JP2004268956A - 段ボール板製の包装箱 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2組の対向側板2,2、3,3と、この2組の対向側板2,2、3,3の下端に連設された底板形成用のフラップと、前記2組の対向側板2,2、3,3の内、短辺側の対向側板2,2の上端に連設された上蓋形成用の板部6a,6bと、長辺側の組の対向側板3,3の上端に連設され前記板部6a,6bと側端部において繋がる上蓋形成用の板部7a,7bとから構成され、短辺側の対向側板2,2の上端に連設された上蓋形成用の板部6a,6bには短辺側の対向側板2,2の上端との連設線の端部から八の字状の折り目9,9が形成され、前記一方の板部7aには差し込み片10が形成され、他方の板部7bには前記差し込み片10を差し込ませるための差し込み孔11が形成されている。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は文書保存箱などに好適に使用される段ボール板製の包装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から文書保存箱として使用される段ボール板製の包装箱としては例えば非特許文献1に開示されているように、2組の対向側板と、この2組の対向側板の内、一方の対向側板の下端に連設された底板形成用のフラップと、2組の対向側板の内、他方の対向側板の下端に連設され前記底板形成用のフラップの下側に重なって底板を形成する底板形成用のフラップと、前記2組の対向側板の内、一方の対向側板の上端に連設された上蓋形成用のフラップと、2組の対向側板の内、他方の対向側板の一方の側板の上端に連設され前記上蓋形成用のフラップの上側に重なって上蓋を形成する上蓋形成用のフラップとから構成されたものが知られている。
【0003】
さらに詳しくは、前記一方の対向側板の下端に連設された2枚の底板形成用のフラップは包装箱の下端の両端部を覆い、他方の対向側板の下端に連設された2枚の底板形成用のフラップは前記一方の対向側板の下端に連設された底板形成用のフラップの下側に重なり端面が互いに突き合わせ状態で包装箱の下端全面を覆い、この底板形成用のフラップの端面突き合わせ部を粘着テープで封緘するようになっている。また、前記一方の対向側板の上端に連設された上蓋形成用のフラップは包装箱の上端の両端部を覆い、前記他方の対向側板の一方の側板の上端に連設された上蓋形成用のフラップは包装箱の上端全面を覆う大きさを有し、この上蓋形成用のフラップの先端に他方の対向側板の他方の側板の上端内面に差し込まれる差し込み片が連設されている。
【0004】
上記構成の包装箱は展開状態において、他方の対向側板の一方の側板の上端に連設された上蓋形成用のフラップが大きく突出し、その分使用する段ボール板の使用量が増えるという問題があった。また、前記他方の対向側板の一方の側板の上端に連設された上蓋形成用のフラップを閉じるとき、前記一方の対向側板の上端に連設された上蓋形成用のフラップを両手で閉じ、その後他方の対向側板の一方の側板の上端に連設された上蓋形成用のフラップを閉じており、閉蓋作業に手間がかかるという問題があった。
【0005】
【非特許文献1】
JIS Z 1507−1989 P.3 コード番号0212
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような課題を解決するもので、段ボール板の使用量を抑えるとともに、閉蓋作業を容易に行なうことができ、文書保存箱などに好適に使用される包装箱を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、2組の対向側板と、この2組の対向側板の下端に連設された底板形成用のフラップと、前記2組の対向側板の内、1組の対向側板の上端に連設された上蓋形成用の板部と、他の組の対向側板の上端に連設され前記1組の対向側板の上端に連設された板部と側端部において繋がる上蓋形成用の板部とから構成され、1組の対向側板の上端に連設された上蓋形成用の板部には1組の対向側板の上端との連設線の端部から八の字状の折り目が形成され、前記他の組の対向側板の上端に連設された上蓋形成用の板部の先端部同士が互いに重なり、先端部が内側に位置する一方の板部には差し込み片が形成され、先端部が外側に位置する他方の板部には前記差し込み片を差し込ませるための差し込み孔が形成されていることを要旨とするものである。
【0008】
この構成により、側板の上端に連設された全ての上蓋形成用の板部は側端部において互いに繋がっており、閉蓋作業時において最終的に差し込み片を差し込み孔に差し込むまでの作業を容易に行なうことができる。また、この包装箱は展開状態において部分的に大きな突出部分がなく、製造時において段ボール板の使用量を抑え、コストダウンを図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図7において、1は2組の対向側板2,2、3,3と、この2組の対向側板2,2、3,3の内、短辺側の対向側板2,2の下端に連設された底板形成用のフラップ4a,4bと、2組の対向側板2,2、3,3の内、長辺側の対向側板3,3の下端に連設され前記底板形成用のフラップ4a,4bと組み合わされて底板を形成する底板形成用のフラップ5a,5bと、前記2組の対向側板2,2、3,3の内、短辺側の対向側板2,2の上端に連設された上蓋形成用の板部6a,6bと、2組の対向側板2,2、3,3の内、長辺側の対向側板3,3の上端に連設され前記短辺側の対向側板2,2の上端に連設された板部6a,6bと側端部において繋がる上蓋形成用の板部7a,7bとから構成された段ボール板製の包装箱である。
【0010】
