JP2004287641A - 情報提供方法およびホームネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】機器診断や履歴情報など機器管理情報をサービス会社で管理し、各個別システムでは、集中操作や運転状況モニタについて行う簡易型のホームネットワークシステムを提供する。
【解決手段】サービス提供会社とネットワークを介して接続する複数の個別ネットワークとで構成され、個別ネットワークは、無線通信機能を備えた複数の制御媒体装置と、統括制御部と、前記統括制御部を介して制御媒体装置に対して操作入力と運転状態のモニタ表示を行うパソコンシステムと、ルータとから構成され、サービス会社は、個別ネットワークシステムの機器診断と機器の履歴情報を含む機器情報を統括的に管理し、統括制御部は、制御媒体装置の操作とモニタに関する情報についてパソコンシステムに送受信し、制御媒体装置のエラー信号をサービス会社に送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】サービス提供会社とネットワークを介して接続する複数の個別ネットワークとで構成され、個別ネットワークは、無線通信機能を備えた複数の制御媒体装置と、統括制御部と、前記統括制御部を介して制御媒体装置に対して操作入力と運転状態のモニタ表示を行うパソコンシステムと、ルータとから構成され、サービス会社は、個別ネットワークシステムの機器診断と機器の履歴情報を含む機器情報を統括的に管理し、統括制御部は、制御媒体装置の操作とモニタに関する情報についてパソコンシステムに送受信し、制御媒体装置のエラー信号をサービス会社に送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭内の家電機器をネットワークに接続した家電機器用ネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
家電機器はそれぞれの製品ごとに多くの機能を備えているが、顧客のニーズは多種多様である。一方、情報通信技術の急速な進展に伴い、家電機器のメーカーやサービス会社などが家電機器に関して新たに提供できる新規機能も多くなっている。
【0003】
これに伴い、これら機器は多様な操作パネルやリモコンを用意して各種の設定や操作を行うようにしている。このため、消費者は、小さな操作パネルを使って多様な設定や操作を行わなくてはならない。
【0004】
また、最近の家電製品は、各種機能を搭載しているために、故障などが生じるとその対応策が非常に面倒である。そこで、従来技術においては、家庭内の機器を家庭内ネットワークで結び、このネットワークで得た各種情報をサービス会社に転送して診断を行い、この診断結果と関連情報を提供するものがある。
【公知文献1】特開2002−44750号
【公知文献2】特開2001−331572号
【発明が解決しようとする課題】
一般に、家電機器、特に洗濯機などの白物家電機器は、誰でも手軽に操作できるように構成されており、ユーザーはパソコンなどの情報機器に関する専門知識がなかったりこれらの情報機器の操作に不得手な場合でも何ら支障が無いように配慮されている。家電機器に追加のプログラムを提供する場合でも、このような配慮が望ましい。一方で、携帯電話やインターネットのような最新の情報通信技術を駆使できるユーザーも多く、このようなユーザーにとっても、使い勝手のよい家電機器の提供が望ましい。
【0005】
また、一般に、家庭では、メーカーの異なる多種類の家電機器が利用されている場合が多い。たとえば白物家電機器の場合を例に考えても、メーカーが異なる家電機器が混在している場合が多く、操作方式も多種多様である。家電機器の機能が高度化するに伴い、このような操作方式の相違はユーザーの混乱を一層増すものと考えられる。
【0006】
さらに、ユーザーの生活パターンも多様化しており、家電機器を家の外から操作したいというニーズも多い。
【0007】
一方、家電機器のメーカーやサービス会社などが家電機器に関して新たに提供できる新規機能を開発しても、新機能に関する情報の有無やその情報にアクセスし使いこなすための機器の費用や技術力が必要になるなどの制約があり、一般のユーザーに広く利用してもらうのは困難な場合が多い。
【0008】
また、これら家電機器は、それぞれに操作パネルやリモコンを備えており、これら操作手段を介して、色々な操作や設定を行うには無理がある。
【0009】
本発明の目的は、機器診断や履歴情報など機器管理情報をサービス会社で管理し、各個別システムでは、集中操作や運転状況モニタについて行う簡易型のホームネットワークシステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明では、前記目的を達成するために、ネットワーク上に開設したサービス提供会社と、このサービス提供会社とネットワークを介して接続する複数の個別ネットワークとで構成され、前記個別ネットワークは、無線通信機能を備えた複数の各制御媒体装置と、前記制御媒体装置と無線通信装置を介して接続する統括制御部と、前記統括制御部を介して前記制御媒体装置に対して操作入力と運転状態のモニタ表示を行うパソコンシステムと、前記パソコンシステムと前記統括制御部とを個別ネットワークで連結するルータとから構成され、前記サービス会社は、前記個別ネットワークシステムの機器診断と機器の履歴情報を含む機器情報を統括的に管理し、前記統括制御部は、制御媒体装置の操作とモニタに関する情報について前記パソコンシステムと送受信し、制御媒体装置のエラー信号を前記サービス会社に送信することを特徴とするホームネットワークシステムを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図1から図36を参照して、この実施の形態に係るホームネットワークシステムを説明する。先ず、図1を参照して、このホームネットワークシステムを説明する。図1は、このホームネットワークシステムのネットワーク構成を示す概念図である。
【0012】
このホームネットワークシステム(以下HAシステムという)は、ネットワーク上に開設されたサービス提供会社A100と、このサービス会社A100が提供する各種サービスの提供を受けるために、前記ネットワーク10を介して前記サービス会社A100に接続可能な複数の個別システム1000とが主体で構築される。なお、図1においては、説明の都合で前記個別システム1000を1個しか図示していない。
【0013】
前記サービス提供会社A100は、図示しない1個または複数のサーバーと関連周辺機器とを備えて前記ネットワーク10に接続している。このサービス会社A100は、前記サーバーを介して、ネットワーク10上にサービスサイトを開設し、このサービスサイトに接続する前記複数の個別システム1000に各種サービスを提供する。このサービス提供会社A100の主な目的は、前記個別システム1000で管理する家電製品などの複数の制御媒体装置1300を統括的に管理し、これらの制御媒体装置1300に関する各種情報を前記個別システム1000の管理者及び前記制御媒体装置1300の提供者に通知することである。具体的には、個別システム1000のパソコンシステム1400と、ネットワーク10上に開設する製造メーカのサイト400に通知する。
【0014】
前記個別システム1000は、家庭内に構築されたネットワークである。この実施の形態では、この個別システム1000の中心的な統括システムであるホームゲイトウエイ1200(以下HGWという)と、このHGW1200と近距離無線システムで接続される複数の制御媒体装置1300と、この個別システム1000の入出力を可能にするパソコンシステム1400と、前記パソコンシステム1400と前記HGW1200とをLANなどのネットワークで接続し、これらを通信回線を介して前記サービス提供会社A100に接続するルータ1100とを含んで構築する。
【0015】
この個別システムは1000、前記ルータ1100を介してネットワーク10上に開設する接続会社300に接続し、この接続会社300を介して前記サービス提供会社A100から各種のサービスを受けることができる。もちろん、この実施の形態では、このHAシステムに閉じたシステムではなく、前記パソコンシステム1400を介して、他のサービス提供会社B190が開設するサービスサイトと接続することができる。また、このHAシステムはネットワーク10を介して決済サービス会社200と接続して、各種の料金の支払いについて決済することができる。
【0016】
また、このHAシステムでは、個別システム1000の構成要素の1つとして、携帯電話やPDAなどの携帯端末装置1500を含むことができる。この個別ネットワーク1000では、前記携帯端末装置1500を前記パソコンシステム1400の代用手段として取り扱うことができる。即ち、このHAシステムでは、家庭内では、前記パソコンシステム1400を介して個別システム1000の入出力を行い、外出時では前記携帯端末装置1500を介してこの個別システム1000の入出力を行なうことができる。
【0017】
また、この個別システム1000で採用する制御媒体装置1300は、近距離無線システムを内蔵した装置である。具体的には、このシステムに参加する制御媒体装置1300の提供元である家電品製造メーカが、近距離無線通信装置を内蔵した装置を製造し、これを販売する。これら制御媒体装置1300は、各装置に近距離無線装置を取り付けるとともに、この近距離無線装置に接続する制御部とメモリに、このシステムに接続するためのソフトウエアと対応するデータが格納されている。このソフトウエアは、後日するように、この制御媒体装置1300の購入時に、このシステムに参加する製品登録や、追加動作プログラムのインストールあるいは、故障時の対応などを制御部に実行させるものである。
【0018】
また、前記制御媒体装置1300は、極一般的な家電製品と、この家電製品に取り付ける外部アダプタで構成しても良い。例えば、前記外部アダプタには、前記近距離無線装置と、前記ソフトウエアが格納された制御部と、各種データが格納されたメモリを備えるようにする。そして、この外部アダプタを前記家電製品などの制御部に接続して、前記制御媒体装置と同様に、このシステムに取り込むことができる。
【0019】
また、このシステムでは、家電製品を簡易的に制御媒体装置1300として制御するために、簡易アダプタ1320を前記HGW1200に取り付けることができる。この簡易アダプタ1320は、例えば、前記HGW1200に着脱可能にコード接続される受信部と、センサ機能を備えた発信部とから構成する。前記発信部と受信部は赤外線信号を介して、一方向または双方向に信号のやりとりを行うことができる。例えば、一方向であれば、前記発信部を窓に取り付け、窓の開閉をセンサで検知して、この信号を前記受信部で受信して、HGW1200で管理しても良い。あるいは、前記発信部に前記外部アダプタ1320と同様な機能を備えて家電製品などに取り付けることで、前記発信部からHGW1200の指令信号を前記簡易アダプタ1320を介して家電製品に送信することで、前記発信部を介して前記家電製品を動作させ、逆に、前記発信部のセンサで検知した状態を、この簡易アダプタ1320を介してHGW1200で管理しても良い。
【0020】
そして、この実施の形態に係るHAシステムの大きな特徴は、個別システム1000の負荷を極力避けて、サービス提供会社A100が各種のデータ管理や判断を蓄積し、管理することにある。即ち、このHAシステムでは、HAシステムの中心的な役割を演ずるHWG1200が、前記複数の制御媒体装置1300を細部にわたって制御するのではなく、これら複数の制御媒体装置1300の仲介役となって、利用者が操作するパソコンシステム1400に各種情報を伝達し、予め特定された制御媒体装置1300からの信号を前記サービス会社A100に提供する簡易型のシステムとした点に特徴がある。
【0021】
したがって、このHAシステムでは、個別システム1000におけるパソコンシステム1400は、家庭内に配置されている前記制御媒体装置1300の統括リモコンとしての機能と、各制御媒体装置1300からの状態表示をモニタする統括モニタとしての機能を果たす。そして、前記サービス提供会社A100は、これら個別システム1000の履歴情報の管理や、各制御媒体装置1300が故障した時の診断とその対処策の指示、あるいは操作マニュアルなどの各種情報を提供する情報提供会社とした点にある。
【0022】
例えば、図1の吹き出しには、この個別システム1000で採用するパソコンシステム1400のメニュー画面2000の一例が表示されている。このメニュー画面2000においては、個別システム1000に参加する複数の制御媒体装置1300について、新規登録や、その制御媒体装置1300の各種設定や、操作コントロールを行なうことができる。また、この個別システム1000では、単に個々の制御媒体装置1300の操作と運転モニターを行なうのではなく、前記サービス提供会社A100が提供する各種のサービスプログラムや追加機能などをダウンロードして、これを対応する制御媒体装置1300にインストールして、新機能を簡単に使えるようにすることができる。更に、個々の制御媒体装置1300を単独で運転するだけでなく、これらをグループにまとめて一括した運転制御を行なうことができる。
【0023】
そして、このHAシステムでは、制御媒体装置1300が故障信号を発信した際には、前記HGW1200が、これら故障信号を自動的に前記サービス提供会社A100に送信して、その故障の診断情報と、対処情報などを表示して、前記パソコンシステム1400の表示画面にエラー表示する。このエラー表示は、例えば、図1のように、別のウインドウ2020を開いて、表示する。したがって、利用者は、このエラー情報をみて、その対処策と、これに関する各種情報を入手することができる。また、仮に、エラー発生時に、パソコンシステム1400が電源OFFの場合は、これら情報をHGWが一時的に保存しておき、パソコンシステム1400がON状態となった時に、エラー表示させる。また、これらのエラー情報は、前記携帯端末装置1500に転送することもできる。
【0024】
以下、このHAシステムの詳細を図2から図35を参照して説明を加える。先ず、図2を参照して、各装置の装置構成の概略を説明する。図2は、このHAシステムの装置構成図である。
【0025】
図2において、前記制御媒体装置1300は、この制御媒体装置1300を統括的に制御する制御部1302と、各種のデータを格納するためのメモリ1301と、近距離無線装置1303と、この制御媒体のメインの装置である駆動部1304と、各種センサ1305と、電源部1306などから構成される。この制御媒体装置1300は、冷蔵庫やエアコン、洗濯機などであり、前記駆動部1304は、冷蔵庫やエアコンであればコンプレッサやフアンであり、洗濯機であれば洗濯槽を回転させるためのモータである。ここでは、駆動部1304を1個に表現しているが、複数であっても良い。
【0026】
前記センサ1305は、この制御媒体装置1300の主要な部分に設けられるものであり、エラー信号や動作状態を発信するものである。前記メモリ1301は、この制御媒体装置1300を動作させるための各種プログラムを格納するとともに、このシステムに接続するためのソフトウエアと対応するデータが格納されている。例えば、このメモリ1301には、製造メーカ、型式、製造番号が格納されている。前記制御部1302は、マイコンなどで構成され、前記メモリ1301に格納されたプログラムにもとづいて、この制御媒体装置1300を制御ずる。
【0027】
なお、この実施の形態では、製造メーカがこのHAシステムに参加するために製造した制御媒体装置1300で説明したが、アダプタ形式で参加する場合は、例えば、前記制御部1302とメモリ1301と近距離無線装置1302をアダプタとし、別途制御部を備えた洗濯機やエアコンなどの制御媒体装置にコードを介して接続するようにする。
【0028】
