JP2004266638A - プロジェクタ及び光学装置 - Google Patents

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Tetsuro Yamazaki
哲朗 山▲崎▼
Takashi Takeda
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Abstract

【課題】不要な光が所定方向へ投写されずに高コントラストで色バランスの良好な投写像を得ることができるプロジェクタ等を提供すること。
【解決手段】ティルトミラーデバイスを有するプロジェクタにおいて、駆動制御部120は、映像信号にエラー信号Serrが生じているか否かを判定する判定部130と、判定部130の判定結果に基づいてエラー信号Serrが生じている時に点灯すべき第1色光用光源部101RB又は第2色光用光源部101Gを消灯状態にする光源駆動部140とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタ及び光学装置に関し、詳細にはティルトミラーデバイスを用いるプロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタは、コンピュータ等の画像供給装置から供給された映像信号に応じて画像を表す光(投写光)を投写することにより、画像を表示する画像表示装置である。プロジェクタの光源部として白色光源の代わりに、発光ダイオード(以下、「LED」という)又は半導体レーザ(以下、「LD」という)のような固体発光素子を用いることができる(例えば、特許文献1参照)。この場合、映像の1フレーム間で、R光、G光、B光用の発光素子を順次点灯させて空間光変調装置を照明する。これにより、スクリーン上にフルカラー像を投写している。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−42431号公報
【0004】
また、プロジェクタに使用される空間光変調装置の例としてティルトミラーデバイスがある。ティルトミラーデバイスは、高速応答化が容易であること、単板化により小型化が容易であること、経年劣化が少ないこと等の多くの利点を有している。このため、ティルトミラーデバイスは近年、数多く使用されている。ティルトミラーデバイスは複数の可動ミラー素子を有する。可動ミラー素子は、光源部からの光を投写する第1の反射位置(ON)と、廃棄する第2の反射位置(OFF)とを択一的に選択できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、光源部とティルトミラーデバイスとを含めた光学系において、有効に扱える光束が存在する空間的な広がりを面積と立体角の積(エテンデュー、Geometrical Extent)として表すことができる。この面積と立体角の積は、光学系において保存される。従って、光源部を一箇所に集中させると空間的な広がりが大きくなり、ティルトミラーデバイスで取り込むことができる角度が小さくなる。このため、光源部からの光束を有効に用いることが困難である。従って、固体発光素子からなる光源部をティルトミラーデバイスの投写方向に対して略対称的な2箇所の位置に設けることが考えられる。
【0006】
固体発光素子を上述の2箇所に配置する場合、光源部は、赤色光(以下、「R光」という。)又は青色光(以下、「B光」という。)を供給する第1色光用光源部と、緑色光(以下、「G光」という。)を供給する第2色光用光源部とから構成することができる。この構成の場合、可動ミラー素子が第1の反射位置のとき、第1色光用光源部からのR光、B光は投写する方向(ON)に反射され、第2色光用光源部からのG光は廃棄する方向(OFF)に反射される。また、可動ミラー素子が第2の反射位置のとき、第1色光用光源部からのR光、B光は廃棄する方向(OFF)に反射され、第2色光用光源部からのG光は投写する方向(ON)に反射される。このように、各光源部により、可動ミラー素子が投写(ON)するための位置状態と廃棄(OFF)するための位置状態とは反対である。
【0007】
第1色光用光源部101RBと第2色光用光源部101Gとは、順次点灯を繰り返す。例えば、光源部として、R光用の発光ダイオード(以下、「LED」という。)、G光用のLED、B光用のLEDを使用することができる。このとき、プロジェクタから画像を投射しようとすると、常に各色のLEDが順番に点灯、消灯を繰り返す。そして、ティルトミラーデバイスは映像信号に応じて入射光を変調して、スクリーン側に反射させる。
【0008】
ここで、ティルトミラーデバイスを用いるプロジェクタでは、映像信号に同期エラーが発生した場合、又は順次点灯する各色光の境界部分の処理の場合に、可動ミラー素子をOFF側の位置状態にして、不要な色の光がスクリーンに投写されないように制御する。しかしながら、上述したように、各光源部により、投写(ON)するための位置状態と廃棄(OFF)するための位置状態とは反対である。このため、全ての可動反射ミラーを一定の位置状態にしておくのみでは、所望しない光が投写されてしまう場合がある。この場合、投写像のコントラストの低下、又は色バランスの劣化等を生じてしまうので問題である。
【0009】
また、可動ミラー素子が、第1の反射位置の状態と第2の反射位置の状態とを択一的に動くときや明るさの階調を表現する際に、微小ではあるが所定の時間第1、第2以外の反射位置を取る場合がある。そして、この場合にも各色のLEDはそれぞれ順番に点灯している。このため、可動反射ミラーが移動中に反射した光は、投写像のコントラストの低下、又は色バランスの劣化を生じてしまう。
