ流体導管250の半分は保護物質130の部分によって形成されている。流体導管250は円形断面を具備する円筒形状の導管として図7に示されている。然しながら、前述した如く、本発明は円筒形状の導管に制限されるものではない。図7における流体導管250は、又、その他の形状を有するように形成することも可能である。
図8は蓋200の変形実施例を示しており、この場合には、蓋200の上部表面220を貫通するフィン810及び蓋200の底部表面210を貫通する羽根870が、両方共、熱伝導性物質からなる1個の部分840から形成されている。複数個のフィン/羽根の結合体を蓋200に使用することも可能である。図8は、フィン810と羽根870とを有する第一部品840、フィン820と羽根880とを有する第二部品850、フィン830と羽根890とを有する第三部品860を具備する蓋200を示している。3個の部品840,850,860を使用する場合を1例として示してある。理解されるように、3個を超える部品又は3個より少ない数の部品を使用することも可能である。図8に示した構成は、キャビティ300内の流体から大気雰囲気内への伝熱用の直接的経路を与えることによりキャビティ300からの付加的な熱の除去を最大とさせている。例えば、熱は、キャビティ300内の流体から部品840の羽根870内へ、部品840の本体を介して、部品840のフィン810を介して、大気雰囲気内へ伝達される。
図9は蓋200の変形実施例を示しており、この場合には、蓋200の上部表面220から延在するフィン910,920,930及び蓋200の底部表面210から延在する羽根970,980,990が蓋200の一体的な一部として製造されている。熱の流れのプロセスは図8に示した蓋200に対して説明したものと同一である。理解されるようにフィン910,920,930又は羽根970,980,990のいずれか一方(又は両方)を蓋200の一部として製造することが可能である。フィン及び羽根を別々に製造し且つ蓋200に取付けた場合については図6を参照して前に説明した。
図10は本発明方法の好適実施例の動作を示したフローチャートである。図10に示した方法ステップは参照番号1000として集約的に示してある。
第一ステップにおいて、集積回路ダイ120の露出表面150を具備するタイプの集積回路100が設けられる(ステップ1010)。第二ステップにおいて、蓋200が設けられ、蓋200は、それが集積回路100と接触して配置される場合に、集積回路ダイ120に関してキャビティ300を画定する部分を具備している。前述したように、蓋200は、又、キャビティ300へ蓋200を貫通する第一流体導管250及び第二流体導管270を形成する部分を具備している(ステップ1020)。
次いで、蓋200を集積回路100と接触させ且つそれに取付けて配置させキャビティ300を形成する(ステップ1030)。次いで、第一流体導管250を介してキャビティ300内へ流体を輸送させる(ステップ1040)。次いで、集積回路ダイ120からの熱をキャビティ300内の流体へ吸収させる(ステップ1050)。次いで、第二流体導管270を介して流体をキャビティ300から外部へ輸送させる(ステップ1060)。
本発明を基板型集積回路パッケージを参照して説明した。本発明は特定の型の集積回路パッケージの場合に使用することに制限されるものではない。本発明はボールグリッドアレイ(BGA)型の集積回路パッケージ、リード型集積回路パッケージ、又は、一般的に、任意のタイプのモールドした集積回路パッケージと共に使用することが可能である。
図11はリード型集積回路パッケージを有する集積回路1100に関連して使用される図6に示したような本発明の蓋200の変形実施例を示している。集積回路1100は、保護物質130、保護物質140、集積回路ダイ、リードフレーム1120、リードフレーム1120を包囲する保護物質1150を有している。蓋200の使用及び集積回路1100を冷却するために冷却用流体を使用することは集積回路100に関して前述したことと同じである。
