JP2004293508A - 冷却水の流量制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン1の回転により作動するウォータポンプ9から吐出され、エンジン1を介してウォータポンプ9へとつながる流路6、8、4を通ってウォータポンプ9へと循環される冷却水の流量制御装置で、ウォータポンプの吐出側9bに位置する流路4に、この流路の流路面積を調整する電磁弁10を設け、この電磁弁10を、エンジンの回転数の上昇に伴い流路面積を狭める方向に制御手段11を用いて制御する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの回転により作動するウォータポンプからエンジンに供給される冷却水の流量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
水冷式のエンジンにおいては、エンジンの回転により作動するウォータポンプを用いてエンジンとラジエータとの間で冷却水を循環させている。このようなエンジンから駆動力を得るウォータポンプの場合、エンジンの回転数の上昇とともに、自身の回転数も上昇してその吐出量が増える。エンジンの冷却性能は、一般に低速、高負荷時に、所望の冷却性能を得られるような吐出量を得られるポンプが選択されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、低速、高負荷時の冷却性能を考慮した吐出量を得られるウォータポンプを設定すると、エンジン高回転域においては、エンジン冷却に必要な吐出量を超えてしまい供給過多となる。これは、不要な冷却水を吐出する回転をポンプに行わせることになり駆動損失となってしまう。近年エンジンからの駆動力による作動ではなく、電動式のウォータポンプが採用される場合もある。この場合、駆動損失という課題は解消されるが、一般に電動ポンプの場合、エンジン駆動式のポンプと同等の吐出量を得るためにはポンプ容量が大きくなり、大型化を招くことになる。また、ポンプの大型化は取付けスペースを確保するという新たな課題を招くことになる。
ウォータポンプでは、その回転数が高回転になると、ポンプ吸込側の水圧が低下し、吸込負圧の増大により溶解空気が分離して気泡が生じてしまう。この気泡がポンプのタービンなどに衝突すると、所謂キャピテーションが発生する。このため、エンジンの冷却には、キャピテーションの発生を抑制することも重要な要素となる。
本発明は、小型で駆動損失の少なく、キャピテーションの発生を抑制可能な冷却水の流量制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明にかかる、エンジンの回転により作動するウォータポンプから吐出され、エンジンを介してウォータポンプへとつながる流路を通ってウォータポンプへと循環される冷却水の流量制御装置では、ウォータポンプの吐出側に位置する流路に、この流路の流路面積を調整する弁を設け、この弁をエンジンの回転数の上昇に伴い流路面積を狭める方向に制御手段を用いて制御すると、エンジン回転数の上昇に伴い、流路断面が狭くなってポンプ吐出側の流路抵抗が増大する。このため、低速、高負荷時の冷却性能を維持しつつ、ポンプ回転高速側でのポンプ吐出量が減少し、ポンプの回転に伴う負荷が軽減されるので、駆動損失を低減することができる。また、ウォータポンプの吐出量が減少するので、ポンプ吸込側の吸込負圧が低減されて気泡の発生が少なくなり、キャピテーションの発生を抑制することができる。
【0005】
上記制御を行うにあたり、エンジンの回転数をエンジン回転数検出手段で検出し、制御手段で、エンジン回転数検出手段からの検出回転数と予め設定された所定のエンジン回転数とを比較し、検出回転数が所定のエンジン回転数以上の場合に流路面積を狭める方向に弁を制御すると、所定のエンジン回転数となると流路断面が狭くなってポンプ吐出側の流路抵抗が増大する。このため、低速、高負荷時の冷却性能を維持しつつ、ポンプ回転高速側でのポンプ吐出量が減少し、ポンプの回転に伴う負荷が軽減されるので、駆動損失を低減することができる。また、ウォータポンプの吐出量が減少するので、ポンプ吸込側の吸込負圧が低減されて気泡の発生が少なくなり、キャピテーションの発生を抑制することができる。
【0006】