前記HGW1200は、このHGW1200を統括制御する制御部1202と、各種のプログラムやデータを記録するメモリ1201と、近距離無線装置1203と、他の装置との接続を可能にする外部接続部1205と、ダイレクトボタンを備えた操作スイッチ1206と、LANに接続するための通信装置1207と電源部1204などから構成される。前記メモリ1201は、サービス提供会社A100から送信されるデータを一時的に格納することができる、前記近距離無線装置1203は、前記制御媒体装置1300の近距離制御装置1303との間で双方向の無線通信を可能にする。ここで近距離無線とは、広く家庭内に普及している親子電話間の通信や、PHS方式の通信である。
【0029】
前記外部接続部1205は、各種の端子を備えて、このHGW1200と他の装置との間をコードで接続するためのものである。前記通信装置1207は、前記ルータ1100と接続するための装置である。
【0030】
この実施の形態では、このHAシステムの操作は、前記パソコンシステム1400や携帯端末装置1500で行なうことが原則であるが、前記操作スイッチ1206に、予め任意に設定されるグループ操作用ON、OFFスイッチを複数個備えている。したがって、このグループに日頃よく使う制御媒体装置1300の操作を設定することにより、パソコンシステム1400を立ち上げることなく、操作することができる。
【0031】
前記パソコンシステム1400は、極一般的なパソコンで構成される。例えば、デイスプレイ1401、キーボード1402、マウス1403、スピーカ1404、プリンタ1405、前記ルータと接続する通信部1406、このパソコンシステムを統括する制御部1407、記憶部1408、補助記憶部1409、電源部1410などから構成される。この実施の形態では、前記HAW1200と、パソコンシステム1400を別体で構成する事例で説明するが、これを一体化して、携帯型情報装置で構成してもよい。
【0032】
前記サービス提供会社A100は、ネットワーク10上に開設するHAサーバ101と、個別システム1000からのエラー情報を受け付ける診断サーバ102と、各種のデータベースを格納する図示しない記憶装置を含んでいる。前記データベースとしては、エラー情報を診断するために必要な情報を格納した診断DB103と、販売店の各種情報を格納した販売店DBと、前記制御媒体装置1300の各種情報を備えた機器DB105と、このHAシステムに参加する顧客のデータと、その顧客の履歴情報を格納する顧客DB106と、制御媒体装置1300の各種マニュアルを格納するマニュアルDB107と、製造メーカの各種情報を格納する製造メーカDB108などを備えている。
【0033】
次に、図3を参照して、パソコンシステム1400のデイスプレイ1401に表示される各種操作画面の画面構成を説明する。図3は、このHAシステムの画面構成図である。この実施の形態では、パソコンシステム1400を、電源ONして立ち上げると、OSシステムの図示しない起動画面が立ち上がる。そして、この起動画面から、このHAシステムを立ち上げるためのアイコンをクリックすることで、メイン画面2000が立ちがる。このメイン画面2000からは、家電カテゴリ別選択画面2100と、設置場所別選択画面2200の画面を表示させることができる。この2つの画面が、記録媒体装置1300を操作したり、あるいは運転をモニタするための操作画面となる。
【0034】
また、このメイン画面2000からは、各種の設定を行なうことができる。例えば、グループの操作を設定するためのグループ操作設定画面2300と、前記グループ操作を設定した内容を確認するためのワンタッチボタン内容確認画面2400と、この個別システム1000に参加させる制御媒体装置1300の各種設定を行なうネット家電情報管理画面2500と、間取り情報を設定する間取り管理画面2600と、このHAシステムに参加するための新規ユーザ登録画面2700と、サービス会社Aのサイトに接続するためのサービスサイトTOP画面2800と、その他の各種設定を行なうための設置画面2900と、ヘルプ画面2950を表示して、対応する操作を行なうことができる。
【0035】
以下、このHAシステムの使い方を、前記表示画面の操作を参照しながら説明する。先ず、図4と図5参照して、このHAシステムのメイン画面2000を説明する。図4はメイン画面2000の表示画面図である。図5は、このHAシステムで採用されるポップアップウインドウの表示画面図である。
【0036】
図4において、この実施の形態では、パソコンシステム1400を介して、このHAシステムの入るためには図4のメニュー画面2000を介して行なう。このメイン画面2000は、パソコンのOSシステム上でウインドウ形式で表示されるものであり、最上部のタイトルバー2001と、その下部のタイトルエリア2002と、その下部のワークエリア2003とから構成される。
【0037】
前記タイトルバーの右側端部には、このメニュー画面2000を閉じるための終了ボタン2006が配置されている。前記タイトルエリア2002には、左側に、この表示画面がメニュー画面2000であることを示す「Net 家電コントロール メイン」のタイトルが表示され、右側には、設定ボタン2004とヘルプボタン2005が設けられている。前記設定ボタン2004を押下することで、図3の設定画面2900を表示させることができ、前記ヘルプボタン2005を押下すことで図3のヘルプ画面2950を表示させることができる。
【0038】
前記ワークエリア2003には、このメニュー画面2000で操作可能な各種操作ボタンが配置される。最上段には、前記制御媒体装置1300の新規登録に関する操作ボタンが配置される。この実施の形態では、新しい制御媒体装置1300が発見されたときに、その内容を表示する新規制御媒体表示エリア2007と、この新規な制御媒体装置1300を登録するための「後で登録ボタン」2009と、「今すぐ登録ボタン」2008とが配置される。
【0039】
また、中段には、使用頻度の高い操作ボタン群が、大きな表示ボタンで配置される。この実施の形態では、図3の家電カテゴリ別選択画面2100を選択表示するための家電カテゴリ別選択ボタン2010と、図3の設置場所別選択画面2200を選択表示するための設置場所別選択ボタン2012と、図3のグループ操作場面2300を選択表示するためのグループ操作ボタン2011と、図3のワンタッチボタン内容確認画面2400を選択表示するためのワンタッチボタン内容確認ボタン2013が配置される。
【0040】
また、下段には、図3に示す、Net 家電情報管理画面2500と間取り管理画面2600と新規ユーザー登録画面2700とサービスサイトTOP画面2800を表示させるための、Net家電情報管理ボタン2014と間取り管理ボタン2015と新規ユーザー登録ボタン2016とサービスサイトへボタン2017が配置される。
【0041】
使用者は、マウス1403などを介して、これら各ボタンにカーソルを移動させてクリックすることで、これら各ボタンに対応した表示画面を表示させることができる。
【0042】
図5において、この実施の形態では、パソコンシステム1400の制御部1407が、前記HGW1200からエラー信号を受けると、図5(a)図に示すポップアップウインドウ2020を表示させる。これを図2及び図36を参照しながら更に説明する。図36は、エラー発生時の動作フロー図である。
【0043】
先ず、制御媒体装置1300の制御部1302は、センサー1305からの情報を常に監視している(ステップ511)。この制御部1302は、センサー1305からのエラー信号が発信されると、その信号をHGW1200の制御部1202に伝える(ステップ512)。この制御部1202はエラー信号があると、メモリ1200に格納されたサービス会社A100の連絡アドレスを呼び出して(ステップ512)、エラーが発生した制御媒体装置1300のID番号とともに前記エラー信号をサービス会社A100に送信する(ステップ522)。
【0044】
前記サービス会社A100では、診断サーバ102が、前記顧客DB106からエラー信号を発信した個別システム1000の顧客番号と前記ID番号から対応する製造メーカ、型式を呼び出して(ステップ541)、前記診断DB103を参照して、前記エラー信号の詳細情報と対処情報を呼び出し(ステップ542)、その内容を前記HGW1200に送信する(ステップ543)。前記詳細情報と対処情報を入手した前記HGW1200は、この情報をメモリ1201に格納して、パソコンシステム1400が立ち上がっていれば、これを送信し、立ち上がっていなければ、パソコンシステム1400が立ちがるまで待機させる(ステップ523)。
【0045】
前記パソコンシステム1400は、前記エラー信号のポップアップウインドウ2020の表示指示があると、これを最優先で表示する(ステップ531)。このポップアップウインドウ2020は、上段に「Net家電にエラーが発生しました」との警告表示を表示するとともに、中段に「Net家電エラー詳細」の表示エリア2021と、「対処方法」の表示エリア2022を備えている。前記表示エリア2021には、何処に設置された製品がどの様なエラーが発生したのかを文字で表示される。また、前記表示エリア2022には、前記エラーに対する対処方法が表示される。
【0046】
更に、前記ポップアップウインドウ2020には、下段に、このエラーに対する連絡先電話番号やネットワークのアドレスが表示される。この実施の形態では、前記サービス会社A100の電話番号とアドレスが表示されるが、例えば、エラーに対応して、修理会社や製造メーカの連絡先やアドレスを前記診断DB103に格納しておき、これを表示させるようにすることで、連絡先のたらい回しを防ぐことができる(ステップ532、544)。
【0047】
更に、このポップアップウインドウ2020には、最下部に取説表示ボタン2025と、閉じるボタン2034が設けられている。この取説表示ボタン2025には、前記診断DB103に格納されたエラーに対応する部分の取り扱い説明書のアドレスが設定される。利用者は、前記取説表示ボタン2025を押下することで、サービス会社A100のマニュアルDB107のエラー対応部分の説明書を表示させることができる(ステップ533、545)。
【0048】
このように、このHAシステムでは、制御媒体装置1300で発生した故障などのエラー情報を、HGW1200が自動的にサービス会社A100に送信し、このエラーの詳細と対処情報を入手して、パソコンシステム1400のデイスプレイ1401に表示させることができる。利用者は、パソコンシステム1400を立ち上げておけば優先的にこれらエラー情報を入手することができるとともに、立ち上げていなくとも、立ち上げた状態で、これらエラー情報を優先的に把握することができる。また、利用者は、前記ポップアップウインドウ2020からエラー情報の内容と対処方法を簡単に知ることができるし、更に詳細な情報を、このポップアップウインドウ2020から取得することができる。
【0049】
また、この実施の形態では、メニュー画面200のワークエリア2003の上段に新規登録すべき制御媒体装置1300の表示を行なったが、これに限定されるのではなく、図5の(b)図に示す、ポップアップウインドウ2030を表示させるようにしても良い。このポップアップウインドウ2030には、新規登録される製品情報と、これらを登録するための「後で登録ボタン」2032と、「今すぐ登録ボタン」2031とが配置される。このようなポップアップウインドウ2030を検知時に表示させることにより、メニュー画面2000のボタンやガイダンス表示スペースを確保することができる。したがって、デイスプレイ1401の小さい場合や、このデイスプレイ1401にタッチパネルなどを備えて、画面を直接タッチして操作する場合に、利用者が誤操作なく操作できる操作環境を提供することができる。
【0050】
次に、図2、図4、図6を参照して、ユーザー登録について説明する。図6は新規ユーザー登録画面図である。先ず、この実施の形態では、利用者が、このユーザ登録に先立って、前記HGW1200の購入時に付属されている媒体に格納されたプログラムをこのパソコンシステム1400にインストールする。この実施の形態では、利用者が、このHAシステムに参加する場合、図4のメニュー画面200から新規ユーザ登録ボタン2016を押下することで、登録することができる。
【0051】
図6において、前記新規ユーザー登録画面図2700は、その基本ホームは前記メニュー画面200と同様にタイトルバー2001と、その下部のタイトルエリア2002と、その下部のワークエリア2003とから構成される。ここで、メニュー画面200と違うのはタイトルエリア2002の左側にメニュー画面2000に戻るためのメインへボタン2018が配置される点である。
【0052】
この新規ユーザー登録画面図2700は、パソコンシステム1400の制御部1407が、前記サービス提供会社A100にアクセスすることで入手できる画面である。前記ワークエリア2003には、各入力項目の選択欄2701が配置される。利用者は、この選択欄2701の各項目を選択してユーザ登録する。前記サービス提供会社A100のHAサーバ101は、前記各項目が選択されると、図示しない各入力画面を表示して、この入力を受け付け、全ての入力が終わると、図示しない「登録」ボタンを表示する。そして、この登録ボタンが押下されると、HAサーバ101は、前記顧客DB106に、これら新規ユーザを登録するとともに、このユーザのデータエリアを確保する。
【0053】
なお、上記説明では、パソコンシステム1400が、前記サービス提供会社A100の顧客DB106に直接書き込むことで説明したが、前記選択欄2701の各項目の入力が終了時点でサービス提供会社A100に送信するようにしてもよい。
【0054】
次に、図7から図13を参照して、このHAシステムにおける制御媒体装置1300の登録方法を説明する。図7は登録フロー図であり、図8から図13は、登録時の表示画面である。
【0055】
先ず、このHAシステムでは、各制御媒体装置1300を、設置場所などの設置環境情報との関係で登録する。この実施の形態では、各制御媒体装置1300を登録後に設置環境情報を登録する場合と、設置環境情報を登録した後に、各制御媒体装置1300を登録する方法をとることができる。図7の動作フロー図は設置環境情報を登録後に各制御媒体装置1300を登録する場合を説明している。
【0056】
先ず、このHAシステムでは、間取り情報を登録する。間取り情報は、部屋の修飾語を選択し(ステップ2601)、次に部屋名を選択し(ステップ2602)、そして間取り情報の登録を完了させる(ステップ2603)。この設置環境情報の登録方法を図8、図9を参照して説明する。
【0057】
図8は、図4のメニュー画面2000の間取り管理ボタン2015の選択で取得できる間取り管理画面2600である。この間取り管理画面2600もまた、メニュー画面2000と同様なフオームを備えている。この間取り管理画面2600のワークエリア2003は上下に2分割され、上段に新規に部屋を登録するための登録ボタン2610が設けられ、下段には、今までに登録された部屋情報が表示される。この部屋情報は、おじいちゃんや南側、3階などの部屋の修飾語を登録するための修飾語表示エリア2612と、部屋名を登録するための部屋名表示エリア2613と、変更選択ボタン2614と、削除ボタン2615から構成される。これらの部屋情報は一対のスクロールボタン2611によってスクロールすることができる。
【0058】
この実施の形態では、部屋などの設置環境情報を利用者により分かり易くするために、部屋名と、この部屋を修飾する人や場所などの修飾語とのセットで登録するようにしている。これにより、複数の部屋があっても利用者が簡単に認識することができる。
【0059】
この図8の間取り管理画面2600では、部屋情報が登録された状態で示したが、新規の状態では、前記部屋情報がない状態である。なお、初期設定として、標準的な部屋情報を登録しておき、これを変更または追加するようにしてもよい。
【0060】
さて、この実施の形態では、新規の部屋を登録する場合は前記登録ボタン261を選択し、既に登録された部屋を変更する場合は変更する部屋の変更ボタン2614を選択し、削除する場合は、削除する部屋の削除ボタ2615を選択する。
【0061】
