JP2004273243A - 複合表示装置及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用複合表示装置32において、メータ表示器1の表示輝度と透明表示器2の表示輝度を、表示器の前に配置された調光板31の透過率を変化させることで調光制御する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自発光表示を行う第1表示部と、EL素子を用いて自発光表示を行う第2表示部とを備えてなる複合表示装置,また、EL素子を用いて表示を行う表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、車両のインストルメントパネルに配置され、スピードメータやタコメータなどで構成される所謂コンビネーションメータについて、タコメータ側に透明EL(Electro Luminescence)表示器を重ねて配置したものが開示されている。この従来技術では、タコメータは常時表示を行う必要がないため、その表示を行わないときは透明EL表示器により別の情報を表示する、という構成を前提としている。
【0003】
そして、斯様な構成においては、タコメータの表示を行う場合には、透明EL表示器を無表示の透明状態とするが、その場合の透過率は高々80%程度であることから、透明EL表示器が配置されていないスピードメータとの表示輝度が異なってしまうという問題があった。
そこで、特許文献1では、タコメータ側の表示輝度をスピードメータ側よりも高くなるように設定することで、スピードメータと透明EL表示器を介したタコメータとの表示輝度が等しくなるようにして、上記問題の解決を図っている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−91087号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、双方のメータの表示輝度が等しくなるように設定した上で調光制御を行う場合、タコメータの輝度と透明EL表示器の輝度とが独立に制御されるようになっている。そのため、調光した際に輝度のバランスが崩れてしまい表示品位を低下させるという問題があった。
【0006】
そして、EL表示器を調光制御する場合、従来は印加電圧の周波数,振幅,パルス幅を変化させることで行なっているが、振幅,パルス幅を変化させる方式ではEL素子の輝度−電圧特性における輝度の飽和領域(安定領域)を使用できなくなる場合があり、特に減光比が大きい場合に輝度むらが発生し易くなる。また、周波数を変化させる方式では、車両搭載時に問題となるラジオノイズの発生を抑制するために制御ICの動作周波数を高く設定できない場合は連続的な調光制御が困難となる。加えて、輝度を下げるために周波数を低下させるとフリッカが発生してしまう。
【0007】
更に、透明EL表示器を構成する場合は、一般にITOなどを材料とする透明電極を使用するが、透明電極は配線抵抗が高く電圧波形が鈍り易くなり、やはり減光時に輝度むらが発生し易い。
加えて、階調表示を行う場合は、EL表示器を減光している状態から更に調光のために減光を必要とするケースがあるため一層輝度むらが発生し易くなり、調光制御と階調制御とのバランスを得ることが困難であった。
【0008】
また、特許文献1に開示されている構成は輝度制御が困難となる場合の一例であるが、斯様な構成に限ることなく、EL素子を用いた表示器は現在様々な分野に使用されている。ところが、EL表示器は、上述のように単体であってもフリッカの発生などにより輝度制御範囲を広くとること(特に、低輝度側)が困難であるという問題がある。
【0009】
従って、更にEL表示器単体の場合のみならず、EL表示器とそれとは異なる形式(発光原理)で自発光表示を行う表示器とが混在している場合は、それら全体の輝度調整をバランスよく行なうこともまた困難となってしまう。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、第1表示部とEL素子を用いた第2表示部とを備えて夫々が自発光表示を行う構成において、高品位な調光制御を容易に行なうことができる複合表示装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、EL表示部により自発光表示を行う場合に、高品位な調光制御を容易に行なうことができる表示装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の複合表示装置によれば、何れも自発光表示を行う第1表示部と第2表示部との表示輝度は、エレクトロクロミック素子を用いて構成される調光板の透過率を変化させることで制御される。即ち、EL素子を用いて構成される第2表示部の輝度制御は困難であることに加えて、異なる構成の第1表示部も同時に表示を行う場合、それらの輝度を個別に制御するため全体の表示輝度を高品位に制御することは更に困難となる。そこで、全体の表示輝度を調光板の透過率を変化させることで制御すれば、各表示部の輝度を個別に制御する必要がなくなるので、高品位な輝度制御を容易に行うことができる。
