JP2004262115A - プラスチックの溶融造粒装置及びその装置を用いる混合廃プラスチックの分離方法 - Google Patents

プラスチックの溶融造粒装置及びその装置を用いる混合廃プラスチックの分離方法 Download PDF

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浩 清水
Tomohiro Miyazawa
智裕 宮澤
Shigeki Yamazaki
茂樹 山崎
Genji Kanetani
弦治 金谷
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Abstract

【課題】分離された非塩素含有プラスチックの塩素含有率を大幅に低下させることができる、プラスチックの溶融造粒装置及びその装置を用いる混合廃プラスチックの分離方法を提供すること。
【解決手段】攪拌機を回転させて摩擦熱を発生させ、その摩擦熱によりプラスチックを溶融して造粒する溶融造粒装置であって、プラスチックを装入する溶融造粒槽10の下部に、その溶融造粒槽10の周方向に回転させる攪拌機11が設けられ、この攪拌機の羽根12の回転方向における先端部の断面形状が方形、台形状、鈍角の山形状、多角形状、又は円弧状のうちの何れかの形状に形成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般及び産業廃棄物などの廃棄物中のプラスチック系廃棄物から塩素含有プラスチック{PVC(ポリ塩化ビニル)及びPVDC(ポリ塩化ビニリデン)}(以下、PVC及び/又はPVDC等を「塩素含有プラスチック」という)を分離するためのプラスチックの溶融造粒装置及びその装置を用いる混合廃プラスチックの分離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に廃プラスチックといわれるプラスチック系廃棄物は、複数種類のプラスチックを含むものであり、ポリスチレン(PS)、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等を初めとして、PVC(ポリ塩化ビニル)及びPVDC(ポリ塩化ビニリデン)等の塩素含有プラスチックも含まれている。このような塩素含有プラスチックを含む廃プラスチックの処理においては、次のようなことが問題になる。
(1)焼却等の熱処理を行った場合、塩素含有プラスチックが熱分解して有毒な塩化水素ガスを排出する。
(2)廃プラスチックを有効利用する方法の一つとして、製鉄所において、鉄源の還元剤として高炉に吹込む方法があるが、塩素含有プラスチックの熱分解によって塩化水素ガスが発生し、設備が腐食されると言う問題がある。
【0003】
このため、上記廃プラスチックを有効利用する場合には、予め塩素含有プラスチックを除去する前処理を行い、その含有率が許容値以下になるようにする必要がある。
【0004】
ところで、混合廃プラスチックを種類別に分離する技術として、複数種類のプラスチックを含む廃プラスチックを攪拌してプラスチック片同士の衝突による摩擦熱を発生させ、攪拌しながら目的とするプラスチックが溶融する温度まで昇温させることにより、そのプラスチックを粒状にし、粒状物になったプラスチックと非粒状物のままのプラスチックを分離する方法がある(例えば、特許文献1)。
【0005】
特許文献1には、複数種類のプラスチックを含む廃プラスチックを固定刃体と回転刃体とにより破砕し、この破砕品を攪拌して昇温させることにより粒状にし、粒状物と破砕片を分離することにより、複数種類のプラスチックを分別する方法が記載されている。この方法によれば、混合廃プラスチックから塩素含有プラスチックを分離することができる。
【0006】
上記特許文献1に記載の方法で使用する装置は、固定刃体と回転刃体を備えているので、混合廃プラスチックを破砕して小片にする機能と、破砕された小片を昇温させる機能と、昇温した小片を造粒する機能とを有している。このため、特許文献1の方法においては、混合廃プラスチックを装置へ装入して攪拌する1回の操作を行うだけで、破砕−昇温−造粒からなる一連の処理が行われる。
【0007】