図9は、前記登録ボタン2610を選択した場合の表示画面2620を表している。この表示画面2620には、ワークエリア2003に修飾語選択エリア2621と部屋名選択エリア2622が表示されている。この2つのエリアにそれぞれ修飾語と部屋名を入力して、決定ボタン2634を選択することで部屋情報を登録することができる。この登録が完了することで、前記図8に表示画面が戻る。ここで、前記表示画面262おの入力をやめる場合はやめるボタンを選択すればよい。
【0062】
なお、この実施の形態では、前記2つのエリアにキーボード1402を介して直接入力することで説明したが、例えば、前記2つのエリアに選択可能な複数の選択肢を表示させこれを選択するようにしたり、あるいはキーボードとの併用で前記入力を行うようにしても良い。
【0063】
また、前記図8において、変更ボタン2614が選択された場合もまた、図9と同様な表示画面を表示する。ここで新規登録と違うのは、既に設定されたデータが2つのエリアに表示されている点である。
【0064】
図7に戻り、間取り登録などの設置環境情報が登録されると、制御媒体装置1300の新規機器登録を簡単に行なうことができる。この新規登録では、先ず、新規Net家電である制御媒体装置1300の電源ONを行い(ステップ2604)、新規登録ボタンを押下し(ステップ2605)、設置場所を選択(ステップ2606)することで、登録を完了することができる(ステップ2607)。これを図10から図13を参照して更に説明する。
【0065】
先ず、図2において、この実施の形態では、このHAシステムに参加する装置1300は、この装置の電源コンセントが、家庭内のコンセントに挿入されて制御部1302に電源が供給されると、所定時間の間、制御部1302は、メモリ1301に記憶された製造メーカ、型式、製造番号などのデータを前記近距離無線装置1303を介して発信する。これを受けたHGWは、このHGW1200のメモリ1201に登録された制御媒体装置1300であるかを判断して、登録されていない制御媒体装置1300であれば、新しい家電製品があったことをパソコンシステム1400に通知する。
【0066】
なお、上記説明では、新規の制御媒体装置1300が所定時間信号を発信することで説明したが、HGW1200が、所定間隔で制御媒体装置1300に信号を発信し、この信号に対する応答信号が前記メモリ1201に登録されていないときに。前記不明の機器がある旨の信号をパソコンシステム1400に発信するようにしてもよい。
【0067】
さて、パソコンシステム1400は、新規の制御媒体装置1300が電源ONされて、その登録が行なわれていないとの情報を受けると、図4に示す前記メニュー画面2000の新規制御媒体表示エリア2007または、図5(b)図のポップアップウインドウ2030を表示する。この状態で、使用者は、今すぐ登録ボタン2008または2031を押下することで図10のNet家電情報管理画面2500を表示する。このNet家電情報管理画面2500は、図4のメニュー画面2000のNet家電情報管理ボタン2041を選択することでも表示することができる。
【0068】
このNet家電情報管理画面2500は、メニュー画面2000と同様なフオームを備えている。このNet家電情報管理画面2500のワークエリア2003は上下に2分割され、上段に新規に部屋を登録するための登録ボタン2501が設けられ、下段には、今までに登録された登録製品情報が表示される。この登録製品情報は、登録された家電品の名称表示エリア2502と、この家電品が設置された部屋情報2503と、変更選択ボタン2504と、削除ボタン2505から構成される。これらの登録製品情報は一対のスクロールボタン2611によってスクロールすることができる。
【0069】
このNet家電情報管理画面2500において、前記変更ボタン2504を選択することで、機器情報変更画面2510を表示することができる。
【0070】
図11において、機器情報変更画面2510は、ワークエリアの左側に、当該変更ボタン2504に該当する製品情報が設置情報2511とともに表示される。例えば、この登録された製品は、洗濯機(1)であり、洗面所の西側に設置されていることが、製造メーカー情報と登録年月日とともに表示されている。ワークエリア2003の右側には、修飾語エリア2512と部屋名エリア2513が表示され、この2つのエリアに変更する情報を入力することで、この製品に関する設置情報を変更することができる。これらの入力情報は、決定ボタン2624またはやめるボタン2623で決定したり取止めることができる。故障履歴/メンテナンス履歴ボタンで、当該製品の履歴情報を図示しない表示画面で見ることができる。
【0071】
また、前記Net家電情報管理画面2500において、登録ボタン2501を選択することで、図12に示す新規登録画面2520を表示することができる。
【0072】
図12において、機器情報登録面2520は、ワークエリアの左側に、登録すべき製品情報2521が登録年月日とともに表示されている。ワークエリア2003の右側には、修飾語エリア2521と部屋名エリア2522が表示され、この2つのエリアに設置情報を入力することができる。この2つのエリアに入力したあとに決定ボタン2624が選択されると。表示画面には当該製品が機器登録されたことを示すポップアップウインドウ2530が表示される。このポップアップウインドウ2530には、登録された製品の設置情報と製品情報とともに表示される。そして、OKボタン2531を押下することで、これら情報は、サービス会社A100の顧客DB106に格納される。
【0073】
このように、この実施の形態では、登録される製品の情報が設置情報とともに、サービス会社A100に格納され登録される。そして、これら登録に際しては、パソコンシステム1000を介して、前記サービス会社Aのサービスサイトで生成される図8から図13の閲覧画面を入手して登録手続きを進めることができる。もちろん、これら画面をパソコンシステム1000で生成して、この画面で入力したデータをサービス会社A100に送信して登録することでも良い。
【0074】
この実施の形態では、設置環境を含むこれら機器の情報をサービス会社A100に一括管理することで、個別システム1000で管理する情報を簡素化することができる。
【0075】
次に、図14から図15を参照して、この個別システム100のグループ操作について説明する。図14から図17は、図4のメニュー画面2000のグループ操作ボタン2011の操作で表示される一連の表示画面図である。図18は、ワンタッチ内容確認ボタン2013の押下で表示される表示画面図である。
【0076】
先ず、この実施の形態では、この個別システム1000に登録されている複数の制御媒体装置1300の中から、任意に選択して複数のグループを登録し、これら登録された制御媒体装置について、一括操作できる機能を備えている。この実施の形態では、このグループ操作は、個別システム1000内で閉じた運転である。これらの設定や操作内容は、サービス会社A100とデータ交換することなく行なわれる。そして、前記HGW1200の制御部1202に対してパソコンシステム1400を介して各種設定を行い、また、この操作信号を送信するとともに、前記設定内容や動作状態をパソコンシステム1400を介してモニタできるものである。
【0077】
図14は、図4のメニュー画面2000のグループ操作ボタン2011の操作で表示されるグループ一斉操作画面2300である。この実施の形態では、このグループ一斉操作画面2300を介して、複数の制御媒体装置1300なかから特定の機器を選択してグループ登録することができる。このグループ一斉操作画面2300のワークエリア2003には、グループ番号2301と、グループ名称2302と。設定/変更ボタン2303とオンボタン2304とオフボタン2305とワンタッチボタン設定ボタン2306が設けられている。図14の画面では、グループ番号G(1)の2回東側エアコンと、グループ番号G(2)の廊下階段照明がグループ設定されていることを示している。他のグループ番号G(3)からG(5)までは設定されていないことを示している。ここで、グループ番号G(1)のオンボタン2304を押下することで、このグループに登録された機器の電源をONすることができ、オフボタン2305を押下することで、電源をOFFにすることができる。同様に、グループ番号G(2)についても同様にON、OFF操作することができる。
【0078】
また、この実施の形態では、このパソコンシステム1400からグループ操作を行なうことができるとともに、このパソコンシステム1400を立ち上げることなく、前記HGW1200に設けた操作スイッチ1206でも簡単に操作することができる。前記ワンタッチボタン設定ボタン2306は、これらグループを前記操作スイッチ1206に割り付けるボタンである。なお、この実施の形態では、3つのボタンに対応したグループ操作を設定することができる。
【0079】
これらの設定は、設定変更ボタン2303の操作で、その設定を変更することができる。図15は、グループ番号G(1)の設定変更ボタン2303が選択されることで表示される設定変更画面2310である。この設定変更画面2310のワークエリア2003の上段には、選択されたグループ番号とグループ名称が表示され、その横にグループ名変更ボタン2315と、グループ追加ボタン2316が設けられている。そして、中段には、グループ番号選択欄2311と、機器名称表示2312と、当該機器の設置部屋表示2313と、グループ選択欄2314が設けられている。
【0080】
この設定変更画面2310では、前記グループ名称変更ボタン2315を選択することで、隣接するグループ名称がアクテイブになりキーボードを介して変更することができる。また、この設定変更画面2310では、エアコン(1)(4)(5)(8)がグループG(1)に含まれていることが分かる。ここで、グループ選択欄2314(外す)を選択することで、当該機器をグループから外すことができる。これらの変更は、決定ボタン2624の選択で登録される。
【0081】
また、前記図15において、前記グループ追加2316が選択されると、図16が表示される。図16の設定変更の追加画面2320では、前記グループ選択欄2314が「外す」から「追加」に表示変更され、これを選択することで、当該選択された機器がグループに追加される。これら設定は、決定ボタン2624の選択で確定される。
【0082】
図17は、図14のグループ操作画面2300において、前記ワンタッチボタン設定ボタン2306が選択されて表示されるワンタッチボタン設定画面2330である。この実施の形態では、前記したように、操作スイッチ1206に設けた3個のワンタッチボタンにグループ操作を設定することができる。このワンタッチボタン設定画面2330では、前記3つのワンタッチボタン2331、2332、2333の何れかに割り付けることができる。この例では、既に割った地ボタン2332が他のグループに設定されているので、他の何れかを選択することで、当該ボタンにグループ操作を設定することができる。ここで、運転開始ボタン2334または運転停止ボタン2335を選択して決定ボタン2624を選択することで、当該設定が記録され、運転開始または運転停止の信号がHGW1200を介して、対応する制御媒体装置1300に伝達される。
【0083】
図18は、図4のメニュー画面2000において、ワンタッチボタン内容確認ボタン2013が選択されることによって表示される設定確認画面2340である。この設定確認画面2340のワークエリア2003には、ワンタッチボタン番号2341と、当該ワンタッチボタンに設定された名称とその運転状況表示エリア2342と、この設定内容をクリアするボタン2343と、動作作動ボタン2344が設けられている。この設定確認画面2340によれば、ワンタッチボタンが設定された内容とその動作状態をモニターすることができるとともに、それぞれのワンタッチボタンの設定を消去したり、あるいは運転を開始させたりすることができる。
【0084】
次に、図19からから図22を参照して、このHAシステムにおける各制御媒体装置1300の操作方法を更に詳細に説明する。図19から図22は、各制御媒体装置1300の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【0085】
先ず、この実施の形態では、図4のメニュー画面2000において、家電カテゴリ別選択ボタン2010と、設定場所別選択ボタン2012の操作で、この個別システムで登録された機器の各種設定や操作及び運転をモニタすることができる。この実施の形態では、冷蔵庫やエアコンなどの機器のカテゴリでの選択と、これら機器が設置されている設置場所からの選択を行なうことができる。
【0086】
図19は、家電カテゴリ別選択ボタン2010の選択で表示されるカテゴリ選択画面2100である。一方、図20は設定場所別選択ボタン2012の選択で表示される設置場所別選択画面2200である。これらの画面は、お互いの画面からも行き来することができる。カテゴリ選択画面2100のワークエリア2003には、左側の機器選択エリア2103と、右側の詳細選択エリア2107とが設けられている。機器洗濯エリア2103には、各機器の選択ボタンが上下に設けられ、この中の1つを選択することで、その詳細情報が前記詳細選択エリア2107に表示される。この詳細選択エリアには、対応する機器の名称2105と設置場所2106が表示される。したがって、この詳細選択エリア2107の機器の名称2105を選択することで、特定の機器を選択することができる。
【0087】
また、前記詳細選択エリアの上部には、カテゴリ選択画面2100と設置場所別選択画面2200を切り替えるフラグ2101、2102が設けられている。図19はカテゴリ選択画面2100となっているので、このカテゴリ選択画面2100を示すフラグ2101が選択状態となっている。この状態から、フラグ2102を選択することで、図20の設置場所別選択画面2200を表示させることができる。
【0088】
図20において、前記設置場所別選択画面2200は、ワークエリアの左側に設置場所選択エリア2203が設けられ、右側には、対応する設置場所に設置された機器選択エリア2205が設けられている。前記設置場所選択エリア2203には、部屋選択ボタン2204が上下に配置され、この中の何れかを選択することで、この部屋に設置された各種機器の名称ボタンが前記機器選択エリア2205内に表示される。したがって、この機器選択エリア2205の機器の名称ボタンを選択することで特定の機器を選択することができる。
【0089】
このように、この実施の形態では、個別システム1000で登録された複数の機器を機器の機能と設置環境の2つの方向から選択できるので、特定の機器の検索が容易である。
【0090】
次に、図21から図25を参照して、エアコンの各種設定と操作方法を説明する。先ず、図21において、このエアコントップ画面2110は、前記図19または図20においてエアコンが選択されることによって表示される。このエアコントップ画面2110では、タイトル表示エリア2002の左側に、図19または図20の画面に戻るボタン2018が設けられ、右側には、1画面前に戻るボタン2111とヘルプボタン2005が設けられている。そして、ワークエリア2003の左側には、各種設定ボタンが上下に配置され、その右側には、前記設定ボタンの選択された詳細情報が表示される。また、最下部には、キャンセルボタン2117と設定登録ボタン2118が設けられる。
【0091】
この実施の形態では、前記各種設定ボタンとして、運転状況ボタン2112と、運転変更ボタン2113と、予約状況ボタン2114と、予約設定入タイマーボタン2115と、予約設定切タイマボタン2116とが設けられる。
【0092】
図21は、前記運転状態ボタン2112が選択されて、その詳細情報が右側の状態表示エリア2119に表示される。この図21によれば、選択されたエアコンの運転状況をモニタすることができる。
【0093】