【0010】
さらに、投写される色光に関係なく各色用光源部は常にティルトミラーデバイスに各色光を照射している。そして、ティルトミラーデバイスはそれら各色光のうち投写像を形成するために必要な光をスクリーンへ反射し、不要な光を廃棄する。このため、廃棄される光を供給するために余分な電力を消費してしまっている。
【0011】
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、不要な光が所定方向へ投写されずに高コントラストで色バランスの良好な投写像を得ることができるプロジェクタ及び光学装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1の波長領域の第1色光を供給する第1色光用光源部と、前記第1の波長領域と異なる第2の波長領域の第2色光を供給する第2色光用光源部と、前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部とからの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、前記変調された光を投写する投写レンズと、前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部と前記空間光変調装置とを制御する駆動制御部とを有し、前記空間光変調装置は、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な複数の可動ミラー素子を有するティルトミラーデバイスからなり、前記第1色光用光源部は、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第1色光が所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第1色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されるように設けられ、前記第2色光用光源部は、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第2色光が前記所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第2色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されるように設けられ、前記駆動制御部は、前記映像信号にエラー信号が生じているか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づいて前記エラー信号が生じている時に点灯すべき前記第1色光用光源部又は第2色光用光源部を消灯状態にする光源駆動部とを備えることを特徴とするプロジェクタを提供できる。これにより、不要な光が所定方向へ投写されずに高コントラストで色バランスの良好な投写像を得ることができる。
【0013】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記判定部が判定するエラー信号は、所定値よりも大きいノイズ信号であることが望ましい。これにより、例えば突発的なエラー信号が生じた場合でも、不要な光が投写されることを防止できる。
【0014】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記判定部が判定するエラー信号は、前記映像信号と前記ティルトミラーデバイスとが同期しない状態で発生する信号であることが望ましい。これにより、映像信号と前記ティルトミラーデバイスとが同期しなくなった場合においても、不要な光が投写されることを防止できる。
【0015】
また、本発明によれば、第1の波長領域の第1色光を供給する第1色光用光源部と、前記第1の波長領域と異なる第2の波長領域の第2色光を供給する第2色光用光源部と、前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部とからの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、前記変調された光を投写する投写レンズと、前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部と前記空間光変調装置とを制御する駆動制御部とを有し、前記空間光変調装置は、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な複数の可動ミラー素子を有するティルトミラーデバイスからなり、前記駆動制御部は、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置と前記第2の反射位置との間を移動中に、前記第1色光用光源部又は前記第2色光用光源部を消灯状態にすることを特徴とするプロジェクタを提供できる。これにより、不要な光が投写されることを防止できるため、高コントラストで色バランスの良好な投写像を得られる。また、廃棄される光を供給する光源部を消灯させることで省電力化を図ることができる。