JP2004295973A - ディスク再生装置、方法及びプログラム - Google Patents

ディスク再生装置、方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】振動環境下でも音飛びや音途切れを簡易な手法で確実に防止するディスク再生装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】位置制御部81は、メモリ5が満杯になるとメモリ5への書き込みを停止するとともに、ディスクからの読取位置を前記停止に係る位置から所定時間分手前に戻してから読取を再開する。ディスクの読取位置を所定時間分手前に戻す処理は、ディスクのデータの時間情報に基き、ディスク上の再生経過時間が所定時間に相当するようにピックアップ1を移動させることにより行う。再開制御部82は、前記の読取位置が前記停止に係る位置に達するとそれ以降のデータについてメモリ5への書き込みを再開する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、振動環境下でも音飛びや音途切れを簡易な手法で確実に防止するディスク再生装置、方法及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル情報処理技術の発達により、音楽等を記録するオーディオ記録媒体の主役は、アナログのレコードやカセットテープから、劣化の少ないコンパクトディスク(以下「CD」と呼ぶ)などのデジタル記録媒体に移行している。特にCDはオーディオデジタルディスクにおける事実上の標準としての地位を確立しており、ポータブルや車載型など、衝撃や振動(「ショック」と総称する)が大きい環境(「振動環境」と呼ぶ)を前提としたプレーヤも普及している。
【0003】
CDでは、螺旋状のトラックに音データと位置情報データが共に記録されていて、光ピックアップがディスクの回転によって進行するトラックに追従することにより連続してデータを読み取ってゆく。このとき、光ピックアップは、フォーカスサーボ、トラッキングサーボ、スレッドサーボにより制御されてトラックに追従することができる。
【0004】
しかし、上記のような振動環境下におけるショックは、サーボで吸収できる範囲を超えるものが多く、そのままでは正常なデータ読取の継続が妨げられ、結果として音飛びや音途切れが生じる。これを防止するため、ディスクから先行して余分にデータを読み取ってDRAM等のメモリに一時的に保管すなわちバッファし、ショックで本来のトラック位置からピックアップが脱落しても、復帰までの数秒から数十秒程度は、メモリからバッファ分を読み出すことで正常な音出しを継続できる技術が提案された(例えば、特許文献1及び2参照)。この技術はショックプルーフメモリなどと呼ばれる。
【0005】
ところで、ショックプルーフメモリを適用したプレーヤでは、書き込み先のメモリの容量は有限である一方、本来の再生レートよりも高速でディスクのデータを読み取り、ショックがなくても間欠的にメモリにそのデータを書き込んで蓄積し、蓄積されたデータを規格通りの通常の再生スピードで読み出してデコードすることにより音楽などの音響を出力している。
【0006】
このため、メモリが満杯になるたびにディスクからのデータ読取とメモリへの書き込みを一旦停止したり、その再開のときは、最後にメモリへ書き込んだ分の続きから連続性を保ってデータが書き込まれるように、ディスクの読取位置を制御するなどの処理を行っていた。
【0007】
このような制御のパターンとしては、(1)ピックアップを読取ポーズ状態で待機させた状態で所定の待ち時間をカウントした後、読取とメモリへの書き込みを再開するものや、(2)満杯になると即座にディスクの再生位置をある程度戻し、読取データと比較してメモリ内容で一致する部分を見つけ(以下「比較一致」と呼ぶ)そのメモリ位置から書き込みを再開するものなどがあった。
【0008】
【特許文献1】
特開平6−274900
【特許文献2】
特開平10−149628
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のうち、所定の待ち時間だけピックアップをポーズさせる従来技術では、所定の待ち時間をカウントするタイマーなどの手段を要する点で機構や制御の複雑化やコストアップを招く問題があり、また、ポーズ中は、一定の位置に留めるため光ピックアップにジャンプを繰り返させる結果、通常の再生状態に比べショックに弱く、電力消費も増える問題があった。
【0010】
また、書き込みを再開するためにデータの比較一致を図る従来技術では、ビットパターンの類似性等から誤って一致と判断する場合がある。このため、満杯時に即座にディスク上の再生位置を戻す等の制御を行って書き込みを再開する手法をこの比較一致と組み合わせると、不当に比較一致と判断される頻度が多くなって、結果的にデータの連続性を良好に保つことが困難になる問題点があった。また、比較一致の判断処理はシステム負荷を増大させる問題もあった。
