JP2004259099A - 小ロットブランド酒類の受発注システム - Google Patents

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Abstract

【課題】地ビールのように小ロットしか生産されず、多種多様であり消費者の選択の幅が広い小ロットブランドの酒類であっても、生産者によって生産された酒類が消費者の手元に渡るまでの期間を短縮することができ、新鮮な酒類を消費者に提供することができるようにする。
【解決手段】消費者の消費者端末12と、該消費者端末12からアクセスして酒類を注文するためのサイトが開設される受発注サーバ14と、前記酒類を製造する工場に配設され、前記消費者が注文した酒類の製造出荷指令を前記受発注サーバ14から受信する工場端末15とを有し、前記消費者が、前記サイトにアクセスし、複数の酒類の中から所望の酒類を選択して注文すると、前記受発注サーバ14は、注文された酒類を製造する工場を選択して、該工場の工場端末15に前記消費者が注文した酒類の製造出荷指令を送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小ロットブランド酒類の受発注システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビール、発泡酒等の酒類を販売する場合、生産者によって生産された酒類は、一般に、まず、中間販売店である問屋に販売され、次いで、該問屋から小売店に販売され、最後に該小売店から飲食店、個人消費者等の消費者に販売されるようになっている。このような従来の販売システムにおいては、前記生産者によって生産された酒類が消費者の手元に渡るまでに相当の期間が経過してしまう。特に、前記酒類がビールや発泡酒である場合、鮮度を保つ必要があるので、生産から消費までの期間をできるだけ短縮することが望まれるにも関わらず、前記従来の販売システムでは、問屋や小売店において酒類が滞留してしまい、生産から消費までの期間を十分に短縮することができなかった。
【0003】
そこで、酒類を生産者から消費者に直送するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この場合、消費者が酒類のギフト券を使用して、生産者に注文し、生産者は酒類のギフト券を受領すると、受領したギフト券に応じて酒類を製造し、製造された該酒類は、生産者から消費者に直送されるようになっている。これにより、前記生産者によって生産された酒類が消費者の手元に渡るまでの期間を大幅に短縮することができ、新鮮な酒類を消費者に提供することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−215728号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のシステムにおいては、小ロットしか生産されないブランドの酒類の販売に適用することができないという問題があった。近年、消費者の嗜(し)好が多様化し、地ビールのように特定の地域においてのみ製造販売されている酒類の需要が増加している。また、大手の生産者であっても、それぞれに特徴を備えた多種類のブランドの酒類を生産して、消費者の嗜好の多様化に対応するようになっている。その結果、多種類のブランドの酒類が市場に出回り、消費者の選択の幅が広くなっているが、各小売店がそれぞれの店頭又は倉庫等に消費者が十分に選択することができる程に多くの種類の酒類を常備しておくことは困難である。また、前記小売店が在庫のない酒類の注文を受け付けた場合は、該注文を受け付けた後で、前記酒類を問屋等から取り寄せることになるので、前記消費者に配達するまでに、時間がかかり過ぎてしまう。
【0006】
そして、小ロットしか生産されないブランドの酒類の場合、消費者は所望のブランドの酒類を取り扱う小売店を見つけ出すことが困難である。また、生産者にとっても、小ロットしか生産されないブランドの酒類に対して多額の宣伝費をかけることができず、消費者に認知させることができないという問題がある。
【0007】
本発明は、前記従来のシステムの問題点を解決して、地ビールのように小ロットしか生産されず、多種多様であり消費者の選択の幅が広い小ロットブランドの酒類であっても、生産者によって生産された酒類が消費者の手元に渡るまでの期間を短縮することができ、新鮮な酒類を消費者に提供することができる小ロットブランド酒類の受発注システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の小ロットブランド酒類の受発注システムにおいては、消費者の消費者端末と、該消費者端末からアクセスして酒類を注文するためのサイトが開設される受発注サーバと、前記酒類を製造する工場に配設され、前記消費者が注文した酒類の製造出荷指令を前記受発注サーバから受信する工場端末とを有し、前記消費者が、前記サイトにアクセスし、複数の酒類の中から所望の酒類を選択して注文すると、前記受発注サーバは、注文された酒類を製造する工場を選択して、該工場の工場端末に前記消費者が注文した酒類の製造出荷指令を送信する。
