JP2004271232A - ナビゲーション装置、プログラム - Google Patents

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祐次 野々山
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Abstract

【課題】TV放送等の映像信号から容易に地点特定情報を用いた処理を行うことができるナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】TV用制御部53では、通常、TV映像をそのまま表示部70に出力しているが、ユーザによりTV用入力部52から入力があった場合、その時点の映像をTV映像取込部53aに取込み、画像処理部53bにて住所、電話番号等の情報を抽出し、ナビゲーション部60のナビ用制御部63に出力する。TV部50からデータを受信したナビ用制御部63は、受信データについて検索部63aにて地図データベース63bを用いて地点検索を実施し、検索地点を表示部70に表示する。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号から地点特定情報を抽出して利用するナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ユーザがリモコン等を操作して、例えば、郵便番号・電話番号・住所等の地点特定情報を入力し、この地点特定情報を用いた処理を行うナビゲーション装置が知られている。この地点特定情報を用いた処理としては、例えば、地点特定情報または地点特定情報から特定した地点をメモリに記憶しておき、そのメモリに記憶された情報を各種の処理から利用可能とする記憶処理や、地点特定情報に基づいて地点を特定し、その地点を目的地として設定する目的地設定処理や、現在位置から目的地設定処理によって設定された目的地(地点)までの推奨経路を算出して現在位置付近の地図とともに推奨経路を表示装置に表示し、表示あるいは音声によって推奨経路を通るために必要な案内を行う経路案内処理や、地点特定情報に基づいて特定した地点に現在位置が近づいた際にその地点に関する情報を報知する地点案内処理などがあげられる。
【0003】
またこれとは別に、ナビゲーション装置に、TV放送を受信する機能を付加して、ナビゲーション画面とTV放送画面とを切り替えて表示可能なナビゲーション装置が知られている。また、TV放送に地図情報を多重して放送することで、受信側で特定した位置の地図を表示するナビゲーション装置も知られている(例えば特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−110231号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のナビゲーション装置では、この地点特定情報は、ユーザ自身がリモコンを操作して登録する必要があった。例えば、電話番号・郵便番号・住所などを入力するためのメニュー等を、リモコン等を操作してナビゲーション装置に表示させ、さらにリモコン等を操作して、これらの地点特定情報を入力する必要があった。
【0006】
そのため、例えば、TV放送を受信する機能を備えたナビゲーション装置においてユーザがテレビ放送を視聴中に登録したい地点特定情報がTV放送中で流れた場合、ユーザがその地点特定情報を利用した処理をナビゲーション装置に行わせようとすると、リモコン等を操作し、TV放送画面からナビゲーション画面に切り替え、地点特定情報をリモコン等から入力する必要があった。そのため、ユーザはTV放送で放送された地点特定情報を、いったんメモしたり、覚えておく必要がある。特にTV放送では、地点特定情報が例えばテロップのような形で、数秒間表示されることが多く、この間に地点特定情報をメモしたり、覚えたりすることは困難な場合があった。また、いちいち、ナビゲーション画面に切り替えてはメニュー操作を行って地点特定情報を入力する必要があり手間がかかった。
【0007】
そこで、本発明は、TV放送等の映像信号から容易に地点特定情報を用いた処理を行うことができるナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上述した問題点を解決するためになされた請求項1に記載のナビゲーション装置によれば、映像信号を取り込み、取り込んだ映像信号から画像認識によって地点特定情報を抽出する。そしてこの抽出した地点特定情報を用いた処理を行う。
【0009】
このように映像信号から自動的に地点特定情報が抽出され、抽出された地点特定情報を用いた処理がなされるので、ユーザは、地点特定情報をリモコン等から入力する必要がない。