【0011】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するもので、その目的は、振動環境下でも音飛びや音途切れを簡易な手法で確実に防止するディスク再生装置、方法及びプログラムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達するため、請求項1の発明は、データを、ディスクから本来の再生レートより高速に読み取ってメモリに書き込む一方、メモリから本来の再生レートで読み出すことで再生するディスク再生装置において、メモリが満杯になるとメモリへの書き込みを停止するとともに、ディスクからの読取位置を前記停止に係る位置から所定時間分手前に戻してから読取を再開する手段と、その読取位置が前記停止に係る位置に達するとそれ以降のデータについてメモリへの書き込みを再開する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1の発明を方法という見方から捉えたもので、データを、ディスクから本来の再生レートより高速に読み取ってメモリに書き込む一方、メモリから本来の再生レートで読み出すことで再生するディスク再生方法において、メモリが満杯になるとメモリへの書き込みを停止するとともに、ディスクからの読取位置を前記停止に係る位置から所定時間分手前に戻してから読取を再開する処理と、その読取位置が前記停止に係る位置に達するとそれ以降のデータについてメモリへの書き込みを再開する処理と、を含むことを特徴とする。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1,3の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、コンピュータを制御することにより、データを、ディスクから本来の再生レートより高速に読み取ってメモリに書き込ませる一方、メモリから本来の再生レートで読み出すことで再生させるディスク再生プログラムにおいて、そのプログラムは前記コンピュータに、メモリが満杯になるとメモリへの書き込みを停止させるとともに、ディスクからの読取位置を前記停止に係る位置から所定時間分手前に戻してから読取を再開させ、その読取位置が前記停止に係る位置に達するとそれ以降のデータについてメモリへの書き込みを再開させることを特徴とする。
【0015】
これらの態様では、メモリが満杯になるとメモリ書き込みは停止するが、ディスクの読取位置を所定時間分戻して読取動作は継続し、読取位置がメモリ書き込み停止位置に達すると続きの分からメモリ書き込みも再開する。
【0016】
請求項2の発明は、データを、ディスクから本来の再生レートより高速に読み取ってメモリに書き込む一方、メモリから本来の再生レートで読み出すことで再生するディスク再生装置において、メモリが満杯になるとメモリへの書き込みを停止するとともに、ディスクからの読取位置が前記停止に係る位置より所定時間分先に達するまで読取を継続する手段と、その読取位置が前記所定時間分先に達すると、その読取位置を前記停止に係る位置に戻すとともに、それ以降のデータについてメモリへの書き込みを再開する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0017】
請求項4の発明は、請求項2の発明を方法という見方から捉えたもので、データを、ディスクから本来の再生レートより高速に読み取ってメモリに書き込む一方、メモリから本来の再生レートで読み出すことで再生するディスク再生方法において、メモリが満杯になるとメモリへの書き込みを停止するとともに、ディスクからの読取位置が前記停止に係る位置より所定時間分先に達するまで読取を継続する処理と、その読取位置が前記所定時間分先に達すると、その読取位置を前記停止に係る位置に戻すとともに、それ以降のデータについてメモリへの書き込みを再開する処理と、を含むことを特徴とする。
【0018】
請求項6の発明は、請求項2,4の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、コンピュータを制御することにより、データを、ディスクから本来の再生レートより高速に読み取ってメモリに書き込ませる一方、メモリから本来の再生レートで読み出すことで再生させるディスク再生プログラムにおいて、そのプログラムは前記コンピュータに、メモリが満杯になるとメモリへの書き込みを停止させるとともに、ディスクからの読取位置が前記停止に係る位置より所定時間分先に達するまで読取を継続させ、その読取位置が前記所定時間分先に達すると、その読取位置を前記停止に係る位置に戻させるとともに、それ以降のデータについてメモリへの書き込みを再開させることを特徴とする。
【0019】