【特許文献1】
特公昭54−31022号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、本発明者らの研究結果によれば、上記従来の方法を、混合プラスチックから塩素含有プラスチックを分離して取り除く処理に適用した場合、得られた非塩素含有プラスチックの粒状物の塩素含有率が高く、その粒状物を有効利用することができないと言うことが分かった。
【0009】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、分離された非塩素含有プラスチックの塩素含有率を大幅に低下させることができる、プラスチックの溶融造粒装置及びその装置を用いる混合廃プラスチックの分離方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、従来技術における混合プラスチックの分離処理過程の検討を行ったところ、得られた非塩素含有プラスチックの粒状物の塩素含有率が高くなることに対する大きな原因は、造粒処理中に、溶融して造粒された非塩素含有プラスチックに塩素含有プラスチックが付着してしまうためである、との結論を得た。その結論に到る検討結果は次に記す通りである。
【0011】
前述のように、上記従来技術で使用する装置においては、処理槽には固定刃体が設けられ、その処理槽内に配置されている攪拌機には回転刃体が設けられているので、装入された混合廃プラスチックが小片に切断された後、その小片が溶融して造粒されるようになっている。この際、装置に装入された廃プラスチックはその種類が区別されることなく全体が切断された後、その切断された混合プラスチックのうちの非塩素含有プラスチックが造粒され、その粒状物になった非塩素含有プラスチックと造粒されなかった塩素含有プラスチックに分離される。
【0012】
しかし、非塩素含有プラスチックは予定サイズの粒状物にするための大きさに切断されるが、同時に塩素含有プラスチックの切断も行われ、このときに、粉状や細粒のプラスチックが生成する。そして、図6に示すように、溶融して造粒された非塩素含有プラスチックの粒子51に粉状や細粒の塩素含有プラスチック52が付着したり、あるいは非塩素含有プラスチックの粒子51同士が付着して一つの粒になった際に、その中に粉状や細粒の塩素含有プラスチック52が閉じ込められたりする現象が起こり、非塩素含有プラスチックと塩素含有プラスチックの分離が不十分になる。
【0013】
本発明は上記の検討結果に基づいてなされたものであり、次のような特徴を有する。
【0014】
請求項1に記載の発明に係るプラスチックの溶融造粒装置は、攪拌機を回転させて摩擦熱を発生させ、その摩擦熱によりプラスチックを溶融して造粒する溶融造粒装置において、プラスチックを装入する溶融造粒槽の下部に、その溶融造粒槽の周方向に回転させる攪拌機が設けられ、この攪拌機の羽根の回転方向における先端部の断面形状が方形、台形状、鈍角の山形状、多角形状、又は円弧状のうちの何れかの形状に形成されたことを特徴としている。
【0015】
請求項2に記載の発明に係るプラスチックの溶融造粒装置は、請求項1に記載の発明において、攪拌機の羽根の回転方向における先端部が、基部よりも薄く形成されると共に、方形、台形状、鈍角の山形状、多角形状、又は円弧状のうちの何れかの形状に形成されたことを特徴としている。
【0016】
請求項3に記載の発明に係る混合廃プラスチックの分離方法は、請求項1又は請求項2に記載の溶融造粒装置を用いる混合廃プラスチックの分離方法であって、塩素含有プラスチックを含む2種類以上のプラスチックが混合された廃プラスチックを溶融造粒装置に装入して攪拌し、混合プラスチックのうち、非塩素含有プラスチックが溶融されて造粒され且つ塩素含有プラスチックが溶融されない温度にした後、溶融造粒装置内へ冷却用流体を導入して冷却し、溶融造粒装置から排出された混合プラスチックを粒状物と非粒状物に分離することを特徴としている。
【0017】
請求項4に記載の発明に係る混合廃プラスチックの分離方法は、請求項3に記載の発明において、塩素含有プラスチックがポリ塩化ビニール及び/又はポリ塩化ビニリデンであることを特徴としている。
