JP2004291233A - マシニングセンタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主軸頭に回転支持される主軸の先端部に工具を着脱可能に装着し、工具とテーブルに固定されたワークとの間でX,Y及びZ軸方向に相対移動させて、ワークを加工するマシニングセンタの加工領域を囲んでスプラッシュガードを設け、前記スプラッシュガードの開口部に、一対の車輪付きのスライド開閉扉23a、23bと同車輪23c、23d、23e、23fを載せるレール41とを設け、同レールの勾配を、各スライド開閉扉の開き方向に傾斜させると共に、同開閉扉が開口部を閉鎖しているときの閉まり方向側車輪の高さと、他方端の車輪の高さが等しくなるよう、レールの所定部に閉まり方向側車輪の一部が落ち込む凹みを施す。
【選択図】図1
Description
前記X,Y,Z軸方向の相対移動を行ってワークに加工を施すことが可能な可動範囲を指して、ここでは加工領域と言う。
従来、上記マシニングセンタにおけるX,Y,Z軸方向の送り軸の組合せ構成には、種々のものがある。
第1の構成例は、ベッド上にX軸方向に移動するサドル、前記サドル上にY軸方向に移動するテーブルを設け、コラムにZ軸方向に移動する主軸頭を設けるものである。
第2の構成例は、ベッド上の前方部にX軸方向に移動するテーブル、ベッド上の後方部にY軸方向に移動するコラムを設け、前記コラムにZ軸方向に移動する主軸を設けるものである。
第3の構成例は、テーブルはベッド上の前方部に固定され、ベッド上の後方部でX軸方向に移動するサドル、サドル上にY軸方向に移動するコラムを設け、前記コラムにZ軸方向に移動する主軸頭を設けるものである。
前記開口部は前記スライド扉の開閉方向前後位置に設けた車輸を乗せるレールを有し、
前記レールは、前記スライド扉が開く方向に向って下り勾配に設けられ、
閉まり方向に見た扉の前車輪が前記スライド扉の閉まった位置で落ち込む凹みを前記レールに形成し、
前記レールの傾斜は、閉まり方向に見た扉の前車輪が前記凹みに落ち込んだ時の高さ位置と、その際の扉の後車輪の高さ位置とが等しくなる勾配に形成されることよりなるマシニングセンタ、が提供される。
更に、加工領域をスプラッシュガードやカバー類で囲み、切屑や加工液を底面カバーに確実に落下させることができた。
図3は、本発明の、例えば立形マシニングセンタの加工領域を囲うスプラッシュガードを含むカバー類の一実施形態を、一部を仮想線で示した斜視図である。加工領域を囲う前記カバー類は、環境を良好に保ち、作業の安全を確保し、機械の可動部や電装品に対して切屑や加工液を侵入させず、機械を正常な状態に維持させるために必要、かつ不可欠な要件である。
図では、ワークに対する加工領域の前面、左右両側面及び上面の前方部をスプラッシュガード21で覆っている。
前記スプラッシュガード21は、機械のべツド1の張出部に載せて固定している。
山形カバー25a、25bによって切屑や加工液がテーブル17のY軸案内面及びテーブル移動のためのボールねじ・ナツト機構に侵入せず、また、Y軸カバー25a、25bに載った切屑や加工液は、山形カバーの左右両側へ流れ落ちる。
カバー25a、25b及びテーブル17から左右両側へ流れ落ちる切屑や加工液並びにスプラッシュガード21の内壁面から流れ落ちる切屑や加工液を受け止める底面カバー27a、27bが、ベッド1の前方部の左右張出し部に設けられている。
前記サドルカバー29は、主軸頭11の周囲を覆う箱形の主軸頭カバー31と入れ子式に組み合わされ、主軸頭11がZ軸方向に移動すると前記主軸頭カバー31が微小間隙を維持しながら、サドルカバー内を上下動する事ができる。
本実施形態では、X軸カバー33a、33bを設けるだけで、加工領域の背面と上面後部を同時に囲っている。つまり、X軸カバー33a、33bだけで加工領域の背面と上面後部を同時に囲っている。
即ち、X軸カバー33a、33bはX軸方向に伸縮可能なテレスコピック状に形成され、その左右一端側をサドルカバー29に、他端側をスプラッシュガード21の両側面内側に、それぞれ固定しており、下端側はコラムに設けたX軸案内面下方で可動支持され、上側に彎曲し立って、加工領域上面後方部のカバーも兼ね、スプラッシュガード21の上面で上端側を可動支持されている。
これはカバー類の構成部品点数を少なくする事に寄与している。
図2を参照して、底面カバー27a、27bと加工液タンク35との間を繋いで、チップバケット37a、37bが、更に設けられている。
チップバケット37a、37bは、それぞれ手前に引き出せるように取手を設けると共に、両側部が加工液タンク35に案内、支持される構造になっている。
加工液タンク35には、車輪35a、35aと取手が付いており、手前に引き出せる構成になっている。
図2は、機械を前面側から見た図(スライド扉23bが開いている状態)であり、スプラッシュガード21の中央部の開口部に、両開きのスライド扉23a、23bが設けられている事が判る。前記スライド扉23a、23bには、加工中に外側から内側を安全に見
ることができるよう格子状の鉄板で補強した窓が設けられている。
前記スライド扉23a、23bのそれぞれには、下縁両側に間隔を置いて車輪23c、23d及び23e、23fが設けてあり、スプラッシュガード21の開口部に備えたレール41上を転動させることによって扉をスライドする事ができる。スライド扉23a、23bの上側の支持並びにスライド扉23a、23bとスプラッシュガード21との間のシールは、周知の方式で行われている。
前記レール41上の車輪転動面は、スプラッシュガード21の開口部の中心位置、即ちレール41の中心を分水嶺にして左右に緩い傾斜面を持つ山形に形成されている。
