JP2004278977A - 温冷貯蔵庫 - Google Patents

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JP2004278977A JP2003073379A JP2003073379A JP2004278977A JP 2004278977 A JP2004278977 A JP 2004278977A JP 2003073379 A JP2003073379 A JP 2003073379A JP 2003073379 A JP2003073379 A JP 2003073379A JP 2004278977 A JP2004278977 A JP 2004278977A
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Akira Sugawara
晃 菅原
Etsushi Nagae
悦史 長江
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】冷熱のみならず温熱によっても食品を貯蔵することができるようにする。
【解決手段】第1バルブ30及び第4バルブ33を開き、第2バルブ31及び第3バルブ32を閉じ、第1膨張弁22及び第2膨張弁23は冷媒を通過させ、第3膨張弁25は冷媒を膨張させる。そして、圧縮機20からの冷媒は分岐点P1で分流して冷媒Aと冷媒Bに分流し、冷媒Aは第4バルブ33を通過して第1熱交換器24に流入して温冷熱室12の庫内空気と熱交換させて加熱し、第2膨張弁23を通過して分岐点P3に到る。一方、冷媒Bは第1バルブ30を通過して第3熱交換器21に流入し、この第3熱交換器21で庫外空気と熱交換して放熱し、第1膨張弁22を通過して分岐点P3に到る。その後冷媒Aと冷媒Bは分岐点P3で合流し、第3膨張弁25で膨張して第2熱交換器26に流入する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザの要求に応じて加熱又は冷却ができるようにした温冷貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、食品等(以下、単に食品と記載する)の貯蔵には冷蔵庫(冷凍冷蔵庫を含む)が用いられ、今日の冷蔵庫には冷蔵室、冷凍室、野菜室等の複数の温度帯域の異なる部屋が設けられている(特許文献1参照)。
【0003】
そして、冷蔵室は5℃、野菜室は15℃、冷凍室は−18℃等のように、それぞれ貯蔵する食品の種類等に応じて使い分けるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−228349号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年冷熱による保存のみならず、温熱による保存の要望があるが、これまでの冷蔵庫は冷熱による保存を目的としているためかかる要望に応えることができない問題があった。
【0006】
例えば、一般家庭で父親の帰宅時間が他の家族より遅い場合が多々ある。このような場合には、夕食を作るときには父親の分も一緒に作るため、父親が帰宅して食べる頃には冷えてしまい、温め直す必要が生じるが、このような温め直しは面倒であると共に、多くのエネルギーの無駄が発生する。
【0007】
そこで、本発明は、冷熱のみならず温熱によっても食品を貯蔵することができるようにして利便性及び経済性を向上させた温冷貯蔵庫を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、冷媒を圧縮する圧縮手段と、冷媒を膨張させる膨張手段と、冷媒と筐体内の庫内空気とを熱交換させる熱交換手段とを有する冷凍回路を備えた温冷貯蔵庫において、ユーザの要求に応じて冷媒の流路を切換える流路切換手段を備えて、熱交換手段により冷媒が庫内空気と熱交換した際に、該庫内空気を加熱又は冷却させるようにして、冷熱のみならず温熱によっても食品を貯蔵することができるようにして利便性及び経済性を向上させたことを特徴とする。