【0018】
請求項5に記載の発明に係る混合廃プラスチックの分離方法は、請求項3又は請求項4に記載の発明において、溶融造粒装置から排出された混合プラスチックを、形状差によって分離する乾式分離装置へ導入し、粒状物と非粒状物に分離することを特徴としている。
【0019】
前述のように、非塩素含有プラスチックと塩素含有プラスチックの分離が十分に行われないのは、主として、溶融して造粒された非塩素含有プラスチックに塩素含有プラスチックが付着してしまうためであり、その原因は装入された塩素含有プラスチックが切断されて、粉状や細粒のプラスチックが生成し、この粉状や細粒の塩素含有プラスチックが非塩素含有プラスチック粒子に付着するためである。
【0020】
そこで、本発明の溶融造粒装置においては、プラスチックの切断が起こりにくくなるようにするために、攪拌機の羽根の形状を特定している。すなわち、攪拌機の羽根の回転方向における先端部の断面形状を方形、台形状、鈍角の山形状、多角形状、又は円弧状のうちの何れかの形状にし、羽根の回転方向に刃物のような鋭角な形状をなす部分が形成されない形状にしている。
【0021】
したがって、本発明の溶融造粒装置を使用すれば、粉状や細粒のプラスチックの生成が起こりにくくなるので、粉状や細粒の塩素含有プラスチックが非塩素含有プラスチック粒子に付着したとしても、その量は僅かな量にとどめられる。このため、塩素含有率の少ないプラスチックの粒状物が得られる。
【0022】
なお、攪拌機の羽根の形状を上記のような形状に特定することにより、プラスチックの切断が起こりにくくなるようにしているが、その形状の特定は、プラスチックの切断が全く起こらないようにすることを意図しているものではない。少量のプラスチックの切断が起こっても、その切断量が、分離された非塩素含有プラスチック中の塩素含有率が所定の値を超えない状態に維持される範囲であれば、許容される。
【0023】
ところで、溶融造粒装置内で生成するプラスチック粒子は個々のプラスチック片が軟化・溶融し、そのプラスチック片が丸められたものであるので、装入した廃プラスチックが全く切断されない場合には、混合廃プラスチックを、所定粒径範囲の粒状物となる大きさに破砕し、溶融造粒装置へ装入することを要する。しかし、上記のように、プラスチックの切断量が、分離された非塩素含有プラスチック中の塩素含有率が所定の値を超えない状態に維持される範囲であれば許容されるので、その限度内においては、溶融造粒装置内でプラスチックの切断を行うことができる。
【0024】
このため、プラスチックの切断が許容範囲にとどめられる形状の攪拌羽根を備えた溶融造粒装置を使用することができる。プラスチックの切断が許容範囲にとどめられる形状の攪拌羽根の例としては、例えば、羽根の回転方向に鋭角な形状をなす部分が形成されていないものであれば、その先端部の厚さを基部の厚さよりも薄くした形状のものであってもよい。先端部の厚さを薄くすると、薄くしなかった場合よりも、溶融造粒装置へ装入する混合廃プラスチック片を大きくすることができ、分離される非塩素含有プラスチック中の塩素含有率の上昇を抑制しながら、装入する混合廃プラスチックを破砕する前処理の負荷を軽減することができる。
【0025】
そして、溶融造粒装置を使用する本発明の方法においては、プラスチックの加熱が攪拌機の回転に伴なって発生する摩擦熱によって行われるので、ヒータなどによって外部加熱する場合とは異なり、槽内全体のプラスチックが温度むらなく均一に加熱される。このため、処理中のプラスチックの温度が精度よく管理される。
【0026】
又、攪拌することにより、粒状物同士の物理的な衝突効果により粒状化が促進される。又、プラスチックを加熱した場合、温度上昇と共に生じる表面付着力による付着結合が起こり、生成した粒状物はその径が大きく成長して雪だるま式に成長するが、本発明においては、攪拌の摩擦熱によりプラスチックを加熱するので、攪拌羽根による物理的な剪断効果により粒子の付着融合が抑制される。
【0027】
なお、上述の説明においては、攪拌による摩擦熱のみによりプラスチックを昇温させているが、ヒータ等の他の加熱手段を併用することも可能である。
【0028】