【0009】
本発明の他の小ロットブランド酒類の受発注システムにおいては、さらに、前記酒類を工場から消費者に配送する配送センタに配設された配送センタ端末を有し、前記受発注サーバは、前記消費者が注文した酒類を指定された配送日時に指定された配送場所へ配送する配送指令を前記配送センタ端末に送信する。
【0010】
本発明の更に他の小ロットブランド酒類の受発注システムにおいては、さらに、前記工場は、前記工場端末が前記製造出荷指令を受信した後、前記消費者が注文した酒類を製造する。
【0011】
本発明の更に他の小ロットブランド酒類の受発注システムにおいては、さらに、前記配送センタは、冷却又は冷蔵した状態で前記消費者が注文した酒類を配送する。
【0012】
本発明の更に他の小ロットブランド酒類の受発注システムにおいては、さらに、前記消費者端末は、移動通信機器である。
【0013】
本発明の更に他の小ロットブランド酒類の受発注システムにおいては、さらに、前記酒類は、ビール、発泡酒、その他の低アルコール飲料である。
【0014】
本発明の更に他の小ロットブランド酒類の受発注システムにおいては、さらに、前記酒類は、地ビール、その他の小ロットブランド酒類である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】
図1は本発明の実施の形態における小ロットブランド酒類の受発注システムの基本概念図である。
【0017】
図において、10は本実施の形態における小ロットブランド酒類の受発注システム、11はネットワーク、12は有線又は無線の公衆回線網又は専用回線網を介して、直接に又は他のネットワークを経由して間接に、前記ネットワーク11に通信可能に接続された消費者端末である。
【0018】
ここで、前記小ロットブランド酒類の受発注システム10において販売される酒類は、例えば、ビールや発泡酒のような低アルコール飲料であるが、ワイン、日本酒、焼酎、その他のアルコール飲料等いかなる酒類であってもよい。また、本実施の形態において、前記酒類は、地ビールのように一品種当たりの生産量が比較的少ない小ロットブランドのものであるが、一品種当たりの生産量が多いものであってもよい。なお、小ロットブランドの酒類は、通常、地ビールのように小規模の生産者によって生産されるが、季節限定銘柄やプレミアムブランドのように大規模の生産者によって生産されるものも含まれる。
【0019】
そして、前記ネットワーク11は、例えば、インターネットであるが、LAN(Lokal Area Network)、WAN(Wide Area Network)、イントラネット、電話回線網、専用通信回線網、携帯電話回線網、VPN(Virtual Private Network)等、いかなる種類の有線又は無線のネットワークであってもよいし、複数種類のネットワークを組み合わせたものであってもよい。
【0020】
また、前記消費者端末12は、消費者の家庭、職場等に配設され、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えた一種のコンピュータであり、例えば、パーソナルコンピュータであるが、固定電話機、インターネット接続端末、テレビ電話、ゲーム機等のいかなる形態のものであってもよく、前記ネットワーク11に通信可能に接続して双方向の情報交換が可能な機器であればよい。なお、前記消費者端末12は、音声通話機能のみを有する従来型の電話機であってもよい。さらに、前記消費者端末12は、前記消費者が使用するものであればよく、消費者が、それぞれ、所有するものであっても、リース、レンタル等の形態で貸与されたものであっても、無料で借りたものであってもよい。なお、消費者端末の数は、実際には複数であるが、本実施の形態においては、消費者端末12によってすべての消費者端末を代表する。
【0021】
なお、本実施の形態において、前記消費者は、自分で酒類を飲用する個人消費者だけでなく、ビアホール、レストラン等の飲食店のように、顧客に対してその場で飲用するための酒類を提供する飲食施設であってもよいし、更に、多品種少量プレミアム品種を扱う小売店であってもよい。
【0022】
次に、13は有線又は無線の公衆通信回線網又は専用通信回線網を介して、直接に又は他のネットワークを経由して間接に、前記ネットワーク11に通信可能に接続された消費者端末としての消費者携帯端末であり、消費者が携帯するものである。
【0023】
そして、前記消費者携帯端末13は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えた携帯性に優れた移動通信機器であり、例えば、携帯電話機であるが、ウェアラブルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、携帯インターネット接続端末、電子手帳、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯ゲーム機等のいかなる形態のものであってもよく、携帯可能で前記ネットワーク11に通信可能に接続して双方向の情報交換が可能な機器であればよい。なお、本実施の形態においては、前記消費者携帯端末13が音声通信機能を有する携帯電話機である場合について説明する。また、前記消費者は、必ずしも消費者端末12及び消費者携帯端末13の両方を使用する必要はなく、いずれか一方を使用するだけであってもよい。