【0009】
請求項2にかかる発明は、冷媒が、二酸化炭素冷媒であることを特徴とする。
【0010】
請求項3にかかる発明は、筐体内を加熱又は冷却が行われる温冷熱室と冷却が行われる冷熱室とに区画する仕切壁を備え、熱交換手段が温冷熱室の庫内空気と熱交換して、ユーザの要求に応じて当該庫内空気を加熱又は冷却する第1熱交換器と、冷熱室の庫内空気と熱交換して、ユーザの要求に応じて当該庫内空気を冷却する第2熱交換器とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項4にかかる発明は、冷媒が、第1熱交換器、第2熱交換器を直列に流動することを特徴とする。
【0012】
請求項5にかかる発明は、熱交換手段が、庫外空気と熱交換する第3熱交換器を備えて、圧縮手段からの冷媒が、第1熱交換器を流動した後に分流して、一方の冷媒は第2熱交換器に流動し、他方の冷媒は第3熱交換器に流動し、または圧縮手段からの冷媒が、第3熱交換器を流動した後に分流して、一方の冷媒は第1熱交換器に流動し、他方の冷媒は第2熱交換器に流動して、その後これら分流した冷媒が合流して圧縮手段に戻るようにしたことを特徴とする。
【0013】
請求項6にかかる発明は、熱交換手段が、庫外空気と熱交換する第3熱交換器を備えて、圧縮手段からの冷媒が第3熱交換器,第1熱交換器,第2熱交換器を直列に流動して当該圧縮手段に戻るようにしたことを特徴とする。
【0014】
請求項7にかかる発明は、熱交換手段が、庫外空気と熱交換する第3熱交換器を備えて、圧縮手段からの冷媒が第1熱交換器と第3熱交換器とを直列に流動し、又は第2熱交換器と第3熱交換器とを直列に流動して当該圧縮手段に戻るようにしたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図を参照して説明する。図1〜図6は温冷貯蔵庫の概略構成を示す図で、当該温冷貯蔵庫の筐体は、鉄板の金属からなる外箱2とABS等の合成樹脂からなる内箱4とが発泡ポリウレタン等の発泡断熱材3を挟んで一体に形成されている。
【0016】
そして、筐体の内部空間には、発泡ポリウレタン等の発泡断熱材3により形成された仕切壁5,6が設けられて、マルチルーム8、冷蔵室9、冷凍室10、野菜室11等の複数の部屋が区画されて形成されている。
【0017】
冷蔵室9は、例えば5℃のような凍らない温度で食品を保存することを目的とした部屋であり、冷凍室10は、例えば−18℃のような凍る温度でアイスクリームや冷凍食品を保存することを目的とした部屋であり、野菜室11は例えば15℃のように室温より適宜低い温度で果物や野菜等を保存することを目的とした部屋である。
【0018】
一方、マルチルーム8は、ユーザの設定した温度で食品を保存することを目的とした部屋で、その温度帯域は−18℃〜65℃の広い範囲に設定することが可能になっている。
【0019】
なお、図1等に示すマルチルーム8は最上段の部屋となっている。このため、汁物のような食品を保存する際に零れたりし易いことが危惧される。
【0020】
このような場合には、中段位置(例えば、床から約100cm程度の位置)に設けることが好ましい。このような位置にマルチルームを設置することにより、汁物等の食品が零れないように目で確認しながら出し入れできるようになり利便性が向上する。
【0021】
冷蔵室9と冷凍室10を仕切る仕切壁6、冷凍室10と野菜室11とを仕切る仕切壁6にはシャッタ7が設けられ、冷蔵室9,冷凍室10,野菜室11の空気が当該シャッタ7を介して相互に行き来できるようになっている。
【0022】
無論、シャッタ7を仕切壁6に設けなくても、例えば背面側の内箱4と外箱2との間にダクトを設ける等により空気の行き来ができるようにしてもよい。
【0023】
このように冷蔵室9,冷凍室10,野菜室11等の各部屋の庫内空気が相互に行き来できるのに対し、マルチルーム8の庫内空気は他の部屋の庫内空気と相互に行き来できるようには形成されておらず、独立した部屋となっている。