なお、本発明では、前記第1色光用光源部は、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第1色光が所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第1色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されるように設けられ、前記第2色光用光源部は、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第2色光が前記所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第2色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されるように設けられていることが望ましい。しかし、これに限られず、第1色光用光源部と第2色光用光源部とがティルトミラーデバイスに対して、同じ方向に設けられている構成でも良い。
【0016】
また、本発明によれば、第1の波長領域の第1色光を供給する第1色光用光源部と、前記第1の波長領域と異なる第2の波長領域の第2色光を供給する第2色光用光源部と、前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部とからの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、前記変調された光を投写する投写レンズと、前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部と前記空間光変調装置とを制御する駆動制御部とを有し、前記空間光変調装置は、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な複数の可動ミラー素子を有するティルトミラーデバイスからなり、前記駆動制御部は、前記可動ミラー素子により前記所定方向とは異なる方向へ反射される光を供給する前記第1色光用光源部又は前記第2色光用光源部を消灯状態にすることを特徴とするプロジェクタを提供できる。これにより、不要な光が投写されることを防止できるため、高コントラストで色バランスの良好な像を得られる。なお、本発明では、前記第1色光用光源部は、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第1色光が所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第1色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されるように設けられ、前記第2色光用光源部は、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第2色光が前記所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第2色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されるように設けられていることが望ましい。しかし、これに限られず、第1色光用光源部と第2色光用光源部とがティルトミラーデバイスに対して、同じ方向に設けられている構成でも良い。
【0017】
また、本発明によれば、第1の波長領域の第1色光を供給する第1色光用光源部と、前記第1の波長領域と異なる第2の波長領域の第2色光を供給する第2色光用光源部と、前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部とからの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、前記変調された光を結像する結像レンズと、前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部と前記空間光変調装置とを制御する駆動制御部とを有し、前記空間光変調装置は、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な複数の可動ミラー素子を有するティルトミラーデバイスからなり、前記第1色光用光源部は、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第1色光が所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第1色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されるように設けられ、前記第2色光用光源部は、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第2色光が前記所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第2色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されるように設けられ、前記駆動制御部は、前記映像信号にエラー信号が生じているか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づいて前記エラー信号が生じている時に点灯すべき前記第1色光用光源部又は第2色光用光源部を消灯状態にする光源駆動部とを備えることを特徴とする光学装置を提供できる。これにより、不要な光が投写されることを防止できるため、高コントラストで色バランスの良好な像を得られる。