また、図22は、前記予約状況ボタン2114が選択されて、その右側に予約状況が予約状況表示エリア2121に表示されている状態を示している。前記予約状況表示エリア2121は、前記予約設定入タイマーボタン2115で設定された予約内容を表示する入タイマー表示エリアと、前記予約設定切タイマーボタン2116で設定された予約内容を表示する切タイマー表示エリアとから構成され、これらは上部のフラグを選択することで切り替えることができる。図22は入タイマー表示エリアが選択されている。この入タイマー表示エリアは、上部に時間軸が設けられ、予約状況がマッピングされている。その下部には、予約された詳細状況が表示され、左右のスクロールボタンの選択で、選択することができる。そして、これらの予約内容は、隣接する変更ボタンまたは取消ボタンの選択で変更または削除することができる。切タイマー表示エリアも同様である。
【0094】
図23の(a)図は、運転変更ボタン2113が選択された状態の表示画面2130を示している。この表示画面2130は、運転変更ボタン2113の右側に、中段選択ボタンが上下に配置され、その右側に中段選択ボタンに対応した詳細設定エリアが表示される。この実施の形態では、中断選択ボタンとして、運転モードボタン2131と、温度・湿度設置ボタン2133と、風速ボタン2135と、風向ボタン2137が設けられている。そして、(a)が運転モードボタン2131が選択されて、その右側に各種モードを選択するための複数のモードボタンを備えたモード設定エリア2132が表示された状態を示している。また、(b)図は、温度・湿度設置ボタン2133が選択されて、その右側に設定湿度と設定温度を設定する設定エリア2134が表示された状態を示している。また、(c)図は、風速ボタン2135が選択されて、風速の設定ボタンが表示される選択エリア2136が表示された状態を示している。更に、(d)図は、風向ボタン2137が選択されて、垂直方向と水平方向の風向を設定する設定エリア2138が表示された状態を示している。
【0095】
また、図24は、予約設定入タイマーボタン2115が選択された状態の表示画面2140を示している。この表示画面2140は、予約設定入タイマーボタン2115が選択されると、(a)図に示すように、その右側にスケジュール選択エリア2141が先ず表示され、このスケジュール選択エリア2141から毎日あるいは1回のみ曜日指定などの選択を受け付ける。そして、この内容が前記決定登録ボタン2118で登録されると、(b)図に示すように、予約設定入タイマーボタン2115の右側に、中段選択ボタンが上下に配置され、その右側に中段選択ボタンに対応した詳細設定エリアが表示される。この実施の形態では、中断選択ボタンとして、時刻ボタン2142と、運転モード2144と、温度・湿度設置ボタン2146と、風速ボタン2148と、風向ボタン2150が設けられている。そして、(b)図が時刻ボタン2142が設定されてその右側に時刻設定エリア2143が表示された状態を示し、(c)図が運転モード2144が選択されてその右側にモード設定エリア2132が表示された状態を示し、(d)図が、温度・湿度設置ボタン212146が選択されて、その右側に温度湿度設定エリア2147が表示された状態を示している。
【0096】
また、図25の(a)図は、風速ボタン2148が選択されて、風速選択エリア2149が表示された状態を示し、更に、(b)図は、風向ボタン2150が選択されて、風向設定エリア2151が表示された状態を示している。そして、(c)図は、風向が設定されて設定登録ボタン2118が押下された状態をしめしている。これら予約が設定されると、完了時に、ポップアップウインドウ2152が表示され、予約が完了したことを表示させるとともに、次の予約を行なうか、終了するかの選択ボタンを表示する。なお、切タイマー予約については入タイマー設定と同様に付き省略する。
【0097】
このように、この実施の形態では、各エアコンに設けたリモコンと同様に各種設定や予約を行なうことができる。しかも、この予約は、パソコンシステム1000を介して簡易的な集中管理で行なえる。更に、これらの設定は、小さなリモコンの確認画面ではなく大きなデイスプレイ1401を介して各種設置を行なうことができる。
【0098】
次に、図26を参照して冷蔵庫の設定操作を説明する。この実施の形態では、図19または図20において冷蔵庫が選択されると図26の表示画面2160を表示する。この表示画面2160では、前記タイトルエリア2002に消耗品ボタン2162と取扱説明書を入手するための取説ボタン2161が設けられる。前記消耗品ボタン2162が押下されると制御部1407は記憶装置1408からサービス会社A100のアドレスを呼び出して、サービス会社A100の機器DB105にアクセスして消耗品情報を表示画面に表示する。また、前記取説ボタン2161が押下されると同様にマニュアルDB107にアクセスして取扱説明書を表示画面に表示する。
【0099】
また、ワークエリア2003には、運転状況ボタン2163が表示され、その片側に運転状態表示エリア2164が表示される。この運転状態表示エリア2164には、冷蔵庫の設定状況と状態表示が表示され、この冷蔵庫の運転をモニタすることができる。
【0100】
次に、図27から図35を参照して、洗濯乾燥機の操作や設定方法を説明する。図27から図35は、この洗濯乾燥機の操作設定時における表示画面である。図27において、図19及び図20で洗濯乾燥機が選択されると、制御部1407は図27に示す表示画面2210を表示する。この表示画面2210は、選択乾燥機を操作するためのトップ画面である。タイトルエリア2002には、消耗品ボタン2211と取扱説明書ボタン2212が設けられており、冷蔵庫と同様に、これらボタンが選択されると、取扱説明書や消耗品の情報をサービス会社A100から入手することができる。
【0101】
また、ワークエリア2003は、上下に分割され、上段に洗濯乾燥機の工程表示部2213と、スタート一時停止ボタン2214と、電源切ボタン2215が設けられている。この実施の形態では、工程表示部2213が、洗い、すすぎ、脱水、乾燥と、各工程が横方向に表示され、現在運転中の工程と、その設定状況が表示される。したがって、この工程表示を見ることにより、洗濯乾燥機の動作状態をモニタすることができる。また、前記スタート一時停止ボタン2214や、電源切ボタン2215を操作することで、洗濯乾燥機を遠隔操作することができる。
【0102】
また、ワークエリア2003の下部には、運転コースを選択するための選択ボタンが設けられている。この実施の形態では、おすすめコースを選択するためのおすすめコース選択ボタン2216と、手作りコース選択ボタン2218と、カスタマイズ選択ボタン2217とメンテナンスボタン2219が配置される。この実施の形態では、この表示画面2210を介して、各コースを選択して、選択乾燥機のコースを選択して遠隔操作し、その運転状態をモニタすることができる。
【0103】
図28は、図27において、手作りコース選択ボタン2218が選択された表示画面2220を示している。この実施の形態では、パソコンシステム1000を介して、手作りコースの詳細を設定することができる。この表示画面2220では、ワークエリア2003に複数の手作りコースを設定して、これをワンタッチボタンに割り付けることができる。ワークエリア2003には、手作り番号欄2222と、手作り名称欄2223とワンタッチボタン割り当てボタン2224と、設定ボタン2225と、転送ボタン2226が設けられている。
【0104】
図29は、手作り番号1のしっかりすすぎの設定ボタン2225が押下された時の表示画面2230を示している。この表示画面2230では、ワークエリア2003の中央に工程表示部が表示され、その両側に各種詳細設定ボタンが表示される。この詳細設定ボタンは、洗い、すすぎ、脱水、乾燥、水量、水流、一時停止などの各種設定ボタンが設けられ、これら設定ボタンを押下することで、図示しない詳細設定のポップアップウインドウが表示され、各項目に対して詳細な設定を行なうことができる。
【0105】
また、これら表示画面2230で作成された手作りコースは、登録ボタン2234を押下することで、パソコンシステムの記憶部1408に登録することができる。そして、これら作成された手作りコースは、図28の表示画面2220において、転送ボタン2226を押下することで、選択乾燥機のメモリ1301にインストールされる。したがって、以後、前記洗濯乾燥機の操作パネルでの操作においても、この作成した手作りコースを選択して運転させることができる。
【0106】
また、図30は、図27において、おすすめコースボタン2216が選択された表示画面2240を示している。この表示画面2240は、ワークエリア2003におすすめコースの名所欄2241と、このコースをワンタッチボタンに割り付けるワンタッチ設定ボタン2242と、転送ボタン2243が設けられている。このおすすめコースにおいても、多様なコースのなかから特定のコースを選択して、これをワンタッチボタンに割り付けたり、洗濯乾燥機に選択したコースを転送してインストールすることができる。
【0107】
図31は、図27において、メンテナンスボタン2219が選択された表示画面2250を示している。この表示画面2250では、洗濯乾燥機のメンテナンスに関するコース名欄2251と、これらをワンタッチボタンに割り付けるためのワンタッチ設定ボタン2252と、転送ボタン2253が、ワークエリア2003に設けられている。
【0108】
また、図32は、図27において、カスタマイズボタン2217が選択された表示画面2260を示している。この表示画面2260では、洗濯乾燥機の各工程ごとに詳細設定を行なう複数の設定エリア2261がワークエリア2003に設けられている。これら各設定エリア2261で各工程の設定を行なって転送ボタン2234を押下することで、これら設定が洗濯乾燥機にインストールされる。
【0109】
また、この実施の形態では、ヘルプボタン2005を選択することで、各表示画面に対応した情報を表示することができる。例えば、図33は、各洗濯コースを設定するに当たり、ヘルプボタン2005を押下した状態を示している。このヘルプボタン2005が押下されると、制御部1407は、記憶部1408に格納された表示画面に対応する情報を呼び出してポップアップウインドウ3270に表示する。この例では、各洗濯コースのガイダンスが表示されている。
【0110】
特に、衣類の洗濯や乾燥は、衣類の種類によりさまざまであり、これらのコースの設定には多様な情報が必要である、このような場合、前記ヘルプ機能が大いに役立つものである。この実施の形態では、これら洗濯乾燥機の各種の情報やコース情報を定期的に入手することができる。例えば、このパソコンシステム1000が自動的に、前記サービス会社A100にアクセスして、対応する情報を記憶部1408にダウンロードすることができる。この設定は、図4のメニュー画面2000の設定ボタン2004を押下して図示しない設定画面を表示して設定することができる。
【0111】
また、この実施の形態では、前記各画面において転送された操作が確かに行われたか否かを明確にするために、転送が完了すると、その結果を表示画面にポップアップウインドウで表示する。例えば、図34は転送が無事完了したことを示すポップアップウインドウ2280であり、転送すべき機器と、転送された内容を明記することで、誤操作をも防ぐことができる。また、図35は転送が失敗したことを示すポップアップウインドウ35である。この転送が失敗した原因をより明確にするために、転送が失敗した場合は、その信号をHGW1200がエラー信号として認識し、これをサービス会社A100に転送して、その診断結果を前記ポップアップウインドウ2290に表示しても良い。
【0112】
このように、この実施の形態では、各種の機器について、それぞれの操作パネルで、あるいはリモコンで設定または操作する内容を、大きな表示画面を備えるパソコンシステム1000で行うことができる。しかも、これら操作や設定を、1つのパソコンシステム1000で集中的に行うことができるので、極めて操作性が良好である。しかも運転状況を集中的にモニタすることができる。
【0113】
【発明の効果】
本発明によれば、家庭内に配置されている制御媒体装置の統括リモコンとしての機能と、各制御媒体装置からの状態表示をモニタする統括モニタとして集中管理することができるとともに、サービス提供会社では、これら個別システムの履歴情報の管理や、各制御媒体装置が故障した時の診断とその対処策の指示、あるいは操作マニュアルなどの各種情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホームネットワークシステムのネットワーク構成を示す概念図である。
【図2】HAシステムの装置構成図である。
【図3】HAシステムの画面構成図である。
【図4】メイン画面の表示画面図である。
【図5】HAシステムで採用されるポップアップウインドウの表示画面図である。
【図6】新規ユーザー登録画面図である。
【図7】新規ユーザーの登録フロー図である。
【図8】新規ユーザーの登録時の表示画面である。
【図9】新規ユーザーの登録時の表示画面である。
【図10】新規ユーザーの登録時の表示画面である。
【図11】新規ユーザーの登録時の表示画面である。
【図12】新規ユーザーの登録時の表示画面である。
【図13】新規ユーザーの登録時の表示画面である。
【図14】グループ操作ボタンの表示画面図である。
【図15】グループ操作ボタンの表示画面図である。
【図16】グループ操作ボタンの表示画面図である。
【図17】グループ操作ボタンの表示画面図である。
【図18】ワンタッチ内容確認ボタンの表示画面図である。
【図19】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図20】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図21】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図22】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図23】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図24】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図25】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図26】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図27】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図28】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図29】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図30】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図31】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図32】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図33】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図34】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図35】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図36】エラー発生時の動作フロー図である。
【符号の説明】
10…ネットワーク、100…サービス提供会社、1000…個別ネットワーク、1100…ルータ、1200…統括制御部、1300…制御媒体装置、1400…パソコンシステム。
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭内の家電機器をネットワークに接続した家電機器用ネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