上記制御を行う場合、さらにエンジンの負荷情報を負荷情報検出手段で検出し、制御手段で、負荷情報検出手段からの負荷情報によりエンジン負荷の状態を判定し、このエンジン負荷の上昇に伴い所定のエンジン回転数を高くするように制御してもよい。エンジン負荷の増大にともない弁を狭める所定のエンジン回転数が高くなるので、低速、高負荷時の冷却性能を維持しつつ、ポンプの回転に伴う負荷がより軽減されるので、駆動損失をより低減することができる。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明にかかる、エンジンの回転により作動するウォータポンプから吐出され、エンジンを介してウォータポンプへとつながる流路を通ってウォータポンプへと循環される冷却水の流量制御装置では、ウォータポンプの吐出側に位置する流路に、この流路を流れる冷却水の流量の増大に伴い流路の面積を狭める流路調整手段を設け、ポンプ吐出量に相関するパラメータとなる吐出側に位置する流路の冷却水の流量変化からエンジン回転数の変化読み取り、冷却水の流量が増大すると、流路調整手段で流路断面が狭くされてポンプ吐出側の流路抵抗が増大する。このため、低速、高負荷時の冷却性能を維持しつつ、ポンプ回転高速側でのポンプ吐出量が減少し、ポンプの回転に伴う負荷が軽減されるので、駆動損失を低減することができる。また、ウォータポンプの吐出量が減少するので、ポンプ吸込側の吸込負圧が低減されて気泡の発生が少なくなり、キャピテーションの発生を抑制することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1に示す冷却水の流量制御装置は、エンジン1の回転により作動するウォータポンプ9と、このウォータポンプ9からエンジン1を介してウォータポンプ9へとつながる流路4,5,6,8を備え、これら流路を通ってウォータポンプ9へと冷却水が循環されるものである。エンジン1の内部には冷却水路2が形成され、この冷却水路2の一方にはエンジン1への冷却水の供給側となる流路4が、他方には排出側となる流路6がそれぞれ接続されている。流路4の一方には、サーモスタット3を介して流路8と流路5とがそれぞれ接続されている。サーモスタット3は、流路8からの冷却水を流路4または流路5へとその流れを変更するためのものである。流路5はサーモスタット3の作動時にエンジン1を回避して冷却水を流路6へと案内するバイパス流路である。流路6には、ラジエータ7の入水側が接続されている。ラジエータ7の排出側には流路8が接続されている。ラジエータ7の入水側には、圧力調整弁15が設けられていて、ラジエータ7への送圧が一定圧となるように構成されている。
【0009】
ウォータポンプ9は、その吸込側9aがサーモスタット3側に配置され、吐出側9bがエンジン1の流入側に位置するように流路4に配設されている。このウォータポンプ9は、図示しないエンジンのクランク軸から図示しないプーリーとベルトまたはギア列、あるいはスプロケットとチェーン等の駆動伝達手段を介して、エンジンの回転が伝達されて作動する直動式のポンプであり、エンジン1の回転の上昇とともに自身の回転も上昇するように構成されている。
【0010】
このような流路形態により、エンジン1が始動してウォータポンプ9が作動すると、図示しないポンプ内のタービンが回転して冷却水をエンジン1に向かって吐出する。吐出された冷却水は、流路4から冷却水路2を介して流路6、ラジエータ7へと送圧され、ここで走行風やファンの回転による送風により冷却される。冷却された冷却水は、流路8を通ってサーモスタット3まで給送される。そして、サーモスタットの状態に応じて、流路8及び流路5から流路4へ流入する冷却水の量がそれぞれ調整される。
【0011】
次に本発明の主要部となる流量調整部の構成について説明する。ウォータポンプ9の吐出側に位置する流路4には、制御手段11によってその動作を制御されることで、流路4の流路面積を調整する電磁弁10が配置されている。電磁弁10は、通常オフ状態とされ、この状態では低速、高負荷の場合でもあっても、所望の冷却性能が得られる冷却水の流量が確保できるように流路4の流路面積が確保し、オン状態なると流路4の流路面積を狭める方向に作用する流量調整弁として機能する。
【0012】