【0024】
そこで、本明細書では、マルチルーム8を温冷熱室12と記載し、これに対する冷蔵室9,冷凍室10,野菜室11等の各部屋を総称して冷熱室13と適宜記載する。
【0025】
このような温冷貯蔵庫には、冷凍回路が設けられ、この冷凍回路は冷媒を圧縮する圧縮機20、冷媒と温冷熱室12の庫内空気とを熱交換させる第1熱交換器24、冷媒と冷熱室13の庫内空気とを熱交換させる第2熱交換器26、冷媒と庫外空気とを熱交換させる第3熱交換器21、冷媒を膨張させる第1〜第3膨張弁21,23,25、冷媒の流路を切替える第1〜第4バルブ30,31,32,34等を有している。
【0026】
そして、ユーザの要望に応じて図1〜図6に示すように冷媒の流動路を切替えることにより、温冷熱室12を加熱又は冷却し、また冷熱室13を冷却する運転モードが選択できるようになっている。
【0027】
なお、図1〜図6において、太線は冷媒が流動する配管を示している。また、図中(H)は、該当する熱交換器により庫内空気が加熱されている場合を示し、(C)は該当する熱交換器により庫内空気が冷却されている場合を示している。従って、(H)も(C)も記載されていない熱交換器は、熱交換作用を行っていないことを示している。
【0028】
さらに、図中の矢印は冷媒の流動路を示しており、ユーザの要望に応じて第1〜第3膨張弁21,23,25は冷媒をそのまま通過させる状態(回路開)、冷媒を膨張させる状態(膨張)、冷媒を通過させない状態(回路閉)のいずれかに制御される。同様に、第1〜第4バルブ30,31,32,34は冷媒をそのまま通過させる状態(回路開)、冷媒を通過させない状態(回路閉)のいずれかに制御される。
【0029】
本実施の形態においては、冷媒として二酸化炭素冷媒を例に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、HFC等の種々の冷媒も適用できることは言うまでもない。
【0030】
先に、温冷熱室12の温度帯域を−18℃〜65℃の範囲に設定できるとしたが、かかる温度帯域は二酸化炭素冷媒を用いたときに可能になる温度帯域で、HFC等の従来用いられている冷媒の場合は、約55℃が限度である。従って、高い温度での保存を望むような場合には、二酸化炭素冷媒にすることが必要となる。
【0031】
図1に示す運転モードは、小熱量で温冷熱室12を加熱し、大熱量で冷熱室13を冷却するモードである。図2に示す運転モードは、小熱量で温冷熱室12を冷却し、小熱量で冷熱室13を冷却するモードである。図3に示す運転モードは、大熱量で温冷熱室12を加熱し、小熱量で冷熱室13を冷却するモードである。図4に示す運転モードは、大熱量で温冷熱室12を加熱し、大熱量で冷熱室13を冷却するモードである。図5に示す運転モードは、温冷熱室12は冷加熱を行わず、大熱量で冷熱室13を冷却するモードである。図6に示す運転モードは、大熱量で温冷熱室12を加熱し、冷熱室13の冷却を行わないモードである。
【0032】
なお、大熱量とは、圧縮機20からの供給された全ての冷媒により加熱又は冷却される場合の熱量であり、小熱量とは、圧縮機20からの供給された冷媒の一部により加熱又は冷却される場合の熱量をいう。
【0033】
このような運転モードの作用効果を順に説明する。図1に示す運転モードは、第1バルブ30及び第4バルブ33を開き、第2バルブ31及び第3バルブ32を閉じる。また、第1膨張弁22及び第2膨張弁23は冷媒が通過できるようにし(回路開)、第3膨張弁25は冷媒を膨張させるように作用させる。
【0034】
これにより、圧縮機20から吐出された冷媒A+Bは、分岐点P1で分流して冷媒Aと冷媒Bに分れる。この冷媒Aは、第4バルブ33を通過して第1熱交換器24に流入し、当該第1熱交換器24で温冷熱室12の庫内空気と熱交換して、当該庫内空気を加熱して第2膨張弁23を通過して分岐点P3に到る。
【0035】