【0012】
請求項2記載の複合表示装置によれば、第2表示部は、第1表示部における複数の表示領域の一部に合わせて配置される透明EL表示器で構成され、その第2表示部が無表示状態となる場合における第1表示部の表示輝度を、調光板の透過率を変化させることで制御する。尚、「透明EL表示器」とは、透明電極間にEL発光層を配置することで、そのEL発光層が無発光となって表示器が無表示状態となった場合に、当該表示器自体が実質的に透明になったように視認される構成のものを言う。
【0013】
即ち、第2表示部が無表示状態となる場合でも、透明EL表示器の透過率は100%にはならない。従って、第1表示部の表示輝度は、その第2表示部を介した表示領域と第2表示部を介さない表示領域とで異なり、それらの輝度を等しくするには、第1表示部における各表示領域の輝度を予め調整する必要がある。
【0014】
そのように調整を施した状態で全体の表示輝度を調光しようとすると、輝度バランスを維持することは極めて困難である。そこで、全体の表示輝度を調光板の透過率を変化させることで制御すれば、斯様に表示形態が複雑となる場合でも、高品位な輝度制御を容易に行うことができる。
【0015】
請求項3記載の複合表示装置によれば、第2表示部が表示状態となる場合の第2表示部と第1表示部との表示輝度を、調光板の透過率を変化させることで制御する。即ち、第1及び第2表示部の表示領域が重複している部分において、例えば、前記表示領域の第1表示部側が無表示または表示となり且つ第2表示部側の表示が行われる場合も、全体の表示輝度を調光しようとすることは極めて困難となる。従って、この場合も全体の表示輝度を調光板の透過率を変化させることで制御すれば、高品位な輝度制御を容易に行うことができる。
【0016】
請求項4記載の複合表示装置によれば、調光板は、第1及び第2表示部について行なわれる輝度調整と連動して透過率が制御されるので、より広い範囲で輝度調整を行なうことが可能となる。
【0017】
請求項5記載の複合表示装置によれば、EL表示部の表示輝度を、調光板の透過率を変化させることで制御するので、特に、低輝度側の制御範囲を広くとることが困難なEL表示器の輝度制御を容易に行うことが可能となる。
【0018】
請求項6記載の複合表示装置または請求項8記載の表示装置によれば、EL表示部を階調表示させた状態で調光板により調光するため、階調と調光の両立が可能になる。
【0019】
請求項7記載の複合表示装置または請求項9記載の表示装置によれば、調光板で調光制御を行うことにより、連続的な調光制御を制御ICの動作周波数を上げることなく実現できるため、車両搭載時のラジオノイズの発生を抑制することが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
以下、本発明を車両用のメータ表示器に適用した場合の第1実施例について図1乃至図7を参照して説明する。尚、メータ表示器と透明EL表示器とを組み合わせた上で輝度調整を行なった構成については特許文献1に開示されているものと同様であり、以下はその概略について説明する。
【0021】
図2はメータ表示器(第1表示部)1における表示面の前面の一部(この例ではタコメータの前面)に透明表示器として透明EL表示器(第2表示部)2を配置した状態を示す分解斜視図である。また、図3はその正面図である。ここで、メータ表示器1は、スピードメータ、タコメータ、燃料計、水温計、積算距離計等が組み合わされた、いわゆる車載用コンビネーションメータである。
【0022】
このコンビネーションメータにおいて、文字盤3の裏面には、水温計、タコメータ、スピードメータ、燃料計の各計器に対応して照明灯(図示せず)が設けられ、文字盤3の前面には、水温計4、タコメータ5、スピードメータ6、燃料計7の各指針8が設けられている。各指針8は、駆動部により、それぞれの表示を行うためのセンサ(何れも図示せず)からの信号に基づいて駆動される。
【0023】
また、水温計4、タコメータ5、スピードメータ6、燃料計7等は、文字盤3および指針8により夫々の表示を行う自発光メータを構成しており、照明灯を点灯、消灯させることで文字盤3および指針8を点灯、消灯させ、夫々の自発光メータを表示状態、非表示状態に切り替えるように構成されている。そして、タコメータ5とスピードメータ6との間には、例えばLEDを用いて自発光表示するように構成されるワーニングランプ20が配置されている。