制御手段11は、CPU及び各種メモリを備えた周知のコンピュータで構成されている。この制御手段11には、エンジンの回転数Neを検出するエンジン回転数検出手段としてクランク角センサ12、エンジンの負荷θaを検出する負荷情報検出手段としてのアクセル開度センサ14が接続されている。本形態において、負荷情報検出手段には、アクセル13の開度を検出するアクセル開度センサ14を用いているが、スロットル弁の開度や吸入空気量を検出する手段を負荷情報検出手段として用いても良い。
【0013】
この制御手段11は、エンジン1の回転数の上昇に流路面積を狭める方向に電磁弁11の動作を制御する。すなわち、制御手段11は、クランク角センサ12からの検出回転数Neと図示しないメモリに予め設定された所定のエンジン回転数とを比較し、検出回転数が所定のエンジン回転数以上の場合に流路面積を狭める方向に電磁弁11を制御すべくオンさせる。制御手段11のメモリには、アクセル開度センサ14からの負荷情報θaによりエンジン負荷の状態を判定し、エンジン負荷の上昇に伴い所定のエンジン回転数を高くするように制御するための、図3に示すマップ情報が記憶されている。すなわち、制御手段11は、エンジン負荷に応じて電磁弁11を作動(オン)させるエンジン回転数を変化するように制御している。
【0014】
図2は、ウォータポンプ9の吐出量とウォータポンプ9の駆動仕事との関係を示す特性図である。一般にポンプ吐出量が上昇すると、軸出力も上昇する傾向にある。また、直動式のウォータポンプ9の場合、そのロータの回転数はエンジン回転数に比例し、吐出量はロータ回転数に略比例する関係にある。本願発明者は、図2に示す特性から、ポンプ吐出量を低減させることでウォータポンプ9の駆動仕事が低減することに着目し、ポンプ吐出量を低減させるべく、流量調整弁として機能する電磁弁10を制御手段11で制御する構成とした。
【0015】
以下、図4に示すフローチャートに沿って、制御手段11による制御の一形態を説明する。図4のステップS1では、各センサからの出力であるNe、θaの取り込みを行い、ステップS2において、負荷情報θaに応じた切換え回転数Ne1を図3に示すマップから選択する。そしてステップS3において、検出回転数Neと切換え回転数Ne1とを比較し、検出回転数Neが切換え回転数Ne1以上の場合には、ステップS4に進んで電磁弁11をオンし、検出回転数Neが切換え回転数Ne1を超えていない場合には、ステップS5に進んで電磁弁11をオフする。
【0016】
このように、所定のエンジン回転数以上の場合に電磁弁11をオン状態とすると、流路4の流路面積が狭くなるのでポンプ吐出側の流路抵抗が増大する。このため、ポンプ回転高速側でのポンプ吐出量が減少し、ウォータポンプ9の回転に伴う負荷が軽減される。よって、従来のウォータポンプ9の構成を使用でき、駆動損失を低減することができる。また、ウォータポンプ9の吐出量が減少するので、ポンプの吸込側9aの吸込負圧が低減されて気泡の発生が少なくなり、キャピテーションの発生を抑制することができる。さらに、電磁弁11をオンオンさせる切換え回転数Ne1をエンジン負荷情報θaによって変更する、すなわち、エンジン負荷の増大にともない電磁弁11を狭める所定のエンジン回転数が高くなるように制御するので、高負荷時の冷却性能を維持しつつ低負荷高回転域時の駆動損失をより低減することができる。
【0017】
図5は本発明の別な形態を示す、図5に示す冷却水の流量制御装置は、図1に示す冷却水の流量制御装置の電磁弁11に換えて、流路調整手段20をウォータポンプ9の吐出側9bに位置する流路4に設け、電子的な流量制御ではなく、メカニカルな流量制御にしたのであり、制御手段11や各種センサも備えていない。これら以外の基本的な流路構成は図1の構成と同一であるので、ここではその生命は省略し、流路調整手段20の構成と、その作用について説明する。
【0018】
流路調整手段20は、図5に示すよう、流路4に設けた拡大部21の内部に、リターンスプリング21によって初期位置を定めるストッパ24に付勢されたボール弁22を有する流量調整弁である。拡大部21は、吐出側9bからエンジン1側に向かうに従い、その容積が減少するように形成されている。ストッパ24は、リング形状であってり吐出側9bから吐出される冷却水をその下流側に流入可能としている。ボール弁22は、流路4を流れる冷却水の流量が増大すると、リターンスプリング23のばね力に抗して図中右方に移動して、流路4の流路面積を狭めるように移動する。すなわち、リターンスプリング23のばね力は、通常はボール弁22をストッパ24に当接させ、エンジン回転数が上昇してウォータポンプ9からの吐出量が増大すると、それに伴い流路4の流路面積を狭くする右方に向かって移動するように調整されている。