一方、冷媒Bは第1バルブ30を通過して第3熱交換器21に流入し、この第3熱交換器21で庫外空気と熱交換して放熱し、第1膨張弁22を通過して分岐点P3に到る。
【0036】
そして、冷媒Aと冷媒Bとは分岐点P3で合流し、第3膨張弁25で膨張作用を受け膨張して第2熱交換器26に流入する。これにより冷熱室13の庫内空気が冷却されて、冷媒A+Bは圧縮機20に戻る。
【0037】
このように、分岐点P1で分流した冷媒Aのみが、温冷熱室12に供給されるので、当該温冷熱室12の加熱は小熱量による加熱となり、冷熱室13には全ての冷媒が供給されるため、大熱量による冷却が行われる。
【0038】
従って、この運転モードは、例えば食品を温冷熱室12に貯蔵してから時間が経過して当該食品温度が庫内温度に達したときのように、食品と温冷熱室12の庫内温度の温度差が少なくなったような場合に適したモードである。
【0039】
次に、図2に示す運転モードは、第1バルブ30及び第3バルブ32を開き、第2バルブ31及び第4バルブ33を閉じ、また第1膨張弁22は冷媒が通過できるようにし(回路開)、第2膨張弁23及び第3膨張弁25は冷媒を膨張させるように作用させることにより運転される。
【0040】
これにより、圧縮機20から吐出された冷媒C+Dは、分岐点P1を通過し、第3熱交換器21に供給されて庫外空気と熱交換して放熱する。その後、冷媒C+Dは第1膨張弁22を通過し、分岐点P3に至り、ここで冷媒Cと冷媒Dに分流する。
【0041】
冷媒Cは、第3膨張弁25で膨張作用を受けて膨張し、第2熱交換器26に流入して冷熱室13の庫内空気と熱交換することにより当該庫内空気を冷却して分岐点P4に到る。
【0042】
一方、冷媒Dは、第2膨張弁23により膨張作用を受けて膨張し、第1熱交換器24に流入して温冷熱室12の庫内空気と熱交換することにより該庫内空気を冷却して第3バルブ32を経て分岐点P4に到る。
【0043】
そして、分岐点P4で冷媒Cと冷媒Dとが合流して圧縮機20へと戻る。
【0044】
このように、圧縮機20からの冷媒が分流して温冷熱室12及び冷熱室13に供給され、その際友の膨張作用を受けるため、温冷熱室12及び冷熱室13は小熱量による冷却が行われる。
【0045】
従って、この運転モードは、例えば温冷熱室12や冷熱室13の食品を冷却して保存するような場合に適したモードである。
【0046】
次に、図3に示す運転モードは、第2バルブ31及び第4バルブ33を開き、第1バルブ30及び第3バルブ32を閉じ、また第2膨張弁23は冷媒が通過できるようにし(回路開)、第1膨張弁22及び第3膨張弁25は冷媒を膨張させるように作用させることにより運転される。
【0047】
これにより、圧縮機20から吐出された冷媒E+Fは、分岐点P1で流路が変り、第4バルブ33を通過して第1熱交換器24に供給されて温冷熱室12の庫外空気と熱交換して、当該庫外空気を加熱する。
【0048】
その後、冷媒E+Fは第2膨張弁23を通過し、分岐点P3に至り、ここで冷媒Eと冷媒Fに分流する。
【0049】
冷媒Eは、第3膨張弁25で膨張作用を受けて膨張し、第2熱交換器26に流入して冷熱室13の庫内空気と熱交換することにより当該庫内空気を冷却して分岐点P4を経て分岐点P5に到る。
【0050】
一方、冷媒Fは、第1膨張弁22により膨張作用を受けて膨張し、第1熱交換器24に流入して庫外空気と熱交換して分岐点P2、第2バルブ31を経て分岐点P5に到る。
【0051】
そして、分岐点P5で冷媒Eと冷媒Fとが合流して圧縮機20へと戻る。
【0052】
このように、圧縮機20からの全ての冷媒が温冷熱室12の加熱に用いられ、その後分流して一部の冷媒のみが冷熱室13に供給されるので、温冷熱室12は大熱量による加熱が行われ、また冷熱室13は小熱量による冷却が行われる。
【0053】
従って、この運転モードは、例えば温冷熱室12の庫内空気とこの部屋に貯蔵された食品との温度差が大きいが、冷熱室13の庫内空気とこの部屋に貯蔵された食品との温度差が小さいときに適したモードである。
【0054】