【0018】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記駆動制御部は、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置と前記第2の反射位置との間を移動中に、前記第1色光用光源部又は前記第2色光用光源部を消灯状態にすることが望ましい。これにより、不要な光が投写されることを防止できるため、高コントラストで色バランスの良好な投写像を得られる。また、廃棄される光を供給する光源部を消灯させることで省電力化を図ることができる。
【0019】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記駆動制御部は、前記可動ミラー素子により前記所定方向とは異なる方向へ反射される光を供給する前記第1色光用光源部又は前記第2色光用光源部を消灯状態にすることが望ましい。これにより、不要な光が投写されることを防止できるため、高コントラストで色バランスの良好な像を得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタ100の基本的な構成及び動作について図1、2、3に基づいて説明し、その後図5に基づいて特徴的な事項について詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタ100の概略構成を示す図である。第1色光用光源部101RBは、第1の波長領域の第1色光であるR光及びB光を供給する。また、第1色光用光源部101RBは、複数のR光用固体発光素子102RとB光用固体発光素子102Bとから構成される。固体発光素子としては、LDやLED等を用いることができる。なお、第1色光用光源部101RBとして有機EL素子等を用いても良い。また、第2色光用光源部101Gは、第1の波長領域と異なる第2の波長領域の第2色光であるG光を供給する。第2色光用光源部101Gは、複数のG光用固体発光素子102Gから構成される。
【0021】
第1色光用光源部101RB又は第2色光用光源部101Gからの光は、照明レンズ103を介してティルトミラーデバイス104に入射する。ティルトミラーデバイス104の例として、テキサスインスツルメント社のDMDを用いることができる。照明レンズ103は、例えば両凸形状の正単レンズで構成されている。照明レンズ103は、各色光用光源部101RB、101Gの像を、後述する投写レンズ105の入射瞳の位置に形成させる。これにより、ティルトミラーデバイス104をケーラー照明することができる。ティルトミラーデバイス104は、第1色光用光源部101RB、第2色光用光源部101Gからの光を映像信号に応じて変調して射出する。変調された光は投写レンズ105を介してスクリーン106に投写される。ここで、判定部130と光源駆動部140とを備える駆動制御部120は、第1色光用光源部101RB、第2色光用光源部101G、及びティルトミラーデバイス104の駆動制御を行う。この駆動制御の詳細については後述する。
【0022】
次に、図2(a)、(b)に基づいて、第1色光用光源部101RB又は第2色光用光源部101Gからの光を変調する構成について説明する。図2(a)、(b)は、ティルトミラーデバイス104の構成の一部を拡大して示す図である。図2(a)は、第1色光用光源部101RBからのR光又はB光を変調する構成を示す図である。ティルトミラーデバイス104の表面には、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な複数の可動ミラー素子110が設けられている。可動ミラー素子110は、所定軸111の周りに回動可能である。基板PL上には、1つの可動ミラー素子110の周辺部近傍に2つの電極112a、112bが設けられている。
【0023】
可動ミラー素子110が所定軸111を中心にして傾き、電極112aに当接している状態を第1の反射位置という。同様に、可動ミラー素子110が所定軸111を中心にして傾き、電極112bに当接している状態を第2の反射位置という。なお、可動ミラー素子110は、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能である。従って、可動ミラー素子110は、特別な場合を除き第1の反射位置と第2の反射位置との間の中間位置を取ることはない。
【0024】
また、第1色光用光源部101RBは、可動ミラー素子110が第1の反射位置のときにR光又はB光が所定方向L1へ反射され、可動ミラー素子110が第2の反射位置のときにR光又はB光が所定方向L1とは異なる方向L2へ反射されるように設けられている。そして、駆動制御部120は、可動ミラー素子110を、映像信号に応じて、第1の反射位置と、第1の反射位置とは所定軸111を中心に略対称な第2の反射位置とに駆動する。この構成により、R光又はB光を所定方向L1へ向かう光(ON)と、方向L2へ向かう光(OFF)とに変調できる。所定方向L1へ向かう光(ON)は、投写レンズ105の入射瞳へ入射する。
【0025】
次に、G光の変調について図2(b)に基づいて説明する。G光を供給する第2色光用光源部101Gは、可動ミラー素子110が第2の反射位置のときにG光が所定方向L1へ反射され、可動ミラー素子110が第1の反射位置のときにG光が所定方向L1とは異なる方向L3へ反射されるように設けられている。そして、駆動制御部120は、可動ミラー素子110を、映像信号に応じて、第1の反射位置と、第1の反射位置とは所定軸111を中心に略対称な第2の反射位置とに駆動する。この構成により、G光を所定方向L1へ向かう光(ON)と、方向L3へ向かう光(OFF)とに変調できる。