【0024】
次に、14は、公衆通信回線網又は専用通信回線網を介して、直接に又は他のネットワークやゲートウェイ、ファイアウォール等を経由して間接に、前記ネットワーク11に通信可能に接続された受発注サーバであり、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えたコンピュータとしてのサーバである。なお、前記受発注サーバ14は、独立して構成された単独のサーバであってもよいし、複数のサーバを有機的に結合した分散型サーバであってもよいし、大型のコンピュータの一部であってもよいし、大型のコンピュータに構築された複数のシステムの一つであってもよい。
【0025】
そして、前記受発注サーバ14は、小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者によって運営され、前記小ロットブランド酒類の受発注システム10において販売される酒類の名称、生産地、生産者、価格等の情報等が掲示された情報源である受発注サイト14aが開設される。この場合、該受発注サイト14aは、消費者端末12又は消費者携帯端末13からアクセスして酒類を注文するためのサイトであり、単一のブランドを有する仮想のビール生産者として機能する。なお、前記小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者は、個人、企業、団体等のいかなる者であってもよく、例えば、酒類の生産者であるが、酒類の販売業者であってもよいし、前記生産者や販売業者の委託を受けた者であってもよい。
【0026】
ここで、前記消費者は、前記消費者端末12又は消費者携帯端末13を操作し、ネットワーク11を経由して前記受発注サイト14aにアクセスすることによって、小ロットブランド酒類の購入を申し込むことができるようになっている。なお、前記受発注サイト14aへのアクセスは、無料であっても、有料であっても、一部有料であってもよく、また、不特定多数の者がアクセス可能なものであってもよいが、酒類の購入の申し込みは、あらかじめ前記小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者と契約を締結して登録した会員だけに限定することが望ましい。これは、前記小ロットブランド酒類の代金を確実に回収することができるように、会員制販売とすることが適切であると考えられるからである。
【0027】
この場合、前記消費者は、前記消費者端末12又は消費者携帯端末13を操作し、前記受発注サイト14aにアクセスし、住所、氏名、電話番号、電子メールアドレス等の個人情報を入力して会員登録を行い、会員番号、ニックネーム等の識別情報を取得する。すなわち、前記消費者はあらかじめ小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者と契約を締結しておく。そして、前記識別情報を入力することで、酒類の購入を申し込む手続を行うことができる。
【0028】
ここで、前記消費者が酒類を注文する場合、酒類の名称、生産地、生産者、数量、配送場所、配送日時等を指定するようになっている。なお、酒類を注文する場合、前記消費者が識別情報を入力すると、例えば、酒類を選択するためのページが表示されるようになっている。該ページにおいては、酒類のリストが掲載され、該リストに含まれる酒類の名称にカーソルやポインタを当ててクリックすることによって、所望の酒類が選択されるようになっている。なお、前記リストには、酒類の名称だけでなく、価格、内容量、特徴等の酒類に関するデータも含まれることが望ましい。また、酒類に関するデータの量が多い場合には、酒類の名称にカーソルやポインタを当てることによって、前記データを表示するための補助的なウィンドウが表示されるようにすることもできる。なお、前記消費者は、酒類の名称、生産地、生産者等に代えて、種類、味、価格帯等の条件を指定することもできる。この場合、受発注サーバ14が指定された条件に基づいて、該当する酒類を自動的に選択する。
【0029】
さらに、酒類の容器表面の模様やラベルを消費者が自分でデザインしてオリジナルブランドを作ることもできる。この場合、消費者が自分でデザインした模様やラベルは、電子メールで前記受発注サイト14aに送付するようにしてもよいし、郵便等によって小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者に送付するようにしてもよい。
【0030】