家電機器はそれぞれの製品ごとに多くの機能を備えているが、顧客のニーズは多種多様である。一方、情報通信技術の急速な進展に伴い、家電機器のメーカーやサービス会社などが家電機器に関して新たに提供できる新規機能も多くなっている。
【0003】
これに伴い、これら機器は多様な操作パネルやリモコンを用意して各種の設定や操作を行うようにしている。このため、消費者は、小さな操作パネルを使って多様な設定や操作を行わなくてはならない。
【0004】
また、最近の家電製品は、各種機能を搭載しているために、故障などが生じるとその対応策が非常に面倒である。そこで、従来技術においては、家庭内の機器を家庭内ネットワークで結び、このネットワークで得た各種情報をサービス会社に転送して診断を行い、この診断結果と関連情報を提供するものがある。
【公知文献1】特開2002−44750号
【公知文献2】特開2001−331572号
【発明が解決しようとする課題】
一般に、家電機器、特に洗濯機などの白物家電機器は、誰でも手軽に操作できるように構成されており、ユーザーはパソコンなどの情報機器に関する専門知識がなかったりこれらの情報機器の操作に不得手な場合でも何ら支障が無いように配慮されている。家電機器に追加のプログラムを提供する場合でも、このような配慮が望ましい。一方で、携帯電話やインターネットのような最新の情報通信技術を駆使できるユーザーも多く、このようなユーザーにとっても、使い勝手のよい家電機器の提供が望ましい。
【0005】
また、一般に、家庭では、メーカーの異なる多種類の家電機器が利用されている場合が多い。たとえば白物家電機器の場合を例に考えても、メーカーが異なる家電機器が混在している場合が多く、操作方式も多種多様である。家電機器の機能が高度化するに伴い、このような操作方式の相違はユーザーの混乱を一層増すものと考えられる。
【0006】
さらに、ユーザーの生活パターンも多様化しており、家電機器を家の外から操作したいというニーズも多い。
【0007】
一方、家電機器のメーカーやサービス会社などが家電機器に関して新たに提供できる新規機能を開発しても、新機能に関する情報の有無やその情報にアクセスし使いこなすための機器の費用や技術力が必要になるなどの制約があり、一般のユーザーに広く利用してもらうのは困難な場合が多い。
【0008】
また、これら家電機器は、それぞれに操作パネルやリモコンを備えており、これら操作手段を介して、色々な操作や設定を行うには無理がある。
【0009】
本発明の目的は、機器診断や履歴情報など機器管理情報をサービス会社で管理し、各個別システムでは、集中操作や運転状況モニタについて行う簡易型のホームネットワークシステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明では、前記目的を達成するために、ネットワーク上に開設したサービス提供会社と、このサービス提供会社とネットワークを介して接続する複数の個別ネットワークとで構成され、前記個別ネットワークは、無線通信機能を備えた複数の各制御媒体装置と、前記制御媒体装置と無線通信装置を介して接続する統括制御部と、前記統括制御部を介して前記制御媒体装置に対して操作入力と運転状態のモニタ表示を行うパソコンシステムと、前記パソコンシステムと前記統括制御部とを個別ネットワークで連結するルータとから構成され、前記サービス会社は、前記個別ネットワークシステムの機器診断と機器の履歴情報を含む機器情報を統括的に管理し、前記統括制御部は、制御媒体装置の操作とモニタに関する情報について前記パソコンシステムと送受信し、制御媒体装置のエラー信号を前記サービス会社に送信することを特徴とするホームネットワークシステムを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図1から図36を参照して、この実施の形態に係るホームネットワークシステムを説明する。先ず、図1を参照して、このホームネットワークシステムを説明する。図1は、このホームネットワークシステムのネットワーク構成を示す概念図である。
【0012】
このホームネットワークシステム(以下HAシステムという)は、ネットワーク上に開設されたサービス提供会社A100と、このサービス会社A100が提供する各種サービスの提供を受けるために、前記ネットワーク10を介して前記サービス会社A100に接続可能な複数の個別システム1000とが主体で構築される。なお、図1においては、説明の都合で前記個別システム1000を1個しか図示していない。
【0013】
前記サービス提供会社A100は、図示しない1個または複数のサーバーと関連周辺機器とを備えて前記ネットワーク10に接続している。このサービス会社A100は、前記サーバーを介して、ネットワーク10上にサービスサイトを開設し、このサービスサイトに接続する前記複数の個別システム1000に各種サービスを提供する。このサービス提供会社A100の主な目的は、前記個別システム1000で管理する家電製品などの複数の制御媒体装置1300を統括的に管理し、これらの制御媒体装置1300に関する各種情報を前記個別システム1000の管理者及び前記制御媒体装置1300の提供者に通知することである。具体的には、個別システム1000のパソコンシステム1400と、ネットワーク10上に開設する製造メーカのサイト400に通知する。
【0014】
前記個別システム1000は、家庭内に構築されたネットワークである。この実施の形態では、この個別システム1000の中心的な統括システムであるホームゲイトウエイ1200(以下HGWという)と、このHGW1200と近距離無線システムで接続される複数の制御媒体装置1300と、この個別システム1000の入出力を可能にするパソコンシステム1400と、前記パソコンシステム1400と前記HGW1200とをLANなどのネットワークで接続し、これらを通信回線を介して前記サービス提供会社A100に接続するルータ1100とを含んで構築する。
【0015】
この個別システムは1000、前記ルータ1100を介してネットワーク10上に開設する接続会社300に接続し、この接続会社300を介して前記サービス提供会社A100から各種のサービスを受けることができる。もちろん、この実施の形態では、このHAシステムに閉じたシステムではなく、前記パソコンシステム1400を介して、他のサービス提供会社B190が開設するサービスサイトと接続することができる。また、このHAシステムはネットワーク10を介して決済サービス会社200と接続して、各種の料金の支払いについて決済することができる。
【0016】
また、このHAシステムでは、個別システム1000の構成要素の1つとして、携帯電話やPDAなどの携帯端末装置1500を含むことができる。この個別ネットワーク1000では、前記携帯端末装置1500を前記パソコンシステム1400の代用手段として取り扱うことができる。即ち、このHAシステムでは、家庭内では、前記パソコンシステム1400を介して個別システム1000の入出力を行い、外出時では前記携帯端末装置1500を介してこの個別システム1000の入出力を行なうことができる。
【0017】
また、この個別システム1000で採用する制御媒体装置1300は、近距離無線システムを内蔵した装置である。具体的には、このシステムに参加する制御媒体装置1300の提供元である家電品製造メーカが、近距離無線通信装置を内蔵した装置を製造し、これを販売する。これら制御媒体装置1300は、各装置に近距離無線装置を取り付けるとともに、この近距離無線装置に接続する制御部とメモリに、このシステムに接続するためのソフトウエアと対応するデータが格納されている。このソフトウエアは、後日するように、この制御媒体装置1300の購入時に、このシステムに参加する製品登録や、追加動作プログラムのインストールあるいは、故障時の対応などを制御部に実行させるものである。
【0018】
また、前記制御媒体装置1300は、極一般的な家電製品と、この家電製品に取り付ける外部アダプタで構成しても良い。例えば、前記外部アダプタには、前記近距離無線装置と、前記ソフトウエアが格納された制御部と、各種データが格納されたメモリを備えるようにする。そして、この外部アダプタを前記家電製品などの制御部に接続して、前記制御媒体装置と同様に、このシステムに取り込むことができる。
【0019】
また、このシステムでは、家電製品を簡易的に制御媒体装置1300として制御するために、簡易アダプタ1320を前記HGW1200に取り付けることができる。この簡易アダプタ1320は、例えば、前記HGW1200に着脱可能にコード接続される受信部と、センサ機能を備えた発信部とから構成する。前記発信部と受信部は赤外線信号を介して、一方向または双方向に信号のやりとりを行うことができる。例えば、一方向であれば、前記発信部を窓に取り付け、窓の開閉をセンサで検知して、この信号を前記受信部で受信して、HGW1200で管理しても良い。あるいは、前記発信部に前記外部アダプタ1320と同様な機能を備えて家電製品などに取り付けることで、前記発信部からHGW1200の指令信号を前記簡易アダプタ1320を介して家電製品に送信することで、前記発信部を介して前記家電製品を動作させ、逆に、前記発信部のセンサで検知した状態を、この簡易アダプタ1320を介してHGW1200で管理しても良い。
【0020】
そして、この実施の形態に係るHAシステムの大きな特徴は、個別システム1000の負荷を極力避けて、サービス提供会社A100が各種のデータ管理や判断を蓄積し、管理することにある。即ち、このHAシステムでは、HAシステムの中心的な役割を演ずるHWG1200が、前記複数の制御媒体装置1300を細部にわたって制御するのではなく、これら複数の制御媒体装置1300の仲介役となって、利用者が操作するパソコンシステム1400に各種情報を伝達し、予め特定された制御媒体装置1300からの信号を前記サービス会社A100に提供する簡易型のシステムとした点に特徴がある。
【0021】
したがって、このHAシステムでは、個別システム1000におけるパソコンシステム1400は、家庭内に配置されている前記制御媒体装置1300の統括リモコンとしての機能と、各制御媒体装置1300からの状態表示をモニタする統括モニタとしての機能を果たす。そして、前記サービス提供会社A100は、これら個別システム1000の履歴情報の管理や、各制御媒体装置1300が故障した時の診断とその対処策の指示、あるいは操作マニュアルなどの各種情報を提供する情報提供会社とした点にある。
【0022】
例えば、図1の吹き出しには、この個別システム1000で採用するパソコンシステム1400のメニュー画面2000の一例が表示されている。このメニュー画面2000においては、個別システム1000に参加する複数の制御媒体装置1300について、新規登録や、その制御媒体装置1300の各種設定や、操作コントロールを行なうことができる。また、この個別システム1000では、単に個々の制御媒体装置1300の操作と運転モニターを行なうのではなく、前記サービス提供会社A100が提供する各種のサービスプログラムや追加機能などをダウンロードして、これを対応する制御媒体装置1300にインストールして、新機能を簡単に使えるようにすることができる。更に、個々の制御媒体装置1300を単独で運転するだけでなく、これらをグループにまとめて一括した運転制御を行なうことができる。
【0023】
そして、このHAシステムでは、制御媒体装置1300が故障信号を発信した際には、前記HGW1200が、これら故障信号を自動的に前記サービス提供会社A100に送信して、その故障の診断情報と、対処情報などを表示して、前記パソコンシステム1400の表示画面にエラー表示する。このエラー表示は、例えば、図1のように、別のウインドウ2020を開いて、表示する。したがって、利用者は、このエラー情報をみて、その対処策と、これに関する各種情報を入手することができる。また、仮に、エラー発生時に、パソコンシステム1400が電源OFFの場合は、これら情報をHGWが一時的に保存しておき、パソコンシステム1400がON状態となった時に、エラー表示させる。また、これらのエラー情報は、前記携帯端末装置1500に転送することもできる。
【0024】
以下、このHAシステムの詳細を図2から図35を参照して説明を加える。先ず、図2を参照して、各装置の装置構成の概略を説明する。図2は、このHAシステムの装置構成図である。
【0025】
図2において、前記制御媒体装置1300は、この制御媒体装置1300を統括的に制御する制御部1302と、各種のデータを格納するためのメモリ1301と、近距離無線装置1303と、この制御媒体のメインの装置である駆動部1304と、各種センサ1305と、電源部1306などから構成される。この制御媒体装置1300は、冷蔵庫やエアコン、洗濯機などであり、前記駆動部1304は、冷蔵庫やエアコンであればコンプレッサやフアンであり、洗濯機であれば洗濯槽を回転させるためのモータである。ここでは、駆動部1304を1個に表現しているが、複数であっても良い。
【0026】
前記センサ1305は、この制御媒体装置1300の主要な部分に設けられるものであり、エラー信号や動作状態を発信するものである。前記メモリ1301は、この制御媒体装置1300を動作させるための各種プログラムを格納するとともに、このシステムに接続するためのソフトウエアと対応するデータが格納されている。例えば、このメモリ1301には、製造メーカ、型式、製造番号が格納されている。前記制御部1302は、マイコンなどで構成され、前記メモリ1301に格納されたプログラムにもとづいて、この制御媒体装置1300を制御ずる。
【0027】
なお、この実施の形態では、製造メーカがこのHAシステムに参加するために製造した制御媒体装置1300で説明したが、アダプタ形式で参加する場合は、例えば、前記制御部1302とメモリ1301と近距離無線装置1302をアダプタとし、別途制御部を備えた洗濯機やエアコンなどの制御媒体装置にコードを介して接続するようにする。
【0028】
前記HGW1200は、このHGW1200を統括制御する制御部1202と、各種のプログラムやデータを記録するメモリ1201と、近距離無線装置1203と、他の装置との接続を可能にする外部接続部1205と、ダイレクトボタンを備えた操作スイッチ1206と、LANに接続するための通信装置1207と電源部1204などから構成される。前記メモリ1201は、サービス提供会社A100から送信されるデータを一時的に格納することができる、前記近距離無線装置1203は、前記制御媒体装置1300の近距離制御装置1303との間で双方向の無線通信を可能にする。ここで近距離無線とは、広く家庭内に普及している親子電話間の通信や、PHS方式の通信である。
【0029】
前記外部接続部1205は、各種の端子を備えて、このHGW1200と他の装置との間をコードで接続するためのものである。前記通信装置1207は、前記ルータ1100と接続するための装置である。
【0030】
この実施の形態では、このHAシステムの操作は、前記パソコンシステム1400や携帯端末装置1500で行なうことが原則であるが、前記操作スイッチ1206に、予め任意に設定されるグループ操作用ON、OFFスイッチを複数個備えている。したがって、このグループに日頃よく使う制御媒体装置1300の操作を設定することにより、パソコンシステム1400を立ち上げることなく、操作することができる。
【0031】
前記パソコンシステム1400は、極一般的なパソコンで構成される。例えば、デイスプレイ1401、キーボード1402、マウス1403、スピーカ1404、プリンタ1405、前記ルータと接続する通信部1406、このパソコンシステムを統括する制御部1407、記憶部1408、補助記憶部1409、電源部1410などから構成される。この実施の形態では、前記HAW1200と、パソコンシステム1400を別体で構成する事例で説明するが、これを一体化して、携帯型情報装置で構成してもよい。
【0032】