映像信号は、ナビゲーション装置の外部から取り込んでもよいが、特に請求項2に示すようにナビゲーション装置を構成して、TV(テレビ)放送の映像信号から地点特定情報を抽出するとよい。このようにすれば、TV放送の映像中に地点特定情報が含まれる場合に、その地点特定情報を用いた処理を自動的にナビゲーション装置に実行させることができる。
【0010】
地点特定情報としては、例えば、請求項3に示すように、施設名、住所、郵便番号、電話番号を用いるとよい。例えば、請求項8に示すように、地点特定情報を用いた処理として、地点特定情報に基づき地点を特定する処理を行う場合には、例えばこうした地点特定情報と地点との対応関係を記憶したデータベースを用いて検索処理を行うことにより、容易に地点を特定することができる。
【0011】
地点特定情報は、取り込んだ映像信号から画像認識によって抽出するが、画像認識の対象としては、例えば取り込んだ1ないし複数の画面(例えばフレーム)上に含まれる地図やサービスマーク(例えばコマーシャル中に表示されるマーク)などを認識して地点特定情報として抽出することができる。また、特に、請求項4に示すように、文字情報を認識するとよい。例えば、取り込んだ映像信号である画面中の文字情報を認識する。例えば、TV放送では、地点特定情報がテロップのような形で表示されることが多い。例えばテロップを文字認識するとよい。例えば請求項3に記載のように、施設名、住所、郵便番号、電話番号の文字情報を認識して抽出する。なお、こうした文字認識の処理方法としては例えば公知のOCR等の処理方法を利用することができる。
【0012】
これらの地点特定情報は、地点特定情報利用手段における地点特定情報を用いた処理において利用する範囲で抽出するとよい。そこで、例えば、請求項5に示すように、地点特定情報として、予め設定された地点特定情報の範囲に含まれるもののみを抽出するとよい。例えば、認識した地点特定情報から予め設定された地点特定情報の範囲に含まれ地点特定情報のみを抽出する。例えば、地点特定情報を用いた処理において、特定の地域の情報のみ利用したい場合には、その地域の地点特定情報のみ抽出する。例えば、電話番号が所定の局番から始まる地点特定情報のみを抽出するようにする。
【0013】
なお、地点特定情報抽出手段は、地点特定情報を映像信号から自動的に随時抽出するようにしてもよいし、ユーザからの指示があった場合に抽出するようにしてもよい。例えば、請求項6に示すように、映像信号を入力して表示し、ユーザによる取込要求が入力された際に、映像信号を取り込むようにする。例えば、ユーザが登録スイッチ等を押した場合に、表示中の映像信号を取り込むようにする。このようにすれば、表示された映像をユーザが見ているときに、地点特定情報を利用した処理を行わせたい地点特定情報が表示された場合、その地点特定情報を利用した処理を容易にナビゲーション装置に実行させることができる。このようにすれば、表示されている映像を見て、地点特定情報をメモしたり、覚えたりする必要がなくなる。また、いちいち、地点特定情報を入力する必要もなく、手軽で手間がかからない。
【0014】
地点情報利用手段における、地点特定情報を用いた処理としては、様々な処理を行うことができる。例えば請求項7に示すように、地点特定情報抽出手段によって抽出された地点特定情報を記憶する処理を行うようにしたり、地点特定情報に基づき特定した地点を記憶するようにしたり、請求項8に示すように、地点特定情報に基づき地点を特定し、その地点を目的地として経路案内処理を行うようにしたりするとよい。また、例えば請求項7の構成によって記憶した地点特定情報に基づき経路案内処理を行うようにしてもよい。
【0015】
なお、請求項9に示すように、請求項1〜8のいずれかに記載のナビゲーション装置における各手段をコンピュータシステムにて実現する場合、例えば、コンピュータシステムで起動(実行)するプログラムとして備えることができる。このようなプログラムの場合、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシステムにロードして起動することにより用いることができ、また、ネットワークを介してロードして起動することにより用いることもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうることは言うまでもない。
【0017】