廃プラスチックを攪拌手段により攪拌の摩擦熱により昇温し、強制冷却して造粒し、且つ、廃プラスチック中の他のプラスチックが造粒されないようにするためには、精密な温度コントロールが必要である。特に造粒させたくない種類のプラスチックを非造粒のままとするには冷却の制御が重要である。すなわち、攪拌中の廃プラスチックの温度制御は、廃プラスチックを種類別(材質別)に選択造粒する上で重要なポイントである。
【0029】
廃プラスチックの温度を制御するための温度測定手段は時間遅れ無しに正確に計測できる非接触の放射温度計などを用いるのがよい。そして、攪拌中の廃プラスチックが造粒される所定温度に達した段階で、温度測定手段からの出力に基づいて、冷却手段を作動させて冷却流体を導入すれば、粒子同士が付着して大粒になったりすることなく、適切な状態で造粒処理を終了することができる。
【0030】
昇温した廃プラスチックを冷却するタイミングは、攪拌の摩擦熱により昇温して粒状になった溶融プラスチックと非溶融プラスチックとが混ざった攪拌状態の被攪拌物の表面が所定の温度になったときである。このタイミングで冷却することにより、造粒された粒子を凝固させ、ある大きさの範囲内で粒径の揃った粒状物を得ることができる。
【0031】
例えば、冷却するタイミング温度を、PPを溶融造粒可能な所定の温度にした場合、それよりも融点が高いPVC及びPVDCは、溶融せず形状が変化しておらず塊状や破片状のままである。このようにして、装入した混合プラスチックを、PE、PS、PP系のプラスチック(非塩素含有プラスチック)が凝固した粒状物と、PVC及びPVDCを含む非粒状物及び紙類との混合物にすることができる。
【0032】
攪拌により昇温した廃プラスチックを冷却する方法は、一定の時間内で冷却時間を強制的に早めて冷却する強制冷却が好ましい。廃プラスチックの温度上昇に伴いその表面に付着力が生じるが、上記の攪拌効果により攪拌中においては付着結合が阻止される。しかし、攪拌状態から脱すると(攪拌が終了すると)、粒状物が互いに付着し塊状になってしまう現象が起こる。このとき、強制冷却を実施して短時間で冷却することによりこれを防ぐことができる。強制冷却手段の一つとしては、水や液体窒素等の冷却用流体を散布する方法がある。強制冷却を液体窒素によって実施すれば、廃プラスチックの冷却時間を短縮でき処理効率の向上が図れる。
【0033】
上記のようにして冷却処理処理された、PE、PS、PP系のプラスチック(非塩素含有プラスチック)の粒状物と、PVC及びPVDCを含む非粒状物及び紙類との混合物は、乾式比重形状分離装置や風力選別装置などの乾式分離手段に導入され、粒状物と非粒状物や紙類とに分離される。
【0034】
この際、溶融造粒装置へ湿潤なプラスチックが装入された場合であっても、攪拌の摩擦熱による昇温によってプラスチックが乾燥され、又、冷却用流体を散布する強制冷却を行っても、その冷却用流体はプラスチック自体の保有熱によって気化してしまうので、分離処理されたプラスチックを乾燥する工程を必要としない。
【0035】
このようにして分離されたPE、PS、PP系のプラスチック(非塩素含有プラスチック)の粒状物は、製鉄所の高炉に吹込む鉄源の還元剤あるいはセメントキルン等の吹込み原燃料として使用する燃料等として用いることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の溶融造粒装置に係る構成の一例を示す斜視図である。図1に示す溶融造粒装置は攪拌機の回転により摩擦熱を発生させ、プラスチックを溶融して造粒する溶融造粒装置であって、10は混合廃プラスチックを装入して造粒する溶融造粒槽、11は溶融造粒槽に装入された混合廃プラスチックを攪拌する攪拌機、12は攪拌機の攪拌羽根、13は攪拌羽根を駆動するモータ、14は装入口、15は排出口である。50はプラスチック片を示す。
【0037】
攪拌機11は溶融造粒槽10の下部に配置され、この攪拌機11には溶融造粒槽10の周方向に回転させる攪拌羽根12が溶融造粒槽10の底面と略平行に配置されている。攪拌機の攪拌羽根12は図2(a), (b)及び図3に示す構造になっている。図2(a)は正面図、図2 (b)は平面図、図3は図2 (b)におけるA−A部の端面を示す図である。攪拌機は、溶融造粒槽10の底部に設けられ、回転軸20に軸着された回転板21に複数の攪拌羽根12が取り付けられた構造になっており、この攪拌羽根12の回転により槽10内へ装入された混合廃プラスチックが攪拌されるようになっている。