これらの態様では、メモリが満杯になるとメモリ書き込みは停止するが、ディスクからの読取はそのまま続行し、読取位置が所定時間分進むとメモリ書き込み停止位置に読取位置を戻し、続きの分からはメモリ書き込みも再開する。
【0020】
以上のような本発明では、まずディスク上のトラックに追従する読取動作の継続により、ショックに弱いポーズ状態を回避して逆にサーボをショックに最も耐えうる状態で維持できる。ポーズ状態の回避はトラックジャンプの繰り返しの回避にもなるため電力消費も削減される。また、待ち時間計測用のタイマーなどの手段が不要となるので単純化やコストダウンが可能となる。さらに、メモリ書き込み再開時にデータの比較一致判断が必須でなくなるため、誤った判断の減少とデータの連続性の確保により信頼度が向上し、処理負荷も軽減される。なお、メモリ書き込みの再開にあたっては、読取データとメモリに書き込み済みの最後の部分のデータとの間で比較一致判断を行い、一致部分で継ぎ合わせるように書き込みを再開してもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態(以下「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照して具体的に説明する。なお、本実施形態は、スピーカやアンプなど必要な周辺機器を備えたコンピュータをプログラムで制御することにより実現できるが、この場合のハードウェアやプログラムの実現態様は各種変更可能であるから、以下の説明では、本発明及び本実施形態の各機能を実現する仮想的回路ブロックを用いる。
【0022】
また、本実施形態は、本発明のディスク再生装置に関するもので、ディスク再生方法及びプログラム、そのようなプログラムを記録した記録媒体としても把握可能であり、そのようなプログラムをインターネットや携帯電話網などの通信ネットワーク経由で各車両の車載情報機器にダウンロードして実行させることも本発明の一態様である。
【0023】
〔1.共通の構成〕
本実施形態におけるディスク再生装置は、まず、データを、ディスクから本来の再生レートより高速に読み取ってメモリに書き込む一方、メモリから本来の再生レートで読み出すことで再生する点では、従来と共通である。
【0024】
より具体的には、本実施形態では、本来の再生レートより高速にディスクから読取したデータをメモリに書き込みする一方、そのメモリから本来の再生レートでデータを読み出してデコードすることにより音楽等を音出しし、メモリが満杯になるとメモリへの書き込みを一旦停止するとともに、所定のタイミングで、その停止位置に続くディスク上の位置からメモリへの書き込みを再開するディスク再生装置である。
【0025】
そして、従来と異なる本実施形態特有の作用は、第1と第2のパターンが考えられるが、それらに共通の構成図を図1に示す。すなわち、本実施形態において、CDなどのディスクの信号はピックアップ1により読み取られ、RFアンプ2が振幅を増大し、二値化した信号はCD信号処理部3に送ってここでエラー訂正し、取り出したデータがメモリコントローラ4によリメモリ5に書き込まれ、読み出されたデータはDAC(ディジタルアナログ変換器)7に入り、音として出される。マイクロコントローラ8はCD信号処理部3とメモリコントローラ4と図示しないサーボ機構とに指示を与えたりそれらの状態を読み取りながらそれら全体を制御する。ピックアップ1はメモリコントローラ4の状態を受けてディスク上での読取位置を移動することができる。
【0026】
ディスク上の読み取り位置は、CD信号処理部3から取り出すサブコードQの絶対時間より知ることができ、メモリコントローラ4は常にその状況を監視する。メモリコントローラ4は、マイクロコントローラ8からの指示に基き、メモリ6に関する書き込みを開始したり、データの比較一致を図る機能を持つ。
【0027】
マイクロコントローラ8は、コントローラCPUのプログラムや、FPGA,ASIC等の回路設計などにしたがい、CD信号処理部3、メモリコントローラ4及びDAC7を制御することにより、次のような作用を実現する各部分としての機能を果たす(図1)。
【0028】
〔2.第1のパターンの作用〕…図2、図3
第1のパターンでは、マイクロコントローラ8により実現される位置制御部81は、メモリ5が満杯になるとメモリ5への書き込みを停止するとともに、ディスクからの読取位置を前記停止に係る位置から所定時間分手前に戻してから読取を再開する。ディスクの読取位置を所定時間分手前に戻す処理は、ディスクのデータの時間情報に基き、ディスク上の再生経過時間が所定時間に相当するようにピックアップ1を移動させることにより行う。
【0029】
また、第1のパターンにおいて、再開制御部82は、前記の読取位置が前記停止に係る位置に達するとそれ以降のデータについてメモリ5への書き込みを再開する。
【0030】