図1は実施例のナビゲーション装置1の構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置1は、車両の現在位置を検出する位置検出器21と、ユーザからの各種指示を入力するための操作スイッチ群22と、操作スイッチ群22と同様に各種指示を入力可能なリモートコントロール端末(以下、リモコンと称す。)23aと、リモコン23aからの信号を入力するリモコンセンサ23bと、外部情報入出力装置24と、地図データや各種の情報を記録した外部記憶媒体から地図データ等を入力する地図データ入力器25と、地図表示画面やTV画面等の各種表示を行うための表示装置26と、各種のガイド音声等を出力するための音声出力装置27と、各種のデータを記憶するための外部メモリ28と、ETC路上機から受信した料金情報などを取り込むETC車載機29と、TV放送を受信し映像信号を出力するTV受信機30と、上述した位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコン23a,外部情報入出力装置24,地図データ入力器25,外部メモリ28、ETC車載機29、TV受信機30からの入力に応じて各種処理を実行し、位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコンセンサ23b,外部情報入出力装置24,地図データ入力器25,表示装置26,音声出力装置27,外部メモリ28、ETC車載機29、TV受信機30を制御する制御回路32とを備えている。
【0018】
位置検出器21は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの送信電波をGPSアンテナを介して受信し、車両の位置,方位,速度等を検出するGPS受信機21aと、車両に加えられる回転運動の大きさを検出するジャイロスコープ21bと、車両の前後方向の加速度等から走行した距離を検出するための距離センサ21cと、地磁気から進行方位を検出するための地磁気センサ21dとを備えている。そして、これら各センサ等21a〜21dは、各々が性質の異なる誤差を有しているため、互いに補完しながら使用するように構成されている。なお、精度によっては、上述したうちの一部のセンサで構成してもよく、またステアリングの回転センサや各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。
【0019】
操作スイッチ群22としては、表示装置26と一体に構成され、表示画面上に設置されるタッチパネル及び表示装置26の周囲に設けられたメカニカルなキースイッチ等が用いられる。なおタッチパネルと表示装置26とは積層一体化されており、タッチパネルには、感圧方式,電磁誘導方式,静電容量方式,あるいはこれらを組み合わせた方式など各種の方式があるが、そのいずれを用いてもよい。
【0020】
外部情報入出力装置24は、図示しないラジオアンテナを介してFM放送信号を受信したり、道路近傍に配置されたVICS(Vehicle Information and Communication System:道路交通情報システム)サービス用の固定局から、電波ビーコン信号及び光ビーコン信号を受信する。この受信した情報は制御回路32へ送られて処理される。また、図示しない携帯電話と接続され、情報センターから情報を取得したり、インターネットに接続しインターネット上のサーバから情報を取得する機能を備える。
【0021】
地図データ入力器25は、位置特定の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図データ、マークデータを含む各種データを入力するための装置である。これらのデータの記録媒体としては、そのデータ量からCD−ROMやDVDを用いるのが一般的であるが、ハードディスクなどの磁気記憶装置やメモリカード等の他の媒体を用いても良い。
【0022】
地図データ中の道路データは、交差点等の複数のノード間をリンクにより接続して地図を構成したものであって、それぞれのリンクに対し、リンクを特定する固有番号(リンクID)、リンクの長さを示すリンク長、リンクの始端と終端とのx,y座標、リンクの道路幅、および道路種別(有料道路等の道路情報を示すもの)、道路を特定するための道路ID(例えば国道○号線のような道路を特定する情報)のデータからなるリンク情報を備える。また地図データ中には、地名情報(住所・電話番号)、交通情報、施設情報が地点情報であるその座標(x,y座標)とともに記憶されている。
【0023】
表示装置26は、カラー表示装置であり、液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ,CRTなどがあるが、そのいずれを用いてもよい。表示装置26の表示画面には、位置検出器21にて検出した車両の現在位置と地図データ入力器25より入力された地図データとから特定した現在地を示すマーク、目的地までの誘導経路、名称、目印、各種施設のマーク等の付加データとを重ねて表示したり、施設のガイド等を表示する。これらの表示をナビゲーション表示と称する。
【0024】
また、表示装置26は、制御回路32のメモリに取り込まれたTV受信機30によって受信されたTV映像を表示する。この表示をTV表示と称する。なお、ナビゲーション表示とTV表示とは、操作スイッチ群22またはリモコン23aからの信号に基づいて制御回路32が切り替えを行う。