【0038】
攪拌羽根12は底面と略平行に形成された平板状の主羽根22とその上に立設された縦羽根23からなっている。主羽根22の回転方向の先端部24には、刃物のような鋭角な形状をなす部分はないが、先端部24の厚さが、基部25よりも薄くなっている。この先端部24の厚さを薄くすることによって、プラスチックの切断が若干起こる形状になっている。
【0039】
このような形状の羽根としては、図4に示す形状のものが含まれる。図4は図3における主羽根の先端部24の断面を示す図である。図4に示す主羽根は、何れもその先端部の断面形状が鋭角な形状をなしておらず、円弧状、方形状、台形状、鈍角の山形状、多角形状、又は鈍角の山形状などの形状に形成されている。(a) 図の主羽根は先端部の厚さを先端に向かって傾斜させて薄くすると共に、先端を円弧状にしたもの、(b) 図の主羽根は先端部の厚さを先端に向かって傾斜させて薄くすると共に、先端を台形状にしたもの、(c) 図の主羽根は先端部の厚さを段差をつけて薄くすると共に、先端を円弧状にしたもの、(d) 図の主羽根は先端部の厚さを段差をつけて薄くすると共に、先端を方形状にしたものである。
【0040】
図4に示す形状の主羽根において、先端部の厚さはある限度以上にすることを要する。主羽根の先端部の厚さt は、装置の運転条件などによっても異なるが、
その断面が円弧状をなすものである場合、通常、3mm程度以上であることを要する。先端部の厚さt が3mm程度より小さくなると、プラスチックの切断量が増して、その切断に伴なって発生する粉状物や細粒の量が多くなり、分離される非塩素含有プラスチック中の塩素含有率が上昇して、その値を許容範囲内に維持することができなくなる傾向を示す。
【0041】
なお、図1の溶融造粒装置には、2基の攪拌機が設けられているが、攪拌機の数は1基であってもよく、2基を超える攪拌機が設けられていてもよい。
【0042】
又、図1の溶融造粒装置は、混合廃プラスチックを昇温させる手段が攪拌機だけであるが、外部から熱源を供給するヒータ等の加熱手段を設け、併用するようにしてもよい。
【0043】
又、図2に示す攪拌羽根の主羽根22は底面と平行に形成された平板状のものであるが、回転方向の先端部が鋭角な形状に形成されたものでないこと、あるいは、先端部が鋭角ではなく、さらに先端部の厚さが基部よりも薄くしたものであれば、他の形状につては限定されない。例えば、主羽根22が底面に対して傾斜した形状のものであってもよい。
【0044】
上記の構成による溶融造粒装置を用いる混合廃プラスチックの分離処理は、次のように行われる。この分離処理方法の説明においては、処理する廃プラスチックが容器や包装などに使用されたフィルム状あるいは薄板状のものを分離処理する方法について説明する。
【0045】
混合廃プラスチックを適度の大きさに破砕し、溶融造粒装置へ装入する。装入されたプラスチック50が攪拌羽根12によって攪拌されることによって摩擦熱が発生し、プラスチック50の温度が上昇する。被攪拌物(廃プラスチック50)の表面温度が、造粒対象プラスチックが融解する所定の温度になると、その造粒対象プラスチックが、粒状化する。
【0046】
溶融造粒槽内の攪拌が良好な状態で行われ、温度分布が均一になるようにするためには、攪拌機回転速度は攪拌羽根12の周速度が35m/sec〜85m/secになるようにするのがよい。
【0047】
被攪拌物の表面温度は溶融造粒装置内に配された放射温度計(図示せず)により測定される。そして、放射温度計の測定値が造粒対象プラスチックが融解する所定の温度に達した段階になると、被攪拌物に冷却水が噴射されて強制冷却される。この水噴射により、溶融して粒状化したプラスチックが粒状状態のまま凝固し、溶融造粒装置内には、プラスチックの粒状物と非粒状物とその他の紙類がほとんど結合することなく混在する状態となる。
【0048】