次に、15は有線又は無線の公衆通信回線網又は専用通信回線網を介して、直接に又は他のネットワークを経由して間接に、前記ネットワーク11に通信可能に接続された工場端末であり、前記小ロットブランド酒類を製造する工場に配設される。なお、前記工場は、実際には複数であり、したがって、工場端末の数も、実際には複数であるが、本実施の形態においては、工場端末15によってすべての工場端末を代表する。そして、前記工場端末15は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えたコンピュータであり、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、ワークステーションであるが、電子手帳、携帯電話機、インターネット接続端末、PDA、テレビ電話、ゲーム機等のいかなる形態のものであってもよく、前記ネットワーク11に通信可能に接続して双方向の情報交換が可能な機器であればよい。さらに、前記工場端末15は、工場において使用するものであればよく、工場が所有するものであっても、リース、レンタル等の形態で貸与されたものであっても、無料で借りたものであってもよい。
【0031】
ここで、前記工場は、例えば、小規模の生産者が運営する地ビールの製造工場であるが、大規模の生産者が運営する小ロットブランドの酒類の製造工場であってよいし、大規模な製造工場の一部であってもよい。本実施の形態においては、それぞれの工場が別々の種類の酒類を製造するものとする。そのため、前記受発注サーバ14は、消費者が注文した酒類の製造出荷指令を該酒類の種類に応じて、対応する工場に割り振って送信する。すなわち、前記受発注サーバ14は、酒類の注文を受け付けると、酒類の名称、生産地、生産者等に基づいて、該当する酒類を製造する工場を選択し、該工場の工場端末15に酒類の製造出荷指令を送信する。なお、該製造出荷指令には、数量、出荷日時等が含まれる。
【0032】
そして、前記工場端末15は、受発注サーバ14から消費者が注文した酒類の製造出荷指令を受信すると、図示されない工場内の製造システムに前記酒類の製造指令を送信して、前記酒類を製造させる。ここで、酒類が瓶(びん)、樽(たる)等の容器に充填(てん)されたビール、発泡酒、その他の低アルコール飲料である場合、前記容器にビール、発泡酒、その他の低アルコール飲料を充填することによって酒類が製造される。また、前記使用済みの容器は工場において、洗浄される。なお、前記工場における前記酒類の製造及び発送は、注文された酒類を配送場所に配送日時に配送する製品配送工程の一環であり、使用済みの容器の受け入れ、洗浄等は使用済みの容器を回収する容器回収工程の一環である。
【0033】
次に、16は有線又は無線の公衆通信回線網又は専用通信回線網を介して、直接に又は他のネットワークを経由して間接に、前記ネットワーク11に通信可能に接続された配送センタ端末であり、各配送センタに配設される。
【0034】
そして、前記配送センタ端末16は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えたコンピュータであり、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、ワークステーションであるが、電子手帳、携帯電話機、インターネット接続端末、PDA、テレビ電話、ゲーム機等のいかなる形態のものであってもよく、前記ネットワーク11に通信可能に接続して双方向の情報交換が可能な機器であればよい。さらに、前記配送センタ端末16は、配送センタにおいて使用するものであればよく、該配送センタが、それぞれ、所有するものであっても、リース、レンタル等の形態で貸与されたものであっても、無料で借りたものであってもよい。なお、配送センタ端末の数は、実際には複数であるが、本実施の形態においては、配送センタ端末16によってすべての配送センタ端末を代表する。
【0035】
ここで、前記配送センタは、酒類の配送、使用済みの容器の回収等を行う物流センタであり、宅配便等を取り扱う運送業者によって運営されている。そして、前記工場において製造された酒類は、前記配送センタに所属するトラック等の運送車両によって、指定された配送日時に指定された配送場所へ配送される。なお、前記運送車両は、前記酒類の鮮度を保つために、チルド冷却等の冷却又は冷蔵機能を備えたものであることが望ましい。なお、前記配送センタを運営する運送業者は、小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者とあらかじめ契約を締結し、受発注サーバ14からの配送指令に従って、工場で製造された酒類の配送し、使用済みの容器の回収等を行う。
【0036】
そして、前記配送センタ端末16は、受発注サーバ14からの配送指令を受信すると、所定の運送車両を選択して、前記配送指令を転送する。なお、該配送指令には、該当する工場名、数量、出荷日時、配送場所、配送日時、使用済みの容器の回収日時等が含まれる。
【0037】