【0025】
音声出力装置27は、地図データ入力器25より入力した施設のガイドや各種案内の音声や、外部情報入出力装置24を介して取得した情報の読み上げ音声を出力することができる。この出力をナビゲーション出力と称する。また、音声出力装置27は、制御回路32に取り込まれたTV受信機30によって受信されたTV音声を出力する。この出力をTV音声出力と称する。なお、ナビゲーション出力とTV音声出力とは、操作スイッチ群22またはリモコン23aからの信号に基づいて制御回路32が切り替えを行う。
【0026】
制御回路32は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて、位置検出器21からの各検出信号に基づき座標及び進行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データ入力器25を介して読み込んだ現在位置付近の地図等と車両の現在位置を示すマークとを重ねて表示装置26に表示する地図表示処理や、地図データ入力器25に格納された地点データに基づき、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作に従って目的地となる施設を選択し、現在位置から目的地までの推奨経路を自動的に求める経路計算を行って、その推奨経路に基づいて経路案内情報を地図データ入力器25から読み込み、経路案内情報を表示装置26に表示したり、音声出力装置27から出力したりする経路案内処理を行う。なお、このように自動的に推奨経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。
【0027】
また、制御回路32は、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作に従ってTV受信機30で受信するチャンネルや音量などを制御する処理や、TV受信機30から出力された映像信号をメモリに取り込み、チャンネル情報や音量情報など各種の情報をメモリ内で重ね合わせて、表示装置26へ転送することによって表示装置26に表示させる処理なども行う。
【0028】
図2は、制御回路32によって実行されるTV放送から地点情報を得て利用する処理の流れを示すフローチャートである。
TV放送を受信して(図2のS110)、表示装置26へTV放送を表示する処理(S130)を行っている間に、映像の取り込み要求(映像取込要求)が操作スイッチ群22またはリモコン23aから入力されたか否かを判定する(S120)。映像取込要求がある場合には(S120:YES)、TV受信機30から出力された映像信号を1画面分(1フレーム分)、制御回路32のメモリへ取り込む(S140)。そして、取り込んだ画面情報からデータを文字認識によって抽出し(S150)、抽出したデータに住所あるいは電話番号データがあるか否かを判定する(S160)。この判定は、例えば、所定の文字パターンを含むか否かによって行う。例えば電話番号であれば「(03)0000−0000」のような所定の文字パターンを持ち、住所であれば、例えば「県」「区」「市」のような所定の文字パターンを持つので、こうした文字パターンを含むか否かによって判定できる。抽出したデータに住所あるいは電話番号データがない場合には(S160:NO)、エラー表示して(S170)、S110へ戻る。一方、抽出したデータに住所あるいは電話番号データがある場合には(S160:YES)、抽出したデータに住所データと地図データの両方があるか否かを判定する(S170)。両方がある場合には(S180:YES)、S190へ移行し、一方のみの場合には(S180:NO)、S210へ移行する。
【0029】
S190では、地図データ入力器25から、電話番号をキーとして地点情報である座標を検索する。そして検索が完了したか否かを判定する(S200)。すなわち対応する電話番号及びその電話番号に対応する地点情報である座標が、地図データ入力器25の媒体から得られたか否かを判定し(S200)、得られた場合には(S200:YES)、S270へ移行する。一方、対応する電話番号またはその電話番号に対応する地点情報である座標が、地図データ入力器25の媒体から得られなかった場合には(S200:NO)、S220へ移行する。
【0030】
一方、S210では、抽出したデータのうち電話番号を利用するか否かをユーザに尋ねる表示を表示装置26に行い、操作スイッチ群22またはリモコン23aから、電話番号を利用する旨の指示が入力された場合には(S210:YES)、S240へ移行する。一方、操作スイッチ群22またはリモコン23aから、住所を利用する旨の指示が入力された場合には(S210:NO)、S220へ移行する。