【0026】
次に、フルカラー映像を得るためのR光用固体発光素子102RとG光用固体発光素子102GとB光用固体発光素子102Bとを点灯させる時間とタイミングについて説明する。なお、図3は、点灯時間やタイミングの基本的な説明を示すものである。本実施形態において特徴的な光源部の点灯タイミングに関しては、図5を用いて後述する。
【0027】
図3(a)は、点灯時間とそのタイミングを示す図である。光源駆動部140は、R光用固体発光素子102RとG光用固体発光素子102GとB光用固体発光素子102Bとを順次切り換えて点灯させる。また、表示される映像の1フレーム内において各色発光素子の点灯時間を異ならせる。これにより、各色光の光束量を任意に設定できる。
【0028】
白色を得るためには、G光の光束量を全体の60%から80%程度にする必要がある。このため、G光用固体発光素子102Gの点灯時間GTを、R光用固体発光素子102Rの点灯時間RTとB光用固体発光素子102Bの点灯時間BTよりも長くする。また、駆動制御部120は、R光又はB光を所定方向L1へ導くためにR光用固体発光素子102R又はB光用固体発光素子102Bが点灯しているときに、可動ミラー素子110を第1の反射位置に駆動する。さらに、駆動制御部120は、G光を所定方向L1へ導くためにG光用固体発光素子102Gが点灯しているときに、可動ミラー素子110を第2の反射位置に駆動する。
【0029】
即ち、R光又はB光を所定方向L1へ導くときの可動ミラー素子110の反射位置(第1の反射位置)と、G光を所定方向L1へ導くときの可動ミラー素子110の反射位置(第2の反射位置)とは反対の位置状態である。このため、図3(a)の駆動極性反転時間に示すように、可動ミラー素子110のための駆動極性は、G光用固体発光素子102Gと、R光用固体発光素子102R又はB光用固体発光素子102Bとで反転させている。
【0030】
次に、図3(b)を用いて、光源部の点灯時間の変形例を説明する。R光用固体発光素子102RとG光用固体発光素子102GとB光用固体発光素子102Bとの数量がそれぞれ略同じ場合について考える。この場合、各色の光源部の空間的な広がりは略同程度である。しかしながら、上述のように白色を得るためには、G光の光束量を全体の60%から80%程度にする必要がある。このため、G光用固体発光素子102Gを他の発光素子よりも長く点灯させてG光の階調表現時間GKを、R光階調表現時間RK及びB光階調表現時間BKよりも長くする。階調表現時間とは、空間光変調装置(ティルトミラーデバイス)が、画像信号に応じた色光の強度(階調)を実現するために必要な時間期間である。この場合、映像の階調をnビット(nは正の整数)で表現すると、G光階調表現時間GKの単位ビットの長さとR光又はB光の階調表現時間RK、BKの単位ビットの長さとは異なる。
【0031】
また、駆動制御部120は、G光用固体発光素子102Gを駆動するときのG光用光源駆動クロック信号の周波数と、R光用固体発光素子102R又はB光用固体発光素子102Bを駆動するときのR光又はB光用光源駆動クロック信号の周波数とを異ならせることができる。さらに好ましくは、G光用光源駆動クロック信号と、R光又はB光用光源駆動クロック信号とは、さらに両信号に共通の周波数の単位クロック信号を有することが望ましい。また、各色用固体発光素子の数量配分に応じて、各色用固体発光素子の点灯時間を適宜長くすること、短くすること、又は同一にすることもできる。
【0032】
従来は図4に示すように、R光用固体発光素子102Rが点灯している時に、エラー信号Serrが発生すると、R光がスクリーン106へ投写されないように可動ミラー素子110は第2の反射位置の状態に移動される。そして、可動ミラー素子は、エラー信号Serrが生じている時間T1の間、第2の反射位置の状態が維持される。ここで、R光用固体発光素子102Rが消灯し、G光用固体発光素子102Gが点灯すると、エラー信号Serrが生じている時間T1のうちG光用固体発光素子102Gが点灯している時間T2では、G光がスクリーン106に投写されてしまう。このため、投写像の色バランスの劣化及びコントラストの低下を生じてしまうという問題を生ずる。
【0033】
本実施形態では上記問題を解決するために図5(a)、(b)で示すような点灯タイミングの制御を行う。まず、スクリーン106の全面に白色の像を投写する場合を考える。図5(a)は、エラー信号Serrが全く生じていない状態で、正常にスクリーン106に白色の像が投写されている場合の点灯タイミングを示す。各色光用固体発光素子102R、102G、102Bが順次点灯、消灯を繰り返す。また、上述したように、G光用固体発光素子102Gが点灯している時間GTは、可動ミラー素子110の駆動極性を反転させる。これにより、スクリーン106上で白色の投写像を得ることができる。
【0034】