つまり、レール41は、各開閉扉23a、23bの開く方向に沿って、下り傾斜に形成されている。
よって、スライド扉23a、23bは、自重で常に開くように付勢される。
これは作業者がスライド扉23a、23bを開けてワークの段取り作業などを行っている際、特に止め手段を設けなくても、スライド扉23a、23bが不用意に閉まって、挟まれることがないよう配慮したものである。
また、前車輸23c、23eがレール41上に形成した凹み41a、41bに落ち込んでいるときの同車輪23c、23eと後車輪23d、23fとの高さ位置が、それぞれ等しくなるようにレール41の傾斜(勾配)を定めている(図1のH参照)。若しくは、凹み41a、41bの底面の深さを与えている。
従って、スライド扉23a、23bが閉状態のときは、各前車輪23c、23eがレール41の凹み41a、41bに落ち込んで、スライド扉23a、23bの移動の止め手段の役目を果たしており、同時にスライド扉23a、23bを水平状態にして見栄えを良くすると共に、スプラッシュガード21との間の各部のシール手段が、良好な密封状態を保てるようにしている。
このスライド扉の構成によって、扉に対し格別な止め手段を設けずとも、安全を確保できる効果が達成できた。本実施形態ではスライド扉下部に車輪とレールがある場合を挙げて説明したが、上部に車輸とレールを設け、スライド扉を吊り下げる構成を採用したときにも、同様な作用、効果を奏する。
また、両開きスライド扉を例示して解説したが、片開きスライド扉の場合であっても、同効である。
3 コラム
5 サドル
11 主軸頭
15 Z軸送りモータ
17 テーブル
21 スプラッシュガード
23a、23b スライド扉
23c、23d、23e、23f 車輪
25a、25b Y軸カバー
27a、27b 底面カバー
29 サドルカバー
31 主軸頭カバー
33a、33b X軸カバー
35 加工液タンク
35a 車輪
37a、37b チップバケット
41 レール
41a、41b 凹み
Claims (1)
- 主軸頭に回転支持され、先端部に工具を着脱可能に装着する主軸とワークを固定するテーブルとの間で、X,Y,Z軸方向の相対移動を行ってワークを加工し、その加工領域の周りを開閉可能なスライド扉を備えた開口部を有するスプラッシュガードで囲ったマシニングセンタにおいて、
前記開口部は前記スライド扉の開閉方向前後位置に設けた車輸を乗せるレールを有し、
前記レールは、前記スライド扉が開く方向に向って下り勾配に設けられ、
閉まり方向に見た扉の前車輪が前記スライド扉の閉まった位置で落ち込む凹みを前記レールに形成し、
前記レールの傾斜は、閉まり方向に見た扉の前車輪が前記凹みに落ち込んだ時の高さ位置と、その際の扉の後車輪の高さ位置とが等しくなる勾配に形成されることを特徴としたマシニングセンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004216477A JP2004291233A (ja) | 2004-07-23 | 2004-07-23 | マシニングセンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004216477A JP2004291233A (ja) | 2004-07-23 | 2004-07-23 | マシニングセンタ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27171399A Division JP3626376B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 立形マシニングセンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004291233A true JP2004291233A (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=33411465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004216477A Pending JP2004291233A (ja) | 2004-07-23 | 2004-07-23 | マシニングセンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004291233A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017074654A (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 株式会社スギノマシン | 立形マシニングセンタ |
CN117817429A (zh) * | 2024-02-22 | 2024-04-05 | 广东鸿旺鑫机械科技有限公司 | 一种组合式设备柔性防护罩及其使用方法 |
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2004
- 2004-07-23 JP JP2004216477A patent/JP2004291233A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017074654A (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 株式会社スギノマシン | 立形マシニングセンタ |
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