この第1のパターンでは、図2のフローチャート及び図3の概念図に示すように、メモリ5が満杯になるとメモリ書き込みは停止するが(ステップ11)、ディスクの読取位置を所定時間分手前の位置へ戻して(ステップ12,13)読取動作は継続し、読取位置がメモリ書き込み停止位置に達すると(ステップ14)続きの分からメモリ書き込みも再開する(ステップ15)。
【0031】
すなわち、図3の例では、ディスクから読み取ったデータをメモリ5に継続して書き込み、メモリ5が満杯となった時点をちょうど書き込み停止位置20として示す。ここでピックアップ1を読取再開位置21に移動させ、読取を始める。位置22から20までの区間で読み取ったデータと、メモリ5への書き込みを停止した直前付近のメモリ5内のデータとを比較し、一致と判断された読取データの次の位置のデータから、メモリ5への書き込みを再開する。
【0032】
ここで、第1点として、「次の位置」としたのは、既に一致した位置まではメモリ5に記憶済みのため、次の位置から書き込みを行えば足りるためである。第2点として、以上のような処理中もメモリ5内に蓄積済みのデータは音楽再生のため本来の再生レートで読み出し続けられている。これら第1点及び第2点については、後述する第2のパターンにおいても同様である。
【0033】
また、上記のような比較一致を実施せず、位置20へピックアップ1を移動して読取を再開すると共に即座にメモリ5への書き込みを再開してもよい。さらに、位置21のセクタ、アドレスなど具体的な位置は、位置21から位置20までの絶対時間の増加分が所定時間に相当するように定められる。ただし、ディスクの回転速度と関係させる必要があり、読取が2倍速であればその増加分は所定時間の2倍である。
【0034】
〔3.第2のパターンの作用〕…図4、図5
第2のパターンでは、位置制御部81は、メモリが満杯になるとメモリへの書き込みを停止するとともに、ディスクからの読取位置が前記停止に係る位置より所定時間分先に達するまで読取を継続する。また、再開制御部82は、前記の読取位置が前記所定時間分先に達すると、その読取位置を前記停止に係る位置に戻すとともに、それ以降のデータについてメモリへの書き込みを再開する。
【0035】
この第2のパターンでは、図4のフローチャート及び図5の概念図に示すように、メモリが満杯になるとメモリ書き込みは停止するが、ディスクからの読取はそのまま続行し(ステップ21)、読取位置がディスク上の経過時間で所定時間分先の位置まで進むと(ステップ22)メモリ書き込み停止位置に読取位置すなわちピックアップ1を戻して(ステップ23,24)続きの分からはメモリ書き込みも再開する(ステップ25)。
【0036】
すなわち、図5の例では、ディスクから読み取ったデータをメモリ5に継続して書き込み、メモリ5が満杯となった時点をちょうど書き込み停止位置30として示す。ここでディスクの再生はそのまま継続し、位置31において再生を停止したうえ、位置30のわずか手前の位置32へピックアップ1を移動させる。そこで読取を再開し、読み取ったデータとメモリ5への書き込みを停止した直前付近のメモリ5内のデータとを比較し、一致と判断された読取データの次の位置のデータから、メモリ5への書き込みを再開する。
【0037】
また、上記のような比較一致を実施せず、位置30へピックアップ1を移動して読取を再開すると共に即座にメモリ5の書き込みを再開してもよい。さらに、位置31のセクタ、アドレスなど具体的な位置は、位置30(もしくは32)から位置31までの絶対時間の増加分が所定時間に相当するように定められる。ただし、ディスクの回転速度と関係させる必要があり、読取が2倍速であればその増加分は所定時間の2倍である。
【0038】
〔4.共通の効果〕
以上のような本実施形態では、まずディスク上のトラックに追従する読取動作の継続により、ショックに弱いポーズ状態を回避して逆にサーボをショックに最も耐えうる状態で維持できる。ポーズ状態の回避はトラックジャンプの繰り返しの回避にもなるため電力消費も削減される。また、待ち時間計測用のタイマーなどの手段が不要となるので単純化やコストダウンが可能となる。さらに、メモリ書き込み再開時にデータの比較一致判断が必須でなくなるため、誤った判断の減少とデータの連続性の確保により信頼度が向上し、処理負荷も軽減される。なお、メモリ書き込みの再開にあたっては、読取データとメモリに書き込み済みの最後の部分のデータとの間で比較一致判断を行い、一致部分で継ぎ合わせるように書き込みを再開してもよい。
【0039】
〔5.他の実施形態〕