これに対して図5(b)は、エラー信号Serrが発生した場合の点灯タイミングを示す。図1で示したように駆動制御部120は、判定部130と光源駆動部140とを備える。判定部130は、映像信号にエラー信号Serrが生じているか否かを判定する。光源駆動部140は、判定部130の判定結果に基づいてエラー信号Serrが生じている時に点灯すべき第1色光用光源部101RB又は第2色光用光源部101Gを消灯状態にする。例えば、図5(b)に示す場合では、エラー信号Serrが時間T1の間に生じている。判定部130は、エラー信号Serrが生じていると判定する。従来技術では、エラー信号Serrが生じている時間T1においても、G光用固体発光素子102GとB光用固体発光素子102Bとは順次点灯している。しかしながら、本実施形態では光源駆動部140は、エラー信号Serrが生じているという判定結果に基づいて、時間T1においてG光用固体発光素子102GとB光用固体発光素子102Bとを消灯させる。これにより、不要な光(図5(b)の場合はG光、B光)が所定方向であるスクリーン106の方向へ投写されずに高コントラストで色バランスの良好な投写像を得ることができる。また、エラー信号Serrの例としては、所定値よりも大きいノイズ信号がある。例えば突発的なノイズ信号が発生した場合に、各光源部101RB、101Gを消灯させることで、不要な光が投写されることを防止できる。元の状態への復帰は、プロジェクタ内のコンピュータが判断して行う。
【0035】
また、エラー信号Serrの他の例として、映像信号とティルトミラーデバイス104とが同期しない状態で発生する信号を挙げられる。これにより、映像信号とティルトミラーデバイス104とが同期しなくなった場合においても、不要な光が投写されることを防止できる。例えば、映像信号の周波数とティルトミラーデバイス104の周波数(例として60Hz)とが数ミリ秒だけ相違した場合がある。この場合、1フレーム分だけ各色用光源部101RB、101Gを消灯して、次のフレームの先頭で復帰させる。また、フレーム単位ではなく各色ごとの消灯や、各色ごとの元への復帰も可能である。
【0036】
また、エラー信号Serrを判定した後に上述のように正常状態へ復帰することが必要となる。復帰動作としては、例えば一定時間だけ各光源部101RB、101Gを消灯させた後に点灯すること、又は駆動制御部120が映像信号とティルトミラーデバイス104とが同期する状態へ戻ったことを認識して点灯することがある。さらに、エラー信号ではないが、例えばR光の映像信号が1フレーム中に一切存在しない場合に、R光用固体発光素子102Rを消灯させても良い。これにより、省電力を図ることができる。
【0037】
さらに、ティルトミラーデバイス104に不具合が生じて作動していない場合もエラーが発生していると考えられる。これは、電極112a、112b間の電圧をモニタすることで検出できる。この場合も各光源部101RB、101Gを消灯させることで、不要な光が投写されることを防止できる。
【0038】
(第2実施形態)
図6(a)、(b)は、本発明の第2実施形態係るプロジェクタの点灯タイミングを示す。プロジェクタ自体の構成は上記第1実施形態と同じであるので、重複する説明は省略する。まず、ティルトミラーデバイス104の駆動方法について説明する。ティルトミラーデバイス104の可動ミラー素子110は、どのような明るさの色を出す場合でも、いわゆる時分割駆動(サブフレーム駆動)されている。例えば、図6(a)において、スクリーン106の全面にR光を投写する場合を考える。R光の階調を表現するために、可動ミラー素子110は第1の反射位置状態と第2の反射位置状態とを繰り返し移動している。R光を投写するときには、可動ミラー素子110が第1の反射位置状態にある時間が長いほど投写されるR光の光量が多くなる。ここで、投写像を8ビットの階調で表現する場合、1フレームのR光の投写時間中のサブフレーム間に8回はリセット信号が入力される。そして、リセット信号が入力されると可動ミラー素子110は、図8(a)に示す第1の反射位置状態から、図8(b)に示す平らな状態に一度戻る。その後、表示したい明るさに応じて、図8(c)に示す入射光を投射させる第1の反射位置状態、又は図8(d)に示す入射光を廃棄する第2の反射位置状態へと移動する。可動ミラー素子110がリセット信号入力時にとる中間の平らな位置状態(以下、「中間反射位置状態」という。)では第1色光用光源部101RBからのR光を反射させる必要はない。却って、このような可動ミラー素子110が中間反射位置状態のときにR光を反射させてしまうと不要な光がスクリーン106に投写されてしまう。このため、投写像のコントラスト低下や色バランスの劣化を生ずる。なお、リセット信号は各色の点灯時間の切替え時にも入力される。
【0039】
さらに、従来はスクリーン106の全面にR光を投写する場合でも、G光用固体発光素子102G及びB光用固体発光素子102Bは点灯されている。そして、G光及びB光がスクリーン106に投写されないように、ティルトミラーデバイス104を制御する。換言すると、従来は、投写される色光に関係なく各色用光源部101RB、101Gは常にティルトミラーデバイス104に各色光を照射している。そして、ティルトミラーデバイス104はそれら各色光のうち投写像を形成するために必要な光をスクリーン106へ反射し、不要な光を廃棄する。従って、従来の構成では、図6(a)において斜線を付して示す部分のG光とB光とは、R光のみの投写像を得るためには不要であるにも関わらず、点灯されている。このように、従来のプロジェクタでは、投写像の形成に必要の無い光を供給するために無駄な電力を消費している。
【0040】