次に、図4に示す運転モードは、第3バルブ32を開き、第1バルブ30,第2バルブ31及び第3バルブ32を閉じ、また第1膨張弁22及び第2膨張弁23は冷媒が通過できるようにし(回路開)、第3膨張弁25は冷媒を膨張させるように作用させることにより運転される。
【0055】
これにより、圧縮機20から吐出された冷媒は、分岐点P1で流路が変り、第4バルブ33を通過して第1熱交換器24に供給されて温冷熱室12の庫内空気と熱交換して、該庫内空気を加熱する。
【0056】
その後、冷媒は第2膨張弁23を通過し分岐点P3で流路を変え、第3膨張弁25で膨張作用を受けて第2熱交換器26で冷熱室13の庫内空気と熱交換して該庫内空気を冷却して、分岐点P4を経て圧縮機20に戻る。
【0057】
このように、温冷熱室12で大熱量による加熱が行われ、冷熱室13で大熱量による冷却が行われる。
【0058】
従って、例えば温冷熱室12及び冷熱室13におけるそれぞれの庫内空気とこれらの部屋に貯蔵された食品との温度差が大きいときに適したモードである。
【0059】
次に、図5に示す運転モードは、第1バルブ30を開き、第2バルブ31,第3バルブ32及び第4バルブ33を閉じ、また第1膨張弁22は冷媒が通過できるようにし(回路開)、第2膨張弁23及び第3膨張弁25は冷媒を膨張させるように作用させることにより運転される。
【0060】
これにより、圧縮機20から吐出された冷媒は、分岐点P1及び第1バルブ30を通過し、第3熱交換器21に供給されて庫外空気と熱交換して放熱する。
【0061】
その後、冷媒は分岐点P3で流路を変えて第3膨張弁25で膨張作用を受けて第2熱交換器26に流入する。そして、この第2熱交換器26で冷熱室13の庫内空気と熱交換して、当該庫内空気を冷却し分岐点P4及び分岐点P5を経て圧縮機20に戻る。
【0062】
この場合には、第1熱交換器24に冷媒が流動しないため、温冷熱室12は加熱や冷却が行われなくなり、冷熱室13のみが大熱量で冷却されるようになる。
【0063】
従って、この運転モードは温冷熱室12に食品が貯蔵されていないような場合に適した運転モードである。
【0064】
最後に、図6に示す運転モードは、第2バルブ31及び第4バルブ33をを開き、第1バルブ30及び第3バルブ32を閉じ、また第1膨張弁22は冷媒を膨張させるように作用させ、第2膨張弁23は冷媒が通過できるように作用させ(回路開)、第3膨張弁25は冷媒が通過できないように作用させる(回路閉)ことにより運転される。
【0065】
これにより、圧縮機20から吐出された冷媒は、分岐点P1で流路を変えて第4バルブ33を経て第1熱交換器24に供給されて温冷熱室12の庫内空気と熱交換して、該庫内空気を加熱する。
【0066】
その後、冷媒は第2膨張弁23を通過し分岐点P3を経て第1膨張弁22で膨張作用を受けて第3熱交換器21に流入する。そして、この第3熱交換器21で庫外空気と熱交換して加熱し分岐点P2及び第2バルブ31を経て圧縮機20に戻る。
【0067】
この場合には、第2熱交換器26に冷媒が流動しないため、冷熱室13は冷却が行われなくなり、温冷熱室12のみが大熱量で加熱されるようになる。
【0068】
従って、この運転モードは冷熱室13に食品が貯蔵されていないような場合に適した運転モードである。
【0069】
以上説明したように、ユーザの要望に応じて冷媒の流動路を切換えることにより運転モードが切換えられて、温冷熱室12及び冷熱室13を加熱及び冷却することが可能になり、かつ、そのときの熱量が調整できるようになるため、食品の冷熱保存のみならず温熱保存も可能になり利便性が向上すると共に経済性が向上する。
【0070】
次に、本発明の第2の実施の形態を図7〜図11を参照して説明する。なお、先に説明した第1の実施の形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0071】
第1の実施の形態では、基本的に冷媒が第1熱交換器24,第2熱交換器26,第3熱交換器21を並列に流れて種々の運転モードを行うようようにしている。