前記サービス提供会社A100は、ネットワーク10上に開設するHAサーバ101と、個別システム1000からのエラー情報を受け付ける診断サーバ102と、各種のデータベースを格納する図示しない記憶装置を含んでいる。前記データベースとしては、エラー情報を診断するために必要な情報を格納した診断DB103と、販売店の各種情報を格納した販売店DBと、前記制御媒体装置1300の各種情報を備えた機器DB105と、このHAシステムに参加する顧客のデータと、その顧客の履歴情報を格納する顧客DB106と、制御媒体装置1300の各種マニュアルを格納するマニュアルDB107と、製造メーカの各種情報を格納する製造メーカDB108などを備えている。
【0033】
次に、図3を参照して、パソコンシステム1400のデイスプレイ1401に表示される各種操作画面の画面構成を説明する。図3は、このHAシステムの画面構成図である。この実施の形態では、パソコンシステム1400を、電源ONして立ち上げると、OSシステムの図示しない起動画面が立ち上がる。そして、この起動画面から、このHAシステムを立ち上げるためのアイコンをクリックすることで、メイン画面2000が立ちがる。このメイン画面2000からは、家電カテゴリ別選択画面2100と、設置場所別選択画面2200の画面を表示させることができる。この2つの画面が、記録媒体装置1300を操作したり、あるいは運転をモニタするための操作画面となる。
【0034】
また、このメイン画面2000からは、各種の設定を行なうことができる。例えば、グループの操作を設定するためのグループ操作設定画面2300と、前記グループ操作を設定した内容を確認するためのワンタッチボタン内容確認画面2400と、この個別システム1000に参加させる制御媒体装置1300の各種設定を行なうネット家電情報管理画面2500と、間取り情報を設定する間取り管理画面2600と、このHAシステムに参加するための新規ユーザ登録画面2700と、サービス会社Aのサイトに接続するためのサービスサイトTOP画面2800と、その他の各種設定を行なうための設置画面2900と、ヘルプ画面2950を表示して、対応する操作を行なうことができる。
【0035】
以下、このHAシステムの使い方を、前記表示画面の操作を参照しながら説明する。先ず、図4と図5参照して、このHAシステムのメイン画面2000を説明する。図4はメイン画面2000の表示画面図である。図5は、このHAシステムで採用されるポップアップウインドウの表示画面図である。
【0036】
図4において、この実施の形態では、パソコンシステム1400を介して、このHAシステムの入るためには図4のメニュー画面2000を介して行なう。このメイン画面2000は、パソコンのOSシステム上でウインドウ形式で表示されるものであり、最上部のタイトルバー2001と、その下部のタイトルエリア2002と、その下部のワークエリア2003とから構成される。
【0037】
前記タイトルバーの右側端部には、このメニュー画面2000を閉じるための終了ボタン2006が配置されている。前記タイトルエリア2002には、左側に、この表示画面がメニュー画面2000であることを示す「Net 家電コントロール メイン」のタイトルが表示され、右側には、設定ボタン2004とヘルプボタン2005が設けられている。前記設定ボタン2004を押下することで、図3の設定画面2900を表示させることができ、前記ヘルプボタン2005を押下すことで図3のヘルプ画面2950を表示させることができる。
【0038】
前記ワークエリア2003には、このメニュー画面2000で操作可能な各種操作ボタンが配置される。最上段には、前記制御媒体装置1300の新規登録に関する操作ボタンが配置される。この実施の形態では、新しい制御媒体装置1300が発見されたときに、その内容を表示する新規制御媒体表示エリア2007と、この新規な制御媒体装置1300を登録するための「後で登録ボタン」2009と、「今すぐ登録ボタン」2008とが配置される。
【0039】
また、中段には、使用頻度の高い操作ボタン群が、大きな表示ボタンで配置される。この実施の形態では、図3の家電カテゴリ別選択画面2100を選択表示するための家電カテゴリ別選択ボタン2010と、図3の設置場所別選択画面2200を選択表示するための設置場所別選択ボタン2012と、図3のグループ操作場面2300を選択表示するためのグループ操作ボタン2011と、図3のワンタッチボタン内容確認画面2400を選択表示するためのワンタッチボタン内容確認ボタン2013が配置される。
【0040】
また、下段には、図3に示す、Net 家電情報管理画面2500と間取り管理画面2600と新規ユーザー登録画面2700とサービスサイトTOP画面2800を表示させるための、Net家電情報管理ボタン2014と間取り管理ボタン2015と新規ユーザー登録ボタン2016とサービスサイトへボタン2017が配置される。
【0041】
使用者は、マウス1403などを介して、これら各ボタンにカーソルを移動させてクリックすることで、これら各ボタンに対応した表示画面を表示させることができる。
【0042】
図5において、この実施の形態では、パソコンシステム1400の制御部1407が、前記HGW1200からエラー信号を受けると、図5(a)図に示すポップアップウインドウ2020を表示させる。これを図2及び図36を参照しながら更に説明する。図36は、エラー発生時の動作フロー図である。
【0043】
先ず、制御媒体装置1300の制御部1302は、センサー1305からの情報を常に監視している(ステップ511)。この制御部1302は、センサー1305からのエラー信号が発信されると、その信号をHGW1200の制御部1202に伝える(ステップ512)。この制御部1202はエラー信号があると、メモリ1200に格納されたサービス会社A100の連絡アドレスを呼び出して(ステップ512)、エラーが発生した制御媒体装置1300のID番号とともに前記エラー信号をサービス会社A100に送信する(ステップ522)。
【0044】
前記サービス会社A100では、診断サーバ102が、前記顧客DB106からエラー信号を発信した個別システム1000の顧客番号と前記ID番号から対応する製造メーカ、型式を呼び出して(ステップ541)、前記診断DB103を参照して、前記エラー信号の詳細情報と対処情報を呼び出し(ステップ542)、その内容を前記HGW1200に送信する(ステップ543)。前記詳細情報と対処情報を入手した前記HGW1200は、この情報をメモリ1201に格納して、パソコンシステム1400が立ち上がっていれば、これを送信し、立ち上がっていなければ、パソコンシステム1400が立ちがるまで待機させる(ステップ523)。
【0045】
前記パソコンシステム1400は、前記エラー信号のポップアップウインドウ2020の表示指示があると、これを最優先で表示する(ステップ531)。このポップアップウインドウ2020は、上段に「Net家電にエラーが発生しました」との警告表示を表示するとともに、中段に「Net家電エラー詳細」の表示エリア2021と、「対処方法」の表示エリア2022を備えている。前記表示エリア2021には、何処に設置された製品がどの様なエラーが発生したのかを文字で表示される。また、前記表示エリア2022には、前記エラーに対する対処方法が表示される。
【0046】
更に、前記ポップアップウインドウ2020には、下段に、このエラーに対する連絡先電話番号やネットワークのアドレスが表示される。この実施の形態では、前記サービス会社A100の電話番号とアドレスが表示されるが、例えば、エラーに対応して、修理会社や製造メーカの連絡先やアドレスを前記診断DB103に格納しておき、これを表示させるようにすることで、連絡先のたらい回しを防ぐことができる(ステップ532、544)。
【0047】
更に、このポップアップウインドウ2020には、最下部に取説表示ボタン2025と、閉じるボタン2034が設けられている。この取説表示ボタン2025には、前記診断DB103に格納されたエラーに対応する部分の取り扱い説明書のアドレスが設定される。利用者は、前記取説表示ボタン2025を押下することで、サービス会社A100のマニュアルDB107のエラー対応部分の説明書を表示させることができる(ステップ533、545)。
【0048】
このように、このHAシステムでは、制御媒体装置1300で発生した故障などのエラー情報を、HGW1200が自動的にサービス会社A100に送信し、このエラーの詳細と対処情報を入手して、パソコンシステム1400のデイスプレイ1401に表示させることができる。利用者は、パソコンシステム1400を立ち上げておけば優先的にこれらエラー情報を入手することができるとともに、立ち上げていなくとも、立ち上げた状態で、これらエラー情報を優先的に把握することができる。また、利用者は、前記ポップアップウインドウ2020からエラー情報の内容と対処方法を簡単に知ることができるし、更に詳細な情報を、このポップアップウインドウ2020から取得することができる。
【0049】
また、この実施の形態では、メニュー画面200のワークエリア2003の上段に新規登録すべき制御媒体装置1300の表示を行なったが、これに限定されるのではなく、図5の(b)図に示す、ポップアップウインドウ2030を表示させるようにしても良い。このポップアップウインドウ2030には、新規登録される製品情報と、これらを登録するための「後で登録ボタン」2032と、「今すぐ登録ボタン」2031とが配置される。このようなポップアップウインドウ2030を検知時に表示させることにより、メニュー画面2000のボタンやガイダンス表示スペースを確保することができる。したがって、デイスプレイ1401の小さい場合や、このデイスプレイ1401にタッチパネルなどを備えて、画面を直接タッチして操作する場合に、利用者が誤操作なく操作できる操作環境を提供することができる。
【0050】
次に、図2、図4、図6を参照して、ユーザー登録について説明する。図6は新規ユーザー登録画面図である。先ず、この実施の形態では、利用者が、このユーザ登録に先立って、前記HGW1200の購入時に付属されている媒体に格納されたプログラムをこのパソコンシステム1400にインストールする。この実施の形態では、利用者が、このHAシステムに参加する場合、図4のメニュー画面200から新規ユーザ登録ボタン2016を押下することで、登録することができる。
【0051】
図6において、前記新規ユーザー登録画面図2700は、その基本ホームは前記メニュー画面200と同様にタイトルバー2001と、その下部のタイトルエリア2002と、その下部のワークエリア2003とから構成される。ここで、メニュー画面200と違うのはタイトルエリア2002の左側にメニュー画面2000に戻るためのメインへボタン2018が配置される点である。
【0052】
この新規ユーザー登録画面図2700は、パソコンシステム1400の制御部1407が、前記サービス提供会社A100にアクセスすることで入手できる画面である。前記ワークエリア2003には、各入力項目の選択欄2701が配置される。利用者は、この選択欄2701の各項目を選択してユーザ登録する。前記サービス提供会社A100のHAサーバ101は、前記各項目が選択されると、図示しない各入力画面を表示して、この入力を受け付け、全ての入力が終わると、図示しない「登録」ボタンを表示する。そして、この登録ボタンが押下されると、HAサーバ101は、前記顧客DB106に、これら新規ユーザを登録するとともに、このユーザのデータエリアを確保する。
【0053】
なお、上記説明では、パソコンシステム1400が、前記サービス提供会社A100の顧客DB106に直接書き込むことで説明したが、前記選択欄2701の各項目の入力が終了時点でサービス提供会社A100に送信するようにしてもよい。
【0054】
次に、図7から図13を参照して、このHAシステムにおける制御媒体装置1300の登録方法を説明する。図7は登録フロー図であり、図8から図13は、登録時の表示画面である。
【0055】
先ず、このHAシステムでは、各制御媒体装置1300を、設置場所などの設置環境情報との関係で登録する。この実施の形態では、各制御媒体装置1300を登録後に設置環境情報を登録する場合と、設置環境情報を登録した後に、各制御媒体装置1300を登録する方法をとることができる。図7の動作フロー図は設置環境情報を登録後に各制御媒体装置1300を登録する場合を説明している。
【0056】
先ず、このHAシステムでは、間取り情報を登録する。間取り情報は、部屋の修飾語を選択し(ステップ2601)、次に部屋名を選択し(ステップ2602)、そして間取り情報の登録を完了させる(ステップ2603)。この設置環境情報の登録方法を図8、図9を参照して説明する。
【0057】
図8は、図4のメニュー画面2000の間取り管理ボタン2015の選択で取得できる間取り管理画面2600である。この間取り管理画面2600もまた、メニュー画面2000と同様なフオームを備えている。この間取り管理画面2600のワークエリア2003は上下に2分割され、上段に新規に部屋を登録するための登録ボタン2610が設けられ、下段には、今までに登録された部屋情報が表示される。この部屋情報は、おじいちゃんや南側、3階などの部屋の修飾語を登録するための修飾語表示エリア2612と、部屋名を登録するための部屋名表示エリア2613と、変更選択ボタン2614と、削除ボタン2615から構成される。これらの部屋情報は一対のスクロールボタン2611によってスクロールすることができる。
【0058】
この実施の形態では、部屋などの設置環境情報を利用者により分かり易くするために、部屋名と、この部屋を修飾する人や場所などの修飾語とのセットで登録するようにしている。これにより、複数の部屋があっても利用者が簡単に認識することができる。
【0059】
この図8の間取り管理画面2600では、部屋情報が登録された状態で示したが、新規の状態では、前記部屋情報がない状態である。なお、初期設定として、標準的な部屋情報を登録しておき、これを変更または追加するようにしてもよい。
【0060】
さて、この実施の形態では、新規の部屋を登録する場合は前記登録ボタン261を選択し、既に登録された部屋を変更する場合は変更する部屋の変更ボタン2614を選択し、削除する場合は、削除する部屋の削除ボタ2615を選択する。
【0061】
図9は、前記登録ボタン2610を選択した場合の表示画面2620を表している。この表示画面2620には、ワークエリア2003に修飾語選択エリア2621と部屋名選択エリア2622が表示されている。この2つのエリアにそれぞれ修飾語と部屋名を入力して、決定ボタン2634を選択することで部屋情報を登録することができる。この登録が完了することで、前記図8に表示画面が戻る。ここで、前記表示画面262おの入力をやめる場合はやめるボタンを選択すればよい。
【0062】
なお、この実施の形態では、前記2つのエリアにキーボード1402を介して直接入力することで説明したが、例えば、前記2つのエリアに選択可能な複数の選択肢を表示させこれを選択するようにしたり、あるいはキーボードとの併用で前記入力を行うようにしても良い。
【0063】
また、前記図8において、変更ボタン2614が選択された場合もまた、図9と同様な表示画面を表示する。ここで新規登録と違うのは、既に設定されたデータが2つのエリアに表示されている点である。
【0064】
図7に戻り、間取り登録などの設置環境情報が登録されると、制御媒体装置1300の新規機器登録を簡単に行なうことができる。この新規登録では、先ず、新規Net家電である制御媒体装置1300の電源ONを行い(ステップ2604)、新規登録ボタンを押下し(ステップ2605)、設置場所を選択(ステップ2606)することで、登録を完了することができる(ステップ2607)。これを図10から図13を参照して更に説明する。
【0065】
先ず、図2において、この実施の形態では、このHAシステムに参加する装置1300は、この装置の電源コンセントが、家庭内のコンセントに挿入されて制御部1302に電源が供給されると、所定時間の間、制御部1302は、メモリ1301に記憶された製造メーカ、型式、製造番号などのデータを前記近距離無線装置1303を介して発信する。これを受けたHGWは、このHGW1200のメモリ1201に登録された制御媒体装置1300であるかを判断して、登録されていない制御媒体装置1300であれば、新しい家電製品があったことをパソコンシステム1400に通知する。
【0066】