これに対して、本実施形態に係るプロジェクタでは、駆動制御部120は、リセット信号入力時に可動ミラー素子110が第1の反射位置状態と第2の反射位置状態との間の中間反射位置状態の場合、第1色光用光源部101RB又は第2色光用光源部101Gを消灯状態にする。例えば図6(b)に示すように、駆動制御部120は、第1の反射位置状態時間と第2の反射位置状態時間との間の中間反射位置状態の時間T3に、R光用固体発光素子102Rを消灯状態にする。これにより、可動ミラー素子110が中間反射位置状態のときに光を反射させてしまうことを防止できる。この結果、不要な光がスクリーン106に投写されないため、高コントラストで色バランスの良好な投写像を得られる。また、色純度を向上させることもできる。
【0041】
さらに、本実施形態では、駆動制御部120は、可動ミラー素子110により所定方向とは異なる方向へ反射される光、即ち廃棄される光を供給する第1色光用光源部101RB又は第2色光用光源部101Gを消灯状態にする。例えば、スクリーン106の全面にR光を投写する場合に、G光とB光とは廃棄される不要な光である。そして、図6(b)に示すように、駆動制御部120は、廃棄されるG光又はB光を供給するG光用固体発光素子102G又はB光用固体発光素子102Bを消灯状態にする。これにより、省電力化を図ることができる。
【0042】
また、図7に示すように、可動ミラー素子110がリセット信号入力中の中間反射位置状態時間T3にR光用固体発光素子102Rを消灯させることで消費電力を低減した分、点灯時の輝度を元の明るさLよりも明るくすることができる。これにより、さらに明るい最高輝度を達成することができる。ここで、図7において、消灯させている部分には斜線を付して示す。なお、本実施形態においては、第1色光用光源部101RBと第2色光用光源部101Gとが投写レンズ105に関して略対称な位置に設けられている構成を用いて説明している。しかし、これに限られるものではなく、第1色光用光源部101RBと第2色光用光源部101Gとがティルトミラーデバイス104から見て同じ方向に存在する場合、即ち第1色光用光源部101RBと第2色光用光源部101Gとが略1ヶ所に設けられている片側照明の構成でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態にかかるプロジェクタの概略構成図。
【図2】第1実施形態の可動ミラー素子の概略構成図。
【図3】第1実施形態の光源部の基本的な点灯タイミングを説明する図。
【図4】点灯タイミングの問題点を説明する図。
【図5】第1実施形態の点灯タイミングを説明する図。
【図6】第2実施形態の点灯タイミングを説明する図。
【図7】第2実施形態の点灯タイミングの変形例を説明する図。
【図8】第2実施形態の可動ミラー素子の状態変化を説明する図。
【符号の説明】
100 プロジェクタ
101RB 第1色光用光源部
101G 第2色光用光源部
102R R色光用固体発光素子
102B B光用固体発光素子
102G G光用固体発光素子
103 照明レンズ
104 ティルトミラーデバイス
105 投写レンズ
106 スクリーン
110 可動ミラー素子
111 所定軸
112a 電極
112b 電極
120 駆動制御部
130 判定部
140 光源駆動部
PL 基板

Claims (8)

  1. 第1の波長領域の第1色光を供給する第1色光用光源部と、前記第1の波長領域と異なる第2の波長領域の第2色光を供給する第2色光用光源部と、
    前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部とからの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、
    前記変調された光を投写する投写レンズと、
    前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部と前記空間光変調装置とを制御する駆動制御部とを有し、
    前記空間光変調装置は、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な複数の可動ミラー素子を有するティルトミラーデバイスからなり、
    前記第1色光用光源部は、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第1色光が所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第1色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されるように設けられ、
    前記第2色光用光源部は、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第2色光が前記所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第2色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されるように設けられ、
    前記駆動制御部は、前記映像信号にエラー信号が生じているか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づいて前記エラー信号が生じている時に点灯すべき前記第1色光用光源部又は第2色光用光源部を消灯状態にする光源駆動部とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記判定部が判定するエラー信号は、所定値よりも大きいノイズ信号であることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記判定部が判定するエラー信号は、前記映像信号と前記ティルトミラーデバイスとが同期しない状態で発生する信号であることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  4. 第1の波長領域の第1色光を供給する第1色光用光源部と、前記第1の波長領域と異なる第2の波長領域の第2色光を供給する第2色光用光源部と、