【0072】
これに対し、本実施の形態では、基本的に冷媒が第1熱交換器24,第2熱交換器26,第3熱交換器21を直列に流れることで種々の運転モードを行うようようにしたものである。
【0073】
図7に示す運転モードは、温冷熱室12を小熱量で加熱し、冷熱室13を大熱量で冷却するモードである。図8に示す運転モードは、温冷熱室12を大熱量で冷却し、冷熱室13を大熱量で冷却するモードである。図9に示す運転モードは、温冷熱室12を加冷却せず、冷熱室13を大熱量で冷却するモードである。図10に示す運転モードは、温冷熱室12を大熱量で加熱し、冷熱室13を大熱量で冷却するモードである。図11に示す運転モードは、温冷熱室12を大熱量で加熱し、冷熱室13を冷却しないモードである。
【0074】
以下、このような運転モードの作用効果を順に説明する。図7に示す運転モードは、第2バルブ31を開き、第1バルブ30,第3バルブ32及び第4バルブ33を閉じ、また第1膨張弁22は膨張作用を行わないようにし(回路を開き、冷媒を通過させる)、第2膨張弁23は冷媒を膨張させるように作用させて運転する。
【0075】
これにより、圧縮機20から吐出された冷媒は、分岐点P1を通過して第3熱交換器21で庫外空気と熱交換して放熱し、第2バルブ31及び第1膨張弁22を通過して第1熱交換器24に流入する。
【0076】
この第1熱交換器24で温冷熱室12の庫内空気と熱交換して、当該庫内空気を加熱し、第2膨張弁23で膨張作用を受けて第2熱交換器26に流入する。
【0077】
第2熱交換器26では、冷熱室13の庫内空気と熱交換して、当該庫内空気を冷却し、分岐点P6を経て圧縮機20に戻る。
【0078】
このように圧縮機20からの冷媒は、途中で分岐することなく第3熱交換器21,第1熱交換器24,第2熱交換器26と順次循環するように流れ、第3熱交換器21及び第1熱交換器24で放熱するため、第1熱交換器24では小熱量により温冷熱室12が加熱され、第2熱交換器26では大熱量による冷熱室13の冷却が行われる。
【0079】
図8に示す運転モードは、第2バルブ31を開き、第1バルブ30,第3バルブ32及び第4バルブ33を閉じ、また第1膨張弁22は冷媒を膨張させるように作用させ、第2膨張弁23は膨張作用を行わないように作用(回路開)させて運転される。
【0080】
これにより、圧縮機20から吐出された冷媒は、分岐点P1を通過して第3熱交換器21で庫外空気と熱交換して放熱し、第2バルブ31を経て第1膨張弁22に流入し、この第1膨張弁22で膨張作用を受けて第1熱交換器24に供給される。
【0081】
そして、第1熱交換器24で温冷熱室12の庫内空気と熱交換して、当該庫内空気を冷却し、第2膨張弁23を通過して第2熱交換器26に流入する。
【0082】
この第2熱交換器26では冷熱室13の庫内空気とさらに熱交換して、当該庫内空気を冷却して分岐点P6を経て圧縮機20に戻る。
【0083】
このように圧縮機20からの冷媒は、途中で分岐することなく、第3熱交換器21,第1熱交換器24,第2熱交換器26と順次循環するように流れ、第3熱交換器21で放熱するため、第1熱交換器24及び第2熱交換器26では大熱量により温冷熱室12及び冷熱室13の冷却が行われる。
【0084】
図9に示す運転モードは、第2バルブ31及び第3バルブ32を開き、第1バルブ30及び第4バルブ33を閉じ、また第1膨張弁22は冷媒を通過させない(回路閉)ようにし、第2膨張弁23は膨張作用を行わうように作用させて運転される。
【0085】
これにより、圧縮機20から吐出された冷媒は、分岐点P1を通過して第3熱交換器21で庫外空気と熱交換して放熱し、分岐点P3で流路を変えて第3バルブ32を通過して第2膨張弁23で膨張作用を受ける。
【0086】
その後冷媒は第2熱交換器26に流入し、この第2熱交換器26で冷熱室13の庫内空気と熱交換して、当該庫内空気を冷却して分岐点P6を経て圧縮機20に戻る。
【0087】