冷却水量としては、廃プラスチック1kgf当たり0.05〜0.2Lである。強制冷却方法は水噴射に限られるものではない。例えば、液体窒素の添加などの手段が考えられる。強制冷却を液体窒素によって実施することにより、攪拌の摩擦熱によって昇温した廃プラスチックの冷却時間を短縮することができ処理効率を向上することができる。
【0049】
溶融造粒装置によって、造粒対象プラスチックの粒状物を得るときの強制冷却のタイミングは下記の通りである。すなわち、▲1▼造粒対象プラスチックがPE、PSの場合は、被攪拌物(廃プラスチック)の温度が115℃〜150℃に上昇したとき、▲2▼造粒対象プラスチックがPPの場合は、130〜170℃に上昇したとき、それぞれ冷却を開始する。このように、強制冷却のタイミングを造粒対象プラスチックの融点とは若干異なる所定温度に設定することにより、造粒対象プラスチックを選択して造粒できることが発明者らにより確認されている。
【0050】
溶融造粒装置に導入された混合廃プラスチック50は、攪拌羽根11、11により乾式で攪拌され、摩擦熱によって温度が上昇する。プラスチック50の温度がPVC及びPVDCの溶融温度未満の所定温度になったところで冷却水(図示せず)が噴射され、溶融したプラスチックが粒状状態のまま凝固する。冷却水噴射温度をPVC及びPVDCの溶融温度未満の所定温度、本実施の形態では、150〜190℃に設定することにより、PVC及びPVDCよりも溶融温度の低い材質のプラスチック(非塩素含有プラスチック)が溶融造粒される。
【0051】
造粒された粒状物のプラスチック(非塩素含有プラスチック)と非粒状物のプラスチック(PVC及びPVDCを含む)及び紙類との混合物は、排出口15に設けられたゲート16をあけることにより排出され、次の分離工程へ送られる。この際、溶融造粒装置から排出された直後の混合物の温度が100℃以上なるように管理することにより、混合物を乾燥状態で排出できる。
【0052】
冷却処理された、PE、PS、PP系などのプラスチック(非塩素含有プラスチック)の粒状物と、PVC及びPVDCを含む非粒状物及び紙類との混合物は、乾式比重形状分離装置や風力選別装置などの乾式分離手段に導入され、粒状物と非粒状物や紙類とに分離される。
【0053】
例えば、図5に示すエアテーブル型乾式比重形状分離装置による粒状物と非粒状物の分離は次のように行われる。この比重形状分離装置は、振動方向40にほぼ水平に振動自在の振動篩30と、振動篩30上に振動方向とほぼ同方向に互いに平行に配設された複数の邪魔板(リッフル)31とを備え、振動篩30を振動方向40に向けて傾斜(エンドスロープ)させるとともに振動方向40と直交する水平方向に向けても傾斜(サイドスロープ)させている。そして、振動篩30を振動方向40に振動させながら、上昇空気流41を噴射することにより、振動篩30上の混合物53が形状差によって粒状物54と非粒状物55とに分離されるようになっている。
【0054】
かくして、溶融造粒装置から排出され、比重形状分離装置に導入された粒状物と非粒状物の混合物53は、非塩素含有プラスチックである粒状物54と、PVC及びPVDCを含む塩素含有プラスチックである非粒状物55及び紙類とに分離される。
【0055】
分離された粒状物は、PVC及びPVDCを含有しておらず、鉄源の還元剤として高炉吹込みやセメントキルン等の原料の用途に再利用することができる。ここで、プラスチック粒状物(非塩素含有プラスチック)を高炉吹込み原料に利用するときは、高炉吹込みの際の吹込み口の断面積を考慮して、粒径を2〜20mmとすることが好ましい。
【0056】
次に、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
図1と同様の構成による2基の攪拌機を備えた溶融造粒装置を使用し、混合廃プラスチックから塩素含有プラスチックを分離する処理を行った。処理条件は次のようにした。
【0057】
溶融造粒装置
溶融造粒槽の容積:800リットル
攪拌羽根の直径:700mm
攪拌羽根の形状:図4(a) の形状で、主羽根は先端部が基部よりも薄く、かつ円弧状
主羽根の厚さ:基部が20mm、先端部が5mm
攪拌羽根の周速:50m/sec