【0024】
透明EL表示器2は、図4に示すように、ガラス基板11上に成膜形成されたEL素子部12〜16を内側にして、スペーサ17で所定の間隔を保って背面板18が固定され、空隙部19にシリコンオイル等が充填され機密封止されている。EL素子部は、ITO(酸化インジウム・錫)又はZnO(酸化亜鉛)等の透明導電膜より成る第1透明電極12、酸化窒化珪素、酸化タンタル等より成る第1絶縁層13、母体材料が硫化亜鉛等より成る発光層14、酸化窒化珪素、酸化タンタル等より成る第2絶縁層15、ITO又はZnO等の透明導電膜より成る第2透明電極16が順次積層形成されて構成されている。
【0025】
そして、第1透明電極12と第2透明電極16は夫々複数本存在し、それらが直交することで各交点にEL素子が形成され、マトリクス表示が可能となるように構成されている。
【0026】
尚、この透明EL表示器2は、一般の無機材料のEL素子を用いたものの他に、有機材料のEL素子を用いて構成することもできる。このように構成された透明EL表示器2は、メータ表示器1のタコメータ5部分(表示領域)の前面に配置されており、その駆動・制御等を行うための回路基板(図示せず)がメータ表示器1の後ろ側に配置されており、これらはフレキシブル配線(図示せず)を介して接続されている。
【0027】
図5(a)はエンジン始動から走行開始までの表示状態を表わしたもので、タコメータ(エンジン回転計)表示に重ねて、透明EL表示器2には「シートベルトを着用して下さい」のメッセージが発光して数回フラッシュ表示される。本実施例では、透明EL表示器2が表示するとタコメータ表示部の照明灯が消灯するよう、スイッチ、リレー等(図示していない)を介してそれらが連動するようになっている。従って、タコメータ表示を見えないようにして、上記したメッセージを効果的に運転者に伝えることができる。
【0028】
図5(b)は、通常走行時の表示状態を表したもので、透明EL表示器2には何も表示されず、その裏側にあるタコメータ5や水温計7等のメータ表示器1が透けて見えている。上記した表示の場合、最も頻度が高い通常走行時の表示(図5(b))において、透明EL表示器2を無表示状態としても、メータ表示器1のうち透明EL表示器2を配置した配置領域3Aは、非配置領域3Bよりも薄暗く見える。
【0029】
これは、透明EL表示器2が多数の膜から構成され、光の透過率が約80%程度になるために起こるもので、特に、液晶やEL等のフラットパネルディスプレイの透明電極として一般に用いられる透明導電膜(例えばITO、ZnO等)が半導体であり、可視域において光を吸収することによる。この実施形態の車載用複合表示装置では、メータ表示器1の照明灯を、図示しない輝度調整回路により各々独立に輝度調整できるようにしており、透明EL表示器2の表示領域の後方に位置する照明灯の発光輝度をそれ以外の照明灯より高く設定している。即ち、運転者が通常時の複合表示装置を見た時、透明EL表示器2が重なっている領域(タコメータ及び水温計等) 3Aと、透明EL表示器2が重なっていない領域(スピードメータ及び燃料計等) 3Bとが同じ明るさに見えるように各照明灯の発光輝度が調整されている。
【0030】
つまり、図6に示すように、透明EL表示器2を配置した配置領域3Aにおいてメータ表示器1の輝度を高くしているため、透明EL表示器2の透過率(約80%)が掛け合わされても、運転者から見た輝度は非配置領域3Bの輝度と等しくなっている。
そして、図1に示すように、本実施例では、上記特許文献1に開示された構成に対して調光板31を加えることで車両用複合表示装置32を構成している。
【0031】
調光板31の構成を図7に示す。調光板31はエレクトロクロミック物質を用いて構成されるもので、2枚のガラス基板33A,33B及び2つの透明電極34A,34Bの間に、エレクトロクロミック物質層(EC層)35と電解質層36とを挟み込んだ構成となっている。尚、透明電極34A,34Bは、例えばITO(Indium−Tin−Oxide)で構成されており、EC層35は、例えばWO(Wolfram−Oxide)3,MoO(Molybdenum−Oxide)3,TiO(Titanium−Oxide)2などの無機材料系のエレクトロクロミック物質よりなる。また、電解質層36はシール部材37によって封止されている。そして、透明電極34A,34B及びEC層35並びに電解質層36は、エレクトロクロミック素子(EC素子)41を構成している。
尚、エレクトロクロミック素子は、電解質として電解液を用いる以外に固体電解質を用いるものがあるが、透明であればどちらでも構成することができる。