このように、冷媒は途中で分岐することなく、第3熱交換器21,第2熱交換器26と順次循環するように流れ、第3熱交換器21で放熱するため、温冷熱室12での加熱又は冷却は行われず、冷熱室13で大熱量による冷却が行われる。
【0088】
図10に示す運転モードは、第1バルブ30を開き、第2バルブ31,第3バルブ32及び第4バルブ33を閉じ、また第1膨張弁22は冷媒を通過させるようにし(回路開)、第2膨張弁23は膨張作用を行うように作用させて運転される。
【0089】
これにより、圧縮機20から吐出された冷媒は、分岐点P1で流路を変えて第1バルブ30及び第1膨張弁22を通過して第1熱交換器24に流入する。
【0090】
そして冷媒は、この第1熱交換器24で温冷熱室12の庫内空気と熱交換し該庫内空気を加熱して第2膨張弁23により膨張作用を受ける。
【0091】
その後、冷媒は第2熱交換器26で冷熱室13の庫内空気と熱交換して、該庫内空気を冷却し分岐点P6を経て圧縮機20に戻る。
【0092】
このように、冷媒は途中で分岐することなく、第1熱交換器24,第2熱交換器26と順次循環するように流れ、温冷熱室12で大熱量による加熱が行われ、冷熱室13で大熱量による冷却が行われる。
【0093】
図11に示す運転モードは、第2バルブ31及び第4バルブ33を開き、第1バルブ30及び第3バルブ32を閉じ、かつ、第1膨張弁22は冷媒を膨張作用を行うように作用させ、第2膨張弁23は冷媒を通過させないように作用(回路開)させて運転される。
【0094】
これにより、圧縮機20から吐出された冷媒は、第3熱交換器21で庫外空気と熱交換し第2バルブ31を通過して第1膨張弁22で膨張作用を受けて第1熱交換器24に流入する。
【0095】
そして、冷媒は第1熱交換器24で温冷熱室12の庫内空気と熱交換して、該庫内空気を冷却して第4バルブ33を経て圧縮機20に戻る。
【0096】
このように、冷媒は途中で分岐することなく、第3熱交換器21,第1熱交換器24と順次循環するように流れ、温冷熱室12で大熱量による冷却が行われ、冷熱室13では加熱、冷却が行われない。
【0097】
以上説明したように、ユーザの要望に応じて冷媒の流動路を切換えることにより運転モードが切換えられて、温冷熱室12及び冷熱室13を加熱及び冷却することが可能になり、かつ、そのときの熱量が調整できるようになるため、食品の冷熱保存のみならず温熱保存も可能になり利便性が向上すると共に経済性が向上する。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザの要望に応じて冷媒の流動路を切換えることにより運転モードが切換えられて、温冷熱室及び冷熱室を加熱及び冷却することが可能になり、かつ、そのときの熱量が調整できるようになるため、食品の冷熱保存のみならず温熱保存も可能になり利便性が向上すると共に経済性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明に適用される、小熱量で温冷熱室を加熱し、大熱量で冷熱室を冷却するモードで運転する場合の構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の説明に適用される、小熱量で温冷熱室を冷却し、小熱量で冷熱室を冷却するモードで運転する場合の構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の説明に適用される、大熱量で温冷熱室を加熱し、小熱量で冷熱室を冷却するモードで運転する場合の構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の説明に適用される、大熱量で温冷熱室を加熱し、大熱量で冷熱室を冷却するモードで運転する場合の構成図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の説明に適用される、温冷熱室は冷加熱を行わず、大熱量で冷熱室を冷却するモードで運転する場合の構成図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の説明に適用される、大熱量で温冷熱室を加熱し、冷熱室の冷却を行わないモードで運転する場合の構成図である。