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、次に例示するような他の実施形態も含むものである。例えば、上記実施形態ではCDを例に取ったが、本発明は、MDやその他の各種デジタルオーディオディスクにも適用可能であり、例えばMDでは、記録されたデータに含まれるアドレスデータをCDにおける時間情報の代りに用いて上記実施形態と同様の処理が可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、振動環境下でも音飛びや音途切れを簡易な手法で確実に防止するディスク再生装置、方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に共通する構成を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の実施形態のうち第1のパターンにおける処理手順を示すフローチャート。
【図3】本発明の実施形態のうち第1のパターンにおける処理の例を示す概念図。
【図4】本発明の実施形態のうち第2のパターンにおける処理手順を示すフローチャート。
【図5】本発明の実施形態のうち第2のパターンにおける処理の例を示す概念図。
【符号の説明】
1…ピックアップ
2…RFアンプ
3…CD信号処理部
4…メモリコントローラ
5…メモリ
7…DAC
8…マイクロコントローラ
81…位置制御部
82…再開制御部

Claims (6)

  1. データを、ディスクから本来の再生レートより高速に読み取ってメモリに書き込む一方、メモリから本来の再生レートで読み出すことで再生するディスク再生装置において、
    メモリが満杯になるとメモリへの書き込みを停止するとともに、ディスクからの読取位置を前記停止に係る位置から所定時間分手前に戻してから読取を再開する手段と、
    その読取位置が前記停止に係る位置に達するとそれ以降のデータについてメモリへの書き込みを再開する手段と、
    を備えたことを特徴とするディスク再生装置。
  2. データを、ディスクから本来の再生レートより高速に読み取ってメモリに書き込む一方、メモリから本来の再生レートで読み出すことで再生するディスク再生装置において、
    メモリが満杯になるとメモリへの書き込みを停止するとともに、ディスクからの読取位置が前記停止に係る位置より所定時間分先に達するまで読取を継続する手段と、
    その読取位置が前記所定時間分先に達すると、その読取位置を前記停止に係る位置に戻すとともに、それ以降のデータについてメモリへの書き込みを再開する手段と、
    を備えたことを特徴とするディスク再生装置。
  3. データを、ディスクから本来の再生レートより高速に読み取ってメモリに書き込む一方、メモリから本来の再生レートで読み出すことで再生するディスク再生方法において、
    メモリが満杯になるとメモリへの書き込みを停止するとともに、ディスクからの読取位置を前記停止に係る位置から所定時間分手前に戻してから読取を再開する処理と、
    その読取位置が前記停止に係る位置に達するとそれ以降のデータについてメモリへの書き込みを再開する処理と、
    を含むことを特徴とするディスク再生方法。
  4. データを、ディスクから本来の再生レートより高速に読み取ってメモリに書き込む一方、メモリから本来の再生レートで読み出すことで再生するディスク再生方法において、
    メモリが満杯になるとメモリへの書き込みを停止するとともに、ディスクからの読取位置が前記停止に係る位置より所定時間分先に達するまで読取を継続する処理と、
    その読取位置が前記所定時間分先に達すると、その読取位置を前記停止に係る位置に戻すとともに、それ以降のデータについてメモリへの書き込みを再開する処理と、
    を含むことを特徴とするディスク再生方法。
  5. コンピュータを制御することにより、データを、ディスクから本来の再生レートより高速に読み取ってメモリに書き込ませる一方、メモリから本来の再生レートで読み出すことで再生させるディスク再生プログラムにおいて、
    そのプログラムは前記コンピュータに、
    メモリが満杯になるとメモリへの書き込みを停止させるとともに、ディスクからの読取位置を前記停止に係る位置から所定時間分手前に戻してから読取を再開させ、
    その読取位置が前記停止に係る位置に達するとそれ以降のデータについてメモリへの書き込みを再開させることを特徴とするディスク再生プログラム。
  6. コンピュータを制御することにより、データを、ディスクから本来の再生レートより高速に読み取ってメモリに書き込ませる一方、メモリから本来の再生レートで読み出すことで再生させるディスク再生プログラムにおいて、
    そのプログラムは前記コンピュータに、
    メモリが満杯になるとメモリへの書き込みを停止させるとともに、ディスクからの読取位置が前記停止に係る位置より所定時間分先に達するまで読取を継続させ、
    その読取位置が前記所定時間分先に達すると、その読取位置を前記停止に係る位置に戻させるとともに、それ以降のデータについてメモリへの書き込みを再開させることを特徴とするディスク再生プログラム。
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