なお、上記説明では、新規の制御媒体装置1300が所定時間信号を発信することで説明したが、HGW1200が、所定間隔で制御媒体装置1300に信号を発信し、この信号に対する応答信号が前記メモリ1201に登録されていないときに。前記不明の機器がある旨の信号をパソコンシステム1400に発信するようにしてもよい。
【0067】
さて、パソコンシステム1400は、新規の制御媒体装置1300が電源ONされて、その登録が行なわれていないとの情報を受けると、図4に示す前記メニュー画面2000の新規制御媒体表示エリア2007または、図5(b)図のポップアップウインドウ2030を表示する。この状態で、使用者は、今すぐ登録ボタン2008または2031を押下することで図10のNet家電情報管理画面2500を表示する。このNet家電情報管理画面2500は、図4のメニュー画面2000のNet家電情報管理ボタン2041を選択することでも表示することができる。
【0068】
このNet家電情報管理画面2500は、メニュー画面2000と同様なフオームを備えている。このNet家電情報管理画面2500のワークエリア2003は上下に2分割され、上段に新規に部屋を登録するための登録ボタン2501が設けられ、下段には、今までに登録された登録製品情報が表示される。この登録製品情報は、登録された家電品の名称表示エリア2502と、この家電品が設置された部屋情報2503と、変更選択ボタン2504と、削除ボタン2505から構成される。これらの登録製品情報は一対のスクロールボタン2611によってスクロールすることができる。
【0069】
このNet家電情報管理画面2500において、前記変更ボタン2504を選択することで、機器情報変更画面2510を表示することができる。
【0070】
図11において、機器情報変更画面2510は、ワークエリアの左側に、当該変更ボタン2504に該当する製品情報が設置情報2511とともに表示される。例えば、この登録された製品は、洗濯機(1)であり、洗面所の西側に設置されていることが、製造メーカー情報と登録年月日とともに表示されている。ワークエリア2003の右側には、修飾語エリア2512と部屋名エリア2513が表示され、この2つのエリアに変更する情報を入力することで、この製品に関する設置情報を変更することができる。これらの入力情報は、決定ボタン2624またはやめるボタン2623で決定したり取止めることができる。故障履歴/メンテナンス履歴ボタンで、当該製品の履歴情報を図示しない表示画面で見ることができる。
【0071】
また、前記Net家電情報管理画面2500において、登録ボタン2501を選択することで、図12に示す新規登録画面2520を表示することができる。
【0072】
図12において、機器情報登録面2520は、ワークエリアの左側に、登録すべき製品情報2521が登録年月日とともに表示されている。ワークエリア2003の右側には、修飾語エリア2521と部屋名エリア2522が表示され、この2つのエリアに設置情報を入力することができる。この2つのエリアに入力したあとに決定ボタン2624が選択されると。表示画面には当該製品が機器登録されたことを示すポップアップウインドウ2530が表示される。このポップアップウインドウ2530には、登録された製品の設置情報と製品情報とともに表示される。そして、OKボタン2531を押下することで、これら情報は、サービス会社A100の顧客DB106に格納される。
【0073】
このように、この実施の形態では、登録される製品の情報が設置情報とともに、サービス会社A100に格納され登録される。そして、これら登録に際しては、パソコンシステム1000を介して、前記サービス会社Aのサービスサイトで生成される図8から図13の閲覧画面を入手して登録手続きを進めることができる。もちろん、これら画面をパソコンシステム1000で生成して、この画面で入力したデータをサービス会社A100に送信して登録することでも良い。
【0074】
この実施の形態では、設置環境を含むこれら機器の情報をサービス会社A100に一括管理することで、個別システム1000で管理する情報を簡素化することができる。
【0075】
次に、図14から図15を参照して、この個別システム100のグループ操作について説明する。図14から図17は、図4のメニュー画面2000のグループ操作ボタン2011の操作で表示される一連の表示画面図である。図18は、ワンタッチ内容確認ボタン2013の押下で表示される表示画面図である。
【0076】
先ず、この実施の形態では、この個別システム1000に登録されている複数の制御媒体装置1300の中から、任意に選択して複数のグループを登録し、これら登録された制御媒体装置について、一括操作できる機能を備えている。この実施の形態では、このグループ操作は、個別システム1000内で閉じた運転である。これらの設定や操作内容は、サービス会社A100とデータ交換することなく行なわれる。そして、前記HGW1200の制御部1202に対してパソコンシステム1400を介して各種設定を行い、また、この操作信号を送信するとともに、前記設定内容や動作状態をパソコンシステム1400を介してモニタできるものである。
【0077】
図14は、図4のメニュー画面2000のグループ操作ボタン2011の操作で表示されるグループ一斉操作画面2300である。この実施の形態では、このグループ一斉操作画面2300を介して、複数の制御媒体装置1300なかから特定の機器を選択してグループ登録することができる。このグループ一斉操作画面2300のワークエリア2003には、グループ番号2301と、グループ名称2302と。設定/変更ボタン2303とオンボタン2304とオフボタン2305とワンタッチボタン設定ボタン2306が設けられている。図14の画面では、グループ番号G(1)の2回東側エアコンと、グループ番号G(2)の廊下階段照明がグループ設定されていることを示している。他のグループ番号G(3)からG(5)までは設定されていないことを示している。ここで、グループ番号G(1)のオンボタン2304を押下することで、このグループに登録された機器の電源をONすることができ、オフボタン2305を押下することで、電源をOFFにすることができる。同様に、グループ番号G(2)についても同様にON、OFF操作することができる。
【0078】
また、この実施の形態では、このパソコンシステム1400からグループ操作を行なうことができるとともに、このパソコンシステム1400を立ち上げることなく、前記HGW1200に設けた操作スイッチ1206でも簡単に操作することができる。前記ワンタッチボタン設定ボタン2306は、これらグループを前記操作スイッチ1206に割り付けるボタンである。なお、この実施の形態では、3つのボタンに対応したグループ操作を設定することができる。
【0079】
これらの設定は、設定変更ボタン2303の操作で、その設定を変更することができる。図15は、グループ番号G(1)の設定変更ボタン2303が選択されることで表示される設定変更画面2310である。この設定変更画面2310のワークエリア2003の上段には、選択されたグループ番号とグループ名称が表示され、その横にグループ名変更ボタン2315と、グループ追加ボタン2316が設けられている。そして、中段には、グループ番号選択欄2311と、機器名称表示2312と、当該機器の設置部屋表示2313と、グループ選択欄2314が設けられている。
【0080】
この設定変更画面2310では、前記グループ名称変更ボタン2315を選択することで、隣接するグループ名称がアクテイブになりキーボードを介して変更することができる。また、この設定変更画面2310では、エアコン(1)(4)(5)(8)がグループG(1)に含まれていることが分かる。ここで、グループ選択欄2314(外す)を選択することで、当該機器をグループから外すことができる。これらの変更は、決定ボタン2624の選択で登録される。
【0081】
また、前記図15において、前記グループ追加2316が選択されると、図16が表示される。図16の設定変更の追加画面2320では、前記グループ選択欄2314が「外す」から「追加」に表示変更され、これを選択することで、当該選択された機器がグループに追加される。これら設定は、決定ボタン2624の選択で確定される。
【0082】
図17は、図14のグループ操作画面2300において、前記ワンタッチボタン設定ボタン2306が選択されて表示されるワンタッチボタン設定画面2330である。この実施の形態では、前記したように、操作スイッチ1206に設けた3個のワンタッチボタンにグループ操作を設定することができる。このワンタッチボタン設定画面2330では、前記3つのワンタッチボタン2331、2332、2333の何れかに割り付けることができる。この例では、既に割った地ボタン2332が他のグループに設定されているので、他の何れかを選択することで、当該ボタンにグループ操作を設定することができる。ここで、運転開始ボタン2334または運転停止ボタン2335を選択して決定ボタン2624を選択することで、当該設定が記録され、運転開始または運転停止の信号がHGW1200を介して、対応する制御媒体装置1300に伝達される。
【0083】
図18は、図4のメニュー画面2000において、ワンタッチボタン内容確認ボタン2013が選択されることによって表示される設定確認画面2340である。この設定確認画面2340のワークエリア2003には、ワンタッチボタン番号2341と、当該ワンタッチボタンに設定された名称とその運転状況表示エリア2342と、この設定内容をクリアするボタン2343と、動作作動ボタン2344が設けられている。この設定確認画面2340によれば、ワンタッチボタンが設定された内容とその動作状態をモニターすることができるとともに、それぞれのワンタッチボタンの設定を消去したり、あるいは運転を開始させたりすることができる。
【0084】
次に、図19からから図22を参照して、このHAシステムにおける各制御媒体装置1300の操作方法を更に詳細に説明する。図19から図22は、各制御媒体装置1300の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【0085】
先ず、この実施の形態では、図4のメニュー画面2000において、家電カテゴリ別選択ボタン2010と、設定場所別選択ボタン2012の操作で、この個別システムで登録された機器の各種設定や操作及び運転をモニタすることができる。この実施の形態では、冷蔵庫やエアコンなどの機器のカテゴリでの選択と、これら機器が設置されている設置場所からの選択を行なうことができる。
【0086】
図19は、家電カテゴリ別選択ボタン2010の選択で表示されるカテゴリ選択画面2100である。一方、図20は設定場所別選択ボタン2012の選択で表示される設置場所別選択画面2200である。これらの画面は、お互いの画面からも行き来することができる。カテゴリ選択画面2100のワークエリア2003には、左側の機器選択エリア2103と、右側の詳細選択エリア2107とが設けられている。機器洗濯エリア2103には、各機器の選択ボタンが上下に設けられ、この中の1つを選択することで、その詳細情報が前記詳細選択エリア2107に表示される。この詳細選択エリアには、対応する機器の名称2105と設置場所2106が表示される。したがって、この詳細選択エリア2107の機器の名称2105を選択することで、特定の機器を選択することができる。
【0087】
また、前記詳細選択エリアの上部には、カテゴリ選択画面2100と設置場所別選択画面2200を切り替えるフラグ2101、2102が設けられている。図19はカテゴリ選択画面2100となっているので、このカテゴリ選択画面2100を示すフラグ2101が選択状態となっている。この状態から、フラグ2102を選択することで、図20の設置場所別選択画面2200を表示させることができる。
【0088】
図20において、前記設置場所別選択画面2200は、ワークエリアの左側に設置場所選択エリア2203が設けられ、右側には、対応する設置場所に設置された機器選択エリア2205が設けられている。前記設置場所選択エリア2203には、部屋選択ボタン2204が上下に配置され、この中の何れかを選択することで、この部屋に設置された各種機器の名称ボタンが前記機器選択エリア2205内に表示される。したがって、この機器選択エリア2205の機器の名称ボタンを選択することで特定の機器を選択することができる。
【0089】
このように、この実施の形態では、個別システム1000で登録された複数の機器を機器の機能と設置環境の2つの方向から選択できるので、特定の機器の検索が容易である。
【0090】
次に、図21から図25を参照して、エアコンの各種設定と操作方法を説明する。先ず、図21において、このエアコントップ画面2110は、前記図19または図20においてエアコンが選択されることによって表示される。このエアコントップ画面2110では、タイトル表示エリア2002の左側に、図19または図20の画面に戻るボタン2018が設けられ、右側には、1画面前に戻るボタン2111とヘルプボタン2005が設けられている。そして、ワークエリア2003の左側には、各種設定ボタンが上下に配置され、その右側には、前記設定ボタンの選択された詳細情報が表示される。また、最下部には、キャンセルボタン2117と設定登録ボタン2118が設けられる。
【0091】
この実施の形態では、前記各種設定ボタンとして、運転状況ボタン2112と、運転変更ボタン2113と、予約状況ボタン2114と、予約設定入タイマーボタン2115と、予約設定切タイマボタン2116とが設けられる。
【0092】
図21は、前記運転状態ボタン2112が選択されて、その詳細情報が右側の状態表示エリア2119に表示される。この図21によれば、選択されたエアコンの運転状況をモニタすることができる。
【0093】
また、図22は、前記予約状況ボタン2114が選択されて、その右側に予約状況が予約状況表示エリア2121に表示されている状態を示している。前記予約状況表示エリア2121は、前記予約設定入タイマーボタン2115で設定された予約内容を表示する入タイマー表示エリアと、前記予約設定切タイマーボタン2116で設定された予約内容を表示する切タイマー表示エリアとから構成され、これらは上部のフラグを選択することで切り替えることができる。図22は入タイマー表示エリアが選択されている。この入タイマー表示エリアは、上部に時間軸が設けられ、予約状況がマッピングされている。その下部には、予約された詳細状況が表示され、左右のスクロールボタンの選択で、選択することができる。そして、これらの予約内容は、隣接する変更ボタンまたは取消ボタンの選択で変更または削除することができる。切タイマー表示エリアも同様である。
【0094】
図23の(a)図は、運転変更ボタン2113が選択された状態の表示画面2130を示している。この表示画面2130は、運転変更ボタン2113の右側に、中段選択ボタンが上下に配置され、その右側に中段選択ボタンに対応した詳細設定エリアが表示される。この実施の形態では、中断選択ボタンとして、運転モードボタン2131と、温度・湿度設置ボタン2133と、風速ボタン2135と、風向ボタン2137が設けられている。そして、(a)が運転モードボタン2131が選択されて、その右側に各種モードを選択するための複数のモードボタンを備えたモード設定エリア2132が表示された状態を示している。また、(b)図は、温度・湿度設置ボタン2133が選択されて、その右側に設定湿度と設定温度を設定する設定エリア2134が表示された状態を示している。また、(c)図は、風速ボタン2135が選択されて、風速の設定ボタンが表示される選択エリア2136が表示された状態を示している。更に、(d)図は、風向ボタン2137が選択されて、垂直方向と水平方向の風向を設定する設定エリア2138が表示された状態を示している。
【0095】