処理した混合廃プラスチック試料
PEとPVCの廃プラスチックを混合したものを処理した。
【0058】
PE :フィルム状、厚さ約0.06mm)
PVC:(フィルム状、厚さ約0.05mm)
各廃プラスチックは、混合前に、破砕した後、篩い分けして50mm100mmの大きさにした。
【0059】
上記の混合廃プラスチック試料を溶融造粒装置へ装入し、攪拌機を回転させて混合廃プラスチックを昇温させた。装入量は30kgずつ2回に分け、計60kg装入した。2回目の装入タイミングは1回目の装入試料が概ね1/3に減容した後にした。攪拌中の混合廃プラスチックの温度が165℃になった時点で、散水して冷却し、105℃程度まで低下したものを溶融造粒装置から排出させた。排出された造粒処理物は、主として3mm〜8mmの粒状物になったPEと、原形のままで造粒されなかったPVCの混合物であった。
【0060】
この造粒処理物は比重形状分離装置により、粒状物のPEと非粒状物の(塩素含有プラスチック)に分離した。そして、粒状物については、塩素含有率の分析を行った。又、粒状物については、粒径分布を調べた。上記各測定結果は表1の通りであった。
(比較例1)
攪拌機の主羽根の先端部が鋭角に形成された攪拌機を備えた溶融造粒装置を使用し、混合廃プラスチックから塩素含有プラスチックを分離する処理を行った。実施例1との処理条件の相違は次の2条件であった。
【0061】
▲1▼溶融造粒装置の攪拌羽根は図7に示す形状のもので、主羽根の先端部が鋭角に形成され、刃物状のものであった。
【0062】
▲2▼混合廃プラスチックを50〜100mmの大きさで装入したこと
上記の条件で溶融造粒された粒状物(非塩素含有プラスチック)は、主として粒径範囲が2〜7mmのものであった。
【0063】
溶融造粒処理された排出物については、実施例1と同じ測定を行った。この結果は、実施例1の結果と共に表1に示す。
【0064】
【表1】
Figure 2004262115
【0065】
実施例1と比較例1の結果を比較してみると、実施例1で得られた粒状物の塩素含有率は比較例1の値が1.0wt%であるのに対し、格段と低い0.5wt%になっており、例えば、高炉へ吹き込む場合の塩素含有率の許容値を大幅に下回っている。このことは、実施例1においては、回転方向の先端部が円弧状に形成された攪拌羽根を備えた溶融造粒装置が使用され、装入されたプラスチックの切断がごく僅かに抑えられたためであると考えられる。すなわち、上記塩素含有率の低下は、プラスチックの切断がごく僅かに抑えられ、粉状や細粒のPVCの発生量が少なかったことにより、非塩素含有プラスチックの粒子に付着するPVCが少量にとどまったことによる効果であると言うことができる。
【0066】
又、実施例1においては、溶融造粒装置へ装入したプラスチック片の大きさが50mm〜100mmであり、少し大きめのものを装入したが、得られた非塩素含有プラスチックの粒状物の粒径範囲は、主として、目的とする粒径範囲(2〜10mm)のものであった。これは、主羽根の先端部が基部よりも薄く、かつ円弧状に形成された攪拌羽根を備えた溶融造粒装置を使用し、装入したプラスチックが軽度に切断されるようにしたためである。しかも、装入したプラスチックをある程度切断させても、得られた粒状物の塩素含有率は上記のように格段と低い範囲にとどまっており、その切断が塩素含有率上昇に及ぼす影響は軽微であった。
【0067】
又、粒状化の度合いをみると、実施例1の粒状物の回収率(粒状化率)が比較例1の結果よりも高く、例えば、高炉吹き込みの用途には使用されない2mm未満の粒状物の割合は比較例1の結果よりも大幅に少なくなっており、本発明の方法が造粒効率(非塩素含有プラスチックの回収率)がよい方法であることを示している。そして、溶融造粒装置から排出される処理物には、細かな造粒物が少ないので、造粒物と非造粒物の分離が容易である。
【0068】
良好な造粒効率は、装入されたプラスチックが攪拌羽根で切断されることによって発生する小片の量が少ないこと、及び造粒されたプラスチックの粒子が攪拌羽根によって破砕される現象が起こりにくいためであると考えられる。
【0069】