次に、17は、公衆通信回線網又は専用通信回線網を介して、直接に又は他のネットワークやゲートウェイ、ファイアウォール等を経由して間接に、前記ネットワーク11に通信可能に接続されたファクタリングサービスサーバであり、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えたコンピュータとしてのサーバである。なお、前記ファクタリングサービスサーバ17は、独立して構成された単独のサーバであってもよいし、複数のサーバを有機的に結合した分散型サーバであってもよいし、大型のコンピュータの一部であってもよいし、大型のコンピュータに構築された複数のシステムの一つであってもよい。
【0038】
そして、前記ファクタリングサービスサーバ17は、売掛債権ファクタリングのサービスを提供するファクタリングサービス事業者によって運営される。この場合、前記ファクタリングサービス事業者は、小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者とあらかじめ契約を締結し、該小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者の売掛債権の譲渡を受け、譲渡代金を小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者に支払うようになっている。なお、本発明の実施の形態において、前記譲渡代金は小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者の口座に振り込まれる。これにより、小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者は、消費者から受注した酒類の代金を回収することができる。また、前記ファクタリングサービス事業者は、譲渡を受けた売掛債権に基づいて、前記消費者から酒類の代金を回収する。
【0039】
次に、18は、公衆通信回線網又は専用通信回線網を介して、直接に又は他のネットワークやゲートウェイ、ファイアウォール等を経由して間接に、前記ネットワーク11に通信可能に接続された決済サービスサーバであり、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えたコンピュータとしてのサーバである。なお、前記決済サービスサーバ18は、独立して構成された単独のサーバであってもよいし、複数のサーバを有機的に結合した分散型サーバであってもよいし、大型のコンピュータの一部であってもよいし、大型のコンピュータに構築された複数のシステムの一つであってもよい。
【0040】
そして、前記決済サービスサーバ18は、銀行、信用金庫等の金融機関によって運営され、該金融機関に開設された口座を利用して代金決済の手続を実行する。本発明の実施の形態において、前記決済サービスサーバ18は、小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者の口座から、工場を運営する酒類の生産者の口座に仕入費用として、製造出荷指令を送信した酒類の代金を振り込み、配送センタを運営する運送業者の口座に配送費用として、配送指令を送信した酒類の運送代金を振り込むようになっている。
【0041】
ここで、前記小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者の口座と酒類の生産者の口座及び運送業者の口座とは、同一の金融機関に開設されていてもよいし、異なる金融機関に開設されていてもよい。また、前記決済サービスサーバ18は、金融機関において勘定系の処理を実行するホストコンピュータから切り離されていることが望ましい。さらに、前記決済サービスサーバ18は、金融機関と契約を締結して電子決済等のサービスを提供する者、クレジットカード等のカードを運営する者、信販会社を運営する者等によって運営されるものであってもよい。
【0042】
次に、本実施の形態における小ロットブランド酒類の受発注システムの動作について説明する。
【0043】
図2は本実施の形態における小ロットブランド酒類の受発注システムの動作を示す概念図である。ここで、図2において実線の矢印は物品の流れ、すなわち、物流を、一点鎖線の矢印は金銭の流れ、すなわち、商流を、破線の矢印は情報の流れ、すなわち、情報を、それぞれ、示している。
【0044】
なお、前述されたように、本実施の形態における小ロットブランド酒類の受発注システム10における酒類は、いかなるものであってもよいが、ここでは、ビール、発泡酒、その他の低アルコール飲料である場合について説明する。
【0045】
まず、消費者は、消費者端末12を操作して、受発注サーバ14に開設された受発注サイト14aにアクセスして、低アルコール飲料を発注する。なお、消費者携帯端末13を操作して、前記製造者サイト14aにアクセスすることもできる。この場合、前記消費者は受発注サイト14aの会員としてあらかじめ登録されているものとし、会員番号、ニックネーム等の識別情報を入力する。続いて、前記消費者は、所望の他の低アルコール飲料の名称、数量、配送場所、配送日時等を入力する(矢印1)。このように、消費者は、ネットワーク11上に開設された単一のブランドを有する仮想の低アルコール飲料生産者としての受発注サイト14aにアクセスすることによって、小規模の生産者が運営する低アルコール飲料の製造工場等から成る多数の工場において製造される低アルコール飲料を選択することができる。