また、図24は、予約設定入タイマーボタン2115が選択された状態の表示画面2140を示している。この表示画面2140は、予約設定入タイマーボタン2115が選択されると、(a)図に示すように、その右側にスケジュール選択エリア2141が先ず表示され、このスケジュール選択エリア2141から毎日あるいは1回のみ曜日指定などの選択を受け付ける。そして、この内容が前記決定登録ボタン2118で登録されると、(b)図に示すように、予約設定入タイマーボタン2115の右側に、中段選択ボタンが上下に配置され、その右側に中段選択ボタンに対応した詳細設定エリアが表示される。この実施の形態では、中断選択ボタンとして、時刻ボタン2142と、運転モード2144と、温度・湿度設置ボタン2146と、風速ボタン2148と、風向ボタン2150が設けられている。そして、(b)図が時刻ボタン2142が設定されてその右側に時刻設定エリア2143が表示された状態を示し、(c)図が運転モード2144が選択されてその右側にモード設定エリア2132が表示された状態を示し、(d)図が、温度・湿度設置ボタン212146が選択されて、その右側に温度湿度設定エリア2147が表示された状態を示している。
【0096】
また、図25の(a)図は、風速ボタン2148が選択されて、風速選択エリア2149が表示された状態を示し、更に、(b)図は、風向ボタン2150が選択されて、風向設定エリア2151が表示された状態を示している。そして、(c)図は、風向が設定されて設定登録ボタン2118が押下された状態をしめしている。これら予約が設定されると、完了時に、ポップアップウインドウ2152が表示され、予約が完了したことを表示させるとともに、次の予約を行なうか、終了するかの選択ボタンを表示する。なお、切タイマー予約については入タイマー設定と同様に付き省略する。
【0097】
このように、この実施の形態では、各エアコンに設けたリモコンと同様に各種設定や予約を行なうことができる。しかも、この予約は、パソコンシステム1000を介して簡易的な集中管理で行なえる。更に、これらの設定は、小さなリモコンの確認画面ではなく大きなデイスプレイ1401を介して各種設置を行なうことができる。
【0098】
次に、図26を参照して冷蔵庫の設定操作を説明する。この実施の形態では、図19または図20において冷蔵庫が選択されると図26の表示画面2160を表示する。この表示画面2160では、前記タイトルエリア2002に消耗品ボタン2162と取扱説明書を入手するための取説ボタン2161が設けられる。前記消耗品ボタン2162が押下されると制御部1407は記憶装置1408からサービス会社A100のアドレスを呼び出して、サービス会社A100の機器DB105にアクセスして消耗品情報を表示画面に表示する。また、前記取説ボタン2161が押下されると同様にマニュアルDB107にアクセスして取扱説明書を表示画面に表示する。
【0099】
また、ワークエリア2003には、運転状況ボタン2163が表示され、その片側に運転状態表示エリア2164が表示される。この運転状態表示エリア2164には、冷蔵庫の設定状況と状態表示が表示され、この冷蔵庫の運転をモニタすることができる。
【0100】
次に、図27から図35を参照して、洗濯乾燥機の操作や設定方法を説明する。図27から図35は、この洗濯乾燥機の操作設定時における表示画面である。図27において、図19及び図20で洗濯乾燥機が選択されると、制御部1407は図27に示す表示画面2210を表示する。この表示画面2210は、選択乾燥機を操作するためのトップ画面である。タイトルエリア2002には、消耗品ボタン2211と取扱説明書ボタン2212が設けられており、冷蔵庫と同様に、これらボタンが選択されると、取扱説明書や消耗品の情報をサービス会社A100から入手することができる。
【0101】
また、ワークエリア2003は、上下に分割され、上段に洗濯乾燥機の工程表示部2213と、スタート一時停止ボタン2214と、電源切ボタン2215が設けられている。この実施の形態では、工程表示部2213が、洗い、すすぎ、脱水、乾燥と、各工程が横方向に表示され、現在運転中の工程と、その設定状況が表示される。したがって、この工程表示を見ることにより、洗濯乾燥機の動作状態をモニタすることができる。また、前記スタート一時停止ボタン2214や、電源切ボタン2215を操作することで、洗濯乾燥機を遠隔操作することができる。
【0102】
また、ワークエリア2003の下部には、運転コースを選択するための選択ボタンが設けられている。この実施の形態では、おすすめコースを選択するためのおすすめコース選択ボタン2216と、手作りコース選択ボタン2218と、カスタマイズ選択ボタン2217とメンテナンスボタン2219が配置される。この実施の形態では、この表示画面2210を介して、各コースを選択して、選択乾燥機のコースを選択して遠隔操作し、その運転状態をモニタすることができる。
【0103】
図28は、図27において、手作りコース選択ボタン2218が選択された表示画面2220を示している。この実施の形態では、パソコンシステム1000を介して、手作りコースの詳細を設定することができる。この表示画面2220では、ワークエリア2003に複数の手作りコースを設定して、これをワンタッチボタンに割り付けることができる。ワークエリア2003には、手作り番号欄2222と、手作り名称欄2223とワンタッチボタン割り当てボタン2224と、設定ボタン2225と、転送ボタン2226が設けられている。
【0104】
図29は、手作り番号1のしっかりすすぎの設定ボタン2225が押下された時の表示画面2230を示している。この表示画面2230では、ワークエリア2003の中央に工程表示部が表示され、その両側に各種詳細設定ボタンが表示される。この詳細設定ボタンは、洗い、すすぎ、脱水、乾燥、水量、水流、一時停止などの各種設定ボタンが設けられ、これら設定ボタンを押下することで、図示しない詳細設定のポップアップウインドウが表示され、各項目に対して詳細な設定を行なうことができる。
【0105】
また、これら表示画面2230で作成された手作りコースは、登録ボタン2234を押下することで、パソコンシステムの記憶部1408に登録することができる。そして、これら作成された手作りコースは、図28の表示画面2220において、転送ボタン2226を押下することで、選択乾燥機のメモリ1301にインストールされる。したがって、以後、前記洗濯乾燥機の操作パネルでの操作においても、この作成した手作りコースを選択して運転させることができる。
【0106】
また、図30は、図27において、おすすめコースボタン2216が選択された表示画面2240を示している。この表示画面2240は、ワークエリア2003におすすめコースの名所欄2241と、このコースをワンタッチボタンに割り付けるワンタッチ設定ボタン2242と、転送ボタン2243が設けられている。このおすすめコースにおいても、多様なコースのなかから特定のコースを選択して、これをワンタッチボタンに割り付けたり、洗濯乾燥機に選択したコースを転送してインストールすることができる。
【0107】
図31は、図27において、メンテナンスボタン2219が選択された表示画面2250を示している。この表示画面2250では、洗濯乾燥機のメンテナンスに関するコース名欄2251と、これらをワンタッチボタンに割り付けるためのワンタッチ設定ボタン2252と、転送ボタン2253が、ワークエリア2003に設けられている。
【0108】
また、図32は、図27において、カスタマイズボタン2217が選択された表示画面2260を示している。この表示画面2260では、洗濯乾燥機の各工程ごとに詳細設定を行なう複数の設定エリア2261がワークエリア2003に設けられている。これら各設定エリア2261で各工程の設定を行なって転送ボタン2234を押下することで、これら設定が洗濯乾燥機にインストールされる。
【0109】
また、この実施の形態では、ヘルプボタン2005を選択することで、各表示画面に対応した情報を表示することができる。例えば、図33は、各洗濯コースを設定するに当たり、ヘルプボタン2005を押下した状態を示している。このヘルプボタン2005が押下されると、制御部1407は、記憶部1408に格納された表示画面に対応する情報を呼び出してポップアップウインドウ3270に表示する。この例では、各洗濯コースのガイダンスが表示されている。
【0110】
特に、衣類の洗濯や乾燥は、衣類の種類によりさまざまであり、これらのコースの設定には多様な情報が必要である、このような場合、前記ヘルプ機能が大いに役立つものである。この実施の形態では、これら洗濯乾燥機の各種の情報やコース情報を定期的に入手することができる。例えば、このパソコンシステム1000が自動的に、前記サービス会社A100にアクセスして、対応する情報を記憶部1408にダウンロードすることができる。この設定は、図4のメニュー画面2000の設定ボタン2004を押下して図示しない設定画面を表示して設定することができる。
【0111】
また、この実施の形態では、前記各画面において転送された操作が確かに行われたか否かを明確にするために、転送が完了すると、その結果を表示画面にポップアップウインドウで表示する。例えば、図34は転送が無事完了したことを示すポップアップウインドウ2280であり、転送すべき機器と、転送された内容を明記することで、誤操作をも防ぐことができる。また、図35は転送が失敗したことを示すポップアップウインドウ35である。この転送が失敗した原因をより明確にするために、転送が失敗した場合は、その信号をHGW1200がエラー信号として認識し、これをサービス会社A100に転送して、その診断結果を前記ポップアップウインドウ2290に表示しても良い。
【0112】
このように、この実施の形態では、各種の機器について、それぞれの操作パネルで、あるいはリモコンで設定または操作する内容を、大きな表示画面を備えるパソコンシステム1000で行うことができる。しかも、これら操作や設定を、1つのパソコンシステム1000で集中的に行うことができるので、極めて操作性が良好である。しかも運転状況を集中的にモニタすることができる。
【0113】
【発明の効果】
本発明によれば、家庭内に配置されている制御媒体装置の統括リモコンとしての機能と、各制御媒体装置からの状態表示をモニタする統括モニタとして集中管理することができるとともに、サービス提供会社では、これら個別システムの履歴情報の管理や、各制御媒体装置が故障した時の診断とその対処策の指示、あるいは操作マニュアルなどの各種情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホームネットワークシステムのネットワーク構成を示す概念図である。
【図2】HAシステムの装置構成図である。
【図3】HAシステムの画面構成図である。
【図4】メイン画面の表示画面図である。
【図5】HAシステムで採用されるポップアップウインドウの表示画面図である。
【図6】新規ユーザー登録画面図である。
【図7】新規ユーザーの登録フロー図である。
【図8】新規ユーザーの登録時の表示画面である。
【図9】新規ユーザーの登録時の表示画面である。
【図10】新規ユーザーの登録時の表示画面である。
【図11】新規ユーザーの登録時の表示画面である。
【図12】新規ユーザーの登録時の表示画面である。
【図13】新規ユーザーの登録時の表示画面である。
【図14】グループ操作ボタンの表示画面図である。
【図15】グループ操作ボタンの表示画面図である。
【図16】グループ操作ボタンの表示画面図である。
【図17】グループ操作ボタンの表示画面図である。
【図18】ワンタッチ内容確認ボタンの表示画面図である。
【図19】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図20】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図21】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図22】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図23】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図24】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図25】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図26】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図27】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図28】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図29】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図30】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図31】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図32】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図33】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図34】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図35】制御媒体装置の各種設定や操作を行なうための表示画面である。
【図36】エラー発生時の動作フロー図である。
【符号の説明】
10…ネットワーク、100…サービス提供会社、1000…個別ネットワーク、1100…ルータ、1200…統括制御部、1300…制御媒体装置、1400…パソコンシステム。
Claims (7)
- 個別システムにより管理される制御媒体装置に関する第一の情報を前記個別システムから通信回線を介して受信し、
受信した前記第一の情報を前記制御媒体装置の提供者に通信回線を介して送信し、
前記制御媒体装置に関する前記個別システム外からの第二の情報を前記個別システムに通信回線を介して送信するとともに前記制御媒体装置に関する第一及び第二の情報を記録することを特徴とする情報提供方法。 - 前記第一の情報は前記制御媒体装置に関するエラーまたは故障情報であり、前記第二の情報は前記エラーまたは故障への対処方法に関する情報であることを特徴とする請求項1記載の情報提供方法。
- 前記第一の情報は前記個別システムにおいて登録された前記制御媒体装置の機器情報および設置環境情報を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の情報提供方法。
- 通信回線により接続された個別システムと、サービス提供会社サイトとで構成され、
前記個別システムは、無線通信機能を備えた複数の制御媒体装置と、前記制御媒体装置と無線通信装置を介して接続する統括制御部と、前記統括制御部を介して前記制御媒体装置に対して操作入力と運転状態のモニタ表示を行うパソコンシステムとを含み、
前記サービス提供会社サイトにおいて、前記個別システムに含まれる前記複数の制御媒体装置に関する機器診断と機器の履歴情報を含む機器情報を統括的に管理し、
前記統括制御部は、制御媒体装置の操作とモニタに関する情報について前記パソコンシステムと送受信し、前記制御媒体装置のエラー信号を前記サービス会社サイトに送信することを特徴とするホームネットワークシステム。 - 前記機器情報は、前記制御媒体装置に関する設置環境情報を含むことを特徴とする請求項4記載のホームネットワークシステム。
- 前記統括制御部は通信回線を介して常時前記サービス提供会社サイトに接続し、前記エラー信号を送信するとともに、前記エラーへの対処方法に関する情報を受信することを特徴とする請求項4または5に記載のホームネットワークシステム。
- 前記統括制御部は、前記パソコンシステムが通信回線に接続していない場合には、エラーへの対処方法に関する前記受信した情報を記録することを特徴とする請求項6記載のホームネットワークシステム。
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