以上、本発明の具体的実施の態様について詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ制限されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱することなしに種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明の原理に基づいて蓋が集積回路と接触して配置されている場合に蓋が蓋の表面と集積回路の露出表面との間にキャビティを形成する部分を具備しており第一及び第二流体導管を有する蓋及び露出表面を具備する集積回路ダイを有する集積回路の断面図。 第一及び第二流体導管を有する蓋が集積回路と接触して配置されて蓋の表面と集積回路ダイの露出表面との間にキャビティを形成しており且つ流体が蓋の第一流体導管を介して、キャビティを介して、蓋の第二流体導管を介して通過される図1に示した集積回路の断面図。 蓋が集積回路と接触して配置される場合に蓋と集積回路との間の接合部を封止するためにOリングを受取るべく適合されている部分を集積回路が具備する本発明の第一変形実施例の断面図。 蓋内の第一及び第二流体導管の位置及び集積回路ダイの露出表面に関する第一及び第二流体導管の配置を例示した図2に示した蓋及び集積回路の平面図。 第一及び第二流体導管が蓋内に垂直方向に配置されている本発明の第二変形実施例及び第一及び第二流体導管が集積回路の一部の中に位置されている本発明の第三変形実施例の断面図。 蓋の内部表面がキャビティを介して流体の流れを指向させる複数個の羽根を画定する部分を具備しており且つ蓋の外部表面が蓋から大気へ熱を伝達させる複数個の冷却フィンを画定する部分を具備している本発明の第四変形実施例の断面図。 蓋が集積回路と接触して場合に蓋と集積回路との間に第一流体導管が形成されるように第一流体導管の第一部分を画定する部分を具備して蓋が形成されており且つ第一流体導管の第二部分を画定する部分を具備して集積回路が形成されている本発明の第五変形実施例の断面図。 蓋の上部表面を貫通するフィン及び蓋の底部表面を貫通する羽根が両方共熱伝導性物質からなる単一部品から形成されている蓋の変形実施例を示した概略図。 蓋の上部表面から延在するフィン及び蓋の底部表面から延在する羽根が蓋の一体的な部分として製造されている蓋の変形実施例を示した概略図。 本発明方法の1実施例の動作を示したフローチャート。 リード型集積回路パッケージを有する集積回路に関連して使用される本発明の変形実施例を示した概略図。
符号の説明
100 集積回路
110 基板
120 集積回路ダイ
130 保護物質
140 保護物質
150 露出表面
160,170 接着剤層
200 蓋
210 内部表面
220 外部表面
230,240 肩部
300 キャビティ

Claims (34)

  1. 露出表面を具備する集積回路ダイを有するタイプの集積回路を冷却する装置において、
    前記集積回路と接触して配置させることが可能な蓋を有しており、前記蓋が前記集積回路と接触して配置される場合に前記集積回路ダイの前記露出表面と前記蓋の表面との間にキャビティを形成する部分を前記蓋が具備しており、
    前記蓋は、前記集積回路外部の位置から前記キャビティ内へ流体を輸送するための第一流体導管を前記蓋内に形成する部分を有しており、
    前記蓋は、前記流体が前記集積回路ダイからの熱を吸収した後に、前記集積回路外部の位置へ前記キャビティから前記流体を輸送するための第二流体導管を前記蓋内に形成する部分を有している、
    ことを特徴とする装置。
  2. 請求項1において、前記流体が前記第一及び第二流体導管を介してのみ前記キャビティへアクセスを有するように前記キャビティを封止する接着剤で前記蓋が前記集積回路へ取付けられていることを特徴とする装置。
  3. 請求項1において、前記流体が前記第一及び第二流体導管を介してのみ前記キャビティのアクセスを有するように前記キャビティを封止するOリング及び少なくとも1個の機械的コネクタで前記蓋が前記集積回路へ取付けられていることを特徴とする装置。