【0032】
斯様に構成される調光板31の透明電極34A,34B間に電圧を印加して電流を流すと、EC層35に還元反応が生じ、透明電極34Aにおける電子の移動と電解質層36からのイオンの移動とが起こることでEC層35が発色する。例えば、WO3は酸化状態では無色であるが、還元されると青色に発色する。その発色度合いは印加電圧に応じて変化するので、調光板31の透過率は、例えば、最大70%(電圧が印加されず非発色の状態)から10%の範囲で変化する。
【0033】
再び、図1を参照する。以上のように構成される調光板31を、透明EL表示器2の前方に、メータ表示器1の表示領域全面を覆うように配置する。そして、調光板31の透明電極34Aは、自動車のヘッドライト等のON/OFFを切り替えるためのライトスイッチ38の可動接点38aに接続されている。また、輝度調整用のレオスタット(可変抵抗)39の一端は、分圧抵抗40を介して自動車のバッテリ電源VBに接続されており、レオスタット39の端端はグランドに接続されている。
【0034】
そして、抵抗40とレオスタット39との共通接続点はライトスイッチ38の固定接点38bに接続されており、スイッチ38のもう1つの固定接点38cは、透明電極34Bと共にグランドに接続されている。尚、レオスタット39の抵抗値は、自動車のフロントパネルに配置されている図示しないつまみをユーザが操作することで調整可能となっている。
【0035】
次に、本実施例の作用について説明する。例えば、自動車を昼間に走行させる場合、ライトスイッチ38はOFFにされるため、可動接点38aは固定接点38cに接続されている。従って、調光板31の透過率は70%に設定される。
【0036】
そして、自動車を夜間に走行させる場合にライトスイッチ38がONされると、調光板31には、分圧抵抗40とその時点で設定されているレオスタット39の抵抗値との分圧比に応じた電位が印加される。従って、調光板31のEC層35はその分圧電位に応じて発色し、調光板31の透過率はその発色度合いに応じて低下する。例えば、夜間時には透過率が20%程度となるようにする。更に、ユーザがレオスタット39の抵抗値を調整すれば、その抵抗値の変化に応じて変化することになる。
【0037】
即ち、透明EL表示器2が配置されている配置領域3Aにかかるメータ表示器1の表示領域の輝度を高く設定することで、透明EL表示器2が無表示状態となっている場合に、運転者から見た配置領域3Aと非配置領域3Bとの輝度が等しくなるように予め調整した上で、メータ表示器1全体の調光制御は、前記調整状態とは独立に調光板31の透過率を変化させて行なう。
【0038】
以上のように本実施例によれば、車両用複合表示装置32において、透明表示器2が無表示状態となる場合における当該透明表示器2及び調光板31を介したメータ表示器1の表示輝度を、調光板31の透過率を変化させることで制御するようにした。従って、メータ表示器1の全表示領域にわたる輝度バランスを維持した状態で階調制御を容易に行うことができ、高品位な表示制御が可能となる。
【0039】
(第2実施例)
図8は、本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第2実施例におけるメータ表示器(第1表示部)1Aは、第1実施例におけるメータ表示器1のワーニングランプ20が2個だけ配置され、ワーニングランプ20Aとして構成されている。
【0040】
また、透明EL表示器2に代わるEL表示器(第2表示部)43は、タコメータ5とスピードメータ6との間に配置されるように縦長の矩形状に形成されている。また、そのEL表示器43は、上半分側が、即ち、ワーニングランプ20Aの表示領域にかかる部分が透明EL表示器43Aとして構成されていると共に、残りの下半分側が通常のEL表示器43B(背面側に黒フィルム等を貼りコントラストを高めることで視認性を向上させている)として構成されている。そして、透明EL表示器43AとEL表示器43Bとの夫々において、異なる情報が表示されるようになっている。
【0041】
この場合、メータ表示器1Aにおいては、タコメータ5及びスピードメータ6の表示輝度は同一に調整されていると共に、その表示輝度と、透明EL表示器43Aが無表示の場合においてその表示器43Aを介して視認されるワーニングランプ20Aの表示輝度が同一となるように調整されている。その他の構成は、第1実施例と同様であり、以上が車両用複合表示装置44を構成している。
以上のように構成された第2実施例による場合も、第1実施例と同様の作用効果が得られる。
【0042】
(第3実施例)