上記の実施例1においては、1種類の非塩素含有プラスチック(PE)と1種類の塩素含有プラスチック(PVC)の混合物から塩素含有プラスチックを分離する操作を行った場合について説明したが、前述のように、分離処理を行うプラスチックが多種類の混合物であっても、それぞれのプラスチックを分離することができる。混合されているプラスチック間の融点の差に基づいて処理温度を設定し、溶融造粒処理を順次繰り返して行えば、混合廃プラスチック系廃棄物からPE、PS、PE等の非塩素含有プラスチックの粒状物が分離して得られ、分離されたそれぞれの種類に適した用途に再利用することができる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、混合廃プラスチックから分離された非塩素含有プラスチックの塩素含有率を大幅に低下させることができる。このため、廃プラスチックを多方面の用途に供することができる。
【0071】
又、多種類の混合廃プラスチックから種類別にプラスチックを分離することができ、それぞれの種類のプラスチックに適した用途に再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溶融造粒装置に係る構成の一例を示す斜視図である。
【図2】攪拌機の攪拌羽根の構造を示す図である。
【図3】図2 (b)におけるA−A部の端面を示す図である。
【図4】図3における主羽根の先端部の断面を示す図である。
【図5】エアテーブル型乾式比重形状分離装置を示す斜視図である。
【図6】塩素含有プラスチックの分離が不十分になる状態の説明図である。
【図7】比較例の試験に用いた攪拌羽根の先端部の構造を示す図である。
【符号の説明】
10 溶融造粒槽
11 攪拌機
12 攪拌機の攪拌羽根
13 攪拌羽根を駆動するモータ
14 装入口
15 排出口
16 排出ゲート
22 主羽根
23 縦羽根
24 主羽根の先端部
25 主羽根の基部
30 振動篩
31 邪魔板
40 振動方向
41 上昇空気流
50 プラスチック片
51 非塩素含有プラスチックの粒子
52 粉状や細粒の塩素含有プラスチック
53 粒状物と非粒状物の混合物
54 粒状物
55 非粒状物

Claims (5)

  1. 攪拌機を回転させて摩擦熱を発生させ、その摩擦熱によりプラスチックを溶融して造粒する溶融造粒装置において、プラスチックを装入する溶融造粒槽の下部に、その溶融造粒槽の周方向に回転させる攪拌機が設けられ、この攪拌機の羽根の回転方向における先端部の断面形状が方形、台形状、鈍角の山形状、多角形状、又は円弧状のうちの何れかの形状に形成されたことを特徴とするプラスチックの溶融造粒装置。
  2. 攪拌機の羽根の回転方向における先端部が、基部よりも薄く形成されると共に、方形、台形状、鈍角の山形状、多角形状、又は円弧状のうちの何れかの形状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のプラスチックの溶融造粒装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の溶融造粒装置を用いる混合廃プラスチックの分離方法であって、塩素含有プラスチックを含む2種類以上のプラスチックが混合された廃プラスチックを前記溶融造粒装置に装入して攪拌し、混合プラスチックのうち、非塩素含有プラスチックが溶融されて造粒され且つ塩素含有プラスチックが溶融されない温度にした後、前記溶融造粒装置内へ冷却用流体を導入して冷却し、前記溶融造粒装置から排出された混合プラスチックを粒状物と非粒状物に分離することを特徴とする混合廃プラスチックの分離方法。
  4. 塩素含有プラスチックがポリ塩化ビニール及び/又はポリ塩化ビニリデンであることを特徴とする請求項3に記載の混合廃プラスチックの分離方法。
  5. 溶融造粒装置から排出された混合プラスチックを、形状差によって分離する乾式分離装置へ導入し、粒状物と非粒状物に分離することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の混合廃プラスチックの分離方法。
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