  4. 請求項1において、前記蓋が、前記蓋の内部表面上における少なくとも1個の羽根及び前記蓋の外部表面上の少なくとも1個の冷却フィンのうちの1つを有していることを特徴とする装置。
  5. 請求項1において、前記流体がガス及び液体のうちの1つを有していることを特徴とする装置。
  6. 請求項1において、前記流体の化学的作用から前記集積回路ダイを保護するために前記集積回路ダイが化学的に不活性な無機パッシベ−ション層及び有機コーティングのうちの1つで被覆されていることを特徴とする装置。
  7. 請求項1において、前記蓋が熱伝導性物質から構成されていることを特徴とする装置。
  8. 請求項7において、前記熱伝導性物質が金属、ポリマー、セラミックのうちの1つを有していることを特徴とする装置。
  9. 請求項1において、前記第一流体導管及び前記第二流体導管が前記蓋内において横方向に配置されていることを特徴とする装置。
  10. 請求項1において、前記第一流体導管及び前記第二流体導管が前記蓋内において垂直方向に配設されていることを特徴とする装置。
  11. 請求項1において、前記蓋が前記蓋の内部表面上に少なくとも1個の羽根及び前記蓋の外部表面上に少なくとも1個の冷却フィンを有しており、前記少なくとも1個の羽根及び前記少なくとも1個のフィンが、両方共、前記蓋を貫通する熱伝導性物質からなる単一部品から形成されていることを特徴とする装置。
  12. 請求項4において、前記蓋の前記内部表面上の前記少なくとも1個の羽根が前記蓋の一体的な一部として形成されていることを特徴とする装置。
  13. 請求項4において、前記蓋の前記外部表面上の前記少なくとも1個のフィンが前記蓋の一体的な一部として形成されていることを特徴とする装置。
  14. 露出表面を具備する集積回路ダイを有するタイプの集積回路を冷却する装置において、
    前記集積回路と接触して配置させることが可能な蓋を有しており、前記蓋は、前記蓋が前記集積回路と接触して配置される場合に前記集積回路ダイの前記露出表面と前記蓋の表面との間にキャビティを形成する部分を具備しており、
    前記集積回路は前記集積回路外部の位置から前記キャビティ内へ流体を輸送するための第一流体導管を前記集積回路内に形成する部分を有しており、
    前記集積回路は、前記流体が前記集積回路ダイから熱を吸収した後に前記集積回路外部の位置へ前記キャビティから前記流体を輸送するための第二流体導管を前記集積回路内に形成する部分を有している、
    ことを特徴とする装置。
  15. 請求項14において、前記蓋が、前記蓋の内部表面上の少なくとも1個の羽根及び前記蓋の外部表面上の少なくとも1個の冷却フィンのうちの1つを有していることを特徴とする装置。
  16. 請求項14において、前記蓋が前記蓋の内部表面上の少なくとも1個の羽根及び前記蓋の外部表面上の少なくとも1個の冷却フィンを有しており、前記少なくとも1個の羽根及び前記少なくとも1個のフィンの両方が前記蓋を貫通する熱伝導性物質からなる単一部品から形成されていることを特徴とする装置。
  17. 請求項15において、前記蓋の前記内部表面上の前記少なくとも1個の羽根が前記蓋の一体的な一部として形成されていることを特徴とする装置。
  18. 請求項15において、前記蓋の前記外部表面上の前記少なくとも1個のフィンが前記蓋の一体的な一部として形成されていることを特徴とする装置。
  19. 露出表面を具備する集積回路ダイを有するタイプの集積回路を冷却する装置において、
    前記集積回路と接触して配置させることが可能な蓋を有しており、前記蓋は、前記蓋が前記集積回路と接触して配置される場合に前記集積回路ダイの前記露出表面と前記蓋の表面との間にキャビティを形成する部分を具備しており、
    前記蓋は前記キャビティ内へ及び前記キャビティから流体を輸送するための少なくとも1個の第一流体導管を前記蓋内に形成する部分を有しており、