【0046】
なお、前記消費者は、低アルコール飲料の名称に代えて、種類、味、価格帯等の条件を指定することもできる。この場合、受発注サーバ14が指定された条件に基づいて、該当する低アルコール飲料を自動的に選択する。また、前記消費者は、時間帯とは無関係に、すなわち、24時間前記受発注サイト14aにアクセスして、低アルコール飲料を発注することができる。
【0047】
そして、所望の低アルコール飲料の名称、種類、数量、配送場所、配送日時等の事項がすべて選択されると、選択された該事項を確認するための注文内容確認ページが消費者端末12又は消費者携帯端末13の表示手段に表示される。前記注文内容確認ページには、前記消費者が選択した事項及び代金金額が掲載されるので、前記消費者は注文内容を確認することができる。そして、確定ボタンを選択すると、注文内容が確定される。
【0048】
続いて、受発注サーバ14は、消費者が選択した低アルコール飲料を製造する工場の工場端末15に対して、受注した前記低アルコール飲料の製造出荷指令を送信する(矢印2)。なお、該製造出荷指令には、数量、出荷日時等が含まれる。ここで、前記低アルコール飲料は、できる限り鮮度が高いことが望まれるので、受注生産であることが望ましい。そのため、工場端末15は、受発注サーバ14から消費者が注文した製造出荷指令を受信すると、工場内の製造システムに製造指令を送信して、前記低アルコール飲料酒類を製造させる。これにより、消費者が選択した低アルコール飲料が、該低アルコール飲料を製造する工場において所定の数量だけ製造される。この場合、瓶、樽等の容器に低アルコール飲料を充填することによって酒類が製造される。なお、製造のタイミングは、出荷日時に基づいて決定される。このように、低アルコール飲料は、工場において、受注した後、出荷日時の直前に製造されるので鮮度を高くすることができる。
【0049】
続いて、受発注サーバ14は、配送センタ端末16に対して、前記工場において製造された低アルコール飲料の配送指令を送信する(矢印3)。なお、該配送指令には、該当する工場名、数量、出荷日時、配送場所、配送日時、使用済みの容器の回収日時等が含まれる。そして、前記配送センタ端末16は、所定の運送車両を選択して、前記配送指令を転送する。この場合、前記低アルコール飲料は、できる限り鮮度が高いことが望まれるので、前記運送車両はチルド冷却等の冷却又は冷蔵機能を備えたものであることが望ましい。そして、前記運送車両は、前記出荷日時に合わせて前記工場に出向き、製造された低アルコール飲料を積み込んで、前記配送場所へ配送日時に合わせて配送する(矢印4)。これにより、前記消費者は、自分が注文した低アルコール飲料を、注文した数量だけ、希望した配送日時に受け取ることがきる。この場合、前記工場から配送場所までの配送に要する時間が1〜2日程度なので、前記消費者は、鮮度の高い低アルコール飲料を受け取ることができる。
【0050】
また、前記運送車両は、配送指令に含まれる回収日時になると、前記消費者の手元から使用済み容器を回収して、前記工場に返送する(矢印5)。そして、前記使用済み容器は、工場において洗浄され、再使用される。なお、前記使用済み容器が使い捨て容器である場合には、前記工場又は再処理工場において、資源として再利用するための再処理が行われる。また、回収日時が配送指令に含まれていない場合には、受発注サーバ14が配送センタ端末16に対して、使用済み容器を回収指令を必要に応じて送信するようにしてもよい。
【0051】
なお、前記低アルコール飲料が充填された容器には、バーコード、ICタグ等が付与されることが望ましい。これにより、工場における出荷から消費者に届けられるまでの全行程における前記低アルコール飲料の状態をリアルタイムでトレースし、把握することができる。また、前記低アルコール飲料の状態は、配送センタ端末16等から受発注サーバ14に送信され、受発注サイト14aにアクセスすることによって、リアルタイムで取得することができるようになっていることが望ましい。これにより、前記消費者は、消費者端末12を操作して前記受発注サイト14aにアクセスすることによって、自分が注文した低アルコール飲料を必要に応じて把握することができるので、不安を感じることがない。また、小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者も、受注した低アルコール飲料の状態を常時トレースして把握することができ、管理効率を向上させることができる。さらに、使用済み容器の状態も把握することができ、環境問題に適切に対処することができる。
【0052】