図9は、本発明の第3実施例を示すものであり、第1又は第2実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第3実施例におけるメータ表示器1Bは、第2実施例におけるメータ表示器1Aからワーニングランプ20Aを取り除いたもので、実質的に第1実施例のメータ表示器1に等しいが、タコメータ5及びスピードメータ6の表示輝度は、メータ表示器1Aと同様に同一に調整されている。
【0043】
また、第2実施例のEL表示器43に代わる透明EL表示器(第2表示部)45は、EL表示器43と同様にタコメータ5とスピードメータ6との間に配置され、同様に縦長の矩形状に形成されているが、全体が透明EL表示器として構成されている。即ち、透明EL表示器45の表示領域はメータ表示器1Bの表示領域と重複することなく配置されており、その状態で、メータ表示器1Bの表示輝度と透明EL表示器45の表示輝度とが等しくなるように調整されている。その他の構成は第1実施例と同様であり、以上が車両用複合表示装置46を構成している。
【0044】
以上のように構成された第3実施例においては、メータ表示器1Bと透明EL表示器45との表示領域は重複しないが、両者は異なる発光原理によるデバイスであるから、表示輝度をバランスさせた上で、調光制御を行うために夫々の表示輝度を更に調整することはやはり困難である。従って、斯様な構成においても調光板31の透過率を変化させて調光制御を行えば、その制御を容易に行うことができる。
【0045】
(第4実施例)
図10は、本発明の第4実施例を示すものである。第4実施例では、複数のワーニングランプ47を左右方向に一列に配置してなるランプ表示器(第1表示部)48の前段に、横長矩形状の透明EL表示器(第2表示部)49が配置されている。そして、その透明EL表示器49の前段に、外形寸法が透明EL表示器49と同一の調光板50が配置されており、以上が車両用複合表示装置51を構成している。尚、図10(b)には、複合表示装置51の側面を示す。
【0046】
この場合、ランプ表示器48の表示領域と透明EL表示器49の表示領域とは重複しないように配置されている。そして、透明EL表示器49の表示輝度と、透明EL表示器49の透明部分を介したランプ表示器48の表示輝度とは同一となるように調整されている。そして、全体の調光制御は調光板50の透過率を変化させて行うようになっている。尚、透明EL表示器49については、デジタル表示スピードメータとして自動車の時速を表示した状態を示している。
以上のように構成された第4実施例による場合も、第3実施例と同様の作用効果が得られる。
【0047】
(第5実施例)
図11は、本発明の第5実施例を示すものであり、第4実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第5実施例では、透明EL表示器49Aはランプ表示器48の上に積層されており、両者の表示領域は重複しないように構成されている。そして、この場合も、ランプ表示器48の表示輝度と透明EL表示器49Aの表示輝度とは同一となるように調整されている。そして、全体の調光制御は調光板50の透過率を変化させて行うようになっており、調光板50の外形寸法は、ランプ表示器48と透明EL表示器49Aとを合わせた寸法に等しくなるように構成されている。以上が車両用複合表示装置52を構成している。
以上のように構成された第5実施例による場合も、第3実施例と同様の作用効果が得られる。
【0048】
(第6実施例)
図12は、本発明の第6実施例を示すものであり、第4実施例と異なる部分についてのみ説明する。第6実施例は、第4実施例の複合表示装置51よりランプ表示器48を取り除いて表示装置53を構成したものである。この場合、調光板50は、単に透明EL表示器49の輝度を制御するだけである。
【0049】
即ち、透明EL表示器49単体で輝度制御を行おうとすると、フリッカの発生などの問題により制御範囲が狭く限定されてしまうので、第6実施例のように調光板50により調光制御を行うようにすれば、輝度をより広範囲で制御することができる。
【0050】
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形または拡張が可能である。
例えば、第1実施例において、ライトスイッチ38を削除して、透明電極34Aまたは34Bを抵抗40とレオスタット39との共通接続点に直接接続しても良い。
また、逆にレオスタット39に代えて分圧抵抗を配置し、ライトスイッチ38がONした場合の透過率が常に一定となるようにしても良い。
更に、ライトスイッチ38及びレオスタット39に代えて、車両外部の明るさを検知するための照度センサを接続し、前記明るさに応じて調光板31の透過率を自動的に変化させるようにしても良い。
調光制御のみならず、階調制御に適用しても良い。