    前記集積回路は、前記キャビティ内へ又は前記キャビティから前記流体を輸送するための少なくとも1個の第二流体導管を前記集積回路内に形成する部分を有している、
    ことを特徴とする装置。
  20. 請求項19において、前記蓋内の前記少なくとも1個の第一流体導管が前記キャビティ外部の位置から前記キャビティ内へ前記流体を輸送し、
    前記集積回路における前記少なくとも1個の第二流体導管が、前記流体が前記集積回路ダイから熱を吸収した後に、前記流体を前記キャビティから前記キャビティ外部の位置へ輸送する、
    ことを特徴とする装置。
  21. 請求項19において、前記集積回路における前記少なくとも1個の第二流体導管が前記キャビティ外部の位置から前記キャビティ内へ前記流体を輸送し、
    前記蓋における前記少なくとも1個の第一流体導管が、前記流体が前記集積回路ダイから熱を吸収した後に、前記キャビティから前記キャビティ外部の位置へ前記流体を輸送する、
    ことを特徴とする装置。
  22. 露出表面を具備する集積回路ダイを有するタイプの集積回路を冷却する装置において、
    前記集積回路と接触して配置させることが可能な蓋を有しており、前記蓋は、前記蓋が前記集積回路と接触して配置される場合に前記集積回路ダイの前記露出表面と前記蓋の表面との間にキャビティを形成する部分を具備しており、前記蓋は、前記キャビティへのアクセスを与える流体導管の第一部分を前記蓋内に形成する部分を有しており、
    前記集積回路は、前記キャビティへのアクセスを与える前記流体導管の第二部分を前記集積回路内に形成する部分を有しており、
    前記蓋内の前記流体導管の前記第一部分及び前記集積回路における前記第一導管の前記第二部分が、前記蓋が前記集積回路と接触している場合に前記キャビティへのアクセスを与える前記流体導管を形成する、
    ことを特徴とする装置。
  23. 露出表面を具備する集積回路ダイを有するタイプの集積回路を冷却する方法において、
    前記集積回路と接触して蓋を配置して前記蓋の内部表面と前記集積回路ダイの前記露出表面との間にキャビティを形成し、
    前記集積回路外部の位置から前記蓋内の第一流体導管を介して前記キャビティ内へ流体を輸送し、
    前記集積回路ダイから前記流体内へ熱を吸収させ、
    前記流体が前記集積回路ダイから熱を吸収した後に、前記集積回路外部の位置へ前記蓋内の第二流体導管を介して前記キャビティから前記流体を輸送させる、
    上記各ステップを有していることを特徴とする方法。
  24. 請求項23において、更に、
    前記蓋の前記内部表面へ取付けた少なくとも1個の羽根で前記集積回路ダイにわたって前記流体の流れを指向させる、
    ステップを有していることを特徴とする方法。
  25. 請求項23において、更に、
    前記集積回路ダイから前記蓋内へ熱を吸収し、
    前記蓋の外部表面へ取付けられている少なくとも1個の冷却フィンを介して前記集積回路外部の大気雰囲気内へ前記蓋から熱を吸収させる、
    上記各ステップを有していることを特徴とする方法。
  26. 請求項23において、更に、
    前記流体の化学的作用から前記集積回路ダイを保護するために有機コーティングで前記集積回路ダイを被覆する、
    ステップを有していることを特徴とする方法。
  27. 請求項23において、更に、
    前記集積回路ダイから前記蓋を貫通する熱伝導性物質からなる部品内へ熱を吸収させ、前記熱導電性物質からなる部品は前記蓋の内部表面上に少なくとも1個の羽根及び前記蓋の外部表面上に少なくとも1個の冷却フィンを有しており、
    前記少なくとも1個の冷却フィンを介して前記集積回路外部の大気雰囲気内へ熱を吸収させる、
    上記各ステップを有していることを特徴とする方法。
  28. 露出表面を具備する集積回路ダイを有するタイプの集積回路を冷却する方法において、