【0019】
このような構成によると、ウォータポンプ9の吐出量に相関するパラメータとなる吐出側9bに位置する流路4の冷却水の流量変化からエンジン回転数の変化読み取り、冷却水の流量が増大すると、それに伴い流路調整手段20のボール弁22が右方に移動して流路断面が狭くされるので、ウォータポンプ9の吐出側9bの流路抵抗が増大する。このため、低速、高負荷時の冷却性能を維持しつつ、ポンプ回転高速側でのポンプ吐出量が減少し、ポンプの回転に伴う負荷が軽減されることになり、駆動損失を低減することができる。また、ウォータポンプ9の吐出量が減少するので、ポンプの吸込側9aの吸込負圧が低減されて気泡の発生が少なくなり、キャピテーションの発生を抑制することができる。
【0020】
上記各形態において、電磁弁11及び流利調整手段20は、ウォータポンプ9の吐出側9bとエンジン1との間の流路4、すなわち、エンジン1に対する冷却水の供給路に設けたが、例えば、エンジン1からの排出側となる流路6に電磁弁11及び流量調整手段20を設ける形態であってもよいし、エンジン内部の冷却水路2内に設ける形態であっても良い。この場合、ラジエータ7の入水側には圧力調整弁15が配置されているので、この定圧弁よりもエンジン側で、かつ流路6と流路5との分岐点よりエンジン側、すなわち冷給水の流れに対して上流側に配置するのが好ましい。
【0021】
流量調整手段20には、ボール弁方式を用いたがこれ以外の構成で合っても無論かまわない。たとえば、通常時においては、流路4の内壁に沿って位置し、流路4を流れる流量が増大すると、流路4の流路面積を狭めるべく流路4内に突出して流路抵抗を増大させる舌片状の弁を流路4内に配置し、流量調整手段としてもよい。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、エンジン回転数が上昇に伴い、流路断面が狭くなってポンプ吐出側の流路抵抗が増大することで、低速、高負荷時の冷却性能を維持しつつ、ポンプ回転高速側でのポンプ吐出量が減少して、ポンプの回転に伴う負荷が軽減されるので、駆動損失を低減することができるとともに、ポンプ吸込側の吸込負圧が低減されて気泡の発生が少なくなり、キャピテーションの発生を抑制することができる。
本発明によれば、エンジン回転検出手段による検出回転数が所定のエンジン回転数となると、流路断面が狭くなってポンプ吐出側の流路抵抗が増大し、低速、高負荷時の冷却性能を維持しつつ、ポンプ回転高速側でのポンプ吐出量が減少し、ポンプの回転に伴う負荷が軽減されるので、駆動損失を低減することができるとともに、ポンプ吸込側の吸込負圧が低減されて気泡の発生が少なくなり、キャピテーションの発生を抑制することができる。
本発明によれば、エンジン負荷の増大にともない弁を狭める所定のエンジン回転数が高くなるので、低速、高負荷時の冷却性能を維持しつつ、ポンプの回転に伴う負荷がより軽減されるので、駆動損失をより低減することができる。
本発明によれば、ポンプ吐出側に位置する流路の冷却水の流量が増大すると、流路調整手段で流路断面が狭くされてポンプ吐出側の流路抵抗が増大され、低速、高負荷時の冷却性能を維持しつつ、ポンプ回転高速側でのポンプ吐出量が減少してポンプの回転に伴う負荷が軽減されるので、駆動損失を低減することができるとともに、ポンプ吸込側の吸込負圧が低減されて気泡の発生が少なくなり、キャピテーションの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す冷却水の流量制御装置の全体構成図である。
【図2】ポンプ吐出量とポンプ駆動仕事との関係を示す特性線図である。
【図3】エンジン負荷と所定のエンジン回転数の変化特性を示す線図である。
【図4】本発明にかかる制御手段による制御の一形成を示すフローチャートである。
【図5】本発明の別な実施の形態を示す冷却水の流量制御装置の全体構成図である。
【図6】流路調整手段の一形態を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 エンジン
4 吐出側に位置する流路
6,8 流路
9 ウォータポンプ
9b 吐出側
10 電磁弁
11 制御手段
12 エンジン回転数検出手段
14 負荷情報検出手段
20 流路調整手段
Claims (4)