【図7】本発明の第2の実施の実施の形態の説明に適用される、温冷熱室を小熱量で加熱し、冷熱室を大熱量で冷却するモードで運転する場合の構成図である。
【図8】本発明の第2の実施の実施の形態の説明に適用される、温冷熱室を大熱量で冷却し、冷熱室を大熱量で冷却するモードで運転する場合の構成図である。
【図9】本発明の第2の実施の実施の形態の説明に適用される、温冷熱室を加冷却せず、冷熱室を大熱量で冷却するモードで運転する場合の構成図である。
【図10】本発明の第2の実施の実施の形態の説明に適用される、温冷熱室を大熱量で加熱し、冷熱室を大熱量で冷却するモードで運転する場合の構成図である。
【図11】本発明の第2の実施の実施の形態の説明に適用される、温冷熱室を大熱量で加熱し、冷熱室を冷却しないモードで運転する場合の構成図である。
【符号の説明】
5,6 仕切壁
8(12) マルチルーム(温冷熱室)
9(13) 冷蔵室(冷熱室)
10(13) 冷凍室(冷熱室)
11(13) 野菜室(冷熱室)
12(13) 温冷熱室(冷熱室)
20 圧縮機
21 第3熱交換器
22 第1膨張弁
23 第2膨張弁
24 第1熱交換器
25 第3膨張弁
26 第2熱交換器
30 第1バルブ
31 第2バルブ
32 第3バルブ
33 第4バルブ
P1〜P6 分岐点

Claims (7)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮手段と、冷媒を膨張させる膨張手段と、冷媒と筐体内の庫内空気とを熱交換させる熱交換手段とを有する冷凍回路を備えた温冷貯蔵庫において、
    ユーザの要求に応じて前記冷媒の流路を切換える流路切換手段を備えて、前記熱交換手段により前記冷媒が庫内空気と熱交換した際に、該庫内空気を加熱又は冷却させるようにしたことを特徴とする温冷貯蔵庫。
  2. 前記冷媒が、二酸化炭素冷媒であることを特徴とする請求項1記載の温冷貯蔵庫。
  3. 前記筐体内を加熱又は冷却が行われる温冷熱室と冷却が行われる冷熱室とに区画する仕切壁を備え、前記熱交換手段が前記温冷熱室の庫内空気と熱交換して、ユーザの要求に応じて当該庫内空気を加熱又は冷却する第1熱交換器と、前記冷熱室の庫内空気と熱交換して、ユーザの要求に応じて当該庫内空気を冷却する第2熱交換器とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の温冷貯蔵庫。
  4. 前記冷媒が、第1熱交換器、第2熱交換器を直列に流動することを特徴とする請求項3記載の温冷貯蔵庫。
  5. 前記熱交換手段が、庫外空気と熱交換する第3熱交換器を備えて、
    前記圧縮手段からの冷媒が、前記第1熱交換器を流動した後に分流して、一方の冷媒は前記第2熱交換器に流動し、他方の冷媒は前記第3熱交換器に流動し、
    または前記圧縮手段からの冷媒が、前記第3熱交換器を流動した後に分流して、一方の冷媒は前記第1熱交換器に流動し、他方の冷媒は前記第2熱交換器に流動して、
    その後これら分流した前記冷媒が合流して前記圧縮手段に戻るようにしたことを特徴とする請求項3記載の温冷貯蔵庫。
  6. 前記熱交換手段が、庫外空気と熱交換する第3熱交換器を備えて、前記圧縮手段からの前記冷媒が前記第3熱交換器,第1熱交換器,第2熱交換器を直列に流動して当該圧縮手段に戻るようにしたことを特徴とする3記載の温冷貯蔵庫。
  7. 前記熱交換手段が、庫外空気と熱交換する第3熱交換器を備えて、前記圧縮手段からの前記冷媒が前記第1熱交換器と前記第3熱交換器とを直列に流動し、又は前記第2熱交換器と前記第3熱交換器とを直列に流動して当該圧縮手段に戻るようにしたことを特徴とする3記載の温冷貯蔵庫。
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