    前記集積回路と接触して蓋を配置させて前記集積回路ダイの前記露出表面と前記蓋の表面との間にキャビティを形成し、
    前記キャビティ内へ又はそれから流体を輸送するために少なくとも1個の第一流体導管を前記蓋内に設け、
    前記キャビティ内へ又はそれから前記流体を輸送するために少なくとも1個の第二流体導管を前記集積回路内に設ける、
    上記各ステップを有していることを特徴とする方法。
  29. 請求項28において、更に、
    前記集積回路外部の位置から前記蓋内の前記少なくとも1個の第一流体導管を介して前記キャビティ内へ前記流体を輸送し、
    前記集積回路ダイから前記流体内へ熱を吸収させ、
    前記流体が前記集積回路ダイから熱を吸収した後に前記集積回路外部の位置へ前記集積回路における前記少なくとも1個の第二流体導管を介して前記キャビティから前記流体を輸送させる、
    上記各ステップを有していることを特徴とする方法。
  30. 請求項28において、更に、
    前記集積回路外部の位置から前記集積回路における前記少なくとも1個の第二流体導管を介して前記キャビティ内へ前記流体を輸送し、
    前記集積回路ダイから前記流体内へ熱を吸収させ、
    前記流体が前記集積回路ダイから熱を吸収した後に、前記蓋における前記少なくとも1個の第一流体導管を介して前記キャビティから前記集積回路外部の位置へ前記流体を輸送させる、
    上記各ステップを有していることを特徴とする方法。
  31. 請求項28において、更に、
    前記蓋を貫通する熱伝導性物質からなる部品内へ前記集積回路ダイから熱を吸収させ、前記熱伝導性物質からなる部品は前記蓋の内部表面上に少なくとも1個の羽根及び前記蓋の外部表面上に少なくとも1個の冷却フィンを有しており、
    前記少なくとも1個の冷却フィンを介して前記集積回路外部の大気雰囲気内へ熱を吸収させる、
    上記各ステップを有していることを特徴とする方法。
  32. 露出表面を具備する集積回路ダイを有するタイプの集積回路を冷却する方法において、
    前記集積回路と接触して蓋を配置させて前記集積回路ダイの前記露出表面と前記蓋の表面との間にキャビティを形成し、
    前記集積回路外部の位置から前記集積回路内へ第一流体導管を介して前記キャビティ内へ流体を輸送し、
    前記集積回路ダイから前記流体内へ熱を吸収させ、
    前記流体が前記集積回路ダイから熱を吸収した後に、前記集積回路における第二流体導管を介して前記キャビティから前記流体を前記集積回路外部の位置へ輸送する、
    上記各ステップを有していることを特徴とする方法。
  33. 請求項32において、前記キャビティ内へ又はそれから流体を輸送するために前記蓋内に少なくとも1個の第一流体導管を設ける場合に、
    前記蓋内に前記キャビティへのアクセスを与える前記第一流体導管の第一部分を形成し、
    前記集積回路内に前記キャビティへのアクセスを与える前記第一流体導管の第二部分を形成し、
    前記蓋における前記第一流体導管の前記第一部分及び前記集積回路における前記第一流体導管の前記第二部分が、前記蓋が前記集積回路と接触している場合に、前記キャビティへのアクセスを与える前記第一流体導管を形成する、
    ことを特徴とする方法。
  34. 請求項32において、前記キャビティ内へ又はそれから流体を輸送するために少なくとも1個の第二流体導管を前記集積回路内に設ける場合に、
    前記集積回路内に前記キャビティへのアクセスを与える前記第二流体導管の第一部分を形成し、
    前記蓋内に前記キャビティへのアクセスを与える前記第二流体導管の第二部分を形成し、
    前記集積回路における前記第二流体導管の前記第一部分及び前記蓋における前記第二流体導管の前記第二部分が、前記蓋が前記集積回路と接触している場合に、前記キャビティへのアクセスを与える前記第二流体導管を形成する、
    ことを特徴とする方法。
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