【0031】
S220では、地図データ入力器25から、住所をキーとして地点情報である座標を検索する。そして検索が完了したか否かを判定する(S230)。すなわち対応する電話番号及びその電話番号に対応する地点情報である座標が、地図データ入力器25の媒体から得られたか否かを判定し(S230)、得られた場合には(S230:YES)、S270へ移行する。一方、対応する住所またはその住所に対応する地点情報である座標が、地図データ入力器25の媒体から得られなかった場合には(S230:NO)、S260へ移行して、エラー表示を行い、S110へ戻る。
【0032】
S240では、地図データ入力器25から、電話番号をキーとして地点情報である座標を検索する。そして検索が完了したか否かを判定する(S250)。すなわち対応する電話番号及びその電話番号に対応する地点情報である座標が、地図データ入力器25の媒体から得られたか否かを判定し(S250)、得られた場合には(S250:YES)、S270へ移行する。一方、対応する電話番号またはその電話番号に対応する地点情報である座標が、地図データ入力器25の媒体から得られなかった場合には(S250:NO)、S260へ移行して、エラー表示を行い、S110へ戻る。
【0033】
そして、S270では、これまでの処理で得られた座標の周辺の地図データを地図データ入力器25から入力して地図を描画し、表示装置26に表示させる。
そして続くS280で、この地点(座標)をメモリ地点として登録するか、目的地として登録するかをユーザに尋ねる表示を表示装置26に行う。
【0034】
操作スイッチ群22またはリモコン23aから、メモリ地点として登録する旨が入力された場合には(S280:メモリ地点)、S290へ移行して、外部メモリ28へこの座標をメモリ地点として登録する。このように外部メモリ28へ登録しておいたメモリ地点は、必要に応じてリモコン23a等を操作して経路案内の目的地として設定することが可能である。
【0035】
一方、操作スイッチ群22またはリモコン23aから、目的地として登録する旨が入力された場合には(S280:目的地)、S300へ移行して、目的地として登録する。そして、この目的地への経路を計算し(S310)、経路案内処理を開始する。
【0036】
このようにして、ユーザは、TV放送の視聴中に映像取込要求を操作スイッチ群22またはリモコン23aから入力するだけで、TV映像中で見かけた住所や電話番号から特定される地点(座標)をメモリ地点として登録したり、目的地として登録して経路案内を行わせることができる。
[別実施例]
ナビゲーション装置の構成は上述した構成に限らず様々な構成を採ることができる。例えば、図3に示すような、TV部50と、ナビゲーション部60と、表示部70とを備える構成とすることができる。TV部50は、TVアンテナ54で受けたTV放送を受信するTV受信機51と、TV用リモコンやスイッチなどのTV用入力部52と、TV受信機51から出力されるTV映像信号を画像として取り込むTV映像取込部53a及びTV映像取込部53aに取り込んだ画像を処理する画像処理部53bを備えTV受信機51及びTV用入力部52の制御を行うTV用制御部53を備える。また、ナビゲーション部60は、記憶部61と、ナビ用入力部62と、ナビ用制御部63を備え、ナビ用制御部63は、検索部63aと、地図データベース63bを備える。
【0037】
TVアンテナ54を経由しTV電波を受信し、TV受信機51にて映像信号を得てTV用制御部53へ送る。TV用制御部53では、通常、TV映像をそのまま表示部70に出力しているが、ユーザによりTV用入力部52から入力があった場合、その時点の映像をTV映像取込部53aに取込み、画像処理部53bにて住所、電話番号等の情報を抽出し、ナビゲーション部60のナビ用制御部63に出力する。TV部50からデータを受信したナビ用制御部63は、受信データについて検索部63aにて地図データベース63bを用いて地点検索を実施し、検索地点を表示部70に表示する。ここでユーザによりナビ用入力部62から入力があった場合、入力に従い目的地、メモリ地点等に登録する。目的地として設定された場合は目的地までの経路を計算し、その地点まで案内する。メモリ地点に登録した場合は単に記憶部61に記憶するのみとする。いずれの場合も、地点の施設名、住所、電話番号等が記憶可能である。メモリ地点に登録した情報は、目的地として設定することも可能である。
【0038】
また上記実施例ではTV放送中にユーザが操作することを前提としているが、TV放送をハードディスク等の記憶媒体に録画しつつ操作可能に構成してもよいし、録画後別途操作できるようにしてもよい。
またTV映像取込部53a、及び画像処理部53bにて、常に放送を監視しておき、自動的にメモリ地点等に記憶するようにしてもよい。その際、記憶したい地域を予め設定しておき、抽出された住所、電話番号等から取捨するようにしてもよい。