- エンジンの回転により作動するウォータポンプから吐出され、前記エンジンを介して前記ウォータポンプへとつながる流路を通って前記ウォータポンプへと循環される冷却水の流量制御装置であって、
前記ウォータポンプの吐出側に位置する流路に設けられ、前記流路の流路面積を調整する弁と、
前記エンジンの回転数の上昇に伴い前記流路面積を狭める方向に前記弁を制御する制御手段とを有することを特徴とする冷却水の流量制御装置。 - 請求項1記載の冷却水の流量制御装置において、
前記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段を有し、
前記制御手段は、前記エンジン回転数検出手段からの検出回転数と予め設定された所定のエンジン回転数とを比較し、検出回転数が所定のエンジン回転数以上の場合に前記流路面積を狭める方向に前記弁を制御することを特徴とする冷却水の流量制御装置。 - 請求項2記載の冷却水の流量制御装置において、
前記エンジンの負荷情報を検出する負荷情報検出手段を有し、
前記制御手段は、前記負荷情報検出手段からの負荷情報によりエンジン負荷の状態を判定し、前記エンジン負荷の上昇に伴い前記所定のエンジン回転数を高くすることを特徴とする冷却水の流量制御装置。 - エンジンの回転により作動するウォータポンプから吐出され、前記エンジンを介して前記ウォータポンプへとつながる流路を通って前記ウォータポンプへと循環される冷却水の流量制御装置であって、
前記ウォータポンプの吐出側に位置する流路に設けられ、この流路を流れる冷却水の流量の増大に伴い前記流路の流路面積を狭める流路調整手段を有することを特徴とする冷却水の流量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003090460A JP2004293508A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 冷却水の流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2003090460A JP2004293508A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 冷却水の流量制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004293508A true JP2004293508A (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=33404086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003090460A Pending JP2004293508A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 冷却水の流量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004293508A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011017283A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Caterpillar Sarl | エンジン冷却回路の制御装置 |
JP2013136954A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Hino Motors Ltd | ウォータポンプ |
JP2013238119A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-28 | Toyota Motor Corp | 電磁弁制御装置 |
JP2020070766A (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | トヨタ自動車株式会社 | エンジン冷却装置 |
-
2003
- 2003-03-28 JP JP2003090460A patent/JP2004293508A/ja active Pending
Cited By (5)
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