EL表示器は、セグメント型であっても良い。
【0051】
第3実施例において、透明EL表示器45に代えて通常のEL表示器を配置しても良い。
第4実施例において、ランプ表示器48の表示領域と重複する部分だけが透明であるEL表示器を用いても良い。
第6実施例において、透明EL表示器49を通常のEL表示器に置き換えても良い。
各実施例において、第1表示部及び第2表示部についても輝度制御を夫々行ない、調光板の透過率をその輝度制御に連動させて変化させても良い。斯様に構成すれば、輝度制御をより広範囲で行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を車両用の表示装置に適用した場合の第1実施例であり、(a)は複合表示装置の構成を示す分解斜視図、(b)はその側面図
【図2】メータ表示器における表示面の前面の一部に透明EL表示器を配置した状態を示す分解斜視図
【図3】図2の正面図
【図4】透明EL表示器の構成を示す断面図
【図5】(a)は表示装置においてエンジン始動から走行開始までの表示状態を表わした図、(b)は通常走行時の表示状態を表した図
【図6】メータ表示器の輝度設定状態を示す図
【図7】調光板の構成を示す断面図
【図8】本発明の第2実施例を示す図1(a)相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図1(a)相当図
【図10】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図11】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図12】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
1,1A,1Bはメータ表示器(第1表示部)、2は透明EL表示器(第2表示部)、31は調光板、32は車両用複合表示装置、41はエレクトロクロミック素子、43はEL表示器(第2表示部)、44は車両用複合表示装置、45は透明EL表示器(第2表示部)、46は車両用複合表示装置、48はランプ表示器(第1表示部)、49は透明EL表示器(第2表示部)、50は調光板、51,52は車両用複合表示装置、53は表示装置を示す。
Claims (9)
- 自発光表示を行う第1表示部と、
この第1表示部とは構成が異なり、EL素子を用いて自発光表示を行う第2表示部と、
前記第1及び第2表示部に対して、それらの表示を見るユーザ側から手前に配置され、エレクトロクロミック素子を用いて構成される調光板とを備え、
前記第1及び第2表示部の表示輝度を、前記調光板の透過率を変化させることで制御することを特徴とする複合表示装置。 - 前記第1表示部は、複数の表示領域を備え、
前記第2表示部は、前記第1表示部における複数の表示領域の一部に合わせて配置される透明EL表示器で構成されており、
前記第2表示部が無表示状態となる場合における前記第1表示部の表示輝度を、前記調光板の透過率を変化させることで制御することを特徴とする請求項1記載の複合表示装置。 - 前記第1表示部は、複数の表示領域を備え、
前記第2表示部は、前記第1表示部における複数の表示領域の一部に合わせて配置される透明EL表示器で構成されており、
前記第2表示部が表示状態となる場合における当該第2表示部と前記第1表示部との表示輝度を、前記調光板の透過率を変化させることで制御することを特徴とする請求項1乃至2記載の複合表示装置。 - 前記第1及び第2表示部も、夫々輝度調整が可能に構成されており、
前記調光板は、前記第1及び第2表示部について行なわれる輝度調整と連動して透過率が制御されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の複合表示装置。 - EL素子を用いて表示を行うEL表示部と、
前記EL表示部に対して、その表示を見るユーザ側から手前に配置され、エレクトロクロミック素子を用いて構成される調光板とを備え、
前記EL表示部の表示輝度を、前記調光板の透過率を変化させることで制御することを特徴とする表示装置。 - 前記EL表示部を、階調表示させるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の複合表示装置。
- 車両に使用されていることを特徴とする1乃至4又は6の何れかに記載の複合表示装置。
- 前記EL表示部を、階調表示させるように構成されていることを特徴とする請求項5記載の表示装置。
- 車両に使用されていることを特徴とする請求項5または8記載の表示装置。
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