一方、受発注サーバ14は、ファクタリングサービスサーバ17に対して、受注した低アルコール飲料の売掛債権情報を送信する(矢印6)。該売掛債権情報には、前記消費者の住所、氏名、電話番号、電子メールアドレス等の個人情報、前記消費者が発注した低アルコール飲料の名称、種類、数量、配送場所、配送日時等の注文内容等が含まれる。なお、前記売掛債権情報は、低アルコール飲料の注文を受注する度にファクタリングサービスサーバ17に対して送信されるようにしてもよいし、例えば、週に一度、月に一度等のように所定期間毎にファクタリングサービスサーバ17に対して送信されるようにしてもよい。
【0053】
そして、前記ファクタリングサービスサーバ17は、前記受発注サーバ14から売掛債権情報を受信して、前記低アルコール飲料の売掛債権の譲渡を受けると、決済サービスサーバ18に対して、前記売掛債権の譲渡代金を小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者の口座に振り込む旨の振込指令を送信する。これにより、前記売掛債権の譲渡代金がファクタリングサービス事業者の口座から小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者の口座に振り込まれる(矢印7)。そのため、前記小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者は、受注した低アルコール飲料の代金を容易に、確実に、かつ、迅速に回収することができる。
【0054】
一方、ファクタリングサービス事業者は、ファクタリングサービスサーバ17が受発注サーバ14から受注した売掛債権情報に基づいて、前記消費者に対して低アルコール飲料の代金を請求する(矢印8)。そして、前記消費者は、ファクタリングサービス事業者の口座に振り込むことによって、前記低アルコール飲料の代金を精算する(矢印9)。
【0055】
また、受発注サーバ14は、決済サービスサーバ18に対して、前記低アルコール飲料の製造代金を工場を運営する生産者の口座に振り込む旨の振込指令を送信する(矢印10)。これにより、前記低アルコール飲料の製造代金が小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者の口座から生産者の口座に振り込まれる(矢印11)。
【0056】
このように、本実施の形態においては、受発注サイト14aが単一のブランドを有する仮想の生産者として機能するので、消費者は、消費者端末12又は消費者携帯端末13を操作し、インターネットのようなネットワーク11を経由して前記受発注サイト14aにアクセスすることによって、複数種類の地ビールのような小ロットブランド酒類の購入を申し込むことができる。これにより、前記消費者は、単一のブランドの下に構築された仮想の生産者に発注することによって、多数の小規模の生産者が運営する製造工場で製造される多種類の地ビール等の酒類の中から所望の酒類を容易に選択することができる。そして、小ロットブランド酒類の受発注サービス事業者は、自分の設備を有することなく、複数のブランドの酒類を小ロットずつ低いコストで生産することができる。なお、消費者のオリジナルブランドの酒類を生産することもできる。さらに、オリジナルのレシピに基づいて、各工場に対して製造方法を指示し、製造に関する情報を各工場間で共有することもできる。
【0057】
また、仮想の生産者が受注した酒類は、いわゆる、ジャストインタイムで製造されて配送されるので、前記消費者は、鮮度の高い酒類を受け取ることができる。そのため、前記酒類がビールや発泡酒のように、鮮度を保つ必要があるものであっても、新鮮な酒類を消費者に提供することができる。また、配送のための運送車両がチルド冷却等の冷却又は冷蔵機能を備えたものである場合には、より鮮度が高い状態で酒類を消費者に提供することができる。
【0058】
さらに、消費者はオリジナルブランドを作ることもできるので、前記消費者が例えば、飲食店である場合、店のオリジナルブランドビールのような独特の酒類を顧客に対して提供することができる。
【0059】
さらに、前記消費者は、時間帯とは無関係に、すなわち、24時間前記受発注サイト14aにアクセスして、酒類を発注することができる。
【0060】
さらに、酒類が充填された容器には、バーコード、ICタグ等が付与された場合には、受注した酒類の状態を常時トレースして把握することができるので、管理効率が向上し、不測の事態にも適切に対処することができる。
【0061】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0062】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、小ロットブランド酒類の受発注システムにおいては、消費者の消費者端末と、該消費者端末からアクセスして酒類を注文するためのサイトが開設される受発注サーバと、前記酒類を製造する工場に配設され、前記消費者が注文した酒類の製造出荷指令を前記受発注サーバから受信する工場端末とを有し、前記消費者が、前記サイトにアクセスし、複数の酒類の中から所望の酒類を選択して注文すると、前記受発注サーバは、注文された酒類を製造する工場を選択して、該工場の工場端末に前記消費者が注文した酒類の製造出荷指令を送信する。