【0039】
またTV部50にて情報を抽出する例を示したが、ナビゲーション部60で抽出するようにしてもよい。
上記実施例では住所、電話番号での実施例を挙げたが、地点を特定できる情報であれば、どのような情報でも利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】TV放送から地点情報を得て利用する処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】別実施例のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…ナビゲーション装置 21…位置検出器
21a…GPS受信機 21b…ジャイロスコープ
21c…距離センサ 21d…地磁気センサ
22…操作スイッチ群 23a…リモコン
23b…リモコンセンサ 24…外部情報入出力装置
25…地図データ入力器 26…表示装置
27…音声出力装置 28…外部メモリ
29…ETC車載機 30…TV受信機
32…制御回路 50…TV部
51…TV受信機 52…TV用入力部
53…TV用制御部 53a…TV映像取込部
53b…画像処理部 54…TVアンテナ
60…ナビゲーション部 61…記憶部
62…ナビ用入力部 63…ナビ用制御部
63a…検索部 63b…地図データベース
70…表示部

Claims (9)

  1. 映像信号を取り込む映像信号取込手段と、
    前記映像信号取込手段によって取り込まれた映像信号から画像認識によって地点特定情報を抽出する地点特定情報抽出手段と、
    前記地点特定情報抽出手段によって抽出された地点特定情報を用いた処理を行う地点特定情報利用手段と
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
    TV放送を受信し、受信したTV放送の映像信号を出力するTV映像信号出力手段を備え、
    前記映像信号取込手段は、前記TV映像信号出力手段によって出力されたTV放送の映像信号を取り込むこと
    を特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項1または2に記載のナビゲーション装置において、
    前記地点特定情報抽出手段は、前記映像信号から施設名、住所、郵便番号、電話番号のいずれかを前記地点特定情報として抽出すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のナビゲーション装置において、
    前記地点情報抽出手段における前記画像認識は、前記映像信号取込手段によって取り込まれた映像信号から文字情報を認識するものであること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のナビゲーション装置において、
    前記地点特定情報抽出手段は、前記地点特定情報として、予め設定された地点特定情報の範囲に含まれるもののみを抽出すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のナビゲーション装置において、
    前記映像信号を入力して表示する表示手段と、
    ユーザによる取込要求を入力する取込要求入力手段を備え、
    前記映像信号取込手段は、前記取込要求入力手段によって取込要求が入力された際に、前記映像信号を取り込むこと
    を特徴とするナビゲーション装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のナビゲーション装置において、
    前記地点情報利用手段は、前記地点特定情報を用いた処理として、前記地点特定情報抽出手段によって抽出された地点特定情報、または、前記地点特定情報に基づき特定した地点の少なくともいずれか一方を記憶する処理を行うこと
    を特徴とするナビゲーション装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のナビゲーション装置において、
    前記地点情報利用手段は、前記地点特定情報を用いた処理として、前記地点特定情報に基づき地点を特定し、その地点を目的地として経路案内処理を行うこと
    を特徴とするナビゲーション装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のナビゲーション装置としての機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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