さらに詳しくは、前記底板形成用のフラップ4a,4bおよび5a,5bについて説明すると、包装箱1の底を閉じるときは先ず、長辺側の対向側板3,3の内、一方の側板3の下端に連設された底板形成用のフラップ5aを先に閉じ、次にこの底板形成用のフラップ5aの下面に重なるように短辺側の対向側板2,2の下端に連設された底板形成用のフラップ4a,4bを閉じ、包装箱1の底部中央部においてフラップ5aとフラップ4a,4bとにより差し込み孔8を形成し、最終的に長辺側の対向側板3,3の内、他方の側板3の下端に連設された底板形成用のフラップ5bを閉じて、このフラップ5bの先端差し込み片5b’を前記差し込み孔8に差し込むことによって底板が形成されるようになっている。
【0011】
また、前記上蓋形成用の板部6a,6bおよび板部7a,7bについて説明すると、これら板部6a,6bおよび板部7a,7bは前述のように側端部において繋がり、板部6a,6bには短辺側の対向側板2,2の上端との連設線の端部から八の字状の折り目9,9が形成され、前記板部7a,7bの内、一方の板部7aには差し込み片10が形成され、他方の板部7bには前記差し込み片10を差し込ませるための差し込み孔11が形成されている。なお、上蓋形成用の板部6a,6bおよび板部7a,7bが閉じて上蓋を形成する際、八の字状の折り目9,9で折られた板部6a,6bの上から板部7a,7bが重なるのであるが、板部7aの先端部と板部7bの先端部も互いに重なり、かかる状態で差し込み片10が差し込み孔11に差し込まれる。なお、板部7aの先端部と板部7bの先端部が重なった状態において先端部が内側に位置する一方の板部7aの差し込み片10は先端部が外側に位置する他方の板部7bの先端部に形成された切り込み部12に嵌り込み、かかる状態で差し込み片10が差し込み孔11に差し込まれる。ところで、図面に示す実施の形態では差し込み片10には差し込み孔11に対する挿脱を容易に行なえるようにするために2本の折り目13が形成され、差し込み孔11に対する差し込み片10の引き抜きを容易に行なえるようにするために差し込み片10には指掛け用の切り込み部14が形成されている。
【0012】
上記構成において、包装箱1内に対し文書などの被収納物を出し入れするときは図4に示すように上蓋が開かれた状態で被収納物の出し入れを行ない、その後上蓋を閉じる。この閉蓋作業は先端部が内側に位置する一方の板部7aを差し込み片10を摘んで閉じることにより、板部6a,6bおよび板部7a,7bが前述のように側端部において互いに繋がっていることにより板部6a,6bが八の字状の折り目9,9で折り畳まれるとともに他方の板部7bも連動して閉じられ、最終的に差し込み片10を差し込み孔11に差し込むことにより容易に行なうことができる。
【0013】
ところで、本実施の形態の包装箱1は文書保存箱などとして好適に使用されるものであるが、他の被収納物を収納するようにしても良い。
また、本実施の形態の包装箱1は平面形状において長方形であるが、平面形状において正方形の包装箱も実施可能である。
【0014】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、側板の上端に連設された全ての上蓋形成用の板部は側端部において互いに繋がっており、閉蓋作業時において最終的に差し込み片を差し込み孔に差し込むまでの作業を容易に行なうことができる。また、この包装箱は展開状態において部分的に大きな突出部分がなく、製造時において段ボール板の使用量を抑え、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における包装箱の展開図である。
【図2】同包装箱の底板を形成する途中の状態を示す下方からの斜視図である。
【図3】同包装箱の底板を形成した状態を示す下方からの斜視図である。
【図4】同包装箱の上蓋が開かれた状態を示す上方からの斜視図である。
【図5】同包装箱の上蓋が閉じられる直前の状態を示す上方からの斜視図である。
【図6】同包装箱の上蓋が閉じられた状態を示す上方からの斜視図である。
【図7】同包装箱の上蓋が閉じられた状態を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 包装箱
2,3 側板
4a,4b 底板形成用のフラップ
5a,5b 底板形成用のフラップ
5b’ 先端差し込み片
6a,6b 上蓋形成用の板部
7a,7b 上蓋形成用の板部
8 差し込み孔
9 折り目
10 差し込み片
11 差し込み孔
12 切り込み部
13 折り目
14 指掛け用の切り込み部
Claims (1)
- 2組の対向側板と、この2組の対向側板の下端に連設された底板形成用のフラップと、前記2組の対向側板の内、1組の対向側板の上端に連設された上蓋形成用の板部と、他の組の対向側板の上端に連設され前記1組の対向側板の上端に連設された板部と側端部において繋がる上蓋形成用の板部とから構成され、1組の対向側板の上端に連設された上蓋形成用の板部には1組の対向側板の上端との連設線の端部から八の字状の折り目が形成され、前記他の組の対向側板の上端に連設された上蓋形成用の板部の先端部同士が互いに重なり、先端部が内側に位置する一方の板部には差し込み片が形成され、先端部が外側に位置する他方の板部には前記差し込み片を差し込ませるための差し込み孔が形成されていることを特徴とする段ボール板製の包装箱。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003060720A JP2004268956A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 段ボール板製の包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003060720A JP2004268956A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 段ボール板製の包装箱 |
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-
2003
- 2003-03-07 JP JP2003060720A patent/JP2004268956A/ja active Pending
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