    前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部とからの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、
    前記変調された光を投写する投写レンズと、
    前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部と前記空間光変調装置とを制御する駆動制御部とを有し、
    前記空間光変調装置は、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な複数の可動ミラー素子を有するティルトミラーデバイスからなり、
    前記駆動制御部は、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置と前記第2の反射位置との間を移動中に、前記第1色光用光源部又は前記第2色光用光源部を消灯状態にすることを特徴とするプロジェクタ。
  5. 第1の波長領域の第1色光を供給する第1色光用光源部と、前記第1の波長領域と異なる第2の波長領域の第2色光を供給する第2色光用光源部と、
    前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部とからの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、
    前記変調された光を投写する投写レンズと、
    前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部と前記空間光変調装置とを制御する駆動制御部とを有し、
    前記空間光変調装置は、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な複数の可動ミラー素子を有するティルトミラーデバイスからなり、
    前記駆動制御部は、前記可動ミラー素子により前記所定方向とは異なる方向へ反射される光を供給する前記第1色光用光源部又は前記第2色光用光源部を消灯状態にすることを特徴とするプロジェクタ。
  6. 第1の波長領域の第1色光を供給する第1色光用光源部と、前記第1の波長領域と異なる第2の波長領域の第2色光を供給する第2色光用光源部と、
    前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部とからの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、
    前記変調された光を結像する結像レンズと、
    前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部と前記空間光変調装置とを制御する駆動制御部とを有し、
    前記空間光変調装置は、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な複数の可動ミラー素子を有するティルトミラーデバイスからなり、
    前記第1色光用光源部は、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第1色光が所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第1色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されるように設けられ、
    前記第2色光用光源部は、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第2色光が前記所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第2色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されるように設けられ、
    前記駆動制御部は、前記映像信号にエラー信号が生じているか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づいて前記エラー信号が生じている時に点灯すべき前記第1色光用光源部又は第2色光用光源部を消灯状態にする光源駆動部とを備えることを特徴とする光学装置。
  7. 前記駆動制御部は、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置と前記第2の反射位置との間を移動中に、前記第1色光用光源部又は前記第2色光用光源部を消灯状態にすることを特徴とする請求項6に記載の光学装置。
  8. 前記駆動制御部は、前記可動ミラー素子により前記所定方向とは異なる方向へ反射される光を供給する前記第1色光用光源部又は前記第2色光用光源部を消灯状態にすることを特徴とする請求項6に記載の光学装置。
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