【0063】
この場合、消費者は、単一のブランドの下に構築された仮想の生産者として機能する前記サイトにアクセスすることによって、多種多様であり選択の幅が広い小ロットブランドの酒類であっても、注文することができる。また、工場で製造された酒類を新鮮な状態で消費者に提供することができる。
【0064】
本発明の他の小ロットブランド酒類の受発注システムにおいては、さらに、前記酒類を工場から消費者に配送する配送センタに配設された配送センタ端末を有し、前記受発注サーバは、前記消費者が注文した酒類を指定された配送日時に指定された配送場所へ配送する配送指令を前記配送センタ端末に送信する。
【0065】
この場合、酒類は、いわゆる、ジャストインタイムで配送されるので、前記消費者は、鮮度の高い酒類を受け取ることができる。
【0066】
本発明の更に他の小ロットブランド酒類の受発注システムにおいては、さらに、前記工場は、前記工場端末が前記製造出荷指令を受信した後、前記消費者が注文した酒類を製造する。
【0067】
この場合、注文を受けてから製造するので、鮮度の高い酒類を提供することができる。
【0068】
本発明の更に他の小ロットブランド酒類の受発注システムにおいては、さらに、前記配送センタは、冷却又は冷蔵した状態で前記消費者が注文した酒類を配送する。
【0069】
この場合、例えば、チルド冷却等の状態で配送されるので、鮮度の高い酒類を提供することができる。
【0070】
本発明の更に他の小ロットブランド酒類の受発注システムにおいては、さらに、前記消費者端末は、移動通信機器である。
【0071】
この場合、消費者は、携帯電話等の移動通信機器を操作して、前記サイトにアクセスすることができ、手軽に所望の酒類を注文することができる。
【0072】
本発明の更に他の小ロットブランド酒類の受発注システムにおいては、さらに、前記酒類は、ビール、発泡酒、その他の低アルコール飲料である。
【0073】
この場合、消費者は、多種多様であり、かつ、選択の幅が広いビールのような酒類を、豊富な品揃(ぞろ)えの中から容易に選択することができる。
【0074】
本発明の更に他の小ロットブランド酒類の受発注システムにおいては、さらに、前記酒類は、地ビール、その他の小ロットブランド酒類である。
【0075】
この場合、消費者は、地ビールのような小ロットブランドの酒類を、豊富な品揃えの中から容易に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における小ロットブランド酒類の受発注システムの基本概念図である。
【図2】本実施の形態における小ロットブランド酒類の受発注システムの動作を示す概念図である。
【符号の説明】
10 小ロットブランド酒類の受発注システム
12 消費者端末
13 消費者携帯端末
14 受発注サーバ
14a 受発注サイト
15 工場端末
16 配送センタ端末

Claims (7)

  1. (a)消費者の消費者端末と、
    (b)該消費者端末からアクセスして酒類を注文するためのサイトが開設される受発注サーバと、
    (c)前記酒類を製造する工場に配設され、前記消費者が注文した酒類の製造出荷指令を前記受発注サーバから受信する工場端末とを有し、
    (d)前記消費者が、前記サイトにアクセスし、複数の酒類の中から所望の酒類を選択して注文すると、
    (e)前記受発注サーバは、注文された酒類を製造する工場を選択して、該工場の工場端末に前記消費者が注文した酒類の製造出荷指令を送信することを特徴とする小ロットブランド酒類の受発注システム。
  2. (a)前記酒類を工場から消費者に配送する配送センタに配設された配送センタ端末を有し、
    (b)前記受発注サーバは、前記消費者が注文した酒類を指定された配送日時に指定された配送場所へ配送する配送指令を前記配送センタ端末に送信する請求項1に記載の小ロットブランド酒類の受発注システム。
  3. 前記工場は、前記工場端末が前記製造出荷指令を受信した後、前記消費者が注文した酒類を製造する請求項1又は2に記載の小ロットブランド酒類の受発注システム。
  4. 前記配送センタは、冷却又は冷蔵した状態で前記消費者が注文した酒類を配送する請求項1〜3のいずれか1項に記載の小ロットブランド酒類の受発注システム。
  5. 前記消費者端末は、移動通信機器である請求項1〜4のいずれか1項に記載の小ロットブランド酒類の受発注システム。
  6. 前記酒類は、ビール、発泡酒、その他の低アルコール飲料である請求項1〜5のいずれか1項に記載の小ロットブランド酒類の受発注システム。
  7. 前記酒類は、地ビール、その他の小ロットブランド酒類である請求項1〜6のいずれか1項に記載の小ロットブランド酒類の受発注システム。
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